JP6125395B2 - バックル - Google Patents

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この発明は、解除可能に係合し合う雄部材と雌部材とからなるバックルの改良に関する。
リュックサックのチェストストラップを、上下に移動調整可能にショルーダーハーネスに備えさせたものとして、特許文献1に示されるものがある。この特許文献1に示されるものでは、チェストストラップは左側のショルダーハーネスに備えられたレール体にガイドされるガイド部を左端に有し、かつ、右側のショルダーハーネスに備えられたレール体にガイドされるガイド部を右端に有すると共に、中間部をサイドリリースバックルによって分離可能に接続した態様となっている。この特許文献1のものでは、第一に、チェストストラップ自体はショルダーハーネスから外すことはできない。それ故に第二に、前記サイドリリースバックルを必要不可欠としている。したがってまた、第三に、特許文献1のものでは、左右のレール体と、左右のガイド部と、サイドリリースバックルの6点のパーツを使わない限りチェストストラップ手段をリュックサックに備えさせることができない。
大韓民国特許第10−0547406号明細書
この発明が解決しようとする主たる問題点は、解除可能に係合し合う雄部材と雌部材とからなるバックルにおいて、かかる雌部材を雄部材に係合させた状態において、この雌部材を雄部材の長さ方向に沿って所望の位置まで適切にスライド移動可能にする点にある。
前記課題を達成するために、この発明にあっては、バックルを、長さを持つと共にこの長さ方向に沿って被係合部を連続的に備えた雄部材と、
前記被係合部を弾性変形により受入すると共に受入後の弾性復帰により前記被係合部に対し前記雄部材の長さ方向に沿ったスライド移動可能に係合される係合部を備えた雌部材とを有してなるものとした。
かかる構成によれば、雌部材をこの雄部材の両端間において複数の位置にそれぞれ係合させることができる。また、雌部材は雄部材に係合した状態において、この雄部材の長さ方向に沿って所望の位置までスライド移動させることができる。また、かかる雄部材と雌部材との係合の解除は、雌部材の係合部を弾性変形させることで解くことができる。
前記雄部材の被係合部はこの雄部材の長さ方向に続く突条体であり、
前記雌部材の係合部は一対の挟持片からなり、この一対の挟持片の一方に前記突条体に係合する爪体が備えられている、ものとすることが、この発明の好ましい態様の一つである。
また、前記雄部材はその長さ方向において隣り合う嵌合部との間に間隔を開けて複数の嵌合部を備えており、
前記雌部材の係合部は弾性変形により前記嵌合部に嵌合する被嵌合部を備えている、ものとすることが、この発明の好ましい態様の一つである。
このようにした場合、所望のスライド移動後の位置から雌部材が簡単にはずれ動かないようにすることができる。
この場合、さらに、前記雄部材の隣り合う嵌合部間の距離を、前記雄部材の長さ方向における前記雌部材の係合部の寸法と実質的に同一となるようにしておくこともある。
このようにした場合、雌部材は、雄部材の隣り合う嵌合部間においても簡単にはずれ動かないように保持される。
また、前記雌部材の係合部に、雄部材の被係合部との係合を解く向きにこの係合部を弾性変形させる操作を容易とする操作部を備えさせておくことが、この発明の好ましい態様の一つである。この場合、前記操作部に、ストラップ体の取付部を形成しておくこともある。
また、前記雄部材の一面側に突条体を形成させ、この雄部材の他面側に嵌合部を形成させるようにすることが、この発明の好ましい態様の一つである。
また、前記雄部材の両端部側にそれぞれ、雌部材のスライド移動の規制部を形成させるようにすることが、この発明の好ましい態様の一つである。
この発明にかかるバックルは、これを構成する雌部材を雄部材に係合させた状態において、この雌部材を雄部材の長さ方向に沿って所望の位置まで適切にスライド移動させることができる。なお、前記特許文献1のものとの比較では、かかるバックルを二組を利用してリュックサックのチェストストラップ手段を構成することができ、そのパーツ数は4点となる特長を有すると共に、二組のバックルを構成する雌部材と雄部材とを共に分離させればリュックサック側からチェストストラップを完全に取り外すことも可能な特長を有する。
図1はこの発明の一実施の形態にかかるバックルの正面図である。 図2は図1におけるA−A線位置での断面図であり、バックルを図9に示されるチェストストラップに適用した状態で示している。 図3は前記バックルの右側面図である。 図4は前記バックルの背面図である。 図5は前記バックルの背面図であり、図4の位置よりもやや上となる位置に雌部材をスライド移動させた状態を示している。 図6は図5におけるB−B線位置での断面図である。 図7は前記バックルの斜視図であり、これを構成する雄部材と雌部材とを分離してこれらの裏側から見て示している。 図8は前記バックルの断面図であり、これを構成する雄部材と雌部材とを分離して示している。 図9は前記バックルをリュックサックのチェストストラップに適用した例を示した正面構成図である。
以下、図1〜図9に基づいて、この発明の典型的な実施の形態について、説明する。この実施の形態にかかるバックルは、解除可能に係合し合う雄部材Mと雌部材Fとを有し、両者の係合によって両者の一方に固定された対象物と、両者の他方に固定された対象物とを、かかるバックルを接続点として接続させるものである。
この実施の形態にかかるバックルにあっては、雄部材Mは長さを持ち、雌部材Fはこの雄部材Mの両端間において複数の位置にそれぞれ係合可能となっている。また、雌部材Fは雄部材Mに係合した状態において、この雄部材Mの長さ方向に沿って所望の位置までスライド移動可能で、また、所望のスライド移動後の位置から雌部材Fが簡単にはずれ動かない構造を備えている。
図9は、かかるバックルを二組用意し、この二組のバックルを利用して、リュックサック(その本体の図示は省略する。)のショルダーハーネスを構成する左右の背負いベルトH、H間に亘るチェストストラップSの左端を左側の背負いベルトHに接続させると共に、かかるチェストストラップSの右端を右側の背負いベルトHに接続させるた例を示している。各バックルの雄部材Mはそれぞれ、背負いベルトHの前面部Haに後述の湾曲内側部4をこの背負いベルトHに縫着させることで、雄部材Mの長さ方向を背負いベルトHの長さ方向に沿わせると共に、後述の湾曲外側部5をリュックサックの中央側に向けるようにして取り付けられている。図示の例では、二組のバックルの一方の雌部材Fは帯状をなすチェストストラップSの一端側に取り付けられ、二組のバックルの他方の雌部材Fは帯状をなすチェストストラップSの他端側に取り付けられている。チェストストラップSの位置は、雄部材Mに対する雌部材Fの係合位置を前記スライド移動により調整することで、上下方向において所望の位置まで移動させることができる。左右のバックルのいずれか一方において雌部材Fと雄部材Mとの係合を解くことで、チェストストラップSが左右の背負いベルトH、H間に亘った状態が解除される。
前記雄部材Mは、長さを持つと共にこの長さ方向に沿って被係合部1を連続的に備えている。
図示の例では、雄部材Mは湾曲した帯状を呈している。すなわち、雄部材Mは、その長さ方向に亘る一方の縁部2側を湾曲内側部4とし、他方の縁部3側を湾曲外側部5としている。
図示の例では、雄部材Mの一面側、図示の例では表面部6であって、その湾曲外側部5に、前記被係合部1が形成されている。被係合部1は雄部材Mの長さ方向に続く突条体1aにより構成されている。突条体1aは、前記湾曲内側部4側に向いた係合面1bを有すると共に、この係合面1bと前記他方の縁部3との間において、係合面1bに近づくに連れて雄部材Mの厚さを漸増させる傾斜面1cを有している。雄部材Mの長さ方向に亘る各位置において雄部材Mの幅方向での突条体1aの断面形状は実質的に同一となっている。
図示の例では、突条体1aの全長は雄部材Mの全長より短く、突条体1aの終端と雄部材Mの端部7との間には間隔が形成されている。雄部材Mの幅方向略中程の位置には、突条体1aよりも突き出し寸法を小さくしたリブ8が突条体1aと平行に形成されていると共に、突状体1aの終端1dとリブ8の終端8aとの間には、雄部材Mの幅方向に沿った連接突部9が形成されている。かかる突条体1aとリブ8と二箇所の連接突部9、9とにより、雄部材Mの表面部6には溝状部10が形成されている。前記係合状態において、かかる溝状部10に後述の雌部材Fの係合部13を構成する爪体13dが入り込むようになっている。それと共に、雌部材Fの係合部13を構成する爪体13dが前記溝状部10の終端を構成する連接突部9に当接する位置より先に雌部材Fはスライド移動されないようになっている。これにより、雄部材Mはその両端部7、7側にそれぞれ、雌部材Fのスライド移動の規制部を備えた構造となっている。
雄部材Mの他面側、図示の例では、裏面部11に、後述の雌部材Fの被嵌合部16に対する嵌合部12が形成されている。嵌合部12は雄部材Mの裏面部11に、この雄部材Mの長さ方向において隣り合う嵌合部12との間に間隔を開けて複数備えられている。また、隣り合う嵌合部12間の距離は、前記雄部材Mの長さ方向における前記雌部材Fの係合部13の寸法と実質的に同一となっている。
図示の例では、雄部材Mの嵌合部12は、前記裏面部11に形成された膨出部12aによって構成されている。図示の例では、かかる膨出部12aはその隆起方向に直交する向きの断面形状を実質的に四角形とするように構成されている。かかる膨出部12aの形状は前記断面形状を実質的に円形とするなど、必要に応じて変更して構わない。かかる嵌合部12は、雄部材Mの突条体1aの裏側となる位置に形成されている。(図2)
また、雄部材Mは、典型的には、プラスチックの成形品であり、図示の例では、前記湾曲内側部4において前記対象物(図9の例では背負いバンドH)に縫着可能な厚さに形成されている。
前記雌部材Fは、前記被係合部1を弾性変形により受入すると共に受入後の弾性復帰により前記被係合部1に対し前記雄部材Mの長さ方向に沿ったスライド移動可能に係合される係合部13を備えている。
前記雌部材Fの係合部13は一対の挟持片13a、13aからなり、この一対の挟持片13a、13aの一方に前記突条体1aに係合する爪体13dが備えられている。
図示の例では、雌部材Fは、係合部13と、帯状体(図2においては符号Sで示す。)の挿通固定部14とを備えてなる。挿通固定部14は、枠状をなしている。挿通固定部14は、係合部13の基部となる基部バー14aと、この基部バー14aに対向するエンドバー14bと、基部バー14aとエンドバー14bとの間に亘る一対の側部バー14d、14dと、一対の側部バー14d、14dの中間部間に亘るクロスバー14eとを有している。
係合部13は、挿通固定部14の基部バー14aに四辺のうちの一辺を一体化した実質的に四角形の板状を呈する表側挟持片13bと、この表側挟持片13bとの間に前記雄部材Mの被係合部1の受入間隔xを開けた状態で挿通固定部14の基部バー14aに四辺のうちの一辺を一体化した実質的に四角形の板状を呈する裏側挟持片13cとからなる。
係合部13の表側挟持片13bの外面(裏側挟持片13cに向き合う内面と反対の面)と、この外面に連なる挿通固定部14の四つのバー14a、14b、14d、14eの面とにより、雌部材Fの表面15が構成されている。また、雌部材Fの裏側では、基部バー14a、側部バー14d及びエンドバー14bのこの裏側に臨んだ面は裏側挟持片13cの外面に略面一をなすが、エンドバー14bの前記裏側に臨んだ面はこれらより表側に位置される。図示の例では、雌部材Fの裏側から基部バー14aとクロスバー14eとの間に通されて一旦雌部材Fの表側に引き出された帯状体を折り返してクロスバー14eとエンドバー14bとの間から再び雌部材Fの裏側に引き出すと、帯状体にテンションが作用された状態ではクロスバー14eに掛け回された帯状体にこのクロスバー14eの表側の隅部のうちエンドバー14b側にある隅部14fと、エンドバー14bの裏側の隅部14cとが突き立てられ、挿通固定部14を介して帯状体に雌部材Fが強固に取り付けられるようになっている。(図2)
係合部13を構成する表側挟持片13bは、裏側挟持片13cよりも前記挿通固定部14からの突き出し寸法が大きくなっている。また、表側係合片における前記挿通固定部14からの突き出し方向に直交する向きの寸法も裏側挟持片13cよりも大きくなっており、雌部材Fを表側から見た場合、表側挟持片13bに隠れて裏側挟持片13cは見えない。(図1)
表側挟持片13bの前記挿通固定部14からの突き出し方向略中程の位置に前記爪体13dが設けられている。爪体13dは、表側挟持片13bの内面から裏側挟持片13cの側に突き出し、かつ、表側挟持片13bの突き出し方向に直交する向きに長いリブ状を呈している。爪体13dは、挿通固定部14に向いた係合面13eを有すると共に、この係合面13eと反対の側を傾斜面13fとしている。かかる係合面13eと傾斜面13fとが接する爪体13dの頂部13gと裏側挟持片13cの内面との間の距離は、雄部材Mの被係合部1の最も厚い箇所の寸法よりも小さくなっている。また、爪体13dの係合面13eと挿通固定部14の基部バー14aとの間の距離は、雄部材Mの突条体1aの係合面1bとこの雄部材Mの前記他方の縁部3との間の距離よりもやや大きくなっている。
雄部材Mの被係合部1を雌部材Fの係合部13を構成する一対の挟持片13a、13a間に受入させる操作すると、先ず、雄部材Mの突条体1aの傾斜面1cと雌部材Fの表側挟持片13bの爪体13dの傾斜面13fとが接し雌部材Fは一対の挟持片13a、13a間の距離を広げる向きに弾性変形され、この弾性変形により前記受入が許容される。雌部材Fの爪体13dの頂部13gが雄部材Mの突条体1aの頂部1eを越える位置まで前記受入がなされると雌部材Fは弾性復帰し、雌部材Fの爪体13dの係合面13eと雄部材Mの突条体1aの係合面1bとが引っかかる。(図2)雄部材Mの被係合部1は雄部材Mの長さ方向に沿って連続的に備えられていることから、雌部材Fは雄部材Mの長さ方向にスライド移動可能な状態で、雄部材Mに係合される。
かかる雄部材Mと雌部材Fとの係合の解除は、雌部材Fの係合部13を弾性変形させることで解くことができる。この実施の形態にあっては、前記雌部材Fの係合部13に、雄部材Mの被係合部1との係合を解く向きにこの係合部13を弾性変形させる操作を容易とする操作部13hが備えられている。この実施の形態にあっては、前記表側挟持片13bの前記爪体13dの形成位置、つまり、係合箇所よりも先に延びるこの表側挟持片13bの突き出し端側がかかる操作部13hとして機能するようになっている。すなわち、かかる操作部13hを利用することで、表側挟持片13bと裏側挟持片13cとの間の距離を広げて受入された雄部材Mの被係合部1と雌部材Fの係合部13との係合を解く操作をスムースに行えるようになっている。
また、この実施の形態にあっては、前記操作部13hに、ストラップ体S’の取付部13iが形成してある。図示の例では、かかる取付部13iは、表側挟持片13bの爪体13dとこの表側挟持片13bの突き出し端(自由端)との間に設けられた、この表側挟持片13bの前記挿通固定部14からの突き出し方向に直交する向きに長いスロット13jとなっている。このスロット13jに帯状体を通すことで表側挟持片13bにかかる帯状体よりなるストラップ体S’を備えさせることができるようになっている。
また、この実施の形態にあっては、前記雌部材Fの係合部13は弾性変形により前記嵌合部12に嵌合する被嵌合部16を備えている。図示の例では、かかる被嵌合部16は裏側挟持片13cに形成された、前記雄部材Mの嵌合部12となる膨出部12aが相補的に納まる大きさの実質的に四角形の貫通穴16aとなっている。この嵌合部12と被嵌合部16とによって、雌部材Fは雄部材Mに係合した状態において、この雄部材Mの長さ方向に沿って所望の位置までスライド移動可能で、また、所望のスライド移動後の位置から雌部材Fが簡単にはずれ動かないようになっている。
嵌合部12と被嵌合部16との係合代は前記突条体1aと爪体13dの係合代より小さくなっている。(図2)これにより、嵌合部12に一つの被嵌合部16を納めた状態から雄部材Mの長さ方向に沿って雌部材Fをスライド移動させる操作をすると、前記嵌合を解く向きに雌部材Fの係合部13は弾性変形しこのスライド移動は許容されるが、この操作では前記突条体1aと爪体13dとの係合は解かれることはない。
また、この実施の形態にあっては、前記雄部材Mの隣り合う嵌合部12間の距離が、前記雄部材Mの長さ方向における前記雌部材Fの係合部13の寸法と実質的に同一となっている。
これにより、この実施の形態にあっては、雌部材Fは、雄部材Mの隣り合う嵌合部12間においても簡単にはずれ動かないように保持されるようになっている。(図5、図6)これにより、この実施の形態にあっては、雄部材Mの長さ方向に亘る複数箇所においてそれぞれ簡単にはずれ動かないように雌部材Fを保持可能となっている。
なお、図示の例では、雌部材Fの表側挟持片13bの基部側の内面に、雄部材Mとの係合状態において突条体1aの傾斜面1cに当たる突起13kが形成されている。(図2)
前記雌部材Fをプラスチックの成形品とすることで、前記係合部13に所用の弾性変形特性を容易に付与することが可能となる。
なお、当然のことながら、本発明は以上に説明した実施態様に限定されるものではなく、本発明の目的を達成し得るすべての実施態様を含むものである。
M 雄部材
F 雌部材
1 被係合部
13 係合部

Claims (8)

  1. 長さを持つと共にこの長さ方向に沿って被係合部を連続的に備えた雄部材と、
    前記被係合部を弾性変形により受入すると共に受入後の弾性復帰により前記被係合部に対し前記雄部材の長さ方向に沿ったスライド移動可能に係合される係合部を備えた雌部材とを有してなる、バックル。
  2. 前記雄部材の被係合部はこの雄部材の長さ方向に続く突条体であり、
    前記雌部材の係合部は一対の挟持片からなり、この一対の挟持片の一方に前記突条体に係合する爪体が備えられている、請求項1に記載のバックル。
  3. 前記雄部材はその長さ方向において隣り合う嵌合部との間に間隔を開けて複数の嵌合部を備えており、
    前記雌部材の係合部は弾性変形により前記嵌合部に嵌合する被嵌合部を備えている、請求項1又は請求項2に記載のバックル。
  4. 前記雄部材の隣り合う嵌合部間の距離が、前記雄部材の長さ方向における前記雌部材の係合部の寸法と実質的に同一である、請求項3に記載のバックル。
  5. 前記雌部材の係合部に、雄部材の被係合部との係合を解く向きにこの係合部を弾性変形させる操作を容易とする操作部が備えられている、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のバックル。
  6. 前記操作部に、ストラップ体の取付部が形成してある、請求項5に記載のバックル。
  7. 前記雄部材の一面側に突条体が形成され、この雄部材の他面側に嵌合部が形成されている、請求項3に記載のバックル。
  8. 前記雄部材の両端部側にそれぞれ、雌部材のスライド移動の規制部が形成してある、請求項請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載のバックル。
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