JP6108613B2 - 誘導加熱装置及び熱処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、高周波焼入装置等の金属熱処理用の誘導加熱装置に関するものである。また本発明は、高周波焼き入れ等の鋼製ワーク(以下 単にワークと略称する場合がある)を熱処理する方法に関するものである。
鋼材を熱処理する方策の一つとして高周波焼入れが知られている。高周波焼入れは、短時間で焼入処理が可能であり、且つ、表面側だけを焼き入れ硬化させることができることから、機械部品の焼き入れに広く活用されている。
高周波焼入装置(誘導加熱装置)100は、図6の様に高周波発振器2(交流商用電源を含む)やコンデンサ3等からなる電源部5と、変成器6と、誘導加熱コイル8等によって構成されている。そしてこれらの間が導電部材10,11で配線され、電源部5で作られた高周波電流が、変成器6で変圧されて誘導加熱コイル8に供給される。
図6に示す高周波焼入装置(誘導加熱装置)100は、一つの電源部5と、一つの変成器6、一つの誘導加熱コイル8が組み合わされたものである。
特開2011−233339号公報 特開2011−58059号公報
丸棒状やレール状のワークの様に、形状が単純なワークは、高周波焼き入れに適している。しかしながら、機械部品や機械製品の形状はまちまちであり、複雑な形状のワークや、肉厚の薄いワーク、面積が広いワークも多い。
この様なワークは、一般的に高周波焼き入れには適さない。特に、幅や高さが一定でなく、凹凸や開口を有するワークは、高周波焼き入れを行い難い。
即ち、複雑な構造のワークを高周波焼き入れするためには、ワークの形状に合致した構造の誘導加熱コイルを製作し、この誘導加熱コイルをワークに近接して行う必要がある。
しかしながら、誘導加熱コイルは、一般にコイルを構成する導体が直列的に接続されたものである。即ち誘導加熱コイルは、コイルを構成する導体が一筆書きのごとくに、直列に繋がっている。そのため複雑なワークに合致する形状の誘導加熱コイルは、導体が入り組み、実質的に作ることができない。
また厚さに変化があったり、凹凸がある場合には、目的の部位を適度に昇温させることが難しい。
即ち厚さの薄い部位は、誘導加熱によって急激に昇温する。これに対して厚さの厚い部位は、比較的温度上昇が緩やかとなる。
即ち誘導加熱コイルは、前記した様にコイルを構成する導体が直列的に接続されたものであるから、コイルのいずれの部位も、流れる電流値は同一である。そのためコイルのいずれの部位も、ワークに与える温度上昇効果が同一であり、薄い部位は急激に昇温し、厚さの厚い部位は所望の温度まで上昇しにくい。
また高周波焼き入れにおいては、誘導加熱コイルとワークとの距離が重要であり、誘導加熱コイルとワークとの距離が近いと、ワークの発熱量が多く、誘導加熱コイルがワークから離れると、ワークの発熱量が減少する。
この問題を解決する方法として、複数の誘導加熱コイルを準備し、電源部5に対して複数の誘導加熱コイルを並列接続することが考えられる。そして並列接続された複数の誘導加熱コイルをワークの熱処理すべき部位に近づけて配置し、電源部5から各誘導加熱コイルに高周波電流を供給してワークの各部を個別に昇温させる。
しかしながらこの方策は、各誘導加熱コイルに対する電流の分配が困難であるという問題がある。
即ち、誘導加熱コイルをワークの各部に近接して配置し、誘導加熱を行うには、各誘導加熱コイルに適量の電流を通電する必要がある。しかしながら、各誘導加熱コイルに供給される電流を調節することは困難である。
例えば、理論的には、各誘導加熱コイルに可変抵抗を取り付け、抵抗値を変えることによってコイルに適量の電流を通電することができる。しかしながら、高周波焼き入れを行うには、各誘導加熱コイルに大電流を通電する必要があるから、可変抵抗が過度に発熱してしまう。そのため可変抵抗によって電流を調節することは困難である。
そこで本発明は、複雑な形状のワークや、肉厚の薄いワーク、面積が広いワークであっても所望の位置を適度に昇温することができる誘導加熱装置を開発することを課題とするものである。
また併せて、本発明は、複雑な形状のワークや、肉厚の薄いワーク、面積が広いワークであっても誘導加熱によって加熱することができる熱処理方法を提案するものである。
上記した課題を解決するための請求項1に記載の発明は、鋼製ワークに近接して前記鋼製ワークに誘導電流を発生させる誘導加熱コイルを有し、鋼製ワークに発生した誘導電流によって鋼製ワーク自身を発熱させて鋼製ワークに熱処理を施す誘導加熱装置において、一つの鋼製ワークを加熱する複数の誘導加熱コイルを有し、一部又は全部の誘導加熱コイルは、前記鋼製ワークに近接して実質的に鋼製ワークの発熱に寄与する実動部と、実動部を含む誘導加熱コイルの通電距離を変更する通電距離調節部を有し、前記複数の誘導加熱コイルは電気的に並列接続され、複数の誘導加熱コイルに流れる電流を前記通電距離調節部によって調節することが可能であり、前記通電距離調節部は、複数の導体と、前記複数の導体と同時に接触して前記複数の導体を短絡させる短絡部材とを有し、複数の導体の間には空間があり、短絡部材は、前記複数の導体との接触位置を変更可能であり、前記通電距離調節部と前記実動部とが平面視して重なる様に近接した位置関係に配置されていることを特徴とする誘導加熱装置である。
本発明の誘導加熱装置は、複数の誘導加熱コイルを備えている。そのため、各誘導加熱コイルをワークの適所に近接することができる。
また本発明の誘導加熱装置では、複数の誘導加熱コイルが並列に接続されているが、一部又は全部の誘導加熱コイルは、実動部を含む誘導加熱コイルの通電距離を変更する通電距離調節部を有している。
そのため通電距離調節部を調節することにより、実動部を含む誘導加熱コイルの通電距離が変わり、コイルのインピーダンスが変わる。その結果、コイルに流れる電流を所望の値に変更することができる。
請求項2に記載の発明は、二つの誘導加熱コイルを有し、前記二つの誘導加熱コイルにはそれぞれ一個ずつ実動部があり、一方の誘導加熱コイルにのみ前記通電距離調節部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱装置である。
通電距離調節部は、複数の導体と、前記複数の導体と同時に接触して前記複数の導体を短絡させる短絡部材とを有し、短絡部材は、前記複数の導体との接触位置を変更可能であり、一又は一群の導体の一部と、他の一又は一群の導体の一部が、実動部に対して直列に接続され、実動部と、一又は一群の導体と、短絡部材と、他の一又は一群の導体とが直列に接続されることとなることが望ましい。
請求項1に記載の発明の誘導加熱装置では、短絡部材を移動させることによって通電距離を変更し、インピーダンスを変えることができる。
請求項3に記載の発明は、二つの誘導加熱コイルを有し、前記通電距離調節部は前記二つの誘導加熱コイルの実動部と平面視して重なる様に近接した位置に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の誘導加熱装置である。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の誘導加熱装置を使用して鋼製ワークを熱処理する熱処理方法において、鋼製ワークの所定の位置に一つの誘導加熱コイルの実動部を近接させ、鋼製ワークの他の位置に他の一つの誘導加熱コイルの実動部を近接させ、前記鋼製ワークの複数の箇所を同時に発熱させることを特徴とする熱処理方法である。
本発明によると、形が複雑であったり、厚さが不均一なワークであっても、誘導加熱による熱処理を施すことができる。
本発明によると、形が複雑であったり、厚さが不均一なワークであっても、誘導加熱による熱処理を施すことができる。
本発明の実施形態の誘導加熱装置の概念図である。 鋼製ワークの斜視図である。 本発明の実施形態の誘導加熱装置の斜視図である。 図3の誘導加熱装置の分解斜視図である。 図3の誘導加熱装置の通電距離調節部の分解斜視図である。 従来技術の誘導加熱装置の概念図である。
以下さらに本発明の実施形態について説明する。
本実施形態の誘導加熱装置1は、図1の様に高周波発振器2(交流商用電源を含む)やコンデンサ3等からなる電源部5と、変成器6と、第一誘導加熱コイル20と第二誘導加熱コイル21等によって構成されている。
本実施形態では、第一誘導加熱コイル20と第二誘導加熱コイル21は、並列に接続されている。即ち、第一誘導加熱コイル20は、接続端子A,Bを有し、第二誘導加熱コイル21は、接続端子a,bを有している。
また変成器6は、出力端子C,Dを有している。そして変成器6は、出力端子Cが、第一誘導加熱コイル20の接続端子Aと、第二誘導加熱コイル21の接続端子aに接続されている。
またそして変成器6の出力端子Dが、第一誘導加熱コイル20の接続端子Bと、第二誘導加熱コイル21の接続端子bに接続されている。
第一誘導加熱コイル20と第二誘導加熱コイル21は、ワーク23に近接して実質的にワークの発熱に寄与する実動部25,26を有し、これら実動部25,26が、ワーク23の異なる部位に近接してワーク23の各部を発熱させる。
また本実施形態の誘導加熱装置1では、第二誘導加熱コイル21に通電距離調節部30が設けられている。
通電距離調節部30は、二列の導体31,32と、短絡部材33によって構成されている。
そして一方の導体31の一端側は、第二誘導加熱コイル21の実動部26と連通している。導体31の他端側は、自由端である。
また他方の導体32の一端側は、第二誘導加熱コイル21の接続端子bと連通している。導体32の他端側は、自由端である。
二列の導体31,32自体は、直接接触していない。
短絡部材33は、二列の導体31,32の双方と接触し、二列の導体31,32を電気的に接続するものである。また短絡部材33は、二列の導体31,32に対して接触しつつ摺動可能である。
従って、第二誘導加熱コイル21の接続端子a、実動部26、導体31、短絡部材33、導体32及び接続端子bは、直列接続状態となる。
本実施形態の誘導加熱装置1では、通電距離調節部30が第二誘導加熱コイル21の導電経路の一部を構成している。また本実施形態の誘導加熱装置1では、短絡部材33は、二列の導体31,32に対して接触しつつ摺動可能である。従って短絡部材33を移動させると、導体31,32と短絡部材33との接触位置が変わり、導体31,32における導電経路の一部として寄与する部分の長さが変わる。
そのため第二誘導加熱コイル21のインダクタンスが変わる。その結果、高周波電流を通電した際のインピーダンスが変わり、第二誘導加熱コイル21に流れる電流値が変わる。
本実施形態の誘導加熱装置1では、ワーク23を量産的に熱処理する前に、短絡部材33の適正位置を決める。即ち量産に先立って、ワーク23のサンプルを試験的に焼き入れし、その際に、サンプルごとに、短絡部材33の位置を変える。そして最も適切な位置を求める。以後の量産は、当該位置に短絡部材33を固定して行う。
次に、より実用に近い実施形態を第二実施形態として説明する。
図2は、高周波焼き入れを実施する鋼製のワーク40を図示している。
ワーク40は、平面形状があたかもブーメランの如くに湾曲している。また中央と両端の近傍に開口41,42,43がある。さらに中央に溝45がある。
本第二実施形態の誘導加熱装置48においても、第一誘導加熱コイル50と第二誘導加熱コイル51を有している。
第一誘導加熱コイル50は、ワンターンコイルであり、実動部53の平面形状は、図3の様に湾曲している。第一誘導加熱コイル50は、接続端子A,Bを有している。
なお本実施形態では、第一誘導加熱コイル50の実動部53は、図3の様にワーク40の上面側であって、外側の曲面80に近い部位に配される。
第二誘導加熱コイル51についてもワンターンコイルであり、実動部55の平面形状は、図4の様に湾曲している。第二誘導加熱コイル51は、接続端子a,bを有している。
なお本実施形態では、第二誘導加熱コイル51の実動部55は、図3の様にワーク40の上面側であって、内側の曲面81に近い部位に配される。
また本実施形態の誘導加熱装置48では、第二誘導加熱コイル51に通電距離調節部60が設けられている。
通電距離調節部60は、二列の導体61,62と、短絡部材63及びスペーサ65によって構成されている。
導体61,62は、いずれも断面形状が長方形のバーである。即ち導体61,62は、いずれも短冊状である。導体61,62には、中央に長手方向に延びるスリット66,67が設けられている。
短絡部材63は、銅等の導電性の高い素材で作られたものであり、断面形状が長方形のブロックである。短絡部材63には貫通孔68(図5)が設けられている。
スペーサ65は、絶縁体のブロックである。
通電距離調節部60は、二列の導体61,62が対向して配され、両者の端部にスペーサ65が介在されている。従って、二列の導体61,62は、平行に配され、両者の間に空間がある。
そして当該空間に短絡部材63が摺動可能に配されている。そして導体61,62のスリット66,67及び短絡部材63の貫通孔68にボルト・ナット70が挿通されている。
前記した通電距離調節部60の一方の導体62の端部(スペーサ65が無い側)は、第二誘導加熱コイル51の実動部55と連通している。
また他方の導体61の端部(スペーサ65が無い側)には、接続端子bが設けられている。なお接続端子bは、第二誘導加熱コイル51全体の端子として機能する。
本実施形態においても、第二誘導加熱コイル51の接続端子a、実動部55、導体62、短絡部材63、導体61及び接続端子bは、直列接続状態となる。
そして先の実施形態と同様に、出力端子Cが、第一誘導加熱コイル50の接続端子Aと、第二誘導加熱コイル51の接続端子aに接続されている。
またそして変成器6の出力端子Dが、第一誘導加熱コイル50の接続端子Bと、第二誘導加熱コイル51の接続端子bに接続されている。
本第二実施形態の誘導加熱装置48についても、短絡部材63は、二列の導体61,62に対して接触しつつ摺動可能である。従ってボルト・ナット70を緩めて、短絡部材63を移動させると、導体61,62と短絡部材63との接触位置が変わる。またボルト・ナット70を締めつけると、二列の導体61,62の間が短絡部材63を介して締めつけられ、抵抗が下がって導通が確保される。
本第二実施形態の誘導加熱装置48についても、短絡部材63を移動させることによって第二誘導加熱コイル51のインダクタンスが変わる。その結果、高周波電流を通電した際のインピーダンスが変わり、第二誘導加熱コイル51に流れる電流値が変わる。
以上説明した実施形態では、ブーメラン状のワーク40を例にとって説明したが、ワークの形状は任意である。また上記した実施形態では、誘導加熱コイルを2基使用したが、2基以上の誘導加熱コイルを使用してもよい。また上記した実施形態では、一方の誘導加熱コイル21,51にのみ通電距離調節部30,60を設けたが、複数の誘導加熱コイルに通電距離調節部30,60を設けてもよい。
1 誘導加熱装置
2 高周波発振器
5 電源部
6 変成器
20 第一誘導加熱コイル
21 第二誘導加熱コイル
23 ワーク(鋼製ワーク)
25,26 実動部
30 通電距離調節部
31,32 導体
33 短絡部材
40 ワーク
48 誘導加熱装置
50 第一誘導加熱コイル
51 第二誘導加熱コイル
53,55 実動部
60 通電距離調節部
61,62 導体
65 スペーサ
66,67 スリット
A,B 接続端子
a,b 接続端子
C,D 出力端子

Claims (4)

  1. 鋼製ワークに近接して前記鋼製ワークに誘導電流を発生させる誘導加熱コイルを有し、鋼製ワークに発生した誘導電流によって鋼製ワーク自身を発熱させて鋼製ワークに熱処理を施す誘導加熱装置において、
    一つの鋼製ワークを加熱する複数の誘導加熱コイルを有し、一部又は全部の誘導加熱コイルは、前記鋼製ワークに近接して実質的に鋼製ワークの発熱に寄与する実動部と、実動部を含む誘導加熱コイルの通電距離を変更する通電距離調節部を有し、
    前記複数の誘導加熱コイルは電気的に並列接続され、複数の誘導加熱コイルに流れる電流を前記通電距離調節部によって調節することが可能であり、
    前記通電距離調節部は、複数の導体と、前記複数の導体と同時に接触して前記複数の導体を短絡させる短絡部材とを有し、複数の導体の間には空間があり、短絡部材は、前記複数の導体との接触位置を変更可能であり、
    前記通電距離調節部と前記実動部とが平面視して重なる様に近接した位置関係に配置されていることを特徴とする誘導加熱装置。
  2. 二つの誘導加熱コイルを有し、前記二つの誘導加熱コイルにはそれぞれ一個ずつ実動部があり、一方の誘導加熱コイルにのみ前記通電距離調節部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱装置。
  3. 二つの誘導加熱コイルを有し、前記通電距離調節部は前記二つの誘導加熱コイルの実動部と平面視して重なる様に近接した位置に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の誘導加熱装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の誘導加熱装置を使用して鋼製ワークを熱処理する熱処理方法において、鋼製ワークの所定の位置に一つの誘導加熱コイルの実動部を近接させ、鋼製ワークの他の位置に他の一つの誘導加熱コイルの実動部を近接させ、前記鋼製ワークの複数の箇所を同時に発熱させることを特徴とする熱処理方法。
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