JP5990132B2 - 基地局装置、基地局のスリープ制御方法、及びプログラム - Google Patents

基地局装置、基地局のスリープ制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、アクティブ状態とスリープ状態との間で移行しながら無線チャネルを介して端末局との通信を行う基地局のスリープ制御技術に関する。
近年、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.) 802.11規格に準拠した無線LAN(Local Area Network)通信機能を搭載する端末局が普及している。例えば、ノートパソコン、携帯電話、ゲーム機器等の端末局に無線LAN通信機能が搭載されている。これら端末局は、無線LANの基地局装置を介してインターネットにアクセスできる。
電池で駆動される端末局に適した省電力モードが標準規格として規定されている(例えば、非特許文献1参照)。省電力モードでは、端末局は、送信のデータフレームが発生しない場合、基地局装置に対して自らがスリープ状態に移行することを通知する。スリープ状態に移行する端末局は、内部回路の一部を休止させる。これにより、端末局は、消費電力を節減することが可能となる。また、端末局は、一定周期でスリープ状態からフレームを送受信可能なアウェイク状態に移行し、基地局装置からビーコンを受信する。
ビーコンには、端末局宛のデータフレームの有無に関する情報が含まれている。そのため、端末局は、ビーコンを受信することにより、自局宛てのデータフレームの有無を判断できる。端末局は、自局宛てのデータフレームが存在する場合には、基地局装置にPower Save Poll(PS−Poll)を送信し、基地局装置との通信が終了するまでアウェイク状態を維持する。端末局は、自局宛てのデータフレームが存在しない場合には、再びスリープ状態に戻り消費電力の低減を図る。
このように端末局の省電力化モードは標準規格で規定されているのに対し、基地局装置の省電力化モードは標準規格では規定されていない。しかし、近年、電池により駆動できる可搬型無線LAN基地局装置が普及しつつある。可搬型無線LAN基地局装置は、長距離通信が可能な3G(3rd Generation)またはWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)システムの通信機能も備えている。そのため、端末局は、可搬型無線LAN基地局装置を中継局として使用し、インターネットにアクセスできる。電源ケーブルと接続していないとき、可搬型無線LAN基地局装置では、通信可能な時間が電池の蓄電残量により限られる。そのため、可搬型無線LAN基地局装置の通信可能時間を延長させる省電力化方法が求められている。
従来、基地局装置の省電力化を図るためのスリープ制御方式が提案されている(例えば、非特許文献2参照)。このスリープ制御方式の特徴は、基地局装置が、スリープモードに移行する前にCTS-to-self等の制御フレームによって送信禁止期間を端末局に設定しないことである。上記のスリープ制御方式では、基地局装置がスリープモードになっている期間内に、端末局が基地局装置に対してデータフレームを送信することがある。ただし、基地局装置がスリープモードになっている期間内は、そのデータフレームは受信されず、基地局装置が確認応答のACK(ACKnowledgement)信号を端末局に送信することはない。このような場合、端末局においてACK信号を受信できないため、データフレームの送信は失敗と判断され、データフレームが再送される。端末局は、ACK信号を受信するまで、またはデータフレームの再送回数が上限値に達するまで、同一のデータフレームを繰り返し再送する。端末局による再送回数が上限値に達した場合、そのデータフレームは廃棄され、フレームロスが発生する。上記のスリープ制御方式では、このようなフレームロスの発生を防ぐために、基地局装置は、一定の周期で無線チャネルの状態をキャリアセンスによって監視する。基地局装置は、キャリアセンスの検出結果に応じて、スリープ制御を継続するか否かを判定する。
図9は、上記従来のスリープ制御方式における基地局装置の動作概要を示す図である。基地局装置は、TIMER(1)期間1101内において、無線チャネルの状態を検出する。TIMER(1)期間1101において、無線チャネルにて端末局との通信が発生せず、アイドル状態が続くと、基地局装置はスリープモードに移行する。スリープモードのスリープ期間1102内においては、基地局装置は一部の回路を休止させる。この休止期間内には、基地局装置は、端末局との通信が不可能となる。スリープ期間1102の経過後、基地局装置は、休止させた回路の電源を復旧して、キャリアセンス1103aによって無線チャネルの状態を検出する。キャリアセンス1103aにおいて、無線チャネルにて端末局との通信が発生せず、アイドル状態が続くと、基地局装置はスリープモードを継続する。基地局装置のスリープ期間中に、端末局が基地局装置にデータフレームを送信した場合、そのデータフレームの送信は失敗となる。前述のように、端末局は、データフレームの送信に失敗しても、再送回数の上限値に達するまでデータフレームを再送する。
図9に示したスリープ制御方式のパラメータ設定方法を説明する。例えば、図9におけるTIMER(1)期間1101を、DIFS+(CWmin+1)×スロットタイムとして設定する。DIFS(Distributed Inter Frame Space)とは、搬送波の有無を認識する際に、ビジー状態のチャネルから信号電力が検出されなくなり、アイドル状態に変化したと判断されるまでの時間間隔である。CWminは、コンテンションウインドウサイズの最小値である。802.11a規格(例えば、非特許文献1参照)では、DIFSは34μs、CWminは15、スロットタイムは9μsであるため、802.11a規格を使用する基地局装置のTIMER(1)期間1101は178μsとなる。また、端末局との過去の通信履歴を記録して、スリープ期間を端末局のデータフレームの送信に要する期間より短く設定することが好ましい。キャリアセンス期間1103a、1103bは、802.11a規格のスロットタイム(例えば、非特許文献1参照)を基に例えば9μsに設定する。
図10は、上記従来のスリープ制御方式において、基地局装置がキャリアセンス内で端末局の信号を検出した場合の動作を示す図である。基地局装置は、スリープ期間1202b経過後のキャリアセンス1203bで無線チャネルから端末局の送信信号を検出したため(ビジー)、次のスリープ期間を開始せず、アクティブモードに復帰する。他方、端末局では、データフレーム1205aの送信を完了した後、ACK信号を受信する限度時間としてのACKTimeout期間を待機する。端末局は、ACKTimeout期間内にACK信号を受信できなかった場合、データフレームの再送を準備する。基地局装置は、キャリアセンス1203bで端末局の送信信号を検出してから、送信信号が終了して無線チャネルがアイドルになるまで待機する。基地局装置は、アクティブモードでTIMER(2)期間1204において端末局のデータフレーム再送1205bを受信してから、端末局にACK信号を応答する。その後、基地局装置は、図9に示した手順でスリープモードに移行するか否かを判断する。
図10に示したパラメータのうち、TIMER(1)期間1201、スリープ期間、キャリアセンス期間は、図9の場合と同様に設定する。TIMER(2)期間1204は、端末局のデータフレームの再送を受信できるように、ACKTimeout期間+DIFS+(CWmin+1)×2×スロットタイムとして設定する。ACKTimeout期間を60μsとする場合、図10におけるTIMER(2)期間1204は382μsとなる。図10に示したスリープ制御方式により、基地局装置は、スリープモードとアクティブモードとの間で状態を切り替えて省電力化を図りながら、端末局からのデータフレームを受信することが可能となる。
同様に、非特許文献2には、基地局装置をスリープモードとアクティブモードとの間で切り替えて省電力化を図るスリープ制御方式が開示されている。非特許文献2に記載のスリープ制御方式を用いる基地局装置は、スリープモードからアクティブモードに復帰した後に、端末局からデータフレームの再送を受信することにより、連続したフレーム送信の失敗に起因するフレームロスを防止している。
IEEE Standard 802.11, Wireless LAN medium access control (MAC) and Physical layer (PHY) specification, 12 June, 2007. 「無線LAN基地局装置における非予約型スリープ制御方式の検討」(黄、他),電子情報通信学会信学技報RCS2011-236
しかしながら、複数の端末局が基地局装置に接続し、端末局が干渉しあう環境下では、非特許文献2のようなスリープ制御方式ではフレームロスを防止できない。例えば、無線LANのCSMA/CAプロトコルによる干渉回避機能が動作せず、複数の端末局が互いに送信信号で干渉しあう隠れ端末環境では、データフレームは基地局装置において受信に失敗する確率が高くなる。こうした干渉が頻繁に起きると、基地局装置においてデータフレームを正確に受信できず、基地局装置の省電力化動作に起因して端末局におけるフレームロスが発生する確率が増大する。
図11は、データフレームを正確に受信できない場合の基地局装置の動作概要を示す図である。図11において、基地局は、キャリアセンスタイム1302aにおいて、無線チャネルから信号を検出したため、アクティブモードに復帰してTIMER(2)期間1303aにてデータフレームの再送を待ち受ける。しかし、端末局1と端末局2との間にデータフレームの送信干渉が起きていると、基地局は、データフレーム1303bまたはデータフレーム1304を受信できない。基地局は、TIMER(2)期間1303bにおいて無線チャネルから信号を検出しない場合、スリープモードに移行する。端末局1は、データフレーム1303cを送信するが、基地局がスリープモードで動作しているため、データフレーム1303cの送信は失敗となる。このような一連の動作により、スリープ制御方式を適用した基地局は、データフレームの受信に失敗する確率が高まり、ネットワーク内の通信遅延時間の増大が生じる。最終的には、フレームロスに起因するシステムスループット低下等の通信品質面における問題を招来する。
上記事情に鑑み、本発明は、複数の端末局と接続している場合に、スリープ制御によって基地局装置を省電力化したとしても、基地局装置の待ち受け時間を動的に設定してデータフレームの受信に失敗する確率を抑える基地局装置、基地局のスリープ制御方法、及びプログラムを提供することを目的としている。
本発明の一態様は、アクティブ状態とスリープ状態との間で移行しながら無線チャネルを介して端末局と通信するとともに、前記スリープ状態から前記アクティブ状態に移行した後の所定の待ち受け時間中に前記端末局からのデータフレームの受信がなければ、前記スリープ状態に移行する基地局装置において、前記待ち受け時間内に、前記無線チャネルがビジーになり、かつ、前記データフレームの受信に失敗した場合には、当該待ち受け時間の残り時間を延長する時間調整部を備える。
また、本発明の一態様においては、前記時間調整部は、前記待ち受け時間内に、前記端末局から再送されたデータフレームの受信に成功した場合には、当該待ち受け時間の残り時間を短縮する。
また、本発明の一態様においては、前記時間調整部は、前記待ち受け時間内に、前記端末局から再送されたデータフレームの受信に所定の回数以上成功した場合には、当該待ち受け時間の残り時間を短縮する。
また、本発明の一態様は、アクティブ状態とスリープ状態との間で移行しながら無線チャネルを介して端末局と通信するとともに、前記スリープ状態から前記アクティブ状態に移行した後の所定の待ち受け時間中に前記端末局からのデータフレームの受信がなければ、前記スリープ状態に移行する基地局のスリープ制御方法において、前記待ち受け時間内に、前記無線チャネルがビジーになり、かつ、前記データフレームの受信に失敗した場合には、当該待ち受け時間の残り時間を延長する時間調整段階を有する。
また、本発明の一態様は、コンピュータを、上記の基地局装置として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、複数の端末局と接続している場合に、スリープ制御によって基地局装置を省電力化したとしても、データフレームの受信に失敗する確率を抑えることができる。
本発明の一実施形態に係る基地局装置の構成を示すブロック図である。 通信履歴情報部に保存された通信情報のパラメータの一例を示す図である。 アクティブモードの基地局装置の動作を示すフローチャートである。 アクティブモードからスリープモードに移行した際の基地局装置の動作を示すフローチャートである。 スリープモードからアクティブモードに復帰した後の基地局装置の動作を示すフローチャートである。 802.11規格に準拠しているデータフレームのMACヘッダの構成例を示す図である。 アクティブモードに復帰した後に、データフレームの受信に失敗した場合の基地局装置の動作を示すフローチャートである。 基地局装置がデータの受信失敗の発生を回避する様子を示した図である。 従来のスリープ制御方式における基地局装置の動作概要を示す図である。 従来のスリープ制御方式において、基地局装置がキャリアセンス内で端末局の信号を検出した場合の動作を示す図である。 データフレームを正確に受信できない場合の基地局装置の動作概要を示す図である。
<1.基地局装置の構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る基地局装置30の構成を示すブロック図である。基地局装置30は、アクティブモードとスリープモードとを移行しながら、無線チャネルを介して端末局との通信を行う。基地局装置30は、アンテナ302と、送受信部303と、通信制御部304と、バッファ部305と、インタフェース部306と、スリープ制御管理部307と、通信履歴情報部308と、待受時間調整部309(時間調整部)とを備えている。
送受信部303は、無線チャネルを介した通信のための信号処理を行う。通信制御部304は、データフレームの送受信に関する全体動作を制御する。バッファ部305は、送受信の過程でデータフレームを一時的に蓄積する。インタフェース部306は、基地局装置30と外部ネットワークとの間でデータフレームの入出力を行う。スリープ制御管理部307は、基地局装置30がアクティブモードとスリープモードとの間で切り替えるために必要な制御を行う。通信履歴情報部308は、スリープ制御管理部307が制御を行うために必要な情報を格納する。待受時間調整部309は、スリープ制御管理部307と連携して、スリープモードからアクティブモードに移行した後に、端末局から送信されるデータフレームを待ち受ける待ち受け時間内のデータフレームの受信状態に応じて、待ち受け時間の長さを調整する。
スリープ制御管理部307は、送受信部303を介して、無線チャネルの使用状況に関する情報を取得する。所定期間内において、無線チャネルのアイドル状態が続いている場合、スリープ制御管理部307は、基地局装置30をアクティブモードからスリープモードに移行させる。スリープモードでは、基地局装置30は一部の回路を休止させて省電力化を図る。なお、上記の所定期間は、無線チャネルからのデータフレームの受信状況、または通信制御部304で受信したデータフレームのMACヘッダの情報を基に動的に設定される。スリープ制御管理部307は、スリープモードにおいて、周期的に送受信部303を介して、無線チャネルの状態に関する情報を取得する。無線チャネルがアイドル状態である場合、スリープ制御管理部307は、スリープモードを継続する。他方、無線チャネルがビジー状態であった場合、スリープ制御管理部307は、基地局装置30をスリープモードからアクティブモードに復帰させる。
通信制御部304は、送受信部303を介して、無線チャネルから端末局の送信信号を検出して、データフレームとして復調できるか否かを判定する。通信制御部304は、データフレームのヘッダに記載されている情報を取得し、取得した情報を通信履歴情報部308に通知する。通信履歴情報部308は、基地局装置30と端末局とが通信するときのパラメータを通信制御部304から取得し、取得したパラメータを保存する。通信履歴情報部308が保存する通信パラメータの例として、端末局から受信したデータフレームのPHY、MACヘッダの情報やデータフレームのペイロード長に関する情報がある。通信履歴情報部308は、保存する通信パラメータをスリープ制御部307に通知する。
<2.スリープ制御方式>
次に、基地局装置30のスリープ制御方式について説明する。基地局装置30は、アクティブモードにおいて無線チャネルにおける信号をアンテナ302にて受信する。送受信部303は、アンテナ302にて受信された信号に対して、帯域外信号のフィルタリング、ローノイズアンプによる信号増幅、RF周波数からベースバンド帯への周波数変換、アナログ信号からデジタル信号へのA/D(Analog/Digital)変換等の信号処理を実施する。送受信部303は、デジタル化されたベースバンド信号に対して、タイミング検出、物理レイヤに関するヘッダ情報の終端、復調処理、誤り訂正等の信号処理を実施する。復調処理等の信号処理が施された信号は、送受信部303から通信制御部304に出力される。通信制御部304は、データフレームの受信に成功した場合、そのデータフレームをバッファ部305に出力する。インタフェース部306は、保存されているデータフレームをバッファ部305から取得して、基地局装置30の外部にデータフレームを出力する。
上記の手順により、基地局装置30が端末局からデータフレームを受信した場合、通信制御部304は、受信したデータフレームに含まれるペイロード長の情報とそのデータフレームのPHYヘッダとMACヘッダとを取得して通信履歴情報部308に出力する。図2は、通信履歴情報部308に保存された通信情報のパラメータの一例を示す図である。
スリープ制御管理部307は、周期的または任意のタイミングで、スリープ制御に係わる情報を通信履歴情報部308から取得する。スリープ制御管理部307は、記録されたペイロード長及びPHYヘッダに関する情報を基にスリープモードのスリープ期間を計算する。スリープ制御管理部307は、計算されたスリープ期間において基地局装置30の回路を休止させる。また、スリープ制御管理部307は、スリープモードにおいて、スリープ期間が終了する前に、キャリアセンスを実施するのに必要な範囲の基地局装置30内の回路の電源を投入する。
図3は、アクティブモードの基地局装置30の動作を示すフローチャートである。基地局装置30は、端末局との通信が行われていない期間にスリープモードに移行するか判定する。判定の手順は次の通りである。
スリープ制御管理部307は、TIMER(1)期間内の無線チャネルの状態を判定する(S201)。TIMER(1)期間は、DIFS+(CWmin+1)×スロットタイムである。802.11a規格では、TIMER(1)期間は178μsである。
S201における判定の結果、TIMER(1)期間内で無線チャネルがアイドル(IDLE)状態であれば、スリープ制御管理部307は、基地局装置30をアクティブモードからスリープモードに移行させる(S202)。他方、S201における判定の結果、TIMER(1)期間内で無線チャネルから信号が検出された場合(BUSY)、スリープ制御管理部307は、前述の信号復調方法によってデータフレームは正しく受信されたか否か判定する(S203)。S203における判定の結果、データフレームの受信に失敗した場合には(S203−NO)、基地局装置30は、S201以降の手順を繰り返す(S204)。他方、S203における判定の結果、データフレームが正しく受信された場合には(S203−YES)、基地局装置30は、データフレームを送信した端末局に対してACK信号を応答し(S205)、S201以降の手順を繰り返す(S204)。
図4は、アクティブモードからスリープモードに移行した際の基地局装置30の動作を示すフローチャートである。
スリープモードのスリープ期間では、スリープ制御管理部307は、基地局装置30内の一部の回路への電源供給を中止してスリープ処理を実行し、省電力化を図る(S301)。スリープ制御管理部307は、スリープ期間の長さを、通信履歴部308から取得した情報を用いて計算する。次に、スリープ制御管理部307は、キャリアセンスを実施するために必要な範囲の基地局装置30内の回路の電源を投入して、キャリアセンス期間内の無線チャネルの状態を判定する(S302)。キャリアセンス期間は、例えば、802.11a規格のスロットタイムを基に9μsに設定する。S302における判定の結果、キャリアセンス期間内で無線チャネルはアイドル(IDLE)状態であれば、スリープ制御管理部307は、S301に戻ってスリープ処理を継続する。他方、キャリアセンス期間内に無線チャネルから信号が検出された場合(BUSY)、スリープ制御管理部307は、基地局装置30をスリープモードからアクティブモードに復帰させて、データフレームの受信の準備を行う(S303)。
図5は、スリープモードからアクティブモードに復帰した後の基地局装置30の動作を示すフローチャートである。スリープ制御管理部307および待受時間調整部309は、TIMER(2)期間内の無線チャネルの状態を判定する(S401)。TIMER(2)期間は、端末局のデータフレームの再送を受信できるように、ACKTimeout期間+DIFS+(CWmin+1)×2×スロットタイムとして設定する。ACKTimeout期間を60μsとする場合、TIMER(2)期間は382μsとなる。
S401における判定の結果、TIMER(2)期間内で無線チャネルから信号が検出された場合(BUSY)、スリープ制御管理部307および待受時間調整部309は、前述の信号復調方法によってデータフレームは正しく受信されたか否か判定する(S402)。
S402における判定の結果、データフレームが正しく受信された場合には(S402−YES)、基地局装置30は、データフレームを送信した端末局に対してACK信号を応答する(S403)。次に、スリープ制御管理部307および待受時間調整部309は、受信したデータフレームにおけるMACヘッダを参照して、MACヘッダ内のFrame Control FieldのRetryの値を読み取ることによって、再送信フレームであるか否かを判定する(S404)。図6は、802.11規格に準拠しているデータフレームのMACヘッダの構成例を示す図である。図6(a)は、MACヘッダの全体構成を示す図である。図6(b)は、図6(a)のFrame Control Fieldの詳細な構成を示す図である。
図5に戻って、S404における判定の結果、受信したデータフレームは再送信フレームであると判定すれば(S404−YES)、スリープ制御管理部307および待受時間調整部309は、アクティブモードを継続し、図3に示したS201の処理にジャンプする(S405)。他方、S404における判定の結果、受信したデータフレームは再送信フレームではないと判定すれば(S404−NO)、スリープ制御管理部307は、S401の処理にジャンプする(S406)。
また、S402における判定の結果、データフレームの受信に失敗した場合には(S402−NO)、スリープ制御管理部307および待受時間調整部309は、アクティブモードを継続し、図7に示すS501の処理にジャンプする(S407)。
また、S401における判定の結果、TIMER(2)期間内で無線チャネルがアイドル(IDLE)状態であれば、スリープ制御管理部307および待受時間調整部309は、基地局装置30をアクティブモードからスリープモードに移行させる(S408)。
図7は、アクティブモードに復帰した後に、上記S402における判定の結果、データフレームの受信に失敗した場合の基地局装置30の動作を示すフローチャートである。
スリープ制御管理部307および待受時間調整部309は、TIMER(3)期間内の無線チャネルの状態を判定する(S501)。TIMER(3)期間は、ACKTimeout期間+DIFS+(CWmax+1)×2×スロットタイムとして設定する。CWmaxは、コンテンションウインドウサイズの最大値である。ACKTimeout期間を60μsとする場合、TIMER(3)期間は9310μsとなる。
S501における判定の結果、TIMER(3)期間内で無線チャネルから信号が検出された場合(BUSY)、スリープ制御管理部307および待受時間調整部309は、前述の信号復調方法によってデータフレームは正しく受信されたか否か判定する(S502)。
S502における判定の結果、データフレームが正しく受信された場合には(S502−YES)、基地局装置30は、データフレームを送信した端末局に対してACK信号を応答する(S503)。次に、スリープ制御管理部307および待受時間調整部309は、受信したデータフレームにおけるMACヘッダを参照して、MACヘッダ内のFrame Control FieldのRetryの値を読み取ることによって、再送信フレームであるか否かを判定する(S504)。
S504における判定の結果、受信したデータフレームは再送信フレームであると判定すれば(S504−YES)、スリープ制御管理部307および待受時間調整部309は、累積カウンタの値は閾値以上であるか否かを判定する(S505)。
S505における判定の結果、累積カウンタの値は閾値以上であれば(S505−YES)、スリープ制御管理部307および待受時間調整部309は、累積カウンタの値を0にし(S506)、アクティブモードを継続して図3に示したS201の処理にジャンプする(S507)。
他方、S505における判定の結果、累積カウンタの値は閾値未満であれば(S505−NO)、スリープ制御管理部307および待受時間調整部309は、累積カウンタの値に1を加え(S508)、アクティブモードを継続してS501の処理にジャンプする(S509)。
また、S502における判定の結果、データフレームの受信に失敗した場合には(S502−NO)、スリープ制御管理部307は、累積カウンタの値を0にし(S510)、アクティブモードを継続してS501の処理にジャンプする(S509)。
また、S501における判定の結果、TIMER(3)期間内で無線チャネルがアイドル(IDLE)状態であれば、スリープ制御管理部307は、基地局装置30をアクティブモードからスリープモードに移行させる(S511)。
上記の基地局装置30によれば、複数の端末局と接続している場合に、スリープ制御によって基地局装置を省電力化したとしても、データの受信失敗の発生を回避することができる。図8は、基地局装置30がデータの受信失敗の発生を回避する様子を示した図である。図8において、端末局1と端末局2とが基地局装置30に接続し、端末局1と端末局2との間で干渉が生じている。干渉のために、基地局1では1回目に再送されたデータフレーム<Retry1>は受信失敗となっているが、この失敗に応じて、スリープ制御管理部307および待受時間調整部309は、待ち受け時間をTIMER(3)期間内と長く設定している。そのため、基地局装置30は、TIMER(3)期間内に、端末局2からの1回目に再送されたデータフレーム<Retry1>と、端末局1からの2回目に再送されたデータフレーム<Retry2>との両方の受信に成功している。このようにして、基地局装置30は、受信失敗の回数が増えるのを抑制し、ネットワーク内の通信遅延時間の増大やフレームロスに起因するシステムスループット低下を抑制している。
上記の構成において、S505の閾値は、固定値であってもよいし、通信状況に応じて設定されてもよい。また、TIMER(1)期間、TIMER(2)期間、TIMER(3)期間の設定値は、固定値であってもよいし、標準規格内のIFS数値または通信の状況に応じて、動的に変更されてもよい。ただし、TIMER(3)期間はTIMER(2)期間より長く、TIMER(2)期間はTIMER(1)期間より長く設定する。
また、図1の各機能ブロックを実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより中継通信処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OS(Operating System)や周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM(Read Only Memory)、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計も含まれる。なお、当然ながら、上述した実施の形態および複数の変形例は、その内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。また、上述した実施の形態および変形例では、各部の構造などを具体的に説明したが、その構造などは本願発明を満足する範囲で各種に変更することができる。
30…基地局装置, 302…アンテナ, 303…送受信部, 304…通信制御部, 305…バッファ部, 306…インタフェース部, 307…スリープ制御管理部, 308…通信履歴情報部, 309…待受時間調整部(時間調整部)

Claims (5)

  1. アクティブ状態とスリープ状態との間で移行しながら無線チャネルを介して端末局と通信するとともに、前記スリープ状態から前記アクティブ状態に移行した後の所定の待ち受け時間内に端末局からのデータフレームの受信がなければ、前記スリープ状態に移行する基地局装置において、
    前記待ち受け時間として第一の期間内に、前記無線チャネルがビジーになり、かつ、端末局からのデータフレームの受信に失敗した場合には、前記待ち受け時間を前記第一の期間より長い第二の期間に延長し、
    その後、前記第二の期間内に、端末局からのデータフレームの受信がなければ、前記スリープ状態に移行し、端末局から再送信データフレームを正しく受信した場合には、前記待ち受け時間を前記第一の期間に短縮し、端末局から再送信でないデータフレームを正しく受信した場合には、前記待ち受け時間として前記第二の期間を継続し、前記無線チャネルがビジーになり、かつ、端末局からのデータフレームの受信に失敗した場合には、前記待ち受け時間を前記第二の期間より長い第三の期間に延長する時間調整部を備える基地局装置。
  2. 前記時間調整部は、
    前記待ち受け時間を前記第三の期間に延長した後、
    前記第三の期間内に、端末局からのデータフレームの受信がなければ、前記スリープ状態に移行し、端末局から再送データフレームを正しく受信た場合には、前記待ち受け時間を前記第一の期間に短縮し、端末局から再送信でないデータフレームを正しく受信した場合、又は、前記無線チャネルがビジーになり、かつ、端末局からのデータフレームの受信に失敗した場合には、前記待ち受け時間として前記第三の期間を継続する請求項1に記載の基地局装置。
  3. アクティブ状態とスリープ状態との間で移行しながら無線チャネルを介して端末局と通信するとともに、前記スリープ状態から前記アクティブ状態に移行した後の所定の待ち受け時間内に端末局からのデータフレームの受信がなければ、前記スリープ状態に移行する基地局のスリープ制御方法において、
    前記待ち受け時間として第一の期間内に、前記無線チャネルがビジーになり、かつ、端末局からのデータフレームの受信に失敗した場合には、前記待ち受け時間を前記第一の期間より長い第二の期間に延長し、
    その後、前記第二の期間内に、端末局からのデータフレームの受信がなければ、前記スリープ状態に移行し、端末局から再送信データフレームを正しく受信した場合には、前記待ち受け時間を前記第一の期間に短縮し、端末局から再送信でないデータフレームを正しく受信した場合には、前記待ち受け時間として前記第二の期間を継続し、前記無線チャネルがビジーになり、かつ、端末局からのデータフレームの受信に失敗した場合には、前記待ち受け時間を前記第二の期間より長い第三の期間に延長する時間調整段階を有する基地局のスリープ制御方法。
  4. 前記時間調整段階では、
    前記待ち受け時間を前記第三の期間に延長した後、
    前記第三の期間内に、端末局からのデータフレームの受信がなければ、前記スリープ状態に移行し、端末局から再送信データフレームを正しく受信した場合には、前記待ち受け時間を前記第一の期間に短縮し、端末局から再送信でないデータフレームを正しく受信した場合、又は、前記無線チャネルがビジーになり、かつ、端末局からのデータフレームの受信に失敗した場合には、前記待ち受け時間として前記第三の期間を継続する請求項3に記載の基地局のスリープ制御方法。
  5. コンピュータを、請求項1又は請求項に記載の基地局装置として機能させるためのプログラム。
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