JP6111228B2 - 射出成形装置 - Google Patents
射出成形装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6111228B2 JP6111228B2 JP2014214112A JP2014214112A JP6111228B2 JP 6111228 B2 JP6111228 B2 JP 6111228B2 JP 2014214112 A JP2014214112 A JP 2014214112A JP 2014214112 A JP2014214112 A JP 2014214112A JP 6111228 B2 JP6111228 B2 JP 6111228B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tie bar
- injection
- injection machine
- molding apparatus
- machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
複数種の樹脂材料は、異なる複数の射出機で各々射出される(例えば、特許文献1(図1)参照。)。
先ず、竪型射出ユニット(2)が重量物であるため、タイバー(14)が撓み、可動盤(12)の移動に支障がでる。
撓みを許容値に抑えるために、タイバー(14)の外径を増大すると、型締装置が大型になる。
さらには、竪型射出ユニット(2)が上に延びているため、建物の天井を低くすることができない。
前記第2射出機は、台又は支持部材を介して基礎で支持され、前記移動機構は、前記タイバーに沿って延びるレールと、このレールに移動可能には嵌められているスライダを介して、前記第2射出機と前記タイバーとに掛け渡されていることを特徴とする。
成形型は、樹脂材料の温度に影響されて、膨張又は収縮するが、タイバーが伸びる又は縮みレールの位置が変わるが、移動機構は、タイバーに沿って延びるレールと、このレールに移動可能には嵌められているスライダを介して第2射出機とタイバーとに掛け渡されているので、レールとロッドの変位は、スライダが移動することで吸収される。
図1に示すように、射出成形装置10は、基礎11(又は機台)に固定された基台12と、この基台12に載せられた型締め機構20と、この型締め機構20の一構成要素であるタイバー21の長手軸22と射出軸31が平行になるようにして基台12に載せられ第1樹脂材料を射出する第1射出機30と、基礎11に固定された台14(又は支持部材)と、この台14に載せられ第2樹脂材料を射出する第2射出機40とを備えている。
型締め機構20は、基台12に固定される固定盤23と、この固定盤23から所定距離離れた位置にて基台12に固定される圧受盤24と、固定盤23と圧受盤24に渡されるタイバー21と、このタイバー21に移動自在に案内される可動盤25と、この可動盤25を移動させるトグルリンク26と、このトグルリンク26を駆動するために圧受盤24に設けられるトグル駆動源27及びトグルねじ28とからなり、固定盤23と可動盤25とで成形型50(金型)を型締めする。
成形型50は、固定盤23にボルト止めされる固定型51と、可動盤25にボルト止めされる可動型52とからなる。
図4に示すように、第2移動機構60は、1本のロッド61と、このロッド61の先端に取付けられた角形部材62と、この角形部材62を上から嵌め込むことができる一対のL字ガイド63、63と、これらのL字ガイド63、63が取付けられる第3スライダ64と、この第3スライダ64を支える第3レール65と、この第3レール65の一端が固定され第1・第2タイバー21A、21B間に渡される第1ブリッジ材66と、この第1ブリッジ材66の一端に固定され第1タイバー21Aを収納する半円柱状凹部67を有する第1連結具68と、第1ブリッジ材66の他端に固定され第2タイバー21Bを収納する半円柱状凹部71を有する第2連結具72と、第3レール65の他端が固定され第1・第2タイバー21A、21Bに渡される第2ブリッジ材73と、この第2ブリッジ材73の一端に固定され第1タイバー21Aを収納する半円柱状凹部74を有する第3連結具75と、第2ブリッジ材73の他端に固定され第2タイバー21Bを収納する半円柱状凹部76を有する第4連結具77とを備えている。
結果、ロッド61は上下、左右及びこれらを合成した方向へ相対的に移動可能とされる。
図2において、成形型50は、樹脂材料の温度に影響されて、膨張又は収縮する。すると、タイバー21が伸びる又は縮む。すると、第3レール65の位置が変わる。
この場合、図5にて、第3レール65とロッド61の変位は、第3スライダ64が移動することで吸収される。
また、図4において、メタル82の存在により、第2〜第4連結具72、75、77が軸方向に移動するため、タイバー21A、21Bの伸び又は縮みが妨げられることはない。
結果、本発明によれば、タイバー21の撓みを大幅に抑制することができる。
さらには、図4に示すように、ボルト81を外すことで、タイバー21から第1・第2ブリッジ材66、73を外すことができる。既設の射出成形装置に、図3に示す台14、第2射出機40及び第2移動機構60を追加するだけで、図1に示す射出成形装置10が完成する。
この点を改良したものを図6に示す。
図6の第2移動機構60は、ロッド61の数を2本とし、角形部材62、62及び第3スライダ64、64を2組とした点が、図4と異なる。その他は、図4と同じであるため、図4の符号を流用し、詳細な説明は省略する。
図6の第2移動機構60では、左右2本のロッド61、61で第2スライダ44を移動するため、第2スライダ44が蛇行する心配がない
図7の第2移動機構60は、第1・第2ブリッジ材(図4、符号66、73)と第2・第4連結具(図4、符号72、77)を省いた点が、図4と異なる。その他は、図4と同じであるため、図4の符号を流用し、詳細な説明は省略する。
図7は、図4に比較して格段に構造が簡単になり、コストダウンが図れる。
図8は、図7に比較して構造が簡単になり、コストダウンが図れる。
Claims (6)
- 固定盤と圧受盤の間にタイバーを渡し、このタイバーに可動盤を移動自在に設け、前記固定盤と前記可動盤で成形型を型締めする型締め機構と、射出軸が前記タイバーの長手軸と平行とされ、前記成形型へ第1樹脂材料を射出する第1射出機と、射出軸が前記タイバーの長手軸と直交に配置され、前記成形型へ第2樹脂材料を射出する第2射出機と、この第2射出機のノズルを前記成形型にタッチさせるように前記第2射出機を移動する移動機構とを備える射出成形装置であって、
前記第2射出機は、台又は支持部材を介して基礎で支持され、
前記移動機構は、前記タイバーに沿って延びるレールと、このレールに移動可能には嵌められているスライダを介して、前記第2射出機と前記タイバーとに掛け渡されている、
ことを特徴とする射出成形装置。
- 前記第1射出機の射出軸と前記第2射出機の射出軸が、共に水平に配置されていることを特徴とする請求項1記載の射出成形装置。
- 前記タイバーは、前記成形型を囲うように配置される少なくとも3本の第1〜第3タイバーからなり、前記第1タイバー及び前記第2タイバーが前記第1射出機の射出軸よりも前記第2射出機寄りに配置され、
前記移動機構は、前記第1タイバーに2箇所で連結されると共に前記第2タイバーに2箇所で連結されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の射出成形装置。 - 前記タイバーは、前記成形型を囲うように配置される少なくとも3本の第1〜第3タイバーからなり、前記第1タイバー及び前記第2タイバーが前記第1射出機の射出軸よりも前記第2射出機寄りに配置され、
前記移動機構は、前記第1タイバーに2箇所で連結されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の射出成形装置。 - 前記第2射出機と前記タイバーは1本のロッドで連結されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の射出成形装置。
- 前記第2射出機と前記タイバーは互いに平行に配置される複数本のロッドで連結されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の射出成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014214112A JP6111228B2 (ja) | 2014-10-21 | 2014-10-21 | 射出成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014214112A JP6111228B2 (ja) | 2014-10-21 | 2014-10-21 | 射出成形装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016078384A JP2016078384A (ja) | 2016-05-16 |
JP6111228B2 true JP6111228B2 (ja) | 2017-04-05 |
Family
ID=55955604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014214112A Active JP6111228B2 (ja) | 2014-10-21 | 2014-10-21 | 射出成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6111228B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6412061B2 (ja) * | 2016-06-13 | 2018-10-24 | ファナック株式会社 | 射出成形機 |
JP7163044B2 (ja) * | 2017-03-31 | 2022-10-31 | 住友重機械工業株式会社 | 射出成形ユニット |
JP7352177B2 (ja) | 2020-01-17 | 2023-09-28 | Ubeマシナリー株式会社 | サブ射出装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2847980B2 (de) * | 1978-11-04 | 1980-10-23 | Karl 7298 Lossburg Hehl | Kunststoffspritzgießmaschine mit wenigstens einer an der Fprmschließeinheit anschließbaren Spritzgießeinheit |
JP3060559B2 (ja) * | 1991-02-20 | 2000-07-10 | 株式会社スリーボンド | 複合成形用スクリュー式樹脂射出装置 |
JP3375186B2 (ja) * | 1993-12-02 | 2003-02-10 | 株式会社松田製作所 | 竪形ゴム用多色成形機 |
-
2014
- 2014-10-21 JP JP2014214112A patent/JP6111228B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016078384A (ja) | 2016-05-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6111228B2 (ja) | 射出成形装置 | |
JP6412061B2 (ja) | 射出成形機 | |
CN106660246B (zh) | 开闭装置及成型装置 | |
JP6329517B2 (ja) | 型締機構 | |
JP6383705B2 (ja) | 型締機構 | |
CN104070645B (zh) | 注射成型机 | |
CN202943192U (zh) | 一种钢筋弯箍装置 | |
CN105965807A (zh) | 注射成型机及注射成型机的控制方法 | |
CN105215315A (zh) | 两柱立式压铸机 | |
CN107127940A (zh) | 注射成型机 | |
CN101961746B (zh) | 一种多螺杆局部柔性化拉形及压形一体装置 | |
JP5008609B2 (ja) | 射出成形機の直圧式型締装置 | |
JP2000246774A (ja) | 成形機の型締装置 | |
JP6876085B2 (ja) | 型締装置 | |
CN107297874A (zh) | 一种全自动立式注塑机 | |
CN104512015A (zh) | 具有压板调整机构的注塑成型机的合模装置 | |
CN104669539B (zh) | 注射成型机 | |
US20110200701A1 (en) | Platen for an injection molding machine | |
CN204486608U (zh) | 弯管模具机构 | |
JP6587819B2 (ja) | 射出成形機 | |
CN202592690U (zh) | 合模模板装置 | |
JP5608240B2 (ja) | 射出成型機械のノズルプレス装置 | |
JP6084188B2 (ja) | 型締装置 | |
KR101618973B1 (ko) | 사출성형기 | |
CN203510624U (zh) | 一种模具结构 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160408 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20161212 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161220 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170214 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170307 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170313 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6111228 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |