JP2000148779A - 運転履歴データ管理方法およびそのプログラムを記録した記録媒体と装置 - Google Patents

運転履歴データ管理方法およびそのプログラムを記録した記録媒体と装置

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JP2000148779A
JP2000148779A JP32095798A JP32095798A JP2000148779A JP 2000148779 A JP2000148779 A JP 2000148779A JP 32095798 A JP32095798 A JP 32095798A JP 32095798 A JP32095798 A JP 32095798A JP 2000148779 A JP2000148779 A JP 2000148779A
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Takenobu Yakura
武宜 矢倉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転データの検索時間を短縮化することであ
る。 【解決手段】 収集した運転データを収集時刻順からデ
ータ番号順に編集し当日運転履歴データベース7へ保存
し、前記当日運転履歴データベース7に保存した当日の
運転履歴データが前日の運転履歴データになることで、
当該当日運転履歴データベース7から切り替えられた前
日運転履歴データベース8に格納された運転履歴データ
を編集し、光ディスク14に保存し、クライアント端末
18からのデータ検索要求をもとに検索し、取り出した
データ検索結果を前記クライアント端末18へ返信する
手段と、前記プラントから収集された運転データに対し
て統計処理を施し保存する統計処理手段20とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば火力発電
などの運転データを管理する必要のあるプラントにおい
て、運転員の要求により指定された日時の運転データを
長時間保存した運転データから検索して表示する運転履
歴データ管理方法およびそのプログラムを記録した記録
媒体と装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、発電プラントに適用される従
来の運転履歴データ管理装置を示すブロック図である。
図10において、1は電子計算機、2は発電プラントで
ある。3は発電プラント2より運転データを取り込む運
転データ収集部、4は固定ディスク保存部、5は取り込
んだ運転データを編集し運転履歴データベース6内の当
日運転履歴データベース7に保存する運転データ編集/
保存部である。
【0003】9は前日運転履歴データベース8を、光デ
ィスクオートチェンジャ13内のある1枚の光ディスク
14に保存する光ディスク保存部である。10は、どの
スロットの光ディスク14に保存するかを判定するとと
もに、光ディスク14への保存位置を計算する光ディス
ク保存位置計算部、11は前日運転履歴データベース8
の内容を光ディスク14に保存する運転履歴データ保存
部である。
【0004】12は、どのスロットの光ディスク14に
どんなデータ種別のデータがいつから入っているかの情
報が書き込まれている光ディスク管理情報である。
【0005】13は複数の光ディスク14を内蔵するス
ロットを持ち、光ディスク14の書込みと読込みを行う
制御部へ光ディスク1枚を自動搬送する機構を持った光
ディスクオートチェンジャ、14は光ディスクの書込み
と読込みを行う制御部に現在搬送されてある光ディスク
である。
【0006】15はクライアント端末18からのデータ
検索要求に従い、光ディスク管理情報12をもとに光デ
ィスク14からデータを検索するデータ検索部であり、
検索結果をクライアント端末18のデータ検索要求/デ
ータ表示部19に表示する。
【0007】17は複数のクライアント端末18からの
データ検索要求を受付け、またデータ検索機能16によ
って検索された運転データを要求のあったクライアント
端末18に返信する、データ検索要求受信/返信部であ
る。
【0008】図11は運転履歴データベース6のデータ
構造の説明図であり、同図(a)は運転データのビット
構成を示す説明図、同図(b)は1分の一定周期で取り
込んだ運転データ(1分周期データ)についての運転履
歴データベース6のデータ構造、同図(c)は1時間の
一定周期で取り込んだ運転データ(1時間周期データ)
についての運転履歴データベース6のデータ構造を示
す。図12は光ディスクオートチェンジャ13内の各ス
ロットの光ディスク14のデータ構造の説明図、図13
は光ディスク管理情報12の構成を示す説明図である。
【0009】次に動作について説明する。先ず、運転デ
ータ編集/保存部5は、発電プラント2から運転データ
収集部3を介し、例えば30秒,1分,1時間などの一
定周期で取り込んだ運転データを、データの種類(30
秒,1分,1時間などの各周期データ)別に当日運転履
歴データベース7に保存する。
【0010】一方、光ディスク保存部9は、1日に1度
(例えば深夜2時頃)、光ディスク管理情報12にある
情報をもとに、前日運転履歴データベース8をデータの
種類別に光ディスク14を交換しながら保存する。すな
わち、光ディスク保存位置計算部10は、前日運転履歴
データベース8のデータが保存開始日から何日目のデー
タに当るかを計算し、その値に基づき光ディスク14へ
の保存位置を計算する。運転履歴データベース6は、当
日運転履歴データベース7への保存が完了する24時0
0分の時点で、当日運転履歴データベース7と前日運転
履歴データベース8を切り替える。そして、クライアン
ト端末18からの検索要求を受けると、データ検索部1
5では、指定データ番号および指定検索日時から、光デ
ィスク管理情報12をもとに光ディスクオートチェンジ
ャ13内のスロット位置と光ディスク14内のデータ位
置を計算し、必要な運転履歴データを取り出し、クライ
アント端末18へ送り表示する。
【0011】また、光ディスクオートチェンジャ13の
あるスロットの光ディスク14を、過去に書き込んだ光
ディスク14に交換した際は、光ディスク14の最初に
書き込まれているデータの種類と開始保存日を読み、ど
のスロットの光ディスク14にどんなデータ種別のデー
タがいつから入っているかを示す光ディスク管理情報1
2を現在の状態から修正することで最新の情報とする。
【0012】なお、発電プラント2の運転データはデー
タ量が多く、さらに長期間の保存が重要であるため、故
障の可能性が高い固定ディスクへの保存だけでなく、半
永久的に保存可能な光ディスクに保存するのが一般的で
ある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の発電プラントの
運転履歴データ管理装置は以上のように構成されている
ので、光ディスク14には収集したタイミングの運転デ
ータしか保存されておらず、光ディスクオートチェンジ
ャ13から長期間の運転データを検索する場合に検索時
間が長くなるという課題があった。
【0014】光ディスクオートチェンジャ13から光デ
ィスク14の交換が何度も発生するような検索を行った
場合、検索時間が長くなるという課題があった。
【0015】光ディスクオートチェンジャ13の検索は
シーケンシャルな処理しかできないため、あるクライア
ント端末18が光ディスクオートチェンジャ13を検索
中の間は、別のクライアント端末18からの検索要求は
待たされるという課題があった。
【0016】長期間に渡るデータ検索時には光ディスク
14の交換作業が頻繁に発生することから、検索結果が
即座に返ってこないため、いつ検索が終了するのかがユ
ーザには判断できないという課題があった。
【0017】光ディスクオートチェンジャ13から長期
間に渡るデータを検索中の間に、データ検索要求の待ち
行列が発生しても、要求順に処理するため、効率的な光
ディスク検索ができないという課題があった。
【0018】光ディスクオートチェンジャ13から長期
間に渡るデータを検索中の間に、緊急性の高いデータ検
索要求が待ち行列中に発生しても順番にしか処理でき
ず、このような緊急性の高いデータ検索要求に対する即
応的な検索には対応できないという課題があった。
【0019】定期的に決まった検索要求を行う場合で
も、その都度ユーザが定期的に検索要求を行う必要があ
るという課題があった。
【0020】定期的に決まった検索要求を行い異常判断
を行う場合に、その都度ユーザが定期的に検索要求を行
って異常判断する必要があるという課題があった。
【0021】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、運転データの検索時間を短縮化で
きる運転履歴データ管理方法およびそのプログラムを記
録した記録媒体と装置を得ることを目的とする。
【0022】この発明は、各クライアント端末18に対
し検索予想時間を知らせることができる運転履歴データ
管理方法およびそのプログラムを記録した記録媒体と装
置を得ることを目的とする。
【0023】ユーザが設定した検索スケジュールに従い
自動検索できる運転履歴データ管理方法およびそのプロ
グラムを記録した記録媒体と装置を得ることを目的とす
る。
【0024】ユーザが設定した検索スケジュールに従い
自動検索することができるとともに、異常判断を自動化
できる運転履歴データ管理方法およびそのプログラムを
記録した記録媒体と装置を得ることを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】この発明に係る運転履歴
データ管理方法は、プラントから収集した運転データを
収集時刻順からデータ番号順に編集し、当日の運転履歴
データを当日運転履歴データベースへ保存し、前記当日
運転履歴データベースに保存した前記当日の運転履歴デ
ータが前日の運転履歴データになることで、当該当日運
転履歴データベースから切り替えられた前日運転履歴デ
ータベースに格納された運転履歴データを編集し、光デ
ィスクに保存し、また前記プラントから収集された運転
データに対し統計処理を施し、該統計処理した運転デー
タを保存し、クライアント端末からのデータ検索要求を
受信すると、前記クライアント端末において指定された
検索対象である運転データの指定データ番号、指定日
時、光ディスク管理情報などをもとに当該運転データを
検索し、該検索して取り出したデータ検索結果を前記ク
ライアント端末へ返信するようにしたものである。
【0026】この発明に係る運転履歴データ管理方法
は、所定日数前までの運転履歴データを所定日数運転履
歴データベースへ保存し、運転データの検索を、前記所
定日数運転履歴データベースおよび光ディスクに保存さ
れた運転履歴データから並列的に処理して実行可能なよ
うにしたものである。
【0027】この発明に係る運転履歴データ管理方法
は、光ディスクに対する検索時間を予測し、クライアン
ト端末からのデータ検索要求を受信すると、検索し取り
出したデータ検索結果や前記予測した検索時間を前記ク
ライアント端末へ返信するようにしたものである。
【0028】この発明に係る運転履歴データ管理方法
は、クライアント端末からの検索要求に対し、光ディス
クオートチェンジャの最適検索ルートを光ディスク管理
情報をもとに算出し、運転データの検索は、前記算出し
た最適検索ルートで光ディスクオートチェンジャの光デ
ィスクに対して行うようにしたものである。
【0029】この発明に係る運転履歴データ管理方法
は、クライアント端末がデータ検索要求時にデータ検索
情報へ付して送出した優先順位をもとに、前記クライア
ント端末からデータ検索要求および前記優先順位を受信
すると、前記クライアント端末において指定された検索
対象である運転データを前記優先順位に従った順番で検
索するようにしたものである。
【0030】この発明に係る運転履歴データ管理方法
は、クライアント端末がデータ検索要求時にデータ検索
情報へ付して送出したスケジュール情報をもとに、前記
クライアント端末からデータ検索要求および前記スケジ
ュール情報を受信すると、前記クライアント端末におい
て指定された検索対象である運転データを前記スケジュ
ール情報に従って検索するようにしたものである。
【0031】この発明に係る記録媒体は、プラントから
収集した運転データを収集時刻順からデータ番号順に編
集し、当日の運転履歴データを当日運転履歴データベー
スへ保存し、前記当日運転履歴データベースに保存した
前記当日の運転履歴データが前日の運転履歴データにな
ることで、当該当日運転履歴データベースから切り替え
られた前日運転履歴データベースに格納された運転履歴
データを編集し光ディスクに保存し、また前記プラント
から収集された運転データに対し統計処理を施し、該統
計処理した運転データを保存し、クライアント端末から
のデータ検索要求を受信すると、前記クライアント端末
において指定された検索対象である運転データの指定デ
ータ番号、指定日時、光ディスク管理情報などをもとに
当該運転データを検索し、該検索して取り出したデータ
検索結果を前記クライアント端末へ返信する運転履歴デ
ータ管理方法をコンピュータに実行させるためのプログ
ラムとして記録したものである。
【0032】この発明に係る記録媒体は、所定日数前ま
での運転履歴データを所定日数運転履歴データベースへ
保存し、運転データの検索を、前記所定日数運転履歴デ
ータベースおよび光ディスクに保存された運転履歴デー
タから並列的に処理して実行可能な運転履歴データ管理
方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータ読
み取り可能なプログラムとして記録したものである。
【0033】この発明に係る記録媒体は、光ディスクに
対する検索時間を予測し、クライアント端末からのデー
タ検索要求を受信すると、検索して取り出したデータ検
索結果や前記予測した検索時間を前記クライアント端末
へ返信することを特徴とする請求項7記載の運転履歴デ
ータ管理方法をコンピュータに実行させるためのコンピ
ュータ読み取り可能なプログラムとして記録したもので
ある。
【0034】この発明に係る記録媒体は、クライアント
端末からの検索要求に対し、光ディスクオートチェンジ
ャの最適検索ルートを光ディスク管理情報をもとに算出
し、運転データの検索は、前記算出した最適検索ルート
で光ディスクオートチェンジャの光ディスクに対して行
うことを特徴とする運転履歴データ管理方法をコンピュ
ータに実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプ
ログラムとして記録したものである。
【0035】この発明に係る記録媒体は、クライアント
端末がデータ検索要求時にデータ検索情報へ付して送出
した優先順位をもとに、前記クライアント端末からデー
タ検索要求および前記優先順位を受信すると、前記クラ
イアント端末において指定された検索対象である運転デ
ータを前記優先順位に従った順番で検索することを特徴
とする運転履歴データ管理方法をコンピュータに実行さ
せるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムとし
て記録したものである。
【0036】この発明に係る記録媒体は、クライアント
端末がデータ検索要求時にデータ検索情報へ付して送出
したスケジュール情報をもとに、前記クライアント端末
からデータ検索要求および前記スケジュール情報を受信
すると、前記クライアント端末において指定された検索
対象である運転データを前記スケジュール情報に従って
検索することを特徴とする運転履歴データ管理方法をコ
ンピュータに実行させるためのコンピュータ読み取り可
能なプログラムとして記録したものである。
【0037】この発明に係る運転履歴データ管理装置
は、プラントから収集された運転データに対し統計処理
を施し、該統計処理した運転データを保存する統計処理
手段を備えるようにしたものである。
【0038】この発明に係る運転履歴データ管理装置
は、光ディスク保存手段により編集され光ディスクへ保
存される前日運転履歴データベースに格納された運転履
歴データに対して統計処理を施し、該統計処理結果を前
記光ディスクへ保存する統計処理手段を備えるようにし
たものである。
【0039】この発明に係る運転履歴データ管理装置
は、プラントから収集した運転データを統計処理し、該
統計処理結果を当日運転履歴データベースへ保存する統
計処理手段を備えるようにしたものである。
【0040】この発明に係る運転履歴データ管理装置
は、所定日数前までの運転履歴データが保存された所定
日数運転履歴データベースを有し、前記所定日数運転履
歴データベースに保存された前記運転履歴データ、およ
び光ディスク保存手段により光ディスクに保存された運
転履歴データからの検索をデータ検索手段が並列処理す
るようにしたものである。
【0041】この発明に係る運転履歴データ管理装置
は、光ディスクに対する検索時間を予測し検索予想時間
を出力する検索時間予測手段を有し、クライアント端末
からのデータ検索要求を受信し、データ検索手段により
検索し、取り出したデータ検索結果や前記検索時間予測
手段が予測した検索予想時間をデータ検索要求受信/返
信手段が前記クライアント端末へ返信するようにしたも
のである。
【0042】この発明に係る運転履歴データ管理装置
は、クライアント端末からの検索要求に対し、光ディス
クオートチェンジャの最適検索ルートを光ディスク管理
情報をもとに算出する検索ルート算出手段を有し、前記
検索ルート算出手段が算出した最適検索ルートでデータ
検索手段が光ディスクオートチェンジャの光ディスクか
ら運転データを検索し、取り出すようにしたものであ
る。
【0043】この発明に係る運転履歴データ管理装置
は、データ検索要求時にクライアント端末がデータ検索
情報へ優先順位を付して送出し、前記クライアント端末
からのデータ検索要求および前記優先順位をデータ検索
要求受信/返信手段が受信し、前記クライアント端末に
おいて指定された検索対象である運転データを前記優先
順位に従った順番でデータ検索手段が検索するようにし
たものである。
【0044】この発明に係る運転履歴データ管理装置
は、データ検索要求時にクライアント端末がデータ検索
情報へスケジュール情報を付して送出し、前記クライア
ント端末からのデータ検索要求および前記スケジュール
情報をデータ検索要求受信/返信手段が受信し、前記ク
ライアント端末において指定された検索対象である運転
データをデータ検索手段が前記スケジュール情報に従っ
て検索するようにしたものである。
【0045】この発明に係る運転履歴データ管理装置
は、検索した運転データが管理値を逸脱していないかを
警報設定値情報をもとに判定する警報判定手段を有し、
クライアント端末はデータ検索要求時にデータ検索情報
へ前記警報設定値情報を付して送出し、データ検索要求
受信/返信手段は前記クライアント端末からの前記警報
設定値情報を受信するとともに、前記検索した運転デー
タが管理値を逸脱していると前記警報判定手段が判定し
たときの警報を前記クライアント端末へ返信するように
したものである。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態に
ついて説明する。 実施の形態1.図1は、発電プラントに用いられたこの
発明の実施の形態1による運転履歴データ管理方法が適
用される運転履歴データ管理装置の構成を示すブロック
図である。図1において、1は電子計算機、2は発電プ
ラント(プラント)である。3は発電プラント2より運
転データを取り込む運転データ収集部、4は固定ディス
ク保存部、5は取り込んだ運転データを編集し、運転履
歴データベース6内の当日運転履歴データベース7に保
存する運転データ編集/保存部(運転データ編集/保存
手段)である。
【0047】9は前日運転履歴データベース8を光ディ
スクオートチェンジャ13内のある1枚の光ディスク1
4に保存する光ディスク保存部(光ディスク保存手段)
である。10は、どのスロットの光ディスク14に保存
するかを判定するとともに、光ディスク14への保存位
置を計算する光ディスク保存位置計算部、11は前日運
転履歴データベース8の内容を光ディスク14に保存す
る運転履歴データ保存部である。
【0048】20は前日運転履歴データベース8内の図
11に示すような運転データから、(統計処理種別I)
ある特定の時刻のデータを抜き出したり(例えば1分周
期のデータ60個から10分ごとのデータを6個抜き出
す)、(統計処理種別II)平均処理をしたり(例えば1
分周期のデータから1時間分のデータの平均値を求め
る)、(統計処理種別III )移動平均値を求めたり(例
えば1分毎に過去60分間の1分値を集計し、1時間移
動平均値を求める)する運転データ統計処理部(統計処
理手段)である。この運転データ統計処理部20の前記
各処理結果は、運転履歴データ保存部11により光ディ
スク14へ統計処理種別ごとに保存される。
【0049】図2は、光ディスクオートチェンジャ13
内の各スロット(例えばスロット1、スロット2、スロ
ット3)における光ディスク14の統計処理種別
(I),(II),(III )ごとに保存された前記各処理
結果を含むデータ構造の説明図、図3は図2に示すデー
タ構造を有した各スロットの光ディスク14についての
光ディスク管理情報12を示す。
【0050】12は、どのスロットの光ディスク14に
どんなデータ種別のデータがいつから入っているかの情
報が書き込まれている光ディスク管理情報である。13
は複数の光ディスク14を内蔵するスロットを持ち、光
ディスク14の書込みと読込みを行う制御部へ光ディス
ク1枚を自動搬送する機構を持った光ディスクオートチ
ェンジャ、14は光ディスクの書込みと読込みを行う制
御部に現在搬送されてある光ディスクである。
【0051】15はクライアント端末18からのデータ
検索要求に従い、光ディスク管理情報12をもとに光デ
ィスク14からデータを検索するデータ検索部(データ
検索手段)であり、検索結果をクライアント端末18の
データ検索要求/データ表示部19に表示する。
【0052】17は複数のクライアント端末18からの
データ検索要求を受付け、またデータ検索機能16によ
って検索された運転データを要求のあったクライアント
端末18に返信する、データ検索要求受信/返信部(デ
ータ検索要求受信/返信手段)である。
【0053】次に動作について説明する。先ず、運転デ
ータ編集/保存部5は、発電プラント2から運転データ
収集部3を介し、例えば30秒,1分,1時間などの一
定周期で取り込んだ運転データを、データの種類(30
秒,1分,1時間などの各周期データ)別に当日運転履
歴データベース7に保存する。
【0054】一方、光ディスク保存部9は、1日に1度
(例えば深夜2時頃)、光ディスク管理情報12にある
情報をもとに、前日運転履歴データベース8をデータの
種類別に光ディスク14を交換しながら保存する。すな
わち、光ディスク保存位置計算部10は、前日運転履歴
データベース8のデータが保存開始日から何日目のデー
タに当るかを計算し、その値に基づき光ディスク14へ
の保存位置を計算する。運転履歴データベース6は、当
日運転履歴データベース7への保存が完了する24時0
0分の時点で、当日運転履歴データベース7と前日運転
履歴データベース8を切り替える。
【0055】運転データ統計処理部20は、前日運転履
歴データベース8内の運転データから、ある特定の時刻
のデータを抜き出したり(例えば1分周期のデータ60
個から10分ごとのデータを6個抜き出す)、平均処理
をしたり(例えば1分周期のデータから1時間分のデー
タの平均値を求める)、移動平均値を求めたり(例えば
1分毎に過去60分間の1分値を集計し、1時間移動平
均値を求める)して、これら各処理結果を、運転履歴デ
ータ保存部11により、各スロットの光ディスク14へ
統計処理した種類ごとに図2に示すように別保存する。
【0056】そして、クライアント端末18からの検索
要求を受けると、データ検索部15では、指定データ番
号および指定検索日時から、光ディスク管理情報12を
もとに光ディスクオートチェンジャ13内のスロット位
置と光ディスク14内のデータ位置を計算し、必要な運
転履歴データを取り出し、クライアント端末18におい
て前記データを表示する。
【0057】また、1時間平均値のデータについての検
索要求をクライアント端末18から受けると、1時間平
均値が保存されているスロットと保存位置を光ディスク
管理情報12から参照し、検索し、前記1時間平均値の
データを取り出し、クライアント端末18において前記
データを表示する。
【0058】また、光ディスクオートチェンジャ13の
あるスロットの光ディスク14を、過去に書き込んだ光
ディスク14に交換した際は、光ディスク14の最初に
書き込まれているデータの種類と開始保存日を読み、ど
のスロットの光ディスク14にどんなデータ種別のデー
タがいつから入っているかを示す光ディスク管理情報1
2を現在の状態から修正することで最新の情報とする。
【0059】なお、発電プラント2の運転データはデー
タ量が多く、さらに長期間の保存が重要であるため、故
障の可能性が高い固定ディスクへの保存だけでなく、半
永久的に保存可能な光ディスクに保存するのが一般的で
ある。
【0060】この実施の形態1では、あらかじめ統計処
理した値を光ディスク14に保存し、さらに各スロット
の光ディスク14の保存内容について光ディスク管理情
報12で管理するため、データ検索する際に従来なら1
0日間の1分データから、1時間平均値のデータが欲し
い場合でも10日間すべてのデータを読み出し、計算す
る必要があったが、1時間平均値が保存されているスロ
ットと保存位置を光ディスク管理情報12から参照し、
検索するだけで前記1時間平均値のデータを取得でき
る。従って、例えば長期間のデータを使ってトレンドグ
ラフで傾向を見る場合などで、運転データを検索する場
合など、従来に比して短時間で目的の運転データの検索
が可能になる運転履歴データ管理装置が得られる効果が
ある。
【0061】実施の形態2.前記実施の形態1では光デ
ィスク保存部9において前日運転履歴データベース8か
ら光ディスク14に運転データを保存する際に、その運
転データから運転データ統計処理部20で統計処理する
ように構成したが、図1に示す運転データ編集/保存部
5において運転データ収集部3が取り込んだ運転データ
を統計処理し、当日運転履歴データベース7へ前記統計
処理した運転データを保存するように構成してもよい。
【0062】このように構成した場合には、運転履歴デ
ータベース6の運転データを光ディスク14に保存する
際に統計処理を行う必要がなくなり、光ディスク14へ
の運転データの保存時間が前記実施の形態1の場合に比
して短縮できる運転履歴データ管理装置が得られる効果
がある。
【0063】また、光ディスク14の特徴として、デー
タの書き込み中はデータの読み取り(データ検索)がで
きないが、光ディスク14への運転データの保存時間の
短縮はデータ検索要求の待ち行列の発生の防止に有効で
あり、光ディスク14に対するデータ検索時間の短縮化
が図れる運転履歴データ管理装置が得られる効果があ
る。
【0064】また、当然のことであるが、前記実施の形
態1と同等の光ディスクオートチェンジャ13からのデ
ータ検索性能を得ることができる。
【0065】なお、この実施の形態2では、発電プラン
ト2からの運転データ取り込み時に統計処理し運転履歴
データベース6に保存する必要があるため、大量の運転
データを扱う場合は統計処理を高速で行う必要があり性
能的な問題が発生する。このため、中容量,小容量の運
転データを扱う場合に効果的である。
【0066】実施の形態3.図4は、発電プラントに用
いたこの発明の実施の形態3の運転履歴データ管理方法
が適用される運転履歴データ管理装置の構成を示すブロ
ック図である。図4において図1と同一または相当の部
分については同一の符号を付し説明を省略する。図4に
おいて、15−1は光ディスクオートチェンジャ13の
光ディスクからの検索と運転履歴データベース6からの
検索を同時に処理するデータ検索部(データ検索手
段)、16−1は前記データ検索部15−1の機能を実
現するためのデータ検索機能、21はデータ検索機能1
6−1による光ディスクオートチェンジャ13からの検
索処理結果および運転履歴データベース6からの検索処
理結果に対し検索要求のあったクライアント端末18ご
とに編集処理を施すデータ編集部である。22はN日前
までの運転履歴データが格納されたN日前運転履歴デー
タベース(所定日数運転履歴データベース)である。
【0067】次に動作について説明する。運転履歴デー
タベース6には、N日前までの運転履歴データがN日前
運転履歴データベース22(搭載されている固定ディス
クの容量による)として保存されており、N日前までの
運転履歴データについてはN日前運転履歴データベース
22から検索可能である。クライアント端末18からの
検索要求を受けたデータ検索部15−1は、検索期間を
見てN日前までのデータなら運転履歴データベース6を
検索し、それ以前のデータならば光ディスクオートチェ
ンジャ13を検索する。運転履歴データベース6と光デ
ィスクオートチェンジャ13にまたがった期間の場合
は、すべてのデータ検索を終えたのち、データ編集部2
1においてつなぎ合わせて、データ検索要求受信/返信
部17に渡す。
【0068】従って、この実施の形態3によれば、N日
前までなら高速検索可能な運転履歴データベース6を利
用できる。また、クライアント端末18の検索要求によ
り光ディスクオートチェンジャ13を検索中、別のクラ
イアント端末18からの要求があってもN日前までなら
ば、光ディスクオートチェンジャ13の検索と並行して
運転履歴データベース6に対する検索を行うことが可能
である。さらに、利用者は、運転履歴データベース6お
よび光ディスクオートチェンジャ13の保存場所を意識
することなく利用でき、データ検索時間の短縮化が図れ
る運転履歴データ管理装置が得られる効果がある。
【0069】実施の形態4.図5は、発電プラントに用
いられたこの発明の実施の形態4の運転履歴データ管理
方法が適用される運転履歴データ管理装置の構成を示す
ブロック図である。この実施の形態4の運転履歴データ
管理装置は、光ディスクオートチェンジャ13での検索
に要する予想時間を検索時間予測部において算出し、各
クライアント端末18に知らせることができるようにし
たものである。
【0070】図5において図4と同一または相当の部分
については同一の符号を付し説明を省略する。図5にお
いて、15−2は、光ディスクオートチェンジャ13の
検索予想時間を算出し、各クライアント端末18に知ら
せることの可能なデータ検索部(データ検索手段)、2
3は光ディスクオートチェンジャ13の検索時間を予測
し検索予想時間を出力する検索時間予測部(検索時間予
測手段)である。
【0071】次に動作について説明する。検索時間予測
部23は、光ディスク管理情報12と各クライアント端
末18からの検索要求から検索予想時間を算出する。こ
の検索予想時間の算出方法は、光ディスク14へのアク
セス時間(読み取り時間)をA、光ディスク交換時間を
B、その他の時間をCとすると、A+B+Cである。
【0072】光ディスク14へのアクセス時間Aは、検
索するデータ番号をd、そのデータ番号の検索期間を
e、1日分のデータをアクセスする時間をfとすると、
d×e×fである。
【0073】また光ディスク14の交換は、光ディスク
管理情報12にある光ディスク保管スロット位置情報に
より、検索したいデータ番号と期間から光ディスク交換
の方法を割り出して行うが、このときの光ディスク交換
時間Bは、別の光ディスク14への交換時間をg、同一
光ディスク14の一方の面と他方の面の入れ替え時間を
hとするとg+hである。また、その他の時間Cは、デ
ータ伝送時間iとプログラム処理時間jの和となる。
【0074】このようにして検索時間予測部23によっ
て算出された検索予測時間は、データ検索要求受信/返
信部17から各クライアント端末18へデータ表示する
ことで、各クライアント端末18で確認できる。
【0075】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、何度も光ディスクオートチェンジャ13によりディ
スク交換が発生する場合でも検索結果がいつ頃終わりそ
うかをあらかじめ知ることが可能であり、利用者の利便
性を増加できる運転履歴データ管理装置が得られる効果
がある。
【0076】実施の形態5.図6は、発電プラントに用
いられたこの発明の実施の形態5の運転履歴データ管理
方法が適用される運転履歴データ管理装置の構成を示す
ブロック図である。図6において図4と同一または相当
の部分については同一の符号を付し説明を省略する。こ
の実施の形態5の運転履歴データ管理装置は、複数のク
ライアント端末18の要求に対してまとめて効率のよい
検索ルートを算出できるようにしたものである。
【0077】図6において、15−3は複数のクライア
ント端末18の要求に対し効率のよい検索を行う機能を
有したデータ検索部(データ検索手段)、16−3は検
索ルート算出部24で算出された検索ルートをもとに光
ディスクオートチェンジャ13からデータを検索するデ
ータ検索機能である。24は光ディスク管理情報12を
もとに複数のクライアント端末18の要求に対してまと
めて効率のよい検索ルートを算出する検索ルート算出部
(検索ルート算出手段)である。
【0078】次に動作について説明する。検索ルート算
出部24は、あるクライアント端末18が光ディスクオ
ートチェンジャ13を使って検索中に、他の複数のクラ
イアント端末18からの検索要求が待ちの状態にあった
場合、それらすべての検索要求に対する検索ルートを算
出する。
【0079】この検索ルートの算出には、光ディスク管
理情報12にある光ディスク保管スロット位置情報と、
すべての検索したいデータ番号と期間から光ディスク交
換の方法を割り出し、光ディスク交換が少なくなるよう
に読み取る順番、すなわち検索ルートを求める。
【0080】このようにして算出された検索ルートによ
り、データ検索機能16−3が光ディスクオートチェン
ジャ13からデータを集め、データ編集部21によって
検索要求のあったクライアント端末18ごとに編集を行
う。この編集結果は、順次データ検索要求受信/返信部
17に渡され、クライアント端末18に返される。
【0081】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、光ディスクオートチェンジャ13に対し、複数のク
ライアント端末18からデータ検索要求が多数発生する
ような場合でも、全体として検索の効率化がはかれ検索
時間を短縮できる運転履歴データ管理装置が得られる効
果がある。
【0082】実施の形態6.図7は、発電プラント2に
用いられたこの発明の実施の形態6の運転履歴データ管
理方法が適用される運転履歴データ管理装置の構成を示
すブロック図である。図7において図4と同一または相
当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。
この実施の形態6の運転履歴データ管理装置は、複数の
クライアント端末18からデータ検索要求が短時間に多
数発生するような場合でも、緊急性の高い検索要求を優
先させて先に受け付けることで、全体として検索の効率
化を図り検索時間を短縮する。
【0083】図7において、15−4は緊急性の高い検
索要求を先に受け付け、全体として検索の効率化を図れ
る機能を有したデータ検索部(データ検索手段)、16
−4は前記機能を実現するためのデータ検索機能であ
り、待ち行列中にあるデータ検索要求の中から優先順位
情報25を参照し、優先順位の高いものを先に受け付け
る。25はクライアント端末18からデータ検索要求時
にデータ検索情報に付されて送られてくる緊急度合いを
示す優先順位についての優先順位情報25である。
【0084】次に動作について説明する。光ディスクオ
ートチェンジャ13に対し複数のクライアント端末18
からデータ検索要求が短期間に多数発生する場合、特に
長期間に渡るデータを検索する場合ではデータ検索要求
の待ち行列が発生するが、データ検索部15−4では優
先順位情報25をもとに優先順位の高い検索要求を優先
させ、この検索要求に応じた検索を先に行う。
【0085】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、全体として検索の効率化を図ることができ、検索時
間を短縮化できる運転履歴データ管理装置が得られる効
果がある。
【0086】実施の形態7.図8は、発電プラントに用
いられたこの発明の実施の形態7の運転履歴データ管理
方法が適用される運転履歴データ管理装置の構成を示す
ブロック図である。図8において図4と同一または相当
の部分については同一の符号を付し説明を省略する。こ
の実施の形態7の運転履歴データ管理装置は、クライア
ント端末18からデータ検索要求時にデータ検索情報に
付されて送られてくる検索スケジュールに従って自動検
索を可能にし、ユーザの検索手間を省く。図8におい
て、15−5は検索スケジュールに従った自動検索を実
現する機能を有したデータ検索部(データ検索手段)、
16−5は検索スケジュール情報26に従い、指定時間
になると検索を行い、データ検索要求受信/返信部17
へ検索データを渡すデータ検索機能、26はデータ検索
要求時にデータ検索情報に付されてクライアント端末1
8から送られてくる検索スケジュール情報である。
【0087】次に動作について説明する。クライアント
端末18からデータ検索要求があると、検索スケジュー
ル情報26がデータ検索情報に付されて送られてくる。
この検索スケジュール情報26は、データ検索部15−
5へ格納される。データ検索部15−5のデータ検索機
能16−5は、検索スケジュール情報26に従い、指定
時間がくれば検索を行い、この結果得られた検索データ
をデータ検索要求受信/返信部17へ渡す。データ検索
要求受信/返信部17はクライアント端末18へ前記検
索データを渡す。
【0088】従って、この実施の形態6では、定期的に
決まった検索要求を行う場合でも、検索スケジュール情
報26に従った自動検索が可能であり、ユーザの検索手
間を省くことができる運転履歴データ管理装置が得られ
る効果がある。
【0089】実施の形態8.図9は、発電プラントに用
いられたこの発明の実施の形態8の運転履歴データ管理
方法が適用される運転履歴データ管理装置の構成を示す
ブロック図である。図9において図8と同一または相当
の部分については同一の符号を付し説明を省略する。こ
の実施の形態8の運転履歴データ管理装置では検索スケ
ジュールに従い自動検索が可能であり、さらに警報判定
も自動で行う。
【0090】図9において、15−6は検索スケジュー
ルに従い自動検索が可能であり、さらに警報判定も自動
で行う機能を有したデータ検索部(データ検索手段)で
ある。27はクライアント端末18からデータ検索要求
時にデータ検索情報に付されて送られてきた警報設定値
情報である。28は前記データ検索部15−6の機能を
実現する、検索データが管理値を逸脱していないかを警
報設定値情報27をもとに判定する警報判定部(警報判
定手段)である。
【0091】次に動作について説明する。クライアント
端末18からデータ検索要求があると、このデータ検索
要求時に検索スケジュール情報26および警報設定値情
報27がデータ検索情報に付されて送られてくる。検索
スケジュール26および警報設定値情報27は、データ
検索部15−6へ格納される。データ検索部15−6の
データ検索機能16−5は、検索スケジュール情報26
に従い指定時間がくれば検索を行い、また警報設定値情
報27より検索データが管理値を逸脱していないかを警
報判定部28で判定し、警報設定値を逸脱している場合
はデータ検索要求受信/返信部17に前記検索データだ
けでなく前記警報設定値を逸脱していることを示す警報
情報を渡す。データ検索要求受信/返信部17は前記検
索データや警報情報をクライアント端末18へ渡す。
【0092】従って、この実施の形態8によれば、定期
的に決まった検索要求を行う場合でも検索スケジュール
に従った自動検索が可能であり、さらに警報判定も自動
で行うため、ユーザの検索手間が省ける運転履歴データ
管理装置が得られる効果がある。
【0093】実施の形態9.以上説明した各実施の形態
の運転履歴データ管理装置で実現している運転履歴デー
タ管理方法は、コンピュータが読み取って実行するプロ
グラムとして構成することができる。このプログラムは
コンピュータが読み取り可能な記録媒体へ記録されるも
のであり、このプログラムに従って動作するコンピュー
タなどのハードウェア資源の処理により実現される。
【0094】
【発明の効果】この発明によれば、プラントから収集さ
れた運転データに対して統計処理を施し、該統計処理し
た運転データを保存し、クライアント端末からのデータ
検索要求を受信すると、前記クライアント端末において
指定された検索対象である運転データの指定データ番
号、指定日時、光ディスク管理情報などをもとに該当す
る運転データを検索し、該検索して取り出したデータ検
索結果を前記クライアント端末へ返信するようにしたの
で、前記クライアント端末からの前記統計処理結果につ
いてのデータ検索要求に対し、前記統計処理結果の検索
時間を短縮でき、短時間で前記統計処理結果を検索でき
る効果がある。
【0095】この発明によれば、所定日数前までの運転
履歴データを所定日数運転履歴データベースへ保存し、
運転データの検索を、前記所定日数運転履歴データベー
スおよび光ディスクに保存された運転履歴データから並
列的に処理して実行可能にしたので、データ検索性能を
向上できる効果がある。
【0096】この発明によれば、光ディスクに対する検
索時間を予測し、クライアント端末からのデータ検索要
求を受信すると、検索して取り出したデータ検索結果や
前記予測した検索時間を前記クライアント端末へ返信す
るようにしたので、前記クライアント端末における利用
者は光ディスクに対する検索予想時間を容易に知ること
ができ、利便性が増す効果がある。
【0097】この発明によれば、クライアント端末から
の検索要求に対し、光ディスクオートチェンジャの最適
検索ルートを光ディスク管理情報をもとに算出し、運転
データの検索は、前記算出した最適検索ルートで光ディ
スクオートチェンジャの光ディスクに対して行うように
したので、光ディスクオートチェンジャにおける光ディ
スクの検索時間を短縮できる効果がある。
【0098】この発明によれば、クライアント端末がデ
ータ検索要求時にデータ検索情報へ付して送出した優先
順位をもとに、前記クライアント端末からデータ検索要
求および前記優先順位を受信すると、前記クライアント
端末において指定された検索対象である運転データを前
記優先順位に従った順番で検索するようにしたので、ク
ライアント端末側から緊急性の高い検索要求に対する検
索時間の短縮を操作できる効果がある。
【0099】この発明によれば、クライアント端末がデ
ータ検索要求時にデータ検索情報へ付して送出したスケ
ジュール情報をもとに、前記クライアント端末からデー
タ検索要求および前記スケジュール情報を受信すると、
前記クライアント端末において指定された検索対象であ
る運転データを前記スケジュール情報に従って検索する
ようにしたので、検索する際の手順を自動化でき、ユー
ザにとって検索する際の手間が省ける効果がある。
【0100】この発明によれば、プラントから収集され
た運転データに対して統計処理を施し、該統計処理した
運転データを保存し、クライアント端末からのデータ検
索要求を受信すると、前記クライアント端末において指
定された検索対象である運転データの指定データ番号、
指定日時、光ディスク管理情報などをもとに当該運転デ
ータを検索し、該検索して取り出したデータ検索結果を
前記クライアント端末へ返信することを特徴とする運転
履歴データ管理方法をコンピュータに実行させるための
プログラムとして記録したので、前記プログラムをコン
ピュータに実行させることで前記クライアント端末から
の前記統計処理結果についてのデータ検索要求に対し、
前記統計処理結果の検索時間を短縮でき、短時間で前記
統計処理結果を検索できる効果がある。
【0101】この発明によれば、所定日数前までの運転
履歴データを所定日数運転履歴データベースへ保存し、
運転データの検索を、前記所定日数運転履歴データベー
スおよび光ディスクに保存された運転履歴データから並
列的に処理して実行可能にしたことを特徴とする運転履
歴データ管理方法をコンピュータに実行させるためのプ
ログラムとして記録したので、前記プログラムをコンピ
ュータに実行させることで前記コンピュータによるデー
タ検索性能を向上できる効果がある。
【0102】この発明によれば、光ディスクに対する検
索時間を予測し、クライアント端末からのデータ検索要
求を受信すると、検索して取り出したデータ検索結果や
前記予測した検索時間を前記クライアント端末へ返信す
ることを特徴とする運転履歴データ管理方法をコンピュ
ータに実行させるためのプログラムとして記録したの
で、前記プログラムをコンピュータに実行させることで
前記クライアント端末における利用者は光ディスクに対
する検索予想時間を容易に知ることができ、利便性が増
す効果がある。
【0103】この発明によれば、クライアント端末から
の検索要求に対し、光ディスクオートチェンジャの最適
検索ルートを光ディスク管理情報をもとに算出し、運転
データの検索は、前記算出した最適検索ルートで光ディ
スクオートチェンジャの光ディスクに対して行うことを
特徴とする運転履歴データ管理方法をコンピュータに実
行させるためのプログラムとして記録したので、前記プ
ログラムをコンピュータに実行させることで前記光ディ
スクオートチェンジャにおける光ディスクの検索時間を
短縮できる効果がある。
【0104】この発明によれば、クライアント端末がデ
ータ検索要求時にデータ検索情報へ付して送出した優先
順位をもとに、前記クライアント端末からデータ検索要
求および前記優先順位を受信すると、前記クライアント
端末において指定された検索対象である運転データを前
記優先順位に従った順番で検索することを特徴とする運
転履歴データ管理方法をコンピュータに実行させるため
のプログラムとして記録したので、前記プログラムをコ
ンピュータに実行させることでクライアント端末側から
緊急性の高い検索要求に対する検索時間の短縮を操作で
きる効果がある。
【0105】この発明によれば、クライアント端末がデ
ータ検索要求時にデータ検索情報へ付して送出したスケ
ジュール情報をもとに、前記クライアント端末からデー
タ検索要求および前記スケジュール情報を受信すると、
前記クライアント端末において指定された検索対象であ
る運転データを前記スケジュール情報に従って検索する
ことを特徴とする運転履歴データ管理方法をコンピュー
タに実行させるためのプログラムとして記録したので、
前記プログラムをコンピュータに実行させることで検索
する際の手順を自動化でき、ユーザにとって検索する際
の手間が省ける効果がある。
【0106】この発明によれば、プラントから収集され
た運転データに対して統計処理を施し、該統計処理した
運転データを保存する統計処理手段を備えるように構成
したので、短時間で前記運転データについての前記統計
処理の結果を検索できる効果がある。
【0107】この発明によれば、光ディスク保存手段に
より編集され、光ディスクへ保存される前日運転履歴デ
ータベースに格納された運転履歴データに対して統計処
理を施し、該統計処理結果を前記光ディスクへ保存する
統計処理手段を備えるように構成したので、短時間で前
記運転履歴データについての前記統計処理の結果を検索
できる効果がある。
【0108】この発明によれば、プラントから収集した
運転データを統計処理し、該統計処理結果を当日運転履
歴データベースへ保存する統計処理手段を備えるように
構成したので、光ディスクへ運転データを保存する際に
統計処理を行う必要がなくなり、光ディスクへの運転デ
ータの保存時間や光ディスクに対するデータの検索性能
を向上できる効果がある。
【0109】この発明によれば、所定日数前までの運転
履歴データが保存された所定日数運転履歴データベース
を有し、前記所定日数運転履歴データベースに保存され
た前記運転履歴データ、および光ディスク保存手段によ
り光ディスクに保存された運転履歴データからの検索を
データ検索手段が並列処理できるように構成したので、
データ検索性能を向上できる効果がある。
【0110】この発明によれば、光ディスクに対する検
索時間を予測し検索予想時間を出力する検索時間予測手
段を有し、データ検索要求受信/返信手段はクライアン
ト端末からのデータ検索要求を受信するとともに、デー
タ検索手段により検索し、取り出したデータ検索結果や
前記検索時間予測手段が予測した検索予想時間を前記ク
ライアント端末へ返信するように構成したので、クライ
アント端末における利用者は光ディスクに対する検索予
想時間を容易に知ることができ、利便性が増す効果があ
る。
【0111】この発明によれば、クライアント端末から
の検索要求に対し、光ディスクオートチェンジャの最適
検索ルートを光ディスク管理情報をもとに算出する検索
ルート算出手段を有し、前記検索ルート算出手段が算出
した最適検索ルートでデータ検索手段が光ディスクから
運転データを検索し、取り出すように構成したので、光
ディスクオートチェンジャにおける光ディスクの検索時
間を短縮できる効果がある。
【0112】この発明によれば、クライアント端末にお
いて指定された検索対象である運転データをデータ検索
手段が優先順位に従った順番で検索するように構成した
ので、クライアント端末側から緊急性の高い検索要求に
対する検索時間の短縮を操作できる効果がある。
【0113】この発明によれば、クライアント端末にお
いて指定された検索対象である運転データをデータ検索
手段がスケジュール情報に従って検索するように構成し
たので、検索する際の手順を自動化でき、ユーザにとっ
て検索する際の手間が省ける効果がある。
【0114】この発明によれば、検索した運転データが
管理値を逸脱していないかを警報判定手段が警報設定値
情報をもとに判定し、前記検索した運転データが管理値
を逸脱していると前記警報判定手段が判定したときの警
報をデータ検索要求受信/返信手段がクライアント端末
へ返信するように構成したので、検索した運転データに
ついての異常判定を自動化でき、利便性が増す効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による発電プラント
に適用した場合の運転履歴データ管理装置の構成を示す
ブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による発電プラント
に適用した場合の運転履歴データ管理装置の光ディスク
オートチェンジャ内の各スロットにおける光ディスクの
データ構造の説明図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による発電プラント
に適用した場合の運転履歴データ管理装置の光ディスク
管理情報を示す説明図である。
【図4】 この発明の実施の形態3による発電プラント
に適用した場合の運転履歴データ管理装置の構成を示す
ブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態4による発電プラント
に適用した場合の運転履歴データ管理装置の構成を示す
ブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態5による発電プラント
に適用した場合の運転履歴データ管理装置の構成を示す
ブロック図である。
【図7】 この発明の実施の形態6による発電プラント
に適用した場合の運転履歴データ管理装置の構成を示す
ブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態7による発電プラント
に適用した場合の運転履歴データ管理装置の構成を示す
ブロック図である。
【図9】 この発明の実施の形態8による発電プラント
に適用した場合の運転履歴データ管理装置の構成を示す
ブロック図である。
【図10】 従来の発電プラントに適用される運転履歴
データ管理装置を示すブロック図である。
【図11】 従来の運転履歴データ管理装置の運転履歴
データベースのデータ構造の説明図である。
【図12】 従来の運転履歴データ管理装置の光ディス
クオートチェンジャ内の各スロットの光ディスクのデー
タ構造の説明図である。
【図13】 従来の運転履歴データ管理装置の光ディス
ク管理情報の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
2 発電プラント(プラント)、5 運転データ編集/
保存部(運転データ編集/保存手段)、7 当日運転履
歴データベース、8 前日運転履歴データベース、9
光ディスク保存部(光ディスク保存手段)、12 光デ
ィスク管理情報、13 光ディスクオートチェンジャ、
14 光ディスク、15,15−1,15−2,15−
3,15−4,15−5,15−6 データ検索部(デ
ータ検索手段)、16,16−1,16−3,16−
4,16−5 データ検索機能、17 データ検索要求
受信/返信部(データ検索要求受信/返信手段)、18
クライアント端末、20 運転データ統計処理部(統
計処理手段)、22 N日前運転履歴データベース(所
定日数運転履歴データベース)、23 検索時間予測部
(検索時間予測手段)、24 検索ルート算出部(検索
ルート算出手段)、25 優先順位情報、26 検索ス
ケジュール情報、27 警報設定値情報、28警報判定
部(警報判定手段)。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントから収集した運転データを収集
    時刻順からデータ番号順に編集し、当日の運転履歴デー
    タを当日運転履歴データベースへ保存し、前記当日運転
    履歴データベースに保存した前記当日の運転履歴データ
    が前日の運転履歴データになることで、当該当日運転履
    歴データベースから切り替えられた前日運転履歴データ
    ベースに格納された運転履歴データを編集し、光ディス
    クに保存し、また前記プラントから収集された運転デー
    タに対し統計処理を施し、該統計処理した運転データを
    保存し、クライアント端末からのデータ検索要求を受信
    すると、前記クライアント端末において指定された検索
    対象である運転データの指定データ番号、指定日時、光
    ディスク管理情報などをもとに当該運転データを検索
    し、該検索して取り出したデータ検索結果を前記クライ
    アント端末へ返信する運転履歴データ管理方法。
  2. 【請求項2】 所定日数前までの運転履歴データを所定
    日数運転履歴データベースへ保存し、運転データの検索
    を、前記所定日数運転履歴データベースおよび光ディス
    クに保存された運転履歴データから並列的に処理して実
    行可能な請求項1記載の運転履歴データ管理方法。
  3. 【請求項3】 光ディスクに対する検索時間を予測し、
    クライアント端末からのデータ検索要求を受信すると、
    検索して取り出したデータ検索結果や前記予測した検索
    時間を前記クライアント端末へ返信することを特徴とす
    る請求項1記載の運転履歴データ管理方法。
  4. 【請求項4】 クライアント端末からの検索要求に対
    し、光ディスクオートチェンジャの最適検索ルートを光
    ディスク管理情報をもとに算出し、運転データの検索
    は、前記算出した最適検索ルートで光ディスクオートチ
    ェンジャの光ディスクに対し行うことを特徴とする請求
    項1記載の運転履歴データ管理方法。
  5. 【請求項5】 クライアント端末がデータ検索要求時に
    データ検索情報へ付して送出した優先順位をもとに、前
    記クライアント端末からデータ検索要求および前記優先
    順位を受信すると、前記クライアント端末において指定
    された検索対象である運転データを前記優先順位に従っ
    た順番で検索することを特徴とする請求項1記載の運転
    履歴データ管理方法。
  6. 【請求項6】 クライアント端末がデータ検索要求時に
    データ検索情報へ付して送出したスケジュール情報をも
    とに、前記クライアント端末からデータ検索要求および
    前記スケジュール情報を受信すると、前記クライアント
    端末において指定された検索対象である運転データを前
    記スケジュール情報に従って検索することを特徴とする
    請求項1記載の運転履歴データ管理方法。
  7. 【請求項7】 プラントから収集した運転データを収集
    時刻順からデータ番号順に編集し、当日の運転履歴デー
    タを当日運転履歴データベースへ保存し、前記当日運転
    履歴データベースに保存した前記当日の運転履歴データ
    が前日の運転履歴データになることで、当該当日運転履
    歴データベースから切り替えられた前日運転履歴データ
    ベースに格納された運転履歴データを編集し、光ディス
    クに保存し、また前記プラントから収集された運転デー
    タに対し統計処理を施し、該統計処理した運転データを
    保存し、クライアント端末からのデータ検索要求を受信
    すると、前記クライアント端末において指定された検索
    対象である運転データの指定データ番号、指定日時、光
    ディスク管理情報などをもとに当該運転データを検索
    し、該検索して取り出したデータ検索結果を前記クライ
    アント端末へ返信する運転履歴データ管理方法をコンピ
    ュータに実行させるためのプログラムとして記録したコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  8. 【請求項8】 所定日数前までの運転履歴データを所定
    日数運転履歴データベースへ保存し、運転データの検索
    を、前記所定日数運転履歴データベースおよび光ディス
    クに保存された運転履歴データから並列的に処理して実
    行可能な請求項7記載の運転履歴データ管理方法をコン
    ピュータに実行させるためのプログラムとして記録した
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  9. 【請求項9】 光ディスクに対する検索時間を予測し、
    クライアント端末からのデータ検索要求を受信すると、
    検索して取り出したデータ検索結果や前記予測した検索
    時間を前記クライアント端末へ返信することを特徴とす
    る請求項7記載の運転履歴データ管理方法をコンピュー
    タに実行させるためのプログラムとして記録したコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. 【請求項10】 クライアント端末からの検索要求に対
    し、光ディスクオートチェンジャの最適検索ルートを光
    ディスク管理情報をもとに算出し、運転データの検索
    は、前記算出した最適検索ルートで光ディスクオートチ
    ェンジャの光ディスクに対して行うことを特徴とする請
    求項7記載の運転履歴データ管理方法をコンピュータに
    実行させるためのプログラムとして記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
  11. 【請求項11】 クライアント端末がデータ検索要求時
    にデータ検索情報へ付して送出した優先順位をもとに、
    前記クライアント端末からデータ検索要求および前記優
    先順位を受信すると、前記クライアント端末において指
    定された検索対象である運転データを前記優先順位に従
    った順番で検索することを特徴とする請求項7記載の運
    転履歴データ管理方法をコンピュータに実行させるため
    のプログラムとして記録したコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
  12. 【請求項12】 クライアント端末がデータ検索要求時
    にデータ検索情報へ付して送出したスケジュール情報を
    もとに、前記クライアント端末からデータ検索要求およ
    び前記スケジュール情報を受信すると、前記クライアン
    ト端末において指定された検索対象である運転データを
    前記スケジュール情報に従って検索することを特徴とす
    る請求項7記載の運転履歴データ管理方法をコンピュー
    タに実行させるためのプログラムとして記録したコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
  13. 【請求項13】 プラントから収集した運転データを収
    集時刻順からデータ番号順に編集し、当日の運転履歴デ
    ータを格納する当日運転履歴データベースへ保存する運
    転データ編集/保存手段と、 該運転データ編集/保存手段により前記当日運転履歴デ
    ータベースに保存した当日の運転履歴データが前日の運
    転履歴データになることで、当該当日運転履歴データベ
    ースから切り替えられた前日運転履歴データベースに格
    納された運転履歴データを編集し光ディスクに保存する
    光ディスク保存手段と、 クライアント端末において指定された検索対象である運
    転データの指定データ番号、指定日時、光ディスク管理
    情報などをもとに当該運転データを検索するデータ検索
    手段と、 前記クライアント端末からのデータ検索要求を受信し、
    前記データ検索手段により検索し、取り出したデータ検
    索結果を前記クライアント端末へ返信するデータ検索要
    求受信/返信手段と、 前記プラントから収集された運転データに対して統計処
    理を施し、該統計処理した運転データを保存する統計処
    理手段とを備えた運転履歴データ管理装置。
  14. 【請求項14】 統計処理手段は、 光ディスク保存手段により編集され光ディスクへ保存さ
    れる前日運転履歴データベースに格納された運転履歴デ
    ータに対して統計処理を施し、該統計処理結果を前記光
    ディスクへ保存することを特徴とする請求項13記載の
    運転履歴データ管理装置。
  15. 【請求項15】 統計処理手段は、 プラントから収集した運転データを統計処理し、該統計
    処理結果を当日運転履歴データベースへ保存することを
    特徴とする請求項13記載の運転履歴データ管理装置。
  16. 【請求項16】 所定日数前までの運転履歴データが保
    存された所定日数運転履歴データベースを有し、 データ検索手段は、 前記所定日数運転履歴データベースに保存された前記運
    転履歴データ、および光ディスク保存手段により光ディ
    スクに保存された運転履歴データからの検索を並列処理
    可能であることを特徴とする請求項13記載の運転履歴
    データ管理装置。
  17. 【請求項17】 光ディスクに対する検索時間を予測し
    検索予想時間を出力する検索時間予測手段を有し、 データ検索要求受信/返信手段は、 クライアント端末からのデータ検索要求を受信し、デー
    タ検索手段により検索し取り出したデータ検索結果や前
    記検索時間予測手段が予測した検索予想時間を前記クラ
    イアント端末へ返信することを特徴とする請求項13記
    載の運転履歴データ管理装置。
  18. 【請求項18】 クライアント端末からの検索要求に対
    し、光ディスクオートチェンジャの最適検索ルートを光
    ディスク管理情報をもとに算出する検索ルート算出手段
    を有し、 データ検索手段は、 前記検索ルート算出手段が算出した最適検索ルートで光
    ディスクオートチェンジャの光ディスクから運転データ
    を検索し、取り出すことを特徴とする請求項13記載の
    運転履歴データ管理装置。
  19. 【請求項19】 クライアント端末は、 データ検索要求時にデータ検索情報へ優先順位を付して
    送出し、 データ検索要求受信/返信手段は、 前記クライアント端末からのデータ検索要求および前記
    優先順位を受信し、 データ検索手段は、 前記クライアント端末において指定された検索対象であ
    る運転データを前記優先順位に従った順番で検索するこ
    とを特徴とする請求項13記載の運転履歴データ管理装
    置。
  20. 【請求項20】 クライアント端末は、 データ検索要求時にデータ検索情報へスケジュール情報
    を付して送出し、 データ検索要求受信/返信手段は、 前記クライアント端末からのデータ検索要求および前記
    スケジュール情報を受信し、 データ検索手段は、 前記クライアント端末において指定された検索対象であ
    る運転データを前記スケジュール情報に従って検索する
    ことを特徴とする請求項13記載の運転履歴データ管理
    装置。
  21. 【請求項21】 検索した運転データが管理値を逸脱し
    ていないかを警報設定値情報をもとに判定する警報判定
    手段を有し、 クライアント端末は、 データ検索要求時にデータ検索情報へ前記警報設定値情
    報を付して送出し、 データ検索要求受信/返信手段は、 前記クライアント端末からの前記警報設定値情報を受信
    するとともに、前記検索した運転データが管理値を逸脱
    していると前記警報判定手段が判定したときの警報を前
    記クライアント端末へ返信することを特徴とする請求項
    20記載の運転履歴データ管理装置。
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