JP6123274B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のレンズと複数の撮像素子を用いて被写体を撮像する撮像装置に関する。
従来から、複数のレンズと複数の撮像素子(CCDセンサ、CMOSセンサ等)を用いて全方位(いわゆる360度)の被写体を撮像し、該撮像して得られた複数の画像データについて合成処理を行い、パノラマ画像等を生成する全方位撮像装置が知られている。
しかしながら、従来の全方位撮像装置では、撮像素子の数だけ画像処理回路を備えて、複数のレンズと複数の撮像素子を用いて撮像された複数の画像データについて、それぞれ撮像素子対応の複数の画像処理回路で黒レベル補正、色補間、欠陥画素補正、その他、必要な画像処理を行っている。このように、複数の撮像素子の画像データを複数の画像処理回路で別々に扱うためにデータハンドリングが煩雑となる。さらに、撮像素子の数に伴い画像処理のハードウエア量が多く必要となるためコストアップとなる。
例えば、特許文献1には、複数のイメージセンサ(撮像素子)、複数の画像プロセッサ(画像処理回路)、画像ポストプロセッサ、及びネットワークインタフェース等で構成された多重センサパノラマネットワークカメラが記載されており、画像処理回路がイメージセンサの数だけ存在している。
本発明は、複数の撮像素子を使用する全方位撮像装置等の撮像装置において、複数の画像データを別々に扱うことによるデータバンドリングの煩雑化を解決するとともに、信頼性の向上を図る。また、撮像素子の数に伴う画像処理用ハードウエアの増加によるコストアップを解決する。
本発明は、複数の魚眼レンズに対応する複数の撮像素子を用いて被写体を撮像する撮像装置において、前記複数の撮像素子から出力され、前記複数の魚眼レンズによる撮像画像を包含する画像データをそれぞれ格納する、前記複数の撮像素子に対応する複数のバッファメモリと、前記複数のバッファメモリに格納された画像データを時分割に読み出して所定の画像処理を施す単一の画像処理手段と、を有し、前記複数の撮像素子は、それぞれ前記魚眼レンズによる撮像画像の領域に合わせて、kライン(k=1〜最大垂直ライン数)毎に水平データ領域を段階的に変更して画像データを出力することを特徴とする。
また、本発明は、複数の魚眼レンズに対応する複数の撮像素子を用いて被写体を撮像する撮像装置において、前記複数の撮像素子から出力され、前記複数の魚眼レンズによる撮像画像を包含する画像データをそれぞれ格納する、前記複数の撮像素子に対応する複数のバッファメモリと、前記複数のバッファメモリに格納された画像データを時分割に読み出すバッファメモリ読出し手段と、前記複数のバッファメモリから時分割に読み出された、前記複数の撮像素子に対応する画像データに対して所定の画像処理を施す単一の画像処理手段と、前記複数の撮像素子から出力される画像データの出力タイミングの同期を監視して、前記バッファメモリ読出し手段のバッファメモリ読出し開始を制御する同期検出手段と、を有し、前記複数の撮像素子は、それぞれ前記魚眼レンズによる撮像画像の領域に合わせて、kライン(k=1〜最大垂直ライン数)毎に水平データ領域を段階的に変更して画像データを出力することを特徴とする。
本発明の撮像装置によれば、複数の撮像素子に対応した複数の画像処理手段が不要であり、コストアップを抑制することができる。また、単一の画像処理手段を使用することにより、複数の撮像素子の画像データを単一の画像素子の画像データとして扱うことが可能になり、データハンドリングの煩雑化が解消される。
さらに、同期検出手段を使用することにより、複数の画像素子の同一ラインの画像データが正しく画像処理手段に送ることができるため、信頼性が向上する。
本発明の撮像装置の一実施形態に係る全方位撮像装置の概略図である。 本実施形態に係る全方位撮像装置の処理系の全体的構成図である。 図2中の画像ユニットの第1の実施例の詳細構成図である。 第1の実施例の画像データの転送の様子を説明する図である。 図2中の画像処理ユニットの第2の実施例の詳細構成図である。 第2の実施例の画像データの転送の様子を説明する図である。 第2の実施例のバッファメモリ内の画像データの格納の様子を説明する図である。 撮像素子内の画像センサのデータ領域と魚眼レンズによる撮像画像の領域の関係を説明する図である。 撮像素子から画像データを出力する方法の具体例を説明する図である。 撮像素子から画像データを出力する方法の他の具体例を説明する図である。
以下、実施形態について図面にもとづいて説明する。実施形態では、撮像装置は2つのレンズ(魚眼レンズ)と2つの撮像素子を使用した全方位撮像装置とするが、一般にレンズ及び撮像素子は2つ以上いくつでもよく、また、対象とする撮像装置は必ずしも全方位撮像装置である必要はない。一般にレンズとしては、画角が120度以上の広角レンズや超広角レンズ、魚眼レンズを用いることが望まれるが、実施形態では、画角が180度以上の魚眼レンズとする。
図1に、一実施形態に係る全方位撮像装置の概略図を示す。この全方位撮像装置は、各々半球画像を結像するための180度以上の画角を有する2つの魚眼レンズ11,12、これら魚眼レンズ11,12による半球画像の結像位置にそれぞれ設けられた2つの撮像素子13,14を備えている。ここで、魚眼レンズ11,12は筐体1上に互いに背面対向して配置されて、全方位(360度)の被写体を撮像する。撮像素子13,14は筐体1内に収容されている。
なお、筐体1上には、種々の操作ボタンや電源スイッチ、シャッタボタンなどの操作部(不図)が設けられている。また、筐体1内には、撮像素子13,14のほかに、これら撮像素子13,14から出力される画像データを処理するための画像処理ユニット、撮像素子13,14の動作を制御するための撮像制御ユニット、撮像装置全体の動作を制御するCPU、メモリ等を搭載した基板類が収容されている。
図2は、本実施形態に係る全方位撮像装置の処理系の全体的構成図である。図2において、魚眼レンズ11,12と撮像素子13,14をまとめて撮像ユニット(撮像部)10と称することにする。撮像素子13,14は、魚眼レンズ11,12による光学像を電気信号の画像データに変換して出力するCMOSセンサやCCDセンサなどの画像センサ、該画像センサの水平/垂直同期信号や画素クロックなどを生成するタイミング生成回路、当該撮像素子の動作に必要な種々のコマンド、パラメータなどが設定されるレジスタ群などを有している。
撮像ユニット10の撮像素子13,14は、各々、画像処理ユニット20とはパラレル
I/Fバスで接続されている。また、撮像ユニット10の撮像素子13、14は、各々、撮像制御ユニット30とは、別途、シリアルI/Fバス(I2Cバス等)で接続されている。画像処理ユニット20及び撮像制御ユニット30は、バス100を介してCPU40と接続される。さらに、バス100には、ROM50、SRAM60、DRAM70、操作部80、外部I/F回路90などが接続される。
画像処理ユニット20は、撮像素子13,14から出力される画像データをパラレルI/Fバスを通して取り込み、それぞれの画像データに対して所定の処理を施した後、これらの画像データを合成処理して全方位画像データを生成する。本発明は、特にこの画像処理ユニット20に関する。この画像処理ユニット20としては、後述するように2つの実施例が考えられる。
撮像制御ユニット30は、一般に撮像制御ユニット30自身をマスタデバイス、撮像素子13,14をスレーブデバイスとして、I2Cバスを利用して、撮像素子13,14のレジスタ群にコマンド等を設定する。必要なコマンド等は、CPU40から受け取る。また、該撮像制御ユニット30は、同じくI2Cバスを利用して、撮像素子13,14のレジスタ群のステータス・データ等を取り込み、CPU40に送る。さらに、撮像制御ユニット30は、操作部80のシャッタボタンが押下されたタイミングで、撮像素子13,14に画像データの出力を指示する。
全方位撮像装置によっては、ディスプレイによるプレビュー表示機能や動画表示に対応する機能を持つ場合もある。その場合は、撮像素子13,14からの画像データ出力は、所定のフレームレート(フレーム/分)にて連続して行われる。
CPU40は、当該全方位撮像装置の全体の動作を制御すると共に必要な処理を実行する。ROM50は、CPU40のための種々のプログラムを記憶している。SRAM60及びDRAM70はワークメモリであり、CPU40で実行するプログラムや処理途中のデータ等を記憶する。ここで、DRAM70は、画像処理ユニット20での処理途中の画像データや処理済みの全方位画像データを記憶するのにも利用される。
操作部80は、種々の操作ボタンや電源スイッチ、シャッタボタン、表示と操作の機能を兼ねたタッチパネルなどの総称である。ユーザは操作ボタンを操作することで、種々の撮影モードや撮影条件などを入力する。
外部I/F回路90は、外付けメモリ(SDカード、フラッシュメモリ等)やパーソナルコンピュータなどとのインターフェース回路(USBI/F等)の総称である。また、外部I/F回路90としては、無線、有線を問わずにネットワークインタフェースである場合も考えられる。DRAM70に記憶された全方位画像データは、該外部I/F回路90を介して外付けメモリに蓄積されたり、必要に応じて、ネットワークI/Fとなる外部I/F回路90を介してパーソナルコンピュータや、スマートフォン等に転送される。
以下に、本実施形態の主要部である画像処理ユニット20の二つの実施例に係る具体的構成、動作について詳述する。
図3は、画像処理ユニット20の第1の実施例の詳細構成図である。この画像処理ユニット20は、撮像素子13に対応するバッファメモリ210、撮像素子14に対応するバッファメモリ220、単一の画像処理回路(画像処理手段)250、画像合成回路260、バスI/F回路270、及び、画像処理回路250と画像合成回路260とバスI/F回路270を接続する内部バス280から構成される。バスI/F回路270は、図2のバス100と接続される。
なお、撮像素子13,14は、それぞれ画像データと同時に、水平/垂直同期信号、画素クロック信号等も出力している。これら信号は、バッファメモリ210,220や画像処理回路250に供給される。
バッファメモリ210,220はラインメモリで、書込みと読出しが独立に動作する構成とする。また、これらバッファメモリ210,220の書込みと読出しのクロックは異なる周波数とし、読出しクロックの周波数は、書込みクロックの周波数のm倍(m≧2)以上とする。このように読出しクロックを、書き込みクロックの周波数のm倍であれば、読み出す前にバッファメモリに上書きされない。また、倍数によって、ラインメモリ数を決定することが可能である。
バッファメモリ(ラインメモリ)210,220は、それぞれ撮像素子13,14から出力される画像データを順次格納する。一方、画像処理回路250は、これらバッファメモリ210,220に格納された画像データをそれぞれ1ライン単位あるいはそれ以下の所定のグループ単位で交互に時分割で読み出す。そして、画像処理回路250は、これらバッファメモリ210,220から時分割に読み出した撮像素子13,14の各画像データについてまとめて、順次、リアルタイムに所定の画像処理を施していく。この画像処理回路250での画像処理には、黒レベル補正、色補正、欠陥画素補正、ホワイトバランス補正等がある。
画像処理回路250でまとめて画像処理された撮像素子13,14の画像データは、バスI/F回路270を介してDRAM70に転送される。このDRAM70に転送された撮像素子13,14の画像データは、各撮像素子13,14毎に分離されて、DRAM70内の各撮像素子13,14に対応する記憶領域にそれぞれ書き込こまれる。
なお、画像処理回路250での画像処理には、レンズ収差補正(色収差/歪曲収差補正)のように、撮像素子13,14の画像データをまとめて処理できないものもある。これについては次のようにして処理すればよい。各撮像素子13,14の1画面分の処理済み画像データがDRAM70に格納されたならば、CPU40が、これら撮像素子13,14の1画面分の画像データをDRAM70から順次読み出して、画像処理回路250に転送する。画像処理回路250は、これら撮像素子13,14の1画面分の画像データについて、順次、レンズ収差補正などの所定の画像処理を行い、再びDRAM70に書き込むようにする。
画像合成回路260は、バスI/F回路270を介して、DRAM70から所定の画像処理が施された各撮像素子13,14の画像データを取り込んで合成処理する。DRAM70には、撮像素子13,14でそれぞれ撮影して得られた2つの半球画像データが、所定の画像処理が施されて格納されている。この2つの半球画像データは、先に述べたように画角が180度以上を有した画像データであるため、互いにオーバーラップ領域を有している。画像合成回路260は、この2つの半球画像データについて、互いのオーバーラップ領域をもとに合成して全方位画像データを生成する。
この画像合成回路260で生成された全方位画像データは、バスI/F回路270を介して再度、DRAM70に格納される。その後、全方位画像データは、DRAM70から外部I/F回路90を介して外付けメモリに蓄積されたり、必要に応じて、ネットワークI/Fとなる外部I/F回路90を通して、パーソナルコンピュータ等に転送される。
なお、画像合成回路260では全方位画像データとしてメルカトル画像を生成し、CPU40がこのメルカトル画像を全方位パノラマ画像(全天球バノラマ画像)に幾何変換することでもよい。
図4は本実施例における画像データの転送の様子を示した図である。なお、図4中の各信号は横軸を時間軸として書かれている。
図4において、Vsyncは垂直同期信号であり、2次元画像の1ページの先頭に1回だけ、撮像素子13,14から出力される。Hsyncは水平同期信号であり、1ページの各ラインの先頭に、撮像素子13,14から出力される。DEはデータイネーブル信号(データ有効を示す)であり、同じく、撮像素子13,14から出力される。A(1),A(2),A(3),・・・は、撮像素子13から出力される各ラインの画像データであり、B(1),B(2),B(3),・・・は、撮像素子14から出力される各ラインの画像データである。なお、撮像素子13,14からは画素クロックも出力される。
撮像素子13から出力される画像データA(1),A(2),A(3)は、一旦、バッファメモリ(ラインメモリ)210に順次格納される。同様に、撮像素子14から出力される画像データB(1),B(2),B(3)・・・は、一旦、バッファメモリ(ラインメモリ)220に順次格納される。これら撮像素子13,14から出力される画像データA(1),B(1),A(2),B(2),A(3),B(3),・・・は同期している。
バッファメモリ210,220に格納された画像データは、画像処理回路250によってそれぞれ1ライン単位で交互に時分割で読み出される。すなわち、画像処理回路250は、まず、バッファメモリ210から画像データA(1)を読み出し、引き続いてバッファメモリ220から画像データB(1)を読み出す。以下、同様にして、画像処理回路250は、バッファメモリ210,220から画像データA(2)とB(2),A(3)とB(3),・・・というように読み出す。そして、画像処理回路250では、バッファメモリ210,220から読み出した画像データA(1)とB(1),A(2)とB(2),A(3)とB(3),・・・に対して、順次、リアルタイムに所定の画像処理を施して出力していく。
先に述べたように、バッファメモリ210,220の読出しクロックの周波数は、書込みクロックの周波数のm倍(m≧2)以上である。ここで、例えば、m=2とする。この場合、バッファメモリ210,220は、それぞれ略2ライン分のラインメモリで十分である。これで、バッファメモリ210,220にそれぞれ格納されたiラインの画像データA(i),B(i)が、次の(i+1)ラインの画像データA(i+1),B(i+1)で上書きされる前に、画像処理回路250によって読み出すことができる(i=1,2,・・・,n)。mを3以上とすると、バッファメモリ210,220は、それぞれ2ライン未満とすることができる。すなわち、バッファメモリ210,220は、それぞれ最大2ライン分のラインメモリで十分である。
本実施例によれば、複数(実施例では2つ)の撮像素子の画像データを単一の画像処理回路で1つのデータとして処理することで、各撮像素子対応の画像処理回路が不要であり、画像処理回路のハードウエア数を削減することができる。また、各撮像素子対応にバッファメモリが必要であるが、バッファメモリは画像処理回路に比べて簡単な構成であり、また、読出しクロックの周波数と、書き込みクロックの周波数の関係から高々2ラインあるいはそれ以下のラインメモリでよく、画像処理回路の増加に比べてコストアップを抑制することができる。
図5は、画像処理ユニット20の第2の実施例の詳細構成図である。先の第1の実施例の場合、撮像素子13,14から出力される画像データの出力タイミングがずれていると、画像処理回路250において、これら撮像素子13,14の同一ラインの画像データをバッファ(ラインメモリ)210,220から正しく読み出すことができなくなる。第2の実施例は、撮像素子13,14から出力される画像データの出力タイミングが多少ずれていても、撮像素子13,14の同一ラインの画像データが画像処理回路250で取り込めるようにするものである。
図5において、画像処理ユニット20は、撮像素子13に対応するバッファメモリ210、撮像素子14に対応するバッファメモリ220、バッファメモリ読出し回路(バッファメモリ読出し手段)230、同期検出回路(同期検出手段)240、単一の画像処理回路(画像処理手段)250、画像合成回路260、バスI/F回路270、及び、画像処理回路250と画像合成回路260とバスI/F回路270を接続する内部バス280からなる。バスI/F回路270は、図2のバス100と接続される。
なお、撮像素子13,14は、それぞれ画像データと同時に、水平/垂直同期信号、画素クロック等も出力している。これら信号は、バッファメモリ210,220やバッファメモリ読出し回路230に供給される。さらに、水平/垂直同期信号は同期検出回路240にも供給される。
バッファメモリ210,220は、それぞれ撮像素子13,14から出力される画像データをライン単位で順次蓄積する。ここでは、これらバッファメモリ210,220は、撮像素子13,14に対応して、それぞれ4ライン分のラインメモリを持つ構成とする。すなわち、バッファメモリ210,220は、それぞれ撮像素子13,14から出力される画像データを最大4ライン分を蓄積することが可能である。つまり、各バッファメモリ210,220は、それぞれ撮像素子13,14から出力される画像データをライン単位で、順次、ラインメモリ1,ラインメモリ2,ラインメモリ3,ラインメモリ4,ラインメモリ1,・・・とリング形式に蓄積していく。
バッファメモリ210,220からの画像データの読出しは、書込み動作とは独立に、バッファメモリ読出し回路230により行われる。バッファメモリ読出し回路230は、バッファメモリ210,220上で、次に読み出すべきラインメモリを示すリードポインタを持っている。バッファメモリ読出し回路230は、同期検出回路240からバッファメモリ読出し開始指示信号を受け取ると、バッファメモリ210,220からリードポインタで示されるラインメモリの画像データを時分割に読み出す。そして、リードポインタを更新し、次のラインメモリが読み出せるようにする。つまり、リードポインタは、1→2→3→4→1→・・・と更新される。このようにして、バッファメモリ読出し回路230は、同期検出回路240からバッファメモリ読出し開始指示信号を受け取ると、バッファメモリ210,220からそれぞれラインメモリ1,ラインメモリ2,ラインメモリ3,ラインメモリ4,ラインメモリ1,・・・とリング形式に順番に画像データを時分割に読み出していく。同期検出回路240については後述する。
画像処理回路250は、バッファメモリ読出し回路230によりバッファメモリ210,220の各ラインメモリから時分割に読み出された画像データを入力して、順次、リアルタイムに所定の画像処理を施していく。画像処理回路250には、バッファメモリ読出し回路230から同期信号等も供給される。この画像処理回路250での画像処理は、第1の実施例と同様であり、黒レベル補正、色補正、欠陥画素補正、ホワイトバランス補正等である。
画像処理回路250で画像処理された各撮像素子13,14の画像データは、バスI/F回路270を介して、DRAM70に転送される。このDRAM70に転送された撮像素子13,14の画像データは、各撮像素子13,14毎に分離されて、DRAM70内の各撮像素子13,14に対応する記憶領域にそれぞれ書き込まれる。
先に述べたように、画像処理回路250での画像処理には、レンズ収差補正(色収差/歪曲収差補正)のように、撮像素子13,14の画像データをまとめて処理できないものもある。そこで、本実施例においても、各撮像素子13,14の1画面分の処理済み画像データがDRAM70に格納されたならば、CPU40が、これら撮像素子13,14の1画面分の画像データをDRAM70から順次読み出して、画像処理回路250に転送する。画像処理回路250は、これら撮像素子13,14の1画面分の画像データについて、順次、レンズ収差補正などの所定の画像処理を行い、再びDRAM70に書き込むようにする。
画像合成回路260は、バスI/F回路270を介して、DRAM70から所定の画像処理が施された各撮像素子13,14の画像データを取り込んで合成処理する。すなわち、DRAM70には、撮像素子13,14でそれぞれ撮影して得られた2つの半球画像データが、所定の画像処理が施されて格納されている。画像合成回路260は、この2つの半球画像データについて、互いのオーバーラップ領域をもとに合成して全方位画像データを生成する。
画像合成回路260で生成された全方位画像データは、バスI/F回路270を介して再度、DRAM70に格納する。その後、全方位画像データは、DRAM70から外部I/F回路90を介して外付けメモリに蓄積されたり、必要に応じて外部I/F回路90を通して、パーソナルコンピュータ等に転送される。
本実施例でも、画像合成回路260では全方位画像データとしてメルカトル画像を生成し、CPU40がこのメルカトル画像を全方位パノラマ画像に幾何変換することでもよい。
次に、同期検出回路240について説明する。同期検出回路240は、撮像素子13,14からの画像データの出力タイミングの同期を監視する回路である。撮像素子13,14では、それぞれ画像データと同時に、水平/垂直同期信号、画素クロック等も出力している。同期検出回路240は、撮像素子13,14が出力する水平/垂直同期信号を監視して、撮像素子13,14の同一ラインの画像データが揃ったタイミングで、バッファメモリ読出し回路230に対してバッファメモリ読出し開示指示信号を送出する。
図5では、撮像素子13,14に対してバッファメモリ210,220はそれぞれ4ライン分のラインメモリを持つ構成としている。この場合、撮像素子13,14の画像データの同期ずれは最大4ラインまで許容できる。そこで、同期検出回路240は、撮像素子13,14が出力する同期信号が揃っているか否かをラインのずれ数で検出する。つまり、同期検出回路240は、ずれ数が4ライン以内の条件のもとで、撮像素子13,14の同一ラインの画像データがバッファメモリ210,220に揃ったタイミングで、バッファメモリ読出し回路230に対してバッファメモリ読出し開始指示信号を送出する。
バッファメモリ読出し回路230は、同期検出回路240からバッファメモリ読出し開始指示信号を受け取ると、バッファメモリ210,220からの画像データの読出しを開始する。すなわち、図5の場合、バッファメモリ読出し回路230では、4ライン以内の同期ずれ以内で、バッファメモリ210,220内の既に同一ラインの画像データが格納されたラインメモリをリング形式で一定の順番で選択して、該画像データを時分割に読み出すことができる。これにより、撮像素子13,14から出力される画像データに多少の同期ずれ(つまり、図5では4ライン以内のずれ)があっても、撮像素子13,14の同一ラインの画像データを正しく後段の画像処理回路250に送出することが可能になる。
一方、もしも撮像素子13,14の画像データが4ラインを超えてずれた場合には、同期検出回路240は、バスI/F回路270を介して許容できない同期ずれが発生したことをCPU40(図2)に通知する。CPU40は、撮像素子13,14で許容できない同期ずれが発生したことを知ると、撮像制御ユニット30(図2)に指示して、撮像素子13,14に出力信号の同期をとるコマンドを送信するようにする。これにより、撮像素子13,14の出力信号がリセットされ、出力信号の同期が揃うようになる。すなわち、CPU40と撮像制御ユニット30とは、撮像素子13,14の画像データの出力タイミングの同期をとる同期制御手段として機能する。
なお、図5では、バッファメモリ210,220はそれぞれ4ライン分のラインメモリを持つ構成とした。しかしながら、ラインメモリの数は、撮像素子(CMOSセンサやCCDセンサ)の特性等に応じて決めればよい。一般にバッファメモリ210,220は、各撮像素子13,14に対して、それぞれnライン分(n≧2以上の整数)のラインメモリを持てばよい。同期検出回路240は、撮像素子13,14の画像データの同期ずれがnライン以内の条件下で、これら撮像素子13,14の同一ラインの画像データがバッファメモリ210,220に揃ったタイミングでバッファメモリ読出し開始指示信号を出力する。また、同期検出回路240は、撮像素子13,14の画像データの同期ずれがnラインを超えた際には同期ずれ信号を出力する。
本実施例においても、第1の実施例と同様に、バッファメモリ210,220における書込みと読出しのクロックを異なる周波数とし、読出しクロックの周波数は、書込みクロックの周波数のm倍(m≧2)以上とする。これにより、バッファメモリ210,220の書込み読出し動作、画像処理回路250のライン単位でのリアルタイム処理が支障なく実現する。このように読出しクロックを、書き込みクロックの周波数のm倍であれば、読み出す前にバッファメモリに上書きされない。また、倍数によって、ラインメモリ数を決定することが可能である。
図6は本実施例の画像データの転送の様子を示した図、図7はバッファメモリ210,220の画像データの格納の様子を示した図である。なお、図6中の信号は横軸を時間軸として書かれている。
図6において、上段は撮像素子13が出力する信号で、Vsync_Aは垂直同期信号(2次元画像の1ページの先頭に1回だけ出力)、Hsync_Aは水平同期信号(ライン単位の先頭に出力)、DE_Aはデータイネーブル信号(データ有効を示す)、A(1),A(2),A(3),・・・は各ラインの画像データである。中段は撮像素子14が出力する信号で、Vsync_Bは垂直同期信号、Hsync_Bは水平同期信号、DE_Bはデータイネーブル信号、B(1),B(2),B(3),・・・は各ラインの画像データである。なお、撮像素子13,14からは画素クロックも出力される。
図6の上段と中段に示すように、ここでは、撮像素子13,14から出力される画像データは3ラインずれているとする。
撮像素子13,14から出力された画像データは、それぞれバッファメモリ210,220の各ラインメモリに順次、ライン単位で格納される。図7は、この様子を示したものである。一方、同期検出回路240は、撮像素子13,14から出力される同期信号が揃っている否か監視している。すなわち、同期検出回路240は、撮像素子13,14の画像データの出力タイミングの同期を監視して、撮像素子13,14の同一ラインの画像データがバッファメモリ210,220のあるラインメモリに揃ったタイミングで、バッファメモリ読出し回路230に対してバッファメモリ読出し開始指示信号を送出する。
図7の例では、撮像素子13の画像データA(1),A(2),A(3)がバッファメモリ210のラインメモリ1〜3に順次格納されている。また、A(3)の画像データがラインメモリ3に格納された時点で、撮像素子14の画像データB(1)がバッファメモリ220のラインメモリ1に格納される。すなわち、このタイミングで、撮像素子13,14の1ライン目の画像データA(1),B(1)が揃う。そこで、同期検出回路240からは、撮像素子14の画像データB(1)がバッファメモリ220のラインメモリ1に格納されたタイミングで、バッファメモリ読出し回路230に対してバッファメモリ読出し開始指示信号が送出される。
バッファメモリ読出し回路230は、同期検出回路240からバッファメモリ読出し開始指示信号を受け取ることで、バッファメモリ210,220からの画像データの時分割読出しを開始する。すなわち、バッファメモリ読出し回路230は、まず、バッファメモリ210のラインメモリ1の画像データA(1)を読み出して画像処理回路250に送る。そして、バッファメモリ読出し回路230は、引き続いてバッファメモリ220のラインメモリ1の画像データB(1)を読み出して画像処理回路250に送る。以下、同様にして、バッファメモリ読出し回路230は、バッファメモリ210,220から画像データA(2)とB(2),A(3)とB(3),・・・を順番に読み出しては画像処理回路250に送る。また、バッファメモリ読出し回路230は、画像処理回路250に対して同期信号等も送る。
画像処理回路250は、バッファメモリ読出し回路230から送られてきた画像データA(1)とB(1),A(2)とB(2),A(3)とB(3),・・・に対して、順次、リアルタイムに所定の画像処理を施して出力する。図3の下段はこれを示している。ここで、Vsync_Oは画像処理回路250の垂直同期信号、Hsync_Oは同平同期信号(ライン単位の先頭に出力)、DE_Oは同データイネーブル信号である。また、O(1)は(A)1とB(1)の画像処理済みの出力画像データを意味している。同様に、O(2),O(3),・・・は、A(2),B(2),A(3)とB(3),・・・の画像処理済みの出力画像データを意味する。
このように、第2の実施例では、それぞれ複数のラインメモリからなるバッファメモリ210,220を用いて、撮像素子13,14から出力される画像データをライン単位でバッファメモリ210,220に蓄積する。そして、バッファメモリ読出し回路230は、バッファメモリ210,220から撮像素子13,14の画像データを時分割で読み出して単一の画像処理回路250に送る。その後、該画像処理回路250は撮像素子13,14の画像データに対して一括して所定の画像処理を行っている。これにより、各撮像素子対応の画像処理回路が不要で、画像処理回路のハードウエア数を削減することができる。また、読出しクロックの周波数と、書き込みクロックの周波数の関係からバッファメモリ210,220は高々数ラインのラインメモリでよく、画像処理回路を増やすのに比べてコストアップを抑制することができる。
さらに、第2の実施例では、同期検出回路240により、撮像素子13,14の同一ラインの画像データがバッファメモリ210,220に揃ったタイミングで、バッファメモリ読出し回路230に対してバッファメモリ読出し開始指示信号を送出している。これにより、撮像素子13,14の同一ラインの画像データを正しく後段の画像処理回路250に送ることができる。
次に、撮像素子13,14から画像データを出力する方法について説明する。
図1の全方位撮像装置において、魚眼レンズ11,12による撮像画像は円周魚眼画像であり、一般に円形状を示す。一方、撮像素子13,14内の画像センサ(CMOSセンサ等)のデータ領域(セル領域)は一般に矩形である(例えば、1920ピクセル×1080ピクセル)。この円周魚眼画像は、互いに重なりの画像領域を持った画像である。これは、後の画像処理で、繋ぎ合わせを行うためである。
図8は、画像センサ上の、魚眼レンズによる撮像画像(円周魚眼画像)の領域と、該画像センサのデータ領域(セル領域)の関係を示したものである。図8において、1101は画像センサのデータ領域(セル領域)を示し、ここでは1920ピクセル×1080ピクセルとする。1102は魚眼レンズによる撮像画像の領域を示し、ここでは直径800ピクセル相当する。
図8に示すように、画像センサのデータ領域1001には、魚眼レンズによる撮像画像(円周魚眼画像)の領域1002以外の無駄な領域(魚眼レンズで撮像されない領域)が存在する。
そこで、先の第1の実施例や第2の実施例において、撮像素子13,14は、それぞれ画像センサのデータ領域1001内の魚眼レンズによる撮像画像の領域1002を包含する所定領域を有効領域として、この有効領域のデータ(画像データ)のみを出力し、該有効領域以外については無効領域としてデータの出力を省略するようにする。すなわち、撮像素子13,14は、それぞれ画像センサのデータ領域1001内の魚眼レンズによる撮像画像の領域1002を包含する所定領域以外については、データの読出し動作をスキップさせる。これにより、撮像素子13,14から画像処理ユニット20へ画像データを転送する時間を短縮することが可能になる。また、画像処理ユニット20内のバッファメモリ210,220の記憶容量を削減することが可能になる。
撮像素子13,14は、それぞれ魚眼レンズ11,12による光学像を電気信号の画像データに変換する画像センサのほかに、該画像センサの水平/垂直同期信号や画素クロックなどを生成するタイミング生成回路、当該撮像素子の動作に必要な種々のコマンド、パラメータなどが設定されるレジスタ群などを有している。図8に示した画像センサのデータ領域1001内の魚眼レンズによる撮像画像の領域1002を包含する所定領域は、上記レジスタ群の一部のレジスタを利用して設定するようにする。
図9及び図10に、撮像素子13,14内の画像センサから画像データを出力する方法の具体例を示す。ここでも、画像センサのデータ領域は1920ピクセル×1080ピクセルとし、該画像センサのデータ領域上の魚眼レンズによる撮像画像(円周魚眼画像)の領域は直径800ピクセル相当する。
図9は、画像センサのデータ領域1001内の魚眼レンズによる撮像画像の領域1002(直径800ピクセル相当)に接する正方形の領域1003を有効領域として、該領域1003のデータのみを出力する例である。この例の場合、画像センサの全データ領域の1920ピクセル×1080ピクセルの内、800ピクセル×800ピクセルのみ出力することでよい。
図10は、画像センサのデータ領域内の魚眼レンズによる撮像画像の領域1002(直径800ピクセル相当)に合わせて、kライン毎(図10では100ライン毎)に、水平データ領域を段階的に変更してデータを出力する例である。
すなわち、魚眼レンズによる撮像画像の領域1002(直径800ピクセル相当)に合わせて、100ライン毎に、
1−100ラインは、600ピクセル×100ピクセル
101−200ラインは、700ピクセル×100ピクセル
201−300ラインは、780ピクセル×100ピクセル
301−400ラインは、800ピクセル×100ピクセル
401−500ラインは、800ピクセル×100ピクセル
501−600ラインは、780ピクセル×100ピクセル
601−700ラインは、700ピクセル×100ピクセル
701−800ラインは、600ピクセル×100ピクセル
というようにデータを出力する。なお、一般にk=1〜最大垂直ライン数とする。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の撮像装置は図示の構成に限定されるものではない。先に述べたように、レンズ及び撮像素子は3つあるいはそれ以上でもよい。また、対象とする撮像装置は全方位撮像装置でなくてもよく、レンズも魚眼レンズでなくてもよい。
1 筐体
11,12 魚眼レンズ
13,14 撮像素子
20 画像処理ユニット
30 撮像制御ユニット
40 CPU
70 DRM
210,220 バッファメモリ
230 バッファメモリ読出し回路
240 同期検出回路
250 画像処理回路
260 画像合成回路
特開2006−033810号公報

Claims (8)

  1. 複数の魚眼レンズに対応する複数の撮像素子を用いて被写体を撮像する撮像装置において、
    前記複数の撮像素子から出力され、前記複数の魚眼レンズによる撮像画像を包含する画像データをそれぞれ格納する、前記複数の撮像素子に対応する複数のバッファメモリと、
    前記複数のバッファメモリに格納された画像データを時分割に読み出して所定の画像処理を施す単一の画像処理手段と、
    を有し、
    前記複数の撮像素子は、それぞれ前記魚眼レンズによる撮像画像の領域に合わせて、kライン(k=1〜最大垂直ライン数)毎に水平データ領域を段階的に変更して画像データを出力することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記複数のバッファメモリは、それぞれ最大2ライン分のラインメモリで構成されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 複数の魚眼レンズに対応する複数の撮像素子を用いて被写体を撮像する撮像装置において、
    前記複数の撮像素子から出力され、前記複数の魚眼レンズによる撮像画像を包含する画像データをそれぞれ格納する、前記複数の撮像素子に対応する複数のバッファメモリと、
    前記複数のバッファメモリに格納された画像データを時分割に読み出すバッファメモリ読出し手段と、
    前記複数のバッファメモリから時分割に読み出された、前記複数の撮像素子に対応する画像データに対して所定の画像処理を施す単一の画像処理手段と、
    前記複数の撮像素子から出力される画像データの出力タイミングの同期を監視して、前記バッファメモリ読出し手段のバッファメモリ読出し開始を制御する同期検出手段と、
    を有し、
    前記複数の撮像素子は、それぞれ前記魚眼レンズによる撮像画像の領域に合わせて、kライン(k=1〜最大垂直ライン数)毎に水平データ領域を段階的に変更して画像データを出力することを特徴とする撮像装置。
  4. 前記複数のバッファメモリは、それぞれnライン分(n≧2の整数)のラインメモリを有し、
    前記同期検出手段は、前記複数の撮像素子の画像データの同期ずれがnライン以内である条件下で、前記複数の撮像素子の同一ラインの画像データが前記複数のバッファメモリに揃ったタイミングで、前記バッファメモリ読出し手段に対してバッファメモリ読出し開始を指示する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記同期検出手段は、前記複数の撮像素子の画像データの同期ずれがnラインを超えた際には同期ずれを出力することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記同期検出手段が同期ずれを出力した場合、前記複数の撮像素子の画像データの出力タイミングの同期をとる同期制御手段を有することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記複数のバッファメモリの読出しクロックの周波数は、書込みクロックの周波数のm倍(m≧2)以上であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記複数の撮像素子は、それぞれ前記魚眼レンズによる撮像画像に接する正方形の領域の画像データを出力することを特徴とする請求項1または3に記載の撮像装置。
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