JP6119317B2 - 電源装置の電池パック保持構造 - Google Patents

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Description

本発明は、電池パックからの電力を外部の電気機器(例えば電動船外機など)へ供給する電源装置の電池パック保持構造に関する。
電動モータを備えた電動船外機と、前記電動モータへ電力を供給する電源装置(電源部)とが別体に構成された構造が、特許文献1に開示されている。この特許文献1における電源装置(電源部)は、ユニットケースの側面に、電池パックを装着する開口を備えた電池パック装着部が設けられ、電池パック及び電池パック装着部がユニットケースの外側に露出して構成されている。
特開2011−213241号公報
ところが、上述のような電源装置(電源部)が、陸上と船体との間で運搬されることになるが、緩衝機構が何ら設けられていないので、運搬時や設置時などにおける衝撃によって、電池パックなどの機器が損傷を蒙る恐れがある。
本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、電池パックケースに収納された電池パックへの衝撃を緩和できると共に、電池パックから発生するガスの電池パックケース内での滞留量を低減できる電源装置の電池パック保持構造を提供することにある。
本発明に係る電源装置の電池パック保持構造は、電池パックが電池パック装着部を介して電池パックケースに収納されて外部の電気機器へ電力を供給する電源装置であって、前記電池パックケースは、前記電池パックを出入可能な開口を備えたケース本体と、このケース本体の前記開口を液密に閉塞可能な蓋部材とを有し、前記電池パック装着部は、前記電池パックの外形と略相似形状に形成されて前記電池パックを着脱可能に支持し、前記ケース本体と前記電池パック装着部との間に、独立発泡成形体からなる緩衝材が充填して設けられて前記電池パックを緩衝保持するよう構成されたことを特徴とするものである。
本発明によれば、電池パックケースのケース本体と電池パック装着部との間に充填して設けられた緩衝材により電池パックが緩衝保持されるので、電池パックケースに収納された電池パックへの衝撃を緩衝材により緩和できる。また、緩衝材が電池パックに直接接触しないので、電池パックの着脱に際しても緩衝材の損傷が回避されて、この緩衝材の耐久性を向上させることができる。
更に、電池パックケース内には、緩衝材が充填されることになるので、電池パックからガスが発生した場合にも、このガスの電池パックケース内での滞留量を低減できる。しかも、緩衝材が独立発泡成形体からなり、内部に気体が吸収されないので、この緩衝材自体へのガスの滞留も防止できる。
本発明に係る電源装置の電池パック保持構造における第1実施形態の電源装置を電動船外機と共に示す斜視図。 図1の電源装置及び電動船外機の船体への設置状況を示し、(A)は平面図、(B)は斜視図。 図1の電源装置を示す背面図。 図3のIV−IV線に沿う断面図。 図4のV−V線に沿う断面図。 図1の電源装置においてキャリングハンドルを伸長させた状態を示し、(A)は背面図、(B)は側面図。 図1の電源装置においてキャリングハンドルを伸長させた状態を示し、(A)は停止状態を示す側面図、(B)は移動状態を示す側面図。 本発明に係る電源装置の電池パック保持構造における第2実施形態の電源装置を示す背面図。 図8のIX−IX線に沿う断面図。 図8の電源装置を示す斜視図。 図8及び図9の電源装置におけるフォームを示し、(A)は背面図、(B)は側面図。 図8及び図9の電源装置におけるフォームを斜め背面側から目視して示す斜視図。 本発明に係る電源装置の電池パック保持構造における第3実施形態の電源装置を示す背面図。 図13のXIV−XIV線に沿う断面図。 図13の電源装置を斜め下方から目視して示す斜視図。
以下、本発明を実施するための実施形態を図面に基づき説明する。
[A]第1実施形態(図1〜図7)
図1は、本発明に係る電源装置の電池パック保持構造における第1実施形態の電源装置を電動船外機と共に示す斜視図である。また、図2は、図1の電源装置及び電動船外機の船体への設置状況を示し、(A)は平面図、(B)は斜視図である。尚、以下の各実施形態において電動船外機の「前方」は、この電動船外機が取り付けられた船体の前進方向と一致する。
図1に示す電動船外機10は、駆動源として電動モータ15を内蔵し、この電動モータ15に電力を供給する電源装置11が、電動船外機10と別体に設けられる。これらの電動船外機10と電源装置11とは、電力供給用及び信号伝達用の外部ケーブル12を介して接続されている。上述のように電動船外機10は、電源装置11が電力を供給する外部の電気機器である。
電動船外機10は船外機本体13と取付ブラケット14とを有してなり、取付ブラケット14が船外機本体13を船体16(図2)のトランサム16Aに取り付ける。船外機本体13は、図1に示すように、上部に配置された前記電動モータ15の駆動力により下部に配置されたプロペラ17を回転駆動する。
つまり、船外機本体13はその上部にモータカバー18を有し、このモータカバー18内に電動モータ15が収納される。モータカバー18の前下部に操舵ハンドル19が前方へ延設され、この操舵ハンドル19の先端に電動モータ15の出力調整用のスロットグリップ20が設けられる。また、操舵ハンドル19には、電動モータ15の正転または逆転を切り替えるシフトスイッチ(不図示)が設置されている。
モータカバー18の下部にはドライブシャフトハウジング21が下方へ向かって延設され、このドライブシャフトハウジング21の下部にギアケース22が設けられる。ドライブシャフトハウジング21の内部にドライブシャフト(不図示)が、ギアケース22の内部にプロペラシャフト(不図示)がそれぞれ配置され、このプロペラシャフトの後端にプロペラ17が回転一体に設けられる。電動モータ15の駆動力は、ドライブシャフト及びプロペラシャフトなどを経てプロペラ17へ伝達されて、このプロペラ17を正転または逆転させる。
前記取付ブラケット14は、船体16のトランサム16Aを把持可能に設けられると共に、船外機本体13を船体16に対して水平方向及び鉛直方向に旋回可能とする。従って、電動船外機10は、船外機本体13を船体16に対して鉛直方向にトリム、チルトさせることが可能となり、更に操舵ハンドル19が水平方向に操作されることで、船外機本体13の水平方向の向きを変更させて船体16を操舵可能とする。
さて、電源装置11は、図2に示すように船体16のデッキ16Bに設置され、図3及び図4に示すように、電池パックケース25、電池パック26、電池パック装着部としての電池パックホルダ27、電池パック制御部28、及び緩衝材としてのフォーム29を有して構成される。
電池パック26は、電動船外機10の電動モータ15へ電力を供給する電源(バッテリ)であり、パッケージ化されて構成される。また、電池パックホルダ27は、電池パック26の外形と略相似形に形成されてインナケースとして機能し、電池パック26を着脱可能に支持する。電池パック26は、電池パックホルダ27を介して電池パックケース25に収納される。更に、電池パック制御部28は、電池パックホルダ27に取り付けられ、電池パック26の状態を管理すると共に、電池パック26から電動船外機10の電動モータ15へ供給する電力を制御する。
電池パックケース25は箱形状に形成されて、電池パック26、電池パックホルダ27及び電池パック制御部28を収納するものであり、ケース本体30と蓋部材31とを備えて構成される。ケース本体30は、電池パック26を出入可能な開口30Aを備え、この開口30Aを蓋部材31が閉塞可能とする。これらのケース本体30と蓋部材31との間に、液密機能を備えたシール材32が介在される。
フォーム29は、弾性を備えた材料、例えば発泡部分が互いに独立した独立発泡成形体から構成される。このフォーム29は、電池パックケース25のケース本体30と電池パック26、電池パックホルダ27及び電池パック制御部28との間に充填されて、これらの電池パック26、電池パックホルダ27及び電池パック制御部28を緩衝可能に保持する。
電池パック26の出力端子33は、電池パック制御部28の電池パック用コネクタ34に着脱自在に接続される。この電池パック用コネクタ34は、電池パックホルダ27に取り付けられている。また、電池パック制御部28は、電力供給用及び信号伝達用の内部ケーブル35を介して電源装置側コネクタ36に接続される。図1に示す前記外部ケーブル12は、電動船外機10の船外機本体13に接続されてこの船外機本体13から延び、この外部ケーブル12の先端に配置された船外機側コネクタ37に前記電源装置側コネクタ36が着脱自在に接続される。電池パック26に蓄電された電力は、上述の出力端子33、電池パック用コネクタ34、電池パック制御部28、内部ケーブル35、電源装置側コネクタ36、船外機側コネクタ37及び外部ケーブル12を経て、船外機本体13の電動モータ15へ給電される。
従って、電源装置側コネクタ36は、電源装置11から電動船外機10へ電力を供給する電源装置11の電力出力部として機能する。また、この電源装置側コネクタ36は、図4及び図5に示すように、電池パックケース25の蓋部材31の天部に設置され、この電源装置側コネクタ36と蓋部材31との間に、液密機能を備えたシール材38が介在される。このシール材38と前記シール材32とにより、電池パックケース25は液密構造に構成されて防水性が確保される。
ここで、図4に示す前記電池パック26の出力端子33と、電池パックホルダ27に取り付けられた電池パック制御部28の電池パック用コネクタ34との接続方向は、電池パック26の電池パックホルダ27への挿入方向と同一方向であり、電源装置11の上下方向である。従って、電池パック26が電池パックホルダ27内に挿入されて装着されると同時に、電池パック26の出力端子33が電池パック制御部28の電池パック用コネクタ34に接続されることになる。
また、図3及び図4に示す符号50Aは、フォーム29の背面に形成された縦向き通路であり、符号50Bは、フォーム29の正面に形成された縦向き通路であって、共に空気が流れる凹溝形状の空気通路である。
また、電池パックケース25のケース本体30には、図3及び図6に示すように、電源装置11を移動及び搬送させるためのキャリングハンドル40と、一対の車輪41とが設置されている。キャリングハンドル40は、ケース本体30の外壁の一側面である背面42に上下方向に延在して設けられ、伸縮可能な筒体としての一対のシャフト部43と、このシャフト部43の先端に装架されたハンドル部44とを有して構成される。電源装置11を移動及び搬送させる際にキャリングハンドル40のシャフト部43が伸長され、電源装置11を設置する際にシャフト部43が収縮される。
車輪41は、キャリングハンドル40が設置されたケース本体30の背面42の下側角部に配置されて転動可能に設けられ、キャリングハンドル40による電源装置11の移動を補助する。具体的には、車輪41は、その外径が、図3及び図7(A)に示すように、ケース本体30の背面42よりも寸法T1だけ電源装置11の移動方向A側(背面42側)へ突出すると共に、ケース本体30の底面45よりも寸法T2だけ電源装置11の上方に位置づけられるように、ケース本体30に配置される。
車輪41の外径がケース本体30の背面42よりもT1だけ電源装置11の移動方向A側へ突出することで、図7(B)に示すように、電源装置11をキャリングハンドル40側へ傾斜させたときに、ケース本体30が設置面46から離れると共に、車輪41が設置面46に接触する。これにより、電源装置11は、キャリングハンドル40及び車輪41を用いて移動方向Aに容易に移動される。また、車輪41の外径がケース本体30の底面45よりも寸法T2だけ電源装置11の上方に位置づけられることで、図3及び図7(A)に示すように、電源装置11を直立状態として設置面46に設置する際に、車輪41が設置面46から離れると共に、ケース本体30の底面45が設置面46に接触し、これらの底面45と設置面46間の摩擦力により電源装置11が設置面46に安定して設置される。
以上のように構成されたことから、本体1実施形態によれば、次の効果(1)〜(4)を奏する。
(1)図4に示すように、電池パックケース25のケース本体30と電池パックホルダ27との間に充填して設けられたフォーム29により電池パック26が緩衝保持されるので、電池パックケース25に収納された電池パック26への衝撃をフォーム29により緩和できる。また、フォーム29が電池パック26に直接接触しないので、電池パック26の着脱に際してもフォーム29の損傷が回避されて、このフォーム29の耐久性を向上させることができる。
(2)電池パックケース25のケース本体30と電池パックホルダ27との間にフォーム29が充填して設けられ、このフォーム29により電池パック26が緩衝保持されるので、電池パックケース25内には、フォーム29が略隙間なく充填、つまり内部部品配置及び空気通路(縦向き通路50A、50B等)形成のため以外の空間にフォーム29が充填されることになる。このため、電池パック26からガスが発生した場合にも、このガスの電池パックケース25内での滞留量を低減できる。しかも、フォーム29が独立発泡成形体からなり、内部にガスが吸収されないので、このフォーム29自体へのガスの滞留も防止できる。これらの結果、特にガスが可燃性ガスまたは有害ガスなどである場合に火災などの被害を抑制でき、安全性を確保できる。この効果は、フォーム29が難燃性を備える場合により向上する。
(3)電池パックホルダ27に電池パック制御部28が取り付けられ、この電池パック制御部28の電池パック用コネクタ34も電池パックホルダ27に取り付けられている。このため、この電池パック制御部28を電池パックホルダ27に予め組み付けた後に、これらの電池パック制御部28及び電池パックホルダ27を電池パックケース25内に組み込むことができる。この結果、電源装置11の組立作業性を向上させることができる。この際、電池パック制御部28の電池パック用コネクタ34を電池パックホルダ27に一体化することで、電源装置11の組立作業性を更に向上させることができる。
(4)電池パック26の出力端子33と、電池パックホルダ27に取り付けられた電池パック制御部28の電池パック用コネクタ34との接続方向が、電池パック26の電池パックホルダ27への挿入方向と同一方向であるように構成されたので、電池パック26を電池パックホルダ27内に挿入すると同時に、この電池パック26の出力端子33を電池パック制御部28の電池パック用コネクタ34に接続することができる。
また、電池パック制御部28の電池パック用コネクタ34が電池パックホルダ27に取り付けられたことで、フォーム29または電池パックケース25のケース本体30に電池パック用コネクタ34が取り付けられる場合に比べ、この電池パック用コネクタ34と電池パック26の出力端子33との相対位置を安定して維持できる。このため、電池パック用コネクタ34と電池パック26の出力端子33との接続も安定状態に保持することができる。
[B]第2実施形態(図8〜図12)
図8は、本発明に係る電源装置の電池パック保持構造における第2実施形態の電源装置を示す背面図である。この第2実施形態において、第1実施形態と同様な部分については、同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
本第2実施形態の電源装置60が第1実施形態と異なる点は、図8及び図9に示すように、電源装置側コネクタ36が、電池パックケース25のケース本体30におけるキャリングハンドル40の設置された背面42に設けられた点と、フォーム29に設けられたケーブル通路62内に内部ケーブル35の全てが収容された点とである。
つまり、図8〜図10に示すように、電源装置側コネクタ36は、ケース本体30の背面42において、キャリングハンドル40の一対のシャフト部43間に配置される。これらのシャフト部43には、電源装置60の上下方向において電源装置側コネクタ36と略同一位置に、この電源装置側コネクタ36を障害物から確実に保護するための保護用突起61が形成されている。
尚、ケース本体30の背面42と電源装置側コネクタ36との間にはシール材38が介在され、このシール材38と、ケース本体30と蓋部材31との間に介在されたシール材32とによって、電源装置60の電池パックケース25が液密構造に構成される。
また、図9、図11及び図12に示すように、フォーム29には、電池パック制御部28の下面から電源装置側コネクタ36に至る範囲に、内部ケーブル35を収納可能な凹溝形状または穴形状のケーブル通路62が形成される。ここで、ケーブル通路62が凹溝形状である場合には、その開口部分がケース本体30により閉塞される。このケーブル通路62内に内部ケーブル35が収容されることで、電池パックケース25の蓋部材31が開操作されたときにも、ケーブル通路35が露出せず隠された状態になる。
従って、本第2実施形態においては、第1実施形態の効果(1)〜(4)と同様な効果を奏するほか、次の効果(5)を奏する。
(5)電源装置側コネクタ36がケース本体30の背面42側に設けられ、この電源装置側コネクタ36と電池パック制御部28とを接続する内部ケーブル35が、フォーム29に形成されたケーブル通路62内に収容されたので、この内部ケーブル35は完全に隠されて、蓋部材31が開操作されたときにも露出しない。このため、この内部ケーブル35が人に接触する危険性を回避できると共に、内部ケーブル35の長さを必要最小限に短縮できる。しかも、ケーブル通路62が発泡成形体からなるフォーム29に形成されたので、このケーブル通路62内に収容される内部ケーブル35の摩耗損傷を防止できる。
[C]第3実施形態(図13〜図15)
図13は、本発明に係る電源装置の電池パック保持構造における第3実施形態の電源装置を示す背面図である。この第3実施形態において、第1及び第2実施形態と同様な部分については、同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
本第3実施形態の電源装置70が第1実施形態と異なる点は、電池パックケース25のケース本体30においてキャリングハンドル40が設置された背面42に庇状に突出するコネクタホルダ71が設けられ、このコネクタホルダ71に電源装置側コネクタ36が、接続口36Aを下向きにして設置された点と、フォーム29に設けられたケーブル通路62内に内部ケーブル35の全てが収容された点とである。
つまり、図13及び図14に示すように、電池パックケース25のケース本体30における背面42に開口72が形成され、この開口72を覆うようにコネクタホルダ71が取り付けられる。このコネクタホルダ71とケース本体30の開口72周囲との間にシール材73が介在される。また、コネクタホルダ71には、水平方向に延在する基底部74にコネクタ取付口75が形成され、このコネクタ取付口75に電源装置側コネクタ36が、接続口36Aを下向きにして取り付けられる。そして、コネクタホルダ71の基底部74の周縁からリブ76が、電源装置側コネクタ36を取り囲むようにして延設される。
尚、この電源装置側コネクタ36とコネクタホルダ71の基底部74との間にシール材38が介在される。上述のシール材73及び38と、ケース本体30と蓋部材31との間に介在されたシール材32とによって、電源装置70の電池パックケース25は液密構造に構成される。
また、本第3実施形態においても、第2実施形態の電源装置60と同様に、電池パック制御部28と電源装置側コネクタ36とを接続する内部ケーブル35は、フォーム29に形成されたケーブル通路62内に収容されている。
従って、本体3実施形態においても、第1及び第2実施形態の効果(1)〜(5)と同様な効果を奏する。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。例えば、第1実施形態において、電池パックケース25の蓋部材31に設置された電源装置側コネクタ36と電池パック制御部28とを接続する内部ケーブル35には、蓋部材31が開操作されたときに人に直接接触せず、且つ摩耗損傷を防止するためのケーブルガード78(図5参照)が被覆されてもよい。
10 電動船外機(外部の電気機器)
11 電源装置
15 電動モータ
25 電池パックケース
26 電池パック
27 電池パックホルダ(電池パック装着部)
28 電池パック制御部
29 フォーム(緩衝材)
30 ケース本体
30A 開口
31 蓋部材
33 出力端子
34 電池パック用コネクタ

Claims (4)

  1. 電池パックが電池パック装着部を介して電池パックケースに収納されて外部の電気機器へ電力を供給する電源装置であって、
    前記電池パックケースは、前記電池パックを出入可能な開口を備えたケース本体と、このケース本体の前記開口を液密に閉塞可能な蓋部材とを有し、
    前記電池パック装着部は、前記電池パックの外形と略相似形状に形成されて前記電池パックを着脱可能に支持し、
    前記ケース本体と前記電池パック装着部との間に、独立発泡成形体からなる緩衝材が充填して設けられて前記電池パックを緩衝保持するよう構成されたことを特徴とする電源装置の電池パック保持構造。
  2. 前記電池パック装着部には、電池パックから外部の電気機器へ供給される電力を制御する電池パック制御部が取り付けられ、この電池パック制御部が前記電池パックと共に緩衝材により緩衝保持されるよう構成されたことを特徴とする請求項1に記載の電源装置の電池パック保持構造。
  3. 前記電池パック制御部は、電池パックの出力端子に接続可能な電池パック用コネクタを備え、この電池パック用コネクタが電池パック装着部に取り付けられ、
    前記電池パックの前記出力端子と前記電池パック用コネクタとの接続方向が、前記電池パックの前記電池パック装着部への挿入方向と同一方向であるよう構成されたことを特徴とする請求項2に記載の電源装置の電池パック保持構造。
  4. 前記外部の電気機器が電動船外機であり、この電動船外機が備える電動モータへ電池パックから電力が供給されるよう構成されたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電源装置の電池パック保持構造。
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