JP6122434B2 - プラスチック製のリベット本体をもつブラインド・リベット - Google Patents

プラスチック製のリベット本体をもつブラインド・リベット Download PDF

Info

Publication number
JP6122434B2
JP6122434B2 JP2014526506A JP2014526506A JP6122434B2 JP 6122434 B2 JP6122434 B2 JP 6122434B2 JP 2014526506 A JP2014526506 A JP 2014526506A JP 2014526506 A JP2014526506 A JP 2014526506A JP 6122434 B2 JP6122434 B2 JP 6122434B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
head
shank
rivet
mandrel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014526506A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014529711A (ja
Inventor
ライマー ザルテンベルガー
ライマー ザルテンベルガー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Newfrey LLC
Original Assignee
Newfrey LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Newfrey LLC filed Critical Newfrey LLC
Publication of JP2014529711A publication Critical patent/JP2014529711A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6122434B2 publication Critical patent/JP6122434B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B19/00Bolts without screw-thread; Pins, including deformable elements; Rivets
    • F16B19/04Rivets; Spigots or the like fastened by riveting
    • F16B19/08Hollow rivets; Multi-part rivets
    • F16B19/10Hollow rivets; Multi-part rivets fastened by expanding mechanically
    • F16B19/1027Multi-part rivets
    • F16B19/1036Blind rivets
    • F16B19/1045Blind rivets fastened by a pull - mandrel or the like

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Dowels (AREA)

Description

本発明は、ブラインド・リベットの長手方向中心軸に対して同軸状に延び、孔を有する細長いシャンク、加工物のアクセス可能側と接触できるようにシャンクの一方の端部において半径方向に延びる頭部、及び反対端に位置し、加工物の開口部を通される足部端部を有するプラスチック製の中空リベット本体と、リベット本体の孔内に配置され、リベット本体の頭部から外方に突出する引き抜き端部を有するマンドレル・シャンク、及びブラインド・リベットの締結動作中に力をリベット本体に伝えるようにリベット本体の足部端部と作動関係で係合されるマンドレル頭部を有するマンドレルと、を有するブラインド・リベットに関する。
ブラインド・リベットは、互いに接触している加工物を恒久的に接合するために用いられる。これらの加工物は、典型的には穴を有し、これらの穴は、互いに位置合わせされ、該穴を通してブラインド・リベットが配置され、次に変形により締結される。締結されたブラインド・リベットは、加工物の穴の中に間隙のない状態で収まって加工物を互いに結合する状態をもたらす。通常、ブラインド・リベットは、再び除去されることはない。しかしながら、接合された部品の修理が必要な場合、又は、ブラインド・リベットが不正確に締結されている場合には、ブラインド・リベットを除去する必要がある。
自動車産業においては、ブラインド・リベットの用途としては、複数のブラインド・リベットを用いて、パワーウィンドウ用モータ、ラウドスピーカ、及び必要な場合にはその他の部品のような取付部品が装着されたドア・モジュール支持部を、ドア・フレームに締結することを含む。個々の取付部品の故障によって、ドアを分解してドア・モジュール支持部を除去することが必要になる場合がある。これまで用いられてきたブラインド・リベットは、分解するためにドリルで外さなければならなかった。リベット・マンドレルが鋼鉄のような比較的硬い材料で作られているとき、及び、リベット本体がアルミニウムのような比較的軟らかい材料で作られているときには、この工程中にドリルのふらつきが発生する可能性がある。従って、ドリルで外す工程中、ドア・フレームに加えてモジュール支持部が損傷することも少なくない。
ドリルの切り屑及びリベットの除去された部品は、地面に落ちることもドアの死角に落ちることもあり、死角からは多大な労力をかけなければ除去することができない。従って、これら用途及び他の用途に向けて、簡単な方法で取り外すことができ、かつ、単一ピースの状態で除去できるブラインド・リベットを作る必要がある。さらに、ブラインド・リベットは、取り付けが簡単でなければならず、組立後に、加工物を互いに強固かつ恒久的に接合しなければならない。
単一ピースの状態で除去されるように意図されたブラインド・リベットが、特許文献1によって公知である。このブラインド・リベットにおいて、ブラインド・リベットは、フランジとして設計された頭部をもつリベット本体と、リベット本体を貫通するリベット・マンドレルとを有し、リベット・マンドレルは、ブラインド・リベットの締結動作中、少なくとも部分的にリベット本体を通して、フランジとは反対側のリベット本体端部を通り抜けるように、引っ張ることができる形状にされる。さらに、フランジには、リベット除去工具を配置するための階段状領域が設けられ、該フランジは、リベットを引き抜くときに変形又は破損しないような寸法にされている。このブラインド・リベットにおいて、リベット本体は、塑性変形可能な金属で作られ、加工物のブラインド側に短い距離だけ突出するような寸法にされる。従って、ブラインド・リベットを加工物の穴から引っ張ることができるように、リベットの締結動作によって、リベット本体に作用する引張力により押し付けることができる比較的小さいビードのみが形成される。しかしながら、ブラインド・リベットの保持力は、極めて限られたものであり、取り外し力と同様に、穴及びリベット部品の製造に関連する寸法のばらつきに大きく依存するという不利な点がある。
さらに、特許文献2から、拡大した頭部を有するマンドレルと、マンドレルを囲むリベット本体とを備えたプラスチック製ブラインド・リベットが公知であり、マンドレルは、その外周上に一連の係合歯を有し、リベット本体の内壁面は、係合歯を係合させるのに適した一連の固定段部を有する。リベット本体は、フランジ状の頭部部分と、マンドレル頭部に分離不能に接合された端部とが設けられており、ブラインド・リベットの締結動作中、リベット本体からマンドレルを部分的に引き抜くことによって変形し、その結果、マンドレル頭部に隣接するリベット本体の壁面の一部が、マンドレル頭部の周囲で外側に向かって折り畳まれ、マンドレル頭部と共に、壁面の他の部分が外側に膨らんだ状態で壁面の他の部分内に引っ張られる。この工程において、壁面の折り畳まれた部分は、マンドレル頭部と壁面の折り畳まれない部分との間に押し込まれ、この工程において、折り畳まれない壁の部分は、極めて強く引き延ばされなければならない。このことによって、ブラインド・リベットの締結動作のために相対的に強い力が必要となり、プラスチック材料に強い応力がかかり、材料の選択が制限されることになる。従来技術のプラスチック製ブラインド・リベットは、締結されたブラインド・リベットの容易な除去のために設計されたものではない。
特許文献3によれば、ブラインド・リベットは、ブラインド・リベットの長手方向中心軸に対して同軸状に延び、孔を有する細長いシャンクと、加工物のアクセス可能側と接触できるように、シャンクの一方の端部において半径方向に延びる頭部と、反対端に位置し、加工物の開口部を貫通する足部端部を有するプラスチック製の中空本体とを有する。リベット本体内には、リベット本体の頭部から外方に突出する引き抜き端部を有するマンドレル・シャンクと、ブラインド・リベットの締結動作中、力をリベット本体に伝達するようにリベット本体の足部端部と作動状態に接続されるマンドレル頭部とを有する、マンドレルが配置される。リベット本体のシャンクは、頭部と足部端部との間に配置され、頭部及び足部端部に隣接する領域と比較して断面積及び壁厚が小さい第1の領域を有し、第1の領域と比較して断面積及び壁厚が小さい第2の領域は、頭部が加工物の一方の側に押し付けられ、同時に足部端部が、マンドレルを用いて加工物の他方の側に向かって引き抜かれる工程の結果として、足部端部と第2の領域との間に配置された第1の領域の区画の壁が、頭部と第2の領域との間に配置された区画の外側に押し当たるロール折り畳み部を形成し、加工物に押し付けられる環状ビードを形成するように、第1の領域内に配置される。
特許文献3によるブラインド・リベットにおいては、リベット本体のシャンクは、締結工程中に加工物のブラインド側において折り畳みによる環状ビードを形成し、環状ビードは、加工物に隣接するシャンクの一部を囲み、加工物内の取り付け穴を囲む取り付け穴の縁部領域に押し当てられる。環状ビードは、マンドレル頭部によって折り畳まれたシャンクの足部端部に伝えられる、マンドレルに与えられた引張力により、加工物に確実に押し付けられる。このように、リベットの締結の際に与えられた引張力は、逸れることなく加工物に直接伝えられるため、ブラインド・リベットによって接合される加工物の間に強い軸方向の接触圧力が実現され、リベット・シャンクを広げる力の成分を通して軸方向の接触圧力を実現する必要はない。本発明によるブラインド・リベットは、加工物のブラインド側に押し当たる折り畳まれたシャンクの環状ビードが良好な密閉を生じさせるという利点をさらに有する。この密閉は、環状ビードの強い接触圧力からもたらされるだけではなく、環状ビードが、取り付け穴から離れたところで取り付け穴を囲む加工物の縁部と共に機能するという事実からも利益を得ることになり、そのため、穴の縁部の損傷又は不完全な形成によって密閉が損なわれる可能性はない。ブラインド・リベットの位置が、取り付け穴に対して偏心していても、環状ビードのより大きな直径によって補償され、密閉作用は損なわれない。締結位置において、マンドレルは、ロック手段を用いて、ブラインド・リベットのシャンク内に固定される。このように、足部端部から環状ビードの接触面まで延びているシャンクの部分に軸方向の結合力がかかり、弾性圧縮を受け、これにより、振動荷重に対抗するばね作用を生じ、温度変化により生じる結合力への影響が減る。
特許文献3によるブラインド・リベットにおいて、プラスチック製の中空リベット本体が一次成形されると、リベット本体内に非対称的な応力が生じる場合がある。製造工程後にリベット本体内に存在するこれらの材料応力は、ブラインド・リベットの締結動作中にリベット本体の非対称的な変形をもたらすことがあり、環状ビードと加工物との一様な接触を損なうことがある。
欧州特許第1 728 569 A1号明細書 独国特許出願公開第29 06 250 A1号明細書 独国特許出願公開第10 2010 002 847 A1号明細書
本発明の目的は、一次成形後に、リベット本体内に非対称的な応力が存在した状態になっていたとしても、ブラインド・リベットの締結動作中にリベット本体が一様に変形するように、上述の形式のブラインド・リベットを改善することである。
本発明の態様によれば、この目的は、リベット本体内の孔が、頭部と第2の領域との間に配置されたシャンクの頭部部分において、マンドレル・シャンク上でシャンクを案内する少なくとも1つのガイド要素を有することによって、上述の形式のブラインド・リベットにおいて実現される。
本発明は、リベット締め工程中にリベット本体がリベット・マンドレル上で案内され、そのため、横方向に滑ることがないという利点を有する。ロール折り畳み部の形成中、互いの上に載っているリベット本体の区画は、リベット・マンドレルにより相互に中心位置に保持され、従って、一様で対称的な環状ビードを形成するように強制される。
ガイド要素は、周方向に互いから一様な間隔で配置された、半径方向内方に向けられた複数の突出部を有することが好ましい。突出部は、長手方向中心軸の方向に延びる長手方向リブとして具体化することができる。個々の突出部又はリブの実施形態は、ブラインド・リベットの締結動作中のリベット本体とマンドレル・シャンクの間の摩擦、従って、それに対応する締結力に対する影響が小さいままであるという利点を有する。さらに、足部端部に向いた長手方向リブの端部領域は、長手方向中心軸に向かって傾斜し、かつ、足部端部から離れるにつれて長手方向中心軸に接近するガイド面を有することができる。このように、ガイド面は、マンドレル・シャンクのガイド区画が、長手方向リブが設けられた孔区画に入るのを容易にする導入傾斜部を形成する。
代替的に、ガイド要素は、リベット本体の孔内に突出し、締結動作工程中にマンドレル・シャンクに押し当たる環状ビード又はカラーから成ることもできる。
本発明の別の態様によれば、ブラインド・リベットの締結動作中のリベット本体の一様な変形への寄与は、第2の領域が足部端部に向かって円錐形に拡大する形状を有することによって行うことができる。この形状の結果として、ブラインド・リベットの締結動作中、第2の領域と足部端部との間の、第2の領域に隣接する区画の壁を拡大する傾向がある力の作用が高められ、ロール折り畳み部の形成を開始し、リベット本体内の製造関連の非対称的な材料応力のどのような影響も排除する。
第2の領域の壁は、長手方向中心軸に対して少なくとも5°の角度、好ましくは10°の角度で傾斜されることが、特に有利であることが証明された。
本発明によれば、マンドレル・シャンクは、例えば、並目ねじ又は鋸歯のようなロック手段を有し、これにより、マンドレル・シャンクの少なくとも1つの区画をリベット本体内にしっかりと保持することができる。ロック手段は、ガイド要素と共に機能するガイド区画を形成することができ、長手方向中心軸からのガイド要素の半径方向距離は、長手方向中心軸からのロック手段の半径方向距離と等しいか又はそれより短い。ロック手段の係合のために、頭部に隣接するリベット本体の孔は、その直径がマンドレル・シャンク上に形成されたロック手段の直径より小さい円筒形孔区画を有することができる。
有利なことに、リベット本体は、第2の領域が第1の領域を2つの区画に細分し、頭部に隣接する第1の領域の第1の区画の壁厚は、足部端部に隣接する第1の領域の第2の区画の壁厚より厚くなるように設計されることが好ましい。リベット本体の孔は、その直径が足部端部に向かって増大する第1の円錐形孔区画と、その直径が足部端部に向かって減少する第2の円錐形孔区画とを有し、最大の直径を有する円錐形孔区画の端部は、足部端部に向いた、該足部端部の近くの第2の領域の側に配置された円筒形孔区画で終了することが、さらに証明された。
本発明によるブラインド・リベットは、加工物の締結動作及び接合後、大きな労力を要することなく、加工物を貫く取り付け穴から単一ピースの状態で再び除去することができる。この目的のために、マンドレルを、駆動工具を用いてシャンク内におけるその固定を取り除く又は破壊するが、シャンクの外に完全に押し出すことなく、ブラインド側の方向に一定の距離だけ押し戻すだけで十分である。マンドレルを押し戻すことによって、折り畳まれたシャンクが緩み、その足部端部がマンドレル頭部から外れる。次いで、リベット本体の頭部が、例えば前述の特許文献1から公知のように除去工具を用いて引っ張られた場合に、ロール折り畳み部を押し戻して、リベット本体をその中に保持されたマンドレルと一緒に取り付け開口部から引っ張り出すことができる。こうして、加工物のブラインド側に残留物を残すことなく、修理のためにブラインド・リベットを取り外して除去することができる。ブラインド・リベットの除去を容易にするために、リベット本体の頭部は、除去工具又は引っ張り工具が係合することができる、例えばアンダーカット又は窪みといった工具係合領域を有するものとすることができる。さらに、リベット本体の頭部に、マンドレルを押し戻す駆動工具のためのガイドを形成することができる。
本発明によるブラインド・リベットは、手動工具による締結動作及び自動リベット締め工程の両方に適している。自動処理のために、リベット本体の頭部を、複数のブラインド・リベットを一列に並べて保持する1つ又はそれ以上のベルト、バンド又はワイヤに取り付けること、又はこれらに形成することができる。
本発明は、図面に示される例示的な実施形態を参照して以下で詳細に説明される。
本発明によるブラインド・リベットの図を示す。 図1のブラインド・リベットの断面である。 本発明によるリベット本体の拡大詳細図である。 本発明によるブラインド・リベットを用いた2つの加工物の接合部を通る断面である。
図1及び図2に示されるブラインド・リベット10は、リベット本体11とマンドレル12とから成る。リベット本体11は、プラスチックで作られており、マンドレル12が配置される貫通孔14を備えた細長いシャンク13を有する。シャンク13の一方の端部には頭部15が形成されており、頭部15は、ディスク形状のフランジ16の形態をとり、加工物のアクセス可能側と接触することが意図される。頭部15は、シャンク13から見て外方に向いた側に、リベット締結工具の前端部を支持するための平坦な支持面17を有する。シャンク13の上に半径方向に張り出したフランジ16は、ばねワッシャのようにドーム型になっており、シャンク13の方に向いた側に窪んだ接触面18を有する。結果として、フランジ16は、ブラインド・リベット10の頭部15が加工物に押し付けられたときに弾性的に押し戻されることが可能である。
頭部15とは反対側のシャンク13の端部は、足部端部19を構成し、該足部端部を前方に向けた状態で、シャンク13は、互いに接合されることになる加工物の取り付け開口部を通過する。足部端部19と、頭部15に隣接するシャンク13の頭部区画20とは、円筒形の外面を有し、ほぼ同じ外径を有する。頭部区画20と足部端部19との間に、シャンク13の第1の円筒形領域21が延びており、この外径は、頭部区画20の外径より約10%乃至20%、特定的には15%小さい。頭部区画20及び足部端部19から第1の領域21までの移行部は円錐形であり、より大きく又はより小さくなるように丸くされている。第1の領域21内には、軸の長さが相対的に短い第2の領域22が配置されており、これは、さらに約10%だけ小さい外径を有する。第2の領域22は、第1の領域21を、頭部区画20に隣接する第1の区画23と、足部端部19に隣接する第2の区画24とに分割し、第1の区画23の軸方向長さは、第2の区画24の軸方向長さの約半分である。第2の領域22の軸方向縁部は円錐形であり、それらは互いに外側に向かって半径方向に離れていくようになっている。その縁部の間で、第2の領域22は、足部端部19に向かって直径が増大する円錐壁25を有する。この壁25は、長手方向中心軸に対して角度αで傾斜される。角度αは、少なくとも5°、好ましくは10°でなければならない。第2の領域22の軸方向長さは、その壁厚の約2倍乃至3倍のサイズである。
リベット本体11を貫通する孔14は、異なる孔区画を有する。頭部15は、第1の円筒形孔区画26を含み、この第1の円筒形孔区画26は、その内径が足部端部19に向かって増大する円錐形孔区画27に隣接する。孔区画27は、足部端部19に向いた、該足部端部19の近くにある第2の領域22の側に配置された第2の円筒形孔区画28において直径が最大となって終了する。孔区画28から足部端部19に向けては、その内径が足部端部19に向かって減少する第2の円錐形孔区画29が延びている。従って、孔14は、孔区画28において最も大きい内径を有する。第2の円錐形孔区画29は、シャンク13の足部端部19を通って延びる第3の円筒形孔区画30において直径が最小となって終了する。
図3に特に明確に見ることができるように、第1の円錐形孔区画27内には、長手方向中心軸の方向に延び、周方向に互いから距離をもって離間配置された複数の長手方向リブ32から成るガイド要素31が形成される。長手方向リブ32は、その上側にガイド面33を有し、足部端部19に向いたその端部は、円錐形孔区画27に滑らかに移行する。端部に隣接するガイド面33の端部領域は、長手方向中心軸に対して壁25と同じ角度で傾斜されるので、足部端部19から離れるにつれて長手方向中心軸に接近する。軸方向長さの約四分の一を過ぎると、ガイド面33の傾斜は、軸方向中心に向けて連続的に減少し、そこからは、ガイド面33は長手方向中心軸に対して平行に延びるので、長手方向リブ32の高さは、中心から頭部15の方向に徐々に低くなる。
マンドレル12は、細長いマンドレル・シャンク34と、マンドレル・シャンク34の一方の端部に配置されたマンドレル頭部35とを有する。マンドレル頭部35は、マンドレル・シャンク34より大きい直径を有し、マンドレル・シャンク34の方を向いた側にシャンク13の足部端部19のための接触面36を有する。接触面36は、窪んだ円錐面形状であり、その面が作る線とマンドレル12の長手方向中心軸とによって、実質的に80°の角度が形成される。接触面36とは反対側のマンドレル頭部35の端部は、ブラインド・リベット10を加工物の取り付け開口部内に挿入し易いように、円錐台の形状である。マンドレル・シャンク34は、より大きい直径の取り付け部37と、より小さい直径の引き抜き部38とを有する。取り付け部37と引き抜き部38との間には、引き抜き部38より小さい断面を有する所定の破壊点39が配置される。所定の破壊点に隣接する取り付け部37の端部には、段が形成されており、これは、締結工具又は停止部と共にマンドレル・シャンク34の引張りによる移動を制限するように機能する。
取り付け部37は、その長さの一部上に、互いから間隔を空けて配置され、かつ、円錐面及び半径方向面から成る鋸歯状の断面を有する、リング状リブ41の形態のロック手段40を有する。リブ41の円錐面は、円筒形孔区画26、円錐形孔区画27の頭端部、及び部分的に長手方向リブ32から成るシャンク13のロック領域にリブ41が入り込み易くなるように、所定の破壊点39の方に向いている。リブ41の外径は、孔区画26、30の内径より僅かに大きい。結果として、マンドレル12は、孔14内への挿入後にしっかりと保持され、その結果、リベット本体11とマンドレル12は、取り扱いが容易なユニットを構成する。引き抜き部38のごく一部は、孔区画26、27内に配置され、その長さの大部分は孔14の外に突出する。マンドレル12がシャンク13に完全に挿入されたとき、マンドレル12のリブ41の外径は、孔区画28及び壁25の領域における孔14の内径より小さい。
図4に示されるように、2つの加工物42、43を接合するために、ブラインド・リベット10が、加工物42、43の位置合わせされた取り付け開口部44、45に挿入され、次いで、支持面17上を押さえる締結工具を用い、マンドレル12の引き抜き部38に引張力を与えることによって、締結される。図4においては、ブラインド・リベット10は、取り付けがほぼ終了した状態にあり、引き抜き部38は切断直前である。マンドレル12の取り付け部37は、ここではシャンク13の頭部区画20におけるロック領域内に完全に引き込まれている。示される位置までマンドレル12が移動する間、区画23は、マンドレル12上に支持され、取り付け部37と長手方向リブ32のガイド面33との接触によって中央に持って行かれ、シャンク13の壁は第2の区画24の領域が外側に向かって折り畳まれ、加工物43からブラインド側48に突出する頭部区画20の端部を環状ビード47で囲み、環状ビード47で加工物43のブラインド側を押し付ける第1の区画23の上に位置するロール折り畳み部46が、形成された。環状ビード47は、足部端部19を通して軸方向に、シャンク13の頭部区画20内のリブ41によってしっかりと保持されるマンドレル頭部35を支える。ブラインド側48とは反対側の加工物42のアクセス側49において、フランジ17は、加工物42に押し当てられ、環状ビード47の押圧からの反力を加工物42に伝える。2つの加工物42、43は、このようにして、環状ビード47とフランジ17との間で互いに確実に結合され、ブレース固定される。
ブラインド・リベット10を用いてもたらされる接合部の堅い密閉は、主にフランジ17及び環状ビード47の強固な接触によって実現される。シャンク13を貫通する孔14は、マンドレル頭部35にかかる足部端部19の接触圧力によって、さらには頭部区画20におけるリブ41の係合によって、密閉される。
本発明は、説明された例示的な実施形態に限定されるものではなく、多数の他の変形において実現することができる。従って、例えば、リベット本体は、支持部品の開口部においてブラインド・リベットを締結することによって単一のステップで構成部品を取り付けるために、1つの構成部品、例えば線、ケーブル又はモジュールのためのホルダに一体化することができる。プラスチック製のリベット本体は、振動減衰のような機能を実現するため又は水密性をさらに向上させるために、2成分注入工程においてより軟らかい材料層で被覆することもできる。プラスチック製のリベット本体は、さらに、電気的に絶縁された形で構成部品を支持部品に締結する選択肢を提供する。例えば静電放電を可能にするために、導電性接続が生成されることになる場合、この接続は、リベット本体を導電性プラスチックで作ることによって実現することができる。見える領域で用いるために、リベット本体は、着色プラスチックで作ることができ、その色を特定の用途に合わせることが可能である。
10:ブラインド・リベット
11:リベット本体
12:マンドレル
13:シャンク
14:貫通孔
15:頭部
16:フランジ
17:支持面
18、36:接触面
19:足部端部
20:頭部区画
21:第1の領域
22:第2の領域
23:第1の区画
24:第2の区画
25:円錐壁
26:第1の円筒形孔区画
27:第1の円錐形孔区画
28:第2の円筒形孔区画
29:第2の円錐形孔区画
30:第3の円筒形孔区画
31:ガイド要素
32:長手方向リブ
33:ガイド面
34:マンドレル・シャンク
35:マンドレル頭部
37:取り付け部
38:引き抜き部
39:破壊点
40:ロック手段
41:環状リブ
42、43:加工物
44、45:取り付け開口部
46:ロール折り畳み部
47:環状ビード
48:ブラインド側
49:アクセス側

Claims (11)

  1. ブラインド・リベット(10)の長手方向中心軸に対して同軸状に延び、孔(14)を有する細長いシャンク(13)、加工物のアクセス可能側と接触できるように前記シャンクの一方の端部において半径方向に延びる頭部(15)、前記頭部(15)に隣接する位置にある前記シャンク(13)の頭部区画(20)及び前記シャンク(13)の反対側の端部に位置し、前記加工物の開口部を通される足部端部(19)を有するプラスチック製の中空リベット本体(11)と、
    前記リベット本体の前記孔(14)内に配置され、前記リベット本体の前記頭部から外方に突出する引き抜き端部(38)を有するマンドレル・シャンク(34)、前記ブラインド・リベット(10)の締結動作中に力を前記リベット本体(11)に伝えるように前記リベット本体(11)の前記足部端部と作動状態に接続されるマンドレル頭部(35)を有する、マンドレル(12)と
    を有し、
    前記リベット本体(11)の前記シャンク(13)は、前記頭部(15)と前記足部端部(19)との間に配置され、前記頭部(15)及び前記足部端部(19)に隣接する領域と比較して断面積及び壁厚が小さい第1の領域(21)と、前記第1の領域(21)と比較して断面積が小さく壁厚が小さい第2の領域(22)とを有し、
    前記第2の領域(22)は、前記足部端部(19)が、前記マンドレル(12)を用いて前記頭部(15)に向かって引き抜かれる工程の結果、前記第1の領域(21)内に位置するようになって、前記足部端部(19)と前記第2の領域(22)との間に位置する前記第1の領域(21)の区画(24)の壁が、前記頭部(15)と前記第2の領域(22)との間に位置する前記シャンク(13)の前記頭部区画(20)の外側に押し当たるロール折り畳み部(46)を形成し、前記加工物に押し付けることができる環状ビード(47)を形成するように構成され
    前記孔は、前記頭部(15)と前記第2の領域(22)との間に配置された前記シャンク(13)の前記頭部区画(20)において、前記ブラインド・リベット(10)の締結動作中に前記マンドレル・シャンク(34)上で前記シャンク(13)を案内する少なくとも1つのガイド要素(31)を有するブラインド・リベット(10)であって、
    前記第2の領域(22)に位置する壁(25)の軸方向両端には、円錐形端部が形成されており、前記第2の領域(22)の前記壁(25)は、前記足部端部(19)に向かって円錐状に拡大する形状を有することを特徴とするブラインド・リベット。
  2. 前記ガイド要素(31)は、半径方向内方に向けられた複数の突出部を有することを特徴とする、請求項1に記載のブラインド・リベット。
  3. 前記突出部は、前記長手方向中心軸の方向に延びる長手方向リブ(32)として具体化され、かつ、周方向に互いから離間配置されることを特徴とする、請求項2に記載のブラインド・リベット。
  4. 前記足部端部(19)に向いた前記長手方向リブ(32)の端部領域は、前記長手方向中心軸に向かって傾斜し、かつ、前記足部端部(19)から離れるにつれて前記長手方向中心軸に接近するガイド面(33)を有することを特徴とする、請求項3に記載のブラインド・リベット。
  5. 前記ガイド要素は、前記孔(14)内に突出する環状ビード又はカラーで構成されることを特徴とする、請求項1に記載のブラインド・リベット。
  6. 前記第2の領域(22)の前記壁(25)は、前記長手方向中心軸に対して5°又はそれより大きい角度で傾斜されることを特徴とする、請求項に記載のブラインド・リベット。
  7. 前記第2の領域(22)の前記壁(25)は、前記長手方向中心軸に対して10°の角度で傾斜されることを特徴とする、請求項に記載のブラインド・リベット。
  8. 前記マンドレル・シャンク(34)は、前記マンドレル・シャンク(34)の少なくとも1つの区画を前記リベット本体(11)内に保持することができるロック手段(40)を有し、前記頭部(15)に隣接する前記リベット本体(11)の前記孔(14)は、その直径が前記マンドレル・シャンク(34)上に形成された前記ロック手段(40)の直径より小さい孔区画(26)を有することを特徴とする、請求項1〜請求項のいずれかに記載のブラインド・リベット。
  9. 前記ガイド要素(31)の前記長手方向中心軸からの半径方向距離は、前記ロック手段(40)の前記長手方向中心軸からの半径方向距離と等しいか又はそれより短いことを特徴とする、請求項に記載のブラインド・リベット。
  10. 前記第2の領域(22)は、前記第1の領域(21)を前記第1の領域(21)を2つの区画(23、24)に細分し、前記頭部(15)に隣接する前記第1の領域(21)の前記第1の区画(23)の壁厚は、前記足部端部(19)に隣接する前記第1の領域(21)の前記第2の区画(24)の壁厚より厚いことを特徴とする、請求項1〜請求項のいずれかに記載のブラインド・リベット。
  11. 前記リベット本体(11)の前記孔(14)は、直径が前記足部端部(19)に向かって増大する第1の円錐形孔区画(27)と、直径が前記足部端部(19)に向かって減少する第2の円錐形孔区画(29)とを有し、最大の直径を有する前記円錐形孔区画(27、29)の端部は、前記足部端部(19)に向いた、前記足部端部の近くの前記第2の領域(22)の側に配置された円筒形孔区画(28)で終了することを特徴とする、請求項1〜請求項10に記載のブラインド・リベット。
JP2014526506A 2011-08-26 2012-08-24 プラスチック製のリベット本体をもつブラインド・リベット Active JP6122434B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102011053035.5 2011-08-26
DE201110053035 DE102011053035A1 (de) 2011-08-26 2011-08-26 Blindniet mit einem Nietkörper aus Kunststoff
PCT/EP2012/066474 WO2013030097A1 (en) 2011-08-26 2012-08-24 Blind rivet with a plastic rivet body

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014529711A JP2014529711A (ja) 2014-11-13
JP6122434B2 true JP6122434B2 (ja) 2017-04-26

Family

ID=46750336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014526506A Active JP6122434B2 (ja) 2011-08-26 2012-08-24 プラスチック製のリベット本体をもつブラインド・リベット

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP2748472B1 (ja)
JP (1) JP6122434B2 (ja)
DE (1) DE102011053035A1 (ja)
WO (1) WO2013030097A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3022962B1 (fr) * 2014-06-27 2017-02-10 Bollhoff Otalu Sa Piece a sertir sur un support, dispositif comprenant une telle piece et procedes de fabrication d'une telle piece et d'un tel dispositif

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2324142A (en) * 1941-04-03 1943-07-13 Rolyan Corp Rivet and method of making same
JPS587129Y2 (ja) 1978-02-24 1983-02-08 株式会社ニフコ ブラインドリベツト
FR2647166B1 (fr) * 1989-05-19 1991-07-12 Garonne Ets Auriol & Cie Organe de rivetage aveugle, procede d'assemblage et assemblages obtenus
GB2260585A (en) * 1991-10-09 1993-04-21 Avdel Systems Ltd Self-plugging blind rivet
GB9403224D0 (en) * 1994-02-19 1994-04-13 Embart Inc Blind rivet assembly
JPH0842534A (ja) * 1994-07-29 1996-02-13 Pop Rivet Fastener Kk プラスチック製ブラインドリベット
EP1714042A1 (en) * 2004-02-04 2006-10-25 Telezygology Inc. Fasteners, especially temporary fasteners
GB2426802B (en) 2005-05-31 2008-07-16 Newfrey Llc A blind rivet, removal system and removal method
GB0801996D0 (en) * 2008-02-04 2008-03-12 Newfrey Llc Variable grip blind rivet
JP5374789B2 (ja) * 2009-09-25 2013-12-25 ポップリベット・ファスナー株式会社 プラスチック製ブラインドリベット
DE102010002847A1 (de) * 2010-03-15 2011-09-15 Newfrey Llc Blindniet mit einem Nietkörper aus Kunststoff

Also Published As

Publication number Publication date
DE102011053035A1 (de) 2013-02-28
EP2748472A1 (en) 2014-07-02
EP2748472B1 (en) 2015-12-16
JP2014529711A (ja) 2014-11-13
WO2013030097A1 (en) 2013-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5687292B2 (ja) プラスチック製のリベット本体をもつブラインド・リベット
RU2668857C2 (ru) Заклепочная гайка, деталь транспортного средства в сборе и способ сборки
US4580936A (en) Blind rivet assembly
JP5578076B2 (ja) ブラインドリベット
EP2580485B1 (en) Blind rivet and fastening arrangement with a blind rivet
CN102734295B (zh) 盲铆钉及其铆接方法
JP5250429B2 (ja) 打ち込みリベット
JP5193063B2 (ja) ブラインドリベット、およびブラインドリベット用の装置
US11125261B2 (en) Rivet fastener assemblies
TW201418585A (zh) 盲鉚釘之配置
JP5782106B2 (ja) ファスナー
CN107013545B (zh) 一种抽芯铆钉
JPH0221011A (ja) 盲リベット
JP6122434B2 (ja) プラスチック製のリベット本体をもつブラインド・リベット
KR20020037744A (ko) 기능성 부재의 부착 방법, 그리고 다이, 기능성 부재,부품 조립체 및 플런저 장치
RU2009124809A (ru) Заклепка и способ соединения деталей посредством заклепки
KR20160114178A (ko) 블라인드 리벳 배열 및 조인트
US9109618B2 (en) Blind rivet with a plastic rivet body
EA022726B1 (ru) Разжимное устройство, соединение и приспособление
KR102266423B1 (ko) 원 웨이 파스너
EP2453142A1 (en) A blind rivet and fastening method thereof
KR20080110362A (ko) 셀프 피어싱 장치용 앤빌유닛
US8584343B2 (en) Method for the application of a joint or function element to planar material rivet connection
WO2010078024A2 (en) Fastener and attachment method
GB2332722A (en) Blind rivet with work hardened groove in shank

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150617

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160620

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160920

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170331

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6122434

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150