JP6193491B2 - 計算機システム - Google Patents

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Description

本発明は、システムの監視に必要な複数種類のデータへのアクセスを管理する計算機システム及び管理方法に関する。
ネットワークにおいても仮想化技術が普及し、ネットワークの監視が複雑化している。そのため、ネットワーク監視システムでは、ネットワークの監視処理及び障害の解析処理のために、様々な種類の詳細なデータを把握したいという要求がある。より具体的には、リアルタイムに集計されたデータ及び履歴データを把握したいという要求がある。
そのため、ネットワーク監視システムでは、様々な種類のデータがデータストアに格納される。ユーザは、監視処理の内容に応じて、当該データストアからデータを取得することができる。
複数種類のデータを取得する方法として、例えば、特許文献1のような技術が知られている。特許文献1には、「クライアント計算機10−1からデータベース言語による問い合わせを行う問い合わせ発行部11aと、サーバ計算機13で複数異種のデータベースを管理するDBMSサーバ群23と、複数異種のデータを管理する非DBMSサーバ群24と、問い合わせ発行部11aからの問い合わせを対応するDBMSに固有のデータベース言語に変換し、あるいは固有のアクセス方法に変換し、DBMSサーバ群23あるいは非DBMSサーバ群24にアクセス要求を発行し、このアクセス結果をクライアント計算機10−1に返却するマルチメディアデータベースアクセス部14とを具備し、複数異種のDBMS及び非DBMSからなるマルチメディアデータベース15を、データベース言語により統一的にアクセスする」ことが記載されている。これによって、複数異種のデータベースを含むマルチメディアデータをクライアント計算機上のアプリケーションから統一的にアクセスできる。
特開平8−83206号公報
従来の一般的なシステムでは、ログをそのままデータストアに格納していた。そのため、集計されたデータが必要な場合、リクエストを受け付けた計算機は、検索処理及び集計処理の二つの処理を実行する必要がある。そのため、効率よくデータを取得できない。
前述の課題を解決するために、集計処理毎にデータストアを構築する方法が考えられる。しかし、集計処理毎にデータストアを構築した場合、データストアの管理が複雑化する。そのため、ユーザはどのデータストアからデータを取得すればよい判断できない。
特許文献1に記載の技術は、種類の異なるデータを管理する複数データベース又は非データベースからデータを取得することはできるが、複雑なデータ管理が必要となる計算機システムでは効率的にデータを取得できない。また、ユーザは予めデータストアに格納されるデータの属性を把握する必要があるが、動的に更新され、かつ、複数の集計処理毎のデータを管理するデータストアを複数有する計算機システムでは、データストアに格納されるデータの属性を把握することが困難である。
本発明は、ユーザにデータストアに格納されるデータの属性、特に時間の属性を意識させることなく、適切なデータストアを特定し、当該データストアからデータを取得することができるシステム及び方法を提供することを目的とする。
本願において開示される発明の代表的な一例を示せば以下の通りである。すなわち、複数の計算機、及び管理計算機を備える計算機システムであって、前記複数の計算機の各々は、第1のプロセッサ、前記第1のプロセッサに接続される第1のメモリ、前記第1のプロセッサに接続される第1のネットワークインタフェースを有し、前記管理計算機は、第2のプロセッサ、前記第2のプロセッサに接続される第2のメモリ、前記第2のプロセッサに接続される第2のネットワークインタフェースを有し、前記計算機システムには、前記複数の計算機を用いて複数のデータストアが構成され、前記複数のデータストアは、データソースからリアルタイムデータを取得し、所定の集計単位時間分のリアルタイムデータを集計することによって算出されたリアルタイム統計データを格納する第1のデータストアと、前記リアルタイム統計データの履歴である履歴統計データを格納する第2のデータストアと、を含み、前記第1のデータストアは、現在の時刻から保持時間だけさかのぼった時刻までの時間範囲の前記リアルタイム統計データを格納し、前記管理計算機は、前記複数のデータストアから要求データを取得するためのリクエストであって、前記要求データの時間属性を含むデータ取得リクエストを受け付け、前記データ取得リクエストを解析することによって前記要求データを取得するデータストアを決定するリクエスト振り分け部と、前記複数のデータストアの各々に格納されるデータの時間属性を含むメタデータ管理情報と、を有し、前記メタデータ管理情報は、前記第1のデータストアに格納される前記リアルタイム統計データに関する前記保持時間を管理する第1のメタデータ情報を含み、前記データ取得リクエストに含まれる前記要求データの時間属性には、取得するデータの時間範囲を示す開始時刻及び終了時刻を含む指定時間が含まれ、前記リクエスト振り分け部は、前記データ取得リクエストを受け付けた場合、前記データ取得リクエストの解析結果に基づいて前記メタデータ管理情報を参照して、候補データストアを選択し、前記候補データストアから前記要求データを取得できるか否かを判定し、前記判定の結果に基づいて、前記要求データを取得するためのリクエストを発行するデータストアを決定し、前記決定されたデータストアに前記リクエストを発行し、前記候補データストアを選択する処理では、現在の時刻を取得し、前記現在の時刻から前記第1のメタデータ情報に含まれる前記保持時間を減算することによって第1の時刻を算出し、前記第1の時刻が前記終了時刻以前の時刻であるか否かを判定し、前記第1の時刻が前記終了時刻以後の時刻であると判定された場合、前記第2のデータストアを前記候補データストアとして選択し、前記第1の時刻が前記終了時刻以前の時刻であると判定された場合、前記第1の時刻が前記開始時刻以後の時刻であるか否かを判定し、前記第1の時刻が前記開始時刻以前の時刻であると判定された場合、前記第1のデータストアを前記候補データストアとして選択し、前記第1の時刻が前記開始時刻以後の時刻であると判定された場合、前記開始時刻から前記第1の時刻までの前記要求データを取得する前記候補データストアとして前記第2のデータストアを選択し、前記第1の時刻から前記終了時刻までの前記要求データを取得する前記候補データストアとして前記第1のデータストアを選択することを特徴とする。
本発明の一形態によれば、属性が異なるデータを格納する複数のデータストアを有する計算機システムにおいて、管理計算機は、任意のデータ取得リクエストに基づいて、複数のデータストアの中から要求データを取得するデータストアを決定できる。
前述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明によって明らかにされる。
本実施例1の計算機システムの構成例を説明するブロック図である。 実施例1の計算機のハードウェア構成及びソフトウェア構成の一例を説明するブロック図である。 実施例1の計算機システムにおける処理の流れを説明するブロック図である。 実施例1のリアルタイム統計データ_メタデータの一例を示す説明図である。 実施例1の履歴統計データ_メタデータの一例を示す説明図である。 実施例1の生データ_メタデータの一例を示す説明図である。 実施例1のメタデータ設定部が実行する処理の一例を説明するフローチャートである。 実施例1のメタデータ_データベースにメタデータを設定するための設定ファイルの一例を示す説明図である。 実施例1のメタデータ_データベースにメタデータを設定するための設定コマンドの一例を示す説明図である。 実施例1のリクエスト振り分け部が実行する処理の概要を説明するフローチャートである。 実施例1のデータストア判定処理の一例を説明するフローチャートである。 実施例1のデータストア判定処理の一例を説明するフローチャートである。 実施例1のリクエスト決定処理の一例を説明するフローチャートである。 実施例1のデータ取得リクエストの一例を示す説明図である。 実施例1のデータ取得リクエストの一例を示す説明図である。 実施例1のデータ取得リクエストの一例を示す説明図である。 実施例1のデータ取得リクエストの一例を示す説明図である。 実施例1のデータ取得リクエストの一例を示す説明図である。 実施例1のデータ取得リクエストの一例を示す説明図である。 実施例1のデータ取得リクエストの一例を示す説明図である。 実施例1の出力処理部が実行する処理の一例を説明するフローチャートである。 実施例2の計算機システムにおける処理の流れを説明するブロック図である。 実施例2のデータストア管理部が実行する処理の一例を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施例について、図面を参照して説明する。
[実施例1]
図1は、実施例1の計算機システムの構成例を説明するブロック図である。
計算機システムは、複数の計算機100、110、120、130、及び複数のクライアント端末140から構成される。
計算機100、複数の計算機110、複数の計算機120、複数の計算機130、及び複数のクライアント端末140は、ネットワーク160を介して互いに接続される。ネットワーク160は、計算機100、複数の計算機110、120、130、及び複数のクライアント端末140が互いに通信できるものであればどのようなものであってもよい。例えば、ネットワークの種類はWAN及びLANなどのいずれでもよく、また、ネットワークの接続方式は無線及び有線のいずれでもよい。
クライアント端末140は、ユーザが使用する計算機であり、プロセッサ(図示省略)、メモリ(図示省略)、ネットワークインタフェース(図示省略)等のハードウェアを有する。クライアント端末140には、各種データを参照し、データ等を表示するための表示部141が稼動する。ユーザは、表示部141を使用して計算機100にデータ取得リクエストを送信し、また各種情報を入力する。
複数の計算機110、120、130の各々は、様々な種類のデータを格納するデータストアを構成する計算機である。本実施例では、複数の計算機110を用いて一つ以上のデータストア、複数の計算機120を用いて一つ以上のデータストア、複数の計算機130を用いて一つの以上のデータストアを構成するものとする。また、本実施例では、複数のデータストアが一つのデータストア群として管理される。
データストアには、データソース150から取得されるデータが管理される。ここで、データソース150は、データストア群において管理されるデータの取得元を示す。例えば、データセンタにおけるサーバの稼働ログを管理するデータストア群の場合、データセンタがデータソース150に対応する。また、センサの計測値を管理するデータストア群の場合、センサがデータソース150に対応する。また、ネットワークの状態を管理するデータストア群の場合、ネットワークを構成するスイッチ等がデータソース150に対応する。
複数の計算機110の各々は、データソース150からリアルタイムデータを取得し、取得されたリアルタイムデータを用いて算出されたリアルタイム統計データを管理する計算機である。すなわち、各計算機110は、リアルタイム統計データを格納するデータストアを実現する計算機である。各計算機110は、リアルタイムデータ集計部111を有する。
リアルタイムデータ集計部111は、リアルタイム統計データを格納するデータストアを管理する。具体的には、リアルタイムデータ集計部111は、予め指定された集計処理に従って、データソース150から取得されたリアルタイムデータを所定の集計単位時間毎に集計することによってリアルタイム統計データを算出し、バッファ112にリアルタイム統計データを格納する。リアルタイムデータ集計部111には、バッファ112に格納されるリアルタイム統計データの時間範囲を決定するパラメタとして保持時間が設定される。バッファ112には、現在の時刻から保持時間さかのぼった時刻までのリアルタイム統計データが格納される。
リアルタイムデータ集計部111は、リアルタイムデータを用いてリアルタイム統計データを生成し、生成されたリアルタイム統計データを計算機120に格納する。また、リアルタイムデータ集計部111は、計算機100からリクエストを受信した場合、当該リクエストに従ってバッファ112に格納されるリアルタイム統計データを読み出し、読み出されたリアルタイム統計データを応答として計算機100に送信する。
複数の計算機120の各々は、リアルタイム統計データの履歴を管理する計算機である。すなわち、各計算機120は、リアルタイム統計データの履歴を格納するデータストアを実現する計算機である。各計算機120は、データベース管理部121及び履歴統計データ_データベース122を有する。以下の説明では、リアルタイム統計データの履歴を履歴統計データとも記載する。
履歴統計データ_データベース122は、履歴統計データを格納する。データベース管理部121は、履歴統計データを格納するデータストアを管理する。
具体的には、データベース管理部121は、リアルタイムデータ集計部111から受信したリアルタイム統計データを履歴統計データ_データベース122に格納する。また、データベース管理部121は、計算機100からリクエストを受信した場合、当該リクエストに従って履歴統計データ_データベース122から履歴統計データを読み出し、読み出された履歴統計データを応答として計算機100に送信する。
なお、履歴統計データは、リアルタイム統計データ以外のデータの履歴であってもよい。例えば、データベース管理部121は、データソース150からデータを取得し、所定の統計処理を実行することによって算出された統計データを履歴統計データとして格納してもよい。また、データベース管理部121は、後述する計算機130から生データを取得し、所定の統計処理を実行することによって算出された統計データを履歴統計データとして格納してもよい。
複数の計算機130の各々は、データソース150から取得された生データを管理する計算機である。ここで、生データとは、データソース150から取得されたリアルタイムデータそのものを示す。すなわち、各計算機130は、生データを格納するデータストアを実現する計算機である。各計算機130は、データベース管理部131及び生データ_データベース132を有する。
生データ_データベース132は、現在から過去までの生データを格納する。データベース管理部131は、生データを格納するデータストアを管理する。
具体的には、データベース管理部131は、データソース150から生データを取得し、取得された生データを生データ_データベース132に格納する。また、データベース管理部131は、計算機100からリクエストを受信した場合、当該リクエストに従って生データ_データベース132から生データを読み出し、読み出された生データを応答として計算機100に送信する。
前述したように、実施例1のデータストア群を構成する各データストアでは、集計内容、集計単位時間、保持時間等のデータの属性が異なるデータが管理される。
計算機100は、表示部141から送信されたデータ取得リクエストに基づいてデータの取得先となる候補のデータストアを特定する。以下の説明では、特定された候補のデータストアを候補データストアとも記載する。計算機100は、候補データストアからデータを取得できるか否かを判定し、判定結果に基づいてデータを取得するデータストアを決定する。計算機100は、データストア管理部101を有する。
データストア管理部101は、データストア群に含まれるデータストアに対するアクセス処理を管理する。データストア管理部101は、メタデータ設定部102、リクエスト振り分け部103、出力処理部104、及びメタデータ_データベース105を有する。
メタデータ設定部102は、データストアに格納されるデータの属性を示すメタデータを設定する。リクエスト振り分け部103は、表示部141からデータ取得リクエストを受信した場合、当該リクエストの対象となるデータを取得するデータストアを特定し、特定されたデータストアに対してリクエストを発行する。出力処理部104は、データストアから取得されたデータを用いて応答情報を生成し、表示部141に生成された応答情報を送信する。
メタデータ_データベース105は、データストアに格納されるデータの属性を管理するためのメタデータを格納する。
図2は、実施例1の計算機100のハードウェア構成及びソフトウェア構成の一例を説明するブロック図である。
計算機100は、プロセッサ201、メモリ202、記憶装置203、及びネットワークインタフェース204を有する。
プロセッサ201は、メモリ202に格納されるプログラムを実行する。プロセッサ201がプログラムを実行することによって計算機100が有する機能を実現できる。以下の説明ではプログラムを主体に処理の説明をする場合、当該プログラムがプロセッサ201によって実行されていることを示す。
メモリ202は、プロセッサ201によって実行されるプログラム及び当該プログラムの実行に必要な各種情報を格納する。メモリ202は、メタデータ設定部102、リクエスト振り分け部103、及び出力処理部104を実現するプログラムを格納する。また、メモリ202は、メタデータ_データベース105を格納する。
記憶装置203は、計算機100が使用する各種プログラム及び各種情報を格納する。メモリ202に格納されるプログラム及び情報は記憶装置203に格納されてもよい。この場合、プロセッサ201は、記憶装置203からプログラム及び情報を読み出し、メモリ202にロードし、メモリ202上にロードされたプログラムを実行する。ネットワークインタフェース204は、ネットワークと接続するためのインタフェースである。
計算機110、120、130も、計算機100と同一のハードウェア構成である。ただし、メモリ202及び記憶装置203に格納されるプログラム及び情報が異なる。具体的には、計算機110のメモリ202にはリアルタイムデータ集計部111を実現するプログラムが格納される。計算機120のメモリ202にはデータベース管理部121を実現するプログラムが格納され、記憶装置203には履歴統計データ_データベース122が格納される。計算機130のメモリ202にはデータベース管理部131を実現するプログラムが格納され、記憶装置203には生データ_データベース132が格納される。
本実施例では、記憶装置203の記憶領域を用いたディスクストアとしてデータストアを実現しているが、メモリ202の記憶領域を用いたメモリストアとしてデータストアを実現してもよい。
図3は、実施例1の計算機システムにおける処理の流れを説明するブロック図である。
図3に示すように、データストア管理部101は、各データストアにアクセスするための専用のアダプタ304を複数有する。データストア管理部101は、各アダプタ304を用いて各データストアにリクエストを送信し、各データストアからデータを受信する。
実施例1のデータストア管理部101は、三つのアダプタ304−1、304−2、304−3を有する。アダプタ304−1は、リアルタイムデータ集計部111が管理するリアルタイム統計データ310を取得するためのアダプタである。アダプタ304−2は、データベース管理部121が管理する履歴統計データ320を取得するためのアダプタである。アダプタ304−3は、データベース管理部131が管理する生データ330を取得するためのアダプタである。
データストア管理部101には予めメタデータ設定情報350が入力される。メタデータ設定部102は、入力されたメタデータ設定情報350に基づいて、データストア群において管理されるデータの属性を示すメタデータをメタデータ_データベース105に設定する。
実施例1では、メタデータ設定部102は、リアルタイム統計データ_メタデータ301、履歴統計データ_メタデータ302、及び生データ_メタデータ303をメタデータ_データベース105に設定する。
リアルタイム統計データ_メタデータ301は、計算機110が管理するリアルタイム統計データのメタデータである。履歴統計データ_メタデータ302は、計算機120が管理する履歴統計データのメタデータである。生データ_メタデータ303は、計算機130が管理する生データのメタデータである。
リアルタイム統計データ_メタデータ301、履歴統計データ_メタデータ302、及び生データ_メタデータ303をメタデータ_データベース105の詳細は、図4、図5、及び図6を用いて後述する。
データストア管理部101は、表示部141からデータ取得リクエストを受信した場合、以下のようなに動作する。
まず、リクエスト振り分け部103はデータ取得リクエストを解析する。リクエスト振り分け部103は、解析結果に基づいてメタデータ_データベース105を参照し、データを取得するデータストアを決定する。リクエスト振り分け部103は、決定されたデータストアにアクセスするためのアダプタ304に対してリクエストの発行指示を出力する。
アダプタ304は、リクエストの発行指示を受け付けると、当該指示に基づいてデータストアに対するリクエストを発行し、データストアからデータを取得する。アダプタ304は、取得されたデータを出力処理部104に出力する。
出力処理部104は、データ取得リクエストの解析結果、及び各アダプタから入力されたデータを用いて応答情報を生成する。このとき、出力処理部104は、必要がある場合、データストアから取得されたデータを処理することによって、データ取得リクエストによって要求されたデータを生成する。出力処理部104は、表示部141に生成された応答情報を送信する。
実施例1では、リクエスト振り分け部103が、データ取得リクエストの解析結果及びメタデータ_データベース105に基づいて、データを取得するデータストアを決定することに特徴がある。また、リクエスト振り分け部103は、データストアに格納されるデータを用いて、データ取得リクエストによって要求されるデータを生成することに特徴がある。
図4は、実施例1のリアルタイム統計データ_メタデータ301の一例を示す説明図である。
実施例1のリアルタイム統計データ_メタデータ301は、テーブル形式のデータであり、プロセス名401、カラム名402、集計内容403、集計単位時間404、及び保持時間405を含む。なお、リアルタイム統計データ_メタデータ301は前述したカラム以外のカラムが含まれてもよい。
プロセス名401は、リアルタイムデータ集計部111が実行する集計処理の名称である。カラム名402は、リアルタイムデータ集計部111によって集計されるリアルタイム統計データ310の内容である。集計内容403は、リアルタイムデータ集計部111が実行する集計処理の内容である。集計内容403には、例えば、集計処理の関数が格納される。集計単位時間404は、集計処理における集計時間の間隔である。保持時間405は、リアルタイムデータ集計部111のバッファ112に保持するリアルタイム統計データ310の時間幅である。
図4の一番目のエントリに対応するメタデータは、1秒単位にパケットのサイズを合計することによって算出される利用率を、リアルタイム統計データ310として管理するデータストアであることを示す。また、当該データストアは現在の時刻から一分間過去にさかのぼった時刻までの利用率が格納されることが分かる。
図4の二番目のエントリに対応するメタデータは、1秒単位にパケットの数を計測することによって算出されるパケット数を、リアルタイム統計データ310として管理するデータストアであることを示す。また、当該データストアは現在の時刻から一分間過去にさかのぼった時刻までのパケット数が格納されることが分かる。
図5は、実施例1の履歴統計データ_メタデータ302の一例を示す説明図である。
実施例1の履歴統計データ_メタデータ302は、テーブル形式のデータであり、テーブル名501、カラム名502、集計内容503、時間間隔504、及び集計単位時間505を含む。履歴統計データ_メタデータ302は前述したカラム以外のカラムが含まれてもよい。
カラム名502、集計内容503、及び集計単位時間505は、カラム名402、集計内容403、及び集計単位時間404と同一のものである。テーブル名501は、履歴統計データ320として格納されたリアルタイム統計データ310を集計するための集計処理の名称であり、プロセス名401に対応する。時間間隔504は、履歴統計データ320の履歴の期間である。
計算機120の履歴統計データ_データベース122には、履歴統計データ320が追加される。そのため、データベース管理部121は、新たな履歴統計データ320が追加されると、更新後の時間間隔を計算機100に通知する。これによって時間間隔504が更新される。なお、計算機100が、データベース管理部121に問い合わせることによって時間間隔504を更新してもよい。
図6は、実施例1の生データ_メタデータ303の一例を示す説明図である。
実施例1の生データ_メタデータ303は、ファイル形式のデータである。生データ_メタデータ303には、計算機130が取得する生データ330のスキーマの定義情報が格納される。生データ_メタデータ303は前述した定義情報以外の情報が格納されてもよい。
なお、本実施例は、リアルタイム統計データ_メタデータ301、履歴統計データ_メタデータ302、及び生データ_メタデータ303のデータ形式に限定されない。例えば、リアルタイム統計データ_メタデータ301及び履歴統計データ_メタデータ302はファイル形式のデータであってもよい。また、メタデータとして登録するカラムは、メタデータ設定情報350を用いて任意に設定できる。
図7は、実施例1のメタデータ設定部102が実行する処理の一例を説明するフローチャートである。図8は、実施例1のメタデータ_データベース105にメタデータを設定するための設定ファイルの一例を示す説明図である。図9は、実施例1のメタデータ_データベース105にメタデータを設定するための設定コマンドの一例を示す説明図である。
メタデータ設定部102は、メタデータ設定指示を受信すると処理を開始する(ステップS701)。メタデータ設定指示は、計算機100を操作する管理者、又はクライアント端末140を操作するユーザ等によって入力される。
メタデータ設定指示には、各データストアのデータに関する設定ファイル又は設定コマンド等がメタデータ設定情報350として含まれる。例えば、図8に示すような設定ファイル、又は、図9に示すような設定コマンドがメタデータ設定情報350として含まれる。
メタデータ設定部102は、データストアのループ処理を開始する(ステップS702)。具体的には、メタデータ設定部102は、メタデータ設定指示に含まれるメタデータ設定情報350を参照し、処理対象のデータストアを一つ選択する。
メタデータ設定部102は、メタデータ設定情報350に基づいて、メタデータ_データベース105に選択されたデータストアのメタデータを設定する(ステップS703)。
例えば、メタデータ設定情報350が図8に示す設定ファイルであり、リアルタイム統計データ310を管理するデータストアが選択されている場合、メタデータ設定部102は、設定ファイルからカラムを抽出する。メタデータ設定部102は、抽出されたカラムが設定されたリアルタイム統計データ_メタデータ301をメタデータ_データベース105に生成する。さらに、メタデータ設定部102は、設定ファイルに基づいて、各カラムに値を設定する。
メタデータ設定部102は、メタデータ設定情報350に含まれるすべてのデータストアについてメタデータの設定が完了したか否かを判定する(ステップS704)。
メタデータ設定情報350に含まれるすべてのデータストアについてメタデータの設定が完了していないと判定された場合、メタデータ設定部102は、ステップS702に戻り、次の処理対象のデータストアを一つ選択し、同様の処理を実行する。
メタデータ設定情報350に含まれるすべてのデータストアについてメタデータの設定が完了したと判定された場合、メタデータ設定部102は、処理を終了する。
図10は、実施例1のリクエスト振り分け部103が実行する処理の概要を説明するフローチャートである。
リクエスト振り分け部103は、表示部141からデータ取得リクエストを受信すると処理を開始する。データ取得リクエストは、要求するデータの時間範囲を指定する指定時間と、データの属性情報(集計情報)とを含む。指定時間は、開始時刻(ts)及び終了時刻(te)を含み、また、データの属性情報は、プロセス名、集計単位時間、及び集計内容、又は、生データのスキーマの少なくともいずれかを含む。以下の説明では、データ取得リクエストによって要求されたデータを要求データとも記載する。
本実施例では、指定時間は任意に設定できる。指定時間は絶対時間又は相対時間のいずれかで指定される。例えば、絶対時間の場合、開時時刻「2014/02/01 19:00」及び終了時刻「2014/03/01 11:00」が指定時間として含まれ、相対時間の場合、開始時刻「now−1min」及び終了時刻「now」が指定時間として含まれる。「now」は現在の時刻を示し、本実施例では、現在の時刻とは、リクエスト振り分け部103が処理を開始した時刻を表すものとする。
リクエスト振り分け部103は、データ取得リクエストを解析し、要求データを取得するデータストアを特定するための情報を取得する(ステップS1001)。具体的には、リクエスト振り分け部103は、指定時間及びデータの属性情報を取得する。また、リクエスト振り分け部103は、指定時間が相対時間又は絶対時間のいずれであるかを判定する。
リクエスト振り分け部103は、取得された指定時間に基づいて、データを取得するデータストアを特定するためのデータストア判定処理を実行する(ステップS1002)。データストア判定処理では、リクエスト振り分け部103は、メタデータ_データベース105に格納される各メタデータに含まれる時間の属性に基づいて、候補データストアを決定する。なお、データストア判定処理の詳細は、図11A及び図11Bを用いて後述する。
リクエスト振り分け部103は、実際にリクエストを発行するデータストアを決定するためのリクエスト決定処理を実行し(ステップS1003)、処理を終了する。
これは、候補データストアからは要求データを取得できない可能性があるためである。そのため、リクエスト振り分け部103は、メタデータに基づいて、候補データストアから要求データを取得できるか否かを判定し、当該判定結果に基づいて実際にリクエストを発行するデータストアを決定する。なお、リクエスト決定処理の詳細は、図12を用いて後述する。
図11A及び図11Bは、実施例1のデータストア判定処理の一例を説明するフローチャートである。
リクエスト振り分け部103は、データ取得リクエストの解析結果に基づいて、指定時間が相対時間であるか否かを判定する(ステップS1101)。
指定時間が相対時間であると判定された場合、リクエスト振り分け部103は、リアルタイムデータ集計部111から要求データを取得できる可能性があるか否かを判定する(ステップS1102)。具体的には、以下のような処理が実行される。
リクエスト振り分け部103は、現在の時刻を取得する。また、リアルタイム統計データ_メタデータ301を参照し、保持時間405の値を取得する。リクエスト振り分け部103は、保持時間405の値を一つ選択し、下式(1)を満たすか否かを判定する。
Figure 0006193491
ここで、「now」は、現在の時刻を示す変数であり、「rt_range」は選択された保持時間405を示す変数であり、teは終了時刻を示す変数である。式(1)を満たす保持時間405が少なくとも一つでも存在する場合、リクエスト振り分け部103は、リアルタイムデータ集計部111から取得可能なデータが存在すると判定する。なぜならば、式(1)を満たす場合、リアルタイムデータ集計部111のバッファ112には指定時間によって指定された要求データが格納されている可能性があるためである。
このとき、リクエスト振り分け部103は、リアルタイム統計データ_メタデータ301にフラグを付与する。以上がステップS1102の処理の説明である。なお、リクエスト振り分け部103は、式(1)を満たすエントリにのみフラグを付与してもよい。これによって、後述するリクエスト決定処理では、フラグが付与されたエントリのみを対象に処理を実行すればよいため処理負荷を低減できる。以上がステップS1102の処理の説明である。なお、式(1)を用いた判定方法は一例であって、同様の判定ができればどのような条件を用いてもよい。
リアルタイムデータ集計部111から要求データを取得できる可能性がないと判定された場合、リクエスト振り分け部103は、履歴統計データ320を管理するデータストアを候補データストアに決定し(ステップS1103)、その後、リクエスト決定処理を開始する(ステップS1104)。
リアルタイムデータ集計部111から要求データを取得できる可能性があると判定された場合、リクエスト振り分け部103は、ステップS1106に進む。
ステップS1101において、指定時間が絶対時間であると判定された場合、リクエスト振り分け部103は、現在の時刻を取得し、現在の時刻が指定時間に含まれるか否かを判定する(ステップS1105)。
現在の時刻が指定時間に含まれないと判定された場合、リクエスト振り分け部103は、履歴統計データ320を管理するデータストアを候補データストアに決定し(ステップS1103)、その後、リクエスト決定処理を開始する(ステップS1104)。
現在の時刻が指定時間に含まれると判定された場合、リクエスト振り分け部103は、ステップS1106に進む。
ステップS1102の判定結果が「Yes」、又はステップS1105の判定結果が「Yes」の場合、リクエスト振り分け部103は、履歴統計データ320を取得する必要があるか否かを判定する(ステップS1106)。具体的には、以下のような処理が実行される。
リクエスト振り分け部は、現在の時刻、及び保持時間405の値を取得する。リクエスト振り分け部103は、保持時間405の値を一つ選択し、下式(2)を満たすか否かを判定する。
Figure 0006193491
ここで、tsは開始時刻を示す変数である。式(2)を満たす保持時間405が少なくとも一つでも存在する場合、リクエスト振り分け部103は、履歴統計データを取得する必要があると判定する。なぜならば、式(2)を満たす場合、リアルタイムデータ集計部111のバッファ112には、すべての要求データが格納されていないためである。なお、式(2)を用いた判定方法は一例であって、同様の判定ができればどのような条件を用いてもよい。
履歴統計データ320を取得する必要があると判定された場合、リクエスト振り分け部103は、リアルタイム統計データ310を管理するデータストア及び履歴統計データ320を管理するデータストアを候補データストアに決定し(ステップS1107)、その後、リクエスト決定処理を開始する(ステップS1104)。具体的には、以下のような処理が実行される。
リクエスト振り分け部103は、下式(3)を満たす時刻t0を特定する。リクエスト振り分け部103は、tsからt0までの要求データについては履歴統計データ320を管理するデータストアを候補データストアとして決定し、また、t0からteまでの要求データについてはリアルタイム統計データ310を管理するデータストアを候補データストアとして決定する。
Figure 0006193491
このとき、リクエスト振り分け部103は、履歴統計データ_メタデータ302にフラグを付与する。以上がステップS1107の処理の説明である。なお、式(3)を用いた判定方法は一例であって、同様の判定ができればどのような条件を用いてもよい。
履歴統計データ320を取得する必要がないと判定された場合、リクエスト振り分け部103は、リアルタイム統計データ310を管理するデータストアを候補データストアに決定し(ステップS1108)、その後、リクエスト決定処理を開始する(ステップS1104)。
前述したように、データストア判定処理では、データ取得リクエストに含まれる指定時間に基づいてメタデータ_データベース105を参照することによって、リクエストを発行する候補データストアを決定できる。これによって、ユーザがデータストアに格納されるデータの属性、特に、時間の属性を意識することなく、適切なデータストアを選択できる。
図12は、実施例1のリクエスト決定処理の一例を説明するフローチャートである。
リクエスト振り分け部103は、リアルタイム統計データ310を管理するデータストアが候補データストアであるか否かを判定する(ステップS1201)。
具体的には、リクエスト振り分け部103は、リアルタイム統計データ_メタデータ301にフラグが付与されているか否かを判定する。
リアルタイム統計データ310を管理するデータストアが候補データストアでないと判定された場合、リクエスト振り分け部103は、ステップS1204に進む。
リアルタイム統計データ310を管理するデータストアが候補データストアであると判定された場合、リクエスト振り分け部103は、リアルタイム統計データ_メタデータ301を参照して、データ取得リクエストに含まれるデータの属性情報に一致するリアルタイム統計データ310が存在するか否かを判定する(ステップS1202)。具体的には、以下のような処理が実行される。
まず、リクエスト振り分け部103は、データの属性情報として、プロセス名、集計内容、及び集計単位時間が取得されたか否かを判定する。プロセス名、集計内容、及び集計単位時間が取得されていない場合、リクエスト振り分け部103は、データ取得リクエストのデータの属性情報に一致するリアルタイム統計データ310が存在しないと判定する。
プロセス名、集計内容、及び集計単位時間が取得されたと判定された場合、リクエスト振り分け部103は、リアルタイム統計データ_メタデータ301のプロセス名401及び集計内容403が取得されたプロセス名及び集計内容と一致するエントリを検索する。一致するエントリが存在しない場合、リクエスト振り分け部103は、データ取得リクエストのデータの属性情報に一致するリアルタイム統計データ310が存在しないと判定する。
リクエスト振り分け部103は、検索されたエントリの集計単位時間404の値が、取得された集計単位時間以下、かつ、集約可能な時間であるか否かを判定する。以下の説明では、前述の判定条件を第1の判定条件とも記載する。ここで、取得された集計単位時間が「1min」の場合を例に前述した処理を説明する。
検索されたエントリの集計単位時間404の値が「1min」の場合、リクエスト振り分け部103は、第1の判定条件を満たすと判定する。
検索されたエントリの集計単位時間404の値が「30sec」の場合、リクエスト振り分け部103は、第1の判定条件を満たすと判定する。これは、リクエスト振り分け部103は、集計単位時間が「30sec」のリアルタイム統計データ310を二つ取得し、当該二つのリアルタイム統計データ310を集計することによって「1min」のリアルタイム統計データ310を生成できるためである。
検索されたエントリの集計単位時間404の値が「50sec」の場合、リクエスト振り分け部103は、第1の判定条件を満たさないと判定する。これは、集計単位時間が「50sec」のリアルタイム統計データ310から「1min」のリアルタイム統計データ310を生成できないためである。
すなわち、集計単位時間404の値が取得された集計単位時間の約数である場合、リクエスト振り分け部103は、第1の判定条件を満たすと判定する。以上がステップS1202の処理の説明である。
データ取得リクエストに含まれるデータの属性情報に一致するリアルタイム統計データ310が存在すると判定された場合、リクエスト振り分け部103は、リアルタイムデータ集計部111へリクエストを発行し(ステップS1203)、その後、ステップS1204に進む。
具体的には、リクエスト振り分け部103は、検索されたエントリの情報を含むリクエスト発行指示をアダプタ304−1に出力する。アダプタ304−1は、当該指示が入力されると、所定のリアルタイムデータ集計部111に対してリクエストを発行する。
データ取得リクエストに含まれるデータの属性情報に一致するリアルタイム統計データ310が存在しないと判定された場合、リクエスト振り分け部103は、生データを管理するデータベース管理部131へリクエストを発行し(ステップS1207)、その後、ステップS1204に進む。具体的には、以下のような処理が実行される。
リクエスト振り分け部103は、生データ_メタデータ303を参照し、要求されたデータを取得できる生データ_データベース132を特定する。このとき、第1の判定条件を適用してもよい。リクエスト振り分け部103は、特定された生データ_データベース132を管理する計算機130の識別子を含むリクエスト発行指示をアダプタ304−3に出力する。アダプタ304−3は、当該指示が入力されると、所定の計算機130のデータベース管理部131に対してリクエストを発行する。以上がステップS1207の処理の説明である。
ステップS1204では、リクエスト振り分け部103は、履歴統計データ320を管理するデータストアが候補データストアであるか否かを判定する(ステップS1204)。
具体的には、リクエスト振り分け部103は、履歴統計データ_メタデータ302にフラグが付与されているか否かを判定する。
履歴統計データ320を管理するデータストアが候補データストアでないと判定された場合、リクエスト振り分け部103は、処理を終了する。
履歴統計データ320を管理するデータストアが候補データストアであると判定された場合、リクエスト振り分け部103は、履歴統計データ_メタデータ302を参照して、データ取得リクエストに含まれるデータの属性情報に一致する履歴統計データ320が存在するか否かを判定する(ステップS1205)。ステップS1205の処理は、ステップS1202の処理と同一の処理である。
データ取得リクエストに含まれるデータの属性情報に一致する履歴統計データ320が存在すると判定された場合、リクエスト振り分け部103は、データベース管理部121へリクエストを発行し(ステップS1206)、その後、処理を終了する。
具体的には、リクエスト振り分け部103は、検索されたエントリの情報を含むリクエスト発行指示をアダプタ304−2に出力する。アダプタ304−2は、当該指示が入力されると、所定のデータベース管理部121に対してリクエストを発行する。
データ取得リクエストに含まれるデータの属性情報に一致するリアルタイム統計データ310が存在しないと判定された場合、リクエスト振り分け部103は、生データを管理するデータベース管理部131へリクエストを発行し(ステップS1208)、その後、処理を終了する。ステップS1208の処理は、ステップS1207の処理と同一の処理である。
本実施例では、データストア判定処理及びリクエスト決定処理を別々に実行しているが、二つの処理を同時に実行してもよい。例えば、リクエスト振り分け部103は、ステップS1103の処理の後にステップS1205の処理を実行し、ステップS1107の処理の後にステップS1202及びステップS1205の処理を実行し、ステップS1108の処理の実行後にステップS1202の処理を実行する。
ここで、具体的なデータ取得リクエストを用いて、データストア判定処理及びリクエスト決定処理の具体的な処理内容を説明する。図4、図5及び図6に示す各メタデータを想定する。
図13A、図13B、図13C、図13D、図13E、図13F、及び図13Gは、実施例1のデータ取得リクエストの一例を示す説明図である。
(図13Aのデータ取得リクエスト)
開時時刻及び終了時刻が「now」になり、指定時間は相対時間である。したがって、ステップS1101の判定結果はYesとなる。また、式(1)を満たすエントリが存在するため、ステップS1102の判定結果はYesとなる。また、式(2)を満たさないため、ステップS1106の判定結果はNoとなる。したがって、候補データストアは、リアルタイム統計データ310を管理するデータストアとなる。
候補データストアはリアルタイム統計データ310を管理するデータストアであるため、ステップS1201の判定結果はYesとなる。ステップS1202では、プロセス名、集計内容、及び集計単位時間が、リアルタイム統計データ_メタデータ301の一番上のエントリと一致するため、判定結果はYesとなる。また、候補データストアはリアルタイム統計データ310を管理するデータストアのみであるため、ステップS1204の判定結果はNoとなる。
以上の結果より、リクエスト振り分け部103は、リアルタイムデータ集計部111へリクエストを発行する。
(図13Bのデータ取得リクエスト)
開始時刻が「now−1min」、終了時刻が「now」になり、指定時間は相対時間である。したがって、ステップS1101の判定結果はYesとなる。また、式(1)を満たすエントリが存在するため、ステップS1102の判定結果はYesとなる。また、式(2)を満たさないため、ステップS1106の判定結果はNoとなる。したがって、候補データストアは、リアルタイム統計データ310を管理するデータストアとなる。
候補データストアはリアルタイム統計データ310を管理するデータストアであるため、ステップS1201の判定結果はYesとなる。ステップS1202では、プロセス名、集計内容、及び集計単位時間が、リアルタイム統計データ_メタデータ301の一番上のエントリと一致するため、判定結果はYesとなる。また、候補データストアはリアルタイム統計データ310を管理するデータストアのみであるため、ステップS1204の判定結果はNoとなる。
以上の結果より、リクエスト振り分け部103は、リアルタイムデータ集計部111へリクエストを発行する。
(図13Cのデータ取得リクエスト)
開始時刻が「2014/02/01 19:00:00」、終了時刻が「2014/02/01 19:01:00」になり、指定時間は絶対時間である。したがって、ステップS1101の判定結果はNoとなる。
現在の時刻が指定時間に含まれる場合、ステップS1105の判定結果はYesとなる。式(2)を満たさないため、ステップS1106の判定結果はNoとなる。したがって、候補データストアは、リアルタイム統計データ310を管理するデータストアとなる。
一方、現在の時刻が指定時間に含まれない場合、ステップS1105の判定結果はNoとなる。したがって、候補データストアは、履歴統計データ320を管理するデータストアとなる。
候補データストアがリアルタイム統計データ310を管理するデータストアの場合、ステップS1201の判定結果はYesとなる。ステップS1202では、プロセス名、集計内容、及び集計単位時間が、リアルタイム統計データ_メタデータ301の一番上のエントリと一致するため、判定結果はYesとなる。また、候補データストアはリアルタイム統計データ310を管理するデータストアのみであるため、ステップS1204の判定結果はNoとなる。以上の結果より、リクエスト振り分け部103は、リアルタイムデータ集計部111へリクエストを発行する。
候補データストアが履歴統計データ320を管理するデータストアの場合、ステップS1201の判定結果はNoとなり、また、ステップS1204の判定結果はYesとなる。ステップS1205では、プロセス名、集計内容、及び集計単位時間が、リアルタイム統計データ_メタデータ301の一番上のエントリと一致するため、判定結果はYesとなる。以上の結果より、リクエスト振り分け部103は、データベース管理部121へリクエストを発行する。
(図13Dのデータ取得リクエスト)
開始時刻が「now−1hour」、終了時刻が「now」になり、指定時間は相対時間である。したがって、ステップS1101の判定結果はYesとなる。また、式(1)を満たすエントリが存在するため、ステップS1102の判定結果はYesとなる。式(2)を満たすため、ステップS1106の判定結果はYesとなる。したがって、候補データストアは、リアルタイム統計データ310を管理するデータストア及び履歴統計データ320を管理するデータストアとなる。なお、t0は「now−1min」となる。
候補データストアはリアルタイム統計データ310を管理するデータストアであるため、ステップS1201の判定結果はYesとなる。ステップS1202では、プロセス名、集計内容、及び集計単位時間が、リアルタイム統計データ_メタデータ301の一番上のエントリと一致するため、判定結果はYesとなる。また、履歴統計データ320を管理するデータストアも候補データストアであるため、ステップS1204の判定結果はYesとなる。ステップS1205では、プロセス名、集計内容、及び集計単位時間が、リアルタイム統計データ_メタデータ301の一番上のエントリと一致するため、判定結果はYesとなる。
以上の結果より、リクエスト振り分け部103は、リアルタイムデータ集計部111へリクエストを発行し、「now−1hour」から「now−1min」までの要求データについてはデータベース管理部121へリクエストを発行する。
(図13Eのデータ取得リクエスト)
開始時刻が「2014/02/01 19:00:00」、終了時刻が「2014/02/01 19:10:00」になり、指定時間は絶対時間である。したがって、ステップS1101の判定結果はNoとなる。
現在の時刻が指定時間に含まれる場合、ステップS1105の判定結果はYesとなる。式(2)を満たすため、ステップS1106の判定結果はYesとなる。したがって、候補データストアは、リアルタイム統計データ310を管理するデータストア及び履歴統計データ320を管理するデータストアとなる。
一方、現在の時刻が指定時間に含まれない場合、ステップS1105の判定結果はNoとなる。したがって、候補データストアは、履歴統計データ320を管理するデータストアとなる。
候補データストアがリアルタイム統計データ310を管理するデータストアの場合、ステップS1201の判定結果はYesとなる。ステップS1202では、プロセス名、集計内容、及び集計単位時間が、リアルタイム統計データ_メタデータ301の一番上のエントリと一致するため、判定結果はYesとなる。また、履歴統計データ320を管理するデータストアも候補データストアの場合、ステップS1205の判定結果はYesとなる。以上の結果より、リクエスト振り分け部103は、リアルタイムデータ集計部111へリクエストを発行し、「2014/02/01 19:00:00」から「2014/02/01 19:09:00」までの要求データについてはデータベース管理部121へリクエストを発行する。
候補データストアが履歴統計データ320を管理するデータストアの場合、ステップS1201の判定結果はNoとなり、また、ステップS1204の判定結果はYesとなる。ステップS1205では、プロセス名、集計内容、及び集計単位時間が、リアルタイム統計データ_メタデータ301の一番上のエントリと一致するため、判定結果はYesとなる。以上の結果より、リクエスト振り分け部103は、データベース管理部121へリクエストを発行する。
(図13Fのデータ取得リクエスト)
開始時刻が「2014/02/01 19:00:00」、終了時刻が「2014/02/01 19:10:00」になり、指定時間は絶対時間である。したがって、ステップS1101の判定結果はNoとなる。
現在の時刻が指定時間に含まれる場合、ステップS1105の判定結果はYesとなる。式(2)を満たすため、ステップS1106の判定結果はYesとなる。したがって、候補データストアは、リアルタイム統計データ310を管理するデータストア及び履歴統計データ320を管理するデータストアとなる。
一方、現在の時刻が指定時間に含まれない場合、ステップS1105の判定結果はNoとなる。したがって、候補データストアは、履歴統計データ320を管理するデータストアとなる。
候補データストアがリアルタイム統計データ310を管理するデータストアの場合、ステップS1201の判定結果はYesとなる。ステップS1202では、集計単位時間と一致するエントリが存在しないため、判定結果はNoとなる。また、履歴統計データ320を管理するデータストアも候補データストアの場合、ステップS1205の判定結果はNoとなる。以上の結果より、リクエスト振り分け部103は、データベース管理部131へリクエストを発行する。
候補データストアが履歴統計データ320を管理するデータストアの場合、ステップS1201の判定結果はNoとなり、また、ステップS1204の判定結果はYesとなる。ステップS1205では、集計単位時間と一致するエントリが存在しないため判定結果はNoとなる。以上の結果より、リクエスト振り分け部103は、データベース管理部131へリクエストを発行する。
(図13Gのデータ取得リクエスト)
開始時刻が「2014/02/01 19:00:00」、終了時刻が「2014/02/01 19:10:00」になり、指定時間は絶対時間である。したがって、ステップS1101の判定結果はNoとなる。
現在の時刻が指定時間に含まれる場合、ステップS1105の判定結果はYesとなる。式(2)を満たすため、ステップS1106の判定結果はYesとなる。したがって、候補データストアは、リアルタイム統計データ310を管理するデータストア及び履歴統計データ320を管理するデータストアとなる。
一方、現在の時刻が指定時間に含まれない場合、ステップS1105の判定結果はNoとなる。したがって、候補データストアは、履歴統計データ320を管理するデータストアとなる。
候補データストアがリアルタイム統計データ310を管理するデータストアの場合、ステップS1201の判定結果はYesとなる。ステップS1202では、プロセス名、集計内容及び集計単位時間が取得されていないため、判定結果はNoとなる。また、履歴統計データ320を管理するデータストアも候補データストアの場合、ステップS1205の判定結果はNoとなる。以上の結果より、リクエスト振り分け部103は、データベース管理部131へリクエストを発行する。
候補データストアが履歴統計データ320を管理するデータストアの場合、ステップS1201の判定結果はNoとなり、また、ステップS1204の判定結果はYesとなる。ステップS1205では、プロセス名、集計内容及び集計単位時間が取得されていないため、判定結果はNoとなる。以上の結果より、リクエスト振り分け部103は、データベース管理部131へリクエストを発行する。
以上で説明したように、ユーザは指定時間のみを行うことによって、適切なデータストアから要求データを取得できる。
次に、出力処理部104が実行する処理について説明する。図14は、実施例1の出力処理部104が実行する処理の一例を説明するフローチャートである。
出力処理部104は、データストアからすべてのデータが取得された後、以下で説明する処理を実行する。例えば、リクエスト振り分け部103が、発行されたリクエストの応答を監視し、発行されたすべてのリクエストの応答を受信したことを検知した場合、出力処理部104に処理の開始を指示する。
出力処理部104は、データストアのループ処理を開始する(ステップS1401)。出力処理部104は、対象のデータストアから取得されたデータを集計する必要があるか否かを判定する(ステップS1402)。具体的には、以下のような処理が実行される。
出力処理部104は、対象のデータストアがリアルタイム統計データ310又は履歴統計データ320を管理するデータストアであるか否かを判定する。対象のデータストアが生データ330を管理するデータストアである場合、出力処理部104は、データを集計する必要がないと判定する。
対象のデータストアがリアルタイム統計データ310又は履歴統計データ320を管理するデータストアであると判定された場合、出力処理部104は、対象のデータストアに対応するメタデータ、すなわち、リアルタイム統計データ_メタデータ301又は履歴統計データ_メタデータ302を参照し、集計単位時間404の値又は集計単位時間505の値を取得する。
出力処理部104は、集計単位時間404の値又は集計単位時間505の値が、データ取得リクエストに含まれるデータの属性情報の集計単位時間より小さいか否かを判定する。
集計単位時間404の値又は集計単位時間505の値が、データ取得リクエストに含まれるデータの属性情報の集計単位時間より小さい場合、出力処理部104は、データを集計する必要があると判定する。以上がステップS1402の処理の説明である。
対象のデータストアから取得されたデータを集計する必要がないと判定された場合、出力処理部104は、ステップS1404に進む。
対象のデータストアから取得されたデータを集計する必要があると判定された場合、出力処理部104は、取得されたデータを用いて、要求されたデータを生成する(ステップS1403)。
例えば、要求データの集計時間単位が「1min」であり、データストアから取得されたデータの集計時間単位が「20sec」である場合、出力処理部104は、取得されたデータを三つマージすることによって一つの要求データを生成する。さらに、出力処理部104は、生成された要求データを時間順に並び替える。なお、予め収集処理の内容が指定されてもよい。
出力処理部104は、データが取得されたすべてのデータストアについて処理が完了したか否かを判定する(ステップS1404)。
データが取得されたすべてのデータストアについて処理が完了していないと判定された場合、出力処理部104は、新たなデータストアを選択し(ステップS1401)、同様の処理を実行する。
データが取得されたすべてのデータストアについて処理が完了したと判定された場合、出力処理部104は、応答情報を生成し(ステップS1405)、生成された応答情報を表示部141に送信する(ステップS1406)。その後、出力処理部104は処理を終了する。
出力処理部104は、表示部141からの要求に基づいて、応答情報を生成する。例えば、出力処理部104は、グラフデータ、タイムチャート、及びCSV形式のファイルデータを応答情報として生成する。本実施例では、生成される応答情報の内容に限定されない。
実施例1では、出力処理部104が、ステップS1403において要求されたデータを生成しているが、データベース管理部121及びデータベース管理部131が要求されたデータを生成してもよい。
例えば、リクエスト振り分け部103が、データの集計方法を決定し、アダプタ304に決定された集計方法を含むリクエストの発行を指示する。この場合、アダプタ304は、SQL等の所定のリクエストをデータベース管理部121又はデータベース管理部131に発行する。データベース管理部121又はデータベース管理部131は、受信したリクエストに従って、データベースからデータを取得し、取得されたデータを所定の集計方法に基づいて集計し、集計されたデータをデータストア管理部101に送信する。
データベース管理部121又はデータベース管理部131が、データを集計する場合、ステップS1401からステップS1404の処理を省略できる。
以上で説明したように、実施例1によれば、データストア管理部101は、データ取得リクエストを解析し、当該解析の結果とデータストアに格納されるデータの属性とを比較することによって、データを取得するデータストアを適切に決定できる。
ユーザは、データ取得リクエストに、詳細なデータの属性を設定する必要がないため、容易に要求データを取得できる。また、データストアに格納されるデータの属性を把握する必要がないため、ユーザの管理負担を低減できる。
また、データストアに要求されたデータが存在しない場合であっても、データストア管理部101は、生データ等のデータを用いて、要求データを生成できる。
[実施例2]
実施例2では、新たにリアルタイム集計処理を追加された場合のデータストア管理部101の処理について説明する。以下、実施例1との差異を中心に実施例2について説明する。
実施例2の計算機システムの構成、計算機100のハードウェア構成及びソフトウェア構成は実施例1のものと同一であるため説明を省略する。実施例2のリアルタイム統計データ_メタデータ301、履歴統計データ_メタデータ302、及び生データ_メタデータ303は実施例1のものと同一であるため説明を省略する。また、実施例2のデータストア判定処理及びリクエスト決定処理は実施例1の処理と同一であるため説明を省略する。
図15は、実施例2の計算機システムにおける処理の流れを説明するブロック図である。図16は、実施例2のデータストア管理部101が実行する処理の一例を説明するフローチャートである。
実施例2では、一時的に集計処理が追加される点が実施例1と異なる。このとき、リアルタイムデータ集計部111のバッファ112には、既存のリアルタイム統計データ310、及び新規のリアルタイム統計データ1510が格納される。新規のリアルタイム統計データ1510は、履歴統計データ320に格納されず、一定時間経過した後にバッファ112から破棄される。
一時的に集計処理を追加する方法としては、表示部141がデータ取得リクエストを用いてリアルタイム集計処理を追加する方法が考えられる。例えば、現在参照しているデータのドリルダウンを行う時に一時的にリアルタイム集計処理を追加することが考えられる。ここで、図16を用いて、実施例2のデータストア管理部101が実行する処理について説明する。
データストア管理部101は、表示部141からデータ取得リクエストを受信すると処理を開始する。まず、データストア管理部101のリクエスト振り分け部103は、受信したデータ取得リクエストを解析する(ステップS1601)。受信したデータ取得リクエストが図13Aに示すようなリクエストの場合、リクエスト振り分け部103が実施例1に示した処理を実行する。
ここでは、新規集計処理の追加を指示するデータ取得リクエストを受信したものとする。当該データ取得リクエストには、プロセス名、リアルタイム統計データ310の内容、集計内容、集計単位時間、及び保持時間が含まれる。また、リクエスト振り分け部103は、データ取得リクエストの解析結果を含む更新指示をメタデータ設定部102に出力する。
データストア管理部101は、データ取得リクエストの解析結果に基づいて、所定のリアルタイムデータ集計部111に新たなリアルタイム集計処理の追加、及び当該リアルタイム集計処理の開始を指示する(ステップS1602)。
データストア管理部101のメタデータ設定部102は、更新指示に含まれるデータ取得リクエストの解析結果に基づいて、リアルタイム統計データ_メタデータ301を更新する(ステップS1603)。データストア管理部101は、その後、処理を終了する。
具体的には、メタデータ設定部102は、リアルタイム統計データ_メタデータ301に新たにエントリを追加し、データ取得リクエストの解析結果に基づいて、追加されたエントリのプロセス名401、カラム名402、集計内容403、集計単位時間404、及び保持時間405のそれぞれに値を設定する。
なお、追加されたリアルタイム集計処理が終了した後、データストア管理部101のメタデータ設定部102は、リアルタイム統計データ_メタデータ301から追加されたエントリを削除する。
実施例1及び実施例2では、データストア管理部101、リアルタイムデータ集計部111、履歴統計データ_データベース122、及び生データ_データベース132を別々の計算機を用いて実現していたがこれに限定されない。
計算機100、110、120、130は、仮想計算機であってもよい。また、一つの計算機が、データストア管理部101、リアルタイムデータ集計部111、履歴統計データ_データベース122、及び生データ_データベース132を有してもよい。また、一つの計算機上に生成された仮想計算機を用いて、計算機100、110、120、130を実現してもよい。また、計算機100が表示部141を有してもよい。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。また、例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために構成を詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、各実施例の構成の一部について、他の構成に追加、削除、置換することが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、本発明は、実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードによっても実現できる。この場合、プログラムコードを記録した記憶媒体をコンピュータに提供し、そのコンピュータが備えるプロセッサが記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施例の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、及びそれを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)、光ディスク、光磁気ディスク、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどが用いられる。
また、本実施例に記載の機能を実現するプログラムコードは、例えば、アセンブラ、C/C++、perl、Shell、PHP、Java等の広範囲のプログラム又はスクリプト言語で実装できる。
さらに、実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを、ネットワークを介して配信することによって、それをコンピュータのハードディスクやメモリ等の記憶手段又はCD−RW、CD−R等の記憶媒体に格納し、コンピュータが備えるプロセッサが当該記憶手段や当該記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行するようにしてもよい。
上述の実施例において、制御線や情報線は、説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。全ての構成が相互に接続されていてもよい。

Claims (6)

  1. 複数の計算機、及び管理計算機を備える計算機システムであって、
    前記複数の計算機の各々は、第1のプロセッサ、前記第1のプロセッサに接続される第1のメモリ、前記第1のプロセッサに接続される第1のネットワークインタフェースを有し、
    前記管理計算機は、第2のプロセッサ、前記第2のプロセッサに接続される第2のメモリ、前記第2のプロセッサに接続される第2のネットワークインタフェースを有し、
    前記計算機システムには、前記複数の計算機を用いて複数のデータストアが構成され、
    前記複数のデータストアは、データソースからリアルタイムデータを取得し、所定の集計単位時間分のリアルタイムデータを集計することによって算出されたリアルタイム統計データを格納する第1のデータストアと、前記リアルタイム統計データの履歴である履歴統計データを格納する第2のデータストアと、を含み、
    前記第1のデータストアは、現在の時刻から保持時間だけさかのぼった時刻までの時間範囲の前記リアルタイム統計データを格納し、
    前記管理計算機は、
    前記複数のデータストアから要求データを取得するためのリクエストであって、前記要求データの時間属性を含むデータ取得リクエストを受け付け、前記データ取得リクエストを解析することによって前記要求データを取得するデータストアを決定するリクエスト振り分け部と、
    前記複数のデータストアの各々に格納されるデータの時間属性を含むメタデータ管理情報と、を有し、
    前記メタデータ管理情報は、前記第1のデータストアに格納される前記リアルタイム統計データに関する前記保持時間を管理する第1のメタデータ情報を含み、
    前記データ取得リクエストに含まれる前記要求データの時間属性には、取得するデータの時間範囲を示す開始時刻及び終了時刻を含む指定時間が含まれ、
    前記リクエスト振り分け部は、
    前記データ取得リクエストを受け付けた場合、前記データ取得リクエストの解析結果に基づいて前記メタデータ管理情報を参照して、候補データストアを選択し、
    前記候補データストアから前記要求データを取得できるか否かを判定し、
    前記判定の結果に基づいて、前記要求データを取得するためのリクエストを発行するデータストアを決定し、
    前記決定されたデータストアに前記リクエストを発行し、
    前記候補データストアを選択する処理では、
    現在の時刻を取得し、
    前記現在の時刻から前記第1のメタデータ情報に含まれる前記保持時間を減算することによって第1の時刻を算出し、
    前記第1の時刻が前記終了時刻以前の時刻であるか否かを判定し、
    前記第1の時刻が前記終了時刻以後の時刻であると判定された場合、前記第2のデータストアを前記候補データストアとして選択し、
    前記第1の時刻が前記終了時刻以前の時刻であると判定された場合、前記第1の時刻が前記開始時刻以後の時刻であるか否かを判定し、
    前記第1の時刻が前記開始時刻以前の時刻であると判定された場合、前記第1のデータストアを前記候補データストアとして選択し、
    前記第1の時刻が前記開始時刻以後の時刻であると判定された場合、前記開始時刻から前記第1の時刻までの前記要求データを取得する前記候補データストアとして前記第2のデータストアを選択し、前記第1の時刻から前記終了時刻までの前記要求データを取得する前記候補データストアとして前記第1のデータストアを選択することを特徴とする計算機システム。
  2. 請求項1に記載の計算機システムであって、
    前記複数のデータストアは、前記データソースから取得された前記リアルタイムデータの履歴を格納する第3のデータストアを含み、
    前記第1のメタデータ情報は、前記リアルタイム統計データの算出時に集計されるデータの種別及び集計単位時間を第1の集計情報として含み、
    前記メタデータ管理情報は、前記履歴統計データに対応する前記リアルタイム統計データの算出時に集計されるデータの種別、及び集計単位時間を第2の集計情報として含む第2のメタデータ情報を含み、
    前記データ取得リクエストは、前記要求データを特定するためのデータの種別及び集計単位時間を第3の集計情報として含み、
    前記リクエスト振り分け部は、
    前記候補データストアとして前記第1のデータストアが選択された場合、前記第3の集計情報のデータの種別が前記第1の集計情報のデータの種別と一致し、かつ、前記第3の集計情報の集計単位時間が前記第1の集計情報の集計単位時間と一致する第1の判定条件を満たすか否かを判定し、
    前記第1の判定条件を満たすと判定された場合、前記第1のデータストアを前記リクエストを発行するデータストアに決定し、
    前記第1の判定条件を満たさないと判定された場合、前記第3のデータストアを前記リクエストを発行するデータストアに決定し、
    前記候補データストアとして前記第2のデータストアが選択された場合、前記第3の集計情報のデータの種別が前記第2の集計情報のデータの種別と一致し、かつ、前記第3の集計情報の集計単位時間が前記第2の集計情報の集計単位時間と一致する第2の判定条件を満たすか否かを判定し、
    前記第2の判定条件を満たすと判定された場合、前記第2のデータストアを前記リクエストを発行するデータストアに決定し、
    前記第2の判定条件を満たさないと場合、前記第3のデータストアを前記リクエストを発行するデータストアに決定することを特徴とする計算機システム。
  3. 請求項2に記載の計算機システムであって、
    前記管理計算機は、前記複数のデータストアから取得されたデータを用いて前記データ取得リクエストに対する応答として応答情報を生成する出力処理部を有し、 前記リクエスト振り分け部は、
    前記候補データストアとして前記第1のデータストアが選択された場合、前記第3の集計情報のデータの種別が前記第1の集計情報のデータの種別と一致し、かつ、前記第3の集計情報の集計単位時間が前記第1の集計情報の集計単位時間の約数である第3の判定条件を満たすか否かを判定し、
    前記第3の判定条件を満たすと判定された場合、前記第1のデータストアを前記リクエストを発行するデータストアに決定し、
    前記第3の判定条件を満たさないと判定された場合、前記第3のデータストアを前記リクエストを発行するデータストアに決定し、
    前記候補データストアとして前記第2のデータストアが選択された場合、前記第3の集計情報のデータの種別が前記第2の集計情報のデータの種別と一致し、かつ、前記第3の集計情報の集計単位時間が前記第2の集計情報の集計単位時間の約数である第4の判定条件を満たすか否かを判定し、
    前記第4の判定条件を満たすと判定された場合、前記第2のデータストアを前記リクエストを発行するデータストアに決定し、
    前記第4の判定条件を満たさないと判定された場合、前記第3のデータストアを前記リクエストを発行するデータストアに決定し、
    前記出力処理部は、
    前記第1のデータストアからデータが取得された場合、前記第1のメタデータ情報を参照し、
    前記第1のデータストアから取得されたデータの集計単位時間が、前記第3の集計情報の集計単位時間より小さいか否かを判定し、
    前記第1のデータストアから取得されたデータの集計単位時間が、前記第3の集計情報の集計単位時間より小さいと判定された場合、前記第1のデータストアから取得されたデータを集計することによって、前記要求データを生成し、
    前記第2のデータストアからデータが取得された場合、前記第2のメタデータ情報を参照し、
    前記第2のデータストアから取得されたデータの集計単位時間が、前記第3の集計情報の集計単位時間より小さいか否かを判定し、
    前記第2のデータストアから取得されたデータの集計単位時間が、前記第3の集計情報の集計単位時間より小さいと判定された場合、前記第2のデータストアから取得されたデータを集計することによって、前記要求データを生成し、
    前記要求データを用いて、前記データ取得リクエストに対する応答として応答情報を生成することを特徴とする計算機システム。
  4. データを格納する複数の計算機、及び管理計算機を備える計算機システムにおけるデータアクセス管理方法であって、
    前記複数の計算機の各々は、第1のプロセッサ、前記第1のプロセッサに接続される第1のメモリ、前記第1のプロセッサに接続される第1のネットワークインタフェースを有し、
    前記管理計算機は、第2のプロセッサ、前記第2のプロセッサに接続される第2のメモリ、前記第2のプロセッサに接続される第2のネットワークインタフェースを有し、
    前記計算機システムには、前記複数の計算機を用いて複数のデータストアが構成され、
    前記複数のデータストアは、データソースからリアルタイムデータを取得し、所定の集計単位時間分のリアルタイムデータを集計することによって算出されたリアルタイム統計データを格納する第1のデータストアと、前記リアルタイム統計データの履歴である履歴統計データを格納する第2のデータストアと、を含み、
    前記第1のデータストアは、現在の時刻から保持時間だけさかのぼった時刻までの時間範囲の前記リアルタイム統計データを格納し、
    前記管理計算機は、
    前記複数のデータストアから要求データを取得するためのリクエストであって、前記要求データの時間属性を含むデータ取得リクエストを受け付け、前記データ取得リクエストを解析することによって前記要求データを取得するデータストアを決定するリクエスト振り分け部と、
    前記複数のデータストアの各々に格納されるデータの時間属性を含むメタデータ管理情報と、を有し、
    前記メタデータ管理情報は、前記第1のデータストアに格納される前記リアルタイム統計データに関する前記保持時間を管理する第1のメタデータ情報を含み、
    前記データ取得リクエストに含まれる前記要求データの時間属性には、取得するデータの時間範囲を示す開始時刻及び終了時刻を含む指定時間が含まれ、
    前記データアクセス管理方法は、
    前記リクエスト振り分け部が、前記データ取得リクエストを受け付けた場合、前記データ取得リクエストの解析結果に基づいて前記メタデータ管理情報を参照して、候補データストアを選択する第1のステップと、
    前記リクエスト振り分け部が、前記候補データストアから前記要求データを取得できるか否かを判定し、前記判定の結果に基づいて前記要求データを取得するためのリクエストを発行するデータストアを決定する第2のステップと、
    前記リクエスト振り分け部が、前記決定されたデータストアに前記リクエストを発行する第3のステップと、を含み、
    前記第1のステップは、
    現在の時刻を取得するステップと、
    前記現在の時刻から前記第1のメタデータ情報に含まれる前記保持時間を減算することによって第1の時刻を算出するステップと、
    前記第1の時刻が前記終了時刻以前の時刻であるか否かを判定するステップと、
    前記第1の時刻が前記終了時刻以後の時刻であると判定された場合、前記第2のデータストアを前記候補データストアとして選択するステップと、
    前記第1の時刻が前記終了時刻以前の時刻であると判定された場合、前記第1の時刻が前記開始時刻以後の時刻であるか否かを判定するステップと、
    前記第1の時刻が前記開始時刻以前の時刻であると判定された場合、前記第1のデータストアを前記候補データストアとして選択するステップと、
    前記第1の時刻が前記開始時刻以後の時刻であると判定された場合、前記開始時刻から前記第1の時刻までの前記要求データを取得する前記候補データストアとして前記第2のデータストアを選択し、前記第1の時刻から前記終了時刻までの前記要求データを取得する前記候補データストアとして前記第1のデータストアを選択するステップと、を含むことを特徴とするデータアクセス管理方法。
  5. 請求項4に記載のデータアクセス管理方法であって、
    前記複数のデータストアは、前記データソースから取得された前記リアルタイムデータの履歴を格納する第3のデータストアを含み、
    前記第1のメタデータ情報は、前記リアルタイム統計データの算出時に集計されるデータの種別及び集計単位時間を第1の集計情報として含み、
    前記メタデータ管理情報は、前記履歴統計データに対応する前記リアルタイム統計データの算出時に集計されるデータの種別、及び集計単位時間を第2の集計情報として含む第2のメタデータ情報を含み、
    前記データ取得リクエストは、前記要求データを特定するためのデータの種別及び集計単位時間を第3の集計情報として含み、
    前記第2のステップは、
    前記候補データストアとして前記第1のデータストアが選択された場合、前記第3の集計情報のデータの種別が前記第1の集計情報のデータの種別と一致し、かつ、前記第3の集計情報の集計単位時間が前記第1の集計情報の集計単位時間と一致する第1の判定条件を満たすか否かを判定するステップと、
    前記第1の判定条件を満たすと判定された場合、前記第1のデータストアを前記リクエストを発行するデータストアに決定するステップと、
    前記第1の判定条件を満たさないと判定された場合、前記第3のデータストアを前記リクエストを発行するデータストアに決定するステップと、
    前記候補データストアとして前記第2のデータストアが選択された場合、前記第3の集計情報のデータの種別が前記第2の集計情報のデータの種別と一致し、かつ、前記第3の集計情報の集計単位時間が前記第2の集計情報の集計単位時間と一致する第2の判定条件を満たすか否かを判定するステップと、
    前記第2の判定条件を満たすと判定された場合、前記第2のデータストアを前記リクエストを発行するデータストアに決定するステップと、
    前記第2の判定条件を満たさないと場合、前記第3のデータストアを前記リクエストを発行するデータストアに決定するステップと、を含むことを特徴とするデータアクセス管理方法。
  6. 請求項5に記載のデータアクセス管理方法であって、
    前記管理計算機は、前記複数のデータストアから取得されたデータを用いて前記データ取得リクエストに対する応答として応答情報を生成する出力処理部を有し、
    前記第2のステップは、
    前記候補データストアとして前記第1のデータストアが選択された場合、前記第3の集計情報のデータの種別が前記第1の集計情報のデータの種別と一致し、かつ、前記第3の集計情報の集計単位時間が前記第1の集計情報の集計単位時間の約数である第3の判定条件を満たすか否かを判定するステップと、
    前記第3の判定条件を満たすと判定された場合、前記第1のデータストアを前記リクエストを発行するデータストアに決定するステップと、
    前記第3の判定条件を満たさないと判定された場合、前記第3のデータストアを前記リクエストを発行するデータストアに決定するステップと、
    前記候補データストアとして前記第2のデータストアが選択された場合、前記第3の集計情報のデータの種別が前記第2の集計情報のデータの種別と一致し、かつ、前記第3の集計情報の集計単位時間が前記第2の集計情報の集計単位時間の約数である第4の判定条件を満たすか否かを判定するステップと、
    前記第4の判定条件を満たすと判定された場合、前記第2のデータストアを前記リクエストを発行するデータストアに決定するステップと、
    前記第4の判定条件を満たさないと判定された場合、前記第3のデータストアを前記リクエストを発行するデータストアに決定するステップと、を含み、
    前記データアクセス管理方法は、
    前記出力処理部が、前記第1のデータストアからデータが取得された場合、前記第1のメタデータ情報を参照するステップと、
    前記出力処理部が、前記第1のデータストアから取得されたデータの集計単位時間が、前記第3の集計情報の集計単位時間より小さいか否かを判定するステップと、
    前記出力処理部が、前記第1のデータストアから取得されたデータの集計単位時間が、前記第3の集計情報の集計単位時間より小さいと判定された場合、前記第1のデータストアから取得されたデータを集計することによって、前記要求データを生成するステップと、
    前記出力処理部が、前記第2のデータストアからデータが取得された場合、前記第2のメタデータ情報を参照するステップと、
    前記出力処理部が、前記第2のデータストアから取得されたデータの集計単位時間が、前記第3の集計情報の集計単位時間より小さいか否かを判定するステップと、
    前記出力処理部が、前記第2のデータストアから取得されたデータの集計単位時間が、前記第3の集計情報の集計単位時間より小さいと判定された場合、前記第2のデータストアから取得されたデータを集計することによって、前記要求データを生成するステップと、
    前記出力処理部が、前記要求データを用いて、前記データ取得リクエストに対する応答として応答情報を生成するステップと、を含むことを特徴とするデータアクセス管理方法。
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