JP6122203B1 - 石鹸入れ - Google Patents

石鹸入れ Download PDF

Info

Publication number
JP6122203B1
JP6122203B1 JP2016244772A JP2016244772A JP6122203B1 JP 6122203 B1 JP6122203 B1 JP 6122203B1 JP 2016244772 A JP2016244772 A JP 2016244772A JP 2016244772 A JP2016244772 A JP 2016244772A JP 6122203 B1 JP6122203 B1 JP 6122203B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soap
claws
plate
short
nail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016244772A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018094323A (ja
Inventor
宏行 信垣
宏行 信垣
Original Assignee
宏行 信垣
宏行 信垣
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 宏行 信垣, 宏行 信垣 filed Critical 宏行 信垣
Priority to JP2016244772A priority Critical patent/JP6122203B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6122203B1 publication Critical patent/JP6122203B1/ja
Priority to EP17880451.4A priority patent/EP3556272A4/en
Priority to PCT/JP2017/044262 priority patent/WO2018110469A1/ja
Priority to CN201780074259.2A priority patent/CN110035681A/zh
Publication of JP2018094323A publication Critical patent/JP2018094323A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47KSANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
    • A47K5/00Holders or dispensers for soap, toothpaste, or the like
    • A47K5/02Soap boxes or receptables
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47KSANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
    • A47K5/00Holders or dispensers for soap, toothpaste, or the like
    • A47K5/02Soap boxes or receptables
    • A47K5/03Soap boxes or receptables separate from wall or wash-stand
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47KSANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
    • A47K5/00Holders or dispensers for soap, toothpaste, or the like
    • A47K5/04Other soap-cake holders

Abstract

【課題】石鹸の水切りがより良く、石鹸の取り出しおよび格納がより簡単にでき、また、石鹸の変形をより抑制できる。【解決手段】爪21−1乃至21−3は、それぞれ、前後方向の断面の断面形状がJ字状の板材であって、J字状の短手側の部分である短手部41−1乃至41−3が正面側に位置し、J字状の長手側の部分である長手部42−1乃至42−3が背面側に位置し、上側が開いている板材からそれぞれなり、横方向の所定の幅の隙間が形成される間隔で横方向に一列に配置されている。平板状の背面板22は、複数本の爪21−1乃至21−3の長手部42−1乃至42−3を一平面となるように繋ぐ。平板状の2枚の側面板である側面板23−1および23−2は、石鹸入れ11の両側の側面のそれぞれに、背面板22に交差する向きにそれぞれ配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は石鹸入れに関し、特に、洗面台やシンクなどでの使用に適した石鹸入れに関する。
洗面台やシンク、または風呂場で石鹸を入れておく石鹸入れや石鹸容器、ソープディッシュが利用されている。
従来、底板部とその周囲の側板部とからなる容器本体を備えると共に、この容器本体の上部に、天板部とその周囲の側板部とからなる蓋体を冠着して、その内部に石けんを収納するようにした石けん用容器において、容器本体の側板部の下端面を、蓋体の天板部の周縁における表面形状に合致する形状にし、この蓋体の天板部の周縁に、容器本体の側板部の下端面を嵌合自在にすることで、蓋体を容器本体の下部に配置可能にした石けん用容器がある(例えば、特許文献1参照)。
また、固形石鹸を受ける面に複数縦凸を設ける事で、短間で自然乾燥させる事が出来るようにしたシャボンスタンドも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2010−268931号公報 特開2011−36621号公報
しかしながら、従来の皿状の石鹸容器では、石鹸が底面に密着して、乾燥しにくい。石鹸容器に孔が設けられていたとしても、溶解した石鹸で孔が塞がれてしまい、石鹸容器内に水が溜まりやすかった。このため、石鹸がふやけて溶解してしまい、最後まで使い切ることが困難であった。さらに、石鹸容器に石鹸を入れようとすると、滑って飛び出してしまうこともあった。
また、特許文献1の石けん用容器または特許文献2のシャボンスタンドでは、石鹸を上から掴んで取り出すので、滑りやすい石鹸は掴みにくく、取り出しにくかった。さらに、掴むときに力を加える必要があるので、ふやけた石鹸では変形してしまう。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、石鹸の水切りがより良く、石鹸の取り出しおよび格納がより簡単にでき、また、石鹸の変形をより抑制できるようにするものである。
本発明の一側面の石鹸入れは、前後方向の断面の断面形状がJ字状の板材であって、J字状の短手側の部分である短手部が正面側に位置し、J字状の長手側の部分である長手部が背面側に位置し、上側が開いている板材からそれぞれなり、横方向の所定の幅の隙間が形成される間隔で横方向に一列に配置されている複数本の爪と、複数本の爪の長手部を一平面となるように繋ぐ平板状の背面板と、両側の側面のそれぞれに、背面板に交差する向きにそれぞれ配置されている平板状の2枚の側面板とを含んでなる。
横方向の所定の幅の隙間が形成される間隔で横方向に一列に配置されている複数本の爪で石鹸が支えられるので、石鹸に接する部分をより小さくすることができ、水が溜まることがなく、石鹸の水切りをより良くすることができる。爪は、短手部が正面側に位置するJ字状に形成され、横方向の所定の幅の隙間が形成される間隔で横方向に一列に配置されているので、爪の隙間から掬い取ることで、石鹸を簡単に取り出すことができ、また、正面上側から滑り込ませれば、石鹸を簡単に格納することができる。石鹸がふやけていても、下から支えるように掬い取れるので、石鹸に強い力を加える必要がなく、石鹸がより変形しにくい。すなわち、石鹸の変形をより抑制できるようになる。
また、爪を、3本とすることができる。爪を3本とすると、爪の隙間から掬い取ることを容易にしつつ、石鹸を支える面をより広くできるので、格納されている石鹸がふやけていても、石鹸の変形を防止できる。さらに、爪の間の隙間の幅を、1.8cm乃至2.2cmとすることができる。このようにすることで、爪の隙間から指で掬い取ることで、石鹸を簡単に取り出すことができる。
爪の短手部の上下方向の長さを、2.2cm乃至2.7cmとすることができる。このようにすると、爪の隙間から石鹸を掬い取ったときに、上側により短い距離だけ石鹸を変位させるだけで、爪の短手部の上端を超えて石鹸を手前側に取り出すことができる。また、爪の短手部の上端を超えて石鹸を滑り込ませれば、石鹸を簡単に格納できる。すなわち、石鹸の取り出しおよび格納がさらに簡単にできる。石鹸がふやけていても、下から支えるように掬い取れ、上側により短い距離だけ石鹸を変位させるだけで、爪の短手部の上端を超えて石鹸を手前側に取り出せるので、石鹸に強い力を加える必要がなく、石鹸がより変形しにくい。すなわち、石鹸の変形をより抑制できるようになる。
爪の下側端部の前後方向の長さを、3.0cm乃至4.0cmとすることができる。このようにすると、石鹸の広い面が立った状態で石鹸が格納されることになり、石鹸から水が流れ落ちやすくなり、石鹸の水切りをより良くすることができる。
爪の下側端部を、正面側から背面板側に近づくに従い下がるように傾いている形状とすることができる。このようにすることで、格納されている石鹸が背面板側に滑り、石鹸の平たい側の面が直立しやすくなるので、さらに石鹸の水切りを良くすることができる。
爪の短手部を、下側から上側に向かうに従い正面側に位置するように傾いている形状とすることができる。このようにすることで、爪の隙間から石鹸を掬い取ったときに、石鹸の平たい側の面が正面側に傾いて、爪の短手部に沿って正面側に石鹸が滑るので、爪の短手部の上端をより簡単に超えて石鹸を手前側に取り出すことができる。また、爪の短手部の上端を超えて石鹸を滑り込ませるときに、正面側に開いているので、開口が広くなり、石鹸を簡単に格納できる。すなわち、石鹸の取り出しおよび格納がさらに簡単にできる。石鹸がふやけていても、下から支えるように掬い取ると、爪の短手部に沿って正面側に石鹸が滑るので、より少ない力で石鹸を取り出すことができる、石鹸がより変形しにくい。すなわち、石鹸の変形をより抑制できるようになる。
爪の下側端部における上側の面の形状を、凸状とすることができる。このようにすることで、石鹸が下側端部における上側の面に密着しなくなり、爪から水が流れやすくなり、石鹸の水切りをより良くすることができる。
側面板と、側面板に隣接して配置されている爪との間に隙間を形成することができる。このようにすることで、側面板と爪との間の隙間から水が流れやすくなり、石鹸の水切りをより良くすることができる。
以上のように、本発明の一側面の石鹸入れによれば、石鹸の水切りがより良く、石鹸の取り出しおよび格納がより簡単にでき、また、石鹸の変形をより抑制できる。
石鹸入れ11の構成を示す正面図である。 石鹸入れ11の構成を示す背面図である。 石鹸入れ11の構成を示す上面図である。 石鹸入れ11の構成を示す底面図である。 石鹸入れ11の構成を示す右側面図である。 石鹸入れ11から石鹸101を取り出す状態を示す図である。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、発明の詳細な説明に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、発明の詳細な説明に記載されていることを確認するためのものである。従って、発明の詳細な説明中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の一側面の石鹸入れ(例えば、図1の石鹸入れ11)は、前後方向の断面の断面形状がJ字状の板材であって、J字状の短手側の部分である短手部が正面側に位置し、J字状の長手側の部分である長手部が背面側に位置し、上側が開いている板材からそれぞれなり、横方向の所定の幅の隙間が形成される間隔で横方向に一列に配置されている複数本の爪(例えば、図1の爪21−1乃至21−3)と、複数本の爪の長手部を一平面となるように繋ぐ平板状の背面板(例えば、図1の背面板22)と、両側の側面のそれぞれに、背面板に交差する向きにそれぞれ配置されている平板状の2枚の側面板(例えば、図1の側面板23−1および23−2)とを含んでなる。
以下、図1乃至図6を参照して、本発明の一実施の形態の石鹸入れ11について説明する。図1乃至図5は、それぞれ、石鹸入れ11の構成を示す正面図、背面図、上面図、底面図および右側面図である。
石鹸入れ11の外縁は、概ね直方体状である。例えば、石鹸入れ11の横幅は、10.0cmから11.0cmとされ、石鹸入れ11の奥行きは、5.2cmから6.0cmとされ、石鹸入れ11の高さは、6.0cmから7.0cmとされている。石鹸入れ11の上側および正面側上半分が開いているので、石鹸入れ11の内側に石鹸を格納して、石鹸入れ11の内側から取り出すことができる。
石鹸入れ11は、洗面台や流し台(シンク)または風呂場の、例えば水槽の垂直の面や垂直の壁などに固定されて使用される。石鹸入れ11は、水切りが良く、腐蝕しにくい素材で形成されている。例えば、石鹸入れ11は、アクリル、ポリプロピレン、若しくはポリエチレンなどの樹脂、ステンレススチール若しくはチタン合金などの金属で形成されている。また、石鹸入れ11は陶磁器として形成することもできる。
石鹸入れ11において、それぞれアーム状の3本の爪21−1乃至21−3により、格納されている石鹸は、石鹸の広い面が立てられた状態で支えられる。これにより、石鹸に接する部分をより小さくすることができ、石鹸に付着する水をより少なくでき、水が溜まることがなく、石鹸の水切りをより良くすることができる。また、石鹸の広い面が立てられた状態で石鹸が支えられるので、石鹸入れ11の奥行きが短くなり、場所をとらず、邪魔になりにくい。
石鹸に付着した水分は、石鹸入れ11から、洗面台や流し台または風呂場などに直接に落ちるので、そのまま流れてしまい、水周りが汚れにくい。
そして、爪21−1乃至21−3の隙間から指を差し入れて、石鹸を掬い取ることで、石鹸を簡単に取り出すことができる。石鹸入れ11に石鹸を戻す場合にも、石鹸がはみ出したりせず綺麗に収まり、収まりが良い。
次に、石鹸入れ11の構成の詳細について説明する。石鹸入れ11は、爪21−1乃至21−3、背面板22、並びに側面板23−1および23−2を含み構成される。爪21−1乃至21−3は、石鹸を支える3本のアームである。
背面板22は、爪21−1乃至21−3の背面側を繋ぐ平板である。背面板22の背面側には、可撓性のあるゴムまたはプラスチックなどで皿状に形成されている吸盤81−1および81−2をそれぞれ装着するための吸盤止め24−1および24−2が横方向に並ぶように設けられている。吸盤止め24−1および24−2は、それぞれ、内部が空洞で、下側が開いた直方体状に形成されている。また、吸盤止め24−1および24−2の背面側には、それぞれ、下側が開いた円形の孔が形成されている。
吸盤止め24−1および24−2のそれぞれの孔に、吸盤81−1および81−2のそれぞれの突起を挿入することで、吸盤止め24−1および24−2のそれぞれに、吸盤81−1および81−2がそれぞれ装着される。洗面台や流し台の水槽の垂直の面または風呂場の垂直の壁などに吸盤81−1および81−2を押し付けることで、石鹸入れ11を固定することができる。
また、背面板22の正面側の面の形状を、凸状に形成することができる。
側面板23−1および23−2は、それぞれ、石鹸入れ11の両側の側面にそれぞれ配置されている。側面板23−1および23−2は、背面板22に交差する向きにそれぞれ配置されている平板である。
すなわち、側面板23−1は、石鹸入れ11の左側面に設けられる。爪21−1は、側面板23−1の右隣に設けられる。爪21−2は、爪21−1の右隣に設けられる。爪21−3は、爪21−2の右隣に設けられる。側面板23−2は、爪21−3の右隣に設けられる。言い換えれば、側面板23−2は、石鹸入れ11の右側面に設けられる。
爪21−1乃至21−3は、所定の間隔で横方向に並ぶように配置されている。爪21−1乃至21−3は、それぞれ釣り針状に湾曲した板状とされている。板状の爪21−1乃至21−3の面が、格納されている石鹸に接するように、爪21−1乃至21−3は形成されている。爪21−1乃至21−3の湾曲している内側で、格納されている石鹸が支えられる。
より詳細には、爪21−1乃至21−3は、それぞれ、板材で形成されている。爪21−1乃至21−3の形状は、同じとされている。
すなわち、爪21−1乃至21−3のそれぞれの前後方向の断面の断面形状は、J字状に形成されている。爪21−1における、J字状の短手側の部分である短手部41−1は、正面側に位置し、J字状の長手側の部分である長手部42−1は、背面側に位置する。爪21−2における、J字状の短手側の部分である短手部41−2は、正面側に位置し、J字状の長手側の部分である長手部42−2は、背面側に位置する。爪21−3における、J字状の短手側の部分である短手部41−3は、正面側に位置し、J字状の長手側の部分である長手部42−3は、背面側に位置する。
J字状の爪21−1の下側端部43−1の前後方向の長さは、3.0cm乃至4.0cmとされている。J字状の爪21−2の下側端部43−2の前後方向の長さは、3.0cm乃至4.0cmとされている。J字状の爪21−3の下側端部43−3の前後方向の長さは、3.0cm乃至4.0cmとされている。より好ましくは、下側端部43−1乃至43−3の前後方向の長さは、3.5cmとされている。
爪21−1乃至21−3のそれぞれの上側は、開いている。
爪21−1乃至21−3の高さ方向の位置は、同じとされている。すなわち、爪21−1乃至21−3は、横方向に一列に配置されている。言い換えれば、爪21−1乃至21−3は、爪21−1乃至21−3の内側の面の位置が揃うように、並べられている。
また、爪21−1乃至21−3の間には、図1中の矢印Aで示されるように、横方向の所定の幅の隙間が形成されている。すなわち、爪21−1乃至21−3は、横方向の所定の幅の隙間が形成される間隔で横方向に配置されている。爪21−1と爪21−2との間の隙間の幅は、1.8cm乃至2.2cmとされている。爪21−2と爪21−3との間の隙間の幅は、1.8cm乃至2.2cmとされている。すなわち、爪21−1乃至21−3の間の隙間の幅は、それぞれ、1.8cm乃至2.2cmとされている。より好ましくは、爪21−1乃至21−3の間の隙間の幅は、それぞれ、2.0cmとされている。
爪21−1の短手部41−1の上下方向の長さは、2.2cm乃至2.7cmとされている。爪21−2の短手部41−2の上下方向の長さは、2.2cm乃至2.7cmとされている。爪21−3の短手部41−3の上下方向の長さは、2.2cm乃至2.7cmとされている。より好ましくは、短手部41−1乃至41−3の上下方向の長さは、2.4cmとされている。
爪21−1乃至21−3のそれぞれの短手部41−1乃至41−3は、下側から上側に向かうに従い正面側に位置するように傾いている。
爪21−1乃至21−3のそれぞれの下側端部43−1乃至43−3は、正面側から背面板22側に近づくに従い下がるように傾いている。
爪21−1乃至21−3のそれぞれの下側端部43−1乃至43−3のそれぞれにおける上側の面の形状は、凸状とされている。
また、側面板23−1と爪21−1との間には、図1中の矢印Bで示されるように、横方向の所定の幅の隙間が形成されている。また、爪21−3と側面板23−2との間には、図1中の矢印Bで示されるように、横方向の所定の幅の隙間が形成されている。側面板23−1と爪21−1との間の隙間および爪21−3と側面板23−2との間の隙間は、爪21−1乃至21−3の間の隙間より狭い。
すなわち、側面板23−1または23−2と、側面板23−1または23−2に隣接して配置されている爪21−1乃至21−3のいずれかとの間に隙間が形成されている。
側面板23−1の背面側であって、下側には、突起51−1が形成されている。また、側面板23−2の背面側であって、下側には、突起51−2が形成されている。吸盤81−1および81−2を用いて石鹸入れ11を固定した場合、突起51−1および51−2が、洗面台や流し台の水槽の垂直の面または風呂場の垂直の壁などに当接することで、石鹸入れ11の姿勢、特に、爪21−1乃至21−3の姿勢を適切に保つことができる。
図6は、石鹸入れ11から石鹸101を取り出す状態を示す図である。石鹸入れ11に格納されている石鹸101の下側は、爪21−1乃至21−3のそれぞれの下側端部43−1乃至43−3によって支えられている。このとき、石鹸101の背面側が、背面板22によって支えられるか、石鹸101の正面側が、爪21−1乃至21−3のそれぞれの短手部41−1乃至41−3によって支えられる。また、石鹸101の側面側は、側面板23−1または23−2により支えられる。
石鹸入れ11から石鹸101を取り出す場合、手のひらが上向きになる姿勢で、石鹸が格納されている石鹸入れ11の底側から上向きに、爪21−1乃至21−3の間の隙間から人差し指および中指を差し入れる。そして、爪21−1乃至21−3の間の隙間に差し入れた人差し指および中指で掬うように、上向きに石鹸101を押し出す。すなわち、石鹸101を押し上げる。人差し指および中指で掬うようにすると、指先が手前側に動くので、石鹸101は短手部41−1乃至41−3の上端を超えて、手のひら上に取り出される。
石鹸101を石鹸入れ11に戻して格納する場合には、石鹸101を手のひらに載せて、短手部41−1乃至41−3の上端から滑り込ませるようにする。すると、石鹸101は、短手部41−1乃至41−3および側面板23−1または23−2の内面に導かれて、石鹸入れ11の中に入るので、簡単に石鹸101を石鹸入れ11に格納することができる。
以上のように、石鹸入れ11は、爪21−1乃至21−3、背面板22、並びに側面板23−1および23−2を含む。爪21−1乃至21−3は、それぞれ、前後方向の断面の断面形状がJ字状の板材であって、J字状の短手側の部分である短手部41−1乃至41−3が正面側に位置し、J字状の長手側の部分である長手部42−1乃至42−3が背面側に位置し、上側が開いている板材からそれぞれなり、横方向の所定の幅の隙間が形成される間隔で横方向に一列に配置されている。平板状の背面板22は、複数本の爪21−1乃至21−3の長手部42−1乃至42−3を一平面となるように繋ぐ。平板状の2枚の側面板である側面板23−1および23−2は、石鹸入れ11の両側の側面のそれぞれに、背面板22に交差する向きにそれぞれ配置されている。
横方向の所定の幅の隙間が形成される間隔で横方向に一列に配置されている複数本の爪である爪21−1乃至21−3で石鹸101が支えられるので、石鹸101に接する部分をより小さくすることができ、水が溜まることがなく、石鹸101の水切りをより良くすることができる。爪21−1乃至21−3は、短手部41−1乃至41−3が正面側に位置するJ字状に形成され、横方向の所定の幅の隙間が形成される間隔で横方向に一列に配置されているので、爪21−1乃至21−3の隙間から掬い取ることで、石鹸101を簡単に取り出すことができ、また、正面上側から滑り込ませれば、石鹸101を簡単に格納することができる。石鹸101がふやけていても、下から支えるように掬い取れるので、石鹸101に強い力を加える必要がなく、石鹸101がより変形しにくい。すなわち、石鹸101の変形をより抑制できるようになる。
また、複数本の爪を、爪21−1乃至21−3の3本とすることができる。爪21−1乃至21−3の3本とすると、爪21−1乃至21−3の隙間から掬い取ることを容易にしつつ、石鹸101を支える面をより広くできるので、格納されている石鹸101がふやけていても、石鹸101の変形を防止できる。さらに、爪21−1乃至21−3の間の隙間の幅を、1.8cm乃至2.2cmとすることができる。このようにすることで、爪21−1乃至21−3の隙間から指で掬い取ることで、石鹸101を簡単に取り出すことができる。
爪21−1乃至21−3の短手部41−1乃至41−3の上下方向の長さを、2.2cm乃至2.7cmとすることができる。このようにすると、爪21−1乃至21−3の隙間から石鹸101を掬い取ったときに、上側により短い距離だけ石鹸101を変位させるだけで、爪21−1乃至21−3の短手部41−1乃至41−3の上端を超えて石鹸101を手前側に取り出すことができる。また、爪21−1乃至21−3の短手部41−1乃至41−3の上端を超えて石鹸101を滑り込ませれば、石鹸101を簡単に格納できる。すなわち、石鹸101の取り出しおよび格納がさらに簡単にできる。石鹸101がふやけていても、下から支えるように掬い取れ、上側により短い距離だけ石鹸101を変位させるだけで、爪21−1乃至21−3の短手部41−1乃至41−3の上端を超えて石鹸101を手前側に取り出せるので、石鹸101に強い力を加える必要がなく、石鹸101がより変形しにくい。すなわち、石鹸101の変形をより抑制できるようになる。
爪21−1乃至21−3の下側端部43−1乃至43−3の前後方向の長さを、3.0cm乃至4.0cmとすることができる。このようにすると、石鹸101の広い面が立った状態で石鹸101が格納されることになり、石鹸101から水が流れ落ちやすくなり、石鹸101の水切りをより良くすることができる。
爪21−1乃至21−3の下側端部43−1乃至43−3を、正面側から背面板22側に近づくに従い下がるように傾いている形状とすることができる。このようにすることで、格納されている石鹸101が背面板22側に滑り、石鹸101の平たい側の面が直立しやすくなるので、さらに石鹸101の水切りを良くすることができる。なお、爪21−1乃至21−3の短手部41−1乃至41−3のそれぞれの下側から下側端部43−1乃至43−3のそれぞれの前側にかけて湾曲させるようにしてもよい。
爪21−1乃至21−3の短手部41−1乃至41−3を、下側から上側に向かうに従い正面側に位置するように傾いている形状とすることができる。このようにすることで、爪21−1乃至21−3の隙間から石鹸101を掬い取ったときに、石鹸101の平たい側の面が正面側に傾いて、爪21−1乃至21−3の短手部41−1乃至41−3に沿って正面側に石鹸101が滑るので、爪21−1乃至21−3の短手部41−1乃至41−3の上端をより簡単に超えて石鹸101を手前側に取り出すことができる。また、爪21−1乃至21−3の短手部41−1乃至41−3の上端を超えて石鹸101を滑り込ませるときに、正面側に開いているので、開口が広くなり、石鹸101を簡単に格納できる。すなわち、石鹸101の取り出しおよび格納がさらに簡単にできる。石鹸101がふやけていても、下から支えるように掬い取ると、爪21−1乃至21−3の短手部41−1乃至41−3に沿って正面側に石鹸101が滑るので、より少ない力で石鹸101を取り出すことができる、石鹸101がより変形しにくい。すなわち、石鹸101の変形をより抑制できるようになる。
爪21−1乃至21−3の下側端部43−1乃至43−3における上側の面の形状を、凸状とすることができる。このようにすることで、石鹸101が下側端部43−1乃至43−3における上側の面に密着しなくなり、爪21−1乃至21−3から水が流れやすくなり、石鹸101の水切りをより良くすることができる。
側面板23−1または23−2と、側面板23−1または23−2に隣接して配置されている爪21−1乃至21−3のいずれかとの間に隙間を形成することができる。このようにすることで、側面板23−1または23−2と爪21−1乃至21−3のいずれかとの間の隙間から水が流れやすくなり、石鹸101の水切りをより良くすることができる。
このように、石鹸の水切りがより良く、石鹸の取り出しおよび格納がより簡単にでき、また、石鹸の変形をより抑制できる。
なお、石鹸入れ11は、吸盤81−1および81−2に限らず、ネジや磁石、または粘着性の両面テープで水槽の垂直の面や垂直の壁などに固定することもできる。
なお、複数本の爪を、爪21−1乃至21−3の3本とすると説明したが、これに限るものではなく、4本としてもよい。
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
11 石鹸入れ, 21−1乃至21−3 爪, 22 背面板, 23−1および23−2 側面板, 24−1および24−2 吸盤止め, 41−1乃至41−3 短手部, 42−1乃至42−3 長手部, 43−1乃至43−3 下側端部, 51−1および51−2 突起, 81−1および81−2 吸盤

Claims (9)

  1. 前後方向の断面の断面形状がJ字状の板材であって、J字状の短手側の部分である短手部が正面側に位置し、J字状の長手側の部分である長手部が背面側に位置し、上側が開いている板材からそれぞれなり、横方向の所定の幅の隙間が形成される間隔で横方向に一列に配置されている複数本の爪と、
    複数本の前記爪の前記長手部を一平面となるように繋ぐ平板状の背面板と、
    両側の側面のそれぞれに、前記背面板に交差する向きにそれぞれ配置されている平板状の2枚の側面板と
    を含んでなる石鹸入れ。
  2. 請求項1に記載の石鹸入れにおいて、
    前記爪は、3本とされている
    石鹸入れ。
  3. 請求項1に記載の石鹸入れにおいて、
    前記爪の間の前記隙間の幅は、1.8cm乃至2.2cmである
    石鹸入れ。
  4. 請求項1に記載の石鹸入れにおいて、
    前記爪の前記短手部の上下方向の長さは、2.2cm乃至2.7cmである
    石鹸入れ。
  5. 請求項1に記載の石鹸入れにおいて、
    前記爪の下側端部の前後方向の長さは、3.0cm乃至4.0cmである
    石鹸入れ。
  6. 請求項1に記載の石鹸入れにおいて、
    前記爪の下側端部は、正面側から前記背面板側に近づくに従い下がるように傾いている
    石鹸入れ。
  7. 請求項1に記載の石鹸入れにおいて、
    前記爪の前記短手部は、下側から上側に向かうに従い正面側に位置するように傾いている
    石鹸入れ。
  8. 請求項1に記載の石鹸入れにおいて、
    前記爪の下側端部における上側の面の形状は、凸状とされている
    石鹸入れ。
  9. 請求項1に記載の石鹸入れにおいて、
    前記側面板と、前記側面板に隣接して配置されている前記爪との間に隙間が形成されている
    石鹸入れ。

JP2016244772A 2016-12-16 2016-12-16 石鹸入れ Active JP6122203B1 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016244772A JP6122203B1 (ja) 2016-12-16 2016-12-16 石鹸入れ
EP17880451.4A EP3556272A4 (en) 2016-12-16 2017-12-11 SOAP BOX
PCT/JP2017/044262 WO2018110469A1 (ja) 2016-12-16 2017-12-11 石鹸入れ
CN201780074259.2A CN110035681A (zh) 2016-12-16 2017-12-11 肥皂盒

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016244772A JP6122203B1 (ja) 2016-12-16 2016-12-16 石鹸入れ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6122203B1 true JP6122203B1 (ja) 2017-04-26
JP2018094323A JP2018094323A (ja) 2018-06-21

Family

ID=58666541

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016244772A Active JP6122203B1 (ja) 2016-12-16 2016-12-16 石鹸入れ

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP3556272A4 (ja)
JP (1) JP6122203B1 (ja)
CN (1) CN110035681A (ja)
WO (1) WO2018110469A1 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5532163U (ja) * 1978-08-25 1980-03-01
JPS6336387U (ja) * 1986-08-27 1988-03-09
JPH01171289U (ja) * 1988-05-23 1989-12-04

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4277042A (en) * 1980-04-15 1981-07-07 Ash Sr Arthur A Bar soap receptacle
DE4237738A1 (de) * 1992-11-09 1994-05-11 Grohe Armaturen Friedrich Wandstange für Brausen
US5971192A (en) * 1995-12-27 1999-10-26 Interdesign, Inc. Bathroom accessories
JPH09187394A (ja) * 1996-01-11 1997-07-22 Toto Ltd 器具の取付構造
CN2503828Y (zh) * 2001-04-12 2002-08-07 臧海峰 新型壁挂式香皂机
JP2010268931A (ja) 2009-05-21 2010-12-02 Nemoto Shigeki 石けん用容器
JP2011036621A (ja) 2009-08-11 2011-02-24 Katsuaki Era シャボンスタンド

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5532163U (ja) * 1978-08-25 1980-03-01
JPS6336387U (ja) * 1986-08-27 1988-03-09
JPH01171289U (ja) * 1988-05-23 1989-12-04

Also Published As

Publication number Publication date
CN110035681A (zh) 2019-07-19
JP2018094323A (ja) 2018-06-21
EP3556272A1 (en) 2019-10-23
WO2018110469A1 (ja) 2018-06-21
EP3556272A4 (en) 2020-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2774444C (en) Cleaning bucket
EP2142039B1 (en) A dishwashing brush magnetically engaging a sink
US20070272329A1 (en) Inverted container holding system, apparatus, and method
US20150257611A1 (en) Soap holder
JP6122203B1 (ja) 石鹸入れ
JP6054619B2 (ja) 流し台用シンク
US20150284937A1 (en) Dish and sink protector
US20150173541A1 (en) Lip device for dishware
KR101376519B1 (ko) 식기 건조대
KR100979806B1 (ko) 식품 용기
JP6130660B2 (ja) シンクトレーおよび該シンクトレーを備えたシンク
JP5313056B2 (ja) ゴミ袋の保持具
JP2007289626A (ja) 直方体のスポンジの水切りラック
JP3184189U (ja) スポンジの差込型水切りラック
JP5760165B2 (ja) シンク
US20060202097A1 (en) Soap Dish Receptacle For Liquid Containment and With Overflow Relief
JP6501197B2 (ja) 鍋蓋収納具、及び、鍋蓋収納具を備えたフロアキャビネット
KR102114114B1 (ko) 부착장치 및 이를 적용한 박스
JP3173127U (ja) 石けん箱
JP5986500B2 (ja) シンクトレーおよび該シンクトレーを備えたシンク
JP5418043B2 (ja) 浴室用カウンター
US10758089B2 (en) Collapsible storage apparatus
KR200437989Y1 (ko) 식기건조대의 물받이
JP4720860B2 (ja) カップ用壁掛け用具
KR200251143Y1 (ko) 세척이 용이한 반찬용기

Legal Events

Date Code Title Description
A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20170127

TRDD Decision of grant or rejection written
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20170228

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170309

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6122203

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250