JP6109076B2 - Led色結合器 - Google Patents

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Description

本発明は、概して、光源に関し、より具体的には、白色光等の広帯域出力光を生成するために、二色性反射器等を利用して、異なる着色LED又は他の発光デバイスからの光を結合させるような光源の適用に関する。本発明はまた、関連物品、システム、及び方法に関する。
実質的に白色の出力光を生成するために、複数の着色LED又は他の源からの光が、好適に設計された二色性ミラーのセットを使用して結合される色結合器が既知である。例えば、米国特許第7,330,314号を参照する。
発明者らは、薄い空洞領域と、より厚い周辺領域とを提供するように成型、エッチング、ないしは別の方法で形状決定されるフレキシブル回路基板を利用する、LED色結合器又は広帯域光源の新しい群を開発した。開口が空洞領域に提供され、異なる色又は波長範囲で発光するLEDは、開口付近の空洞領域のフレキシブル回路基板上に実装される。個々のLEDからの光を開口内へ効率的に反射するために、少なくとも1つの二色性ミラーを含む、複数のミラーが提供される。開口に入る光は、光源の広帯域出力光を提供する。フレキシブル回路基板設計は、電力をLEDに送達するための電気回路トレースを有利に含むことができる。フレキシブル回路基板設計はまた、その薄型の空洞領域を有し、LEDによって生成される熱のより効果的な除去を提供することができ、加えて、例えば、LEDに対するフレキシブル回路基板の寸法、形状、及び配置が最大のデバイス効率性のために最適化され得る開口の便利な作成を可能にすることができる。
したがって、開示される光源の少なくともいくつかは、白色光出力を提供するように、異なるLED源からの着色光を結合する。複数のLEDは、異なるピーク波長で発光し、フレキシブル基板に形成される開口に近接して、フレキシブル基板上に配置される。1つ以上の二色性ミラーを含む複数のミラーは、複数のLEDからの光を開口内へ反射するように配向される。フレキシブル基板は、空洞領域と、空洞領域よりも厚い隣接した周辺領域とを有する誘電体層を含む。開口及び複数のLEDは全て、誘電体層の空洞領域に配置される。統合ロッドは、複数のLEDからの反射された光を受容するように、開口に連結されてもよい。
本願は更に、とりわけ、フレキシブル基板と、フレキシブル基板上に配置された少なくとも第1及び第2のLEDと、少なくとも1つの二色性ミラーを含む、1セット又は複数のミラーとを備える光源を開示する。第1及び第2のLEDは、異なる第1及び第2のピーク波長のそれぞれにおいて、発光するように適合される。ミラーは、第1及び第2のLEDからの光をフレキシブル基板の開口内へ反射するように配向される。フレキシブル基板は、空洞領域と、空洞領域よりも厚い隣接した周辺領域とを有する誘電体層を含み、開口、第1のLED、及び第2のLEDは全て、空洞領域に配置される。
場合によっては、光源はまた、フレキシブル基板上に配置された第3のLEDを含み、第3のLEDは、第1及び第2のピーク波長とは異なる第3のピーク波長で発光するように構成され、複数のミラーはまた、第3のLEDからの光を開口内へ反射するように配向される。場合によっては、開口内へ反射される第1、第2、及び第3のLEDからの光は結合して、光源の白色光出力を形成する。場合によっては、光源はまた、第1、第2、及び第3のLEDからの光を平行にするように構成されたコリメーション光学系を含み、次いで、複数のミラーは、第1、第2、及び第3のLEDからの平行にされた光を反射して、コリメーション光学系に戻すように配向され、複数のミラーは、コリメーション光学系と共同して、第1、第2、及び第3のLEDからの光を、開口を通過するように方向付けるように動作可能である。
場合によっては、ミラーは平坦であり、一方で、他の場合においては、ミラーは湾曲している。場合によっては、第1、第2、及び第3のLEDはそれぞれ、赤色、緑色、及び青色の光を放射する。場合によっては、複数のミラーは、第1のピーク波長で光を反射し、第2のピーク波長で光を透過するように構成された第1の二色性ミラーを含む。場合によっては、複数のミラーは、第1のピーク波長で光を反射し、第2及び第3のピーク波長で光を透過するように構成された第1の二色性ミラーを含む。場合によっては、複数のミラーは、第2のピーク波長で光を反射し、第3のピーク波長で光を透過するように構成された第2の二色性ミラーを含む。場合によっては、複数のミラーは、3つの異なる二色性ミラーを含む。
場合によっては、開口は、正方形又は矩形の平面図形状を有する。場合によっては、第1のLED、第2のLED、及び開口は、実質的に同一である平面図形状を有する。場合によっては、第1のLED、第2のLED、第3のLED、及び開口はそれぞれ、正方形又は矩形の平面図形状を有する。
場合によっては、誘電体層は、空洞領域から周辺領域に延在する。場合によっては、誘電体層は、空洞領域で10マイクロメートル以下の厚さ、及び周辺領域で少なくとも20マイクロメートルの厚さを有する。場合によっては、フレキシブル基板は、誘電体層上に配置された導電性材料を備える。場合によっては、導電性材料は、誘電体層の第1の側面上に配置され、フレキシブル基板はまた、誘電体層の第1の側面の反対側の第2の側面上に配置された熱伝導層を備える。
場合によっては、光源はまた、第1及び第2のLEDからの反射された光を受容するように、開口に連結された統合ロッドを備える。場合によっては、統合ロッドは、正方形又は矩形の断面形状を有する。場合によっては、統合ロッドは、開口の平面図形状と一致する断面形状を有する。場合によっては、開口の平面図形状は、正方形又は矩形である。場合によっては、統合ロッドは、光源の光軸に対して傾斜しているか、又はフレキシブル基板に対して垂直である軸に対して傾斜している光軸を有する。
場合によっては、第1及び第2のLEDはそれぞれ、第1及び第2のLED幅を有し、開口と第1のLEDの中心間距離は、第1のLED幅の3倍以下であり、開口と第2のLEDの中心間距離は、第2のLED幅の3倍以下である。場合によっては、開口と第1のLEDの中心間距離は、第1のLED幅の2倍以下であり、開口と第2のLEDの中心間距離は、第2のLED幅の2倍以下である。
関連する方法、システム、及び物品も述べられる。
本願のこれらの態様及び他の態様は、以下の詳細な説明から明らかとなろう。しかし、決して、上記概要は、請求された主題に関する限定として解釈されるべきでなく、主題は、手続処理の間に補正することができる添付の「特許請求の範囲」によってのみ規定される。
広帯域光源の一部分の概略平面図。 広帯域光源の概略斜視図。 理想的な赤色、緑色、及び青色のLEDの発光スペクトルが重ね合わせられている、二色性ミラー分光反射率の理想的なグラフ。 別の広帯域光源の一部分の概略平面図。 広帯域光源の概略側面又は断面図。 別の広帯域光源の概略側面又は断面図。 広帯域光源の一部分の概略側面又は断面図。 偏光出力を提供することが可能な広帯域光源の概略側面又は断面図。 別の広帯域光源の一部分の概略平面図。 偏光出力を提供することが可能な広帯域光源の一部分の概略側面又は断面図。 偏光出力を提供することが可能な別の広帯域光源の一部分の概略側面又は断面図。 広帯域光源の概略側面又は断面図。 LED及び開口付近の図10の光源の一部分の概略側面又は断面図であり、統合ロッドが、光源の光軸と一直線になっている。 図10aの代替実施形態の概略側面又は断面図であり、統合ロッドは、光源の光軸に対して傾斜している。 図10b中の線10c−10cに沿った図。 図10b中の線10d−10dに沿った図。 図中、同様の参照番号は同様の構成要素を示す。
上記のように、本願は、内部に形成された開口も含む、特殊フレキシブル基板上に実装された異なる着色LEDを利用する、ある特定の広帯域光源について記載する。少なくとも1つの二色性ミラーを含むミラーのセットは、種々のLEDからの光をフレキシブル基板に形成された開口内へ反射するように配設又は構成される。異なる着色LEDからの光をフレキシブル基板の同一の開口に方向付けることによって、それらのLEDからの光は、白色光又は他の所望の広帯域出力光を提供するように一緒に混合される。
これに関して、「発光ダイオード」又は「LED」とは、可視であるか、紫外線であるか、又は赤外線であるかに関わらず、光を放射するダイオードを指す。これには、従来のものであるか又は超高輝度のものであるかに関わらず、「LED」として市販されている非コヒーレントな封入又はカプセル化された半導体デバイスが含まれる。LEDが紫外線光等の非可視光線を放射する場合、及びLEDが可視光線を放射する場合には、短波長の光をより長い波長の可視光線に変換するために、リン光体を含むようにパッケージ化することができ、場合によっては、白色光を放射するデバイスを生産する。「LEDダイ」は、最も基本的な形態、すなわち半導体加工手順によって作製される個々の構成要素又はチップの形態のLEDである。例えば、LEDダイは、1つ以上のIII族元素の組み合わせ及び1つ以上のV族元素の組み合わせから形成されてもよい(III〜V族半導体)。好適なIII〜V族半導体材料の例には、窒化ガリウムなどの窒化物、及びリン化インジウムガリウムなどのリン化物が挙げられる。他のタイプのIII〜V族材料も使用可能であり、加えて、周期表の他の族の無機物質も使用可能である。構成要素又はチップは、デバイスに電圧を加えるための電力の適用に好適な電気接点を含むことができる。例としては、ワイヤボンディング、テープ自動化ボンディング(TAB)、又はフリップチップボンディングが挙げられる。構成要素又はチップの個々の層及びその他の機能的要素は、通常、ウェハスケールで形成された後、仕上がったウェハは個々の小片部に切られて、多数のLEDダイとなることができる。LEDダイは、表面実装、チップオンボード、又は他の既知の実装形態用に構成されてもよい。パッケージ化されたLEDの中には、ポリマー封入材を、LEDダイ及び付随する反射体カップ上に形成することによって作製されるものがある。本願の目的上、「LED」はまた、一般的にOLEDと称される有機発光ダイオードを含むと考えられるべきである。
開示される広帯域光源の一部を成すフレキシブル基板は、望ましくは、薄い空洞領域と、より厚い周辺領域とを有する誘電体層を含む。場合によっては、誘電体層が空洞領域に存在しないように、その領域の誘電体層にわたって完全に穴が延在してもよい。かかる例示的なフレキシブル基板を詳細に説明する前に、発明者らは最初に、広帯域光源の他の態様を説明する。
図1において、広帯域光源の主要部分を形成し得る構成要素110の概略平面図が見られる。構成要素は、説明を簡単にするために、デカルトx−y−z座標系上で示される。構成要素110は、3つの異なるLED 116a、116b、116cが上部に実装されるフレキシブル基板112を含む。フレキシブル基板112は、望ましくは、x−y平面に概ね平行に延在し、好ましくは、可撓性、下層の放熱板(図示せず)に対するより大きい熱伝導(及びより低い熱抵抗)、並びに空間の節約のために直交方向(z軸)に沿って比較的薄い。概して薄いが、フレキシブル基板112は、隣接又は周辺領域112bと比較して空洞領域112aでより薄くなるように成型、エッチング、ないしは別の方法で形状決定され、これらの領域は、任意により、遷移領域112cによって分離される。空洞領域112aと関連する厚さの減少は、望ましくは、フレキシブル基板の一部を形成する誘電体層の厚さの減少と関連付けられる。例示的な基板の誘電体層及び他の設計詳細は、本明細書の別の部分でより詳細に説明される。
開口114もまた、フレキシブル基板112に形成される。開口は、例えば、フレキシブル基板若しくはその構成要素が成型されている時等、フレキシブル基板の形成プロセス中に作成されてもよく、又は最初に完全若しくは連続的な基板若しくはその構成要素をエッチング、ないしは別の方法で穿孔することによって作製されてもよい。十分に薄くかつ可撓性の基板に対して、任意形状の正確な開口(例えば、図1に示すような正方形又は矩形)は、パンチング又はスタンピングプロセスによって迅速かつ容易に形成されてもよく、例えば、所望の外形又は周辺の好適な鋭角を有するツールは、完全な前駆体基板に開口を生成するために、その基板に対して強制的に打たれる。かかるプロセスは、完全な前駆体基板に非円形開口、並びに所望に応じて円形開口を迅速、正確、かつ経済的に生成するために使用され得る。任意形状の正確な開口を形成するための代替プロセスとしては、ミリング、エッチング、及びアブレーションプロセスが挙げられる。
LED 116a〜cは、望ましくは、開口に可能な限り近接するように、したがって、同様に相互に近接するように配設される。例えば、開口と任意の所与のLEDの中心間距離を考慮し得る。中心間距離は、LEDの幅の3倍以下、又はLEDの幅の2倍以下になるように調整されてもよく、LED幅は、開口の中心をLEDの中心と接続する軸に沿って測定されてもよい。図1において、かかる軸は、LED 116a及び116cに対するx軸、並びにLED 116bに対するy軸に対応する。開口とLEDの距離を小さく保つことは、レンズ、ミラー、及び/若しくは広帯域光源の一部として同様に含まれる他の光学素子の必要とされる寸法の減少;エタンデュの減少、若しくは光源の白色度の増加;又はそれらの組み合わせに役立つ。
例示的な実施形態において、3−LED「RGB」結合に対して、LEDのうちの1つは、赤色の光を放射してもよく、別のLEDは、緑色の光を放射してもよく、別のLEDは、青色の光を放射してもよいが、他の結合も考慮される。かかる他の結合としては、RGB以外の色結合との結合、2つのLEDのみを伴う結合、3つを超えるLEDを伴う結合、及びRGGBの4−LED結合等の、2つ以上のLEDが公称的に同色の光を放射する結合が挙げられる。赤色発光LEDは、概して、青色又は緑色LEDよりも上昇した動作温度に伴い、出力がより大きく低下し、赤色LEDは、有意な熱量を生成する傾向がある。このため、赤色LEDからの熱を消散するために、フレキシブル基板の有意な部分を割り当てるように、フレキシブル基板上に赤色LEDを配置することが望ましくあり得る。更に、緑色LEDもまた、有意な熱量を生成する傾向があるため、赤色及び緑色LEDの両方がLEDセットに含まれる場合、可能な限り緑色LEDから赤色LEDを分離することが望ましくあり得る。例えば、図1の要素116aは、赤色LEDであってもよく、要素116bは、青色LEDであってもよく、要素116cは、緑色LEDであってもよい。
開口の平面図形状はまた、広帯域光源の重要な設計検討事項である。例示的な実施形態において、開口形状は、LEDのそれぞれに対して同一(すなわち、例えば、標準製造公差内で実質的に同一)であるか、又は少なくとも同様になるように作製され、LEDは、望ましくは全て、相互に対しても同一(すなわち、例えば、標準製造公差内で実質的に同一)であるか、又は少なくとも同様の平面図形状を有する。これは、多くの実施形態において、光源のレンズ、ミラー、及び/他の光学素子が協働して、各LEDの実質的な画像を開口に形成するためである。ほとんどの市販されているLEDダイは、現在のところ、正方形又は矩形である。結果として、フレキシブル基板の開口もまた、正方形又は矩形の形状を有することが望ましい。かかる形状は、従来のメタルコア回路基板(MCB)又は従来のセラミック回路基板等、ほとんどの従来型の電気基板において、迅速かつ経済的な方法で機械加工することは困難である。多くの場合、異なるLEDからの光を収集及び混合するために、開口において以下に更に考察する統合ロッドを実装することが望ましく、そのような場合はまた、統合ロッドが開口を実質的に埋め、したがって、開口と実質的に同一の平面図形状を有することが望ましい。
フレキシブル基板は、LEDのうちの1つ以上に電力を供給するために使用され得る、1つ以上のパターン化又は非パターン化導電層を有して構成されてもよい。図1において、フレキシブル基板112には、導電性パターン化トレース118a、118b、118cが提供され、それらは、銅等の金属又は他の好適な材料を含んでもよい。トレース118a、118b、118cは、ワイヤボンド又は他の好適な構造で、それぞれのLED 116a、116b、116cに電気的に接続されてもよい。トレースの他の端部は、広帯域光源の所望の全出力及び色バランスを提供するために、適量でLEDを励起するように、好適な電力供給装置に接続されてもよい。
図2は、図1の構成要素又は本明細書に記載される他のそのような構成要素等の構成要素を利用してもよい、広帯域光源210の概略斜視図である。光源210において、フレキシブル基板212は、すでに記載されるような異なる色で発光するように構成された複数のLED 216a、216b、216cを携持し、例えば、配光はそれぞれ、異なるピーク波長λ1、λ2、λ3を有する。図面は、LED 216aがピーク波長λ1を有する光217aを放射し、LED 216bがピーク波長λ2を有する光217bを放射し、216cがピーク波長λ3を有する光217cを放射することを概略的な方法で示す。LEDは、フレキシブル基板に形成される開口214付近で、フレキシブル基板上に実装されてもよい。例示的な実施形態において、LED及び開口は、同一又は同様の平面図形状を有する。
光源210は、LEDのそれぞれからの光を効率的に開口内へ反射するように構成された複数のミラー220a、220b、220cを備える。ミラー220aは、波長λ1の光を実質的に反射するが、波長λ2及びλ3の光を実質的に透過し、このミラーは、LED 216aからの光217aを開口214内へ反射するように配向される。ミラー220bは、波長λ2の光を実質的に反射するが、波長λ3の光を実質的に透過し、このミラーは、LED 216bからの光217bを開口214内へ反射するように配向される。場合によっては、ミラー220bは、波長λ1の光を実質的に反射してもよいが、他の場合においては、そうでなくてもよい。ミラー220cは、波長λ3の光を実質的に反射し、LED 216cからの光217cを開口214に反射するように配向される。場合によっては、ミラー220cは、波長λ1の光を実質的に反射してもよいが、他の場合においては、そうでなくてもよい。同様に、場合によっては、ミラー220cは、波長λ2の光を実質的に反射してもよいが、他の場合においては、そうでなくてもよい。
少なくともミラー220a、220bは、二色性ミラー、すなわち、一部の光波長において高反射率(及び低透過率)、並びに他の光波長に対して低反射率(及び高透過率)を有するミラーになるように設計される。かかるミラーは通常、少なくとも可視近赤外線波長にわたって、反射されないいかなる光が実質的に透過し、逆もまた同様となるように、ごくわずかな吸収を有する。かかるミラーは、典型的には、二酸化ケイ素及び二酸化チタンの交互層等の大きな屈折率不一致を有する材料の交互配置において、光学的に薄型のミクロ層の積み重ねを備えるが、他の好適な無機又は有機材料も使用され得る。かかるミラーは、ガラス又は他の好適な基板上の交互層の真空蒸着によって作製されてもよい。あるいは、例えば、米国特許第5,882,774号及び同第6,783,349号に記載されるように、交互ポリマー材料の共押出、及び得られた多層ポリマーウェブを延伸することを伴ってもよい連続プロセスによって、好適なミラーフィルムが作製されてもよい。各二色性ミラーで使用される材料、及び使用される製造方法にかかわらず、ミラーは、本明細書の別の部分に記載されるように、波長の関数として所望の反射特性を提供するように調整されるミクロ層の積み重ねに対する層厚さプロファイルを提供する。この点について、米国特許第6,967,778号が参照される。厚さプロファイルは、所望に応じて、ロングパスフィルタ、ショートパスフィルタ、又はノッチフィルタとして動作する二色性ミラーを提供するように調整されてもよい。
図2のミラー220cは、二色性ミラーであってもよく、若しくはそれを含んでもよく、又はそれは、従来設計のミラーであってもよい。例えば、ミラー220cは、全波長λ1、λ2、及びλ3において光を実質的に反射する、従来の銀又はアルミニウム被覆基板であってもよい。あるいは、ミラー220cは、波長λ3において光を反射するが、波長λ1及びλ2において光を透過する二色性ミラーであってもよく、又はそれを含んでもよい。
ミラー220a、b、cは、任意により、レンズ、プリズム、又は本明細書の別の部分に記載される他の光学素子(図2の概略図には示されない)と組み合わせて、異なる着色LEDからの光を、フレキシブル基板212に形成された共通の開口214に効率的に方向付けるように動作し、それらのLEDからの光が一緒に結合され、広帯域であり、所望に応じて、外観は実質的に白色である出力光217dを提供するようにする。出力光217dは、LED源のそれぞれからの光を含み、したがって、ピーク波長λ1、λ2、及びλ3の全てを含む。LEDからの光を開口内へ効率的に方向付けるために、ミラーのセットは、任意のレンズ、プリズム、又は他の光学素子と組み合わせて、開口によって生じる空間に、LEDのそれぞれの実質的な画像を生成するように動作してもよい。
ここで図2aを参照すると、曲線217a’、217b’、及び217c’のそれぞれによって示される理想的な赤色、緑色、及び青色のLEDが重ね合わせられている、二色性ミラー分光反射率の理想的なグラフが見られる。分光反射率曲線220a’、220b’は、透過率パーセントがほぼ100%引く反射パーセントによって示されるように、低損失干渉反射体を表すと仮定される。したがって、例えば、図2のミラー220aは、分光反射率220a’を提供するように調整されてもよく、それは、曲線217a’の光を実質的に反射するが、曲線217b’及び217c’の光を実質的に透過する。図2のミラー220bは、分光反射率220b’を提供するように調整されてもよく、それは、曲線217b’の光を実質的に反射するが、曲線217c’の光を実質的に透過する。図2のミラー220cは、曲線220a’及び220b’と同様のスペクトル可変反射率を提供するように調整されてもよく、又は従来の設計のものであってもよく、その場合、単に、全ての関連波長にわたって高反射率を有し、かつ実質的に透過率を有しない場合がある。
図3において、広帯域光源の主要部分を形成し得る別の構成要素310の概略平面図が見られる。構成要素は、デカルトx−y−z座標系上で示される。構成要素310は、3つの異なるLED 316a、316b、316cが上部に実装されるフレキシブル基板312を含む。フレキシブル基板312は、望ましくは、x−y平面に概ね平行に延在し、好ましくは、可撓性、下層の放熱板(図示せず)に対するより大きい熱伝導(及びより低い熱抵抗)、並びに空間の節約のために直交方向(z軸)に沿って比較的薄い。概して薄いが、フレキシブル基板312は、隣接又は周辺領域312bと比較して空洞領域312aでより薄くなるように成型、エッチング、ないしは別の方法で形状決定され、これらの領域は、任意により、遷移領域312cによって分離される。厚さの減少は、周辺領域に対して空洞領域で更により大きい熱伝導(及びより低い熱抵抗)を提供するが、望ましくは、フレキシブル基板の一部を成す誘電体層の厚さの減少と関連付けられる。例示的な基板の誘電体層及び他の設計詳細は、本明細書の別の部分でより詳細に説明される。
開口314もまた、フレキシブル基板312に形成される。上記の開口114の設計詳細は、開口314に同じように適用できる。
LED 316a〜cは、開口に比較的近接するように配置されるが、図1に示すLEDとは異なり、図3のLEDは、開口に対して異なる中心間距離を有する。具体的には、LED 316bに対する中心間距離は、LED 316a、316bの中心間距離よりも小さい。しかしながら、各LEDと開口の中心間距離は、更に好ましくは、所与のLEDの幅の3倍以下、又はLEDの幅の2倍以下になるように調整される。上記のLED 116a〜cの設計詳細は、LED 316a〜cに同じように適用できる。
フレキシブル基板312は、導電性パターン化トレース318a、318b、318cが提供され、それらは、銅等の金属又は他の好適な材料を含んでもよい。トレース318a、318b、318cは、ワイヤボンド又は他の好適な構造で、それぞれのLED 316a、316b、316cに電気的に接続されてもよい。トレースの他の端部は、広帯域光源の所望の全出力及び色バランスを提供するために、適量でLEDを励起するように、好適な電力供給装置に接続されてもよい。
図4は、米国特許第7,330,314号(Cobb)に記載されるシステムの設計特性の一部を利用してもよいが、本明細書の別の部分に考察される構成要素及び基板のいずれかを組み込んでもよい広帯域光源の概略側面又は断面図である。手短に、照明装置60は、2つの光コンデンサシステム44a、44bの組み合わせを使用する。それぞれの光コンデンサシステム44a及び44bにおいて、光源光は、2つのLEDモジュール50a、50bのうちの1つから提供される。光コンデンサシステム44bにおいて、LEDモジュール50bは、第1の湾曲反射面62の曲率中心C62の一方の側に配置されるLEDパッケージ54bを有する。曲率中心C62は、LEDパッケージ54bと開口66との間の実質的に中間にある。光コンデンサシステム44aにおいて、LEDモジュール50aは、第2の湾曲反射面64の曲率中心C64の一方の側に配置されるLEDパッケージ54aを有する。一方又は両方の光源、ここでは、LEDパッケージ54a及び54bに対して、第2の湾曲反射面64は、第1の湾曲反射面62の後ろにあると見なされる。曲率中心C64は、LEDパッケージ54aと開口66との間の実質的に中間にある。曲面62及び64に対する光軸O62及びO64は、同一線上にない。
この配置を所与として、照明装置60は、共通の開口66を共有する2つの光コンデンサシステムを組み合わせる。光コンデンサシステム44aにおいて、LEDパッケージ54aは、反射面62を通過するが、反射面64によって開口66上へ反射及び収束される緑色の光を放射してもよい。もう一方の光コンデンサシステム44bにおいて、LEDモジュール50b上のLEDパッケージ54bは、反射面62によって開口66上へ実質的に反射及び収束される赤色及び青色の光を放射してもよい。両方のLEDパッケージ54a及び54bの放射光は、二色性コーティングで処理される第1の反射曲面62に向かって伝搬する。この二色性コーティングは、緑色スペクトルバンドを透過又は通過させ、このバンドの外側の光を反射する、ある種のバンドパスフィルタとしての機能を果たすように、部分的に反射面62を調整する。この種類のバンドパスフィルタに対するスペクトル特性は、この光の大部分が二色性表面を通って透過されるように、中心緑色波長の周りのスペクトルバンドに対して(公称的に約525nm)、非常に低い反射率及びそれに対応して高い透過率を含んでもよい。
図4において、参照番号52は、電気コネクタを指し、参照番号68は、インテグレータ要素又はインテグレータバー等の任意の光ホモジナイザーを指し、それは、開口66からの放射光を均質化又は均一化するために使用されてもよい。
図4の広帯域光源において、ミラー62、64は、それらがいかなるレンズ又はプリズムの助けなしで、個々のLEDを共通開口66上に撮像することが可能となるように形状決定、配置、及び別の方法で構成される。図4の代替配置において、赤色及び青色発光LED 50bは、青色光ではなく赤色光を放射するLEDに置き換えられてもよく、青色光を放射する第3のLEDは、開口66付近でフレキシブル基板上に実装されてもよい。更に、第1の反射曲面62は、それが緑色光及び青色光の両方を透過し又は通過させ、赤色光を反射するように修正されてもよい。第3の反射曲面は、表面62と64との間に追加されてもよく、第3の曲面は、緑色光を透過し又は通過させるが、青色光を反射するように構成され、第3の曲面はまた、第3の(青色発光)LEDを開口66上に撮像するように配置される。
図5は、別の広帯域光源510の概略側面又は断面図を示す。この光源において、湾曲ミラーよりもむしろ、平坦ミラーが使用される。かかるミラーを用いてLEDを共通開口上に撮像するために、好適なレンズが、LEDとミラーとの間にコリメーション光学系を提供するように追加される。各LEDによって放射される光を平行にする同一のレンズは、対応するミラーからの反射された(及び平行にされた)光を受容し、その反射された平行にされた光をLEDの平面の共通開口で収束する。コリメーション光学系が任意の所与のLEDからの光を正確に平行にする必要はなく、LEDからの光を開口内へ方向付ける上で十分な効率性を達成するために、通常、おおよそのコリメーションが十分であることが読者に理解されるであろう。また、光が平行にされ得る(すなわち、実質的に平行にされた)と同時に、光源の光軸に平行ではない方向に沿って伝搬することも読者に理解されるであろう。実際に、開口が光源の光軸(例えば、コリメーション光学系の光軸)に配置される場合、各LEDは、光軸から横方向に移動させられ、LEDのそれぞれからの平行にされた光は、光軸に対して平行ではない、すなわち、歪曲された方向に沿って伝搬する。
したがって、光源510は、フレキシブル基板512上に配置されたLED 516a、516cを備え、フレキシブル基板はまた、LED付近でその上に形成された開口514を有する。LED 516aのうちの1つからの光517aは、コリメーション光学系534として機能するレンズ530、532によって遮断される。レンズ530は、平凸レンズとして示され、レンズ532は、両凸レンズとして示されるが、他の好適なレンズ設計もまた使用され得る。例えば、フレキシブル基板開口上の結合光線の形状を変化させるために、1つ以上のアナモルフィックレンズが使用されてもよい。LED光のレンズへの効率的な結合のために、LEDに隣接した平坦な表面を有するレンズを使用することが有利であり得る。場合によっては、LEDと隣接レンズ表面との間に小さい空隙が存在する場合がある。場合によっては、屈折率整合流体等の液体又はゲルを使用して、効率性を増加させるために、最初のレンズ表面及びLED表面における反射損失を低減するように空隙を埋めてもよい。場合によっては、LEDに最も近いレンズは、好適な光透過性ポリマー又は接着剤等の最初に液体の材料を硬化ないしは別の方法で凝固させることによって形成される封止材料であってもよく、又はそれを含んでもよく、その封止材料は、各LEDの全ての露出表面と光学的に接触している。
どのレンズ設計がコリメーション光学系534に対して使用されるかにかかわらず、コリメーション光学系は、各LEDから受容される光を平行にし、LED 516aからの光は、光517a’として平行にされる。光517a’は、光源510の光軸に平行ではない方向に沿って伝搬することが示され、本実施形態におけるかかる光軸は、z軸に平行な軸に対応し、開口514の中心を通過する。コリメーション光学系534はまた、LED 516c等の他のLEDからの光を平行にするが、その平行にされた光は、フレキシブル基板上のLEDの横の分離により、光517a’とは異なる方向に沿って伝搬する(この場合もやはり光源510の光軸とは非平行である)。
平行にされた光517a’は、次いで、ミラーアセンブリ536によって遮断される。ミラーアセンブリは、主表面に、1つ以上の二色性ミラー、及び所望に応じて、任意の従来のミラーを提供するように、好適な反射コーティングが提供されている楔形プレートの集合であってもよく、又はそれを含んでもよい。典型的には、所与の反射コーティングが提供された所与の主表面は、図2に関連して記載されたように、LEDのうちの所与の1つからの光をフレキシブル基板上に反射することに関与する。このミラーのLEDに対する1対1対応の理由から、各ミラーは、他のミラーの配向とは無関係に、その関連したLEDからの光を開口内へ反射するように配向され得る。したがって、ミラーアセンブリ536の主表面は、相互に対して傾斜するように図5に示され、これは、図式的に正確ではない場合があるが、異なるLEDの全てからの光を共通開口内へ反射するために、必要に応じて異なる方向に沿って傾斜又は配向されるミラーを概略的に表すことが、読者によって理解されるであろう。例示的な実施形態において、ミラーは全て、異なる方向で配向され、すなわち、3次元空間において同一配向を有するミラーは2つとない。平面ミラーに関して、これは、相互に平行であるミラーは2つとないことを意味する。
ミラーアセンブリの個々のプレート又は構成要素は、頑丈な一体型アセンブリを提供するために、相互に接合されてもよい(例えば、隣接した構成要素の主表面に沿って)。かかる一体型アセンブリが図5に示され、製造中、全アセンブリの単一の調節又は整合の結果として、ミラーの全てが同時に正確に配向されるように、アセンブリ内のミラーは全て、相互に対して適切な相対配向を有する。あるいは、ミラーアセンブリ内のミラーは、相互から離間され、別々に実装及び整合されてもよい。
各LEDからの平行にされた光がミラーアセンブリ536内のその対応するミラーによって反射された後に、各LEDに対する反射された平行にされた光は、コリメーション光学系534によって開口514内へ再収束される。種々のLEDのうちの両方又は全部からの異なる着色光が同一の物理的開口に方向付けられるため、それらの色の空間的混合は、広帯域出力光、例えば、光源の白色光を提供するように生じることができる。場合によっては、開口自体は、光源の出力ポート又は出力表面であると見なされてもよい。他の場合では、光源の出力光を提供するために、フライズアイ統合システム、ディフューザー、統合ロッド、又は他の好適な光学素子が開口に連結されてもよい。
図5において、統合ロッド540が示される。統合ロッドは、開口514において広帯域光を受容し、広帯域出力光517dを提供するために、ロッドに沿ってかつそこから外に光を方向付ける。統合ロッドは、固体又は中空であってもよい。統合ロッドは、高屈折率材料、低屈折率材料、ポリマー材料、ガラス材料等を含む、種々の低損失光透過性材料から作製されてもよい。統合ロッドが固体である場合、その側面は、金属等の反射材料でコーティングされてもよい。統合ロッドの入力面は、好ましくは、フレキシブル基板の開口を実質的に埋めるように形状決定され、したがって好ましくは、開口の形状と同一又は同様である平面図形状を有する。例えば、統合ロッドがその長さに沿って一定の断面形状を有する場合、統合ロッドの出力面は、入力面と同一の寸法及び形状であってもよい。他の場合、統合ロッドの出力面は、入力面の面積よりも大きい又は小さい面積を有してもよい。したがって、統合ロッドの断面形状又は横寸法(例えば、幅)は、ロッドの長さに沿った位置の関数として変化してもよく、2つの例示的な関数関係は、台形又は放物線状の輪郭であるが、他の好適な輪郭が使用されてもよい。例示的な実施形態において、統合ロッドは、最短の統合ロッドの長さにおいて最大の光混合を生成するために、その長さの全体又は少なくとも大部分にわたって、正方形又は矩形である断面形状を有する。好ましくは、統合ロッドは、エタンデュがフレキシブル基板の開口に衝突する光のエタンデュとほぼ同一であるその出力面における出力光を提供する。場合によっては、統合ロッドは、光源の残りの部分の光軸、例えば、コリメーション光学系534の光軸、及び/又はフレキシブル基板512に垂直である軸と整合及び一致される光軸を有してもよい。他の場合、統合ロッドの光軸は、光源システムのエタンデュを最小化するために、及び/又はシステムの光学配置を改善するために、それらの他の軸に対して傾斜(非平行)させられてもよい(非平行)。
統合ロッド、又は開口に配置される他の構成要素は、ロッドの側面において全内部反射を促進するために、接着剤、例えば、メチルシリコーン等の低屈折率材料でフレキシブル基板に接合されてもよい。
図4の広帯域光源及び図5の広帯域光源の両方の光学設計の1つの有益な設計態様は、LEDからの光が、垂直入射に近い角度、例えば、45度よりもはるかに少ない入射角で、ミラーに衝突するように作製されることである。ミラーに衝突する光の入射角を小さく保つことによって、入射面に垂直に偏向した光(s−偏光)と比較して、入射面で偏向した光(p−偏光)に対する反射率の差と関連する問題を回避する。建設的又は相殺的干渉によって光を反射するミクロ層の多層の積み重ね又はパケットを備えるミラー、例えば、多くの種類の二色性ミラーは、入射角がゼロ度(垂直入射)とは実質的に異なる場合、s−偏光及びp−偏光に対して有意に異なり得る反射率及び関連する透過率を有する。かかるミラーはまた、高入射角において、光円錐角にわたる透過光に対して、反射された光の望ましくない位相シフトを生成する可能性がある。
ここで図6を参照すると、図2、4、又は5と関連して記載される光源のいずれか等、広帯域光源の主要部分を形成することができる構成要素610の概略側面又は断面図が見られる。構成要素は、本明細書の他の図面と一致して配向されるデカルトx−y−z座標系上で示される。図6において、開示された広帯域光源で有益に採用され得るフレキシブル基板の設計詳細を示す。
構成要素610は、3つの異なるLED 616a、616b、616cが上部に実装されるフレキシブル基板612を含む。LED 616a〜cは、好ましくは、フレキシブル基板に形成される開口614に比較的近くなるように配置され、図1又は3と関連して示されるか又は記載される方法のいずれかを含む任意の好適な方法で、開口と共にフレキシブル基板に配置されてもよい。各LEDと開口の中心間距離は、好ましくは、所与のLEDの幅の3倍以下、又はLEDの幅の2倍以下になるように調整される。上記のLEDの設計詳細は、LED 616a〜cに同じように適用できる。
フレキシブル基板612は、望ましくは、x−y平面に概ね平行に延在し、好ましくは、可撓性、下層の放熱板(図示せず)に対するより大きい熱伝導、及び空間の節約のために直交方向(z軸)に沿って比較的薄い。概して薄いが、フレキシブル基板612は、隣接又は周辺領域612bと比較して空洞領域612aでより薄くなるように成型、エッチング、ないしは別の方法で形状決定され、これらの領域は、傾斜遷移領域によって分離されるように示される。厚さの減少は、周辺領域に対して空洞領域で更により大きい熱伝導を提供するが、望ましくは、フレキシブル基板の一部を成す誘電体層644の厚さの減少と関連付けられる。図中、誘電体層644は、周辺領域612bで厚さT1を、かつ空洞領域612aでより小さい厚さT2を有するように示される。誘電体層644の上には導電層642が配置され、それは、LEDに電力を提供するために所望に応じてパターン化されてもよい。熱伝導層646は、層642と比較して、誘電体層の反対の主表面上に配置される。場合によっては、層642、646は、例えば、銅等の同一の材料から成ってもよいが、他の場合、異なる材料が使用されてもよい。したがって、導電層646はまた、熱伝導性であってもよく、熱伝導層646はまた、導電性であってもよい。熱伝導層646は、好ましくは、好適な放熱板に接合され、そこを通って、別の開口が任意の統合ロッドに適応するように提供されてもよい。かかる統合ロッド640は、光源に対して出力光を提供するために、種々のLEDからの光を収集及び混合するように、開口614に挿入されて示される。
前述のように、フレキシブル基板612の薄型領域は、好ましくは、誘電体層644の対応する薄型領域と関連付けられ、それは、多くの場合、フレキシブル基板の主要な構造成分である。好適な誘電体層としては、ポリエステル、ポリカーボネート、液晶ポリマー、及びポリイミドが挙げられる。好適なポリイミドとしては、デュポン(DuPont)から入手可能なKAPTON、Kaneka Texas corporationから入手可能なAPICAL、SKC Kolon PI Inc.から入手可能なSKC Kolon PI、並びにUbe Industriesから入手可能なUPILEX及びUPISELの商品名で入手可能なものが挙げられる。UPILEX S、UPILEX SN、及びUPISEL VTの商標名で入手可能なポリイミド(全てUbe Industries,Japanから入手可能)は、多くの用途において特に有利である。これらのポリイミドは、ビフェニルテトラカルボン酸二無水物(BPDA)及びフェニルジアミン(PDA)等のモノマーから作製される。
誘電体層644は、化学エッチング、プラズマエッチング、集束イオンビームエッチング、レーザーアブレーション、及びパンチング等の任意の好適な方法を使用して、空洞領域で薄化されてもよい。エッチングに関して、任意の好適なエッチャントが使用されてもよく、好ましいエッチャントは、誘電体層に使用される材料によって決まってもよい。好適なエッチャントとしては、アルカリ金属塩、例えば、水酸化カリウム;可溶化剤、例えば、アミン、及びエチレングリコール等のアルコールのうちの一方又は両方を有するアルカリ金属塩が挙げられ得る。好適な化学エッチャントとしては、米国特許公開第2007/0120089号(参照により本明細書に組み込まれる)でより詳細に記載されるような、KOH/エタノールアミン/エチレングリコールエッチャントが挙げられ得る。他の好適な化学エッチャントとしては、2010年11月3日出願の同一出願人による米国特許出願第61/409,791号(参照により本明細書に組み込まれる)でより詳細に記載されるような、KOH/グリシンエッチャントが挙げられ得る。エッチングの後に、誘電体層は、アルカリ性KOH/過マンガン酸カリウム(PPM)溶液、例えば、約0.7〜約1.0重量%のKOH及び約3重量%のKMnO4の溶液で処理されてもよい。誘電体層は、導電層、例えば、図6の層642及び646で、片側又は両側を被覆されてもよい。導電層は、任意の好適な導電性及び/又は熱伝導性材料から成ってもよいが、典型的には、銅を含む。導電層が回路に形成される場合、それらは、予めパターン化されてもよく、又はフレキシブル発光半導体デバイスを作製するプロセス中にパターン化されてもよい。場合によっては、フレキシブル基板は、積み重ね配置の誘電体及び導電体の複数の層を含む多層構造を有してもよい。
使用される薄化手順の種類は、空洞領域と周辺領域との間の遷移、並びに誘電体層及び遷移領域の他の層の側壁の特性に影響を及ぼし得る。比較的浅い側壁を生成するために、化学エッチングが使用され得、例えば、典型的な側壁角度は、フレキシブル基板の平面から測定して約5〜60度の範囲、又は約25〜28度の範囲である。パンチング、プラズマエッチング、集束イオンビームエッチング、及びレーザーアブレーション等の他の技術は、はるかに急な側壁を生成し得、例えば、壁角度は、最大で約90度である。場合によっては、パンチングの場合等、穴が誘電体層を完全に通って形成されてもよく、それは、以下に更に考察される。そのような場合、導電層642及び/又は646等のフレキシブル基板の他の層が、空洞領域においてLEDの物理的支持体を提供するために利用されてもよい。
例示的な実施形態において、誘電体層は、LEDから離れた熱伝導を増加させ、かつより低温の動作温度でLEDを維持するために、周辺領域612bと比較して、空洞領域612aで有意に薄い。例えば、厚さT2は、T1の約5〜25%であってもよい。更に、T2は、ゼロを超えるが、10マイクロメートル以下であってもよく、一方で、T1は、少なくとも20マイクロメートルであってもよい。例示的な実施形態において、T1は、200マイクロメートル以下であってもよい。熱伝導の増加に加えて、空洞領域の薄型の性質は、傾斜した側壁の形成等の他の利点を提供することができ、それは、効率性の強化を提供するために、反射材料でコーティングされてもよい。また、薄型の空洞領域でLEDをフレキシブル基板に取り付けることによって、LEDは、フレキシブル基板の平面よりも高く延在せず、低形状因子の適用により適した低プロファイルデバイスを生成する。
開示された実施形態での使用に好適な例示的なフレキシブル基板の更なる設計詳細は、以下の共同所有の米国特許出願で見ることができ、それらは参照により本明細書に組み込まれる:2010年11月3日出願の米国出願第61/409,796号、2010年11月3日出願の米国出願第61/409,801号。例示的な基板の誘電体層及び他の設計詳細は、本明細書の別の部分でより詳細に説明される。
図7は、偏光出力を提供することが可能な広帯域光源710の概略側面又は断面図を示す。光源710は、図5の光源510と多くの態様において同様であるが、偏光分離プリズムアセンブリが、コリメーション光学系とミラーアセンブリとの間に挿入され、フレキシブル基板の開口は、1つの面内軸に沿って長く伸び、統合ロッドはそれに対応して、その面内軸に沿って延びる。
図5の光源と同様に、光源710は、湾曲ミラーよりもむしろ平坦ミラー、及びLEDとミラーとの間にコリメーション光学系を利用する。しかしながら、代替の偏光光源は、光源710の特性を図4に示す光源の湾曲ミラー特性と組み合わせることによって作製されてもよい。LED 716a、716cは、フレキシブル基板712上に配置され、フレキシブル基板はまた、LED付近でその上に形成される開口714も有する。開口714は、図5の開口514よりも大きく、例えば、面内のx方向に沿って2倍の幅であるが、面内のy方向に沿って公称的に同一の幅であり、図7のLEDは、図5のLEDと同一の寸法であると仮定する。LED 716aのうちの1つからの光717aは、コリメーション光学系734として機能するレンズ730、732によって遮断される。コリメーション光学系534と関連した考察した設計態様は、コリメーション光学系734に同様に適用され、ここで更に考察する必要はない。コリメーション光学系は、各LEDから受容される光を、わずかに異なる方向に沿って伝搬するLEDからの平行にされた光と平行にする。
この平行にされた光(非偏光である)がミラーアセンブリ736によって遮断される前に、それは、偏光分離プリズムアセンブリ738と接触する。このアセンブリは、例えば、1つ以上のウォラストンプリズム、セナルモンプリズム、ニコルプリズム、ロションプリズム、ノマルスキープリズム等であってもよく、又はそれらを含んでもよい。かかるプリズムアセンブリは、所与の軸又は方向に沿って直交偏光を偏向させることによって、任意の非偏光線の直交偏光構成要素を分離するように動作する。2つの偏光の伝搬方向の間の偏向角度は、使用されるプリズムの設計によって調整されてもよい。光源710において、プリズムアセンブリ738は、フレキシブル基板の平面において隣り合って(又は端から端まで)配置される各LEDの2つの画像を生成するように調整される量によって、x軸に沿って2つの偏光(各LEDからの平行にされた線のそれぞれに対する)を偏向させるように配向され、2つの画像は、光の直交偏光で作製される。したがって、フレキシブル基板712上の各LEDは、コリメーション光学系とプリズムアセンブリとの間で、1つの平行にされた非偏光線を生成し、各そのような平行にされた非偏光線は、プリズムアセンブリ738とミラーアセンブリ736との間で、2つの平行にされた偏光線に分裂する。所与の色又は波長の2つの平行にされた直交偏光線は、次いで、光のその色又は波長を反射するように調整されるミラーアセンブリ736のミラーによって反射される。上記で説明したように、ミラーアセンブリ736の異なるミラーは、それらの関連LEDからの光(所与の波長又は波長範囲における)を開口に方向付けるために、異なって配向される。ミラーアセンブリ536と関連して考察した他の設計特性は、当然、ミラーアセンブリ736に同様に適用される。光源710の場合、開口714は、プリズムアセンブリ738が、フレキシブル基板の平面における広帯域画像を直交偏光の2つの広帯域画像に分裂させる効果を有するため、そうでない場合よりも2倍長く、2つの画像は、端から端まで、又は隣り合って配置される。
したがって、光源710は、延びた開口714で、フレキシブル基板の平面において2つの広帯域画像を生成し、2つの画像は、空間的に分離され、直交偏光である。通常の統合ロッドが、開口に全ての光を収集するように開口に配置される場合、2つの画像からの光が統合ロッドで混合されるため、別々に偏光した画像の生成に費やされる労力は無くなり、統合ロッドの出力面を出る出力光717dは、非偏光である。代わりに、発明者らは、開口714に半波長リターダー要素を配置することを提案し、ここで、そのリターダー要素は、開口の半分のみを埋めるようにサイズ決定され、またそのリターダー要素は、隣接した画像の偏光状態と一致するように、1つの画像の偏光状態を直交偏光に変化させるように配置及び配向される。このようにして、単一偏光状態の広帯域光は、開口714全体を埋めるように作製され得る。かかるリターダー要素が適切な位置にあると、統合ロッド740は、ロッド740の入力面に入る光の全てが同一の偏光状態になるように、リターダー要素の出力において開口714に挿入され得る。ロッド740が適切に設計される場合、例えば、それが円形の形状よりもむしろ正方形又は矩形の断面形状を有する場合、この偏光状態は、光源710の出力光717dが広帯域及び偏光の両方になるように、実質的に保持されてもよい。(正方形又は矩形の形状の統合ロッドでさえ、スキュー光線の効果により光の偏光を解消する可能性がある。これらのスキュー光線の偏光解消効果は、統合ロッドの長さを可能な限り短く保つことによって最小限に抑えられ得る。)この注意を念頭に置いて、統合ロッド540と関連して考察する他の設計態様は、統合ロッド740に同様に適用されると考えられるべきである。
半波長リターダーは、リターダープレートに対して一般的に使用される石英又は他の材料から作製されてもよい。好ましくは、リターダーは、アクロマート又はアポクロマートであり、また好ましくは、それは、広い受け入れ角度範囲を有する。好適な広角リターダーの一例は、石英及びサファイアから作製されるものである。リターダーの側面は、リターダーの側壁に入射する光を反射するように金属化されてもよい。側面はまた、任意の光を鏡面的に反射するように研磨されてもよい。
偏光分離プリズムアセンブリに関して、上記のように、ウォラストンプリズム、セナルモンプリズム、ニコルプリズム、ロションプリズム、ノマルスキープリズム等が使用されてもよい。単一の複屈折プリズム、及びプリズムの組み合わせが使用されてもよい。ウォラストンプリズム等の複屈折プリズムは、方解石若しくは別の複屈折鉱物を使用した従来の手段によって作製されてもよく、又は複屈折ポリマー若しくは液晶から作製されてもよい。1つの特定の実施形態において、好適な設計は、一軸配向したポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、又は別の複屈折ポリマーからプリズムを作製することである。2つ以上の複屈折材料の組み合わせが、プリズムの分散を低減するために使用されてもよい。場合によっては、個々の複屈折プリズムはそれぞれが、複屈折材料の単一シートから作製されてもよく、又はそれらは、複屈折材料の層若しくはフィルムの接合された積み重ねから作製されてもよい。接着層は、使用される場合、好ましくは非常に薄く、典型的には、複屈折層の厚さの5分の1以下である。
図8は、広帯域光源の主要部分を形成し得る構成要素810の概略平面図である。構成要素810は、図1及び3のものと多くの態様において同様であるが、図7と関連して記載するような偏光光源で使用可能となるように修正されている。図7のものと一致するデカルトx−y−z座標系も示される。構成要素810は、3つのLED 816a、816b、816cが上部に実装されるフレキシブル基板812を含む。フレキシブル基板812は、望ましくは、x−y平面に概ね平行に延在し、好ましくは、可撓性、下層の放熱板に対するより大きい熱伝導、及び空間の節約のために直交方向(z軸)に沿って比較的薄い。概して薄いが、フレキシブル基板812は、隣接又は周辺領域812bと比較して空洞領域812aでより薄くなるように、本明細書の別の部分に記載されるように成型、エッチング、ないしは別の方法で形状決定され、これらの領域は、任意に、遷移領域812cによって分離される。厚さの減少は、周辺領域に対して空洞領域で更により大きい熱伝導を提供するが、望ましくは、フレキシブル基板の一部を成す誘電体層の厚さの減少と関連付けられる。例示的な基板の誘電体層及び他の設計詳細は、本明細書の別の部分でより詳細に説明される。
開口814もまた、フレキシブル基板812に形成される。開口814が、第1の開口部分814a、及び好ましくは部分814aに隣接する第2の開口部分814bを形成するように、x方向に沿って延びることを除いては、上記の開口の設計詳細は、開口814に同様に適用できる。部分814a、bはそれぞれ、LED 816a〜cのいずれかの寸法及び形状と同様の寸法及び外形を有してもよい。したがって、LEDが正方形の外部輪郭を有する場合、部分814a、bもまた、正方形であってもよく、開口814は、1:2の縦横比を有する矩形であってもよい。
LED 816a〜cは、開口814に比較的近接するように配置されるが、開口に対して異なる中心間距離を有する。具体的には、LED 816bに対する中心間距離は、LED 816a、816cの中心間距離よりも小さい。しかしながら、各LEDと開口の中心間距離は、やはり好ましくは、所与のLEDの幅の3倍以下、又はLEDの幅の2倍以下になるように調整される。本明細書の別の部分に考察されるLEDの設計詳細は、LED 816a〜cに同様に適用できる。
フレキシブル基板812は、導電性パターン化トレース818a、818b、818cが提供され、それらは、銅等の金属又は他の好適な材料を含んでもよい。トレース818a、818b、818cは、ワイヤボンド又は他の好適な構造で、それぞれのLED 816a、816b、816cに電気的に接続されてもよい。トレースの他の端部は、広帯域光源の所望の全出力及び色バランスを提供するために、適量でLEDを励起するように、好適な電力供給装置に接続されてもよい。
図9aは、図7の広帯域偏光光源を含む広帯域光源の主要部分を形成し得る構成要素910の概略側面又は断面図である。構成要素は、図7及び8を含む、本明細書の他の図面と一致して配向されるデカルトx−y−z座標系上で示される。図9aは、図6と関連して示されかつ考察される設計詳細と同様のフレキシブル基板の設計詳細を示す。
構成要素910は、3つのLED 916a、916b、916cが上部に実装されるフレキシブル基板912を含む。LED 916a〜cは、好ましくは、フレキシブル基板に形成される開口914に比較的近くなるように配置され、図8に示される配置を含む任意の好適な方法で、開口と共にフレキシブル基板に配置されてもよい。各LEDと開口の中心間距離は、好ましくは、所与のLEDの幅の3倍以下、又はLEDの幅の2倍以下になるように調整される。本明細書の別の部分に考察されるLEDの設計詳細は、LED 916a〜cに同様に適用される。
フレキシブル基板912は、望ましくは、x−y平面に概ね平行に延在し、好ましくは、可撓性、下層の放熱板に対するより大きい熱伝導、及び空間の節約のために直交方向(z軸)に沿って比較的薄い。概して薄いが、フレキシブル基板912は、隣接又は周辺領域912bと比較して空洞領域912aでより薄くなるように、本明細書の別の部分に記載されるように成型、エッチング、ないしは別の方法で形状決定され、これらの領域は、傾斜遷移領域によって分離されるように示される。厚さの減少は、周辺領域に対して空洞領域で更により大きい熱伝導を提供するが、望ましくは、フレキシブル基板の一部を成す誘電体層944の厚さの減少と関連付けられる。図中、誘電体層944は、周辺領域912bで厚さT1を、かつ空洞領域912aでより小さい厚さT2を有するように示される。誘電体層944の上には導電層942が配置され、それは、LEDに電力を供給するために所望に応じてパターン化されてもよい。熱伝導層946は、層942と比較して、誘電体層の反対の主表面上に配置される。場合によっては、層942、946は、例えば、銅等の同一の材料から成ってもよいが、他の場合、異なる材料が使用されてもよい。誘電体層の設計詳細、T1及びT2を伴う好ましい関係、並びに導電層及び熱伝導層の設計詳細を含む、図6と関連して考察されるフレキシブル基板の設計詳細は、図9aの実施形態に同様に適用できる。
開口914は、開口714及び814が、プリズムアセンブリ738等の偏光分離デバイスによって生成される反対偏光の隣り合った又は端から端までの画像に適応するように、x方向に沿って延びるのと同一の方法で、x方向に沿って延びる。これらの偏光した画像のうちの1つは、開口914の半分を占め、反対方向に偏光した画像は、開口の残りの半分を占める。図9aにおいて、半波長光学リターダー941は、開口914に配置されるように示され、リターダー941は、偏光した画像のうちの1つに対応する開口の半分を占める。リターダー941は、リターダー941によって占められていない開口914の部分に配置される隣接画像の偏光状態と一致するように、画像の偏光状態を直交偏光に変化させるように配向される。図8の平面図を参照すると、リターダー941は、開口部分814aのみを占めてもよい。
任意の統合ロッド940は、リターダー941の出力において開口914内へ挿入されるように示される。その構成において、ロッド940の入力面は、LEDの全てからの広帯域光を受容し、光は、ロッド940の全入力面にわたって実質的に単一の偏光状態を有する。統合ロッド940は、好ましくは、偏光状態を維持するように、本明細書の別の部分に考察されるように設計され、そのため、統合ロッド940の出力面が、広帯域であるだけでなく、偏光されてもいる光源に対する出力光を提供する。統合ロッド940の代替として、開口914からの出力光は、別の光学系に直接連結してもよく、それらの間に統合ロッドを有しない。別の代替において、フライアイインテグレータが開口914に挿入されてもよく、又は開口から離れた特定の距離を置いてもよい。フライアイインテグレータは、それらが低複屈折材料から作製される場合、光学偏光を維持することができる。
図9bは、図7の広帯域偏光光源を含む広帯域光源の主要部分を形成し得る構成要素910’の概略側面又は断面図である。構成要素910’は、図9aの構成要素910と多くの点で同様であり、同様の要素は、同様の参照番号を有し、かかる要素は、不必要な重複を避けるために更なる説明を必要としない。
構成要素910’は、主に、フレキシブル基板912’の誘電体層944’が誘電体層を完全に通る穴又は「ビア」を有するという理由で、構成要素910とは異なる。したがって、誘電体層944’のどの部分も空洞領域912a’にとどまらず、その領域の誘電体層の厚さ(図9aのT2を参照)は、ゼロと考えられ得る。周辺領域912b’の誘電体層944の厚さは、T1’であり、それは、図9aの厚さT1と同一又は同様であってもよい。開口914’は、フレキシブル基板912’を通って延在するが、図9aの開口914と同一又は同様であってもよい。
誘電体層944’の上には、導電層942’が配置され、それは、図9aの層942と同一又は同様であってもよい。熱伝導層946’が、層942’と比較して、誘電体層の反対の主表面上に配置され、この熱伝導層は、図9aの層946と同一又は同様であってもよい。層942’、946’のうちの一方又は両方は、空洞領域912a’に誘電体層944’が存在しないことを考慮して、その領域においてLEDに対する物理的支持体を提供するように構成される。
穴が空洞領域において誘電体層を完全に通って延在するという、構成要素910’を特徴付ける特性はまた、図6と関連して考察される構成要素610を含む、本明細書に考察される他の実施形態に適用され得る。したがって、例えば、構成要素910が構成要素910’を生成するために修正され得るのと同様に、図6の構成要素610もまた、対応する構成要素を生成するために修正され得、ここで、誘電体層は、T2=0となるように、空洞領域においてそれを完全に通って延在する穴又は「ビア」を有する。
偏光LED色結合器を含むLED色結合器の更なる設計詳細、及び他の関連する設計情報は、本願と同日に出願された同一出願人による米国特許出願第61/428,032号で見ることができ、それは参照により本明細書に組み込まれる。
ここで、図10、10a、10b、10c、及び10dと関連して、統合ロッドがフレキシブル基板の開口に提供されるが、ロッドが、エタンデュの減少及び/又は他の有利な設計特性を提供するように、光源の光軸に対して傾斜している光源設計をより詳細に説明する。
図10において、LED 1016bからの光がレンズLによって平行にされ、ミラーMによって開口1014上の点に反射される、照明システム1010が見られる。光線1052a、1053a、1054aは、LEDによって放射される光線を表す。光線1052aは、レンズLにおいて瞳孔中央を通過するため、主光線と考えられ得る。光線1052aは、光線1052bを生成するためにレンズLによって実質的に偏位されず、それは、好適に配向されたミラーMによって、光線1052cとして反射され、光線1052cは、次いで、レンズLによって開口1014内へと偏位される。参照番号1050は、システム1010及びレンズLの光軸を特定する。
図10aにおいて、LED 1016b及び開口1014付近のシステム1010の部分の拡大図が見られる。図10からの光線1052dは、光軸1050に対して角度θを成すように示される。その光線、及びLED 1016bから生じ、ミラーMによって反射され、かつレンズLによって収束された他の光線は、統合ロッド1040aが配置される開口1014に入る。具体的には、開口1014を実質的に埋め、平面図において開口と同一の形状(例えば、正方形)を有する統合ロッドの入力面1040a1は、開口内に入る光を受容する。この場合、統合ロッド1040aは、ロッドの光軸1054がシステムの光軸1050と平行(かつ一致)するように、フレキシブル基板1012に垂直に配向される。光は、ロッド1040aを通って伝搬し、出力面1040a2を通ってロッドを出る。LED 1016bからの光は、2つのローブにおいて面1040を出て、一方は、光線1052eを中心とし、他方は、光線1052fを中心とする。光線1052e及び1052fはそれぞれ、統合ロッドの光軸1054に対して角度θで配向される。フレキシブル基板1012は単に概略的に示されるが、好ましくは、本明細書に考察される他のフレキシブル基板の設計特性を有することに留意されたい。
図10bは、図10aに示される同一の領域を示すが、ここで、統合ロッド1040aは、システム光軸1050に対して傾斜している代替のロッド1040bに置き換えられている。フレキシブル基板1012’及びその開口1014’は、図10aの対応する要素1012、1014と同一であってもよく、又は開口1014’は、傾斜ロッド1040bによりよく適応するようにわずかに変更されてもよい(例えば、傾斜側壁によって囲まれる)。ロッド1040bは、光軸1054’に沿って延在し、それは、ここではもはや軸1050に平行ではないが、それに対してある角度、例えば、約θの角度で配向される。ロッド1040bの入力面1040b1は、所望に応じて、軸1054’に対して垂直になるよりもむしろ軸1050に対して垂直(かつフレキシブル基板1012’に対して平行)になるように配向されてもよい。あるいは、入力面は、光軸1054’に対して垂直になるように配向されてもよく、又は軸1054’に対しても、軸1050に対しても垂直ではない中間位置にあってもよい。いずれの場合においても、光線1052d、及びLED 1016bから生じ、ミラーMによって反射され、かつレンズLによって収束された他の光線は、統合ロッド1040bが配置される開口1014’に入る。開口1014’を実質的に埋め、平面図において開口と同一の形状(例えば、正方形)を有する、統合ロッドの入力面1040b1は、開口内に入る光を受容する。この場合、LED 1016bからの光は、ロッド1040bを通って伝搬し、出力面1040b2を通ってロッドを出て、それは、ロッド光軸1054’に対して垂直に配向されてもよく、したがって、入力面1040b1に対して非平行又は傾斜してもよい。
光軸1050に対して統合ロッドを傾斜した結果として、LED 1016からの光は、単一ローブ1052gにおいて、又は主方向が図10aに示す出力ローブ1052e、1052fよりもはるかに小さい角度によって、相互から角度を成して分離される2つのローブにおいて、出力面1040b2を出てもよい。角度分離のこの減少は、特に、LED源の全てからの出力光が同一又は同様の方向に沿って統合ロッドを出るように、照明システム1010のLEDの全てがフレキシブル基板に配置される場合、照明システムのエタンデュを減少させるのに(かつ白色度を増加させるのに)役立つ。かかる状況は、図8又は10cで示されるように、LEDが開口に対して非対称的に配置される時に生じ得る。ここで、例えば、緑色の光を放射してもよいLED 1016bは、例えば、赤色及び青色の光をそれぞれ放射してもよいLED 1016a、1016bと組み合わされ、LED 1016a、1016b、1016cは、開口の周囲で対称的に配置されるよりもむしろ、開口1014’の片側で1列に配置される。統合ロッドの入力面1040b1は、開口1014’を実質的に埋めるように見える。傾斜の結果として、ロッド1040bは、図10a等の非傾斜ロッドの断面積よりも小さい断面積を有し得る(ロッドの光軸に垂直の平面で測定される場合)。断面積の減少は、図10bの平面に垂直の横断寸法D1と比較して、図10bの平面における横断寸法D2がより小さいことの結果であり、得られた矩形の形状は、図10dに示される。参考のために、入力面1040b1(図10cを参照)は、正方形の平面図形状を有してもよく、正方形の各辺の長さは、D1であり、LED 1016a〜cもまた、同一の正方形の形状を有する。ロッドの断面積の減少はまた、照明システムのエタンデュの減少(及び白色度の増加)に寄与し得る。
特記しない限り、本明細書及び「特許請求の範囲」で使用されている量、性質の測定などを表現する全ての数は、用語「約」により改変されていると理解されるべきである。したがって、反することが示されない限り、本明細書及び「特許請求の範囲」に記載の数値的パラメータは、本発明の教示を利用して当業者により得ることが求められる所望の性質に応じて変化する近似値である。均等論を特許請求の範囲の範疇に適用することを制限しようとする試みとしてではなく、各数値パラメータは少なくとも、記録された有効数字の桁数を考慮して、及び通常の四捨五入を適用することによって解釈されるべきである。本発明の広範な範囲を示す数値範囲及びパラメータは近似であるにも拘わらず、いかなる数値も本明細書で述べられる具体的な例で示される程度に、これらは妥当に可能な限り精確に報告される。しかしながら、いかなる数値も試験又は測定の限界に関連する誤差を含み得る。
本発明の様々な修正及び変更は、本発明の範囲及び趣旨から逸脱せずに当該技術分野の当業者に明らかとであり、本発明は、ここに記載された例示的な実施形態に限定されないことが理解されるべきである。例えば、1つの開示実施形態の特徴は、別に記載のない限り、他の開示実施形態全てにも適用され得ることを、読者は推定すべきである。また、本明細書において参照された全ての米国特許、公開特許出願、並びに他の特許及び非特許文書は、それらが上述の開示に矛盾しない範囲において、参照によって全てが組み込まれることが理解されるべきである。

Claims (10)

  1. 開口を有するフレキシブル基板と、
    前記フレキシブル基板上に配置された第1及び第2のLEDであって、それぞれが異なる第1及び第2のピーク波長で発光するように構成された、第1及び第2のLEDと、
    前記第1及び第2のLEDからの光を前記開口内へ反射するように配向された複数のミラーであって、少なくとも1つの二色性ミラーを含む、複数のミラーと、を備え、
    前記フレキシブル基板が、空洞領域と、該空洞領域よりも厚い隣接した周辺領域とを有する誘電体層を含み、
    前記開口、前記第1のLED、及び前記第2のLEDが全て、単一の前記空洞領域に配置される、光源。
  2. 前記フレキシブル基板上に配置された第3のLEDであって、前記第1及び第2のピーク波長とは異なる第3のピーク波長で発光するように構成された、第3のLEDを更に備え、
    前記複数のミラーが同様に、前記第3のLEDからの光を前記開口内へ反射するように配向され、前記開口内へ反射される前記第1、第2、及び第3のLEDからの前記光が結合して、前記光源の白色光出力を形成する、請求項1に記載の光源。
  3. 前記第1、第2、及び第3のLEDからの光を平行にするように構成されたコリメーション光学系を更に備え、
    前記複数のミラーが、前記第1、第2、及び第3のLEDからの平行にされた前記光を反射して、前記コリメーション光学系に戻すように配向され、
    前記複数のミラーが、前記コリメーション光学系と共同して、前記第1、第2、及び第3のLEDからの光を前記開口を通過するように方向付ける、請求項1に記載の光源。
  4. 前記第1、第2、及び第3のLEDがそれぞれ、赤色、緑色、及び青色の光を放射する、請求項2に記載の光源。
  5. 前記複数のミラーが、前記第1のピーク波長で光を反射し前記第2のピーク波長で光を透過するように構成された第1の二色性ミラーを含む、請求項1に記載の光源。
  6. 前記複数のミラーが、前記第1のピーク波長で光を反射し前記第2及び第3のピーク波長で光を透過するように構成された第1の二色性ミラーを含み、前記複数のミラーが、前記第2のピーク波長で光を反射し前記第3のピーク波長で光を透過するように構成された第2の二色性ミラーを含む、請求項2に記載の光源。
  7. 前記誘電体層が、前記空洞領域から前記周辺領域に延在する、請求項1に記載の光源。
  8. 前記フレキシブル基板が、前記誘電体層上に配置された導電性材料を更に備え、前記導電性材料が、前記誘電体層の第1の側面上に配置され、前記フレキシブル基板が、前記誘電体層の前記第1の側とは反対側の第2の側面上に配置された熱伝導層を更に備える、請求項7に記載の光源。
  9. 前記第1及び第2のLEDからの反射された前記光を受容するように前記開口に連結された統合ロッドを更に備える、請求項1に記載の光源。
  10. 前記第1及び第2のLEDがそれぞれ、第1及び第2のLED幅を有し、前記開口と前記第1のLEDの中心間距離が、前記第1のLED幅の3倍以下であり、前記開口と前記第2のLEDの中心間距離が、前記第2のLED幅の3倍以下である、請求項1に記載の光源。
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