JP2011225072A - 車両用空気調和装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】室内熱交換器を冷房用と暖房用を別に設けて異なる位置に設置することにより、冷風と温風のそれぞれを適した位置から吹出させることにより、熱損失が少なく車内温度を適切に保つと共に、省エネルギー化にも有効な車両用空気調和装置を提供すること。
【解決手段】圧縮機、四方弁、室外熱交換器、室内熱交換器等からなる冷媒回路を有し、室内熱交換器を、冷房用室内熱交換器7と暖房用室内熱交換器8とによって構成し、暖房用室内熱交換器8を車両20の下部に設置し、冷房用室内熱交換器7を車両20の上部に設置した。
【選択図】図2
【解決手段】圧縮機、四方弁、室外熱交換器、室内熱交換器等からなる冷媒回路を有し、室内熱交換器を、冷房用室内熱交換器7と暖房用室内熱交換器8とによって構成し、暖房用室内熱交換器8を車両20の下部に設置し、冷房用室内熱交換器7を車両20の上部に設置した。
【選択図】図2
Description
本発明は、車両にヒートポンプ式空調機を設置して、車内を冷暖房する車両用空気調和装置に関するものである。
従来の車両用空気調和装置に、構成部品を車体の床下の一箇所に集中して設置し、冷房運転と同じ冷凍サイクルを用いて、冷媒を逆転させることにより暖房運転を行うようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の車両用空気調和装置は、冷風と温風の発生位置が同じであるため、性質の異なる冷風と温風の吹出し位置が適切でない場合があり、このため、車内温度を快適に保つことができなかった。
また、冷風と温風の吹出し口が別であっても、室内熱交換器とその吹出し口が離れると調和空気が車内に到達するまでの熱損失が大きいため、やはり車内温度を適切に保つことができないなどの問題があった。
また、冷風と温風の吹出し口が別であっても、室内熱交換器とその吹出し口が離れると調和空気が車内に到達するまでの熱損失が大きいため、やはり車内温度を適切に保つことができないなどの問題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、室内熱交換器を冷房用と暖房用を別に設けて異なる位置に設置することにより、冷風と温風のそれぞれを適した位置から吹出させることにより、熱損失が少なく車内温度を適切に保つと共に、省エネルギー化にも有効な車両用空気調和装置を提供することを目的としたものである。
本発明に係る車両用空気調和装置は、圧縮機、四方弁、室外熱交換器、室内熱交換器等からなる冷媒回路を有し、前記室内熱交換器を、冷房用室内熱交換器と暖房用室内熱交換器とによって構成し、前記暖房用室内熱交換器を車両の下部に設置し、前記冷房用室内熱交換器を前記車両の上部に設置したものである。
本発明は、室内熱交換器を冷房用室内熱交換器と暖房用熱交換器とによって構成し、冷房用室内熱交換器を車両の上部に、暖房用室内熱交換器を車両の下部に、両者を離れた位置に設置したので、車内温度を常に快適に保持することができる。
[実施の形態1]
図1は本発明の実施の形態1に係る車両用空気調和装置の冷媒回路の説明図、図2は図1の構成部品の配置説明図である。
図1において、1は圧縮機、2は逆止弁3aを介して圧縮機1の吐出口に接続された四方弁である。4aは第1の三方弁、4bは第2の三方弁で、第1の三方弁4aは、四方弁2と冷房用室内熱交換器7の吐出口、及び暖房用室内熱交換器8の吸込み口に接続されている。
図1は本発明の実施の形態1に係る車両用空気調和装置の冷媒回路の説明図、図2は図1の構成部品の配置説明図である。
図1において、1は圧縮機、2は逆止弁3aを介して圧縮機1の吐出口に接続された四方弁である。4aは第1の三方弁、4bは第2の三方弁で、第1の三方弁4aは、四方弁2と冷房用室内熱交換器7の吐出口、及び暖房用室内熱交換器8の吸込み口に接続されている。
また、第2の三方弁4bは、第2のキャピラリーチューブ6bを介して冷房用室内熱交換器7の吸込み口、及び暖房用室内熱交換器8の吐出口に接続されている。
5は一方の接続口が四方弁2に接続された室外熱交換器で、他方の接続口は逆止弁3b又は第1のキャピラリーチューブ6aを介して第2の三方弁4bに接続されている。
5は一方の接続口が四方弁2に接続された室外熱交換器で、他方の接続口は逆止弁3b又は第1のキャピラリーチューブ6aを介して第2の三方弁4bに接続されている。
上記のような冷媒回路の各構成部品の配置状態を示す図2において、20は車両で、車体の床21の下に設けた下部収納空間22には、圧縮機1、四方弁2、第1、第2の三方弁4a,4b、室外熱交換器5(いずれも図示せず)、及び暖房用室内熱交換器8が設置されている。23は床21に設けられて車内の空気を下部収納空間に吸込む吸込み口、24は暖房用室内熱交換器8によって加熱された温風を車内に吹出す吹出し口である。
また、冷房用室内熱交換器7は車体の上部に設けた上部収納空間26内に設置されており(図には、車体の屋根の上、したがって室外に設けた場合を示してあるが、以下の説明でも冷房用室内熱交換器と云う)、車体の壁面内に設けた配管(図示せず)によって、四方弁2及び第2の三方弁4bと接続されている。27は天井25に設けられて車内の空気を上部収納空間26に吸込む吸込み口、28は冷房用室内熱交換器7によって冷却された冷風を車内に吹出す吹出し口である。
次に、上記のように構成した本実施の形態の作用を説明する。
冷房運転を行う場合は、第1の三方弁4aを室外熱交換器5側に、第2の三方弁4bを第2のキャピラリーチューブ6b側にそれぞれ切り換える。
冷房運転を行う場合は、第1の三方弁4aを室外熱交換器5側に、第2の三方弁4bを第2のキャピラリーチューブ6b側にそれぞれ切り換える。
そして、圧縮機1を駆動して、冷媒を逆止弁3a、四方弁2、室外熱交換器5、逆止弁3b、第2のキャピラリーチューブ6bを経て冷房用室内熱交換器7に流し、車両20の天井25に設けた吸込み口27から吸込んだ車内空気を冷房用室内熱交換器7を通過させて熱交換し、冷風として吹出し口28から車内に吹き出し、車内の温度を適切に保持する。
冷房用室内熱交換器7を通った冷媒は、第1の三方弁4aから四方弁2を経て再び圧縮機1に戻り、以後この動作を繰り返す。
冷房用室内熱交換器7を通った冷媒は、第1の三方弁4aから四方弁2を経て再び圧縮機1に戻り、以後この動作を繰り返す。
暖房運転を行う場合は、第1の三方弁4aを暖房用室内熱交換器8側に切り換え、また、第2の三方弁4bを第1のキャピラリーチューブ6a側に切り換える。
そして圧縮機1を駆動し、冷媒を逆止弁3a、四方弁2、第1の三方弁4aを経て暖房用室内熱交換器8に流し、車両20の床21に設けた吸込み口23から吸込まれた室内空気を暖房用室内熱交換器8を通過させて熱交換し、温風として吹出し口24から車内に吹出し、車内の温度を適切に保持する。
暖房用室内熱交換器8を通った冷媒は、第2の三方弁4b、第1のキャピラリーチューブ6a、室外熱交換器5、四方弁2を経て再び圧縮機1に戻り、以後この動作を繰り返す。
暖房用室内熱交換器8を通った冷媒は、第2の三方弁4b、第1のキャピラリーチューブ6a、室外熱交換器5、四方弁2を経て再び圧縮機1に戻り、以後この動作を繰り返す。
上記の説明では、冷房用室内熱交換器7を車体の屋根の上に設置した場合を示したが、これに限定するものではなく、例えば、天井25の車内側に設けるなど、車体の上部であれば他の位置に設けてもよい。
また、圧縮機1、四方弁2、第1、第2の逆止弁3a,3b、第1、第2の三方弁4a,4b、室外熱交換器5、第1、第2のキャピラリーチューブ6a,6bを下部収納空間22に配設した場合を示したが、上部収納空間26に設置して、車体壁面内に設けた配管29(図3参照)により暖房用室内熱交換器8と接続してもよい。
また、圧縮機1、四方弁2、第1、第2の逆止弁3a,3b、第1、第2の三方弁4a,4b、室外熱交換器5、第1、第2のキャピラリーチューブ6a,6bを下部収納空間22に配設した場合を示したが、上部収納空間26に設置して、車体壁面内に設けた配管29(図3参照)により暖房用室内熱交換器8と接続してもよい。
本実施の形態によれば、室内熱交換器を冷房用室内熱交換器7と暖房用室内熱交換器8とによって構成し、冷房用室内熱交換器7を車両20の上部に、暖房用室内熱交換器8を車両20の下部に、両者を離れた位置に設置したので、車内における天井部と床部との温度差を少なくすることができ、車内温度を常に快適に保持することができる。
また、これにより、圧縮機1の運転の省エネルギー化を実現することができる。
また、これにより、圧縮機1の運転の省エネルギー化を実現することができる。
[実施の形態2]
図3は本発明の実施の形態2に係る車両用空気調和装置の要部の説明図である。
実施の形態1では、暖房用室内熱交換器8を車両20の床下に設けた下部収納空間22に設置した場合を示したが、本実施の形態は、実施の形態1の車両用空気調和装置において、暖房用室内熱交換器8を座席30の下に設けたものである。
図3は本発明の実施の形態2に係る車両用空気調和装置の要部の説明図である。
実施の形態1では、暖房用室内熱交換器8を車両20の床下に設けた下部収納空間22に設置した場合を示したが、本実施の形態は、実施の形態1の車両用空気調和装置において、暖房用室内熱交換器8を座席30の下に設けたものである。
本実施の形態においては、小型分散化した複数台の暖房用室内熱交換器8a,8b,…,8nを、全部又は一部の座席30の下に設置したもので、これにより、車内の温度ムラを少なくすることができる。この場合、各暖房用室内熱交換器8a〜8nの近傍に小型送風機9(図4参照)を設置し、暖房用室内熱交換器8a〜8nで加熱された温風を送風するようにすれば、車内の温度ムラをより少なくすることができる。
[実施の形態3]
図4は本発明の実施の形態3に係る車両用空気調和装置の要部の説明図である。
本実施の形態は、実施の形態2の車両用空気調和装置において、座席30の下に小型化した暖房用室内熱交換器8a〜8n及び小型送風機9を設置すると共に、座席30の下の複数箇所に温度センサ10を設けたものである。
図4は本発明の実施の形態3に係る車両用空気調和装置の要部の説明図である。
本実施の形態は、実施の形態2の車両用空気調和装置において、座席30の下に小型化した暖房用室内熱交換器8a〜8n及び小型送風機9を設置すると共に、座席30の下の複数箇所に温度センサ10を設けたものである。
そして、この温度センサ10により車内の複数箇所の温度を検出し、その近傍に設置されたそれぞれの小型送風機9を制御するようにしたものである。
これにより、車内の温度を均等に保つことができ、また省エネルギー化にも寄与することができる。
これにより、車内の温度を均等に保つことができ、また省エネルギー化にも寄与することができる。
1 圧縮機、2 四方弁、3a,3b 逆止弁、4a,4b 三方弁、5 室外熱交換器、6a,6b キャピラリーチューブ、7 冷房用室内熱交換器、8,8a〜8n 暖房用室内熱交換器、9 小型送風機、10 温度センサ、20 車両、21 床、22 下部収納空間、25 天井、26 上部収納空間、30 座席。
Claims (6)
- 圧縮機、四方弁、室外熱交換器、室内熱交換器等からなる冷媒回路を有し、
前記室内熱交換器を、冷房用室内熱交換器と暖房用室内熱交換器とによって構成し、前記暖房用室内熱交換器を車両の下部に設置し、前記冷房用室内熱交換器を前記車両の上部に設置したことを特徴とする車両用空気調和装置。 - 前記四方弁と冷房用室内熱交換器との間に第1の三方弁を設けると共に、前記室外熱交換器と冷房用室内熱交換器との間に第2の三方弁を設け、第1、第2の三方弁を前記暖房用室内熱交換器に接続したことを特徴とする請求項1記載の車両用空気調和装置。
- 前記圧縮機、四方弁、室外熱交換器及び暖房用室内熱交換器を前記車両の下部に設けた下部収納空間に設置すると共に、前記冷房用室内熱交換器を前記車両の上部に設けた上部収納空間に設置し、前記第1、第2の三方弁を前記下部収納空間又は上部収納空間に設置したことを特徴とする請求項2記載の車両用空気調和装置。
- 前記暖房用室内熱交換器を小型分散化して前記車両の座席の下に設置したことを特徴とする請求項1又は2記載の車両用空気調和装置。
- 前記車両の座席の下に複数の小型送風機を設置したことを特徴とする請求項4記載の車両用空気調和装置。
- 前記車両の複数の座席の下に温度センサを設置し、該温度センサの検出温度に基いて前記小型送風機を制御することを特徴とする請求項5記載の車両用空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010095752A JP2011225072A (ja) | 2010-04-19 | 2010-04-19 | 車両用空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2011225072A true JP2011225072A (ja) | 2011-11-10 |
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JP (1) | JP2011225072A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015020693A (ja) * | 2013-07-23 | 2015-02-02 | 株式会社デンソー | 車両用空調装置 |
-
2010
- 2010-04-19 JP JP2010095752A patent/JP2011225072A/ja not_active Withdrawn
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