JP6119841B2 - 無線端末、代替経路数生成方法 - Google Patents

無線端末、代替経路数生成方法 Download PDF

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Description

本発明は、無線端末、代替経路数生成方法に関する。
近年、無線端末各々が自律的に相互接続するアドホックネットワークシステムが提案される。アドホックネットワークでは、アクセスポイントは設置されず、無線端末各々が、経路情報に基づいて、自端末と相互に接続する無線端末から受信したパケットを隣接端末に対して中継することで経路を形成する。そして、例えば、各無線端末で測定されたセンサーデータが、生成された経路に基づいて、1つまたは複数の無線端末に中継され、目的の端末に送信される(例えば、特許文献1、2)。
このようなシステムでは、無線端末の故障や電池切れ等による機能停止等の障害が頻繁に発生する。障害の発生により、中継の無線端末はデータを送受信できず、センサーデータは目的の端末に送信されない。そこで、無線端末の障害に対する人手による対応(修理、機器や電池の置き換え)が必要となる。しかしながら、対応可能な人員が限られていることがあるため、対応が必要な無線端末が多数である場合、多数の無線端末の障害に即座に対処できない。
そこで、例えば、軽微な障害の無線端末の対処は即座にではなく、まとめて行われる。これにより、障害対応の手間の効率化が計られる。例えば、障害対応の優先度は、無線端末の重要度に基づいて設定される。アドホックネットワークの場合、障害が発生した無線端末によっては、他の無線端末を中継する経路に動的に変更することによって、中継の無線端末の代替が可能になる。一方、無線端末の配置によっては、代替経路が存在しない場合がある。そこで、例えば、代替経路数や対象ノードを経由している経路の数に基づいて、無線端末の重要度が算出される。
特開2012−199703号公報 特許第4941397号公報
2008年 電子情報通信学会総合大会講演論文集2 573頁「センサネットワークの遠隔保守における重要度に基く故障指摘手法」
しかしながら、代替経路数は、例えば、全ての無線端末における隣接テーブルを、所定の端末に集約し、各無線端末の隣接テーブルの情報に基づいて構築される経路情報に基づいて算出される。このため、隣接テーブルの収集のために通信量が増大し、ネットワークに負荷がかかるとともに、隣接テーブルの格納のために端末のストレージを圧迫する。また、隣接テーブルが集約される端末は、隣接テーブルに基づいて経路構築と同等の処理を繰り返し行うことによって代替経路を算出するため、高負荷状態となり易く、処理に時間を要する。
そこで、本発明は、代替経路数を効率的に生成する無線端末、代替経路数生成方法を提案する。
第1の側面は、無線端末がそれぞれ、宛先の無線端末にパケットを送信する際の経路を示す経路情報に基づいてパケットを中継する無線通信システムにおける中継の前記無線端末であって、自無線端末と相互に接続する無線端末から前記経路情報と各経路の第1の経路数とを含む第1のパケットを受信し、前記経路情報と前記第1の経路数とを記憶する経路情報記憶手段と、発信元の無線端末から発信され、前記発信元の無線端末と前記宛先の無線端末間の第2経路数を含む第2のパケットを受信し、前記第2の経路数から、前記自無線端末と前記発信元の無線端末間の第1の経路数と前記自無線装置と前記宛先の無線端末間の第1の経路数との乗算値を減算した値を前記自無線端末の代替経路数として算出する代替経路数算出手段と、を有する。
第1の側面によれば、代替経路数を効率的に生成される。
アドホックネットワークシステムの全体構成を示す図である。 本実施の形態例におけるノードの構成の一例を示す。 ノードのブロック図の一例を示す図である。 本実施の形態例におけるノードの処理の概要を説明するフローチャート図である。 Helloパケットに基づく経路情報の生成処理について説明する第1図である。 Helloパケットに基づく経路情報の生成処理について説明する第2図である。 Helloパケットに基づく経路情報の生成処理について説明する第3図である。 Helloパケットに基づく経路情報の生成処理について説明する第4図である。 Helloパケットに基づく経路情報の生成処理について説明する第5図である。 経路情報が有する各経路と経路数について説明する図である。 図4のフローチャートにおける送信元ノードと宛先のノード間の経路数の抽出処理(工程S12)について説明する図である。 代替経路数の算出方法について説明する図である。 図5〜図9の具体例における代替経路数について説明する図である。 ノードにおける全体の処理について説明するフローチャート図である。 ノードにおけるデータパケットの送信処理を示すフローチャート図である。 ノードにおけるHelloパケットの送信処理を示すフローチャート図である。 ノードにおけるHelloパケットの受信処理を示すフローチャート図である。 ノードにおけるデータパケットの受信処理を示すフローチャート図である。 宛先ノードにおける重要度の抽出処理を示すフローチャート図である。
以下、図面にしたがって本発明の実施の形態について説明する。ただし、本発明の技術的範囲はこれらの実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された事項とその均等物まで及ぶものである。
[アドホックネットワークシステムの構成]
図1は、本実施の形態例におけるアドホックネットワークシステムの全体構成を示す図である。同図において、無線端末GWは、ゲートウェイである。アドホックネットワークシステムでは、それぞれの無線端末a〜iが自律的にルーティングを行い、マルチホップ通信を行う。同図の例において、例えば、実線はルーティングによって生成されたデータ転送経路を示し、点線は相互に通信可能であるがデータ転送経路に該当しない経路を示す。例えば、無線端末dにおいて測定されたデータは、無線端末c、無線端末e、無線端末f、無線端末aを経由してゲートウェイに到達する。以下、無線端末をノードと称する。
[ノードの構成]
図2は、本実施の形態例におけるノードの構成の一例を示す。例えば、ノードは、プロセッサ11、メモリ12、センサー14、送受信機13を有する。各部は、バス15を介して相互に接続される。メモリ11は、例えば、制御プログラム21、及び、制御プログラム21によって生成される各種テーブル22を記憶する。CPU11は、制御プログラム21と協働して、本実施の形態例における代替経路数の算出処理等を行う。なお、これらの処理は、等価な処理を行うハードウェアによって実現されていても良い。センサー14は、例えば、所定の対象を測定してセンサーデータを生成する。送受信機13は、例えば、アンテナ等であって、制御プログラム21における制御に基づいて、センサーデータ等を有するデータパケットや、通信用の制御パケットを送受信する。
[ノードのブロック図]
図3は、ノードのブロック図の一例を示す図である。同図のノードは、例えば、Helloパケット受信部31、Helloパケット送信部33、Helloパケット生成部34、経路情報抽出部32、経路テーブルTt、隣接テーブルTyを有する。隣接テーブルTyは、隣接するノードの情報を有するテーブルである。
Helloパケット受信部31は、Helloパケットを受信し、経路情報抽出部32は、受信したHelloパケットに含まれるデータから経路情報及び経路数を抽出し、経路テーブルTtに格納する。経路情報とは、例えば、自ノードから宛先となるノードにパケットを送信する際の経路を示す情報である。また、Helloパケット生成部34は、経路テーブルTtを参照して経路情報及び経路数を有するHelloパケットを生成する。そして、Helloパケット送信部33は生成されたHelloパケットを送信する。
また、図3のノードは、データパケット生成部41、経路数情報付加部42、データパケット送信部43、データパケット受信部44、経路数情報抽出部45、代替経路数計数部51を有する。データパケット生成部41はデータパケットを生成する。データパケットは、所定のデータを有するパケットであって、特定の宛先ノードに送信されるパケットを示す。
また、経路数情報付加部42は、データパケットに自ノードから宛先のノードへの総経路数を付加する。また、データパケット送信部43は、センサーデータを有するデータパケットを送信する。データパケット受信部44は、データパケットを受信し、データパケットが有する総経路数を抽出し、代替経路数テーブルTxに記憶する。代替経路数計数部51は、経路テーブルTt、及び、代替経路数テーブルTxを参照して、自ノードの代替経路数を算出する。そして、算出された自ノードの代替経路数は、代替経路数テーブルTxに格納される。
また、図3のノードは、例えば、ノード重要度評価部61、ノード重要度通知部62を有する。ノード重要度評価部61は、代替経路数テーブルTxを参照して代替経路数を取得し、重要度を生成する。ノード重要度通知部62は、生成された重要度を通知する。
ここで、本実施の形態例におけるノードの処理の概要について説明する。
[ノードの処理の概要]
図4は、本実施の形態例におけるノードの処理の概要を説明するフローチャート図である。本実施の形態例におけるノードは、自ノードと相互に接続するノードから経路情報と各経路の第1の経路数とを含む第1のパケットを受信し、経路情報と第1の経路数とを記憶する。そして、ノードは、発信元のノードから発信され、発信元のノードと宛先のノード間の第2経路数を含む第2のパケットを受信し、第2の経路数から、自ノードと発信元のノード間の第1の経路数と自無線装置と宛先のノード間の第1の経路数との乗算値を減算した値を自ノードの代替経路数として算出する。
図4のフローチャート図において、まず、ノードは、Helloパケット(第1のパケット)に基づいて、自ノードと、接続可能な他のノードとの経路情報を生成する(S11)。このとき、本実施の形態例において、ノードは、Helloパケットに基づいて、経路情報に加えて、各経路の経路数(第1の経路数)を生成する。これにより、まず、自ノードと接続可能な他のノードとの経路の経路数(第1の経路数)が生成される。
そして、データパケット(第2のパケット)の転送時、中継を行うノードは、データパケットから、データパケットの発信元ノードと宛先ノードとの間の経路数(第2の経路数)を抽出する(S12)。データパケットには、予め、発信元ノードによって、発信元ノードと宛先ノードとの間の総経路数が付与されている。そして、ノードは、工程S12において抽出した送信元ノードと宛先ノードとの総経路数(第2の経路数)と、工程S11において生成した経路数(第1の経路数)とに基づいて、自ノードの代替経路数を算出する(S13)。
続いて、図4のフローチャート図における各工程の処理について具体的に説明する。まず、図4のフローチャート図におけるHelloパケットに基づく経路情報の生成処理(S11)について説明する。
[Helloパケットに基づく経路情報の生成(図4のS11)]
図5〜図9は、本実施の形態例におけるHelloパケットに基づく経路情報の生成処理について説明する図である。図5〜図9には、本実施の形態例におけるアドホックネットワークの一部が示される。同図の例において、ノードGWはゲートウェイを示す。この例において、経路テーブルは、宛先ノードT、宛先ノードTへの経路において経由する隣接ノードl、宛先ノードTまでのホップ数h、自ノードと宛先ノードTとの間の経路数kを有する。なお、経路テーブルにおいて、ノードGWは、Gとして表記される。
本実施の形態例において、経路情報の生成のために、Helloパケットと呼ばれる制御パケットが用いられる。ノードは、定期的に、Helloパケットをブロードキャストする。そして、ノードは、HELLOパケットを送受信して経路情報を交換し、経路テーブルを生成する。また、本実施の形態例において、HELLOパケットには、経路情報に加えて経路数が付加される。
ノードは、HELLOパケットを受信すると、HELLOパケットが有する経路情報に基づいて、自ノードの経路テーブルを更新する。具体的に、ノードは、Helloパケットを受信すると、Helloパケットが有する経路情報のうち、自ノードの経路テーブルに存在しない経路の情報を経路数kと共に、自ノードの経路テーブルに追加する。また、ノードは、Helloパケットが、経路テーブルの経路情報よりもホップ数hの少ない経路情報を有する場合、Helloパケットが有する経路情報を経路テーブルに上書きする。また、宛先ノードT、及び、リンクlが同一の経路が複数ある場合、ノードは、経路数の総和を経路テーブルに登録する。これにより、経路テーブルが生成される。続いて、具体例に基づいて説明する。
図5の(1)において、例えば、ノードGWは、自ノードがネットワーク上に存在することを示すHELLOパケットH11、H12を、隣接するノードcおよびノードdに送信する。ノードcは、受信したHELLOパケットH11に基づいて経路情報を生成し、経路テーブルTc−1に格納する。具体的に、ノードcは、ノードGW(T)まで自ノードcから1ホップ(h)である旨の経路情報を生成する。なお、ノードcとノードGW間の経路数は1つである。このため、経路数1(k)が登録される。
図5の(1)において、同様にして、ノードdは、ノードGWから送信されたHELLOパケットH12を受信する。ノードdは、受信したHELLOパケットH12に基づいて、自ノードdからノードGW(T)まで1ホップ(h)である旨の経路情報、及び、経路数1(k)を生成し、経路テーブルTd−1に格納する。このように、ノードは、隣接ノードへの経路を初めに生成する場合は、その経路数(k)を1とする。
図5の(2)は、続いて、ノードcが、HELLOパケットH21、H22をノードaおよびノードbに送信する場合を例示する。このとき、HelloパケットH21は、ノードcが、ノードGWまで1ホップ(h)である旨の経路情報を有する。そこで、ノードaは、HelloパケットH21が有する経路情報に基づいて、ノードc(l)をリンクしてノードGW(T)まで2ホップ(h)である旨の経路情報とその経路数1(k)を経路テーブルTa−2に追加する。このとき、Helloパケットが有する経路数(k)が、経路テーブルに転記される。このように、HelloパケットH21が有する経路情報のリンク(l)とホップ(h)が変更され、自ノードaの経路テーブルTa−2に追加されることによって、経路情報が延長される。また、ノードaは、ノードc(T)まで1ホップ(h)である旨の経路情報とその経路数1(k)を経路テーブルTa−2に追加する。
また、ノードbは、ノードc(T)まで1ホップである旨の経路情報とその経路数1(k)、隣接ノードc(l)をリンクしてノードGW(T)まで2ホップ(h)である旨の経路情報とその経路数1(k)を、経路テーブルTb−2に追加する。このように、HELLOパケットの伝搬によって経路情報が延長される。
図6は、Helloパケットに基づく経路情報の生成処理の具体例の続き(3)(4)を説明する図である。同図の(3)において、続いて、ノードaがノードcにHELLOパケットH31を送信すると、ノードcは、HELLOパケットに含まれる経路情報に基づいて経路情報を生成する。このとき、HelloパケットH31は、ノードc(l)をリンクしてノードGW(T)まで2ホップ(h)である旨の経路情報を有する。ただし、ノードcの経路テーブルTc−3は、既に、ノードGW(T)まで1ホップである旨の経路情報を有する。この場合、例えば、ノードcは、ノードa(l)をリンクしてノードGW(T)まで3ホップ(h)である旨の非効率な経路情報を、経路テーブルTc−3に追加しなくてもよい。
このように、経路テーブルに追加される経路は、経路長であるホップ(h)に基づいて、制限されてもよい。図6の(3)の例において、例えば、経路テーブルにおける同一の宛先ノードGW(T)への最短ホップ数1から2ホップ以上長い3ホップの経路(ノードaをリンクする経路)については除外される。このように、ホップ数に基づいて経路が除外されることにより、非効率な経路が除外される。これにより、算出される代替経路数の誤差が回避される。詳細については、後述する。
また、図6の(3)において、ノードbは、ノードdからHELLOパケットH32を受信すると、ノードd(T)まで1ホップ(h)である旨の経路情報とその経路数1(k)、及び、隣接ノードd(l)をリンクしてノードGW(T)まで2ホップ(h)である旨の経路情報とその経路数1(k)、を経路テーブルTb−3に追加する。
図6の(4)において、続いて、ノードbはノードc、ノードa、ノードdにHELLOパケットH41〜H43を送信する。ノードaは、ノードbからHELLOパケットH41を受信すると、ノードb(T)までの経路情報とその経路数1(k)、及び、ノードb(l)をリンクするノードc(T)までの経路情報とその経路数1(k)を追加する。また、ノードbの経路テーブルTb−3は、ノードGWを宛先(T)とし、ノードc(l)またはノードd(l)をリンクする2つの経路情報を有する。このため、ノードaは、ノードb(l)をリンクするノードGW(T)までの経路情報とその経路数2(k)を経路テーブルTa−4に追加する。このように、ノードは、リンク(l)と宛先ノードまでの経路が複数ある場合、各リンクの経路数の和を経路テーブルに格納する。同様にして、HELLOパケットH42、H43に基づいて、経路テーブルTc−4、Td−4が更新される。
このように、リンク(l)から宛先ノード(T)まで複数の経路がある場合、経路の和が、自ノードから当該リンク(l)を中継する宛先ノード間の経路数として、経路テーブルに格納される。これにより、経路テーブルに基づいて、経路情報に加えて、その経路数(k)が検知可能になる。具体例の続きについて説明する。
図7は、Helloパケットに基づく経路情報の生成処理の具体例の続き(5)を説明する図である。同図の(5)において、続いて、ノードaは、ノードb及びノードcにHELLOパケットH51、H52を送信する。これにより、ノードbの経路テーブルTb−5に、ノードaをリンク(l)とする3つの経路情報とその経路数(k)が追加される。また、ノードcの経路テーブルTc−5に、ノードaをリンク(l)とする2つの経路情報とその経路数(k)が追加される。
図8は、Helloパケットに基づく経路情報の生成処理の具体例の続き(6)を説明する図である。同図の(6)において、ノードbは、ノードc及びノードdにHELLOパケットH61、H62を送信する。ノードcの経路テーブルTc−6は、ノードbをリンク(l)とする経路情報を既に有するが、ノードbをリンク(l)とする宛先ノードa(T)の経路情報は有していない。このため、ノードcは、ノードbをリンク(l)とする宛先ノードa(T)の経路情報と、その経路数1(k)を、経路テーブルTc−6に追加する。同様にして、ノードdは、ノードbをリンク(l)とする宛先ノードa(T)の経路情報と、その経路数1(k)を経路テーブルTd−6に追加する。
図9は、Helloパケットに基づく経路情報の生成処理の具体例の続き(7)を説明する図である。同図の(7)において、ノードcは、ノードa及びノードbにHELLOパケットH71、H72を送信する。図8の(6)と同様にして、ノードaは、ノードcをリンク(l)とする宛先ノードd(T)の経路情報とその経路数1(k)を、経路テーブルTa−7に追加する。同様にして、ノードbは、ノードcをリンク(l)とする宛先ノードa(T)の経路情報とその経路数1(k)を経路テーブルTb−7に追加する。
このように、HELLOパケットの伝搬経路の相違によって、同一の宛先ノードについて複数の経路を有する経路テーブルが生成される。例えば、図9のノードaの経路テーブルTa−7は、点線で囲むように、ノードcを宛先ノードとする計2つの経路、ノードdを宛先ノードとする計2つの経路、ノードGWを宛先ノードとする計3つの経路を有する。
[経路数]
図10は、経路情報が有する各経路と経路数について説明する図である。図10のテーブルTa−8〜Td−8は、図9の経路テーブルの情報に加えて、経路情報に対応する発信元ノードと宛先ノード(T)との間における総経路数を有する。
図10のノードaの経路テーブルは、前述したとおり、ノードaとノードGW(T)との間の経路として、隣接ノードcをリンク(l)とする1つの経路(ノードa→ノードc→ノードGW)と、隣接ノードbをリンクとする(l)2つの経路(ノードa→ノードb→ノードc→ノードGW/ノードa→ノードb→ノードd→ノードGW)とを有する。つまり、ノードaの経路テーブルTa−8は、ノードGW(T)を宛先とする3つの経路を有する。
同様にして、図10のノードaの経路テーブルTa−8は、ノードd(T)との間の経路として、隣接ノードcをリンク(l)とする1つの経路(ノードa→ノードc)と、隣接ノードbをリンク(l)とする1つの経路(ノードa→ノードb→ノードc)とを有する。これは、経路テーブルTa−8が、ノードcを宛先とする2つの経路を有することを意味する。同様にして、経路テーブルTa−8は、ノードd(T)を宛先とする2つの経路(ノードa→ノードb→ノードd/ノードa→ノードc→ノードGW→ノードd)を有する。
また、図10において、ノードbの経路テーブルTb−8は、ノードGW(T)を宛先とする経路として、ノードa、ノードc、ノードdをそれぞれリンク(l)とする経路を有する。つまり、経路テーブルTb−8は、ノードGW(T)を宛先とする3つの経路を有する。また、経路テーブルTb−8は、ノードaを宛先とする2つの経路、ノードcを宛先とする2つの経路、ノードdを宛先とする1つの経路を有する。他のノードの経路テーブルについても、同様である。
このように、本実施の形態例では、Helloパケットに経路数が付加されることによって、自ノードと宛先ノードとの経路情報に加えて、自ノードと宛先ノードとの総経路数が自動的に算出可能になる(図4のS11)。続いて、図4のフローチャート図における工程S12の処理について説明する。工程S12において、ノードは、データパケット中継時に、データパケットの発信元ノードと宛先ノードとの間の総経路数を抽出する。抽出した経路数は、代替経路の算出工程(図4のS13)において使用される。
[発信元ノードと宛先のノード間の経路数の抽出処理(S12)]
図11は、図4のフローチャートにおける送信元ノードと宛先のノード間の経路数の抽出処理(工程S12)について説明する図である。この例において、実線の矢印はデータパケットの送信経路を示し、点線の矢印は相互に通信可能であるが、データパケットの送信経路には該当しない経路を示す。同図の例において、例えば、ノードaは、測定したセンサーデータを有するデータパケットを、ノードcを経由してノードGWに送信する。この場合、発信元ノードはノードa、宛先ノードはノードGWに当たる。また、同図の例において、例えば、ノードbは、測定したセンサーデータを有するデータパケットを、ノードdを経由してノードGWに送信する。この場合、発信元ノードはノードb、宛先ノードはノードdに当たる。なお、ノードc、ノードdについても、それぞれ発信元ノードとなり得る。
まず、ノードaから宛先ノードGWにデータパケットが送信される場合を例示する。この場合、発信元ノードaは、自ノードaと宛先ノードGWとの間の総経路数3をデータパケットに付加する。そして、中継ノードcは、データパケット中継時に、データパケットに含まれる、発信元ノードaと宛先ノードGWとの総経路数3を抽出する(S12)。ノードbから宛先ノードGWにデータパケットが送信される場合についても同様である。中継ノードdは、データパケット中継時に、データパケットに含まれる、発信元ノードbと宛先ノードGWとの総経路数3を抽出する(S12)。このように、本実施の形態例において、発信元ノードと宛先ノードとの間の総経路数が、各中継のノードに伝達される。
このように、発信元ノードと宛先ノードとの間の総経路数は、既存のデータパケットに追加されることにより、効率的に中継ノードに伝達される。総経路数を格納するフィールドのサイズは小さく、データパケットの数についても増加しないため、ネットワークの負荷は増加しない。続いて、図4のフローチャート図における工程S13の処理について説明する。工程S13において、ノードは、データパケット中継時に、中継ノードと宛先のノードとの間の総経路数に基づいて、自ノードの代替経路数の算出を行う。ここで、代替経路数の算出方法について説明する。
[代替経路の算出方法]
図12は、代替経路数の算出方法について説明する図である。同図の例において、データパケットの発信元ノードはノードdであって、宛先ノードはノードGWである。この例では、発信元ノードdから宛先ノードGWまでの経路における、中継ノードfの代替経路数の算出方法について例示する。本実施の形態例において、代替経路数は、計算式「発信元ノードから宛先ノードまでの経路総数−ノードを中継する経路数」に基づいて算出される。また、ノードを中継する経路数は、「ノードと発信元ノードと間の経路数×ノードと宛先ノードとの間の経路数」を示す。
図12の例において、発信元ノードdと宛先ノードGWとの間の経路数は9である。また、発信元ノードdと中継ノードfとの間の経路数は2であって、中継ノードfと宛先ノードGWとの間の経路数は3である。したがって、発信元ノードdと宛先ノードGWとの間の総経路数9から、発信元ノードdと中継ノードfとの間の経路数2と中継ノードfと宛先ノードGWとの間の経路数3との乗算値(=2×3)を減算する。これにより、発信元ノードdから宛先ノードGWまでの経路における中継ノードfの代替経路数3(=9−2×3)が算出される。
なお、この例では、ノードfについて代替経路数を算出したが、代替経路数は他の中継ノードにおいても同様に算出される。また、同一の中継ノードにおける代替経路数は、データパケットの発信元ノードと宛先ノードによって異なる。続いて、代替経路数の算出処理を具体例に基づいて説明する。
[代替経路数の算出処理(S13)]
図13は、図5〜図9の具体例における代替経路数について説明する図である。同図は、ノードc、ノードdについて、経路数テーブルTc−9、Td−9と代替経路数テーブルTcx、Tdxとを示す。代替経路数テーブルTcx、Tdxは、データパケットの発信元ノードtrと、代替経路数dとを有する。同図の例において、各データパケットの宛先ノードは、ノードGWである。
まず、発信元ノードa(tr)から宛先ノードGWまでの経路における、中継ノードcの代替経路数(d)について説明する。この場合、ノードcの代替経路数(d)は、計算式「発信元ノードaから宛先ノードGWまでの経路総数(=3)−ノードcと発信元のノードaとの間の経路数(=2)×ノードcと宛先ノードGWとの間の経路数(=1)」に基づいて、1(=3−2×1)が算出される。なお、この場合、代替経路は、ノードa→ノードb→ノードd→ノードGWの経路である。また、発信元ノードc(tr)から宛先ノードGWまでの経路における、ノードcの代替経路数(d)は、ノードcが発信元ノードであることにより0である。
同様にして、発信元ノードb(tr)から宛先ノードGWまでの経路における、中継ノードdの代替経路数(d)について説明する。この場合、ノードdの代替経路数(d)は、計算式「発信元ノードbから宛先ノードGWまでの経路総数(=3)−ノードbと発信元のノードaとの間の経路数(=1)×ノードdと宛先ノードGWとの間の経路数(=1)」に基づいて、2(=3−1×1)が算出される。なお、この場合、代替経路は、ノードb→ノードc→ノードGW、または、ノードb→ノードa→ノードc→ノードGWの経路である。
以上のように、本実施の形態例によると、発信元ノードと宛先ノードとの総経路数、中継ノードと発信元ノードとの経路数、中継ノードと宛先ノードとの経路数とに基づいて、中継ノードの代替経路数の算出が簡易に行われる。また、経路数は、既存の制御パケットであるHelloパケットに基づいて、自動的に、効率的に、生成可能である。このように、ノードは、ノード中継時における代替経路数を、ネットワークへの負荷をかけることなく、迅速に、効率的に算出することができる。
なお、図9において前述したとおり、例えば、経路のホップ数に基づいて、検出される経路が制限されてもよい。これにより、非効率な経路が除外され、算出される代替経路数の誤差が回避される。例えば、発信元ノードから宛先ノードまでの経路総数には非効率な経路の数が含まれ、ノードを中継する経路数には非効率な経路の数が含まれない場合、算出される代替経路数は誤差を含んでしまう。このため、代替経路数の精度を向上するために、例えば、経路は、最短の経路数から所定のホップ分、長い経路以内に制限される。
このように、例えば、本実施の形態例における経路情報は、同一経路における最短距離から基準距離範囲内(例えば、2ホップ以内)の経路を有する。そして、ノードは、当該経路情報に基づいた、発信元ノードから宛先ノードまでの経路総数、及び、ノードを中継する経路数に基づいて、代替経路数を算出する。これにより、発信元ノードから宛先ノードまでの経路総数、及び、ノードを中継する経路数から、非効率な経路が除外され、高精度の代替経路数が算出される。
続いて、各ノードの具体的な処理の流れについて、フローチャート図に基づいて詳細に説明する。
[フローチャート図:ノードにおける全体の処理]
図14は、ノードにおける全体の処理について説明するフローチャート図である。なお、ノードは、発信元ノード及び中継ノードに該当する。
初めに、ノードは、データ管理テーブルにおいて、時刻TTWが現時刻と一致するレコードが存在するか否かを判定する(S21)。データ管理テーブルは、パケットデータの管理を行うテーブルである。データパケットの送信後、ノードは、当該データパケットに対応するエントリをデータ管理テーブルに登録する。そして、データパケットの送信に対応するACKを送信先のノードから受信したとき、ノードは、データ管理テーブルから該当するデータパケットのエントリを削除する。
時刻TTWは、データ管理テーブルにおいて、データパケットに対応して設定される時刻であって、データパケットの発信時間からACK待ち時間経過後の時刻に設定される。データ管理テーブルにおいて、時刻TTWが現時刻と一致するレコードが存在する場合(S21のYES)、データパケットの送信後、ACK待ち時間が経過しても、ACKが返ってきていないことを示す。即ち、送信したデータパケットが受信されていないことを意味する。そこで、ノードは、データパケットの再送処理を行う(S22)。データパケットの送信処理については、別のフローチャート図に基づいて後述する。
一方、データ管理テーブルにおいて、時刻TTWが現時刻と一致するレコードが存在しない場合(S21のNO)、ノードは、時刻TTW1が現在の時刻と一致するか否かを判定する(S23)。時刻TTW1は、Helloパケットの送信後に設定される時刻であって、Helloパケットの送信周期時間の経過後の時刻を示す。Helloパケットは、周期的にブロードキャストされる。即ち、時刻TTW1は、次のHelloパケットの送信時刻を示す。このため、時刻TTW1が現在の時刻と一致する場合(S23のYES)、Helloパケットの送信時間であることを意味する。これにより、ノードは、Helloパケットの送信処理を行う(S24)。本実施の形態例におけるノードは、経路情報と経路数とを有するHelloパケットを送信する。Helloパケットの送信処理については、別のフローチャート図に基づいて、後述する。
時刻TTW1と現在の時刻とが一致しない場合(S23のNO)、ノードは、続いて、時刻TTW2が現在の時刻と一致するか否かを判定する(S25)。時刻TTW2は、データパケットの送信後に設定される時刻であって、データパケットの送信周期時間の経過後の時刻を示す。この例において、データパケットは、周期的に送信される。即ち、時刻TTW2は、次のデータパケットの送信時刻を示す。このため、時刻TTW2が現在の時刻と一致する場合(S25のYES)、データパケットの送信時間であることを意味する。これにより、ノードは、データパケットの送信処理を行う(S26)。本実施の形態例におけるノードは、発信元ノードである自ノードと、宛先ノードとの経路の総経路数を有するデータパケットを送信する。
一方、時刻TTW2と現在の時刻とが一致しない場合(S25のNO)、続いて、ノードは、パケットを受信したか否かを判定する(S27)。パケットを受信した場合(S27のYES)、パケットのタイプを判定する(S28)。パケットを受信していない場合(S27のNO)、ノードは、工程S21の判定処理に戻る。
パケットを受信した場合であって(S27のYES)、受信したパケットがHelloパケットである場合、ノードは、Helloパケットの受信処理を行う(S29)。一方、受信したパケットがデータパケットである場合、ノードは、データパケットの受信処理を行う(S30)。Helloパケットの受信処理(S29)、及び、データパケットの受信処理(S30)については、別のフローチャート図に基づいて後述する。また、受信パケットがACKである場合(S31)、ノードは、データ管理テーブルから、ACKに対応するデータパケットのエントリを削除する。これにより、送信済みのデータパケットの受信確認が行われる。
続いて、データパケットの送信処理(図14のS22)、Helloパケットの送信処理(図14のS24)、Helloパケットの受信処理(図14のS29)、データパケットの送信処理(図14のS30)について、順次、各フローチャート図に基づいて説明する。
[データパケットの送信処理(図14のS22)]
図15は、ノードにおけるデータパケットの送信処理を示すフローチャート図である。同図のフローチャート図は、図14のフローチャート図における工程S22の処理に対応する。
ノードのノード重要度評価部61は、初めに、代替経路数テーブルTxを参照して、自ノードの重要度を算出する(S41)。具体的に、ノード重要度評価部61は、例えば、自ノードの代替経路数に基づいて重要度を算出する。例えば、代替経路数が多い場合、優先度が低いことを示す重要度が算出され、代替経路数が少ない場合、優先度が高いことを示す重要度が算出される。ただし、この例に限定されるものではなく、ノード重要度評価部61は、代替経路数に加えて、自ノードを経由する経路数や転送されるデータ量等に基づいて、重要度を算出してもよい。
続いて、ノードのデータパケット生成部41及び経路数情報付加部42は、データパケットのデータ部に、所定のデータであるセンサーデータ等に加えて、工程S41において算出した重要度を追加する(S42)。または、データ部には、重要度の替わりに、代替経路数が追加されてもよい。そして、データパケット生成部41は、経路テーブルを参照して、宛先ノードへの経路におけるリンクノードが示す、次の送信先ノードの情報を選択する(S43)。また、ノードのデータパケット送信部43は、送信するデータパケットの情報をデータ管理テーブルに登録し(S44)、データパケットを送信する(S45)。
[Helloパケットの送信処理(図14のS24)]
図16は、ノードにおけるHelloパケットの送信処理を示すフローチャート図である。同図のフローチャート図は、図14のフローチャート図における工程S24の処理に対応する。
ノードのHelloパケット生成部34は、経路テーブルを参照し、未処理のエントリがあるか否かを判定する(S51)。未処理のエントリがある場合(S51のYES)、Helloパケット生成部34は、経路テーブルにおける未処理のエントリのうち、特定の宛先ノードを選択する(S52)。続いて、Helloパケット生成部34は、選択した宛先ノードについて、経路数の集計を行う(S53)。具体的に、Helloパケット生成部34は、経路テーブルから、同一の宛先ノードの経路数を抽出し、総経路数を算出する。
続いて、Helloパケット生成部34は、Helloパケットに付加する経路データを形成する(S54)。具体的に、Helloパケット生成部34は、選択した宛先ノードの経路情報及び経路数を、Helloパケットに追加する。そして、Helloパケット生成部34は、経路テーブルにおいて、選択した宛先ノードのエントリを処理済みのステータスに更新する(S55)。
経路テーブルに未処理のエントリがなくなると(S51のNO)、Helloパケット生成部34は、隣接テーブルを参照し、隣接テーブルのエントリからHelloパケットの経路データを生成する(S56)。具体的に、Helloパケット生成部34は、隣接テーブルを参照して、隣接ノードの情報を取得し、Helloパケットに設定する。そして、ノードのHelloパケット送信部33は、生成したHelloパケットを送信する(S57)。
[Helloパケットの受信処理(図14のS29)]
図17は、ノードにおけるHelloパケットの受信処理を示すフローチャート図である。同図のフローチャート図は、図14のフローチャート図における工程S29の処理に対応する。
ノードのHelloパケット受信部31は、Helloパケットを受信すると、Helloパケットがデータを有するか否かを判定する(S61)。Helloパケットがデータを有する場合(S61のYES)、ノードの経路情報抽出部32は、Helloパケットが有するデータである経路情報を経路テーブル情報に変換する(S62)。具体的に、ノードの経路情報抽出部32は、例えば、Helloパケットが有する経路情報におけるリンクノードを、Helloパケットの送信元ノードに書き換えると共に、ホップ数をカウントアップする。また、経路情報抽出部32は、Helloパケットが有する経路情報が、宛先ノードとリンクノードとが同一の経路を複数有する場合、各経路の経路数の合計を経路数とする。そして、ノードの経路情報抽出部32は、変換した経路情報を、経路テーブルTtに追加する(S63)。
続いて、ノードの経路情報抽出部32は、Helloパケットが有するデータから、経路テーブル情報に変換済みのエントリを削除する。そして、ノードの経路情報抽出部32は、Helloパケットが有するデータについて、未処理のエントリがなくなるまで、経路情報の経路テーブル情報への変換処理(S62)、及び、追加処理(S63)を行う。一方、Helloパケットがデータを有しない場合(S61のNO)、即ち、初めのHelloパケットの送信時、ノードの経路情報抽出部32はHelloパケットの受信処理を終了する。
[データパケットの受信処理(図14のS30)]
図18は、ノードにおけるデータパケットの受信処理を示すフローチャート図である。同図のフローチャート図は、図14のフローチャート図における工程S30の処理に対応する。
ノードのデータパケット受信部44は、データパケットを受信すると、受信したパケットに対応するエントリがデータ管理テーブルに登録されているか否かを判定する(S71)。受信したデータパケットに対応するエントリがデータ管理テーブルに登録されている場合(S71のYES)、ノードの経路数情報抽出部45は、経路テーブルTtから、エントリに対応する送信先ノードの情報を取り除く(S72)。続いて、データパケット受信部44は、受信したパケットに対応するエントリがデータ管理テーブルに登録されていたか否かに関わらず、データパケットを受信したことを示すACKを、データパケットの送信元ノードに送信する(S73)。
次に、ノードの代替経路計数部51は、データパケットが有するデータ部分から、発信元ノードと宛先ノードとの間の総経路数を読み取る(S74)。発信元ノードと宛先ノードとの間の総経路数は、発信元ノードによってデータパケットに付加される。続いて、代替経路計数部51は、中継ノードである自ノードの代替経路数を算出する(S75)。具体的に、代替経路計数部51は、発信元ノードと宛先ノードとの間の総経路数から、自ノードと発信元ノードとの間の経路数と、自ノードと宛先ノードとの間の経路数との乗算値を減算し、代替経路数を算出する。
続いて、代替経路計数部51は、算出した代替経路数を代替経路数テーブルTxに登録する。具体的に、代替経路計数部51は、発信元ノードに対応して、算出した代替経路数を代替経路数テーブルTxに格納する。続いて、ノードのデータパケット送信部43は、経路テーブルTtを参照し、データパケットの次の送信先ノードを選択し、データパケットの情報をデータ管理テーブルに登録する。そして、データパケット送信部43は、生成したデータパケットを送信する(S77)。
続いて、宛先ノードにおける重要度の抽出処理について説明する。
[重要度の抽出処理]
図19は、宛先ノードにおける重要度の抽出処理を示すフローチャート図である。本実施の形態例において、発信元ノードにおいて算出された重要度は、センサーデータ等のデータと共に、宛先ノードに送信される。
宛先ノードは、データパケットを受信すると、データパケットの送信元ノードにACKを送信する(S81)。続いて、宛先ノードは、データパケットが有するデータ部から、発信元ノードによって付加された発信元ノードの重要度を抽出する(S82)。続いて、宛先ノードは、抽出した重要度を、発信元ノードを識別可能に、重要度テーブルに登録する(S83)。そして、宛先ノードは、データパケットの残りのデータを処理する(S84)。例えば、宛先ノードは、データパケットのデータ部分が有するセンサーデータの処理等を行う。
そして、ユーザは、抽出された重要度に基づいて、無線端末に係る整備の優先度を判定する。または、データパケットに代替経路数が付加され、ユーザは、代替経路数に基づいて、無線端末に係る整備の優先度を判定してもよい。これにより、少ない人員であっても、無線端末の整備の優先度に基づいて、多数の無線端末を効率的に保守することが可能になる。
以上のように、本実施の形態例における無線端末(ノード)は、自無線端末(自ノード)と相互に接続する無線端末(ノード)から経路情報と各経路の第1の経路数とを含む第1のパケットを受信し、経路情報と第1の経路数とを記憶する経路情報記憶手段と、発信元の無線端末(発信元ノード)から発信され、発信元の無線端末(発信元ノード)と宛先の無線端末(宛先ノード)間の第2経路数を含む第2のパケットを受信し、第2の経路数から、自無線端末(自ノード)と発信元の無線端末(発信元ノード)間の第1の経路数と自無線装置(自ノード)と宛先の無線端末(宛先ノード)間の第1の経路数との乗算値を減算した値を自無線端末(自ノード)の代替経路数として算出する代替経路数算出手段とを有する。また、本実施の形態例において、第1の経路数は、自無線端末から、当該無線端末に隣接する前記無線端末を介した宛先の無線端末への経路の総数である。
本実施の形態例におけるノードは、既存の制御パケット(Helloパケット)を送受信することによって、簡易に、各ノードにおける経路の経路数を算出することができる。これにより、本実施の形態例におけるノードは、既存の制御パケットにしたがって取得した自ノードに係る経路数と、データパケットが有する発信元ノードから宛先ノードまでの総経路数とに基づいて、効率的に、簡易に、代替経路数を算出することができる。
また、本実施の形態例におけるノードは、制御パケットの種別、及び、パケット数を増加させることなく、既存の制御パケットのデータサイズを、経路数を格納するフィールド分、僅かに増加させることにより、各経路の経路数を取得することができる。また、既存のデータパケットのデータサイズを僅かに増加させることにより、ノードは、発信元ノードと宛先ノードとの間の総経路数を取得することができる。これにより、本実施の形態例におけるノードは、ネットワークの負荷を増大させることなく、既存のリソースを用いて、簡易に、代替経路数を算出可能になる。そして、ネットワークの負荷が軽減されることにより、ノードには、常に最新の経路数が保持される。これにより、ノードは、最新の経路数に基づいて、効果的に、高精度の代替経路数を算出することができる。
これに対し、一般的な方法に基づくと、例えば、経路数は、各ノードの隣接テーブルが集約ノードに送信され、集約ノードにおいて、各ノードの隣接テーブルに基づいて算出される。具体的に、集約ノードにおいて、例えば、全てのノードの隣接テーブルに基づいて経路情報が構築され、経路情報に基づいて代替経路数が算出される。これにより、集約ノードにおける処理負荷が高くなると共に、集約ノードにおける経路構築処理は、各ノードにおける経路構築処理と冗長してしまう。また、隣接テーブルを集約ノードに定期的に送信することにより、パケット数が増加し、ネットワークの負荷が増大する。また、隣接テーブルの送信確認を行う場合、送信確認のためのACK等の制御パケットが必要となり、さらに、制御パケット数が増加する。これにより、ネットワークが高負荷状態となり、隣接テーブルの集約ノードへの伝送に時間がかかることがある。このため、集約ノードは、必ずしも、最新の隣接テーブルに基づいて、代替経路数を算出することができない。
具体的に、一般的な方法によると、隣接テーブル送信処理に係るデータ量は、隣接テーブルを定期的に収集することを想定した場合、計算式「全てのノード数×隣接テーブルの平均サイズ×経路平均長×テーブルデータ収集頻度」によって算出される。なお、隣接テーブルは全ての隣接ノードとの情報を有することにより、ノード数の増加にしたがってサイズも増加する。また、ACK等の制御パケットを要する場合、隣接テーブル送信処理に係るデータ量は、ACK用のデータ量分「全てのノード数×ACKパケットサイズ×経路平均長」、増加する。
これに対し、本実施の形態例におけるノードは、隣接テーブルの送受信を要することなく、既存の制御パケットに経路数の情報を付加することにより、各経路の経路数を算出可能になる。具体的に、本実施の形態例において、増加するデータ量は、例えば、計算式「全てのノード数×1byte(経路数を格納する数値フィールドのサイズ)×Helloパケットの発信頻度」によって算出される。また、データパケット中継時に、中継ノードに伝達される経路数(第2の経路数)の増加データ量は、例えば、計算式「全てのノード数×1byte(総経路数を格納する数値フィールドのサイズ)×経路平均長−1×センサーデータ収集頻度」によって算出される。
このように、本実施の形態例によると、制御パケットを新たに用意する必要がなく、経路数の算出、及び、代替経路数の算出のために増加するデータ量の増加量も少ない。つまり、本実施の形態例において、代替経路数の算出のために増加するデータ量は僅かである。このため、ネットワークに負荷がかからないことにより、ノードは、常に最新の状態に更新された第1の経路数、及び、第2の経路数に基づいて、効果的に、高精度の代替経路数を算出することができる。これにより、高精度に、効率的に、ノードの重要度が算出可能になるため、少ない人員によるより効果的な保守整備が可能になる。
また、本実施の形態例における無線端末は、さらに、自無線端末(自ノード)が発信元の無線端末(発信元ノード)である場合、算出した代替経路数、または、当該代替経路数に基づく整備の優先度を示す重要度のいずれかまたは両方を、第2の経路数に加えて第2のパケットに付加し、経路情報に基づいて送信する第2のパケット送信手段と、を有する。
これにより、本実施の形態例におけるノードは、代替経路数または、代替経路数に基づいて算出した重要度を、センサーデータ等のデータ値を有するデータパケットに付加して送信することができる。このように、既存のパケットを利用して、代替経路数、または、重要度が収集可能になる。これにより、ネットワークへの負荷が抑えられ、代替経路数、または、重要度が、効率的に、迅速に、収集可能になる。
また、本実施の形態例における無線端末において、代替経路数が第1の値のとき、重要度は第1の重要度であり、代替経路数が第1の値より小さい第2の値のとき、重要度は第1の重要度より優先度が高いことを示す第2の重要度である。これにより、無線端末の代替経路数が少ない場合に整備の重要度が高くなり、代替経路数が多い場合は、整備の重要度は低くなる。これにより、より効率的な、無線端末の保守整備が可能になる。
また、本実施の形態例において、経路情報は、同一経路における最短距離から基準距離範囲内の経路を有し、代替経路算出手段は、基準距離範囲内の経路に基づく第1の経路数、及び、第2の経路数に基づいて、代替経路数を算出する。つまり、経路は、同一の経路のうち、最短の経路数から所定のホップ数分(例えば、2ホップ分)、長い経路範囲内に制限される。これにより、非効率な経路が除外され、算出される代替経路数の誤差が回避される。
また、本実施の形態例において、無線端末について、代替経路数、または、当該代替経路数に基づく整備の優先度を示す重要度のいずれかまたは両方に基づいて、整備の優先度が判定される。代替経路数、または、重要度に基づいて、無線端末に係る整備の優先度が判定可能になることにより、ユーザは、少ない人員によって、より効率的な、無線端末の保守整備を実現することができる。
11:プロセッサ、12:メモリ、13:送受信機、14:センサー、15:バス、
21:制御プログラム、22:テーブル類

Claims (7)

  1. 複数の無線端末それぞれ、宛先の無線端末にパケットを中継する無線通信システムにおける無線端末であって、
    前記無線通信システム内の各無線端末は、無線端末装置間の経路を示す経路情報及び前記無線端末装置間の経路数を含むパケットである第1のパケットを受信し、前記第1のパケットの受信に応じて生成した第1のパケットを隣接する無線端末に送信する第1無線端末として動作するとき、隣接する第1の隣接無線端末と他の無線端末間の経路情報及び前記第1の隣接無線端末と他の無線端末間の経路数を含む第1のパケットを前記第1の隣接無線端末から受信し、前記第1のパケットの受信に応じて生成した、前記第1無線端末と他の無線端末間の経路情報及び前記第1無線端末と他の無線端末間の経路数を含む第1のパケットを、隣接する第2の隣接無線端末に送信する処理を繰り返し、
    自無線端末と隣接する無線端末から第1のパケットを受信し、前記第1のパケットの受信に応じて生成した第1のパケットに含まれる経路情報と経路数とを記憶する経路情報記憶手段と、
    発信元の無線端末から発信され、前記発信元の無線端末と前記宛先の無線端末間の経路数を含む第2のパケットを受信し、前記第2のパケットに含まれる経路数から、前記経路情報記憶手段で記憶した前記自無線端末と前記発信元の無線端末間の経路数と、前記経路情報記憶手段で記憶した前記自無線装置と前記宛先の無線端末間の経路数との乗算値を減算した値を前記自無線端末の代替経路数として算出する代替経路数算出手段と、を有する無線端末。
  2. 請求項1において
    記自無線端末が発信元の無線端末である場合、さらに、前記算出した代替経路数、または、当該代替経路数に基づく整備の優先度を示す重要度のいずれかまたは両方を、前記第2のパケットに付加し、前記経路情報に基づいて送信する第2のパケット送信手段と、を有する無線端末。
  3. 請求項において、
    前記代替経路数が第1の値のとき、前記重要度は第1の重要度であり、前記代替経路数が前記第1の値より小さい第2の値のとき、前記重要度は前記第1の重要度より優先度が高いことを示す第2の重要度である無線端末。
  4. 請求項1乃至のいずれかにおいて、
    前記経路情報は、同一経路における最短距離から基準距離範囲内の経路を有し、
    前記代替経路算出手段は、前記基準距離範囲内の経数に基づいて、前記代替経路数を算出する無線端末。
  5. 請求項1乃至のいずれかにおいて、
    前記無線端末について、前記代替経路数、または、当該代替経路数に基づく整備の優先度を示す重要度のいずれかまたは両方に基づいて、整備の優先度が判定される無線端末。
  6. 複数の無線端末それぞれ、宛先の無線端末にパケットを中継する無線通信システムにおける無線端末の代替経路数生成方法であって、
    前記無線通信システム内の各無線端末は、無線端末装置間の経路を示す経路情報及び前記無線端末装置間の経路数を含むパケットである第1のパケットを受信し、前記第1のパケットの受信に応じて生成した第1のパケットを隣接する無線端末に送信する第1無線端末として動作するとき、隣接する第1の隣接無線端末と他の無線端末間の経路情報及び前記第1の隣接無線端末と他の無線端末間の経路数を含む第1のパケットを前記第1の隣接無線端末から受信し、前記第1のパケットの受信に応じて生成した、前記第1無線端末と他の無線端末間の経路情報及び前記第1無線端末と他の無線端末間の経路数を含む第1のパケットを、隣接する第2の隣接無線端末に送信する処理を繰り返し、
    自無線端末と隣接する無線端末から第1のパケットを受信し、前記第1のパケットの受信に応じて生成した第1のパケットに含まれる経路情報と経路数とを記憶する経路情報記憶工程と、
    発信元の無線端末から発信され、前記発信元の無線端末と前記宛先の無線端末間の経路数を含む第2のパケットを受信し、前記第2のパケットに含まれる経路数から、前記自無線端末と前記発信元の無線端末間の経路数と前記自無線装置と前記宛先の無線端末間の経路数との乗算値を減算した値を前記自無線端末の代替経路数として算出する代替経路数算出工程と、を有する無線端末の代替経路数生成方法。
  7. 複数の無線端末それぞれ、宛先の無線端末にパケットを中継する無線通信システムであって、
    前記無線通信システム内の各無線端末は、無線端末装置間の経路を示す経路情報及び前記無線端末装置間の経路数を含むパケットである第1のパケットを受信し、前記第1のパケットの受信に応じて生成した第1のパケットを隣接する無線端末に送信する第1無線端末として動作するとき、隣接する第1の隣接無線端末と他の無線端末間の経路情報及び前記第1の隣接無線端末と他の無線端末間の経路数を含む第1のパケットを前記第1の隣接無線端末から受信し、前記第1のパケットの受信に応じて生成した、前記第1無線端末と他の無線端末間の経路情報及び前記第1無線端末と他の無線端末間の経路数を含む第1のパケットを、隣接する第2の隣接無線端末に送信する処理を繰り返し、
    前記中継する無線端末が、自無線端末と隣接する無線端末から第1のパケットを受信し、前記第1のパケットの受信に応じて生成した第1のパケットに含まれる経路情報と経路数とを記憶し、
    第2のパケットの発信元の無線端末が、前記発信元の無線端末と前記宛先の無線端末間の経路数を含む前記第2のパケットを前記記憶する経路情報に基づいて送信し、
    前記中継する無線端末が、前記第2のパケットを受信し、前記第2のパケットに含まれる経路数から、前記自無線端末と前記発信元の無線端末間の経路数と前記自無線装置と前記宛先の無線端末間の経路数との乗算値を減算した値を前記自無線端末の代替経路数として算出する無線通信システム。
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