JP6114913B2 - 真空断熱材 - Google Patents

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本発明は、難燃性を有する真空断熱材に関するものである。
近年、地球環境問題である温暖化の対策として、省エネルギーを推進する動きが活発となっており、温冷熱利用機器に関しては、熱を有効活用するという観点から、優れた断熱性能を有する真空断熱材が普及しつつある。
真空断熱材とは、袋状に加工したガスバリア性を有するラミネートフィルムへ、グラスウールのように気相容積比率が高く微細な空隙を構成する芯材を挿入し、芯材を減圧密封したものである。
従来、このような真空断熱材を住宅、鉄道、自動車、船舶といった分野へ用いる場合において、真空断熱材の難燃性の特性が強く求められていた。
そこで、真空断熱材に難燃性を付与するため、ラミネートフィルムの最外層を、難燃紙、および天然布天然布帛または紙基材に難燃性物質を担持した難燃部材層とした真空断熱材がある(例えば、特許文献1参照)。
図8は、特許文献1に記載された従来の真空断熱材の要部断面図である。図8に示すように真空断熱材1は、最外層から最内層に向かって、難燃性部材層2、ガスバリア層3および熱融着性樹脂層4とを積層してなる外被材で、芯材5が減圧密封されている。
このような真空断熱材は、真空断熱材のラミネートフィルムの最外層が難燃性を有するため、車両の真空断熱材として好適に使用することができると示されている。
特開2011−5693号公報
しかしながら上記特許文献1の構成では、真空断熱材に難燃性を付与するため紙を基材としており、突き刺し強度が低く、真空断熱材が破袋しやすいという課題を有している。
また、紙を基材としているとため、周囲の環境の影響を受けやすく、フィルムの劣化により真空断熱材の長期の信頼性に課題を有している。
本発明は、上記従来の課題に鑑み、真空断熱材に難燃性を付与すると共に、耐久性及び信頼性を付与することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の真空断熱材は、芯材をラミネートフィルムから成る外被材で覆い、前記外被材の内部を減圧密封した真空断熱材において、前記真空断熱材の少なくとも一方の面に、標準電極電位が−1.7V以上の金属を基材とするシート状の部材を設け、前記金属のシート状の部材が、電気絶縁性を備えていることを特徴とする真空断熱材である。
この結果、最外層が金属を基材とするシート状の部材であるため耐久性を付与することができ、更に、標準電極電位が−1.7V以上の金属を基材とすることで腐食への耐性が強く、また金属自体の融点が高くなることで燃えづらく難燃性を付与することができるため真空断熱材へ長期の信頼性を付与することができ、しかも、真空断熱材に電気絶縁性を付与することができ、通電の可能性のある場所においても使用できる真空断熱材とすることができる。
る。
本発明の真空断熱材は、真空断熱材に腐食による影響を抑え、さらに難燃性と電気絶縁性を付与することで、耐久性及び信頼性が高く通電の可能性のある場所においても使用できる真空断熱材とすることができる。
本発明の実施の形態1における真空断熱材の断面図 本発明の実施の形態1における真空断熱材の要部断面図 本発明の実施の形態2における真空断熱材の要部断面図 本発明の実施の形態3における真空断熱材の要部断面図 本発明の実施の形態3における真空断熱材の断面図 本発明の実施の形態4における真空断熱材の要部断面図 本発明の実施の形態4における真空断熱材の断面図 特許文献1に示された従来の難燃性の真空断熱材の要部断面図
第1の発明は、芯材をラミネートフィルムから成る外被材で覆い、前記外被材の内部を減圧密封した真空断熱材において、前記真空断熱材の少なくとも一方の面に、標準電極電位が−1.7V以上の金属を基材とするシート状の部材を設け、前記金属のシート状の部材が、電気絶縁性を備えていることを特徴とする真空断熱材である。
よって、最外層が金属を基材とするシート状の部材であるため、住宅、鉄道、自動車、船舶といった分野へ用いる場合において、真空断熱材に耐久性を付与することができる。
更に標準電極電位が−1.7V以上の金属を基材としているためイオン化傾向が小さいため金属の腐食が起きづらく、住宅、鉄道、自動車、船舶といった分野へ用いる場合において、真空断熱材へ長期の信頼性を付与することができる。
また、住宅、鉄道、自動車、船舶といった分野へ用いる場合において、真空断熱材に難燃性を付与することができる。
更に、電気絶縁性を付与しているので、通電の可能性のある場所においても用いる真空断熱材とすることができる。
なお、標準電極電位が−1.7V以上の金属とは、金属単体だけでなく、例えばニッケルやクロムを含むステンレス等の合金も使用できる。
上述のように、前記シート状の部材が、電気絶縁性を備えていることを特徴とする真空断熱材である。
これによって、真空断熱材に電気絶縁性を付与することができ、通電の可能性のある場所においても真空断熱材を用いることができる。
の発明は、前記シート状の部材が、少なくともアルミニウムにより構成されているものである。
シート状の部材がアルミニウムにより構成されていることで、市販のアルミニウムテープなどを真空断熱材の表面に貼ることで、容易に難燃性を付与することが可能である。
の発明は、前記シート状の部材が、真空断熱材の外被材の最外層フィルムとしてラミネートされているものである。
シート状の部材が真空断熱材の外被材の最外層フィルムとしてラミネートされていることにより、真空断熱材表面にシート状またはテープ状の部材を貼るという作業を省くことができ、生産性の向上が可能である。
の発明は、前記シート状の部材の厚みが、50μm以下であることを特徴とする真空断熱材である。
シート状の部材の厚みが、50μm以下であることで、真空断熱材周囲のヒレ部の折り曲げがしやすくなり作業性が向上する。
の発明は、前記真空断熱材周囲のヒレ部に、外被材の断面を覆うように難燃性を備えたシートを設けたことを特徴とする真空断熱材である。
真空断熱材周囲のヒレ部に、外被材の断面を覆うように難燃性を備えたシートを設けることで、真空断熱材周囲のヒレ部を折らないで使用する場合でも、外被材の断面に熱溶着層等の非難燃性フィルムが露出しないため、難燃性を確保することができる効果が得られる。
の発明は、前記真空断熱材周囲のヒレ部を芯材側に向かって折り、真空断熱材全体を覆うように、前記シート状の部材を設けたことを特徴とする真空断熱材である。
真空断熱材周囲のヒレ部を芯材側に向かって折り、真空断熱材全体を覆うように、シート状の部材を設けたことで、真空断熱材周囲のヒレ部を折って使用する場合でも、真空断熱材に難燃性、耐久性、信頼性を付与することが可能である。
の発明は、前記真空断熱材の外被材の層間に、金属箔を有することを特徴とする真空断熱材である。
真空断熱材の外被材の層間に、金属箔を有することで、ガスバリア性が優れ、真空断熱材単品も燃えづらくなるため、難燃性をより確かなものにすることができる。
の発明は、前記真空断熱材の芯材が、ガラスを主原料とする繊維によって構成されていることを特徴とする真空断熱材である。
真空断熱材の芯材が、ガラスを主原料とする繊維によって構成されていることで、繊維同士の点接触により熱抵抗が増大し、芯材の固体熱伝導を低減することができ、真空断熱材の断熱性能を向上させることが可能である。また、ガラスを主原料とすることから、真空断熱材の芯材に難燃性を付与することができ、真空断熱材の難燃性をより確かなものにすることができる。
の発明は、ガラスを主原料とする繊維を抄造によりシート状にしたものを用いたことを特徴とする真空断熱材である。
ガラスを主原料とする繊維を抄造によりシート状にしたものを用いることで、真空断熱材を作製する際に、外被材に挿入しやすくなり、作業性が向上する。また、シート状であることから、真空断熱材とした際の表面性が向上し、断熱性能を向上させることができる。
10の発明は、前記真空断熱材の芯材に、ガラスを主原料とする繊維をバインダと共にボード状に成形加工したものを用いたことを特徴とする真空断熱材である。
真空断熱材の芯材に、ガラスを主原料とする繊維をバインダと共にボード状に成形加工したものを用いることで、ガラス繊維をバインダで加熱圧縮形成する際、繊維配列を乱すことなくボード状とすることができ、伝熱方向に垂直な繊維配列にすることで、真空断熱材の断熱性能をより高度化することが可能である。また、ガラス繊維をボード状とすることで、真空断熱材の表面性が向上し、断熱性能を向上させることができる。
11の発明は、前記真空断熱材の芯材に、シリカまたはパーライトなどの粉末を不織布に充填したもの、または成形体としたものを用いたことを特徴とする真空断熱材である。
芯材としてシリカまたはパーライトなどの粉末を不織布に充填したもの、または成形体としたものを用いることで、ガラス繊維を芯材とする真空断熱材よりも高温度域での断熱性能に優れ、高温の環境においても、優れた断熱性能を維持できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における真空断熱材の断面図である。図2は本発明の実施の形態1における真空断熱材の要部断面図である。
図1、2に示すように、真空断熱材6は、厚さ35μmのナイロンフィルムからなる保護層7と、厚さ7μmのアルミ箔からなるガスバリア層8と、厚さ50μmの低密度ポリエチレンフィルムからなる熱溶着層9とを複層したラミネートフィルム10で、平均繊維径が4μmのガラス繊維で構成される芯材11と、酸化カルシウムを主原料とする吸着剤12を減圧し、熱溶着層9同士が対抗するよう熱接着して密閉したものである。
真空断熱材6の上に市販の厚さ50μmの電気絶縁性を備えたアルミテープ13を接着し、真空断熱材6に難燃性と電気絶縁性を付与している。
このように作製した真空断熱材6について、鉄道車両用材料燃焼試験において、不燃性の認定を得られる。
また、アルミテープ13は金属を基材としているため丈夫で、真空断熱材6に高い耐久性を付与することができる。
さらに、アルミニウムは標準電極電位が−1.67Vで−1.7V以上であり、イオン化傾向が大きくなく腐食しづらいため、真空断熱材6の長期の信頼性を確保することができる。
そして、真空断熱材6は、鉄道に限らず、住宅、自動車、船舶といった分野において、難燃性と、耐久性と、信頼性と、電気絶縁性と、高い断熱性能を発揮することが可能である。
なお、アルミテープ13は、テープ状ではなく、シート状、板状のものであっても、難燃性、耐久性、信頼性、電気絶縁性は問題なく確保できる。
さらに、アルミニウムの代わりに、銅、ステンレス、チタンといった金属および合金であっても、難燃性、耐久性、信頼性、電気絶縁性は問題なく確保できる。
さらに、通電の可能性がない場所で使用する場合は、アルミテープ13は電気絶縁性を備えていないものであってもかまわない。
また、アルミテープ13は、UL510FR準拠以上であることが望ましい。
(実施の形態2)
図3は本発明の実施の形態2における真空断熱材の要部断面図である。
図3に示すように、真空断熱材14は、厚さ35μmのナイロンフィルムからなる保護層15と、厚さ7μmのアルミ箔からなるガスバリア層16と、厚さ50μmの低密度ポリエチレンフィルムからなる熱溶着層17とを複層したラミネートフィルム18で、平均繊維径が4μmのガラス繊維で構成される芯材19と、酸化カルシウムを主原料とする吸着剤20を減圧し、熱溶着層17同士が対抗するよう熱接着して密閉したものである。
真空断熱材14の保護層15の上に、最外層として20μmの電気絶縁性を備えたステンレス層21をラミネートしていることで、真空断熱材14に断熱性と電気絶縁性を付与している。
また、ステンレス層21は金属を基材としているため丈夫で、真空断熱材14に高い耐久性を付与することができる。
さらに、ステンレスは標準電極電位が−0.74Vのクロムと−0.257Vのニッケルで構成されており、イオン化傾向が大きくなく腐食しづらいため、真空断熱材14の長期の信頼性を確保することができる。
そして、真空断熱材14は、鉄道に限らず、住宅、自動車、船舶といった分野において
、難燃性と、耐久性と、信頼性と、電気絶縁性と高い断熱性能を発揮することが可能である。
なお、ステンレスの代わりに、銅、アルミニウム、チタンといった金属および合金を最外層ラミネートしても、難燃性、耐久性、信頼性、電気絶縁性は問題なく確保できる。
さらに、通電の可能性がない場所で使用する場合は、ステンレス層21は電気絶縁性を備えていないものであってもかまわない。
また、ステンレス層21はUL94VTM−2準拠以上であることが望ましい。
(実施の形態3)
図4は本発明の実施の形態3における真空断熱材の要部断面図である。図5は本発明の実施の形態3における真空断熱材の断面図である。
図4に示すように、真空断熱材22は、厚さ35μmのナイロンフィルムからなる保護層23と、厚さ7μmのアルミ箔からなるガスバリア層24と、厚さ50μmの低密度ポリエチレンフィルムからなる熱溶着層25とを複層したラミネートフィルム26で、平均繊維径が4μmのガラス繊維で構成される芯材27と、酸化カルシウムを主原料とする吸着剤28を減圧し、熱溶着層25同士が対抗するよう熱接着して密閉したものである。
真空断熱材22の上に市販の厚さ50μmの電気絶縁性を備えたアルミテープ29を接着し、真空断熱材22に難燃性と電気絶縁性を付与している。
図5に示すように、ラミネートフィルム26のヒレ部30の断面に、電気絶縁性を備えた難燃性シート31を接着することで、断面からの燃焼を防ぐことができ、真空断熱材22の難燃性と電気絶縁性をさらに高めることができる。
このように作製した真空断熱材22について、鉄道車両用材料燃焼試験において、不燃性の認定を得られる。
また、アルミテープ29は金属を基材としているため丈夫で、真空断熱材22に高い耐久性を付与することができる。
さらに、アルミニウムは標準電極電位が−1.67Vで−1.7V以上であり、イオン化傾向が大きくなく腐食しづらいため、真空断熱材22の長期の信頼性を確保することができる。
そして、真空断熱材22は、鉄道に限らず、住宅、自動車、船舶といった分野において、難燃性と、耐久性と、信頼性と、電気絶縁性と、高い断熱性能を発揮することが可能である。
なお、アルミテープ29は、テープ状ではなく、シート状、板状のものであっても、難燃性、耐久性、信頼性、電気絶縁性は問題なく確保できる。
さらに、アルミニウムの代わりに、銅、ステンレス、チタンといった金属および合金であっても、難燃性、耐久性、信頼性、電気絶縁性は問題なく確保できる。
さらに、難燃性シート31は、UL510FR準拠のものであれば、どんな材質でもかまわない。
さらに、難燃性シート31は、難燃性シーラーであっても同様の効果を確保できる。
さらに、通電の可能性がない場所で使用する場合は、アルミテープ29および難燃性シート31は電気絶縁性を備えていないものであってもかまわない。
また、アルミテープ29は、UL510FR準拠以上であることが望ましい。
(実施の形態4)
図6は本発明の実施の形態4における真空断熱材の要部断面図である。図7は本発明の実施の形態4における真空断熱材の断面図である。
図6に示すように、真空断熱材32は、厚さ35μmのナイロンフィルムからなる保護層33と、厚さ7μmのアルミ箔からなるガスバリア層34と、厚さ50μmの低密度ポリエチレンフィルムからなる熱溶着層35とを複層したラミネートフィルム36で、平均繊維径が4μmのガラス繊維で構成される芯材37と、酸化カルシウムを主原料とする吸着剤38を減圧し、熱溶着層35同士が対抗するよう熱接着して密閉したものである。
図7に示すように、ラミネートフィルム36のヒレ部39を、芯材37側に向かって折りたたみ、市販の厚さ50μmの電気絶縁性を備えたアルミテープ40で全体を覆うことで、真空断熱材32に難燃性と電気絶縁性を付与している。
このように作製した真空断熱材32について、鉄道車両用材料燃焼試験において、不燃性の認定を得られる。
また、アルミテープ40は金属を基材としているため丈夫で、真空断熱材32に高い耐久性を付与することができる。
さらに、アルミニウムは標準電極電位が−1.67Vで−1.7V以上であり、イオン化傾向が大きくなく腐食しづらいため、真空断熱材32の長期の信頼性を確保することができる。
そして、真空断熱材32は、鉄道に限らず、住宅、自動車、船舶といった分野において、難燃性と、耐久性と、信頼性と、電気絶縁性と、高い断熱性能を発揮することが可能である。
なお、アルミテープ40は、テープ状ではなく、シート状、板状のものであっても、難燃性、耐久性、信頼性、電気絶縁性は問題なく確保できる。
さらに、アルミニウムの代わりに、銅、ステンレス、チタンといった金属および合金であっても、難燃性、耐久性、信頼性、電気絶縁性は問題なく確保できる。
さらに、通電の可能性がない場所で使用する場合は、アルミテープ40は電気絶縁性を備えていないものであってもかまわない。
また、アルミテープ40は、UL510FR準拠以上であることが望ましい。
本発明にかかる真空断熱材は、難燃性、電気絶縁性、耐久性、信頼性を有するため、難燃性が必要とされる住宅、鉄道、自動車、船舶といったあらゆる分野の商品に適用するこ
とができる。
1 真空断熱材
2 難燃性部材層
3 ガスバリア層
4 熱融着性樹脂層
5 芯材
6 真空断熱材
7 保護層
8 ガスバリア層
9 熱溶着層
10 ラミネートフィルム
11 芯材
12 吸着剤
13 アルミテープ
14 真空断熱材
15 保護層
16 ガスバリア層
17 熱溶着層
18 ラミネートフィルム
19 芯材
20 吸着剤
21 ステンレス層
22 真空断熱材
23 保護層
24 ガスバリア層
25 熱溶着層
26 ラミネートフィルム
27 芯材
28 吸着剤
29 アルミテープ
30 ヒレ部
31 難燃性シート
32 真空断熱材
33 保護層
34 ガスバリア層
35 熱溶着層
36 ラミネートフィルム
37 芯材
38 吸着剤
39 ヒレ部
40 アルミテープ

Claims (11)

  1. 芯材をラミネートフィルムから成る外被材で覆い、前記外被材の内部を減圧密封した真空断熱材において、前記真空断熱材の少なくとも一方の面に、標準電極電位が−1.7V以上の金属を基材とするシート状の部材を設け、前記金属のシート状の部材が、電気絶縁性を備えていることを特徴とする真空断熱材。
  2. 前記シート状の部材が、少なくともアルミニウムにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載の真空断熱材。
  3. 前記シート状の部材が、真空断熱材の外被材の最外層フィルムとしてラミネートされていることを特徴とする請求項1または2に記載の真空断熱材。
  4. 前記シート状の部材の厚みが、50μm以下であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の真空断熱材。
  5. 前記真空断熱材周囲のヒレ部に、外被材の断面を覆うように難燃性を備えたシートを設けたことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の真空断熱材。
  6. 前記真空断熱材周囲のヒレ部を芯材側に向かって折り、真空断熱材全体を覆うように、前記シート状の部材を設けたことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の真空断熱材。
  7. 前記真空断熱材の外被材の層間に、金属箔を有することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の真空断熱材。
  8. 前記真空断熱材の芯材に、ガラスを主原料とする繊維によって構成されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の真空断熱材。
  9. 前記真空断熱材の芯材に、ガラスを主原料とする繊維を抄造によりシート状にしたものを用いたことを特徴とする請求項1から8いずれか一項記載の真空断熱材。
  10. 前記真空断熱材の芯材に、ガラスを主原料とする繊維をバインダと共にボード状に成形加工したものを用いたことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の真空断熱材。
  11. 前記真空断熱材の芯材に、シリカまたはパーライトなどの粉末を不織布に充填したもの、または成形体としたものを用いたことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の真空断熱材。
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