JP6107370B2 - 吸気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、吸気装置に関する。
従来、吸気ポートのショートポートを利用する位置と、吸気ポートのロングポートを利用する位置との間で回動する弁体を備えた吸気装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、内燃機関の気筒に接続された吸気ポートと、吸気ポートのショートポートに設けられ、ショートポートを開閉するように回転する弁体とを備えた吸気装置が開示されている。弁体は、閉位置においてショートポートを閉じる閉塞部と、開位置においてショートポートの空気流路の一部を構成する流路部とを備えたロータリーバルブである。ロータリーバルブが開位置にある場合には、吸気ポートのロングポートを流れる空気と、ショートポートを流れる空気とがロングポートとショートポートとの合流部で合流し、共通の下流側の流路を通って気筒に供給される。ロータリーバルブが閉位置にある場合には、ショートポートが閉じられ、ロングポートのみが利用される。これにより、引用文献1の吸気装置は、弁体の開閉により吸気ポートの吸気通路長さを変更することにより、内燃機関の動作状態に応じた吸気効率が得られるように構成されている。
特表2001−519006号公報
上記特許文献1のような従来の吸気装置では、弁体(ショートポート)を開いた場合、ショートポートとロングポートとの合流部においてショートポートからの空気がロングポートを流れる空気とぶつかって流れを阻害するという不都合がある。このため、従来の吸気装置では、ショートポートとロングポートとの合流部において圧力損失が発生してしまうという問題点があり、その結果、更なる吸気効率の向上の妨げとなっている。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、ショートポートとロングポートとの合流部における圧力損失の発生を抑制することが可能な吸気装置を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の第1の局面における吸気装置は、吸気ポートと、吸気ポートの開口を閉じる閉塞部を含み、吸気ポートのショートポートを利用する開位置と、吸気ポートのロングポートを利用する閉位置との間で回動する弁体と、弁体を回動させる駆動源と、弁体のうち閉塞部とは異なる部分、または、弁体の下流側で、かつ、ショートポートとロングポートとの合流部より上流側の位置に少なくとも設けられ、ショートポートを流れる流体の向きをショートポートとロングポートとの合流部の下流側に導く整流板とを備え、整流板の少なくとも下流側部分は、合流部の下流側に傾斜しており、弁体の下流側で、かつ、合流部の上流側におけるショートポートの内周面が下流側に向けて湾曲するように形成されており、整流板の少なくとも下流側部分は、ショートポートの湾曲した内周面に沿って湾曲した形状を有する。なお、「閉塞部」は、たとえばロータリーバルブのように弁体の一部が閉塞部に相当する場合のみならず、バタフライバルブのように弁体全体が閉塞部に相当する場合を含む概念である。
この発明の第1の局面による吸気装置では、上記のように、少なくとも弁体のうち閉塞部とは異なる部分、または、弁体の下流側で、かつ、ショートポートとロングポートとの合流部より上流側の位置に、ショートポートを流れる流体の向きをショートポートとロングポートとの合流部の下流側に導く整流板を設けることによって、ショートポートを流れる流体を整流板によって合流部の下流側に向くように整流して(流れ方向を変化させて)合流させることができるので、ショートポートからの流体の流れがロングポートの流体の流れとぶつかって流れを阻害することを抑制することができる。これにより、ショートポートとロングポートとの合流部における圧力損失の発生を抑制することができる。その結果、吸気装置全体の吸気効率の向上を図ることができる。
また、整流板の少なくとも下流側部分は、合流部の下流側に傾斜している。これにより、合流部の下流側に傾斜した整流板の下流側部分から流体を合流部の下流側に向けて送り出すことができるので、ショートポートを流れる流体を効率的に整流することができる。
また、弁体の下流側で、かつ、合流部の上流側におけるショートポートの内周面が下流側に向けて湾曲するように形成されており、整流板の少なくとも下流側部分は、ショートポートの湾曲した内周面に沿って湾曲した形状を有する。これにより、合流部に向かうショートポートの流体を、ショートポートの湾曲した内周面に沿って流れるように導くことができるので、ロングポートを流れる流体は遠心力によりロングポートの外周側に寄るように分布することから、合流部において外周側に分布するロングポートの流体の流れを阻害することなく、合流部の内周側でショートポートの流体を合流させることができる。これにより、合流部における圧力損失の発生をさらに抑制することができる。
上記第1の局面による吸気装置において、好ましくは、整流板の上流側端部および下流側端部は、それぞれ先細り形状を有する。このように構成すれば、たとえば整流板の端部が厚み一定の矩形状などに形成される場合と比較して、整流板の上流側端部および下流側端部のそれぞれにおいて流体の流れが乱されるのを抑制することができるので、整流板自体が流体の流れ抵抗となるのを効果的に抑制することができる。
上記第1の局面による吸気装置において、好ましくは、整流板は、上流側端部と下流側端部との間の部分の厚みが略一定となるように形成されている。このように構成すれば、整流板の中間部分で厚みが段差状に変化するような場合と異なり、流体の流れが乱されるのを抑制することができるので、整流板自体が流体の流れ抵抗となるのを効果的に抑制することができる。
上記第1の局面による吸気装置において、好ましくは、整流板は、ショートポートの内部を弁体の回動軸の延びる方向に横断するように設けられている。このように構成すれば、ショートポートの流路内の回動軸方向の全幅に渡って整流板を設けることができるので、より多くの流体を下流側方向に向けた状態で合流部へと導くことができる。
この発明の第2の局面における吸気装置は、吸気ポートと、吸気ポートの開口を閉じる閉塞部を含み、吸気ポートのショートポートを利用する開位置と、吸気ポートのロングポートを利用する閉位置との間で回動する弁体と、弁体を回動させる駆動源と、弁体のうち閉塞部とは異なる部分、または、弁体の下流側で、かつ、ショートポートとロングポートとの合流部より上流側の位置に少なくとも設けられ、ショートポートを流れる流体の向きを合流部の下流側に導く整流板とを備え、整流板は、ショートポートとロングポートとの合流部と、弁体との間の位置に固定的に設けられている。
この発明の第2の局面による吸気装置では、上記のように、少なくとも弁体のうち閉塞部とは異なる部分、または、弁体の下流側で、かつ、ショートポートとロングポートとの合流部より上流側の位置に、ショートポートを流れる流体の向きをショートポートとロングポートとの合流部の下流側に導く整流板を設けることによって、ショートポートを流れる流体を整流板によって合流部の下流側に向くように整流して(流れ方向を変化させて)合流させることができるので、ショートポートからの流体の流れがロングポートの流体の流れとぶつかって流れを阻害することを抑制することができる。これにより、ショートポートとロングポートとの合流部における圧力損失の発生を抑制することができる。その結果、吸気装置全体の吸気効率の向上を図ることができる。
また、整流板は、ショートポートとロングポートとの合流部と、弁体との間の位置に固定的に設けられている。これにより、合流部により近い位置に整流板を設けることができるので、流体の向きを変化させた直後の流体を合流部に導入することができるとともに、流体の向きをより下流側方向に沿うように変化させることができる。その結果、合流部における圧力損失の発生をより効果的に抑制することができる。
上記第2の局面による吸気装置において、好ましくは、整流板は、弁体の下流側端部近傍の位置から下流側に延びるように設けられている。このように構成すれば、弁体の下流側端部近傍に配置された整流板によって、弁体を通過した流体を効率よく合流部に導くことができる。
上記第2の局面による吸気装置において、好ましくは、整流板は、下流側端部がロングポート側に部分的に突出するように形成されている。このように構成すれば、合流部において、ショートポートからの流体を、ロングポートからの流れ方向に近づけて合流させることができる。また、上記のようにロングポートを流れる流体はロングポートの外周側に寄るように分布するため、整流板がショートポート側(内周側)からロングポート側に部分的に突出しても、ロングポートの流れをほとんど阻害せずに済む。その結果、ショートポートとロングポートとの合流部における圧力損失の発生をより一層効果的に抑制することができる。
上記目的を達成するために、この発明の第3の局面における吸気装置は、吸気ポートと、吸気ポートの開口を閉じる閉塞部を含み、吸気ポートのショートポートを利用する開位置と、吸気ポートのロングポートを利用する閉位置との間で回動する弁体と、弁体を回動させる駆動源と、弁体のうち閉塞部とは異なる部分、または、弁体の下流側で、かつ、ショートポートとロングポートとの合流部より上流側の位置に少なくとも設けられ、ショートポートを流れる流体の向きを合流部の下流側に導く整流板とを備え、弁体は、開位置においてショートポートと接続される流路部と、閉位置において開口を閉じる閉塞部とを含むロータリーバルブであり、整流板は、ロータリーバルブが開位置にあるときにショートポートの延びる方向に沿った向きに配置されるように、ロータリーバルブの流路部内に設けられており、整流板は、流路部の内部において、流路部の下流側の位置に配置されている。
この発明の第3の局面による吸気装置では、上記のように、少なくとも弁体のうち閉塞部とは異なる部分、または、弁体の下流側で、かつ、ショートポートとロングポートとの合流部より上流側の位置に、ショートポートを流れる流体の向きをショートポートとロングポートとの合流部の下流側に導く整流板を設けることによって、ショートポートを流れる流体を整流板によって合流部の下流側に向くように整流して(流れ方向を変化させて)合流させることができるので、ショートポートからの流体の流れがロングポートの流体の流れとぶつかって流れを阻害することを抑制することができる。これにより、ショートポートとロングポートとの合流部における圧力損失の発生を抑制することができる。その結果、吸気装置全体の吸気効率の向上を図ることができる。
また、弁体は、開位置においてショートポートと接続される流路部と、閉位置において開口を閉じる閉塞部とを含むロータリーバルブであり、整流板は、ロータリーバルブが開位置にあるときにショートポートの延びる方向に沿った向きに配置されるように、ロータリーバルブの流路部内に設けられている。これにより、ロータリーバルブが開位置にあるときには整流板によってショートポートを流れる流体を合流部の下流側に導くことができるので、ショートポートとロングポートとの合流部における圧力損失の発生を抑制することができる。そして、ロータリーバルブが閉位置にあるときには整流板がロータリーバルブ内に収まり、ロングポートの流路上には残らないので、整流板自体が流体の流れの障害となることがない。その結果、整流板による圧力損失の低減を図りながら、整流板自体が流体の流れ抵抗となることを防止することができる。
また、整流板は、流路部の内部において、流路部の下流側の位置に配置されている。これにより、ロータリーバルブの流路部内でより合流部に近い位置に整流板を配置することができるので、流体の向きを変化させた直後の流体を合流部に導入することができるとともに、流体の向きをより下流側方向に沿うように変化させることができる。その結果、合流部における圧力損失の発生をより効果的に抑制することができる。
上記第3の局面による吸気装置構成において、好ましくは、整流板は、ロータリーバルブが開位置にあるときに、流路部内の流路方向中央近傍から流路部の下流側端部近傍に渡って延びるように設けられている。このように構成すれば、整流板が流路部の入口部分(上流側端部)の流路面積を狭めることがないので、流路部内に整流板を設ける構成においても、バルブ内に導入される流体の流量を低下させずに済む。また、バルブ(流路部)内に流入した流体を流路の中央部分で整流することもできる。
なお、本出願では、上記第1〜第3の局面による吸気装置とは別に、以下のような他の構成も考えられる。
(付記項)
すなわち、本出願の他の構成による吸気装置は、吸気ポートと、吸気ポートの開口を閉じる閉塞部を含み、吸気ポートのショートポートを利用する開位置と、吸気ポートのロングポートを利用する閉位置との間で回動する弁体と、弁体を回動させる駆動源とを備え、吸気ポートは、弁体の下流側でショートポートの内周面が下流側に向けて湾曲するように形成され、吸気ポートには、少なくとも弁体のうち閉塞部とは異なる部分、または、弁体の下流側で、かつ、ショートポートとロングポートとの合流部より上流側の位置に、少なくとも下流側部分がショートポートの湾曲した内周面に沿うように湾曲した整流板が設けられている。このように構成すれば、ショートポートから合流部に向かう流体を、整流板によってショートポートの湾曲した内周面に沿って流れるように導くことができるので、ロングポートを流れる流体はロングポートの外周側に寄るように分布することから、合流部において外周側に分布するロングポートの流体の流れを阻害することなく合流部の内周側でショートポートの流体を合流させることができる。これにより、ショートポートとロングポートとの合流部における圧力損失の発生を抑制することができる。その結果、吸気装置全体の吸気効率の向上を図ることができる。
本発明によれば、上記のように、ショートポートとロングポートとの合流部における圧力損失の発生を抑制することができる。
本発明の第1実施形態による吸気装置の構成を示した分解斜視図である。 本発明の第1実施形態による吸気装置の吸気ポートに沿った模式的な断面図である。 図2における弁体および整流板の周辺部分の拡大図である。 本発明の第1実施形態による吸気装置の整流板が形成された本体部分を示した斜視図である。 図4に示した本体部分を第2ポート部の延びる方向に沿ってサージタンク側から見た場合の平面図である。 本発明の第2実施形態による吸気装置の吸気ポートに沿った模式的な断面図である。 図6における弁体および整流板の周辺部分の拡大図である。 本発明の第3実施形態による吸気装置の吸気ポートに沿った模式的な断面図である。 図8における弁体および整流板の周辺部分の拡大図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1〜図5を参照して、本発明の第1実施形態による吸気装置100の構成について説明する。第1実施形態では、自動車用の直列4気筒エンジン(図示せず)に設けられる吸気装置の例について説明する。
吸気装置100は、図1に示すように、サージタンク1と、サージタンク1から分岐して、サージタンク1の下流に配置された4本の吸気ポート2と、4本の吸気ポート2の内部に設けられた吸気制御弁3(図2参照)とを備えている。吸気装置100は、図2に示すように、シリンダヘッド90に接続されることにより、4本の吸気ポート2がシリンダヘッド90を介してエンジンの各気筒とそれぞれ接続されるように構成されている。
吸気装置100は、構造的には、サージタンク1と4本の吸気ポート2とを一体的に含む吸気装置本体101を含んでいる。吸気装置本体101は、樹脂材料からなり、たとえばナイロン6(PA6)からなる。図1に示すように、吸気装置本体101は、複数(3つ)の本体部分4a〜4cを含み、各本体部分4a〜4cがそれぞれ振動溶着により互いに一体的に接合されている。
図1に示すように、サージタンク1には、図示しないエアクリーナおよびスロットルを介して到達する吸気が取入口1aから流入される。4本の吸気ポート2は、横方向に並ぶように配置されている。図2に示すように、4本の吸気ポート2の各々は、吸気経路長の大きいロングポート2aと、吸気経路長の小さいショートポート2bとを含んでいる。具体的には、4本の吸気ポート2の各々は、下流側端部で合流する第1ポート部21および第2ポート部22と、第1ポート部21および第2ポート部22の下流側でシリンダブロック90に接続される出口ポート部23とを含む。第1ポート部21は、サージタンク1から第2ポート部22の外側を迂回するように延びて下流側の出口ポート部23に接続されている。第2ポート部22は、サージタンク1と出口ポート部23とを吸気制御弁3を介して接続するように設けられている。そして、第1ポート部21および出口ポート部23によりロングポート2aが構成され、第2ポート部22および出口ポート部23によりショートポート2bが構成されている。
ロングポート2aとショートポート2bとは、第1ポート部21および第2ポート部22の下流側端部の合流部24において合流し、下流側の出口ポート部23を共有している。ロングポート2aとショートポート2bとは、互いに異なる方向に延びているため、合流部24において、概ね角度α(図3参照)で交わる。ここで、合流部24は、ロングポート2aおよびショートポート2bの流路(吸気流通経路)が共通となる出口ポート部23の上流側で、互いの流路の重複する領域と考えてよい。すなわち、第1ポート部21から出口ポート部23に至る吸気は、ポート外周側の内壁面11と、内周側の仮想線12(第1ポート部21の延長線)との間の領域(流路)を流通する。そして、第2ポート部22から出口ポート部23に至る吸気は、ポートの内周面(内壁面)13と、外周側の仮想線14(第2ポート部22の延長線)との間の領域(流路)を流通する。そして、ロングポート2aおよびショートポート2bの流路は仮想線15(出口ポート部23の上流側端部)で共通となる。そのため、これらの仮想線12、14および15で囲まれた領域を合流部24とする。第1実施形態では、図3に示すように、吸気制御弁3の後述する弁体31の下流側(P方向側)で、かつ、合流部24より上流側(Q方向側)の位置に、ショートポート2bを流れる流体を整流する整流板5が設けられている。この整流板5の構成については、後述する。
吸気制御弁3は、図1および図2に示すように、吸気装置本体101の取付孔4dに挿入された状態で、吸気装置本体101に保持されている。吸気制御弁3は、横方向(X方向)に並ぶ4本の吸気ポート2において、それぞれの第2ポート部22(図2参照)の途中部分を貫通するように設けられている。吸気制御弁3は、4つの第2ポート部22のそれぞれの開口25を閉じる4つの弁体31と、これら4つの弁体31を一体で回転駆動する共通のアクチュエータ32とを含んでいる。アクチュエータ32は、負圧の供給によって駆動力を発生させる負圧アクチュエータである。アクチュエータ32は、作動片32aの直線移動を図示しないカム部材を介して回転運動に変換することにより、各弁体31を回動させるように構成されている。これにより、各弁体31は、吸気ポート2のショートポート2bを利用する図3に示した開位置と、ショートポート2bを閉じて吸気ポート2のロングポート2aを利用する図2に示した閉位置との間でX方向の回動軸回りに回動するように構成されている。なお、弁体31およびアクチュエータ32は、それぞれ、本発明の「ロータリーバルブ」および「駆動源」の一例である。以下では、吸気制御弁3の延びる(回転)軸方向(弁体31の配列方向)をX方向という。
これにより、吸気制御弁3は、弁体31の開閉によって吸気ポート2の吸気経路長を変更することが可能なように構成されている。すなわち、吸気制御弁3は、エンジンの各気筒への吸気経路長を変更する可変吸気用の吸気制御弁として機能する。これにより、エンジン回転数やエンジン負荷等に応じて吸気経路長を変更して、より適切な量の吸気をエンジンに供給することが可能である。なお、弁体31が開いた状態(開位置)では、ショートポート2bとロングポート2aとの両方が連通状態となるため、ロングポート2a側も利用される。なお、以下では、説明のため便宜的に、吸気ポート2を構成する流路各部について、X方向の幅を流路の横幅、吸気ポート2の縦断面(図2)における流路の幅を流路の縦幅とよぶ。
4つの弁体31は、X方向に連なるように並んで設けられた円筒状の樹脂製のロータリーバルブである。それぞれの弁体31は、開位置において第2ポート部22に接続されて流路(ショートポート2b)の一部を構成する流路部33と、閉位置において第2ポート部22の開口25を閉じる閉塞部34とを含む。
図1および図3に示すように、流路部33は、回転軸方向(X方向)と直交する半径方向に弁体31を貫通するように形成された流路部分である。流路部33は、閉塞部34と、閉塞部34と半径方向に対向する内壁部35と、軸方向Xに対向する一対の側壁部36(図1参照)とによって筒状に形成されている。一対の側壁部36は、各吸気ポート2の弁体31同士を仕切っており、吸気ポート2間の隔壁として機能する。閉塞部34と内壁部35とは、図3に示す開位置において第2ポート部22の延びる方向Bに沿って平行で、直線状に延びるように形成されている。閉塞部34と内壁部35との間の間隔は一定であり、かつ、第2ポート部22の縦幅W1(内壁間の間隔)に対応させている。また、一対の側壁部36間の軸方向Xの間隔も一定で、かつ、第2ポート部22の横幅W2(図5参照)と対応している。このため、弁体31が開位置にあるとき、流路部33が第2ポート部22の入口側(上流側端部)および開口25側(下流側端部)と連続して第2ポート部22全体で略一様な流路を形成する。
閉塞部34は、一対の側壁部36間を連結する(図1参照)ように設けられた閉塞板である。図2に示すように、閉塞部34の半径方向の長さL1は、第2ポート部22の開口25よりも大きくなるように形成されている。これにより、弁体31が閉位置にある状態では、閉塞部34が開口25を内側から覆って塞ぐようになっている。また、図3に示すように、閉塞部34の両端位置で、閉塞部34と第2ポート部22の内壁との間(閉塞部34の外側)には、ゴムなどの柔軟素材からなる一対のシール材37が装着されている。シール材37は、一対の側壁部36間を連結するように閉塞部34の軸方向(X方向)の全長に渡って設けられている。一対のシール材37は、第2ポート部22の内壁と接触しており、弁体31の回転に伴って第2ポート部22の内壁面に沿って摺動する。これにより、弁体31が閉位置にある状態で、一対のシール材37が閉塞部34の両端部と第2ポート部22の内壁との間の隙間を封止(シール)する。この結果、弁体31が閉位置にある状態で、第2ポート部22は開口25が閉鎖され、下流側(出口ポート部23側)と非連通状態となる。また、弁体31が開位置にある状態では、第2ポート部22は弁体31の流路部33を含んで連通状態となり、ショートポート2bを構成する流路の一部となる。
ここで、第1実施形態では、ショートポート2bとロングポート2aとの合流部24と、弁体31との間の位置に、整流板5が吸気ポート2毎に固定的に設けられている。整流板5は、ショートポート2bを流れる流体の向きを合流部24の下流側(出口ポート部23側)に導く機能を有する。これらの4つの整流板5は、図4および図5に示すように、ショートポート2bの内部を弁体31の回動軸の延びる方向(X方向)に横断するように設けられている。すなわち、整流板5は、吸気ポート2(ショートポート2b)の軸方向(X方向)に対向する隔壁間を連結するように、吸気装置本体101(本体部分4b)に一体形成されている。したがって、図5に示すように第2ポート部22の延びる方向B(図3参照)から見ると、整流板5は、ショートポート2bを構成する流路(第2ポート部22の出口部分の流路)を2つに分断するように設けられている。
図3に示すように吸気ポート2に沿った断面で見ると、整流板5は、縦幅W1を有する第2ポート部22の縦幅方向の略中央に配置され、弁体31の下流側端部近傍の位置から下流側(P方向側)に延びるように設けられている。また、整流板5は、下流側端部5bがロングポート2a側に部分的に突出するように形成されている。具体的には、下流側端部5bは、ロングポート2aの仮想線12を超えてロングポート2a側(合流部24内)の位置に配置されている。整流板5のロングポート2a側への突出量(ロングポート2aと直交する縦幅方向の突出長さ)はL2であり、ロングポート2aの縦幅W3に対して十分に小さい。突出量L2は、縦幅W3の1/2よりも小さく、第1実施形態では縦幅W3の1/10程度である。整流板5の上流側端部5aは、シール材37との非接触を確保できる範囲で、弁体31の下流側端部にできるだけ近接させた位置に配置されている。
また、整流板5は、少なくとも下流側(P方向側)部分が上流側(Q方向側)部分よりも合流部24の下流側に傾斜するように形成されている。より具体的には、弁体31の下流側で、かつ、合流部24の上流側におけるショートポート2bの内周面13が弁体31の出口部付近から下流側(P方向側)に向けて湾曲するように形成されており、整流板5は、下流側部分がショートポート2bの湾曲した内周面13に沿って湾曲した形状を有する。そのため、第1実施形態では、整流板5と内周面13との間の間隔D1が、整流板5の全長に渡って略一定となっている。なお、整流板5の湾曲は、滑らかな曲線状となっている。
また、整流板5は、厚みが略一定(厚みt)の板状形状を有し、上流側端部5aおよび下流側端部5bが、それぞれ先細り形状となっている。具体的には、上流側端部5aおよび下流側端部5bは、R形状(円弧形状)に形成されている。したがって、整流板5の上流側端部5aおよび下流側端部5bは、それぞれ先端に向けて滑らかで連続的な先細り形状となっている。
次に、図1〜図3を参照して、第1実施形態による吸気装置100の作用について説明する。以下では、4本の吸気ポート2のうちの1つに着目して説明する。
図3に示すように、弁体31が開位置にある状態では、ショートポート2bおよびロングポート2aの両方がエンジンの気筒に対して連通する状態となる。そのため、取入口1a(図1参照)から流入する吸気がサージタンク1からショートポート2bおよびロングポート2aにそれぞれ流入し、合流部24において合流する。この際、ショートポート2bの吸気の流れf1は、出口ポート部23側に湾曲する整流板5によって、内周面13に沿って出口ポート部23側に曲げられ、流れf2となって合流部24内に流入する。また、整流板5の外周側を通過する流れf3は、主として第2ポート部22の延びる方向Bに沿ったまま合流部24内に流入する。
一方、ロングポート2a側の吸気は、ロングポート2aが第2ポート部22の外側を迂回するように延びているため、遠心力によってポート外周側の内壁面11側に寄るように分布する。そのため、図2に示すように、合流部24内に流入する際のロングポート2aの流れは、外周の内壁面11側ほど流量が多くなるような流量分布d(図2では、矢印の長さを流量の大きさとして示している)となる。その結果、図3に示すように、整流された流れf2が合流部24において内周側を通り、ロングポート2aからの流れf4が合流部24において外周側を通るように合流することにより、流れf2と流れf4との衝突が抑制される。
なお、ロングポート2aの内周側の流れと、ショートポート2bの外周側の流れf3とは、合流部24において衝突することになる。しかし、上記の通りロングポート2aの内周側は吸気の流量が少ないため、衝突によって流れが阻害される影響は軽微である。参考として、第1実施形態に示した吸気装置100の構成では、弁体31が開位置にある状態で、吸気ポート2を流れる吸気全体の約4割がロングポート2aを通り、約6割がショートポート2bを通ることになる。また、ショートポート2bに流入する吸気(流れf1)は、ショートポート2bを通る6割のうちで整流板5の内周側(流れf2)が約4割、整流板5の外周側(流れf3)が残りの約2割の割合で分岐する。そのため、吸気ポート2を流れる吸気全体の大部分が流れf2および流れf4となって、流れが阻害されることなく合流部24を通過することが可能となる。この結果、合流部24での圧力損失の発生が抑制され、吸気装置100全体で吸気効率を向上させることが可能となる。なお、整流板5を設けることにより、整流板5自体がショートポート2b内において流れの障害物となるが、この整流板5自体による圧力損失を考慮しても、吸気装置100全体では、整流板5を設けない場合よりも吸気効率を向上させることが可能である。
弁体31が閉位置にある状態では、図2に示すように、ショートポート2bの開口25が閉塞部34によって閉じられ、ロングポート2aのみがエンジンの気筒に対して連通する状態となる。このため、合流部24ではロングポート2aからの吸気のみが通過する。第1実施形態では、突出量L2(図3参照)だけ整流板5がロングポート2a側に突出している一方、突出量L2がロングポート2aの縦幅W3に対して十分に小さく、かつ、ロングポート2aの流れは内壁面11側ほど流量が多くなるような流量分布dとなるため、整流板5を設けたことによる圧力損失はほとんど発生しない。このため、弁体31が閉位置にある場合、整流板5を設けない場合と比較しても吸気効率はほとんど変わらないことになる。以上から、第1実施形態では、弁体31の開閉両方の状態を総合考慮した場合にも、吸気装置100全体で吸気効率が向上する。
第1実施形態では、上記のように、弁体31の下流側で、かつ、ショートポート2bとロングポート2aとの合流部24より上流側(Q方向側)の位置に、ショートポート2bを流れる吸気の向きを合流部24の下流側(P方向側)に導く整流板5を設ける。これにより、ショートポート2bを流れる吸気(流れf2)を整流板5によって合流部24の下流側に向くように整流して合流させることができるので、ショートポート2bの流れf2がロングポート2aの流れf4とぶつかって流れを阻害することを抑制することができる。これにより、合流部24における圧力損失の発生を抑制することができる。その結果、吸気装置100全体の吸気効率の向上を図ることができる。
また、第1実施形態では、上記のように、少なくとも整流板5の下流側(P方向側)部分を合流部24の下流側(P方向側)に傾斜させる。これにより、合流部24の下流側(P方向側)に傾斜した整流板5の下流側部分から吸気を合流部24の下流側に向けて送り出すことができるので、ショートポート2bを流れる吸気を効率的に整流することができる。
第1実施形態では、上記のように、整流板5の少なくとも下流側部分をショートポート2bの湾曲した内周面13に沿って湾曲した形状に形成する。これにより、合流部24に向かうショートポート2bの吸気(流れf2)を、ショートポート2bの湾曲した内周面13に沿って流れるように導くことができる。その結果、合流部24において外周側に分布するロングポート2aの吸気の流れf4を阻害することなく、合流部24の内周側でショートポート2bの吸気(流れf2)を合流させることができるので、合流部24における圧力損失の発生をさらに抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、整流板5の上流側端部5aおよび下流側端部5bを、それぞれ先細り形状に形成する。これにより、整流板5自体が吸気の流れ抵抗となるのを効果的に抑制することができる。また、第1実施形態では、上記のように、整流板5の上流側端部5aおよび下流側端部5bの間の厚みtを略一定となるように形成する。これにより、厚みの変化によって吸気の流れが乱されるのを抑制することができるので、整流板5自体が吸気の流れ抵抗となるのを効果的に抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、整流板5を、ショートポート2bの内部を弁体31の回動軸の延びるX方向に横断するように設ける。これにより、ショートポート2bの流路内の軸方向Xの全幅に渡って延びる整流板5により、より多くの吸気を下流側方向(P方向)に向けた状態で合流部24へと導くことができる。
また、第1実施形態では、上記のように、整流板5を、合流部24と弁体31との間の位置に固定的に設ける。これにより、合流部24により近い位置に整流板5を設けることができるので、吸気の向きをより下流側方向(P方向)に沿うように変化させることができる。その結果、合流部24における圧力損失の発生をより効果的に抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、整流板5を、弁体31の下流側端部5b近傍の位置から下流側(P方向側)に延びるように設ける。これにより、弁体31の下流側端部5b近傍の位置から、弁体31を通過した吸気を効率よく合流部24に導くことができる。
また、第1実施形態では、上記のように、整流板5を、下流側端部5bがロングポート2a側に突出量L2で部分的に突出するように形成する。これにより、合流部24において、ショートポート2bからの吸気を、ロングポート2aからの流れ方向に近づけて合流させることができる。また、ロングポート2aを流れる吸気はロングポート2aの外周側(内壁面11側)に寄るように分布するため、ロングポート2a側に突出する整流板5がロングポート2aの流れf4をほとんど阻害せずに済む。その結果、合流部24における圧力損失の発生をより一層効果的に抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、図6および図7を参照して、本発明の第2実施形態による吸気装置200の構成について説明する。第2実施形態では、合流部24と弁体31との間の位置に整流板5を固定的に設けた上記第1実施形態とは異なり、整流板105を弁体131に設ける例について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成については同一の符号を使用し、説明を省略する。
図6に示すように、第2実施形態による吸気装置200では、吸気制御弁3の弁体131の内部に、整流板105が弁体131と一体で回動するように設けられている。つまり、この第2実施形態では、上記第1実施形態において吸気装置本体101(本体部分4b)に形成した整流板5に代えて、整流板105を弁体131(吸気制御弁3)に一体形成している。そのため、整流板105は、弁体131と同じ樹脂材料により形成されている。なお、弁体131は、本発明の「ロータリーバルブ」の一例である。
整流板105は、弁体131のうち閉塞部34とは異なる部分(流路部133内)で、かつ、合流部24より上流側(Q方向側)の位置に設けられている。弁体131と一体で回動するように設けた整流板105は、弁体131が図7に示す開位置にあるときに、ショートポート2bの第2ポート部22の延びる方向Bに沿った向きに配置されるように、流路部133内に配置されている。図示は省略するが、上記第1実施形態と同様、整流板105は、弁体131の一対の側壁部36間を連結するようにX方向に延びており、ショートポート2b(流路部133)の内部をX方向に横断している。そのため、整流板105は、ショートポート2bを構成する流路(第2ポート部22内の流路部133)を2つに分断するように設けられている。
また、図7に示すように、整流板105は、第1実施形態と同様に、上流側部分がショートポート2bの延びる方向Bに沿うとともに、下流側部分が上流側部分よりも合流部24の下流の出口ポート部23側(P方向側)に傾斜するように形成されている。整流板105は、流路部133の縦幅方向の略中央部に配置され、下流側がショートポート2bの湾曲に合わせてP方向に滑らかに湾曲するように形成されている。閉塞部34と内壁部35とは第2ポート部22の延びる方向Bに沿って平行であるので、整流板105と閉塞部34との間の間隔D2は、下流側に向かうにつれて小さくなっている。
また、整流板105は、流路部133の内部において、流路部133の下流側の位置に配置されている。具体的には、整流板105は、吸気制御弁3が開位置にあるときに、流路部133内の流路方向(B方向)の中央近傍から、流路部133の下流側端部近傍に渡って延びるように設けられている。すなわち、整流板105の上流側端部5aは流路部133内の中央近傍の位置に配置され、下流側端部5bは弁体131の下流側の外周縁部近傍に配置されている。そのため、第2実施形態では、整流板105の長さは、弁体131の回動軸を中心とする半径に略等しい。なお、整流板105の厚み、上流側端部5aおよび下流側端部5bの形状は、上記第1実施形態と同様である。
弁体131が図7の開位置にある状態では、ショートポート2bに流入する吸気の流れf1は、整流板105の上流側部分で第2ポート部22の延びる方向Bに沿った向きに整流されながら、下流側に向かうに従ってショートポート2bの湾曲に沿ったP方向に整流される(流れf12)。一方、ロングポート2a側の流れf4は、上記第1実施形態と同様である。そのため、合流部24において内周側の流れf12と外周側の流れf4との衝突が抑制される。
一方、第2実施形態では、弁体131が図6の閉位置にある状態では、整流板105が閉塞部34によって閉じられた第2ポート部22の内部(流路部133の内部)に完全に収納され、ロングポート2a側の流れに全く影響を及ぼさない。このため、弁体131が閉位置にある場合、整流板105による圧力損失は発生せず、吸気効率は整流板105を設けない場合と全く同じになる。以上から、第2実施形態では、弁体131が開位置にある場合に圧力損失を抑制して吸気効率を向上させる効果のみが得られ、弁体131が閉位置にある場合には整流板105が吸気ポート2の流れに影響しないため、吸気装置200全体で吸気効率が向上する。
なお、第2実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
第2実施形態では、上記のように、弁体131のうち閉塞部34とは異なる部分(流路部133内)で、かつ、合流部24より上流側(Q方向側)の位置に、ショートポート2bを流れる吸気の向きを合流部24の下流側(P方向側)に導く整流板105を設ける。これにより、ショートポート2bを流れる吸気(流れf12)を整流板105によって合流部24の下流側に向くように整流して合流させることができるので、ショートポート2bからの吸気の流れf12がロングポート2aの吸気の流れf4とぶつかって流れを阻害することを抑制することができる。これにより、合流部24における圧力損失の発生を抑制することができるので、吸気装置100全体の吸気効率の向上を図ることができる。
第2実施形態では、上記のように、整流板105を、ロータリーバルブからなる弁体131が開位置にあるときにショートポート2bの延びる方向Bに沿った向きに配置されるように、弁体131の流路部133内に設ける。これにより、弁体131が開位置にあるときには整流板105によってショートポート2bを流れる吸気を合流部24の下流側に導くことができるので、合流部24における圧力損失の発生を抑制することができる。そして、弁体131が閉位置にあるときには整流板105が弁体131内に収まり、ロングポート2aの流路上には残らないので、整流板105自体が流れの障害となることがない。その結果、整流板105による圧力損失の低減を図りながら、整流板105自体が流れ抵抗となることを防止することができる。
また、第2実施形態では、上記のように、整流板105を、流路部133の内部において、流路部133の下流側の位置に配置する。これにより、弁体131の流路部133内でより合流部24に近い位置に整流板105を配置することができるので、流れ方向を変化させた直後の吸気を合流部24に導入することができるとともに、流れ方向をより下流側方向(P方向側)に沿うように変化させることができる。その結果、合流部24における圧力損失の発生をより効果的に抑制することができる。
また、第2実施形態では、上記のように、整流板105を、弁体131が開位置にあるときに、流路部133内の流路方向(B方向)中央近傍から流路部133の下流側端部近傍に渡って延びるように設ける。これにより、整流板105が流路部133の入口部分(上流側端部)の流路面積を狭めることがないので、流路部133内に整流板105を設ける構成においても、弁体131内に導入される流体の流量を低下させずに済む。また、流路部133内に流入した吸気を流路部133の中央部分(整流板105の上流側部分)でB方向に整流することもできる。
なお、第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
(第3実施形態)
次に、図1、図8および図9を参照して、本発明の第3実施形態による吸気装置300の構成について説明する。第3実施形態では、ロータリーバルブからなる弁体を備えた吸気装置の例を示した上記第1および第2実施形態とは異なり、バタフライバルブからなる弁体231を備えた吸気装置の例について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成については同一の符号を使用し、説明を省略する。
図8に示すように、第3実施形態による吸気装置300では、吸気制御弁203がバタフライバルブからなる弁体231を備えている。すなわち、弁体231は、吸気ポート2の開口225を閉じる板状の閉塞部234(閉塞板)からなり、上記第1および第2実施形態の弁体のように、側壁部や内壁部などからなる流路部を備えていない。
図示は省略するが、弁体231は、上記第1および第2実施形態と同様、4つの吸気ポート2の第2ポート部222にそれぞれ(合計4つ)設けられている。それぞれの弁体231は、図9に示すように、軸方向Xに延びる共通の回動軸238に装着されており、アクチュエータ32(図1参照)が回動軸238を回転させることにより、4つの弁体231が回動軸238回りに一体で回転するように構成されている。弁体231は、図8に示す閉位置において閉塞部234が開口225の壁面に密着(当接)して開口225を塞ぐとともに、図9に示す開位置においてショートポート2b(第2ポート部222)の延びる方向Bに沿った向きに配置される。これにより、弁体231が閉じた状態(閉位置)では、ショートポート2bが閉じられてロングポート2aが利用され、弁体231が開いた状態(開位置)では、ショートポート2bが利用される。なお、バタフライバルブを備えた吸気制御弁の構成自体は公知であるので、詳細な説明は省略する。
第3実施形態では、吸気制御弁203の弁体231の下流側で、かつ、合流部24より上流側の位置(合流部24と弁体231との間の位置)に、整流板205が設けられている。整流板205は、上記第1実施形態と同様、吸気ポート2(ショートポート2b)の軸方向(X方向)に対向する隔壁間を連結するようにして、吸気ポート2毎に吸気装置本体201に一体形成されている。
整流板205は、弁体231の下流側端部近傍の位置から下流側(P方向側)に延びるように設けられている。整流板205の下流側端部5bは、ロングポート2a側に部分的に突出している。また、整流板205は、下流側部分がショートポート2bの湾曲した内周面13に沿って湾曲した形状を有する。また、第3実施形態では、弁体231が開いた状態で、整流板205と弁体231(閉塞部234)とが接続されるように構成されている。具体的には、整流板205は、上流側端部5aが開位置における弁体231の閉塞部234と当接し、整流板205と閉塞部234とが連続するように配置されている。このため、第3実施形態では、整流板205のみならず、開位置において整流板205と接続された弁体231の閉塞部234も、整流板205と一体で吸気を整流する機能を果たす。その結果、第3実施形態では、閉塞部234も整流板205とともにショートポート2bの吸気を整流する機能を有するので、高い整流効果(合流部24における圧力損失の発生を抑制する効果)を得ることができる。
なお、第3実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。また、第3実施形態による吸気装置300の作用についても、図9において流れf21〜f24に示したように上記第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。
第3実施形態では、上記のように、バタフライバルブからなる弁体231の下流側で、かつ、合流部24より上流側(Q方向側)の位置に整流板205を設ける。これにより、ショートポート2bを流れる吸気(流れf2)を整流板5によって合流部24の下流側に向くように整流して合流させることができるので、ショートポート2bの流れf2がロングポート2aの流れf4とぶつかって流れを阻害することを抑制することができる。これにより、ショートポート2bとロングポート2aとの合流部24における圧力損失の発生を抑制することができるので、吸気装置100全体の吸気効率の向上を図ることができる。
第3実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記第1〜第3実施形態では、本発明の吸気装置を、自動車用の直列4気筒エンジン用の吸気装置に適用する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明の吸気装置を、自動車用のエンジン以外の内燃機関用の吸気装置に適用してもよいし、直列4気筒エンジン以外の自動車エンジン用の吸気装置に適用してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、負圧アクチュエータ32によって弁体を回動させるように構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえばモータを用いた電動アクチュエータなど、負圧アクチュエータ以外の駆動源を吸気装置に設けてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、整流板を樹脂材料により形成する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、たとえば、金属材料など、樹脂以外の材料からなる整流板を設けてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、整流板をショートポートの内周面に沿うように滑らかに湾曲させた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、整流板は、たとえば下流側の出口ポート部23に向けてP方向側に傾斜した直線形状であってもよい。これによっても、第2ポート部22のB方向の流れf1(図3参照)を、下流側のP方向の流れf2(図3参照)となるように導くことができる。この他、整流板が、B方向に沿う直線状の上流側部分と、P方向に沿う直線状の下流側部分とを含んだ屈曲した形状であってもよい。また、整流板は、下流側方向(P方向)に流体を導くことが可能な形状であればよく、ショートポートの内周面とは異なる曲線状に湾曲していてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、整流板の上流側端部および下流側端部を、それぞれR(円弧)形状の先細り形状に形成した例を示したが、本発明はこれに限られない。整流板の上流側端部および下流側端部は、円弧以外の先細り形状であってもよい。また、上流側端部および下流側端部が同一形状である必要はなく、それぞれ異なる形状であってもよい。また、上流側端部および下流側端部は、先細り形状でなくともよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、吸気装置に1枚の整流板を設けた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、整流板が複数設けられていてもよい。たとえば、図3において流路の縦幅方向に並ぶように複数の整流板を配置してもよい。この場合、整流板の長さや形状を配置位置に応じて異ならせてもよい。すなわち、図3において、出口ポート23に近い位置ほど弁体31と合流部24との間の領域が広くなるので、出口ポート部23に近い位置ほど整流板が長くなるようにしてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、整流板の上流側端部および下流側端部の間を、厚みが略一定となるように形成した例を示したが、本発明はこれに限られない。整流板は、たとえば、航空機の翼形状のように曲線状に厚みが変化する形状であってもよい。
また、上記第1および第3実施形態では、整流板の下流側端部を、ロングポート2a側に部分的に突出するように形成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、整流板の下流側端部がロングポート側に突出しない(図3の仮想線12を超えない)ように整流板を構成してもよい。
また、上記第1および第3実施形態では、ロングポート2aの縦幅W3に対して1/10程度の突出量L2(図3参照)だけ整流板をロングポート2a側に突出させた例を示したが、本発明はこれに限られない。整流板の下流側端部をロングポート側に突出させる場合の突出量は、L2よりも大きくてもよいし、L2よりも小さくてもよい。突出量が大きいほど、ショートポートの流れをより下流側方向に沿わせることができるため、合流部における圧力損失を抑制する効果は高くなる。一方、突出量が大きいほど、整流板自体がロングポートの流れに対する障害物となり、流れ抵抗が大きくなる。そのため、整流板自体が抵抗として働く損失が、整流板による合流部での圧力損失の抑制効果を上回らない範囲内で、整流板の突出量は任意の長さとすることができる。整流板の突出量は、大きくともロングポート2aの縦幅W3の1/2は超えない程度にすることが望ましいと考えられる。
また、上記第1および第3実施形態では、整流板の上流側端部を、弁体の下流側端部近傍に配置した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、整流板の上流側端部が、弁体の下流側端部から離れた位置に配置されてもよい。
また、上記第1および第3実施形態では、吸気ポート2に沿った断面で、縦幅W1を有する第2ポート部22の縦幅方向の略中央に整流板を配置した例を示し、上記第2実施形態では、流路部133の縦幅方向の略中央部に整流板を配置した例を示したが、本発明はこれに限られない。整流板の縦幅方向の配置位置は、流路(第2ポート部22、流路部133)の中央からずれた位置であってもよい。
また、上記第2実施形態では、整流板105を流路部133内の流路方向(B方向)の中央近傍から、流路部133の下流側端部近傍に渡って延びるように設けた例を示したが、本発明はこれに限られない。整流板は、たとえば流路部の全長に渡って(流路部の上流側端部から下流側端部まで)延びるように設けられてもよい。また、整流板が流路部の下流側部分にのみ設けられており、流路部の中央部および上流側部分には設けられなくともよい。なお、たとえば整流板が流路部の中央部にのみ設けられていてもよいが、整流板がショートポートの流体を下流側方向(P方向)に導くためには、整流板が流路部の下流側に設けられている方が好ましい。
なお、上記第1〜第3実施形態において示した吸気ポート(ロングポートおよびショートポート)の流路形状は、あくまで一例であり、吸気ポートの形状は、吸気装置の仕様に応じて上記した実施形態とは異なる形状を有していてもよい。そのため、吸気装置によって、ロングポート2aとショートポート2bとの合流角度α(図3参照)や、合流部24の形状も、上記した実施形態とは異なっていてもよい。
2 吸気ポート
2a ロングポート
2b ショートポート
5、105、205 整流板
5a 上流側端部
5b 下流側端部
13 内周面
24 合流部
25、225 開口
31、131 弁体(ロータリーバルブ)
32 アクチュエータ(駆動源)
33、133 流路部
34、234 閉塞部
100、200、300 吸気装置
231 弁体

Claims (9)

  1. 吸気ポートと、
    前記吸気ポートの開口を閉じる閉塞部を含み、前記吸気ポートのショートポートを利用する開位置と、前記吸気ポートのロングポートを利用する閉位置との間で回動する弁体と、
    前記弁体を回動させる駆動源と、
    前記弁体のうち前記閉塞部とは異なる部分、または、前記弁体の下流側で、かつ、前記ショートポートと前記ロングポートとの合流部より上流側の位置に少なくとも設けられ、前記ショートポートを流れる流体の向きを前記合流部の下流側に導く整流板とを備え
    前記整流板の少なくとも下流側部分は、前記合流部の下流側に傾斜しており、
    前記弁体の下流側で、かつ、前記合流部の上流側における前記ショートポートの内周面が下流側に向けて湾曲するように形成されており、
    前記整流板の少なくとも下流側部分は、前記ショートポートの前記湾曲した内周面に沿って湾曲した形状を有する、吸気装置。
  2. 前記整流板の上流側端部および下流側端部は、それぞれ先細り形状を有する、請求項1に記載の吸気装置。
  3. 前記整流板は、上流側端部と下流側端部との間の部分の厚みが略一定となるように形成されている、請求項1または2に記載の吸気装置。
  4. 前記整流板は、前記ショートポートの内部を前記弁体の回動軸の延びる方向に横断するように設けられている、請求項1〜のいずれか1項に記載の吸気装置。
  5. 吸気ポートと、
    前記吸気ポートの開口を閉じる閉塞部を含み、前記吸気ポートのショートポートを利用する開位置と、前記吸気ポートのロングポートを利用する閉位置との間で回動する弁体と、
    前記弁体を回動させる駆動源と、
    前記弁体のうち前記閉塞部とは異なる部分、または、前記弁体の下流側で、かつ、前記ショートポートと前記ロングポートとの合流部より上流側の位置に少なくとも設けられ、前記ショートポートを流れる流体の向きを前記合流部の下流側に導く整流板とを備え、
    前記整流板は、前記ショートポートと前記ロングポートとの合流部と、前記弁体との間の位置に固定的に設けられている、吸気装置。
  6. 前記整流板は、前記弁体の下流側端部近傍の位置から下流側に延びるように設けられている、請求項に記載の吸気装置。
  7. 前記整流板は、下流側端部が前記ロングポート側に部分的に突出するように形成されている、請求項またはに記載の吸気装置。
  8. 吸気ポートと、
    前記吸気ポートの開口を閉じる閉塞部を含み、前記吸気ポートのショートポートを利用する開位置と、前記吸気ポートのロングポートを利用する閉位置との間で回動する弁体と、
    前記弁体を回動させる駆動源と、
    前記弁体のうち前記閉塞部とは異なる部分、または、前記弁体の下流側で、かつ、前記ショートポートと前記ロングポートとの合流部より上流側の位置に少なくとも設けられ、前記ショートポートを流れる流体の向きを前記合流部の下流側に導く整流板とを備え、
    前記弁体は、開位置において前記ショートポートと接続される流路部と、閉位置において前記開口を閉じる前記閉塞部とを含むロータリーバルブであり、
    前記整流板は、前記ロータリーバルブが開位置にあるときに前記ショートポートの延びる方向に沿った向きに配置されるように、前記ロータリーバルブの前記流路部内に設けられており、
    前記整流板は、前記流路部の内部において、前記流路部の下流側の位置に配置されている、吸気装置。
  9. 前記整流板は、前記ロータリーバルブが開位置にあるときに、前記流路部内の流路方向中央近傍から前記流路部の下流側端部近傍に渡って延びるように設けられている、請求項に記載の吸気装置。
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