JP6118896B2 - レーザ源からの主パルス及びプレパルスビームを分離するためのシステム及び方法 - Google Patents

レーザ源からの主パルス及びプレパルスビームを分離するためのシステム及び方法 Download PDF

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Description

〔関連出願への相互参照〕
本出願は、代理人整理番号PA1164PRVである2012年5月31日出願の「レーザ源からの主パルス及びプレパルスビームを分離するためのシステム及び方法」という名称の米国特許仮出願出願番号第61/654,003号に対する優先権を主張し、かつ代理人整理番号PA1164USである2012年6月27日出願の「レーザ源からの主パルス及びプレパルスビームを分離するためのシステム及び方法」という名称の米国一般特許出願出願番号第13/535,148号に対する優先権を主張するものであり、これらの特許の内容全体は、これにより引用によって本明細書に組み込まれる。
本発明は、一般的にレーザ生成プラズマ極紫外光源に関する。より具体的には、本発明は、そのような光源としてシードレーザを使用する方法及びそのための装置に関する。
半導体業界は、益々小さくなる集積回路寸法を印刷することができるリソグラフィ技術を開発し続けている。極紫外線(EUV)光(時に軟X線とも称される)は、10と120ナノメートル(nm)の間の波長を有する電磁放射線であると一般的に定義される。EUVリソグラフィは、現時点で10〜14nmの範囲の波長のEUV光を含むと一般的に考えられ、かつ極めて小さい特徴部、例えば、32nm未満の特徴部をシリコンウェーハのような基板に生成するのに使用される。商業的に有用であるためには、これらのシステムは、非常に信頼性が高く、かつ費用効率が高いスループット及び妥当な処理許容度を提供することが望ましい。
EUV光を生成する方法は、以下に限定されるものではないが、1つ又はそれよりも多くの輝線がEUV範囲にある1つ又はそれよりも多くの元素、例えば、キセノン、リチウム、錫、インジウム、アンチモン、テルル、アルミニウムなどを有する材料をプラズマ状態に変換することを含む。レーザ生成プラズマ(LPP)と呼ばれることが多い1つのこのような方法では、所要のプラズマは、望ましい線放出元素を有する材料の液滴、流れ、又はクラスターのようなターゲット材料を照射部位でレーザビームを用いて照射することによって生成することができる。線放出元素は、純粋な形態又は合金の形態、例えば、望ましい温度で液体である合金とすることができ、又は液体のような別の材料と共に混合又は分散させることができる。
一部の従来技術LPPシステムでは、液滴流れにおける液滴は、プラズマを各液滴から形成するために個別のレーザパルスによって照射される。これに代えて、各液滴が1つよりも多い光パルスによって順次照射される一部の従来技術システムが開示されている。一部の場合に、各液滴は、いわゆる「プレパルス」に露光されてターゲット材料を加熱、膨脹、ガス化、蒸発、及び/又はイオン化し、及び/又は弱いプラズマを発生させ、次に、いわゆる「主パルス」に露光されて強いプラズマを発生させてプレパルスの影響を受けた材料の殆ど又は全てをプラズマに転換し、それによってEUV光放出を生成することができる。1つよりも多いプレパルスが使用される場合があり、かつ1つよりも多い主パルスが使用される場合があること、及びプレパルス及び主パルスの機能がある範囲で重なる場合があることは認められるであろう。
LPPシステム内のEUV出力電力は、ターゲット材料を照射する駆動レーザ電力を用いて一般的に計られるので、一部の場合に、比較的低い電力の発振器又は「シードレーザ」とシードレーザからのパルスを増幅する1つ又はそれよりも多くの増幅器とを含む装置を使用することが望ましいと考えられる場合もある。大型の増幅器の使用は、シードレーザの使用を可能にし、同時に依然としてLPP処理に使用される比較的高い電力パルスを与える。
しかし、このようなシードレーザでは、主パルス及びプレパルスは、このようなシードレーザモジュールにおける構成要素数の低減を含む様々な理由で一部の部分を通って共通ビーム経路を辿る場合がある。
従って、このようなEUV光源内のシードレーザ出口で主パルスをプレパルスビームから分離するための改良型システム及び方法を有することが望ましい。
本明細書に開示するのは、二色性ビームスプリッタモジュールを使用してレーザ生成プラズマ(LPP)極紫外線(EUV)光システムにおいて主パルスビームをプレパルスビームから分離する方法及びそのための装置である。
一実施形態は、ビーム経路に沿って第1の波長を有する第1のレーザ光を生成するように構成され、かつビーム経路に沿って第2の波長を有する第2のレーザ光を生成するように構成されたレーザ源と、(i)ビーム経路に沿った第1のレーザ光を受け入れて第1の波長を有する第1のレーザ光を通過するように構成され、ビーム経路に沿った第2のレーザ光を受け入れ、第2の波長を有する第2のレーザ光を反射するように更に構成された第1の二色性要素、(ii)第1の二色性要素から反射された第2のレーザ光を受け入れ、受け入れた第2のレーザ光を反射するように構成された第1のミラー、(iii)第1のミラーから反射された第2のレーザ光を受け入れ、受け入れた第2のレーザ光を反射するように構成された第2のミラー、及び(iv)第1のレーザ光を第1の二色性要素から受け入れて第1の波長を有する第1のレーザ光を通過するように構成され、かつ第2のミラーから反射された第2のレーザ光を受け入れて第2の波長を有する第2のレーザ光を反射するように構成された第2の二色性要素を含むビームスプリッタモジュールとを含むシステムである。
システムの更に別の実施形態において、第1の波長を有する第1のレーザ光を通過するように構成された第2の二色性要素は、第1のレーザ光を照射部位の近くのターゲット材料まで通すように構成される。
システムの更に別の実施形態において、第2の波長を有する第2のレーザ光を反射するように構成された第2の二色性要素は、第2のレーザ光を照射部位に反射するように構成される。
システムの更に別の実施形態において、第1のミラーは、変形可能ミラーである。
システムの更に別の実施形態において、第2のミラーは、調節可能ミラーである。
別の実施形態は、ビーム経路に沿って第1の波長を有するレーザプレパルスを発生させる段階と、レーザプレパルスを第1の二色性要素及び第2の二色性要素を通して照射部位の近くのターゲット材料まで通過させる段階と、ビーム経路に沿って第2の波長を有するレーザ主パルスを発生させる段階と、レーザ主パルスを第1の二色性要素によって第1のミラーに反射する段階と、レーザ主パルスを第1のミラーから第2のミラーに反射する段階と、レーザ主パルスを第2のミラーから第2の二色性要素に反射する段階と、レーザ主パルスを第2の二色性要素から照射部位に反射する段階とを含む方法である。
更に別の実施形態は、レーザパルス源をパルス反射から保護する方法を実行するプロセッサによって実行可能であるプログラムが具現化された持続性コンピュータ可読媒体であり、本方法は、ビーム経路に沿って第1の波長を有するレーザプレパルスを発生させる段階と、レーザプレパルスを第1の二色性要素及び第2の二色性要素を通して照射部位の近くのターゲット材料まで通過させる段階と、ビーム経路に沿って第2の波長を有するレーザ主パルスを発生させる段階と、レーザ主パルスを第1の二色性要素によって第1のミラーに反射する段階と、レーザ主パルスを第1のミラーから第2のミラーに反射する段階と、レーザ主パルスを第2のミラーから第2の二色性要素に反射する段階と、レーザ主パルスを第2の二色性要素から照射部位に反射する段階とを含む。
LPP EUVシステムの実施形態の構成要素の一部の図である。 LPP EUVシステムに使用することができるシードレーザモジュールの構成要素の一部の図である。 二色性ビームスプリッタモジュールの実施形態の構成要素の一部の図である。 二色性ビームスプリッタモジュールの実施形態の構成要素の一部の別の図である。 二色性ビームスプリッタモジュールの実施形態の構成要素の一部の更に別の図である。 二色性ビームスプリッタモジュールの更に別の実施形態の構成要素の一部の別の図である。 二色性ビームスプリッタモジュールの更に別の実施形態の構成要素の一部の別の図である。 本明細書に説明するように二色性ビームスプリッタによってプレパルスビームを主パルスビームから分離する方法の一実施形態の流れ図である。
二色性ビームスプリッタモジュールを使用してレーザ生成プラズマ(LPP)極紫外線(EUV)光システムにおいて主パルスをプレパルスビームから分離する様々な方法及びそのための装置を本明細書に説明する。
図1は、LPP EUV光源10の一実施形態の構成要素の一部の概略図である。図1に示すように、EUV光源10は、レーザパルスのビームを発生し、かつビームをレーザ源12から1つ又はそれよりも多くのビーム経路に沿ってチャンバ14内に送出して液滴のようなそれぞれのターゲットを照射領域又は部位16で照らすためのレーザ源12を含む。図1に示すシステム12における使用に適すると考えられるレーザ装置の例を以下でより詳細に説明する。
図1に同じく示すように、EUV光源10はまた、例えば、ターゲット材料の液滴をチャンバ14の内部内にかつ液滴が1つ又はそれよりも多くのレーザパルスと相互作用して最終的にプラズマを生成してEUV光を発生させることになる照射領域16まで送出するターゲット材料送出システム18を含むことができる。様々なターゲット材料送出システムが従来技術に示されており、相対的な利点は、当業者に明らかであろう。
上述したように、ターゲット材料は、以下に限定されるものではないが、錫、リチウム、キセノン、又はその組合せを含む材料を含むことができる。ターゲット材料は、液滴の形態である場合があり、又はこれに代えて液滴内に含まれる固体粒子である場合がある。例えば、元素錫は、純粋錫として、SnBr4、SnBr2、SnH4のような錫化合物として、錫合金、例えば、錫ガリウム合金、錫インジウム合金、又は錫インジウムガリウム合金として、又はその組合せとしてターゲット材料として提示することができる。使用される材料に基づいて、ターゲット材料は、室温又はほぼ室温を含む様々な温度で(例えば、錫合金又はSnBr4)、室温よりも高い温度で(例えば、純粋錫),これに代えて室温よりも低い温度で(例えば、SnH4)照射領域16に提示することができる。一部の場合に、これらの化合物は、SnBr4のような比較的揮発性である場合がある。錫以外のEUV放射元素の類似の合金及び化合物及びこのような材料及び上述したものの相対的な利点は、当業者には明らかであろう。
図1に戻ると、EUV光源10は、光学要素17が照射領域16内又はその近くの第1のフォーカス及びいわゆる中間領域20での第2のフォーカスを有するように偏長回転楕円体(すなわち、長軸周りに回転する楕円)の形態の反射面を有する近垂直入射コレクターミラーのような光学要素17を含むこともでき、EUV光は、光源10から出力され、集積回路リソグラフィツール(図示せず)のようなEUV光を利用するデバイスに入力することができる。図1に示すように、光学要素17は、レーザ源12によって生成されたレーザ光パルスが照射領域16を通過し、かつ到達することを可能にする開口を用いて形成される。
光学要素17は、EUV光を集光してEUV光を利用するデバイスへのその後の送出のために中間領域20に向ける適切な表面を有するべきである。例えば、光学要素17は、モリブデン及びシリコンの交互層を有する漸変多層コーティング、及び一部の場合に1つ又はそれよりも多くの高温拡散障壁層、平滑化層、キャップ層、及び/又はエッチング停止層を有する場合がある。
偏長回転楕円体ミラー以外の光学要素を光学要素17として使用することができることは、当業者によって認められるであろう。例えば、光学要素17は、長軸回りに回転する放物線である場合があり、又はリング形状断面を有するビームを中間位置に送出するように構成される場合がある。他の実施形態において、光学要素17は、本明細書に説明するもの以外に又はそれに加えて、コーティング及び層を利用する場合がある。当業者は、適切な形状及び組成を特定の状況において光学要素17に対して選択することができるであろう。
図1に示すように、EUV光源10は、レーザビームを照射部位で焦点にフォーカスさせる1つ又はそれよりも多くの光学要素を含むフォーカスユニット22を含むことができる。EUV光源10は、レーザビームを拡張させ、ステアリングし、及び/又は成形し、及び/又はレーザパルスを成形するレーザ源12とフォーカスユニット22の間に1つ又はそれよりも多くの光学要素を有するビーム調整ユニット24を含むこともできる。様々なフォーカスユニット及びビーム調整ユニットは、当業技術で公知であり、当業者によって適切に選択することができる。
上述したように、一部の場合に、LPP EUVシステムは、1つ又はそれよりも多くのシードレーザを使用してレーザパルスを発生させ、これは、次に、EUV光を生成するプラズマを形成するために照射部位16でのターゲット材料を照射するレーザビームになるように増幅することができる。図2は、LPP EUVシステム内のレーザ光源の一部として使用することができるシードレーザモジュール30の一実施形態の概略図である。
図2に示すように、シードレーザモジュール30は、2つのシードレーザ、すなわち、プレパルスシードレーザ32と主パルスシードレーザ34とを含む。当業者は、2つのシードレーザを含むこのような実施形態が使用される場合に、ターゲット材料は、最初にプレパルスシードレーザ32からの1つ又はそれよりも多くのパルスにより、その後に主パルスシードレーザ34からの1つ又はそれよりも多くのパルスによって照射することができることを認識するであろう。
シードレーザモジュール30は、構成要素を直線に配置するのではなく「折り返し式」配置を有するように示されている。実際に、このような配置は、モジュールの寸法を制限するために典型的である。これを達成するために、プレパルスシードレーザ32及び主パルスシードレーザ34のレーザパルスによって生成されたビームは、複数の光学構成要素36によって望ましいビーム経路上に向けられる。望ましい特定の構成に応じて、光学構成要素36は、ビームを望ましい方向に向けるのに使用することができるレンズ、フィルタ、プリズム、ミラー、又はあらゆる他の要素のような要素とすることができる。一部の場合に、光学構成要素36は、通過するビームの偏光を変えるなどの他の機能も実行する場合がある。
図2の実施形態において、各シードレーザからのビームは、まず電気光学変調器38(EOM)に通される。EOM38は、シードレーザによって生成されたパルスをより短い持続時間及びより速い立下り時間を有するパルスに整えるパルス成形ユニットとしてシードレーザと共に使用される。より短いパルス持続時間及び比較的速い立下り時間は、パルスとターゲットの間の短い相互作用時間のためにかつパルスの不要な部分が増幅器利得を消耗させないので、EUV出力及び光源効率を増大させることができる。2つの別々のパルス成形ユニット(EOM38)が示されているが、これに代えて共通のパルス成形ユニットをプレパルス及び主パルスシード線源を整えるために使用することができる。
その後に、シードレーザからのビームは、音響光学変調器(AOM)40及び42に通される。AOM40及び42は、シードレーザに到達しないようにターゲット材料からのレーザパルスのあらゆる反射の向きを変えるように作動する「スイッチ」又は「シャッター」として作用し、上述したように、シードレーザは、典型的に敏感な光学系を含み、AOM40及び42は、従って、あらゆる反射がシードレーザ要素の損傷を引き起こすのを防止する。ここに示す実施形態において、各シードレーザからのビームは、2つのAOMを通過するが、一部の実施形態において、各シードレーザからのビームは、各経路で単一AOMを通過することができる。
AOM40及び42を通過した後に、2つのビームは、ビーム結合器44によって「組み合わされる」。各シードレーザからのパルスは、異なる時間に生成されるので、これは、2つの時間的に分離されたビームが更に別の処理及び使用ために共通ビーム経路46上に置かれることを実際は意味する。
共通ビーム経路46上に置かれた後に、シードレーザの1つからのビーム(ここでもまた、一度に1つのみがあることになる)は、当業技術で公知であり、かつ以下で更に説明するようにビーム遅延ユニット48を通過する。次に、ビームは、前置増幅器50を通るように向けられ、その後に、ビーム拡張器52を通る。この後に、ビームは、薄膜偏光子54を通過し、その後に、光学構成要素56によって前方に向けられ、この光学構成要素は、ここでもまたビームをLPP EUVシステムにおいて次の段階に向けて同様に他の機能を実行することができる要素である。光学構成要素56から、ビームは、典型的には、1つ又はそれよりも多くの光増幅器及び他の構成要素に進む。
プレパルス及び主パルスシードレーザとしての使用に適する様々な波長同調可能シードレーザは、当業技術で公知である。例えば、一実施形態において、シードレーザは、準大気圧、例えば、0.05〜0.2の大気でCO2を含む密封充填ガスを有するCO2レーザとすることができ、かつ高周波放電によって励起することができる。一部の実施形態において、回折格子は、シードレーザの光キャビティを定めるのを補助するために使用することができ、回折格子は、選択した回転線に対してシードレーザを同調させるために回転することができる。
図3〜図7は、図1に示す光源12及び/又は関連の構成要素に使用されるレーザ源100の一部の様々な実施形態の簡略図である。これらの図に示す要素の一部は、以前の図1及び図2にある要素に対応する。これらの図の各々では、レーザ光源100は、共通ビーム経路を移動するプレパルスビームから主パルスを分離する二色性ビームスプリッタモジュールを含む。より具体的には、二色性ビームスプリッタモジュール302(図6の602、図7の702)は、第1の二色性要素108と、第1の反射要素又はミラー110(図6の610)と、第2の反射要素又はミラー112(図7の712)と、第2の二色性要素114とを含む。ここに説明するように、第1の二色性要素108及び第2の二色性要素114は、ビーム経路に沿って物理的に位置合せされ、かつプレパルスビームのような1つの波長の第1のビームが二色性要素を通過し、更に、主パルスビームのような別の波長の第2のビームを反射することを可能にするように構成される。
図3をここで参照すると、主パルスをプレパルスビームから分離する二色性ビームスプリッタモジュール302を有するレーザ源100の第1の例を見ることができる。この例に示すように、デバイス100は、二色性ビームスプリッタモジュール302を通過し、その後にターゲット材料送出システム18から来るターゲット材料が照射部位16に到達する前にターゲット材料と相互作用するプレパルスビーム出力をビーム経路106上に生成するシードレーザ104を含む。
より具体的には、図に示すように、シードレーザ104からのプレパルスビームは、ビーム経路106に沿って進み、二色性ビームスプリッタモジュール302に入り、二色性ビームスプリッタモジュール302で、それは、第1の二色性要素108に遭遇する。第1の二色性要素108は、プレパルスビームの波長を有するレーザ光の通過を可能にするので、プレパルスビームは、第2の二色性要素114に遭遇するまで第1の二色性要素108を通って進む。第2の二色性要素114も、プレパルスビームの波長を有するレーザ光の通過を可能にするので、プレパルスビームは、第2の二色性要素114を通って進む。プレパルスビームは、二色性ビームスプリッタモジュール302を出た後に、本明細書の他の箇所に説明するようにプレパルス機能を実行するためにターゲット材料に遭遇してターゲット材料と相互作用する。
図4をここで参照すると、シードレーザモジュール104からの主パルスビームも、ビーム経路106に沿って進み、二色性ビームスプリッタモジュール108に入り、二色性ビームスプリッタモジュール108で、それは、第1の二色性要素108に遭遇する。第1の二色性要素108は、主パルスビームの波長を有するレーザ光を反射するので、主パルスビームは、第1の二色性要素108から新しいビーム経路に沿って第1のミラー110に反射され、第1のミラー110は、主パルスビームを第2のミラー112に反射し、第2のミラー112は、次に、主パルスビームを第2の二色性要素114に反射する。第2の二色性要素114も、主パルスビームの波長を有するレーザ光を反射するので、主パルスビームは、図示のように照射部位16でターゲット材料とその後に相互作用するために第2の二色性要素114から反射される。
図4上へ重ね合わされた図3の装置及び作動を示す図5をここで参照すると、各々が同じビーム経路106に沿ってシードレーザモジュール104から来るプレパルス及び主パルスが、どのようにしてビームスプリッタモジュール302によって分離され、それによって主パルスビームが照射部位16でターゲット材料と相互作用する前にかつそのための準備においてプレパルスビームがターゲット材料に遭遇するのを容易にするかを容易に見ることができる。一実施形態において、この角度的ビーム分離は、プレパルスビームが、主パルスビームが照射部位116に遭遇する場所から(x軸に沿って)ほぼ200μm離れてターゲット材料に遭遇することをもたらす。更に、図5は、プレパルスビーム及び主パルスビームがビームスプリッタモジュール302を通って進むように示しているが、これらのビームは、本明細書の他の箇所に説明するように異なる時点で作動することができることは理解されるものとする。
上述したように、第1の二色性要素108及び第2の二色性要素114は、1つの波長を有する光の通過を可能にするが、別の波長を有する光を当業技術で公知である二色性フィルタ特性を利用して反射する。より具体的には、一実施形態において、これらの二色性要素は、1つの波長の光(例えば、10.59ミクロンの主ビーム)を反射するが、異なる波長の光(例えば、10.26ミクロンのプレパルスビーム)を透過するように被覆された水冷式ハウジング(その熱特性のために)内のダイヤモンド窓を含む。このような二色性フィルタ特性をもたらすコーティング及び材料は、市販のものであり、かつ当業技術で公知である。
第1のミラー110又は第2のミラー112のいずれか、又は第1のミラー110及び第2のミラー112の両方の反射面は、固定のほぼ平坦な形状のものとすることができ、又は固定の湾曲又は曲線形状を有することができることは理解されるものとする。
ビームスプリッタモジュール602の代替実施形態を図6に見ることができ、図3〜図5の第1のミラー110は、変形可能ミラー610によって取って代わられる。図6の変形可能ミラー610は、図3〜図5の第1のミラー110の反射機能を実行し、かつ主パルスビームのビーム経路に沿って二色性要素及び/又はあらゆる他の光学要素の熱効果、製作誤差、取り付け応力、位置合わせ不良などによって引き起こされる場合がある主パルスビームのデフォーカス、非点収差、コマ収差、球面収差、及び/又はより高次の収差を補償又は補正する追加の機能も提供する。
変形可能ミラー610は、平坦な反射要素又はミラーであるのではなく、可変半径ミラー(VRM)(その例には、ペンシルベニア州サクソンバーグのII−VI Infraredによって市販されるものがある)、圧電性スタックアレイミラー又は圧電性モノモルフミラー(その例には、フランス国のCILASによって市販されるものがある)、圧電性マルチモルフミラー(その例には、ロシア国のNight−Nによって市販されるものがある)、又は圧電変形可能ミラー又はミクロ機械加工膜変形可能ミラーのようなあらゆる他の機械的に変形可能なミラー(その例には、オランダ国のOKOTechとしても公知であるFlexible Optical B.V.によって市販されるものがある)のような動的に変化可能な形状を有するミラーである。このようにして、当業技術で公知であるように、反射ビームの特性は、ミラーの形状を変えることによって動的に変えることができる。このような変更可能な反射ビーム特性は、上述に列挙したもののうちでも取りわけ、焦点深度調節と、焦点距離変動、ビーム直径、発散、及び焦点サイズの補償とを含む。
ビームスプリッタモジュール702の別の代替実施形態を図7に見ることができ、図3〜図5の第2のミラー110は、放射線部位16に遭遇するように主パルスを位置合せする調節可能ミラー712によって取って代わられる。調節可能ミラー712は、軸線周りにピボット回転させるか又は調節され、それによって反射された主パルスビームの角度を第1のミラー110から調節可能ミラー712に、及びその後に第2の二色性要素114の方向に変えることができる。この調節された反射角度は、従って、第2の二色性要素114を通過する分離されたプレパルスビームと第2の二色性要素によって反射された主パルスビームとの間の発散角度θを変え、従って、主パルスが照射部位16に遭遇する位置が変えられる。この調節は、プレパルスビームとの相互作用によって引き起こされるターゲット材料のあらゆる後方変位(z軸に沿った)に対処するように主パルス焦点を変えるために使用することができる。
更に別の実施形態において、第2の二色性要素114はまた、調節可能(図示せず)であり、それによって瞳位置(分離されたプレパルスビームが第2の二色性要素114を出て、第2の二色性要素114から反射する主パルスビームと交差する場所)及び発散角度θ(分離角度又は出射角とも本明細書では呼ぶ)を維持及び/又は制御する。
更に別の実施形態において、図7の調節可能ミラー712は、図示及び上述したように第2のミラー112に取って代わるのではなく、第1のミラー110に取って代わることができる。このような更に別の実施形態において、更に別の変形として、図6の変形可能ミラー610は、第2のミラー112に取って代わることができる。
更に別の代替実施形態において、本方法の手法によるビームスプリッタモジュールは、図6の変形可能ミラー610及び図7の調節可能ミラー712の両方を含むことができる。
更に別の代替実施形態において、図6の変形可能ミラー610及び図7の調節可能ミラー712は、第1のミラー110及び第2のミラー112の一方又は両方の代わりをする単一要素に結合され、それによって本明細書で上述のものと同じ機能を提供することができる。
図8は、本明細書に説明するような二色性ビームスプリッタを使用して主パルスをプレパルスビームから分離する方法の一実施形態の流れ図である。段階801で、レーザプレパルスが、例えば、シードレーザによって望ましいビーム経路上に照射部位に向けて発生される。その後に、段階802で、照射部位の近くのターゲット材料に向けてプレパルスを通す第1及び第2の二色性要素にプレパルスを通過させる。段階803で、レーザ主パルスが、例えば、シードレーザによって望ましいビーム経路上に照射部位に向けて発生される。段階804で、主パルスは、第1の二色性要素によって第1の反射要素又はミラーに反射され、第1の反射要素又はミラーは、主パルスを第2の反射要素又はミラーに反射し、第2の反射要素又はミラーは、主パルスを第2の二色性要素に反射し、第2の二色性要素は、主パルスを照射部位に反射する。
代替実施形態において、段階804で、反射された主パルスビームのビーム特性を変更するために第1のミラーの形状を動的に変える。更に別の代替実施形態において、段階804で、主パルスが照射部位に遭遇する位置に影響を与えるために反射された主パルスビームを第2の二色性ミラーの方向に位置合せするように第2のミラー110を調節する。
開示する方法及び装置をいくつかの実施形態を参照して先に説明した。他の実施形態も、この開示に照らせば当業者には明らかであろう。説明した方法及び装置のある一定の態様は、上述の実施形態に説明したもの以外の構成を使用して又は上述したもの以外の要素と共に容易に実施することができる。例えば、本明細書に説明するものよりも恐らくより複雑な異なるアルゴリズム及び/又は論理回路、及び潜在的に異なるタイプの駆動レーザ及び/又はフォーカスレンズを使用することができる。
更に別の実施形態において、二色性ビームスプリッタモジュールが、プレパルスを二色性要素に通過させ、かつ二色性要素によって主パルスを反射してビームを分離するのではなく、二色性ビームスプリッタモジュールは、これに代えて、プレパルスを二色性要素によって反射し、かつ主パルスを二色性要素によって通過させて同様にビームを分離することができることは理解されるものとする。これは、プレパルスビームの波長を有する光を反射するが、主パルスビームの波長を有する光を通過するように二色性要素を変更し、並びにターゲット材料の方向(x軸に沿った)を反転させるか、又は図示したような二色性ビームスプリッタにおいて二色性要素の下方ではなくその上方にミラーを置くかのいずれかによって達成することができると考えられる。
本明細書で使用する時の用語「光学構成要素」及びその派生語は、以下に限定されるものではないが、入射光を反射及び/又は透過し、及び/又は入射光で作動する構成要素であり、かつ以下に限定されるものではないが、1つ又はそれよりも多くのレンズ、窓、フィルタ、楔、プリズム、グリズム、グレーディング、透過ファイバ、エタロン、拡散器、ホモジナイザー、検出器及び他の計器構成要素、絞り、アキシコン、及び多層ミラー、近垂直入射ミラー、斜入射ミラー、ミラー面反射器、拡散反射器、及びその組合せを含むミラーを含むことに注意されたい。更に、特に断らない限り、本明細書で使用する時の「光学系」、「光学構成要素」という用語もその派生語も、EUV出力光波長、照射レーザ波長、測定に適する波長、又は何らかの他の特定の波長のような1つ又はそれよりも多くの特定の波長範囲で単独で又は有利に作動する構成要素に限定されるように意図していない。
本明細書に説明するように、様々な変形が可能である。図に示す2つのシードレーザではなく、一部の場合に、単一シードレーザを使用することができる。同様に、本方法の手法によるビームスプリッタモジュールは、本明細書に説明する機能性を達成するのに適切である時は、ビーム拡張器52又はビーム調整ユニット24又はフォーカスユニット22の一部としてを含むレーザ源12内のどこかに位置付けるか又は固定することができることは理解されるものとする。
説明した方法及び装置は、本明細書に説明するある一定の作動を実行するために処理、装置、又はコンピュータデバイス又はコントローラを含むシステムとしてを含む多くの方法に実施することができることも認めなければならない。本明細書に説明する方法は、プロセッサにそのような方法を実行するように命令するプログラム命令によって実施することができ、そのような命令は、ハードディスクドライブ、フロッピーディスク、コンパクトディスク(CD)又はデジタル多用途ディスク(DVD)のような光ディスク,フラッシュメモリのようなコンピュータ可読ストレージ媒体上に、又はプログラム命令が光学又は電子通信リンク上で送られるコンピュータネットワーク上に記録される。本明細書に説明する方法の段階の順序は、変えられても依然として本発明の開示の範囲にあることに注意しなければならない。
実施形態に対する上記及び他の変形は、添付の特許請求の範囲だけによって限定される本発明の開示によって網羅されるように意図している。
10 LPP EUV光源
12 レーザ源
16 照射領域
18 ターゲット材料送出システム
24 ビーム調整ユニット

Claims (22)

  1. ビーム経路に沿って第1の波長を有する第1のレーザ光を生成するとともに前記ビーム経路に沿って第2の波長を有する第2のレーザ光を生成するレーザ源と、ビームスプリッタモジュールと、を備えるシステムであって、
    前記ビームスプリッタモジュールは、
    前記ビーム経路に沿った前記第1のレーザ光を受け入れるとともに前記第1の波長を有する前記第1のレーザ光を通過させ、かつ、前記ビーム経路に沿った前記第2のレーザ光を受け入れるとともに前記第2の波長を有する前記第2のレーザ光を反射させる第1の二色性要素
    前記第1の二色性要素から反射された前記第2のレーザ光を受け入れるとともに前記受け入れた第2のレーザ光を反射させる第1のミラー
    前記第1のミラーから反射された前記第2のレーザ光を受け入れるとともに前記受け入れた第2のレーザ光を反射させる第2のミラーと、
    前記第1のレーザ光を前記第1の二色性要素から受け入れるとともに前記第1の波長を有する前記第1のレーザ光を通過させ、かつ、前記第2のミラーから反射された前記第2のレーザ光を受け入れるとともに前記第2の波長を有する前記第2のレーザ光を反射させる第2の二色性要素と、を有し、
    前記第1の波長を有する前記第1のレーザ光を通過させる前記第2の二色性要素は、前記第1のレーザ光を照射部位の近くのターゲット材料まで通し、
    前記第2の波長を有する前記第2のレーザ光を反射させる前記第2の二色性要素は、前記第2のレーザ光を前記照射部位に反射させる、システム。
  2. 前記レーザ源は、シードレーザである、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記第1のレーザ光は、プレパルスビームであり、
    前記第2のレーザ光は、主パルスビームである、請求項に記載のシステム。
  4. 前記第1の波長を有する前記第1のレーザ光を通して前記第2の波長を有する前記第2のレーザ光を反射させる前記第1の二色性要素と、前記第1の波長を有する前記第1のレーザ光を通して前記第2の波長を有する前記第2のレーザ光を反射させる前記第2の二色性要素と、の各々が、前記第1の二色性要素及び前記第2の二色性要素上の二色性コーティングによって達成される、請求項に記載のシステム。
  5. 前記第1のミラーは、平坦な反射面を有する、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記第1のミラーは、湾曲した反射面を有する、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記第2のミラーは、平坦な反射面を有する、請求項1に記載のシステム。
  8. 前記第2のミラーは、湾曲した反射面を有する、請求項1に記載のシステム。
  9. 前記第1のミラーは、変形可能ミラーである、請求項1に記載のシステム。
  10. 前記第2のミラーは、調節可能ミラーである、請求項1に記載のシステム。
  11. 前記第1のミラーは、調節可能ミラーである、請求項1に記載のシステム。
  12. 前記第2のミラーは、変形可能ミラーである、請求項1に記載のシステム。
  13. 前記第1のミラーは、調節可能ミラー及び変形可能ミラーの両方である、請求項1に記載のシステム。
  14. 前記第2のミラーは、調節可能ミラー及び変形可能ミラーの両方である、請求項1に記載のシステム。
  15. 前記第1の二色性要素は、調節可能である請求項1に記載のシステム。
  16. 前記第2の二色性要素は、調節可能である、請求項1に記載のシステム。
  17. ビーム経路に沿って第1の波長を有するレーザプレパルスを発生させる段階と、
    前記レーザプレパルスを第1の二色性要素及び第2の二色性要素に通して照射部位の近くのターゲット材料まで通過させる段階と、
    前記ビーム経路に沿って第2の波長を有するレーザ主パルスを発生させる段階と、
    前記レーザ主パルスを前記第1の二色性要素によって第1のミラーまで反射させる段階と、
    前記レーザ主パルスを前記第1のミラーから第2のミラーまで反射させる段階と、
    前記レーザ主パルスを前記第2のミラーから前記第2の二色性要素まで反射させる段階と、
    前記レーザ主パルスを前記第2の二色性要素から前記照射部位まで反射させる段階と、
    を含む、方法。
  18. 前記レーザ主パルスを前記第1のミラーから第2のミラーまで反射させる段階は、前記反射されるレーザ主パルスのビーム特性を変更するために前記第1のミラーの形状を動的に変える段階を更に含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記レーザ主パルスを前記第2のミラーから前記第2の二色性要素まで反射させる段階は、前記レーザ主パルスを前記照射部位と位置合せさせるように前記第2のミラーを調節する段階を更に含む、請求項17に記載の方法。
  20. 前記レーザ主パルスを前記第1のミラーから第2のミラーまで反射させる段階は、前記レーザ主パルスを前記照射部位と位置合せさせるように前記第1のミラーを調節する段階を更に含む、請求項17に記載の方法。
  21. 前記レーザ主パルスを前記第2のミラーから前記第2の二色性要素まで反射させる段階は、前記反射されるレーザ主パルスのビーム特性を変更するために前記第2のミラーの形状を動的に変える段階を更に含む、請求項17に記載の方法。
  22. レーザパルス源をパルス反射から保護する方法を実行するプロセッサによって実行可能であるプログラムが具現化された持続性コンピュータ可読媒体であって、
    前記方法は、
    ビーム経路に沿って第1の波長を有するレーザプレパルスを発生させる段階と、
    前記レーザプレパルスを第1の二色性要素及び第2の二色性要素に通して照射部位の近くのターゲット材料まで通過させる段階と、
    前記ビーム経路に沿って第2の波長を有するレーザ主パルスを発生させる段階と、
    前記レーザ主パルスを前記第1の二色性要素によって第1のミラーまで反射させる段階と、
    前記レーザ主パルスを前記第1のミラーから第2のミラーまで反射させる段階と、
    前記レーザ主パルスを前記第2のミラーから前記第2の二色性要素まで反射させる段階と、
    前記レーザ主パルスを前記第2の二色性要素から前記照射部位まで反射させる段階と、
    を含む、持続性コンピュータ可読媒体。
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