JP6125049B2 - キャパシタンスダイヤフラムゲージの自動汚染検出 - Google Patents

キャパシタンスダイヤフラムゲージの自動汚染検出 Download PDF

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Description

本発明は、ダイヤフラムの撓みに基づいて圧力を測定するキャパシタンスダイヤフラムゲージの分野にある。
絶対キャパシタンスダイヤフラムゲージ(CDG)は、ダイヤフラムの撓みに関連するキャパシタンスの変化を感知することによって、圧力を測定し、それにより、ダイヤフラムの一方の側(「Px側」)は、測定されるための圧力(Px)にさらされ、ダイヤフラムの他方の側は、密閉された基準真空キャビティにさらされる。基準真空キャビティ内には、超高真空(例えば、10-9トル未満)が、基準キャビティの密封前に生成されている。
CDGは、基準真空キャビティ内に収容されたダイヤフラムと1以上の固定電極との間のキャパシタンスを測定する。ダイヤフラムのPx側における圧力が基準真空キャビティ内の圧力よりも高い場合、ダイヤフラムは、固定電極(または固定電極群)の方向に撓み、測定されたキャパシタンスを増加させる。ダイヤフラムのPx側における圧力が低下すると、ダイヤフラムの両面の圧力差が減少し、ダイヤフラムは、基準真空キャビティ内の固定電極(または固定電極群)から離れ、測定されたキャパシタンスを減少させる。
ダイヤフラムのPx側における圧力が基準真空キャビティ内の圧力に近づくと、ダイヤフラムの両面の圧力差が、CDGのための「ゼロ点」と考慮されるのと同じくらい十分に小さくなる。この固定されたゼロ点は、CDGの較正中に確立され、その後の圧力測定における基準として使用される。
CDGは、一般的に材料の薄膜または厚膜が基板上に堆積された真空チャンバ内の測定圧力に使用されている。使用の1つの一般的な例は、半導体デバイスの製造中のシリコンウェハの表面上への材料の堆積時の圧力を測定することである。キャパシタンスダイヤフラムゲージは、非常に正確であり、かつ、ガス組成から独立して絶対圧力を測定することができるので、CDGは、複数のガスを使用する真空蒸着プロセスにおいて非常に有用である。残念ながら、真空蒸着法が一般的に行われる圧力レジームでCDGを動作させることを可能にするCDGの同一の特徴は、また、CDGを、ダイヤフラムの表面上に入り込む汚染またはコーティングのいずれかの形態に対して、非常に敏感にする。その問題を構成するのは、CDGのダイヤフラムが、システムからCDGを取り外すことなく検査され得ないという事実である。したがって、従来のCDGのユーザは、ダイヤフラムの表面が、その表面上になんらかの種類の材料の堆積によって汚染されているかどうかを決定するために、CDGを調査する非破壊的な方法を有しない。
ダイヤフラムのコーティングまたは汚染は、CDGの感度および精度に悪影響を与え得るし、また、CDGのゼロ点における変化をもたらし得る。他のいくつかの一般的に遭遇する現象も、CDGの感度、精度、およびゼロ点に影響を与え得る。このように、従来、ユーザが、リアルタイムでかつその場で、ダイヤフラムのコーティングまたは汚染の発生を検出することを、不可能にしていた。その結果、CDGのユーザは、ダイヤフラムの温度を上昇させることによって、ダイヤフラムの汚染またはコーティングの可能性を軽減することを試みている。この技術は、長く使用され、かつ、好影響を有する一方、この技術は、ダイヤフラムの汚染またはコーティングの発生を解消していない。CDGは、半導体ウエハ処理のようなプロセスにおいて、より頻繁に使用されており、真空測定における僅かな不正確さに非常に敏感である。また、CDGの精度および再現性におけるダイヤフラム汚染またはダイヤフラムコーティングの効果は、プロセスの結果およびプロセスの歩留まりに影響を与えるのに十分に有意であることが知られている。
ユーザが修正の行為を取ることができるように、リアルタイムでおよびその場で、ダイヤフラムの汚染またはコーティングの発生を検出する必要性が、存在する。本明細書に開示され、かつ、請求されるシステムは、その必要に対応する。
本明細書で開示される実施形態の態様は、ダイヤフラムおよび少なくとも1つの固定電極を備えるキャパシタンスダイヤフラムゲージ(CDG)のダイヤフラムの汚染を検出するための方法であり、ダイヤフラムと少なくとも1つの固定電極との間のキャパシタンスは、CDGに印加される圧力に対応する。この方法は、CDGに第1圧力を印加し、かつ、第1圧力がCDGに印加される間、第1圧力値を決定する。次に、方法は、ダイヤフラムの撓みを引き起こすように、ダイヤフラムと少なくとも1つの固定電極との間にDC電圧を印加する。第1圧力がCDGに印加されている間、DC電圧が印加される。DC電圧がダイヤフラムと少なくとも1つの固定電極との間に印加されている間、この方法は、第2圧力値を決定する。この方法は、印加されたDC電圧による撓みに起因する圧力値の差を決定するために、第2圧力値を第1圧力値と比較する。この方法は、圧力値の差が圧力値における許容差よりも小さい場合に、ダイヤフラムが汚染されていると決定する。この方法の特定の実施形態では、ダイヤフラムと少なくとも1つの固定電極との間に印加されたDC電圧は、ダイヤフラムと少なくとも1つの固定電極との間のキャパシタンスを増加させるように少なくとも1つの固定電極の方にダイヤフラムを撓ませる。
本明細書に開示された実施形態の別の態様は、キャパシタンスダイヤフラムゲージ(CDG)のための汚染検出システムである。CDGは、ダイヤフラムおよび少なくとも1つの固定電極を備える。ダイヤフラムと少なくとも1つの固定電極との間のキャパシタンスは、少なくとも1つの固定電極に対してダイヤフラムを撓ませるCDGに印加される圧力に対応する。システムは、DC電圧の源およびスイッチを備える。スイッチは、CDGにおいて、ダイヤフラムと少なくとも1つの固定電極との間で、DC電圧を選択的に印加する。ダイヤフラムは、少なくとも1つの固定電極に対してダイヤフラムを撓ませるように、印加されたDC電圧に対応する。汚染試験コントローラは、スイッチを選択的に有効にする出力と、少なくとも1つの固定電極に対するダイヤフラムの撓みに応じた圧力値を受信する入力とを、有する。汚染試験コントローラは、スイッチを有効にする前の第1圧力値を、第1圧力値と第2圧力値との間の差を決定するようにスイッチを有効にする間の第2圧力値と比較する。第1圧力値と第2圧力値との差が所定の圧力差より小さい場合、汚染試験コントローラは、許容できない汚染の存在を決定する。特定の実施形態では、システムは、汚染試験コントローラに結合された通知ユニットをさらに備え、通知ユニットは、汚染試験コントローラが許容できない汚染の存在を判断した場合に活性化される。特定の実施形態では、ダイヤフラムと少なくとも1つの固定電極との間に印加されるDC電圧は、ダイヤフラムと少なくとも1つの固定電極との間のキャパシタンスを増加させるように、ダイヤフラムを少なくとも1つの固定電極の方に撓ませる。
本発明の態様に係る実施形態は、添付の図面に関連して、以下に記載される。
システム内の圧力を測定するための空気圧システム(図示せず)に設置可能である典型的なキャパシタンスダイヤフラムゲージ(CDG)の正面斜視図を示す。 図1の図から180°回転された図1のCDGの背面斜視図を示す。 図1の線3−3に沿って取られたCDGの断面図であって、実線で撓んでいないダイヤフラムが表され、破線で、第1撓み位置および第2撓み位置におけるダイヤフラムが表されたCDGの断面図を示す。 キャパシタの撓みを決定するための図3のダイヤフラムおよび固定電極によって形成された可変キャパシタのキャパシタンスを監視し、それによりダイヤフラムに印加される圧力を決定する、基本的な圧力監視システムを示す。 非撓み位置および2つの撓み位置におけるダイヤフラムの表面上の汚染層を有する図3のCDGの断面図を示す。 図5に示すような汚染を受けたときに、図3のダイヤフラムおよび固定電極によって形成された可変キャパシタのキャパシタンスを監視するための改善された圧力監視システムであって、高電圧源、電圧スイッチ、汚染試験コントローラおよび通知ユニットをさらに備える圧力監視システムを示す。 図6のシステムの動作のフローチャートを示す。 図6のシステムの動作の第2フローチャートを示す。
キャパシタンスダイヤフラムの改善が、システムおよび方法の例示的な実施形態について、本明細書に開示される。実施形態は、システムおよび方法の説明のために開示され、添付の特許請求の範囲で画定される場合を除き限定されない。以下の説明は、キャパシタンスダイヤフラムゲージの特定の実施形態に向けられているが、開示されたシステムおよび方法は、キャパシタンスダイヤフラムゲージの他の実施形態に適用され得ることが、理解されるべきである。
図1は、典型的なキャパシタンスダイヤフラムゲージ(CDG)100の正面斜視図を示し、CDG100は、システム内の圧力を測定するための空気圧システム(図示せず)に設置可能である。特に、CDGは、空気圧システムの排出に起因する非常に低い圧力を測定するために使用される。図2は、図1の図から180°回転された図1のCDGの背面斜視図を示す。図3は、図1の線3−3に沿って取られたCDGの断面図を示す。
図示の実施形態では、CDG100は、中空の略円筒状の本体構造110を備え、本体構造110は、第1端面112(図1)と第2端面114(図2)との間に延びる。第1円筒管120は、第1端面から延びる。第1円筒管は、CDGの第1内部キャビティ122(図3)への空気圧のアクセスを提供する。第1円筒管は、システムの圧力が第1内部キャビティに印加されることを可能にする空気圧システム(図示せず)に接続可能である。
図3に示すように、円筒状の本体構造110内のダイヤフラム130は、第2内部キャビティ132から第1内部キャビティ122を分離する。第1内部キャビティがダイヤフラムによって第2内部キャビティから空気圧で分離されるように、ダイヤフラムは、円筒状の本体構造の内面134に対して、その周縁部の周りで密封されている。ダイヤフラムは、また、円筒状の本体構造に電気的に接続され、本体構造は、以下に説明するように、接地基準に電気的に接続されている。
特定の実施形態では、ダイヤフラム130は、インコネル750または他の適切な材料を含む。特定の実施形態では、ダイヤフラムは、約0.001インチ(0.025mm)から約0.015インチ(0.38mm)に及び得る厚さを有する。第1内部キャビティ122は、また、ダイヤフラムと第1円筒管120との間に配置されたバッフル136を備える。バッフルは、第1内部キャビティに面するダイヤフラムの表面への汚染物質の付着を低減する。
電極アセンブリ140は、ダイヤフラム130と第2端面114との間の第2内部キャビティ132内に配置されている。電極組立体は、取付構造体142を備え、取付構造体142は、円筒状の本体構造110の内面134に固定されている。電極組立体の取付構造は、周縁部の周りで密封されていない。したがって、電極組立体の両側は、第2内部キャビティ内で同一の圧力である。少なくとも1つの電極144は、電極組立体の取付構造の一方の側に取り付けられている。具体的には、電極は、ダイヤフラムに面する取付構造の側に取り付けられている。電極は、取付構造を介して電気的に接続されている。導体146は、取付構造から、円筒状の本体構造110の第2端面114を通って延びるポート150へと延びる。ポート150は、第2端面から外側に延びる第2円筒管152を備える。導体は、第2円筒管の端部を超えて延びる。導体は、導体の周りの第2円筒管を密封するプラグ154を通って延びる。
電極アセンブリの一方の電極について本明細書に記載されているが、当業者は、電極アセンブリが、複数の電極を備え得ることを理解するであろう。例えば、Ferran等に対する米国特許第4823603号を参照せよ。米国特許第4823603号は、2つの同心の固定電極を開示する。米国特許第4823603号は、参照により本明細書に組み込まれている。
図示の実施形態では、第2端面114の中央部分160は、第2内部キャビティ132の延長キャビティ部162を形成するように、外側に延びる。第2内部キャビティの延長部分は、ゲッタ164を収容する。ゲッタは、第2内部キャビティの内面によって放出され得る少量のガスを除去するための従来の方法で、機能する。
第3円筒管170は、円筒状の本体構造110の第2端面114から延びる。まず、第3円筒管の全体の長さは、均一な円筒形である。第3円筒管は、第2内部キャビティ内の所望の低い圧力を生成するように、第2内部キャビティ132からガスを排気するための真空排気システム(図示せず)に接続されている。排気プロセスが完了した後に、第3円筒管の端部172は、第2内部キャビティの排気状態を維持するように、第2内部キャビティを密封するために、図1に示すように、圧着される。
図3の断面図に示すように、ダイヤフラム130は、第2内部キャビティ132から第1内部キャビティ122を分離する薄い金属板である。上述のように、第2内部キャビティは、排気され、その結果、第2内部キャビティ内の絶対圧が非常に低くなる(例えば、約10-9トル)。第1内部キャビティ内の圧力は、第1円筒管120が接続されたシステム(図示せず)の圧力Pxよって決定される。第1内部キャビティ内の圧力が、第2内部キャビティ内の圧力と実質的に等しい場合には、ダイヤフラムは、撓まされず、かつ、(図3において130と表示された)無地のクロスハッチングの輪郭によって示される実質的に平坦な形状を維持するだろう。ダイヤフラムのシステム側の圧力Px(すなわち、第1内部キャビティ内の圧力)が、第2内部キャビティ内の圧力を超える場合、ダイヤフラムの中心は、第2内部キャビティの方に撓まされるであろうし、かつ、ダイヤフラムは、図3における第1の破線のクロスハッチングの輪郭130’によって示されるように第2内部キャビティ内へ撓むであろう。ダイヤフラムのシステム側の圧力Pxが第2内部キャビティの圧力よりも小さい場合には、ダイヤフラムの中心は、第1内部キャビティの方に撓まされるであろうし、かつ、ダイヤフラムは、図3において第2の破線のクロスハッチングの輪郭130”によって示されるように第1内部キャビティ内へ撓むであろう。それぞれの場合において、撓み量は、第1内部キャビティと第2内部キャビティとの間の圧力差によって決定されるであろう。撓みの量も、ダイヤフラムの材料特性(例えば、ダイヤフラムの剛性)によって部分的に決定される。
当技術分野でよく知られているように、ダイヤフラム130は、可変キャパシタの第1可動板を形成する。電極支持構造体142上の電極144は、可変キャパシタの第2固定板を形成する。ダイヤフラム130が、非撓みの初期状態にあるとき、可変キャパシタのキャパシタンスは、ダイヤフラムと電極との間の初期距離によって決定される第1(初期)値を有する。圧力Pxが増加するとき、ダイヤフラムは、第2内部キャビティの方に撓まされ、したがって第1の破線のクロスハッチングの輪郭130’によって示されるように、固定電極の方に向かう。撓みは、ダイヤフラムと電極との間の距離を減少させ、可変キャパシタのキャパシタンスを増加させる。圧力Pxが減少すると、ダイヤフラムは、第1内部キャビティの方に撓まされ、したがって第2の破線のクロスハッチングの輪郭130”によって示されるように、固定電極から離れる。撓みは、ダイヤフラムと電極との間の距離を増加させ、可変キャパシタのキャパシタンスを減少させる。後述するように、キャパシタンスは、監視され、かつ、キャパシタンスにおける増加および減少は、システム圧力Pxにおける対応する増加および減少を決定するために使用される。複数の既知の値の圧力PxがCDGに印加されるので、CDGは、キャパシタンスにおける変化を監視することによって最初に較正される。
図4は、図3のダイヤフラム130および固定電極144によって形成される可変キャパシタのキャパシタンスを監視するための簡略化された例示的なシステム200を示す。システムは、第1キャパシタ210および第2キャパシタ212を備える。第1キャパシタは、ダイヤフラムおよび固定電極によって形成される可変キャパシタを備える。したがって、第1キャパシタの第1電極(ダイヤフラム)は、参照番号130で特定され、および第1キャパシタの第2電極(固定電極)は、参照番号144で特定される。第2キャパシタは、従来の固定キャパシタである。第2キャパシタは、第1電極214および第2電極216を有している。
第1キャパシタ210の第1電極130および第2キャパシタ212の第1電極214は、接地基準218に接続されている。第1キャパシタの第2電極144は、変圧器220のセンタータップ出力(2次)巻線222の第1端子224に接続されている。第2キャパシタの第2電極216は、変圧器の出力巻線の第2端子226に接続されている。変圧器の出力巻線のセンタータップ端子228は、ライン230上の信号出力を提供する。
図示の実施形態では、第1(可変)キャパシタ210の第1電極(ダイヤフラム)130は、機械的および電気的に円筒形の本体構造110に接続されている。円筒形の本体構造は、測定される圧力を有するシステムに設置されている場合に接地基準218に電気的に接続され、したがって、接地基準にダイヤフラムの電気的接続を提供する。第1(可変)キャパシタの第2電極144は、図3の導体146を介して変圧器の第2端子に接続されている。
図示の実施形態では、第2キャパシタ212のキャパシタンスは、固定されている。第1内部キャビティ122におけるシステム圧力Pxが、図3について上述したように第2内部キャビティ132における圧力とほぼ等しい場合に、第2(固定)キャパシタのキャパシタンスは、ダイヤフラム130と固定電極144との間の初期キャパシタンス(例えば、第1(可変)キャパシタ210の初期キャパシタンス)とほぼ等しくなるように選択される。
変圧器220は、第1端子242および第2端子244を有する入力(1次)巻線240を有している。第1端子は、接地基準218に接続されている。第2端子は、例えば、約50キロヘルツの周波数で動作する高周波信号源246に接続されている。
導電体230は、AC結合キャパシタ252を介してAC圧力測定回路250の入力254に変圧器220の出力巻線222のセンタータップ228を接続する。AC圧力測定回路は、出力信号ライン256上の出力信号(OUTPUT)を提供する。
図示の実施形態では、AC圧力測定回路250は、増幅器260および復調器262を備える。変圧器220の出力巻線222のセンタータップ228上の信号は、AC結合キャパシタ252を介して増幅器の入力270に印加される。増幅器は、好ましくは、非常に高い入力インピーダンスを有し、その結果、実質的にゼロ電流が増幅器の入力に流れ込む。増幅器の出力272は、復調器の入力274に増幅された出力信号を提供する。復調器の出力276は、出力信号ライン256上に出力信号を提供する。出力信号は、第1(可変)キャパシタ210のキャパシタンスの変化に対応する。したがって、出力信号は、システム圧力Pxの変化に応じて変化する。
高周波信号源246によって生成された信号は、変圧器220の入力(1次)巻線240に印加される。印加信号は、2次巻線222に結合され、かつ、2次巻線を横切って高周波電圧を誘導する。誘導電圧は、第1(可変)キャパシタ210および第2(固定)キャパシタ212の直列接続の両端に印加される。各キャパシタの両端の電圧は、キャパシタのそれぞれのキャパシタンスに反比例する。第2(固定)キャパシタのキャパシタンスが略一定であるため、第1(可変)キャパシタの両端の電圧は、CDG100の第1内部キャビティ122と第2内部キャビティ132との間でダイヤフラムの両面の差圧に起因するダイヤフラム130の撓みに応じて変化する。各キャパシタのそれぞれの1つの電極が、接地基準218に電気的に接続されるので、2つのキャパシタの両端の電圧の差は、変圧器の出力巻線の第1入力端子224と第2入力端子226との間の出力巻線の両端の電圧差として現れる。
変圧器220の出力巻線222の両端の電圧差は、接地基準218に基準とされかつ第1(可変)キャパシタ210と第2(固定)キャパシタ212との間のキャパシタンスにおける差に比例する電圧が、出力巻線のセンタータップ228に現れるようにする。
変圧器220の出力巻線222のセンタータップ228の電圧は、増幅器260の入力270に導体230およびAC結合キャパシタ252を介して印加される。増幅器は、センタータップ電圧を増幅し、かつ、出力272に出力信号として増幅された信号を提供する。増幅器からの出力信号は、第1(可変)キャパシタ210のキャパシタンスにおける差に比例する振幅を有する信号源246の周波数で、時間的に変化する信号であり、この信号は、ダイヤフラム130の両面の圧力差における変化に応じて変化する。したがって、増幅器の時間変化信号出力の振幅は、ダイヤフラムの両面の圧力差における変化に応じて変化する。
増幅器260によって生成された時間変化信号は、ダイヤフラム130の両面の圧力差に応じたDC電圧レベルを有する出力信号ライン256に出力信号を提供するように、従来の方法で、復調器262によって復調される。AC圧力測定回路は、AC電圧における変動をダイヤフラムに印加される絶対圧力(Px)に一致させるように較正される。1つの実施形態では、復調器は、当該技術分野で知られている同期復調器を備える。
図5は、図1から3に示されるCDG100のダイヤフラム130の汚染に起因する問題を示す。特に、図5は、図3の断面図に対応し、図5における同じ要素は、図3で使用されるのと同じ参照番号で特定される。ダイヤフラム汚染の結果は、第1内部キャビティ122に面するダイヤフラムの表面上に堆積された材料の薄層300として示されている。汚染の均一な層として示されているが、ダイヤフラム上の実際の汚染が均一でなくてもよいことが理解されるべきである。例えば、バリア136の効果は、汚染を、中央部でダイヤフラムの周縁部でより広範囲となるようにさせる。汚染は、さらに、図5における、第1の破線のクロスハッチングの輪郭130’の表面上で層300’として、第2の破線のクロスハッチングの輪郭130”の表面上で層300”として、表されている。上述のように、表面汚染は、ダイヤフラムの特性に影響を与え、例えば、ダイヤフラムが新しくかつ汚染されていないときにダイヤフラムを第1量だけ撓ませる圧力差が、ダイヤフラムが汚染されたときにダイヤフラムをより少量だけ撓ませるようになっている。このように、同一の圧力差に起因するキャパシタンスの変化は、汚染されていないダイヤフラムに対してよりも、汚染されたダイヤフラムに対して、少なくなる。したがって、CDG100が最初に設置されたときに、特定の出力信号(圧力測定値または圧力値)を生成したであろう圧力差は、ダイヤフラムが汚染されているときに異なる出力信号(圧力測定値または圧力値)を生成する。少量の汚染は圧力測定値に大幅に影響することはないが、圧力測定値は、汚染の増加に伴ってより不正確になる。最終的に、圧力測定値が、CDGが設置されたシステムを制御するように使用するのにもはや十分に正確ではないレベルにまで、汚染は、増加する。汚染のレベルは、密封されたCDGの外側から決定され得ないので、非破壊のシステムおよび方法は、CDGがもはや十分に正確ではなく、かつ、CDGが交換されることを必要とするレベルまで汚染が増加した場合を、決定するために必要とされる。
図6は、図5に示される汚染を受けたときの図3および図5のダイヤフラム130および固定電極144によって形成される可変キャパシタのキャパシタンスを監視することによって動作する、改善された圧力監視システム400を示す。図6の改善された測定システムは、図4に示されるシステムについて上述された要素を備える。したがって、同様の要素は、図4における参照番号に対応する参照番号で特定される。AC圧力測定回路250までのかつAC圧力測定回路250を備える図6における測定システムの要素は、以前に説明された測定システムにおける対応する要素と同様であり、詳細には再び説明されない。また、AC測定回路の詳細は、既に図4に示され、図6では再び示されない。
図4の測定システム200とは異なり、図6の改善された測定システム400は、高電圧DC電源410および高電圧DCスイッチ420を備える。DC電圧源は、出力430上に既知の一定の大きさ(例えば、300ボルトDC)のDC電圧(VDC)を提供する。DC電圧は、高電圧スイッチの入力として提供される。DC電圧は、高電圧スイッチの入力442に印加される制御信号(DC制御)に応じて、高電圧スイッチの出力440上に選択的に設けられる。制御信号は、以下に記載の汚染試験コントローラ450のデジタル出力(DIG OUT)ポート452からの出力信号によって、生成される。高電圧スイッチの出力は、電気導体230に接続され、したがって、変圧器220の出力巻線222のセンタータップ228に接続されている。高電圧スイッチの出力は、また、ブリード抵抗460を介して接地基準218に接続されている。
図6のシステム400におけるAC圧力測定回路250は、上述したように、2次巻線のセンタータップと共通接地との間に生じるAC電圧を測定するように、かつ、出力信号ライン256にDC電圧を生成するように、動作し、DC電圧は、ダイヤフラムに印加される圧力(Px)によって引き起こされるダイヤフラム130の撓みに起因するキャパシタンスにおける変化に対応する。
DC電圧源410および高電圧スイッチは、ダイヤフラム130の表面が汚染されているかどうかを検査するためのシステムおよび方法を提供し、圧力変化に応じたダイヤフラムの撓みの大きさが、CDG100が最初に較正されたときの撓みの大きさともはや十分に一致しないようになっている。高電圧スイッチが、汚染試験コントローラ450によって有効にされるとき、DC電圧源からのDC電圧は、変圧器220の出力巻線222のセンタータップ228に印加される。DC電圧は、出力巻線のそれぞれ第1端部端子224および第2端部端子226に接続された2つのキャパシタ210、212のそれぞれ第1電極144、214に、出力巻線のそれぞれ半分を介して結合されている。DC電圧は、AC圧力測定回路250への入力で減結合キャパシタ252によって、AC圧力測定回路から隔離され、DC電圧が、AC圧力測定回路の動作に影響を与えないようになっている。
変圧器220の出力巻線222のセンタータップ228に印加されるDC電圧は、変圧器の第1端部端子224と接地基準218との間で第1キャパシタ210の両端に印加される。DC電圧は、また、第2端部端子226と接地基準との間で第2キャパシタ212の両端に印加される。第2(固定)キャパシタの両端に印加されるDC電圧は、キャパシタのキャパシタンスには影響しない。対照的に、第2(可変)キャパシタ210に印加されるDC電圧は、DC電圧に応じた量だけダイヤフラム130を撓ませる静電気力を生成する。印加されたDC電圧は、第2内部キャビティ132内で、固定電極(または固定電極群)144の方に、ダイヤフラムを撓ませ、印加された圧力(Px)の増加によって生じるキャパシタンスの増加と同様に、キャパシタンスを増加させる。好ましくは、DC電圧は、CDGが設置されているシステムに固有であってもよい「システムゼロ点圧力」に、印加された圧力(Px)が設定されている場合に、印加される。例えば、処理ステップを開始する前に既知のベース圧力にシステムがポンプダウンされる場合、システム零点圧力が、得られ得る。システム零点圧力は、CDG(1つの実施形態では、例えば、約10-9トル)の元の較正中に印加される工場のゼロ点圧力と同じ一般的な圧力範囲であり得る。
圧力Pxが、システムのベース圧力までポンプダウンされる間、第1圧力測定値が、現在のベース圧力測定値を確立するために取られる。現在のベース圧力測定値は、AC圧力測定回路250の出力信号ライン256上の第1出力信号の極性および振幅によって表される。AC圧力測定回路からの出力は、汚染試験コントローラ450への入力として提供される。そして、切り替えられたDC電圧は、高電圧スイッチ420を介して印加され、第2圧力測定値は、第2圧力測定値を得るために行われる。したがって、AC圧力測定回路は、システムのベース圧力と、印加されたDC電圧により誘導された撓みに起因する「有効圧力」との複合効果に対応する極性および大きさを有する第2出力信号を生成する。第2出力信号は、また、汚染テキストコントローラに提供される。汚染試験コントローラは、第2圧力測定値と、DC電圧によって引き起こされたダイヤフラムの撓みに起因する有効圧力としての第1圧力測定値との間の差を決定する。CDG100が、汚染されていないまたはコーティングされていないダイヤフラムを有する場合、高DC電圧の印加によって引き起こされる有効圧力は、また、システム内への新たなCDGの元の設置時に、決定される。汚染試験コントローラは、CDGの使用期間後の高DC電圧の印加によって引き起こされる現在の有効圧力を、元の有効圧力と比較する。現在の有効圧力が元の有効圧力と十分に異なる場合、汚染試験コントローラは、CDGが、新しいCDGを用いてCDGの交換を正当化するのに十分な汚染であると考えられることを、決定する。CDGの交換を正当化するのに十分な有効圧力測定値における差の大きさは、CDGが設置されたシステムの重要性に応じて、ユーザによって選択され得る。より重要な適用では、許容可能な圧力差は、非常に小さくすることができ、汚染がまずダイヤフラム上に形成し、小さな圧力差を生じる場合に、CDGが交換されるようになっている。重要度の低い適用では、許容可能な圧力差は、CDGを交換する前に、より高い程度までダイヤフラム上に汚染が蓄積することを許容するように、よりに大きくなり得る。
上述の改善されたシステムは、その場でかつリアルタイムにダイヤフラム汚染およびまたはダイヤフラムコーティングを検出するための装置および方法を提供する。上述したように、装置および方法は、ダイヤフラム上の汚染またはコーティングの存在に起因するダイヤフラム130の撓み特性における変化を、感じる。上述したように、装置は、指令で基準真空キャビティ内のダイヤフラムとキャパシタンス測定電極144との間に、正確なDC電圧を導入する回路(DC電圧源410および高電圧スイッチ420)を備える。このDC電圧によって生成される静電気力は、ダイヤフラムが、キャパシタンス測定電極(または二重電極装置の場合には、電極群)に誘引されるようにする。印加されたDC電圧により生成される吸引力は、電極(または電極群)の方向にダイヤフラムを撓ませ、それによりダイヤフラムと電極(または電極群)との間の間隔を減少させる。減少された間隔は、測定されたキャパシタンスにおける変化をもたらす。コーティングされていない、または汚染されていないダイヤフラムの撓みの大きさと、任意の引加されたDC電圧に対して結果として得られるキャパシタンスの変化とは、非常に再現性がある。
CDG100は、ダイヤフラム130と固定電極144との間に既知の大きさの複数のDC電圧を印加することによる製造時に特徴があり、撓みに起因するキャパシタンスの変化を測定する。較正および撓みの特性は、汚染試験コントローラ450のメモリに記憶される。一旦、この初期の特徴付けが工場で行われると、デバイスのユーザは、このデバイスが、圧力を測定するために使用されていない任意の時点に、その場のダイヤフラム診断ルーチンを実行することができる。診断ルーチンは、顧客が生成した指令によって、始動され得る。診断ルーチンは、ダイヤフラムの静的撓みを誘導するために、ダイヤフラムと電極(または電極群)との間に印加される大きなDC電圧(例えば、300ボルト)を活性化する(例えば、切り替える)。ダイヤフラムが、このように撓まされている間、ダイヤフラムと電極(または電極群)との間のキャパシタンスは、従来の方法でAC電圧を用いて測定される。誘導された撓みに関連する測定されたキャパシタンスは、CDGの元の製造および較正時に印加された同一のDC電圧に対して最初に検出されるような、予想されるキャパシタンス変化と比較される。コーティングまたは他の汚染がダイヤフラム表面上に生じるので、撓み量および結果として生じるキャパシタンスの測定は、大きさにおいて変化する。特に、より大きな汚れまたはコーティングは、与えられた印加電圧で、より小さなダイヤフラムの撓みを発生させる。より小さなダイヤフラムの撓みは、ダイヤフラムと電極(または電極群)との間に、より大きな間隔をもたらし、測定されたキャパシタンスが、較正プロセスの間に、測定されたキャパシタンスよりも小さくなるようにさせる。測定されたキャパシタンスが低減される程度は、CDGの修理または交換が必要な場合を決定するために、使用される。測定されたキャパシタンスは、時間とともに、ダイヤフラムの撓み特性を監視するために、使用される。監視される撓みの特性は、CDGのユーザが、アラームを設定すること、または、適切な保守間隔の決定において境界条件を確立することを、可能にする。
実際の使用の選択された期間の後に(例えば、選択された数の時間または日の後に)、高電圧スイッチ420は、CDGの入力における圧力がCDGの「システムのゼロ点圧力」またはその近くとなるように、システムの圧力(Px)がシステムのベース圧力にまで再び引き下げられた場合に、選択的に有効にされ得る。圧力は、DC電圧を印加する前に、第1圧力をまず測定することによって再び測定され、その後、DC電圧を印加する間に、第2圧力を測定する。2つの圧力の差は、CDGが最初に設置されたときに決定される差の許容範囲内でなければならない。ダイヤフラムが汚染される、またはダイヤフラムの表面が被覆されるので、DC電圧によって引き起こされるダイヤフラムの撓みは、減少し、2つの測定された圧力の差における対応する減少を引き起こす。手順は、現在の測定された有効圧力差を、元の有効圧力差と比較するように、定期的に繰り返される。ダイヤフラム上の汚染またはコーティングが、測定された有効圧力差に実質的に影響を与えていることを示すために、2つの圧力測定値における差が、十分に小さくなる場合、CDGは、サービスから取り除かれ、新しいCDGと交換され得る。システムは、2つの圧力測定値が取られるたびに、同一の絶対ベース圧力にポンプダウンされる必要がないことが、理解されるべきである。むしろ、CDGが最初に設置されたときに(例えば、10-9トル程度)、システムが、システムのベース圧力と同一範囲の大きさにおける現在のベース圧力までポンプダウンされるにつれて、定期的な検査中の2つの圧力測定値間の差は、印加されたDC電圧に応じたダイヤフラムの撓みに起因する有効圧力を正確に表すであろう。
図6の汚染試験コントローラ450は、マイクロコントローラまたは他の集積回路のような1つの実施形態で実現される。例えば、1つの実施形態では、マイクロコントローラは、AC圧力測定回路250から出力信号ライン256上の出力信号を受信するアナログ入力(AN IN)ポート470を備える。マイクロコントローラは、有利には、マイクロコントローラ内の処理のためにアナログ入力における値をデジタル値に変換するための、内部アナログデジタル変換回路を備える。マイクロコントローラのデジタル出力ポート452は、高電圧スイッチ420を有効にするための第1レベル(例えば、論理「1」)で出力信号を提供し、かつ、高電圧スイッチを無効にするための第2レベル(例えば、論理「0」)で出力信号を提供する。
汚染試験コントローラ450内のマイクロコントローラは、第2デジタル出力ポート480をさらに備え、第2デジタル出力ポート480は、通知ユニット490の入力492に接続されている。通知ユニットは、エラーを示すように選択的に活性化されるLEDまたは可聴デバイスのように単純であり得る。または、通知ユニットは、CDG100が設置されたシステムを制御するために、かつ、システムの動作パラメータを表示するために、使用される全体の制御および表示(例えば、グラフィカルユーザインターフェース)の一部とすることができる。
汚染試験コントローラ450内のマイクロコントローラは、最初に特徴付けられたCDG100の圧力特性を記憶するための内部メモリを有する。
汚染試験コントローラ450の動作の1つの例示的なモードは、図7におけるフローチャート500によって示されている。通常、汚染試験コントローラは、オフであるか、または、CDG100の通常動作に関連し得る他のタスクを実行している。CDG内の圧力が、システムのベース圧力にまで引き下げられる間に、CDGのユーザが、汚染試験を開始したい場合、ユーザは、図7におけるフローチャートに示されるルーチンを実行するためにマイクロコントローラを活性化する。マイクロコントローラは、また、定期的に、または、特定の条件が検出される場合に、ルーチンを実行するように自動的に活性化され得る。
汚染試験コントローラ450内のマイクロコントローラは、ステップ510でルーチンを開始する。マイクロコントローラは、ブロック512で、まず、アナログ入力ポート470上の電圧をサンプリングする。マイクロコントローラは、ブロック514で、現在の「システムのベース圧力」として、(デジタル値に変換される)サンプリングされた電圧を保存する。その後、マイクロコントローラは、ブロック520で、DC電圧源410から導体230に高電圧を印加するために高電圧スイッチ420を有効にするように、デジタル出力ポート452を活性化する。高電圧を活性化した後、マイクロコントローラは、ブロック530内でアナログ入力ポート上の電圧を再びサンプリングする。ブロック532において、マイクロコントローラは、ダイヤフラム130の撓みに起因する「システムのベース圧力」および「有効圧力」の合計である「複合圧力」として、サンプリングされた電圧を保存する。次に、ブロック540において、マイクロコントローラは、現在のサンプリングされた「複合圧力」から以前のサンプリングされたシステムのベース圧力を減算することにより、DC電圧によって引き起こされる「有効圧力」を計算する。計算された「有効圧力」は、ブロック550で記憶される。図示の実施形態では、ブロック552において、マイクロコントローラは、計算された「有効圧力」を、圧力差を決定するための上述した較正プロセスの間に、DC電圧がダイヤフラムに印加された場合に保存された、記憶された有効圧力(または予想圧力)と、比較する。次に、決定ブロック554において、決定された圧力差は、許容可能な圧力差と比較される。決定された圧力差が、許容可能な圧力差よりも大きい場合、マイクロコントローラは、アラームを設定するか、そうでなければ、(例えば、図6の通知ユニット490を介して)ブロック560において、CDGが汚染されそうであることをユーザに通知し、その後、ブロック562における現在の試験を終了し、汚染試験の次の開始を待機する。そうでなければ、決定された圧力差が、許容可能な圧力差よりも大きくない場合、マイクロコントローラは、ブロック562に直接進む。上述したように、許容可能な圧力差は、CDGが設置される環境の重要度に応じた大きさに設定され得る。
図8は、汚染試験コントローラ450によってCDG100の汚染を決定するマイクロコントローラの実行方法の別の説明のフローチャート600を示す。ブロック610で汚染試験を初期化した後、この方法は、ブロック612でCDGに第1圧力を印加する。図示された実施形態では、第1圧力は、上述したようなシステムのベース圧力である。第1圧力がCDGに印加されている間、この方法は、第1圧力値を決定するために、汚染試験コントローラのアナログ入力470の電圧を測定する。ブロック620において、この方法は、汚染コントローラのデジタル出力ポート452から高電圧スイッチ420の入力442にDC制御信号を出力することにより、ダイヤフラム130と固定電極144との間にDC電圧を印加する。DC電圧源からの電圧は、高電圧スイッチを通って、変圧器220の出力巻線222のセンタータップ228に至り、それにより、上述したようにダイヤフラムを撓ませるように、ダイヤフラムに至る。ブロック630において、この方法は、第2圧力測定値を決定するために、汚染試験コントローラのアナログ入力上の電圧を使用する。ブロック632において、この方法は、ダイヤフラムに印加される高電圧によって引き起こされる有効圧力を決定するために、第2圧力測定値と第1圧力測定値との間の差を決定する。次に、決定ブロック640において、この方法は、有効圧力(すなわち、2つの圧力測定値の差)が、許容される有効圧力よりも小さいかどうかを判定する。ダイヤフラムの汚染がダイヤフラムの撓みを低減しているため、計算された有効圧力が、許容可能な有効圧力よりも小さい場合、この方法は、(例えば、図6の通知ユニット490を介して)ブロック650で、汚染可能性をユーザに通知し、かつ、その後、ブロック660で試験を終了する。そうでなければ、計算された有効圧力が、許容される有効圧力と少なくとも同様である場合は、この方法は、ユーザに通知することなく、ブロック660で試験を終了する。
さらに、上述したように、汚染試験コントローラは、一定の間隔で、または、ユーザによる手動開始を待つよりもむしろ特定の条件の存在下で、実行するようにプログラムされ得る。
本発明の範囲から逸脱することなく、様々な変更が、上記の構成においてなされ得るので、上述の明細書に含まれる、または添付の図面に示されるすべての事項は、例示として解釈されるべきであって、限定的な意味ではないことが、意図されている。

Claims (5)

  1. ダイヤフラムおよび少なくとも1つの固定電極を備えるキャパシタンスダイヤフラムゲージ(CDG)のダイヤフラムの汚染を検出するための方法であって、前記ダイヤフラムと前記固定電極との間のキャパシタンスは、前記CDGに印加される圧力に対応しており、
    前記CDGに第1圧力を印加することと、
    前記第1圧力が前記CDGに印加される間に、第1圧力値を決定することと、
    前記ダイヤフラムの撓みを引き起こすように、前記ダイヤフラムと前記少なくとも1つの固定電極との間にDC電圧を印加することであって、前記第1圧力が前記CDGに印加される間に前記DC電圧が印加される、DC電圧を印加することと、
    前記DC電圧が前記ダイヤフラムと前記少なくとも1つの固定電極との間に印加される間に第2圧力値を決定することと、
    前記印加されたDC電圧によって引き起こされる撓みに起因する圧力値における差を決定するために、前記第2圧力値を前記第1圧力値と比較することと、
    圧力値における前記差が許容差よりも小さいときに、前記ダイヤフラムが汚染されていると決定することと、
    を備える方法。
  2. 前記ダイヤフラムと前記少なくとも1つの固定電極との間に印加される前記DC電圧は、前記ダイヤフラムと前記少なくとも1つの固定電極との間の前記キャパシタンスを増加させるために、前記ダイヤフラムを前記少なくとも1つの固定電極の方に撓ませる、請求項1に記載の方法。
  3. キャパシタンスダイヤフラムゲージ(CDG)のための汚染検出システムであって、前記CDGは、ダイヤフラムおよび少なくとも1つの固定電極を備え、前記ダイヤフラムと前記少なくとも1つの固定電極との間のキャパシタンスは、前記少なくとも1つの固定電極に対して前記ダイヤフラムを撓ませる、前記CDGに印加される圧力に対応しており、
    DC電圧の源と、
    前記少なくとも1つの固定電極に対して前記ダイヤフラムを撓ませるように、前記CDGにおいて前記ダイヤフラムと前記少なくとも1つの固定電極との間に前記DC電圧を選択的に印加するためのスイッチと、
    前記スイッチを選択的に有効にする出力と、前記少なくとも1つの固定電極に対する前記ダイヤフラムの前記撓みに応じた圧力値を受信する入力とを有する汚染試験コントローラであって、前記スイッチを有効にする前の第1圧力値を前記スイッチを有効にする間の第2圧力値と比較して、前記第1圧力値と前記第2圧力値との間の差を決定し、前記第1圧力値と前記第2圧力値との差が所定圧力差よりも小さい場合に、許容できない汚染の存在を決定する、汚染試験コントローラと、
    を備えるシステム。
  4. 前記汚染試験コントローラに結合された通知ユニットであって、前記汚染試験コントローラが、許容できない汚染の存在を決定する場合に活性化される通知ユニットを、さらに備える請求項3に記載のシステム。
  5. 前記ダイヤフラムと前記少なくとも1つの固定電極との間に印加されるDC電圧は、前記ダイヤフラムと前記少なくとも1つの固定電極との間の前記キャパシタンスを増加させるように、前記ダイヤフラムを前記少なくとも1つの固定電極の方に撓ませる、請求項3に記載のシステム。
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