JP6128391B2 - 非水電解液二次電池および組電池 - Google Patents

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Description

本発明は、扁平な捲回電極体を備える非水電解液二次電池および該二次電池(単電池)を複数拘束された状態で備える組電池に関する。
リチウムイオン二次電池等の非水電解液二次電池は、例えば、電気を駆動源として利用する車両に搭載される電源、或いはパソコンや携帯端末その他の電気製品等に用いられる電源として重要性が高まっている。特に軽量で高エネルギー密度が得られるリチウムイオン二次電池は、車両搭載用高出力電源として好ましい。
このような非水電解液二次電池の一典型例として、正負極シートと該正負極シートを電気的に隔離するセパレータシートとが積層され長尺方向に捲回された扁平形状の捲回電極体と非水電解液を備える電池が挙げられる。この種の形態の非水電解液二次電池(例えばリチウムイオン二次電池)は、例えば過充電などが原因で電池内部の温度が上昇することがあり得るため、セパレータシートには内部短絡を的確に防止する機能が求められる。具体的には、シャットダウン機能や耐熱性(形状保持性)が要求される。かかる要求に応える手段として、特許文献1には熱収縮の小さな(耐熱性に優れた)セパレータシートが記載されている。
特開2005−255876号公報
しかしながら、本発明者らの検討によれば、特許文献1に記載されるような熱収縮率の低いセパレータを使用した電池(典型的にはリチウムイオン二次電池)であっても、例えば車載用に用いられるような高容量タイプの電池では過充電耐性(耐電圧性)が十分でない場合があった。本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電池特性を確保しつつ、過充電耐性の優れた非水電解液二次電池および該二次電池(単電池)を複数拘束された状態で備える組電池を提供することである。
ところで、図1に示すように、扁平形状の捲回電極体10は、捲回軸に直交する方向において、両端の湾曲部(R部)10Rと該2つのR部に挟まれた扁平面たる平坦部(F部)10Fとから構成されている。そして、車載用の組電池では、当該扁平形状の捲回電極体を非水電解液とともに該扁平形状捲回電極体の形状に対応する角型ケースに収容した電池(単電池)を、隣接する扁平形状捲回電極体の扁平面(即ち該扁平面に対応する角型ケースの扁平面)が対向するように複数配列し、典型的には、図示するように上記扁平形状の捲回電極体のF部(扁平面)10Fが該扁平面(平坦面)に対して直交する方向(垂直方向)に外部から拘束された状態で構成されている。
かかる捲回電極体を備えた単電池(または組電池全体)の温度が上昇した場合、拘束部分(F部)10Fでは熱収縮が抑制される一方で、非拘束部分(平坦部両端のR部)10Rでは熱収縮が生じ得る。
本発明者らの検討によると、電池温度が上昇すると、捲回電極体の平坦部(F部)10Fと湾曲部(R部)10Rとの境界部でセパレータシートの破断が発生しやすくなることがわかった。なお、上記セパレータシートの破断は、捲回電極体の最外周の平坦部10Fと湾曲部10Rとの境界部に限らず、その内周の各層の平坦部10Fと湾曲部10Rとの境界部においても発生し得る。そこで本発明者らは、捲回電極体の拘束圧およびセパレータシートの長尺方向(セパレータシートを製膜する際の機械方向(巻き取り方向))の熱収縮率を適切な範囲とすることで、過充電耐性(耐電圧性)を向上させ得る手段を見出し、本発明を完成するに至った。
上記目的を実現すべく、本発明により、長尺な正極集電体上に正極活物質層を備える正極シートと、長尺な負極集電体上に負極活物質層を備える負極シートと、該正負極シートを電気的に隔離する長尺なセパレータシートとが重ねあわされて長手方向に捲回された扁平な捲回電極体ならびに非水電解液を備えており、以下の条件を全て満たす非水電解液二次電池が提供される。
(1)上記捲回電極体の扁平面に対して直交する方向(典型的には垂直方向)に作用する拘束圧a(kg/cm)が2≦a≦62の範囲にあること。
(2)上記セパレータシートが、該セパレータシートの150℃における長尺方向の熱収縮率b(%)が0.5≦b≦30の範囲にあるものであること。
(3)上記拘束圧a(kg/cm)と上記熱収縮率b(%)とを積算して得られる値(a×b)が、4≦(a×b)≦800の範囲にあること。
上記拘束圧a(kg/cm)を上記範囲とすることで、電極体内へ電解液が均一に含浸し且つ電極間距離が均一な捲回電極体となり得る。また、上記熱収縮率b(%)を上記範囲とすることで、過充電時のセパレータシートの破断の発生が抑制され且つ電極間距離が均一な捲回電極体となり得る。さらに、上記a(kg/cm)と上記b(%)の積(a×b)を上記範囲とすることで、電極間距離の均一性及び電極内への電解液の含浸性の確保と、過充電時のセパレータシートの破断防止を高レベルで実現することができる。
したがって、本発明によって提供される非水電解液二次電池によると、セパレータシートに適度な熱収縮性が付与されていることによって、電極体の形状保持や内部短絡の抑制を行うことができ、且つ捲回電極体内の電極間距離の均一性が確保できる。即ち、過充電時における高い過充電耐性(耐電圧性)と優れた電池特性の両方を実現できる。
従って、本発明によると、かかる過充電時における高い過充電耐性(耐電圧性)と優れた電池特性の両方を実現した非水電解液二次電池を単電池として複数備え、上記扁平形状捲回電極体の該扁平面に対して直交する方向(垂直方向)に外部から拘束された状態で構成された組電池(特には車載用)を提供することができる。
ここでセパレータシートの150℃における長尺方向の熱収縮率b(%)は、例えば以下の方法等で測定することができる。まず、セパレータシートから、長辺が該セパレータシートの短辺方向(即ち幅サイズ)と一致し且つ短辺が該セパレータシートの長辺(長手)方向に沿う長方形状の評価用切片を切り出す(即ち、該セパレータシートの長辺方向サイズが該セパレータシートの幅サイズよりも短くなるように切り出す。)。評価用切片の短辺の長さ(La)は2cm〜10cmが好適である。そして該評価用切片の両短辺部を固定し、該固定された両短辺部間の非固定部分を正方形状の測定部分とする。両短辺部(即ち評価用切片の長手方向の両端部)の固定はテープ等を用いて行うとよい。評価用切片の固定はガラス板等の板上でもよいし、直接恒温槽の壁面等に固定してもよい。なお、耐熱層(Heat Resistance Layer;HRL)を有するセパレータシートは、HRLが板若しくは壁面に対向するように固定する。このとき、セパレータシートの何れの方向に対しても張力がかからないように固定する。
上記固定した評価用切片を150℃の恒温槽中で10分〜60分間程度保持した後、該試験片を室温まで放冷する。放冷した評価用切片(上記正方形の測定部分)の幅方向の長さ、即ち上記セパレータシート長辺(長手)方向に該当する長さのうち、最も短い部分の長さ(Lb)を測定し、熱収縮率b(%)を、b=(La−Lb)÷La×100(%)より算出する。なお、その他当業者が考え得る測定方法で測定してもよい。
一実施形態に係る捲回電極体の構造を捲回軸方向から示す模式図である。
以下、本発明の組電池を構成する単電池として好適な非水電解液二次電池の好適な実施形態をリチウムイオン二次電池を例として説明する。なお、本明細書において特に言及している事項以外の事柄であって実施に必要な事柄は、当該分野における従来技術に基づく当業者の設計事項として把握され得る。本発明は、本明細書に開示されている内容と当該分野における技術常識とに基づいて実施し得る。また、リチウムイオン二次電池は一例であり、本発明の技術思想は、その他の電荷担体(例えばナトリウムイオン)を備える他の非水電解液二次電池(例えばナトリウムイオン二次電池)にも適用される。
ここに開示される非水電解液二次電池(組電池を構成する単電池)は、大まかにいって、扁平形状の捲回電極体と非水電解液とが該扁平形状捲回電極体の形状に対応する角型の電池ケース(即ち外装容器)に収容されている。
図1に、ここに開示される捲回電極体の捲回軸に直交する断面を模式的に示す。図示するように、捲回電極体10は、長尺なシート状の正極(正極シート)20と長尺なシート状の負極(負極シート)40と当該正負極シートの間に介在された2枚のセパレータシート60とが長手方向に積層された状態で捲回されて形成されている。
ここに開示される組電池(図示せず)を構築する場合、組電池を構成する単電池は、隣接する単電池(扁平な捲回電極体)の扁平面が対向するように配列され、その配列方向において、図1に示すように、捲回電極体10は扁平面に対して直交する方向(垂直方向)に拘束されている。上記捲回電極体10を拘束する拘束圧a(kg/cm)は2≦a≦62の範囲にある。また、上記拘束圧a(kg/cm)と、後述するセパレータシートの150℃における長尺方向の熱収縮率b(%)との積(a×b)は4≦(a×b)≦800の範囲にある。上記拘束力aは、電池ケース(サイズ、材質)の選定や、組電池を構成する際に用いられる拘束具によって配列された個々の単電池の電池ケースの配列方向に及ぼす外部からの押圧力を変化させること等により調節することができる。
また、上記捲回電極体10の好適なサイズは、捲回軸と直交する方向の長さ(捲回電極体の高さ)が、一の湾曲部突端から他方の湾曲部突端までが20mm以上150mm以下であり、捲回軸方向(即ち幅方向)の長さが100mm以上300mm以下である。また、捲回電極体10の捲回数は、例えば20回〜150回とし得る。さらに、捲回電極10内のセパレータシートに0.35N/mm以上4.3N/mm以下の捲回張力がかかる態様が好ましい。ここで、上記捲回張力とは、セパレータシートを長尺方向に引っ張る力であり、セパレータシートの捲回軸方向の切断面に対して垂直に作用する力として把握できる。捲回電極体の捲回数、捲回体サイズ(高さ、幅)、セパレータシートにかかる捲回張力を上記範囲とすることで、本願発明の効果をより高いレベルで発揮し得る。
さらに、上記正極シート20の平均厚み(即ち、正極総厚み)は、例えば40μm以上100μm以下が好ましい。上記負極シート40の平均厚み(即ち、負極総厚み)は、例えば50μm以上150μm以下が好ましい。また、上記セパレータシート60の平均厚み(即ち、セパレータ総厚み)は、例えば15μm以上30μm以下が好ましい。
ここに開示される非水電解液二次電池の正極シートは、正極集電体の片面もしくは両面に、少なくとも正極活物質を含む正極活物質層が形成されている。正極集電体としては、例えばアルミニウム箔等が挙げられる。正極活物質としては、例えば層状構造やスピネル構造等のリチウム複合金属酸化物(例えば、LiNi1/3Co1/3Mn1/3、LiNiO、LiCoO、LiFeO、LiMn、LiNi0.5Mn1.5,LiCrMnO、LiFePO等)が挙げられる。特にLiNiCoMn複合酸化物(例えばLiNi1/3Co1/3Mn1/3)は熱安定性に優れ高いエネルギー密度を有するため好ましい。正極活物質層は、活物質以外の成分、例えば導電材やバインダ等を含み得る。導電材としては、アセチレンブラック(AB)等のカーボンブラックやその他(グラファイト等)の炭素材料を好適に使用し得る。バインダとしては、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)等を使用し得る。
正極集電体の単位面積当たりに設けられる正極活物質層の質量(目付量)は、正極活物質層が乾燥した状態で、正極集電体の片面当たり4mg/cm以上10mg/cm以下が好ましい。正極活物質層の片面当たりの平均厚みは、例えば10μm以上100μm以下が好ましい。正極活物質層の平均密度は、例えば1.8g/cm以上2.4g/cm以下が好ましい。
ここに開示される非水電解液二次電池の負極シートは、負極集電体の片面もしくは両面に、少なくとも負極活物質を含む負極活物質層が形成されている。負極集電体としては、例えば銅箔等が挙げられる。負極活物質としては、例えば、黒鉛、ハードカーボン、ソフトカーボン、アモルファスコートグラファイト等の炭素材料を使用し得る。負極活物質層は、活物質以外の成分、例えばバインダや増粘剤等を含み得る。バインダとしては、スチレンブタジエンラバー(SBR)等を使用し得る。増粘剤としては、例えばカルボキシメチルセルロース(CMC)等が好ましい。
負極集電体の単位面積当たりに設けられる負極活物質層の質量(目付量)は、負極活物質層が乾燥した状態で、負極集電体の片面当たり2.5mg/cm以上8mg/cm以下とし得る。負極活物質層の片面当たりの平均厚みは、例えば10μm以上150μm以下とし得る。負極活物質層の平均密度は、例えば0.8g/cm以上1.4g/cm以下が好ましい。
なお、上述の正負極活物質層の性状(すなわち平均厚み、密度等)は、例えば、正負極活物質層が形成された集電体に対して適当なプレス処理を施すことによって調整し得る。
ここに開示される非水電解液二次電池のセパレータシートは、150℃で加熱したときの長尺方向の熱収縮率b(%)が0.5%≦b≦30%の範囲にあるものである。かかるセパレータシートとしては、多孔性の基材シートから成るセパレータシートや、該基材シートの少なくとも一方の面にHRLを有するセパレータシートが挙げられる。HRLはフィラーを主体として構成され、典型的には更にバインダと増粘剤とを含み、これらを適当な溶媒に分散したHRL組成用スラリーを基材シート上に付与することで作製し得る。なお、上記熱収縮率b(%)は、基材シートの厚み、HRLの厚み、HRL中のバインダ量およびHRL組成用スラリーの固形分率(質量%)を適宜調整することで、所定の値となるように設定し得る。HRLは高い耐熱性と絶縁性(非導電性)を有し、且つHRLの構成により上記熱収縮率b(%)を設定可能であるため、HRLを備えたセパレータは本発明の実施に好適である。
上記基材シートとしては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン系樹脂基材から成る多孔性シート(フィルム)を好適に使用し得る。かかる多孔性シートは、単層構造であってもよく、二層以上の積層構造(例えば、PE層の両面にPP層が積層された三層構造)であってもよい。基材シートの厚みは、例えば15μm以上30μm以下が好ましい。
上記フィラーとしては、無機フィラーを好適に使用し得る。無機フィラーを構成する無機材料としては、例えばアルミナ、ベーマイト、チタニア、ジルコニア、マグネシア等が挙げられる。このような無機材料の一種を単独でまたは二種以上を組み合わせて使用し得る。上記バインダとしては、例えばアクリル系ポリマー、ポリオレフィン系ポリマー、SBR、PTFE、およびポリ−N−メチル−N−ビニルアセトアミド(PNMA)等のアミドポリマーといったポリマー材料の一種のみを単独で、或いは二種以上を組み合わせて用いることができる。また、増粘剤としては、CMC、メチルセルロース(MC)、N−メチルピロリドン(NMP)等を好ましく使用し得る。
フィラーの形状(外形)は特に制限されないが、例えば平均粒径(累積分布率50質量%での粒度、D50)が0.1μm以上3μm以下のものを好適に使用し得る。上記平均粒径は、例えばレーザー回折散乱法に基づく測定によって求めることができる。また、フィラーのBET比表面積は1.0m/g以上100m/g以下であり得る。上記BET比表面積は、例えばガス吸着法に基づく測定によって求めることができる。
上記HRL形成用スラリーの固形分率(不揮発分、すなわちHRL形成成分の割合)は、例えば凡そ35質量%以上50質量%以下であり得る。該固形分に占めるフィラーの割合は、例えば80質量%以上98質量%以下とし得る。また、該固形分に占めるバインダの割合は、2質量%以上4質量%以下とし得る。
基材シートの単位面積当たりに設けられるHRLの質量(目付量)は、HRLが乾燥した状態で、基材シートの片面当たり例えば4mg/cm以上20mg/cm以下とすることができる。HRLの片面当たりの平均厚みは、例えば4μm以上10μm以下とし得る。
ここで開示される非水電解液二次電池の非水電解液としては、典型的には、適当な非水溶媒に支持塩を含有する。非水溶媒としては、例えば、エチレンカーボネート(EC)、ジエチルカーボネート(DEC)、ジメチルカーボネート(DMC)、エチルメチルカーボネート(EMC)等を用いることができる。また、支持塩としては、例えば、LiPF等のリチウム塩を好適に用いることができる。
非水電解液には、上記非水溶媒および支持塩に加えて各種添加剤(例えば、被膜形成材等)を添加し得る。例えば、リチウムビス(オキサラト)ボレート(LiB(C)、LiBF(C)、LiPF(C)等のオキサラト錯体をアニオンとするリチウム塩や、ジフルオロリン酸リチウム(LiPO)、ビニレンカーボネート(VC)、ビニルエチレンカーボネート(VEC)、フルオロエチレンカーボネート(FEC)、エチレンサルファイト(ES)、プロパンサルトン(PS)、リチウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミド(LiTFSI)等が挙げられる。これらの添加剤は、一種のみを単独でまたは二種以上を組み合わせて使用することができる。上記添加剤の非水電解液中の濃度は、使用する非水溶媒における各添加剤の限界溶解量を100%とした場合に、その5〜90%に相当する量の添加剤を非水電解液中に溶解させた濃度が好ましい。例えば、Li[B(C]やLiPOを用いる場合であれば、各々0.01mol/L以上0.2mol/L以下の範囲内となるように調整することが好ましい。例えば、上記添加剤は、非水電解液中の濃度が各々0.01mol/L以上0.1mol/L以下となるように添加することができる。
なお、捲回電極体を構成する正負極活物質やフィラー中には、不純物としてNaが含まれ得る。捲回電極体から非水電解液中へ溶出したNaは、Li析出の要因となり得る。捲回電極体から非水電解液中に溶出するNa溶出量は、正負極シートと2枚のセパレータシートとを積層した積層体162cmあたり100μg以上900μg以下が好ましい。
上記Na溶出量は、例えば以下の方法で定量することができる。まず、正負極シートと2枚のセパレータシートを積層した積層体のうちの各正負極活物質層形成領域が積層した部分から162cmの分析用切片を切り出す。上記分析用切片を未使用の電解液3mL中に常温で4日間浸漬し、4日後の電解液中に含まれるNa量をICP発光分光分析法によって定量する。ICP発光分光分析機としては、例えばThermo Fisher Scientific社製のiCPA6300が挙げられる。
また、ここで開示される技術によると、正極シートの容量、即ち正極容量(mAh)と、負極シートの容量、即ち負極容量(mAh)との比(負極容量/正極容量)が、1.7≦負極容量/正極容量≦2.0を満たすよう調整された捲回電極体が好ましい。このような捲回電極体は、高い電池特性(高負荷特性)、高い過充電耐性(過充電耐性)、および電池容量の低下抑制を実現可能であるため好ましい。上記の正極容量と負極容量との比(負極容量/正極容量)が1.7よりも小さ過ぎると、電池特性や過充電耐性が低下する虞があるため好ましくない。また、上記の正極容量と負極容量との比(負極容量/正極容量)が2.0よりも大きすぎると、電池容量が低下する虞があるため好ましくない。なお、正極容量は正極活物層に含まれる正極活物質の単位質量当たりの正極単位容量(mAh/g)と当該正極活物質の質量(g)の積で算出することができ、負極容量は負極活物質層に含まれる負極活物質の単位質量当たりの負極単位容量(mAh/g)と当該負極活物質の質量(g)の積で算出することができる。
ここで開示される非水電解液二次電池および該二次電池(単電池)を複数備えた組電池は各種用途に利用可能であるが、高い電池性能と信頼性(過充電耐性)とを兼ね備えていることを特徴とする。従って、かかる特徴を活かして、例えば車両用の動力源(駆動電源)として好適に利用し得る。
以下、本発明に関する実施例を説明するが、本発明をかかる実施例に示すものに限定することを意図したものではない。
以下の材料、プロセスによって、表1〜4に示す例1〜89に係るリチウムイオン二次電池(非水電解液二次電池)を構築した。なお、捲回電極体から非水電解液中に溶出するNa溶出量(正負極シートと2枚のセパレータシートとを積層した積層体162cmあたりのNa溶出量)が表1〜4に示すとおりになるように、各種材料を選定した。
正極シートの作製は以下の手順で行った。正極活物質粉末としてのLiNi0.33Co0.33Mn0.33(LNCM)と、導電材としてのABと、バインダとしてのPVDFとを、LNCM:AB:PVDF=90:5:5の質量比でNMPと混合し、正極活物質層形成用スラリーを調製した。このスラリーを、厚み15μmの長尺状のアルミニウム箔(正極集電体)の両面に帯状に塗布して乾燥、プレスすることにより、正極シートを作製した。このとき、正極集電体への正極活物質層の付与量は、上記スラリーが乾燥した状態で、正極集電体の片面あたり6mg/cmとなるように設定した。また各正極シートの平均厚みを表1〜4に示す「正極総厚み」となるように設定した。
負極の作製は以下の手順で行った。負極活物質としてのアモルファスコートグラファイト(C)と、バインダとしてのSBRと、増粘剤としてのCMCとを、C:SBR:CMC=98:1:1の質量比でイオン交換水と混合して、負極活物質層形成用スラリーを調製した。このスラリーを、厚み10μmの長尺状の銅箔(負極集電体)の両面に帯状に塗布して乾燥、プレスすることにより、負極シートを作製した。このとき、負極集電体への負極活物質層の付与量は、上記スラリーが乾燥した状態で、負極集電体の片面あたり4mg/cmとなるように設定した。また各負極シートの平均厚みを表1〜4に示す「負極総厚み」となるように設定した。
以下の手順でセパレータシートを作製した。まず、無機フィラーとアクリル系ポリマー(バインダ)と増粘剤としてのCMCとを、(99−x):x:1(xは表1〜4中の「バインダ量(質量%)」)の質量比となるように秤量し、超音波分散機(Mテクニック株式会社製のクレアミックス)を用いてイオン交換水と混合し、表1〜4に示す「固形分率(質量%)」のスラリー状組成物を調製した。フィラーは、アルミナ(平均粒径(D50):0.5μm、BET比表面積:18m/g)又はベーマイト(平均粒径(D50):0.5μm、BET比表面積:18m/g)を用いた。上記組成物を基材の片面にグラビアコート法で塗布して乾燥することにより、セパレータシートを作製した。このとき、各セパレータシートの平均厚みおよびHRLの平均厚みが、表1〜4に示す「セパレータシートの総厚み」および「HRL厚み」となるように設定した。また、基材シートとしては、表1〜4に示す「基材の種類」および基材シート厚み(表1〜4に示す「セパレータシートの総厚み」から「HRL厚み」を減算して得られる)を有する多孔性シートであり、且つ表1〜4に示す「熱収縮率b(%)」のものを用いた。なお、表中のPP/PE/PPとは、PE層の両面にPP層が積層された三層構造のシートをいう。なお、上記平均粒径(D50)はレーザー散乱式粒度測定装置(日機装株式会社製、マイクロトラックHRA)で、BET比表面積は島津製作所株式会社製の比表面積測定装置でそれぞれ測定した。
上記正負極シートを、上記セパレータシート2枚を介して長手方向に積層し、長尺方向に捲回した後に押しつぶして拉げることで扁平形状の捲回電極体を作製した。このとき、セパレータシートは、HRLが表1〜4の「HRLの対向面」に示すとおりに正極又は負極に対向する方向で積層した。また、捲回電極体の捲回数、捲回体サイズ(幅、高さ)、セパレータシートにかかる捲回張力をそれぞれが表1〜4に示すとおりになるように設定した。
次いで、上記捲回電極体を電池ケースの内部に収容し、電池ケースの開口部から非水電解液を注入し、当該開口部を気密に封止した。上記非水電解液としては、ECとEMCとDMCとをEC:EMC:DMC=30:40:30の体積比で含む混合溶媒に、支持塩としてのLiPFを1.1mol/Lの濃度で溶解させ、さらに表1に示す濃度のLiB(C及び/又はLiPOを含有させたものを用いた。次いで、電池ケース内の捲回電極体が表1〜4に示す拘束圧で拘束されるように電池ケースを外部から押圧し、例1〜89にかかる非水電解液二次電池(リチウムイオン二次電池)を作製した。
Figure 0006128391
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[過充電時の電池温度上昇率]
上記作製した電池について、25℃の温度環境下で過充電時の耐電圧性(過充電耐性)を評価した。具体的には、各電池の外表面に熱電対を張り付けた後、10Cの定電流で電池を高SOC状態(過充電状態)まで強制的に充電し続け、電流遮断を生じさせた。次に、電流遮断直後とその1分後の電池温度(外表面温度)を測定した。そして、次式:温度上昇率(%)=〔(1分後の電池温度)−(電流遮断直後の電池温度)〕/(電流遮断直後の電池温度)×100から温度上昇率を求め、過充電耐性(耐電圧性)を比較した。温度上昇率は、値が小さいほど過充電耐性が高いことを表していると言える。結果を、表1〜4の「温度上昇率(%)」の欄に示す。
[充放電サイクル試験]
上記作製した電池について高負荷特性を評価した。具体的には、4000サイクルの高負荷充放電前後のIV抵抗を、25℃の温度条件下、1CでSOC(State of Carge)60%の充電状態に調製した後、15Cで10秒間の定電流放電を行い、この時の電流(I)−電圧(V)のプロット値の一次近似直線の傾きから求めた。ここで1Cとは、正極の理論容量より予測した電池容量(Ah)を1時間で充電できる電流値を意味する。なお、高負荷充放電は、−30℃の温度条件下、30Cで0.1秒間定電流電圧充電を行い30秒間の休止の後、0.5Cで10秒間の定電流電圧放電を行い30秒間の休止を1サイクルとして4000サイクル繰り返した。
そして、次式:抵抗増加率(%)={(サイクル後のIV抵抗−サイクル前のIV抵抗)/サイクル前のIV抵抗}×100から抵抗増加率(%)を求め、高負荷特性を比較した。抵抗増加率は、値が小さいほど高負荷特性の高いことを表していると言える。結果を、表1〜3の「抵抗増加率(%)」の欄に示す。
表1に示すように、例20〜23に比べ、例1〜19は温度上昇率が100%以下と低く抑えられた。さらに、例1〜16は温度上昇率が50%以下とより低く抑えられた。抵抗増加率は例1〜23の何れも50%以下だった。このことから、上記拘束圧a(kg/cm)を2≦a≦62の範囲とし且つ上記熱収縮率b(%)を0.5≦b≦30の範囲とすることで、過充電耐性と電池特性(高負荷特性)の両方を高いレベルで実現し得ることを確認した。さらに、上記拘束圧a(kg/cm)と上記熱収縮率b(%)の積(a×b)を4≦(a×b)≦800の範囲することで、より優れた過充電耐性を実現し得ることを確認した。
表2に示すように、例32〜35に比べ、例24〜31は温度上昇率が50%以下且つ抵抗増加率が50%以下と両電池性能ともに低く抑えられた。このことから、非水電解液に添加剤(典型的にはLiB(C及びLiPO)を添加する場合は、該添加剤の添加量が0.01mol/L以上0.1mol/Lとなるように添加することで、過充電耐性と電池特性(高負荷特性)の両方を高いレベルで実現し得ることを確認した。
表3に示すように、例74〜89に比べ、例36〜73は温度上昇率が50%以下且つ抵抗増加率が50%以下と、両電池性能ともに低く抑えられた。このことから、正極の平均厚みを40μm以上100μm以下、負極の平均厚みを50μm以上150μm以下、セパレータシートの平均厚みを15μm以上30μm以下、Na溶出量を100μg以上900μg以下、セパレータの捲回張力を0.35N/mm以上4.3N/mm以下、捲回電極体の捲回数を20回以上150回以下、捲回電極体の幅方向の長さを100mm以上300mm以下、且つ、捲回電極体の高さを20mm以上150mm以下とすることで、過充電耐性と電池特性(高負荷特性)の両方を高いレベルで実現し得ることを確認した。
上述のとおり、ここで開示される技術によれば、過充電耐性と電池特性(高負荷特性)の両方を高いレベルで実現し得る非水電解液二次電池、ならびに該非水電解液二次電池を単電池として備える組電池を提供することができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、請求の範囲を限定するものではない。請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
10 捲回電極体
10R 捲回電極体湾曲部(R部)
10F 捲回電極体扁平面(F部)
20 正極シート(正極)
40 負極シート(負極)
60 セパレータ(セパレータ)

Claims (1)

  1. 長尺な正極集電体上に正極活物質層を備える正極シートと、長尺な負極集電体上に負極活物質層を備える負極シートと、該正負極シートを電気的に隔離する長尺なセパレータシートとが重ねあわされて長手方向に捲回された扁平な捲回電極体ならびに非水電解液を備える非水電解液二次電池であって、
    前記捲回電極体の扁平面に対して直交する方向に作用する拘束圧a(kg/cm)が2≦a≦62の範囲にあり、
    前記セパレータシートが、該セパレータシートの150℃における長尺方向の熱収縮率b(%)が0.5≦b≦30の範囲にあるものであり、
    前記拘束圧a(kg/cm)と前記熱収縮率b(%)とを積算して得られる値(a×b)が、4≦(a×b)≦800の範囲にあり、
    前記正極シートの平均厚みが40μm以上100μm以下、前記負極シートの平均厚みが50μm以上150μm以下、前記セパレータシートの平均厚みが15μm以上30μm以下、前記捲回電極体から前記非水電解液中に溶出するNa溶出量が前記正負極シートと2枚の前記セパレータシートとを積層した積層体162cm あたり100μg以上900μg以下、前記セパレータにかかる捲回張力が0.35N/mm 以上4.3N/mm 以下、前記捲回電極体の捲回数が20回以上150回以下、前記捲回電極体の捲回軸方向の長さが100mm以上300mm以下、且つ前記捲回電極体の捲回軸と直交する方向の長さが20mm以上150mm以下である、非水電解液二次電池。
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