JP6120954B2 - カスタマイズ可能なウェブページ出力を備えたスクリーンリーダー - Google Patents

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Description

本発明は、目が不自由な低視力のコンピュータユーザのためのスクリーンリーダーソフトウェアに関する。特に、本発明は、ウェブページからの好ましくない発話や点字の出力の少なくともいずれかを減少させるための改善に関する。
パソコンやインターネットによりコミュニケーションは大きく向上し、世界中からの情報にアクセスできるようになった。一般的には、視覚情報がモニタ画面に表示され、連動するキーボードへのキー入力により、データが追加され或いは操作される。フィードバックはモニタ画面によりユーザに視覚的に提供される。目の不自由なユーザは、モニタ画面上に現れる情報を利用することができず、また視覚障害のあるユーザはそのような場合に困難を感じる。そのため、目が不自由なユーザや視覚障害のあるユーザがパソコンを使用する時の助けとなるように、スクリーンリーダーが開発された。
スクリーンリーダーは、コンピュータの出力がコンピュータの画面に送られると読み取り、それを代替出力に変換するソフトウェアである。一般的には、代替出力は合成的な発話または点字の形態をとる。スクリーンリーダーは、目の不自由なユーザや低視力のユーザに特に便利である。このようなスクリーンリーダーの一つには、フリーダム サイエンティフィック インコーポレイテッド(Freedom Scientific, Inc.)により開発、販売されたウィンドウズ用ジョーズ(JAWS)がある。ジョーズは、パソコンにインストールされると、オペレーティングシステム、ソフトウェアアプリケーション、およびインターネットにアクセスする。ジョーズは、パソコンのサウンドカードと協働して、コンピュータのモニタ画面に現れ、或いは、アプリケーションまたはオペレーティングシステムとの直接接続から得られる情報を読み上げる音声合成装置を含む。従って、ジョーズにより、情報、教育、仕事に関する多様なアプリケーションにアクセスできる。また、ジョーズは、リフレッシュ可能な点字表示に出力を供給することができるインタフェースを含む。ジョーズは、ウェブページに含まれるリンクリスト、フレームリスト、フォームモード、HTMLラベルやグラフィックラベルの読み込みといった特別な機能を備え、インターネットエクスプローラや同様なウェブブラウザをサポートする。インターネットリンクからHTMLドキュメントに入る際には、ジョーズは、パソコンのカーソルの機能を真似た仮想PCカーソルを作動させる。仮想PCカーソルによって、ジョーズは信号を音声合成装置に送り、インターネットエクスプローラで読み込まれたドキュメント中のフレーム数と、現在表示されているフレーム内のリンク数を音声表示する。また、ジョーズは音声合成装置に、HTMLコード内でオルタネイトタグによりラベル付けされたグラフィックを読み取らせる。当然のことながら、ジョーズについての言及はスクリーンリーダーの一例としてなされているものであり、本明細書で請求される新規且つ非自明の方法は、スクリーンリーダー全体に利用可能である。
本発明の目的は、スクリーンリーダーのユーザが、仮想ビュー内の要素を一貫して隠蔽、変更、再配置できるようにすることである。ドキュメントオブジェクトモデル(DOM)のノードを変更し、再配置するという技術的課題に起因して、この機能の実現は元から自明のことではなく、また直感で理解できるものでもない。ジョーズは、タブオーダーのコントロールを下層アプリケーションに可能な限り多く譲る。これにより、ジョーズがある場合とない場合とで、ブラウザの動作における相違が回避されるようになり、また、ジョーズのようなサードパーティのスクリーンリーダーアプリケーションの開発者が、ブラウザによって既に解消された問題を解決する必要がなくなる。この機能によって要素の種類がカスタマイズされると、フォーカスされる文字が変更される。ジョーズはカスタマイズを受け入れるために、タブオーダーを変更し、或いは増進させる。この動作の実行は極めて複雑であり、信頼度は低い。
ジョーズは、ユーザが文字列を読んでいるか、或いはドキュメント全体をタブ付けしているかに応じて、2つの異なるソースから関連情報を集める。文字列のコンテンツはDOMサーバから生じるものであり、タブ付けコンテンツは一般的にはフォーカス変更イベントから回収されるデータから生じる。DOMコンテンツが変更されるならば、それに対応してジョーズはフォーカスされたデータを変更させることはできない。従って、ユーザはどのようにしてナビゲードされるかによって、矛盾する情報を聞くことになる。これら2つのデータ源を一致させることは複雑であり、またリソース集約的である。
ノードをDOMに変更或いは追加すると、続くカスタマイズが先のカスタマイズに基づいて行われるようにノードデータは変更される。この種の相互依存は、操作順序が成功のために重要であることから、ルールへの信頼性がより低くなる。また、いずれの解決策であっても、DOMにより使用されるメモリが増加し、または仮想ビューの読み込みが緩慢になり、或いはその両方となる。
スクリーンリーダーアプリケーションに応じて、DOM内でのノードの再配置は、実際的な解決策ではない。JAWSでは、仮想ビューでのノードの表示は、その上位の属性に大きく依存している。そのような属性が存在しないならば、仮想ビューでの表示は定義されない。
これらの理由により、ページを変更し且つ再配置するという解決すべき基本的な問題は、新規且つ非自明の解決策によって解消される。本解決策は、視覚障害のあるユーザが関心のある情報を迅速に見つけ出しナビゲートするのを助けるという課題に取り組むものである。
本発明の目的の一つは、低視力の目が不自由なエンドユーザが、探しているウェブページ上のコンテンツを迅速に見つけ出し、且つ、読み上げを妨げるコンテンツを取り除くことである。この機能により、ユーザは仮想ビュー内のコンテンツの表示を次の2つの方法に変更することができる。すなわち(1)ユーザはコンテンツの一部を隠蔽、および(2)ユーザは、ページが読み込まれた時に、スクリーンリーダーアプリケーションに読み取りを開始させるページ上の位置を指示、である。例えば、多くのサイトでは広告フレームを含んでいる。このようなフレームは、周りを取り囲むコンテンツの読み上げ順序を妨げることから、ユーザにとって厄介なものである。この機能を使用すれば、ユーザはこれらの広告フレームを隠すことにより、より滑らかに読み取りを行うことができる。同様に、ARIAメインランドマーク領域がページに現れた時には、この領域は最も関心が高いコンテンツを含むことが多いことから、ユーザはスクリーンリーダーにこの領域の読み上げを行わせてもよい。
本発明の一実施形態では、ウェブページの表示変更方法を含む。第1ウェブページはジョーズのようなスクリーンリーダーアプリケーションに読み込まれる。エンドユーザによりナビゲードが可能な仮想カーソルが構築され、仮想カーソルは第1ウェブページからのコンテンツを、テキスト・トゥ・スピーチや点字などの非視覚的媒体に出力する。エンドユーザのキー入力コマンドは、仮想カーソルが識別属性を有する1または複数のウェブページ要素に配置されることに呼応して受け取られる。本発明の一実施形態において、マウスイベントでさえも、キー入力と同様のエンドユーザコマンドに作用する。識別属性は、可算項目、名前付き項目、および特定された項目を含むウェブページの要素であってよい。
可算項目は、ユーザにより仮想ビュー内で定量化することができる。そのような項目は、リンク、ボタン、その他の対話式コントロールなどのコントロール、並びにフレーム、グラフィック、見出し、リスト、表などの構造的要素である。「div」や「span」は仮想ビューでは検出不可能であることから、このグループには含まれない。パラグラフは一般的に極めて多く、計数が不確実となることから、このグループには含まれない。
名前付き項目は、関連するテキストをプロンプトまたはコンテンツとして備えた相互作用的または構造的な項目を含み、例えばリンク、見出し、編集フィールド、フレーム、グラフィック等がある。このグループはリストやテーブルなどのコンテナ要素は含まないが、リスト項目やテーブルセルなどのコンテナの子は含む。div、span、パラグラフは多くのテキストを含むことから、このグループには含まれない。特定される項目は、「id」または「class」が帰する任意の認識された種類の要素を含む。
ダイアログボックスは、エンドユーザのキー入力指令に呼応して表示される。ダイアログボックスは、グラフィックユーザインタフェース上に視覚的に表示されてもよいが、点字またはテキスト・トゥ・スピーチなどの非視覚的な出力を介して表示されることが重要である。ダイアログボックスは、複数のドキュメントオブジェクトモデルのノードオプションを含む。主に、(1)1または複数のウェブページ要素を隠蔽、および、(2)1または複数のウェブページ要素での読み上げ開始、である。1または複数のウェブページ要素は、ダイアログボックス内において、典型的にはリストボックスまたはツリーコントロールを介して、エンドユーザに列挙される。
カスタマイズされる1または複数のウェブページ要素に対するエンドユーザの選択、およびユーザにより選択されたウェブページ要素のための複数のカスタマイズの種類のエンドユーザの選択は列挙され、典型的にはウェブページ要素を仮想ビューから隠蔽し、またはウェブページ要素をスキップして、その要素のコンテンツの出力を開始する。エンドユーザのカスタマイズ種類の選択は受け取られるとともに、ローカルまたはリモートハードドライブなどの非一時的記憶媒体にルールとして記憶される。適用範囲に適合する次のウェブページがスクリーンリーダーアプリケーションに読み込まれると、ルールに従ったXPath表現が適用されて、要素が位置決めされ、また、スクリーンリーダーは、スクリーンリーダーアプリケーションを介して、第2ウェブページの表示を変更する。
ルールの適用範囲は、ルールのページ特有適用、サイト特有適用、全サイト適用を含む少なくとも3層の粒度を有するように設定されてよい。ページ特有の第1ルールは、典型的には、サイト特有の第2ルールに優先し、全サイトの第3ルールはページ特有の第1ルールおよびサイト特有の第2ルールの両方に優先される。ダイアログボックスに列挙される1または複数のウェブページ要素は、ドキュメントオブジェクトモデルのツリー構造において、最も多くネストされたノードから最も少なくネストされたノードで順序づけられる。本発明の一実施形態において、スクリーンリーダーアプリケーションは、適用されたルールにより、タブオーダーから隠蔽されるウェブページ要素を除外する。スクリーンリーダーアプリケーションはまた、ルールが適用された第2ウェブページの読み込みに呼応して、音声による合図を流してもよい。音声による合図は好適には、ルールに従ってスクリーンリーダーにより変更されたページを読み込む際に再生される「鐘」などの耳障りではない音である。
本発明の一実施形態において、ルールは当初は一時的に指定されるとともに、第1ブラウザタブまたはウィンドウ内でのみ適用され、エンドユーザは、ルールを恒久的なものにする前に、影響を受けていないバージョンを提示する第2ブラウザタブまたはウィンドウに対して、影響を受けたウェブページの出力が一次的ルールによってどのように変更されるかを評価できる。
本発明の更に別の実施形態において、エンドユーザには、XPath表現を定義できる柔軟性が提供されてもよい。本実施形態において、カスタムXPath表現テキスト入力コントロールがエンドユーザに表示され、XPath表現文字列をコントロールから受け取る。文字列は形式自由なので、XPath表現での試行の幾つかを無効とすることも可能である。従って、XPath表現での例外に呼応して、その例外がユーザに伝えられ、有効なXPath表現に呼応して、エンドユーザはXPath表現をカスタムルールとして記憶するように促される。カスタムルールは記憶されるとともに、エンドユーザにより指定される適用範囲に従って、次のウェブページに適用される。カスタムXPath表現は、ドキュメントオブジェクトモデルの1個のノードよりも多くと適合してもよい。従って、本発明の一実施形態では、XPath表現により戻されるウェブページ要素の適合数を計数し、カスタムルールとしてXPath表現を記憶する前に、整数値の計数結果をユーザに伝えてもよい。
本発明の更に別の実施形態において、画面拡大アプリケーションは、エンドユーザにより選択されたDOMノードへ自動的に視覚的フォーカスを移動させることにより増強されてもよい。スクリーンの拡大を利用する視覚障害のあるユーザは、ウェブページなどのドキュメントを簡単にナビゲートできないことが多い。ユーザが同じウェブ要素(例えば記事の見出し)を常にスクロール或いはパンしなければならないならば、画面を拡大したり、同じ開始点を探す必要がないユーザよりも、視覚障害のあるユーザは不利である。本発明実施形態では、同じXPath表現によりエンドユーザによって選択されたウェブページ要素を見つけ出し、スクリー拡大ソフトウェアがDOM中でそのノードに対して自動的にスクロール、パン、またズームの少なくともいずれかを行う。エンドユーザに対して、スクリーン拡大ソフトウェアは自動的に、ドキュメント中の所定位置に「ジャンプ」する。付加的な機能としては、拡大レベルを特定のウェブページの要素と関連付ける能力である拡大アプリケーションをユーザに提供する。例えば、エンドユーザが毎日USドルとユーロの為替レートを見たいと考え、ウェブページがそれを特定可能なウェブページ要素に置くならば、ウェブページが読み込まれ、またそのウェブページ要素に視覚的フォーカス(即ち、名前付けフレーム)が設定される時に、ユーザは自動的にズームレベルを10Xに設定してもよい。
本発明の効果としては、スクリーンリーダーは、別の場合では異なるブラウザDOMの間に抽象化および標準化の層を提供する。ウェブページはスクリーンリーダーのDOM下で翻訳されるので、本発明は、エンドユーザによりどのようなブラウザソフトウェアが展開されているかといったこととは独立している。
以下の請求の範囲に記載されるコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体またはコンピュータ可読記憶媒体である。コンピュータ可読記憶媒体は例えば、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線、または半導体のシステム、装置、デバイス、または前述のものの適当な組み合わせ等を含むが、限定されるものではない。コンピュータ可読記憶媒体のより詳細な一例(不完全なリスト)には次のものを含む:1または複数のワイヤを有する電気接続、携帯式コンピュータディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能PROM(EPROMまたはフラッシュメモリ)、光ファイバ、携帯式CD−ROM、光学式記憶装置、磁気式記憶装置、または前述の任意の適当な組み合わせ。本明細書の文脈では、コンピュータ可読記憶媒体は、指令実行システム、装置またはデバイスにより、またはそれらと組み合わせて使用されるプログラムを含み、或いはプログラムを記憶する任意の有形媒体であってよい。
コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読プログラムコードが内部、例えばベースバンドに、または搬送波の一部として取り入れられる伝播データ信号を含んでもよい。このような伝播信号は多様な形態のいずれをなしてもよく、例えば、電磁式、光学式、またはそれらの適当な組み合わせであってよい。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読記憶媒体ではなく、指令実行システム、装置またはデバイスにより、またはそれらと組み合わせて使用されるプログラムを伝達、伝搬、送信する任意のコンピュータ可読媒体であってよい。
コンピュータ可読媒体に取り入れられたプログラムコードは、適当な媒体、例えば無線、有線接続、光ファイバケーブル、ラジオ周波数等、またはそれらの適当な組み合わせを使用して伝送されてよい。本発明の様々な態様のために操作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、1または複数のプログラミング言語の任意の組み合わせ、例えばJava、C#、C++等のオブジェクト指向プログラミング言語と、例えば「C」プログラミング言語または同様のプログラミング言語等の従来からの手続き型プログラミング言語の任意の組み合わせによって書き表されてよい。
本発明の様々な態様を、本発明の実施形態に係る方法、装置(システム)およびコンピュータプログラム製品のフローチャート図およびブロック図の少なくともいずれかを参照して、以下に説明する。当然のことながら、フローチャート図およびブロック図の少なくともいずれかの各ブロック、およびフローチャート図およびブロック図の少なくともいずれかのブロックの組み合わせは、コンピュータプログラム指令により実行されてよい。これらのコンピュータプログラム指令は、一般用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ、または他のプログラム可能データ処理装置のプロセッサに提供されて、機械が製造され、それにより、コンピュータまたは他のプログラム可能データ処理装置のプロセッサを介して実行される命令によって、フローチャートやブロック図の1または複数のブロックの少なくともいずれかで特定された機能/作用を実行するための手段が作成される。
これらのコンピュータプログラム指令はまた、コンピュータ、他のプログラム可能なデータ処理装置、または他のデバイスを特定の方法で機能させるコンピュータ可読媒体に記憶されてもよく、それにより、コンピュータ可読媒体に記憶された命令によって、フローチャートやブロック図の1または複数のブロックの少なくともいずれかで特定された機能/作用を実行する命令を含む製品が製造される。
コンピュータプログラム指令はまた、コンピュータ、他のプログラム可能なデータ処理装置、または他のデバイスに読み込まれて、一連の作動工程がコンピュータ、他のプログラム可能な装置または他のデバイスで行われ、コンピュータ実行処理が作られて、コンピュータや他のプログラム可能装置で実行される命令により、フローチャートやブロック図の1または複数のブロックの少なくともいずれかで特定された機能/作用を実行するための処理が提供される。
本発明をより完全に理解するために、以下の詳細な説明を、添付の図面と関連付けて言及する。
本発明の一実施形態を示すフローチャート。 スクリーンリーダーアプリケーションにより処理される例証ウェブページを示すグラフィックユーザインタフェース画面図。 動作型のエンドユーザ選択用モーダルダイアログボックスを示すグラフィックユーザインタフェース画面図。 適用されるウェブページ要素作用のエンドユーザ選択用モーダルダイアログボックスを示すグラフィックユーザインタフェース画面図。 適用範囲のエンドユーザ選択用モーダルダイアログボックスを示すグラフィックユーザインタフェース画面図。 ルールの状態および名称を設定するためのエンドユーザ選択用モーダルダイアログボックスを示すグラフィックユーザインタフェース画面図。 比較のためにルールが適用された非視覚的出力とルールが適用されていない非視覚的出力を示すテーブル。 要素の隠蔽が選択された動作型エンドユーザ選択用モーダルダイアログボックスを示すグラフィックユーザインタフェース画面図。 フレームを隠蔽するためのエンドユーザ選択用モーダルダイアログボックスを示すグラフィックユーザインタフェース画面図。 ルール適用範囲のエンドユーザ選択用モーダルダイアログボックスを示すグラフィックユーザインタフェース画面図。 ルールを恒久的にするためのエンドユーザ選択用モーダルダイアログボックスを示すグラフィックユーザインタフェース画面図。 比較のためにフレーム隠蔽ルールが適用された非視覚的出力とフレーム隠蔽ルールが適用されていない非視覚的出力を示すテーブル。 既存のエンドユーザ設定ルールの設定を調節するためのダイアログボックスを示すグラフィックユーザインタフェース図。
本発明の一実施形態の方法は、概ね図1に示すとおりである。ウェブページが、JAWSなどのスクリーンリーダーアプリケーションに読み込まれる(100)。エンドユーザ(一般的には視覚障害ユーザ)は仮想カーソルをウェブページの要素上に設定する(110)。エンドユーザは、今後、ウェブページ要素の読み上げを望むと決定する。或いは、エンドユーザは、ウェブページ要素が気を散らすものであると決定し、今後、その要素の発話または点字出力を止めることを希望する。エンドユーザはキー入力コマンドを実行(120)して、カスタマイズの種類のダイアログボックスを開く(130)。ダイアログボックス130は、1または複数のウェブページ要素の隠蔽(140)、および1または複数のウェブページ要素の読み取り開始(150)より構成されるグループから選択されるドキュメントオブジェクトモデルの複数のノードオプションを表示する。相互排他的なチェックボックス、ラジオボタングループ等のコントロールが、エンドユーザの選択を受け取る。次に、ダイアログボックスは、1または複数のウェブページ要素を、ダイアログボックス内でエンドユーザに列挙する(160)。特定可能なウェブページ要素が仮想カーソルの位置で見つけられない場合には、更にナビゲートを行うというユーザへのメッセージを伴い、例外が取り扱われる。或いは、仮想カーソルに最も近いウェブページ要素が列挙されてもよい。ウェブページ要素の中には他のウェブページ要素にネストされているものもあるので、仮想カーソルは、エンドユーザが選択できる多くの要素の位置にある。本工程は、単一の仮想PCカーソル位置が1以上の要素を指示するものかもしれないので必要である。例えば、リンクが見出し内に含まれるかもしれない。本工程は、これら2つの要素、即ちリンク或いは見出しのいずれをユーザがカスタマイズ化したいのかといった曖昧さを解消するためにある。
複数のウェブページ要素は、リストボックスなどのフラットリストに表示されてもよく、または、DOMに対応するネストされたウェブページ要素間の階層的な関係を伝えるために、ツリーコントロールに表示されてもよい。ウェブページ要素の隠蔽またはスキップを選択(160)した後に、エンドユーザは、一時的または恒久的ルールとしてその選択を記憶する(170)。一時的ルールは、現在のタブまたはブラウザウィンドウにのみ適用される。そのようにしてユーザは、第1タブウィンドウにルールが適用されると、どのようにページが出力されるかを、第2タブウィンドウにルールが適用されずに、どのようにページが出力されるかに対して分析することができる。ユーザはまた、ルールを今後参照するために、恒久的なものにするとともに、ルールの文字記載を入力してもよい。エンドユーザはルール範囲を設定してもよく(180)、ルールを特定のページやURLにのみ設定し、ルールをサイト(ドメイン)に設定し、またはルールを任意のウェブページに適用するなどの選択肢を含む。最後に、ルールのパラメータから生じるXPath表現を使用して、ウェブページのDOMを照会することにより、そのパラメータに従って自動的にルールが適用されることにより、DOM構造を手付かずのままにする(190)。
一例となるユーザ体験を、図2〜図12に示す。まず図2では、架空のウェブニュースのウェブページを表示する一般的なウェブブラウザインターフェース200を示す。URL210は「document news. aspx」へのパスを設定し、これは、フォアグランドでアクティブとされている第1タブ220に表示される。第2タブ230はバックグランドにあり、現在のブラウザ状態では目に見えない。ウェブページのコンテンツには、ビットマップで文字「TODAY’S NEWS(本日のニュース)」と示すバーナグラフィック240を含む。しかし、グラフィック用ALTタグはより冗長であり、「Today’s News is the newest news you can get from any news website(本日のニュースはあなたがニュースウェブサイトから得ることができる最新のニュースである)」と読み上げられる。一例として「Today is May 22, 2012(今日は2012年5月22日)」と読み上げるウェブサイトヘッダの日付文字列250も存在する。水平列(<HR>タグ)は、ヘッダを、ヘッダ様式化のタグ(<H1>)が付されたタイトルを有するページの第1項目から隔離する。タイトル260は「Movie Star Helps Charity Raise Money(映画俳優がチャリティーへの資金調達を手助け」と読まれる。記事の文字は、HTML id「Social」により特定されるフレーム290により、第1部分270と第2部分280に分割される。目の見えるユーザであれば一般的に、記事の第1部分270から第2部分280までざっと目を通すことにより、フレーム290を読み飛ばすことに問題はない。しかし、低視力のユーザは、スクリーンリーダーを介して仮想カーソルを操作するので、予期せぬコンテンツにより本質的に「待ち伏せされる」ため、記事の流れが混乱してしまい、エンドユーザにとってはもどかしい。
本発明は、スクリーンリーダーが処理するウェブページから、ユーザが関連する非視覚的出力を最適化するための2つの選択肢を開示する。即ち、(1)特定のウェブページ要素において出力開始、および、(2)所定のウェブページ要素をスキップ、の少なくともいずれかである。図3〜図7は、特定のウェブページ要素での非視覚的出力を開始する本発明の一実施形態を例証する。図8〜図12は、ユーザが特定したウェブページ要素の非視覚的出力を抑える本発明の一実施形態を例証する。当然のことながら、ウェブブラウザGUIでは、また再配置または変更されたDOMでも、視覚的な変更は行われていない。本発明は、音声合成装置および点字表示の少なくともいずれかに送られる非視覚的出力とDOMの間において、抽象化層を提供する。XPath表現はスクリーンリーダーソフトウェアによって、読み上げを開始するか隠蔽するかのいずれかを行うためにノードを見つけるように、DOMに対して生じる。
次に図3において、エンドユーザは、バーナ240のALTタグの記載を聞くことにうんざりしており、またスクリーンリーダー(および点字出力の少なくともいずれか)を介してニュース出力を聞くたびに、日付文字列250を聞く必要がない。エンドユーザが仮想カーソルをタイトル260上に置いた状態で、キー入力の組み合わせを押すと、動作型ダイアログ300が立ち上がる。スクリーンリーダーソフトウェアは既に、特定可能なウェブページ要素が仮想カーソルの位置に存在するか否かを判定する機能を止めている。タイトル260が定量化され、ウェブページ要素の隠蔽、またはウェブページ要素の読み上げ開始より構成されるカスタマイズ種類をユーザが選択するための選択肢が提示される。動作型ダイアログ300では、ユーザは、ウェブページ要素の読み上げ開始というラジオグループオプションを選択している。動作型ダイアログ300は、有効なラジオボタンが選択されるまで、「Next(次へ)」ボタンを無効にした状態で最初に立ち上げられてもよい。「Back(戻る)」ボタンもまた、この時点で無効にされ、或いは見えない状態で表示されてもよい。エンドユーザが「Next(次へ)」ボタンを選択すると、図4の画面が現れる。動作型ダイアログ400を選択することで、リストボックスの5つの可能な選択肢がエンドユーザに列挙される。最初の2つの選択肢では、文字列適合XPathクエリを使用して、現在のウェブページ上のタイトル260と適合する英数字を含む見出しを見つけ出す。しかし、エンドユーザは、ニュースウェブサイトでは頻繁に変更されがちなタイトルの内容に関係なく、このページのタイトル260部分のニュース記事の読み上げ開始を希望する。列挙される別の選択肢は、エンドユーザが自身のXPath表現を作成するものである。
図5において、適用範囲ダイアログ500は、ルールを(1)ページ特有適用、(2)サイト毎適用、または(3)全ウェブサイト適用のいずれにするかをユーザに促す。この場合、エンドユーザはルールをサイト毎に適用することに決めている。
図6では、「Save Rule(ルール記憶)ダイアログ600」において、「Get may news…」のところに入力されるルールの説明をユーザに照会する。ユーザはルールを一時的或いは恒久的に適用することができる。ユーザは、ルールが第1タブウィンドウ220に適用されるように一時的を選択する。次にユーザは、第2タブウィンドウ230の同じウェブサイトURLに切り替え、ルールが適用されることなく、どのようにページが非視覚的に出力されるかを比較する。ルールが求めるエンドユーザ体験を達成したことにユーザが満足すると、ユーザはルールを恒久的なものにするので、サイトを提示するとともに、ルールに記載される条件に適合する任意のタブやウィンドウにルールは適用される。
図7は、ルールが適用されていない非視覚的出力700と、ルールが適用されてバーナグラフィック240および日付文字列250をスキップした非視覚的出力710の比較を示す。ルールが適用されないと、122文字が音声合成装置または点字ディスプレイに出力される。ルールが適用されると、103文字が出力される。エンドユーザによって繰り返しアクセスされるページやサイトでは、この冗長さの短縮により、低視力のユーザに極めて便利、有効であり且つ高い生産性をもたらす。
次に図8において、続いてユーザは読み上げ体験を混乱させる要素を隠蔽する。ユーザは、仮想ビュー内に「Social」と名付けられたフレームを位置させる。ユーザはこれまでと同じキー入力の組み合わせを押す。この時、スクリーンリーダーアプリケーションは、どの種のカスタマイズをユーザが行うのか尋ね、ユーザは動作型ダイアログ300から「要素の隠蔽」を選択する。図9の要素隠蔽ダイアログ900に示される可能なカスタマイズから、ユーザはリスト項目「Frame 1(上側)」を選択し、次のボタンを押して継続する。ユーザは記事内で妨げとなるフレームを、フレームの内容がどのようなものであっても見たくないので、その項目を選択した。図10では、ユーザは「ページ特有」の適用範囲を選択している。図11では、ユーザはルールを恒久的なものにして、そのルールを「ニュース中第1フレーム隠蔽」と名付けている。
ユーザは完了ボタンを押し、フォーカスは仮想ビューに戻される。混乱させるフレームは仮想ビュー内において、記事のタイトルと記事本文の間にはもう存在しない。図12に、ルールが適用されない非視覚的出力1200と、ルールが適用された非視覚的出力1210の比較を示す。ルールが適用されないと、122文字が音声合成装置または点字ディスプレイに出力される。(記事のタイトルをスキップするというこれまでのルールに加えて)ルールが適用されると、冗長な非視覚的出力が79文字まで減少する。
本発明の一実施形態において、カスタマイズが悪い作用をもたらすならば、ユーザは迅速にカスタマイズを取り消すことができるように、カスタマイズは一時的なものにされる。ユーザは自身が行ったカスタマイズの結果を好ましくないと考える場合には、カスタマイズを取り除くことができ、スクリーンリーダーは最新のカスタマイズが行われない仮想ビューを復活させる。ユーザは一時的なカスタマイズを記憶したいと指示するならば、次にスクリーンリーダーはダイアログを表示し、また、ユーザはルールとして知られる一時的カスタマイズ一式に名前を付けてもよい。
本発明の一実施形態では、既存のルールを新しいウェブページに適用する機能を含む。例えば、ユーザは、図2〜6および図8〜11に記載するサイトから、異なるサイトのニュース記事を読み上げている。しかし、新しいサイトの記事は第1サイトと同じフォーマットを有する。ユーザは単純に、自身が作った第1サイトへのルールを、特有のカスタマイズを再度作成する必要なく、第2サイトへ適用する。ダイアログボックスでは、ユーザがこれまでにカスタマイズを行った全てのサイトとページを含むツリービューが表示される。このツリーに常に含まれるのは、現在のサイトと現在のページを表す項目である。ツリーの右隣は、ユーザが作成した全ルールを含むリストボックスである。各ルールには、ツリー内で選択されたサイトまたはページにルールが適用されるものであるか否かに応じて、チェックマークが付され、或いは付されない。ユーザはツリービュー内で現在のサイトを選択し、ルールリストにタブ付けする。これまで、ユーザは「Get may news…」と名付けられたルールを作成した。このルールはリスト中に存在するが、これまでこのルールはニュースサイトに適用されていないのでチェックマークが付されていない。ユーザはスペースバーを押して、項目にチェックマークを付す。現在、ユーザがニュースサイトを閲覧するときは常に、スクリーンリーダーはユーザが先に第1サイトについて作成したニュース記事用ルールを第2サイトに適用する。
本発明の一実施形態において、隠蔽された要素は仮想ビューにも、タブオーダーにも、また要素リスト(例えばリンクリスト)にも現れない。隠蔽要素はクイックキーナビゲーションの間には飛ばされ、ページ概要の一部として発表されない。例えば、ページに10個の見出しが含まれ、そのうちの5個が隠蔽されるならば、スクリーンリーダーはページ概要の一部としてそのページは5個の見出しを有すると知らせる。
本発明の更に別の実施形態では、隠蔽されたコンテンツをコピーし、或いはコピーしないという選択肢が提供される。隠蔽要素を含むコンテンツの選択は、「Virtual Cursor(仮想カーソル)」−>「Select and Copy(選択・コピー)」選択肢に基づいて行われる。この選択肢が「Full content using onscreen highlight(オンスクリーンハイライトを使用する全コンテンツ)」に設定されるならば、この選択は隠蔽要素が隠蔽されていないかのように隠蔽要素を含む。この選択肢が「From Virtual Cursor(仮想カーソルから)」に設定されるならば、この選択は隠蔽要素が隠蔽されていないかのように隠蔽要素を含まない。
ページが読み込まれると、スクリーンリーダーは仮想PCカーソルを仮想ビュー内の特定の位置に置く。Formモードにあるときにスクリーンリーダーが通常進む要素の位置の読み上げを開始するようにユーザが設定すると、Formモードが作動させられる。
以下は、どのようにルールがウェブのサイトやページに適用されるかの過程を説明する。「setting(設定)」は、所定のルールが所定のサイトまたはページに適用されるか否かを示す設定情報である。各ルールへの設定は個々に適用され、あるルールに対する設定変更は、他のルールの設定に影響しない。スクリーンリーダーはルールが適用される場合に3つの選択肢、即ち、全サイト、特定サイト、および特定ページ、を提供する。ユーザはこれらの領域の任意または全てでルールを有効にし、或いは無効にすることができる。例えば、ユーザは、全サイトで広告を隠蔽するというルールを適用したいとする。次にユーザは、特定のサイトについてだけ、全フレームを隠すというルールを適用したいとする。特定ページに存在しない設定は、特定サイトの設定を引き継ぐことはない。また、特定サイトに存在しない設定は、全サイトの設定を引き継ぐことはない。換言すると、ユーザが所定のルールについてページまたはサイトの設定を詳細に変更していないならば、ルールの適応は全サイトの設定によって決定される。
ページ特有の設定はサイト特有の設定に優先し、サイト特有の設定は全サイトの設定に優先する。例えば、所定のルールが所定のページで具体的に有効または無効とされるならば、スクリーンリーダーアプリケーションは、そのルールの設定にそのページでは従い、サイトや全サイトではその設定を無視する。ユーザは全サイトについて一定の広告を隠したいが、特定のウェブサイト(例えば、MySite.com)ではそのような広告を見たいとする。その場合、広告の隠蔽というルールは、全サイトレベルでは有効とされるが、MySite.comについてはサイトレベルで無効とされる。
スクリーンリーダーは、カスタマイズが行われていないかのように、DOMに対するXPath表現を実行する。これにより、カスタマイズが行われる順序は、次のXPath表現の有効性には影響しない。この問題を例証するために、例えばユーザは所定ページの第1リストの隠蔽を選択する。次にユーザが同じページの次のリストを隠蔽したいならば、第1および第2のいずれのリストを隠蔽するのか。スクリーンリーダーが第1ルールに基づいてカスタマイズを行うならば、ユーザは第1リストを隠蔽し、続いて、次のリストを隠蔽しなければならない。この要求項目は、これにより生じかねない不可避の混乱を避けるのを助け、また特定の順序でルールを実行することの不要な複雑さを避けるために存在する。
仮想ビュー内の開始位置を設定するために複数のルールが存在する一方、スクリーンリーダーは、2つの開始位置は存在し得ないことから、この種の第1適合ルールのみを履行する。ページ特有のルールは、サイト特有のルールより前に処理され、サイト特有のルールは全サイトのルールより前に処理される。これにより、より特有の設定は、より一般的な設定に優先することとなる。スクリーンリーダーは、仮想ビュー内の開始位置を、ルールにより隠蔽されている要素に設定するというルールを無視する。
一時的カスタマイズは、作成されたブラウザタブやウィンドウにのみ適用される。これにより、ユーザは2つのブラウザウィンドウに同時に読み込まれる同じページを有することになり、一方のウィンドウでカスタマイズを実行する一方、他方のウィンドウは変更なしのままとされる。DOMの階層はブラウザ間では同じであると保証されないので、スクリーンリーダーはルールおよび設定をブラウザ前のベースで記憶する。ページが読み込まれ、且つそのコンテンツがルールによって変更されると、スクリーンリーダーは、ページが変更されたことを示す控えめな音を発するようにしてもよい。
XPathに精通した上級ユーザであれば、スクリーンリーダーが予想する能力を超えたカスタマイズを作成したいと考えるかもしれない。例えば、ユーザは、ページ上の第1レベル1の見出しの後の第1フレームを常に隠蔽したいとする。ユーザは、その特有の要素を特定するようにXPath表現を書くことができる。
所定位置を隠蔽し、また所定位置で開始するためのXPathクエリは同じである。所定位置で開始するためのクエリが複数の要素と適合するならば、スクリーンリーダーは見つけた最初の適合を単に使用すればよい。
図13では、ツリーコントロール1310を左側に、また記憶されたルールのリストボックス1320を右側に伴うルールマネージャボックス1300を示す。ツリーコントロール1310は、「全サイト」、ドメインレベル、ページレベルを含む多様な範囲レベルを列挙する。エンドユーザによりウィザードインタフェースが最初に利用されるまで、実際のドメイン名およびページ名がツリーコントロール1310に列挙される。リストボックス1320はエンドユーザが定義した文字列による記憶ルールを列挙する。選択された項目は「Hide First Frame in News(ニュース中の第1フレーム隠蔽)」と名付けられる。リストボックス中で選択されたので、その範囲の設定が列挙される。「全サイト」ノードの下ではチェックボックスが灰色に設定されるとともに、「Domain.com」のチェックボックスが黒色にされ、「Domain.com」下の2ページはノードにチェックが付される。これによりエンドユーザは、ルールの範囲を迅速に理解し、調節することができる。例えば、エンドユーザはルールを全サイトに亘り適用したいとすると、灰色のチェックボックスノードをクリックし、チェックボックスを黒色に変える。これにより、ツリーコントロール全体の全てのチェックボックスは、全体的にチェックが付けられることとなる。或いは、エンドユーザが「Domain.com」下のスポーツのページは「uncheck(チェックを外す)」とすることにより、「Domain.com」ノードのチェックボックスを灰色に変える一方、Newsページのチェックボックスを全体的にチェックを付した状態(黒色)にしてもよい。ルールは削除され、或いはエクスポートされてもよい。同様に、追加のルールがインポートされてもよい。
用語解説
アクセシブル・リッチ・インターネット・アプリケーションズ(Accessible Rich Internet Applications: ARIA)は、どのようにしてウェブページ、特にダイナミックコンテンツ並びにAjax、HTML、JavaScriptおよび関連技術と共に開発されたユーザインタフェースコンポーネントへのアクセスを容易にするかを規定するワールドワイド・ウェブ・コンソーシアムにより発行された技術仕様書である。ARIAは、ユーザインタフェースコントロールおよびダイナミックコンテンツへのアクセスをより容易にするために、プログラム動作や他のメタデータをHTMLコンテンツにどのように加えるかについて説明する。例えば、WAI-ARIAでは、リンクのリストをナビゲーションメニュとして特定するとともに、拡張されているか或いは折り畳まれているかについて言及することが可能となる。ARIAマークアップは、支援技術に有用な情報を既存のHTMLコードに挿入するように設計された。ARIAマークアップは、コントロールにラベルを付すとともに、その状態に関する情報を提供するように存在する。しかし、ARIA支援をウェブページに加えることは、目の見えるユーザにとっては、ウェブページの表示や動作を変更するものではない。例えば、ARIAの「checkbox(チェックボックス)」の役割をウェブページ内の「div」タグに加えても、ページ上には目に見える作用をもたらさない。代わりに、「input」タグを使用することなくレンダリングされたページにチェックボックスがあるならば、ARIAの「checkbox(チェックボックス)」の役割がコードに加えられて、支援技術のユーザに対して、チェックボックスがページ上のその地点に表れることを教える。ブラウザはARIAマークアップを翻訳するのに大きな役割を果たす。殆どのブラウザがある種のアクセシビリティAPI(アプリケーションプログラミングインタフェース)を支援し、また、支援技術ではAPIを利用して、画面上に表示されていることに関する情報を得る。そのため、ARIAマークアップはブラウザにより、それが支援するアクセシビリティAPIに適合する情報に変換させられる。続いて、APIにより提供される情報が、支援技術によって使用される。すなわち、ARIAのスクリーンリーダー支援は、使用されるブラウザに大きく依存するものである。
全サイト適用範囲では、カスタマイズルールを、スクリーンリーダーアプリケーションにより処理される全てのウェブページに適用する。概して、ページ特有適用は、矛盾するサイト特有設定または全サイト設定に優先する。
適用範囲とは、カスタマイズルールがどの程度広範囲に適用されるかをいう。例えば、適用範囲は、単一のウェブページ、所定のウェブページに限定され、或いは、任意のウェブページ全体に適用されてもよい。
適用:問題のルールが、所定のサイトまたはページでそのカスタマイズを行うようにエンドユーザが特定した時に、ルールは「適用」されるという。ルールのカスタマイズが仮想ビューやスクリーンリーダーの動作を変更することができないときでも、ルールはサイトまたはページに「適用」されている。同様に、カスタマイズにより仮想ビューやスクリーンリーダーの動作を変更することができるルールであっても、必ずしも所定のサイトまたはページに「適用」されない。
音声合図は、出力されたウェブページがカスタマイズルールにより変更されていることを示すために、テキスト・トゥ・スピーチや点字と連続的に、または同時に再生される目立たない音である。
点字は、視覚障害をもつ人々が読み書きを行うために広く利用している方法である。点字表示は、点字を視覚障害ユーザに出力する電子的、ピン駆動式、コンピュータ制御式の周辺機器である。一例としては、フリーダム・サイエンティフィック・インコーポレイテッドにより設計、製造および販売されたFOCUS40およびFOCUS80がある。
可算項目は、仮想ビュー内においてエンドユーザにより計数可能なウェブページの繰り返し要素である。リンク、ボタン、その他のインタラクティブコントロールなどのコントロール、並びにフレーム、グラフィック、見出し、リスト、テーブルなどの構造要素である。DIVやSPAN HTMLマークアップといった項目は、仮想ビューでは検出不可能なので、このグループには含まれない。パラグラフは概して数が多く、計数が現実的ではないので、このグループに含まれない。
カスタマイズ:隠蔽または開始位置の挿入といったユーザ定義された仮想ビューへの単一の変更は、変更される要素について説明する単一のXPath表現と組み合わせられる。
ダイアログボックスは、一般的には、エンドユーザに情報を提供し、また頻繁にエンドユーザが選択する選択肢を表示するソフトフェアアプリケーションで生成される独立ウィンドウである。モーダルダイアログボックスは、モーダルダイアログボックスが閉じられるまで、そのボックスに対して活動を制限するとともに、ソフトウェアアプリケーション内の他の相互作用を許容しない。本出願明細書では、ダイアログボックスはグラフィックユーザインタフェース上に表示されるが、エンドユーザに選択肢を伝達するために、スクリーンリーダーを介して非視覚的出力によって特定されてもよい。
ドキュメントオブジェクト・モデル(DOM)は、HTML、XHTMLおよびXMLドキュメント内のオブジェクトを表すとともに、そのようなオブジェクトと相互作用するためのプラットフォーム間で共通であり、且つ言語非依存的な規定である。HTMLページがブラウザでレンダリングされる時に、ブラウザはウェブサーバからダウンロードされたマークアップ(例えば、HTML)を解析してインメモリDOMに入れる。DOMは、ブラウザウィンドウ内のページを表示するために使用される付加的内部構造を構成するために用いられる。
DOMツリーは、ノードを伴うツリー構造を有するDOMドキュメントの組織構造である。DOMツリーの上側のノードはドキュメントオブジェクトであり、ドキュメントオブジェクト下の各ノードは、ゼロまたはより多くの子ノードを有する。
要素の種類:例えばボタン、チェックボックス、見出し、リンク、パラグラフ、テーブル、テキスト等の表示および相互作用特性を最も強力に決定する要素の属性である。
エンドユーザ:スクリーンリーダーソフトウェアを制御する人物。本特許明細書では、ユーザおよびエンドユーザは入れ替え可能に用いられる。ユーザおよびエンドユーザは、開発者、ソフトウェアコードのプログラミングを行う作者、ウェブサイト設計者、或いはウェブページを作成するコンテンツ作成者と混同されるべきではない。
識別属性は、スクリーンリーダーソフトウェアにより、ある要素を他の同様な要素から区別できるようにする要素と関連付けられた特有のデータである。
特定された項目は、「id」または「class」のいずれかの属性を備えて認識された任意の種類のウェブページ要素である。
キー入力コマンドは、一般的にはQUERTY型キーボートで行われ、スクリーンリーダーソフトウェアで手続きまたは機能を実行するための1または複数のキー入力である。キー入力コマンドは、視覚障害のあるエンドユーザが、特有のグラフィックユーザインタフェースコントロール全体で座標系指示デバイスを設定するよりもずっと確実にキーボードをナビゲードできるので、スクリーンリーダーの操作に特に有用である。
名前付き項目は、リンク、見出し、編集フィールド、フレームまたはグラフィック等、関連テキストをプロンプトやコンテンツとして備えたインタラクティブまたは構造的項目を含むウェブページ要素である。このグループには、リストやテーブルなどのコンテナ要素は含まれないが、リスト項目やテーブルセルなどのコンテナの子は含まれる。DIVS、SPANSまたはグラフィックなどの要素は多くのテキストを含むので、このグループには含まれない。
ノードは、ドキュメントオブジェクトモデル(DOM)内の構造点である。HTMLドキュメント内の全てがノードである。ドキュメント全体がドキュメントノードである。全てのHTML要素は要素ノードである。HTML要素中のテキストはテキストノードである。全てのHTML属性は属性ノードである。コメントはコメントノードである。
非視覚的媒体は、コンピュータ画面や表示装置で要求される視力に頼ることがない伝達方法を意味する。非視覚的媒体には、点字ディスプレイなどの触覚機器や、テキスト・トゥ・スピーチ合成装置や音声合図などの音声機器が含まれる。
ページ特有適用範囲は、カスタマイズルールを特有のウェブページURLにのみ適用する。概して、ページ特有適用は、サイト特有または全サイトといった矛盾する設定に優先する。
ルール:名前が付けられた一連のカスタマイズ。
スクリーン・マグニファイアは、拡大されたスクリーンコンテンツを表示するために、コンピュータのグラフィック出力と連動するソフトウェアアプリケーションである。幾つかの機能的な視力を備えた視覚障害者に適する支援技術の一種である。機能的な視力をわずかしか持たない、または持たない視覚障害者は、通常スクリーンリーダー(以下を参照)を使用する。スクリーン・マグニファイアは、スクリーンリーダーと併せて、スクリーンコンテンツを拡大するとともに、そのコンテンツを点字または発話で出力するために使用される。
スクリーンリーダーは、スクリーンに表示されている(より詳細には、画像モニタがあってもなくても、標準的な出力に送られる)ものを特定および翻訳しようとするソフトウェアアプリケーションである。この翻訳は次に、テキスト・トゥ・スピーチ、音声アイコン、または点字表示機器により、ユーザに再表示される。
サイト特有適用範囲は、カスタマイズルールをサイト全体に適用する。これは概してドメインである。例えば、第1見出しから読み上げを開始し、ニュース記事を妨げる広告フレームを飛ばすというカスタマイズルールは、CNN.comドメインへサイト特有に適用される。
記憶媒体は概して、データや設定を記憶し、読み出すために、ローカルまたはリモートであるハードドライブまたは記憶デバイスである。
タブオーダー:エンドユーザがフィールド毎に形式的にタブをつけた時に、タブオーダーはフィールドがHTMLコードに表れる順番である。しかし、時としてHTMLの作者はタブオーダーを僅かに異なって流すこともある。その場合、作者は属性TAB INDEXを使用して、フィールドに番号を割り振ればよい。次にタブは、一番下から一番上まで順に流れる。
仮想カーソルは、スクリーンリーダーアプリケーションにおいて、HTMLページ全体を読み上げ移動するために使用される。仮想カーソルは、目が見えるユーザには見ることができないが、スクリーンリーダーのユーザは、このカーソルを使用して、テキストを読み上げ、選択し、ページ上の異なる要素に移動する。
仮想ビュー:仮想カーソルを使用してスクリーンリーダーが提供するコンテンツ。これは一般的にはウェブ系コンテンツである。
ウェブページは、ワールドワイドウェブに適したドキュメントまたは情報源であり、ウェブブラウザを介して読み込み、アクセスでき、モニタまたはモバイル機器に表示される。この情報は通常HTMLまたはXHTMLフォーマットであり、ハイパーテキストリンクを介して、他のウェブページへナビゲートする。
ウェブページ要素:リンク、見出し、フレームなどのウェブページコンテンツの単一機能。要素には他の要素を含んでもよく、例えば、フレームはリンクを含むことも可能である。
XPathはノードをXMLドキュメントから読み出すためのクエリ言語であり、XMLドキュメントのコンテンツからのコンピュータ値に使用してもよい。XPath言語はXMLドキュメントのツリー表示に基づくとともに、ツリー付近をナビゲートして様々な基準によりノードを選択する能力を提供する。
上述する効果、並びに前述の記載から明らかにされたものは、効率良く達成される。本発明の範囲から逸脱することなく、上述の構成には一定の変更が加えられてもよいので、前述の記載に含まれる全ての事項、或いは添付の図面に示される全ての事項は、例証を意図するものであって限定するためのものではない。

Claims (21)

  1. ドキュメントオブジェクトモデルに従うウェブページ提示変更方法であって、
    第1ウェブページをスクリーンリーダーアプリケーションに読み込む工程と、
    エンドユーザがナビゲートできる仮想カーソルを構築する工程と、前記仮想カーソルは前記第1ウェブページからのコンテンツを、テキスト・トゥ・スピーチおよび点字より構成されるグループから選択される非視覚的媒体に出力するものであり、
    仮想カーソルが識別属性を有する1または複数のウェブページ要素に配置されるのに呼応してエンドユーザコマンドを受け取る工程と、前記識別属性は可算項目、名前付き項目、および特定された項目より構成されるグループから選択されるものであり、
    エンドユーザコマンドに呼応してダイアログボックスを表示する工程と、前記ダイアログボックスは、1または複数のウェブページ要素の隠蔽および1または複数のウェブページ要素の読み上げ開始より構成されるグループから選択される複数のドキュメントオブジェクトモデルのノード選択肢を含み、
    前記1または複数のウェブページ要素をダイアログボックス内でエンドユーザに列挙する工程と、
    カスタマイズされる前記1または複数のウェブページ要素のエンドユーザの選択を受け取る工程と、
    ユーザが選択したウェブページ要素の複数のカスタマイズ種類を列挙する工程と、
    エンドユーザによるカスタマイズの種類の選択を受け取る工程と、
    エンドユーザによるウェブページ要素およびカスタマイズの選択をルールとして非一時的記憶媒体に記憶する工程と、
    適用範囲に適合する第2ウェブページの読み込みに呼応して、前記ルールをXPath表現により自動的に適用して、前記スクリーンリーダーアプリケーションを介して前記第2ウェブページの非視覚的表示を変更する工程と
    を含む方法。
  2. 前記ルールの適用範囲を設定する工程を更に含み、前記適用範囲は、ルールのページ特有適用、サイト特有適用、および全サイト適用を含む少なくとも3層の粒度を含む、請求項1の方法。
  3. ページ特有の第1ルールはサイト特有の第2ルールに優先し、全サイトの第3ルールは前記ページ特有第1ルールまたはサイト特有第2ルールのいずれかにより優先される、請求項2の方法。
  4. 前記ダイアログボックスに列挙される1または複数のウェブページ要素は、ドキュメントオブジェクトモデルのツリー構造において、最も多くネストされたノードから最も少なくネストされたノードへ順序が付される、請求項1の方法。
  5. 前記スクリーンリーダーアプリケーションは、適用されたルールによりタブオーダーから隠蔽されたウェブページ要素を除外する、請求項1の方法。
  6. 前記スクリーンリーダーアプリケーションは、ルールが適用された第2ウェブページの読み込みに呼応して、音による合図を流す、請求項1の方法。
  7. 前記ルールは当初は一時的に指定されるとともに、第1ブラウザタブまたはウィンドウ内でのみ適用され、エンドユーザは、ルールを恒久的なものにする前に、一時的なルールが、影響を受けたウェブページの出力をどのように変更したのかを、影響を受けていないウェブページバージョンを表示する第2ブラウザタブまたはウィンドウに対して評価する、請求項1の方法。
  8. カスタムXPath表現テキスト入力コントロールをエンドユーザに表示する工程と、
    前記コントロールからXPath表現文字列を受け取る工程と、
    前記XPath表現中の例外に応じて、その例外をユーザに伝達する工程と、
    有効なXPath表現に応じて、エンドユーザにXPath表現をカスタムルールとして記憶するように促す工程と、
    前記カスタムルールを記憶する工程と、
    前記カスタムルールを後続のウェブページに適用する工程と
    を更に含む請求項1の方法。
  9. 前記XPath表現により戻された適合ウェブページ要素の数を計数し、XPath表現をカスタムルールとして記憶する前に、整数値の計数結果をユーザに伝達する工程を更に含む、請求項8の方法。
  10. コンピュータ上でソフトウェアを作動させることにより、方法を実行するためのコンピュータ可読媒体に記憶されたソフトウェア実行指示を含むスクリーンリーダーソフトウェア製品であって、前記方法は、
    ドキュメントオブジェクトモデルに従う第1ウェブページをスクリーンリーダーアプリケーションに読み込む工程と、
    エンドユーザがナビゲート可能な仮想カーソルを構築する工程と、前記仮想カーソルは第1ウェブページからのコンテンツを、テキスト・トゥ・スピーチおよび点字より構成されるグループから選択された非視覚的媒体に出力するものであり、
    前記仮想カーソルが識別属性を有する1または複数のウェブページ要素に配置されることに呼応してエンドユーザコマンドを受け取る工程と、前記識別属性は可算項目、名前付け項目、および特定された項目より構成されるグループから選択されるものであり、
    エンドユーザコマンドに呼応してダイアログボックスを表示する工程と、前記ダイアログボックスは、1または複数のウェブページ要素の隠蔽および1または複数のウェブページ要素の読み上げ開始より構成されるグループから選択される複数のドキュメントオブジェクトモデルのノード選択肢を含み、
    前記1または複数のウェブページ要素をダイアログボックス中でエンドユーザに列挙する工程と、
    エンドユーザによるカスタマイズされる前記1または複数のウェブページ要素の選択を受け取る工程と、
    前記ユーザが選択したウェブページ要素の複数のカスタマイズの種類を列挙する工程と、
    エンドユーザによるカスタマイズの種類の選択を受け取る工程と、
    前記エンドユーザによるウェブページ要素およびカスタマイズの選択をルールとして非一時的記憶媒体に記憶する工程と、
    適用範囲に適合する第2ウェブページの読み込みに呼応して、XPath表現によりルールを自動的に適用して、スクリーンリーダーアプリケーションを介して第2ウェブページの表示を変更する工程と
    を含むスクリーンリーダーソフトウェア製品。
  11. 前記ルールの適用範囲を設定するという付加工程を実行するための命令を更に含み、前記適用範囲は、ルールのページ特有適用、サイト特有適用、および全サイト適用を含む少なくとも3層の粒度を含む、請求項10のスクリーンリーダーソフトウェア製品。
  12. ページ特有の第1ルールはサイト特有の第2ルールに優先し、全サイトの第3ルールは前記ページ特有の第1ルールまたはサイト特有の第2ルールのいずれかにより優先される、請求項11のスクリーンリーダーソフトウェア製品。
  13. 前記ダイアログボックスに列挙される1または複数のウェブページ要素は、ドキュメントオブジェクトモデルのツリー構造において、最も多くネストされたノードから最も少なくネストされたノードへ順序付けられる、請求項10のスクリーンリーダーソフトウェア製品。
  14. 前記スクリーンリーダーアプリケーションは適用ルールにより隠蔽されたウェブページ要素をタブオーダーから除外する。請求項10のスクリーンリーダーソフトウェア製品。
  15. 前記スクリーンリーダーアプリケーションは、ルールが適用された第2ウェブページの読み込みに呼応して、音による合図を流す、請求項10のスクリーンリーダーソフトウェア製品。
  16. 前記ルールは当初は一時的に指定されるとともに、第1ブラウザタブまたはウィンドウ内にのみ適用され、エンドユーザはルールを恒久的なものにする前に、前記一時的なルールが、影響を受けたウェブページの出力をどのように変えたかを、影響を受けていないウェブページバージョンを表示する第2ブラウザタブまたはウィンドウに対して評価する、請求項10のスクリーンリーダーソフトウェア製品。
  17. エンドユーザにカスタムXPath表現テキスト入力コントロールを表示する工程と、
    前記コントロールからXPath表現文字列を受け取る工程と、
    前記XPath表現中の例外に応じて、例外をユーザに伝達する工程と、
    XPath表現の有効に応じて、エンドユーザにXPath表現をカスタムルールとして記憶させる工程と、
    前記カスタムルールを記憶する工程と、
    前記カスタムルールを後続のウェブページに適用する工程と
    を含む追加工程を実行するための命令を更に含む、請求項10のスクリーンリーダーソフトウェア製品。
  18. 前記XPath表現により戻された適合ウェブページ要素数を計数し、XPath表現をカスタムルールとして記憶する前に、ユーザに整数値の計数結果を伝えるという追加工程を実行するための命令を更に含む、請求項17のスクリーンリーダーソフトウェア製品。
  19. ドキュメントオブジェクトモデルに従うウェブページの表示変更方法であって、
    第1ウェブページをスクリーン拡大アプリケーションに読み込む工程と、
    識別属性を有する1または複数のウェブページ要素にカーソルが配置されるのに呼応して、エンドユーザコマンドを受け取る工程と、前記識別属性は可算項目、名前付け項目、および特定された項目より構成されるグループから選択されるものであり、
    1または複数のウェブページ要素をエンドユーザにダイアログボックス内で列挙する工程と、
    カスタマイズされる1または複数のウェブページのエンドユーザの選択を受け取る工程と、
    ユーザが選択したウェブページ要素に対する複数種類のカスタマイズを列挙する工程と、
    エンドユーザによるカスタマイズ種類の選択を受け取る工程と、
    エンドユーザによるウェブページ要素およびカスタマイズの選択をルールとして非一時的記憶媒体に記憶する工程と、
    適用範囲に適合する第2ウェブページの読み込みに呼応してXPath表現によりルールを自動的に適合することにより、スクリーン拡大アプリケーションの視覚フォーカスを選択された1または複数のウェブページ要素に自動的に移動させる工程と
    を含む方法。
  20. 適用範囲を設定する工程を更に含み、前記適用範囲は、ルールのページ特有適用、サイト特有適用、および全サイト適用を含む少なくとも3層の粒度を含む、請求項19の方法。
  21. エンドユーザが選択したズームレベルを選択されたウェブページ要素と関連付ける工程を更に含む、請求項19の方法。
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