JP2013187615A - アドホックネットワークシステム及び検針情報収集方法 - Google Patents

アドホックネットワークシステム及び検針情報収集方法 Download PDF

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Abstract

【課題】上位中継器とアドホック無線ノードによって構成されるメッシュ型アドホック無線ネットワークで、上位中継器を介してデータ送受信を行うシステムにおいて、上位中継器及び上位中継器近傍のアドホック無線ノードへのデータ通信量の増加、このようなデータ通信増加に伴う、上位中継器及び上位中継器近傍の無線帯域の使用効率の低下メッシュ型アドホック無線ネットワーク全体の効率の低下を防ぐ。
【解決手段】上位中継器10と、スマートメータ機能部を有するアドホック無線ノード20〜26とを備えるメッシュ型アドホック無線ネットワークにおいて、上位中継器10が実施していた検針情報収集を上位中継器から1ホップのアドホック無線ノード20〜22へ委譲し、上位中継器10近傍の無線帯域の使用効率を向上する。
【選択図】図1

Description

本発明は、アドホックネットワークシステム及び検針情報収集方法に係り、特に、メッシュ型アドホック無線ネットワークにおいて検針情報収集するアドホックネットワークシステム及び検針情報収集方法に関する。
近年、スマートメータを構成要素として、メッシュ型アドホック無線ネットワークを形成し、検針情報および、スマートメータの制御情報をメッシュ型アドホック無線ネットワーク上で、通信する方式が考案されている。
本技術分野の背景技術として、RFC3626「Optimized Link State Routing Protocol (OLSR)」(非特許文献1)がある。この文献には、各無線ノードが、報知メッセージと呼ぶブロードキャストパケット中に、自身が持つルーティング情報を近隣へ通知することで、メッシュ型アドホック無線ネットワークにおける各ノードが、経路を自律構築する技術を定めた。
一方、特開2001−237764号公報(特許文献1)があり、この公報には、「ホップ数情報により得られるホップ数が最小となる1つの接続可能無線局を上位接続先無線局として選定し、信号転送手段が送信信号または子無線局から受信した信号を上位接続先無線局へ、または基地局に直接接続できる場合は基地局へ転送する。」と記載されている。これにより、ホップ数が少ない経路を基地局および、子無線局が自律的に選択し、ホップ数の少ない経路を最適経路と判断し、パケットを送信するメッシュ型アドホック無線ネットワークの経路最適化の手法を規定した。
また、特開2006−211375号公報(特許文献2)がある。この公報では、経路選択を、ホップ数以外にノードの処理負荷を考慮して、実施するように定め、経路上で伝送遅延やパケット損失を減らすような通信手段を定めた。
特開2006−50371号公報(特許文献3)がある。この公報には、「第1端末から第2端末に、少なくとも1つの他の端末をデータ中継端末として、データ送信する第1ステップと、上記データ中継端末から第1端末に、中継データの送信量を制御するための制御メッセージを送信する第2ステップと、第1端末が、上記制御メッセージの内容に従って、第2端末宛のデータの送信モードを変更する第3ステップとからなることを特徴とするデータ送信方法。」と記載されている。本特許文献により、アドホック無線ネットワークにおいてのデータ通信量制御手法を定めた。
特開2001−237764号公報 特開2006−211375号公報 特開2006−50371号公報
RFC3626「Optimized Link State Routing Protocol (OLSR)」
特許文献1では、ホップ数に依存した自律経路構築手法を定め、特許文献2では、自律経路構築にノードの処理負荷の情報を付加することで、さらによりよい経路構築手法を定め、特許文献3では、通信量を規制する方式にて、さらに信頼性の高い通信を規定したが、そもそも、最終的に上位中継器に情報を集約するネットワークの性質上、上位中継器近傍の無線送信権の獲得施行回数、無線帯域の使用量が増加してしまう課題を避けられず、上位中継器近傍の通信品質および信頼性が低下してしまう課題が依然として残ってしまう。
また、非特許文献1にて、アドホックネットワークの経路を自律構築する手法を定め、特許文献1〜3は、自律構築に際して、ネットワーク負荷が下がるように、最適経路を選択する手法を規定したが、スマートメータの検針情報を収集するアドホック無線システムにおいて、上位中継器近傍においても、末端に配置された無線ノードにおいても、無線帯域の帯域幅は変わらないが、各ノードが宛先として、上位中継器を選択するシステム上、各無線ノードからのトラフィックが上位中継器近隣に集約された結果、上位中継器近傍においてトラフィックが増加し、無線送信権取得の試行回数が増加すること、及び、無線帯域使用率が増加することが不回避であり、上位中継器近傍の無線帯域の使用効率が著しく低下してしまう課題が残る。
また、アドホックネットワークにおけるマルチキャストパケットについて、マルチキャストパケットを受信したアドホック無線ノードは、転送可否判断をホップ数制御でしか実施できず、転送先ノード数に応じてパケット数が増大し、その結果として無線帯域使用率が増加してしまう課題がある。
以上の点に鑑み、本発明は、複数の上位中継器と複数のアドホック無線ノードによって構成されるメッシュ型アドホック無線ネットワークにおける、上位中継器へデータの集約を行うシステムにおいて、上位中継器近傍で無線帯域の効率低下を防ぐアドホックネットワークシステム及び検針情報収集方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、上記ネットワークでマルチキャスト通信を行うようなシステムにおいて、電波的に近いノードの無線帯域利用効率の向上を図る通信方式を実現することを目的のひとつとする。
上記課題を解決するために、たとえば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例をあげるならば、「上位中継器の検針情報収集の一部または全部を下位アドホック無線ノードへ委譲する」ことを特徴のひとつとする。また、「上位中継器と検針情報収集を委譲された下位アドホック無線ノードとは、委譲関係をグループIDにて管理する」ことを特徴とする。
アドホックネットワークにおいてのマルチキャストパケットは、上記グループID毎の制御情報が付加され、一例をあげるならば、「該グループIDが示すグループ属するアドホック無線ノードが、該グループIDのマルチキャストパケットは転送し、該グループIDではないマルチキャストパケットは、破棄する」ことを特徴とする。
本発明の第1の解決手段によると
検針情報を測定して送信するスマートメータ機能部を有する複数のアドホック無線ノードと
前記アドホック無線ノードからの検針情報を受信する上位中継器と、
を備え、
前記上位中継器は、
自身から1ホップの、ひとつ又は複数のアドホック無線ノードを代理中継器として選択し、
該代理中継器を介して通信する前記アドホック無線ノードをグループ化し、
該代理中継器へ、グループ化された前記アドホック無線ノードの識別情報を含む代理中継要請を送信し、
前記代理中継器は、グループ化された前記アドホック無線ノードに自代理中継器の識別情報を送信し、
グループ化された前記アドホック無線ノードは、前記スマートメータ機能部により測定された検針情報を、前記代理中継器に送信し、
前記代理中継器は、グループ化された複数の前記アドホック無線ノードからそれぞれ検針情報を受信し、受信した各検針情報と自代理中継器のスマートメータ記憶部で測定された検針情報とをまとめて前記上位中継器に送信するアドホックネットワークシステムが提供される。
本発明の第2の解決手段によると
検針情報を測定して送信するスマートメータ機能部を有する複数のアドホック無線ノードと、アドホック無線ノードからの検針情報を受信する上位中継器とを備えたアドホックネットワークシステムにおける検針情報収集方法であって、
上位中継器は、
自身から1ホップの、ひとつ又は複数のアドホック無線ノードを代理中継器として選択し、
該代理中継器を介して通信するアドホック無線ノードをグループ化し、
該代理中継器へ、グループ化されたアドホック無線ノードの識別情報を含む代理中継要請を送信し、
代理中継器は、グループ化されたアドホック無線ノードに自代理中継器の識別情報を送信し、
グループ化されたアドホック無線ノードは、スマートメータ機能部により測定された検針情報を、代理中継器に送信し、
代理中継器は、グループ化された複数のアドホック無線ノードからそれぞれ検針情報を受信し、受信した各検針情報と自代理中継器のスマートメータ記憶部で測定された検針情報とをまとめて上位中継器に送信する前記検針情報収集方法が提供される。
本発明によると、複数の上位中継器と複数のアドホック無線ノードによって構成されるメッシュ型アドホック無線ネットワークにおける、上位中継器へデータの集約を行うシステムにおいて、上位中継器近傍で無線帯域の効率低下を防ぐアドホックネットワークシステム及び検針情報収集方法を提供することができる。
また、本発明によると、上記ネットワークでマルチキャスト通信を行うようなシステムにおいて、電波的に近いノードの無線帯域利用効率の向上を図る通信方式を実現することができる。
メッシュ型アドホック無線ネットワークのシステム構成図である。 上位中継器の機能ブロック図である。 アドホック無線ノードの機能ブロック図である。 上位中継器およびアドホック無線ノードのリンクテーブルである。 上位中継器およびアドホック無線ノードのルーティングテーブルである。 上位中継器の代理中継器管理テーブルである。 代理中継器を選定し、所属するアドホックノードをグルーピングする処理である。 代理中継器を指定し、検針情報を収集するシーケンス図である。 代理中継器要請と代理中継器応答のフレームフォーマットである。 グループID通知のフレームフォーマットである。 検針情報のフレームフォーマットである。 検針完了通知と検針完了応答のフレームフォーマットである。 検針情報取得要求と検針完了取得応答のフレームフォーマットである。 報知メッセージ通知によるリンクテーブルとルーティングテーブルの構築する手続き図である。 報知メッセージのフォーマットである。 報知メッセージの一例である。 報知メッセージの一例である。 報知メッセージの一例である。 報知メッセージの一例である。 報知メッセージの一例である。 マルチキャスト通信のシーケンス図である。 マルチキャストメッセージのフォーマットである。 マルチキャストメッセージの一例である。 マルチキャストメッセージの一例である。 マルチキャストメッセージの一例である。 マルチキャストメッセージの一例である。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、実質同一部位には同じ参照番号を振り、説明は繰り返さない。
(ハードウェア構成及びテーブル構成)
図1を参照して、メッシュ型アドホック無線ネットワークシステムを説明する。図1において、少なくともひとつの上位中継器1n(n=0、1、2・・・)と複数のアドホック無線ノード2n(n=0、1、2…)は、たとえば、IEEE802.11に規定される無線通信規格に準拠する無線通信方式で、メッシュ型のアドホック無線ネットワークを構成する。
上位中継器1n(n=0、1、2)とアドホック無線ノード2n(n=0、1、2…)における、メッシュ型のアドホック無線ネットワークの構成方法は、例えば、非特許文献1に記載されるように、報知メッセージパケットを用いて自身のルーティングテーブルの情報を近隣にブロードキャストで報知し、リンクテーブルとルーティングテーブルを自律構築する仕組みによって実現されることができる。
上位中継器10は、アドホック無線ノード20、21、22と直接通信する。上位中継器10は、アドホック無線ノード20を介在し、アドホック無線ノード23、24、25、26とマルチホップ通信を行う。上位中継器10は、例えばアドホック無線ノードからの検針情報を、検針データ収集サーバに中継する。
上位中継器10の具備する構成及び機能を、図2を参照して説明する。上位中継器10は、例えば、内部記憶部(以下、内部記憶と記す)100と、アドホックネットワーク制御部101と、無線通信部102と、中継部103と、上位ネットワーク制御部104と、上位ネットワーク通信部105と、マルチキャスト制御部93とを有する。
内部記憶100上に、少なくとも、上位中継器10と1ホップで通信を行うアドホック無線ノードを管理するリンクテーブル1000と、上位中継器10から1ホップまたはマルチホップで通信を行うアドホック無線ノード2n(n=0、1、2…)を管理するルーティングテーブル1001と、上位中継器10が、検針情報収集を委譲する代理中継器として選定したアドホック無線ノード2n(n=0、1、2…)を管理する、代理中継器管理テーブル1002とが存在する。
また、上位中継器10は、アドホックネットワーク制御部101を有し、その一部として、リンクテーブルとルーティングテーブルの情報を更新する報知メッセージ制御部1010と、代理中継器の選定・管理を行う代理中継器管理部1011とがある。アドホックネットワーク制御部101から物理メディアアクセスを制御する無線通信部102を介して、アドホックネットワーク上に存在するアドホック無線ノード2n(n=0、1、2…)と通信を行う。
上位中継器10は、アドホックネットワーク40から受信した検針情報を無線通信部102で受信後、アドホックネットワーク制御部101、中継部103、上位ネットワーク制御部104を介して上位ネットワーク通信部105から、上位ネットワーク50へ検針情報を送信する。
上位中継器10は、マルチキャストの送受信制御をおこなうマルチキャスト制御部93を具備し、アドホックネットワーク制御部101を介在して、マルチキャストメッセージによりアドホック無線ネットワーク上で、マルチキャスト通信を行う。
アドホック無線ノード20の具備する構成及び機能を、図3を参照して説明する。アドホック無線ノード20は、内部記憶部(以下、内部記憶を記す)100と、アドホックネットワーク制御部101と、無線通信部102と、スマートメータ機能部203と、マルチキャスト制御部93とを有する。
内部記憶100上に、少なくとも、自アドホック無線ノードと1ホップで通信を行う他のアドホック無線ノード2n(n=0、1、2…)および自アドホック無線ノードと1ホップで通信を行う上位中継器1n(n=0、1、2)を管理するリンクテーブル1000と、アドホック無線ノード2n(n=0、1、2…)から1ホップまたはマルチホップで通信を行うアドホック無線ノードおよび上位中継器10を管理するルーティングテーブル1001と、上位の代理中継器を管理する代理中継器情報管理テーブル1003と、代理中継器に選定された場合に使用し、配下に所属するアドホック無線ノード2n(n=0、1、2…)の検針情報を一時的にバッファリングする検針情報保持テーブル1004との情報が存在する。
また、アドホック無線ノード2n(n=0、1、2…)は、アドホックネットワーク制御部101を有し、その一部として、リンクテーブルとルーティングテーブルの情報を更新する報知メッセージ制御部1010と、代理中継器の選定・管理を行う代理中継器管理部1011とがある。
アドホック無線ノード2n(n=0、1、2…)は、スマートメータ機能部203を持ち、スマートメータの検針を実施する、検針制御部2030と検針メータ2031を有する。
検針制御部2030は、周期的に検針値を読み取り、アドホックネットワーク制御部101、無線通信部102を介して、上位中継器1n(n=0、1、2・・・)又は代理中継器を最終宛先としてアドホックネットワーク40へ検針情報を送信する。ここで、検針情報の一例として電力を用いることができるが、これ以外にも適宜の測定データでもよい。また、複数の測定データを含んでも良い。
アドホック無線ノード2n(n=0、1、2…)はマルチキャストの送受信制御をおこなうマルチキャスト制御部93を具備し、アドホックネットワーク制御部101を介在して、マルチキャストメッセージによりアドホック無線ネットワーク上で、マルチキャスト通信を行う。
図4を参照して、上位中継器10の内部記憶100内に保持するリンクテーブル1000、およびアドホック無線ノード20の内部記憶100内に保持するリンクテーブル1000、を説明する。リンクテーブル1000は、各々、自身の装置から1ホップのノードを管理する。リンクテーブル1000は、少なくとも自身の装置から1ホップのノードのノードID10000を持ち、ノードID10000に対応して、リンクの通信品質を評価するパラメータ、一例をあげるならば、受信電波強度10001と、リンクが双方向であるかを示す双方向リンク識別情報10002の各情報を持つ。ノードID10000は、図3に示すように例えば、MACアドレスなど、アドホック無線ノード2n(n=0、1、2…)および上位中継機1n(n=0、1、2・・・)を一意に決定する識別子である。
図5に上位中継機10の内部記憶100内に保持するルーティングテーブル1001、およびアドホック無線ノード20の内部記憶100内に保持するルーティングテーブル1001を示す。ルーティングテーブル1001は、上位中継機10から1ホップまたはマルチホップで通信を行うアドホック無線ノード2n(n=0、1、2…)の情報を持つ。内部に保持する情報には少なくとも、最終宛先ノードID10010と、最近接ノードID10011とを含む。最終宛先ノードID10010及び最近接ノードID10011は、一例を挙げるなら、MACアドレスなど、最終宛先のアドホック無線ノード2n(n=0、1、2…)および上位中継機1n(n=0、1、2…)を一意に決定する識別子である。最終宛先ノードID10010、1つに対して、最近接ノードID10011を複数保持することができる。図5の例では、一つの最終宛先ノードIDに対して、最近接ノードIDを3つ保持している。上位中継機10およびアドホック無線ノード20のルーティングテーブル1001の一要素である再近接ノードIDは、リンクテーブル1000内にエントリとして存在する。
上位中継器10およびアドホック無線ノード20が、最終宛先ノードにデータ送信を行う場合、最終宛先ノードID10010に対応する複数の最近接ノードID10011から、一つを選択して、その最近接ノードへデータを送信する。一例を挙げるならば、対応する複数の最近接ノードのうち、図4に例示した、電波受信強度10001が予め定められた基準より高いものかつ双方向リンク10002が確立しているものを優先して選択する。該データを受信したノードは、同様の操作により、最近接ノードを選択し、最終宛先へ該データをマルチホップにて伝搬する。
図4に例示したリンクテーブル1000および図5に例示したルーティングテーブル1001の構築は、一例をあげるなら、非特許文献1 RFC3626「Optimized Link State Routing Protocol (OLSR)」に記載されるような、上位中継器とアドホック無線ノード間、及び、アドホック無線ノードとアドホック無線ノード間での報知メッセージ相互通信にて実現できる。上位中継器10では、図4に例示したリンクテーブル1000、および図5に例示したルーティングテーブル1001の構築を、図2に示すアドホックネットワーク制御部1011の一部である報知メッセージ制御部1010で実現する。アドホック無線ノード20では、図4に例示したリンクテーブル1000、および図5に例示したルーティングテーブル1001の構築機能は、図3に示すアドホックネットワーク制御部1011の一部である報知メッセージ制御部1010で実現する。
また、報知メッセージ制御部1010が実現するリンクテーブル1000及びルーティングテーブル1001構築の別の一例を図14および図15を参照して説明する。図15に報知メッセージ80のフォーマットを示す。
報知メッセージ80は、最近接ノードID800、最近接送信元ノードID801、最終宛先ノードID802、送信元ノードID803、報知メッセージコード804、ルーティング数805、及び、ルーティング情報806を含む。
最近接ノードID800には、ブロードキャストアドレスを保持し、最近接送信元ノードID801には、最近接の送信元である上位中継器1n(n=0、1、2…)または、アドホック無線ノード2n(n=0、1、2…)のノードIDを保持し、最終宛先ノードID802には、ブロードキャストアドレスを保持し、送信元ノードID803には、送信元である上位中継器1n(n=0、1、2…)または、アドホック無線ノード2n(n=0、1、2…)のノードIDを保持し、報知メッセージコード804には、報知メッセージであることを表現する予め定められた整数値を保持し、ルーティング数805には、報知メッセージ80中に含まれるルーティング数(ルーティング情報の数)を保持し、ルーティング情報806には、送信元が持つルーティング情報を保持する。なお、メッセージに保持する上述の整数値は整数以外の適宜の識別情報でもよい。以下に説明する他のメッセージ、データフォーマットについても同様である。
図15(b)に示すように、ルーティング情報806には、ルーティング可能なノードID8060とホップ数8061を保持する。ルーティング情報806は、送出元ノードがルーティングテーブル1001内に保持するルーティング可能なノード数807分保持する。ルーティング情報807のルーティング可能なノードID8060は、一例をあげるのであれば、図5に示す、最終宛先ノードID10010であり、ホップ数8061は、一例をあげるのであれば、図5に示すホップ数10014である。
図14、図16、図17、図18、図19、図20、図21を参照して動作の詳細を説明する。ここでは、アドホック無線ノード20は、上位中継器10及びアドホック無線ノード23と近接し、直接通信可能である。
初期状態では、上位中継器10、アドホック無線ノード20、アドホック無線ノード23の、リンクテーブル1000、ルーティングテーブル1001にはエントリは存在しない。
上位中継器10は、報知メッセージ8000を上位中継器10から1ホップに対して送出する。図16に報知メッセージ8000の例を示す。報知メッセージ8000の内容として、最近接宛先ノードID80000には、ブロードキャストを示すFF:FF:FF:FF:FF:FFを、最近接送信元ノードID80001には、送信元ノードである上位中継器10のノードID90を、最終宛先ノードID80002には、ブロードキャストを示すFF:FF:FF:FF:FF:FFを、送信元ノードID80003には、送信元ノードである上位中継器10のノードID90を、報知メッセージコード80004には、報知メッセージであることを表現する予め定められた整数値を(図16の例示では、0を)、ルーティング数80005には、初期状態でルーティング情報を持たないため0を、それぞれ持つ。なお、ルーティング情報を持たないため、図15に示すルーティング情報806は報知メッセージ8000には含まれない。
報知メッセージ8000を受信したアドホック無線ノード20は、近隣に上位中継器10が存在することを認識し、自分自身のリンクテーブル1000の1エントリとして、ノードID10000に送信元の上位中継器10のノードID90を設定し、受信した際の受信電波強度を受信電波強度10001に登録し、双方向リンク10002に例えば0を設定する。報知メッセージ8000を受信したアドホック無線ノード20は、自分自身のルーティングテーブル1001の最終宛先ノードID10010に送信元の上位中継器10のノードID90を設定し、最近接ノードID10011に送信元の上位中継器10のノードID90を設定し、ホップ数10014には、上位中継器10から直接受信したため、1を設定する。
アドホック無線ノード20は、報知メッセージ8001をアドホック無線ノード20から1ホップに対して送出する。図17に報知メッセージ8001の例を示す。報知メッセージ8001の内容として、最終宛先ノードID80010には、ブロードキャストを示すFF:FF:FF:FF:FF:FFを、最近接送信元ノードID80011には、送信元ノードであるアドホック無線ノード20のノードID91を、最終宛先ノードID80012には、ブロードキャストを示すFF:FF:FF:FF:FF:FFを、送信元ノードID80013には、送信元ノードであるアドホック無線ノード20のノードID91を、報知メッセージコード80014には、報知メッセージであることを表現する予め定められた整数値を(図17の例示では、0を)、ルーティング数80015には、報知メッセージ8000を受信した際に構築したルーティングテーブル1000のエントリ数を(本場合は1)を、ノードID80016には、報知メッセージ8000を受信した際に構築したルーティングテーブル1000の1情報である上位中継器10のノードID90を、ホップ数80017には、報知メッセージ8000を受信した際に構築したルーティングテーブル1000の1情報である上位中継器10のホップ数を、それぞれ持つ。
報知メッセージ8001を受信した上位中継器10は、近隣にアドホック無線ノード20が存在することを認識し、自分自身のリンクテーブル1000の1エントリとして、ノードID10000に送信元のアドホック無線ノードID91を登録し、受信した際の受信電波強度を受信電波強度10001に登録する。また、上位中継器10は、報知メッセージ8001のルーティング情報の一部であるノードID80016が、上位中継器10自身のノードID90であり、かつホップ数80017が1であるため、該リンクテーブルエントリの双方向リンク10002に1(双方向リンクありを示す値)を設定する。
報知メッセージ8001を受信した上位中継器10は、自分自身のルーティングテーブル1001の最終宛先ノードID10010に送信元のアドホック無線ノード20のノードID91を、最近接ノードID10011にアドホック無線ノード20のノードID91を、ホップ数10014には、アドホック無線ノード20から直接受信したため、1を設定する。
報知メッセージ8001は、アドホック無線ノード23でも受信される。アドホック無線ノード23は、近隣にアドホック無線ノード20が存在することを認識し、自分自身のリンクテーブル1000の1エントリとして、ノードID10000に送信元のアドホック無線ノードID91を、受信した際の受信電波強度を受信電波強度10001に登録する。また、アドホック無線ノード23は、報知メッセージ8001のルーティング情報の一部であるノードID80017が、受信したアドホック無線ノード23自身のノードID92でないため、該リンクテーブルエントリの双方向リンク10002に0を設定する。
報知メッセージ8001を受信したアドホック無線ノード23は、自分自身のルーティングテーブル1001の1エントリとして、最終宛先ノードID10010に送信元のアドホック無線ノード20のノードID91を、最近接ノードID10011にアドホック無線ノード20のノードID91を、ホップ数10014には、報知メッセージ8001をアドホック無線ノード20から直接受信したため、1を設定する。また、アドホック無線ノード23は、別のエントリとして、最終宛先ノードID10010にルーティング情報のノードID80016を、最近接ノードID10011に報知メッセージ8001の直接の送信元であるアドホック無線ノード20のノードID91を、ホップ数10014には、ルーティング情報のホップ数80017に1を加算した値を、設定する。
アドホック無線ノード23は、報知メッセージ8002をアドホック無線ノード23から1ホップに対して送出する。図18に報知メッセージ8002の例を示す。報知メッセージ8002の内容として、最近接宛先ノードID80020には、ブロードキャストを示すFF:FF:FF:FF:FF:FFを、最近接送信元ノードID80021には、送信元ノードであるアドホック無線ノード23のノードID92を、最終宛先ノードID80022には、ブロードキャストを示すFF:FF:FF:FF:FF:FFを、送信元ノードID80023には、送信元ノードであるアドホック無線ノード23のノードID92を、報知メッセージコード80024には、報知メッセージであることを表現する予め定められた整数値を(図18の例示では、0を)、ルーティング数80025には、報知メッセージ8001を受信した際に構築したルーティングテーブル1000のエントリ数(本場合は2)を、ノードID80026には、報知メッセージ8001を受信した際に構築したルーティングテーブル1000の1情報であるアドホック無線ノード20のノードID91を、ホップ数80027には、報知メッセージ8001を受信した際に構築したルーティングテーブル1000の1情報であるアドホック無線ノード20のノードID91のホップ数を、ノードID80028には、報知メッセージ8001を受信した際に構築したルーティングテーブル1000の他の1情報である上位中継器10のノードID90を、ホップ数80029には、報知メッセージ8001を受信した際に構築したルーティングテーブル1000の他の1情報である上位中継器のノードID90のホップ数を、それぞれ持つ。
報知メッセージ8002を受信したアドホック無線ノード20は、近隣にアドホック無線ノード23が存在することを認識し、自分自身のリンクテーブル1000の1エントリとして、ノードID10000に送信元のアドホック無線ノード23のノードID92を、受信した際の受信電波強度を受信電波強度10001に登録する。また、アドホック無線ノード20は、報知メッセージ8002のルーティング情報の一部であるノードID80027が、アドホック無線ノード20自身のノードID91であり、かつホップ数80028が1であるため、該リンクテーブルエントリの双方向リンク10002に1を設定する。
また、報知メッセージ8002を受信したアドホック無線ノード20は、自分自身のルーティングテーブル1001の最終宛先ノードID10010に送信元のアドホック無線ノード23のノードID91を、最近接ノードID10011に送信元のアドホック無線ノード23のノードID91を、ホップ数10014には、報知メッセージ8002をアドホック無線ノード23から直接受信したため、1を設定する。また、アドホック無線ノード20は、ルーティング情報のうち、ノードIDが自身のノードIDでない情報を、自身のルーティングテーブル1001に登録する。例えば、アドホック無線ノード20は、別のエントリとして、最終宛先ノードID10010にルーティング情報のノードID80028を、最近接ノードID10011に報知メッセージ8002の直接の送信元であるアドホック無線ノード23のノードID92を、ホップ数10014には、ルーティング情報のホップ数80029に1を加算した値を、設定する。
上位中継器10は、報知メッセージ8003を上位中継器10から1ホップに対して送出する。図19に報知メッセージ8003の例を示す。報知メッセージ8003の内容として、最近接宛先ノードID80030には、ブロードキャストを示すFF:FF:FF:FF:FF:FFを、最近接送信元ノードID80031には、送信元ノードである上位中継器10のノードID90を、最終宛先ノードID80032には、ブロードキャストを示すFF:FF:FF:FF:FF:FFを、送信元ノードID80033には、送信元ノードである上位中継器10のノードID90を、報知メッセージコード80034には、報知メッセージであることを表現する予め定められた整数値を(図19の例示では、0を)、ルーティング数80035には、報知メッセージ8001を受信した際に構築したルーティングテーブル1000のエントリ数(本場合は1)を、ノードID80036には、報知メッセージ8001を受信した際に構築したルーティングテーブル1000の1情報であるアドホック無線ノード20のノードID91を、ホップ数80037には、報知メッセージ8001を受信した際に構築したルーティングテーブル1000の1情報であるアドホック無線ノード20のノードID91のホップ数を、それぞれ持つ。
報知メッセージ8003を受信したアドホック無線ノード20は、報知メッセージ8000を受信した際にリンクテーブル1001に登録した1エントリである上位中継器10のノードID90のエントリを検索し、受信した際の受信電波強度10001を更新する。また、アドホック無線ノード20は、報知メッセージ8003のルーティング情報の一部であるノードID80037が、アドホック無線ノード20自身のノードID91であり、かつホップ数80038が1であるため、該リンクテーブルエントリの双方向リンク10002を1へと変更する。報知メッセージ8003を受信したアドホック無線ノード20は、報知メッセージ8000を受信した際に構築したルーティングテーブル1000の最終宛先ノードID10010とノードID80036に変更がなく、ホップ数10014とホップ数80037に変更がないため、ルーティングテーブルは更新しない。
アドホック無線ノード20は、報知メッセージ8004をアドホック無線ノード20から1ホップに対して送出する。図20に報知メッセージ8004の例を示す。報知メッセージ8004の内容として、最近接宛先ノードID80040には、ブロードキャストを示すFF:FF:FF:FF:FF:FFを、最近接送信元ノードID80041には、送信元ノードであるアドホック無線ノード20のノードID91を、最終宛先ノードID80042には、ブロードキャストを示すFF:FF:FF:FF:FF:FFを、送信元ノードID80043には、送信元ノードであるアドホック無線ノード20のノードID91を、報知メッセージコード80044には、報知メッセージであることを表現する整数値を(図19の例示では、0を)、ルーティング数80045には、報知メッセージ8000および報知メッセージ8002を受信した際に構築したルーティングテーブル1000のエントリ数(本場合は2)を、ノードID80046には、報知メッセージ8000を受信した際に構築したルーティングテーブル1000の1情報である上位中継器10のノードID90を、ホップ数80047には、報知メッセージ8000を受信した際に構築したルーティングテーブル1000の1情報である上位中継器10のノードID90のホップ数を、ノードID80048及びホップ数80049には、報知メッセージ8002を受信した際に構築したルーティングテーブル1000の情報をそれぞれ持つ。
報知メッセージ8004を受信した上位中継器10は、報知メッセージ8001を受信した際にリンクテーブル1001に登録した1エントリであるアドホック無線ノード20のノードID91のエントリを検索し、受信した際の受信電波強度10001を更新する。報知メッセージ8004を受信した上位中継器10は、報知メッセージ8001を受信した際に構築したルーティングテーブル1000の最終宛先ノードID10010とノードID80046に変更がなく、ホップ数10014とホップ数80047に変更がないため、ルーティングテーブルは更新しない。
報知メッセージ8004を受信したアドホック無線ノード23は、報知メッセージ8001を受信した際にリンクテーブル1001に登録した1エントリであるアドホック無線ノード20のノードID91のエントリを検索し、受信した際の受信電波強度10001を更新する。報知メッセージ8004を受信したアドホック無線ノード23は、報知メッセージ8001を受信した際に構築したルーティングテーブル1000の最終宛先ノードID10010とノードID80046に変更がなく、ホップ数10014とホップ数80047に変更がないため、ノードID80046に関するルーティングテーブルのエントリは更新しない。また、アドホック無線ノード23は、自身のルーティングテーブルの別のエントリとして、最終宛先ノードID10010にルーティング情報のノードID80048を、最近接ノードID10011に報知メッセージ8004の直接の送信元であるアドホック無線ノード2おのノードID91を、ホップ数10014には、ルーティング情報のホップ数80049に1を加算した値を、設定する。
上記手順にて、リンクテーブル1000およびルーティングテーブル1001を各装置の報知メッセージ制御部1010にて構築する。
次に、代理中継器管理テーブル1002の構成を図4、図5、図6を参照して、説明する。代理中継器管理テーブル1002は、代理中継器グループID10020と、代理中継器ノードID10021と、所属ノードID10022、10023とを保持する。代理中継器グループID100201つに対して、1つの代理中継器ノードID10021と、複数の所属ノードID10022および10023を保持することができる。代理中継器ノードID10021、および所属ノードID10022と100023は、一例を挙げるなら、MACアドレスなど、アドホック無線ノード2n(n=0、1、2…)および上位中継機1n(n=0、1、2…)を一意に決定する識別子である。
代理中継器ノードID10021は、リンクテーブル1000に存在するノードIDである。図6の例では、リンクテーブル1000上のノードID10000が、代理中継器ノードID10021として選定される。所属ノードID10022と10023は、ルーティングテーブル1001上に存在する最終宛先ノードIDである。図6の例では、所属ノードID10022が最終宛先ノードID10010に対応し、所属ノードID10023が最終宛先ノードID10012に対応する。
図6および図7を参照して、代理中継器管理テーブル1002の構築法を説明する。リンクテーブル/ルーティングテーブル検索および最近接ノードIDを抽出する処理60では、上位中継器10(例えば代理中継器管理部1011。以下同様)は、リンクテーブル1000とルーティングテーブル1001内を検索し、最近接ノードID10011に指定されているノードIDを1つ抽出する。ルーティングテーブル1001は、1つの最終宛先ノードID10010について、最近接ノードIDを複数保持するが、一例を挙げるならば、最近接ノードとして、図4に例示したリンクテーブル1000内の電波受信強度10001が予め定められた基準より高いものかつ双方向リンク10002が確立しているものを抽出する。
抽出した最近接ノードID毎に最終宛先ノードIDをグルーピングする処理61では、上位中継器10は、前記手法で抽出した最近接ノードIDに対応する最終宛先ノードIDを同じグループにグルーピングする。保存処理62では、上位中継器10は、前記手順にてグルーピングした情報を代理中継器管理テーブル1002へ保存する。例えば、抽出した最近接ノードIDを代理中継器管理テーブル1002の代理中継器ノードIDに登録し、対応する最終宛先ノードIDを代理中継器管理テーブル1002の所属ノードIDに登録する。また、上位中継器10は、グループ毎に代理中継器グループIDを付与して代理中継器管理テーブル1002に登録する。上述の処理を繰り返し行い、複数の最近接ノードを代理中継器ノードとし、複数の代理中継グループを構築できる。
上記手法にてグルーピング行った代理中継器ノード10021は、代理中継器ノード10021自身および所属ノード10022、10023の検針情報収集を上位中継器10の代理で行う。
(検針情報収集処理)
上位中継器10とアドホック無線ノード20、23、24、25の検針情報収集のシーケンスを図8に例示し、図9、図10、図11、図12、図13のデータフォーマットと併せて説明する。
上記手法で代理中継器の選定をおこなった上位中継器10は、代理中継器として選定したアドホック無線ノードに対して、代理中継器要請70を送信する。代理中継器要請70を受信したアドホック無線ノード20は、代理中継器応答71を上位中継器10へ返却する。
代理中継器要請70は図9(a)へ例示するように、最近接宛先ノードID700、最終宛先ノードID702、代理中継器要請コード704、所属ノード数706、代理中継器グループID705、所属ノードIDn(n=1、2、…)を含む。また、最近接送信元ノードID701、送信元ノードID703をさらに含む。図9の例では、代理中継器要請70の、最近接宛先ノードID700には、代理中継器として選定したアドホック無線ノード20のノードIDを、最近接送信元ノードID701には、最近接の送信元である上位中継器10のノードIDを最終宛先ノードID702には、代理中継器として選定したアドホック無線ノード20のノードIDを、送信元ノードID703には、送信元である上位中継器10のノードIDを、代理中継器要請コード704には、代理中継器要請であることを表現する予め定められた整数値を、代理中継器グループID705には、選定された代理中継器を含むグループを特定する一意の整数値を、所属ノード数706には、代理中継器として選定したアドホック無線ノード20が代理で検針情報収集を行う、アドホック無線ノード数(グループに所属するノード数)を、所属ノードID707には、代理中継器として選定したアドホック無線ノード20が代理で検針情報収集を行う、アドホック無線ノード20、23、24、25のノードIDを、それぞれ情報として保持する。
所属ノードID707は、グループに所属するアドホック無線ノードの台数分708保持する。最近接宛先ノードID700と最終宛先ノードID702は、同一の値が入り、例えば、図6の代理中継器ノードID10021の値を取る。最近接送信元ノードID701と送信元ノードID703は、同一の値が入り、この場合は上位中継器10のノードIDを値として取る。代理中継器グループID705は、例えば、図6の代理中継器グループID10020の値を取る。
一方、図9(b)の例では、代理中継器応答71の、最近接ノードID710には、上位中継器10のノードIDのノードIDを、最近接送信元ノードID711には、最近接の送信元であるアドホック無線ノード20のノードIDを最終宛先ノードID712には、上位中継器10のノードIDを、送信元ノードID713には、送信元であるアドホック無線ノード20のノードIDを、代理中継器応答コード714には、代理中継器応答であることを表現する予め定められた整数値を、応答内容715には、肯定応答を示す予め定められた整数値を、代理中継器グループID716には、代理中継器のグループを特定する一意の整数値を、それぞれ情報として保持する。
最近接宛先ノードID710と最終宛先ノードID712は、同一の値が入り、この場合は上位中継器10のノードIDを値として取る。最近接送信元ノードID701と送信元ノードID703は、同一の値が入り、例えば、図6の代理中継器ノードID10021の値に相当する。代理中継器グループID716は、例えば、図6の代理中継器グループID10020の値に相当する。
上記記載の代理中継器要請70と代理中継器応答71によって、検針情報収集を代理で行うことになったアドホック無線ノード23、24、25の情報を取得したアドホック無線ノード20は、図8に示すように、グループID通知72を所属ノードであるアドホック無線ノード23、24、25へ送信する。
図10に、グループID通知72の例を示す。図10の例では、グループID通知72の、最近接ノードID720には、代理中継器として選定したアドホック無線ノード20の図5に例示するルーティングテーブル1001を検索し、アドホック無線ノード23、24、25を最終宛先ノードとしている、最近接ノードから一つ選択した最近接ノードのIDを、最近接送信元ノードID721には、最近接の送信元である代理中継器として選定したアドホック無線ノード20のノードIDを、最終宛先ノードID722には、アドホック無線ノード23、24、25のノードIDを、送信元ノードID723には、代理中継器として選定したアドホック無線ノード20のノードIDを、グループID通知コード724には、グループID通知であることを表現する予め定められた整数値を、代理中継器グループID725には、代理中継器のグループを特定する一意の整数値を、それぞれ情報として保持する。
グループID通知72を受信したアドホック無線ノード23、24、25は、それぞれ保持する代理中継器情報テーブル1003へ、送信元ノードID723(すなわち、代理中継器のID)と代理中継器グループID725を保存する。
アドホック無線ノード23、24、25は、予め設定した検針収集期間74になると、検針情報73を代理中継器として選定したアドホック無線ノード20へ送信する。検針収集期間は時間幅をもっていてもよいし、アドホック無線ノード毎に時刻が定められてもよい。検針情報は、スマートメータ機能部203により測定される。アドホック無線ノード20へ送信する際に測定してもよいし、適宜のタイミングで測定された情報が記憶されていてもよい。
図11に、検針情報73の例を示す。図11の例では、検針情報73の最近接ノードID730には、送信元自身の図5に例示するルーティングテーブル1001を検索し、代理中継器として選定したアドホック無線ノード20を最終宛先ノードとしている、最近接ノードから一つ選択した最近接ノードを、最近接送信元ノードID731には、送信元自身のアドホック無線ノードのノードIDを、最終宛先ノードID732には、検針情報収集を代理で行う代理中継器であるアドホック無線ノード20のノードIDを、送信元ノードID733には、送信元自身のアドホック無線ノードのノードIDを、検針情報コード734には、検針情報であることを表現する予め定められた整数値を、代理中継器グループID735には、代理中継器のグループを特定する一意の整数値を、検針値736には、図3機能ブロック図に示す検針機能部2030で取得した検針値を、それぞれ情報として保持する。代理中継器であるアドホック無線ノード20のノードID、及び、代理中継器のグループを特定する一意の整数値は、上述のグループID通知の際に記憶した情報を用いることができる。
このように、代理中継器であるアドホック無線ノード20は、代理中継器グループに所属する各アドホック無線ノードから検針情報を受信する。上記手順で検針情報の代理収集をおこなったアドホック無線ノード20は、アドホック無線ノード20、23、24、25の検針情報を検針情報保持テーブル1004へ保持し、検針完了通知76を上位中継器10へ送信する。一例として、代理中継器は、全ての所属ノードから検針情報を受信し、自装置のスマートメータ機能部で検針情報が取得されると、検針完了通知を送信する。検針完了通知76を受信した上位中継器10は、検針完了応答77を代理中継器として選定したアドホック無線ノード20へ返信する。
代理中継器として選定されたアドホック無線ノード20は、上位中継器10からの検針情報取得要求78に対して、検針情報取得応答79を返却する。検針情報取得要求78は、例えば、上位中継器10が複数の代理中継器から順次検針情報を収集するように送信されることができる。また、上位中継器10は、電波環境に応じて、複数の代理中継器に送信する検針情報取得要求のタイミングを制御してもよい。なお、検針情報取得要求78はこれ以外にも適宜のタイミングで送信されてもよい。
図12を参照して、検針完了通知76と検針完了応答77を説明する。
検針完了通知76の、最近接宛先ノードID760には、上位中継器10のノードIDのノードIDを、最近接送信元ノードID761には、最近接の送信元であるアドホック無線ノード20のノードIDを最終宛先ノードID762には、上位中継器10のノードIDを、送信元ノードID763には、送信元であるアドホック無線ノード20のノードIDを、検針完了通知コード764には、検針完了通知であることを表現する予め定められた整数値を、代理中継器グループID765には、代理中継器のグループを特定する一意の整数値を、それぞれ情報として保持する。
また、検針完了応答77の、最近接宛先ノードID770には、代理中継器として選定したアドホック無線ノード20のノードIDを、最近接送信元ノードID771には、最近接の送信元である上位中継器10のノードIDを、最終宛先ノードID772には、代理中継器として選定したアドホック無線ノード20のノードIDを、送信元ノードID773には、送信元である上位中継器10のノードIDを、検針完了応答コード774には、検針完了応答であることを表現する予め定められた整数値を、代理中継器グループID775には、代理中継器のグループを特定する一意の整数値を、それぞれ情報として保持する。
図13を参照して、検針情報取得要求78と検針情報取得応答79を説明する。
検針情報取得要求78の、最近接宛先ノードID780には、代理中継器として選定したアドホック無線ノード20のノードIDを、最近接送信元ノードID781には、最近接の送信元である上位中継器10のノードIDを、最終宛先ノードID782には、代理中継器として選定したアドホック無線ノード20のノードIDを、送信元ノードID783には、送信元である上位中継器10のノードIDを、検針情報取得要求コード784には、検針情報取得要求であることを表現する予め定められた整数値を、代理中継器グループID785には、代理中継器のグループを特定する一意の整数値を、それぞれ情報として保持する。
検針情報取得応答79の、最近接宛先ノードID790には、上位中継器10のノードIDのノードIDを、最近接送信元ノードID791には、最近接の送信元であるアドホック無線ノード20のノードIDを、最終宛先ノードID792には、上位中継器10のノードIDを、送信元ノードID793には、送信元であるアドホック無線ノード20のノードIDを、検針情報取得応答コード794には、検針情報取得応答であることを表現する予め定められた整数値を、代理中継器グループID795には、代理中継器のグループを特定する一意の整数値を、検針数796には、送出元自身の代理中継器であるアドホック無線ノード20とアドホック無線ノード23、24、25から受信した検針情報73の受信数との和(すなわち受信数+1)を、検針情報797には、アドホック無線ノード20、23、24、25それぞれの検針情報を、それぞれ情報として保持する。
検針情報797は、代理中継器であるアドホック無線ノード20も含めたアドホック無線ノードの台数分798保持する。検針情報797は、検針値を送信したアドホック無線ノードのノードID7970と、検針値7971とを含む。
検針情報取得応答79では、図13(b)に記載の通り、検針情報797は、代理中継器であるアドホック無線ノード20も含めたアドホック無線ノードの台数分保持し(798)、アドホック無線ノードからの検針情報を1つのメッセージにパッキングして送信を行う。
(マルチキャスト処理)
図21、図22を参照して、マルチキャストメッセージの転送シーケンスとマルチキャストメッセージフォーマットを説明する。
上位中継器10とアドホック無線ノード20、21、22、23は、前述の代理中継要請70、代理中継器応答71、グループID通知72の通信によって、グループIDの決定と共有を行う。ここでは、アドホック無線ノード20、21、22が代理中継器であり、アドホック無線ノード23はアドホック無線ノード20と同じグループに所属するノードである。
本実施の形態において、マルチキャストメッセージには代理中継器グループIDが付与され、代理中継器グループ内で転送される。受信されたマルチキャストメッセージに含まれる代理中継器グループIDが、自装置が所属する代理中継器グループIDと異なる場合には転送せずに廃棄する。これにより、アドホック無線ネットワークにおいて、代理中継器グループIDを用いて効率的にマルチキャストメッセージを送信することができる。
上位中継器10と各アドホック無線ノードは、図22に示すマルチキャストメッセージ94のフォーマットに従って、マルチキャストメッセージを送信する。マルチキャストメッセージ94は、最近接宛先ノードID940には、マルチキャストを示すアドレス情報を最近接送信元ノードID941には、最近接の送信元である上位中継器10または、アドホック無線ノードのノードIDを最終宛先ノードID942には、マルチキャストを示すアドレス情報を、送信元ノードID943には、送信元である上位中継器10のノードIDを、マルチキャストコード944には、マルチキャストであることを示す予め定められた整数値を、グループID945には、マルチキャストの対象であるグループIDを、ホップリミット946には、マルチキャストを送信する最大ホップ数を、ペイロード947には、マルチキャストで配信するデータそのものを、それぞれ情報として保持する。マルチキャストで配信するデータは、他のサーバ・装置から受信したマルチキャストデータでもよいし、アドホックネットワークの制御情報でもよい。マルチキャストメッセージ94を受信したアドホック無線ノードは、転送する際にホップリミット946を1ずつ減算する。ホップリミットが0の場合は、それ以上転送しない。
図21の例では、アドホック無線ノード20とアドホック無線ノード23は同一の代理中継器グループに所属しており、アドホック無線ノード21およびアドホック無線ノード22は各々別の代理中継器グループに所属する。
上位中継器10からの図23に示すマルチキャストメッセージ95を受信したアドホック無線ノード20は、ホップリミットを1つ減算し、図24に示すマルチキャストメッセージ96として送信する。一方、アドホック無線ノード20、23は、電波状態によってマルチキャストメッセージ97または、マルチキャストメッセージ98を受信することもあるが、アドホック無線ノード20、23は、代理中継器要請やグループID通知で通知されたグループIDと、メッセージ内の代理中継器グループIDが異なる為、転送せずに破棄する。
図24に示すマルチキャストメッセージ96を受信したアドホック無線ノード23は、ホップリミット966を1つ減算して、転送する。
上位中継器10からの図25に示すマルチキャストメッセージ97を受信したアドホック無線ノード21は、ホップリミット976を1減算して転送する。アドホック無線ノード21以外のアドホック無線ノード20、22、23がマルチキャストメッセージ97を受信しても、代理中継器グループIDが異なる為、該マルチキャストメッセージ97を破棄する。
上位中継器10からの図26に示すマルチキャストメッセージ98を受信したアドホック無線ノード22は、ホップリミット986を1減算して転送する。アドホック無線ノード22以外のアドホック無線ノード20、21、23がマルチキャストメッセージ98を受信しても、代理中継器グループIDが異なる為、該マルチキャストメッセージ98を破棄する。
(構成例)
[構成例1]
メッシュ型アドホックネットワークは、例えば、
複数の上位中継器とスマートメータ機能部を有する複数のアドホック無線ノードとから構成されるメッシュ型アドホックネットワークにおいて、
該上位中継器および、該スマートメータ機能部を有するアドホック無線ノードは、
無線通信によって通信を行う機能を具備し、
報知メッセージの相互通信によって、リンクテーブルおよびルーティングテーブルを構築し、
上記において構築した、リンクテーブルおよびルーティングテーブルを参照してマルチホップ通信を行う通信方式であって、
該上位中継器は、該スマートメータ機能部を有するアドホック無線ノードの検針情報をメッシュ型アドホックネットワークを介して、該スマートメータ機能部を有するアドホック無線ノードより収集する機能部を有し、
該上位中継器は、該スマートメータ機能部を有するアドホック無線ノードの検針情報をメッシュ型アドホックネットワークを介して、該上位中継器から1ホップのスマートメータ機能部を有するアドホック無線ノードへ、検針情報収集を委譲する機能を具備する。
[構成例2]
構成例1記載のメッシュ型アドホックネットワークにおいて、
該上位中継器が該上位中継器から1ホップのスマートメータ機能部を有するアドホック無線ノードへ検針情報収集の委譲するに際して、該上位中継器の内部に保持するリンクテーブルおよびルーティングテーブルを検索し、検針情報収集の委譲を委託する該上位中継器から1ホップのスマートメータ機能部を有するアドホック無線ノードを決定する手段を有し、その情報を内部記憶として保持する。
[構成例3]
構成例1記載のメッシュ型アドホックネットワークにおいて、
該上位中継器が該上位中継器から1ホップのスマートメータ機能部を有するアドホック無線ノードへ検針情報収集の委譲するに際して、該上位中継器の内部に保持するリンクテーブルおよびルーティングテーブルを検索し、実際に検針情報取得する該上位中継器から1ホップ以上のスマートメータ機能部を有するアドホック無線ノードのリストを決定する手段を有し、その情報を内部記憶として保持する。
[構成例4]
構成例1記載のメッシュ型アドホックネットワークにおいて、上位中継器は、
構成例2記載の検針情報収集の委譲を委託する該上位中継器から1ホップのスマートメータ機能部を有するアドホック無線ノードと
構成例3記載の実際に検針情報取得する該上位中継器から1ホップ以上のスマートメータ機能部を有するアドホック無線ノードのリストを
該上位中継器から1ホップのスマートメータ機能部を有するアドホック無線ノードへ代理中継応答として配信する機能を具備する。
[構成例5]
構成例1記載のメッシュ型アドホックネットワークにおいて、
構成例2記載の検針情報収集の委譲を委託する該上位中継器から1ホップのスマートメータ機能部を有するアドホック無線ノードと
構成例3記載の実際に検針情報取得する該上位中継器から1ホップ以上のスマートメータ機能部を有するアドホック無線ノードのリスト
の情報を受信した
該上位中継器から1ホップのスマートメータ機能部を有するアドホック無線ノードは、
該上位中継器へ代理中継器応答として応答を返信する機能を具備する、
スマートメータ機能部を有する。
[構成例6]
構成例1記載のメッシュ型アドホックネットワークにおいて、
構成例2記載の検針情報収集の委譲を委託する該上位中継器から1ホップのスマートメータ機能部を有するアドホック無線ノードと
構成例3記載の実際に検針情報取得する該上位中継器から1ホップ以上のスマートメータ機能部を有するアドホック無線ノードのリスト
の情報を受信した
該上位中継器から1ホップのスマートメータ機能部を有するアドホック無線ノードは、
内部記憶として該情報を保持し、
検針情報取得する該上位中継器から1ホップ以上のスマートメータ機能部を有するアドホック無線ノードのリスト上のすべてのアドホック無線ノードへ、グループID通知として、通知する機能を具備する、
スマートメータ機能部を有する。
[構成例7]
構成例1記載のメッシュ型アドホックネットワークにおいて、
構成例6記載のグループID通知を受信した該上位中継器から1ホップ以上のスマートメータ機能部を有するアドホック無線ノードは、
検針情報収集期間に、
構成例2記載の該上位中継器から検針情報収集の委譲を受けた該上位中継器から1ホップのスマートメータ機能部を有するアドホック無線ノードへ、
検針情報を送信する仕組みを具備する、
スマートメータ機能部を有する。
[構成例8]
構成例1記載のメッシュ型アドホックネットワークにおいて、
構成例2記載の該上位中継器から検針情報収集の委譲を受けた該上位中継器から1ホップのスマートメータ機能部を有するアドホック無線ノードは、
構成例7記載のグループID通知を受信した該上位中継器から1ホップ以上のスマートメータ機能部を有するアドホック無線ノードからの検針情報を受信する機能を有する、
スマートメータ機能部を有する。
[構成例9]
構成例1記載のメッシュ型アドホックネットワークにおいて、
構成例8記載の該検針情報を受信した
該上位中継器から検針情報収集の委譲を受けた該上位中継器から1ホップのスマートメータ機能部を有するアドホック無線ノードは、
該検針情報を内部記憶に保持する機能を具備する、スマートメータ機能部を有する。
[構成例10]
構成例1記載のメッシュ型アドホックネットワークにおいて、
構成例9記載の内部記憶に該検針情報に保持した
該上位中継器から検針情報収集の委譲を受けた該上位中継器から1ホップのスマートメータ機能部を有するアドホック無線ノードは、
検針完了通知を上位中継器に送信する機能を具備する、スマートメータ機能部を有する。
[構成例11]
構成例1記載のメッシュ型アドホックネットワークにおいて、
構成例10記載の検針完了通知を受信した該上位中継器は、
検針完了応答を該上位中継器から検針情報収集の委譲を受けた該上位中継器から1ホップの、スマートメータ機能部を有するアドホック無線ノードへ送信する機能を具備する。
[構成例12]
構成例1記載のメッシュ型アドホックネットワークにおいて、
構成例10記載の検針完了通知を受信した該上位中継器は、
検針情報取得要求を該上位中継器から検針情報収集の委譲を受けた該上位中継器から1ホップの、スマートメータ機能部を有するアドホック無線ノードへ送信する機能を具備する。
[構成例13]
構成例1記載のメッシュ型アドホックネットワークにおいて、
構成例11記載の検針情報取得要求を受信した、
該上位中継器から検針情報収集の委譲を受けた該上位中継器から1ホップの、スマートメータ機能部を有するアドホック無線ノードは、
構成例9記載の部記憶に保持した検針情報を1つのメッセージにパッキングして
該上位中継器へ、検針情報取得応答として返信する機能を具備する
スマートメータ機能部を有する。
[構成例14]
構成例1記載のメッシュ型アドホックネットワークにおいて、
構成例5および構成例6記載の手段によって代理中継器グループIDを割り当てられたアドホック無線ノードは、
自身の所属する代理中継器グループIDのマルチキャストパケットを受信した際、それをホップリミットを減算したのち転送し、
自身の所属しない代理中継器グループIDのマルチキャストパケットを受信した際、破棄することを特徴のひとつとする。
本発明は、例えば、アドホック無線ネットワークシステムに利用可能である。
10〜12…上位中継器、20〜26…アドホック無線ノード、30〜32…収集委譲グループ、40…アドホック無線ネットワーク、50…上位ネットワーク、60…リンクテーブル/ルーティングテーブル検索および最近接ノードIDを抽出する処理、61…抽出した最近接ノードID毎に最終宛先ノードIDをグルーピングする処理、62…保存処理、70…代理中継器要請、700…代理中継器要請の最近接宛先ノードID、701…代理中継器要請の最近接送信元ノードID、702…代理中継器要請の最終宛先ノードID、703…代理中継器要請の送信元ノードID、704…代理中継器要請コード、705…代理中継器グループID、706…所属ノード数、707…所属ノードID、708…所属ノードIDの配列、71…代理中継器応答、710…代理中継器応答の最近接宛先ノードID、711…代理中継器応答の最近接送信元ノードID、712…代理中継器応答の最終宛先ノードID、713…代理中継器応答の送信元ノードID、714…代理中継器応答コード、715…代理中継器応答の応答内容、716…代理中継器グループID、72…グループID通知、720…グループID通知の最近接宛先ノードID、721…グループID通知の最近接送信元ノードID、722…グループID通知の最終宛先ノードID、723…グループID通知の送信元ノードID、724…グループID通知コード、725…代理中継器のグループID、73…検針情報、730…検針情報の最近接宛先ノードID、731…検針情報の最近接送信元ノードID、732…検針情報通知の最終宛先ノードID、733…検針情報通知の送信元ノードID、734…検針情報コード、735…代理中継器のグループID、736…検針値、74…検針収集期間、76…検針完了通知、760…検針完了通知の最近接宛先ノードID、761…検針完了通知の最近接送信元ノードID、762…検針完了通知の最終宛先ノードID、763…検針完了通知の送信元ノードID、764…検針完了通知コード、765…代理中継器のグループID、77…検針完了応答、770…検針完了応答の最近接宛先ノードID、771…検針完了応答の最近接送信元ノードID、772…検針完了応答の最終宛先ノードID、773…検針完了応答の送信元ノードID、774…検針完了応答コード、775…代理中継器のグループID、78…検針情報取得要求、780…検針情報取得要求の最近接宛先ノードID、781…検針情報取得要求の最近接送信元ノードID、782…検針情報取得要求の最終宛先ノードID、783…検針情報取得要求の送信元ノードID、784…検針情報取得要求コード、785…代理中継器のグループID、79…検針情報取得応答、790…検針情報取得応答の最近接宛先ノードID、791…検針情報取得応答の最近接送信元ノードID、792…検針情報取得応答の最終宛先ノードID、793…検針情報取得応答の送信元ノードID、794…検針情報取得応答コード、795…代理中継器グループID、796…検針数、797…検針情報、7970…検針情報を取得したノードID、7971…検針値、798…検針情報の配列、80…報知メッセージフォーマット、800…報知メッセージの最近接宛先ノードID、801…報知メッセージの最近接送信元ノードID、802…報知メッセージの最終宛先ノードID、803…報知メッセージの送信元ノードID、804…報知メッセージコード、805…ルーティング数、806…ルーティング情報、8061…ルーティング情報の最終宛先ノードID、8062…ルーティング情報のホップ数、8000…上位中継器10からの報知メッセージの具体例1、80000…上位中継器10からの報知メッセージの最近接宛先ノードID例1、80001…上位中継器10からの報知メッセージの最近接送信元ノードID例1、80002…上位中継器10からの報知メッセージの最終宛先ノードID例1、80003…上位中継器10からの報知メッセージの送信元ノードID例1、80004…報知メッセージコード、80005…アドホック無線ノード20からの報知メッセージのルーティング数例1、8001…アドホック無線ノード20からの報知メッセージの具体例1、80010…アドホック無線ノード20からの報知メッセージの最近接宛先ノードID例1、80011…アドホック無線ノード20からの報知メッセージの最近接送信元ノードID例1、80012…アドホック無線ノード20からの報知メッセージの最終宛先ノードID例1、80013…アドホック無線ノード20からの報知メッセージの送信元ノードID例1、80014…報知メッセージコード、80015…アドホック無線ノード20からの報知メッセージのルーティング数例1、80016…アドホック無線ノード20からの報知メッセージのルーティング情報の最終宛先ノードID例1、80017…アドホック無線ノード20からの報知メッセージのルーティング情報のホップ数例1、8002…アドホック無線ノード23からの報知メッセージの具体例1、80020…アドホック無線ノード23からの報知メッセージの最近接宛先ノードID例1、80021…アドホック無線ノード23からの報知メッセージの最近接送信元ノードID例1、80022…アドホック無線ノード23からの報知メッセージの最終宛先ノードID例1、80023…アドホック無線ノード23からの報知メッセージの送信元ノードID例1、80024…報知メッセージコード、80025…アドホック無線ノード23からの報知メッセージのルーティング数例1、80026…アドホック無線ノード23からの報知メッセージのルーティング情報の最終宛先ノードID例1、80027…アドホック無線ノード23からの報知メッセージのルーティング情報のホップ数例1、80028…アドホック無線ノード23からの報知メッセージのルーティング情報の最終宛先ノードID例2、80029…アドホック無線ノード23からの報知メッセージのルーティング情報のホップ数例2、8003…上位中継器10からの報知メッセージの具体例2、80030…上位中継器10からの報知メッセージの最近接宛先ノードID例2、80031…上位中継器10からの報知メッセージの最近接送信元ノードID例2、80032…上位中継器10からの報知メッセージの最終宛先ノードID例2、80033…上位中継器10からの報知メッセージの送信元ノードID例2、80034…報知メッセージコード、80035…上位中継器10からの報知メッセージのルーティング数例2、80036…上位中継器10からの報知メッセージのルーティング情報の最終宛先ノードID例1、80037…上位中継器10からの報知メッセージのルーティング情報のホップ数例1、8004…アドホック無線ノード20からの報知メッセージの具体例2、80040…アドホック無線ノード20からの報知メッセージの最近接宛先ノードID例2、80041…アドホック無線ノード20からの報知メッセージの最近接送信元ノードID例2、80042…アドホック無線ノード20からの報知メッセージの最終宛先ノードID例2、80043…アドホック無線ノード20からの報知メッセージの送信元ノードID例2、80044…報知メッセージコード、80045…アドホック無線ノード20からの報知メッセージのルーティング数例2、80046…アドホック無線ノード20からの報知メッセージのルーティング情報の最終宛先ノードID例2、80047…アドホック無線ノード20からの報知メッセージのルーティング情報のホップ数例2、80048…アドホック無線ノード20からの報知メッセージのルーティング情報の最終宛先ノードID例3、80049…アドホック無線ノード20からの報知メッセージのルーティング情報のホップ数例3、90…上位中継器10のノードIDの具体例、91…アドホック無線ノード20のノードIDの具体例、92…アドホック無線ノード23のノードIDの具体例、93…マルチキャスト制御部、94…マルチキャストメッセージフォーマット、95…マルチキャストメッセージの具体例1、96…マルチキャストメッセージの具体例2、97…マルチキャストメッセージの具体例3、98…マルチキャストメッセージの具体例4、99…アドホック無線ノード21のノードIDの具体例、100…内部記憶、1000…リンクテーブル、1001…ルーティングテーブル、1002…代理中継器管理テーブル、10020…代理中継器グループID、10021…代理中継器ノードID、10022…所属ノードID、1003…代理中継器情報テーブル、1004…検針情報保持テーブル、101…アドホックネットワーク制御部、1010…報知メッセージ制御部、1011…代理中継器管理部、102…無線通信部、103…中継部、104…上位ネットワーク制御部、105…上位ネットワーク通信部、106…アドホック無線ノード22のノードIDの具体例、200…内部記憶、2000…リンクテーブル、2001…ルーティングテーブル、2002…代理中継器管理テーブル、2011…代理中継器管理部、203…スマートメータ機能部、2030…検針機能部、2031…検針メータ、10000…ノードID、10001…受信電界強度、10002…双方向リンク、10010…最終宛先ノードID、10011…際近接ノードID

Claims (11)

  1. 検針情報を測定して送信するスマートメータ機能部を有する複数のアドホック無線ノードと
    前記アドホック無線ノードからの検針情報を受信する上位中継器と、
    を備え、
    前記上位中継器は、
    自身から1ホップの、ひとつ又は複数のアドホック無線ノードを代理中継器として選択し、
    該代理中継器を介して通信する前記アドホック無線ノードをグループ化し、
    該代理中継器へ、グループ化された前記アドホック無線ノードの識別情報を含む代理中継要請を送信し、
    前記代理中継器は、グループ化された前記アドホック無線ノードに自代理中継器の識別情報を送信し、
    グループ化された前記アドホック無線ノードは、前記スマートメータ機能部により測定された検針情報を、前記代理中継器に送信し、
    前記代理中継器は、グループ化された複数の前記アドホック無線ノードからそれぞれ検針情報を受信し、受信した各検針情報と自代理中継器のスマートメータ記憶部で測定された検針情報とをまとめて前記上位中継器に送信するアドホックネットワークシステム。
  2. 前記上位中継器は、
    自上位中継器と1ホップで通信する最近接のアドホック無線ノードの識別子と、該最近接のアドホック無線ノードを介してマルチホップで通信する宛先のアドホック無線ノードとを管理するルーティングテーブル
    を有し、
    前記ルーティングテーブルを参照して、自上位中継器と1ホップで通信する最近接のアドホック無線ノードを前記代理中継器として選択する請求項1に記載のアドホックネットワークシステム。
  3. 前記上位中継器は、
    前記ルーティングテーブルを参照して、選択された代理中継器を最近接のアドホック無線ノードとする宛先のアドホック無線ノードを、該代理中継器と同じグループに所属するアドホック無線ノードとしてグループ化する請求項2に記載のアドホックネットワークシステム。
  4. 前記上位中継器は、
    自上位中継器と1ホップで通信するアドホック無線ノードの識別子と、該アドホック無線ノードとの通信の際に測定された通信品質情報とを管理するリンクテーブルをさらに有し、
    前記リンクテーブルを参照して、自上位中継器と1ホップで通信するアドホック無線ノードのうち、通信品質情報が予め定められた基準を超えるアドホック無線ノードを、代理中継器として選択する請求項1に記載のアドホックネットワークシステム。
  5. 前記代理中継器は、グループ化された複数の前記アドホック無線ノードから受信した各検針情報と、自代理中継器のスマートメータ記憶部で測定された検針情報とを記憶し、
    前記上位中継器は、検針情報取得要求を前記代理中継器に送信し、
    前記代理中継器は、検針情報取得要求に従い、各検針情報をまとめて前記上位中継器に送信する請求項1に記載のアドホックネットワークシステム。
  6. 前記代理中継器は、各検針情報をひとつのメッセージにパッキングして前記上位中継器に送信する請求項1に記載のアドホックネットワークシステム。
  7. 前記上位中継器は、前記グループ化したグループ毎にグループ識別子を割り当てて、前記代理中継器及びグループ化された前記アドホック無線ノードに送信し、
    前記上位中継器は、マルチキャストパケットにグループ識別子を付与して送信し、
    マルチキャストパケットを受信した前記代理中継器は、付与されたグループ識別子が、自身が所属するグループのグループ識別子と一致する場合に、該マルチキャストパケットを他のアドホック無線ノードに転送し、一致しない場合は破棄する請求項1に記載のアドホックネットワークシステム。
  8. 前記代理中継器は、マルチキャストパケットを転送する際に、マルチキャストパケットに含まれるホップリミット情報を減算して転送する請求項7に記載のアドホックネットワークシステム。
  9. マルチキャストパケットを受信した前記アドホック無線ノードは、付与されたグループ識別子が、自身が所属するグループのグループ識別子と一致する場合に、該マルチキャストパケットを他のアドホック無線ノードに転送し、一致しない場合は破棄する請求項7に記載のアドホックネットワークシステム。
  10. 前記アドホック無線ノードは、マルチキャストパケットを転送する際に、マルチキャストパケットに含まれるホップリミット情報を減算して転送する請求項9に記載のアドホックネットワークシステム。
  11. 検針情報を測定して送信するスマートメータ機能部を有する複数のアドホック無線ノードと、アドホック無線ノードからの検針情報を受信する上位中継器とを備えたアドホックネットワークシステムにおける検針情報収集方法であって、
    上位中継器は、
    自身から1ホップの、ひとつ又は複数のアドホック無線ノードを代理中継器として選択し、
    該代理中継器を介して通信するアドホック無線ノードをグループ化し、
    該代理中継器へ、グループ化されたアドホック無線ノードの識別情報を含む代理中継要請を送信し、
    代理中継器は、グループ化されたアドホック無線ノードに自代理中継器の識別情報を送信し、
    グループ化されたアドホック無線ノードは、スマートメータ機能部により測定された検針情報を、代理中継器に送信し、
    代理中継器は、グループ化された複数のアドホック無線ノードからそれぞれ検針情報を受信し、受信した各検針情報と自代理中継器のスマートメータ記憶部で測定された検針情報とをまとめて上位中継器に送信する前記検針情報収集方法。
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