JP2002312391A - 情報提供システム - Google Patents

情報提供システム

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JP2002312391A
JP2002312391A JP2001110561A JP2001110561A JP2002312391A JP 2002312391 A JP2002312391 A JP 2002312391A JP 2001110561 A JP2001110561 A JP 2001110561A JP 2001110561 A JP2001110561 A JP 2001110561A JP 2002312391 A JP2002312391 A JP 2002312391A
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JP2001110561A
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English (en)
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Hideki Tanaka
秀樹 田中
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NTT Data Pocket Corp
Original Assignee
NTT Data Pocket Corp
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Publication date
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  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザ毎に最適化された編成で情報を提供す
ると共に、コンテンツの一部分を選択して表示可能とす
る。 【解決手段】 情報提供サーバは、ユーザが指定したサ
イトにアクセスし(PR1)、構成情報を取得する(P
R2)。トップページのようなコンテンツの全体を行単
位に分解して(PR3)、行選択画面を生成する(PR
4)。ユーザにより選択された行のコンテンツのみが描
画されて提供される(PR5)。これにより、不要な情
報を排除して、限られた画面領域を有効に使用すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、インター
ネットやイントラネット等の通信ネットワーク上に置か
れたサーバから各ユーザに種々の情報を提供する情報提
供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネット等に代表されるコンピュ
ータ通信ネットワーク及びパーソナルコンピュータの進
展に伴い、ユーザは、典型的にはウェブブラウザのよう
な情報閲覧ソフトウエアを介してネットワーク上から種
々の情報を取得することができるようになった。ユーザ
は、ネットワーク上に蓄積された種々多様な知識情報を
有効に利用することで、知的労働の生産性を大きく向上
させることができる。また、知識情報に限らず、電子商
取引システム(EC)を利用することにより、ユーザ
は、例えば、航空券等の各種チケットをオンラインで購
入したり、銀行口座の預金を移動させたりすることがで
きる。
【0003】ところで、マルチタスクOS下では、(各
クライアントマシンで利用可能なコンピュータ資源の制
限等はあるが)ウェブブラウザ、メールクライアント、
電子商取引システム等のアプリケーションプログラムを
複数起動させることができる。このため、ユーザは、必
要な情報を入手したり、あるいは必要な取引を行うため
に、複数のアプリケーションプログラムを起動させてそ
れぞれのアプリケーション内で所定の操作を行うことに
なる。
【0004】ユーザが複数の作業を並列して行うほど、
ユーザが使用するクライアントマシンのディスプレイ上
には、多数のアプリケーションプログラムのユーザイン
ターフェースが開くことになる。各アプリケーションは
互いに独立して動くため、各ユーザインターフェースも
互いに無関係にディスプレイ上に展開される。ユーザ
は、無秩序に展開されたユーザインターフェースから必
要なものを探し出して操作しなければならず、知的労働
の生産性等が低下する。
【0005】さらに、分散型ネットワーク環境下では、
種々の知識情報が時々刻々と生産されて各所に蓄積され
ていくため、知識情報は各所に分散し、流動する。特に
変化の激しい分野においては、昨日まで有用な情報源で
あったサイトが将来にわたっても有用であり続ける保証
はない。従って、最新の有用な情報を求めるユーザは、
情報源の有用性を常に評価してサイトアドレス(UR
L:Uniform Resource Locator)等を更新する必要があ
る。
【0006】このように、分散型ネットワーク環境とパ
ーソナルコンピュータ技術の発展は、情報の生産や流通
等の面で貢献したが、同時に無秩序な情報過多状態も生
みだしており、各ユーザは、自分が欲する情報を必要な
時に入手するのが困難となった。
【0007】そこで、いわゆる「インターネットポータ
ル」と呼ばれるサービスが誕生した。インターネットポ
ータルとは、一般的には、検索エンジンを中核におくと
共に、スポーツ、芸能、科学等の予めジャンル分けされ
た種々の情報も合わせて提供するウェブサイトとして理
解される。初期のインターネットポータルは、全てのユ
ーザに対して同一のサービスを提供していたが、改良さ
れたインターネットポータルでは、各ユーザに適したサ
ービス(例えば、スポーツを好むユーザにはスポーツ関
連の情報を中心に提供する等)をそれぞれ提供する努力
がなされている。
【0008】また、近年では、企業情報ポータル(EI
P:Enterprise Information Portal)と呼ばれる情報
統合サービスも提供されている。一般的には、企業情報
ポータルとは、ある企業や組織の内外に存在する情報を
統合化し、各構成員毎に最適化された編成で提供するも
のである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した通り、改良さ
れたインターネットポータルや企業情報ポータルは、各
ユーザ毎に調製され、各人単位で編成された情報を提供
可能であるため、情報過多の環境下で情報を管理するた
めの一つの有用な手段をユーザに提供している。
【0010】しかし、各ユーザ毎に編成されているとは
言っても、各ユーザの嗜好や属性等に応じて管理者側で
選択した情報を提供しているような場合は、各ユーザの
知的好奇心の変化に速やかに追従することができず、ユ
ーザにとって使い勝手が悪い。例えば、園芸を趣味とす
るユーザに園芸関連情報を中心に提供したり、あるい
は、営業部の社員に売り上げ推移のグラフ、仕入先一
覧、顧客リスト、新製品ニュース等を提供するような、
各ユーザの属性等に応じた固定的、機械的な一律のサー
ビスでは、組織としての情報資産及び目的の共有に益が
あるものの、各ユーザの自発性に基づく情報の有効利用
にはほど遠い。
【0011】また、ネットワーク上に蓄積された情報は
膨大な量であり、かつ日々新たに情報が生産されている
ため、各ユーザ毎に最適な情報を管理者側で選択し、必
要な情報だけを抽出して各ユーザに提供するのは難し
い。
【0012】仮に、情報源がある程度限定される場合で
も、情報源が提供する各種の情報のうちユーザにとって
必要な情報のみを抽出して提供するためには、各ユーザ
毎に情報源を特定し、かつ、情報源が提供している情報
の中からユーザに適した情報を選択するプログラム等を
用意しなければならず、その維持管理にも大変手間がか
かる。
【0013】情報の選択を各ユーザに委ねた場合でも、
ディスプレイの画面サイズには限界があるため、表示す
る情報の量や一つの情報当たりの表示サイズ等にもよる
が、必要な情報の全てを一度に表示させるのは難しい。
【0014】情報源が提供する情報の種類にもよるが、
ユーザが取得を希望する各情報の全体が必要なわけでは
ない。例えば、ニュースサイト(記事を閲覧できるWW
Wサーバ)を例に挙げると、新聞の第1面に相当するト
ップページには、単一の記事が掲載されているわけでは
なく、種々の記事が大小合わせて掲載されているのが通
常である。トップページに掲載された全記事がユーザに
とって必要な場合は、そのトップページ全体を表示させ
ればよい。しかし、幾つかの記事だけを必要とする場合
にもトップページ全体を表示させるのでは、限られた画
面を無駄な情報が占めることになる。
【0015】その一部にしか必要な情報を含んでいない
情報を全てディスプレイ画面に配置したのでは、本当に
必要とする情報を閲覧しにくく、使い勝手が悪い。
【0016】一方、近年では、携帯電話や携帯情報端末
等の持ち運び可能な小型情報端末を介してネットワーク
にアクセスし、所望の情報を取得するケースが増加して
いる。いわゆる「モバイルコンピューティング」と呼ば
れる形態である。このような小型情報端末を利用して所
望の情報を取得し閲覧する場合は、以下の点に留意する
必要がある。
【0017】一つは、通信時間の問題である。一般に、
移動体通信では、安定した通信コネクションを長時間維
持するのが難しく、また、通信コストも増大するため、
できるだけ短時間で目的とする情報にアクセスする必要
がある。他の一つは、画面サイズの制約という問題であ
る。「携帯」するために、小型情報端末の大きさは制限
を受ける。必然的に、その画面サイズも小型化する。デ
ィスクトップ型パーソナルコンピュータが17インチ〜
21インチのディスプレイを備える今日において、小型
情報端末のディスプレイサイズはせいぜい6インチ〜9
インチ程度である。携帯電話や携帯情報端末のような、
より小型の端末の場合は、2,3インチ程度のディスプ
レイしか備えていない。
【0018】目的とする情報に速やかにアクセスするた
めには、上述した情報ポータルの利用が便利であるが、
画面サイズが小さいため、表示できる情報量には限界が
ある。従って、移動体通信時には、より一層精密に必要
な情報のみを選択する必要がある。
【0019】また、移動体通信による情報閲覧には上記
以外に第3の特徴が存在する。それは、ユーザの移動先
に応じて、利用する情報も相違する点である。例えば、
ビジネスマンが地方都市に出張する場合を例に挙げる
と、自社製品や競合製品に関する情報等は彼の位置する
地域とは無関係に常に重要な情報である。しかし、彼の
勤務地をカバーする天気予報や交通情報等は、彼の移動
によって相対的に価値を減じていく。出張先のビジネス
マンに必要な情報は、勤務地の天気や交通渋滞に関する
情報ではなく、出張先の天気や交通事情に関する情報だ
からである。
【0020】本発明は、上記の課題に鑑みなされたもの
であり、その目的は、情報中の不要な情報を排除して、
各ユーザが必要とする情報のみを提供可能な情報提供シ
ステムを提供することにある。また、本発明の他の目的
は、閲覧環境に制限を受ける場合でも、有用な情報を容
易に選択して最適な編成を行うことができるようにした
情報提供システムを提供することにある。本発明の更な
る目的は、後述する実施形態から明らかになるであろ
う。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る情報提供システムでは、ある情報の全
体のみならず、その情報を部分的に選択して表示できる
ようにしている。
【0022】即ち、本発明に係る情報提供システムは、
ユーザが選択した複数の情報を統合化してユーザに提供
するものであって、情報源から情報をそれぞれ取得する
複数の情報取得部と、各取得された情報をそれぞれ提供
する複数の情報提供部と、各情報提供部を統合化して表
示させる統合管理手段とを備えており、各情報提供部
は、各情報に含まれる各部分情報のうち選択された部分
情報のみを提供可能に構成されている。
【0023】ここで、「複数の情報を統合化して」と
は、各アプリケーションプログラム毎に別々のユーザイ
ンターフェースを用いて情報を表示するのではなく、単
一のユーザインターフェースにより各種の情報を整理し
て提供することを意味する。「情報源」としては、例え
ば、テキストや画像等を提供するWWW(World-Wide W
eb)サーバ等が挙げられる。情報取得部は、情報源から
情報を取得するのに必要なプロトコル等を備えており、
取得された情報は情報提供部に渡されて表示される。な
お、情報取得部と情報提供部とは一対一で対応する必要
はない。統合管理手段は、各情報提供部の表示を統合的
に管理する。即ち、同一画面に存在する情報提供部同士
が互いに干渉したり、重なり合って表示されることのな
いように全体のレイアウトを調整する。
【0024】「各情報に含まれる部分情報」とは、例え
ば、あるウェブページを構成する複数の部品的なコンテ
ンツ(各記事、画像等)のように、情報中に含まれる情
報であって、あるまとまった意味をなすひとかたまりの
部品的実体である。一つの情報が単一の実体から構成さ
れる場合もあれば、複数の実体(部分情報)の集合とし
て構成される場合もある。ある情報が複数の部分情報か
ら成り立っている場合、選択された情報のみを情報提供
部を介して表示させることができる。
【0025】好適な実施形態では、各情報提供部は、各
取得された情報に含まれる各部分情報のうち選択された
部分情報のみを提供可能に構成されている。
【0026】即ち、情報取得部は情報全体を取得してい
るが、情報提供部は取得された情報のうち選択された部
分情報のみを表示させる。
【0027】逆に、各情報取得部は、選択された各部分
情報のみを情報源から取得するように構成してもよい。
【0028】好適な実施形態では、各情報提供部は、提
供される部分情報を選択するための部分情報選択部をそ
れぞれ備えている。
【0029】ユーザは、選択部を介して所望の部分情報
を選択することができる。
【0030】ここで、各部分情報とは、情報を所定の単
位で抽出してなるもので、例えば、行単位で抽出するこ
とができる。
【0031】所定の単位としては、行単位以外に、例え
ば、見出し単位や表単位等を挙げることができる。情報
を各行毎に分解して選択可能とすることにより、より精
密に所望の情報を選択することができる。
【0032】行単位で部分情報を抽出する場合は、例え
ば、情報の更新年月日等の利用価値の低い部分情報も抽
出される可能性があるが、これらの利用価値の乏しい部
分情報は選択から外すことにより表示されなくなる。一
方、見出し単位等で部分情報を抽出する場合は、利用価
値の乏しい部分情報が混入する可能性を低減できるもの
の、価値ある部分情報が抽出から漏れる可能性もある。
部分情報を抽出する所定単位は、上記のような観点等か
ら適宜設定可能である。各ユーザが自ら自由に所定単位
を変更できるようにしてもよいし、複数の単位(行と見
出し等)を組み合わせて使用するようにしてもよい。
【0033】好適な実施形態では、各情報提供部がそれ
ぞれ提供する取得された情報または選択された各部分情
報のうち、所定の閲覧環境下で閲覧するための情報及び
部分情報を選択する所定閲覧用選択部を各情報提供部に
それぞれ設ける。そして、各情報提供部は、所定閲覧用
選択部により選択された情報及び部分情報を、所定の閲
覧環境に適した形態で提供するように構成する。
【0034】「所定の閲覧環境」としては、閲覧画面サ
イズが制限された移動体通信環境を挙げることができ
る。
【0035】取得された複数の情報(部分情報を含む)
のうち、閲覧画面サイズが制限された環境下で利用する
情報のみを所定閲覧用選択部により選択する。これによ
り、例えば、小型情報端末を使用する移動体通信環境下
においても、必要な情報に速やかにアクセスすることが
できる。
【0036】さらに、好適な実施形態では、認証情報を
管理する認証情報管理手段を設け、情報源が認証を要求
する場合には、各情報取得部は、認証情報管理手段を参
照して認証情報を含むリクエストを生成することによ
り、情報源から情報を取得する。
【0037】これにより、ユーザは情報提供システムに
一回ログインするだけでよく、認証の必要な各情報源に
はそれぞれの情報取得部が代行して認証を行う。ここ
で、注意すべきは、従来知られているようなクッキーに
よる認証代行ではなく、情報取得部が認証情報を含んだ
リクエストを生成する点である。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図15に基づき本発
明の実施の形態について詳述する。図1〜図12は本発
明の第1の実施の形態に係る図面である。図1は、本実
施の形態に係る情報提供システムの全体概要を示す構成
説明図である。
【0039】複数の異なる情報を統合して提供する情報
提供サーバ1は、クライアントマシン20上で稼働する
クライアントプログラム21からのリクエストに応じ
て、各ユーザ毎に個別化された情報を提示するWWWサ
ーバである。
【0040】ここで、クライアントマシン20として
は、例えば、パーソナルコンピュータ、ワークステーシ
ョン、携帯情報端末(携帯電話を含む)等を挙げること
ができる。クライアントプログラム21としては、例え
ば、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)プロトコル
等で情報を送受信するウェブブラウザが好適に用いられ
る(以下、クライアントプログラムをウェブブラウザと
称する)。但し、HTTPプロトコルやウェブブラウザは一
例であって本発明はこれに限定されない。
【0041】各ユーザは情報提供サーバ1にアクセスす
るだけで、必要な全ての情報を入手可能であり、従来の
ように、各WWWサーバ毎にウェブブラウザ21を開く
必要はない。本情報提供サーバ1は、一カ所へのアクセ
スで必要な情報を全て提供するという、いわゆるシング
ルアクセスポイントを実現する。ウェブブラウザ21に
は、情報提供サーバ1から提供された情報が情報提供画
面30として表示される。情報提供画面30の構成につ
いては、後述する。
【0042】情報提供サーバ1は、全体管理部2,ペー
ジ管理部3,エリア管理部4,コントローラ管理部5,
コンテンツアダプタ6及び管理データベース(DBと略
記)7を備えて構成することができる。
【0043】全体管理部2は「統合管理手段」に相当す
るもので、複数のページ管理部3を管理可能である。ペ
ージ管理部3は、「ページ管理手段」と表現可能なもの
で、情報提供画面30に複数のページを表示させるため
のものである。各ページには複数のエリアを設定可能で
ある。エリア管理部4は例えば「配置領域管理手段」と
表現可能なもので、エリア単位でレイアウトを管理する
ためのものである。各エリアには、複数のコントローラ
を設定可能である。コントローラ管理部5は例えば「配
置枠管理手段」と表現可能であり、各コントローラは、
複数のコンテンツアダプタ6を管理可能である。コンテ
ンツアダプタ6は「情報取得部」に相当し、ウェブブラ
ウザ21に成り代わって各種の情報源10から情報を取
得するものである。
【0044】情報源10としては、例えば、ウェブペー
ジ(WWWサーバが提供するページ)、ウェブサイト上
の各種アプリケーションプログラム(チケットや宿泊の
予約システム等)、データベース等を挙げることができ
る。また、情報源10は、情報提供サーバ1の外部に存
在する必要はなく、情報提供サーバ1内に設けることも
できる。サーバ内の情報源としては、例えば、社内のデ
ータベース、社内ドキュメント等を挙げることができ
る。なお、コンテンツアダプタ6等の具体的構成の一例
は、さらに後述する。
【0045】次に、図2は、ウェブブラウザ21に表示
される情報提供画面30の構成を示す説明図である。
【0046】情報提供画面30は、各ユーザに共通して
提供される部分(パブリックエリア)と、ページとに大
別される。パブリックエリアは、各ユーザの属性を問わ
ず、全てのユーザに対して一律に提供される不変の情報
を提示するもので、ウェブブラウザ上部に表示される共
通ヘッダ部(トップエリアとも呼ぶ)31と、ウェブブ
ラウザ側端部に表示されるメニューエリア32とから構
成されている。トップエリア31には、例えば、情報提
供サーバ1のサービス名称やグローバルリンク等のコン
テンツ表示部70を配置することができる。サービス名
称等を不変表示することにより、リンクを辿って移動し
た場合でも、情報提供サーバ1内で作業をしているとい
う安心感をユーザに与えることができる。
【0047】メニューエリア32には、ユーザ情報を表
示するコンテンツ表示部33,ページの切替を案内する
ための案内表示部34等を配置できる。案内表示部34
は「選択部」に相当するもので、種類の異なるそれぞれ
のページを切り替えるためのものである。ページの種類
としては、パブリックページ(パブリックP)、ユーザ
ページ(ユーザP)及びグループページ(グループP)
を設定可能である。ここで、パブリックページとは、登
録されたユーザかゲストかを問わず、情報提供サーバ1
にアクセスした者全てに対して提供されるページであ
る。ユーザページとは、ユーザ名やパスワード等で認証
されたユーザ(ログインユーザ)に対して提供されるプ
ライベートなページである。グループページとは、一人
または複数のユーザからなる特定のグループにのみ提供
されるページである。グループページは、そのグループ
に属するユーザのみが参照可能である。パブリックペー
ジ、ユーザページ及びグループページは、それぞれ複数
のページから構成可能である。この意味では、パブリッ
クページをパブリックコーナー、ユーザページをユーザ
コーナー、グループページをグループコーナー等として
呼びかえることもできる。
【0048】ウェブブラウザ21の略中央部には、ペー
ジが表示されている。例えば、ホームページ41,第2
ページ42のように複数のページを設定可能である。ま
た、新たなページ43が追加された場合には、既存ペー
ジの最後部に新ページのタブが追加される。ページの追
加等については後述する。
【0049】各ページには、ページの水平方向(横方
向)に沿って延びるエリアを垂直方向(縦方向)に複数
個並べて配置することができる。エリアは「配置領域」
に該当する。図中には、2個のエリア51,52が図示
されている。各エリアには、ページの垂直方向に延びる
コントローラを複数個水平方向に並べて配置可能であ
る。コントローラは「配置枠」に該当するもので、図中
では、上側のエリア51に2個のコントローラ61,6
2が、下側のエリア52に1個のコントローラ63がそ
れぞれ配置されている。
【0050】さらに、各コントローラには、一つまたは
複数のコンテンツ表示部70を配置することができる。
コンテンツ表示部70は「情報提供部」に相当し、タイ
トル表示領域71とコンテンツ表示領域72とを備え
る。コントローラは、複数のコンテンツ表示部70を垂
直方向に並べて配置することができる。なお、上述した
配置方向は一例であって、本発明はこれに限定されな
い。エリアを水平方向に並べて配置し、コントローラを
エリア内で垂直方向に並べて配置するようにしてもよ
い。
【0051】重要な点は、エリア内でのコントローラ配
置方向とコントローラ内でのコンテンツ表示部の配置方
向とが異なっている点と、上位構造の移動に追従する点
である。上位構造の移動に追従するとは、エリアを移動
させると、エリア内の全コントローラ及び該コントロー
ラ内の全コンテンツ表示部70もエリアの移動と共に移
動し、コントローラを移動させた場合は、コントローラ
に含まれる全てのコンテンツ表示部70も一緒に移動す
るという意味である。逆に、下位構造の移動は上位構造
の位置に影響を与えない。即ち、コントローラを移動さ
せても、該コントローラが属するエリアの位置は変わら
ない。配置方向を違えると共に、下位構造を一体に移動
可能としたことにより、繊細かつダイナミックなレイア
ウト変更が可能となっている。なお、以下の説明では、
図中に符号は付していないが、ページを総称して「ペー
ジ40」、エリアを総称して「エリア50」、コントロ
ーラを総称して「コントローラ60」と表現する場合が
ある。
【0052】次に、図3は、ページの詳細を示す説明図
である。説明の便宜上(図面の大きさの制限上)、図3
の表示と図2の表示とは若干異なっている。
【0053】図3において、まず注目すべきは、各エリ
ア50、各コントローラ60及び各コンテンツ表示部7
0に、それぞれレイアウト等を変更するための制御ボタ
ン81〜87が一体的に設けられている点である。な
お、「一体的に」とは、見かけ上一体化していることを
意味し、当然のことながら、エリア50やコントローラ
60及びコンテンツ表示部70のそれぞれが制御ボタン
のデータを有する必要はない。
【0054】制御ボタンには、消滅ボタン81,下移動
ボタン82,上移動ボタン83,右移動ボタン84,左
移動ボタン85,ヘルプボタン86及び編集ボタン87
がある。消滅ボタン81は、それが付与された対象を消
滅させるものである。ここで、「消滅」としては、表示
上の一時的な消去と恒久的な消去とが考えられるが、本
実施の形態では、消滅ボタン81が操作された場合、そ
の対象物(エリア、コントローラ、コンテンツ表示部)
を恒久的に消去する。従って、再度の表示をユーザが希
望する場合は、改めて追加する必要があるが、誤った消
滅操作を防止するために、消滅ボタン81が操作された
場合は注意を促すメッセージを表示させる。
【0055】各移動ボタン82〜85は、それが付与さ
れた対象物を所定の方向に移動させるためのものであ
る。移動ボタン82〜85は対象物の属性、即ち、移動
可能な方向に応じて付与される。つまり、コンテンツ表
示部70はコントローラ内で垂直方向に配置されるた
め、下移動ボタン82及び上移動ボタン83のみを有
し、右移動ボタン84及び左移動ボタン85は設けられ
ない。同様に、コントローラ及びエリアにも、それぞれ
の可動方向に応じた移動ボタンが設けられている。
【0056】ヘルプボタン86は、アプリケーションプ
ログラム毎に予め用意されたヘルプメニューを表示させ
るためのものである。編集ボタン87は、コンテンツ表
示部70のコンテンツ表示領域72に表示させるコンテ
ンツの追加等を設定するものである。後述のように、本
情報提供サーバ1は、コンテンツの全体ではなく行単位
等で部分的にコンテンツを表示可能であるという新規な
特徴を備えている。
【0057】ここで、制御ボタンのうち、消滅ボタン8
1と各移動ボタン82〜85と編集ボタン87のいずれ
かまたは複数からなるボタンセットが「レイアウト操作
部」、「枠レイアウト操作部」または「領域レイアウト
操作部」に該当する。対象物に設定される制御ボタンの
セットは、対象物の属性や対象物に係る情報の特性等に
よって定まる。例えば、あるコンテンツ表示部70がウ
ェブページを表示するものである場合、このコンテンツ
表示部70に設けられる制御ボタンセットには編集ボタ
ン87が含まれうる。しかし、編集や設定等を行うこと
ができないコンテンツを表示する別のコンテンツ表示部
70には、編集ボタン87を含まない制御ボタンセット
が設定される。
【0058】また、パブリックエリア内のコンテンツ表
示部70には、制御ボタンセットを一切設けないように
して、パブリックエリアの統一的な外観、構成を維持
し、全ユーザに共通のパブリックコンテンツが必ず提供
されるように構成することができる。即ち、各ユーザに
共通して提供される共有コンテンツを配置する共有領域
(パブリックエリアやパブリックページ)にはレイアウ
ト操作部を設定せず、各ユーザ(グループを含む)毎に
提供される個人領域(ユーザページやグループページ)
にのみレイアウト操作部を設定するように構成すること
ができる。
【0059】さらに、図3に注目すると、ページには、
ページ追加ボタン91,ページ削除ボタン92,エリア
追加ボタン93,コントローラ追加ボタン94、コンテ
ンツ追加ボタン95及びページ移動ボタン96が所定の
位置にそれぞれ設けられているのがわかる。なお、各ボ
タン91〜96は、アイコン表示されている必要はな
く、テキストリンクボタンのように表示されていてもよ
い。
【0060】ページ追加ボタン91は、新しいページを
追加するためのものである。ページ削除ボタン92はペ
ージを削除するためのものである。ページ削除は全ての
ページに許可されているわけではない。パブリックペー
ジやグループページのような共有されるページの削除
は、管理者権限を取得している者のみに許される。ま
た、ユーザ個人のページであっても、1ページ目のホー
ムページは削除不能に設定することができる。
【0061】エリア追加ボタン93は、ページ内に新た
なエリアを追加するためのものである。新たなエリア
は、例えば、ページの最下部等の所定位置に追加され
る。コントローラ追加ボタン94は、エリア内に新たな
コントローラを追加するためのものである。従って、コ
ントローラ追加ボタン94は各エリア毎に設けられてい
る。もっとも、図9と共に後述するように、エリアやコ
ントローラを通常状態では隠しておき、レイアウト編集
モードに移行した時に、エリアやコントローラの存在を
表示させることも可能である。
【0062】コンテンツ追加ボタン95は、コントロー
ラ内に新たなコンテンツを追加するためのものであり、
各コントローラ内に設けられている。ページ移動ボタン
96は、ページを移動させるものであり、右移動ボタン
84と左移動ボタン85とからなる。符号96を付した
部分は「ページ移動」を表示する部分であるが、説明の
便宜上、ページ移動ボタン96としている。符号96を
操作するのではなく、実際には左右の移動ボタン85,
84によってページ順序が前後に変化する。
【0063】次に、図4及び図5の説明図に基づいて、
管理データベース7により管理される各データテーブル
の構造を説明する。
【0064】図4(a)は、ユーザ情報を管理するテー
ブルである。ユーザ情報テーブルは、例えば、各ユーザ
名と、各ユーザが保有するページを特定するページ識別
番号(以下ID)とを対応付けて保持している。ここ
で、ユーザ名は、各個人毎に付与されるほかに、各グル
ープ毎にも付与される。また、ゲストも参照可能なパブ
リックページを管理するために、ゲスト用のユーザ名も
設定される。ユーザが保有するページとは、そのユーザ
に提供されるページの意味である。「PID1,3,
6」とは、ユーザU1に対しPID1,PID3,PI
D6で特定される各ページが提供されることを意味す
る。
【0065】図4(b)は、ページ内の構成データを管
理するテーブルである。ページデータテーブルは、例え
ば、ページID、ユーザ名、ページタイトル及びエリア
データを対応付けて保持している。エリアデータとは、
ページ内に設定されているエリアとコントローラを示す
データである。例えば、PID1のエリアデータには、
「A1[1,2],A2[3]」と記載されているが、
これは、PID1で特定されるページ中には、エリアA
1とエリアA2の2個のエリアが設定されており、か
つ、エリアA1はコントローラCID1及びコントロー
ラCID2を有し、エリアA2はコントローラCID3
を有することを意味している。従って、ページデータテ
ーブルを参照すると、そのページの概略レイアウト(エ
リア及びコントローラ)を知ることができる。
【0066】図4(c)は、コントローラを管理するテ
ーブルである。コントローラデータテーブルは、例え
ば、コントローラID(CID)、ユーザ名、所属ペー
ジ及びオブジェクトIDリストとを対応付けて保持して
いる。オブジェクトIDリストとは、コントローラ内に
表示されるコンテンツ表示部70を特定するためのリス
トである(より正確には、表示されるコンテンツを特定
するためのリストである)。
【0067】図4(d)は、オブジェクトのデータを管
理するテーブルである。オブジェクトデータテーブル
は、例えば、オブジェクトID(OID)、ユーザ名、
所属ページ、所属コントローラID、オブジェクト種別
を対応付けて保持している。
【0068】図5(a)は、認証データを管理するテー
ブルである。認証データテーブルには、コンテンツ利用
に際して要求されるデータ、例えば、ユーザ名とパスワ
ードとが対応付けられて保持されている。認証データテ
ーブルは「認証情報管理手段」に相当する。
【0069】コンテンツアダプタ6は、認証データテー
ブルを参照して、認証情報(ユーザ名やパスワード)を
含んだリクエスト(例えば、HTTPリクエスト)を生成
し、認証を要求する情報源10(ウェブサイト)に送信
する。情報源10から見ると、ユーザのクライアントマ
シン20がアクセスしているのか、情報提供サーバ1が
代行してアクセスしているのかの区別はつかない。情報
源10は、認証処理が完了して正規ユーザであると判別
した場合は、ユーザ(コンテンツアダプタ)の要求に応
じて情報を配信する。ここで、注意すべきは、認証情報
を含んだリクエストをコンテンツアダプタ6が生成する
ことによって認証代行が行われている点である。従来知
られているシングルサインオン技術では、いわゆるクッ
キーと呼ばれる技術を利用しているが、これとは相違す
る。クッキー技術は、サーバが各クライアントを識別す
るためのものであり、サーバからの要求に応じて、クラ
イアントは認証情報を書き込んだファイル(チケット)
を返信するようになっている。クッキー技術をクライア
ント/サーバシステムに導入するためには、クッキーの
有無を問い合わせるようにサーバ側プログラムを構成す
る必要があり、また、クライアント側ではクッキーを受
け入れて保持するように設定しておく必要がある。これ
とは逆に、本発明では、コンテンツアダプタ6が、認証
情報を含んだリクエストをその都度生成するため、クッ
キーを保持する必要はなく、各情報源10のサーバ側プ
ログラムがクッキーに未対応な場合であっても認証を代
行することができる。
【0070】ここで、前記各テーブルを利用して、各ユ
ーザ毎にカスタマイズされた情報を提供する方法を簡単
に述べる。ユーザU1がアクセスした場合、このユーザ
はログイン前の時点ではゲストとして判別され、パブリ
ックページが提供される。ユーザがログインすると、ユ
ーザU1として情報提供サーバ1の全体管理部2は認識
する。ユーザ情報テーブルによれば、ユーザU1が保有
するページは、PID1,3,6の3ページである。第
1ページ目のPID1に着目して説明を続ける。
【0071】次に、ページデータテーブルを参照する
と、PID1のページには、2個のエリアA1,A2が
設定されている。各エリアA1,A2には、それぞれが
保有するコントローラのIDがそれぞれ対応付けられて
いる(エリアA1にはCID1,2が、エリアA2には
CID3が)。そこで、コントローラデータテーブルを
参照する。例えば、CID1は、3個のオブジェクトO
ID1,2,3を保有する。各オブジェクトは、オブジ
ェクトデータテーブルを参照することにより、描画して
表示させることができる。このように、階層化された各
テーブルを順次参照することにより、各ユーザ毎にペー
ジを描画して提供することができる。
【0072】次に、図6は、コンテンツを部分的に選択
して表示させる方法を示す説明図である。例えば、新た
なコンテンツ表示部70を生成し、このコンテンツ表示
部70にウェブページを部分的に選択して表示させる場
合、コンテンツ表示部70の編集ボタン87を操作し
て、ウェブページのURLを特定する。コンテンツ表示
部70に対応するコンテンツアダプタ6は、指定された
サイトのウェブページページ10にアクセスし(PR
1)、指定されたウェブページの構成情報10Aを取得
する(PR2)。構成情報としては、例えば、HTML
やXML(eXtensible Mark-up Language)等のページ
記述言語で書かれたソースコードやスタイルシート等を
挙げることができる。
【0073】そして、構成情報を解析して(PR3)、
ウェブページから行単位のメニューを生成し、ユーザに
提示する(PR4)。例えば、改行タグ<BR>やテーブル
タグ<TD>等のタグを解析することにより、ウェブページ
という全体コンテンツを行単位の部分コンテンツに分解
し、行選択画面としてユーザに提示する。ユーザは、列
挙された複数の行の中から所望するものだけを選択す
る。ユーザの選択が完了すると、コンテンツアダプタ6
は、選択された行のコンテンツのみを描画し、コンテン
ツ表示部70に表示させる(PR5)。
【0074】これにより、例えば、図6に示すように、
「○×ニュースサイト」のトップページという全体コン
テンツ中、ユーザにより選択された「トップニュース」
と「株価」のみがコンテンツ表示部70に表示される。
なお、表示されたコンテンツにリンクする他のコンテン
ツは、コンテンツ表示部70内でリンクを辿ることによ
り表示可能である。このように、コンテンツ集合体から
所望のコンテンツのみを部分的に抽出して表示できるた
め、より一層のパーソナライズ化とカスタマイズが可能
となり、各ユーザ毎に最適化された編成で情報を提供す
ることができるようになっている。
【0075】なお、コンテンツの部分的な抽出例として
行単位で抽出する場合を例示したが、本発明はこれに限
定されない。構造解析の方法を変えることにより、種々
の単位、レベルでコンテンツを部分的に抽出し表示させ
ることができる。例えば、見出し単位でコンテンツを抜
き出すこともできるし、主題単位で抜き出すこともでき
る。XML等はHTMLよりも詳細な構造化が可能であ
るため、ここに挙げる以外の単位でコンテンツを部分的
に選択し表示することが可能である。また、見出し等と
行とを組み合わせて抽出するように構成することもでき
る。
【0076】次に、図7〜図9を参照してレイアウト変
更の概略を説明する。図7は、コンテンツ表示部70の
位置を変更する場合を示す。図7(a)はコンテンツ表
示部70のレイアウト変更前を示し、図7(b)はレイ
アウト変更後を示す。
【0077】図7(a)に示すように、下側のコンテン
ツ表示部70は、コンテンツCBを表示している。ユー
ザがコンテンツCBを視認し易い上側に配置したいと望
む場合、ユーザは、下側のコンテンツ表示部70に設け
られた上移動ボタン83を操作する。上移動ボタン83
の操作はイベントとして検出され、これによりコントロ
ーラ61内のレイアウト情報が書き換えられる。この結
果、図7(b)に示すように、コンテンツCBは上側に
表示され、コンテンツCAは下側に表示される。ここで
注意すべきは、ページスタイル選択メニュー等の別のペ
ージに移動することなく、コンテンツ表示部70の入れ
替えが行われている点である。各コンテンツ表示部70
は、それぞれのコンテンツCA,CBを表示させたまま
で、その配置が変更されている。
【0078】次に、図8は、コントローラのレイアウト
を変更する場合の説明図である。図8(a)はレイアウ
ト変更前を、図8(b)はレイアウト変更後をそれぞれ
示す。図8(a)に示すように、例えば、左側のコント
ローラ61を右側に移動させる場合、ユーザは、コント
ローラ61に設けられた右移動ボタン84を操作するだ
けでよい。右移動ボタン84の操作が検出されると、エ
リア51のレイアウト情報が書き換えられ、図8(b)
に示すように、コントローラ61の右移動として反映さ
れる。コントローラ61は、自己に属する全てのコンテ
ンツ表示部70を引き連れて一緒に移動する。
【0079】図9は、エリアのレイアウトを変更する場
合の説明図である。図9(a)に示すように、通常の状
態では、エリア51の存在はユーザから隠されている。
即ち、エリアの境界を示す線やエリア名及びエリアを操
作するための各ボタンは、表示されていない。
【0080】エリアのレイアウト変更を希望するユーザ
は、図9(a)中の下側に図示されたレイアウト編集ボ
タン97を操作する。レイアウト編集ボタン97を操作
すると、図9(b)に示すように、エリア名、境界線、
各種ボタン81〜83が表示される。ユーザは、各ボタ
ン81〜83を適宜操作することにより、エリア51の
レイアウトを変更することができるようになっている。
ここで、注意すべきは、レイアウト編集ボタン97は、
詳細なレイアウト変更を可能にするための切替スイッチ
であり、レイアウト編集画面等の別ページへ移行させる
ためのものではない点である。本実施の形態によるレイ
アウト編集ボタン97は、各コンテンツ表示部70の表
示を中断させることなく、シームレスなレイアウト変更
を保証する。
【0081】次に、図10〜図12に基づいて本発明の
動作を説明する。なお、図示するフローチャートは、処
理や操作の流れの概略を示すものであって、実際のプロ
グラム構造とは種々の点で相違する。以下、ステップを
「S」と略記する。
【0082】図10は、ページの表示処理の概略を示す
フローチャートである。ユーザが情報提供サーバ1にア
クセスすると(S1:YES)、このユーザには、最初にパブ
リックページが提示される(S2)。上述の通り、パブ
リックページは、全ての者に開放されたコンテンツを表
示するページまたはページ群である。パブリックページ
中のパブリックエリア内には、ユーザがログインするた
めのログイン部が設けられている。
【0083】ユーザがユーザ名やパスワードを入力して
ログインすると(S3:YES)、正規の登録済みユーザであ
るか否かが判定される(S4)。正規ユーザではない場
合には、エラーメッセージが表示される(S5)。もっ
とも、ログイン監視ステップにおいて、正規ユーザであ
るか否かを判定するようにしてもよく、その場合は、S
4及びS5はS3内に含まれて実行される。
【0084】アクセスしたユーザが正規ユーザである場
合は(S4:YES)、そのユーザ専用のユーザページが表示
される(S6)。図3に示すように、パブリックエリア
を構成するメニューエリア内には、ページ(ページ群)
を切り替えるための案内表示部34が常に表示されてい
るので、ユーザは、案内表示部を操作することにより、
所望のページに移動することができる(S7)。パブリ
ックページを選択した場合はパブリックページに戻り
(S8)、ユーザページを選択した場合はユーザページ
が引き続き表示され(S9)、グループページを選択し
た場合は、ユーザが所属する一つまたは複数のグループ
ページに移動するようになっている(S10)。各ペー
ジの描画・表示は、図4と共に上述した通り、各データ
テーブルを参照してページの構成を把握し、コントロー
ラに対応付けられた各オブジェクト(コンテンツ)を所
定の位置で表示させることにより行われる。
【0085】図11は、各ボタンによるレイアウト変更
処理を示すフローチャートである。それぞれのボタンに
ついて操作されたか否かを判定し(S21,S23,S
25,S27,S29,S31)、ボタンが操作された
場合は、各ボタンに応じた動作を行う(S22,S2
4,S26,S28,S32)。S32の編集モードで
は、コンテンツの編集(行単位コンテンツの選択変更
等)を行うことができるようになっている。
【0086】図12は、コンテンツ追加処理を示すフロ
ーチャートである。ユーザが新規なコンテンツを自分の
ユーザページまたは変更権限を有するグループページに
追加したい場合、ユーザは、図3中に示すコンテンツ追
加ボタン95を操作(S41:YES)。
【0087】コンテンツを追加する際に、ユーザは、コ
ンテンツを指定するための指定情報(例えば、コンテン
ツへのリンクやパス、コンテンツ名等)を入力する(S
42)。情報提供サーバ1は、コンテンツ指定情報をク
ライアントマシン20取得すると、新たなコンテンツア
ダプタ6を生成する。
【0088】新たに追加されるコンテンツが、例えば、
HTTPプロトコルによるベーシック認証等を要求する場合
は(S43:YES)、ユーザが入力した認証情報(ユーザ名
やパスワード)に基づいて、認証情報を含んだログイン
用のHTTPリクエストを生成する(S44)。即ち、本情
報提供サーバ1は、各コンテンツに対する認証処理を代
行して、いわゆるシングルサインオンを実現している。
ユーザは、情報提供サーバ1にアクセスして情報提供サ
ーバ1のサービスに一回ログインするだけで、認証を要
求する複数のコンテンツを利用することができるように
なっている。
【0089】次に、ウェブページのような部分表示可能
なコンテンツであって、ユーザがコンテンツの部分表示
を希望した場合には(S45:YES)、コンテンツアダプタ
6は指定されたコンテンツにアクセスして構成情報を取
得する(S46)。情報提供サーバ1は、取得された構
成情報に基づいて、行選択画面を生成し、行単位の部分
コンテンツを一覧表示してユーザの選択を待つ(S4
7)。ユーザが行単位の各部分コンテンツの中から所望
のコンテンツを選択すると、選択された行のコンテンツ
が取得され(S48)、コンテンツ表示部70に表示さ
れる(S49)。
【0090】一方、部分表示不能なコンテンツの場合ま
たはユーザが部分的な表示を望まない場合には(S45:N
O)、情報提供サーバ1は、指定されたコンテンツを取
得して(S50)、コンテンツ表示部70に表示させる
(S51)。
【0091】なお、選択した行のコンテンツを取得する
のではなく、コンテンツ(コンテンツ集合体)の全体を
取得しておいて、選択された部分(行)のコンテンツの
みを描画させることもできる。
【0092】このように構成される本実施の形態によれ
ば、以下の効果を奏する。
【0093】単にコンテンツの全体を表示するだけでは
なく、コンテンツを部分的に表示可能としたため、ユー
ザは、所望する部分だけを選択することができ、自己に
最適な編成で情報を閲覧することができる。また、不要
なコンテンツを排除できるため、限られた画面スペース
を有効に利用することができる。
【0094】特に、ニュースサイトのような情報の更新
が頻繁に行われる情報源10では、更新作業を機械的に
行って作業効率を高める等の理由によって、決まった行
(掲載位置)に決まったコンテンツを配置することが多
いという特徴を有する。例えば、トップページ中のトッ
プニュースは、ページの右上や中央部等の固定的な場所
に掲載され、株価や天気予報等のコンテンツも定まった
「指定席」に掲載されることが多い。ページ構成の大幅
な変更等が生じない限り、情報の属性に応じて掲載位置
が固定されている。そして、更新頻度の高い情報源ほど
ユーザにとって有益であることが多い。
【0095】本発明は、重要度の高い有益な情報源ほど
定型化された構成で情報を提供することが多いという特
徴に注目して、行単位(情報の配置位置)で情報の表示
/非表示を切り替えるという新規な構成を採用する。こ
れにより、各ユーザは、簡単に所望の情報だけを入手す
ることができる。
【0096】各コンテンツ表示部70等にレイアウト変
更用の各種制御ボタンを一体的に設けるため、コンテン
ツ表示を中断させることなく、シームレスにレイアウト
を変更できる。特別なプログラムや別ページのレイアウ
ト編集画面等を介さずに、直感的な操作で容易にレイア
ウトを変更できるため、使い勝手が向上する。
【0097】ページ内にエリアとコントローラとを設け
て階層化し、エリアとコントローラの配設方向を違えて
いるため、エリア単位でのレイアウト変更やコントロー
ラ単位でのレイアウト変更を行うことができる。従っ
て、エリア単位やコントローラ単位でダイナミックにレ
イアウトを変更したり、コンテンツ表示部70単位で繊
細なレイアウト変更を行うこともできる。また、ページ
内のレイアウトを階層化することにより、プログラムも
簡素化し、高速なレイアウト変更処理を行うことができ
る。即ち、エリアやコントローラの概念を無くすとすれ
ば、各コンテンツ表示部70には全方向への移動ボタン
を設ける必要があるばかりか、移動量が大きい場合には
何度も移動ボタンを操作しなければならず、そのたび
に、情報提供サーバ1はレイアウト情報を書き換える必
要がある。エリアとコントローラをページ内に導入する
ことにより、操作性が大幅に改善される。
【0098】エリアは常時表示せずに、レイアウト編集
ボタン97が操作されたときに、エリアの存在を顕在化
してレイアウト変更を可能としたため、ユーザにエリア
の存在を意識させることがなく、また限られた画面スペ
ースを有効に利用することができる。
【0099】次に、図13及び図14に基づいて本発明
の第2の実施の形態を説明する。以下の説明では上述し
た構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、そ
の説明を省略するものとする。本実施の形態の特徴は、
携帯情報端末等のように閲覧環境(画面サイズやデータ
通信速度等)が制限されたクライアントから情報提供サ
ーバ1にアクセスして情報を閲覧する点にある。
【0100】画面構成30Aに示すように、本実施の形
態では、外出先での閲覧を希望するコンテンツを選択す
るための外出先コンテンツ選択ボタン101が設けられ
ている。ユーザは、外出前に、選択ボタン101を操作
する。選択ボタン101を操作すると、選択ボックス1
01が各コンテンツ毎にそれぞれ表示される。即ち、コ
ンテンツ表示部70及び表示されている部分コンテンツ
のそれぞれについて選択ボックス101が表示される。
【0101】ユーザは、外出先での閲覧を希望するコン
テンツを、選択ボックス101を操作することにより選
択する。このコンテンツ選択情報は、各コンテンツ毎に
オブジェクトデータテーブルに格納される。ユーザが外
出先から例えば携帯情報端末のようなクライアントマシ
ン20Aで情報提供サイト1にアクセスすると、予め選
択されたコンテンツのみが表示される。
【0102】より具体的には、外出先から情報提供サー
バ1にアクセスすると、予め選択されたコンテンツが携
帯情報端末用の言語(例えば、CHTMLやHDML等)でリア
ルタイムで書き換えられて提供される。このコンテンツ
変換は、情報提供サーバ1に実装された変換プログラム
により行われる。
【0103】ここで、注意すべきは、外出先コンテンツ
を選択した場合でも、ユーザページやグループページ自
体の構成には何ら変化を与えない点と、外出先用のユー
ザページやグループページを別に用意しているわけでは
ない点である。各オブジェクト(コンテンツ)毎に、外
出先用(モバイル用)の属性情報を付加しているだけで
あり、通常のクライアントマシン20からアクセスした
場合には、通常のユーザページ等が表示される。
【0104】図14は、本実施の形態の作用を示すフロ
ーチャートである。まず、ユーザが外出先コンテンツ選
択ボタン101を操作すると(S61)、各コンテンツ
に選択ボックス(チェックボックス)100が表示され
る(S62)。ユーザは、選択ボックス100をマーク
することにより、所望のコンテンツを選択する(S6
3)。コンテンツの選択が終了すると(S64:YES)、情
報提供サーバ1は、選択されたコンテンツをマークして
オブジェクトデータテーブルの内容を更新する(S6
5)。
【0105】ユーザが外出先から情報提供サーバ1にア
クセスすると(S66:YES)、パブリックページが表示さ
れる(S67)。ここで、通常のパブリックページ中の
トップエリアやメニューエリア内に、外出先用パブリッ
クページへのリンクを設定しておくこともできるし、あ
るいは、アクセスを解析した時点で自動的に外出先用パ
ブリックページを表示させることもできる。
【0106】そして、ユーザがログインした場合は(S6
8:YES)、外出先からのアクセスであるか否かを判定す
る(S69)。上述のように、ユーザ自らが外出先用パ
ブリックページへのリンクを操作した場合は、外出先か
らのアクセスであると判定することができる。または、
IPアドレスからリモートホスト名を割り出し、外出先
からのアクセスであるか否かを判定することも可能であ
る。
【0107】外出先からのアクセスである場合は、S6
3で選択されたコンテンツをCHTML等の携帯情報端末で
利用可能な言語に書き換えて外出先用ページを生成し、
ユーザに提供する(S70)。一方、外出先からのアク
セスではない場合は、通常のページを生成してユーザに
提供する(S71)。
【0108】ここで、外出先用にコンテンツを書き換え
る場合、コンテンツのソースをHTMLからCHTML(Compact
HTML)やHDML(HyperText Device Markup Language)
に書き換えるだけではなく、減色処理等の他の処理を行
うようにしてもよい。
【0109】このように構成される本実施の形態によれ
ば、携帯情報端末のような閲覧環境に限界のあるクライ
アントマシン20Aで情報提供サーバ1にアクセスした
場合でも、所望の情報を簡単に閲覧することができる。
【0110】次に、図15に基づいて、情報提供サーバ
1の要部について具体的な一例を簡単に説明する。本発
明はこの具体例に限定されない。
【0111】図15は、情報提供サーバ1による情報提
供サービスを構成する各オブジェクトの関係を概略的に
示す説明図である。
【0112】オブジェクトは、それぞれ後述するよう
に、ユーザ管理オブジェクト群200と、パブリック領
域管理オブジェクト群210と、ページ管理オブジェク
ト群220とに大別されている。
【0113】ユーザ管理オブジェクト群200は、ゲス
トユーザ情報オブジェクト201と、ユーザ情報オブジ
ェクト202と、グループ情報オブジェクト203とを
有する。ゲストユーザ情報オブジェクト201は、ゲス
トが保有するページのIDリストを管理する。ユーザ情
報オブジェクト202は、各ユーザが保有するページの
IDリストを管理する。グループ情報オブジェクト20
3は、各グループが保有するページのIDリストを管理
する。ページ環境管理オブジェクト204は、各オブジ
ェクト201〜203から渡された情報に基づいて、ア
クセス者に提供するページ環境を決定し、管理する。
【0114】パブリック領域管理オブジェクト210
は、パブリックエリアオブジェクト211と、パブリッ
クコントローラ管理オブジェクト212と、パブリック
エリアアダプタ管理オブジェクト213とを有する。パ
ブリックエリアオブジェクト211は、パブリックエリ
アを構成するトップエリアのコントローラ及びメニュー
エリアのコントローラの配置情報(レイアウト情報)を
管理する。パブリックコントローラ管理オブジェクト2
12は、パブリックエリアに属する全てのコントローラ
オブジェクトを管理する。パブリックエリアアダプタ管
理オブジェクト213は、パブリックエリアに属する全
てのコンテンツアダプタ6(コンテンツ表示部70を含
む)を管理する。
【0115】ページ管理オブジェクト群220は、ペー
ジオブジェクト221と、コントローラ管理オブジェク
ト222と、アダプタ管理オブジェクト223を有す
る。ページオブジェクト221は、ページ内に存在する
全てのエリア及びコントローラの配置情報を管理する。
コントローラ管理オブジェクト222は、ページ内の全
てのコントローラオブジェクトを管理する。アダプタ管
理オブジェクト223は、ページ内の全てのコンテンツ
アダプタ6(コンテンツ表示部70を含む)を管理す
る。
【0116】ユーザ情報に基づいて表示すべきページの
種別(パブリックページ、ユーザページ、グループペー
ジ)とページIDが決定されると、レイアウト情報を管
理するパブリックエリアオブジェクト211とページオ
ブジェクト221がそれぞれ生成される。パブリックエ
リアオブジェクト211及びページオブジェクト221
に対して描画メソッドがそれぞれ実行されると、それぞ
れが管理するコンテンツが出力される。なお、実際のコ
ンテンツ描画は、コントローラ管理オブジェクト222
やアダプタ管理オブジェクト223に委ねられている。
【0117】なお、本発明は、上述した各実施の形態に
限定されない。当業者であれば、前記実施の形態に構成
要素を追加したり、削除したり、変更等したりして種々
の変形を行うことができる。例えば、図示のフローチャ
ートは、発明の理解及び実施を損なわないように、処理
の流れを端的に示したものに過ぎないから、当業者であ
れば、ステップの入れ替えや削除、変更等を容易に行う
ことができる。
【0118】また、図6等と共に述べたコンテンツの部
分的選択・表示の構成は、例えば、以下のように表現す
ることができ、レイアウト変更に係る構成と有機的に結
合することによって、各ユーザに適した情報提供画面を
生成し、レイアウトを容易に変更することができるよう
になる。
【0119】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係る情報提
供システムによれば、情報を部分的に選択して表示させ
ることができ、各ユーザは自由に情報表示内容を編成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る情報提供システムの
全体構成を示す説明図である。
【図2】クライアント側の画面構成を示す説明図であ
る。
【図3】画面構成の詳細を示す説明図である。
【図4】管理データベースに記憶される各データテーブ
ルを示す説明図であって、図4(a)はユーザ情報テー
ブル、図4(b)はページデータテーブル、図4(c)
はコントローラデータテーブル、図4(d)はオブジェ
クトデータテーブルをそれぞれ示す。
【図5】管理データベースに記憶される認証データテー
ブルの構成を示す説明図である。
【図6】コンテンツを行単位等で部分的に選択して表示
する方法を示す説明図である。
【図7】コンテンツ表示部のレイアウト変更の様子を示
す説明図であって、図7(a)はレイアウト変更前の状
態を、図7(b)はレイアウト変更後の状態をそれぞれ
示す。
【図8】コントローラのレイアウト変更の様子を示す説
明図であって、図8(a)はレイアウト変更前の状態
を、図8(b)はレイアウト変更後の状態をそれぞれ示
す。
【図9】エリアのレイアウトを変更する場合の説明図で
あって、図9(a)はエリア及び各種ボタンが隠されて
いる状態を、図9(b)はエリア及び各種ボタンが表示
されている状態をそれぞれ示す。
【図10】表示処理を示すフローチャートである。
【図11】制御ボタンによるレイアウト変更処理を示す
フローチャートである。
【図12】コンテンツ追加処理を示すフローチャートで
ある。
【図13】本発明の第2の実施の形態に係る情報提供シ
ステムの要部を示す説明図である。
【図14】携帯情報端末等で情報を閲覧する場合の処理
を示すフローチャートである。
【図15】本発明の構成の具体的一例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 情報提供サーバ 2 全体管理部 3 ページ管理部 4 エリア管理部 5 コントローラ管理部 6 コンテンツアダプタ 7 管理データベース 10 情報源 20 クライアントマシン 21 クライアントプログラム 30 画面構成 31 トップエリア 32 メニューエリア 41 ページ 51 エリア 61 コントローラ 70 コンテンツ表示部 81 消滅ボタン 82 下移動ボタン 83 上移動ボタン 84 右移動ボタン 85 左移動ボタン 86 ヘルプボタン 87 編集ボタン 91 ページ追加ボタン 92 ページ削除ボタン 93 エリア追加ボタン 94 コントローラ追加ボタン 95 コンテンツ追加ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 3/00 651 G06F 3/00 651A 13/00 540 13/00 540E Fターム(参考) 5B075 ND36 PP03 PP13 PQ02 PQ16 PQ67 5E501 AA01 AC22 AC34 BA04 CA02 EB12 FB43

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザが選択した複数の情報を統合化し
    て該ユーザに提供する情報提供システムにおいて、 情報源から情報をそれぞれ取得する複数の情報取得部
    と、 前記各取得された情報をそれぞれ提供する複数の情報提
    供部と、 前記各情報提供部を統合化して表示させる統合管理手段
    とを備え、 前記各情報提供部は、前記各情報に含まれる各部分情報
    のうち選択された部分情報のみを提供可能に構成されて
    いることを特徴とする情報提供システム。
  2. 【請求項2】 前記各情報提供部は、前記各取得された
    情報に含まれる各部分情報のうち選択された部分情報の
    みを提供可能に構成されている請求項1に記載の情報提
    供システム。
  3. 【請求項3】 前記各情報取得部は、前記選択された各
    部分情報のみを前記情報源から取得する請求項1に記載
    の情報提供システム。
  4. 【請求項4】 前記各情報提供部は、前記提供される部
    分情報を選択するための部分情報選択部をそれぞれ備え
    ている請求項1に記載の情報提供システム。
  5. 【請求項5】 前記各部分情報とは、前記情報を所定の
    単位で抽出してなるものである請求項1〜請求項4のい
    ずれかに記載の情報提供システム。
  6. 【請求項6】 前記所定の単位とは、行単位である請求
    項5に記載の情報提供システム。
  7. 【請求項7】 さらに、前記各情報提供部がそれぞれ提
    供する前記取得された情報または前記選択された各部分
    情報のうち、所定の閲覧環境下で閲覧するための情報及
    び部分情報を選択する所定閲覧用選択部を前記各情報提
    供部にそれぞれ設け、 前記各情報提供部は、前記所定閲覧用選択部により選択
    された前記情報及び部分情報を、前記所定の閲覧環境に
    適した形態で提供する請求項1〜請求項6のいずれかに
    記載の情報提供システム。
  8. 【請求項8】 前記所定の閲覧環境とは、閲覧画面サイ
    ズが制限された移動体通信環境である請求項7に記載の
    情報提供システム。
  9. 【請求項9】 さらに、認証情報を管理する認証情報管
    理手段を設け、 前記情報源が認証を要求する場合には、前記各情報取得
    部は、前記認証情報管理手段を参照して認証情報を含む
    リクエストを生成することにより、前記情報源から情報
    を取得する請求項1〜請求項8のいずれかに記載の情報
    提供システム。
  10. 【請求項10】 ユーザが選択した複数の情報を統合化
    して該ユーザに提供するためのプログラムにおいて、 情報源から情報を取得させる機能と、 前記取得された情報に含まれる各部分情報のうちいずれ
    か一つまたは複数の部分情報を選択させる機能と、 前記選択された部分情報を情報提供部を介して提供させ
    る機能と、をコンピュータ上に実現させるためのプログ
    ラム。
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