JP6127579B2 - 雑音除去装置、雑音除去方法、及び雑音除去プログラム - Google Patents
雑音除去装置、雑音除去方法、及び雑音除去プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6127579B2 JP6127579B2 JP2013036810A JP2013036810A JP6127579B2 JP 6127579 B2 JP6127579 B2 JP 6127579B2 JP 2013036810 A JP2013036810 A JP 2013036810A JP 2013036810 A JP2013036810 A JP 2013036810A JP 6127579 B2 JP6127579 B2 JP 6127579B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- adaptive filter
- input
- calculating
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
n1 = (s + n0) − (s’+ n0’)
= n0 − n0’
となって、風雑音分のみとなる。n1に適応フィルタをかけて、一つのマイクロフォンの信号を遅延させた信号s + n0から差し引いた値を最小にするように適応フィルタ係数を更新する。その結果、期待値E[n0 - (n0 - n0’)] が最小化されるので、希望信号sが出力として得られる、としている。
すなわち、
1)対象信号に雑音が重畳した入力信号から雑音成分に係る信号を算出する手段と、
前記入力信号を処理して出力する可変フィルタ手段と、
前記雑音成分に係る信号と別の信号との合成信号を入力信号として動作する適応フィルタ手段と、
前記別の信号と相関のある信号を所望信号として前記適応フィルタ手段の出力信号との誤差信号を算出する手段と、
を有し、
前記誤差信号を用いて前記適応フィルタの特性を変化させるとともに、前記適応フィルタの特性の変化に対応して前記可変フィルタの特性を変化させることを特徴とする雑音除去装置。
2)複数のチャンネルから入力される複数の信号のうちの一つのチャンネルの信号と他の一つのチャンネルの信号の差信号を算出するステップと、
前記複数のチャンネルの信号を処理して出力する可変フィルタ処理を行うステップと、
前記差信号と別の信号との合成信号を算出するステップと、
前記合成信号を入力信号として処理して出力する適応フィルタ処理を行うステップと、
前記別の信号と相関のある信号を所望信号として前記適応フィルタの出力信号との誤差 信号を算出するステップと、
前記誤差信号を用いて前記適応フィルタの特性を変化させるステップと、
前記適応フィルタの特性の変化に対応して前記可変フィルタの特性を変化させるステップと、
を備える雑音除去方法。
3)雑音を除去する雑音除去方法をコンピュータに対して実行させる雑音除去プログラムであって、
前記雑音除去方法が、
複数のチャンネルから入力される複数の信号のうちの一つのチャンネルの信号と他の一つのチャンネルの信号の差信号を算出するステップと、
前記複数のチャンネルの信号を処理して出力する可変フィルタ処理を行うステップと、
前記差信号と別の信号との合成信号を算出するステップと、
前記合成信号を入力信号として処理して出力する適応フィルタ処理を行うステップと、
前記別の信号と相関のある信号を所望信号として前記適応フィルタの出力信号との誤差 信号を算出するステップと、
前記誤差信号を用いて前記適応フィルタの特性を変化させるステップと、
前記適応フィルタの特性の変化に対応して前記可変フィルタの特性を変化させるステップと、
を備える雑音除去プログラム。
図1は、実施の形態1に係る雑音低減装置の構成を示す図である。電子機器の筐体内に配置された2つのマイクロフォンからステレオの右、左チャンネル(Rch,Lch)の音声信号がA/D変換されて入力端子から入力される。
あるいは、LPFを設けないようにしてもよい。ステレオ成分による差異は、風雑音に比較すると小さいため、LPF(またはBPF)をかけなくても最終結果に与える影響は大きくない。
あるいは、直交変換を用いて周波数領域に変換して、その周波数成分の重み係数を適応処理するようにしてもよい。
なお、定数乗算器72で1/2倍するとしたが、1/2倍以外の定数としてもよい。
また、以上の説明では、信号発生器74で発生した信号を用いたが、このような内部で発生した信号の代わりに外部から入力する任意の信号を用いてもよい。
本実施の形態によれば、風雑音を風雑音の大きさや周波数分布に応じて適応的に抑圧することができる。
本実施の形態に係る雑音除去装置について、図2を用いて説明する。図2は、雑音除去装置の構成を示す図である。本実施の形態に係る雑音除去装置1001は、実施の形態1と同様に、電子機器の筐体内に配置されたマイクロフォンからの音声信号に対して雑音除去処理を行っている。すなわち、2つのマイクロフォンからステレオの右、左チャンネル(Rch,Lch)の音声信号がA/D変換されて入力端子201,202から入力される。なお、実施の形態1と同様の処理については、適宜説明を省略する。
和信号は、定数倍器77で1/2倍された後、遅延器78に入力する。遅延器78の出力は可変フィルタ63に入力する。可変フィルタ63は、図1の可変フィルタ61、62と同様の構成で同様の動作を行う。即ち、可変フィルタ63のフィルタ係数をW0''',W1''',・・・,Wm-1''' とすると、W0''' = W0、W1''' = W1、・・・、Wm-1''' = Wm-1となるように、W0,W1,・・・,Wm-1の変化に応じて変化させる。
本実施の形態に係る雑音除去装置について、図3を用いて説明する。図3は、雑音除去装置の構成を示す図である。本実施の形態に係る雑音除去装置1002は、実施の形態2と同様に、電子機器の筐体内に配置されたマイクロフォンからの音声信号に対して雑音除去処理を行っている。すなわち、2つのマイクロフォンからステレオの右、左チャンネル(Rch,Lch)の音声信号がA/D変換されて入力端子201,202から入力される。なお、実施の形態2と同様の処理については、適宜説明を省略する。
デシメータ83では、LPF41の出力データを1/2に間引く。入力端子201から入力される信号は、サンプリング周波数Fsのデジタルデータである。デシメータ83の出力では1/2に間引かれて、サンプリング周波数がFs/2のデジタルデータとなる。デシメータ84も同様に、LPF42の出力データを1/2に間引く。
本実施の形態に係る雑音除去装置について、図4を用いて説明する。図4は、雑音除去装置の構成を示す図である。本実施の形態に係る雑音除去装置1003は、実施の形態1〜3と同様に、電子機器の筐体内に配置されたマイクロフォンからの音声信号に対して雑音除去処理を行っている。すなわち、2つのマイクロフォンからステレオの右、左チャンネル(Rch,Lch)の音声信号がA/D変換されて入力端子205,206から入力される。なお、実施の形態1と同様の処理については、適宜説明を省略する。
本実施の形態では、図1の実施の形態1の装置1000を内部に含み、その出力とLch,Rchの音声信号とを切替えて出力する構成となっている。
また、風が吹いている状態から止んで来た場合には、遅延器95の出力が0になるのを待ってから、雑音除去装置1000の回路を動作停止させる。
なお、本実施の形態では、内部回路として雑音除去装置1000を用いたが、雑音除去装置1001,1002を用いてもよい。
本実施の形態に係る雑音除去装置について、図9を用いて説明する。図9は、雑音除去装置の構成を示す図である。本実施の形態に係る雑音除去装置1004は、実施の形態1の雑音処理装置1000の一部を入れ替えたものである。実施の形態1と同様の処理については、適宜説明を省略する。
本実施の形態に係る雑音除去装置について、図10を用いて説明する。図10は、雑音除去装置の構成を示す図である。本実施の形態に係る雑音除去装置1005は、実施の形態2の雑音処理装置1001の一部を入れ替えたものである。実施の形態2と同様の処理については、適宜説明を省略する。
制限付き減算器312の出力は、第一の非線形処理手段の出力信号と第二の非線形処理手段の出力信号との合成信号である。制限付き減算器312の出力は、遅延器75に入力する。遅延器75の出力は、第一の非線形処理手段の出力信号と第二の非線形処理手段の出力信号との合成信号を遅延させた信号である。
なお、2乗演算器308の入力として、加算器76の出力ではなくLPF41の出力あるいはLPF42の出力のいずれかを入力するようにしてもよい。LPF41、42の出力信号も、収録対象の音声信号が主の信号である。図11の雑音除去装置1006は、LPF41の出力を2乗演算器308の入力としている。雑音除去装置1006では、定数乗算器310では1を乗算する。その他の処理については雑音除去装置1005と同じであるので、説明を省略する。
実施の形態2,3,6で、HPF、LPFにより帯域分割を行っている。帯域分割の際の各フィルタの遮断周波数は固定であるとしたが、その遮断周波数を風量の検出結果によって変更するようにしてもよい。可変フィルタ63の出力は和信号について風雑音を低減した結果となるが、その出力とLch,Rchの両chのHPF出力とを合成して出力するため、低域成分についてはLch,Rchともに同じ信号を用いることになる。従って、遮断周波数が高すぎるとステレオ感が損なわれてしまう。一方、風量が大きい場合には比較的高周波数域まで風雑音の成分が存在するので、遮断周波数を高くしたい。風量に応じて遮断周波数を変更することで、ステレオ感と風雑音低減を両立させることができる。
10 適応フィルタ
11 可変フィルタ
101,102,103 遅延素子
111,112,113 乗算器
120 加算器
30 減算器
41,42 LPF
51,52 遅延器
61,62,63 可変フィルタ
71 減算器
72 定数乗算器
73 加算器
74 信号発生器
75 遅延器
76 加算器
77 定数乗算器
78 遅延器
43,44 HPF
53,54 遅延器遅延器
81,82 加算器
83,84 デシメータ
85 インターポレータ
86 LPF
91,92 遅延器
93,94 切替え器
95 遅延器
96,97 乗算器
98 加算器
201,202,205,206 入力端子
203,204,207,208 出力端子
209 制御信号入力端子
301,307 加算器
302 減算器
312 制限付き減算器
303,304,308,309 2乗演算器
305,306,310,311 定数乗算器
Claims (19)
- 対象信号に雑音が重畳した入力信号から雑音成分に係る信号を算出する手段と、
前記入力信号を処理して出力する可変フィルタ手段と、
前記雑音成分に係る信号と別の信号との合成信号を入力信号として動作する適応フィルタ手段と、
前記別の信号と相関のある信号を所望信号として前記適応フィルタ手段の出力信号との誤差信号を算出する手段と、
を有し、
前記誤差信号を用いて前記適応フィルタの特性を変化させるとともに、前記適応フィルタの特性の変化に対応して前記可変フィルタの特性を変化させることを特徴とする雑音除去装置。 - 複数のチャンネルから入力される複数の信号のうちの一つのチャンネルの信号と他の一つのチャンネルの信号の差信号を算出する信号算出部と、
前記複数のチャンネルの信号を処理して出力する可変フィルタ手段と、
前記差信号と別の信号との合成信号を入力信号として動作する適応フィルタ手段と、
前記別の信号と相関のある信号を所望信号として前記適応フィルタ手段の出力信号との誤差信号を算出する手段と、
を有し、
前記誤差信号を用いて前記適応フィルタの特性を変化させるとともに、前記適応フィルタの特性の変化に対応して前記可変フィルタの特性を変化させることを特徴とする雑音除去装置。 - 複数のチャンネルから入力される複数の信号のうちの一つのチャンネルの信号と他の一つのチャンネルの信号の差信号と和信号を算出する信号算出部と、
前記和信号を処理して出力する可変フィルタ手段と、
前記差信号と別の信号の合成信号を入力信号として動作する適応フィルタ手段と、
前記別の信号と相関のある信号を所望信号として前記適応フィルタ手段の出力信号との誤差信号を算出する手段と、
を有し、
前記誤差信号を用いて前記適応フィルタの特性を変化させるとともに、前記適応フィルタの特性の変化に対応して前記可変フィルタの特性を変化させることを特徴とする雑音除去装置。 - 対象信号に雑音が重畳した入力信号から雑音成分に係る信号を算出する算出手段と、
前記算出手段の出力信号を非線形処理する第一の非線形処理手段と、
前記入力信号に係る信号を処理して出力する可変フィルタ手段と、
前記入力信号に係る信号を非線形処理する第二の非線形処理手段と、
前記第二の非線形処理手段の出力信号を入力信号として動作する適応フィルタ手段と、
前記第一の非線形処理手段の出力信号と前記第二の非線形処理手段の出力信号との合成信号を遅延させた信号を所望信号として前記適応フィルタ手段の出力信号との誤差信号を算出する手段とを有し、
前記誤差信号を用いて前記適応フィルタの特性を変化させるとともに、
前記適応フィルタの特性の変化に対応して前記可変フィルタの特性を変化させることを特徴とする雑音除去装置。 - 対象信号に雑音が重畳した入力信号から雑音成分に係る信号を算出する算出手段と、
前記算出手段の出力信号を非線形処理する第一の非線形処理手段と、
前記入力信号に係る信号を処理して出力する可変フィルタ手段と、
前記入力信号に係る信号を非線形処理する第二の非線形処理手段と、
前記第一の非線形処理手段の出力信号と前記第二の非線形処理手段の出力信号との合成信号を入力信号として動作する適応フィルタ手段と、
前記第二の非線形処理手段の出力信号を遅延させた信号を所望信号として前記適応フィルタ手段の出力信号との誤差信号を算出する手段とを有し、
前記誤差信号を用いて前記適応フィルタの特性を変化させるとともに、
前記適応フィルタの特性の変化に対応して前記可変フィルタの特性を変化させることを特徴とする雑音除去装置。 - 複数のチャンネルから入力される複数の信号のうちの一つのチャンネルの信号と他の一つのチャンネルの信号の差信号を算出する信号算出手段と、
前記差信号を非線形処理する第一の非線形処理手段と、
前記複数のチャンネルの信号を処理して出力する可変フィルタ手段と、
前記一つのチャンネルの信号あるいは前記一つのチャンネルの信号と前記他のチャンネルの信号の和信号を非線形処理する第二の非線形処理手段と、
前記第一の非線形処理手段の出力信号と前記第二の非線形処理手段の出力信号との合成信号を入力信号として動作する適応フィルタ手段と、
前記第二の非線形処理手段の出力信号を遅延させた信号を所望信号として前記適応フィルタ手段の出力信号との誤差信号を算出する手段とを有し、
前記誤差信号を用いて前記適応フィルタの特性を変化させるとともに、前記適応フィルタの特性の変化に対応して前記可変フィルタの特性を変化させることを特徴とする雑音除去装置。 - 複数のチャンネルから入力される複数の信号のうちの一つのチャンネルの信号と他の一つのチャンネルの信号の差信号と和信号を算出する信号算出手段と、
前記差信号を非線形処理する第一の非線形処理手段と、
前記和信号を処理して出力する可変フィルタ手段と、
前記一つのチャンネルの信号あるいは前記和信号を非線形処理する第二の非線形処理手段と、
前記第一の非線形処理手段の出力信号と前記第二の非線形処理手段の出力信号との合成信号を入力信号として動作する適応フィルタ手段と、
前記第二の非線形処理手段の出力信号を遅延させた信号を所望信号として前記適応フィルタ手段の出力信号との誤差信号を算出する手段とを有し、
前記誤差信号を用いて前記適応フィルタの特性を変化させるとともに、前記適応フィルタの特性の変化に対応して前記可変フィルタの特性を変化させることを特徴とする雑音除去装置。 - 複数のチャンネルから入力される複数の信号のうちの一つのチャンネルの信号と他の一つのチャンネルの信号の差信号を算出する信号算出手段と、
前記差信号を非線形処理する第一の非線形処理手段と、
前記複数のチャンネルの信号を処理して出力する可変フィルタ手段と、
前記一つのチャンネルの信号あるいは前記一つのチャンネルの信号と前記他のチャンネルの信号の和信号を非線形処理する第二の非線形処理手段と、
前記第二の非線形処理手段の出力信号を入力信号として動作する適応フィルタ手段と、
前記第一の非線形処理手段の出力信号と前記第二の非線形処理手段の出力信号との合成信号を遅延させた信号を所望信号として前記適応フィルタ手段の出力信号との誤差信号を算出する手段とを有し、
前記誤差信号を用いて前記適応フィルタの特性を変化させるとともに、
前記適応フィルタの特性の変化に対応して前記可変フィルタの特性を変化させることを特徴とする雑音除去装置。 - 複数のチャンネルから入力される複数の信号のうちの一つのチャンネルの信号と他の一つのチャンネルの信号の差信号と和信号を算出する信号算出手段と、
前記差信号を非線形処理する第一の非線形処理手段と、
前記和信号を処理して出力する可変フィルタ手段と、
前記一つのチャンネルの信号あるいは前記和信号を非線形処理する第二の非線形処理手段と、
前記第二の非線形処理手段の出力信号を入力信号として動作する適応フィルタ手段と、
前記第一の非線形処理手段の出力信号と前記第二の非線形処理手段の出力信号との合成信号を遅延させた信号を所望信号として前記適応フィルタ手段の出力信号との誤差信号を算出する手段とを有し、
前記誤差信号を用いて前記適応フィルタの特性を変化させるとともに、
前記適応フィルタの特性の変化に対応して前記可変フィルタの特性を変化させることを特徴とする雑音除去装置。 - 前記第一の非線形処理手段および前記第二の非線形処理手段が2乗演算処理あるいは絶対値演算処理であることを特徴とする請求項4乃至請求項9のいずれか1項に記載の雑音除去装置。
- 前記差信号が前記一つのチャンネルの信号と他の一つのチャンネルの信号のそれぞれ高周波成分を減衰させた信号の差信号であることを特徴とする請求項2または請求項3または請求項6乃至請求項9のいずれか1項に請求項に記載の雑音除去装置。
- 前記差信号をデシメーション処理することを特徴とする請求項11に記載の雑音除去装置。
- 複数のチャンネルから入力される複数の信号のうちの一つのチャンネルの信号と他の一つのチャンネルの信号をそれぞれ高域側と低域側に帯域分割し、低域側の信号について前記可変フィルタによる処理を行った出力信号を前記高域側の信号と合成することを特徴とする、請求項11または請求項12に記載の雑音除去装置。
- 前記可変フィルタの出力信号あるいは前記可変フィルタと前記高域側の信号との合成信号と、前記入力された信号とを切替えて、出力する切替え部をさらに備え、
前記切替え部が前記入力された信号を出力する場合、前記可変フィルタあるいはまた前記適応フィルタの動作を行わないことを特徴とする請求項13に記載の雑音除去装置。 - 前記複数のチャンネルから入力される複数の信号は、複数の近接して配置されたマイクロフォンから出力される音声信号であることを特徴とする請求項2または請求項3または請求項6乃至請求項9または請求項11乃至請求項14のいずれか1項に記載の雑音除去装置。
- 複数のチャンネルから入力される複数の信号のうちの一つのチャンネルの信号と他の一つのチャンネルの信号の差信号を算出するステップと、
前記複数のチャンネルの信号を処理して出力する可変フィルタ処理を行うステップと、
前記差信号と別の信号との合成信号を算出するステップと、
前記合成信号を入力信号として処理して出力する適応フィルタ処理を行うステップと、
前記別の信号と相関のある信号を所望信号として前記適応フィルタの出力信号との誤差信号を算出するステップと、
前記誤差信号を用いて前記適応フィルタの特性を変化させるステップと、
前記適応フィルタの特性の変化に対応して前記可変フィルタの特性を変化させるステップと、
を備える雑音除去方法。 - 複数のチャンネルから入力される複数の信号のうちの一つのチャンネルの信号と他の一つのチャンネルの信号の差信号と和信号を算出するステップと、
前記和信号を処理して出力する可変フィルタ処理を行うステップと、
前記差信号と別の信号との合成信号を算出するステップと、
前記合成信号を入力信号として処理して出力する適応フィルタ処理を行うステップと、
前記別の信号と相関のある信号を所望信号として前記適応フィルタの出力信号との誤差信号を算出するステップと、
前記誤差信号を用いて前記適応フィルタの特性を変化させるステップと、
前記適応フィルタの特性の変化に対応して前記可変フィルタの特性を変化させるステップと、
を備える雑音除去方法。 - 雑音を除去する雑音除去方法をコンピュータに対して実行させる雑音除去プログラムであって、
前記雑音除去方法が、
複数のチャンネルから入力される複数の信号のうちの一つのチャンネルの信号と他の一つのチャンネルの信号の差信号を算出するステップと、
前記複数のチャンネルの信号を処理して出力する可変フィルタ処理を行うステップと、
前記差信号と別の信号との合成信号を算出するステップと、
前記合成信号を入力信号として処理して出力する適応フィルタ処理を行うステップと、
前記別の信号と相関のある信号を所望信号として前記適応フィルタの出力信号との誤差信号を算出するステップと、
前記誤差信号を用いて前記適応フィルタの特性を変化させるステップと、
前記適応フィルタの特性の変化に対応して前記可変フィルタの特性を変化させるステップと、
を備える雑音除去プログラム。 - 雑音を除去する雑音除去方法をコンピュータに対して実行させる雑音除去プログラムであって、
前記雑音除去方法が、
複数のチャンネルから入力される複数の信号のうちの一つのチャンネルの信号と他の一つのチャンネルの信号の差信号と和信号を算出するステップと、
前記和信号を処理して出力する可変フィルタ処理を行うステップと、
前記差信号と別の信号との合成信号を算出するステップと、
前記合成信号を入力信号として処理して出力する適応フィルタ処理を行うステップと、
前記別の信号と相関のある信号を所望信号として前記適応フィルタの出力信号との誤差信号を算出するステップと、
前記誤差信号を用いて前記適応フィルタの特性を変化させるステップと、
前記適応フィルタの特性の変化に対応して前記可変フィルタの特性を変化させるステップと、
を備える雑音除去プログラム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013036810A JP6127579B2 (ja) | 2012-12-11 | 2013-02-27 | 雑音除去装置、雑音除去方法、及び雑音除去プログラム |
US14/103,631 US9131307B2 (en) | 2012-12-11 | 2013-12-11 | Noise eliminating device, noise eliminating method, and noise eliminating program |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012270114 | 2012-12-11 | ||
JP2012270114 | 2012-12-11 | ||
JP2013036810A JP6127579B2 (ja) | 2012-12-11 | 2013-02-27 | 雑音除去装置、雑音除去方法、及び雑音除去プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014135712A JP2014135712A (ja) | 2014-07-24 |
JP6127579B2 true JP6127579B2 (ja) | 2017-05-17 |
Family
ID=51413677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013036810A Active JP6127579B2 (ja) | 2012-12-11 | 2013-02-27 | 雑音除去装置、雑音除去方法、及び雑音除去プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6127579B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USD824779S1 (en) | 2016-12-22 | 2018-08-07 | 800 Sylvan Avenue | Package |
USD826720S1 (en) | 2016-12-22 | 2018-08-28 | Conopco, Inc. | Bottle |
US11883835B2 (en) | 2016-12-22 | 2024-01-30 | Conopco, Inc. | Shell container suitable for housing a discrete refill container |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6136995B2 (ja) * | 2014-03-07 | 2017-05-31 | 株式会社Jvcケンウッド | 雑音低減装置 |
JP6886352B2 (ja) * | 2017-06-05 | 2021-06-16 | キヤノン株式会社 | 音声処理装置及びその制御方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3279612B2 (ja) * | 1991-12-06 | 2002-04-30 | ソニー株式会社 | 雑音低減装置 |
JP3561920B2 (ja) * | 1991-12-25 | 2004-09-08 | ソニー株式会社 | 雑音低減装置 |
JP4561222B2 (ja) * | 2004-07-30 | 2010-10-13 | 日産自動車株式会社 | 音声入力装置 |
-
2013
- 2013-02-27 JP JP2013036810A patent/JP6127579B2/ja active Active
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USD824779S1 (en) | 2016-12-22 | 2018-08-07 | 800 Sylvan Avenue | Package |
USD826720S1 (en) | 2016-12-22 | 2018-08-28 | Conopco, Inc. | Bottle |
US11883835B2 (en) | 2016-12-22 | 2024-01-30 | Conopco, Inc. | Shell container suitable for housing a discrete refill container |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014135712A (ja) | 2014-07-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9131307B2 (en) | Noise eliminating device, noise eliminating method, and noise eliminating program | |
EP2695394B1 (en) | Integrated psychoacoustic bass enhancement (pbe) for improved audio | |
JP6127579B2 (ja) | 雑音除去装置、雑音除去方法、及び雑音除去プログラム | |
US10950213B1 (en) | Hybrid active noise cancellation filter adaptation | |
US8611551B1 (en) | Low latency active noise cancellation system | |
JP5715595B2 (ja) | 効率的なサブバンド適応firフィルタリング | |
US8848935B1 (en) | Low latency active noise cancellation system | |
JP2020510240A (ja) | リアルタイム音響プロセッサ | |
US11189261B1 (en) | Hybrid active noise control system | |
WO2007049643A1 (ja) | エコー抑圧方法及び装置 | |
WO2007049644A1 (ja) | エコー抑圧方法及び装置 | |
JP3154151B2 (ja) | マイクロホン装置 | |
US5953431A (en) | Acoustic replay device | |
WO2010041381A1 (ja) | 信号処理回路 | |
JP2002218583A (ja) | 音場合成演算方法及び装置 | |
JP5430263B2 (ja) | オーディオ装置 | |
JP5052460B2 (ja) | 音量制御装置 | |
TW200835374A (en) | System and method for utilizing omni-directional microphones for speech enhancement | |
JP4368917B2 (ja) | 音響再生装置 | |
CN110719563B (zh) | 调整立体声声像的方法、获取立体声声像的电路 | |
JP5140785B1 (ja) | 指向性制御方法及び装置 | |
WO2018229821A1 (ja) | 信号処理装置、遠隔会議装置、および信号処理方法 | |
JP5353748B2 (ja) | 雑音除去装置および雑音除去方法 | |
JP2014102317A (ja) | 雑音除去装置、雑音除去方法、及びプログラム | |
US11636868B2 (en) | Audio processing method for performing audio pass-through and related apparatus |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151029 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160926 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161004 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161027 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170314 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170327 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6127579 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |