JP6109114B2 - 煙探知ユニット、煙探知システムおよび煙探知装置 - Google Patents

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Description

本発明は、試料ガス中の煙について報知するためのケースを備えた煙探知ユニット、特に船舶に配備するための煙探知ユニットに関し、ケースに組み込まれた少なくとも1つの煙探知装置、少なくとも1つの試料ガス用吸気口、試料ガス用吸気装置に接続するための媒体および/または試料ガス用吸気装置、ならびに、信号出力口を含む。
さらに、本発明は、船舶の船倉を冗長性監視するための煙探知システムに関し、請求項1の上位概念に基づく少なくとも1つの煙探知ユニット、試料ガスを各船倉から煙探知ユニットに供給するための少なくとも1つの吸気装置、ならびに、少なくとも監視対象の船倉数に対応した数の、各船倉(好ましくはエアダクト)に配置可能で、データ線を有した探知手段(好ましくは煙探知装置)を含む。
最後に、本発明は、船舶の船倉のエアダクトに取り付けるための、特に請求項8〜10のいずれか1つに基づく煙探知システムの構成要素としての煙探知装置に関し、エアダクトの監視対象ガスの流れ方向対して横向きに配置され、かつ、監視対象ガス流入用の放射状の穴を有する試料採取管、エアダクト内に監視対象ガスを戻すために試料採取管に平行に配置される排気管、監視対象ガスが試料採取管から排気管方向へと貫流できるように試料採取管を排気管に接続させる試料室、ならびに、試料室に配置される煙探知器を含む。
貨物船では船倉の火災を探知するために、いわゆる吸出式煙探知装置が使用されている。当該装置では、特殊な換気扇を使用しCo消火配管を介して監視対象の船倉から試料ガスを引き入れ、この試料ガスの煙について特殊な機器を使用して検査を行う。試料ガスがどの船倉に属するかについては、様々な方法で確定することができる。
ここ数年来、当局の海洋船舶に対する防火基準が増々厳しくなり、この基準を達成するために、監視装置の冗長性に対する努力がなされている。この冗長性は、海洋船舶の各船倉のエアダクトに煙測定器を追加設置することで達成される。
加えて、上述の種類の吸出式煙探知装置では、各船倉のエアダクトの上部分へと通じる吸気管の追加装備も可能である。しかしながら、これにはかなりの費用がかかり、とりわけ、ダクト送風機によって消化剤が外部へと無駄に排出される可能性があるため、追加の吸気管は消火状態ではCoガス供給から切り離す必要がある。
別の方法が先行技術では提案されており、これによると、吸出式煙探知装置に加えて、船舶のCo室に火災探知器を取り付け、当該火災探知器を介して船舶のエアダクトに取り付けられた煙探知器を操作し、そのデータを呼び出す。しかしながら、配線費用がかさむ、Co室において極めて広いスペースを必要とするなどの欠点を伴う。さらに、船内監視システムへの組み込み費用もかさむという欠点がある。
DE3637681公報
したがって、本発明は、容易に組み立てられ、可能な限り省スペース化され、特に船内監視システムに良好に組み入れることができる冗長性火災探知装置を海洋船舶の全船倉に対して提供するという課題を基礎とする。
この課題を解決するために、冒頭に挙げた種類の煙探知ユニットでは、遠隔地に配置可能な少なくとも1つの探知手段(好ましくは別の煙探知装置)のデータ線を電気接続するための信号コネクタ、および、信号コネクタを介して遠隔地に配置可能な探知手段と通信するための少なくとも1つの通信/分析ユニットを追加で装備することが提案されている。すなわち、本発明の長所として、船倉(好ましくは排気ダクト)内に配置された煙探知手段をオンサイトで分析するために、煙探知ユニットに適合した吸出式煙装置を形成することによって、吸出式煙装置が機能的に拡張される。また、Coボンベ室に配置するのは機器1台だけという点も本発明の長所である。したがって、長所として、必要なスペースや配線費用も同様に低く抑えることができる。加えて、信号全体が本発明の煙探知ユニットにおいて発生し、処理されるため、船倉に分散して配置される煙探知器の測定信号同様、機器ケースに配備される煙探知器の測定信号も一貫して処理することができる。
本発明の好ましい実施形態では、2線式導線を接続するために接続媒体が形成される。先行技術で周知されているように、本発明の煙探知ユニットに外部探知手段を接続するために2線式導線を使用することで、2線式導線を介して複数の外部探知手段の回路内連結が可能となる。例えば、データ線といった2線式導線を介して、異なる船倉内の煙探知手段、または、1船倉内の異なる場所に配置された複数の煙探知手段を本発明の煙探知ユニットの通信/分析ユニットに接続することができる。
本発明の特に好ましい実施形態では、接続媒体は偶数、特に2つの2線式導線に接続するために形成される。本発明のこの方法では、複数の外部探知手段が接続されるデータ線の両端部を通信/分析ユニットに接続し、完結した信号ループを形成することができる。完結した信号ループの長所として、ループが両端部から操作されるため、ショートした場合であっても、2線式導線に接続する全センサの制御や調査が可能である。
本発明の煙探知ユニットの別の好ましい実施形態では、通信を構築するために、所定の探知手段に属する通信特性に基づいてこの探知手段を備えた通信/分析ユニットが形成される。例えば、完結した2極の信号ループ上に複数の煙探知器を相前後して接続することができ、また、各煙探知器は個別のアドレスを有する。たとえ探知器が探知ループ上に相前後して接続されていても、本発明に基づくアドレス指定能力によって、異なる探知器からの信号を受信し、分析することができる。したがって、本発明の煙探知ユニットの長所として、現場に取り付けられた探知器が特定のステータス信号を伝送した船倉を突き止めることができる。
例えば汚染度を識別するために、本発明の煙探知ユニットの好ましい実施形態では、通信/分析ユニットがアナログ信号を受信するために形成される。したがって、外部探知器は値を「イエス/ノー方式」で伝送するだけでなく、アナログ値で伝送することができ、例えば、所定の限界値を越えた場合には、不具合報告が生成される。
操作概念を統一することによって安全性を高めるために、本発明の煙探知ユニットの実施形態では、電流および/または電圧がそれぞれ最大に達した場合、遠隔地に配置可能な探知手段と直接に通信するための通信/分析ユニットが形成され、探知手段の電圧および/または電流を能動的に調節する必要はない。なお、この電流および/または電圧の最大点では爆発性ガスは発火しない。本発明のこの方法によって、本発明の煙探知ユニットに探知ループを接続することができ、当該探知ループには安全領域および防爆領域用の探知器、いわゆる「Ex−IS探知器」同様、標準探知器も接続される。本発明の長所によって、接続部を介して「Ex−IS探知器」を探知ループに接続することができ、ループ電圧と接続部電圧の間での変換は不要である。必要となるのは、防爆用の煙探知器の操作のためのループアイソレータや規定の安全を探知ループに接続した接続部に配備する程度である。周知のごとく、通常、標準的なループ電圧は非爆発危険領域の煙探知器を想定している。これに対して、防爆領域の煙探知器は最小電流もしくは最小電圧で動作する必要がある。したがって、先行技術では、いわゆるプロトコル変換器が必要となり、これを用いて、電流もしくは電圧の値を、非爆発危険領域用の標準値から爆発危険領域で要求される最小値に能動的に修正する。
本発明の煙探知ユニットの好ましい更なる実施形態では、データ線内に接続されるショートサーキットアイソレータを制御するために、通信/分析ユニットが形成される。特に、データ線に2線式導線を使用する場合には、データ線または信号ループに配置される各探知手段の間にショートサーキットアイソレータが配備され、ショートした場合には、当該ショートサーキットアイソレータがこれに後置する探知手段をループから切り離す。本発明の煙探知ユニットでは、通信/分析ユニットがデータ線または信号ループのショートサーキットアイソレータを制御して、ショートした回線部分を切り離すことができる。煙探知ユニットに接続する探知ループに複数のアドレス指定可能なショートサーキットアイソレータが配備されている場合、通信/分析ユニットは個々のショートサーキットアイソレータに絞って制御することができ、信号ループ内のショート箇所に応じてループの不具合部分が切り離されるという長所がある。信号ループのショートサーキットアイソレータの基本原理は、例えば特許文献1で開示されおり、第4段26行目〜第5段19行目までの開示部分を引用する。
本発明の範囲において、機能的に独立したショートサーキットアイソレータも同様に使用することができる。すなわち、回線でショートが発生した場合、ショートサーキットアイソレータによって自動的にショートした回線部分が切り離される。2線式信号ループの両側が煙探知パネルに接続しているため(出力口および入力口)、この煙探知パネルがその入力口における信号の不在に「気づく」のである。その結果、煙探知パネルはその入力口を自動的に出力機能に切り替える。長所として、ループの各煙探知器(爆発危険性信号ループ部分を除く)にショートサーキットアイソレータを装備することができるため、ショートした側とは別側のショートサーキットアイソレータが反応し、ショート部分を絶縁する。その結果、2線式導線のショートが両側から絶縁され、2線式導線の残りの無傷な両部分は各端部分から操作される。このような操作状態では、2線式導線ではなく煙探知器がショートしない限り、煙探知器が突然停止することはない。入力から出力に切り替えたことを煙探知パネルが認識するため、当該パネルは不具合報告を生成する。独立したショートサーキットアイソレータを使用するこの操作方法では、ショートサーキットアイソレータから、またはショートサーキットアイソレータへの情報フローは不要である。
本発明の基礎となる課題は、船舶の船倉を冗長性監視するための煙探知システムによっても同様に解決される。当該システムは、請求項1の上位概念に基づく少なくとも1つの煙探知ユニット、試料ガスを各船倉から煙探知ユニットに供給するための少なくとも1つの吸気装置、ならびに、少なくとも監視対象の船倉数に対応した数の、各船倉(好ましくはエアダクト)に配置可能で、かつ、煙探知ユニットが請求項1〜7に基づいて形成されるデータ線を有した探知手段(好ましくは煙探知装置)を含む。
本発明の煙探知システムの好ましい実施形態では、複数の探知手段のデータ線は信号線に相互接続され、好ましくは、信号ループを形成するためにデータ線の両端部が煙探知ユニットの信号接続媒体に接続される。例えば、異なる船倉内の探知器、または、1船倉内の複数の探知器のデータ線をデータ線に相互接続することができる。このデータ線の両端部が煙探知ユニットの信号接続媒体に接続されている場合は、長所として、ショートした場合に両端部から制御され得る探知ループが形成され、探知器の処理能力が保証される。
安全性を高めることを目的とする唯一の操作概念を船舶に適用するため、本発明の煙探知システムの更なる実施形態では、少なくとも1つの探知手段が本質的な安全性をもって装備され、その信号線が接続部としてデータ線および/または信号ループに接続される。その際の本質安全探知手段の最大動作電圧および/または最大動作電流は、基本的に、通常の非本質安全探知手段の最大動作電圧および/または最大動作電流に適合する。この方法の長所として、接続部としての本質安全探知手段は完結したループ上にある非本質安全探知手段に相互接続することが可能で、ループ電圧と接続部電圧間、もしくはループ電流と接続部電流間の変換は必要ない。したがって、ループ電圧と接続部電圧間、もしくはループ電流と接続部電流間の変換器の取り付けが不要であることから、本発明の煙探知ユニットの操作が容易になるだけではなく、取り付けも簡素化されるという長所がある。
最後に、本発明の基礎となる課題は、冒頭で述べた種類の煙探知装置、特には冒頭で述べた種類の煙探知システムの構成要素としての煙探知装置によっても同様に解決され、当該煙探知装置では、試料室の煙探知器の上流にダストフィルタが配置され、当該ダストフィルタは埃その他の浮遊物を透過させることなく、一方で、煙粒子を透過させるように形成される。とりわけ、ダストフィルタに3つの異なる細孔かつ開孔状ダストラインフィルタを備え付けることができる。ダストフィルタは、エアダクト探知器のケースにフィルタカートリッジの形で装着され、容易に交換できる。
本発明の基礎となる課題は、冒頭で述べた種類の煙探知装置によっても同様に解決され、当該煙探知装置では、試料室に気流監視手段が装備される。長所として、煙探知装置の試料室の空気流を監視することによって、空気遮断器が信号を探知ループへと伝送し、当該信号は不具合信号として、該当するエアダクト探知器の正確な位置情報と共に伝送される。例えば、空気流を監視することによって、試料室が貫流していないと判明した場合に、不具合信号が伝送される。これによって試料室における滞留を示すことができ、その結果、煙探知器の、例えば電気信号に関する測定値は不要となる。
とりわけ、本発明の煙探知装置は、ダストフィルタ同様、気流監視手段も備え得る。
本発明の好ましい実施形態では、気流監視手段は空気流に配置される堰プレート、気流によって動く羽根車および/または差圧測定器を含み、信号出力は、好ましくはアナログアドレス指定ができるように、および/または、耐性コーディングとして形成され得る。
本発明の煙探知装置の更なる実施形態では、試料室は、試料採取管に接続しダストフィルタが配置される第1室、および、排気管と接続し煙探知器が配置される第2室を備えている。本発明のこの方法によって、煙探知器を埃から特に効果的かつ確実に保護することができ、また、第2室の均一な貫流を達成することで、煙探知器の測定に特に信頼性を付加することができる。
本発明の好ましい実施形態では、第1室を第2室から切り離し、かつ、気流用開口部を備えた隔壁が第1室と第2室の間に配置されている。この方法の長所として、探知手段を備えた第2室領域において空気流の均一化を達成することができる。
本発明の更に好ましい実施形態において、第1室と第2室間の差圧を測定するために差圧測定器を配置する場合、測定室の滞留またはフィルタの過重荷を確認することができ、このような状況下では、煙探知器の測定値は不要である。
図を用い、本発明の好ましい実施形態について例示的に詳述する。なお、更なる長所の詳細については図から読み取ることができる。
機能的に同一の部分については、同一の表示番号を用いる。
図の詳細を以下に示す。
本発明に基づく煙探知ユニットを備えた本発明に基づく煙探知システムの配線概略図である。 本発明に基づく図1の煙探知システムの煙探知ユニットの配管概略図である。 本発明に基づくエアダクトに取り付けられるエアダクト探知手段の概略図である。
図2は、本発明に基づく煙探知パネル10の概略図である。煙探知パネル10は分析ケース4を備えている。ここでは示されていないが、分析ケース4には煙探知装置が組み込まれている。分析ケース4は吸気口11を有する。各吸気口11は吸気ホース3を介して3方弁1に接続している。ここでは詳細に示されていないが、各3方弁1の一方の接続部はCO連結管を介してCoボンベ8と接続し、別の接続部は消火配管14と接続している。
消火配管14によって各3方弁1は船倉12、13、17、18に接続される。図2では、信号線または導線については示されていない。さらに煙探知パネル10の分析ケース4は排気口5を備え、当該排気口は鋼管7を介してファンユニット6に接続している。ファンユニット6は、船倉12、13、17、18から消火配管14、3方弁1および吸気ホース3を介して分析ケース4へと流れる試料ガスを吸気する。分析ケース4内では、船倉12、13、17、18から吸気された試料ガスは煙探知器(示されていない)を通過して誘導され、排気口5や鋼管7を介して外部へと排出される。
煙探知パネル10の分析ケース4には複数の小ケースが存在し、当該各小ケースには吸気ホース3、3方弁1、消火配管14、および、船倉12、13、17、18がそれぞれ1ずつ属している。これらの個別ケースには探知器が配置されている。したがって、船倉の試料ガスはそれが属する個別ケースを貫流する。これによって、各船倉12、13、17、18における煙の発生量を識別し、空間的に分類することができる。船倉12、18は安全領域として例示され、防爆の観点からそこに取り付けられた測定器に対する特別な要求事項は存在しない。これに対して、船倉13、17は爆発危険領域として例示され、爆発性ガスが発火しないように、最小高圧電流を使用する本質安全構成要素のみの使用が許される。
同様に、図2では、安全船倉12がエアダクト15を、爆発危険船倉13がエアダクト16をそれぞれ備えていることが概略的に示されている。さらに、図2では、別の安全船倉18がエアダクト19を、別の爆発危険船倉17がエアダクト20をそれぞれ備えていることが示され、これらは適切な方法で接続している。加えて、Coボンベ8の概略図が示されている。Coボンベ8、煙探知パネル10、3方弁1、ファンユニット6、全ホース3、および、鋼管7が概略図のCo室9内に存在している。煙探知パネル10は2線式導線用の電気接続部21(図2では概略的に示されている)を備えている。各エアダクト15、19、16、20には、各船倉12、18、13、17を換気するため、船舶側にファンユニット39が備え付けられている。
図1は、図2で示した煙探知システムの配線を具体的に説明した概略図である。図2同様、図1でもCo室9を概略的に示している。しかし、ここでは構成要素は配線に関係がある場合のみに限って示されている。したがって、図1では、吸気ホース3、3方弁1、Coボンベ8は図示されていない。しかし、Co室9では、煙探知パネルおよび/または2線式導線用の電気接続部21を確認することができる。
図1から識別できるように、煙探知パネル10は主要電源装置22および非常用電源装置23と接続している。ファンユニット6は煙探知パネル10を介し送電線24を利用して電源供給を受ける。また、煙探知パネル10の電気接続部21にはデータ線(2線式導線)25、26がそれぞれ接続していることが確認できる。データ線25は安全船倉12のエアダクト15に通じている。安全船倉12のエアダクト15では、データ線25に探知手段27、28が相前後して接続している。探知手段27、28の間には、概略的に示されたショートサーキットアイソレータ29が接続されている。煙探知手段27、28は標準探知手段であり、特別な防爆装備はない。万一、探知手段27、28の間でショートが発生した場合、ショートサーキットアイソレータ29はそれが組み込まれた場所において導線を切り離すために使用される。ショートサーキットアイソレータ29は煙探知パネル10の通信/分析ユニット30によって制御される。本発明の別の方法では、通信/分析ユニット30と通信せずに独立して動作するショートサーキットアイソレータも同様に使用することができる。
データ線25は、安全船倉12のエアダクト15からもう1つ別のショートサーキットアイソレータ29を経由して安全船倉18のエアダクト19の別の探知手段27、28と接続している。なお、探知手段27、28の間には同様にショートサーキットアイソレータ29が接続されている。
安全船倉18のエアダクト19の探知手段27の後方では、データ線25がループアイソレータを含む安全壁31と接続している。接続ケース(ジャンクボックス)40内の安全壁31は極めて概略的に示されている。
接続ケース40には、実質的な安全壁が2つのショートサーキットアイソレータと共に設置され、不具合が生じた場合には、ショートサーキットアイソレータによって、接続部が実質的な探知ループから切り離される。安全壁31は防爆部分で電流が危険値に達するのを防ぐ。安全壁31を介して、接続部32が2線式導線によってデータ線25に接続している。接続部32には、爆発危険船倉17のエアダクト20に配置されている2つの本質安全な探知手段33、34が含まれる。安全壁31には、電流および電圧の変換器のようなプロトコル変換器は存在しない。
同様に、爆発危険船倉17のエアダクト20に配置されている本質安全な探知手段33、34を含む別の接続部が、別の安全壁31を介してデータ線25に接続している。第2の安全壁31の出力口には、別のデータ線26が接続され、データ線25と共に信号ループを形成している。
さらに図1では、ブリッジ35の概略が示されている。概略図のブリッジはファイアステーションでもあり得る。もしくは、信号線37を介して空間的にブリッジから離れたファイアステーションをブリッジに接続することも可能である。ブリッジ35には操作/表示ユニット36が配置されている。当該ユニットは、信号線37を介して煙探知パネル10とパネルに組み込まれた通信/分析ユニット30とを接続し、煙探知パネル10からの測定値や警報を受信することができ、かつ、煙探知パネル10およびこれに接続している探知器を制御することができる。操作/表示ユニット36は、船舶監視システムもしくはタコグラフに転送する際には信号出力口38を使用する。
安全船倉12、15の探知手段27、28同様、爆発危険船倉16、20の本質安全な探知手段33、34も、データ線(2線式導線)25、26が形成する全信号ループ内の安全動作限界値範囲内であれば本質安全信号や非本質安全信号を使用することができる動作電圧および動作電流を有し、その結果、プロトコル変換モジュールや電圧レベル変換は不要となる。
探知手段27、28、33、34は、アナログアドレス指定ができるように形成される。信号ループがデータ線25や別のデータ線26を介して、すなわち、両端部から操作される場合は、ショートが発生しても、ショートサーキットアイソレータ29を介して探知手段の読み取りができる。
本発明のこの方法では、エアダクト15、16、19、20に分散して配置された探知手段27、28、33、34と従来の吸出式煙探知装置を組み合わせ、かつ、統合することによって、スペースを節減し配線費用を抑えて、安全船倉12、18や爆発危険船倉13、17の冗長性煙監視を可能とする煙探知システムおよび煙探知パネル10が提案されている。ブリッジ35からこれに配置されている操作/表示ユニット36を介して本システムを完全に操作し読み取ることができ、CO室9の現場に居合わせる必要はなくなる。
本発明の探知手段27、28、33、34はその試料室にダストフィルタを有し、さらには気流監視手段を含む。
図3は、本発明に基づくエアダクト探知器としての煙探知装置を概略的に示し、表示番号は100である。エアダクト探知器100は取り外し可能な蓋41を含むケース40を備えている。エアダクト探知器100のケース40には、本質安全な探知手段34が配置されている。しかしながら、本発明の範囲では、操作条件が許す場合には、探知手段を非本質安全な探知手段としても形成することができる。
エアダクト探知器100のケース40は、隔壁50によって第1室42と第2室43とに区切られる。探知手段34はケース40の第2室43に配置される。ケース40の第1室42にはフィルタカートリッジ55が配置されている。ケース40の第1室42は試料ガス吸気管44と螺合している。試料ガス吸気管44は放射状の穿孔45を有する。図3から識別できるように、試料ガス吸気管44の一方の端部は、管プラグ46および固定ブラケット47によってエアダクト20に固定されている。探知手段34が配置されているエアダクト探知器100のケース40の第2室43は、試料ガス排気管48と螺合している。
図3から識別できるように、試料ガス吸気管44および試料ガス排気管48は、エアダクト20内部において船舶の貨物船倉からの気流57に対して横方向にエアダクト20に向かって突出し、また、穿孔45は気流57へとその開口部を向け、それによって試料ガスがエアダクト20からエアダクト探知器100のケース40の第1室42へと流入するように、エアダクト探知器100が貨物船倉のエアダクト20に取り付けられる。
加えて、試料ガス排気管48の端部は、ケース40の第2室43内部に低圧を生成するために、エアダクト20内部の気流57に対して横向きの開口部を有する。この低圧によって、穿孔45を通って試料ガス吸気管44に流入する試料ガスが第1室42および第2室43を貫流する。その際、フィルタカートリッジ55は、試料ガス吸気管44の下流に配置される。さらに、第1室42と第2室43の間の隔壁50は気流用開口部51を有し、当該気流用開口部を通って試料ガスが第1室42から第2室43へと流れ出る。エアダクト探知器100の側面固定部分、ならびに、試料ガス吸気管44もしくは試料ガス排気管48の貫通部分はガスケット49を使用して塞がれる。
フィルタカートリッジ55および/または隔壁50の気流用開口部51の詰まりを探知するために、気流監視手段(差圧計測器)52が第1室42のフィルタカートリッジ55下流かつ隔壁50の直上流に配置される。差圧計測器は、第1室42の圧力を探知するために測定口53、第2室43の圧力を探知するために測定口54を備えている。第2室43の圧力を探知するための測定口54は第1室と第2室の間の隔壁50を貫通している。
1 三方弁
2 信号出力口
3 吸気ホース
4 分析ケース
5 排気口
6 ファンユニット/吸気装置
7 鋼管
8 Coボンベ
9 Co
10 煙探知ユニット/煙探知パネル
11 吸気口
12 船倉、安全
13 船倉、爆発の危険性あり
14 消火配管
15 エアダクト、安全な船倉
16 エアダクト、爆発の危険性が高い船倉
17 船倉、爆発の危険性あり
18 船倉、安全
19 エアダクト、安全な船倉
20 エアダクト、爆発の危険性が高い船倉
21 2線式伝導配線式電気的通報装置(ケーブルのねじ継ぎ手を覆う)
22 主要電源装置(ケーブルのねじ継ぎ手を覆う)
23 非常用電源装置(ケーブルのねじ継ぎ手を覆う)
24 送電線(ケーブルのねじ継ぎ手を覆う)
25 データ線(ケーブルのねじ継ぎ手を覆う)
26 データ線(ケーブルのねじ継ぎ手を覆う)
27 探知手段
28 探知手段
29 ショートサーキットアイソレータ
30 通信/分析ユニット
31 安全壁
32 接続部
33 探知手段
34 探知手段
35 ブリッジ
36 操作−表示ユニット
37 信号線(ケーブルねじ継ぎ手を覆う)
38 信号出力口(ケーブルねじ継ぎ手を覆う)
39 船舶側のファンユニット
40 エアダクト報知器カバー
41 エアダクト報知器カバーの蓋、取り外し可能
42 第一室
43 第二室
44 試料ガス吸気管(エアダクト報知器カバーにねじ止めされている)
45 穿孔
46 試料ガス吸気管の管プラグ
47 試料ガス吸気管の固定ブラケット
48 試料ガス排気管(エアダクト報知器カバーにねじ止めされている)
49 エアダクト報知器カバーとエアダクト外壁の間のガスケット(試料ガス吸気管と試験気体取出し口につき一枚)
50 第一室と第二室の隔壁
51 第一室と第二室の間の気流用開口部
52 気流監視手段
53 第一室の圧力受容用測定口
54 第二室の圧力受容用測定口
55 フィルタ
57 船倉からの気流
100 煙探知装置

Claims (22)

  1. ケースと、前記ケースに組み込まれた少なくとも一つの煙探知装置と、少なくとも一つの試料ガス用の吸気口(11)と、試料ガス用の吸気装置(6)に接続する手段(5、7)および/または試料ガス用の吸気装置(6)と、前記煙探知装置からの煙探知に関する電気信号を出力する信号出力口(2)を有する、試料ガスの煙を報知するための煙探知ユニット(10)であって、
    遠隔地に配置可能な少なくとも一つの探知手段のデータ線(25、26)を電気接続する信号接続媒体(21)と、前記信号接続媒体(21)を介して遠隔地に配置可能な前記探知手段(27、28、33、34)と通信する少なくとも一つの通信/分析ユニット(30)を更に備え、前記通信/分析ユニット(30)は、爆発性ガスが発火しない最大電流および/または最大電圧の状態で、遠隔地に配置可能な煙探知手段(27、28、33、34)と直接通信するよう形成され、前記煙探知手段(27、28、33、34)の電圧または電流の能動的な調整が不要である煙探知ユニット(10)。
  2. 前記信号接続媒体(21)が、2線式導線を接続するように設けられる請求項1に記載の煙探知ユニット(10)。
  3. 前記信号接続媒体(21)が、偶数の2線式導線を接続するように設けられる請求項1又は2に記載の煙探知ユニット(10)。
  4. 前記通信/分析ユニット(30)が所定の探知手段(27、28、33、34)に関する通信特性に基づいて形成され、前記探知手段との通信を構築する請求項1から3のいずれか1項に記載の煙探知ユニット(10)。
  5. アナログ信号を受信する通信/分析ユニット(30)を設けることで、前記探知手段がデータを前記通信/分析ユニット(30)に、イエス/ノー方式によってだけでなく、アナログ値で伝送することができる請求項1から4のいずれか1項に記載の煙探知ユニット(10)。
  6. 前記通信/分析ユニット(30)が、前記データ線(25、26)内に接続されるショートサーキットアイソレータ(29)を制御するように設けられる請求項1からのいずれか1項に記載の煙探知ユニット(10)。
  7. ケースと、前記ケースに組み込まれた少なくとも一つの煙探知装置と、少なくとも一つの試料ガス用の吸気口(11)と、試料ガス用の吸気装置(6)に接続する手段(5、7)および/または試料ガス用の吸気装置(6)と、前記煙探知装置からの煙探知に関する電気信号を出力する信号出力口(2)とを有する少なくとも一つの煙探知ユニット(10)と、各船倉(12、13、17、18)から前記煙探知ユニット(10)に試料ガスを供給する少なくとも一つの前記吸気装置(6)と、少なくとも監視対象の船倉(12、13、17、18)の数に対応した数の各船倉に配置可能な、データ線を有する探知手段を備える、船舶の船倉(12、13、17、18)に対し冗長性監視を行う煙探知システムであって、前記煙探知ユニット(10)が請求項1からのいずれか1項に基づいて形成される煙探知システム。
  8. 複数の探知手段(27、28、33、34)のデータ線(25、26)が信号線に相互接続される請求項に記載の煙探知システム。
  9. 少なくとも一つの探知手段(33、34)が、本質安全に装備され、前記煙探知手段の信号線が接続部(32)としてデータ(25)に接続形成され、その際の本質安全な前記探知手段(33、34)の最大動作電圧および/または最大動作電流は、他の非本質安全な探知手段(27、28)の最大動作電圧および/または最大動作電流と本質的に適合するようになっている請求項又はに記載の煙探知システム。
  10. エアダクト(20)の監視対象ガスの流れ方向に対して横向きに配置され、かつ、監視対象ガス流入用の放射状の穿孔(45)を有する試料ガス吸気管(44)と、前記試料ガス吸気管(44)に平行に配置され、監視対象ガスを前記エアダクト(20)内に戻す排気管(48)と、監視対象ガスが前記試料ガス吸気管(44)から前記排気管(48)へと流れるように前記試料ガス吸気管(44)と前記排気管(48)を連結する試料室(42、43)と、前記試料室(42、43)内に配置される一つの煙探知手段(34)とを備える、船舶の船倉(12、13、17、18)の前記エアダクト(20)に取り付けるための煙探知装置(100)であって、
    前記試料室(42、43)内の前記煙探知手段(34)の上流にダストフィルタ(55)が配置され、これにより粉塵やその他浮遊物は透過せず、煤粒子が透過するように設けられた煙探知装置(100)。
  11. エアダクト(20)の監視対象ガスの流れ方向に対して横向きに配置され、かつ、監視対象ガス流入用の放射状の穿孔(45)を有する試料ガス吸気管(44)と、前記試料ガス吸気管(44)に平行に配置され、監視対象ガスを前記エアダクト(20)内に戻す排気管(48)と、監視対象ガスが前記試料ガス吸気管(44)から前記排気管(48)へと流れるように前記試料ガス吸気管(44)と前記排気管(48)を連結する試料室(42、43)と、前記試料室(42、43)内に配置される一つの探知手段(34)とを備える、船舶の船倉(12、13、17、18)の前記エアダクト(20)に取り付けるための煙探知装置(100)であって、
    前記試料室(42、43)内に気流監視手段(52)をさらに備え、前記気流監視手段により、気流が試料室を循環していないと判明した場合、試料室内の気流の滞留を示す信号が信号ループへ伝送されるため前記煙探知手段の電気信号に関する測定値が不要となる煙探知装置(100)。
  12. エアダクト(20)の監視対象ガスの流れ方向に対して横向きに配置され、かつ、監視対象ガス流入用の放射状の穿孔(45)を有する試料ガス吸気管(44)と、前記試料ガス吸気管(44)に平行に配置され、監視対象ガスを前記エアダクト(20)内に戻す排気管(48)と、監視対象ガスが前記試料ガス吸気管(44)から前記排気管(48)へと流れるように前記試料ガス吸気管(44)と前記排気管(48)を連結する試料室(42、43)と、前記試料室(42、43)内に配置される一つの煙探知手段(34)とを備える、船舶の船倉(12、13、17、18)の前記エアダクト(20)に取り付けるための煙探知装置(100)であって、
    前記試料室(42、43)内の前記煙探知手段(34)の上流にダストフィルタ(55)が配置され、これにより粉塵やその他浮遊物は透過せず、煤粒子が透過するように設けられ、且つ、前記試料室(42、43)内に気流監視手段(52)をさらに備え、前記気流監視手段により、気流が試料室を循環していないと判明した場合、試料室内の気流の滞留を示す信号が信号ループへ伝送されるため、前記煙探知手段の電気信号に関する測定値が不要となる煙探知装置(100)。
  13. 前記気流監視手段(52)が、気流中に設けられる堰プレート、気流によって動く羽根車および/または差圧計測器を含む請求項11又は12に記載の煙探知装置(100)。
  14. 前記試料室が、前記試料ガス吸気管と連通し且つ内部にダストフィルタ(55)を備える第一室(42)と、前記排気管と連通し且つ内部に探知手段(34)を備える第二室(43)を有する請求項11から13のいずれか1項に記載の煙探知装置(100)。
  15. 前記第一室(42)と前記第二室(43)の間に気流用開口部(51)を有する隔壁(50)を設けて、前記第一室(42)と前記第二室(43)を区切り、前記気流用開口部(51)により前記第二室の領域で確実に気流を均一化することができる請求項14に記載の煙探知装置(100)。
  16. 前記第一室(42)に差圧計測器を設けて前記第一室(42)と前記第二室(43)間の圧力差を計測することで、前記試料室内の気流の滞留又は前記ダストフィルタ(55)の過重荷を検出することができる請求項14又は15に記載の煙探知装置(100)。
  17. 前記信号接続媒体(21)が、遠隔地に配置可能な少なくとも一つの別の煙探知装置のデータ線(25、26)を電気接続する請求項1に記載の煙探知ユニット(10)。
  18. 前記信号接続媒体(21)が、2つの2線式導線を接続するように設けられる請求項1に記載の煙探知ユニット(10)。
  19. 前記探知手段が、少なくとも監視対象の船倉(12、13、17、18)の数に対応した数の、各エアダクト(15、16、19、20)に配置可能な探知手段である請求項に記載の煙探知システム。
  20. 前記探知手段が煙探知装置である請求項に記載の煙探知システム。
  21. 前記信号線の両端部を煙探知ユニット(10)の信号接続媒体(21)に接続して信号ループを形成する請求項に記載の煙探知システム。
  22. 前記気流監視手段(52)による前記煙探知装置からの信号出力がアナログアドレス指定可能におよび/または耐性コーディングとして設けられる請求項13に記載の煙探知装置(100)。
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