JP2018152888A - 通信制御方法、ユーザ端末及びプロセッサ - Google Patents

通信制御方法、ユーザ端末及びプロセッサ Download PDF

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Abstract

【課題】D2D通信をサポートする移動通信システムにおいて用いられる通信制御方法を提供する。
【解決手段】第1ユーザ端末UE100−1が、直接通信に使用可能な第1種類の送信リソースプールと、直接通信に使用可能な第2種類の送信リソースプールとを示す情報を基地局から受信するステップと、第2ユーザ端末UE100−2が、第1種類の送信リソースプールに関する第1情報を送信するステップと、第1ユーザ端末が、第1情報を受信するステップと、第1ユーザ端末が、第1情報に基づいて、第1種類の送信リソースプールを使用して直接通信を行うか、第2種類の送信リソースプールを使用して直接通信を行うかを決定するステップとを備える。
【選択図】図8

Description

本発明は、直接的な端末間通信であるD2D通信をサポートする移動通信システムにおいて用いられる通信制御方法、ユーザ端末及びプロセッサに関する。
移動通信システムの標準化プロジェクトである3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、リリース12以降の新機能として、端末間(Device to Device:D2D)近傍サービスの導入が検討されている(非特許文献1参照)。
D2D近傍サービス(D2D ProSe)は、同期がとられた複数のユーザ端末からなる同期クラスタ内で直接的な端末間通信を可能とするサービスである。D2D近傍サービスは、近傍端末を発見するD2D発見手順(Discovery)と、直接的な端末間通信であるD2D通信(Communication)と、を含む。
3GPP技術報告書 「TR 36.843 V12.0.1」 2014年3月27日
一実施形態に係る通信制御方法は、第1ユーザ端末が、直接通信に使用可能な第1種類の送信リソースプールと、前記直接通信に使用可能な第2種類の送信リソースプールとを示す情報を基地局から受信するステップと、第2ユーザ端末が、前記第1種類の送信リソースプールに関する第1情報を送信するステップと、前記第1ユーザ端末が、前記第1情報を受信するステップと、前記第1ユーザ端末が、前記第1情報に基づいて、前記第1種類の送信リソースプールを使用して前記直接通信を行うか、前記第2種類の送信リソースプールを使用して前記直接通信を行うかを決定するステップとを備える。
図1は、LTEシステムの構成図である。 図2は、UEのブロック図である。 図3は、eNBのブロック図である。 図4は、プロトコルスタック図である。 図5は、無線フレームの構成図である。 図6は、第1実施形態に係るCommunicationリソースプールを説明するための図である。 図7は、第1及び第2実施形態に係るD2D同期信号の送信に用いられる無線リソースの配置を説明するための図である。 図8は、第1及び第2実施形態に係るD2D同期信号の送信に用いられる無線リソースの配置を説明するための図である。 図9は、第2実施形態に係るCommunicationリソースプールを説明するための図である。
[実施形態の概要]
実施形態に係る通信制御方法は、直接的な端末間通信であるD2D通信をサポートする方法である。前記通信制御方法は、セルカバレッジ内の第1ユーザ端末が、前記第1ユーザ端末がセル内に位置することを識別するための識別情報を他のユーザ端末に送信するステップを備える。
前記通信制御方法は、セルカバレッジ外の第2ユーザ端末が、前記識別情報を受信し、前記識別情報によって特定されたセルのセルカバレッジ内で前記D2D通信に使用されるセル内リソースプールが記憶されている場合、前記セル内リソースプールを使用して、D2Dデータを送信するステップをさらに備えてもよい。
前記D2Dデータを送信するステップにおいて、前記セル内リソースプールに含まれる特定のセル外リソースプールを使用して、D2Dデータを送信してもよい。
前記識別情報は、端末間同期を確立するD2D同期手順において送信される同期信号に含まれる識別子であってもよい。
前記同期信号は、セルカバレッジ外のユーザ端末の前記D2D通信の送信電力を制御するための電力制御情報を含んでもよい。
実施形態に係る通信制御方法は、直接的な端末間通信であるD2D通信をサポートする移動通信システムにおいて用いられる。前記通信制御方法は、セルカバレッジ内の第1ユーザ端末が、セルカバレッジ内で前記D2D通信に使用されるセル内リソースプールを指定するインデックスを送信するステップと、セルカバレッジ外の第2ユーザ端末が、前記インデックスを受信し、該受信したインデックスに対応するセル内リソースプールが記憶されている場合、前記インデックスによって指定されたセル内リソースプールを使用してD2Dデータを送信するステップと、を備える。
前記D2Dデータを送信するステップにおいて、前記第2ユーザ端末は、前記インデックスによって指定されたセル内リソースプールが記憶されていない場合、前記セル内リソースプールに含まれる特定のセル外リソースプールを使用してD2Dデータを送信してもよい。
前記通信制御方法は、前記第2ユーザ端末が、セルとセル内リソースプールとを対応付けて記憶するステップをさらに備えてもよい。前記インデックスを送信するステップにおいて、前記第1ユーザ端末は、前記インデックスと共に前記第1ユーザ端末が在圏するセルを識別するための識別情報を送信し、前記D2Dデータを送信するステップにおいて、前記第2ユーザ端末は、前記第1ユーザ端末からの前記識別情報によって示されるセルに対応付けられたセル内リソースプールが記憶されている場合に、前記インデックスによって指定されたセル内リソースプールを使用して前記D2Dデータを送信してもよい。
前記通信制御方法は、前記第2ユーザ端末が、前記第1ユーザ端末が在圏する前記セルのセルカバレッジ内に位置している場合に、前記セルからセル内リソースプールを受信するステップをさらに備えてもよい。前記記憶するステップにおいて、前記第2ユーザ端末は、前記セルと前記受信したセル内リソースプールとを対応付けて記憶してもよい。
前記セル内リソースプールは、時間・周波数方向において配置が異なる複数のリソースプールを含み、前記複数のリソースプールのそれぞれは、前記特定のセル外リソースプールを含んでもよい。
実施形態に係るユーザ端末は、直接的な端末間通信であるD2D通信をサポートする。前記ユーザ端末は、セルカバレッジ内に位置する場合において、セル内に位置することを識別するための識別情報を他のユーザ端末に送信する制御部を備える。
[第1実施形態]
以下において、本発明をLTEシステムに適用する場合の第1実施形態を説明する。
(システム構成)
図1は、実施形態に係るLTEシステムの構成図である。図1に示すように、実施形態に係るLTEシステムは、UE(User Equipment)100、E−UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)10、及びEPC(Evolved Packet Core)20を備える。
UE100は、ユーザ端末に相当する。UE100は、移動型の通信装置であり、接続先のセル(サービングセル)との無線通信を行う。UE100の構成については後述する。
E−UTRAN10は、無線アクセスネットワークに相当する。E−UTRAN10は、eNB200(evolved Node−B)を含む。eNB200は、基地局に相当する。eNB200は、X2インターフェイスを介して相互に接続される。eNB200の構成については後述する。
eNB200は、1又は複数のセルを管理しており、自セルとの接続を確立したUE100との無線通信を行う。eNB200は、無線リソース管理(RRM)機能、ユーザデータのルーティング機能、モビリティ制御・スケジューリングのための測定制御機能などを有する。「セル」は、無線通信エリアの最小単位を示す用語として使用される他に、UE100との無線通信を行う機能を示す用語としても使用される。
EPC20は、コアネットワークに相当する。E−UTRAN10及びEPC20によりLTEシステムのネットワーク(LTEネットワーク)が構成される。EPC20は、MME(Mobility Management Entity)/S−GW(Serving−Gateway)300を含む。MMEは、UE100に対する各種モビリティ制御などを行う。S−GWは、ユーザデータの転送制御を行う。MME/S−GW300は、S1インターフェイスを介してeNB200と接続される。
図2は、UE100のブロック図である。図2に示すように、UE100は、アンテナ101、無線送受信機110、ユーザインターフェイス120、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機130、バッテリ140、メモリ150、及びプロセッサ160を備える。メモリ150は記憶部に相当し、プロセッサ160は制御部に相当する。UE100は、GNSS受信機130を有していなくてもよい。また、メモリ150をプロセッサ160と一体化し、このセット(すなわち、チップセット)を、制御部を構成するプロセッサ160’としてもよい。
アンテナ101及び無線送受信機110は、無線信号の送受信に用いられる。無線送受信機110は、プロセッサ160が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナ101から送信する。また、無線送受信機110は、アンテナ101が受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換してプロセッサ160に出力する。
ユーザインターフェイス120は、UE100を所持するユーザとのインターフェイスであり、例えば、ディスプレイ、マイク、スピーカ、及び各種ボタンなどを含む。ユーザインターフェイス120は、ユーザからの操作を受け付けて、該操作の内容を示す信号をプロセッサ160に出力する。GNSS受信機130は、UE100の地理的な位置を示す位置情報を得るために、GNSS信号を受信して、受信した信号をプロセッサ160に出力する。バッテリ140は、UE100の各ブロックに供給すべき電力を蓄える。
メモリ150は、プロセッサ160により実行されるプログラム、及びプロセッサ160による処理に使用される情報を記憶する。プロセッサ160は、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号などを行うベースバンドプロセッサと、メモリ150に記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPU(Central Processing Unit)と、を含む。プロセッサ160は、さらに、音声・映像信号の符号化・復号を行うコーデックを含んでもよい。プロセッサ160は、後述する各種の処理及び各種の通信プロトコルを実行する。
図3は、eNB200のブロック図である。図3に示すように、eNB200は、アンテナ201、無線送受信機210、ネットワークインターフェイス220、メモリ230、及びプロセッサ240を備える。なお、メモリ230をプロセッサ240と一体化し、このセット(すなわち、チップセット)を、制御部を構成するプロセッサ240’としてもよい。
アンテナ201及び無線送受信機210は、無線信号の送受信に用いられる。無線送受信機210は、プロセッサ240が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナ201から送信する。また、無線送受信機210は、アンテナ201が受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換してプロセッサ240に出力する。
ネットワークインターフェイス220は、X2インターフェイスを介して隣接eNB200と接続され、S1インターフェイスを介してMME/S−GW300と接続される。ネットワークインターフェイス220は、X2インターフェイス上で行う通信及びS1インターフェイス上で行う通信に用いられる。
メモリ230は、プロセッサ240により実行されるプログラム、及びプロセッサ240による処理に使用される情報を記憶する。プロセッサ240は、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号などを行うベースバンドプロセッサと、メモリ230に記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPUと、を含む。プロセッサ240は、後述する各種の処理及び各種の通信プロトコルを実行する。
図4は、LTEシステムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタック図である。図4に示すように、無線インターフェイスプロトコルは、OSI参照モデルの第1層乃至第3層に区分されており、第1層は物理(PHY)層である。第2層は、MAC(Medium Access Control)層、RLC(Radio Link Control)層、及びPDCP(Packet Data Convergence Protocol)層を含む。第3層は、RRC(Radio Resource Control)層を含む。
物理層は、符号化・復号、変調・復調、アンテナマッピング・デマッピング、及びリソースマッピング・デマッピングを行う。UE100の物理層とeNB200の物理層との間では、物理チャネルを介してユーザデータ及び制御信号が伝送される。
MAC層は、データの優先制御、及びハイブリッドARQ(HARQ)による再送処理などを行う。UE100のMAC層とeNB200のMAC層との間では、トランスポートチャネルを介してユーザデータ及び制御信号が伝送される。eNB200のMAC層は、上下リンクのトランスポートフォーマット(トランスポートブロックサイズ、変調・符号化方式)、UE100への割当リソースブロックを決定(スケジューリング)するスケジューラを含む。
RLC層は、MAC層及び物理層の機能を利用してデータを受信側のRLC層に伝送する。UE100のRLC層とeNB200のRLC層との間では、論理チャネルを介してユーザデータ及び制御信号が伝送される。
PDCP層は、ヘッダ圧縮・伸張、及び暗号化・復号化を行う。
RRC層は、制御信号を取り扱う制御プレーンでのみ定義される。UE100のRRC層とeNB200のRRC層との間では、各種設定のための制御信号(RRCメッセージ)が伝送される。RRC層は、無線ベアラの確立、再確立及び解放に応じて、論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネルを制御する。UE100のRRCとeNB200のRRCとの間に接続(RRC接続)がある場合、UE100はRRCコネクティッド状態であり、そうでない場合、UE100はRRCアイドル状態である。
RRC層の上位に位置するNAS(Non−Access Stratum)層は、セッション管理及びモビリティ管理などを行う。
図5は、LTEシステムで使用される無線フレームの構成図である。LTEシステムは、下りリンク(DL)にはOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)、上りリンク(UL)にはSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)がそれぞれ適用される。
図5に示すように、無線フレームは、時間方向に並ぶ10個のサブフレームで構成される。各サブフレームは、時間方向に並ぶ2個のスロットで構成される。各サブフレームの長さは1msであり、各スロットの長さは0.5msである。各サブフレームは、周波数方向に複数個のリソースブロック(RB)を含み、時間方向に複数個のシンボルを含む。各リソースブロックは、周波数方向に複数個のサブキャリアを含む。1つのサブキャリア及び1つのシンボルによりリソースエレメントが構成される。UE100に割り当てられる無線リソースのうち、周波数リソースはリソースブロックにより構成され、時間リソースはサブフレーム(又はスロット)により構成される。
(D2D近傍サービス)
以下において、D2D近傍サービスについて説明する。実施形態に係るLTEシステムは、D2D近傍サービスをサポートする。D2D近傍サービスについては非特許文献1に記載されているが、ここではその概要を説明する。
D2D近傍サービス(D2D ProSe)は、同期がとられた複数のUE100からなる同期クラスタ内で直接的なUE間通信を可能とするサービスである。D2D近傍サービスは、近傍UEを発見するD2D発見手順(Discovery)と、直接的なUE間通信であるD2D通信(Communication)と、を含む。D2D通信は、Direct communicationとも称される。
同期クラスタを形成する全UE100がセルカバレッジ内に位置するシナリオを「カバレッジ内(In coverage)」という。同期クラスタを形成する全UE100がセルカバレッジ外に位置するシナリオを「カバレッジ外(Out of coverage)」という。同期クラスタのうち一部のUE100がセルカバレッジ内に位置し、残りのUE100がセルカバレッジ外に位置するシナリオを「部分的カバレッジ(Partial coverage)」という。
カバレッジ内では、例えばeNB200がD2D同期元となる。D2D非同期元は、D2D同期信号を送信せずにD2D同期元に同期する。D2D同期元であるeNB200は、D2D近傍サービスに使用可能な無線リソースを示すD2Dリソース情報を、ブロードキャスト信号により送信する。D2Dリソース情報は、例えば、D2D発見手順に使用可能な無線リソースを示す情報(Discoveryリソース情報)及びD2D通信に使用可能な無線リソースを示す情報(Communicationリソース情報)を含む。D2D非同期元であるUE100は、eNB200から受信するD2Dリソース情報に基づいて、D2D発見手順及びD2D通信を行う。Communicationリソース情報は、データの送受信に使用可能な無線リソースを示す情報(データリソース情報)だけでなく、スケジューリング割当(SA:Scheduling Assignment)の送受信に使用可能な無線リソースを示す情報(SAリソース情報)を含んでもよい。SAは、D2D通信におけるデータの受信のための時間・周波数リソースの位置を示す情報である。
カバレッジ外又は部分的カバレッジでは、例えばUE100がD2D同期元となる。カバレッジ外では、D2D同期元であるUE100は、D2D近傍サービスに使用可能な無線リソースを示すD2Dリソース情報を、例えばD2D同期信号により送信する。D2D同期信号は、端末間同期を確立するD2D同期手順において送信される信号である。D2D同期信号は、D2DSS及び物理D2D同期チャネル(PD2DSCH)を含む。D2DSSは、時間・周波数の同期基準を提供する信号である。PD2DSCHは、D2DSSよりも多くの情報を運搬する物理チャネルである。
D2D同期信号は、D2D同期信号の送信タイミング基準がeNB200であるUE100によって送信される第1のD2D同期信号(D2DSSue_net)と、D2D同期信号の送信タイミング基準がeNB200でないUE100によって送信される第2のD2D同期信号(D2DSSue_oon)とがある。
D2D発見手順では、近傍端末を発見するための発見信号(以下、Discovery信号)が送信される。D2D発見手順の方式として、UE100に固有に割り当てられない無線リソースがDiscovery信号の送信に使用される第1の発見方式(Type 1 discovery)と、UE100毎に固有に割り当てられる無線リソースがDiscovery信号の送信に使用される第2の発見方式(Type 2 discovery)とがある。第2の発見方式では、Discovery信号の送信毎に個別に割り当てられた無線リソース、又は、半固定的(semi−persistently)に割り当てられた無線リソースが使用される。
また、D2D通信(D2D Communication)のモードとして、eNB200又はリレーノードがD2Dデータ(D2Dデータ及び/又は制御データ)を送信するための無線リソースを割り当てる第1のモード(Mode 1)と、UE100自身が、D2Dデータを送信するための無線リソースをリソースプールから選択する第2のモード(Mode 2)と、がある。UE100は、いずれかのモードでD2D通信を行う。例えば、RRCコネクティッド状態のUE100は、第1のモードでD2D通信を行い、カバレッジ外のUE100は、第2のモードでD2D通信を行う。
(Communicationリソースプール)
次に、Communicationリソースプールについて、図6を用いて説明する。図6は、第1実施形態に係るCommunicationリソースプールを説明するための図である。
Communicationリソースプールは、SAの送受信に使用可能な無線リソースのプールであるSAリソースプールと、D2D通信のデータの送受信に使用可能な無線リソースのプールであるデータリソースプールとからなる。
UE100は、時間方向に周期的に配置されるデータリソースプール(データ領域:Data Region)内の時間・周波数リソースの中から、データの送信に用いる無線リソースを選択する。例えば、UE100は、時間方向において同一データを送信するタイミングをランダムに設定していた場合、図6に示すように、データ領域の前半の時間・周波数リソースの中から、4つのサブフレームをランダムに選択し、データ領域の後半の時間・周波数リソースの中から、4つのサブフレームをランダムに選択する。UE100は、選択した8つのサブフレームを用いて、データを送信する。或いは、UE100は、データ領域の前半の時間・周波数リソースの中から選択した4つのサブフレームを用いて、データを繰り返し送信し、データ領域の前半の時間・周波数リソースの中から選択した4つのサブフレームを用いて、別のデータを繰り返し送信してもよい。
UE100は、時間方向に周期的に配置されるSAリソースプール(SA領域:SA Region)内の時間・周波数リソースの中から、D2D通信によって送信されるデータ(用の時間・周波数リソース)の位置を示すSA(Scheduling Assignment)を送信するための時間・周波数リソースを選択する。
図6では、SAの周波数位置とデータ用の時間・周波数リソースの周波数位置は同じであるため、SAを受信したUEは、SAの周波数位置によって、データの周波数位置を認識できる。2つのSAの内、前半のSAがデータ領域の前半のデータの位置を示し、後半のSAがデータ領域の後半のデータの位置を示してもよい。
なお、図6では、SAの周波数位置とデータ用の時間・周波数リソースの周波数位置は同じであるが、データ用の時間・周波数リソースの周波数位置はランダムであってもよい。この場合、SAにデータ用の時間・周波数リソースの周波数位置を示す情報が含まれていてもよい。或いは、SAの周波数位置に応じてデータ用の時間・周波数リソースの周波数位置がランダムになるように、SAの周波数位置にデータ用の時間・周波数リソースの周波数位置が関連付けられていてもよい。
本実施形態において、セル内リソースプールは、(特定の)セル外リソースプールを含む。例えば、セル内リソースプールがD2D周波数ID 0〜6の時間・周波数リソースである場合、セル外リソースプールは、セル内リソースプールの一部であるD2D周波数ID 5〜6の時間・周波数リソースである。
(D2D同期信号)
次に、D2D同期信号について、図7を用いて説明する。図7は、本実施形態に係るD2D同期信号の送信に用いられる無線リソースの配置を説明するための図である。
図7に示すように、D2D同期リソースプールには、D2D同期信号を送信するためのD2D同期リソースが割り当てられる。D2D同期元であるUE100は、D2D同期信号を送信するための設定を行う。D2D同期信号を送信するための設定として、時間方向におけるD2D同期リソースの位置が異なる(具体的には、重複しない)少なくとも2種類の設定(2つの候補)がある。第1の発見方式では、D2D同期元であるUE100が、いずれかの設定を選択する。D2D同期信号どうしの干渉を抑制するために、UE100は、いずれかの設定をランダムに選択してもよいし、他のD2D同期元のUEから受信したD2D同期信号に基づいて、他のD2D同期元のUEが設定していない設定を選択してもよい。各設定によって、用いられるD2D同期リソースの時間位置が異なる。第1の発見方式では、UE100は、SIB或いは専用のRRCシグナリングによって、D2D同期信号を送信するための(事前)設定がなされる。一方、第2の発見方式では、D2D同期元であるUE100は、eNB200からの指示によって、いずれかの設定を選択する。
なお、D2D同期リソースプールは、時間方向においてSAリソースプールの先頭のサブフレームに設けられる。
一方、D2D非同期元であり、セルカバレッジ外のUE100は、例えば、時間方向において前方のD2D同期信号(D2DSS config.0)を受信し、受信したD2D同期信号の受信レベルが閾値未満である場合、時間方向において後方のD2D同期信号に基づいて、同期してもよい。
上述したように、D2D同期信号は、D2DSS及びPD2DSCHを含む。D2DSSは、時間・周波数の同期基準を提供する信号である。加えて、D2DSSは、PD2DSCHを復調するために用いられる。D2DSSの時間方向における幅は、例えば、2シンボルである。
D2DSSは、PD2DSS及びSD2DSSを含む。PD2DSSは、D2D通信におけるプライマリ同期信号である。SD2DSSは、D2D通信におけるセカンダリ同期信号である。PD2DSS及びSD2DSSの時間方向における幅は、例えば、1又は2シンボルである。時間方向において、PD2DSS、SD2DSSの順に配置される。
PD2DSCHは、時間方向において、D2DSSの次に配置される。PD2DSHCの時間方向における幅は、例えば、4シンボルである。また、本実施形態において、PD2DSCHは、以下に示す情報を含むことができる。
Figure 2018152888
PD2DSSは、このD2D同期信号がeNB200に由来するか否かを示す情報を含むことができる。当該情報は、1ビットで示すことができる。
また、PD2DSCHは、D2DSS及びPD2DSCHの位置を示す情報(パラメータ)を含むことができる。具体的には、PD2DSCHは、D2D SFN及びスロットナンバー(slot number)を示す情報を含むことができる。当該情報は、15ビットで示すことができる。
また、PD2DSCHは、D2D通信の送信電力を制御するための情報を含むことができる。当該情報は、最大送信電力の使用を示す情報であってもよいし、事前設定された値の使用を示す情報であってもよい。当該情報は、セルカバレッジ内のUEが、eNB200に由来するD2D同期信号(第1のD2D同期信号)を送信する場合にのみ、有効であってもよい。当該情報は、1ビットで示すことができる。
なお、当該情報は、D2D通信の送信電力だけでなく、Discovery信号の送信電力に適用されてもよい。
また、PD2DSCHは、D2D同期信号に含まれる情報が他のUE100から転送されている場合、ホップ数を示す情報を含んでもよい。本実施形態では、当該情報を含まない。
なお、PD2DSCHは、バンド幅(Bandwidth)を示す情報を含んでもよい。当該情報は、3ビットで示されてもよい。
なお、本実施形態において、表1に示すように、PD2DSCHは、D2Dリソース情報を運搬しない。従って、D2D同期信号は、Communicationリソースプールの情報を含まない。
(第1実施形態に係る動作)
次に、実施形態に係る動作について、図8を用いて説明する。図8は、実施形態に係る動作を説明するための説明図である。
図8に示すように、UE100−1は、セル250のセルカバレッジ内に位置し、セル250においてRRCコネクティッド状態である。或いは、UE100−2は、RRCアイドル状態であってもよい。UE100−2は、eNB200が管理するセル250のセルカバレッジ外に位置し、セル250においてRRCアイドル状態である。
本実施形態において、eNB200は、セル250のセルカバレッジ内で使用可能なCommunicationリソースプール(以下、セル内リソースプール)を設定する。eNB200(セル250)は、少なくともセル250のセル端付近且つセルカバレッジ内のUEに対して、セル内リソースプールの情報を含む設定情報を送信する。設定情報を受信したUEは、セル内リソースプールを記憶する。さらに、当該UEは、セル内リソースプールの送信元であるセル250を示すセル識別子と、セル内リソースプールとを対応付けて記憶する。
また、当該UEは、セル内リソースプールの中から送信リソースプールを指定する情報(D2D周波数ID)をeNB200から受信する。UEは、指定されたセル内リソースプール内の時間・周波数リソースを使用してD2D通信を行うことができる。なお、セル内リソースプールは、SAリソースプール及びデータリソースプールを含む。
また、eNB200は、セル250のセルカバレッジ外で使用可能なCommunicationリソースプール(以下、セル外リソースプール)を設定する。eNB200は、セル250のセルカバレッジ内のUEに対して、セル外リソースプールの情報を含む設定情報を送信する。設定情報を受信したUEは、セル外リソースプールを記憶する。なお、セル外リソースプールは、第2モードでのD2D通信に使用される事前設定されたリソースプールである。
設定情報を受信したUEは、第2モードでのD2D通信を行う場合、例えば、セルカバレッジ外に移動した場合に、セル外リソースプールを選択する。当該UEは、選択したセル外のリソースプールを送信リソースプールとして使用してD2D通信を行うことができる。或いは、セル内リソースプールのうち、他のUEから指定されたデータリソースプールを受信リソースプールとして使用してD2D通信を行う。なお、セル内リソースプールと同様に、セル外リソースプールは、SAリソースプール及びデータリソースプールを含む。
ここで、セル外リソースプールは、特定のCommunicationリソースプール(以下、特定リソースプール)を含む。特定リソースプールは、セルラ通信用の時間・周波数リソースを含まないリソースプールである。すなわち、特定リソースプールは、D2D通信専用のリソースプールである。或いは、特定リソースプールは、セルラ通信用の時間・周波数リソースの使用量又は使用率が閾値を超えるまで、セルラ通信用の時間・周波数リソースと共用されないリソースプールであってもよい。このように、特定リソースプール内の時間・周波数リソースは、セルラ通信のための割り当てが制限されている。なお、特定リソースプールは、セル外リソースプールと等しくてもよい。
このような動作環境において、以下の動作が行われる。
第1に、eNB200は、セル250のセル端付近且つセルカバレッジ内に位置するUE100−1をD2D同期元に設定する。eNB200は、UE100−1をD2D同期元に設定するための設定情報をUE100−1に送信する。
また、UE100−1は、特定リソースプールを受信リソースプールとして設定する。セル内リソースプールが、特定リソースプールを含む場合、UE100−1は、セル内リソースプールを受信リソースプールとして設定する。UE100−1は、eNB200からの設定情報に基づいて、受信リソースプールを設定できる。
第2に、設定情報を受信したUE100−1は、D2D同期元になるための設定を行い、D2D同期信号の送信を開始する。
D2D同期信号は、当該D2D同期信号を送信するUEがセル内に位置することを識別するための識別情報を含む。識別情報は、セル識別子(セルID)であってもよいし、D2D同期信号の識別子であってもよい。D2D同期信号の識別子は、セル識別子に基づいて生成された識別子であり、D2D同期信号の識別子からセル識別子を導出することが可能である。
また、D2D同期信号は、セルカバレッジ外のUEの送信電力を制御するための情報を含んでもよい。
第3に、D2D同期信号を受信したUE100−2は、セル識別子によって示されるセルに対応するセル内リソースプールが記憶されているか否かを判定する。UE100−2は、対応するセル内リソースプールが記憶されている場合、対応するセル内リソースプールを使用してD2D通信を開始する制御を開始する。具体的には、UE100−2は、セル内リソースプールを送信リソースプール及び受信リソースプールとして設定する。従って、UE100−2は、事前設定されたセル外リソースプールではなく、セル内リソースプールを送信リソースプール及び受信リソースプールとして設定する。
一方、UE100−2は、セル識別子によって示されるセルに対応するセル内リソースプールが記憶されていない場合、UE100−2は、特定リソースプールを送信リソースプール及び受信リソースプールとして設定する。UE100−2は、特定リソースプールがセル外リソースプールと等しい(すなわち、特定リソースプールがセル外リソースプールの一部でない)場合、セル外リソースプールを送信リソースプール及び受信リソースプールとして設定する。UE100−1が特定リソースプールを受信リソースプールとして設定しているため、UE100−2が、セル内リソースプールが分からない場合であっても、当該D2D通信が、セルラ通信を行っているユーザ端末に対して、干渉を与えることを抑制できる。さらに、D2D同期信号は、セル内リソースプールの情報を含まず、UE100−1は、セル内リソースプールを通知していないため、シグナリングの情報量を削減することができる。
なお、UE100−2は、過去にセル250に在圏していた場合(セル250のセルカバレッジ内に位置していた場合)、eNB200(セル250)からセル内リソースプールを受信し、受信したセル内リソースプールを送信元のセル250と対応付けて記憶する。或いは、UE100−2は、複数のセル内リソースプールと複数のセルとが対応付けられた対応リストをeNB200(セル250)から受信して、当該対応リストを記憶してもよい。
その後、UE100−2は、設定された送信リソースプールを使用して、SA及びデータを送信する。一方、UE100−1は、受信リソースプールを使用して、SA及びデータを受信する。
UE100−2は、セルカバレッジ外のUEの送信電力を制御するための情報を受信した場合、当該情報に従って、D2D通信を行う。これにより、UE100−2が、セルラUEへ与える干渉を抑制できる。
以上の通り、UE100−2は、セル識別子によって示されるセルに対応するセル内リソースプールが記憶されている場合、対応するセル内リソースプールを使用してデータを送信する。UE100−2は、セル識別子によって示されるセルに対応するセル内リソースプールが記憶されていない場合、UE100−2は、特定リソースプールを使用してデータを送信する。これによって、セル内リソースプールの通知が省略可能となり、その結果、UE100−1からUE100−2への情報量を削減できる。さらに、UE100−2が、セルラUEへ与える干渉を抑制できる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。第1実施形態と同様の部分は、説明を適宜省略する。
(Communicationリソースプール)
Communicationリソースプールについて、図9を用いて説明する。図9は、第2実施形態に係るCommunicationリソースプールを説明するための図である。
Communicationリソースプールは、SAの送受信に使用可能な無線リソースのプールであるSAリソースプールと、D2D通信のデータの送受信に使用可能な無線リソースのプールであるデータリソースプールとからなる。
本実施形態において、1つのSAリソースプールと当該SAリソースプールによって位置が示されるデータリソースプールとのセットを1つのCommunicationリソースプールと仮定すると、時間・周波数方向における配置が異なる複数のCommunicationリソースプールが設けられる。従って、時間・周波数方向における配置が異なる複数のSAリソースプールと、時間・周波数方向における配置が異なる複数のデータリソースプールとが設けられる。
以下において、複数のCommunicationリソースプールが設けられたケースについて、図9を用いて説明する。ここでのデータリソースプールは、第2のモードで使用されると仮定する。第1のSAリソースプール(以下、SAプールA)は、データリソースプール(以下、データプールA)の位置を示し、第2のSAリソースプール(以下、SAプールB)は、第2のデータリソースプール(以下、データプールB)の位置を示す。
図9に示すように、時間方向において、SAプールAの先頭とSAプールBの先頭とは一致する。従って、基準値からのオフセット値がSAプールA及びSAプールBのそれぞれで同じである。また、SAプールAとSAプールBとのそれぞれの時間方向における周期(SA period)は、同じである。一方、時間方向において、データプールAの先頭とデータプールBの先頭はずれている。従って、基準値からのオフセット値がデータプールA及びデータプールBのそれぞれで異なる。データプールAとデータプールBとのそれぞれの時間方向における周期(mode 2 Data period)は、同じである。ここで、時間方向において、SAプールAとデータプールBとが重複する。この場合、SAプールAが優先されることが好ましい。
なお、D2D通信のモードが第1のモードである場合、eNB200は、複数のSAリソースプールの中から所定のUE100が使用するSAリソースプールを選択し、例えば、PDCCHを介して選択したSAリソースプールの情報を含む設定情報を所定のUE100に送信する。UE100は、設定情報に基づいて、D2D通信に使用するSAリソースプール及びSAリソースによって示されるデータリソースプールを設定する。一方、D2D通信のモードが第2のモードである場合、UE100は、複数のSAリソースプールの中からSAリソースプールを選択し、複数のデータリソースプールの中からデータリソースプールを選択する。UE100は、選択したSAリソースプール及び選択したデータリソースプールを使用してD2D通信を行う。
(D2D同期信号)
Figure 2018152888
表2に示すように、PD2DSCHは、D2Dリソース情報を運搬できる。具体的には、PD2DSSは、第2のモードで使用される送信リソースプールを示す情報を含む。当該情報は、SAの送信に使用されるSAリソースを示すインデックスと、データの送信に使用されるデータリソースを示すインデックスとからなる。各インデックスの情報は、例えば、3ビットで示すことができる。
(第2実施形態に係る動作)
次に、第2実施形態に係る動作について、図8を用いて説明する。
本実施形態において、eNB200は、セル250のセルカバレッジ内で使用可能な複数のCommunicationリソースプール(以下、複数のセル内リソースプール)を設定する。eNB200(セル250)は、少なくともセル250のセル端付近且つセルカバレッジ内のUEに対して、複数のセル内リソースプールの情報を含む設定情報を送信する。複数のセル内リソースプールのそれぞれは、複数のインデックスのそれぞれと対応付けられている。設定情報を受信したUEは、複数のセル内リソースプールのそれぞれと、対応するインデックスとを記憶する。さらに、当該UEは、複数のセル内リソースプールの送信元であるセル250を示すセル識別子と、複数のセル内リソースプールとを対応付けて記憶する。
また、当該UEは、複数のセル内リソースプールの中から送信リソースプールを指定する情報(インデックス(及びD2D周波数ID))をeNB200から受信する。UEは、指定されたセル内リソースプールの時間・周波数リソースを使用してD2D通信を行うことができる。なお、セル内リソースプールは、SAリソースプール及びデータリソースプールを含む。従って、複数のSAリソースプールのそれぞれは、複数のインデックスのそれぞれと対応付けられている。データリソースプールも同様である。
また、eNB200は、セル250のセルカバレッジ外で使用可能な複数のCommunicationリソースプール(以下、複数のセル外リソースプール)を設定する。eNB200は、セル250のセルカバレッジ内のUEに対して、複数のセル外リソースプールの情報を含む設定情報を送信する。複数のセル外リソースプールのそれぞれは、複数のインデックスのそれぞれと対応付けられている。設定情報を受信したUEは、複数のセル外リソースプールのそれぞれと、対応するインデックスとを記憶する。なお、複数のセル外リソースプールは、第2モードでのD2D通信に使用される事前設定されたリソースプールである。
設定情報を受信したUEは、第2モードでのD2D通信を行う場合、例えば、セルカバレッジ外に移動した場合に、複数のセル外リソースプールのうち、少なくともいずれかのセル外リソースプールを選択する。当該UEは、選択したセル外リソースプールを送信リソースプールとして使用してD2D通信を行うことができる。或いは、他のUEからインデックスによって指定されたデータリソースプールを受信リソースプールとして使用してD2D通信を行う。なお、セル内リソースプールと同様に、セル外リソースプールは、SAリソースプール及びデータリソースプールを含む。
ここで、複数のセル外リソースプールは、特定のCommunicationリソースプール(以下、特定リソースプール)を含む。1つのセル外リソースプールが特定リソースプールであってもよいし、2以上のセル外リソースプールが特定リソースプールであってもよい。
このような動作環境において、以下の動作が行われる。
第1に、eNB200は、セル250のセル端付近且つセルカバレッジ内に位置するUE100−1をD2D同期元に設定する。eNB200は、UE100−1をD2D同期元に設定するための設定情報をUE100−1に送信する。また、eNB200は、複数のセル内リソースプールの中から送信リソースプールを指定する情報(インデックス)を送信する。当該情報は、設定情報に含まれていてもよい。インデックスは、「N」を示すと仮定して説明を進める。当該インデックスは、複数のセル内リソースプールの中からNに対応するセル内リソースプール(以下、セル内リソースプールN)を指定する。
なお、インデックスは、第2のモードでSAの送信に使用されるセル内リソースプールを示すインデックス、及び、第2のモードでデータの送信に使用されるセル内リソースプールを示すインデックスであるが、以下において、両方のインデックスを纏めて「インデックス」として説明する。なお、第2のモードでSAの送信に使用されるセル内リソースプールと第2のモードでデータの送信に使用されるセル内リソースプールとは異なるリソースプールである。
また、UE100−1は、複数のセル内のリソースプールの中から、eNB200から指定された送信リソースプールに対応するセル内のリソースプールを受信リソースプールとして設定する。すなわち、UE100−1は、インデックスによって指定されたセル内リソースプールNを受信リソースプールとして設定する。
さらに、UE100−1は、セル内リソースプールNに加えて、特定リソースプールを受信リソースプールとして設定する。ここで、特定リソースプールは、複数のセル内リソースプールとは別に設けられて、eNB200から特定リソースプールの通知を受けてもよい。或いは、複数のセル内リソースプールのそれぞれが、特定リソースプールを含むように、eNB200が複数のセル内リソースプールを設定してもよい。この場合、UE100−1が、セル内リソースプールNを受信リソースプールとして設定することで、自動的に特定リソースプールが受信リソースプールとして設定される。
第2に、設定情報を受信したUE100−1は、D2D同期元になるための設定を行い、D2D同期信号の送信を開始する。ここで、D2D同期信号は、セル内リソースプールを指定するインデックスを含む。当該インデックスは、PD2DSCHに含まれ、eNB200が指定したセル内リソースプールNを示す。
D2D同期信号は、当該D2D同期信号を送信するUEが在圏するセルを識別するための識別情報を含む。D2D同期信号は、セルカバレッジ外のUEの送信電力を制御するための情報を含んでもよい。
第3に、D2D同期信号を受信したUE100−2は、D2D同期信号に含まれるインデックスに対応するセル内リソースプールNが記憶されているか否かを判定する。UE100−2は、セル内リソースプールNが記憶されている場合、セル内リソースプールNを使用してD2D通信を開始する制御を開始する。具体的には、UE100−2は、複数のセル内リソースプールの中からセル内リソースプールNを選択し、セル内リソースプールNを送信リソースプール及び受信リソースプールとして設定する。
一方、UE100−2は、インデックスに対応するセル内リソースプールNが記憶されていない場合、UE100−2は、特定リソースプールを送信リソースプール及び受信リソースプールとして設定する。UE100−2は、特定リソースプールがセル外リソースプールと等しい(すなわち、特定リソースプールがセル外リソースプールの一部でない)場合、セル外リソースプールを送信リソースプール及び受信リソースプールとして設定する。UE100−1が特定リソースプールを受信リソースプールとして設定しているため、UE100−2が、インデックスによって示されるリソースプールが分からない場合であっても、D2D通信を行うことができる。また、特定リソースプール内の無線リソースは、セルラ通信のための割り当てが制限されているため、当該D2D通信が、セルラ通信を行っているユーザ端末に対して、干渉を与えることを抑制できる。さらに、送信リソースプールを識別するために、インデックスが使用されているため、シグナリングの情報量を削減することができる。
或いは、UE100−2は、セルを識別する情報によって示されるセル250に対応付けられているセル内リソースプールが記憶されているか否かを判定してもよい。すなわち、UE100−2は、セル内リソースプールNが、セル250に対応付けられているか否かを判定してもよい。UE100−2は、セル内リソースプールNがセル250に対応付けられている場合、セル内リソースプールNを使用してD2D通信を開始する制御を開始する。
一方、UE100−2は、セル内リソースプールNがセル250に対応付けられていない、すなわち、セル内リソースプールNが他のセルに対応付けられている場合、インデックスに対応するセル内リソースプールが記憶されている場合であっても、特定リソースプールを送信リソースプール及び受信リソースプールとして設定する。これにより、セル間でセル内リソースプールに対応付けられるインデックスの値が異なる場合であっても、D2D通信が、セルラ通信を行っているユーザ端末に対して、干渉を与えることを適切に抑制できる。
なお、UE100−2は、過去にセル250に在圏していた場合(セル250のセルカバレッジ内に位置していた場合)、eNB200(セル250)から複数のセル内リソースプールを受信し、受信した複数のセル内リソースプールを送信元のセル250と対応付けて記憶する。或いは、UE100−2は、複数のセル内リソースプールと複数のセルとが対応付けられた対応リストをeNB200(セル250)から受信して、当該対応リストを記憶してもよい。
その後、UE100−2は、設定された送信リソースプールを使用して、SA及びデータを送信する。一方、UE100−1は、受信リソースプールを使用して、SA及びデータを受信する。
以上の通り、UE100−2は、インデックスに対応するセル内リソースプールが記憶されている場合、対応するセル内リソースプールを使用してデータを送信する。UE100−2は、インデックスに対応するセル内リソースプールが記憶されていない場合、特定リソースプールを使用してデータを送信する。これによって、セル内リソースプールを通知するための情報を削減できる。その結果、UE100−1からUE100−2への情報量を削減できる。さらに、UE100−2が、セルラUEへ与える干渉を抑制できる。
[その他の実施形態]
上述した第1実施形態において、識別情報は、セル識別子、セル識別子に基づいて生成されたD2D同期信号を例示していたが、これに限られない。識別情報は、UE100−1がセル内に位置することを示す情報であればよく、例えば、セル内に位置するか否かを示すフラグ情報であってもよい。セル間でセル内リソースプールの設定情報が共通である場合、UE100−2は、当該フラグ情報を受信すれば、セル識別子を受信しなくても、セルラUEへ与える干渉を抑制できる。
上述した第2実施形態において、eNB200が、複数のセル内リソースプール及び複数のセル外リソースプールを設定していたがこれに限られない。1つのセル内リソースプール及び1つのセル外リソースプールを設定してもよい。また、eNB200でなく、eNB200の上位装置(例えば、MME)がこれらのリソースプールを設定してもよい。
また、上述した第2実施形態では、インデックスは、第2のモードでSAの送信に使用されるセル内リソースプールを示すインデックス(以下、SAインデックス)、及び、第2のモードでデータの送信に使用されるセル内リソースプールを示すインデックス(以下、データインデックス)であったが、これに限られない。例えば、SAが、第2のモードでデータの送信に使用されるリソースプールを示す情報を含む場合、上述のインデックスは、SAインデックスのみであってもよい。
また、上述した各実施形態では、セル内リソースプールが特定リソースプール(及びセル外リソースプール)を含むケースを中心に説明してきたが、これに限られない。セル内リソースプールが特定リソースプール(及びセル外リソースプール)を含まなくてもよい。
例えば、UE100−2は、特定リソースプールを使用することを示すフラグ情報を送信する。フラグ情報は、例えば、SAに含まれる。フラグ情報を受信したUE100−1は、特定リソースプールを受信リソースプールとして設定する。UE100−2は、特定リソースプールを送信リソースプールとして設定し、データを送信する。一方、UE100−1は、特定リソースプールを受信リソースプールとして設定しているため、当該データを受信できる。セル内リソースプールが特定リソースプールを含まないため、UE100−1は、特定リソースプールによってデータを送信したUEの数がセルカバレッジ外に位置するUEの数であると把握できる。UE100−1は、把握したセルカバレッジ外のUE数をeNB200に送信してもよい。eNB200は、セルカバレッジ外のUE数が閾値(例えば、1)未満である場合、UE100−1のD2D同期信号の送信を停止させる指示を行ってもよい。
なお、セル内リソースプールが特定リソースプール(及びセル外リソースプール)を含む場合、UE100−1は、セル内リソースプールを設定すれば、特定リソースプールを別途設定しなくても、UE100−2からのデータを受信可能である。また、UE100−1は、特定リソースプールでデータを送信可能であるため、セルカバレッジ外のUE(UE100−2)は、UE100−1からのデータを受信可能である。
このように、上述した各実施形態において、セル内リソースプールは、特定リソースプールを含まなくてもよいし、セル外リソースプール自体を含まなくてもよい。また、セル内リソースプールは、特定リソースプールを含むセル外リソースプールの一部を含んでもよいし、当該セル外リソースプールの一部を含まなくてもよい。
また、上述した第2実施形態では、D2D同期信号(インデックス)を送信するUE100−1が第1リソースプールに加えて、特定リソースプールを受信リソースプールとして設定していたが、これに限られない。D2D同期信号を送信しないセルカバレッジ内の他のUEが、特定リソースプールを受信リソースプールとして設定してもよい。第1実施形態も同様である。
上述した実施形態では、移動通信システムの一例としてLTEシステムを説明したが、LTEシステムに限定されるものではなく、LTEシステム以外のシステムに本発明を適用してもよい。
[付記]
以下において、実施形態の補足事項について記載する。本付記において、D2DSS及びPD2DSCHの設計について説明する。
(ビット・デザイン)
表3に、PD2DSCHのビット割り当ての詳細を示す。
Figure 2018152888
・D2D通信Mode2のための送信プール
PD2DSCHは、カバレッジ内SA及びデータリソースプール設定情報を伝送するために十分な数のビットを有しない。よって、当該情報をPD2DSCHにより送信しないことを提案する。
・カバレッジ外UEのための事前設定されたカバレッジ内リソースプール
パーシャルカバレッジの場合を想定すると、カバレッジ内同期元は送信プール情報をカバレッジ外UEに伝送する必要がある。PD2DSCHにより使用されるビット数を最小化するために、SA/データリソースプール情報をカバレッジ外UEに送信しない。カバレッジ外UEがそのような情報を得るための唯一の方法は、当該UEがカバレッジ内にいる時である。また、カバレッジ内に存在したことがなく、リソースプール情報を受信していないカバレッジ外UEが存在し得る。よって、カバレッジ外UEにはカバレッジ内リソースプールが事前設定されることを提案する。カバレッジ外UEが、PD2DSCHを受信し、かつカバレッジ内プールが設定されていない場合、事前設定されたカバレッジ内プールを使用すべきである。
提案1: PD2DSCHは、SA及びMode2データの送信プール情報を含むべきではない。
提案2: カバレッジ外UEは、カバレッジ内リソースプールのための事前設定されたプールを持つべきである。
・D2D SFN及びスロット番号(D2D SFN and slot number)
このパラメータは、D2DSS及びPD2DSCHの位置を示す。同期用リソース(synchronization resource)がいくつかのサブフレームに制限される場合、ビットサイズを削減することができる。
・最大送信電力(Max Tx power)
セルラシステムを保護するために、カバレッジ外UEが受信可能なPD2DSCH中に電力制御ビットを含めることを提案する。このビットは、カバレッジ内UEがeNBから由来するD2DSSを使用する場合にのみ有効である。
提案3: セルラシステムを保護するために、カバレッジ外UEが受信可能なPD2DSCH中に電力制御ビットを含めることを提案する。
(物理デザイン)
このセクションでは、表3中のPD2DSCHの詳細な物理デザインについて説明する。図7に、PD2DSCHデザインを示す。
・PD2DSCHデザイン
PD2DSCHは、PBCHデザインを再使用するべきである。PD2DSCHが4シンボルを有し、D2DSSの直後に配置されることを提案する。
提案4: PD2DSCHは、PBCHデザインを再使用するべきである。PD2DSCHが4シンボルを有し、D2DSSの直後に配置されることを提案する。
・リソース選択
衝突を回避するために、D2DSS設定は、同期期間(synchronization period)内に少なくとも2つの候補位置を有するべきである。カバレッジ外UEは、そのうちの1つをランダムに選択する。カバレッジ内UEは、どのリソースを使用するかをeNBにより設定される。
提案5: D2DSS設定は、同期期間内に少なくとも2つの候補位置を有するべきである。
・通信のためのD2DSS
同期はSA受信の前に行われるべきであるので、D2DSSリソースはSAプールの最初のサブフレームに割り当てられるべきである。
提案6: D2DSSリソースはSAプールの最初のサブフレームに割り当てられるべきである。
[相互参照]
米国仮出願第62/035225号(2014年8月8日出願)の全内容が参照により本願明細書に組み込まれている。
本発明は、通信分野において有用である。

Claims (4)

  1. 通信制御方法であって、
    第1ユーザ端末が、直接通信に使用可能な第1種類の送信リソースプールと、前記直接通信に使用可能な第2種類の送信リソースプールとを示す情報を基地局から受信するステップと、
    第2ユーザ端末が、前記第1種類の送信リソースプールに関する第1情報を送信するステップと、
    前記第1ユーザ端末が、前記第1情報を受信するステップと、
    前記第1ユーザ端末が、前記第1情報に基づいて、前記第1種類の送信リソースプールを使用して前記直接通信を行うか、前記第2種類の送信リソースプールを使用して前記直接通信を行うかを決定するステップと、を備える通信制御方法。
  2. 前記第2種類の送信リソースプールは、セルラ通信用の時間・周波数リソースを含まないリソースプール、又は、セルラ通信用の時間・周波数リソースの使用量又は使用率が閾値を超えるまでセルラ通信用の時間・周波数リソースと共用されないリソースプールである、請求項1に記載の通信制御方法。
  3. 第1ユーザ端末であって、制御部を備え、
    前記制御部は、
    直接通信に使用可能な第1種類の送信リソースプールと、前記直接通信に使用可能な第2種類の送信リソースプールとを示す情報を基地局から受信し、
    前記第1種類の送信リソースプールに関する第1情報を、第2ユーザ端末から受信し、
    前記第1情報に基づいて、前記第1種類の送信リソースプールを使用して前記直接通信を行うか、前記第2種類の送信リソースプールを使用して前記直接通信を行うかを決定するよう構成される第1ユーザ端末。
  4. 第1ユーザ端末を制御するプロセッサであって、
    前記プロセッサは、
    直接通信に使用可能な第1種類の送信リソースプールと、前記直接通信に使用可能な第2種類の送信リソースプールとを示す情報を基地局から受信し、
    前記第1種類の送信リソースプールに関する第1情報を、第2ユーザ端末から受信し、
    前記第1情報に基づいて、前記第1種類の送信リソースプールを使用して前記直接通信を行うか、前記第2種類の送信リソースプールを使用して前記直接通信を行うかを決定するよう構成されるプロセッサ。
JP2018092702A 2014-08-08 2018-05-14 通信制御方法、ユーザ端末及びプロセッサ Pending JP2018152888A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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