JP6106577B2 - 車両の部品搭載構造 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料タンクを含む部品を搭載するための車両の部品搭載構造に関し、特に、駆動源として内燃機関及び電動機を備えた車両の部品搭載構造に関する。
駆動源として内燃機関(エンジン)のみを備えた車両(エンジン車両)に加えて、駆動源として内燃機関及び電動機(モータ)を備えた車両(ハイブリッド車両)がある。これらの車両では、内燃機関用の燃料タンクの搭載構造として、後部座席の下方の床下(フロアシートの下面側)に燃料タンクを搭載したものがある。また、これ以外にも、車体寸法を変更せずに車室内の容積を拡大する技術として、フロアパネルの中央部分(フロントシートの下方)に燃料タンクを配置したいわゆるセンタータンクレイアウトの車両が知られている。
最近では、特に、エンジン及び電動機を駆動源とするハイブリッド車両において、上記のようなセンタータンクレイアウトを採用することが検討されている。例えば、特許文献1では、駆動源であるエンジン及び電動機を車両前側に搭載するとともに、エンジンに燃料を供給する燃料タンクをフロントシートの下方に、モータのエネルギー源であるバッテリを有する装置(IPU)をラゲッジスペースの床下空間に搭載する構成が開示されている。
しかしながら、上記のようなセンタータンクの搭載空間は、リアタンクの搭載空間と比較すると、前座席(運転席)の視座の点で高さ方向の寸法に制限が生じる。また、横幅も車体フレーム内に収める必要がある。これにより、センタータンクに確保できる容量はリアタンクに確保できる容量と比べて少ない容量に制限されるおそれがある。そのため、センタータンクが小容量に制限される場合、比較的に燃費(燃料消費率)の良いハイブリッド車両では、センタータンクでも燃料タンクの容量を確保できるが、エンジン車両では燃料タンクの十分な容量を確保できないおそれがある。そのため従来は、同一の車種でもハイブリッド車両とエンジン車両とで燃料タンクの搭載構造(搭載位置)を異ならせることが行われている。
しかしながらこの場合、タンクの搭載位置が異なることで、車体フレームや他の部品の配置構成なども異ならせているが、これにより部品の設置スペースをより多く確保しなければならないため、省スペース化の妨げになるという問題がある。
なお、特許文献2に記載の従来技術では、後部座席の下側に燃料タンク(リアタンク)が搭載されており、前部座席の下側の中央(車幅方向の中央)に電動機用のバッテリが搭載されている。しかしながら、特許文献2には、エンジン車両とハイブリッド車両で燃料タンクの搭載構造(搭載位置)が異なることによる上記のような問題点に関連する技術は、何ら開示されていない。
特許第3765947号公報 特許第3817953号公報
本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、燃料タンクなど部品の配置構成の最適化を図ることで、コストダウン及び製造工程の簡素化を図ることが可能な車両の部品搭載構造を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明にかかる車両の部品搭載構造は、車室(6)外の前方に配置された駆動源(2)としての内燃機関(2)及び電動機(3)と電動機(3)へ電力を供給する蓄電器を含む装置(60)と、前座席(13)よりも後側に位置する他の座席(16)の下側を含む位置の床下に設けた第1部品搭載空間(53)と、前座席(13)の下側を含む位置の床下に設けた第2部品搭載空間(57)と、第2部品搭載空間(57)に搭載した燃料タンク(54)と、燃料タンク(54)から内燃機関(2)に燃料を供給するための燃料配管(61)と、を備え、第1部品搭載空間(53)には、燃料配管(61)に設置したキャニスタ(68)と蓄電器を含む装置(60)とが少なくとも搭載されており、第1部品搭載空間(53)の下面側の開口に設置したアンダーカバー(59)を備えることを特徴とする。
本発明に係る車両の部品搭載構造では、第2部品搭載空間に燃料タンクを搭載して第1部品搭載空間が空きスペースになっている場合において、当該空きスペースである第1部品搭載空間にキャニスタ及び蓄電器を含む装置を搭載することで、従来のキャニスタ用の搭載スペース及び蓄電器を含む装置用の搭載スペースを空けることができる。したがって、その分、車室内の足元空間などをより広く確保することができる。また、従来のキャニスタ及び蓄電器を含む装置の搭載スペースに他の部品を搭載すれば、部品の搭載スペースの有効活用を図ることができる。
また、本発明に係る車両の部品搭載構造では、第1部品搭載空間に、蓄電器を含む装置を搭載している。電動機を有する車両の駆動能力を上げるための蓄電器は容積が比較的に大きいため、前座席の下側の第2搭載空間では収まりきらず、仮に第2搭載空間に搭載すると、車両の十分な低床化を図ることができないおそれがある。そのため、第2搭載空間に燃料タンクを配置して、空き空間である第1搭載空間に蓄電器を含む装置を搭載する。これによれば、蓄電器の大型化を図ることができるので、電動機の駆動力が主力となるような車両でも小型化を実現できる。
また、上記の車両の部品搭載構造では、電動機(3)と蓄電器を含む装置(60)とを接続する配線(63)を備え、配線(63)の少なくも一部を第2燃料タンク(58)の外形に沿わせて第2部品搭載空間(57)内に配置するとよい。
第2燃料タンクは、車両衝突時のショック吸収のため車体フレームで囲まれた第2部品搭載空間に搭載しているが、電動機と蓄電器を含む装置を接続している配線をこの第2部品搭載空間内で第2燃料タンクに沿わせて配置すれば、車両衝突時に配線が衝撃を受けにくい配置とすることができる。
また、上記の車両の部品搭載構造では、第1部品搭載空間(53)の下面側の開口に設置したアンダーカバー(55)を備え、アンダーカバー(55)は、第1部品搭載空間(53)の前側に設けた車体フレーム(31)の一部を構成する第1フレーム材(42)と、第1部品搭載空間(53)の後側に設けた車体フレーム(31)の一部を構成する第2フレーム材(44)とを連結する連結用のフレーム材(55a)を含んでいてよい。
この構成によれば、アンダーカバーを設けたことで車両の走行中に第1部品搭載空間への空気の巻き込みを防止できる。また、アンダーカバーに含まれるフレーム材によって、第1部品搭載空間の前側に設けた第1フレーム部材と第1部品搭載空間の後側に設けた第2フレーム部材とを連結することができるので、車体フレームを補強することができる。したがって、車両の衝突に対する耐性を向上させることができる。
なお、上記の括弧内の符号は、後述する実施形態における構成要素の符号を本発明の一例として示したものである。
本発明にかかる車両の部品搭載構造によれば部品搭載構造の最適化を図ることで、コストダウン及び製造工程の簡素化を図ることが可能となる。

本発明の第1実施形態にかかる車両(ハイブリッド車両)の概略構成図(側面図)である。 車体フレーム及びフロアパネルを下方から見た平面図である。 車両に搭載した燃料タンク及びIPUの配置構成を示す概略の斜視図である。 第1実施形態の車両の変形例を示す図である。 本発明の第2実施形態にかかる車両(エンジン車両)の概略構成図(側面図)である。 車体フレーム及びフロアパネルを下方から見た平面図である。 車両に搭載した燃料タンクなどの配置構成を示す概略の斜視図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の説明で「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」というときは、いずれも車両の運転者から見た方向に従う。また、Fr,Rrはそれぞれ車両の進行方向の前側、後側であり、L,Rはそれぞれ車幅方向の左側、右側を示す。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態にかかる車両の概略構成図(側面図)である。また、図2は、車体フレーム及びフロアパネルを下方から見た平面図である。また、図3は、車両に搭載した部品(燃料タンク及びIPU)の配置構成を示す概略の斜視図である。なお、図3では、後述する車体フレーム31及びフロアパネル33の図示は省略している。図1に示すように、本実施形態の車両1−1は、前輪Wf、Wf及び後輪Wr,Wrを備えると共に、車体フレーム31(図2参照)の前側に搭載した駆動源としてのエンジン(内燃機関)2及び三相のモータ(電動機)3を備えている。エンジン2及びモータ3は、車両1−1の前側の車室6外に設けたエンジンルーム5に収容されている。
車体フレーム31は、車両1−1の車幅方向の外側において前後方向に沿って延在する一対のサイドシル34を備え、各サイドシル34間には、前方に向かって延在する一対のフロントフレーム35が設けられている。フロントフレーム35は、サイドシル34の前端部よりも前方に延び、サイドシル34の前端部とフロントフレーム35の後端部とがアウトリガー36を介して接合されている。また、フロントフレーム35の後端部には、各フロントフレーム35間を掛け渡すフロントクロスメンバ41が接合されている。また、一対のサイドシル34の中間部分には、車幅方向に延びて両サイドシル34間に架け渡されたミドルクロスメンバ42が設置されている。
サイドシル34の後端部には、前後方向に沿って延在する一対のリアサイドフレーム43が接合されている。リアサイドフレーム43は、後方に向けて互いが平行に延在しており、その前側同士を掛け渡すようにリアクロスメンバ44が接合されている。
車体フレーム31上には、車体フレーム31の略全体を覆うようにフロアパネル33が設けられている。フロアパネル33は、例えば、鋼板をプレス成型して形成されたものであり、曲げ剛性を高めるために適所にビードが形成されている。フロアパネル33は、前後方向においてフロントフレーム35の後端部近傍からミドルクロスメンバ42に至るまで形成されたフロントフロア33aと、ミドルクロスメンバ42からリアクロスメンバ44まで形成されたミドルフロア33bと、リアクロスメンバ44からリアサイドフレーム43の後端部までを覆うリアフロア33cとを有している。
フロアパネル33は、車体の前後方向についての曲げ剛性を確保するためのフロアトンネル32が一体成型された部材である。フロアトンネル32は、フロアパネル33の車幅方向中央部において、断面形状が台形をなして前後方向に延在している。
図1に示すように、車室6内のフロントフロア33a上における中央部には、フロントシート(前座席)13が設置されている。そして、フロントフロア33aにおけるフロントシート13の前方には、フロントシート13に着座した乗員の足を載置可能な前席ステップ部17が形成されている。また、フロントフロア33aにおけるフロントシート13の下側には、センター搭載空間(第2部品搭載空間)57が形成されている。センター搭載空間57は、車両1−1の前後方向及び幅方向の中央部に位置しており、フロントシート13の真上から見て少なくともその一部がフロントシート13の下方(真下位置)に重なるように配置されている。また、このセンター搭載空間57は、サイドシル34、フロントクロスメンバ41、ミドルクロスメンバ42、及びフロントフロア33aで囲まれた領域である。そして、このセンター搭載空間57には、エンジン2に供給される燃料を貯留するためのセンタータンク(第2燃料タンク)58が搭載されている。
また、車室6内のミドルフロア33b上の後部には、リアシート(後座席)16が設置されている。また、ミドルフロア33bにおけるリアシート16の前方には、リアシート16に着座した乗員の足を載置可能な後席ステップ部18が形成されている。
そして、ミドルフロア33bにおけるリアシート16の下方(真下位置)には、リア搭載空間(第1部品搭載空間)53が形成されている。このリア搭載空間53は、サイドシル34、ミドルクロスメンバ42、リアクロスメンバ44、及びフロントフロア33aで囲まれた空間である。そして本実施形態の車両1−1では、リア搭載空間53には、後述するキャニスタ68以外の部品は搭載されておらず、リア搭載空間53は、基本的には空き空間になっている。また、リア搭載空間53の下面側の開口には、該開口を塞ぐことでリア搭載空間53の下面側を覆うアンダーカバー55が設置されている。アンダーカバー55は、リア搭載空間53の下面側を覆う板状の部材であって、図2に示すように、リア搭載空間53の前側に設けたミドルクロスメンバ(第1フレーム材)42と、リア搭載空間53の後側に設けたリアクロスメンバ(第2フレーム材)44とを連結する連結用のフレーム材55aを有している。
リアフロア33cは、ミドルフロア33bの後端部から後方に向かい、リアサイドフレーム43の後端部まで延在している。リアシート16の後側におけるリアフロア33c上には、IPU(インテリジェントパワーユニット:電動機用電気装置)60が収納されている。IPU60は、モータ3に供給するための電力が蓄えられたバッテリモジュール(蓄電器)や、インバータユニット、DC−DCコンバータユニット(いずれも不図示)等の各電気機器がケーシング内にユニット化されたものである。インバータユニットは、直流電源のバッテリからモータに電力を供給するとき、直流から交流に変換する。また、車両1−1の減速時等において、エンジンの出力または車両1−1の運動エネルギーを電気エネルギーに変換してバッテリに蓄電する際、発電機として機能するモータが発生する回生電力を、交流から直流に変換してバッテリに蓄電する。また、DC−DCコンバータユニットは、インバータユニットによって変換された高圧の直流電圧を降圧させる。なお、IPU60の上側の空間は、ラゲッジスペース65になっている。
また、本実施形態の車両1−1では、センタータンク58からエンジン2に燃料を供給するための燃料供給パイプ(燃料配管)61と、エンジン2の排気ガスを車両1−1の後部に導く排気管66と、モータとIPU60とを電気的に接続する高圧線63(図3参照)とが設けられている。これら燃料供給パイプ61、排気管66、高圧線63は、いずれもフロアパネル33の下面に沿うように配策されている。なお、図1及び図2では、高圧線63の図示を省略している。
排気管66は、エンジン2の各気筒から排出される排気ガスを集合させるエキゾーストマニホールド(不図示)の下流側に接続されている。また、排気管66には、排気浄化を行うコンバータ(不図示)が接続されており、コンバータの下流側には、サブマフラ(消音装置)69−1とメインマフラ(消音装置)69−2が設置されている。
排気管66は、フロアパネル33の下面に沿って車両後方に向けて延在し、フロントクロスメンバ41を跨いだ後、センタータンク58(センター搭載空間57)の前側で車幅方向の外側に向けて屈曲し、フロントクロスメンバ41とセンタータンク58との間を車幅方向の外側に向けて延在している。さらに、排気管66は、フロントフレーム35を車幅方向に跨いだ後、後方に向けて屈曲している。そして、排気管66は、サイドシル34に沿って車両の後方に向かって延在している。排気管66に設けたサブマフラ69−1は、リア搭載空間53における車幅方向の側部に配置されている。さらに、排気管66におけるサブマフラ69−1より下流側は、リアサイドフレーム43の内側に沿って延在しており、車両1−1の後端部においてメインマフラ69−2に接続されている。メインマフラ69−2からは、排気管66を流通した排気ガスを大気に放出する排気口70が車両1−1の後方に向けて開口している。
また、燃料供給パイプ61は、センター搭載空間57に搭載されたセンタータンク58から車両の後側に向かって延びてリア搭載空間53に配置したキャニスタ68に繋がれている。さらに、キャニスタ68から出た燃料供給パイプ61は、車両の前側に向かって延びてエンジンルーム5内のエンジン2に繋がれている。したがって、センタータンク58からエンジン2に燃料を供給するための燃料供給パイプ61に設置したキャニスタ68がリア搭載空間53に搭載されている。
高圧線63は、エンジンルーム5内のモータ3と、車両1−1の後側に設けたIPU60とを電気的に接続する配線であり、モータ3のU相、V相、W相に対応した三相線である。高圧線63は、モータ3の端子部から引き出されてフロアトンネル32の内側を車両1−1の後方に向かって延在し、センタータンク58(センター搭載空間57)の前側で車幅方向の外側に向けて屈曲している。その後、高圧線63は、センター搭載空間57内においてセンタータンク58の車幅方向の一端辺に沿って後方へ延び、さらに車幅方向の内側に屈曲して車幅方向の中央部付近まで導かれている。車幅方向の中央部付近まで導かれた高圧線63は、センター搭載空間57(センタータンク58)の後方で再びフロアトンネル32の内側を後方に向けて延在している。そして、高圧線63は、リア搭載空間53の更に後方に位置するIPU60に接続されている。
このように、本実施形態の車両1−1では、モータ3とリア搭載空間53に搭載したIPU60とを接続する高圧線(配線)63は、その一部がセンタータンク58の外周に沿ってセンター搭載空間57内に配設されている。センタータンク58は、車両衝突時のショック吸収のため車体フレーム31で囲まれたセンター搭載空間57内に配置しているが、モータ3とIPU60を接続している高圧線63をこのセンター搭載空間57内でセンタータンク58に沿わせて配置することで、車両衝突時に高圧線63が衝撃を受けにくい配置とすることができる。
そして、本実施形態の車両1−1は、上記のリア搭載空間53とセンター搭載空間57とを備え、リア搭載空間53に搭載可能なリアタンク(第1実施形態では図示せず)と、センター搭載空間57に搭載可能なセンタータンク58とを共通の車体フレーム31に載せ換えて搭載可能な構造である。そしてここでは、リア搭載空間53にはリアタンクを搭載せず、センター搭載空間57にセンタータンク58を搭載している。また、センター搭載空間57に搭載可能なセンタータンク58の容量は、リア搭載空間53に搭載可能なリアタンクの容量と同一又は小容量に設定されている。
センタータンク58を搭載するセンター搭載空間57は、リアタンクを搭載するリア搭載空間53と比較すると、フロントシート13(運転席)の視座の点で高さ方向の寸法制限があるうえ、横幅も車体フレーム31内に収める必要がある。そのため、センタータンク58に確保できる容量はリアタンクに確保できる容量と比べてその容量に制限が設けられる。これに対して、駆動源としてエンジン2とモータ3の両方を搭載した本実施形態の車両(ハイブリッド車両)1では、駆動源としてエンジン2のみを搭載した車両(エンジン車両)と比較して、モータ3による駆動力の補助がある分、燃料タンクの容量をより少ない容量に設定することが可能となる。すなわち、ハイブリット車両である本実施形態の車両1−1は、エンジン車両と比較して燃費が良いので、燃料タンクの容量も適正な範囲になる。
そして、本実施形態の車両1−1には、上記のリアタンクとセンタータンク58のうちセンタータンク58のみが搭載されており、リア搭載空間53には、リアタンクに代えて、燃料供給パイプ61に設置したキャニスタ68と、エンジン2からの排気が流通する排気管66に設置したサブマフラ69−1とが配設されている。すなわち、リアタンクを搭載可能なリア搭載空間53が空きスペースであるため、当該リア搭載空間53にキャニスタ68とサブマフラ69−1を配置して、リアタンクを搭載していないことによる空き空間の有効活用を図るようにしている。
また、本実施形態の車両では、リア搭載空間53の下面側の開口に設置したアンダーカバー55を備えている。このアンダーカバー55は、リア搭載空間53の前側に設けたミドルクロスメンバ42と、リア搭載空間53の後側に設けたリアクロスメンバ44とを連結する連結用のフレーム材55aを有している。このようなフレーム材55aを有するアンダーカバー55を設けることで、後方衡突時に車体が受ける衝撃に対する耐性を向上させることができる。したがって、車両の衝突安全性を向上させることができる。
また、本実施形態の車両1−1では、リア搭載空間53にリアタンクを搭載した車両と、センター搭載空間57にセンタータンク58を搭載した車両とで、車両の重心G(旋回中心)(図2参照)が略同一の位置となるようにセンタータンク58及びリアタンクの配置位置を設定している。
駆動源としてエンジン2及びモータ3を備える車両1−1の場合には、センター搭載空間57にセンタータンク58を搭載する一方、駆動源としてエンジンのみを備える車両(第2実施形態の車両1−2)の場合には、リア搭載空間53にリアタンクを搭載するが、その場合、駆動源としてエンジン2及びモータ3を備える車両1−1と、駆動源としてエンジンのみを備える車両との両方で最適な重心位置を確保できるようにリアタンク及びセンタータンク58の位置を設定すれば、車種によらず一定の重心位置を確保することが可能となる。
図4は、第1実施形態の車両の変形例を示す図である。同図に示す車両1−1では、モータ3へ電力を供給するための蓄電器を含むIPU60をリアフロア33c上ではなくリア搭載空間53に搭載している。すなわち、この変形例では、リアタンクを搭載可能なリア搭載空間53に、リアタンクに代えてIPU60を搭載している。ハイブリッド車両の駆動能力を上げるための蓄電器を含むIPU60は容積が比較的に大きいため、フロントシート13の下側のセンター搭載空間57では収まりきらず、仮にセンター搭載空間57に搭載すると、車両の十分な低床化を図ることができないおそれがある。そのため、図4に示すように、センター搭載空間57にセンタータンク58を配置して、空き空間であるリア搭載空間53にIPU60を搭載する。これによれば、IPU60が備える蓄電器(バッテリユニット)の大型化を図ることができるので、モータ3の駆動力が主力となるタイプのハイブリッド車両でも小型化を実現できる。
なお、本実施形態では、リア搭載空間53にキャニスタ68とサブマフラ69−1とを設置した場合を示したが、本発明にかかる搭載構造としては、リア搭載空間53に少なくともキャニスタ68を設置していればよく、サブマフラ69−1は必ずしもリア搭載空間53に設置していなくてもよい。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態の説明及び対応する図面においては、第1実施形態と同一又は相当する構成部分には同一の符号を付し、以下ではその部分の詳細な説明は省略する。また、以下で説明する事項以外の事項、及び図示する以外の事項については、第1実施形態と同じである。
図5は、本発明の第2実施形態にかかる車両1−2の概略構成図(側面図)である。また、図6は、車体フレーム及びフロアパネルを下方から見た平面図である。また、図7は、車両に搭載した燃料タンクなどの配置構成を示す概略の斜視図である。これらの図に示す車両1−2は、第1実施形態の車両(ハイブリッド車両)1−1と比較して、エンジンルーム5内に収容した駆動源としてのモータ(電動機)3を備えておらず、エンジン(内燃機関:ガソリンエンジン)2のみを備えている。また、モータ3を備えていないことで、モータ3に電力を供給するためのIPU60及び高圧線63などの付属部品類も備えていない。
そして、本実施形態の車両1−2では、リアシート16の下方に設けたリア搭載空間53には、エンジン2に供給される燃料を貯留するためのリアタンク(第1燃料タンク)54が搭載されている。すなわち、本実施形態の車両1は、リア搭載空間53に搭載可能なリアタンク54とセンター搭載空間57に搭載可能なセンタータンク58(図1乃至3参照)のうち、リア搭載空間53に搭載したリアタンク54を備えている。
また、本実施形態の車両1−2では、センター搭載空間57には、燃料タンクが搭載されていない。そして、センター搭載空間57には、燃料供給パイプ61に取り付けたキャニスタ68と、排気管66に取り付けたサブマフラ69−1とが搭載されている。キャニスタ68は、センター搭載空間57の車幅方向の略中央部に配置されており、サブマフラ69−1は、センター搭載空間57の車幅方向の側部(右側部)に配置されている。また、センター搭載空間57の下面側の開口には、該開口を塞ぐアンダーカバー59が設置されている。アンダーカバー59は、センター搭載空間57の下面側を覆う板材であって、図6に示すように、センター搭載空間57の前側に設けたフロントクロスメンバ(第1フレーム材)41と、センター搭載空間57の後側に設けたミドルクロスメンバ(第2フレーム材)42とを連結する連結用のフレーム材59aを有している。
本実施形態の車両1−2は、リアシート16の下方に配置したリア搭載空間53と、フロントシート13の下方に配置したセンター搭載空間57とを備えており、リア搭載空間53に搭載可能なリアタンク54と、センター搭載空間57に搭載可能なセンタータンク58とを共通の車体フレーム31に載せ換えて搭載可能な構造である。そして、当該車両1−2は、リアタンク54とセンタータンク58のうちリア搭載空間53に搭載したリアタンク54のみを備えており、センター搭載空間57には、燃料供給パイプ61に取り付けたキャニスタ68が配設されている。
このように、本実施形態の車両1−2は、第1実施形態の車両1と同様、駆動源としてエンジン2のみを備える車両(エンジン車両)用のリアタンク54と、駆動源としてエンジン2とモータ3との両方を備える車両(ハイブリット車両)用のセンタータンク58とを共通の車体フレーム31に対して選択的に搭載可能な構造としたものである。これにより、部品の種類をより少なく抑えながら複数種類の車両を製造することが可能となるので、車両の製造コストの低減及び製造工程の省力化を図ることができる。また、リアタンク54を搭載した場合にセンター搭載空間57が空きスペースとなるが、当該空きスペースであるセンター搭載空間57にキャニスタ68を搭載することで、部品の配置スペースの有効活用を図ることができる。
また、本実施形態の車両1−2では、アンダーカバー59が有するフレーム材59aによって、センター搭載空間57の前側に設けたフロントクロスメンバ41とセンター搭載空間の後側に設けたミドルクロスメンバ42とを連結することができるので、車両の衝突に対する耐性を向上させることができる。
また、本実施形態の車両1−2では、リアタンク54からエンジン2に燃料を供給するための燃料供給パイプ61を備え、この燃料供給パイプ61は、エンジン2からリア搭載空間53のリアタンク54に向けて直線状に延びて、センター搭載空間57を車両の前後方向に横切るように配設されている。
この構成によれば、燃料供給パイプ61の延伸距離を短く抑えることで、コストダウン及び車両の軽量化・構成の簡素化を図ることができる。また、燃料供給パイプ61がセンター搭載空間57を前後方向に横切るように配設することで、センター搭載空間57の有効利用が可能となり、車両1−2に搭載する部品の配置の最適化及び省スペース化を図ることができる。
また、本実施形態でも、第1実施形態と同様、センタータンク58の容量は、リアタンク54の容量よりも小容量に制限される場合がある。これに対して、本実施形態の車両1−2のように、駆動源としてエンジン2のみを備える車両(エンジン車両)の場合は、駆動源としてエンジンと電動機の両方を備える車両(ハイブリッド車両)と比較して、モータによる駆動力の補助が無い分、燃料タンクの容量をより大きな容量に設定する必要がある。そのため、センタータンク58では容量が不足する可能性があるため、リアタンク54を搭載することで車両1−2の駆動に必要な燃料を確保できるようにしている。
また、本実施形態の車両1−2でも、リア搭載空間53にリアタンク54を搭載した車両1−2と、センター搭載空間57にセンタータンク58を搭載した車両1(第1実施形態の車両1)とで、車両の重心G(図6参照)が略同一の位置となるようにセンタータンク58及びリアタンク54の配置位置を設定している。すなわち、本実施形態の車両1−2においても、当該車両1−2と第1実施形態の車両1との両方で最適な重心位置を確保できるようにリアタンク54の位置を設定することで、車種によらず一定の重心位置を確保することが可能となる。
なお、本実施形態では、センター搭載空間57にキャニスタ68とサブマフラ69−1とを設置した場合を示したが、これ以外にも、センター搭載空間57にキャニスタ68のみを設置して、サブマフラ69−1はセンター搭載空間57以外の場所に設置することも可能である。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。
1−1 車両(ハイブリッド車両)
1−2 車両(エンジン車両)
2 エンジン(内燃機関)
3 モータ(電動機)
5 エンジンルーム
6 車室
13 フロントシート(前座席)
16 リアシート(後座席)
17 前席ステップ部
18 後席ステップ部
31 車体フレーム
32 フロアトンネル
33 フロアパネル
34 サイドシル
35 サイドフレーム
36 アウトリガー
41 フロントクロスメンバ
42 ミドルクロスメンバ
43 リアサイドフレーム
44 リアクロスメンバ
53 リア搭載空間(第1部品搭載空間)
54 リアタンク(第1燃料タンク)
55 アンダーカバー
55a フレーム材
57 センター搭載空間(第2部品搭載空間)
58 センタータンク(第2燃料タンク)
59 アンダーカバー
59a フレーム材
60 IPU(蓄電器を含む装置)
61 燃料供給パイプ(燃料配管)
63 高圧線(配線)
65 ラゲッジスペース
66 排気管(排気経路)
68 キャニスタ
69−1 サブマフラ
69−2 メインマフラ
70 排気口

Claims (3)

  1. 車両の部品搭載構造であって、
    車室外の前方に配置された駆動源としての内燃機関及び電動機と、
    前記電動機へ電力を供給する蓄電器を含む装置と、
    前座席よりも後側に位置する他の座席の下側を含む位置の床下に設けた第1部品搭載空間と、
    前記前座席の下側を含む位置の床下に設けた第2部品搭載空間と、
    前記第2部品搭載空間に搭載した燃料タンクと、
    前記燃料タンクから前記内燃機関に燃料を供給するための燃料配管と、を備え、
    前記第1部品搭載空間には、前記燃料配管に設置したキャニスタと前記蓄電器を含む装置とが少なくとも搭載されており、
    前記第1部品搭載空間の下面側の開口に設置したアンダーカバーを備える
    ことを特徴とする車両の部品搭載構造。
  2. 前記電動機と前記蓄電器を含む装置とを接続する配線を備え、
    前記配線の少なくとも一部を前記燃料タンクの外形に沿わせて前記第2部品搭載空間内に配置した
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両の部品搭載構造。
  3. 前記アンダーカバーは、前記第1部品搭載空間の前側に設けた前記車体フレームの一部を構成する第1フレーム材と、前記第1部品搭載空間の後側に設けた前記車体フレームの一部を構成する第2フレーム材とを連結する連結用のフレーム材を含む
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両の部品搭載構造。
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