JP6123594B2 - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラムに関し、より特定的には、画像形成装置の使用を開始する新たなユーザーのユーザー名を表示する画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラムに関する。
電子写真方式を用いた画像形成装置には、スキャナー機能、ファクシミリ機能、複写機能、プリンターとしての機能、データ通信機能、およびサーバー機能を備えたMFP(Multi Function Peripheral)、ファクシミリ装置、複写機、プリンターなどがある。
画像形成装置の中には、IC(Integrated Circuit)カードをかざすことなどにより、そのICカードを所持するユーザーを特定(認証)し、そのユーザーの使用を許可する処理であるログイン処理を行う機能を備えたものが存在している。この種の画像形成装置では、同時に画像形成装置を使用できる人数は通常1人である。すなわち、画像形成装置は、画像形成装置の使用を既に許可している他のユーザーが存在する状態で、新たなユーザーのログイン処理を行う場合に、他のユーザーの使用を不許可にするログアウト処理を行うことにより、画面を切り替えることなしに、画像形成装置の使用を許可するユーザーを自動的に切り替える。
ところで、画像形成装置は、画像形成装置の各種情報を表示し、かつ各種操作を受け付ける操作パネルを備えている。画像形成装置は、画像形成装置の使用を許可しているユーザーのユーザー名を、操作パネルの操作画面のヘッダエリアなどに表示することにより、現在誰がログインしているのかを明確にしている。
近年、画像形成装置は、多機能化および高機能化により、多くの設定項目を含んでおり、操作画面内には、設定項目に関する多数の情報やキーが表示される。このため、操作画面内に確保することのできる領域には制限があり、操作画面内に表示する情報やキーを一つ増やしただけでも、操作パネルの操作性に悪影響を与える可能性がある。したがって、操作画面内にユーザー名全体を表示させようとすると、既に配置されているキーを小さくしたり、既に配置されているキーを削除したり、各種情報を表示している領域を小さくしたりする必要が生じ、操作パネルの操作性へ悪影響を及ぼす。操作パネルの操作性への悪影響を最小限にするために、従来の画像形成装置は、画像形成装置の使用を許可しているユーザーのユーザー名を、ユーザー名の短縮形で表示していた。
なお、複数のユーザーによる装置の使用に関する技術は、たとえば下記特許文献1および2に開示されている。下記特許文献1には、1人あるいは複数人が同時に使用する装置において、使用中ユーザーに基づいて、制御を切替える装置が開示されている。この装置は、入力に基づいて、ユーザーを特定するユーザー特定部と、現在使用中のユーザーを記憶する現ユーザー記憶部と、ユーザーに関連付けた設定情報を記憶する設定情報記憶部と、現ユーザー記憶部から、現在使用中のユーザーを取得し、取得したユーザーに関連付けられた設定情報を設定情報記憶部より取得することによって、設定情報を管理する設定情報管理部とを備えている。
下記特許文献2には、使用中の部門を表示するためのスペースを画面上に確保するのが容易で、その部門を識別し易くできる画像形成装置が開示されている。この画像形成装置は、使用者識別信号を入力するための入力手段と、複数色で表示可能な表示手段と、各使用者識別信号に対応する色情報を記憶する色情報記憶手段とを備えている。この画像形成装置は、入力手段により使用者識別信号が入力されたとき、その使用者識別信号に対応する色情報を色情報記憶手段から読み出す読み出し手段と、読み出し手段により読み出された色情報で表示手段を表示する制御を行う制御手段とをさらに備えている。
特開2006−148628号公報 特開平11−102144号公報
しかしながら、従来の画像形成装置においては、ユーザー名の類似したユーザーが立て続けにログインした場合に、現在誰がログインしているのかが分からず、利便性が悪いという問題があった。
たとえば、画像形成装置の使用を既に許可している先のユーザーが「abcxy」というユーザー名を有しており、画像形成装置の使用を開始する新たなユーザーが「abcde」というユーザー名を有している場合を想定する。この場合、従来の画像形成装置が表示する先のユーザーのユーザー名の短縮形、および新たなユーザーのユーザー名の短縮形が、いずれも「abc」となることがあった。この場合、先のユーザーおよび新たなユーザーのどちらがログインしているのかが分からなくなっていた。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、その目的は、利便性の良い画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラムを提供することである。
本発明の一の局面に従う画像形成装置は、画像形成装置の使用を開始する新たなユーザーを特定する特定手段と、特定手段にて新たなユーザーを特定した場合に、新たなユーザーに画像形成装置の使用を許可するログイン処理を行うログイン手段と、特定手段にて新たなユーザーを特定した場合において、画像形成装置の使用を既に許可されている先のユーザーが存在するとき、ログイン手段にてログイン処理を行う前に、先のユーザーによる画像形成装置の使用を不許可にするログアウト処理を行うログアウト手段と、特定手段にて新たなユーザーを特定した場合において、先のユーザーが存在するとき、新たなユーザーのユーザー名の全ての文字を表示する第1の表示手段と、特定手段にて新たなユーザーを特定した場合において、先のユーザーが存在しないとき、新たなユーザーのユーザー名を短縮した文字を表示する第2の表示手段とを備える。
上記画像形成装置において好ましくは、第1または第2の表示手段にて表示した場合に、新たなユーザーのユーザー名の全ての文字と、新たなユーザーのユーザー名を短縮した文字との間で、表示する文字を切り替える切替手段とをさらに備える。
上記画像形成装置において好ましくは、切替手段は、新たなユーザーのユーザー名の全ての文字または新たなユーザーのユーザー名を短縮した文字の表示領域の選択を受け付けた場合に、表示する文字を切り替える。
上記画像形成装置において好ましくは、特定手段にて新たなユーザーを特定した場合において、先のユーザーが存在するとき、ログイン手段にてログイン処理を行ってからの経過時間を計測する計測手段をさらに備え、切替手段は、計測手段にて計測した時間に基づいて、新たなユーザーのユーザー名の全ての文字から新たなユーザーのユーザー名を短縮した文字に、表示する文字を切り替える。
上記画像形成装置において好ましくは、切替手段は、新たなユーザーのユーザー名の全ての文字から新たなユーザーのユーザー名を短縮した文字に、表示する文字を切り替える場合に、新たなユーザー名の先頭から第1の個数の文字と、先のユーザーのユーザー名の先頭から第1の個数の文字とが同一であるか否かを判別する第1の判別手段と、第1の判別手段にて同一であると判別した場合、新たなユーザーのユーザー名の文字のうち、先頭の文字から、先のユーザーのユーザー名の文字と相違する文字までを、新たなユーザーのユーザー名を短縮した文字として表示する第1の相違部分表示手段とを含む。
上記画像形成装置において好ましくは、切替手段は、新たなユーザーのユーザー名の全ての文字から新たなユーザーのユーザー名を短縮した文字に、表示する文字を切り替える場合に、新たなユーザー名の先頭から第2の個数の文字と、先のユーザーのユーザー名の先頭から第2の個数の文字とが同一であるか否かを判別する第2の判別手段と、第2の判別手段にて同一であると判別した場合、新たなユーザーのユーザー名の文字うち、先のユーザーのユーザー名の文字とは相違する文字以降の文字を、新たなユーザーのユーザー名を短縮した文字として表示する第2の相違部分表示手段とを含む。
上記画像形成装置において好ましくは、第1の表示手段は、新たなユーザーのユーザー名に、先のユーザーのユーザー名の文字と同一の文字が第3の個数以上含まれているか否かを判別する第3の判別手段と、第3の判別手段にて第3の個数以上含まれていると判別した場合、新たなユーザーのユーザー名の文字うち、先のユーザーのユーザー名の文字とは相違する文字を、先のユーザーのユーザー名の文字と同じである文字とは異なる色で表示することにより、新たなユーザーのユーザー名の全ての文字を表示する、色変更表示手段とを含む。
上記画像形成装置において好ましくは、第1の表示手段は、新たなユーザーのユーザー名の全ての文字をポップアップして表示する。
上記画像形成装置において好ましくは、第1の表示手段は、新たなユーザーのユーザー名の全ての文字を操作画面のヘッダ部に表示する。
上記画像形成装置において好ましくは、第1の表示手段は、新たなユーザーのユーザー名が第4の個数以上の文字を含むか否かを判別する第4の判別手段と、第4の判別手段にて第4の個数以上の文字を含むと判別した場合、新たなユーザーのユーザー名が第4の個数未満の文字を含む場合に表示する文字のサイズよりも小さいサイズで、新たなユーザーのユーザー名の全ての文字を表示する。
上記画像形成装置において好ましくは、第1の表示手段または第2の表示手段にて表示を行った後で、第1の表示手段または第2の表示手段にて表示を行った画面に、新たなユーザーに関する情報が表示されたか否かを判別する画面判別手段と、画面判別手段にて新たなユーザーに関する情報が表示されたと判別した場合に、第1の表示手段または第2の表示手段にて行った表示を画面から消去する表示消去手段とをさらに備える。
本発明の他の局面に従う画像形成装置の制御方法は、画像形成装置の使用を開始する新たなユーザーを特定する特定ステップと、特定ステップにて新たなユーザーを特定した場合に、新たなユーザーに画像形成装置の使用を許可するログイン処理を行うログインステップと、特定ステップにて新たなユーザーを特定した場合において、画像形成装置の使用を既に許可されている先のユーザーが存在するとき、ログインステップにてログイン処理を行う前に、先のユーザーによる画像形成装置の使用を不許可にするログアウト処理を行うログアウトステップと、特定ステップにて新たなユーザーを特定した場合において、先のユーザーが存在するとき、新たなユーザーのユーザー名の全ての文字を表示する第1の表示ステップと、特定ステップにて新たなユーザーを特定した場合において、先のユーザーが存在しないとき、新たなユーザーのユーザー名を短縮した文字を表示する第2の表示ステップとを備える。
本発明のさらに他の局面に従う画像形成装置の制御プログラムは、画像形成装置の使用を開始する新たなユーザーを特定する特定ステップと、特定ステップにて新たなユーザーを特定した場合に、新たなユーザーに画像形成装置の使用を許可するログイン処理を行うログインステップと、特定ステップにて新たなユーザーを特定した場合において、画像形成装置の使用を既に許可されている先のユーザーが存在するとき、ログインステップにてログイン処理を行う前に、先のユーザーによる画像形成装置の使用を不許可にするログアウト処理を行うログアウトステップと、特定ステップにて新たなユーザーを特定した場合において、先のユーザーが存在するとき、新たなユーザーのユーザー名の全ての文字を表示する第1の表示ステップと、特定ステップにて新たなユーザーを特定した場合において、先のユーザーが存在しないとき、新たなユーザーのユーザー名を短縮した文字を表示する第2の表示ステップとをコンピューターに実行させる。
本発明によれば、利便性の良い画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラムを提供することができる。
本発明の第1の実施の形態における画像形成装置の外観を模式的に示す図である。 本発明の第1の実施の形態における画像形成装置の内部構成を示すブロック図である。 固定記憶装置に記憶されている個人認証情報テーブルを模式的に示す図である。 画像形成装置の使用を開始する際の新たなユーザーの動作を模式的に示す図である。 本発明の第1の実施の形態において、操作画面のヘッダ部に表示された新たなユーザーのユーザー名を模式的に示す図である。 本発明の第1の実施の形態において、操作画面上にポップアップ表示された新たなユーザーのユーザー名を模式的に示す図である。 本発明の第1の実施の形態における新たなユーザーのログイン時の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態において、操作画面のヘッダ部に表示された新たなユーザーのユーザー名を模式的に示す図である。 本発明の第2の実施の形態における新たなユーザーのログイン時の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態において、操作画面のヘッダ部に表示された新たなユーザーのユーザー名を模式的に示す図である。 本発明の第3の実施の形態における新たなユーザーのログイン時の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態におけるユーザー名の表示態様の切り替えを模式的に示す図である。 本発明の第4の実施の形態における新たなユーザーのログイン時の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第5の実施の形態において、操作画面のヘッダ部に表示された新たなユーザーのユーザー名を模式的に示す図である。 本発明の第5の実施の形態における新たなユーザーのログイン時の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第6の実施の形態において、操作画面のヘッダ部に表示された新たなユーザーのユーザー名を模式的に示す図である。 本発明の第6の実施の形態における新たなユーザーのログイン時の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第7の実施の形態における操作画面を模式的に示す図である。 本発明の第7の実施の形態における新たなユーザーのログイン時の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
以下の実施の形態においては、画像形成装置が、スキャナー機能、ファクシミリ機能、複写機能、プリンターとしての機能、データ通信機能、およびサーバー機能を備えたMFP(Multifunction Peripheral)である場合について説明する。画像形成装置は、たとえば電子写真方式や静電記録方式などによって画像形成を行うものであればよく、MFPの他、ファクシミリ装置、複写機、またはプリンターなどであってもよい。
本明細書において、「ログイン処理」とは、ユーザーに画像形成装置の使用を許可する処理を意味している。「画像形成装置にログイン中」とは、画像形成装置の使用を既に許可されている状態を意味している。「ログアウト処理」とは、画像形成装置の使用を既に許可されているユーザーによる画像形成装置の使用を不許可にする処理を意味している。
以降の説明では、画像形成装置の使用を開始するユーザーを「新たなユーザー」と呼び、新たなユーザーの前に画像形成装置の使用を許可されているユーザーを「先のユーザー」と呼ぶことがある。
[第1の実施の形態]
始めに、本実施の形態における画像形成装置の構成について説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態における画像形成装置の外観を模式的に示す図である。図1では、画像形成装置の操作パネルが拡大して示されている。
画像形成装置1は、その前面に操作パネル10を備えている。操作パネル10は、ハードウェアキー11や、各種情報の画面を表示するLCDなどの表示部12や、表示部12の前面に配置されたタッチパネル13などを含んでいる。タッチパネル13は、表示部12へのタッチを受け付ける。また画像形成装置1は、認証装置30を備えている。
図2は、本発明の第1の実施の形態における画像形成装置の内部構成を示すブロック図である。
図2を参照して、画像形成装置1は、操作パネル10と、制御部20と、認証装置30と、画像形成部40と、固定記憶装置50とを備えている。
操作パネル10は、画像形成装置1に関する各種情報を表示し、かつ画像形成装置1の操作を受け付ける。
制御部20は、画像形成装置1全体の制御を行う。制御部20は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)などによって構成されている。CPUは、制御プログラムに基づく処理を行う。ROMは、画像形成装置1の動作を制御する制御プログラムを格納する。RAMはCPUの作業用のメモリである。
制御部20は、操作入力検知部101と、個人認証部102と、情報処理部103と、表示制御部104と、画像形成処理制御部105と、タイマー部106とを含んでいる。操作入力検知部101は、操作パネル10で受け付けた操作を情報処理部103に検知する。個人認証部102は、認証装置30から受信した情報に基づいて、操作を行っているユーザーを特定(認証)し、特定したユーザーのログイン処理を行う。情報処理部103は、各種情報を処理する。情報処理部103は、ログイン中のユーザーのユーザー名の全ての文字を表示部12に表示するか、ログイン中のユーザーのユーザー名の短縮形(ユーザー名を短縮した文字列)を表示部12に表示するかを判断し、判断結果を表示制御部104に対して通知する。表示制御部104は、表示部12を制御する。画像形成処理制御部105は画像形成部40を制御する。タイマー部106は計時を行う。
認証装置30は、ユーザーが所持するICカードが近づけられると、ICカードに記憶された情報(たとえばユーザー名およびパスワードなど)を読み取る。認証装置30は、読み取った情報を個人認証部102に送信する。認証装置30は、ICカードと通信するための磁場を発生させるアンテナおよび無線回路や、受信した情報を復調し復号する回路などを有している。
画像形成部40は、おおまかに、トナー像形成部、定着装置、および用紙搬送部などで構成される。画像形成部40は、たとえば電子写真方式で用紙に画像を形成する(プリントする)。画像形成部40は、いわゆるタンデム方式で4色の画像を合成し、用紙にカラー画像を形成可能に構成される。トナー像形成部は、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の各色について設けられた感光体と、感光体からトナー像が転写(1次転写)される中間転写ベルトと、中間転写ベルトから用紙に画像を転写(2次転写)する転写部などで構成される。定着装置は、加熱ローラおよび加圧ローラを有する。定着装置は、加熱ローラと加圧ローラとでトナー像が形成された用紙を挟みながら搬送し、その用紙に加熱及び加圧を行なう。これにより、定着装置は、用紙に付着したトナーを溶融させて用紙に定着させ、用紙に画像を形成する。用紙搬送部は、給紙ローラ、搬送ローラ、およびそれらを駆動するモータなどで構成されている。用紙搬送部は、用紙を給紙カセットから給紙して、画像形成装置1の筐体の内部で搬送する。また、用紙搬送部は、画像が形成された用紙を画像形成装置1の筐体から排紙トレイなどに排出する。
固定記憶装置50は、たとえばHDD(Hard Disk Drive)であり、個人認証情報テーブル(図3)などの各種情報を記憶する。
図3は、固定記憶装置に記憶されている個人認証情報テーブルを模式的に示す図である。
図3を参照して、個人認証情報テーブルには、ユーザー名と、パスワードと、画像形成装置1の使用が許可されているか否か(使用の可否)とが含まれている。ユーザー名は、ここではICカードの持ち主であるユーザーの識別情報を兼ねているが、ユーザー名とは別にユーザーIDが設定されていてもよい。
図3の示す個人認証情報テーブルによれば、たとえば「abcdefghijklmn」というユーザー名を持つユーザーは、「1al2c」というパスワードを有しており、画像形成装置1の使用が許可されていることが分かる。また、「absde」というユーザー名を持つユーザーは、「i2jy4」というパスワードを有しており、画像形成装置1の使用が許可されていないことが分かる。
続いて、本実施の形態における新たなユーザーのログイン時の画像形成装置の動作について説明する。
図4は、画像形成装置の使用を開始する際の新たなユーザーの動作を模式的に示す図である。
図4を参照して、新たなユーザーは、画像形成装置の使用を開始する際に、自らが所持するICカード200を画像形成装置1の認証装置30に近づける。画像形成装置1は、認証装置30にICカード200が近づけられると、ICカード200に記憶されたユーザー名およびパスワードを読み取る。そして画像形成装置1は、個人認証情報テーブルを参照して、読み取ったユーザー名およびパスワードに基づいて、ICカードを所持するユーザーが誰であるかを特定する(ユーザーを認証する)認証処理を行う。なお、画像形成装置1のユーザーの特定方法は、ICカードに記憶された情報を読み取る方法の他、操作パネル10などからパスワードおよびユーザー名の入力を受け付ける方法などであってもよい。
次に画像形成装置1は、個人認証情報テーブルを参照して、特定したユーザーが画像形成装置1の使用を許可されているか否かを判断する。画像形成装置1は、特定したユーザーが画像形成装置の使用を許可されている場合には、特定したユーザーのログイン処理を行う。
ここで、画像形成装置1がその使用を同時に許可するユーザー数は1人である。画像形成装置1にログイン中の先のユーザーが存在する場合、画像形成装置1は、新たなユーザーのログイン処理を行うことはできない。したがって、画像形成装置1は、新たなユーザーを特定した場合において、画像形成装置1にログイン中の先のユーザーが存在するときは、先のユーザーのログアウト処理を行い、その後で新たなユーザーのログイン処理を行う。画像形成装置1は、ログイン中のユーザーを自動的に(先のユーザーの同意無しに)切り替える。
図5は、本発明の第1の実施の形態において、操作画面のヘッダ部に表示された新たなユーザーのユーザー名を模式的に示す図である。
図5を参照して、画像形成装置1は、新たなユーザーのログイン処理を完了すると、操作パネル10の表示部12に新たなユーザーのユーザー名を表示する。ユーザー名は、たとえば表示部12に表示された画像形成装置1の操作画面におけるヘッダ部(上部)に表示される。ここでは、新たなユーザーのユーザー名が「abcdefghijklmn」であるものとする。
画像形成装置1は、新たなユーザーを特定した場合に、画像形成装置1にログイン中の先のユーザーが存在したか否か(言い換えれば、新たなユーザーのログイン処理を行う前に、先のユーザーのログアウト処理を行ったか否か)に応じて、ユーザー名の表示態様を変更する。
具体的には、新たなユーザーを特定した場合において、画像形成装置1にログイン中の先のユーザーが存在したときは、画像形成装置1は、新たなユーザーのユーザー名UN1として、図5(a)に示すように、「abcdefghijklmn」という文字を表示する。以降の説明において、ユーザー名UN1は、新たなユーザーのユーザー名の全ての文字を表示したものを意味している。
一方、新たなユーザーを特定した場合において、画像形成装置1にログイン中の先のユーザーが存在しなかったときは、画像形成装置1は、新たなユーザーのユーザー名UN2として、図5(b)に示すように、「abcde」という文字を表示する。以降の説明において、ユーザー名UN2は、新たなユーザーのユーザー名の短縮形(新たなユーザーのユーザー名を短縮した文字)を表示したものを意味している。ユーザー名の短縮形は、ユーザー名を構成する文字の一部であればよく、本実施の形態では、先頭から5個分の文字で構成されている。
図6は、本発明の第1の実施の形態において、操作画面上にポップアップ表示された新たなユーザーのユーザー名を模式的に示す図である。
図6を参照して、新たなユーザーを特定した場合において、画像形成装置1にログイン中の先のユーザーが存在したときは、画像形成装置1は、新たなユーザーのユーザー名UN1を、操作画面におけるヘッダ部に表示させる代わりに、図6に示すように、操作画面上にポップアップ表示させてもよい。画像形成装置1は、OKキーであるキーKY1の押下を受け付けた場合に、ユーザー名UN1のポップアップ表示を消去する。
図7は、本発明の第1の実施の形態における新たなユーザーのログイン時の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。
図7を参照して、画像形成装置1の制御部20は、ICカードの接近を検知すると、新たなユーザーの認証処理を行い(S101)、画像形成装置1にログイン中の先のユーザーが存在するか否かを判別する(S102)。
ステップS102において、画像形成装置1にログイン中の先のユーザーが存在すると判別した場合(S102でYES)、制御部20は、ログイン中の先のユーザーのログアウト処理を行い(S103)、新たなユーザーのログイン処理を行う(S104)。次に制御部20は、新たなユーザーのユーザー名の全ての文字を操作画面に表示し(S105)、処理を終了する。
ステップS102において、画像形成装置1にログイン中の先のユーザーが存在しないと判別した場合(S102でNO)、制御部20は、新たなユーザーのログイン処理を行う(S106)。次に制御部20は、新たなユーザーのユーザー名の短縮形を操作画面に表示し(S107)、処理を終了する。
本実施の形態によれば、ログイン中のユーザーが、先のユーザーと新たなユーザーとの間で切り替わった場合に、ユーザーによる操作無しに、新たなユーザーのユーザー名全体を表示する。これにより、ユーザー名の類似したユーザーが立て続けにログインした場合でも、ログイン中のユーザーを容易に知ることができ、利便性を向上することができる。加えて、ログイン中の先のユーザーが存在しない場合には、新たなユーザーのユーザー名の短縮形を表示するので、ユーザー名の表示領域を小さくすることができ、操作パネルの操作性への悪影響を最小限にとどめることができる。
[第2の実施の形態]
以降の第2および第3の実施の形態では、新たなユーザーのユーザー名の全ての文字を表示する場合における、ユーザー名の表示態様の変形例について説明する。
本実施の形態においては、新たなユーザーのユーザー名に、先のユーザーのユーザー名の文字と同一の文字がC1個(第3の個数の一例、本実施の形態では2個)以上含まれている場合の表示態様について説明する。画像形成装置1は、新たなユーザーのユーザー名の文字うち、先のユーザーのユーザー名の文字とは相違する文字を、先のユーザーのユーザー名の文字と同じである文字とは異なる色で表示することにより、新たなユーザーのユーザー名の全ての文字を表示する。
図8は、本発明の第2の実施の形態において、操作画面のヘッダ部に表示された新たなユーザーのユーザー名を模式的に示す図である。
図8を参照して、ここでは、先のユーザーのユーザー名が「acbdefg」であり、新たなユーザーのユーザー名が「abcdefg」であるものとする。先のユーザーのユーザー名と新たなユーザーのユーザー名とを比較すると、新たなユーザーのユーザー名の先頭から2個目および3個目の文字である「bc」が、先のユーザーのユーザー名の先頭から2個目および3個目の文字である「cb」とは異なっている。新たなユーザーのユーザー名のそれ以外の文字(「a」、「d」、「e」、「f」、および「g」)は、先のユーザー名の文字と同一である。すなわち、新たなユーザーのユーザー名には、先のユーザーのユーザー名の文字と同一の文字が、C1個以上含まれている。
この場合、画像形成装置1は、新たなユーザーのユーザー名UN1として、新たなユーザーのユーザー名の文字のうち、先のユーザーのユーザー名の文字とは相違する「b」および「c」を、先のユーザーのユーザー名の文字と同じである「a」、「d」、「e」、「f」、および「g」とは異なる色で表示する(図8では、「b」および「c」にハッチングを付すことにより、「b」および「c」の色が他の文字の色と異なることを表している)。
図9は、本発明の第2の実施の形態における新たなユーザーのログイン時の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。
図9を参照して、このフローチャートは、ステップS104の処理の後に実行する処理が、図7に示す第1の実施の形態の場合のフローチャートと異なっている。
ステップS104において新たなユーザーのログイン処理を行った後、制御部20は、先のユーザーのユーザー名と新たなユーザーのユーザー名とを比較し、新たなユーザーのユーザー名に、先のユーザーのユーザー名の文字と同一の文字がC1個以上含まれているか否かを判別する(S201)。
ステップS201において、新たなユーザーのユーザー名に、先のユーザーのユーザー名の文字と同一の文字がC1個数以上含まれていると判別した場合(S201でYES)、制御部20は、新たなユーザーのユーザー名の文字うち、先のユーザーのユーザー名の文字とは相違する文字を、別の色に変換し(S202)、変換後の新たなユーザーのユーザー名の全ての文字を表示し(S105)、処理を終了する。
ステップS201において、新たなユーザーのユーザー名に、先のユーザーのユーザー名の文字と同一の文字がC1個数以上含まれていないと判別した場合(S201でNO)、制御部20は、文字の色の変換を行わずに、新たなユーザーのユーザー名の全ての文字を表示し(S105)、処理を終了する。
なお、本実施の形態における画像形成装置1の構成および上述以外の動作は、第1の実施の形態の場合と同様であるので、その説明は繰り返さない。
本実施の形態によれば、先のユーザーのユーザー名と新たなユーザーのユーザー名とが類似している場合に、相違する文字を異なる色で表示するので、ログイン中のユーザーをより分かりやすくすることができる。
[第3の実施の形態]
本実施の形態においては、新たなユーザーのユーザー名がC2個(第4の個数の一例、本実施の形態では8個)以上の文字を含む場合の表示態様について説明する。画像形成装置1は、新たなユーザーのユーザー名がC2個未満の文字を含む場合に表示する文字のサイズよりも小さいサイズで、新たなユーザーのユーザー名の全ての文字を表示する。
図10は、本発明の第3の実施の形態において、操作画面のヘッダ部に表示された新たなユーザーのユーザー名を模式的に示す図である。
図10を参照して、たとえば、新たなユーザーのユーザー名が「abcdefghijklmn」である場合、新たなユーザーのユーザー名は14個(≧C2個)の文字を含んでいる。この場合、画像形成装置1は、図10(a)に示すように、新たなユーザーのユーザー名UN1として、新たなユーザーのユーザー名の全ての文字を半角で表示する。
一方、たとえば、新たなユーザーのユーザー名が「abcdefg」である場合、新たなユーザーのユーザー名は7個(<C2個)の文字を含んでいる。この場合、画像形成装置1は、図10(b)に示すように、新たなユーザーのユーザー名UN1として、新たなユーザーのユーザー名の全ての文字を全角で表示する。
なお、ユーザー名が全角および半角の両方で表示できる場合に限り、上述のような全角および半角の切り替えを行ってもよい。また、ユーザー名が全角および半角の両方で表示できない場合には、文字サイズの切り替えを行ってもよい。
図11は、本発明の第3の実施の形態における新たなユーザーのログイン時の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。
図11を参照して、このフローチャートは、ステップS104の処理の後に実行する処理が、図7に示す第1の実施の形態の場合のフローチャートと異なっている。
ステップS104において新たなユーザーのログイン処理を行った後、制御部20は、新たなユーザーのユーザー名の文字数がC2個以上であるか否かを判別する(S301)。
ステップS301において、新たなユーザーのユーザー名の文字数がC2個以上であると判別した場合(S301でYES)、制御部20は、新たなユーザーのユーザー名が全角および半角の両方で表示可能であるか否かを判別する(S302)。
ステップS302において、新たなユーザーのユーザー名が全角および半角の両方で表示可能であると判別した場合(S302でYES)、制御部20は、新たなユーザーのユーザー名の文字を全角から半角にして(S303)、新たなユーザーのユーザー名の全ての文字を表示し(S105)、処理を終了する。
ステップS301において、新たなユーザーのユーザー名の文字数がC2個以上でないと判別した場合(S301でNO)、制御部20は、新たなユーザーのユーザー名の文字を半角にせずに全角のままとし、新たなユーザーのユーザー名の全ての文字を表示し(S105)、処理を終了する。
本実施の形態によれば、新たなユーザーのユーザー名の文字数が多い場合に、新たなユーザーのユーザー名をより小さい表示領域に表示することができる。
[第4の実施の形態]
本実施の形態においては、新たなユーザーのユーザー名として、ユーザー名の全ての文字またはユーザー名の短縮形を表示した場合に、画像形成装置1は、ユーザー名の全ての文字とユーザー名の短縮形との間で、表示する文字を切り替える。
図12は、本発明の第4の実施の形態におけるユーザー名の表示態様の切り替えを模式的に示す図である。
図12を参照して、ここでは、新たなユーザーが「abcdefghijklmn」というユーザー名を有しているものとする。新たなユーザーのユーザー名の全ての文字を表示する場合には、画像形成装置1は、新たなユーザーのユーザー名UN1として、図12(a)に示すように、「abcdefghijklmn」という文字をユーザー名表示領域ARに表示する。一方、新たなユーザーのユーザー名の短縮形を表示する場合には、画像形成装置1は、新たなユーザーのユーザー名UN2として、図12(b)に示すように、「abcde」という文字をユーザー名表示領域ARに表示する。
画像形成装置1は、図12(a)に示すユーザー名UN1を表示した状態で、ユーザー名表示領域ARの選択(タッチ)を受け付けた場合に、新たなユーザーのユーザー名の表示態様を、ユーザー名UN1から図12(b)に示すユーザー名UN2に切り替える。画像形成装置1は、図12(b)に示すユーザー名UN2を表示した状態で、ユーザー名表示領域ARの選択(タッチ)を受け付けた場合に、新たなユーザーのユーザー名の表示態様を、ユーザー名UN2から図12(a)に示すユーザー名UN1に切り替える。
さらに、画像形成装置1は、図12(a)に示すユーザー名UN1を表示した場合において、ユーザー名表示領域ARの選択を受け付けることなく一定時間が経過した場合、新たなユーザーのユーザー名の表示態様を、ユーザー名UN1から図12(b)に示すユーザー名UN2に自動的に切り替えてもよい。画像形成装置1は、新たなユーザーを特定した場合において、画像形成装置1にログイン中の先のユーザーが存在したときは、新たなユーザーのログイン処理を行ってからの経過時間を計測し、計測した時間に基づいてユーザー名の切り替えを行ってもよい。
画像形成装置1は、ユーザー名表示領域ARの選択を受け付けた場合に、ユーザー名の表示態様の切り替えを行い、ユーザーのログイン処理を行ってからの経過時間に基づくユーザー名の表示態様の切り替えを行わなくてもよい。また画像形成装置1は、ユーザー名表示領域ARの選択を受け付けた場合に、ユーザー名の表示態様の切り替えを行わず、ユーザーのログイン処理を行ってからの経過時間に基づくユーザー名の表示態様の切り替えを行ってもよい。さらに、ユーザー名の表示態様の切り替えのタイミングは任意であり、上述のものに限られない。
図13は、本発明の第4の実施の形態における新たなユーザーのログイン時の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。
図13を参照して、このフローチャートは、ステップS104の処理の後に実行する処理が、図7に示す第1の実施の形態の場合のフローチャートと異なっている。
ステップS104において新たなユーザーのログイン処理を行った後、制御部20は、タイマー部106による計時を開始し(S401)、新たなユーザーのユーザー名の全ての文字を表示する(S105)。続いて制御部20は、ユーザー名表示領域の選択を受け付けたか否かを判別する(S402)。
ステップS402において、ユーザー名表示領域の選択を受け付けないと判別した場合(S402でNO)、制御部20は、タイマー部106による計時中であり、かつ計測した時間が所定の時間を経過したか否かを判別する(S403)。
ステップS403において、タイマー部106による計時中でない場合、またはタイマー部106による計時中であるが、計測した時間が所定の時間を経過していない場合(S403でNO)、制御部20はステップS402の処理へ進む。
ステップS402において、ユーザー名表示領域の選択を受け付けたと判別した場合(S402でYES)、またはステップS403において、タイマー部106による計時中であり、かつ計測した時間が所定の時間を経過したと判別した場合(S403でYES)、制御部20は、新たなユーザーのユーザー名の短縮形を表示する(S107)。
ステップS107において、新たなユーザーのユーザー名の短縮形を表示した後で、制御部20は、ユーザー名表示領域の選択を受け付けたか否かを判別する(S404)。
ステップS404において、ユーザー名表示領域の選択を受け付けたと判別した場合(S404でYES)、制御部20は、ステップS105の処理へ進み、新たなユーザーのユーザー名の全ての文字を表示する(S105)。
ステップS404において、ユーザー名表示領域の選択を受け付けないと判別した場合(S404でNO)、制御部20は処理を終了する。
本実施の形態によれば、ユーザー名の全ての文字とユーザー名の短縮形との間で、新たなユーザーのユーザー名の表示態様を切り替えるので、利便性を向上することができる。
[第5の実施の形態]
以降の第5および第6の実施の形態では、新たなユーザーのユーザー名の全ての文字から新たなユーザーのユーザー名の短縮形に、表示する文字を切り替える場合における、ユーザー名の表示態様の変形例について説明する。
本実施の形態においては、新たなユーザー名の先頭からC3個(第1の個数の一例、ここでは5個)分の文字と、先のユーザーのユーザー名の先頭からC3個分の文字とが同一である場合の表示態様について説明する。画像形成装置1は、新たなユーザーのユーザー名の文字のうち、先頭の文字から、先のユーザーのユーザー名の文字と相違する文字までを、新たなユーザーのユーザー名の短縮形として表示する。
図14は、本発明の第5の実施の形態において、操作画面のヘッダ部に表示された新たなユーザーのユーザー名を模式的に示す図である。
図14を参照して、ここでは、先のユーザーのユーザー名が「abcdexy」であり、新たなユーザーのユーザー名が「abcdefg」であるものとする。画像形成装置1は、図14(a)に示すユーザー名UN1を表示した状態で、ユーザー名表示領域ARの選択(タッチ)を受け付けた場合に、新たなユーザーのユーザー名の表示態様を、ユーザー名UN1から図14(b)に示すユーザー名UN2に切り替える。
先のユーザーのユーザー名と新たなユーザーのユーザー名とを比較すると、新たなユーザーのユーザー名の先頭から5個目までの文字は、いずれも「abcde」であり、新たなユーザーのユーザー名の6個目以降の文字は、先のユーザーのユーザー名の文字と相違している。この場合、画像形成装置1は、新たなユーザーのユーザー名UN2として、新たなユーザーのユーザー名の文字のうち、先頭から、先のユーザーのユーザー名の文字とは相違する6個目までの文字までを表示する。その結果、ユーザー名UN2として、「abcdef」という文字が表示される。
なお、新たなユーザー名の先頭からC3個分の文字と、先のユーザーのユーザー名の先頭からC3個分の文字とが同一でない場合、画像形成装置1は、新たなユーザーを特定した場合において、画像形成装置1にログイン中の先のユーザーが存在しなかったときのユーザー名の短縮形の表示態様(通常の短縮形の表示態様、たとえば先頭から5個分の文字)でユーザー名UN2を表示する。
図15は、本発明の第5の実施の形態における新たなユーザーのログイン時の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。
図15を参照して、このフローチャートは、ステップS105およびS106の処理の後に実行する処理が、図7に示す第1の実施の形態の場合のフローチャートと異なっている。
ステップS105において新たなユーザーのユーザー名の全ての文字を表示した後、制御部20は、ユーザー名表示領域の選択を受け付けたか否かを判別する(S501)。ユーザー名表示領域の選択を受け付けたと判別するまで、制御部20は、ステップS501の処理を繰り返す。
ステップS501において、ユーザー名表示領域の選択を受け付けたと判別した場合(S501でYES)、制御部20は、新たなユーザー名の先頭からC3個分の文字と、先のユーザーのユーザー名の先頭からC3個分の文字とが同一であるか否かを判別する(S502)。
ステップS502において、新たなユーザー名の先頭からC3個分の文字と、先のユーザーのユーザー名の先頭からC3個分の文字とが同一であると判別した場合(S502でYES)、制御部20は、新たなユーザーのユーザー名の文字のうち、先頭から、先のユーザーのユーザー名の文字とは相違する文字まででユーザー名の短縮形を表示し(S503)、処理を終了する。
ステップS502において、新たなユーザー名の先頭からC3個分の文字と、先のユーザーのユーザー名の先頭からC3個分の文字とが同一でないと判別した場合(S502でNO)、制御部20は、先頭から一定の個数までの文字の短縮形でユーザー名の短縮形を表示し(S504)、処理を終了する。
ステップS106において、新たなユーザーのログイン処理を行った後で、制御部20は、先頭から一定の個数までの文字の短縮形でユーザー名の短縮形を表示し(S504)、処理を終了する。
先のユーザーのユーザー名の文字と新たなユーザーのユーザー名の文字とが、先頭からある個数まで同じである場合には、先のユーザーのユーザー名の短縮形と新たなユーザーのユーザー名の短縮形とがほぼ同じになる可能性が高く、ログイン中のユーザーが分かり難くなる。本実施の形態によれば、新たなユーザーのユーザー名の文字のうち、先頭の文字から先のユーザーのユーザー名の文字と相違する文字までを、新たなユーザーのユーザー名の短縮形として表示するので、ログイン中のユーザーをより分かりやすくすることができる。
[第6の実施の形態]
本実施の形態においては、新たなユーザー名の先頭からC4個(第2の個数の一例、ここでは5個)分の文字と、先のユーザーのユーザー名の先頭からC4個分の文字とが同一である場合の表示態様について説明する。画像形成装置1は、新たなユーザーのユーザー名の文字のうち、先のユーザーのユーザー名の文字とは相違する文字以降の文字を、新たなユーザーのユーザー名の短縮形として表示する。
図16は、本発明の第6の実施の形態において、操作画面のヘッダ部に表示された新たなユーザーのユーザー名を模式的に示す図である。
図16を参照して、ここでは、先のユーザーのユーザー名が「abcdexy」であり、新たなユーザーのユーザー名が「abcdefg」であるものとする。画像形成装置1は、図16(a)に示すユーザー名UN1を表示した状態で、ユーザー名表示領域ARの選択(タッチ)を受け付けた場合に、新たなユーザーのユーザー名の表示態様を、ユーザー名UN1から図16(b)に示すユーザー名UN2に切り替える。
先のユーザーのユーザー名と新たなユーザーのユーザー名とを比較すると、新たなユーザーのユーザー名の先頭から5個目までの文字は、いずれも「abcde」であり、新たなユーザーのユーザー名の6個目以降の文字は、先のユーザーのユーザー名の文字と相違している。この場合、画像形成装置1は、新たなユーザーのユーザー名UN2として、先のユーザーのユーザー名の文字とは相違する6個目以降の文字を表示する。その結果、ユーザー名UN2として、「fg」という文字が表示される。
なお、新たなユーザー名の先頭からC4個分の文字と、先のユーザーのユーザー名の先頭からC4個分の文字とが同一でない場合、画像形成装置1は、新たなユーザーを特定した場合において、画像形成装置1にログイン中の先のユーザーが存在しなかったときのユーザー名の短縮形の表示態様(通常の短縮形の表示態様、たとえば先頭から5個分の文字)でユーザー名UN2を表示する。
図17は、本発明の第6の実施の形態における新たなユーザーのログイン時の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。
図17を参照して、このフローチャートは、ステップS105およびS106の処理の後に実行する処理が、図7に示す第1の実施の形態の場合のフローチャートと異なっている。
ステップS105において新たなユーザーのユーザー名の全ての文字を表示した後、制御部20は、ユーザー名表示領域の選択を受け付けたか否かを判別する(S601)。ユーザー名表示領域の選択を受け付けたと判別するまで、制御部20は、ステップS601の処理を繰り返す。
ステップS601において、ユーザー名表示領域の選択を受け付けたと判別した場合(S601でYES)、制御部20は、新たなユーザー名の先頭からC4個分の文字と、先のユーザーのユーザー名の先頭からC4個分の文字とが同一であるか否かを判別する(S602)。
ステップS602において、新たなユーザー名の先頭からC4個分の文字と、先のユーザーのユーザー名の先頭からC4個分の文字とが同一であると判別した場合(S602でYES)、制御部20は、新たなユーザーのユーザー名の文字のうち、先のユーザーのユーザー名の文字とは相違する文字以降の文字でユーザー名の短縮形を表示し(S603)、処理を終了する。
ステップS602において、新たなユーザー名の先頭からC4個分の文字と、先のユーザーのユーザー名の先頭からC4個分の文字とが同一でないと判別した場合(S602でNO)、制御部20は、先頭から一定の個数までの文字の短縮形でユーザー名の短縮形を表示し(S604)、処理を終了する。
ステップS106において、新たなユーザーのログイン処理を行った後で、制御部20は、先頭から一定の個数までの文字の短縮形でユーザー名の短縮形を表示し(S604)、処理を終了する。
本実施の形態によれば、新たなユーザーのユーザー名の文字のうち、先頭の文字から先のユーザーのユーザー名の文字と相違する文字以降の文字を、新たなユーザーのユーザー名の短縮形として表示するので、ログイン中のユーザーをより分かりやすくすることができる。
[第7の実施の形態]
本実施の形態においては、新たなユーザーのユーザー名として、ユーザー名の全ての文字またはユーザー名の短縮形を表示した後で、ユーザー名の全ての文字またはユーザー名の短縮形を表示した操作画面に、新たなユーザーに関する情報が表示された場合に、画像形成装置1は、ユーザー名の全ての文字またはユーザー名の短縮形を操作画面から消去する。
図18は、本発明の第7の実施の形態における操作画面を模式的に示す図である。
図18を参照して、本実施の形態の前提として、固定記憶装置50の記憶領域内にはボックスが設けられており、ボックス内には、画像形成装置1を使用可能な各ユーザーのフォルダーが設けられている。ユーザーのフォルダーは、そのユーザーがログインした場合にのみ開くことができない。
ログイン中の先のユーザーが存在しない状態で、「abcdefghijklmn」というユーザー名を持つ新たなユーザーがログインした場合、画像形成装置1は、図18(a)に示すように、ユーザー名UN2として「abcde」という文字を操作画面に表示する。ログイン後、新たなユーザーがボックス内の自らのフォルダーにアクセスした場合、画像形成装置1は、図18(b)に示すように、ユーザー名UN1を表示するとともに、新たなユーザーのフォルダー内に保存されているファイルを表示する。
画像形成装置1は、ユーザー名UN2を表示した操作画面に、新たなユーザーに関する情報が表示された場合に、ユーザー名UN2を操作画面から消去する。新たなユーザーのユーザー名に関する情報とは、たとえば、ユーザー名の全ての文字、ユーザー名を短縮した文字、ユーザーのID、ユーザーを表す記号、またはユーザーが所属している部門名などである。新たなユーザーに関する情報は、新たなユーザーのユーザー名に関する情報であることが好ましい。
図19は、本発明の第7の実施の形態における新たなユーザーのログイン時の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。
図19を参照して、このフローチャートは、ステップS105またはS107の処理の後に実行する処理が、図7に示す第1の実施の形態の場合のフローチャートと異なっている。
ステップS105において新たなユーザーのユーザー名の全ての文字を操作画面に表示した後、またはステップS107において新たなユーザーのユーザー名の短縮形を操作画面に表示した後、制御部20は、新たなユーザーに関する情報が操作画面に表示されたか否かを判別する(S701)。
ステップS701において、新たなユーザーに関する情報が操作画面に表示されたと判別した場合(S701でYES)、制御部20は、新たなユーザーのユーザー名を操作画面から消去し(非表示にし)(S702)、処理を終了する。
ステップS701において、新たなユーザーに関する情報が操作画面に表示されないと判別した場合(S701でNO)、制御部20は、新たなユーザーのユーザー名を操作画面に表示したままにし(S703)、処理を終了する。
本実施の形態によれば、操作画面に新たなユーザーに関する情報が表示された場合には、ユーザーは新たなユーザーがログイン中であることを認識することができると判断して、新たなユーザーのユーザー名を操作画面から消去する。これにより、操作画面内に大きいスペースを確保することができ、操作パネルの操作性を向上することができる。
[その他]
新たなユーザーのユーザー名は、新たなユーザーがログインしてから所定の時間の間だけ表示され、所定の時間経過後に消去されてもよいし、新たのユーザーのログイン中には常に表示されてもよい。同時に画像形成装置を使用できる人数は、複数であってもよい。
上述の実施の形態は適宜組み合わせることができる。たとえば、新たなユーザーのユーザー名の全ての文字と新たなユーザーのユーザー名の短縮形との間で、表示する文字を切り替える場合に、第1〜第3の実施の形態のうちいずれかで説明した表示態様で、新たなユーザーのユーザー名の全ての文字を表示し、第5および第6の実施の形態のうちいずれかで説明した表示態様で、新たなユーザーのユーザー名の短縮形を表示してもよい。
上述の実施の形態における処理は、ソフトウェアにより行なっても、ハードウェア回路を用いて行なってもよい。また、上述の実施の形態における処理を実行するプログラムを提供することもできるし、そのプログラムをCD−ROM、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、メモリカードなどの記録媒体に記録してユーザーに提供することにしてもよい。プログラムは、CPUなどのコンピューターにより実行される。また、プログラムはインターネットなどの通信回線を介して、装置にダウンロードするようにしてもよい。
上述の実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 画像形成装置
10 操作パネル
11 ハードウェアキー
12 表示部
13 タッチパネル
20 制御部
30 認証装置
40 画像形成部
50 固定記憶装置
101 操作入力検知部
102 個人認証部
103 情報処理部
104 表示制御部
105 画像形成処理制御部
106 タイマー部
200 ICカード
AR ユーザー名表示領域
KY1 キー
UN1,UN2 ユーザー名

Claims (13)

  1. 画像形成装置の使用を開始する新たなユーザーを特定する特定手段と、
    前記特定手段にて前記新たなユーザーを特定した場合に、前記新たなユーザーに前記画像形成装置の使用を許可するログイン処理を行うログイン手段と、
    前記特定手段にて前記新たなユーザーを特定した場合において、前記画像形成装置の使用を既に許可されている先のユーザーが存在するとき、前記ログイン手段にてログイン処理を行う前に、前記先のユーザーによる前記画像形成装置の使用を不許可にするログアウト処理を行うログアウト手段と、
    前記特定手段にて前記新たなユーザーを特定した場合において、前記先のユーザーが存在するとき、前記新たなユーザーのユーザー名の全ての文字を表示する第1の表示手段と、
    前記特定手段にて前記新たなユーザーを特定した場合において、前記先のユーザーが存在しないとき、前記新たなユーザーのユーザー名を短縮した文字を表示する第2の表示手段とを備えた、画像形成装置。
  2. 前記第1または第2の表示手段にて表示した場合に、前記新たなユーザーのユーザー名の全ての文字と、前記新たなユーザーのユーザー名を短縮した文字との間で、表示する文字を切り替える切替手段とをさらに備えた、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記切替手段は、前記新たなユーザーのユーザー名の全ての文字または前記新たなユーザーのユーザー名を短縮した文字の表示領域の選択を受け付けた場合に、表示する文字を切り替える、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記特定手段にて前記新たなユーザーを特定した場合において、前記先のユーザーが存在するとき、前記ログイン手段にて前記ログイン処理を行ってからの経過時間を計測する計測手段をさらに備え、
    前記切替手段は、前記計測手段にて計測した時間に基づいて、前記新たなユーザーのユーザー名の全ての文字から前記新たなユーザーのユーザー名を短縮した文字に、表示する文字を切り替える、請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 前記切替手段は、
    前記新たなユーザーのユーザー名の全ての文字から前記新たなユーザーのユーザー名を短縮した文字に、表示する文字を切り替える場合に、前記新たなユーザー名の先頭から第1の個数の文字と、前記先のユーザーのユーザー名の先頭から前記第1の個数の文字とが同一であるか否かを判別する第1の判別手段と、
    前記第1の判別手段にて同一であると判別した場合、前記新たなユーザーのユーザー名の文字のうち、先頭の文字から、前記先のユーザーのユーザー名の文字と相違する文字までを、前記新たなユーザーのユーザー名を短縮した文字として表示する第1の相違部分表示手段とを含む、請求項2〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記切替手段は、
    前記新たなユーザーのユーザー名の全ての文字から前記新たなユーザーのユーザー名を短縮した文字に、表示する文字を切り替える場合に、前記新たなユーザー名の先頭から第2の個数の文字と、前記先のユーザーのユーザー名の先頭から前記第2の個数の文字とが同一であるか否かを判別する第2の判別手段と、
    前記第2の判別手段にて同一であると判別した場合、前記新たなユーザーのユーザー名の文字うち、前記先のユーザーのユーザー名の文字とは相違する文字以降の文字を、前記新たなユーザーのユーザー名を短縮した文字として表示する第2の相違部分表示手段とを含む、請求項2〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記第1の表示手段は、
    前記新たなユーザーのユーザー名に、前記先のユーザーのユーザー名の文字と同一の文字が第3の個数以上含まれているか否かを判別する第3の判別手段と、
    前記第3の判別手段にて前記第3の個数以上含まれていると判別した場合、前記新たなユーザーのユーザー名の文字うち、前記先のユーザーのユーザー名の文字とは相違する文字を、前記先のユーザーのユーザー名の文字と同じである文字とは異なる色で表示することにより、前記新たなユーザーのユーザー名の全ての文字を表示する、色変更表示手段とを含む、請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記第1の表示手段は、前記新たなユーザーのユーザー名の全ての文字をポップアップして表示する、請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記第1の表示手段は、前記新たなユーザーのユーザー名の全ての文字を操作画面のヘッダ部に表示する、請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記第1の表示手段は、
    前記新たなユーザーのユーザー名が第4の個数以上の文字を含むか否かを判別する第4の判別手段と、
    前記第4の判別手段にて前記第4の個数以上の文字を含むと判別した場合、前記新たなユーザーのユーザー名が前記第4の個数未満の文字を含む場合に表示する文字のサイズよりも小さいサイズで、前記新たなユーザーのユーザー名の全ての文字を表示する、請求項1〜9のいずれかに記載の画像形成装置。
  11. 前記第1の表示手段または前記第2の表示手段にて表示を行った後で、前記第1の表示手段または前記第2の表示手段にて表示を行った画面に、前記新たなユーザーに関する情報が表示されたか否かを判別する画面判別手段と、
    前記画面判別手段にて前記新たなユーザーに関する情報が表示されたと判別した場合に、前記第1の表示手段または前記第2の表示手段にて行った表示を前記画面から消去する表示消去手段とをさらに備えた、請求項1〜10のいずれかに記載の画像形成装置。
  12. 画像形成装置の使用を開始する新たなユーザーを特定する特定ステップと、
    前記特定ステップにて前記新たなユーザーを特定した場合に、前記新たなユーザーに前記画像形成装置の使用を許可するログイン処理を行うログインステップと、
    前記特定ステップにて前記新たなユーザーを特定した場合において、前記画像形成装置の使用を既に許可されている先のユーザーが存在するとき、前記ログインステップにてログイン処理を行う前に、前記先のユーザーによる前記画像形成装置の使用を不許可にするログアウト処理を行うログアウトステップと、
    前記特定ステップにて前記新たなユーザーを特定した場合において、前記先のユーザーが存在するとき、前記新たなユーザーのユーザー名の全ての文字を表示する第1の表示ステップと、
    前記特定ステップにて前記新たなユーザーを特定した場合において、前記先のユーザーが存在しないとき、前記新たなユーザーのユーザー名を短縮した文字を表示する第2の表示ステップとを備えた、画像形成装置の制御方法。
  13. 画像形成装置の使用を開始する新たなユーザーを特定する特定ステップと、
    前記特定ステップにて前記新たなユーザーを特定した場合に、前記新たなユーザーに前記画像形成装置の使用を許可するログイン処理を行うログインステップと、
    前記特定ステップにて前記新たなユーザーを特定した場合において、前記画像形成装置の使用を既に許可されている先のユーザーが存在するとき、前記ログインステップにてログイン処理を行う前に、前記先のユーザーによる前記画像形成装置の使用を不許可にするログアウト処理を行うログアウトステップと、
    前記特定ステップにて前記新たなユーザーを特定した場合において、前記先のユーザーが存在するとき、前記新たなユーザーのユーザー名の全ての文字を表示する第1の表示ステップと、
    前記特定ステップにて前記新たなユーザーを特定した場合において、前記先のユーザーが存在しないとき、前記新たなユーザーのユーザー名を短縮した文字を表示する第2の表示ステップとをコンピューターに実行させる、画像形成装置の制御プログラム。
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