JP6125348B2 - 基板処理装置および基板処理方法 - Google Patents

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本発明は、基板の表面から汚染物質を除去する基板処理装置および基板処理方法に関する。
従来、半導体ウエハ、液晶表示装置用ガラス基板、PDP用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、カラーフィルタ用基板、記録ディスク用基板、太陽電池用基板、電子ペーパー用基板などの精密電子装置用基板の製造工程では、基板の表面から汚染物質を除去する洗浄処理が行われる。特に、基板の表面に薄膜を形成した後、当該薄膜を剥離して、基板の表面から薄膜とともに汚染物質を除去する洗浄方法が、特許文献1〜4に記載されている。
このような洗浄方法においては、基板の表面から薄膜を剥離するための機構が必要となる。例えば、特許文献1では、吸着または粘着性の一対のローラーを用いて、薄膜を取り去っている(第4頁左下欄第9〜11行,第2図)。特許文献2では、硬化した粘着物質を、クランプベースとクランプによって挟持しながらひきはがしている(第2頁右上欄第9〜13行,第2図)。特許文献3では、樹脂塗膜に埋設させた糸状体を引張ることにより、被洗浄体表面から樹脂塗膜を引き剥がしている(第2頁左下欄第2〜5行,第1図)。特許文献4では、樹脂に食い込ませたリング状治具を用いて、樹脂塗膜を、透明導電膜の被洗浄面から引き剥がしている(第3頁右上欄第13行〜左下欄第1行,第1図)。
特開平1−276720号公報 特開昭63−46674号公報 特開昭61−245536号公報 特開昭61−124139号公報
しかしながら、特許文献1〜4のいずれの機構も、基板と薄膜との分離を促すことなく、薄膜を上方へ引っ張る力のみで、基板から薄膜を剥離している。このため、薄膜の剥離に時間が掛かり、生産効率を高めることが難しいと考えられる。また、特許文献1〜4のいずれの機構も、薄膜を剥離するための治具の移動範囲が大きいか、または、治具自体が広い範囲を占める。このため、特許文献1〜4の構造では、装置のフットスペース(床面積)が大きくなると考えられる。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、基板と薄膜との分離を促しつつ、基板の表面から薄膜を容易に剥離できる基板処理装置および基板処理方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本願の第1発明は、基板の表面から汚染物質を除去する基板処理装置であって、基板を略水平に保持する保持部と、前記保持部に保持された基板の表面に、固化後に薄膜となる表面処理液を供給する表面処理液供給部と、基板の表面に供給された表面処理液に接触する接触面および前記接触面内に設けられた吐出口を有する接触部材と、前記吐出口に、前記薄膜を溶解させない非溶解性流体を供給する非溶解性流体供給部と、前記保持部に保持された基板の表面に対して、前記接触面を、相対的に上下に移動させる移動機構と、前記表面処理液供給部、前記非溶解性流体供給部、および前記移動機構を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記表面処理液供給部を動作させて、前記保持部に保持された基板の表面に表面処理液を供給した後、前記表面処理液が固化する前に、前記移動機構を動作させて、前記接触面を表面処理液に接触させ、前記表面処理液が固化した後に、前記非溶解性流体供給部を動作させて、前記吐出口から基板と薄膜との間へ非溶解性流体を供給するとともに、前記移動機構を動作させて、基板に対して前記接触部材を相対的に引き上げる。
本願の第2発明は、第1発明の基板処理装置であって、前記接触面は、前記保持部に保持される基板の略中央の上方に配置される。
本願の第3発明は、第1発明または第2発明の基板処理装置であって、前記吐出口に、前記薄膜を溶解させる溶解性流体を供給する溶解性流体供給部をさらに備える。
本願の第4発明は、第1発明から第3発明までのいずれかの基板処理装置であって、前記表面処理液は、ポリビニルアルコール水溶液である。
本願の第5発明は、第1発明から第4発明までのいずれかの基板処理装置であって、前記非溶解性流体は、不活性ガスである。
本願の第6発明は、基板の表面から汚染物質を除去する基板処理方法であって、a)略水平に保持された基板の表面に、表面処理液を供給する工程と、b)前記工程a)において供給された表面処理液に、吐出口を有する接触面を接触させる工程と、c)前記工程b)の後に、前記表面処理液を固化して薄膜を形成する工程と、d)前記工程c)の後に、前記薄膜を溶解させない非溶解性流体を、前記吐出口から基板と薄膜との間へ供給するとともに、基板の表面に対して前記接触面を相対的に引き上げる工程と、を備える。
本願の第7発明は、第6発明の基板処理方法であって、e)前記工程d)の後に、前記吐出口から、前記薄膜を溶解させる溶解性流体を供給する工程をさらに備える。
本願の第8発明は、第7発明の基板処理方法であって、前記溶解性流体は、脱イオン水(DIW:deionized water)、水蒸気、または加熱された気体である。
本願の第9発明は、第6発明から第8発明までのいずれかの基板処理方法であって、前記表面処理液は、ポリビニルアルコール水溶液である。
本願の第10発明は、第6発明から第9発明までのいずれかの基板処理方法であって、前記非溶解性流体は、不活性ガスである。
本願の第1発明〜第5発明によれば、基板と薄膜との間へ非溶解性流体を供給して、基板と薄膜との分離を促しつつ、基板に対して接触部材を相対的に引き上げることにより、基板の表面から薄膜を容易に剥離できる。
特に、本願の第2発明によれば、基板の中央から外側へ向けて、薄膜を略均等に剥離できる。
特に、本願の第3発明によれば、基板から薄膜を剥離させた後、溶解性流体を供給して、薄膜を溶解除去することができる。また、吐出口の下に薄膜が形成されている場合には、溶解性流体を供給して当該薄膜を溶解させ、その後、基板と薄膜との間に、非溶解性流体を供給することができる。
特に、本願の第5発明によれば、基板の表面を酸化させることなく、基板と薄膜との分離を促進できる。
また、本願の第6発明〜第10発明によれば、基板と薄膜との間へ非溶解性流体を供給して、基板と薄膜との分離を促しつつ、基板に対して接触部材を相対的に引き上げることにより、基板の表面から薄膜を容易に剥離できる。
特に、本願の第7発明によれば、基板から剥離された薄膜を溶解除去することができる。
特に、本願の第10発明によれば、基板の表面を酸化させることなく、基板と薄膜との分離を促進できる。
第1実施形態に係る基板処理装置の全体構成を示す平面図である。 第1実施形態に係る洗浄処理ユニットの縦断面図である。 第1実施形態に係る制御部と各部との接続構成を示したブロック図である。 第1実施形態に係る洗浄処理の流れを示したフローチャートである。 第1実施形態に係る洗浄処理時の様子を示した図である。 第1実施形態に係る洗浄処理時の様子を示した図である。 第1実施形態に係る洗浄処理時の様子を示した図である。 第1実施形態に係る洗浄処理時の様子を示した図である。 第1実施形態に係る洗浄処理時の様子を示した図である。 第2実施形態に係る洗浄処理の流れを示したフローチャートである。 第2実施形態に係る洗浄処理時の様子を示した図である。 第2実施形態に係る洗浄処理時の様子を示した図である。 第2実施形態に係る洗浄処理時の様子を示した図である。 第2実施形態に係る洗浄処理時の様子を示した図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
<1.第1実施形態>
<1−1.基板処理装置の全体構成>
図1は、本発明の第1実施形態に係る基板処理装置1の全体構成を示す平面図である。この基板処理装置1は、半導体の製造工程において、円板状の基板9の表面に付着したパーティクル等の汚染物質を除去する、枚様式の洗浄装置である。図1に示すように、基板処理装置1は、複数のオープナー11、インデクサユニット12、中央搬送ユニット13、および複数の洗浄処理ユニット14を備えている。
オープナー11は、複数枚(例えば25枚)の基板9が収容されたFOUP(Front Open Unified Pod)90を載置する部位である。オープナー11は、FOUP90を載置する載置面111を有する。また、オープナー11は、FOUP90のインデクサユニット12側の面に設けられた蓋部91を開閉する開閉機構112を有する。FOUP90は、基板処理装置1の外部から自動搬送車両等により搬入され、オープナー11の載置面111上にセットされる。その後、開閉機構112が、FOUP90の蓋部91を開放する。これにより、FOUP90からの基板9の取り出し、およびFOUP90内への基板9の収納が可能となる。
インデクサユニット12は、複数のオープナー11と中央搬送ユニット13との間で、基板9を搬送する部位である。インデクサユニット12は、基板9を1枚ずつ保持して移動させるインデクサロボット121を有する。インデクサロボット121は、複数のオープナー11の配列方向と平行に水平移動する。また、インデクサロボット121は、基板9を1枚ずつ保持するハンド部122を有する。ハンド部122は、上下方向に移動し、鉛直軸を中心として回転し、かつ、水平方向に伸縮する。インデクサロボット121は、ハンド部122を用いて、FOUP90から未処理の基板9を搬出して後述するシャトル132へ受け渡すとともに、処理後の基板9をシャトル132から受け取ってFOUP90内へ収納する。
中央搬送ユニット13は、インデクサロボット121と複数の洗浄処理ユニット14との間で、基板9を搬送する部位である。中央搬送ユニット13は、インデクサユニット12の略中央から、インデクサユニット12に直交する方向へ延びる通路131と、通路131において基板9を搬送するシャトル132およびセンターロボット133とを有する。シャトル132は、基板9の周縁部を保持しつつ、通路131に沿ってスライド移動する。これにより、インデクサロボット121とセンターロボット133との間で、基板9の受け渡しを行う。
センターロボット133は、基板9を1枚ずつ保持するハンド部134を有する。ハンド部134は、上下方向に移動し、鉛直軸を中心として回転し、かつ、水平方向に伸縮する。センターロボット133は、ハンド部134を用いて、シャトル132から未処理の基板9を受け取り、当該基板9を洗浄処理ユニット14へ搬入する。また、センターロボット133は、ハンド部134を用いて、洗浄処理ユニット14から処理後の基板9を搬出し、当該基板9をシャトル132へ渡す。
洗浄処理ユニット14は、基板9の表面から汚染物質を除去する洗浄処理を行う部位である。複数の洗浄処理ユニット14は、中央搬送ユニット13の通路131を挟んで両側に配置されている。各洗浄処理ユニット14には、センターロボット133に面する搬入出口141が設けられている。また、各洗浄処理ユニット14の隣には、流体ボックス142が配置されている。洗浄処理ユニット14に種々の液体または気体を供給するための配管や、洗浄処理ユニット14から種々の液体または気体を排出するための配管は、流体ボックス142内に収容される。
なお、本実施形態の基板処理装置1は、複数の洗浄処理ユニット14を有し、各洗浄処理ユニット14において、複数の基板9を並列に処理することができる。ただし、本発明の基板処理装置は、単一の洗浄処理ユニットのみを有するものであってもよい。洗浄処理ユニット14の詳細な構成については、後述する。
基板処理装置1の稼働時には、オープナー11に載置されたFOUP90から基板9が1枚ずつ取り出され、当該基板9が、インデクサロボット121、シャトル132、およびセンターロボット133を経て、洗浄処理ユニット14へ搬入される。また、洗浄処理ユニット14における洗浄処理が完了すると、洗浄処理ユニット14から基板9が搬出され、当該基板9が、センターロボット133、シャトル132、およびインデクサロボット121を経て、再びFOUP90へ収納される。
<1−2.洗浄処理ユニットについて>
続いて、洗浄処理ユニット14の詳細な構成について、説明する。図2は、洗浄処理ユニット14の縦断面図である。図2に示すように、本実施形態の洗浄処理ユニット14は、チャンバ20、基板保持部30、PVAノズル40、接触部材50、排液捕集部60、および制御部70を備えている。
チャンバ20は、基板9の洗浄処理を行うための処理空間を内部に有する筐体である。チャンバ20は、処理空間の温度および清浄度を制御する空調部21を有している。基板保持部30、PVAノズル40、接触部材50、および排液捕集部60は、チャンバ20の内部に配置されている。また、チャンバ20の側壁には、上述した搬入出口141(図1参照)が設けられている。搬入出口141は、図示しないシャッタにより開閉される。
基板保持部30は、チャンバ20の内部において、基板9を略水平に保持する機構である。基板保持部30は、略円板状のベース部31と、ベース部31の上面に設けられた複数のチャックピン32とを有する。複数のチャックピン32は、ベース部31の周縁部付近の上面に、等角度間隔で配置されている。基板9は、パターンが形成されるデバイス面を上方に向けた状態で、チャックピン32に保持される。各チャックピン32は、基板9の周縁部の下面および外周端面に接触し、ベース部31の上面から空隙を介して上方の位置に、基板9を支持する。
また、基板保持部30は、ベース部31を回転させる回転機構33を有する。回転機構33は、例えば、モータにより実現される。回転機構33を動作させると、ベース部31、チャックピン32、および基板9が、基板9の略中心を通る回転軸34を中心として回転する。
PVAノズル40は、基板保持部30に保持された基板9の上面に、表面処理液としてのPVA(ポリビニルアルコール)水溶液を吐出するためのノズルである。PVAノズル40は、チャンバ20に取り付けられた第1アーム41の先端に、固定されている。また、図2に示すように、PVAノズル40は、第1配管42を介して、PVA供給源43と流路接続されている。PVA供給源43は、基板処理装置1の一部であってもよく、基板処理装置1が設置される工場内のユーティリティ設備であってもよい。第1配管42の経路途中には、第1開閉弁44が介挿されている。このため、第1開閉弁44を開放すると、PVA供給源43から第1配管42を通ってPVAノズル40に、PVA水溶液が供給される。そして、PVAノズル40から基板9の上面に、PVA水溶液が吐出される。
すなわち、本実施形態では、PVAノズル40、第1配管42、および第1開閉弁44が、基板9の表面に表面処理液としてのPVA水溶液を供給する表面処理液供給部を構成している。PVA水溶液は、基板9の表面に供給された後に乾燥固化して、PVAの薄膜となる。
接触部材50は、基板9の表面に形成されたPVAの薄膜を、剥離するための部材である。接触部材50は、第2アーム51の先端に固定されている。第2アーム51は、チャンバ20内に設置された移動機構52により、上下に昇降移動可能となっている。このため、移動機構52を動作させると、第2アーム51および接触部材50が、一体として上下に昇降移動する。移動機構52は、例えば、モータとボールねじとを組み合わせた機構や、エアシリンダにより実現される。
接触部材50の下面は、後述する洗浄処理時に、基板9の上面に供給されたPVA水溶液に接触する接触面53となる。接触面53内には、下方へ向けて開いた吐出口54が、設けられている。接触面53および吐出口54は、基板保持部30に保持される基板9の略中央の上方に配置されている。
また、図2に示すように、接触部材50には、第2配管55が接続されている。第2配管55は、接触部材50に接続される1本の合流配管550と、合流配管550の上流側の端部から分岐した2本の分岐配管551,552とを有している。各分岐配管551,552の上流側の端部は、窒素ガス供給源56とDIW供給源57とに、それぞれ流路接続されている。窒素ガス供給源56およびDIW供給源57は、基板処理装置1の一部であってもよく、基板処理装置1が設置される工場内のユーティリティ設備であってもよい。また、分岐配管551,552の経路途中には、第2開閉弁581および第3開閉弁582が、それぞれ介挿されている。
第3開閉弁582を閉じて第2開閉弁581を開放すると、窒素ガス供給源56から分岐配管551および合流配管550を通って接触部材50へ、窒素ガスが供給される。そして、接触部材50の吐出口54から下方へ向けて、窒素ガスが吐出される。また、第2開閉弁581を閉じて第3開閉弁582を開放すると、DIW供給源57から分岐配管552および合流配管550を通って接触部材50へ、DIWが供給される。そして、接触部材50の吐出口54から下方へ向けて、DIWが吐出される。
窒素ガスは、PVAの薄膜を溶解させる性質をもたない流体である。すなわち、本実施形態では、窒素ガスが、非溶解性流体として用いられている。そして、合流配管550、分岐配管551、および第2開閉弁581が、非溶解性流体供給部を構成している。また、DIWは、PVAの薄膜を溶解させる性質をもつ流体である。すなわち、本実施形態では、DIWが、溶解性流体として用いられている。そして、合流配管550,分岐配管552、および第3開閉弁582が、溶解性流体供給部を構成している。
排液捕集部60は、使用後のPVA水溶液およびDIWを回収する部位である。排液捕集部60は、基板保持部30に保持された基板9を環状に包囲するカップ61と、カップ61の底部に流路接続された排液配管62とを有する。PVAノズル40から吐出されたPVA水溶液および接触部材50から吐出されたDIWは、基板9の回転によって外側へ振り切られ、カップ61の内部に捕集される。また、カップ61の内部に捕集された液体は、排液配管62を通って洗浄処理ユニット14の外部へ排出されて、再生処理または廃棄処理される。
制御部70は、洗浄処理ユニット14内の各部を動作制御するための部位である。本実施形態の制御部70は、CPU等の演算処理部71やメモリ72を有するコンピュータにより構成されている。図3は、洗浄処理ユニット14内の各部と制御部70との接続構成を示したブロック図である。図3に示すように、制御部70は、上述したチャックピン32、回転機構33、第1開閉弁44、第2開閉弁581、第3開閉弁582、および移動機構52と、それぞれ電気的に接続されている。制御部70は、メモリ72に予めまたは一時的に記憶されたコンピュータプログラム73を、演算処理部71において実行させることにより、チャックピン32、回転機構33、第1開閉弁44、第2開閉弁581、第3開閉弁582、および移動機構52の動作を制御する。
<1−3.洗浄処理について>
続いて、上記の洗浄処理ユニット14における洗浄処理の流れについて、説明する。図4は、洗浄処理の流れを示したフローチャートである。また、図5〜図9は、洗浄処理の各段階の様子を示した図である。この洗浄処理ユニット14において洗浄処理を行うときには、まず、制御部70に、洗浄処理を行う旨の指令が、入力される。制御部70は、当該指令を受信すると、コンピュータプログラム73に従って、洗浄処理ユニット14内の各部を動作制御する。これにより、以下の動作が進行する。
まず、チャンバ20の搬入出口141が開放され、センターロボット133に保持された基板9が、搬入出口141を介して、チャンバ20の内部へ搬入される(ステップS11)。搬入された基板9は、基板保持部30のベース部31上に載置されるとともに、複数のチャックピン32により保持される。その後、センターロボット133は、チャンバ20の外部へ退避し、チャンバ20の搬入出口141が閉鎖される。
基板9の搬入が完了すると、次に、回転機構33を動作させることにより、回転軸34を中心として基板9を回転させる。また、第1開閉弁44を開放する。これにより、PVA供給源43から第1配管42を通ってPVAノズル40に、PVA水溶液80が供給される。そして、PVAノズル40から基板9の上面に、PVA水溶液80が吐出される(ステップS12)。
図5に示すように、本実施形態のPVAノズル40は、基板9の回転軸34から外れた位置に、PVA水溶液80を吐出する。また、吐出されたPVA水溶液80は、基板9の回転に伴う遠心力で、基板9の外側へ向けて広がる。このため、PVA水溶液80は、その吐出位置から外側の部分のみに塗布され、基板9の中央には塗布されない。
次に、回転機構33を停止させて基板9を静止させるとともに、移動機構52を動作させて、接触部材50を下降させる。これにより、図6のように、固化前のPVA水溶液80の表面に、接触部材50の接触面53を接触させる(ステップS13)。ここで、PVA水溶液80は、基板9と接触部材50との間において、表面張力によって広がり、図6中に拡大して示したように、接触部材50の接触面53は、ほぼ全面に亘ってPVA水溶液80と接触する。ただし、吐出口54の真下には、PVA水溶液80が広がらない円形の領域81が残る。
続いて、この状態で、PVA水溶液80を乾燥固化させる(ステップS14)。すなわち、PVA水溶液80から水分を蒸発させて、PVAの薄膜82を形成する。PVA水溶液80の乾燥固化は、自然乾燥でもよいが、乾燥時間を短縮させるために、基板9の上面側または下面側から、PVAの融点より低い温度の温風を供給することが好ましい。薄膜82の形成とともに、薄膜82と接触部材50とが、互いに固定されて一体化する。また、基板9の上面に付着していた汚染物質は、薄膜82の内部に埋没する。
予め設定された乾燥時間が経過し、PVAの薄膜82が形成されると、次に、移動機構52を動作させて、接触部材50を上方へ引き上げる(ステップS15)。すなわち、基板9の上面に対して、接触部材50の接触面53を、上方へ移動させる。これにより、図7に示すように、薄膜82の中央部分が、接触部材50とともに上方へ浮き上がる。
また、接触部材50の引き上げ開始とほぼ同時に、第2開閉弁581を開放する。すると、窒素ガス供給源56から分岐配管551および合流配管550を通って接触部材50へ、窒素ガス83が供給される。そして、接触部材50の吐出口54から下方へ向けて、窒素ガス83が吐出される。吐出された窒素ガス83は、基板9の上面と薄膜82の下面との間に入り込み、基板9と薄膜82との間において加圧される。このため、窒素ガス83の圧力により、基板9からの薄膜82の剥離が促進される。
また、基板9と薄膜82との間に供給された窒素ガス83は、薄膜82に対して上方向への圧力を加える。これにより、薄膜82と接触部材50との分離が防止される。このため、薄膜82と接触部材50との接触面積が小さくとも、薄膜82と接触部材50とが分離することなく、薄膜82を剥離することができる。
その後、接触部材50の引き上げを続け、基板9の中央付近から外側へ向けて、徐々に薄膜82を剥離する。やがて、図8に示すように、基板9の周縁部付近まで、薄膜82が剥離される。本実施形態では、接触部材50の接触面53および吐出口54が、基板保持部30に保持された基板9の略中央の上方(すなわち、回転軸34と重なる位置)に配置されている。このため、基板9の中央付近から外側へ向けて、薄膜82が略均等に剥離される。基板9の上面に付着していた汚染物質は、薄膜82とともに基板9の上面から除去される。
なお、窒素ガス83は、薄膜82を溶解させる性質をもたない非溶解性流体である。このため、このステップS15では、窒素ガス83によって、薄膜82が溶解されることはない。
基板9の周縁部付近まで薄膜82が剥離されると、次に、第2開閉弁581を閉じて、第3開閉弁582を開放する。すると、窒素ガス83の供給が停止され、それに代えて、DIW供給源57から分岐配管552および合流配管550を通って接触部材50へ、DIW84が供給される。そして、接触部材50の吐出口54から下方へ向けて、溶解性流体としてのDIW84が吐出される(ステップS16)。吐出されたDIW84は、基板9から剥離された薄膜82を溶解し、PVAおよび汚染物質を、基板9の外側へ流し去る。
このとき、図9に示すように、接触部材50を下降させることにより、吐出口54から吐出したDIW84を、接触面53にも接触させる。これにより、接触部材50自体に付着した薄膜82も、DIW84に溶解させて除去する。
その後、第3開閉弁582を閉じてDIW84の供給を停止する。そして、回転機構33を動作させることにより、基板9を高速で回転させる。これにより、基板9に付着したDIW84を、遠心力で外側へ振り切って除去する。その結果、基板9が乾燥する(ステップS17)。
基板9の乾燥が完了すると、チャンバ20の搬入出口141が開放され、センターロボット133が、チャンバ20の内部に進入する。また、チャックピン32による基板9の保持が解除され、基板保持部30からセンターロボット133に基板9が移載される。そして、センターロボット133により、基板9がチャンバ20の外部へ搬出される。以上をもって、1枚の基板9に対する洗浄処理を終了する。
このように、この洗浄処理ユニット14では、基板9と薄膜82との間へ非溶解性流体としての窒素ガス83を供給して、基板9と薄膜82との分離を促しつつ、基板9に対して接触部材50を相対的に引き上げる。これにより、基板9の表面から薄膜82を容易かつ迅速に剥離することができる。その結果、基板処理装置1の生産効率を高めることができる。
特に、この洗浄処理ユニット14では、窒素ガス83の供給と、薄膜82の引き上げとの双方を、単一の接触部材50を用いて実現している。また、接触部材50の移動範囲は小さく、接触部材50自体が広い範囲を占めることもない。したがって、洗浄処理ユニット14のフットスペース(床面積)を抑えることができる。
<2.第2実施形態>
続いて、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態の洗浄処理ユニット14は、図2に示す第1実施形態の洗浄処理ユニット14と、ほぼ同等の構成を有する。ただし、第2実施形態の洗浄処理ユニット14は、PVAノズル40と接触部材50とが、それぞれアームによって水平方向に揺動可能となっている。このため、第2実施形態の洗浄処理ユニット14では、基板9の回転軸34と重なる位置に、PVAノズル40と接触部材50とを、択一的に配置することができる。
図10は、第2実施形態の洗浄処理ユニット14における洗浄処理の流れを示したフローチャートである。この洗浄処理ユニット14において洗浄処理を行うときには、まず、第1実施形態のステップS11と同様に、チャンバ20の内部へ基板9を搬入する(ステップS21)。搬入された基板9は、基板保持部30に保持される。
基板9の搬入が完了すると、次に、回転機構33を動作させることにより、回転軸34を中心として基板9を回転させる。また、PVAノズル40を基板9の回転軸34と重なる位置に配置して、第1開閉弁44を開放する。これにより、PVA供給源43から第1配管42を通ってPVAノズル40に、PVA水溶液80が供給される。そして、PVAノズル40から基板9の上面に、PVA水溶液80が吐出される(ステップS22)。
図11に示すように、本実施形態のステップS22では、PVAノズル40が、基板9の回転軸34と重なる位置に、PVA水溶液80を吐出する。また、吐出されたPVA水溶液80は、基板9の回転に伴う遠心力で、基板9の外側へ向けて広がる。このため、本実施形態では、基板9の上面全体に、PVA水溶液80が塗布される。
次に、回転機構33を停止させて基板9を静止させ、接触部材50を基板9の回転軸34と重なる位置に配置する。そして、移動機構52を動作させて、接触部材50を下降させる。これにより、図12のように、固化前のPVA水溶液80の表面に、接触部材50の接触面53を接触させる(ステップS23)。ここで、PVA水溶液80は、基板9と接触部材50との間において、表面張力によって広がり、図12中に拡大して示したように、接触部材50の接触面53は、ほぼ全面に亘ってPVA水溶液80と接触する。また、本実施形態では、吐出口54の真下にも、PVA水溶液80の液膜が形成される。
続いて、この状態で、PVA水溶液80を乾燥固化させる(ステップS24)。すなわち、第1実施形態のステップS14と同様に、PVA水溶液80から水分を蒸発させて、PVAの薄膜82を形成する。
予め設定された乾燥時間が経過し、PVAの薄膜82が形成されると、次に、移動機構52を動作させて、接触部材50を少しだけ上方へ引き上げる(ステップS25)。すなわち、基板9の上面に対して、接触部材50の接触面53を、少しだけ上方へ移動させる。これにより、図13に示すように、薄膜82の中央部分が、接触部材50とともに上方へ浮き上がる。このとき、基板9の上面の中央付近に付着していた汚染物質は、薄膜82とともに基板9の上面から剥離される。
続いて、第2開閉弁581を閉鎖した状態で、第3開閉弁582を僅かな時間だけ開放する。すると、DIW供給源57から分岐配管552および合流配管550を通って接触部材50へ、溶解性流体としてのDIW84が、少しだけ供給される(ステップS26)。供給されたDIW84は、図13に示すように、接触部材50の吐出口54を覆う薄膜82に接触する。これにより、薄膜82が溶解されて破断する。その結果、吐出口54と、基板9と薄膜82との間の空間とが、連通する。
その後、再び移動機構52を動作させて、接触部材50をさらに上方へ引き上げる(ステップS27)。すなわち、基板9の上面に対して接触部材50の接触面53を、より上方まで引き上げる。また、第3開閉弁582を閉じて第2開閉弁581を開放する。すると、窒素ガス供給源56から分岐配管551および合流配管550を通って接触部材50へ、窒素ガス83が供給される。そして、図14のように、接触部材50の吐出口54から下方へ向けて、非溶解性流体としての窒素ガス83が吐出される。吐出された窒素ガス83は、ステップS26において破断された薄膜82の開口を通って、基板9の上面と薄膜82の下面との間に入り込み、基板9と薄膜82との間において加圧される。このため、窒素ガス83の圧力により、基板9からの薄膜82の剥離が促進される。
その後、基板9の周縁部付近まで、薄膜82が剥離されると、第1実施形態のステップS16〜S18と同様に、接触部材50からのDIW84の吐出、基板9の乾燥、および基板9の搬出を行う(ステップS28〜S30)。以上をもって、1枚の基板9に対する洗浄処理を終了する。
このように、本実施形態の洗浄処理ユニット14では、吐出口54の真下にもPVAの薄膜82を形成し、薄膜82剥離によって、基板9の上面の中央付近からも、汚染物質を除去できる。また、当該薄膜82をDIWで破断することによって、基板9と薄膜82との間に、窒素ガス83を供給することができる。したがって、基板9と薄膜82との分離を促しつつ、基板9の表面から薄膜82を剥離することができる。
<3.変形例>
以上、本発明の主たる実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記の実施形態では、表面処理液としてPVA水溶液が使用されていたが、乾燥固化により薄膜を形成し得る他の液体を、表面処理液として使用してもよい。例えば、塩化/酢酸ビニル共重合体、アセチルセルロース、またはポリカーボネートを、それぞれ有機溶媒に溶解させた液体を、表面処理液として用いてもよい。また、表面処理液として光硬化性樹脂を用いてもよい。光硬化性樹脂を用いる場合には、ステップS12またはステップS22において、液相の光硬化性樹脂を基板9の表面に供給した後、ステップS14またはステップS24において、基板9上の光硬化性樹脂に光を照射することによって、光硬化性樹脂を固化させればよい。
また、上記の実施形態では、非溶解性流体として窒素ガスを使用していたが、薄膜を溶解させる性質をもたない他の気体を、非溶解性流体として使用してもよい。ただし、窒素ガスやアルゴンガス等のいわゆる不活性ガスを使用すれば、基板9の表面を酸化させることなく、基板9と薄膜82との分離を促進できる。また、薄膜を溶解させる性質をもたない有機溶剤等の液体を、非溶解性流体として使用してもよい。
また、上記の実施形態では、移動機構52により接触部材50を上下に移動させていたが、接触部材50の高さ位置を固定して、基板保持部30を上下に移動させるようにしてもよい。すなわち、本発明の移動機構は、基板保持部に保持された基板の表面に対して、接触面を、相対的に移動させるものであればよい。
また、上記の第2実施形態のステップS26では、DIW84を使用して、吐出口54を覆う薄膜82を破断していたが、当該工程では、薄膜82を溶解させる性質をもつ他の流体を、溶解性流体として使用してもよい。例えば、水蒸気や、薄膜の融点以上に加熱された気体を、当該工程の溶解性流体として使用してもよい。
また、上記の基板処理装置1は、半導体ウエハの製造工程に用いられるものであったが、本発明の基板処理装置および基板処理方法は、液晶表示装置用ガラス基板、PDP用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、カラーフィルタ用基板、記録ディスク用基板、太陽電池用基板などの他の精密電子装置用基板を、処理対象とするものであってもよい。
また、基板処理装置の細部の構成については、本願の各図に示された形状と、相違していてもよい。また、上記の実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
1 基板処理装置
9 基板
11 オープナー
12 インデクサユニット
13 中央搬送ユニット
14 洗浄処理ユニット
20 チャンバ
30 基板保持部
31 ベース部
32 チャックピン
33 回転機構
34 回転軸
40 PVAノズル
50 接触部材
52 移動機構
53 接触面
60 排液捕集部
70 制御部
80 PVA水溶液
82 薄膜
83 窒素ガス
84 DIW

Claims (10)

  1. 基板の表面から汚染物質を除去する基板処理装置であって、
    基板を略水平に保持する保持部と、
    前記保持部に保持された基板の表面に、固化後に薄膜となる表面処理液を供給する表面処理液供給部と、
    基板の表面に供給された表面処理液に接触する接触面および前記接触面内に設けられた吐出口を有する接触部材と、
    前記吐出口に、前記薄膜を溶解させない非溶解性流体を供給する非溶解性流体供給部と、
    前記保持部に保持された基板の表面に対して、前記接触面を、相対的に上下に移動させる移動機構と、
    前記表面処理液供給部、前記非溶解性流体供給部、および前記移動機構を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記表面処理液供給部を動作させて、前記保持部に保持された基板の表面に表面処理液を供給した後、
    前記表面処理液が固化する前に、前記移動機構を動作させて、前記接触面を表面処理液に接触させ、
    前記表面処理液が固化した後に、前記非溶解性流体供給部を動作させて、前記吐出口から基板と薄膜との間へ非溶解性流体を供給するとともに、前記移動機構を動作させて、基板に対して前記接触部材を相対的に引き上げる基板処理装置。
  2. 請求項1に記載の基板処理装置であって、
    前記接触面は、前記保持部に保持される基板の略中央の上方に配置される基板処理装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の基板処理装置であって、
    前記吐出口に、前記薄膜を溶解させる溶解性流体を供給する溶解性流体供給部
    をさらに備える基板処理装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載の基板処理装置であって、
    前記表面処理液は、ポリビニルアルコール水溶液である基板処理装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載の基板処理装置であって、
    前記非溶解性流体は、不活性ガスである基板処理装置。
  6. 基板の表面から汚染物質を除去する基板処理方法であって、
    a)略水平に保持された基板の表面に、表面処理液を供給する工程と、
    b)前記工程a)において供給された表面処理液に、吐出口を有する接触面を接触させる工程と、
    c)前記工程b)の後に、前記表面処理液を固化して薄膜を形成する工程と、
    d)前記工程c)の後に、前記薄膜を溶解させない非溶解性流体を、前記吐出口から基板と薄膜との間へ供給するとともに、基板の表面に対して前記接触面を相対的に引き上げる工程と、
    を備える基板処理方法。
  7. 請求項6に記載の基板処理方法であって、
    e)前記工程d)の後に、前記吐出口から、前記薄膜を溶解させる溶解性流体を供給する工程
    をさらに備える基板処理方法。
  8. 請求項7に記載の基板処理方法であって、
    前記溶解性流体は、DIW、水蒸気、または加熱された気体である基板処理方法。
  9. 請求項6から請求項8までのいずれかに記載の基板処理方法であって、
    前記表面処理液は、ポリビニルアルコール水溶液である基板処理方法。
  10. 請求項6から請求項9までのいずれかに記載の基板処理方法であって、
    前記非溶解性流体は、不活性ガスである基板処理方法。
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