JP2013175963A - コーディネータ、無線通信システム、及び無線通信方法 - Google Patents

コーディネータ、無線通信システム、及び無線通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 マルチホップ環境において、端末間でパケット結合、分解を繰り返し実施する必要がなく、結合パケットにおける再送時間を考慮したパケット結合数をコーディネータが決定することを目的とする。
【解決手段】 マルチホップ環境において、コーディネータと集約ノードとの間の受信電力に対応した各パケット結合数のパケット誤り率に基づいて、推定した送信時間を算出することにより、コーディネータがパケット結合数を決定するので、端末間でパケットの結合、分解を繰り返し実施する必要がなく、また、再送時間を考慮した適切なパケット結合数で結合パケットを送信することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、マルチホップ環境において、各無線通信端末(ノード)から送信されたパケットを収集し、別の無線通信端末に送信する無線通信端末に関するものである。
無線リンクで接続された端末間でデータを送受信する際に、パケットの伝送効率を高めるためにパケットを結合して伝送する技術がある。この従来技術ではパケットの結合数を決定する方法として、パケット誤り率に応じて、結合するパケット数あるいは結合する割合を増減する処理を実施している。(例えば、特許文献1参照)
特開2007−335994号公報
従来の方法では、端末間のみのパケット誤り率で閾値を決定している。そのため、マルチホップ環境で、パケット結合数を決定した場合には、1ホップの区間ごとの閾値が異なるため、端末間でパケットの結合、分解を繰り返し実施することになり、パケットの送信効率が悪くなる問題がある。
また、パケット結合数をパケット誤り率の閾値のみで増減しているため、パケット結合におけるオーバヘッド削減による時間短縮が再送に掛かる時間を下回る場合には、パケットの伝送時間が長くなる可能性があるという問題点がある。
この発明に係るコーディネータは、マルチホップ環境においてパケットを収集し結合する集約ノードから結合された結合パケットを受信するコーディネータにおいて、自己と前記集約ノードとの間の受信電力を取得する受信電力取得手段と、パケット結合数毎に受信電力に対応したパケット誤り率が予め記憶された記憶手段から前記受信電力取得手段で取得した受信電力に対する各パケット結合数のパケット誤り率を取得するパケット誤り率取得手段と、該パケット誤り率取得手段で取得したパケット誤り率に基づいて各パケット結合数の送信時間を推定する送信時間推定手段と、該送信時間推定手段で推定した送信時間に基づいてパケット結合数を決定するパケット結合数決定手段と、該パケット結合数決定手段で決定したパケット結合数を前記集約ノードに送信する送信手段と、を備えたものである。
この発明は、マルチホップ環境において、コーディネータと集約ノードとの間の受信電力に対応した各パケット結合数のパケット誤り率に基づいて、推定した送信時間を算出することにより、コーディネータがパケット結合数を決定するので、端末間でパケットの結合、分解を繰り返し実施する必要がなく、また、再送時間を考慮した適切なパケット結合数で結合パケットを送信することができる。
この発明の実施の形態1における無線通信システム1の概略構成図である。 この発明の実施の形態1におけるコーディネータ2の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1におけるパケット結合数毎の受信電力レベルとPERの関係を持つPERテーブルである。 この発明の実施の形態1における推定送信時間の計算式を示す図である。 この発明の実施の形態1における集約ノード4の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1におけるコーディネータ2と集約ノード4の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1における集約ノード選択部202が集約ノード4を選択する環境のブロック図である。 この発明の実施の形態1における集約ノード選択部202が集約ノード4を選択する処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1における結合パケット数決定部205がパケット結合数を決定する処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1における単一パケットの場合と結合パケットの場合とそれぞれで送信するパケット数に対する推定送信時間を示す図である。
実施の形態1.
図1は、この発明における無線通信端末が適用される無線通信システム1の構成を示す概略図である。
本構成では、マルチホップにて無線通信することを想定している。無線通信システム1は、コーディネータ2と、中継ノード3と、集約ノード4と、ノード5〜7を備えている。
コーディネータ2は、配下の各ノードからのパケットを集約する集約ノード4を経路上の無線通信端末(ノード)から決定し、パケットの結合数(パケット結合数)を決定してそのパケット結合数をユニキャストで集約ノード4に通知する。
パケット結合数は、単一パケット時の推定送信時間と結合数毎のパケット結合時の推定送信時間を算出して比較し、最適な結合数を決定する。
推定送信時間は、単一パケット及びパケット結合時の送信時間に再送確率(再送しなければならない確率)を乗算し求める。
再送確率は、コーディネータ2から集約ノード4の経路上で、最も劣化した経路の値を使用する。
集約ノード4の決定方法、及びパケット結合数の決定方法の詳細については後述する。また、集約ノード4から送信された結合したパケット(結合パケット)を各パケットに分割し、サーバ、または上位装置(図示せず)などに送信する。
中継ノード3は、コーディネータ2から通知されたパケットを集約ノード4に中継する。
また、逆方向である集約ノード4から通知されたパケットをコーディネータ2に中継する。
本図では、中継ノード3は1端末のみを図示したが、複数端末によるパケットの中継や、中継ノード3を除外したコーディネータ2と集約ノード4の直接通信も許容する。
集約ノード4は、他のノード5〜7と同様の機能を有し、コーディネータ2によりノードからのパケットを集約するように指定されたノードである。
ノード5〜7から送信されたパケットを収集し、コーディネータ2から通知されたパケット結合数に従ってパケット結合をおこなう。
結合パケットは、中継ノード3を中継してコーディネータ2に送信する。
集約ノード4は、コーディネータ2が一定時間内に受信するパケット数が予め定められた閾値以上となった時に、受信したパケットにより割り出した中継経路からノードの使用回数に基づいて混雑していると判断したノードであり、配下にパケットを収集するノードが複数あるノード、または、混雑していると判断したノードから末端方向(コーディネータ2と逆方向)に1ホップ以上離れていて配下にパケットを収集するノードが複数あるノードとする。
ここでの配下のノードとは、集約ノード4がコーディネータ2と逆方向に無線通信を行うノードのことである。
混雑したノードより1ホップ以上離れたノードを集約ノード4とすることにより信号が集中する前の段階にてパケットを収集することができる。
詳細については後述する。
ノード5〜7は集約ノード4の配下にあり、集約ノード4が集めるパケットを保持している。
ノード5〜7のパケットは、集約ノード4の指示により集約ノード4へ送信する。なお、ここでは、端末が3個であるとして説明するがこれに限られない。
なお、コーディネータ2以外の無線通信端末は、同じ機能を備えてもよく、コーディネータ2の指示により、中継ノード3、集約ノード4、ノード5〜7となりえる。
図2は本発明の実施の形態によるコーディネータ2の構成を示すブロック図である。本実施の形態におけるコーディネータ2は、送信要求部201、集約ノード選択部202、経路情報管理部203、パケット誤り率取得部204、結合パケット数決定部205、送信部206、受信部207、パケット分析部208、パケット分解部209、転送部210を備えている。
なお、図2は本実施の形態の特徴的な構成のみを記載し、他の一般的な構成については記載を省略してある。
送信要求部201は、無線通信端末のパケットを収集するイベントが上位の装置(図示せず)で発生した場合、またはタイマにより無線通信端末のパケットを収集するイベントが発生した場合に、集約ノード選択部202に対し集約ノード4の決定を要求する。
ここで、集約ノード4の決定が必要な場合とは、例えば、コーディネータ2で受信するパケット数が閾値を超過した場合などがある。詳細については後述する。
集約ノード選択部202は、送信要求部201からの集約ノード4を決定する集約ノード決定の要求を受け、経路中の無線通信端末からパケット結合を指示する集約ノード4を決定し、決定した集約ノード4のノード番号を結合パケット数決定部205に出力する。
経路情報管理部203は、ノード間の経路とその受信電力を管理する管理部である。
ノード間の受信電力は、例えば、経路探索時の応答メッセージ中に格納された受信電力をテーブルに保持しておく。
そして、結合パケット数決定部205から集約ノード4に決定したノード番号が入力され、受信電力の問い合わせがあった場合に、コーディネータ2と集約ノード4との間の受信電力を結合パケット数決定部205に出力する。
ここでは、コーディネータ2と集約ノード4との間の受信電力として、コーディネータ2から集約ノード4のノード間で最も悪い受信電力を結合パケット数決定部205に返すとして説明する。
最も悪い受信電力とするのは、他経路でも単一パケットの送信時間よりもパケット結合時の送信時間を短縮することができるためである。
あるいは、コーディネータ2と集約ノード4との間の受信電力として、コーディネータ2から集約ノード4の経路における受信電力が閾値以上の場合に、受信電力を平均した値を結合パケット数決定部205に返すとしてもよい。
このように、平均した受信電力とすることにより、1つ1つの経路毎に受信電力を算出して比較する必要がなくなり計算回数を減らすことができるためである。
コーディネータ2と集約ノード4との間の経路全体の受信電力を結合パケット数決定部205に出力して、パケット結合数を決定してもよい。
パケット誤り率取得部204は、パケット結合数毎、受信電力レベル毎のPER(Packet Error Rate)のデータを持ったPERテーブルを管理し、結合パケット数決定部205から入力される受信電力とパケット結合数(詳細は後述する)について、PERテーブルを参照して、PER値を結合パケット数決定部205に出力する。
図3は、パケット誤り率取得部204が管理するPERテーブルの例である。
PERテーブルは、例えば、予め実機による測定値を元に計算機シミュレータで作成する。
PERテーブルには、パケット結合数毎に、受信電力毎のパケット誤り率(PER)が格納されている。
結合パケット数決定部205は、集約ノード選択部202から選択された集約ノード4のノード番号を含む情報が入力され、集約ノード4のノード番号を経路情報管理部203に出力し、経路情報管理部203から受信電力(詳細は後述する)が入力される。
この受信電力とパケット数をパケット誤り率取得部1005に出力し、パケット誤り率取得部2004からPERを取得する。
このPERに基づいて、パケット結合数を決定する。詳しくは後述する。
取得したPERを用いて、図4の計算式を使用し、単一パケット時の推定送信時間と結合パケット時の推定時間を比較することで、最適なパケット結合数を決定し、送信部1006へ出力する。
図4は、単一パケットまたは結合パケットを送信する際の推定送信時間の計算式である。
図4で示した計算式で、単一パケット時の推定送信時間は、単一パケット当たりの送信時間(ヘッダとデータとACK)にデータ数(パケット結合時と数を合わせる)と個別時の再送確率(再送しなければならない確率であり、パケット誤り率を1から除算した逆数である)を乗算する。
結合パケット時の推定送信時間は、パケットを結合した時の送信時間(ヘッダと送信する複数のデータとACK)にパケットを結合した時の再送確率を乗算して求める。
図2の説明に戻り、送信部206は、結合パケット数決定部205から入力されたパケット結合数を図1の集約ノード4に対してユニキャストで送信する。
受信部207は、図1の中継ノード3を介して集約ノード4から送信されたパケットを受信し、パケット分析部208に出力する。
なお、受信部207は、集約ノード4から直接送信されたパケットを受信することもある。
パケット分析部208は、受信部207から入力されたパケットを分析する。
分析した結果、パケットが結合されていた場合には、パケットの分割をおこなうパケット分解部209にパケットを出力する。
パケットが結合されていなかった場合には、転送部210に対してパケットを出力する。
パケット分解部209は、パケット分析部208より入力された結合パケットを分解し、転送部209に対して分解したパケットをそれぞれ出力する。
パケットの分解方法としては、ヘッダ中のオフセット情報からメッセージの開始位置を取得して、パケットを分解する。
転送部210は、パケット分析部208、またはパケット分解部209から入力されたパケットをサーバ(図示せず)に転送する。
転送部210で処理するパケットの内容例として、施設における消費電力や、温度情報の管理、または、電力やガス会社におけるモニタリング情報などがある。
図5は、実施の形態1における集約ノード4の構成を示すブロック図である。
本実施の形態における集約ノード4は、受信部41、パケット分析部42、パケット結合部43、送信部44を備えている。
なお、図5は本実施の形態の特徴的な構成のみを記載し、他の一般的な構成については記載を省略してある。
受信部41は、コーディネータ2、中継ノード3、またはノード5〜7から受信したパケットをパケット分析部42に出力する。
パケット分析部42は、受信部41から入力されたパケットを分析し、図2のコーディネータ2からデータ収集要求と共にパケット結合数を受信、もくしは、他ノード(図1のノード5〜7)から送信されたパケット結合数のパケットを受信する。
そして、データ収集要求と共にパケット結合数を受信した場合は、データ収集要求と共にパケット結合数を送信部44に出力する。
他ノードからパケットを受信した場合はキュー(図示せず)に保持し、受信したパケットの数が、パケット結合数より少ない場合には配下ノードに対してデータ収集要求を送信部44に出力する。
パケット結合数が1でキューに保持したパケットが1の場合は、送信部44に出力し、パケット結合数が2以上複数の場合は、キューに保持したパケット結合数分のパケットをパケット結合部43に出力する。
上記以外の場合には、パケットの内容により、パケット結合部43または送信部44に出力せずに、破棄をおこなう。
パケット結合部43は、パケット分析部42から入力された複数のパケットを結合パケットに結合し、送信部44に出力する。
送信部44は、データ収集要求と共にパケット結合数がパケット分析部42から入力されると、パケット収集要求を他ノードに対してユニキャストで送信する。
そして、パケット分析部42から単一パケット、またはパケット結合部43から結合パケットが入力されると中継ノード3に送信する。
本実施の形態では、中継ノード3に送信するとするが、集計ノード4がコーディネータ2の末端方向の直下にあるような場合は、コーディネータ2に送信することもある。
図6は、コーディネータ2と集約ノード4の動作を示すフローチャートである。
まず、図6のフローチャートを参照して、コーディネータ2の動作について説明する。
コーディネータ2の動作は、無線通信端末のパケットを収集するイベントが上位の装置、またはタイマにより発生した際に開始する。
コーディネータ2の送信要求部201は、イベントが発生すると、集約ノード選択部202に対してパケットの収集を要求し(F1)、集約ノード選択部202は、パケットの収集を指示するノード(集約ノード4)を選択する(F2)。
以下に、集約ノード選択部202が、パケットの収集を支持するノード(集約ノード4)を選択する処理について図7と図8を用いて説明する。
図7は、集約ノード選択部202が集約ノード4を選択する環境のブロック図である。
また、図8は、集約ノード選択部202が集約ノード4を選択する処理を示すフローチャートである。
図8において、コーディネータ2が一定時間内に受信したパケット数(結合時のパケットも1パケットとしてカウントする)が予め決められた閾値以上であるか否かを判断する
(F21)。
受信したパケット数が予め決められた閾値より少ない場合は、無線リンク上での信号は混雑していないとして処理を終了する。
受信したパケット数が予め決められた閾値以上である場合、無線リンク上で信号が混雑していると判断する。
次に、無線リンク上で信号が混雑していると判断されると、混雑しているノードを検索するため、受信したパケットの送信元のアドレスと集約ノード選択部202で予め保持している配下のノードの経路情報(図示せず)から中継経路を割り出し、各ノードの使用回数を割り出す(F22)。
そして、集約ノード選択部202は、各ノードの使用回数が最も多い(中継回数が最も多い)ノードを集約ノードとして選択する。
集約ノード選択部202では、予め配下のノードの経路情報を保持しているとして説明するが、図2の経路情報管理部203の経路情報を参照して他のノードとの経路数を割り出し、経路数が最も多いノードを集計ノードとして選択するとしてもよい。
ここで、割り出した中継経路からノードの使用回数が閾値以上の場合には、そのノードを混雑したノードと判断する(F23)。
そして、F23で混雑していると判断したノード(図7の8)であり、配下にパケットを収集するノードが2以上複数あるノード(図7の8aと8b)、または、F23で混雑していると判断したノード(図7の8または8aまたは8b)から末端方向に1ホップ以上離れ、配下にパケットを収集するノードが2以上複数あるノード(図7の9)を集約ノード4として選択する(F24)。
図1では、この様に混雑したノードより1ホップ以上離れたノード(図7の9)を集約ノード4としている。
以上が、図6のF2で、集約ノード選択部202が収集を指示するノード(集約ノード4)を選択する処理である。
次に、結合パケット数決定部205が集約ノード4に通知するパケット結合数を決定する(F3)。
以下に、結合パケット数決定部205が、集約ノード4に通知するパケット結合数を決定する処理について図9を用いて説明する。
図9は、結合パケット数決定部205がパケット結合数を決定する処理を示すフローチャートである。
結合パケット決定部205は、集約ノード選択部202で選択された集約ノード4のノード番号を経路情報管理部203に出力し、コーディネータ2と集計ノード4との間の受信電力として、コーディネータ2から集約ノード4までのノード間の経路で最も劣化した受信電力を経路情報管理部204から取得する(F31)。
例えば、コーディネータ2と中継ノード3の経路間が10dBm、中継ノード3と集約ノード4の経路間が15dBmの場合には、コーディネータ2と集計ノード4との間の受信電力として取得するのはコーディネータ2と中継ノード3の経路間の受信電力10dBmである。
最も劣化した受信電力の経路を選択することで、他経路でも単一パケット時よりもパケット結合時の送信時間を短縮することが出来る。
また、受信電力の取り方として、コーディネータ2から集約ノード4の経路における受信電力が閾値以上の場合には、受信電力を平均した値を使用することも可能とする。
これにより、極端に結合数が少なくなることを回避することができる。また、平均した受信電力とすることにより、1つ1つの経路毎に受信電力を算出して比較する必要がなくなり計算回数を減らすことができる。
次に、結合パケット数決定部205は、経路情報管理部203から取得した受信電力と、最小値1からの連番で結合パケットの送信時間が単一パケットの送信時間よりも長くなるまでの各パケット数(結合する各パケット数)をパケット誤り率取得部204に出力し、パケット誤り率を取得する(F32)
そして、結合パケットの送信時間が単一パケットの送信時間よりも送信時間が短くなる結合パケットのパケット結合数の範囲を抽出する(F33)。
なお、パケット誤り率は結合するパケット数(結合パケットのパケット結合数)により異なるため、結合時の推定送信時間を算出する場合には、パケット数ごとに実施する。
ここで、パケット結合数の範囲を抽出する処理について詳細に説明する。
まず、結合パケット数決定部205が受信電力と、最小値1からの連番でパケット結合数と経路情報管理部203から取得した受信電力をパケット誤り率取得部204に出力する。
パケット誤り率取得部204は、図3に示すパケット数毎の受信電力レベル毎とPERの関係を持ったPERテーブルを参照し、図4の計算式を使用してパケット数が単一の時(図4の単一パケット時)の推定送信時間Tsと、パケット結合した時(図4のパケット結合時)の推定送信時間Taを算出する。
図3のPERテーブルで示すパケット結合数毎、受信電力毎のPERは、受信電力が同じ場合、パケット結合数が多くなる(大きくなる)とパケット誤り率も大きくなる。
また、パケット結合数が同じ場合、受信電力が大きくなるとパケット誤り率が小さくなる。
そして、結合パケットの時の推定送信時間のほうが、単一パケットの時の推定送信時間よりも短くなるパケット結合数をパケット結合数の範囲として抽出する。
単一パケット時の推定送信時間Tsは、単一パケット当たりの送信時間(ヘッダとデータとACKを送信する時間)にデータ数nと1のパケットを送信する再送確率(パケット誤り率を1から除算した逆数)を乗算して求めることができる。
また、結合パケット時の推定送信時間Taは、パケット結合時の送信時間(ヘッダとn個のデータとACKを送信する時間)にデータ数n(パケット結合数)とnのパケットを送信する再送確率(パケット誤り率を1から除算した逆数)を乗算して求めることができる。
この様に、結合パケットの推定送信時間Taは、結合したパケットの送信時間にパケット数と再送確率(パケット誤り率を1から除算した逆数)を乗算するので、受信電力とパケット結合数との関係からパケット誤り率が大きいと再送確率は大きくなり、推定送信時間Taが大きくなる。逆に、受信電力とパケット結合数との関係からパケット誤り率が小さいと再送確率は小さくなり、推定送信時間Taが小さくなる。
例えば、受信電力が同じ場合、パケット結合数が多いほど(大きいほど)パケット誤り率が大きくなり、再送確率も大きくなる。
図10は、パケット結合なしの場合(単一パケットで送信の場合)と、パケット結合ありの場合(結合パケットの場合)のそれぞれで送信するパケット数に対する推定送信時間を示す図である。
図10では、パケット結合なしの場合(単一パケットで送信の場合)の推定送信時間より、結合パケットの場合の推定送信時間が短くなるのは、パケット結合数が2〜9の間である。
以上がパケット結合数の範囲を抽出する処理である。
このようにして抽出したパケット結合数の範囲の最小値(パケット結合数2)、最大値(パケット結合数9)、及び単位パケット時の推定送信時間とパケット結合時の推定送信時間の差分が最も大きいパケット結合数(パケット結合数6)を保持しておく。
結合パケット数決定部205は、F33で取得した値について、システムの要求品質に応じてパケット結合数を決定する(F34)。
例えば、システムの要求品質が高い場合は、最小値をパケット結合数とし、パケットエラーレートを最小とする。信号の衝突回数を少なくする場合は、最大値をパケット結合数とし、送信回数を少なくする。スループットが要求される場合は、差分が最も大きい値をパケット結合数とし、処理を終了する。
以上が、図6のF3で、結合パケット数決定部205が集約ノード4に通知するパケット結合数を決定する処理である。
次に図6に戻り、結合パケット数決定部205が、このように、経路情報管理部203から取得した受信電力と、最小値1からの連番でパケット結合数に基づいて、パケット誤り率取得部204のPER値を求め、単一パケットによる推定送信時間よりも結合パケットによる推定送信時間の方が短くなるパケット結合数の範囲からパケット結合数を決定する。
そして、この決定したパケット結合数を送信部206に出力し、送信部206から集約ノード4に対してデータ収集要求と共にパケット結合数を送信する(F4)
以降は、図1の集約ノード4がパケット結合数分、配下のノードからパケットを収集して、パケット結合数分のパケットを結合して(パケット結合数が1であれば単一パケットをそのまま)、送信してくる動作(F5〜F8)になるが、説明は後述する。
この様に、コーディネータ2にてパケット結合数を決定することにより、全ノードの負荷に応じて集約ノード4を変更することを可能としている。
そして、集約ノード4からパケット結合数だけ結合された結合パケットを受信する(F9)。
受信部207は、集約ノード4から受信した結合パケットをパケット分析部208に出力する。
次に、パケット分析部208は、受信部207から取得したパケットが結合パケットであるか否かを分析する。
結合パケットである場合は、パケット分解部209に結合パケットを出力する。パケット分解部209は、結合されたパケットを分解し、転送部210に出力し、処理を終了する。
結合パケットでない場合は、転送部210に単一のパケットを出力し、処理を終了する。
以上が、コーディネータ2の動作の説明である。
次に図5のフローチャートを参照して、集約ノード4の動作について説明する。
まず、集約ノード4の受信部41が、中継ノード3を経由してコーディネータ2からデータ収集要求と共にパケット結合数を受信すると(F5)、パケット分析部42にパケット結合数を結合数に出力し、他ノード(図1の配下のノード5〜7)に対してデータを収集するように、パケット分析部42から送信部44にデータ収集要求を出力する(F6)。
そして、受信部41が各ノードからパケットを受信すると、受信したパケットをパケット分析部42に出力し、パケット分析部42では入力されたパケットを分析して、データ収集が完了か否か(入力されたパケットがパケット結合数を満たしているか否か)を判断する(F7)。
パケット分析部42は、入力されたパケットがパケット数を満たしていない場合は、データ収集が完了していないとしてF6に戻り、送信部44にデータ収集要求を出力する。
また、受信部41から単一パケットがパケット分析部42に入力されると、送信部44に出力する。
入力されたパケットがパケット結合数を満たし、データ収集が完了すると、パケット結合部43に収集したパケットを結合して送信部44に出力する。
パケット結合部43は、パケット分析部42から入力されたパケット結合数のパケットを結合し、送信部44に出力する。
送信部44は、パケット分析部42から入力される単一のパケット、またはパケット結合部43から入力されるパケット結合数だけ結合された結合パケットを指定のノード(ここでは中継ノード3)に送信する(F8)。
以上が、無線通信システム1のコーディネータ2と集約ノード4の動作である。
このように、マルチホップ環境において、コーディネータ2と集約ノード4との間の受信電力に対応した各パケット結合数のパケット誤り率に基づいて、推定送信時間を算出することにより、コーディネータがパケット結合数を決定するので、端末間のみのパケット誤り率で閾値を決定するよりも、端末間でパケットの結合、分解を繰り返し実施する必要がなく、また、再送時間を考慮した適切なパケット結合数で結合パケットを送信することができる。
例えば、施設における消費電力や、温度情報の管理、または、電力やガス会社におけるモニタリング情報などをパケットで送受信する場合、端末間でパケットの結合、分解を繰り返し実施する必要がなく、再送時間を考慮した適切なパケット結合数で結合パケットを送信するので、急に情報の送信量が多くなることがあっても安定して短い送信時間で管理情報を送受信することができる。
また、混雑したノードより1ホップ以上離れたノードを集約ノード4とすることにより信号が集中する前の段階にてパケットを収集することができる。
また、単一パケットの推定送信時間よりも結合パケットの推定送信時間が短くなるパケット結合数の範囲を抽出するので、システムの要求品質に応じて、最終的なパケット結合数を決定することができる。
また、コーディネータ2にてパケット結合数を決定することにより、全ノードの負荷に応じて集約ノード4を変更することを可能としている。
なお、ここではパケット長が固定長の場合の結合数の決定を説明していたが、これに限られるものではない。パケット長が可変の場合には、結合するパケット長にてパケット結合数を決定することも許容する。
パケット長とすることにより、様々なメッセージを送信するシステムにて適用することができる。
実施の形態2 .
実施の形態1では、コーディネータ2がパケット結合数を決定していたが、本実施の形態では、コーディネータ2指示により各ノードが経路の通信品質からパケット結合数を決定する場合もある。
各ノードでパケット結合数を決定することにより、コーディネータの負荷を下げることができる。
本実施の形態の場合に、集約ノード4は、図2における経路情報管理部203、パケット誤り率取得部204、結合パケット数決定部205の構成を有する。
1 無線通信システム、2 コーディネータ、3 中継ノード、4 集約ノード、5 ノード、6 ノード、7 ノード、201 送信要求部、202 集約ノード選択部、203 経路情報管理部、204 パケット誤り率取得部、205 結合パケット数決定部、206 送信部、207 受信部、208 パケット分析部、209 パケット分解部、210 転送部、41送信部、42 パケット分析部、43 パケット結合部、44 送信部。

Claims (7)

  1. マルチホップ環境においてパケットを収集し結合する集約ノードから結合された結合パケットを受信するコーディネータにおいて、
    自己と前記集約ノードとの間の受信電力を取得する受信電力取得手段と、
    パケット結合数毎に受信電力に対応したパケット誤り率が予め記憶された記憶手段から前記受信電力取得手段で取得した受信電力に対する各パケット結合数のパケット誤り率を取得するパケット誤り率取得手段と、
    該パケット誤り率取得手段で取得したパケット誤り率に基づいて各パケット結合数の送信時間を推定する送信時間推定手段と、
    該送信時間推定手段で推定した送信時間に基づいてパケット結合数を決定するパケット結合数決定手段と、
    該パケット結合数決定手段で決定したパケット結合数を前記集約ノードに送信する送信手段と、
    を備えたことを特徴とするコーディネータ。
  2. 複数のノードから前記集約ノードを選択する集約ノード選択手段を更に備え、
    該集約ノード選択手段は、受信した前記結合パケットに記載の中継経路から中継回数が多く、かつ2以上の他のノードからパケットを収集するノードを集約ノードとして選択することを特徴とする請求項1記載のコーディネータ。
  3. 複数のノードから前記集約ノードを選択する集約ノード選択手段を更に備え、
    該集約ノード選択手段は、受信した前記結合パケットに記載の中継経路から中継回数が多いノードから自己と逆方向に1ホップ離れ、かつ2以上の他のノードからパケットを収集するノードを集約ノードとして選択することを特徴とする請求項1記載のコーディネータ。
  4. 複数のノードから前記集約ノードを選択する集約ノード選択手段、及び前記各ノード間の経路を記憶する経路情報管理手段を更に備え、
    前記集約ノード選択手段は、前記経路情報管理手段に記憶された各ノード間の経路に基づき、他のノードとの経路数が多く、かつ2以上のノードからパケットを収集するノードを集約ノードとして選択することを特徴とする請求項1記載のコーディネータ。
  5. 前記自己と集約ノードとの間に他のノードを介する場合、前記自己と集約ノードとの間の受信電力は、前記自己と前記集約ノードとの経路上での各ノード間での受信電力が最も小さい受信電力とすることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のコーディネータ。
  6. マルチホップ環境においてパケットを収集し結合する集約ノードと、該集約ノードで結合された結合パケットを受信するコーディネータを備えた無線通信システムにおいて、
    前記コーディネータと前記集約ノードとの間の受信電力を取得する受信電力取得手段、
    パケット結合数毎に受信電力に対応したパケット誤り率が予め記憶された記憶手段から前記受信電力取得手段で取得した受信電力に対する各パケット結合数のパケット誤り率を取得するパケット誤り率取得手段、
    該パケット誤り率取得手段で取得したパケット誤り率に基づいて各パケット結合数の送信時間を推定する送信時間推定手段、
    該送信時間推定手段で推定した送信時間に基づいてパケット結合数を決定するパケット結合数決定手段、
    該パケット結合数決定手段で決定したパケット結合数を前記集約ノードに送信する送信手段、
    を備えたことを特徴とする無線通信システム。
  7. マルチホップ環境においてパケットを収集し結合する集約ノードから結合された結合パケットを受信するコーディネータの無線通信方法において、
    自己と前記集約ノードとの間の受信電力を取得する受信電力取得ステップと、
    パケット結合数毎に受信電力に対応したパケット誤り率が予め記憶された記憶手段から前記受信電力取得ステップで取得した受信電力に対する各パケット結合数のパケット誤り率を取得するパケット誤り率取得ステップと、
    該パケット誤り率取得ステップで取得したパケット誤り率に基づいて、各パケット結合毎の送信時間を推定する送信時間推定ステップと、
    該送信時間推定ステップで推定した送信時間に基づいてパケット結合数を決定するパケット結合数決定ステップと、
    該パケット結合数決定ステップで決定したパケット結合数を前記集約ノードに送信する送信ステップと、
    を備えたことを特徴とする無線通信方法。
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