JP6110756B2 - 信号発生器、信号発生方法、試験装置および試験方法 - Google Patents

信号発生器、信号発生方法、試験装置および試験方法 Download PDF

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Description

本発明は、信号発生器、信号発生方法、試験装置および試験方法に関する。
従来、信号を生成する波形発生器において、雑音除去のためのローパスフィルタにおける波形の歪を補償すべく、信号に方形波を加算する回路が知られている(例えば、特許文献1参照)。
[先行技術文献]
特許文献1 特開2006−337139号公報
特許文献2 実開平03−12564号公報
しかし、従来の波形発生器は、方形波を生成する回路と、方形波を加算する回路とを備えなければならず、回路規模が増大してしまう。
本発明の第1の態様においては、入力信号に応じた信号を発生する信号発生器であって、直列に設けられた積分コンデンサおよび直列抵抗を含み、入力信号を積分する積分回路を備え、積分コンデンサの容量および直列抵抗の抵抗値の少なくとも一方が可変である信号発生器および当該信号発生器を用いた信号発生方法を提供する。
本発明の第2の態様においては、入力信号に応じた信号を発生する信号発生器であって、入力信号が入力される積分回路と、積分回路の後段に接続される帯域制限回路とを備え、積分回路は、直列に設けられ、入力信号が入力される積分コンデンサおよび直列抵抗を含み、積分コンデンサの容量および抵抗の抵抗値の積に応じた時定数が、帯域制限回路の時定数と等しい信号発生器および当該信号発生器を用いた信号発生方法を提供する。
本発明の第3の態様においては、被試験デバイスを試験する試験装置であって、入力信号に応じた信号を発生し、被試験デバイスに入力する、第1または第2の態様の信号発生器と、被試験デバイスの動作に基づいて、被試験デバイスの良否を判定する判定部とを備える試験装置および当該試験装置を用いた試験方法を提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本発明の実施形態に係る信号発生器100の構成例を示す図である。 積分回路10および帯域制限回路30の周波数特性の一例を示す図である。 定電流信号Iin、積分信号V1および出力信号V2の波形の一例を示す図である。 信号発生器100の他の構成例を示す図である。 信号発生器100の他の構成例を示す図である。 補償回路40の構成例を示す図である。 積分回路10、補償回路40および帯域制限回路30の周波数特性の一例を示す図である。 補償回路40の他の構成例を示す図である。 補償回路40の他の構成例を示す図である。 帯域制限回路30および補償回路40の他の構成例を示す図である。 本発明の実施形態に係る試験装置200の構成例を示す図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の実施形態に係る信号発生器100の構成例を示す図である。信号発生器100は、入力信号に応じた出力信号を発生させる。本例の信号発生器100は、信号入力部22、積分回路10、調整部20および帯域制限回路30を備える。
信号入力部22は入力信号を生成する。本例の信号入力部22は定電流源を有する。本例の信号入力部22は、定電流源のオンおよびオフを制御することで、パルス状の定電流信号Iinを生成する。なお、信号入力部22は、信号発生器100の外部に設けられてもよい。
積分回路10は、直列に設けられた積分コンデンサ14および直列抵抗16を含み、入力信号を積分した積分信号V1を出力する。本例の積分回路10は、ランプ波形の積分信号V1を生成する。ランプ波形とは、略一定の傾きで強度が増加または減少する波形である。本例の積分回路10は、積分コンデンサ14、直列抵抗16および差動増幅器12を有する。直列に接続された積分コンデンサ14および直列抵抗16は、差動増幅器12の負側入力端子と出力端子との間に設けられる。差動増幅器12の正側入力端子には接地電位等の基準電位が印加される。
直列抵抗16が無い場合には、積分回路10の周波数特性は、周波数に応じてゲインが減少する特性を示す。これに対し、本例の積分回路10は、積分コンデンサ14に対して直列に接続された直列抵抗16を有する。このため、積分回路10の周波数特性は、積分コンデンサ14の容量および直列抵抗16の抵抗値の積(時定数)に応じた周波数より高周波側では、略一定のゲインを示す。つまり、直列抵抗16を設けることで、高周波帯域のゲインを増大させることができる。
本例の積分回路10において、積分コンデンサ14の容量および直列抵抗16の抵抗値の少なくとも一方は可変である。図1においては、積分コンデンサ14および直列抵抗16の両方を可変素子として示している。例えば積分コンデンサ14は、並列に設けられた複数のコンデンサと、それぞれのコンデンサを差動増幅器12の正側入力端子または出力端子に接続するか否かを切り替えるスイッチとを含む。また、直列抵抗16は、直列に設けられた複数の抵抗と、それぞれの抵抗の両端を接続してバイパスするか否かを切り替えるスイッチとを含む。これらのスイッチを制御することで、容量または抵抗値を制御できる。
帯域制限回路30は、積分回路10の後段に接続され、積分回路10が出力する積分信号V1が入力される。積分回路10および帯域制限回路30の間には、アッテネータまたはオフセット印加回路等の中継回路が含まれていてもよい。帯域制限回路30は、積分信号V1の帯域を制限した出力信号V2を出力する。
本例の帯域制限回路30は、差動増幅器32、抵抗34、制限抵抗36および制限コンデンサ38を有する。差動増幅器32の負側入力端子には、抵抗34を介して積分信号V1が入力される。差動増幅器32の正側入力端子には、接地電位等の基準電位が印加される。
制限抵抗36は、差動増幅器32の負側入力端子および出力端子の間に設けられる。また、制限コンデンサ38は、差動増幅器32の負側入力端子および出力端子の間において、制限抵抗36と並列に設けられる。このような構成により、本例の帯域制限回路30は、ローパスフィルタとして機能する。これにより、積分信号V1に含まれる高周波ノイズを除去することができる。しかし、積分信号V1の高周波成分には、本来の信号成分も含まれている。このため、帯域制限回路30を通過させることで、積分信号V1に歪が生じてしまう。
調整部20は、帯域制限回路30を通過させることで生じる積分信号V1の歪を予め補償すべく、積分回路10における積分コンデンサ14の容量および直列抵抗16の抵抗値の少なくとも一方を制御する。より具体的には、調整部20は、積分回路10の時定数と、帯域制限回路30の時定数とが一致するように、積分コンデンサ14の容量および直列抵抗16の抵抗値の少なくとも一方を制御する。つまり、調整部20は、積分コンデンサ14の容量および直列抵抗16の抵抗値の積を、制限コンデンサ38の容量および制限抵抗36の抵抗値の積と等しくさせる。
このような制御により、帯域制限回路30においてゲインが抑制される高周波帯域と、積分回路10においてゲインが増大される高周波帯域とを略一致させることができる。このため、帯域制限回路30においてゲインが制限される高周波の信号成分を、積分回路10において予め増大させることができる。これにより、帯域制限回路30において高周波ノイズを除去しつつ、所望の波形を出力することができる。
なお時定数が「一致」とは、正確に一致している場合の他に、積分信号V1の歪が許容範囲内となるように補償できる程度に、実質的に一致している場合を含む。本例では、積分回路10の時定数と、帯域制限回路30の時定数との比が90%から110%の範囲内であれば、実質的に一致とみなしてよい。
本例の調整部20は、積分回路10の後段に接続される帯域制限回路30の時定数を示す回路情報を受け取り、当該回路情報に基づいて、積分コンデンサ14の容量および直列抵抗16の抵抗値を調整する。回路情報は、時定数の値を含んでよく、帯域制限回路30の時定数に対応付けられた識別情報を含んでもよい。調整部20は、帯域制限回路30から当該回路情報を受け取ってよく、信号発生器100の使用者等から受け取ってもよい。
なお、帯域制限回路30は、信号発生器100において交換可能であってよく、また、時定数が変更可能であってもよい。また、帯域制限回路30は、信号発生器100に接続される外部回路であってもよい。積分コンデンサ14および直列抵抗16の特性値が可変であるので、後段に接続される帯域制限回路30の時定数に応じて、積分回路10の時定数を調整することができる。また、帯域制限回路30の構成は図1に示した構成に限定されない。帯域制限回路30は、直列に設けられた制限コンデンサ38および制限抵抗36を有してもよい。また、調整部20は、信号発生器100の外部に設けられてもよい。
図2は、積分回路10および帯域制限回路30の周波数特性の一例を示す図である。図2において横軸は周波数であり、縦軸はゲインである。また、積分コンデンサ14の容量をCf、直列抵抗16の抵抗値をRf、制限コンデンサ38の容量をCL、制限抵抗36の抵抗値をRLとする。上述したように、積分回路10の周波数特性は、時定数に応じた周波数1/2πRfCfより低周波側では、周波数に応じてゲインが減少し、当該周波数より高周波側では略一定のゲインとなる。なお、図2においては、直列抵抗16が無い場合の、積分回路10の周波数特性を破線で示している。
また、帯域制限回路30は、時定数に応じた周波数1/2πRLCLより低周波側では略一定のゲインとなり、当該周波数より高周波側では周波数に応じてゲインが減少する。調整部20は、積分回路10および帯域制限回路30の時定数を一致させる。これにより、帯域制限回路30による積分信号V1の歪を補償することができる。なお、高周波側の帯域制限回路30の周波数特性の傾きは、直列抵抗16が無い場合の積分回路10の当該高周波側の周波数特性の傾きと一致することが好ましい。
図3は、定電流信号Iin、積分信号V1および出力信号V2の波形の一例を示す図である。図3において横軸は時間であり、縦軸は信号の強度である。なお、直列抵抗16が無い場合の信号波形を破線で示す。
本例の信号入力部22は、パルス状の定電流信号Iinを生成する。積分回路10は、定電流信号Iinを積分した積分信号V1を出力する。また、帯域制限回路30は、積分信号V1の高周波成分を除去した出力信号V2を出力する。
積分回路10が直列抵抗16を有さない場合、積分回路10が出力する積分信号V1の波形は、ランプ波形になる。しかし、帯域制限回路30により高周波成分のゲインが制限されるので、帯域制限回路30が出力する出力信号V2の波形は、ランプ波形に対してなまってしまう。
これに対し、積分回路10が直列抵抗16を有することで、積分回路10が出力する積分信号V1の高周波成分が増大する。このため、帯域制限回路30を積分信号V1が通過した出力信号V2の波形は、ランプ波形となる。従って、信号発生器100は、出力信号V2における高周波ノイズを低減しつつ、出力信号V2における波形を全帯域に渡って精度よく形成できる。なお、信号発生器100の出力信号V2の波形は、ランプ波形に限定されない。
図4は、信号発生器100の他の構成例を示す図である。本例の信号発生器100は、調整部20を有さない。また、帯域制限回路30は、積分回路10に対して固定されており、且つ、時定数も固定されている。また、積分コンデンサ14および直列抵抗16の特性値も固定されている。他の構成は、図1から図3において説明した信号発生器100と同一である。
本例の信号発生器100においては、積分回路10の時定数が、帯域制限回路30の時定数と一致するように、積分コンデンサ14および直列抵抗16の特性値が予め設計される。このような構成によっても、出力信号V2における高周波ノイズを低減しつつ、出力信号V2における波形を全帯域に渡って精度よく形成できる。
図5は、信号発生器100の他の構成例を示す図である。本例の信号発生器100は、図1から図4に記載されたいずれかの信号発生器100の構成に加え、補償回路40を更に備える。図5においては、図4に示した信号発生器100の構成に、補償回路40を追加した例を示している。なお、図5の積分回路10は、積分コンデンサ14の誘電体吸収を示す等価回路(等価抵抗18および等価コンデンサ19の直列回路)を更に含んでいる。一般に、コンデンサにおける誘電体吸収の等価回路は、抵抗およびコンデンサの直列回路が、元のコンデンサと並列に接続された回路で示される。
積分コンデンサ14の誘電体吸収を無視できない場合、積分回路10が出力する積分信号V1には、誘電体吸収による歪が生じる。具体的には、等価抵抗18および等価コンデンサ19により、積分回路10の周波数特性は、誘電体吸収を考慮しない場合の周波数特性に対して、低周波成分のゲインが減少する(または、高周波成分のゲインが増大する)。当該ゲインの変動は、積分コンデンサ14および等価コンデンサ19の容量比で定まる。
補償回路40は、当該誘電体吸収による歪を補償した積分信号V1を、帯域制限回路30に入力する。本例の補償回路40は、時定数が、積分コンデンサ14における誘電体吸収の等価回路の時定数と等しいRC直列回路を含む。補償回路40は、積分信号V1の帯域を当該RC直列回路により制限して得られる補償信号と、積分信号V1とを加減算して出力する。
図6は、補償回路40の構成例を示す図である。本例の補償回路40は、第1分圧抵抗44、RC直列回路42およびボルテージフォロワ回路50を有する。RC直列回路42は、第2分圧抵抗46および補償コンデンサ48を有する。第1分圧抵抗44は、積分回路10の出力端と基準電位との間に設けられる。第2分圧抵抗46は、第1分圧抵抗44と基準電位との間に、第1分圧抵抗44と直列に設けられる。第2分圧抵抗46の抵抗値は、第1分圧抵抗44の抵抗値よりも大きくてよい。補償コンデンサ48は、第1分圧抵抗44と基準電位との間に、第2分圧抵抗46と直列に設けられる。図6の例では、第2分圧抵抗46が第1分圧抵抗44に接続され、補償コンデンサ48が第2分圧抵抗46と基準電位との間に設けられているが、補償コンデンサ48が第1分圧抵抗44に接続され、第2分圧抵抗46が補償コンデンサ48と基準電位との間に設けられてもよい。ボルテージフォロワ回路50は、第1分圧抵抗44およびRC直列回路42の接点(本例では、第1分圧抵抗44および第2分圧抵抗46の接点)における信号を受け取り、当該信号に応じた信号を出力する。
第2分圧抵抗46および補償コンデンサ48が、信号線と基準電位との間に直列に設けられるので、本例のRC直列回路はローパスフィルタとして機能する。RC直列回路42が出力する信号(本例では、第1分圧抵抗44および第2分圧抵抗46の接点における信号)は、当該ローパスフィルタにより積分信号V1の帯域を制限した補償信号と、積分信号V1とが、第1分圧抵抗44および第2分圧抵抗46の抵抗比に応じた比重で加算された信号になる。
ここで、第1分圧抵抗44および第2分圧抵抗46の抵抗比は、誘電体吸収の等価容量(すなわち、等価コンデンサ19の容量)および積分コンデンサ14の容量の比と等しい。つまり、第1分圧抵抗44および第2分圧抵抗46の抵抗値をR1、R2として、積分コンデンサ14の容量および等価コンデンサ19の容量をCf、Cdとすると、下記の関係が成り立つ。
R1:R2=Cd:Cf 式(1)
また、誘電体吸収の等価回路の時定数と、RC直列回路42の時定数とを一致させるので、下記の関係が成り立つ。ただし、等価抵抗の抵抗値をRdとして、補償コンデンサ48の容量をC1とする。
Rd×Cd=R2×C1 式(2)
これにより、補償回路40は、積分信号V1および補償信号を、積分コンデンサ14および等価コンデンサ19の容量の比に応じて加減算することになる。従って、誘電体吸収によって、積分コンデンサ14および等価コンデンサ19の容量の比に応じて、高周波成分のゲインに対して相対的にゲインが小さくなった低周波成分を補償することができる。
なお比が「等しい」とは、正確に等しい場合の他に、誘電体吸収による歪が許容範囲内となるまで補償できる程度に、実質的に等しい場合を含む。本例では、抵抗値の比が、容量値の比の90%から110%の範囲内であれば、実質的に等しいとみなしてよい。
なお、補償コンデンサ48の容量は、等価コンデンサ19の容量に、1より大きい予め定められた係数Aを乗じた容量であってよい。この場合、式(2)から明らかなように、第2分圧抵抗46は、等価抵抗18の抵抗値を、当該係数で除算した抵抗値を有する。また、式(1)から明らかなように、第1分圧抵抗44は、等価抵抗18の抵抗値および等価コンデンサ19の容量の積を、積分コンデンサ14の容量および当該係数の積で除算した抵抗値を有する。すなわち、以下の関係を有する。
C1=A×Cd
R2=Rd/A
R1=(Cd×Rd)/(Cf×A)
これにより、各分圧抵抗の抵抗値を小さくすることができる。係数Aの値は、例えば10倍程度である。
図7は、積分回路10、補償回路40および帯域制限回路30の周波数特性の一例を示す図である。帯域制限回路30の周波数特性は、図2に示した周波数特性と同一である。積分コンデンサ14の誘電体吸収により、本例の積分回路10の周波数特性は、図2に示した周波数特性と相違する。
上述したように、積分回路10の周波数特性は、誘電体吸収を考慮しない場合の周波数特性に対して、低周波成分のゲインが減少する(または、高周波成分のゲインが増大する)。具体的には、所定の周波数f1(ただし、f1=1/(2πCdRd))より低周波側の周波数特性と、所定の周波数f2より高周波側の周波数特性とが線形にならず、低周波側の周波数特性が相対的に低くなる。周波数f2は、積分コンデンサ14のインピーダンスに対して、誘電体吸収の等価回路のインピーダンスが非常に大きくなり無視できるようになる周波数である。また、周波数f1からf2の区間では、積分回路10のゲインは略一定となる。
これに対して、補償回路40の周波数特性は、周波数f1より低周波側では、補償コンデンサ48のインピーダンスが大きく、RC直列回路42にはほとんど電流が流れない。このため、ゲインは略1となる。周波数f1からf2の区間では、ゲインが徐々に減少するローパス特性を示す。周波数f2より高周波側では、第2分圧抵抗46の抵抗値に比べて補償コンデンサ48のインピーダンスが非常に小さくなりほぼ無視できる。このため、積分回路10が出力する積分信号V1は、分圧抵抗の抵抗比で分圧される。
このような周波数特性の補償回路40を用いることで、誘電体吸収により生じた、積分回路10における低周波側および高周波側の周波数特性のギャップを補償することができる。また、図2に示した例と同様に、直列抵抗16を設けることで、帯域制限回路30により除去される高周波の信号成分についても、積分回路10において予め補償することができる。
なお、図1に示した、積分コンデンサ14および直列抵抗16の特性値が可変である信号発生器100に、補償回路40を追加する構成においては、RC直列回路42における各素子の特性値の少なくとも一つが可変であることが好ましい。調整部20は、積分回路10における積分コンデンサ14および直列抵抗16の特性値に応じて、RC直列回路42における各素子の特性値を調整してよい。
図8は、補償回路40の他の構成例を示す図である。本例の補償回路40は、図6に示した補償回路40において、ボルテージフォロワ回路50に代えて増幅回路60を備えた構成である。増幅回路60は、第1分圧抵抗44およびRC直列回路42の接点(本例では、第1分圧抵抗44および第2分圧抵抗46の接点)における信号を増幅して出力する。
増幅回路60は、増幅抵抗64、増幅抵抗66および差動増幅器62を有する。増幅抵抗64は、第1分圧抵抗44およびRC直列回路42の接点と、差動増幅器62の負側入力端子の間に接続される。また、増幅抵抗66は、差動増幅器62の負側入力端子と、出力端子との間に接続される。増幅回路60は、増幅抵抗の抵抗比に応じた増幅率で信号を増幅する。増幅抵抗64の抵抗値は、積分信号V1と補償信号との加算比に影響を与えないように、第2分圧抵抗46の抵抗値よりも十分大きいことが好ましい。このような構成により、歪を補償した積分信号を増幅して出力することができる。
図9は、補償回路40の他の構成例を示す図である。本例の補償回路40は、RC直列回路42、第2分圧抵抗46、抵抗70、72、74、76、差動増幅器68およびバッファ78を有する。
抵抗70は、積分回路10の出力端子と、差動増幅器68の負側入力端子との間に接続される。抵抗72は、差動増幅器68の負側入力端子と出力端子との間に接続される。抵抗70および抵抗72の抵抗値は同一である。
本例のRC直列回路42は、補償コンデンサ48および第1分圧抵抗44を有する。補償コンデンサ48は、積分回路10の出力端子および抵抗70を接続する線路と、基準電位との間に設けられる。第1分圧抵抗44は、積分回路10の出力端子と基準電位との間に、補償コンデンサ48と直列に設けられる。また、第2分圧抵抗46は、第1分圧抵抗44と基準電位との間に設けられる。図9の例では、補償コンデンサ48が積分回路10の出力端子に接続され、第1分圧抵抗44が補償コンデンサ48と第2分圧抵抗46との間に設けられているが、第1分圧抵抗44が積分回路10の出力端子に接続され、補償コンデンサ48が第1分圧抵抗44と第2分圧抵抗46との間に設けられてもよい。
本例のRC直列回路42は、積分回路10が出力する積分信号V1の高周波成分を通過させるハイパスフィルタとして機能する。本例では、RC直列回路42を通過した信号が、補償信号となる。ただし、RC直列回路42は、第1分圧抵抗44および第2分圧抵抗46の抵抗比に応じたゲインで、当該高周波成分を通過させる。なお、補償コンデンサ48、第1分圧抵抗44および第2分圧抵抗46の特性値は以下となる。
C1=A×Cd
R1=Rd/A
R2=(Cd×Rd)/(Cf×A)
本例においても、RC直列回路42の時定数は、誘電体吸収の等価回路の時定数と一致する。つまり、C1×R1=Cd×Rdである。
抵抗74は、RC直列回路42および第2分圧抵抗46の接点(本例では、第1分圧抵抗44および第2分圧抵抗46の接点)と、差動増幅器68の正側入力端子との間に設けられる。差動増幅器68は、積分信号V1を反転させた信号と、RC直列回路42が出力する補償信号とを加算する加減算回路として機能する。これにより、図7に示したように、積分信号V1において相対的にゲインが増大した高周波成分を、補償回路40において減じることができる。
このような構成によっても、誘電体吸収による歪を補償することができる。つまり、図6に示した構成では、ローパスフィルタとして機能するRC直列回路42の出力を、積分信号V1に加算することで当該歪を補償したが、図9に示した構成では、ハイパスフィルタとして機能するRC直列回路42の出力を、積分信号V1から減算することで当該歪を補償した。いずれの方式によっても、誘電体吸収による歪を補償することができる。
また、バッファ78は、補償回路40の後段に接続される回路の基準電位(例えば接地電位GND)を検出する。バッファ78は、検出した基準電位に応じて、差動増幅器68の正側入力端子の基準レベルを制御する。本例では、バッファ78の出力端子は、抵抗76を介して差動増幅器68の正側入力端子に接続される。抵抗74および抵抗76の抵抗値は等しい。これにより、補償回路40が出力する信号の基準レベルと、後段回路における基準電位とを対応させることができる。
図10は、帯域制限回路30および補償回路40の他の構成例を示す図である。図10においては、積分回路10および信号入力部22をあわせて示す。また、本例では、帯域制限回路30の後段に補償回路40が設けられる。本例の積分回路10は、誘電体吸収の等価回路をより詳細に示している。具体的には、当該等価回路は、等価抵抗18および等価コンデンサ19のセットを並列に複数有する。図10では、当該セットを2つ示している。
本例の帯域制限回路30は、制限抵抗36、制限コンデンサ38およびボルテージフォロワ回路39を有する。制限抵抗36は、積分回路10の出力端子と、ボルテージフォロワ回路39の入力端子との間に設けられる。制限コンデンサ38は、制限抵抗36およびボルテージフォロワ回路39を接続する配線と、基準電位との間に設けられる。なお、帯域制限回路30の構成は、図10に示した構成に限定されない。
本例の補償回路40は、複数のRC直列回路42、差動増幅器82、および抵抗80を有する。図10では、RC直列回路42を2つ示している。それぞれのRC直列回路42は、誘電体吸収の等価回路における、等価コンデンサ19および等価抵抗18のいずれかのセットに対応する。
なお、誘電体吸収の等価回路が、一組の等価コンデンサ19および等価抵抗18で近似できる場合、本例の補償回路40においても、RC直列回路42は一つでよい。同様に、図6から図9に示したそれぞれの補償回路40は、誘電体吸収の等価回路が、複数組の等価コンデンサ19および等価抵抗18で近似される場合、RC直列回路42を複数有してよい。
本例のRC直列回路42は、補償コンデンサ48および補償抵抗49を有する。補償コンデンサ48は、帯域制限回路30の出力端子と、差動増幅器82の負側入力端子との間に設けられる。補償抵抗49は、補償コンデンサ48と差動増幅器82の負側入力端子との間に設けられる。それぞれのRC直列回路42は、帯域制限回路30の出力端子と、差動増幅器82の負側入力端子との間に並列に設けられる。
RC直列回路42における各素子の特性値は、図9に示したRC直列回路42における各素子の特性値と同様に、対応する等価コンデンサ19および等価抵抗18の特性値に応じて定まる。なお、補償抵抗49は、第1分圧抵抗44に対応する。それぞれのRC直列回路42は、積分信号V1の高周波成分を通過させる。
抵抗80は、差動増幅器82の負側入力端子と出力端子との間に設けられる。抵抗80の抵抗値Rは、下式で与えられる。ただし、等価コンデンサ19−1の容量をCd1、等価抵抗18−1の抵抗値をRd1、等価コンデンサ19−2の容量をCd2、等価抵抗18−2の抵抗値をRd2とする。
R=((Cd1+Cd2)/Cf)×((Rd1×Rd2)/(Rd1+Rd2))/A
差動増幅器82の正側入力端子には、補償回路40の後段に接続される回路の基準電位(例えば接地電位GND)が入力される。差動増幅器82は、抵抗80の抵抗値に応じた増幅率で、且つ、接地電位GNDを基準レベルとして、RC直列回路42が出力する補償信号を増幅する。差動増幅器82の出力端子は、差動増幅器12の正側入力端子に接続される。
本例の補償回路40は、積分信号V1における高周波成分に応じた信号を、差動増幅器12にフィードバックする。このような構成によっても、積分信号V1における歪を補償することができる。
図11は、本発明の実施形態に係る試験装置200の構成例を示す図である。本例の試験装置200は、AD変換器または半導体回路等の被試験デバイス300を試験する。試験装置200は、信号発生器100および判定部110を備える。
信号発生器100は、図1から図10において説明したいずれかの信号発生器100と同一である。信号発生器100は、被試験デバイス300に入力する信号を発生する。例えば被試験デバイス300がAD変換器の場合、信号発生器100はランプ波を生成する。
判定部110は、信号発生器100から信号が入力された被試験デバイス300の動作を測定する。判定部110は、被試験デバイス300が出力する信号を測定してよく、また、被試験デバイス300に印加される電源電圧、電源電流等の変動を測定してもよい。被試験デバイス300がAD変換器の場合、判定部110は、AD変換器がランプ波の各レベルを順次変換したデジタル値を検出する。
判定部110は、測定結果に基づいて、被試験デバイス300の良否を判定する。判定部110は、測定結果が、予め定められた期待値と一致するか否かにより、被試験デバイス300の良否を判定してよい。本例の試験装置200は、所望の波形に対する歪の少ない信号を被試験デバイス300に入力できるので、被試験デバイス300を精度よく試験することができる。
なお、試験装置200は、被試験デバイス300を載置するパフォーマンスボードと、試験回路が設けられるテストボードを備えてよい。信号発生器100は、全ての構成がテストボードに設けられてよく、帯域制限回路30がパフォーマンスボードに設けられ、積分回路10がテストボードに設けられてもよい。パフォーマンスボードを交換することで、積分回路10に接続される帯域制限回路30が変更されても、図1等に示した調整部20を有する信号発生器100は、新たな帯域制限回路30に応じて積分回路10を調整することができる。
また、信号発生器100は、被試験デバイス300の試験以外にも、多様な用途に用いることができる。例えば、信号発生器100は高精度のランプ波を発生できるので、ランプ波を用いる多様な用途に好適である。一例として、2つの入力タイミングでランプ波のレベルを検出し、そのレベル差を測定することで、タイミングの時間差を精度よく検出することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10・・・積分回路、12・・・差動増幅器、14・・・積分コンデンサ、16・・・直列抵抗、18・・・等価抵抗、19・・・等価コンデンサ、20・・・調整部、22・・・信号入力部、30・・・帯域制限回路、32・・・差動増幅器、34・・・抵抗、36・・・制限抵抗、38・・・制限コンデンサ、39・・・ボルテージフォロワ回路、40・・・補償回路、42・・・RC直列回路、44・・・第1分圧抵抗、46・・・第2分圧抵抗、48・・・補償コンデンサ、49・・・補償抵抗、50・・・ボルテージフォロワ回路、60・・・増幅回路、62・・・差動増幅器、64、66・・・増幅抵抗、68・・・差動増幅器、70、72、74、76・・・抵抗、78・・・バッファ、80・・・抵抗、82・・・差動増幅器、100・・・信号発生器、110・・・判定部、200・・・試験装置、300・・・被試験デバイス

Claims (10)

  1. 入力信号に応じた信号を発生する信号発生器であって、
    直列に設けられた積分コンデンサおよび直列抵抗を含み、前記入力信号を積分する積分回路を備え、
    前記積分コンデンサの容量および前記直列抵抗の抵抗値の少なくとも一方が可変であり、
    前記積分回路の後段に接続される帯域制限回路の時定数を示す回路情報を受け取り、前記回路情報に基づいて、前記積分コンデンサの容量および前記直列抵抗の抵抗値の少なくとも一方を調整する調整部を更に備える
    信号発生器。
  2. 前記積分回路の後段に接続された帯域制限回路を更に備え、
    前記調整部は、前記帯域制限回路の時定数に基づいて、前記積分コンデンサの容量および前記直列抵抗の抵抗値の少なくとも一方を調整する
    請求項に記載の信号発生器。
  3. 前記帯域制限回路は、制限コンデンサおよび制限抵抗を有し、
    前記調整部は、前記積分コンデンサの容量および前記直列抵抗の抵抗値の積が、前記制限コンデンサの容量および前記制限抵抗の抵抗値の積と等しくなるように、前記積分コンデンサの容量および前記直列抵抗の抵抗値の少なくとも一方を調整する
    請求項に記載の信号発生器。
  4. 入力信号に応じた信号を発生する信号発生器であって、
    前記入力信号が入力される積分回路と、
    前記積分回路の後段に接続される帯域制限回路と
    を備え、
    前記積分回路は、直列に設けられ、前記入力信号が入力される積分コンデンサおよび直列抵抗を含み、
    前記積分コンデンサの容量および前記抵抗の抵抗値の積に応じた時定数が、前記帯域制限回路の時定数と等しい信号発生器。
  5. 前記積分回路に定電流信号を入力する電流源を更に備える
    請求項1からのいずれか一項に記載の信号発生器。
  6. 入力信号に応じた信号を発生する信号発生器であって、
    直列に設けられた積分コンデンサおよび直列抵抗を含み、前記入力信号を積分する積分回路を備え、
    前記積分コンデンサの容量および前記直列抵抗の抵抗値の少なくとも一方が可変であり、
    時定数が、前記積分コンデンサにおける誘電体吸収の等価回路の時定数と等しいRC直列回路を含み、前記積分回路が出力する信号に生じた、前記積分コンデンサの誘電体吸収による歪を補償する補償回路を更に備え、
    前記補償回路は、前記積分回路が出力する信号の帯域を前記RC直列回路により制限して得られる補償信号と、前記積分回路が出力する信号とを加減算して出力する
    号発生器。
  7. 前記補償回路は、前記積分回路が出力する信号および前記補償信号を、前記積分コンデンサの容量および前記誘電体吸収の等価容量の比に応じて加減算する
    請求項に記載の信号発生器。
  8. 被試験デバイスを試験する試験装置であって、
    入力信号に応じた信号を発生し、前記被試験デバイスに入力する、信号発生器と、
    前記被試験デバイスの動作に基づいて、前記被試験デバイスの良否を判定する判定部と
    を備え、
    前記信号発生器は、
    直列に設けられた積分コンデンサおよび直列抵抗を含み、前記入力信号を積分する積分回路を備え、
    前記積分コンデンサの容量および前記直列抵抗の抵抗値の少なくとも一方が可変である、試験装置。
  9. 入力信号に応じた信号を発生する信号発生方法であって、
    直列に設けられた積分コンデンサおよび直列抵抗を含み、前記積分コンデンサの容量および前記直列抵抗の抵抗値の少なくとも一方が可変である積分回路に、前記入力信号を入力し、
    前記積分回路の後段に接続される帯域制限回路の時定数を示す回路情報を受け取り、前記回路情報に基づいて、前記積分コンデンサの容量および前記直列抵抗の抵抗値の少なくとも一方を調整する、
    信号発生方法。
  10. 被試験デバイスを試験する試験方法であって、
    直列に設けられた積分コンデンサおよび直列抵抗を含み、前記積分コンデンサの容量および前記直列抵抗の抵抗値の少なくとも一方が可変である積分回路に、入力信号を入力して信号を発生させ、前記被試験デバイスに入力し、
    前記被試験デバイスの動作に基づいて、前記被試験デバイスの良否を判定する
    試験方法。
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