JP6117539B2 - 防水扉装置 - Google Patents

防水扉装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6117539B2
JP6117539B2 JP2012269574A JP2012269574A JP6117539B2 JP 6117539 B2 JP6117539 B2 JP 6117539B2 JP 2012269574 A JP2012269574 A JP 2012269574A JP 2012269574 A JP2012269574 A JP 2012269574A JP 6117539 B2 JP6117539 B2 JP 6117539B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door body
door
fixed frame
opening
downward
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012269574A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014114602A (ja
Inventor
英明 北出
英明 北出
徳信 周
徳信 周
Original Assignee
株式会社富士精工本社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社富士精工本社 filed Critical 株式会社富士精工本社
Priority to JP2012269574A priority Critical patent/JP6117539B2/ja
Publication of JP2014114602A publication Critical patent/JP2014114602A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6117539B2 publication Critical patent/JP6117539B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Special Wing (AREA)

Description

この発明は、たとえば貸金庫システムの金庫室を防水対策するために貸金庫ボックス用の入出庫口に対して殊に好適に設置することができる防水扉装置に関する。
金庫室の出入口を水密に封止することができる防水扉装置が提案されている(特許文献1)。
従来の防水扉装置は、金庫室の出入口を開閉する横引きスライド式の扉を全閉状態に閉じると同時に開口面に向けて変位させ、扉を開口面に押し付けて水密性を実現する。すなわち、扉は、開口面に対して接離可能に支持するスライダブロックを介して走行レールから吊下する吊戸形式とし、扉のスライド走行位置を規定するために、扉の上下に設ける転動部材を上下のガイドレール内に転動させる。そこで、扉は、ガイドレール内の転動部材を介してスライド走行位置を連続的に変位させることにより、閉扉終端部において開口面の周囲のシール材に圧接され、開口部を水密に封止することができる。
特開平10−37623号公報
かかる従来技術によるときは、横引きスライド式の扉は、扉の横幅と同等の開閉用の余裕スペースを戸尻側に要するので、小形化、省スペース化を要求される貸金庫システムの金庫室には不向きである上、閉扉終端部において扉が徐々に開口面に接近するので、シール材の早期摩耗を生じ易く、水密性が早期に劣化しがちであるという問題が避けられない。
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の問題に鑑み、昇降式の扉体と、全閉位置に停止中の扉体を押圧する押圧部材とを設けることによって、貸金庫システムの金庫室にも好適に適用可能であり、シール材の早期摩耗や、それによる性能劣化のおそれがない防水扉装置を提供することにある。
かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、開口部を形成する固定枠と、固定枠に沿って昇降して開口部を開閉する扉体と、下向きのアクチュエータを介して扉体を昇降駆動する駆動部と、下降限の全閉位置に停止している扉体を固定枠に向けて押圧し、シール材を介して開口部を水密に封止する左右の押圧部材とを備えてなり、各押圧部材は、扉体が下降限の全閉位置に停止したら、アクチュエータを下向きに追加駆動することにより、押圧部材を上向きに付勢する圧縮ばねを圧縮しながら扉体が停止後の追加ストロークだけ下降して扉体に向けて平行移動し、扉体を固定枠に押し付けることをその要旨とする。
なお、各押圧部材は、昇降中の扉体を固定枠とともにガイドすることができる。
また、各押圧部材は、固定枠側の上下のガイドローラにそれぞれ係合する斜めのガイド孔を形成してもよく、駆動部の追加ストロークにより下向きに駆動する横材と、横材とともに固定枠に対して下向きに相対移動する縦材とを介して同時に下向きに駆動してもよい。
なお、扉体の左右の各辺には、各押圧部材に対応し、扉体の両面に突出する受けローラを付設してもよい。
かかる発明の構成によるときは、左右の押圧部材は、駆動部の追加ストロークにより、全閉位置に下降して停止している扉体を固定枠に向けて押圧し、シール材を介して開口部を水密に封止する。すなわち、扉体は、固定枠に沿って昇降しながらシール材を押圧することがなく、シール材に早期摩耗を生じたり、それによって水密性が早期に劣化したりするおそれがない。また、昇降式の扉体は、たとえば貸金庫システムの金庫室の貸金庫ボックス用の入出庫口のように、左右に余裕スペースが少ない場合にも、極めて好適に適用することができる。ただし、開口部を封止するシール材は、固定枠の扉体に対面する側において、たとえば開口部の周囲を囲むように装着すればよいが、扉体の固定枠に対面する側に装着し、扉体を全閉位置に停止させることにより、開口部の周囲を囲むように配置することも可能である。
なお、駆動部は、扉体を全閉位置にまで下降駆動した後、さらに下向きの追加ストロークを加えることにより、左右の押圧部材を扉体に向けて平行移動させ、扉体の左右の側縁部を固定枠に押し付ける。すなわち、駆動部の下向きのアクチュエータに対して扉体を上下に移動可能に連結し、扉体の自重により扉体を吊り下げたままアクチュエータを下向きに駆動して扉体を下降させる。扉体が下降限の全閉位置に停止したら、そのままアクチュエータを下向きに追加駆動して扉体に対して相対移動させ、扉体が停止後の追加ストロークを利用して押圧部材を扉体に向けて平行移動させる。
左右の各押圧部材は、固定枠とともに扉体をガイドすることにより、扉体を安定に昇降させることができる。なお、固定枠の下半部には、開口部を形成し、上半部は、各押圧部材とともに扉体の左右の側縁部をガイドする左右一対の上向きのアーム状の突出部として形成することができる。
各押圧部材は、固定枠側の上下のガイドローラにそれぞれ係合する斜めのガイド孔を形成すると、駆動部の追加ストロークを利用して固定枠に対して下向きに相対移動させることにより、上下各組のガイドローラとガイド孔とを介して扉体に向けて滑らかに平行移動させ、扉体を固定枠に押し付けることができる。ただし、各押圧部材は、駆動部の追加ストロークにより下向きに駆動する横材と、横材と一体の縦材とを介して同時に下向きに駆動することができ、扉体を昇降させる駆動部以外の駆動源を要することなく、全体構成を簡単にすることができる。
扉体の左右の各辺の受けローラは、左右の各押圧部材による押圧力の水平成分だけを扉体に伝達し、各押圧部材によって扉体を押圧するとき、扉体が不用意に上下に移動したり、それによってシール材が損傷したりするおそれを排除することができる。なお、固定枠には、全閉位置の扉体の各受けローラの外周の一部を収納する凹部を形成し、固定枠に対して扉体を円滑に押付け可能とすることが好ましい。
全体構成斜視図 固定枠の構成説明図 扉体、駆動部の組立説明図 押圧部材、縦材、横材の組立説明図 図1の要部拡大説明図 全体構成正面図 動作説明図(1) 動作説明図(2) 動作説明図(3) 動作説明図(4)
以下、図面を以って発明の実施の形態を説明する。
防水扉装置は、固定枠10と、扉体21、駆動部22と、左右の押圧部材31、31とを備えてなる(図1)。ただし、防水扉装置は、図示しない貸金庫システムの金庫室の防水性能を実現するために、貸金庫ボックスを金庫室と顧客用のブースとの間に搬送して入出庫させる入出庫口に設置することを想定している。
固定枠10は、板体11の左右の両辺に沿ってガイド材12、12をねじ止めし、下辺に沿ってストッパ材13をねじ止めしている(図1、図2)。ただし、図2(A)は、固定枠10の全体正面図であり、図2(B)、(C)は、それぞれ同図(A)のX1 −X1 線、X2 −X2 線矢視相当要部断面図である。
板体11の下半部には、横長の長方形の開口部11aが形成されており、開口部11aの周囲には、シール材14が連続的に装着されている。開口部11aは、図示しない貸金庫ボックスに適合している。また、板体11の上半部は、上部開放に大きく切り欠かれ、左右にアーム状の突出部11b、11bが形成されている。各ガイド材12は、板体11の高さと同長の角材であり、各ガイド材12の中間部、下端部には、それぞれガイドローラ12aが内向きに装着されている。なお、板体11上の各ガイドローラ12aに対応する位置には、縦長の凹部11cが形成されている。また、板体11の下端のストッパ材13の上面側には、クッション材13aが付設されている。開口部11aを囲む角紐状のシール材14は、板体11上に形成する収納溝に断面積の約1/2を収納するようにして装着されている。
扉体21は、上端のブラケット21aを介し、駆動部22のアクチュエータ22aの下端に吊下されている(図1、図3)。ただし、図3(A)は、扉体21、駆動部22の全体組立正面図、図3(B)は、同図(A)のX3 −X3 線矢視相当要部拡大断面図である。
扉体21の四隅部には、それぞれ扉体21の表面と平行に回転するガイドローラ21b、扉体21の左右の側端面と平行に回転する受けローラ21cが装着されている。各ガイドローラ21bは、扉体21の前面側の切欠きを利用して、外周の一部が扉体21の側端面に突出するようにして扉体21の厚さ内に設置されている。また、各受けローラ21cは、外周の一部が扉体21の両面に対称的に突出するようにして、扉体21の側端面の切欠き内に収納されている。
駆動部22は、モータ22b、ブレーキ22c、減速機22dを組み合わせ、取付部22eを介してラック式のアクチュエータ22aを上下に直線駆動することができる。なお、アクチュエータ22aの下端には、止めボルト23a、ワッシャ23bを介してカラー23cが固定され、カラー23cの外周には、ゴムワッシャ23d、樹脂ワッシャ23e、23eが上下に摺動可能に装着されている。ただし、扉体21側のブラケット21aの上辺は、樹脂ワッシャ23e、23eの間に挟むようにしてカラー23c、止めボルト23aに係合している。なお、止めボルト23a、カラー23cは、アクチュエータ22aの下端と上の樹脂ワッシャ23eとの間に余裕隙間dを有し、ブラケット21aは、上辺に形成する長孔21a1 にカラー23c、止めボルト23aを挿通することにより、扉体21とともに前後に相対移動可能である(図3(B)の矢印方向)。
左右の押圧部材31、31は、それぞれに対応する縦材32、32と、共通の横材33とを介して組み立てられている(図1、図4)。ただし、図4(A)は、押圧部材31、31、縦材32、32、横材33の全体組立正面図、図4(B)、(C)は、それぞれ同図(A)のX4 −X4 線矢視相当断面図、上面図である。なお、図4(B)は、便宜上、同図(A)を一部破断して図示されている。
各押圧部材31は、固定枠10のガイド材12よりやや長い角材である。各押圧部材31の中間部、下端部には、ガイド材12側のガイドローラ12a、12aに対応する斜めのガイド孔31a、31aが形成されている。一方、各縦材32は、上下に長い板材の上端、下端を互いに逆方向に屈曲させて形成されており、下端の屈曲部を介してチャンネル材の横材33の両端に上向きにねじ止めされている。なお、各縦材32は、固定枠10の板体11の上向きの突出部11bと同幅に形成されている。また、横材33の中間部には、丸孔33aが形成されており、丸孔33aには、アクチュエータ22aの下端の止めボルト23aの頭部を上下に貫通させることができる。
各押圧部材31の上端は、対応する縦材32の上端の屈曲部に対し、連結ブロック34、ローラ34a、長孔31bを介して前後動可能に連結されている(図1、図5)。ただし、図5(A)、(B)は、それぞれ図1の要部拡大斜視図である。
連結ブロック34は、縦材32の屈曲部の下面に対し、外側に寄せてねじ止めされており、ローラ34aは、連結ブロック34に対して内向きに装着されている。一方、押圧部材31の上端部には、ローラ34aが係合する水平方向の短い長孔31bが形成され、ローラ34aには、抜止め用の大径のワッシャ34bが付設されている。縦材32の屈曲部と、固定枠10のガイド材12の上端との間には、圧縮ばね35が介装されており、圧縮ばね35の両端は、屈曲部を貫通するワッシャ35b付きのボルト35a、ガイド材12の上端の止めねじ35cを介して位置決めされている。なお、図5(A)、(B)には、それぞれ駆動部22を介して上昇限に引き上げられる扉体21の上端部が部分的に図示されている。
各縦材32は、固定枠10の板体11の突出部11bの後面に対し、上下に相対移動可能に装着されている。すなわち、各縦材32には、上下方向の長孔32a、32aが上下に形成され(図4(B)、図5)、各長孔32aには、突出部11bにねじ込むセットボルト32b、32bが挿通されて係合している。各セットボルト32bには、大径のワッシャ32cが付設されている。
扉体21は、駆動部22のモータ22bを正逆に駆動してアクチュエータ22aを昇降させることにより、固定枠10の板体11の前面に沿って昇降して開口部11aを開閉することができる(図1、図6)。ただし、駆動部22は、図示しない固定部材を利用して適切な高さ位置に固定するものとする。また、図1、図6の扉体21は、下降限の全閉位置に下降し、押圧部材31、31を介して固定枠10の板体11に向けて押圧されている。
左右の押圧部材31、31は、固定枠10の左右のガイド材12、12の直近内側において板体11と平行に垂下し、ガイド材12、12にガイドされて昇降する扉体21の左右の側縁部を板体11との間に収納することができる。すなわち、扉体21が昇降すると、左右のガイドローラ21b、21b…は、ガイド材12、12の内側面に沿って転動し、左右の受けローラ21c、21c…は、板体11の前面、押圧部材31、31の後面に沿って転動する。そこで、押圧部材31、31は、固定枠10の板体11、ガイド材12、12とともに、扉体21の全ストロークについて昇降中の扉体21をガイドすることができる。なお、押圧部材31、31は、駆動部22のアクチュエータ22aによって横材33が押し下げられない限り、圧縮ばね35、35を介して上向きに付勢されており、固定枠10側の各ガイドローラ12aが対応する斜めのガイド孔31aの下端に係合することにより板体11から必要十分に離れている(図4(B))。
そこで、駆動部22を介して扉体21を上昇限にまで上昇させて開口部11aの全開位置にするとき、固定枠10、扉体21、各押圧部材31の相対位置関係を図7に示す。ただし、図7(A)は、扉体21が全開位置にあるときの図6のY−Y線矢視相当断面図であり、図7(B)は、同図(A)の要部拡大図である。
図7において、扉体21の下端は、開口部11aの上辺の位置にまで上昇しており、このような扉体21の上昇限は、たとえばアクチュエータ22aに付設するドッグ22a1 により図示しないリミットスイッチを作動させて検出することができる(図1)。また、図7において、各押圧部材31は、圧縮ばね35を介して上向きに付勢されているため、ガイドローラ12a、12a、ガイド孔31a、31aを介し、少なくとも扉体21の受けローラ21c、21cの直径相当だけ板体11の前面から離れ、板体11と平行に保持されている。各押圧部材31の上端は、ローラ34a、水平の長孔31bを介して前後動可能に支持されているからである。なお、このときの扉体21は、板体11上のシール材14に接触することがない。
つづいて、駆動部22を介して扉体21を下降させ、下端をストッパ材13上のクッション材13a上に着地させて扉体21を全閉位置に停止させる(図8)。ただし、図8(A)は、図7(A)相当図であり、図8(B)、(C)は、それぞれ同図(A)の要部拡大図である。
扉体21が全閉位置に停止するとき、アクチュエータ22aの下端の止めボルト23aの頭部は、横材33の丸孔33aに挿入され、扉体21側のブラケット21aの上辺は、ワッシャ23b、ゴムワッシャ23d、下側の樹脂ワッシャ23eを介して横材33上に着地する。しかし、上の樹脂ワッシャ23eとアクチュエータ22aの下端との余裕隙間dは、全開位置から実質的に不変である。扉体21は、止めボルト23a、ブラケット21aを介し、自重によりアクチュエータ22aから吊下されているからである。なお、扉体21が全閉位置に停止すると、扉体21の左右の各受けローラ21c、21cは、固定枠10側のガイドローラ12a、12a、板体11上の凹部11c、11cに対応する高さ位置に位置決めされる。
その後、駆動部22をさらに下向きに追加駆動すると、横材33、縦材32、32を介し、圧縮ばね35、35を圧縮しながら押圧部材31、31を一斉に下降させ(図9)、押圧部材31、31を介して扉体21を固定枠10の板体11に向けて押圧し、シール材14を介して開口部11aを水密に封止することができる。ただし、図9(A)は、図8(A)相当図、図9(B)、(C)は、それぞれ同図(A)の要部拡大図である。
ここで、駆動部22のアクチュエータ22aの下向きの追加ストロークd1 ≦dは、各押圧部材31が下降して固定枠10側のガイドローラ12a、12aがそれぞれ対応する斜めのガイド孔31aの上端部に移行するように定める。そこで、各押圧部材31は、追加ストロークd1 だけ下向きに移動することにより、ガイド孔31a、31aの傾きに従って扉体21に向けて平行移動し、受けローラ21c、21cを介して扉体21の左右の側縁部を板体11に押し付け、開口部11aの周囲のシール材14の全長を均一に圧縮して良好な水密性を実現することができる。なお、このとき、扉体21のブラケット21aは、扉体21とともに長孔21a1 を介して後方に移動し(図9(B)の矢印方向)、各受けローラ21cの外周の板体11側の一部は、板体11上の凹部11cに収納される。ただし、扉体21を図8の全閉位置から図9の封止位置に移行させるとき、駆動部22は、下向きに連続的に駆動すればよい。
図8、図9において、ガイドローラ12a、受けローラ21cの高さ位置における水平横断面を模式的に図示すると、図10のとおりである。ただし、図10の右半部、左半部は、それぞれ図8、図9に対応している。また、図9の封止位置の扉体21は、駆動部22を介して連続的に上昇駆動することにより、図8の全閉位置を経て図7の全開位置に戻すことができる。
以上の説明において、駆動部22は、ラック式のアクチュエータ22a、モータ22bによる電動駆動源に代えて、各種のシリンダを含む他の任意の電動式または非電動式の直線駆動源を使用することができる。また、駆動部22は、扉体21の左右を吊下する2組を同期して作動させてもよい。さらに、固定枠10の開口部11aは、長方形に形成するに代えて、上部開放に形成してもよく、このときのシール材14は、開口部11aの左右の側辺と下辺とに沿って配置すればよい。
この発明は、貸金庫システムの金庫室の貸金庫ボックス用の入出庫口に限らず、一般の家屋や建築物などの防水性能を要する任意の開口部を開閉して封止する用途に対して広く好適に適用可能である。
d1 …追加ストローク
10…固定枠
11a…開口部
12a…ガイドローラ
14…シール材
21…扉体
21c…受けローラ
22…駆動部
31…押圧部材
31a…ガイド孔
32…縦材
33…横材

特許出願人 株式会社 富士精工本社

Claims (5)

  1. 開口部を形成する固定枠と、該固定枠に沿って昇降して前記開口部を開閉する扉体と、下向きのアクチュエータを介して前記扉体を昇降駆動する駆動部と、下降限の全閉位置に停止している前記扉体を前記固定枠に向けて押圧し、シール材を介して前記開口部を水密に封止する左右の押圧部材とを備えてなり、前記各押圧部材は、前記扉体が下降限の全閉位置に停止したら、前記アクチュエータを下向きに追加駆動することにより、前記押圧部材を上向きに付勢する圧縮ばねを圧縮しながら前記扉体が停止後の追加ストロークだけ下降して前記扉体に向けて平行移動し、前記扉体を前記固定枠に押し付けることを特徴とする防水扉装置。
  2. 前記各押圧部材は、昇降中の前記扉体を前記固定枠とともにガイドすることを特徴とする請求項1記載の防水扉装置。
  3. 前記各押圧部材は、前記固定枠側の上下のガイドローラにそれぞれ係合する斜めのガイド孔を形成することを特徴とする請求項1または請求項2記載の防水扉装置。
  4. 前記各押圧部材は、前記駆動部の追加ストロークにより下向きに駆動する横材と、該横材とともに前記固定枠に対して下向きに相対移動する縦材とを介して同時に下向きに駆動することを特徴とする請求項3記載の防水扉装置。
  5. 前記扉体の左右の各辺には、前記各押圧部材に対応し、前記扉体の両面に突出する受けローラを付設することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか記載の防水扉装置。
JP2012269574A 2012-12-10 2012-12-10 防水扉装置 Active JP6117539B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012269574A JP6117539B2 (ja) 2012-12-10 2012-12-10 防水扉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012269574A JP6117539B2 (ja) 2012-12-10 2012-12-10 防水扉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014114602A JP2014114602A (ja) 2014-06-26
JP6117539B2 true JP6117539B2 (ja) 2017-04-19

Family

ID=51170902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012269574A Active JP6117539B2 (ja) 2012-12-10 2012-12-10 防水扉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6117539B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6605270B2 (ja) * 2015-09-24 2019-11-13 文化シヤッター株式会社 連結構造および止水装置
JP7389326B2 (ja) * 2019-09-19 2023-11-30 株式会社イトーキ 気密試験装置及び気密試験方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58153674U (ja) * 1982-04-09 1983-10-14 神鋼建材工業株式会社 引戸の障子引寄せ装置
JPS60186331U (ja) * 1984-05-18 1985-12-10 三和シヤツタ−工業株式会社 防潮扉の密封装置
JPH0536068Y2 (ja) * 1986-10-17 1993-09-13
JP2602601Y2 (ja) * 1993-08-13 2000-01-24 文化シヤッター株式会社 パネルシャッターの密封装置
JP3188858B2 (ja) * 1997-08-29 2001-07-16 株式会社日本ベネックス 船舶用操舵室の引戸

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014114602A (ja) 2014-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107075900B (zh) 密封设备
JP5796050B2 (ja) 感応式全自動電動防水シャッター
US20180320437A1 (en) Sealing unit for a sliding door
US7757437B2 (en) Resilient retention system for a door panel
US10309151B2 (en) Automatic auto-sensing flood protection roller shutter with auto-locating reinforced column
US10724282B2 (en) Opening and closing mechanism for opening and closing bodies
KR101520253B1 (ko) 이동가능한 문짝 안내기구를 구비하는 승강 문
CA3042154C (en) Sliding and braking device for sliding doors and shutters
JP6117539B2 (ja) 防水扉装置
WO2014030217A1 (ja) エレベーター装置
JP6570838B2 (ja) 防水シャッター
CN109958110B (zh) 防水闸门门板直推夹压水密装置
KR101164373B1 (ko) 방풍자동도어시스템
JP3195087U (ja) 連動型引き戸
CA3063414A1 (en) A lifting cabinet and device thereof
KR101769181B1 (ko) 볼스크류를 이용한 창짝 자동 개폐장치를 포함하는 리프트 슬라이딩 창호
EP1970514A3 (en) A sliding door or window
CN204402269U (zh) 垂直滑动三层门
CN104852290A (zh) 一种使用液压驱动的电气开关柜
JP5926671B2 (ja) 開口部遮蔽装置
KR102153572B1 (ko) 레일 은폐형 창호
CN104934866A (zh) 一种使用链轮传动的电气开关柜
KR101805822B1 (ko) 슬라이딩 도어 어셈블리
JP2015151748A (ja) 防水扉
EP3438404B1 (en) Anti-water seepage system for a fixture with no raised threshold

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151105

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160823

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160830

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170307

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170323

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6117539

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250