JP6106203B2 - チョコレート塗布装置及びその方法 - Google Patents

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本発明は、チョコレート塗布装置及びその方法に関するものである。
回転可能な軸の周囲に形成した菓子母体に対し、熱溶融させた第1のチョコレートを入れた付着槽を下方から臨ませて菓子母体を回転させることにより、第1のチョコレートを菓子母体の周囲全体に付着させた後、受け槽を下方に配置させ、菓子母体を回転させながら上方から熱溶融させた第2のチョコレートを菓子母体の長さ方向に搾り落として付着させることにより、第2のチョコレートを菓子母体の周囲に部分的に付着させると共に第1のチョコレートと混じり合わせた後、切断加工及び仕上げ加工を行うチョコレート被覆菓子の製造方法が知られている(例えば特許文献1参照)。
特許第3010552号公報
前記特許文献1記載の技術では、菓子本体を連続回転させながら上方から熱溶融させた第2のチョコレートを菓子本体の長さ方向に搾り落として付着させ、第1のチョコレートと混じり合わせるようにしているので、第2のチョコレートを菓子本体の周囲に螺旋状に付着させることしかできない。
本発明は、第2チョコレートによる、菓子本体の軸線方向に延びる複数のラインを中心とした模様を形成できるチョコレート塗布装置及びその方法を提供する。
請求項1の発明は、菓子本体の周囲に第1のチョコレートが付着している塗布菓子本体を中心軸線回りに回転させる回転手段と、前記塗布菓子本体に対し上方から熱溶融した第2のチョコレートをかけるチョコレート塗布手段とを備え、前記第2のチョコレートを前記塗布菓子本体の周囲に付着させ、チョコ塗布菓子とするチョコレート塗布装置であって、前記菓子本体は、中心軸部材の中央部に形成されている円筒状で、両端部から前記中心軸部材の各端部が側方に突出し、その突出部分が前記回転手段の軸受け部によって支持され、回転されるようになっているものであり、前記チョコレート塗布手段が設けられた可動部を有し前記可動部を前記塗布菓子本体の軸線方向に移動させる可動手段と、
前記回転手段、前記チョコレート塗布手段および前記可動手段に連係され、前記回転手段を制御して前記塗布菓子本体の回転を複数回停止させ、その回転停止状態で前記可動部を移動させながら前記塗布菓子本体に対し上方から前記チョコレート塗布手段により前記熱溶融させた第2のチョコレートをかけさせ、前記軸線方向に延びるラインとして、第2のチョコレートを付着させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
このようにすれば、塗布菓子本体の回転を停止した状態で、前記菓子本体の軸線方向に沿って熱溶融した第2のチョコレートをかけるので、塗布菓子本体を回転させながらかける場合とは異なり、前記軸線方向に延びるラインとして、第2のチョコレートを安定して付着させることができる。そして、その後の回転により、第2のチョコレートが塗布菓子本体の周方向に広がるので、螺旋状のラインを中心とした模様ではなく、軸線方向に延びる第2のチョコレートの複数本のラインを中心とした模様が形成される。
さらには、塗布菓子本体の回転を停止した状態で第2のチョコレートをかけた後、すぐに回転を再開させたり、しばらく回転を停止した状態を継続した後に回転を再開させたりするなど、回転停止状態の時間を調整することも可能である。これにより、塗布菓子本体の表面に付着した第2のチョコレートの固まり具合が変わるので、回転を再開させた際の第2のチョコレートの広がり具合が変わり、様々な模様を塗布菓子本体の表面に描くこともできる。
請求項2に記載のように、前記チョコレート塗布手段は、前記第2のチョコレートを吹き出すチョコ吹き出し口部を先端に有するチューブと、前記チューブを支持し前記塗布菓子本体の軸線と直交する方向において揺動可能である板状の支持部材とを備え、前記支持部材は、それの基端部が前記可動手段の可動部に取り付けられている構成とすることができる。
このようにすれば、支持部材の弾性(板バネ弾性)により、移動の際に支持部材が塗布菓子本体の軸線と直交する方向(菓子本体の直径方向)において揺れ、それに伴いチョコ吹き出し口が揺れるので、第2のチョコレートについて一定の広がった、軸線方向に延びるラインが形成される。
請求項3に記載のように、前記支持部材は、一端が前記塗布菓子本体の上方に位置することになる半円弧状の先端湾曲板部と、前記先端湾曲板部の他端に連接され鉛直方向に延びる縦長板部とを有し、前記先端湾曲板部及び縦長板部に沿って前記チューブが支持されていることが望ましい。
このようにすれば、縦長板部の板バネ弾性によりチョコ吹き出し口の移動の際に、縦長板部が前記菓子本体の軸線と直交する方向に揺れやすくなる。
請求項4に記載のように、前記チューブは、前記熱溶融した第2チョコレートを貯留するチョコタンクに基端部が接続され、前記熱溶融した第2チョコレートを前記チョコ吹き出し口部に供給する可変速のチョコポンプが途中に設けられ、前記制御手段は、前記チョコポンプの供給速度及び前記可動部の移動速度を制御する構成とされていることが望ましい。
このようにすれば、チョコポンプの供給速度及び可動部(チョコレート塗布手段)の移動速度を制御することで、いろいろな塗布パターンが実現される。
請求項5に記載のように、前記チューブは、前記チューブ内の第2のチョコレートを一定温度に保持する保温手段を備えることが望ましい。
このようにすれば,チューブ内で第2のチョコレートが固まるのが回避される。
請求項6の発明は、菓子本体の周囲に第1のチョコレートが付着している塗布菓子本体を中心軸線回りに回転手段にて回転させながら、前記塗布菓子本体に対し上方のチョコ吹き出し口から熱溶融した第2のチョコレートを菓子本体の軸線方向に沿ってかけ、前記第2のチョコレートを前記塗布菓子本体の周囲に付着させ、チョコ塗布菓子とするチョコレート塗布方法であって、前記菓子本体は、中心軸部材の中央部に形成されている円筒状で、両端部から前記中心軸部材の各端部が側方に突出し、その突出部分が前記回転手段の軸受け部によって支持され、回転されるようになっているものであり、前記塗布菓子本体の回転は、設定角度の回転と回転停止とを繰り返す間欠回転であり、前記塗布菓子本体の回転停止の状態で前記第2のチョコレートを前記軸線方向に沿ってかける動作と、前記第2のチョコレートをかける動作を行うことなく設定角度回転させる動作と、を複数回繰り返すことにより、前記塗布菓子本体の軸線方向に延びるラインとして、第2のチョコレートを付着させることを特徴とする。
このようにすれば、塗布菓子本体を間欠回転させることとし、回転停止の状態で、前記塗布菓子本体の軸線方向に沿って第2のチョコレートをかけるので、第2のチョコレートを、一定の広がりを持って安定的にかけることができる。
さらには、回転停止状態の時間を調整することで、塗布菓子本体の表面に付着した第2のチョコレートの固まり具合が変わるので、回転を再開させた際の第2のチョコレートの広がり具合が変わり、様々な模様を塗布菓子本体の表面に描くこともできる。
請求項7に記載のように、前記チョコ吹き出し口を前記塗布菓子本体の軸線方向に沿って移動させながら、前記第2のチョコレートを前記塗布菓子本体にかける際に、前記チョコ吹き出し口を、前記塗布菓子本体の軸線方向に直交する方向に揺らしながら移動させることが望ましい。
このようにすれば、第2のチョコレートを、一定の広がりをもって安定的にかけ、軸線方向に延びるラインとして塗布される。
これらの場合、請求項8に記載のように、前記チョコ吹き出し口を前記塗布菓子本体の軸線方向に沿って移動させながら、前記第2のチョコレートを前記塗布菓子本体にかける際、前記チューブから25〜30ccの第2のチョコレートが吹き出される構成とされ、前記第2のチョコレートをかける動作を終了後、前記塗布菓子本体を複数回回転させる構成とすることができる。
本発明は、塗布菓子本体の回転を停止した状態で、前記菓子本体の軸線方向に沿って熱溶融した第2のチョコレートをかけるので、塗布菓子本体を回転させながらかける場合とは異なり、軸線方向に延びるラインとして第2のチョコレートを安定して付着させることができる。そして、その後の回転により、第2のチョコレートが塗布菓子本体の周方向に広がるので、軸線方向に延びる第2のチョコレートの複数本の、軸線方向に延びるラインを中心とした模様を形成することができる。
本発明に係るチョコレート塗布装置の概略構成を示す説明図である。 前記装置において、塗布菓子母体、チョコレート塗布手段及び可動手段の関係を示し、(a)は斜視図、(b)は側面図である。 塗布菓子本体を形成する手順の説明図である。 (a)〜(c)はそれぞれチョコ塗布菓子を形成する手順の説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に沿って説明する。
図1は本発明に係るチョコレート塗布装置の概略構成を示す説明図、図2は前記装置において、菓子母体とチョコレート塗布手段との関係を示し、(a)は斜視図、(b)は側面図である。
図1に示すように、本発明に係るチョコレート塗布装置1は、円筒状の菓子本体の周囲に第1のチョコレートC1が一様に付着している塗布菓子本体11の周囲に第2のチョコレートC2を部分的に付着させるものである。そして、この装置1は、第1のチョコレートC1が周囲に付着している塗布菓子本体11の両端を支持し回転させる回転手段(図示せず)と、塗布菓子本体11に対し上方から熱溶融した第2のチョコレートをかけるチョコレート塗布手段12とを備える。
なお、この実施の形態では、塗布菓子本体11は、中心軸部材13の中央部に形成されている円筒状のバウムクーヘンであり、両端部から中心軸部材13の各端部が側方に突出し、その突出部分が回転手段の軸受け部31によって支持され、回転されるようになっている。
チョコレート塗布手段12は、熱溶融した第2のチョコレートC2を貯留するチョコタンク14と、第2のチョコレートC2を供給するためのチューブ15とを有し、このチューブ15先端のチョコ吹き出し口15aから第2のチョコレートC2を吹き出させ、塗布菓子本体11Aに対し第2のチョコレートC2をかけるものである。
チューブ15の途中には、チョコタンク14からチョコ吹き出し口15aに第2のチョコレートC2を供給する可変速のチョコポンプ18が設けられている。なお、チューブ15は、チューブ15内の第2のチョコレートC2を一定温度に保持する保温手段(図示せず)を備える。
チューブ15は、図2に示すように、先端部分(一定の長さ部分)が、塗布菓子本体11(菓子本体)の中心軸線と直交する方向(直径方向)において、板バネ弾性により揺動可能である板状の支持部材16に支持されている。
この支持部材16は、図2(a)(b)に示すように、屈曲して所定の形状に形成され、一端が塗布菓子本体11の上方に位置することになる半円弧状の先端湾曲板部16Aと、この先端湾曲板部16Aの他端に連接され鉛直方向に延びる縦長板部16Bとを有する。この縦長板部16Bが、それの板バネ弾性により塗布菓子本体11(菓子本体)の中心軸線と直交する方向(直径方向)において撓みやすく、揺動可能となる。
この支持部材16の基端部が、塗布菓子本体11の長さ方向(軸線方向)に沿って移動可能であるアクチュエータ(可動手段)21の可動部(スライダ)21Aに取り付けられている。これにより、可動部21Aの移動により、支持部材16やそれに支持されるチューブ15の先端部分が塗布菓子本体11の軸線方向(長さ方向)に沿って移動することになる。
前記回転手段、チョコポンプ18(チョコレート塗布手段12)およびアクチュエータ21には制御手段22が連係されている。この制御手段22は、前記回転手段による塗布菓子本体11Aの回転、チョコポンプ18による第2のチョコレートC2の供給速度及び可動部21A(チョコ吹き出し口15a)の移動速度を制御するもので、塗布菓子本体11を設定角度(例えば120度)回転し、その後回転を停止させた状態でチョコレート塗布手段12を塗布菓子本体11の長さ方向に沿って移動させながら塗布菓子本体11に対し上方から前記熱溶融させた第2のチョコレートC2をかけることを、複数回繰り返させるようになっている。そして、塗布菓子本体11に対して、第2のチョコレートC2による複数本の軸線方向に延びるラインが模様の中心となるチョコ塗布菓子が形成される。
続いて、菓子本体11の周囲に第1のチョコレートC1を付着して塗布菓子本体11Aをまず形成し、前記装置1を用いて、塗布菓子本体11Aの周囲に第2のチョコレートC2による複数本の、軸線方向に延びるラインが模様の中心となっているチョコ塗布菓子を製造する方法について説明する。
(前工程)
まず、前提となる菓子本体を製造する。そのための工程には、例えば、次の(i)〜(vii)の工程が含まれる。なお、このとき、菓子本体の外周に周回溝部を、長さ方向に沿って一定ピッチで形成するようにしてもよい。
(i)各種原料から異物等を取り除く工程
(ii)前記各種原料を配合してバター生地を生成する工程
(iii)卵白をたててメレンゲ状の卵白生地を生成する工程
(iv)前記バター生地をたてる工程
(v)前記バター生地と前記卵白生地を混ぜ合わせ生地を生成する工程
(vi)焼成装置の中心軸部材に対し、前記生地を入れた付着槽を下方から臨ませて前記生地を前記中心軸部材の周囲全体に付着させ、前記中心軸部材が前記焼成装置内を移動しながら前記生地を焼成し、これを複数回繰り返して層状の菓子本体を生成する工程
(vii)前記菓子本体を前記中心軸部材ごと冷却、保管する工程
(第1の塗布工程)
続いて、菓子本体の周囲に第1のチョコレートを付着して塗布菓子本体をまず形成する。具体的には、菓子本体11および中心軸部材13を、周知のコーティング装置(図示せず)に取り付け、図3に示すように、菓子本体11に対し、熱溶融させた第1のチョコレートC1を入れた付着槽17を下方から臨ませ、周知のように、菓子本体11を付着槽17内の第1チョコレート内に浸しながら回転させることにより、第1のチョコレートC1を菓子本体11の周囲全体に付着させ、塗布菓子本体11Aとする。
(第2の塗布工程)
ついで、第1のチョコレートC1を周囲に付着して形成された塗布菓子本体11Aに第2のチョコレートC2を、複数本の、軸線方向に延びるラインが中心となる模様と形成するように付着させ、チョコ塗布菓子とする。この工程が、本発明の特徴点である。
塗布菓子本体11Aおよび中心軸部材13を前記周知のコーティング装置から取り外し、塗布菓子本体11Aの中心軸部材13を回転手段の軸受け部31に取り付ける(図2(a)参照)。
そして、まず、静止させた状態で、図4(a)(b)に示すように、塗布菓子本体の上方に位置するチョコ吹き出し口15aを塗布菓子本体11Aの軸線方向に移動させながら、塗布菓子本体11Aに上方から、熱溶融した第2のチョコレートC2をかける。これにより、塗布菓子本体11Aに第2のチョコレートC2による、軸線方向に延びるラインを中心とした模様が1本形成される。
このとき、チョコ吹き出し口15aは支持部材16に支持されているので、移動の際に、塗布菓子本体11Aの直径方向に揺れ、軸線方向に延びるラインは幅方向(塗布菓子本体11Aの周方向)に振れ、波形形状となる。第2のチョコレートC2が、1本の、軸線方向に延びるラインとして帯状に付着する。このとき、チョコ吹き出し口15aの揺れが小さいと、略直線状になるが、大きくなると、略波形形状になる。
それから、塗布菓子本体11Aを360°+120°回転させた後に、静止させる。この回転により、軸線方向に延びるラインを中心とし幅方向に一定の広がりを有する、第2のチョコレートC2による第1番目の模様が形成される。
そして、その静止させた状態で、図4(c)に示すように、塗布菓子本体11Aの上方に位置するチョコ吹き出し口15aを塗布菓子本体11Aの軸線方向に移動させながら、塗布菓子本体11Aに上方から、熱溶融した第2のチョコレートC2をかける。これにより、第2のチョコレートC2が2本目の、軸線方向に延びるラインとして部分的に付着する。この2本目の、軸線方向に延びるラインは、1本目のラインから周方向において120°の角度間隔だけ離れている。
その後、さらに塗布菓子本体11Aを360°+120°回転させた後に静止させ、同様に、チョコ吹き出し口15aを塗布菓子本体11Aの軸線方向に移動させながら、塗布菓子本体11Aに上方から、熱溶融した第2のチョコレートC2をかける。これにより、第2のチョコレートC2が3本目のラインとして部分的に付着する。
このようにして、3本のラインを中心とする模様が形成された後、塗布菓子本体11Aが複数回回転され、第2のチョコレートC2を第1のチョコレートC1と混じり合わせ、3本の、軸線方向に延びるラインを中心とした模様を有するチョコ塗布菓子とされる。
(最終工程)
チョコ塗布菓子のチョコ乾燥後、切断加工及び仕上げ加工を行う。
なお、前記実施の形態では、第2のチョコレートによるラインを3本としているが、本発明はそれに制限されるものではない。前記実施の形態では、支持部材16の板バネ弾性により、チョコ吹き出し口15aを揺動可能としているが、本発明はそれに制限されるものではない。
C1 第1のチョコレート
C2 第2のチョコレート
1 チョコレート塗布装置
11 菓子本体
11A 塗布菓子本体
12 チョコレート塗布手段
13 中心軸部材
14 チョコタンク
15 チューブ
15a チョコ吹き出し口
16 支持部材
16A 先端湾曲板部
16B 縦長板部
18 チョコポンプ
21 アクチュエータ(可動手段)
21A スライダ(可動部)
22 制御手段

Claims (8)

  1. 菓子本体の周囲に第1のチョコレートが付着している塗布菓子本体を中心軸線回りに回転させる回転手段と、前記塗布菓子本体に対し上方から熱溶融した第2のチョコレートをかけるチョコレート塗布手段とを備え、前記第2のチョコレートを前記塗布菓子本体の周囲に付着させ、チョコ塗布菓子とするチョコレート塗布装置であって、
    前記菓子本体は、中心軸部材の中央部に形成されている円筒状で、両端部から前記中心軸部材の各端部が側方に突出し、その突出部分が前記回転手段の軸受け部によって支持され、回転されるようになっているものであり、
    前記チョコレート塗布手段が設けられた可動部を有し前記可動部を前記塗布菓子本体の軸線方向に移動させる可動手段と、
    前記回転手段、前記チョコレート塗布手段および前記可動手段に連係され、前記回転手段を制御して前記塗布菓子本体の回転を複数回停止させ、その回転停止状態で前記可動部を移動させながら前記塗布菓子本体に対し上方から前記チョコレート塗布手段により前記熱溶融させた第2のチョコレートをかけさせ、前記軸線方向に延びるラインとして、第2のチョコレートを付着させる制御手段と、
    を備えることを特徴とするチョコレート塗布装置。
  2. 前記チョコレート塗布手段は、
    前記第2のチョコレートを吹き出すチョコ吹き出し口部を先端に有するチューブと、
    前記チューブを支持し前記塗布菓子本体の軸線と直交する方向において揺動可能である板状の支持部材と、を備え、
    前記支持部材は、
    それの基端部が前記可動手段の可動部に取り付けられている、
    請求項1記載のチョコレート塗布装置。
  3. 前記支持部材は、
    一端が前記塗布菓子本体の上方に位置することになる半円弧状の先端湾曲板部と、
    前記先端湾曲板部の他端に連接され鉛直方向に延びる縦長板部と、を有し、
    前記先端湾曲板部及び縦長板部に沿って前記チューブが支持されている、
    請求項2記載のチョコレート塗布装置。
  4. 前記チューブは、
    前記熱溶融した第2チョコレートを貯留するチョコタンクに基端部が接続され、前記熱溶融した第2チョコレートを前記チョコ吹き出し口部に供給する可変速のチョコポンプが途中に設けられ、
    前記制御手段は、
    前記チョコポンプの供給速度及び前記可動部の移動速度を制御する構成とされている、
    請求項2に記載のチョコレート塗布装置。
  5. 前記チューブは、
    前記チューブ内の第2のチョコレートを一定温度に保持する保温手段を備える、
    請求項2〜4のいずれかに記載のチョコレート塗布装置。
  6. 菓子本体の周囲に第1のチョコレートが付着している塗布菓子本体を中心軸線回りに回転手段にて回転させながら、前記塗布菓子本体に対し上方のチョコ吹き出し口から熱溶融した第2のチョコレートを菓子本体の軸線方向に沿ってかけ、前記第2のチョコレートを前記塗布菓子本体の周囲に付着させ、チョコ塗布菓子とするチョコレート塗布方法であって、
    前記菓子本体は、中心軸部材の中央部に形成されている円筒状で、両端部から前記中心軸部材の各端部が側方に突出し、その突出部分が前記回転手段の軸受け部によって支持され、回転されるようになっているものであり、
    前記塗布菓子本体の回転は、設定角度の回転と回転停止とを繰り返す間欠回転であり、
    前記塗布菓子本体の回転停止の状態で前記第2のチョコレートを前記軸線方向に沿ってかける動作と、前記第2のチョコレートをかける動作を行うことなく設定角度回転させる動作と、を複数回繰り返すことにより、前記塗布菓子本体の軸線方向に延びるラインとして、第2のチョコレートを付着させることを特徴とするチョコレート塗布方法。
  7. 前記チョコ吹き出し口を前記塗布菓子本体の軸線方向に沿って移動させながら、前記第2のチョコレートを前記塗布菓子本体にかける際に、前記チョコ吹き出し口を、前記塗布菓子本体の軸線方向に直交する方向に揺らしながら移動させる、
    請求項6記載のチョコレート塗布方法。
  8. 前記チョコ吹き出し口を前記塗布菓子本体の軸線方向に沿って移動させながら、前記第2のチョコレートを前記塗布菓子本体にかける際、前記チューブから25〜30ccの第2のチョコレートが吹き出される構成とされ、
    前記第2のチョコレートをかける動作を終了後、前記塗布菓子本体を複数回回転させる、
    請求項6または7記載のチョコレート塗布方法。
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