JP6109361B2 - 電子ユニットおよび内視鏡 - Google Patents
電子ユニットおよび内視鏡 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6109361B2 JP6109361B2 JP2016027298A JP2016027298A JP6109361B2 JP 6109361 B2 JP6109361 B2 JP 6109361B2 JP 2016027298 A JP2016027298 A JP 2016027298A JP 2016027298 A JP2016027298 A JP 2016027298A JP 6109361 B2 JP6109361 B2 JP 6109361B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- bottom plate
- side wall
- external resin
- external
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Description
充填材注入口から注入された充填材は基板と部材支持板との間に流れ、基板と部材支持板との間の空気は、空気排出口から外部に押し出される。
電子ユニットをこのように製造することで、基板と部材支持板との間に充填材が確実に充填され、電子ユニットの防爆性能を安定させることができるという。
この場合、外部樹脂に何らかの欠陥が生じると、外部樹脂の気密性が低下して可燃性ガスの侵入を防ぐことができなくなり、電子ユニットの防爆性能が低下してしまう。
本発明の第1の態様の電子ユニットは、電子部品と、前記電子部品を覆う耐熱樹脂と、前記耐熱樹脂の少なくとも一部を覆う外部樹脂と、底板および前記底板の外縁から立設する側壁を有し、前記外部樹脂を収容した収容体と、を備え、前記収容体は、前記側壁の縁部における少なくとも一部に設けられ、前記側壁により形成された開口の一部を塞ぐように延びる鍔状部を有し、前記外部樹脂は前記鍔状部の前記底板側の面に接触していることを特徴としている。
また、上記の電子ユニットにおいて、前記鍔状部における前記鍔状部が延びる延在方向の先端部の前記底板側の面には、前記側壁が立設する立設方向および前記延在方向のそれぞれに平行な基準平面による断面において、前記底板に向かって凸となる折れ線状に形成された外面を有する係合部が設けられ、前記外部樹脂は前記係合部に接触していることがより好ましい。
本発明の第2の態様の電子ユニットは、電子部品と、前記電子部品を覆う耐熱樹脂と、前記耐熱樹脂の少なくとも一部を覆う外部樹脂と、底板および前記底板の外縁から立設する側壁を有し、前記外部樹脂を収容した収容体と、前記収容体の外面から突出するとともに、弾性材料で形成された突部と、前記突部における前記突部が突出する第二の突出方向先端部を支持し、かつ、前記収容体から離間するように配置されたケースと、を備えることを特徴としている。
また、上記の電子ユニットにおいて、前記外部樹脂に形成された気泡の外径が0.6mm以下であることがより好ましい。
本発明の第3の態様の内視鏡は、先端側を観察可能な挿入部と、前記挿入部の基端に設けられた筐体と、前記筐体の内部に設けられた上記の電子ユニットと、を備えることを特徴としている。
以下、本発明に係る内視鏡の第1実施形態を、図1から図8を参照しながら説明する。
図1および図2に示すように、本内視鏡1は、長尺の挿入部10と、挿入部10の湾曲操作を行うための操作部20と、挿入部10で取得された映像を表示するための表示部30と、操作部20および表示部30を収容する筐体41を含む筺体部40とを備えている。
先端硬質部11の基端には湾曲可能な湾曲部15が設けられ、湾曲部15の基端には可撓管部16が設けられている。湾曲部15の先端側には、不図示の操作ワイヤが接続されている。この操作ワイヤは可撓管部16に進退可能に挿通されていて、筐体41の内部まで延び、操作部20に接続されている。
筐体41は、樹脂や金属板などで形成され、挿入部10の基端に取り付けられている。
主基板ユニット42は、図2および図3に示すように、基板(電子部品)46と、基板46を覆う耐熱樹脂47と、耐熱樹脂47を覆う外部樹脂48と、外部樹脂48を収容した枠体(収容体)49と、枠体49を収容するケース50とを備えている。
基板46は、絶縁性の基材51上に、半導体チップ52やコンデンサなどの素子53を実装することで構成されている。基板46は、バッテリー43や表示制御基板32などと不図示の配線により電気的に接続されている。基板46は、バッテリー43から電力を供給され、表示制御基板32などを制御する。
外部樹脂48は、公知の熱可塑性樹脂により形成されている。外部樹脂48の厚さは、例えば1〜2mm程度と、非常に薄く形成されている。なお、耐熱樹脂47と同様に、外部樹脂48を耐熱温度が高い樹脂で形成してもよい。図4に示すように、外部樹脂48には、外部樹脂48を溶融して形成する際に取り込んだ空気などにより気泡48aが形成されている。これらの気泡48aの外径Dは、いずれも0.6mm以下に抑えられている。
枠体49および突部57は、ゴムなどの弾性材料で一体に形成されている。
側壁56の内面における、側壁56が立設する立設方向E2の中間部には、指標56aが設けられている。この例では、指標56aは側壁56の内面に印刷を施すことで形成されている。指標56aは、枠体49における指標56aより立設方向E2側の容積が、基板46を耐熱樹脂47で覆うことで形成される電子部品被覆体61(図6参照。)の体積とほぼ一致するように、立設方向E2の位置が調節されている。
底板55および側壁56の内面、および、前述の耐熱樹脂47の外面は滑らかに形成されている。
上部ケース58および下部ケース59は、それぞれの開口の縁部で突部57における突部57が突出する突部突出方向(第二の突出方向)E1の先端部を挟むように支持している。上部ケース58および下部ケース59は、枠体49が上部ケース58および下部ケース59から離間するように突部57を支持している。
ケース50は、下部ケース59を筐体41にネジ止めすることなどで筐体41の内面に取り付けられている。
図6に示すように、基板46を耐熱樹脂47で覆うことで、予め電子部品被覆体61を形成しておく。電子部品被覆体61の形成には、公知の樹脂モールド方法などを適宜選択して用いることができる。
次に、突部形成工程S1において、電子部品被覆体61の耐熱樹脂47の外面から突出するように、耐熱樹脂47の外面に脚部(突出部材)48bを取り付ける。脚部48bが突出する脚部突出方向(突出方向)E3の長さ(高さ)は、外部樹脂48の厚さと同じ、例えば1〜2mm程度に設定されている。脚部48bは、外部樹脂48と同一の材料で形成されている。
そして、樹脂流動体48cの上面が指標56aに一致するように、流し込む樹脂流動体48cの量を調節する。ここで、目視により樹脂流動体48c内に空気が混入していないことを確かめてもよい。
注入工程S2の後で、図8に示すように、樹脂流動体48cに電子部品被覆体61を漬けて耐熱樹脂47の外面を樹脂流動体48cで覆う電子部品配置工程S3を行う。
この際に、脚部48bの脚部突出方向E3の先端部を底板55の内面に接触させることで、枠体49と電子部品被覆体61との間に隙間T1が形成されるように配置する。
図2に示すように、突部57の突部突出方向E1の先端部を上部ケース58および下部ケース59で支持した状態で、上部ケース58および下部ケース59を互いに固定してケース50を構成する。
以上の工程により、主基板ユニット42が製造される。
なお、ここまで説明した突部形成工程S1、注入工程S2、電子部品配置工程S3、および樹脂固化工程S4で、本実施形態の主基板ユニット42の製造方法となる。
以上の工程により、内視鏡1が製造される。
使用者は、まず、操作部20を操作して、照明機構13により挿入部10の前方を照明するとともに、観察光学系12および撮像機構により取得された映像をディスプレイ装置31に表示して確認する。
このとき、基板46はバッテリー43から電力を供給されて発熱する。
筺体部40を設置したときに、筐体41に何らかの振動が加わる場合がある。この場合であっても、筐体41に取り付けられたケース50に対して、基板46は弾性材料で形成された突部57を介して支持されている。このため、筐体41に加わった振動が基板46に伝わるのが抑えられる。
また、基板46は耐熱樹脂47および外部樹脂48に覆われているため、基板46が発する熱が外部に伝えられるのが抑えられる。
これにより、主基板ユニット42の防爆性能を高めることができる。
脚部48bは、外部樹脂48と同一の材料で形成されているため、樹脂流動体48cを固化させたときに脚部48bが外部樹脂48と一体化する。これにより、脚部48bが配された部分近傍で外部樹脂48の材質が変化するのを抑え、外部樹脂48における剛性などの機械的性能や、熱伝導率などの熱的性能を安定化させることができる。
主基板ユニット42が突部57およびケース50を備えることで、外部の力や振動が基板46に伝えられるのを抑えることができる。また、突部57を上部ケース58および下部ケース59で挟むことで、ケース50内に水などが浸入するのを防止することができる。
次に、本発明の第2実施形態について図9から図14を参照しながら説明するが、前記実施形態と同一の部位には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図9に示すように、本実施形態の主基板ユニット71は、第1実施形態の主基板ユニット42の枠体49に代えて枠体72を備えている。なお、以下の実施形態では、主基板ユニットにケース50を示さないで説明する。
鍔状部75における底板55とは反対側の面には、溝部(第二の指標)75aが設けられている。
外部樹脂48は、鍔状部75の底板55側の面75bに接触する位置まで設けられている。
まず、予備注入工程S11において、図11に示すように枠体72を底板55が下方となるように配置する。そして、樹脂流動体48cを枠体72内に、樹脂流動体48cの上面が折れ部76bに一致するように流し込み、樹脂流動体48cを自然冷却することなどで固化させて図12に示す台座用樹脂48dを形成する。
なお、折れ部76bをわずかに超えるまで樹脂流動体48cを流し込んだときには、樹脂流動体48cにより折れ部76bは見えなくなる。しかし、折れ部76bより上方に位置する折れ部76cは視認することができるため、使用者は枠体72内に流し込んだ樹脂流動体48cの量を確認することができる。
そして、電子部品配置工程S13において、図14に示すように、枠体72内の台座用樹脂48d上に電子部品被覆体61を配置して、樹脂流動体48cに電子部品被覆体61を漬ける。
このとき、注入工程S12で流し込んだ樹脂流動体48cの量によっては、電子部品配置工程S13で枠体72の開口72aから樹脂流動体48cが外部に流れ出てしまうことがある。
このような場合であっても、樹脂流動体48cが鍔状部75上に流れ出て、さらに樹脂流動体48cが溝部75a上を流れることで、使用者が流れ出た樹脂流動体48cを容易に認識することができる。
樹脂流動体48cが流れ出た場合には、必要に応じて樹脂流動体48cを拭き取る。
以上の工程により、主基板ユニット71が製造される。
また、側壁56の内面に凹部76を形成することで、3つの折れ部76a、76b、76cを容易に形成することができる。折れ部76a、76b、76cは、側壁56の内面が急角度に曲げられた形状であるため、折れ部76a、76b、76cの位置を周囲の内面から容易に見分けることができる。
折れ部が3つ形成されているため、3つの折れ部のうち下方のものを越える位置まで樹脂流動体48cを流し込んだ場合であっても、その折れ部の上方に位置する折れ部により枠体72内に流し込んだ樹脂流動体48cの量を確認することができる。
外部樹脂48は鍔状部75の面75bに接触する位置まで設けられているため、底板55に沿う方向における枠体72と外部樹脂48との接触面積が増加する。これによっても、外部樹脂48から枠体72が剥離するのを抑制することができる。
鍔状部75における底板55とは反対側の面には、溝部75aが設けられている。樹脂流動体48cが溝部75a上を流れることで、樹脂流動体48cにより溝部75aが見えなくなる。このため、枠体72の開口72aから流れ出た樹脂流動体48cを、使用者が容易に認識することができる。
また、第二の指標は溝部75aであるとしたが、これに限られない。第二の指標は、印刷により形成されていてもよいし、面から突出する突状部でもよい。
本実施形態では、折れ部は3つ形成されていた。しかし、折れ部の数に制限はなく、1つ以上であればいくつでもよい。
次に、本発明の第3実施形態について図15から図23を参照しながら説明するが、前記実施形態と同一の部位には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図15に示すように、本実施形態の主基板ユニット81は、第2実施形態の主基板ユニット71の枠体72に代えて枠体82を備えている。
鍔状部75における延在方向E5の先端部の底板55側の面には、仮想平面P1による断面において、底板55に向かって凸となる曲面状に形成された外面84aを有する係合部84が設けられている。この例では、前述の外面の仮想平面P1による断面は、中心角が180°の円弧状に形成されている。
外部樹脂48は、係合部84に接触する位置まで設けられている。
底板55の内面の端部には、この内面から突出する段部55aが設けられている。段部55aの高さは、例えば1〜2mm程度に設定されている。
まず、注入工程S22において、図18に示すように、枠体82を底板55が下方となるように配置し、樹脂流動体48cを枠体82内に流し込む。そして、樹脂流動体48cの上面が指標56aに一致するように、流し込む樹脂流動体48cの量を調節する。このとき、例えば、指標56aをわずかに超えるまで樹脂流動体48cを流し込んだときには、樹脂流動体48cにより指標56aは見えなくなる。しかし、指標56aより上方に位置する指標56bは視認することができるため、使用者は枠体82内に流し込んだ樹脂流動体48cの量を確認することができる。
次に、樹脂固化工程S24において樹脂流動体48cを固化させ、図15に示す外部樹脂48とする。この外部樹脂48は、耐熱樹脂47の外面における段部55aに接触している部分以外を覆っている。
以上の工程により、主基板ユニット81が製造される。
また、底板55に設けられた段部55aに耐熱樹脂47の外面を接触させることで、底板55と電子部品被覆体61との間に隙間T1を確実に形成することができる。
この場合、係合部84の外面84aは外部樹脂48に対して外力F1に平行な応力F2を作用させることになるが、この応力F2の大きさは外面84aにおいて底板55に近づくほど小さくなる。したがって、外部樹脂48において係合部84に係合する部分である被係合部48eが底板55に沿う方向に裂けるのを防止することができる。
係合部86をこのように構成することによっても、本実施形態の係合部84と同様の効果を奏することができる。さらに、外面を円柱の表面のように形成することが難しい場合であっても、係合部86のように構成することで係合部86を容易に形成することができる。
鍔状部75に溝部75dを形成することで、前述のように図23に示す外力F1が加わったときに溝部75dとともに係合部84が延在方向E5に沿って伸びやすくなる。このため、外部樹脂48から係合部84が剥離するのをより確実に抑制することができる。
この溝部75dは、前述の係合部86を備える鍔状部75に形成されてもよい。
次に、本発明の第4実施形態について図24から図27を参照しながら説明するが、前記実施形態と同一の部位には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図24に示すように、本実施形態の主基板ユニット91は、第2実施形態の主基板ユニット71の枠体72に代えて枠体92を備えている。
この枠体92は、枠体72の溝部75aおよび凹部76に代えて、側壁56に側壁56の厚さ方向に貫通する貫通孔94が形成されている。
この貫通孔94は、側壁56の立設方向E2において第1実施形態の指標56aと同じ位置に形成されている。
まず、突部形成工程S1において、図6に示すように電子部品被覆体61の耐熱樹脂47の外面に脚部48bを取り付ける。
なお、流れ出した樹脂流動体48cは、適宜拭き取っておく。
続いて、樹脂固化工程S4において、樹脂流動体48cを固化させて外部樹脂48にし、側壁56からテープ95を取り外す。
以上の工程により、主基板ユニット91が製造される。
また、側壁56には貫通孔94が形成されているため、流し込まれる樹脂流動体48cの上面が貫通孔94より高くなるのを防止することができる。
このとき、図27に示すように、貫通孔94における側壁56の内面側の部分94aは、側壁56の内面に向かうにしたがって拡径するように形成されていることが好ましい。このように構成することで、使用者が枠体92内を見ることができる視野角θを大きくし、指標56aを容易に観察することができる。
たとえば、前記第1実施形態から第4実施形態では、電子部品配置工程において、図28に示すように、鉛直方向に平行な基準平面P2による断面において、耐熱樹脂47の底面47aが、底面47aの縁部47bに向かうにしたがって上方に位置するように配置しつつ、樹脂流動体48c内に耐熱樹脂47の底面47aを漬けてもよい。このように構成することで、底面47aに付着した不図示の気泡を浮力によって縁部47b側から外気に排出し、外部樹脂48に外径Dが0.6mm以上の気泡が形成されるのをより確実に防止することができる。
この場合においても、底面47dに付着した不図示の気泡は、自身に作用する浮力によって底面47dの縁部47f、47gのいずれかの側から外気に排出されるため、上記と同様の効果を奏することができる。
電子部品は、基板46であるとした。しかし、電子部品はこれに限ることなく、スイッチング素子などの素子単体であってもよい。
また、前記第1実施形態から第4実施形態では、外部樹脂48は熱可塑性樹脂により形成されているとしたが、外部樹脂は熱硬化性樹脂により形成されていてもよい。この場合、熱硬化性樹脂を加熱することなどで固化させることになる。
10 挿入部
41 筐体
42、71、81、91 主基板ユニット(電子ユニット)
46 基板(電子部品)
47 耐熱樹脂
48 外部樹脂
48a 気泡
48b 脚部(突出部材)
48c 樹脂流動体
49、72、82、92 枠体(収容体)
50 ケース
55 底板
55a 段部
56 側壁
56a、56b 指標
57 突部
61 電子部品被覆体
72a 開口
75 鍔状部
75a 溝部(第二の指標)
75d 溝部(没入部)
76a、76b、76c 折れ部(指標)
84、86 係合部
84a、86a 外面
94 貫通孔
E1 突部突出方向(第二の突出方向)
E2 立設方向
E3 脚部突出方向(突出方向)
T1 隙間
Claims (7)
- 電子部品と、
前記電子部品を覆う耐熱樹脂と、
前記耐熱樹脂の少なくとも一部を覆う外部樹脂と、
底板および前記底板の外縁から立設する側壁を有し、前記外部樹脂を収容した収容体と、
を備え、
前記収容体は、前記側壁の縁部における少なくとも一部に設けられ、前記側壁により形成された開口の一部を塞ぐように延びる鍔状部を有し、
前記外部樹脂は前記鍔状部の前記底板側の面に接触している
ことを特徴とする電子ユニット。 - 前記鍔状部における前記鍔状部が延びる延在方向の先端部の前記底板側の面には、前記側壁が立設する立設方向および前記延在方向のそれぞれに平行な基準平面による断面において、前記底板に向かって凸となる曲面状に形成された外面を有する係合部が設けられ、
前記外部樹脂は前記係合部に接触していることを特徴とする請求項1に記載の電子ユニット。 - 前記鍔状部における前記鍔状部が延びる延在方向の先端部の前記底板側の面には、前記側壁が立設する立設方向および前記延在方向のそれぞれに平行な基準平面による断面において、前記底板に向かって凸となる折れ線状に形成された外面を有する係合部が設けられ、
前記外部樹脂は前記係合部に接触していることを特徴とする請求項1に記載の電子ユニット。 - 前記鍔状部の前記底板とは反対側の面における前記係合部とは反対側の部分には、没入部が形成されていることを特徴とする請求項2または3に記載の電子ユニット。
- 電子部品と、
前記電子部品を覆う耐熱樹脂と、
前記耐熱樹脂の少なくとも一部を覆う外部樹脂と、
底板および前記底板の外縁から立設する側壁を有し、前記外部樹脂を収容した収容体と、
前記収容体の外面から突出するとともに、弾性材料で形成された突部と、
前記突部における前記突部が突出する第二の突出方向先端部を支持し、かつ、前記収容体から離間するように配置されたケースと、
を備えることを特徴とする電子ユニット。 - 前記外部樹脂に形成された気泡の外径が0.6mm以下である
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電子ユニット。 - 先端側を観察可能な挿入部と、
前記挿入部の基端に設けられた筐体と、
前記筐体の内部に設けられた請求項1または請求項5に記載の電子ユニットと、
を備えることを特徴とする内視鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016027298A JP6109361B2 (ja) | 2016-02-16 | 2016-02-16 | 電子ユニットおよび内視鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016027298A JP6109361B2 (ja) | 2016-02-16 | 2016-02-16 | 電子ユニットおよび内視鏡 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011279738A Division JP2013130689A (ja) | 2011-12-21 | 2011-12-21 | 電子ユニットの製造方法、内視鏡の製造方法、および電子ユニット並びに内視鏡 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016106515A JP2016106515A (ja) | 2016-06-16 |
JP6109361B2 true JP6109361B2 (ja) | 2017-04-05 |
Family
ID=56120147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016027298A Active JP6109361B2 (ja) | 2016-02-16 | 2016-02-16 | 電子ユニットおよび内視鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6109361B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59194496A (ja) * | 1983-04-19 | 1984-11-05 | 松下電器産業株式会社 | 電子部品の防水装置 |
JPH10217657A (ja) * | 1997-02-05 | 1998-08-18 | Hitachi Maxell Ltd | 電子部品の密封構造および密封方法 |
-
2016
- 2016-02-16 JP JP2016027298A patent/JP6109361B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016106515A (ja) | 2016-06-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2008047432A (ja) | 電子制御装置の筐体及び電気コネクタ | |
US11611171B2 (en) | Electrical connection box | |
JP2012524968A (ja) | 温度ヒューズ抵抗器 | |
JP2012143130A (ja) | 部分的にコンパウンドで満たされた電源ユニットおよびその製造方法 | |
US20150326093A1 (en) | Pump unit | |
JP6109361B2 (ja) | 電子ユニットおよび内視鏡 | |
CN106412781A (zh) | 使用保护带的麦克风组件 | |
JP2013130689A (ja) | 電子ユニットの製造方法、内視鏡の製造方法、および電子ユニット並びに内視鏡 | |
WO2015151472A1 (ja) | 燃料タンク蓋、それを有する燃料ポンプモジュール、および、燃料タンク蓋の製造方法 | |
JP2007189124A (ja) | ケースモールド型コンデンサ | |
US10064300B2 (en) | Electrical junction box | |
JP2009241701A (ja) | ブレーキ液圧制御装置 | |
RU2201045C2 (ru) | Электрический прибор | |
CN202258148U (zh) | 一种片式led显示器 | |
JP5099186B2 (ja) | 放電灯点灯装置 | |
JP4687769B2 (ja) | 電子部品ユニット | |
JP5065226B2 (ja) | 電子回路基板の収容ケース | |
JP4788010B2 (ja) | 電子機器モジュールのケーブル引き出し部防水構造 | |
JP2020017649A (ja) | カバー、該カバーを備えた回路基板ユニット、及び、前記カバーの製造方法 | |
JP2005261048A (ja) | 電気接続箱 | |
JP6361444B2 (ja) | 電気機器 | |
JP4801004B2 (ja) | 電子ユニット | |
JP2018137317A (ja) | 電子装置 | |
JP4197353B2 (ja) | 回路基板および電子機器 | |
JP2009295362A (ja) | 箱形電子モジュール |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20161117 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161220 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170208 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20170209 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170221 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170307 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6109361 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |