JP6124135B2 - 振動バレル研磨用研磨治具及び振動バレル研磨方法 - Google Patents

振動バレル研磨用研磨治具及び振動バレル研磨方法 Download PDF

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Description

本発明は、研磨槽に振動を付加することにより、研磨槽内の被研磨物と研磨メディアを相対運動させて研磨を行う振動バレル研磨装置において用いる、振動バレル研磨用研磨治具及びその振動バレル研磨用研磨治具を用いた振動バレル研磨方法に関する。
従来より、被研磨物であるワークの表面を所定の表面粗さにする研磨を行ったり、バリや酸化皮膜などの除去などを行ったりするために、振動バレル研磨装置を用いた振動バレル研磨方法が行なわれている。振動バレル研磨方法は、箱形の研磨槽に被研磨物と研磨メディアとを装入し、研磨槽を略円形の軌道に振動運動させることにより、被研磨物と研磨メディアとを相対運動させて研磨を行う。
振動バレル研磨方法においては、ワークとして扁平形状な物、例えば円盤状物品を研磨する場合に、ワークが研磨槽に装入した姿勢と異なる複雑な動きをして十分な研磨が行われないことがあるという問題があった。そこで、例えば、特許文献1には、複数の円盤状物品を流動方向と平行な姿勢で所定の間隔をあけて配置し、円盤状物品の装入時の姿勢を保ちながら研磨する振動バレル研磨方法が開示されている。
特開2000−280162号公報
上述の振動バレル研磨方法は、円盤状物品を打痕を伴わずに効率的に研磨可能である。近年、振動バレル研磨方法の利点を生かし、更にワークの重量が大きい大型(例えば径が400mm以上)の扁平形状のワークを研磨する要請がある。大型のワークは、研磨槽に衝突したときに負荷される力が大きくなってしまうため、小型のワークに比べて変形や受傷が生じやすい。高い精度が要求されるワークを研磨する場合には、従来よりも更に変形や受傷を軽減させるための方策が必要となる。
そこで、本発明は、大型の扁平形状のワークを、ワークが変形したり、表面に傷が生じたりすることなく、効率よく振動バレル研磨することができる振動バレル研磨用研磨治具及びその治具を用いた振動バレル研磨方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明では、外径が400mm以上の1つの扁平形状のワークを、振動バレル研磨装置を用いて研磨するための振動バレル研磨用研磨治具であって、外形形状がワークよりも大きい円盤状に形成された第1のガード部材と、前記第1のガード部材と対向して配置され、外形形状が前記第1のガード部材と同じ径の円盤状に形成された第2のガード部材と、前記第1のガード部材と前記第2のガード部材との間に配置され、ワークを振動バレル研磨用研磨治具の外縁から突出しないように固定する固定部材と、を備え、当該研磨治具は外形形状が扁平な略円柱形状に形成されており、振動バレル研磨装置の研磨槽の内部で、自立した状態で前記第1のガード部材及び前記第2のガード部材の外周方向に転動可能であるとともに、略円形形状の側面部から研磨メディアの出入りが可能であり、当該研磨治具の外形形状により形成される空間の内外で研磨メディアの流動を行うことが可能に構成され、前記第1のガード部材及び前記第2のガード部材には、当該研磨治具の外形形状により形成される空間の内外で研磨メディアの流動を行う窓部がそれぞれ設けられており、前記固定部材は、ワークの重心が当該研磨治具の重心と近接するようにワークを配置、固定可能に構成されている、という技術的手段を用いる。
請求項1に記載の発明によれば、ワークを振動バレル研磨用研磨治具の外縁から突出しないように研磨治具内部に固定することができるので、ワークが研磨中に研磨槽に衝突することがない。これにより、ワークが変形したり、表面に傷が生じたりすることを防ぐことができる。また、研磨メディアを容易に研磨治具の内部で流動させることができるので、ワークを効率よく研磨することができる。ここで、扁平形状のワークとは、板状、リング状または枠状など、厚さに対して外形形状が大きいワークを示す。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の振動バレル研磨用研磨治具において、前記窓部はワークの研磨領域に対向する位置に設けられている、という技術的手段を用いる。
請求項2に記載の発明によれば、窓部はワークの研磨領域に対向する位置に設けられているため、研磨メディアを研磨領域に衝突するように案内することができるので、効率的に研磨を行うことができる。
請求項3に記載の発明では、請求項1または請求項2に記載の振動バレル研磨用研磨治具において、ワークの研磨を行わない領域を研磨メディアが衝突しないように覆うマスキング部材を備えた、という技術的手段を用いる。
請求項3に記載の発明によれば、ワークを振動バレル研磨用研磨治具に固定するだけで、ワーク自体にマスキングを行わずにワークの研磨を行わない領域を保護することができる。
請求項4に記載の発明では、請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の振動バレル研磨用研磨治具において、ワークの外周部と前記側面部との間に、研磨メディアが流動可能な空隙が設けられている、という技術的手段を用いる。
請求項4に記載の発明によれば、外周部近傍における研磨メディアの流動を阻害することがないので、効率的にむらのない研磨を行うことができる。
請求項5に記載の発明では、請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載の振動バレル研磨用研磨治具において、前記第1のガード部材及び前記第2のガード部材は、前記側面部において接続されるように形成され、当該側面部には、前記空間の内外で研磨メディアMの流動を行う窓部が設けられている、という技術的手段を用いる。
請求項5に記載の発明によれば、第1のガード部材及び第2のガード部材が一体的に形成されるため、研磨治具を堅牢なものとすることができる。
請求項6に記載の発明では、振動バレル研磨装置を用いた振動バレル研磨方法であって、請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載の振動バレル研磨用研磨治具を用いてワークを保持し、振動バレル研磨装置の研磨槽内に、ワークを保持した振動バレル研磨用研磨治具を自立させた状態で転動させ、研磨メディアが前記側面部及び前記窓部を通じて流動することによりワークを研磨する、という技術的手段を用いる。
請求項6に記載の発明によれば、ワークを研磨治具の外縁から突出しないように研磨治具内部に固定することができるので、ワークが研磨中に研磨槽に衝突することがない。これにより、ワークが変形したり、表面に傷が生じたりすることを防ぐことができる。また、研磨メディアを容易に研磨治具の内部で流動させることができるので、ワークを効率よく研磨することができる。
本発明の振動バレル研磨用研磨治具の構成を示す説明図である。図1(A)は振動バレル研磨用研磨治具にワークを固定した状態を示す一部切欠説明図であり、図1(B)は図1(A)をA方向から見た平面説明図である。 振動バレル研磨装置及び振動バレル研磨方法を示す説明図である。図2(A)は振動バレル研磨装置の一部断面説明図であり、図2(B)は図2(A)をB方向から見た一部透視説明図である。 振動バレル研磨用研磨治具の変更例を示す説明図である。 振動バレル研磨用研磨治具の変更例を示す説明図である。図4(A)は振動バレル研磨用研磨治具にワークを固定した状態を示す断面説明図であり、図4(B)は図4(A)をC方向から見た平面説明図である。
本発明の振動バレル研磨用研磨治具(以下、研磨治具という)について、図を参照して説明する。ここでは、被研磨物である円盤状のワークWの外周近傍を研磨する場合を例示する。
図1に示すように、研磨治具1は、外形形状が扁平な略円柱形状に形成されており、第1ガード部材10、第2ガード部材11、固定部材12を備えている。
第1ガード部材10は、ワークWよりも外形形状が大きい円盤状に形成されており、側面には研磨メディアを研磨治具1の内部で流動させるための窓部10aが設けられている。窓部10aはワークW表面の研磨する領域に対向する位置に設けることが好ましい。これにより、研磨メディアを研磨領域に衝突するように案内することができるので、効率的に研磨を行うことができる。本実施形態では、外周近傍に大きく開口した8つの窓部10aが形成されている。
第2ガード部材11は、第1ガード部材10と対向して配置され、同じ径を有する円盤状に形成されている。本実施形態では、第2ガード部材11は第1ガード部材10と同形状に形成されており、窓部10a同様の窓部11aを備えている。
第1ガード部材10の外周端部10bと第2ガード部材11の外周端部11bとの間は開口しており、外周端部10bと外周端部11bとにより略円柱形状の側面部Sが形成される。研磨治具1はこの側面部Sにおいて自立可能に形成されている。上述した「研磨治具1の内部」とは、研磨治具1の外形形状により形成される空間の内部であり、第1ガード部材10、第2ガード部材11及び側面部Sが外周を形成する空間の内部を意味する。
固定部材12は、第1ガード部材10と第2ガード部材11との間に配置され、ワークWを研磨治具1の外縁からはみ出さないように固定する。本実施形態では、ワークWの中央部を固定部12aで挟み込んで、固定板12bを介してボルト締めにより第1ガード部材10と第2ガード部材11とにそれぞれ固定することにより、ワークWを研磨治具1に固定する。ここで、ワークWは、研磨治具1が転動しやすいように、ワークWの重心が研磨治具1の重心と近接するように配置、固定することが好ましい。固定部材12の形状及びワークWを固定する位置は、ワークWの形状、研磨領域に応じて適宜変更することができる。
本実施形態では、ワークWの外周端面Waを研磨しないように、外周端面Waに研磨メディアが衝突することを防ぐためのマスキング部材13を設けている。これにより、ワークW自体にマスキングを行わずにワークWの研磨を行わない領域を保護することができる。マスキング部材13は、リング状に形成されており、第1ガード部材10の外周端面近傍と第2ガード部材11の外周端面近傍との間に橋渡しされた取付部材14によりワークWの外周端面Waを覆うように固定されている。マスキング部材13の幅は、外周端面Waの幅よりも大きく、例えば、5/4倍程度に形成するとよい。なお、マスキング部材13の取付方法は任意であり、例えば、固定部材12に取り付ける方法を採用することもできる。
次に、ワークWを研磨治具1を用いて振動バレル研磨装置により振動バレル研磨する方法について図2を参照して説明する。なお、図2においては、説明のため見やすくすることを目的として、研磨メディアMの大きさを拡大して模式的に示すとともに、窓部10aから露出するワークWを斜線を省略して示した。
振動バレル研磨装置として、以下に示す構成の振動バレル研磨装置を用いることができる。
図2に示すように、振動バレル研磨装置2は、上部が開口した研磨槽20を備え、バネ21を介して台座22上に設置されている。ここで、研磨槽20は断面U字型のものを用いると、研磨治具1の転動、研磨メディアMの流動が滑らかになるため好ましい。また、研磨槽20内に槽内をワークWごとに区画する仕切り板20aを設けてもよい。研磨槽20をワークWごとに区画することにより研磨治具1同士の衝突を防ぐことができる。また、研磨治具1が転倒するおそれがなく、研磨治具1を安定して自立させることができる。
研磨槽20はその下部にベアリング23を備え、カウンターウェイト24を固定させた回転軸25をベアリング23を介して回転自在に固定する。回転軸25は回転を伝達するカプラ26を介してモータ27に接続されている。
研磨槽20の上方には、所定量の研磨液を研磨槽20へ供給するための研磨液供給装置28が設けられている。研磨槽20の底部には廃液口が設けられており、廃液口に接続された廃液管29により研磨槽20内の切り屑を含む余剰の研磨液を排出可能に構成されている。
振動バレル研磨装置2によりワークWの振動バレル研磨を行うには、まず、仕切り板20aで区切られた区画に、ワークWを固定した研磨治具1を側面部Sにおいて自立させ、所定量の研磨メディアMを装入する。
続いて、振動バレル研磨装置2を作動させる。モータ27を駆動させると、カウンターウェイト24が回転し、カウンターウェイト24の回転に応じて研磨槽20が略円形の軌道を描きながら振動する。
振動バレル研磨において研磨液を使用する場合には、研磨の進行に伴って研磨液中に切り屑が滞留し、それが研磨効率を低下させることがある。このような場合には、研磨液供給装置28により研磨槽20に研磨液を供給し、余剰の研磨液を切り屑と共に廃液管29より排出しながら研磨を行うフロースルー方式を採用すると、研磨槽20中に過剰の切り屑が滞留することがなく好適である。また、研磨槽20内の汚れを抑制することができるとともに、研磨後のワークWは市水で洗い流すだけで十分に洗浄することができ、洗浄時間を短縮することができる。
研磨槽20が振動している状態での研磨治具1及び研磨メディアMの動きを図2(B)に模式的に示す。研磨治具1は、R1方向に回転する回転軸25により生じる研磨槽20の振動により、研磨槽20内で自立したままの状態でR2方向に転動する。また、研磨メディアMは研磨槽20内で流動するが、例えば、R3に示すように、開口している側面部Sから案内されて研磨治具1の内部に入り、ワークWの研磨領域を研磨した後に、第1ガード部材10の窓部10a及び第2ガード部材11の窓部11aから研磨治具1の外部に排出されるように流動する。なお、ここで示した研磨メディアMの流動形態R3は一例であり、側面部S→側面部S、窓部10a(11a)10a→側面部S、窓部10a(11a)→窓部10a(11a)といった流動形態もありえる。
ワークWは上述のように研磨されるが、研磨を継続する場合には、モータ27の駆動を停止させて新たなワークWを固定した研磨治具1を入れ替えてもよいし、モータ27の駆動を継続させたまま新たなワークWを固定した研磨治具1を入れ替えてもよい。
以上の振動バレル研磨方法によれば、ワークWは、研磨治具1の外縁から突出しないように研磨治具1内部に固定されるため、研磨槽20に衝突することがない。これにより、ワークWが変形したり、表面に傷が生じたりすることを防ぐことができる。また、複数のワークWを同時に研磨した場合でも、ワークW同士が衝突して変形したり、表面に傷が生じたりすることがない。
また、研磨メディアMを容易に研磨治具1の内部で流動させることができるので、ワークWを効率よく研磨することができる。また、ワークWが自立した状態で研磨することができるので、ワークWの両面を均一に研磨することができる。
また、マスキング部材13を設けてあるので、ワークWの外周端面Waが研磨されることがない。そのため、ワークWの径や外周端面Waの形状が変化することがない。また、ワークWの外周端面Waにダレやへこみなどのダメージが生じることもない。
本実施形態では、ワークWとして円盤状のワークを用いたが、本発明は扁平形状のワークの振動バレル研磨に好適に用いることができる。ここで、扁平形状のワークとは、板状、リング状または枠状など、厚さに対して外形形状が大きいワークを示す。
通常の振動バレル研磨方法で大型のワークの研磨を行う場合には、ワークの外形形状と同程度の深さまで研磨メディアを研磨槽に装入して研磨を行う。本発明のバレル研磨方法では、ワークWは研磨メディアMなどで保持しなくても自立でき、効率的な研磨が可能であるため、研磨メディアMの量を通常の振動バレル研磨で用いる量よりも少なくすることができる。例えば、研磨メディアMは、研磨槽20に対して1/3程度の深さ(研磨治具1の外径の1/3〜1/2程度)まで研磨槽20に装入すればよく、研磨メディアMの量を大幅に減少させることができる。
第1ガード部材10及び第2ガード部材11の外径は、研磨槽20内で十分に転動可能なように、研磨槽20の幅の80%以下とすると好ましい。また、研磨メディアMが研磨槽20と研磨治具1との間に噛みこまないように、例えば、研磨槽20と研磨治具1との間隙が20mm以上あるようにすることが好ましい。
側面部Sの開口幅、窓部10a及び窓部11aの寸法は、研磨メディアMが研磨治具1の内外で十分に流動するように、研磨メディアMの寸法の3倍以上であることが好ましい。
ワークWを研磨治具1に固定した状態で、ワークWと第1ガード部材10の内壁及び第2ガード部材11の内壁との間隔は、研磨メディアMが研磨治具1の内外で十分に流動するように、研磨メディアMの寸法の3倍以上であることが好ましい。
また、研磨治具1の幅(側面部Sの幅)は、第1ガード部材10及び第2ガード部材11の外径の1/4以上とすると、研磨治具1を安定して自立させることができるので好ましい。
ワークWの外周端面Waも研磨する場合には、マスキング部材13を設けない。ここで、外周部Sと外周部Waとの距離を研磨メディアMの寸法の2倍以上とすると、ワークWの外周部近傍における研磨メディアMの流動を阻害することがないので、外周部近傍を効率的にむらなく研磨することができる。
(変更例)
図3(A)に示すように、第1ガード部材10と第2ガード部材11とが、側面部Sにおいて接続されるように形成することができる。この構成では、側面部Sに、研磨治具1の内外で研磨メディアMの流動を行う窓部15が設けられている。また、マスキング部材13は、第1ガード部材10と第2ガード部材11との接続部に形成されており、別の部材を用意する必要がない。なお、マスキング部材13が必要ない場合には、窓部15の枠部として機能する。本構成によれば、第1ガード部材10及び第2ガード部材11が一体的に形成されるため、研磨治具1を堅牢なものとすることができる。
窓部10a及び窓部11aの形状、寸法は、研磨メディアMをワークWの研磨領域に衝突するように案内することができれば任意である。例えば、図3(B)に示すように、90°ごとに大きな窓部10aを4箇所設ける構成などを採用することができる。
マスキング部材13は、ワークWの研磨したくない領域に応じて、形状、位置を任意に設定することができる。例えば、ワークWの中央部を研磨したくない場合には、中央部をマスキングするマスキング部材13を採用することができる。また、固定部材12の形状、位置をワークWの研磨したくない領域に応じて設定し、マスキング部材13として作用させることもできる。
図4に、ワークWの中央部を研磨する場合の研磨治具を示す。このとき、固定部材12は円筒状に形成され、ワークWの外周部においてワークWを固定する。また、窓部10a及び窓部11aは、研磨メディアMをワークWの中央部に案内するために第1ガード部材10及び第2ガード部材11の中央部に形成する。図4(B)では、大きな円形の窓部10a(11a)を1つ形成された構成を示したが、中央部を囲むように複数の窓部10a(11a)を形成する構成を採用することもできる。また、研磨領域以外を固定部材12で覆うようにすれば、固定部材12をマスキング部材13として作用させることもできる。
[実施形態の効果]
本発明の研磨治具1及び研磨治具1を用いた振動バレル研磨方法によれば、ワークWが研磨治具1の外縁から突出しないように研磨治具1内部に固定されるため、研磨中に研磨槽20に衝突することがない。これにより、ワークWが変形したり、表面に傷が生じたりすることを防ぐことができる。また、研磨メディアMを容易に研磨治具1の内部で流動させることができるので、ワークWを効率よく研磨することができる。また、マスキング部材13を設けることにより、ワークW自体にマスキングを行わずにワークWの研磨を行わない領域を保護することができる。ワークWの外周端面Waにマスキング部材13を設けた場合、ワークWの外周端面Waが研磨されることがないので、ワークWの径や外周端面Waの形状が変化することがない。また、ワークWの外周端面Waにダレやへこみなどのダメージが生じることもない。
以下に、本発明に係る振動バレル研磨方法の実施例について説明する。なお、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
本実施例では、研磨治具として、概略形状が図1と同様のものを用いた。第1カバー部材及び第2カバー部材の外径は840mmであり、研磨治具の幅は213mm(外径の1/4以上)とした。マスキング部材の幅は50mmであり、後述するワークの幅の5/4倍である。窓部の寸法は、中心方向への長さ210mm、円周方向の長さ480mmとした。
本実施例のワークは、直径800mm、厚さ40mmのチタン製の円盤とした。研磨メディアMは一辺10mm、長さ7mmの三角柱斜めカットの焼結メディア(新東工業株式会社製)を選定し、これを研磨槽に対して1/3の容積となるように装入した。また、振動バレル研磨装置は、新東工業株式会社製のVF−1423W型を改良して研磨槽の寸法を幅800mm×長さ1000mm×高さ800mmとし、中央部に仕切り板を設置したものを使用した。また、研磨液はコンパウンド(新東工業株式会社製;GLM−4)を水道水に0.5%添加したものを使用した。研磨液の供給量は毎分400ml とした。
(1)外周端面の評価
6時間研磨した後、ワークの外周端面を表面・裏面共に任意で10箇所選択し、非接触型3次元形状測定装置(株式会社テクノミュー製;TDS-2100CG)にて観察を行った。また、任意の10箇所を選択し、ワークの直径を長尺ノギスで測定し、研磨前のワークの直径と比較した。その結果、いずれの地点においてもワークの外周端面に歪みやへこみ等の形状の変化は観察されなかった。この結果、マスキング部材によって、ワークの外周端面は研磨されなかったことが確認された。
(2)研磨の進行および研磨ムラの評価
研磨前のワークにおいて、研磨される箇所を表面・裏面共に任意で3箇所選択し、表面粗さ測定装置(東京精密株式会社製;SURFCOM 130A)にて表面粗さRa(JIS B6001;1994)を測定した。また、研磨後のワークも同様に表面粗さRaを測定した。これらの測定値を比較することで、研磨の進行および研磨ムラを評価した。研磨前のワークの表面粗さRaの平均値は表面1.49μm、裏面1.52μmであったのに対し、研磨後のワークの表面粗さRaの平均値は表面0.23μm、裏面0.21μmであった。これにより、両面共に良好に研磨されたことが確認された。また、研磨後のワークにおいて、表面粗さRaの平均値に対するバラツキは、表面・裏面共に±10%以内であった。この結果、両面共に加工ムラがなく研磨されたことが確認された。
(3)変形の評価
研磨後のワークにおいて、研磨された箇所を表面・裏面共に任意で10箇所選択し、前述の非接触型3次元形状測定装置にて形状の測定を行った。その結果、いずれの測定箇所においても研磨による変形は観察されなかった。
以上より、実施形態の研磨冶具を用いて扁平形状のワークを研磨することにより、
a)研磨する箇所を任意で設定することができる。
b)加工ムラがなく、均一に研磨することができる。
c)変形することなく研磨することができる。
ことが確認された。
本発明の研磨冶具によって、ワークの重量が大きい大型の扁平形状のワークを振動バレル研磨装置により良好に研磨することができる。ワークは扁平形状であれば、円盤状、平板状など形状は特に限定されない。例えば、ベアリング保持器、歯車、鉄道等の車輪、プーリ、ブリスク、等も良好に研磨することができる。
1…研磨治具(振動バレル研磨用研磨治具)
2…振動バレル研磨装置
10…第1ガード部材(第1のガード部材)
10a…窓部
11…第2ガード部材(第2のガード部材)
11a…窓部
12…固定部材
13…マスキング部材
14…取付部材
20…研磨槽
21…バネ
22…台座
23…ベアリング
24…カウンターウェイト
25…回転軸
26…カプラ
27…モータ
28…研磨液供給装置
29…廃液管
M…研磨メディア
S…側面部
W…ワーク

Claims (6)

  1. 外径が400mm以上の1つの扁平形状のワークを、振動バレル研磨装置を用いて研磨するための振動バレル研磨用研磨治具であって、
    外形形状がワークよりも大きい円盤状に形成された第1のガード部材と、
    前記第1のガード部材と対向して配置され、外形形状が前記第1のガード部材と同じ径の円盤状に形成された第2のガード部材と、
    前記第1のガード部材と前記第2のガード部材との間に配置され、ワークを振動バレル研磨用研磨治具の外縁から突出しないように固定する固定部材と、を備え、
    当該研磨治具は外形形状が扁平な略円柱形状に形成されており、振動バレル研磨装置の研磨槽の内部で、自立した状態で前記第1のガード部材及び前記第2のガード部材の外周方向に転動可能であるとともに、略円形形状の側面部から研磨メディアの出入りが可能であり、当該研磨治具の外形形状により形成される空間の内外で研磨メディアの流動を行うことが可能に構成され、
    前記第1のガード部材及び前記第2のガード部材には、当該研磨治具の外形形状により形成される空間の内外で研磨メディアの流動を行う窓部がそれぞれ設けられており、
    前記固定部材は、ワークの重心が当該研磨治具の重心と近接するようにワークを配置、固定可能に構成されていることを特徴とする振動バレル研磨用研磨治具。
  2. 前記窓部はワークの研磨領域に対向する位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の振動バレル研磨用研磨治具。
  3. ワークの研磨を行わない領域を研磨メディアが衝突しないように覆うマスキング部材を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の振動バレル研磨用研磨治具。
  4. ワークの外周部と前記側面部との間に、研磨メディアが流動可能な空隙が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の振動バレル研磨用研磨治具。
  5. 前記第1のガード部材及び前記第2のガード部材は、前記側面部において接続されるように形成され、当該側面部には、前記空間の内外で研磨メディアの流動を行う窓部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載の振動バレル研磨用研磨治具。
  6. 振動バレル研磨装置を用いた振動バレル研磨方法であって、
    請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載の振動バレル研磨用研磨治具を用いてワークを保持し、
    振動バレル研磨装置の研磨槽内に、ワークを保持した振動バレル研磨用研磨治具を自立させた状態で転動させ、
    研磨メディアが前記側面部及び前記窓部を通じて流動することによりワークを研磨することを特徴とする振動バレル研磨方法。

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