JP6117655B2 - 液体吐出ヘッドおよび記録装置 - Google Patents
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ッドに対して記録媒体を搬送する搬送部と、を備える。
ト120に向けて1枚ずつ送り出す役割を有する。
ト140、二対の送りローラ121aおよび121b、ならびに、122aおよび122bが配置されている。カラー画像が印刷された印刷用紙Pは、搬送ベルト111によって剥離プレート140へと搬送される。そして、印刷用紙Pは、送りローラ121a〜122bによって、紙受け部116に送り出される。
マニホールド5へと逆流する可能性を低減する役割を有する。このため、しぼり6における流路の断面積は、加圧室10と吐出孔8とを連通する流路の断面積よりも小さい。しぼり6は、アパーチャ(しぼり)プレート4cに形成された孔によって構成される。しぼり6は、個別供給路14と連通している。このため、しぼり6は、複数の個別供給路14のそれぞれに対応して、複数設けられている。
またはチタン酸バリウムが挙げられる。共通電極24、個別電極25、ダミー接続電極27、および共通電極用表面電極28の構成材料としては、例えば、Au、Ag、Pd、Ag―Pd、Pt、Ni、Cuが挙げられる。圧電アクチュエータ基板21の形成方法としては、例えば、以下の方法が挙げられる。すなわち、ロールコータ法、スリットコーター法等のテープ成形法により、圧電性セラミック粉末および有機組成物からなるテープの成形を行ない、焼成後に圧電セラミック層21a、21bとなる複数のグリーンシートを作製する。次に、グリーンシートの表面に、共通電極24となる電極ペーストを印刷法等により形成する。また、グリーンシートの一部にビアホールを形成し、その内部にビア導体を充填する。その後、各グリーンシートを積層して積層体を作製し、加圧密着を行なう。加圧密着後、積層体を高濃度酸素雰囲気下で焼成する。そして、焼成後の積層体に個別電極25となる電極ペーストを印刷法等により形成し、焼成する。これにより、圧電アクチュエータ基板21が形成される。
4−1の面方向(XY方向)において、220MPa程度である。なお、液滴の吐出が抑制される可能性を低減するために、XY方向における接着部材50のヤング率は、500MPa以下とすることが好ましい。また、本実施形態では、接着部材50のヤング率は、Z方向において、65MPa程度である。
おいて最も端面4−3側に位置する個別電極25に比して、端面4−3から遠い側に位置していると、接着部材50の端部51とリザーバ40の一部との離間距離を相対的に大きくすることができる。このため、接着部材50の厚みの影響でリザーバ40の一部が第2主面4−2上から浮いてしまう可能性を低減することができる。このため、接着材料が剥離してしまう可能性を低減することができる。すなわち、流入孔5aおよび流出孔5bと液体吐出ヘッド2の外部とが連通してしまう可能性を低減することができる。
。このため、回路基板92には、湾曲状態から定常状態へと戻ろうとする力が働く。ここで、ドライバIC55は、当該力によって、筺体90により強く押し当てられることになる。そのため、ドライバIC55において発生した熱を、筺体90により伝達しやすくなる。
図10は、変形例1に係る液体吐出ヘッド200を示しており、図5の(b)と同じ部位を示した図である。なお、図10では、接着部材210が位置する領域を2点鎖線で囲んだ領域E4として示している。また、図10に記載した曲線X1,X2は、特定の駆動周波数でヘッド本体2aが共振する場合におけるY方向の振動の大きさを示した線である。曲線X1,X2は、振動の大きさが極大値となる2つの点P1,P2を有する。また、曲線X1,X2は、点P1と点P2との間において、振動の大きさが極小値となる点P3を有する。なお、変形例1において振動の大きさとは、振動の速度を示している。なお、測定機器としてレーザードップラー振動計およびFFTアナライザーを用い、流路部材4の端面4−3にレーザーを照射することによって、液体吐出ヘッド2を特定の駆動周波数で駆動させた際の振動の速度を測定することができる。
図11は、変形例2に係る液体吐出ヘッド300を示しており、図9と同じ部位を示した図である。
、開口部311内に位置している。このため、第4主面21−2上からリザーバ40の側面と筺体90との間の領域へと引き出された配線基板310が、図11において紙面上方に引っ張られたとしても、個別電極25と配線電極310aとの接続部位に応力が加わる可能性を低減することができる。
図12は、変形例3に係る液体吐出ヘッド400を示しており、図9と同じ部位を示した図である。
なお、本明細書は、上記の実施形態および変形例1〜3について個別具体的に説明したが、これに限らず、上記の実施形態および変形例1〜3に個別に記載された事項を適宜組み合わせた例についても記載されているものである。すなわち、本発明に係る液体吐出ヘッドは、上記の実施形態および変形例1〜3に個別に記載された事項を適宜組み合わせた液体吐出ヘッドも含む。また、上記の実施形態では、液体吐出ヘッド2を備えたプリンタ1について説明したが、本発明に係る記録装置は、これに限定されない。本発明に係る記録装置は、液体吐出ヘッド2に代えて液体吐出ヘッド200,300,400のいずれかを備えていてもよい。
2,200,300,400 液体吐出ヘッド
4 流路部材
4A 一端部
4B 他端部
4C 中央部
4P 第1部位(振動部)
4Q 第2部位(振動部)
4R 第3部位
4−1 第1主面
4−2 第2主面
4−3 端面
5 マニホールド(流路)
5a 流入孔(開口部)
5b 流出孔(開口部)
8 吐出孔
10 加圧室
21 圧電アクチュエータ基板(加圧部材)
21−1 第3主面
21−2 第4主面
25 個別電極
40 リザーバ(供給部材)
50 接着部材
51 端部
60,510 サイドカバー
511 突出部
70 封止部材
70a 第1封止部材
70b 第2封止部材
90 筺体
94,310,410 配線基板
94a,310a,410a 配線電極
311 開口部
320 固定部材
120 搬送ユニット(搬送部)
Claims (13)
- 第1主面、該第1主面の反対側に位置する第2主面、および前記第1主面と前記第2主面との間に位置する端面を含んでおり、前記第1主面に設けられた複数の吐出孔と、複数の該吐出孔に連通する流路と、を有した流路部材と、
前記第2主面上に設けられており、該第2主面と対向する第3主面、および該第3主面の反対側に位置する第4主面を含んでおり、複数の前記吐出孔に対応して前記第4主面に設けられた複数の個別電極を有した加圧部材と、
前記第4主面上に設けられており、複数の前記個別電極のそれぞれに対して電気的に接続される複数の配線電極を有した配線基板と、
前記配線基板上に設けられており、前記流路に対して液体を供給するための供給部材と、を備えた液体吐出ヘッドであって、
前記供給部材と前記配線基板とは、接着部材を介して互いに接着されており、
平面視して、前記接着部材の端部は、複数の前記個別電極のうち最も前記端面側に位置する前記個別電極に比して、前記端面から遠い側に位置している、液体吐出ヘッド。 - 前記流路部材は、平面視して略矩形状であり、
前記流路部材の長手方向における一端部および他端部に対応する前記第2主面には、前記流路に連通する開口部が設けられており、
前記供給部材は、平面視して前記開口部と重なるように、前記一端部および前記他端部に対応する前記第2主面上に載置されている、請求項1に記載の液体吐出ヘッド。 - 前記流路部材は、前記一端部と前記他端部との間に位置する中央部を有しており、
前記加圧部材は、前記中央部に対応する前記第2主面上に設けられている、請求項2に記載の液体吐出ヘッド。 - 平面視して、
前記配線基板は、前記流路部材の短手方向に引き出されており、
前記接着部材のうち前記流路部材の短手方向における前記端部は、複数の前記個別電極のうち前記流路部材の短手方向において最も前記端面側に位置する前記個別電極に比して、前記端面から遠い側に位置している、請求項2または3に記載の液体吐出ヘッド。 - 平面視して、前記接着部材のうち前記流路部材の長手方向における前記端部は、複数の前記個別電極のうち前記流路部材の長手方向において最も前記端面側に位置する前記個別
電極に比して、前記端面から遠い側に位置している、請求項4に記載の液体吐出ヘッド。 - 前記吐出孔から液滴を複数回吐出する際の駆動周波数が、前記流路部材の短手方向における共振周波数である場合に、
前記流路部材は、短手方向における振幅の大きい振動部を有しており、
前記接着部材は、平面視して前記振動部と重なっている、請求項2〜5のいずれか一項に記載の液体吐出ヘッド。 - 前記振動部は、前記流路部材の長手方向において離間した第1部位および第2部位を含んでおり、
前記流路部材は、該流路部材の長手方向において前記第1部位と前記第2部位との間に位置しており、且つ前記第1部位および前記第2部位に比して振幅の小さい第3部位を有しており、
前記接着部材は、平面視して前記第1部位および前記第2部位と重なっているとともに、前記第3部位とは重なっていない、請求項6に記載の液体吐出ヘッド。 - 前記配線基板は、複数設けられており、
前記接着部材は、一方の前記配線基板上から他方の前記配線基板上に亘って位置している、請求項1〜7のいずれか一項に記載の液体吐出ヘッド。 - 前記配線基板は、開口部を有しており、
平面視して、前記開口部は、複数の前記個別電極のうち最も前記端面側に位置する前記個別電極に比して、前記端面側に位置しており、
前記開口部を介して前記流路部材と前記供給部材とを固定する固定部材をさらに備えた、請求項1〜8のいずれか一項に記載の液体吐出ヘッド。 - 前記供給部材は、前記第4主面と対向する下面および該下面に隣接する側面を含んでおり、
前記配線基板は、前記第4主面と前記供給部材の前記下面との間の領域から、前記供給部材の前記側面に対向する領域へと引き出されており、
前記配線基板の一部は、前記第4主面を延長した仮想面を跨いで、該仮想面よりも第2主面側に位置している、請求項1〜9のいずれか一項に記載の液体吐出ヘッド。 - 前記第2主面の面方向における前記接着部材のヤング率は、前記端面の面方向における前記接着部材のヤング率よりも小さい、請求項1〜10のいずれか一項に記載の液体吐出ヘッド。
- 前記供給部材は、前記第4主面と対向する下面および該下面に隣接する側面を含んでおり、
前記供給部材の前記側面と対向して配置されており、下端が前記流路部材と接着されたサイドカバーと、
前記サイドカバーの上端と接着された筺体と、をさらに備え、
前記配線基板は、前記供給部材の側面と前記サイドカバーとの間の領域を介して前記供給部材の上面側へと引き出されており、
前記サイドカバーの前記配線基板と対向する面には、多孔質体が設けられている、請求項1〜11のいずれか一項に記載の液体吐出ヘッド。 - 請求項1〜12に記載の液体吐出ヘッドと、
前記液体吐出ヘッドに対して記録媒体を搬送する搬送部と、を備えた記録装置。
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JP2013180782A JP6117655B2 (ja) | 2013-08-31 | 2013-08-31 | 液体吐出ヘッドおよび記録装置 |
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2013
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