JP6105172B2 - ユーザ端末及びプロセッサ - Google Patents
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Description
本発明は、移動通信システムにおいてD2D通信をサポートするユーザ端末及びプロセッサに関する。
移動通信システムの標準化プロジェクトである3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、リリース12以降の新機能として、端末間(Device to Device:D2D)近傍サービスの導入が検討されている(非特許文献1参照)。
D2D近傍サービス(D2D ProSe)は、同期がとられた複数のユーザ端末からなる同期クラスタ内で直接的な端末間通信を可能とするサービスである。D2D近傍サービスは、近傍端末を発見する発見手順(Discovery)と、直接的な端末間通信であるD2D通信(Communication)と、を含む。
D2D通信において、ユーザ端末は、制御リソースを使用して制御情報を送信(又は受信)し、当該制御情報により示されるデータリソースを使用してユーザデータを送信(又は受信)する。制御情報はSA(Scheduling Assignment)とも称され、制御リソースはSAリソースとも称される。
制御リソース及びデータリソースの割り当てモードとしては、Mode 1(第1のモード)及びMode 2(第2のモード)が提案されている。Mode 1は基地局主導の割り当てモードであり、制御リソース及びデータリソースが基地局から指定される。Mode 2は、ユーザ端末主導の割り当てモードであり、所定のリソースプールの中からユーザ端末が制御リソース及びデータリソースを選択する。
3GPP技術報告書 「TR 36.843 V12.0.1」 2014年3月
一つの実施形態に係るユーザ端末は、D2D通信をサポートする。前記ユーザ端末は、所定の時間長及び所定の周波数幅を有する制御領域において、時間方向に連続的又は不連続的に割り当てられる第1の制御リソース及び第2の制御リソースを使用して、同じ制御情報の繰り返し送信を行う制御部を備える。前記制御部は、前記第1の制御リソースが他のユーザ端末の制御リソースと時間方向において重複しても、前記第2の制御リソースが前記他のユーザ端末の制御リソースと時間方向において重複しないように、時間方向における前記第1の制御リソース及び前記第2の制御リソースの位置を決定する。
[実施形態の概要]
第1実施形態に係るユーザ端末は、D2D通信をサポートする。前記ユーザ端末は、制御リソースを使用して制御情報を他のユーザ端末に送信し、前記制御情報により示されるデータリソースを使用してユーザデータを前記他のユーザ端末に送信する制御部を備える。前記制御情報は、前記制御リソース及び前記データリソースの割り当てモードが第1のモード及び第2のモードの何れであるかを識別する識別フラグを含む。前記第1のモードは、前記制御リソース及び前記データリソースが基地局から指定される割り当てモードである。前記第2のモードは、所定のリソースプールの中から前記ユーザ端末が前記制御リソース及び前記データリソースを選択する割り当てモードである。
第1実施形態に係るユーザ端末は、D2D通信をサポートする。前記ユーザ端末は、制御リソースを使用して制御情報を他のユーザ端末に送信し、前記制御情報により示されるデータリソースを使用してユーザデータを前記他のユーザ端末に送信する制御部を備える。前記制御情報は、前記制御リソース及び前記データリソースの割り当てモードが第1のモード及び第2のモードの何れであるかを識別する識別フラグを含む。前記第1のモードは、前記制御リソース及び前記データリソースが基地局から指定される割り当てモードである。前記第2のモードは、所定のリソースプールの中から前記ユーザ端末が前記制御リソース及び前記データリソースを選択する割り当てモードである。
第1実施形態では、前記制御情報は、前記データリソースの時間方向の割り当てパターンを示す時間割り当て情報を含む。前記割り当てモードが前記第1のモードである場合、前記制御部は、前記データリソースの周期的な割り当てパターンに関する情報を前記時間割り当て情報として送信する。前記割り当てモードが前記第2のモードである場合、前記制御部は、前記データリソースのランダムな割り当てパターンに関する情報を前記時間割り当て情報として送信する。
第1実施形態では、前記周期的な割り当てパターンに関する情報は、前記基地局から指定された周期及びオフセットを示す情報である。前記ランダムな割り当てパターンに関する情報は、疑似ランダム系列を示す情報である。
第1実施形態の変更例に係るユーザ端末は、D2D通信をサポートする。前記ユーザ端末は、制御リソースを使用して制御情報を他のユーザ端末に送信し、前記制御情報により示されるデータリソースを使用してユーザデータを前記他のユーザ端末に送信する制御部を備える。前記制御情報は、前記データリソースの時間方向の割り当てパターンを示す時間割り当て情報と、前記時間割り当て情報が第1の情報及び第2の情報の何れであるかを識別する識別フラグと、を含む。前記第1の情報は、前記データリソースの周期的な割り当てパターンに関する情報である。前記第2の情報は、前記データリソースのランダムな割り当てパターンに関する情報である。
第1実施形態の変更例では、前記周期的な割り当てパターンに関する情報は、周期及びオフセットを示す情報である。前記ランダムな割り当てパターンに関する情報は、疑似ランダム系列を示す情報である。
第2実施形態に係るユーザ端末は、D2D通信をサポートする。前記ユーザ端末は、所定の時間長及び所定の周波数幅を有する制御領域において、時間方向に連続的又は不連続的に割り当てられる第1の制御リソース及び第2の制御リソースを使用して、同じ制御情報の繰り返し送信を行う制御部を備える。前記制御部は、前記第1の制御リソースが他のユーザ端末の制御リソースと時間方向において重複しても、前記第2の制御リソースが前記他のユーザ端末の制御リソースと時間方向において重複しないように、時間方向における前記第1の制御リソース及び前記第2の制御リソースの位置を決定する。
第2実施形態において、前記制御部は、前記第1の制御リソースに対して前記第2の制御リソースが前記所定の周波数幅の2分の1だけずれるように、周波数方向における前記第1の制御リソース及び前記第2の制御リソースの位置を決定する。
第2実施形態において、前記第1の制御リソース及び前記第2の制御リソースのそれぞれは、1つのリソースブロック分の周波数幅及び1つのサブフレーム分の時間幅を有する。前記制御部は、前記第1の制御リソースに対して前記第2の制御リソースが前記所定の周波数幅の2分の1だけずれるように、前記第1の制御リソースに用いる第1のリソースブロック及び前記第2の制御リソースに用いる第2のリソースブロックを決定し、前記第1の制御リソースが前記他のユーザ端末の制御リソースと時間方向において重複しても、前記第2の制御リソースが前記他のユーザ端末の制御リソースと時間方向において重複しないように、前記第1の制御リソースに用いる第1のサブフレーム及び前記第2の制御リソースに用いる第2のサブフレームを決定する。
第2実施形態に係るプロセッサは、D2D通信をサポートするユーザ端末を制御する。前記プロセッサは、所定の時間長及び所定の周波数幅を有する制御領域において、時間方向に連続的又は不連続的に割り当てられる第1の制御リソース及び第2の制御リソースを使用して、同じ制御情報の繰り返し送信を行う処理と、前記第1の制御リソースが他のユーザ端末の制御リソースと時間方向において重複しても、前記第2の制御リソースが前記他のユーザ端末の制御リソースと時間方向において重複しないように、時間方向における前記第1の制御リソース及び前記第2の制御リソースの位置を決定する処理と、を実行する。
[第1実施形態]
以下において、3GPP規格に基づく移動通信システムであるLTE(Long Term Evolution)システムに本発明を適用する場合の実施形態を説明する。
以下において、3GPP規格に基づく移動通信システムであるLTE(Long Term Evolution)システムに本発明を適用する場合の実施形態を説明する。
(1)システム構成
図1は、第1実施形態に係るLTEシステムの構成図である。図1に示すように、第1実施形態に係るLTEシステムは、UE(User Equipment)100、E−UTRAN(Evolved−UMTS Terrestrial Radio Access Network)10、及びEPC(Evolved Packet Core)20を備える。
図1は、第1実施形態に係るLTEシステムの構成図である。図1に示すように、第1実施形態に係るLTEシステムは、UE(User Equipment)100、E−UTRAN(Evolved−UMTS Terrestrial Radio Access Network)10、及びEPC(Evolved Packet Core)20を備える。
UE100は、ユーザ端末に相当する。UE100は、移動型の通信装置であり、セル(サービングセル)との無線通信を行う。UE100の構成については後述する。
E−UTRAN10は、無線アクセスネットワークに相当する。E−UTRAN10は、eNB200(evolved Node−B)を含む。eNB200は、基地局に相当する。eNB200は、X2インターフェイスを介して相互に接続される。eNB200の構成については後述する。
eNB200は、1又は複数のセルを形成しており、自セルとの接続を確立したUE100との無線通信を行う。eNB200は、無線リソース管理(RRM)機能、ユーザデータのルーティング機能、モビリティ制御・スケジューリングのための測定制御機能などを有する。「セル」は、無線通信エリアの最小単位を示す用語として使用される他に、UE100との無線通信を行う機能又は周波数等を示す用語としても使用される。
EPC20は、コアネットワークに相当する。EPC20は、MME(Mobility Management Entity)/S−GW(Serving−Gateway)300を含む。MMEは、UE100に対する各種モビリティ制御などを行う。S−GWは、ユーザデータの転送制御を行う。MME/S−GW300は、S1インターフェイスを介してeNB200と接続される。なお、E−UTRAN10及びEPC20は、LTEシステムのネットワークを構成する。
図2は、UE100のブロック図である。図2に示すように、UE100は、アンテナ101、無線送受信機110、ユーザインターフェイス120、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機130、バッテリ140、メモリ150、及びプロセッサ160を備える。メモリ150及びプロセッサ160は、制御部を構成する。無線送受信機110及びプロセッサ160は、送信部及び受信部を構成する。UE100は、GNSS受信機130を有していなくてもよい。また、メモリ150をプロセッサ160と一体化し、このセット(すなわち、チップセット)をプロセッサ160’としてもよい。
アンテナ101及び無線送受信機110は、無線信号の送受信に用いられる。無線送受信機110は、プロセッサ160が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナ101から送信する。また、無線送受信機110は、アンテナ101が受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換してプロセッサ160に出力する。
ユーザインターフェイス120は、UE100を所持するユーザとのインターフェイスであり、例えば、ディスプレイ、マイク、スピーカ、及び各種ボタンなどを含む。ユーザインターフェイス120は、ユーザからの操作を受け付けて、該操作の内容を示す信号をプロセッサ160に出力する。GNSS受信機130は、UE100の地理的な位置を示す位置情報を得るために、GNSS信号を受信して、受信した信号をプロセッサ160に出力する。バッテリ140は、UE100の各ブロックに供給すべき電力を蓄える。
メモリ150は、プロセッサ160により実行されるプログラム、及びプロセッサ160による処理に使用される情報を記憶する。プロセッサ160は、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号などを行うベースバンドプロセッサと、メモリ150に記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPU(Central Processing Unit)と、を含む。プロセッサ160は、さらに、音声・映像信号の符号化・復号を行うコーデックを含んでもよい。プロセッサ160は、後述する各種の処理及び各種の通信プロトコルを実行する。
図3は、eNB200のブロック図である。図3に示すように、eNB200は、アンテナ201、無線送受信機210、ネットワークインターフェイス220、メモリ230、及びプロセッサ240を備える。メモリ230及びプロセッサ240は、制御部を構成する。無線送受信機210(及び/又はネットワークインターフェイス220)及びプロセッサ240は、送信部及び受信部を構成する。また、メモリ230をプロセッサ240と一体化し、このセット(すなわち、チップセット)をプロセッサとしてもよい。
アンテナ201及び無線送受信機210は、無線信号の送受信に用いられる。無線送受信機210は、プロセッサ240が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナ201から送信する。また、無線送受信機210は、アンテナ201が受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換してプロセッサ240に出力する。
ネットワークインターフェイス220は、X2インターフェイスを介して隣接eNB200と接続され、S1インターフェイスを介してMME/S−GW300と接続される。ネットワークインターフェイス220は、X2インターフェイス上で行う通信及びS1インターフェイス上で行う通信に用いられる。
メモリ230は、プロセッサ240により実行されるプログラム、及びプロセッサ240による処理に使用される情報を記憶する。プロセッサ240は、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号などを行うベースバンドプロセッサと、メモリ230に記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPUと、を含む。プロセッサ240は、後述する各種の処理及び各種の通信プロトコルを実行する。
図4は、LTEシステムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタック図である。図4に示すように、無線インターフェイスプロトコルは、OSI参照モデルの第1層乃至第3層に区分されており、第1層は物理(PHY)層である。第2層は、MAC(Medium Access Control)層、RLC(Radio Link Control)層、及びPDCP(Packet Data Convergence Protocol)層を含む。第3層は、RRC(Radio Resource Control)層を含む。
物理層は、符号化・復号、変調・復調、アンテナマッピング・デマッピング、及びリソースマッピング・デマッピングを行う。UE100の物理層とeNB200の物理層との間では、物理チャネルを介してユーザデータ及び制御情報が伝送される。
MAC層は、データの優先制御、ハイブリッドARQ(HARQ)による再送処理、及びランダムアクセス手順などを行う。UE100のMAC層とeNB200のMAC層との間では、トランスポートチャネルを介してユーザデータ及び制御情報が伝送される。eNB200のMAC層は、上下リンクのトランスポートフォーマット(トランスポートブロックサイズ、変調・符号化方式(MCS))及びUE100への割当リソースブロックを決定するスケジューラを含む。
RLC層は、MAC層及び物理層の機能を利用してデータを受信側のRLC層に伝送する。UE100のRLC層とeNB200のRLC層との間では、論理チャネルを介してユーザデータ及び制御情報が伝送される。
PDCP層は、ヘッダ圧縮・伸張、及び暗号化・復号化を行う。
RRC層は、制御情報を取り扱う制御プレーンでのみ定義される。UE100のRRC層とeNB200のRRC層との間では、各種設定のための制御情報(RRCメッセージ)が伝送される。RRC層は、無線ベアラの確立、再確立及び解放に応じて、論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネルを制御する。UE100のRRCとeNB200のRRCとの間に接続(RRC接続)がある場合、UE100はRRCコネクティッド状態であり、そうでない場合、UE100はRRCアイドル状態である。
RRC層の上位に位置するNAS(Non−Access Stratum)層は、セッション管理及びモビリティ管理などを行う。
図5は、LTEシステムで使用される無線フレームの構成図である。LTEシステムは、下りリンクにはOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)、上りリンクにはSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)がそれぞれ適用される。
図5に示すように、無線フレームは、時間方向に並ぶ10個のサブフレームで構成される。各サブフレームは、時間方向に並ぶ2個のスロットで構成される。各サブフレームの長さは1msであり、各スロットの長さは0.5msである。各サブフレームは、周波数方向に複数個のリソースブロック(RB)を含み、時間方向に複数個のシンボルを含む。各リソースブロックは、周波数方向に複数個のサブキャリアを含む。1つのシンボル及び1つのサブキャリアにより1つのリソースエレメント(RE)が構成される。また、UE100に割り当てられる無線リソース(時間・周波数リソース)のうち、周波数リソースはリソースブロックにより特定でき、時間リソースはサブフレーム(又はスロット)により特定できる。
下りリンクにおいて、各サブフレームの先頭数シンボルの区間は、主に制御信号を伝送するための物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)として使用される領域である。また、各サブフレームの残りの区間は、主にユーザデータを伝送するための物理下りリンク共有チャネル(PDSCH)として使用できる領域である。
上りリンクにおいて、各サブフレームにおける周波数方向の両端部は、主に制御信号を伝送するための物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)として使用される領域である。また、各サブフレームにおける周波数方向の中央部は、主にユーザデータを伝送するための物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)として使用できる領域である。
(2)D2D通信の概要
第1実施形態に係るLTEシステムは、D2D近傍サービスをサポートする。D2D近傍サービス(D2D ProSe)は、同期がとられた複数のUE100からなる同期クラスタ内で直接的なUE間通信を可能とするサービスである。D2D近傍サービスは、近傍UEを発見する発見手順(Discovery)と、直接的なUE間通信であるD2D通信(Communication)と、を含む。D2D通信は、Direct communicationとも称される。
第1実施形態に係るLTEシステムは、D2D近傍サービスをサポートする。D2D近傍サービス(D2D ProSe)は、同期がとられた複数のUE100からなる同期クラスタ内で直接的なUE間通信を可能とするサービスである。D2D近傍サービスは、近傍UEを発見する発見手順(Discovery)と、直接的なUE間通信であるD2D通信(Communication)と、を含む。D2D通信は、Direct communicationとも称される。
同期クラスタを形成する全UE100がセルカバレッジ内に位置するシナリオは、「カバレッジ内(In coverage)」と称される。同期クラスタを形成する全UE100がセルカバレッジ外に位置するシナリオは、「カバレッジ外(Out of coverage)」と称される。同期クラスタのうち一部のUE100がセルカバレッジ内に位置し、残りのUE100がセルカバレッジ外に位置するシナリオは、「部分的カバレッジ(Partial coverage)」と称される。
図6は、D2D通信の概要を説明するための図である。図6に示すように、UE100#1及びUE100#2は、D2D通信を行っている。D2D通信では双方向の通信が可能であるが、以下においてはUE100#1が送信側UEであり、かつUE100#2が受信側UEである一例を説明する。なお、受信側UEが1つである場合に限らず、受信側UEが複数であってもよい。
UE100#1は、SAリソースを使用してSAをUE100#2に送信する。SAリソースは制御リソースに相当し、SAは制御情報に相当する。SAの内容については後述する。また、UE100#1は、SAにより示されるデータリソースを使用してユーザデータをUE100#2に送信する。
UE100#2は、SAリソースを使用してSAをUE100#1から受信する。また、UE100#2は、SAにより示されるデータリソースを使用してユーザデータをUE100#1から受信する。
ここで、1つの時間リソース単位及び1つの周波数リソース単位により、1つのSAリソースが構成される。また、1つの時間リソース単位及び1つの周波数リソース単位により、1つのデータリソースが構成される。第1実施形態では、時間リソース単位はサブフレームである。但し、時間リソース単位がサブフレームである場合に限らず、時間リソース単位がスロットであってもよい。周波数リソース単位は、1又は複数のリソースブロックである。
SAリソース及びデータリソースの割り当てモードとしては、Mode 1(第1のモード)及びMode 2(第2のモード)が提案されている。
Mode 1はeNB200主導の割り当てモードであり、SAリソース及びデータリソースがeNB200から指定される。例えば、UE100#1は、eNB200から個別シグナリング(PDCCH等)により動的又は準静的にSAリソース及びデータリソースが指定され、指定されたSAリソース及びデータリソースをD2D通信に使用する。Mode 1は、「カバレッジ内」及び「部分的カバレッジ」のシナリオにおいて特に有用であると考えられる。
Mode 2は、UE主導の割り当てモードであり、所定のリソースプールの中からUE100#1が制御リソース及びデータリソースを選択する。例えば、UE100#1は、eNB200からブロードキャストシグナリング(SIB等)によりSAリソース及びデータリソースのリソースプールが通知され、通知されたリソースプールの中からSAリソース及びデータリソースを選択し、選択したSAリソース及びデータリソースをD2D通信に使用する。或いは、リソースプールは、UE100#1に事前設定されていてもよい。Mode 2は、「カバレッジ外」のシナリオにおいて特に有用であると考えられる。
(3)SAの内容
表1は、第1実施形態に係るSAの内容を示す表である。上述したように、SAは、UE100#1からUE100#2に送信される。
表1は、第1実施形態に係るSAの内容を示す表である。上述したように、SAは、UE100#1からUE100#2に送信される。
表1に示すように、SAは、「UE ID」、「MCS」、「Frequency position of data resource」、「T−RPT(Time Resource Pattern of Transmission)」、「TA(Timing Advance)」、「Mode 1/Mode 2 flag」、「Resource pool ID for Mode 2」、「In−coverage/out of coverage」、「Hopping flag」を含む。なお、表1に示すビット数(Bits)は一例であり、適宜変更可能であることに留意されたい。
「UE ID」は、送信側UE(TX UE)の識別子又は受信側UE(Target)の識別子であり、8ビットのビット長を有する。「UE ID」は、受信側UEにおいて意図しないユーザデータを復号することを回避するために使用される。
「MCS」は、ユーザデータに適用される変調・符号化方式(MCS)を示す情報であり、5ビットのビット長を有する。MCSには、例えば上りリンクで使用されるインデックスが流用される。なお、SAに適用されるMCSは固定されている。
「Frequency position of data resource」は、データリソースの周波数方向の割り当て位置を示す情報であり、13ビットのビット長を有する。
「T−RPT」は、データリソースの時間方向の割り当てパターンを示す情報であり、合計8ビットのビット長を有する。「T−RPT」は、時間割り当て情報に相当する。第1実施形態では、割り当てモードがMode 1であるかMode 2であるかに応じて、「T−RPT」の内容が異なる。「T−RPT」の詳細については後述する。
「TA」は、タイミングアドバンスを示す情報であり、6ビットのビット長を有する。
「Mode 1/Mode 2 flag」は、割り当てモードがMode 1及びMode 2の何れであるかを識別する識別フラグである。上述したように、Mode 1は、SAリソース及びデータリソースがeNB200から指定される割り当てモードである。Mode 2は、所定のリソースプールの中からUE100#1がSAリソース及びデータリソースを選択する割り当てモードである。
割り当てモードがMode 1である場合、UE100#1は、データリソースの周期的な割り当てパターンに関する情報を「T−RPT」として送信する。周期的な割り当てパターンに関する情報は、例えば、eNB200から指定された周期(Transmission interval)及びオフセット(Offset)を示す情報である。UE100#2は、「Mode 1/Mode 2 flag」により示される割り当てモードがMode 1である場合、「T−RPT」を、データリソースの周期的な割り当てパターンに関する情報として解釈する。
これに対し、割り当てモードがMode 2である場合、UE100#1は、データリソースのランダムな割り当てパターンに関する情報を「T−RPT」として送信する。ランダムな割り当てパターンに関する情報は、例えば、疑似ランダム系列を示す情報(Cinit_D2D)である。UE100#2は、「Mode 1/Mode 2 flag」により示される割り当てモードがMode 2である場合、「T−RPT」を、データリソースのランダムな割り当てパターンに関する情報として解釈する。
「In−coverage/out of coverage」は、UE100#1がセルカバレッジ内であるかセルカバレッジ外であるかを示すフラグである。
「Hopping flag」は、データリソースの周波数ホッピングを示す情報であり、2ビットのビット長を有する。当該周波数ホッピングには、PUSCHの周波数ホッピングと同様の方法が再使用される。
(4)データリソースの割り当て例
図7は、Mode 1におけるデータリソースの割り当て例を示す図である。図7では、2つの送信側UE(UE0、UE1)のそれぞれがSA及びユーザデータを送信すると仮定している。
図7は、Mode 1におけるデータリソースの割り当て例を示す図である。図7では、2つの送信側UE(UE0、UE1)のそれぞれがSA及びユーザデータを送信すると仮定している。
図7に示すように、SAリソースが割り当てられ得る領域であるSA領域(SA Region)とデータリソースが割り当てられ得る領域であるデータ領域(Data Region)とが時分割で設定される。
図7の例では、1つのSA領域は、4サブフレーム分の時間長を有する。また、SA領域及びデータ領域は、周波数方向において複数の周波数リソース単位に分割されている。図7の例では、SA領域及びデータ領域は、6つの周波数リソース単位分の周波数幅を有する。
Mode 1におけるデータリソースの時間方向の割り当てには、周期的な割り当てパターンが適用される。具体的には、SA中の「T−RPT」における周期に従ってデータリソースの時間方向の周期が定められる。SA中の「T−RPT」におけるオフセットにより、周期的な割り当ての始点となる時間位置が定められる。
また、SA中の「Frequency position of data resource」に応じてデータリソースの周波数方向の位置が定められる。SA中の「Hopping flag」に応じてデータリソースの周波数ホッピングパターンが定められる。
図8は、Mode 2におけるデータリソースの割り当て例を示す図である。ここでは、Mode 1におけるデータリソースの割り当て例との相違点を主として説明する。
図8に示すように、SA領域とデータ領域とが時分割で設定される。
Mode 2におけるデータリソースの時間方向の割り当てには、ランダムな割り当てパターンが適用される。例えば、SA中の「T−RPT」における疑似ランダム系列を示す情報(Cinit_D2D)と、SA中の「UE ID」と、に基づいて、割り当てパターンが定められる。疑似ランダム系列としては、例えばGold系列が使用される。
例えば、疑似ランダム系列のシードCinitは、以下の数1の計算式により算出される。ここでは、UE IDが8ビットであると仮定している。
また、k番目の送信(又は受信)を行うサブフレームtkは、以下の数2の計算式により算出される。
但し、Mはデータ領域における候補サブフレーム数である。また、算出されたサブフレームtkにおいて重複が生じた場合、又は、算出されたサブフレームtkがM以上である場合、そのサブフレームtkは無視される。
図9は、数2の計算式により算出されたサブフレームtkを示す図である。図9では、M=20、N=5である一例を示す。図9に示すように、シードCinitに対応する疑似ランダム系列(Random sequence)において、サブフレームtkとして、「13」、「13」、「31」、「5」、「7」、「1」が算出されている。2回目の「13」、及び「31」は無視されるため、第「1」「5」「7」「13」サブフレームが送信(又は受信)を行うサブフレームとして選択される。
(5)第1実施形態のまとめ
第1実施形態では、SAは、割り当てモードがMode 1及びMode 2の何れであるかを識別する「Mode 1/Mode 2 flag」を含む。これにより、割り当てモードに応じて、データリソースの時間方向の割り当てパターンを示す「T−RPT」の内容を異ならせることができる。
第1実施形態では、SAは、割り当てモードがMode 1及びMode 2の何れであるかを識別する「Mode 1/Mode 2 flag」を含む。これにより、割り当てモードに応じて、データリソースの時間方向の割り当てパターンを示す「T−RPT」の内容を異ならせることができる。
また、割り当てモードがMode 1である場合、UE100#1は、データリソースの周期的な割り当てパターンに関する情報を「T−RPT」として送信する。これにより、eNB200により指定されているデータリソースを使用して、安定的にユーザデータを送受信できる。また、送受信すべきユーザデータが音声データであると仮定した場合、音声データは周期的に発生する。よって、データリソースを周期的に割り当てることにより、音声データを低遅延で送受信できる。
これに対し、割り当てモードがMode 2である場合、UE100#1は、データリソースのランダムな割り当てパターンに関する情報を「T−RPT」として送信する。これにより、eNB200により指定されていないデータリソースを使用する場合でも、複数の送信側UEについてデータリソースが時間方向において重複する可能性を低減できる。
特に、D2D通信では、受信側UEが電力差の大きい複数のユーザデータを同時に受信する場合、周波数方向における電力漏れ込み(in−band emission)が生じ、所望のユーザデータの受信品質が劣化し易い。よって、データリソースを時間方向においてランダムに割り当てることにより、このような干渉の影響をランダム化し、受信品質の劣化を抑制できる。
[第1実施形態の変更例]
上述した第1実施形態では、Mode 1においてデータリソースの周期的割り当てを行い、Mode 2においてデータリソースのランダム割り当てを行っていた。
上述した第1実施形態では、Mode 1においてデータリソースの周期的割り当てを行い、Mode 2においてデータリソースのランダム割り当てを行っていた。
しかしながら、このような周期的割り当て及びランダム割り当ての使い分けを、割り当てモードとは無関係に行ってもよい。
本変更例では、上述した「Mode 1/Mode 2 flag」に代えて、周期的/ランダム識別フラグを使用する。周期的/ランダム識別フラグは、「T−RPT」が第1の情報及び第2の情報の何れであるかを識別するフラグである。ここで、第1の情報とは、データリソースの周期的な割り当てパターンに関する情報(例えば、周期及びオフセットを示す情報)である。第2の情報とは、データリソースのランダムな割り当てパターンに関する情報(例えば、疑似ランダム系列を示す情報)である。
本変更例によれば、データリソースの周期的割り当て及びランダム割り当ての使い分けを、割り当てモードとは無関係に行うことができる。
[第2実施形態]
第2実施形態について、第1実施形態との相違点を主として説明する。第2実施形態は、SAリソースの割り当てに関する実施形態である。
第2実施形態について、第1実施形態との相違点を主として説明する。第2実施形態は、SAリソースの割り当てに関する実施形態である。
第2実施形態に係るUE100は、D2D通信をサポートする。UE100は、所定の時間長及び所定の周波数幅を有するSA領域(制御領域)において、時間方向に連続的又は不連続的に割り当てられる第1のSAリソース(第1の制御リソース)及び第2のSAリソース(第2の制御リソース)を使用して、同じSA(制御情報)の繰り返し送信を行う。UE100は、第1のSAリソースが他のUEのSAリソースと時間方向において重複しても、第2のSAリソースが当該他のUEのSAリソースと時間方向において重複しないように、時間方向における第1のSAリソース及び第2のSAリソースの位置を決定する。
具体的には、送信側UEであるUE100#1は、所定の時間長及び所定の周波数幅を有するSA領域において、時間方向に連続的又は不連続的に割り当てられる複数のSAリソースを使用して、SAの繰り返し送信(Repetition)を行う。繰り返し送信には、例えば冗長バージョン0のチェイス合成を適用できる。この場合、初送及び再送において同じSAが送信される。第2実施形態では、Repetition回数が2回、すなわち1回の初送に対して再送を1回だけ行う一例を説明する。
例えば、複数のSAリソースの時間方向の割り当てパターンは、予め規定された複数の割り当てパターンの中から選択されている。複数の割り当てパターンのそれぞれは、一部のSAリソースが他の割り当てパターンと時間方向において重複しても、残りのSAリソースが他の割り当てパターンと時間方向において重複しないように設定されている。複数の割り当てパターンの中から割り当てパターンを選択する主体は、例えば、Mode 1ではeNB200であり、Mode 2ではUE100#1である。
図10は、SA領域が4サブフレーム分の時間長を有する場合のSAリソースの割り当て例を示す図である。図10(A)に示すように、SAリソースの割り当てパターンとして、割り当てパターンA乃至Fの6パターンが予め規定されている。また、SAリソースの周波数ホッピングが適用されている。
図10(A)に示すように、UE100#1は、第1のSAリソースに対して第2のSAリソースが所定の周波数幅(制御領域の周波数幅)の2分の1だけずれるように、周波数方向における第1のSAリソース及び第2のSAリソースの位置を決定する。図10(A)において、所定の周波数幅が12リソースブロック分の周波数幅である一例を示している。例えば、図10(A)の「A」のSAリソースに着目すると、1回目送信のリソースブロックに対して2回目送信のリソースブロックが6リソースブロック分ずれている。このように、UE100#1は、第1のSAリソースに対して第2のSAリソースが所定の周波数幅(制御領域の周波数幅)の2分の1だけずれるように、第1のSAリソースに用いる第1のリソースブロック及び第2のSAリソースに用いる第2のリソースブロックを決定する。
図10(B)に示すように、各割り当てパターンは、時間方向において、一部のSAリソースが他の割り当てパターンと重複しても、残りのSAリソースが他の割り当てパターンと重複しないように設定されている。割り当てパターンAに着目すると、最初のサブフレームに対応するSAリソースR−A1は、割り当てパターンCのSAリソースR−C1及び割り当てパターンEのSAリソースR−E1と重複している。しかしながら、2番目のサブフレームに対応するSAリソースR−A2は、割り当てパターンC及びEと重複していない。換言すると、UE100#1は、第1のSAリソースが他のUEのSAリソースと時間方向において重複しても、第2のSAリソースが当該他のUEのSAリソースと時間方向において重複しないように、第1のSAリソースに用いる第1のサブフレーム及び第2のSAリソースに用いる第2のサブフレームを決定する。
よって、UE100#1は、1回目の送信において他のUE100と送信タイミングが重複しても、2回目の送信において当該他のUE100と送信タイミングが重複しない。このため、UE100#1は、当該他のUE100が2回目に送信するSAを受信することができる。また、SAリソースR−C1又はSAリソースR−E1による電力漏れ込み(in−band emission)により、SAリソースR−A1のSAをUE100#2(受信側UE)が復号できない場合でも、その次のSAリソースR−A2のSAをUE100#2が復号できる可能性が高い。従って、SAの繰り返し送信の効率を高めることができる。
図11は、SA領域が10サブフレーム分の時間長を有する場合のSAリソースの割り当て例を示す図である。図11(A)に示すように、SAリソースの割り当てパターンとして、割り当てパターンA乃至Oが予め規定されている。このように、SA領域の時間長が長いほど、使用可能な割り当てパターンを増やすことができる。
また、図11(B)に示すように、各割り当てパターンは、時間方向において、一部のSAリソースが他の割り当てパターンと重複しても、残りのSAリソースが他の割り当てパターンと重複しないように設定されている。割り当てパターンAに着目すると、最初のサブフレームに対応するSAリソースR−A1は、割り当てパターンFのSAリソースR−F1及び割り当てパターンKのSAリソースR−K1と重複している。しかしながら、2番目のサブフレームに対応するSAリソースR−A2は、割り当てパターンF及びKと重複していない。
[その他の実施形態]
上述した第1実施形態及びその変更例では、疑似ランダム系列を使用してデータリソースのランダム割り当てを行う一例を説明した。しかしながら、疑似ランダム系列に代えて、直交系列を使用してもよい。
上述した第1実施形態及びその変更例では、疑似ランダム系列を使用してデータリソースのランダム割り当てを行う一例を説明した。しかしながら、疑似ランダム系列に代えて、直交系列を使用してもよい。
SAは、「Resource pool ID for Mode 2」は、UE100#1により選択されたリソースプールを示す情報を含んでもよい。
また、上述した実施形態では、移動通信システムの一例としてLTEシステムを説明したが、LTEシステムに限定されるものではなく、LTEシステム以外のシステムに本発明を適用してもよい。
[付記1]
以下において、上述した実施形態の補足事項について説明する。
以下において、上述した実施形態の補足事項について説明する。
D2Dブロードキャスト通信に対するスケジューリング割り当て(SA)の内容について検討され、次のように合意されている。
・MCS指示子(indication)は、既存の5−ビットUL MCSテーブルを使用して、5ビットで、SA毎に動的に提供される。
・64QAMは、D2D送信のために使用されるべきではない。
・MCS指示子は、SA中に含まれる。
・SAに対するMCSは、仕様で定められる。
・SAに対して使用される変調はQPSKである。
・SAは、少なくとも次の目的をもって、Nビット(N<=16、作業仮説N=8)のIDを含む:UEが、そのUEと無関係なデータパケットの復号の可能性を低減できるようにするため。
・このIDが何に由来するものであるかについては今後の検討事項。
・スクランブリングSA CRCは排除しない。
・Frequency position of data resourceは、SA中で明示的にシグナリングされる。SAに必要な再送が「多すぎる」こと、並びに/又は、SA及び/若しくは関連DCIの設計が実現可能でないことが明らかになった場合、又は、データリソースの衝突が重大な問題であることが明らかになった場合は、SAの他の内容について合意した後に再度検討する。
・(少なくともMode 1の場合)SA中でD2D受信タイミング調整を示すために6ビットを使用し、100kmのセル半径を有する、長いCP長に対応する間隔をとったTA値を与える。
・UE毎に、各MAC PDUに対して同一の送信の時間リソースパターン(T−RPT)を使用する。
・送信UEが、SA中のT−RPTによって与えられる全ての送信機会を使用するかどうかは今後の検討事項。
・SA中のT−RPTは以下を示す:
-複数のMAC PDUの送信間の送信周期(単数又は複数)(transmission interval);
-所与のMAC PDUの送信の数(1以上の値が可能な場合);
-各MAC PDUの送信のためのリソース。
-複数のMAC PDUの送信間の送信周期(単数又は複数)(transmission interval);
-所与のMAC PDUの送信の数(1以上の値が可能な場合);
-各MAC PDUの送信のためのリソース。
・T−RPTは256以下の値を有する。
・時間インデックス(time index)(T−RPT内のパラメータ)は、(リソースプールが定められている場合)Mode 2及びMode 1に対するリソースプール内に含まれるサブフレーム、並びにTDDキャリアに利用可能なサブフレームに対してのみ定められる。
・周波数リソースを時間ドメイン情報と合わせてシグナリングしてよいかどうか(また、そうする場合はどのように行うか)は、今後の検討事項。
・これらのビットの解釈をUE固有にするか、又は共通にするかは、今後の検討事項。
・Mode 1及びMode 2の両方について、SAの単一の送信(即ち、1サブフレーム)のためのリソースは、PRB−ペア1つとPRB−ペア2つとの間で、今後検討する。
-SAの再送をサポートする。チェイス合成するかどうかは今後の検討事項
-SAの送信の総数は以下の間で今後検討する:
仕様において単一の値に定める、または;
2つの値のうちで(予め)設定可能にする;
これらの値を何にするかは、検討事項。
-SAの送信の総数は以下の間で今後検討する:
仕様において単一の値に定める、または;
2つの値のうちで(予め)設定可能にする;
これらの値を何にするかは、検討事項。
-SAリソースプール中のSAサブフレームの数(単数又は複数)は、検討事項。
・UEによるSAメッセージ送信に使用される、ある特定のSAリソースプール、及び時間/周波数リソースがあるとすると、SAリソース期間内での、同一のSAメッセージ送信(単数又は複数)のための、同一UEにより使用される他の時間/周波数リソースは既知であり、仕様において定められる。
-詳細は今後の検討事項;
-Mode 2において送信の衝突を最少化するかどうか/どのように最少化するかは、今後の検討事項。
-Mode 2において送信の衝突を最少化するかどうか/どのように最少化するかは、今後の検討事項。
(SAの内容)
ここでは、SAの内容について検討する。表2は、SAの内容の詳細を示す。
ここでは、SAの内容について検討する。表2は、SAの内容の詳細を示す。
・周波数割り当て
DCIフォーマット0のPUSCHは、周波数割り当て指示子に対して再使用されるべきである。これにより、よりシンプルな設計が可能となる。
DCIフォーマット0のPUSCHは、周波数割り当て指示子に対して再使用されるべきである。これにより、よりシンプルな設計が可能となる。
・T−RPT
Mode 1とMode 2は、異なるT−RPTを有するべきである。Mode 1は、送信プールを有しておらず、Mode 2は送信プールを有している。Mode 1では、周期的な割り当てが使用され、Mode 2では、ランダムな割り当てが使用される。これらの2つのモードを区別するために、SA中でMode 1/Mode 2 flagがサポートされる。
Mode 1とMode 2は、異なるT−RPTを有するべきである。Mode 1は、送信プールを有しておらず、Mode 2は送信プールを有している。Mode 1では、周期的な割り当てが使用され、Mode 2では、ランダムな割り当てが使用される。これらの2つのモードを区別するために、SA中でMode 1/Mode 2 flagがサポートされる。
提案1: Mode 1とMode 2は、異なるT−RPTを有するべきである。Mode 1では、周期的な割り当てが使用され、Mode 2では、ランダムな割り当てが使用される。
提案2: Mode 1/Mode 2 flagはSA中でサポートされるべきである。
・In−coverage/out of coverage
カバレッジ内のUEがD2DSSを送信し、カバレッジ外SAを検出しない場合、カバレッジ内のUEは、D2DSS送信を停止できる。この機能は、今後のリリースで含めることができる。
カバレッジ内のUEがD2DSSを送信し、カバレッジ外SAを検出しない場合、カバレッジ内のUEは、D2DSS送信を停止できる。この機能は、今後のリリースで含めることができる。
・Hopping flag
PUSCHホッピングパラメータは、再使用される。
PUSCHホッピングパラメータは、再使用される。
・RV
再送数が固定される場合、RVインデックスパターンを固定することができる。
再送数が固定される場合、RVインデックスパターンを固定することができる。
提案3: RVパターンは仕様において定められ、再送毎に(0、2、3、1)である。RV指示子は不要である。
(SAリソースプールでのSAの割り当て)
ここでは、SAリソースプールでのSAの割り当てについて検討する。
ここでは、SAリソースプールでのSAの割り当てについて検討する。
・周波数ホッピング
SAの周波数ホッピングは仕様において定められ、PUSCHホッピングに基づく。同一の設定が、所与のSAプールにおける全てのUEに対して使用される。
SAの周波数ホッピングは仕様において定められ、PUSCHホッピングに基づく。同一の設定が、所与のSAプールにおける全てのUEに対して使用される。
提案4: SAの周波数ホッピングは仕様において定められ、PUSCHホッピングに基づく。同一の設定が、所与のSAプールにおける全てのUEに対して使用される。
・SAの周波数リソース
リンクレベルの性能予測から、単一の送信のためのリソースは、PRB−ペア2つであるべきである。
リンクレベルの性能予測から、単一の送信のためのリソースは、PRB−ペア2つであるべきである。
提案5: リンクレベルの性能予測から、単一の送信のためのリソースは、PRB−ペア2つであるべきである。
・SAの繰り返し送信(repetition)
SAの繰り返し送信は1回又は2回とするべきである。チェイス合成は、SA及びRV=0の場合にサポートされるべきである。
SAの繰り返し送信は1回又は2回とするべきである。チェイス合成は、SA及びRV=0の場合にサポートされるべきである。
提案6: SAの繰り返し送信は1回又は2回とするべきである。チェイス合成は、SA及びRV=0の場合にサポートされるべきである。
・SAの時間及び周波数割り当て
Mode 1では、eNBが、SA送信のための時間及び周波数リソースを設定した。Mode 2では、UEが、SA送信のための時間及び周波数リソースを自律的に選択する。
Mode 1では、eNBが、SA送信のための時間及び周波数リソースを設定した。Mode 2では、UEが、SA送信のための時間及び周波数リソースを自律的に選択する。
・SAの時間割り当て
SAの時間割り当ては予め定められる。図12は、SAサブフレームが4又は10の場合の、予め定められた、2回の繰り返し時間パターンの例を示す。この図に示される設計は、半二重方式での制約の克服に基づく。SA送信UEは、同時に他のUEから他のSAを受信することができないため、このSAの再送では、同一のUEは、全く同一のリソースにおいて、それぞれのSAを再送しない。
SAの時間割り当ては予め定められる。図12は、SAサブフレームが4又は10の場合の、予め定められた、2回の繰り返し時間パターンの例を示す。この図に示される設計は、半二重方式での制約の克服に基づく。SA送信UEは、同時に他のUEから他のSAを受信することができないため、このSAの再送では、同一のUEは、全く同一のリソースにおいて、それぞれのSAを再送しない。
提案7: 半二重方式での制約を緩和するために、SAのタイミングパターンを検討するべきである。
[付記2]
(SAとデータのリンク)
ここでは、SAとデータ割り当てとの間のリンクについて述べる。図13は、時間ドメイン及び周波数ドメインの割り当てを示す。
(SAとデータのリンク)
ここでは、SAとデータ割り当てとの間のリンクについて述べる。図13は、時間ドメイン及び周波数ドメインの割り当てを示す。
・周波数ドメイン割り当て
シンプルな設計を保つため、D2D通信のためのPUSCHホッピングの再使用を提案する。
シンプルな設計を保つため、D2D通信のためのPUSCHホッピングの再使用を提案する。
提案1: Mode 1及びMode 2について、PUSCHホッピングは、周波数割り当てのために再使用される。
・時間ドメインデータ割り当て
Mode 1については、eNBが、D2D UEのスケジューリングを担当することから、eNBが、Data送信の期間及びオフセットを設定すべきである。その後、送信UEは、SA中で期間及びオフセットをシグナリングする。
Mode 1については、eNBが、D2D UEのスケジューリングを担当することから、eNBが、Data送信の期間及びオフセットを設定すべきである。その後、送信UEは、SA中で期間及びオフセットをシグナリングする。
提案2: Mode 1の場合、eNBが、Data送信の期間及びオフセットを設定すべきである。その後、SA中で期間及びオフセットがシグナリングされる。
[付記3]
(SAとデータのリンク)
ここでは、SAとデータ割り当てとの間のリンクについて述べる。図14は、時間ドメイン及び周波数ドメインの割り当てを示す。
(SAとデータのリンク)
ここでは、SAとデータ割り当てとの間のリンクについて述べる。図14は、時間ドメイン及び周波数ドメインの割り当てを示す。
・周波数ドメイン割り当て
上記の付記で検討されるように、シンプルな設計を保つため、PUSCHホッピングが再使用されることを提案する。
上記の付記で検討されるように、シンプルな設計を保つため、PUSCHホッピングが再使用されることを提案する。
提案1: Mode 1及びMode 2について、PUSCHホッピングは、周波数割り当てのために再使用される。
・時間ドメインデータ割り当て
半二重方式での制約のため、また、電力漏れ込み(in−band emissions)による性能低下を軽減するため、データを時間ドメインにおいてランダム化することができる。このランダム化は、SA中のUE ID及びcinit_D2Dに基づいている。図14に示されているように、例えば、UEは、16個の中から4個のサブフレームをランダムに選択して、そのD2Dデータを送信することができる。Mode 2の時間割り当てについては、リリース8のGold系列[TS36.211 7.2]が再使用される。cinitは、SA中のUE ID及びcinit_D2Dに由来する。
半二重方式での制約のため、また、電力漏れ込み(in−band emissions)による性能低下を軽減するため、データを時間ドメインにおいてランダム化することができる。このランダム化は、SA中のUE ID及びcinit_D2Dに基づいている。図14に示されているように、例えば、UEは、16個の中から4個のサブフレームをランダムに選択して、そのD2Dデータを送信することができる。Mode 2の時間割り当てについては、リリース8のGold系列[TS36.211 7.2]が再使用される。cinitは、SA中のUE ID及びcinit_D2Dに由来する。
Mode 2のDataプールが、M個の候補サブフレームを有することを仮定する。
k個目の送信サブフレームに対しては、tkは、以下のようになる:
衝突があるか、又はtk≧Mの場合、そのtkは無視される。
図15は、M=20の場合の送信サブフレームの計算例を示す。
提案2: 半二重方式での制約のため、また、電力漏れ込みによる性能低下を軽減するため、データを時間ドメインにおいてランダム化するべきである。
提案3: 時間ドメインのランダム化は、UE ID及びcinit_D2Dに基づく。
[付記4]
(繰り返し送信の設計の考察)
ここでは、Type 1発見手順(discovery)の時間ドメイン割り当てについて述べる。複雑さを軽減するため、時間連続的な割り当て繰り返し送信を提案する。図16に示されているように、繰り返し送信パターンは、{1、2、4及び8}の繰り返し送信と、偶数及び奇数の発見手順リソースIDに対して適用される偶数/奇数パターンを含んでいてもよい。更に、RVインデックスは、予め定められたパターン(0、2、3、1)であってもよい。加えて、上記の場合は、PUSCHホッピングパターンをサポートしてもよい。
(繰り返し送信の設計の考察)
ここでは、Type 1発見手順(discovery)の時間ドメイン割り当てについて述べる。複雑さを軽減するため、時間連続的な割り当て繰り返し送信を提案する。図16に示されているように、繰り返し送信パターンは、{1、2、4及び8}の繰り返し送信と、偶数及び奇数の発見手順リソースIDに対して適用される偶数/奇数パターンを含んでいてもよい。更に、RVインデックスは、予め定められたパターン(0、2、3、1)であってもよい。加えて、上記の場合は、PUSCHホッピングパターンをサポートしてもよい。
提案1: 時間連続的な割り当て繰り返し送信を提案する。繰り返し送信パターンは、{1、2、4及び8}の繰り返し送信と、偶数及び奇数の発見手順リソースIDに対して適用される偶数/奇数パターンを含んでいてもよい。
提案2: RVインデックスは、予め定められた(0、2、3、1)パターンをサポートすべきである。
提案3: Type 1発見手順に対して、PUSCHホッピングが再使用される。
(繰り返し送信ゲイン)
ここでは、繰り返し送信によって達成されるゲインについて検討する。繰り返し送信リソースが、時間ドメインにおいて連続的に割り当てられることを仮定している。更に詳細なシミュレーション仮定が、付記Aに記載されている。図17は、繰り返し送信の数を増やしたときに達成されるゲイン(Repetition gain at BLER = 0.01)を示す。しかしながら、表1のデータが示すように、繰り返し送信の数を増やしたときのゲインには、収穫逓減(diminishing return)が見られる。
ここでは、繰り返し送信によって達成されるゲインについて検討する。繰り返し送信リソースが、時間ドメインにおいて連続的に割り当てられることを仮定している。更に詳細なシミュレーション仮定が、付記Aに記載されている。図17は、繰り返し送信の数を増やしたときに達成されるゲイン(Repetition gain at BLER = 0.01)を示す。しかしながら、表1のデータが示すように、繰り返し送信の数を増やしたときのゲインには、収穫逓減(diminishing return)が見られる。
・シミュレーション仮定
D2Dディスカバリー信号の物理フォーマットを図18に示す。繰り返しのリソース割り当てを図19に示す。シミュレーション仮定を表4に示す。
D2Dディスカバリー信号の物理フォーマットを図18に示す。繰り返しのリソース割り当てを図19に示す。シミュレーション仮定を表4に示す。
[相互参照]
米国仮出願第62/035174号(2014年8月8日出願)の全内容が参照により本願明細書に組み込まれている。
米国仮出願第62/035174号(2014年8月8日出願)の全内容が参照により本願明細書に組み込まれている。
本発明は、通信分野において有用である。
Claims (4)
- D2D通信をサポートするユーザ端末であって、
所定の時間長及び所定の周波数幅を有する制御領域において、時間方向に連続的又は不連続的に割り当てられる第1の制御リソース及び第2の制御リソースを使用して、同じ制御情報の繰り返し送信を行う制御部を備え、
前記制御部は、前記第1の制御リソースが他のユーザ端末の制御リソースと時間方向において重複しても、前記第2の制御リソースが前記他のユーザ端末の制御リソースと時間方向において重複しないように、時間方向における前記第1の制御リソース及び前記第2の制御リソースの位置を決定することを特徴とするユーザ端末。 - 前記制御部は、前記第1の制御リソースに対して前記第2の制御リソースが前記所定の周波数幅の2分の1だけずれるように、周波数方向における前記第1の制御リソース及び前記第2の制御リソースの位置を決定することを特徴とする請求項1に記載のユーザ端末。
- 前記第1の制御リソース及び前記第2の制御リソースのそれぞれは、1つのリソースブロック分の周波数幅及び1つのサブフレーム分の時間幅を有し、
前記制御部は、
前記第1の制御リソースに対して前記第2の制御リソースが前記所定の周波数幅の2分の1だけずれるように、前記第1の制御リソースに用いる第1のリソースブロック及び前記第2の制御リソースに用いる第2のリソースブロックを決定し、
前記第1の制御リソースが前記他のユーザ端末の制御リソースと時間方向において重複しても、前記第2の制御リソースが前記他のユーザ端末の制御リソースと時間方向において重複しないように、前記第1の制御リソースに用いる第1のサブフレーム及び前記第2の制御リソースに用いる第2のサブフレームを決定することを特徴とする請求項2に記載のユーザ端末。 - D2D通信をサポートするユーザ端末を制御するプロセッサであって、
所定の時間長及び所定の周波数幅を有する制御領域において、時間方向に連続的又は不連続的に割り当てられる第1の制御リソース及び第2の制御リソースを使用して、同じ制御情報の繰り返し送信を行う処理と、
前記第1の制御リソースが他のユーザ端末の制御リソースと時間方向において重複しても、前記第2の制御リソースが前記他のユーザ端末の制御リソースと時間方向において重複しないように、時間方向における前記第1の制御リソース及び前記第2の制御リソースの位置を決定する処理と、を実行することを特徴とするプロセッサ。
Applications Claiming Priority (3)
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Publications (2)
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