JP6111734B2 - ファイル整理システム、ファイル整理方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明はファイル整理システム、ファイル整理方法、及びプログラムに関する。
近年、ファイルサーバストレージが大規模ファイルを扱えるようになってきている。これに伴い、大量の不要ファイルがファイルサーバの容量を逼迫させるという問題が生じている。そこでファイルサーバの状況を可視化し、ファイルサーバの分析結果に応じて容量肥大化の原因を整理すること(例えば不要なファイルを移動、削除、圧縮等する事)によりファイルサーバの効率的な運用を支援するシステム(以下の説明では、サーバ分析/整理システムとも呼称する)が提案されている。
サーバ分析/整理システムは、主に分析のための情報を集める収集モジュール、収集した情報から現状分析を行うために統計情報を集計するモジュール、統計情報を基にユーザにとって不要なファイル等を整理するモジュール等によって構成されている。統計情報の集計では、ファイルの生成日時、最終参照日時、最終更新日時、ファイルサイズ、内容が重複したファイルが存在するか否か、所有者情報、拡張子、といった各種情報に分けて集計することにより、ファイルサーバ内の状況を様々な角度から分析しているケースが多い。
ファイルサーバの肥大化を抑制し、効率的な運用を実現するためにはファイルサーバの状況を可視化するだけではなく、ファイルサーバの状況を分析して肥大化原因を特定し、当該原因に応じて適切な整理を行うことが望ましい。しかし、ユーザのファイル整理の手間を軽減させる有効な方法はいまだ確立しておらず、様々な手法が提案されている。
特許文献1には、ファイルの作成日時、更新日時、アクセス日時をユーザが指定し、その条件に該当するファイルを自動的に退避ディスクに移動させる機能を有するシステムが提案されている。
また特許文献2には、ユーザが指定した条件(有効期限、非アクセス期間、最大ユーザ、アクセス数等)に該当するファイルを自動的に削除するシステムが提案されている。また特許文献3にも同様の削除機能を有するシステムが提案されている。
しかしながら特許文献1〜3に提案の手法では、ファイルを整理するための条件(ファイルの作成日時等)をユーザ自身が定義する必要がある。そのため、この条件を定義するために、ユーザがファイルサーバの状況分析を行わなければならず、高度なスキルが要求されていた。また条件定義に多大な手間や時間がかかり、ユーザの人為的なミスにより有効な条件を定義できない場合もあった。
特許文献4には、ファイルストレージにおける重複ファイルの内、マスターファイルのみを残して残りの重複ファイルを削除や転送するシステムが開示されている。このシステムでは、重複ファイルに関してはユーザがファイルストレージを整理する条件を設定することなく、有効にファイルの整理を行うことができる。
特開2003−58397号公報 特開平11−85578号公報 特開2002−278806号公報 特開2011−76294号公報
特許文献4のシステムでは、重複以外の条件について考慮されていない。そのため、重複以外の基準でファイル/フォルダを整理したい場合に対応することができない。例えば1年以上参照されていないファイルを退避ファイルサーバに退避するような処理を実現することができない。
すなわち特許文献1〜4に記載の手法では、ファイル/フォルダを整理するための条件の設定に手間がかかるという問題が生じていた。
そこで本発明は上記のような状況に鑑みてなされたものであり、ユーザがファイルを整理するための条件を検討する手間を軽減することができるファイル整理システム、ファイル整理方法、及びプログラムを提供することを主たる目的とする。
本発明にかかるファイル整理システムの一態様は、
ファイルストレージ内の各ファイルのメタ情報を収集する情報収集部と、
前記ファイルストレージ内の整理対象とするファイルを示す整理対象ファイル群を対象として、前記情報収集部が収集したメタ情報を統計分析した統計情報を生成するファイル情報集計部と、
前記整理対象ファイル群と整理方法を関連付けた整理情報と、前記統計情報と、に基づいて前記ファイルストレージを整理するためのメタ情報の指定を定義した整理条件を生成する整理条件生成部と、を備えるものである。
本発明にかかるファイル整理方法の一態様は、
ファイルストレージ内の各ファイルのメタ情報を収集する情報収集ステップと、
前記ファイルストレージ内の整理対象とするファイルを示す整理対象ファイル群を対象として、前記情報収集部が収集したメタ情報を統計分析した統計情報を生成するファイル情報集計ステップと、
前記整理対象ファイル群と整理方法を関連付けた整理情報と、前記統計情報と、に基づいて前記ファイルストレージを整理するためのメタ情報の指定を定義した整理条件を生成する整理条件生成ステップと、
を有するものである。
本発明にかかるプログラムの一態様は、
コンピュータに、
ファイルストレージ内の各ファイルのメタ情報を収集する情報収集ステップと、
前記ファイルストレージ内の整理対象とするファイルを示す整理対象ファイル群を対象として、前記情報収集部が収集したメタ情報を統計分析した統計情報を生成するファイル情報集計ステップと、
前記整理対象ファイル群と整理方法を関連付けた整理情報と、前記統計情報と、に基づいて前記ファイルストレージを整理するためのメタ情報の指定を定義した整理条件を生成する整理条件生成ステップと、
を実行させる、ものである。
本発明は、ユーザがファイルを整理するための条件を検討する手間を軽減することができるファイル整理システム、ファイル整理方法、及びプログラムを提供することができる。
実施の形態1にかかるファイル整理システム2及び周辺装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1にかかるファイル/整理条件データベース226の構成を示す概念図である。 実施の形態1にかかるファイル情報管理テーブル2261の構成例を示す図である。 実施の形態1にかかる整理予定ファイル群を示す概念図である。 実施の形態1にかかる整理処理実行部231の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1にかかる整理条件生成部221の処理を示すフローチャートである。 実施の形態1にかかる整理条件生成部221の処理を示すフローチャートである。 実施の形態1にかかる整理条件生成部221の処理を示すフローチャートである。 実施の形態1にかかる整理実績管理テーブル2262の構成例を示す図である。 実施の形態1にかかるファイル情報集計部224による集計処理を示すフローチャートである。 実施の形態1にかかるファイル情報集計部224による集計処理を示すフローチャートである。 実施の形態1にかかるファイル情報集計部224による集計結果の構成例を示す図である。 実施の形態1にかかるファイル情報集計部224による集計結果の構成例を示す図である。 実施の形態1にかかる整理条件情報管理テーブル2263の構成例を示す図である。 実施の形態1にかかる、整理条件テーブル2264の構成例を示す図である。 実施の形態1にかかる登録整理条件削除部223の動作の流れを示すフローチャートである。 実施の形態1にかかる増加整理条件生成部222の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1にかかる増加整理条件生成部222の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1にかかる増加整理条件生成部222の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1にかかる推薦スコアランキングの一例を示す概念図である。 実施の形態2にかかるファイル整理システム2及び周辺装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2にかかる実施の形態1にかかるファイル情報管理テーブル2261の構成例を示す図である。 実施の形態2にかかる保管期間更新部227の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2にかかる情報収集部251の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2にかかる情報収集部251の動作を示すフローチャートである。 本発明にかかるファイル整理システム2及び周辺装置の構成を示すブロック図である。
<実施の形態1>
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態にかかるファイル整理システム及び周辺装置を含むシステムのブロック図である。当該システムは、ユーザ端末1、ファイル整理システム2、及びファイルサーバ3を有する。以下、各装置の概略について説明する。
ユーザ端末1は、ファイルサーバ3に対する整理条件(後述)や推薦ランキング結果(後述)を表示する表示部11を備えている。表示部11は、例えばディスプレイ機能を有し、マウス等の入力装置の入力を表示するものである。
ファイルサーバ3は、ファイル整理システム2によるファイル整理の対象となるサーバである。ファイルサーバ3は、ファイルストレージの一態様であり、複数のファイル/フォルダを管理するものであれば良い。なお、ファイル整理とはファイル/フォルダの削除に加えて、ファイル/フォルダの圧縮、ファイル/フォルダの他のファイルサーバへの移動等の処理を含む概念である。ファイルサーバ3は、対象ファイル群31(フォルダも含む概念である)を有する。ファイルサーバ3には、任意のタイミングでファイル/フォルダ(すなわち対象ファイル群31)の登録、更新、削除がユーザによって行われる。
ファイル整理システム2は、画面制御サーバ21、整理条件登録/更新サーバ22、整理実行サーバ23、スコアリングサーバ24、及びメタ情報収集サーバ25を有する。画面制御サーバ21は、ユーザ端末1からの各種入力の受け付け、及びユーザ端末1へのデータ送信を行う。整理実行サーバ23は、指定された整理条件(ファイルのメタ情報(作成日時、参照日時、更新日時、ファイルサイズ、重複ファイルの有無、所有者、拡張子、等)の条件を組み合わせたもの)に応じてファイルサーバ3の整理を行う。メタ情報収集サーバ25は、ファイルサーバ3から最新のファイル/フォルダ情報(たとえばファイルサイズ、ファイルパス等)を取得する。
整理条件登録/更新サーバ22は、後述する整理情報211やメタ情報収集サーバ25が収集したファイル/フォルダ情報を基にファイルサーバ3に対する整理条件を算出する。整理条件登録/更新サーバ22は、生成した整理条件を蓄積するファイル/整理条件データベース226等を有する。
なお、ファイル整理システム2の構成は、図1に示す構成に限られず、これらの各サーバ内の各機能が単一のサーバ装置内に実現されてもよい。またファイルサーバ3とファイル整理システム2内の各サーバ内の機能が単一のサーバ装置内に実現されてもよい。
以下、更に詳細に説明する。ユーザ端末1内の表示部11は、ファイルサーバ3の整理実行時(後述する<1>整理実行フェーズ)にはユーザからの整理予定ファイル群(ファイルサーバ3内の整理したいファイルを示す情報であり、ファイルを特定するための情報)及び整理方法(削除、移動、圧縮等)を受け付けて、画面制御サーバ21に送信する。表示部11は、情報収集時(ファイルサーバ3から最新のファイル/フォルダ情報を収集して、情報を最新にする時であり、後述する<2>情報収集フェーズ)には収集実行要求を受け付けて、画面制御サーバ21に送信する。表示部11は、整理条件の推薦時(後述する<3>推薦提示フェーズ)に、整理条件の推薦ランキングの提示要求をユーザから受け付けて画面制御サーバ21に送信する。また表示部11は、推薦ランキングの提示要求に応じた推薦ランキング結果を画面制御サーバ21から受け取り、表示する。
画面制御サーバ21は、ユーザ端末1から受け付けた整理予定ファイル群と整理方法を整理情報211として整理条件登録/更新サーバ22に送信する。なお、ユーザは指定した整理予定のファイル毎に整理方法を指定するため、整理情報211には各ファイル/フォルダとその整理方法の情報が関連付けられている。画面制御サーバ21は、ユーザから推薦ランキングの提示要求を受信した場合、スコアリングサーバ24に各整理条件の推薦スコアの生成を依頼し、当該依頼に応じた推薦スコア情報を受け取る。推薦スコア情報とは、整理条件登録/更新サーバ22が生成した複数の整理条件に対して優先順位を関連付けた情報である。そして画面制御サーバ21は、受け取った推薦スコア情報を基にユーザ端末1において表示可能な推薦要求/結果213を生成してユーザ端末1に送信する。
続いて整理条件登録/更新サーバ22について説明する。整理条件登録/更新サーバ22は、整理条件生成部221、増加整理条件生成部222、登録整理条件削除部223、ファイル情報収集部224、集計履歴情報データベース225、及びファイル/整理条件データベース226を有する。
整理実行時には整理条件生成部221及びファイル情報集計部224が動作し、整理条件が新たに生成される。生成された整理条件は、ファイル/整理条件データベース226内に登録される。その際に整理条件登録/更新サーバ22は、生成した整理条件を整理実行サーバ23に送信してもよい。整理条件を受信した整理実行サーバ23は、当該整理条件を用いてファイルサーバ3の整理を実行する。
情報収集時には整理条件登録/更新サーバ22は、メタ情報収集サーバ25を動作させる。メタ情報収集サーバ25内の情報収集部251は、ファイルサーバ3内の対象ファイル群31からファイル/フォルダ情報(例えば各ファイルのファイルサイズ、フォルダサイズ、ファイル拡張子等)を収集する。そして情報収集部251は、収集した最新のファイル/フォルダ情報を用いてファイル/整理条件データベース226内のファイル情報管理テーブル2261を更新する。
ここでファイル/整理条件データベース226の構成例を図2を参照して説明する。ファイル/整理条件データベース226は、ファイル情報管理テーブル2261、整理実績管理テーブル2262、整理条件情報管理テーブル2263、及び整理条件テーブル2264を有する。
図3はファイル情報管理テーブル2261の構成例を示す概念図である。ファイル情報管理テーブル2261は、ファイルID、ファイル名、親フォルダ名、作成日時、参照日時、更新日時、ファイル容量(バイト)、重複/非重複フラグ、所有者、拡張子、及びファイル/フォルダ情報といったメタ情報を含む。これらのメタ情報は、ファイルサーバ3内にあるファイル/フォルダのプロパティに関する情報である。なおファイル情報管理テーブル2261は、上記のメタ情報に限られず、例えばカテゴリ等の情報も管理してもよい。
情報収集時には、ファイル情報管理テーブル2261の更新の後に、増加整理条件生成部222が動作する。増加整理条件生成部222は、ファイル情報集計部225の集計結果を基に整理条件を新たに生成してファイル/整理条件データベース226に登録するとともに、集計情報履歴データベース225を更新する。なお、登録整理条件削除部223は、任意のタイミング(例えば整理条件生成部221や増加整理条件生成部222による整理条件の作成後)にファイル/整理条件データベース226から不要な整理条件に関するデータ列を削除する。
スコアリングサーバ24内の推薦スコア算出部241は、画面制御サーバ21から推薦要求/結果213(すなわち推薦ランキングの提示要求)を受信し、整理条件情報管理テーブル2263から各整理条件の情報を取得し、各整理条件の推薦スコアを算出する。整理条件管理テーブル2263は、生成した各整理条件に関する情報(整理条件と関連付けられた整理方法、対象ファイル容量等)を管理するテーブルであり、詳細は図10を参照して後述する。推薦スコア算出部241は、各整理条件に推薦スコアを関連付けた情報を画面制御サーバ21に供給する。
続いて本実施の形態にかかるシステム内の各処理部の動作に着目して説明を行う。ファイル整理システム2は、主に以下の3つの処理フェーズを実行する。
<1>整理実行フェーズ
<2>情報収集フェーズ
<3>推薦提示フェーズ
整理実行フェーズ(上述の<1>)とは、ユーザが入力した整理予定ファイル群や整理方法を基に、整理条件生成部221が整理条件を生成してファイル/整理条件データベース226に登録するフェーズである。
情報収集フェーズ(上述の<2>)とは、情報収集の実行時に増加整理条件生成部222が直近のファイル増加傾向に基づく整理条件を生成してファイル/整理条件データベース226に登録するフェーズである。
推薦提示フェーズ(上述の<3>)とは、ユーザの要求に応じてファイル/整理条件データベース226に登録されている各整理条件にスコアを付してランキング形式で表示するフェーズである。
なお、登録整理条件削除部223による整理条件の削除処理は、例えば整理実行フェーズと情報収集フェーズとの間に行われる。以下、各フェーズにおける処理の詳細を説明する。
<1> 整理実行フェーズについて
はじめに、整理実行フェーズにおける各処理部の動作について説明する。表示部11は、ユーザにより選択された整理予定ファイル群と整理方法(削除、圧縮、移動等)を画面制御サーバ21に送信する。例えば表示部11は、ファイル情報管理テーブル2261に類するテーブル形式をユーザに提示することにより整理予定ファイル群を選択させる。ここで整理予定ファイル群とは、図3に示すファイル情報管理テーブル2261のうち、整理予定としたいファイルに関するデータ列のみを抽出したものであり、実際には後述する図4のようにファイル情報管理テーブル2261のデータ列を絞り込むための条件により特定される整理条件を示す。
整理方法とは、例えば整理実行サーバ24が提供する整理機能(削除、移動、圧縮等)からユーザが一意に選択したものを指す(なお、移動先などの整理実行に必要な情報がある場合には当該情報も含む)。図4は、ユーザから入力される整理予定ファイル群と整理方法の一例を示す概念図である。なおファイル情報管理テーブル2261は、図3に示すようにファイルサーバ3内のファイル/フォルダ毎に各種メタ情報(作成日時、参照日時、更新日時等)が管理されている。
画面制御サーバ21は、整理予定ファイル群及び整理方法を整理情報211として整理条件登録/更新サーバ22に送信する。整理条件生成部221は、整理情報211を基に動作を開始する。またファイル情報集計部224は、整理情報211を基に動作を開始する。整理条件生成部221は、ユーザにとって有効と推定される整理条件を生成し、整理条件情報管理テーブル2263及び整理条件テーブル2264にその整理条件の情報を登録する。また整理情報211は整理実行サーバ23に転送され、整理処理実行部231は整理情報211を使用したファイルサーバ3の整理を実行する。はじめに整理処理実行部231の処理を図5を参照して説明する。続いて整理条件生成部221の動作を図6を参照して説明する。そして図8を参照してファイル情報集計部224の動作を説明する。
図5は、整理処理実行部231の動作を示すフローチャートである。整理処理実行部231は、整理情報211内に含まれる整理方法Wが移動であるか否かを判定する(A1)。移動である場合(A1:No)、整理処理実行部231は、ファイルサーバ3から対象となるファイル/フォルダを読み出して移動させる(A2)。移動ではない場合(A1:Yes)、整理処理実行部231は、整理方法Wが削除であるか否かを判定する(A3)。削除である場合(A3:No)、整理処理実行部231は、対象となるファイル/フォルダをファイルサーバ3から削除する(A4)。削除ではない場合(A3:Yes)、整理処理実行部231は、整理方法Wが圧縮であるかを判定する(A5)。圧縮である場合(A5:No)、整理処理実行部231は対象となるファイル/フォルダを圧縮する(A6)。圧縮ではない場合(A5:Yes)、整理処理実行部231はファイル情報管理テーブル2261を更新することなく処理を終了する。ファイル/フォルダの移動(A2)、ファイル/フォルダの削除(A4)、またはファイル/フォルダの圧縮(A6)を行った場合、整理処理実行部231はファイル情報管理テーブル2261の当該処理に関連するデータ列を更新または削除する(A7)。
続いて図6(図6−1〜図6−3)を参照して整理条件生成部221の処理を説明する。図6(図6−1〜図6−3)は、整理条件生成部221の処理を示すフローチャートである。整理条件生成部221の処理を概略すると、ファイル容量を判断基準とし、整理するファイル容量が多いほどユーザにとって有効と判断して整理条件を生成する。以下、フローチャートに沿って説明する。
はじめに整理条件生成部221は、整理情報211から抽出した整理予定ファイル群の容量がユーザにとって有効なファイル容量であるかを判断し、有効であると判断した場合にのみ新たな整理条件を生成する(B1)。整理情報211は、前述したようにファイル/フォルダを特定するための条件(図4に示すように条件に合致するファイル群であってもよい)、整理方法、整理種別の情報が含まれており、これらの情報を用いてファイル情報管理テーブル2261を検索することにより、ファイル/フォルダの整理予定のファイル容量を特定できる。
整理情報211に含まれる整理種別とは、整理条件に合致したファイル/フォルダをユーザが手動で整理する手動整理と、後述する条件整理と、のいずれかを取る。
有効であるか否か(B1)の判断は、これまでの整理実績の平均値との比較により行われる。ファイル/整理条件データベース226内の整理実績管理テーブル2262は、これまでに行った整理処理の平均ファイルサイズが格納される。整理実績管理テーブル2262は、整理処理実行部231によって適宜更新される。図7は、整理実績管理テーブル2262の構成例を示す図である。このように整理実績の平均値を用いるため、整理処理を実行すればするほど、整理条件の生成精度を高めることができる。
B1の判断において有効な整理がなされないと判断した場合(B1:No)、新たな整理条件は生成されない。そして整理条件生成部221は、ユーザから入力された整理情報211を用いたファイル整理が行い、整理実績の平均値等の各種値の更新が実行した後に処理を終了する(B18〜B21)。
一方、B1の判断において有効な整理がなされると判断した場合(B1:Yes)、整理条件生成部221は、ファイル情報集計部224による集計結果を受け付ける(B2)。ファイル情報集計部224は、整理情報211から導出される整理対象となる各ファイルを対象に各種統計情報(作成傾向、参照傾向、更新傾向、ファイルサイズ傾向、重複傾向、所有者傾向、ファイル種別傾向)を集計する。
図8(図8−1、図8−2)を参照してファイル情報集計部224による集計処理(B2)を詳細に説明する。図8は、ファイル情報集計部224による集計処理の流れを示すフローチャートである。ファイル情報集計部224は、現在日時を取得する(C1)。そしてファイル情報集計部224は、対象とするファイル群内に重複ファイルがあるか否かを判定し、重複ファイルがあった場合にはファイル情報管理テーブル2261を更新する(C2)。重複ファイルであるか否かの判定は、例えばファイルのハッシュ値の比較により行う。
ファイル情報集計部224は、C1において取得した現在日時から指定されたN日(ユーザ指定)刻みでの作成ファイル数、及び作成ファイル容量を集計する(C3)。ファイル情報集計部224は、C1において取得した現在日時から指定されたN日(ユーザ指定)刻みでの参照ファイル数、及び参照ファイル容量を集計する(C4)。ファイル情報集計部224は、C1において取得した現在日時から指定されたN日(ユーザ指定)刻みでの更新ファイル数、及び更新ファイル容量を集計する(C5)。
ファイル情報集計部224は、各ファイルのファイル容量を基に、Fバイト(ユーザ指定)刻みでのファイル数及びファイル容量を集計する。続いてファイル情報集計部224は、重複/非重複に関する情報(図3)を基に重複ファイルのファイル数/ファイル容量と非重複ファイルのファイル数/ファイル容量を集計する(C7)。ファイル情報集計部224は、各ファイルのファイル容量を基に所有者毎のファイル数及びファイル容量を集計する(C8)。そしてファイル情報集計部224は、各ファイルの拡張子情報を基に、拡張子毎のファイル数やファイル容量を集計する(C9)。
なお、ファイル情報集計部224による集計処理の順序はC1〜C9の順序でなくてもよく、異なる順序で行われてもよく、各処理が同時に行われてもよい。ファイル情報集計部224による集計結果の構成例を図9(図9−1、図9−2)に示す。この集計結果は、同一の整理予定ファイル群を異なるメタ情報の種別(作成傾向、参照傾向、更新傾向、ファイルサイズ傾向、重複傾向、所有者傾向、ファイル種別傾向)から集計したものである。なお、以下の記載では各メタ情報の集計条件(例えば図8における「0日前〜29日前」、「重複」、「owner1」等」を集計項目(メタ情報の指定)と呼称する。この集計により、ユーザが指定した整理対象のファイル群がどのような傾向を持つかが明らかとなる。よって集計したファイル容量が大きいほど、その集計項目の条件はユーザが整理したいファイルだと判断する条件となる可能性が高い。例えば「owner1」が所有者のファイルが整理予定ファイル群に多く含まれる場合、「owner1」のファイルが不要になった(例えば所属する企業を辞めた等)可能性が高いと判断して、有効な条件と判断する。
再び図6を参照する。上述のように集計処理を行う(B2)。整理条件生成部221は、生成した集計情報(図9)のファイル容量の平均値W及び標準偏差Qを算出する(B3)。そして各集計項目Sについて、整理条件生成部221は(上記平均値W+標準偏差Q)よりも大きなもののみを選択する(B4)。すなわちB3及びB4の処理では、整理条件生成部221は、ファイル容量の観点から整理するファイル容量が大きくなる集計項目のみを抽出している。そして整理条件生成部221は、抽出した集計項目を整理対象のファイル容量が大きい順にソートする(B6)。
そして整理条件生成部221は、整理対象のファイル容量が大きい集計項目から順に、他の集計項目とのAND条件(たとえば「owner1」かつ「重複」)を生成し、B4と同様の判定を行う(B9、B10)。整理条件生成部221は、集計項目をAND(論理積)により結合した条件の内、整理対象となるファイル容量が最大のものを生成条件Rに追加する。この処理を抽出した集計項目の全てについて行う(B12)。単一の集計項目を整理条件とした場合、対象範囲が広く漠然としているため、ユーザに提示した際に有効な整理条件であるか否かの判断が困難である。一方、このように集計項目を複合したAND条件を用いることにより、有効な基準内でファイル容量が最大になるように絞り込みを行うことができ、ユーザが判断を容易にできる。
整理条件生成部221は、AND結合を繰り返すことにより生成した整理条件を用いた場合の対象ファイル容量Rfを算出する(B13)。整理条件生成部221は、生成した整理条件と同様のデータ列が整理条件情報管理テーブル2263に存在する場合には対象ファイル容量Rfを更新し(B14:Yes、B15)、存在しない場合には整理条件情報管理テーブル2263及び整理条件テーブル2264にデータ列を追加する(B14:No、B16)。整理条件情報管理テーブル2263の構成例を図10に示し、整理条件テーブル2264の構成例を図11に示す。
整理条件管理テーブル2263(図10)は、図示するように登録された整理条件の情報(対象ファイル容量等)を管理している。整理条件テーブル2264(図11)は、各整理条件を構成する集計項目の情報が記載されている。例えば整理条件ID1の整理条件は、作成日が180日前〜209日前であって、ファイルサイズが102400バイト〜1024000バイトまでであって、かつ所有者がowner1であるファイルを整理することが記載されている。
再び図5を参照する。整理条件生成部221は、上記の複合的な整理条件の生成、登録処理(B7〜B16)をB4において抽出した集計項目毎に行う(B17)。なお、整理条件生成部223は整理情報211に含まれる整理方法を取得して整理条件管理テーブル2263への登録も合わせて行う。
その後に整理条件生成部221は、整理処理実行部231による整理処理を実行し、整理条件情報管理テーブル2263や整理実績の平均値を更新する(B18〜B20)。最後に整理条件生成部221は、登録整理条件削除部223の動作を開始させる(B21)。
登録整理条件削除部223の動作を、図12を参照して説明する。図11は、登録整理条件削除部223の動作の流れを示すフローチャートである。登録整理条件削除部223は、整理条件情報管理テーブル2263から全ての整理条件のID及び対象ファイル容量Fを取得し(D1)、整理実績の平均値Hを算出する(D2)。そして登録整理条件削除部223は、各整理条件について整理対象とするファイル容量が平均値H以下であるかを判定し(D4)、平均値H以下である該整理条件を削除する(D5)。
以上により、整理実行フェーズ(上述の<1>)の処理を終了する。
<2> 情報収集フェーズについて
続いて情報収集フェーズ(上述の<2>)の処理について説明する。
表示部11は、情報収集の実行要求を画面制御サーバ21に送信する。画面制御サーバ21は、当該実行要求を収集実行要求212として整理条件登録/更新サーバ22に送信する。収集実行要求212には、収集処理に必要な情報(例えばファイルサーバ3内の対象とするファイル群が存在するアクセスパス等)が含まれる。整理条件登録/更新サーバ22は、メタ情報収集サーバ25に収集実行要求212を送信する。これに応じて情報収集部251が動作する。情報収集部251は、ファイルサーバ3内の対象ファイル群31から情報(ファイル名、ファイルサイズ等)を収集し、ファイル情報管理テーブル2261に収集した情報を反映する。情報収集部251の処理は、必要なプロパティ等を取得するだけの処理であるため、その詳細は省略する。
その後に整理条件登録/更新サーバ22は、増加整理条件生成部222を動作させる。増加整理条件生成部222は、増加しているファイルに関する整理条件が有効であると仮定して動作する。詳細には増加整理条件生成部222は、各メタ情報に関する今回の情報収集時(情報収集部251の処理終了時)の集計値と前回の情報収集時の集計値を比較して、増加傾向にある集計項目を基に整理条件を生成する。増加整理条件生成部222の処理は、原則として整理条件生成部221の処理と同一の手順であるが、対象とするデータが異なるために整理条件の有効判定の基準が異なる。
以下、図13を参照して増加整理条件生成部222の処理について説明する。図13は、増加整理条件生成部222の動作を示すフローチャートである。
はじめにファイル情報集計部224は、ファイル情報管理テーブル2261の各種統計種別に関する集計処理を実行する(E1)。増加整理条件生成部222は、集計情報履歴データベース225から前回収集時の集計結果を取得する。集計情報履歴データベース225は、ファイル情報集計部224による過去の集計履歴が格納されるデータベースである。増加整理条件生成部222は、前回から比較してファイル容量が増加している集計項目のみを抽出する(E2)。なお初回の情報収集時には、集計した値がそのまま変動量となる。このように扱うことにより、初回であっても有効な整理条件を生成できる。
増加整理条件生成部222は、上述の図5のB3、B4の処理と同様にファイル容量の変動値の平均値と標準偏差を用いて、増加したファイルサイズの大きな要因となっている集計項目を絞り込む(E3、E4)。
その後の整理条件の生成手順(E5〜E12)は、図6に示す整理条件生成部221による処理(B5〜B12)と同様である。ただし、B5〜B12と比較して複合した整理条件を有効と判断する判断基準が異なる。増加整理条件生成部222は、有効基準として整理実績管理テーブル2262が管理する整理実績の平均値を用いる。すなわち増加整理条件生成部222は、直近のファイルサイズの増加傾向を基に、これまでの整理実績が示すファイルサイズと同程度のファイルサイズに達した場合に有効な整理条件と扱う。増加整理条件生成部222は、生成した整理条件を一時的に記憶し、既存の整理条件情報管理テーブル2263を最新の状態に更新する(E13〜E17)。整理条件情報管理テーブル2263(図9)における収集前の対象ファイル容量とは、後述(<3>)のスコアリングに使用するファイル容量であり、今回の情報収集前に取得しておく(例えば集計情報履歴データベース225から取得しておく)値である。
増加整理条件生成部222は、生成した整理条件を整理条件情報管理テーブル2263に登録する(E18)。この際に増加整理条件生成部222は、当該整理条件にかかる整理方法を「未定義」として登録する。これによりユーザが明示的に実施したことのない有効な整理条件があることを把握できるようになる。
増加整理条件生成部222は、ファイル情報集計部224が集計した今回の集計結果を集計情報履歴データベース225に格納する(E19)。そして増加整理条件生成部222は、登録整理条件削除部223を動作させて、整理条件の削除を行う(E20)。以上により、情報収集フェーズの処理を終了する。
<3> 推薦提示フェーズについて
続いて推薦提示フェーズ(上述の<3>)の処理について説明する。
ユーザ端末1の表示部11は、整理条件の推薦提示要求を画面制御サーバ21に送信する。画面制御サーバ21は、その要求を推薦要求/結果213としてスコアリングサーバ24に送信する。スコアリングサーバ24内の推薦スコア算出部241は、整理条件登録/更新サーバ22に対してスコア算出に必要な各種データを送信するように要求する。整理条件登録/更新サーバ22は、ファイル/整理条件データベース226内の整理条件情報管理テーブル2261及び整理条件テーブル2264のデータを推薦スコア算出部241に送信する。推薦スコア算出部241は、整理条件情報管理テーブル2261及び整理条件テーブル2264のデータを基に各整理条件の推薦スコアを算出する。
推薦スコア算出部241による推薦スコアの算出式を以下に示す(式1)。
Figure 0006111734
推薦スコア算出部241は、上述の式1を用いて各整理条件の推薦スコアを算出する。そして推薦スコア算出部241は、各整理条件と推薦スコア、整理方法、ファイルの増加量、対象ファイル容量を関連付けたデータ列を画面制御サーバ21に送信する。
画面制御サーバ21は、推薦スコア算出部241から受信したデータ列を基に、データ列のソートを行い、推薦スコアが高い順に整理条件を並べた推薦スコアランキングを生成して表示部11に送信する。表示部11は、推薦スコアランキングをユーザに提示する。図14は、推薦スコアランキングの一例を示す概念図である。各整理条件は推薦スコアが高い順に並べられる。また各整理条件のファイルの増加傾向や整理方法も合わせて表示される。以上が推薦提示フェーズの処理である。
続いて本実施の形態にかかるファイル整理システム2の効果について適宜図14を参照しつつ説明する。本実施の形態にかかるファイル整理システム2は、ユーザから整理対象となるファイル群(整理対象ファイル群)と整理方法を受け付け、各メタ情報の観点から整理対象ファイル群のファイル容量を分析し、当該ファイル容量に応じて整理条件を生成している。これによりユーザは整理情報211を入力するのみで、ユーザの整理実績に合致し、かつ十分なデータ量のファイルを整理できる整理条件を得る(データベースに蓄積する)ことができる。すなわちユーザの手間がなく、有効な整理条件を生成することができる。
また増加整理条件生成部222は、各メタ情報の指定(集計項目)とファイルの増加の関係性に着目して整理条件を生成している。これにより、整理実績がない場合であっても整理条件を生成することができる。
ファイル整理システム2は、更に図14に示すように各整理条件をランキング形式で提示している。これによりユーザは、ファイルサーバ3の分析を行うことなく、各整理条件の有効性を把握することができる。これにより、整理条件の選択の間違いを防げるとともに、選択時間の短縮を図ることができる。
さらにまた整理条件生成部221は、これまでのファイル整理の実績値(上述の例では整理対象となったファイル容量の平均値)を参考にして整理条件を作成している。これにより、整理実行を行った回数が増えるほど、有効な整理条件を生成することができる。
<実施の形態2>
本実施の形態にかかるファイル整理システム2は、ファイル/フォルダの保管期間を考慮したファイルの整理を行うことを特徴とする。本実施の形態にかかるファイル整理システム2の構成について実施の形態1と異なる点を以下に説明する。
はじめに実施の形態1に記載のファイル整理システム2では問題が生じるケースを以下に説明する。実施の形態1のファイル整理システム2は、ファイル容量を基に整理条件を作成している。実施の形態1では、あるユーザが整理条件の生成前に大量のファイル/フォルダを作成した場合、これらのファイル/フォルダが整理条件による整理対象となり易い傾向となる。しかし直近に作成されたファイル/フォルダは整理の対象としない方がよい、すなわち必要である場合が多い。また業界によっては、ファイル/フォルダを一定期間保存しておくことが義務付けられている場合もある。よって実施の形態2のファイル整理システム2は、当該問題を改善するための構成を有する。
図15は、本実施の形態にかかるファイル整理システム2及び周辺装置の構成を示すブロック図である。ファイル整理システム2内の整理条件登録/更新サーバ22は、実施の形態1(図1)の構成に加えて保管期間更新部227を更に備える。保管期間更新部227は、ファイルサーバ3内の各ファイル/フォルダの保管期間を設定する。なお保管期間内のファイル/フォルダは整理対象から除外される。これにより不用意に新しいファイルが整理されてしまうことを防止する。以下、本実施の形態にかかる整理システム2の動作を説明する。
本実施の形態にかかるファイル整理システム2は、実施の形態1における各フェーズの処理に加え、ユーザの指定に応じてファイル/フォルダの保管期間を変更する保管期間変更フェーズを更に実行する。また本実施の形態にかかるファイル整理システム2は、情報収集フェーズ(上述の<2>)において残りの保管日数を更新するフェーズ(残保管日数更新フェーズ)を実行する。
はじめに保管期間変更フェーズについて説明する。ユーザは、ファイルサーバ3に関する表示画面を参照して、保管期間を更新したいファイル/フォルダを選択する。またはユーザは、表示画面を参照して保管期間を更新したいファイル/フォルダを絞り込む条件(例えばファイル情報管理テーブル2261に対する検索条件)を入力してもよい。またユーザは、保管期間の日数も合わせて入力する。この入力により、選択または絞り込み条件に該当したファイル/フォルダに対する保管期間を一括して設定することができる。
画面制御サーバ21は、入力された保管期間と、選択されたファイル/フォルダまたは検索条件と、を合わせて保管期間更新要求214として整理条件登録/更新サーバ22に送信する。
整理条件登録/更新サーバ22内の保管期間更新部227は、保管期間更新要求214を基にファイル/フォルダの保管期間を更新する。保管期間は、ファイル情報管理テーブル2261において管理される。本実施の形態にかかるファイル情報管理テーブル2261の構成を図16に示す。
図示するようにファイル情報管理テーブル2261は、図3の構成に加えて残保管日数と設定保管日数を新たに管理する。残保管日数は、整理対象から除外される残り日数である。
整理条件生成部221及び増加整理条件生成部222及びファイル情報収集部224は、この残保管日数が0となっているもののみを対象とした情報集計を行う。また整理処理実行部231は、この残保管日数が0となっているもののみを対象に削除を行う。これにより、不用意なファイルの削除が行われないようにすることができる。
図17(図17−1、図17−2)は、保管期間更新部227の動作を示すフローチャートである。保管期間更新部227は、保管期間更新要求214に含まれる検索条件に応じてファイル情報管理テーブル2261を検索する(G1)。保管期間更新部227は、検索により得られたデータ列に対して、各データ列がファイルに関するものであるかフォルダに関するものであるかを判定する(G3)。ファイルに関するものである場合(G3:Yes)、保管期間更新部227は、当該ファイルに関する残保管日数と設定保管日数を更新する(G4)。フォルダに関するものである場合(G3:No)、保管期間更新部227は、当該フォルダ及び配下のフォルダ/ファイルに関する残保管日数と設定保管日数を更新する(G5)。保管期間更新部227は、以上の処理(G3〜G5)を各データ列に対して実行する(G6)。以上により、保管期間変更フェーズの処理を終了する。
続いて残保管日数更新フェーズについて説明する。ユーザは、表示画面を参照して上述の情報収集フェーズ(上記の<2>)の実行開始を指示する。これに応じて実施の形態1と同様にメタ情報収集サーバ25内の情報収集部251が動作し、ファイル情報管理テーブル2261の更新も行う。
本実施の形態にかかる情報収集部251の動作を図18(図18−1、図18−2)のフローチャートを参照して説明する。情報収集部251は、ファイルサーバ3内の対象ファイル群31から最新の情報(ファイル名、作成日時、更新日時等)を収集する(H1)。その後に情報収集部251は、ファイル/フォルダの保管情報(残保管日数、設定保管日数)の更新も含めた更新処理を行う(H2〜H8)。この際に情報収集部251は、新規作成されたフォルダ/ファイルや更新が行われたフォルダ/ファイルについての初期化を行う(H3〜H5)。情報収集部251は、それ以外(H2及びH4の条件に該当しない)フォルダ/ファイルに関し、ファイル情報管理テーブル2261の更新日時を用いて残保管日数を更新する(H6、H7)。
なお本例では更新日時を用いて残保管日数の更新等を行っているが、ファイルの作成日時や参照日時等を用いて残保管日数を更新してもよい。情報収集部251は、ファイル情報管理テーブル2261内のその他の項目についての更新を行い(H8)、処理を終了する。
本実施の形態にかかるファイル整理システム2は、ファイルの保管期間を設け、保管期間内のファイルについては整理対象外としている。これにより、必要なファイル(例えば作成してから日にちが経過していないファイル)を整理対象外とすることができ、よりユーザの望むファイル整理を実現することができる。
<その他の実施形態>
上述の実施の形態1及び実施の形態2を用いて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。以下、各種変形例について説明する。
上述したメタ情報(作成日時、更新日時、参照日時等)に限られず、任意のメタ情報を扱うことも可能である。この場合、ファイル/整理条件データベース226と集計情報履歴データベース225を拡張対象のメタ情報に合わせて拡張することにより対応が可能となる。
また整理条件登録/更新サーバ22は、ユーザが推薦してほしくない整理条件を推薦対象から除外することも可能である。例えば表示部11に推薦対象の整理条件を表示(例えば図14に示す表示)するとともに、各整理条件と関連付けたボタン(たとえば「この整理条件を推薦対象から除外」ボタン)を表示する。これと同時に整理条件情報管理テーブル2263が、除外フラグを管理できるようにする。上記のボタンが押下された場合、整理条件登録/更新サーバ22は、整理条件情報管理テーブル2263内の対象整理条件の除外フラグをオンにする。そしてスコアリングサーバ24は、除外フラグがオンになっている整理条件を推薦対象から除外する。これにより、ユーザにとって削除してほしくないファイルが削除されることを回避することができる。
また本発明は、整理条件生成部221または増加整理条件生成部222の一方のみを動作させることも可能である。
さらに本発明は、整理実績と増加傾向のいずれかのみを考慮して整理条件を推薦することも可能である。例えばスコアリングサーバ24は、整理条件管理テーブル2263の推薦整理方法が「未定義」となっている整理条件だけを対象としてスコアリングをすることによりファイル容量の増加傾向のみを考慮したスコアリングができる。またスコアリングサーバ24は、整理条件管理テーブル2263の推薦整理方法が「未定義」以外となっている整理条件だけを対象としてスコアリングをすることにより整理実績のみを考慮したスコアリングができる。
また上述の説明ではファイル容量の観点から整理条件の有効性の判断をしていたが、必ずしもこれに限られない。例えばファイル数の観点から整理条件の有効性を判断してもよい。この場合、ファイル数によってライセンス費用が変わるようなソフトウェア製品/サービスに対して有用、すなわち費用を軽減することができる。
また本発明はファイル/フォルダを手動で整理する手動整理と、条件に応じて自動で整理する自動整理を併用することも可能である。はじめにユーザは手動で整理対象のファイルを選択して整理を行い、その後に自動整理にて条件に合致するファイル/フォルダを一括で整理する。なお、自動整理に関する整理条件は、推薦ランキングに提示されないようにすることにより、ユーザは参照すべき整理条件のみを参照することができる。
上述の各処理部(整理条件生成部221、増加整理条件生成部222、登録整理条件削除部223、ファイル情報収集部224、保管期間更新部227、整理処理実行部231、推薦スコア算出部241、情報収集部251)の各処理は、任意のコンピュータ内で動作するプログラムとして実現することが可能である。
プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
最後に図19を参照して、本発明の要点について改めて説明する。ファイルサーバ3には、対象ファイル群31が格納されている。ユーザは、整理情報211を入力する。整理情報211は、ユーザが整理対象としたファイル(整理対象ファイル群)と各ファイルに関する整理方法が規定された情報である。ここで整理対象ファイル群は、メタ情報の条件で指定されてもよく、ファイルIDを指定してもよい。
ファイル情報収集部251は、対象ファイル群31の各ファイルの情報(所有者、拡張子、作成日時等)を収集する。ファイル情報集計部224は、整理対象ファイル群を対象として、ファイル情報収集部251が収集した情報を基に各種メタ情報の観点から分析を行う。たとえばファイル情報集計部224は、整理対象ファイル群の拡張子や所有者等の観点から分析(図9)を行う。整理条件生成部221は、ファイル情報集計部224の解析結果から、ユーザにとって有効(整理するファイルサイズまたはファイル容量が大きい)と推定される整理条件を自動的に生成する。
このように整理対象ファイル群を対象として各種メタ情報の観点から分析を行い、有効な整理条件を自動的に生成することにより、ユーザの手間を削減したファイルの整理を実現することができる。
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
ファイルストレージ内の整理対象とするファイルを示す整理対象ファイル群に対し、各プロパティの観点から統計分析を行った統計情報を生成するファイル情報収集部と、
前記整理対象ファイル群と整理方法を関連付けた整理情報と、前記統計情報と、に基づいて前記ファイルストレージを整理するためのメタ情報の指定を定義した整理条件を生成する整理条件生成部と、を備えるファイル整理システム。
(付記2)
前記整理条件生成部が生成した整理条件と、前記整理情報内の整理方法と、を関連付けて蓄積するファイル整理条件データベース、を備える付記1に記載のファイル整理システム。
(付記3)
前記ファイル情報集計部が過去に集計した前記統計情報と、前記ファイル情報集計部が集計した最新の前記統計情報と、を比較し、ファイルの増加に関連するメタ情報の指定を基に前記整理条件を生成して前記ファイル整理条件データベースに格納する増加整理条件生成部、
を更に備えることを特徴とする付記2に記載のファイル整理システム。
(付記4)
前記ファイル整理条件データベース内に格納された複数の前記整理条件の各々について、実行した場合の前記ファイルサーバ内の整理対象となるファイル容量またはファイル数が大きい順序で、複数の前記整理条件の各々に対してスコアを設定する推薦スコア算出部と、
を備える付記1〜付記3のいずれか1項に記載のファイル整理システム。
(付記5)
前記整理条件を用いて前記ファイルストレージの整理を行う整理処理実行部を更に備える、付記1〜付記4のいずれか1項に記載のファイル整理システム。
(付記6)
前記ファイルストレージ内の各ファイルに対して保管期間を設定する保管期間更新部を更に有し、
前記ファイル情報収集部は、前記ファイルストレージ内の各ファイルのうち、保管期間外のファイルのみを統計分析対象とし、
前記整理実行部は、前記ファイルストレージ内の各ファイルのうち、保管期間内のファイルについては整理を行わない、付記5に記載のファイル整理システム。
(付記7)
前記整理条件生成部は、
前記整理条件を用いて前記ファイルストレージに対して行った整理の合計ファイル容量が前記整理対象ファイル群の合計ファイル容量よりも大きかった場合、前記整理条件の生成を行わない、ことを特徴とする付記1〜付記6のいずれか1項に記載のファイル整理システム。
(付記8)
ユーザから推薦対象外としてほしい前記整理条件の情報を受け付け、
前記ファイル整理条件データベースは、ユーザから指定された前記整理条件に対してフラグを設定し、
前記スコア算出部は、前記フラグが設定された前記整理条件をスコアリング処理の対象外とする、付記3に記載のファイル整理システム。
(付記9)
前記ファイル整理条件データベース内に格納された複数の前記整理条件の各々を実行した場合の前記ファイルサーバ内の整理対象となるファイル容量を算出し、当該ファイル容量が一定値以下となる前記整理条件を前記ファイル整理条件データベースから削除する登録整理条件削除部、を更に有する付記1〜付記8のいずれかに記載のファイル整理システム。
(付記10)
前記スコア算出部は、
複数の前記整理条件を前記スコアによってソートするとともに、各整理条件を実行した場合に整理対象となるファイル容量またはファイル数が増加傾向にあるか否かを示す情報を各整理条件に関連付ける、付記4に記載のファイル整理システム。
(付記11)
前記整理条件生成部は、前記ファイルストレージを整理するための各メタ情報を組み合わせた場合の前記ファイルストレージにおいて整理対象となるファイル容量を算出し、当該ファイル容量が所定条件を満たす組み合わせを前記整理条件として生成する、付記1〜付記10のいずれか1項に記載のファイル整理システム。
(付記12)
ファイルストレージ内の整理対象とするファイルを示す整理対象ファイル群に対し、各メタ情報の観点から統計分析を行った統計情報を生成するファイル情報収集ステップと、
前記整理対象ファイル群と整理方法を関連付けた整理情報と、前記統計情報と、に基づいて前記ファイルストレージを整理するためのメタ情報の指定を定義した整理条件を生成する整理条件生成ステップと、
を有するファイル整理方法。
(付記13)
コンピュータに、
ファイルストレージ内の整理対象とするファイルを示す整理対象ファイル群に対し、各メタ情報の観点から統計分析を行った統計情報を生成するファイル情報収集ステップと、
前記整理対象ファイル群と整理方法を関連付けた整理情報と、前記統計情報と、に基づいて前記ファイルストレージを整理するためのメタ情報の指定を定義した整理条件を生成する整理条件生成ステップと、
を実行させる、プログラム。
1 ユーザ端末
11 表示部
2 ファイル整理システム
21 画面制御サーバ
211 整理情報
212 収集実行要求
213 推薦要求/結果
22 整理条件登録/更新サーバ
221 整理条件生成部
222 増加整理条件生成部
223 登録整理条件削除部
224 ファイル情報収集部
225 集計情報履歴データベース
226 ファイル/整理条件データベース
2261 ファイル情報管理テーブル
2262 整理実績管理テーブル
2263 整理条件情報管理テーブル
2264 整理条件テール部
227 保管期間更新部
23 整理実行サーバ
231 整理処理実行部
24 スコアリングサーバ
241 推薦スコア算出部
25 メタ情報収集サーバ
251 情報収集部
3 ファイルサーバ
31 対象ファイル群

Claims (8)

  1. ファイルストレージ内の各ファイルのメタ情報を収集する情報収集部と、
    前記ファイルストレージ内の整理対象とするファイルを示す整理対象ファイル群を対象として、前記情報収集部が収集したメタ情報を統計分析した統計情報を生成するファイル情報集計部と、
    前記整理対象ファイル群と整理方法を関連付けた整理情報と、前記統計情報と、に基づいて前記ファイルストレージを整理するためのメタ情報の指定を定義した整理条件を生成する整理条件生成部と、
    前記整理条件生成部が生成した整理条件と、前記整理情報内の整理方法と、を関連付けて蓄積するファイル整理条件データベースと、
    前記ファイル情報集計部が過去に集計した前記統計情報と、前記ファイル情報集計部が集計した最新の前記統計情報と、を比較し、ファイルの増加に関連するメタ情報の指定を基に前記整理条件を生成して前記ファイル整理条件データベースに格納する増加整理条件生成部と、
    を備えるファイル整理システム。
  2. 前記ファイル整理条件データベース内に格納された複数の前記整理条件の各々について、実行した場合に前記ファイルストレージ内の整理対象となるファイル容量またはファイル数が大きい順序で、複数の前記整理条件の各々に対してスコアを設定する推薦スコア算出部と、
    を備える請求項1記載のファイル整理システム。
  3. 前記整理条件を用いて前記ファイルストレージの整理を行う整理処理実行部を更に備える、請求項1又は請求項2に記載のファイル整理システム。
  4. 前記ファイルストレージ内の各ファイルに対して保管期間を設定する保管期間更新部を更に有し、
    前記ファイル情報集計部は、前記ファイルストレージ内の各ファイルのうち、保管期間外のファイルのみを統計分析対象とし、
    前記整理処理実行部は、前記ファイルストレージ内の各ファイルのうち、保管期間内のファイルについては整理を行わない、請求項に記載のファイル整理システム。
  5. 前記整理条件生成部は、
    前記整理条件を用いて前記ファイルストレージに対して行った整理の平均ファイル容量が前記整理対象ファイル群の合計ファイル容量よりも大きかった場合、前記整理条件の生成を行わない、ことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか1項に記載のファイル整理システム。
  6. ユーザから推薦対象外としてほしい前記整理条件の情報を受け付け、
    前記ファイル整理条件データベースは、ユーザから指定された前記整理条件に対してフラグを設定し、
    前記推薦スコア算出部は、前記フラグが設定された前記整理条件をスコアリング処理の対象外とする、請求項に記載のファイル整理システム。
  7. ファイルストレージ内の各ファイルのメタ情報を収集する情報収集ステップと、
    前記ファイルストレージ内の整理対象とするファイルを示す整理対象ファイル群を対象として、前記情報収集ステップにおいて収されたメタ情報を統計分析した統計情報を生成するファイル情報集計ステップと、
    前記整理対象ファイル群と整理方法を関連付けた整理情報と、前記統計情報と、に基づいて前記ファイルストレージを整理するためのメタ情報の指定を定義した整理条件を生成する整理条件生成ステップと、
    前記ファイル情報集計ステップにおいて過去に集計された前記統計情報と、前記ファイル情報集計ステップにおいて集計された最新の前記統計情報と、を比較し、ファイルの増加に関連するメタ情報の指定を基に前記整理条件を生成して、当該生成した整理条件と、前記整理情報内の整理方法と、を関連付けて蓄積するファイル整理条件データベースに格納する増加整理条件生成ステップと、
    を有するファイル整理方法。
  8. コンピュータに、
    ファイルストレージ内の各ファイルのメタ情報を収集する情報収集ステップと、
    前記ファイルストレージ内の整理対象とするファイルを示す整理対象ファイル群を対象として、前記情報収集ステップにおいて収集されたメタ情報を統計分析した統計情報を生成するファイル情報集計ステップと、
    前記整理対象ファイル群と整理方法を関連付けた整理情報と、前記統計情報と、に基づいて前記ファイルストレージを整理するためのメタ情報の指定を定義した整理条件を生成する整理条件生成ステップと、
    前記ファイル情報集計ステップにおいて過去に集計された前記統計情報と、前記ファイル情報集計ステップにおいて集計された最新の前記統計情報と、を比較し、ファイルの増加に関連するメタ情報の指定を基に前記整理条件を生成して、当該生成した整理条件と、前記整理情報内の整理方法と、を関連付けて蓄積するファイル整理条件データベースに格納する増加整理条件生成ステップと、
    を実行させる、プログラム。
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