JP6115373B2 - 車両用空調装置 - Google Patents
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Description
また、車室内に大きな温度分布が発生した場合に、床下側室内熱交換器(15)および天井側室内熱交換器(17)を凝縮器として用い、車両床部で主要暖房を行い、車両天井部で補助暖房を行う第2の暖房モードに切り替えることで、車室内の温度分布を小さくすることができる。第2の暖房モードでは、天井側室内熱交換器(17)を凝縮器として用いているため、天井側室内熱交換器(17)を有効に利用することができ、サイクルの効率向上を図ることができる。
また、請求項5に記載の発明では、冷媒を圧縮して吐出する電動圧縮機(12)と、車室内を暖房する暖房運転時に室外空気から冷媒に吸熱させる室外熱交換器(11)と、車両(1)の床部に配置され、前記暖房運転時に前記電動圧縮機(12)の吐出冷媒から乗員の足下側に向かって吹き出される空気へ放熱させる床下側室内熱交換器(15)と、前記暖房運転時に前記床下側室内熱交換器(15)から流出した冷媒を減圧膨張させることが可能な第1減圧手段(16)と、前記車両(1)の天井部に配置された天井側室内熱交換器(17)と、前記暖房運転時に前記天井側室内熱交換器(17)から流出した冷媒を減圧膨張させることが可能な第2減圧手段(18)と、前記暖房運転と、前記車室内を冷房する冷房運転とを切り替える冷暖房切替手段(13)を備え、前記冷房運転では、前記室外熱交換器(11)にて前記電動圧縮機(12)の吐出冷媒から室外空気へ放熱させ、前記第2減圧手段(18)にて前記室外熱交換器(11)から流出した冷媒を減圧膨張させ、前記天井側室内熱交換器(17)にて前記第2減圧手段(18)で減圧膨張された冷媒に乗員の頭上側に向かって吹き出される空気から吸熱させ、前記床下側室内熱交換器(15)にて前記第2減圧手段(18)で減圧膨張された冷媒に乗員の床下側に向かって吹き出される空気から吸熱させ、冷媒を前記床下側室内熱交換器(15)をバイパスさせるバイパス流路(19)と、前記第2減圧手段(18)で前記室外熱交換器(11)から流出した冷媒を減圧膨張させ、前記第1減圧手段(16)で前記天井側室内熱交換器(17)から流出した冷媒を減圧膨張させない第1の冷房モードと、前記第2減圧手段(18)で前記室外熱交換器(11)から流出した冷媒を減圧膨張させ、前記バイパス流路(19)によって冷媒を前記床下側室内熱交換器(15)をバイパスさせる第2の冷房モードとを切り替える冷房モード切替手段(31)と、前記車両の室内温度を検出する内気温検出手段(32b、32c)とを備え、前記冷房モード切替手段(31)は、前記内気温検出手段(32b、32c)で検出した室内温度が所定の基準温度になった場合に、前記第1の冷房モードから前記第2の冷房モードに切り替えることを特徴としている。
これにより、第1の冷房モードでは、車両天井部付近からの冷風の吹き出しに加えて、車両床部付近からも補助的に冷風を吹き出すことができ、冷房運転開始時のような急速にクールダウンが必要な状況で有効である。また、車室内の温度分布を小さくなった場合には、第2の冷房モードに切り替えることで、車両天井部付近のみから冷風を吹き出すことができる。
本発明は、上述の実施形態に限定されることなく、以下のように種々変形可能である。
また、上述の実施形態では、通常運転モード時に天井側室内熱交換器15を蒸発器として使用する際に、冷媒と熱交換した外気は天井吹出ダクト5を介して車両後方の排出口6から排出させるように構成したが、外気の排出口は車両後方以外の部位に設けてもよい。
12 圧縮機
15 床下側室内熱交換器
16 第1絞り装置(第1減圧手段)
17 天井側室内熱交換器
18 第2絞り装置(第2減圧手段)
19 バイパス流路
20 バイパス弁
Claims (6)
- 冷媒を圧縮して吐出する電動圧縮機(12)と、
車室内を暖房する暖房運転時に室外空気から冷媒に吸熱させる室外熱交換器(11)と、
車両(1)の床部に配置され、前記暖房運転時に前記電動圧縮機(12)の吐出冷媒から乗員の足下側に向かって吹き出される空気へ放熱させる床下側室内熱交換器(15)と、
前記暖房運転時に前記床下側室内熱交換器(15)から流出した冷媒を減圧膨張させることが可能な第1減圧手段(16)と、
前記車両(1)の天井部に配置された天井側室内熱交換器(17)と、
前記暖房運転時に前記天井側室内熱交換器(17)から流出した冷媒を減圧膨張させることが可能な第2減圧手段(18)と、
前記第1減圧手段(16)で前記床下側室内熱交換器(15)から流出した冷媒を減圧膨張させ、前記第2減圧手段(18)で前記天井側室内熱交換器(17)から流出した冷媒を減圧膨張させない第1の暖房モードと、前記第1減圧手段(16)で前記床下側室内熱交換器(15)から流出した冷媒を減圧膨張させず、前記第2減圧手段(18)で前記天井側室内熱交換器(17)から流出した冷媒を減圧膨張させる第2の暖房モードとを切り替える暖房モード切替手段(31)とを備え、
前記第1の暖房モードでは、前記床下側室内熱交換器(15)にて前記電動圧縮機(12)の吐出冷媒から乗員の足下側に向かって吹き出される空気へ放熱させ、前記天井側室内熱交換器(17)にて前記第1減圧手段(16)で減圧膨張された冷媒に室外空気から吸熱させ、前記室外熱交換器(11)にて前記天井側室内熱交換器(17)から流出した冷媒に室外空気から吸熱させ、
前記第2の暖房モードでは、前記床下側室内熱交換器(15)にて前記電動圧縮機(12)の吐出冷媒から乗員の足下側に向かって吹き出される空気へ放熱させ、前記天井側室内熱交換器(17)にて前記床下側室内熱交換器(15)から流出した冷媒から乗員の頭上側に向かって吹き出される空気に放熱させ、前記室外熱交換器(11)にて前記第2減圧手段(18)で減圧膨張した冷媒に室外空気から吸熱させ、
前記床部近傍の室内温度を検出する第1温度検出手段(32b)と、
前記天井近傍の室内温度を検出する第2温度検出手段(32c)とを備え、
前記暖房モード切替手段(31)は、前記第1温度検出手段(32b)で検出した室内温度と前記第2温度検出手段(32c、S11〜S15)で検出した室内温度との温度差が予め設定された基準時間を超えて予め設定された基準値を上回った場合に、前記第1の暖房モードから前記第2の暖房モードに切り替えることを特徴とする車両用空調装置。 - 前記暖房運転と、前記車室内を冷房する冷房運転とを切り替える冷暖房切替手段(13)を備え、
前記冷房運転では、
前記室外熱交換器(11)にて前記電動圧縮機(12)の吐出冷媒から室外空気へ放熱させ、
前記第2減圧手段(18)にて前記室外熱交換器(11)から流出した冷媒を減圧膨張させ、
前記天井側室内熱交換器(17)にて前記第2減圧手段(18)で減圧膨張された冷媒に乗員の頭上側に向かって吹き出される空気から吸熱させ、
前記床下側室内熱交換器(15)にて前記第2減圧手段(18)で減圧膨張された冷媒に乗員の床下側に向かって吹き出される空気から吸熱させることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。 - 冷媒を前記床下側室内熱交換器(15)をバイパスさせるバイパス流路(19)と、
前記第2減圧手段(18)で前記室外熱交換器(11)から流出した冷媒を減圧膨張させ、前記第1減圧手段(16)で前記天井側室内熱交換器(17)から流出した冷媒を減圧膨張させない第1の冷房モードと、前記第2減圧手段(18)で前記室外熱交換器(11)から流出した冷媒を減圧膨張させ、前記バイパス流路(19)によって冷媒を前記床下側室内熱交換器(15)をバイパスさせる第2の冷房モードとを切り替える冷房モード切替手段(31)とを備えることを特徴とする請求項2に記載の車両用空調装置。 - 前記車両の室内温度を検出する内気温検出手段(32b、32c)を備え、
前記冷房モード切替手段(31)は、前記内気温検出手段(32b、32c)で検出した室内温度が所定の基準温度になった場合に、前記第1の冷房モードから前記第2の冷房モードに切り替えることを特徴とする請求項3に記載の車両用空調装置。 - 冷媒を圧縮して吐出する電動圧縮機(12)と、
車室内を暖房する暖房運転時に室外空気から冷媒に吸熱させる室外熱交換器(11)と、
車両(1)の床部に配置され、前記暖房運転時に前記電動圧縮機(12)の吐出冷媒から乗員の足下側に向かって吹き出される空気へ放熱させる床下側室内熱交換器(15)と、
前記暖房運転時に前記床下側室内熱交換器(15)から流出した冷媒を減圧膨張させることが可能な第1減圧手段(16)と、
前記車両(1)の天井部に配置された天井側室内熱交換器(17)と、
前記暖房運転時に前記天井側室内熱交換器(17)から流出した冷媒を減圧膨張させることが可能な第2減圧手段(18)と、
前記暖房運転と、前記車室内を冷房する冷房運転とを切り替える冷暖房切替手段(13)を備え、
前記冷房運転では、
前記室外熱交換器(11)にて前記電動圧縮機(12)の吐出冷媒から室外空気へ放熱させ、
前記第2減圧手段(18)にて前記室外熱交換器(11)から流出した冷媒を減圧膨張させ、
前記天井側室内熱交換器(17)にて前記第2減圧手段(18)で減圧膨張された冷媒に乗員の頭上側に向かって吹き出される空気から吸熱させ、
前記床下側室内熱交換器(15)にて前記第2減圧手段(18)で減圧膨張された冷媒に乗員の床下側に向かって吹き出される空気から吸熱させ、
冷媒を前記床下側室内熱交換器(15)をバイパスさせるバイパス流路(19)と、
前記第2減圧手段(18)で前記室外熱交換器(11)から流出した冷媒を減圧膨張させ、前記第1減圧手段(16)で前記天井側室内熱交換器(17)から流出した冷媒を減圧膨張させない第1の冷房モードと、前記第2減圧手段(18)で前記室外熱交換器(11)から流出した冷媒を減圧膨張させ、前記バイパス流路(19)によって冷媒を前記床下側室内熱交換器(15)をバイパスさせる第2の冷房モードとを切り替える冷房モード切替手段(31)と、
前記車両の室内温度を検出する内気温検出手段(32b、32c)とを備え、
前記冷房モード切替手段(31)は、前記内気温検出手段(32b、32c)で検出した室内温度が所定の基準温度になった場合に、前記第1の冷房モードから前記第2の冷房モードに切り替えることを特徴とする車両用空調装置。 - 前記天井側室内熱交換器(17)に室外空気を導入する外気導入口(4)と、
前記天井側室内熱交換器(17)で冷媒と熱交換された空気を前記車両(1)の外部に排出するための排出口(6)を備え、
前記第1の暖房モードでは、前記天井側室内熱交換器(17)にて前記第1減圧手段(16)で減圧膨張された冷媒に前記外気導入口(4)から導入された室外空気から吸熱させ、この室外空気を前記排出口(6)から排出させることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
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