JP6116256B2 - 投影装置及びその制御方法 - Google Patents

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本発明は、投影装置、及び投影システムに関し、特に投影画像を印刷する機能を有する投影装置、及び投影システムに関するものである。
近年、プロジェクタで投影中の画像を印刷する要求が高まっている。これは、入力画像を印刷するのではなく、投影装置に例えば2つの画像が入力され、これらをピクチャー・イン・ピクチャー(PinP)やピクチャー・バイ・ピクチャー(PbyP)の状態で投影し、投影画像をそのまま印刷装置に送信して印刷するものである。
このような要求を満たすため、特許文献1に示されるような、印刷機能付き投影装置が提案されている。この発明は、外部機器から入力される画像データを印刷機能付き投影装置で投影し、投影中の画像を印刷するものである。
特開2009−63851号公報
しかしながら、特許文献1に示される従来例では、入力された画像データを投影用画像データに変換する手段と、入力された画像データを印刷用画像データに変換する手段と、の双方を具備するため、機器の構成が複雑になるという課題があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、投影等により表示中の画像を印刷機器等の外部機器に出力する機能を有する表示装置において機器構成の複雑化を抑制することを可能にする技術を提供することを目的とする。
本発明は、入力される画像データに対し台形補正処理を行う台形補正手段と、
画像データを格納する第1のメモリと、
前記第1のメモリから読み出した画像データに対し投影のための補正を行う投影補正処理手段と、
前記投影補正処理手段による補正後の画像データを格納する第2のメモリと、
前記第2のメモリから読み出した画像データに基づく画像を投影する投影手段と、
前記投影手段とは異なる画像装置へ画像データを出力する出力手段と、
前記投影手段により投影を行う場合には前記台形補正処理後の画像データを前記第1のメモリに格納する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記出力手段により前記画像装置へ画像データを出力する場合には、前記第2のメモリへの画像データの書き込みを停止し、前記投影手段により投影される画像がフリーズした状態となるように制御するとともに、前記台形補正手段による前記台形補正処理を行わずに画像データを前記第1のメモリに格納し、前記第1のメモリに格納された前記台形補正処理が行われていない画像データであって、前記投影補正処理手段による補正が行われていない画像データが前記出力手段により前記画像装置へ出力されるよう制御することを特徴とする投影装置である。
本発明は、入力される画像データに対し台形補正処理を行う台形補正工程と、
第1のメモリに画像データを格納する工程と、
前記第1のメモリから読み出した画像データに対し投影のための補正を行う投影補正処理工程と、
第2のメモリに前記投影補正処理工程による補正後の画像データを格納する工程と、
前記第2のメモリから読み出した画像データに基づく画像を投影手段により投影する工
程と、
前記投影手段とは異なる画像装置へ画像データを出力する出力工程と、
前記投影手段により投影を行う場合に、前記台形補正処理後の画像データを前記第1のメモリに格納する工程と、
を有し、
前記出力工程により前記画像装置へ画像データを出力する工程では、前記第2のメモリへの画像データの書き込みを停止し、前記投影手段により投影される画像がフリーズした状態となるように制御するとともに、前記台形補正処理を行わずに画像データを前記第1のメモリに格納し、前記第1のメモリに格納された前記台形補正処理が行われていない画像データであって、前記投影補正処理工程による補正が行われていない画像データが前記画像装置へ出力されるよう制御することを特徴とする投影装置の制御方法である。
本発明によれば、投影等により表示中の画像を印刷機器等の外部機器に出力する機能を有する表示装置において機器構成の複雑化を抑制することができる。
本発明における投影装置の一例を示す構成図 本発明における投影システムの適用例を示す構成図 実施例1における画像処理部の一例を示す構成図 実施例1における動作の一例を表すフローチャート 複数の入力画像、PinP、PbyP、入力画像とメニューの重畳の一例 実施例2における画像処理部の一例を示す構成図 実施例2における動作の一例を表すフローチャート 実施例3における画像処理部の一例を示す構成図 実施例3における動作の一例を表すフローチャート 実施例4における画像処理部の一例を示す構成図 実施例4における動作の一例を表すフローチャート マルチ投影、エッジブレンド動作、台形補正前後の画像の一例を表す図
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施例について詳細に説明する。
(実施例1)
本実施例における投影装置10の構成を図1に表す。本実施例では、投影装置10には2系統の画像信号が入力可能であるとする。
制御部101は各部の動作を制御し、例えばマイコン、CPUとメモリ等からなる。
画像処理部102では入力画像信号に対し、後述の液晶表示素子106での表示に適するように信号処理を施す。
パルス生成部103では入力画像信号に重畳された不図示の同期信号から、液晶表示素子106を駆動する駆動パルス信号を生成する。
通信部104では、印刷装置、他の投影装置、分配器等の外部機器との通信データを送受信する。なお、通信は有線、無線何れでもよい。
傾きセンサ105では投影装置10の重力方向からの変位を検出して制御部101に送る。
液晶表示素子106は画像信号に基づく画像を形成する1枚あるいは複数枚の液晶パネルで構成される。
光源107は、液晶表示素子106に光を供給する。
照明光学系108は、光源107から発せられた光を平行化して光束として出力する。投影光学系109は、光源107から発せられた光を液晶表示素子106に供給すること
により得られた光学像を投影画像としてスクリーンに投影する。
図2に、図1の投影装置を複数有する投影システムによりマルチ投影を行う際の本実施例の適用例を示す。マルチ投影とは複数の投影装置のそれぞれにより投影される分割画像(部分画像)をスクリーン(投影面)上でつなぎ合わせる(統合、合成する)ことで1つの投影画像(合成画像)を投影する方式である。マルチ投影システムを構成する投影装置の数は2台に限らない。図2では自機の投影画像と自機に隣接する他のプロジェクタによる投影画像との一部で重畳するように投影する例を示しているが、重畳領域が設定されないマルチ投影方式であっても良い。
図1の構成を有する2台の投影装置10a,10bは、投影システムを構成している。パーソナルコンピュータ(PC)、ブルーレイディスクプレイヤー、テレビチューナー等の信号源20からの画像信号は分配器30で二つに分割され、それぞれ投影装置10a,10bに入力される。投影装置10a,10bはそれぞれ受け取った画像信号に基づく画像をスクリーン40に投影する。
続いて、図3に画像処理部102の内部構成を示す。
2系統の入力画像を受けたスケーリング部201では、フレームメモリ211を用いて各入力画像に対して独立に拡大/縮小処理を施す。
メニュー作成部202では、GUI(Graphical User Interface)やOSD(On Screen Display)を構成するメニュー等の画像を作成する。
メニュー作成部202で作成されたGUI部品の画像、スケーリング部201で拡大/縮小処理された入力画像は、画面合成部203に送られ、PinPやPbyPの画像の生成やGUIやOSDの合成が行われる。これら拡大、縮小、合成の処理をレイアウト処理と称する。
図5(a)に示す2系統の画像信号がスケーリング部201に入力されたとき、スケーリング部201での拡大/縮小処理、及び画面合成部203での合成処理が行われる。これにより、図5(b)に示すPinP(Picture in Picture)画像や図5(c)に示すPbyP(Picture by Picture)画像が得られる。
また、画面合成部203で、スケーリング部201からの画像信号とメニュー作成部202からのGUIが合成されたときの画像の一例を図5(d)に示す。図5(d)において、メニュー501がGUIであり、入力画像信号に基づく画像である風景画像と合成されている。
色補正部204では、画面合成部203の出力信号の色補正を行う。例えば、印刷時には色空間をCMYKに変換して補正し、投影時には色空間を例えばsRGBやAdobeRGBに変換して補正する。印刷時は、本発明において画像装置である印刷機に画像データを出力する場合に相当する。投影時は、本発明において表示手段であるプロジェクタに画像データを出力し、印刷機に画像データを出力しない通常時に相当する。すなわち、色補正部204は、入力される画像データに対し、指示に応じて第1の色空間変換処理及び第2の色空間変換処理のいずれかの色空間変換処理を行う。第1の色空間変換処理は、プロジェクタを構成する液晶表示素子106に適合する色空間の画像データに変換する処理である。第2の色空間変換処理は、画像データの出力先の画像装置である印刷機に適合する色空間の画像データに変換する処理である。
エッジブレンド部205では、色補正部204からの信号にエッジブレンド処理を施す。エッジブレンド部205は図2に示すように、複数台の投影装置によるマルチ投影が行
われている場合に動作する。マルチ投影時の投影画像の一例を図12(a)に示す。領域1201は投影装置10aが投影している領域、領域1202は投影装置10bが投影している領域である。投影装置10a、10bが投影している領域を個別に表した図を図12(b)に示す。ここで、領域1203,1204は投影装置10a、10b双方が投影している重なり領域(重畳領域)である。領域1203,1204は投影装置10a、10b双方が投影しているため、このまま重ね合わせると他の領域より輝度が上がってしまう。このような重畳領域と非重畳領域の輝度の差異が生じることを回避するためにエッジブレンド部205では、領域1203,1204の輝度を落としている。図12(b)では画像端に近付くにつれて輝度が低減するようなエッジブレンド処理を行う例を示しているが、重畳領域における輝度と非重畳領域における輝度との段差が解消できればエッジブレンド処理方法はこの例に限らない。
台形補正部206では、投影装置10の傾きに起因する投影画像の歪みを補正する。具体的には、傾きセンサ105で検出した投影装置10の重力方向からの変位に応じて、画像の形状変換を行う。台形補正部206は、プロジェクタと投影面との位置関係に起因する投影画像の歪みを補正するための画質補正処理の一つである。
このとき、台形補正部206で画像データに対し形状変換処理をし、メモリバス214を介して接続されたフレームメモリ212に形状変換後の画像のデータ書き込む。すなわち、本実施例のフレームメモリ212は、本発明において画質補正処理が行われた画像データを記憶する第2の記憶手段である。画像データの書き込みが完了したら、台形補正部206はメモリバス214を介してフレームメモリ212から画像データを読み出し、台形補正が施された画像データを出力する。
台形補正部206に図12(c)に示す画像が入力された場合、台形補正部206からは、図12(d)に示すような投影面での歪みを打ち消すように信号処理で歪ませた画像が出力される。図12(d)の台形補正は一例であって、傾きセンサ105により検出された傾きに応じて台形補正の態様は異なる。
台形補正部206の出力信号は、ガンマ補正部207で液晶表示素子106の電圧―透過率(もしくは反射率)特性に応じた階調補正処理を施される。
ガンマ補正部207の出力信号に対して、色むら補正部208で液晶表示素子106に起因する色むらを補正する。
色むら補正部208の出力信号は、オーバードライブ部209で液晶表示素子106の応答特性を向上させるためのオーバードライブ処理を受ける。
オーバードライブ部209では、フレームメモリ213に画像信号を格納し、前フレームの輝度値に対して現フレームの輝度が立ち上がるか立ち下がるかを判定する。判定結果に応じて、液晶の駆動電圧を立ち上がり時には高く、立ち下がり時には低くなるよう制御する。これにより、液晶表示素子106の応答特性が向上し、動画表示時特有のちらつきを抑えることができる。フレームメモリ213は液晶表示素子へ入力する画像データを記憶するものであり、本発明の第3の記憶手段である。
なお、エッジブレンド部205、台形補正部206、ガンマ補正部207、色むら補正部208、オーバードライブ部209は投影用補正処理部210を構成している。投影用補正処理部210は、プロジェクタによる表示画像の画質を補正する画質補正処理を行うものであり、液晶表示素子106固有の特性による画質劣化を補正するものである。投影用補正処理後は他の処理を行わず液晶表示素子106に入力することが望ましいので、投影用補正処理部210は画像処理部102の後半部に配置されている。
液晶表示素子106では、パルス生成部103からの駆動パルスにより、画像処理部102の出力信号に基づく画像を表示する。
また、投影用補正処理部210では、例えば台形補正部206において、投影装置10の設置状態(天吊り、平置き)に応じて画像を左右反転、上下反転させる反転処理を施してもよい。
続いて、図4に示すフローチャートを用いて本実施例の投影装置の動作について説明する。
投影装置の動作が開始すると(S401)、画像処理部102に画像信号が入力される(S402)。制御部101は、S403で画像処理部102、パルス生成部103を駆動する。これにより、画像が投影される(S404)。
S405で画像処理部102は制御部101からメニュー(GUI)表示指示があったか否か判別し、指示がない場合は後述のS419に移行する。指示がある場合、S406で画像処理部102はメニュー作成部202を駆動して、例えば図5(d)のようなメニュー表示のためのGUIを生成させることにより、図5(d)のようなメニュー表示が行われる。
メニュー表示が行われている状態で、S407で画像処理部102は投影画像を印刷する指示があるか否か判別し、指示がない場合はS420に移行する。S420で画像処理部102はメニュー消去の指示があるか否か判別し、指示があればS421でメニューを消去する。すなわち画像処理部102はメニュー作成部202にメニュー画像の出力を停止させる。メニュー消去の指示がなければ、画像処理部102はS406に戻りメニュー表示を継続する。
S407で印刷指示ありと判別した場合、画像処理部102はS408でメニュー作成部202からのメニューを消去する。これにより、メニューが合成されていない画像が印刷画像となる。
続いて画像処理部102はS409でフレームメモリ213への書き込み動作を停止する。これにより、フレームメモリ213に格納されていた画像がフリーズした状態で投影される。画像の投影が継続されるので、会議、プレゼンテーション等で投影装置が用いられている場合に、これらを中断せずに済む。
ところで、液晶表示素子106の種類によっては、交流駆動が必要である。交流駆動とは、液晶にかける電界の方向を交互に入れ替えて表示させる方法である。液晶表示素子は、液晶にかける電圧の方向が正方向(正極性)でも逆方向(負極性)でも画像を生成する必要がある。従って正方向用の画像と、逆方向用の画像を1枚ずつ液晶表示素子に送る必要があるので、画像処理部102では、画像信号のフレームの数を倍にする倍速変換処理を行う。
交流駆動時は、画像処理部102はS409において正極性と負極性の2フレーム分の画像をフレームメモリ213に格納する。また、フリーズ画像投影時は画像処理部102はフレームメモリ213から正極性と負極性の2フレーム分の画像を交互に読み出す。
なお、倍速変換処理は台形補正部206で行うのが一般的である。理由はフレームメモリ212を有していることと、投影用補正処理部210の台形補正部206以降の処理を正極性と負極性の2フレーム分に対して施せるからである。
次に、画像処理部102はS410で投影用補正処理部210の動作を停止する。投影用補正処理部210の中の台形補正部206の動作をさせたまま画像を印刷すると、図1
2(d)のような歪んだ画像が印刷されてしまうので、画像処理部102は台形補正部206の動作を停止する。
同様に、マルチ投影時にエッジブレンド部205を動作させたまま印刷すると、図12(b)のような端部の輝度が低下した画像が印刷されてしまうので、エッジブレンド部205の動作を停止する。
マルチ投影時にS409でのフレームメモリ213の書き込みを停止する際は、投影装置10a、10b間の同期を取って、同一フレームの画像でフリーズさせる。
ガンマ補正部207を動作させたまま印刷すると、液晶表示素子106用に階調が補正され、印刷には不適切な階調となるので、画像処理部102はガンマ補正部207の動作を停止する。
色むら補正部208を動作させたまま印刷すると、紙の上では逆に色むらが発生するので、画像処理部102は色むら補正部208の動作を停止する。
オーバードライブ部209では、上述の通り、液晶の駆動電圧を立ち上がり時には高く、立ち下がり時には低くなるよう制御している。従って、オーバードライブ部209を動作させたまま印刷すると、前フレームから階調の変化の大きい部分の階調が持ち上げられ、不要なぎらつき感がでてしまう。よって、印刷時は画像処理部102はオーバードライブ部209の動作を停止する。
投影用補正処理部210の動作を停止した状態でS411では、印刷用の色空間として例えばCMYK空間を制御部101の指示で色補正部204にロードする。
S412では、画像処理部102は台形補正部206とメモリバス214を介して接続されたフレームメモリ212から画像データを取得して通信部104に送り、通信部104から外部機器に画像データを送信する。
このとき、フレームメモリ212から読み出されて外部機器に送信される画像データには、色補正部204で印刷用の色空間を用いて色補正が施され、かつ、印刷時には画質を落とすことになる投影用補正処理部210での処理が施されていない。従って、本実施例によれば、印刷に適した高画質の画像データを外部機器に送信することができる。
一方、液晶表示素子106から投影される画像は、S409でフレームメモリ213の書き込みを停止した際のものである。よって、フレームメモリ213から読み出される画像データは、投影用補正処理部210による処理が施された画像データであるので、投影に適した画像である。
画像処理部102はS413で印刷が完了したか否か判断し、完了していなければS411に戻る。印刷が完了していれば、画像処理部102はS414に移行し、投影用の色空間として例えばsRGBやAdobeRGBを制御部101の指示で色補正部204にロードする。
次に画像処理部102はS415で投影装置10が図2に示すようなマルチ投影を行っているか否かを判別し、一台での投影であれば後述のS417に飛ぶ。マルチ投影であれば、画像処理部102はS416でエッジブレンド部205を作動させる。
S417では、画像処理部102はS410で停止させた投影用補正処理部210を再び作動させる。次に画像処理部102はS418でフレームメモリ213への書き込み動作を再開する。フレームメモリ213への書き込み動作は、例えば、フレーム毎にフレームメモリ213に記憶される画像データを更新することにより行われる。これにより、投
影画像のフリーズが解除されるとともに、投影に適した画像処理が行われた画像が投影される。
画像処理部102はS419で終了指示があるか否か判別し、指示がなければS402に戻り投影を継続する。終了指示があれば、画像処理部102はS422で動作を終了する。
本実施例では、印刷時にフレームメモリ213の書き込みを停止させ、投影用補正処理部210の処理を施した画像をフリーズして投影している。一方、通信部104へ送信する画像は、投影用補正処理部210の中でエッジブレンド部205、台形補正部206のみを経由している。
従って、上記S410の説明で投影用補正処理部210の動作を停止させる、としたが、最低減、エッジブレンド部205、台形補正部206のみを停止させればよい。
なお、図2に示した投影システムでは2台の投影装置を用いる例を示したが、台数はこれに限ったものではない。
また、投影装置10で三次元(3D)画像を投影する場合、台形補正部206で左眼用画像と右眼用画像の間に視差を持たせ、印刷時には左眼用画像と右眼用画像の2枚の画像のうち一方を、フレームメモリ212から通信部104に転送すればよい。このとき、フレームメモリ213には左眼用画像と右眼用画像の2枚の画像データを格納して、3Dで観察可能な投影画像の状態でフリーズすると良い。
以上説明した通り、本実施例では、画像投影中に印刷指示があった場合、投影用補正処理部の動作をさせずに、投影用補正処理部における処理が施されていない画像データをフレームメモリから読み込んで印刷のために印刷機器へ送信する。
その際、印刷用の画像を格納したフレームメモリよりも後段に配置されたフレームメモリの更新を停止し、当該フレームメモリから読み込んだ画像データを用いて投影することで投影画像をフリーズさせる。
これにより、印刷用と投影用とで共通の信号処理部を用いて、印刷に適した画像を得られるとともに、投影画像の品質を維持することができる。また、印刷時にも画像の投影を継続できるので、会議、プレゼンテーション等用いられている場合、これらを中断せずに済む。
さらに、本実施例は印刷画像の送信に限ったものではなく、投影中の画像をファイル化して保存するなど、投影中の画像を外部機器に出力する種々の場合に適用できる。その場合、出力先の外部機器に適合する色空間を用いて色補正部204での色補正を行うようにする。
(実施例2)
本実施例における投影装置の構成は実施例1と同様であり、図1に示す通りである。また、投影装置を複数台用いる場合の構成は、図2に示す通りで実施例1と同様である。
本実施例では、図6に示す通り、フレームメモリ212と投影用補正処理部との接続態様が実施例1と異なる。
実施例1では台形補正部206で画像に対し形状変換処理を行った後の画像信号をフレームメモリ212に書き込む。これに対し、本実施例ではエッジブレンド部205の出力を一旦フレームメモリ212に書き込み、フレームメモリ212から読み出した画像データに対し台形補正部206で形状変換処理を施す点が異なる。マルチ投影を行わずエッジブレンド部205が停止している場合、フレームメモリ213には色補正部204の出力
する画像データが記憶されることになる。すなわち、この場合のフレームメモリ213は、本発明において色空間変換処理が行われた画像データを記憶する第1の記憶手段である。
本実施例の動作は図7のフローチャートに基づく。S701からS708の動作は実施例1のS401からS408の動作と同様なので、説明は省略する。
S709で画像処理部102は投影装置10が図2に示すようなマルチ投影を行っているか否かを判別し、一台での投影を行っているのであれば後述のS712に進む。マルチ投影を行っているのであれば、画像処理部102はS710でフレームメモリ213の書き込み動作(更新)を停止する。これにより、マルチ投影時は更新停止直前にフレームメモリ213に格納された画像がフリーズした状態で投影される。
次にS711で画像処理部102はエッジブレンド部205の動作を停止する。S710で投影画像をフリーズしているのでエッジブレンド部205の動作停止は投影画像の重畳領域における輝度に影響しない。
次のS712からS716の動作は、実施例1のS411からS415の動作と同様なので、説明は省略する。
マルチ投影時はS717でエッジブレンド部205の動作を再開し、S718でフレームメモリ213の書き込み(更新)を再開する。
S720、S721の動作は、実施例1のS420、S421の動作と同様なので、説明は省略する。
本実施例では、マルチ投影時のエッジブレンド部205の動作の停止を除いて、印刷時に投影用補正処理部210の動作を停止しなくても、投影したまま、印刷に適した画像を得られる。なお、図6の構成において、実施例1と同様、投影装置1台での投影時に、投影用補正処理部210の動作を止め、フレームメモリ213の画像をフリーズして投影してもよい。
(実施例3)
本実施例における投影装置の構成は、図1に示す通りで実施例1、2と同様である。また、投影装置を複数台用いる場合の構成は、図2に示す通りで実施例1、2と同様である。
本実施例では、図8に示す通り、投影用補正処理部218に図3のオーバードライブ部209に相当する機能部を具備せず、これに伴い図3のフレームメモリ213に相当する機能部も具備しない点で実施例1、2と異なる。さらに、台形補正部206とガンマ補正部207の間にセレクタ217が具備されていて、セレクタ217ではパターン発生部216の出力と台形補正部206の出力のうち、一方を選択する点が実施例1、2と異なる。
本実施例のパターン発生部216では、所定の固定パターン画像、例えば全面黒色等の単一色の画像を発生させる。
また、本実施例では実施例1と同様、台形補正部206で画像信号に対し形状変換処理をしてからフレームメモリ212に書き込み、これを読み出して通信部に送る。
本実施例の動作は図9のフローチャートに基づく。
S901からS907の動作は実施例1のS401からS407の動作と同様なので、説明は省略する。
印刷時において、S908では、制御部101の指示により、セレクタ217がパターン発生部216の出力を選択する。
次にS909で画像処理部102は印刷用の色空間として例えばCMYK空間を制御部101の指示で色補正部204にロードする。
S910で画像処理部102は投影装置10が図2に示すようなマルチ投影を行っているか否かを判別し、一台での投影であれば後述のS912に進む。マルチ投影であれば、画像処理部102はS911でエッジブレンド部205の動作を停止させる。続いて、S912では画像処理部102は台形補正部206の動作を停止させる。
本実施例では、印刷時に全面単一色を投影するので、台形補正部206の動作を停止して投影画像が歪んでも何ら問題はない。
さらに、S913で画像処理部102はメニュー作成部202からのメニューを消去する。すなわち画像処理部102はメニュー作成部202にGUI画像の出力を停止させる。
S914では、画像処理部102は台形補正部206とメモリバス214を介して接続されたフレームメモリ212から画像データを読み出して通信部104へ送り、通信部104から外部機器に画像データを送信する。
S915からS918の動作は、実施例1のS413からS416の動作と同様なので、説明は省略する。
S919で画像処理部102は台形補正部206の動作を再開する。
S920で画像処理部102はセレクタ217で台形補正部206の出力を選択する。これにより、投影用補正処理を施した画像の投影が再開される。
S921からS924の動作は、実施例1のS419からS422と同様なので、説明は省略する。
本実施例では、投影用補正処理部210にフレームメモリが一個しかなくても、パターン発生部216を具備し、印刷時はパターン発生部216からの信号を投影することで、印刷時に印刷に適した画像が得られるとともに、投影画像の破綻を抑制できる。
(実施例4)
本実施例における投影装置の構成は、図1に示す通りで実施例1と同様である。また、投影装置を複数台用いる場合の構成は、図2に示す通りで実施例1と同様である。
本実施例では、図10に示す通り、印刷用画像格納専用のフレームメモリ219を具備する点が実施例1と異なる。このフレームメモリ219は、色補正部204の出力する画像データを記憶するものであり、本発明の第1の記憶手段である。
また、本実施例では、実施例1と同様、台形補正部206で画像信号に対し形状変換処理を施してからフレームメモリ212に書き込み、これを読み出してガンマ補正部207に送る。
本実施例の動作は図11のフローチャートに基づく。S1101からS1108の動作は、実施例1のS401からS408の動作と同様なので、説明は省略する。
S1109では、画像処理部102は印刷用の色空間として例えばCMYK空間を制御部101の指示で色補正部204にロードする。
S1110では、画像処理部102は色補正部204とメモリバス214を介して接続されたフレームメモリ219から画像データを読み出して通信部104に送り、通信部104から外部機器に送信する。
S1111で画像処理部102は印刷が完了したか否か判断し、完了していなければS1109に戻る。印刷が完了していれば、画像処理部102はS1112に移行し、投影用の色空間として例えばsRGBやAdobeRGB空間を制御部101の指示で色補正
部204にロードする。
S1113からS1116の動作は、実施例1のS419からS422と同様なので、説明は省略する。
本実施例でも倍速変換処理は台形補正部206おこなう、従って、フレームメモリ219には正極性と負極性の画像うちどちらか一方しか格納されない。しかし、印刷用画像としては、どちらか一方があれば十分なので、何ら問題はない。
また、本実施例において、実施例1と同様に、印刷時には投影用補正処理部210の動作を停止し、かつ、フレームメモリ213の書き込み(更新)を停止しフリーズ画を投影してもよい。
以上説明した各実施例では、印刷機器への画像信号の出力機能を有するプロジェクタに本発明を適用した例を説明したが、本発明はプロジェクタに限らず液晶表示装置、テレビ装置等の種々の表示装置に適用できる。また、画像信号の出力先はプリンタ等の印刷機器に限らず、ハードディスクやメモリカード等の記憶装置であっても良い。その場合、画像信号は画像ファイルとして記憶装置へ出力される。また、実施例ではプロジェクタから外部機器であるプリンタへ通信部を介して画像信号を送信する構成を例に説明したが、プロジェクタ本体に印刷機能が搭載されていても良い。それは記憶装置へ出力する場合も同様である。例えば、プロジェクタ本体にメモリカードスロットを備え、投影中の画像をメモリカードスロットに挿入されたメモリカードに画像ファイルとして保存することができるプロジェクタに本発明を適用できる。同様に、印刷機能を有する液晶モニタ、表示中の画像をメモリカードに記録可能なテレビ装置等への適用も考えられる。
102:画像処理部、104:通信部、106:液晶表示素子

Claims (22)

  1. 入力される画像データに対し台形補正処理を行う台形補正手段と、
    画像データを格納する第1のメモリと、
    前記第1のメモリから読み出した画像データに対し投影のための補正を行う投影補正処理手段と、
    前記投影補正処理手段による補正後の画像データを格納する第2のメモリと、
    前記第2のメモリから読み出した画像データに基づく画像を投影する投影手段と、
    前記投影手段とは異なる画像装置へ画像データを出力する出力手段と、
    前記投影手段により投影を行う場合には前記台形補正処理後の画像データを前記第1のメモリに格納する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記出力手段により前記画像装置へ画像データを出力する場合には、前記第2のメモリへの画像データの書き込みを停止し、前記投影手段により投影される画像がフリーズした状態となるように制御するとともに、前記台形補正手段による前記台形補正処理を行わずに画像データを前記第1のメモリに格納し、前記第1のメモリに格納された前記台形補正処理が行われていない画像データであって、前記投影補正処理手段による補正が行われていない画像データが前記出力手段により前記画像装置へ出力されるよう制御することを特徴とする投影装置。
  2. 像データに対し、拡大、縮小、合成の少なくともいずれかの処理を行う画像処理手段をさらに備え
    前記画像処理手段により処理が行われた画像データが前記台形補正手段に出力されることを特徴とする請求項1に記載の投影装置。
  3. 前記画像処理手段が行う合成処理は、GUI(Graphical User Interface)を構成する画像を合成する処理、OSD(On Screen Display)を構成する画像を合成する処理、PinP(Picture in Picture)のための画像を合成する処理、及びPbyP(Picture by
    Picture)のための画像を合成する処理の少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項に記載の投影装置。
  4. 画像データに対し、前記投影手段に適合する色空間の画像データへ変換する色空間変換処理手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記出力手段により前記画像装置へ画像データを出力する場合には、前記色空間変換処理手段による前記投影手段に適合する色空間への変換を行わずに画像データを前記第1のメモリに格納するよう制御することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の投影装置。
  5. 前記色空間変換処理手段は、画像データに対し、前記投影手段に適合する色空間の画像データへ変換する処理又は前記画像装置に適合する色空間の画像データへ変換する処理を行うものであって、
    前記制御手段は、前記出力手段により前記画像装置へ画像データを出力する場合には、前記色空間変換処理手段による前記画像装置に適応する色空間への変換を行って画像データを前記第1のメモリに格納するよう制御することを特徴とする請求項4に記載の投影装置。
  6. 像データに対し、拡大、縮小、合成の少なくともいずれかの処理を行う画像処理手段をさらに備え
    前記画像処理手段により処理が行われた画像データが、前記色空間変換処理手段に出力されることを特徴とする請求項4又は5に記載の投影装置。
  7. 前記制御手段は、前記出力手段により前記画像装置へ画像データを出力する場合に、前記画像処理手段によりメニュー画像が合成された画像データに基づく画像を前記投影手段により投影しているときは、前記合成されたメニュー画像を消去した画像データが前記出力手段により前記画像装置へ出力されるよう制御することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の投影装置。
  8. 前記出力手段により前記画像装置へ画像データを出力する場合、前記投影手段は、所定の固定パターンの画像を投影することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の投影装置。
  9. 前記画像装置は、印刷機である請求項1ないし8のいずれか1項に記載の投影装置。
  10. 前記投影補正処理手段による補正処理、階調補正処理、前記投影手段を構成する表示素子に起因する応答特性を向上させるためのオーバードライブ処理、及び前記投影手段を構成する表示素子に起因する色むらを補正する処理の少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の投影装置。
  11. 前記投影補正処理手段は、自機による投影画像と他の投影装置による投影画像とを投影面において一部を重畳させることにより繋ぎ合わせて合成画像を投影するマルチ投影を行う場合に、合成画像における重畳領域の輝度と非重畳領域の輝度との差異を低減するために、自機による投影画像における重畳領域の輝度を非重畳領域の輝度より低くするエッジブレンド処理を行うことを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載の投影装置。
  12. 入力される画像データに対し台形補正処理を行う台形補正工程と、
    第1のメモリに画像データを格納する工程と、
    前記第1のメモリから読み出した画像データに対し投影のための補正を行う投影補正処理工程と、
    第2のメモリに前記投影補正処理工程による補正後の画像データを格納する工程と、
    前記第2のメモリから読み出した画像データに基づく画像を投影手段により投影する工
    程と、
    前記投影手段とは異なる画像装置へ画像データを出力する出力工程と、
    前記投影手段により投影を行う場合に、前記台形補正処理後の画像データを前記第1のメモリに格納する工程と、
    を有し、
    前記出力工程により前記画像装置へ画像データを出力する工程では、前記第2のメモリへの画像データの書き込みを停止し、前記投影手段により投影される画像がフリーズした状態となるように制御するとともに、前記台形補正処理を行わずに画像データを前記第1のメモリに格納し、前記第1のメモリに格納された前記台形補正処理が行われていない画像データであって、前記投影補正処理工程による補正が行われていない画像データが前記画像装置へ出力されるよう制御することを特徴とする投影装置の制御方法。
  13. 画像データに対し、拡大、縮小、合成の少なくともいずれかの処理を行う画像処理工程をさらに有し、
    前記画像処理工程により処理が行われた画像データに対し前記台形補正処理が行われることを特徴とする請求項12に記載の投影装置の制御方法。
  14. 前記画像処理工程における合成処理は、GUI(Graphical User Interface)を構成する画像を合成する処理、OSD(On Screen Display)を構成する画像を合成する処理、PinP(Picture in Picture)のための画像を合成する処理、及びPbyP(Picture by Picture)のための画像を合成する処理の少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項13に記載の投影装置の制御方法。
  15. 画像データに対し、前記投影手段に適合する色空間の画像データへ変換する色空間変換処理工程と、
    前記出力工程により前記画像装置へ画像データを出力する工程では、前記色空間変換処理工程による前記投影手段に適合する色空間への変換を行わずに画像データを前記第1のメモリに格納するよう制御することを特徴とする請求項12ないし14のいずれか1項に記載の投影装置の制御方法。
  16. 前記色空間変換処理工程では、画像データに対し、前記投影手段に適合する色空間の画像データへ変換する処理又は前記画像装置に適合する色空間の画像データへ変換する処理を行うものであって、
    前記画像装置へ画像データを出力する工程では、前記色空間変換処理工程による前記画像装置に適応する色空間への変換を行って画像データを前記第1のメモリに格納するよう制御することを特徴とする請求項15に記載の投影装置の制御方法。
  17. 画像データに対し、拡大、縮小、合成の少なくともいずれかの処理を行う画像処理工程をさらに有し、
    前記画像処理工程により処理が行われた画像データに対し前記色空間変換処理工程の処理が行われることを特徴とする請求項15又は16に記載の投影装置の制御方法。
  18. 前記画像装置へ画像データを出力する工程では、前記画像処理工程によりメニュー画像が合成された画像データに基づく画像を前記投影手段により投影している場合、前記合成されたメニュー画像を消去した画像データが前記画像装置へ出力されるよう制御することを特徴とする請求項12ないし17のいずれか1項に記載の投影装置の制御方法。
  19. 前記出力工程において前記画像装置へ画像データが出力される場合に、前記投影手段に所定の固定パターンの画像を投影させる工程をさらに有することを特徴とする請求項12ないし18のいずれか1項に記載の投影装置の制御方法。
  20. 前記画像装置は、印刷機である請求項12ないし19のいずれか1項に記載の投影装置の制御方法。
  21. 前記投影補正処理工程による補正処理は、階調補正処理、前記投影手段を構成する表示素子に起因する応答特性を向上させるためのオーバードライブ処理、及び前記投影手段を構成する表示素子に起因する色むらを補正する処理の少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項12ないし20のいずれか1項に記載の投影装置の制御方法。
  22. 前記投影補正処理工程では、自機による投影画像と他の投影装置による投影画像とを投影面において一部を重畳させることにより繋ぎ合わせて合成画像を投影するマルチ投影を行う場合に、合成画像における重畳領域の輝度と非重畳領域の輝度との差異を低減するために、自機による投影画像における重畳領域の輝度を非重畳領域の輝度より低くするエッジブレンド処理を行うことを特徴とする請求項12ないし21のいずれか1項に記載の投影装置の制御方法。
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