JP6104044B2 - 映像データ伝送装置及び映像データ伝送方法 - Google Patents

映像データ伝送装置及び映像データ伝送方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6104044B2
JP6104044B2 JP2013102251A JP2013102251A JP6104044B2 JP 6104044 B2 JP6104044 B2 JP 6104044B2 JP 2013102251 A JP2013102251 A JP 2013102251A JP 2013102251 A JP2013102251 A JP 2013102251A JP 6104044 B2 JP6104044 B2 JP 6104044B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packet
error correction
data
invalid
interleaver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013102251A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014222839A (ja
Inventor
仲田 樹広
樹広 仲田
暁 江島
暁 江島
藤倉 幹夫
幹夫 藤倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Kokusai Electric Inc filed Critical Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority to JP2013102251A priority Critical patent/JP6104044B2/ja
Publication of JP2014222839A publication Critical patent/JP2014222839A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6104044B2 publication Critical patent/JP6104044B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、TS(Transport Stream)パケットフォーマットの映像信号を伝送する映像データ伝送装置に係り、特に、誤り訂正技術に関する。
図4は従来方式による映像データ伝送システムの構成の一例を示すブロック図である。図4に示すように、地上デジタル放送やFPU(Field Pickup Unit)等の映像信号を無線伝送する映像データ伝送システムでは、映像エンコーダ401にてカメラからの映像信号を映像圧縮し、情報ビットレートを低減する。映像圧縮方式としては、MPEG-2(Moving Picture Experts Group phase 2)やH.264などの方式が用いられることが多く、最近では更なる高圧縮が期待できるHEVC(High Efficiency Video Coding)方式も検討がなされている。この時、圧縮された映像信号を映像エンコーダ401から送信伝送装置402に転送する信号フォーマットとしては、TS(Transport Stream)パケットフォーマットが良く用いられている。
TSパケットフォーマットは、ISO/IECとITU-Tの合同規格で、ISO/IECでは「13818-1:2000」、ITU-Tでは「H.222.0」として規格化されている。図5はTSパケットフォーマットを示す図であり、図5に示すように、TSパケットは、188バイト単位で構成され、先頭部分がデータの種類を表す4バイトの情報(TSヘッダ)であり、後半部分の184バイトがデータ本体(ペイロード)となっている。地上デジタル放送やFPU等の無線伝送装置402,403では、このTSパケット188バイトに対してRS(Reed-Solomon)符号等の拡張データを付加する場合もある。例えば、FEC(Forward Error Correction:順方向誤り訂正)を施すことにより、無線伝送路で生じた誤りを訂正する機能を有している。地上デジタル放送やFPUの規格(非特許文献1及び2)では、この188バイトに対して16バイトのRS誤り訂正符号(パリティ)を付加し、204バイトをTSパケットとして取り扱っている。この時のRS符号はRS(204,188)であり、受信伝送装置403側では8バイトまでの誤りを訂正することが可能となる。(特許文献1参照)
映像エンコーダ401からのTSパケットは送信伝送装置402に入力され、送信伝送装置402では、例えば、地上デジタル方式やFPUの規格に基づいた変調処理が施され、変調信号を伝送路に送出する。
送信伝送装置402において、例えば、FPUの規格(非特許文献2)では、変調方式として多値数の多い64QAMから多値数の少ないBPSKの変調まで複数のビットレートでの伝送が規格化されている。伝搬路の状態が良く、伝送誤りが生じにくい場合には、64QAM等を用いることで高いビットレートでの伝送が実現できる。一方、伝送路の状況が悪い場合には、誤りなく伝送を行うためには多値数を下げることにより伝送耐性を強化する。このように、送信伝送装置402で伝送できるビットレートは伝送路の状況によって決定されることが多く、映像エンコーダ401は送信伝送装置402の伝送レート以下のビットレートでエンコードする必要がある。
ところで、映像エンコーダ401への入力画像が細かい絵柄であったり、シーンチェンジなどの映像の切り替わりが多かったりする場合には、その映像が持つ情報量は多く、効率的な映像圧縮を行うことができない。逆に、滑らかな絵柄の映像等では高い圧縮率を実現できる。従って、エンコード映像の画質が一定になるような映像エンコードを行うと、画質によってエンコード後のビットレートにむらが生じることとなる。
そのため、FPU等の無線伝送装置402,403では、エンコーダで生じる最大のビットレートが送信伝送装置402の伝送レートよりも低くなるように設定し、図6に示すように、エンコード後のビットレートが低い場合には、送信伝送装置402へ転送するTSパケットのビットレートを一定にするようにダミーデータ等を挿入している。このダミーデータ挿入のことを一般的にスタッフィングと称し、このスタッフィング処理はTS単位で実施されることが多い。すわなち、有効なTSパケットとダミーデータである無効なTSパケット(ヌルパケットと称するが、以降ではヌルパケットのことを無効TSパケットと称することにする)で構成される。また、TSパケットが有効か無効かの識別子はTSパケットの先頭部分のTSヘッダにその情報を埋め込み、無効TSパケットの場合には、TSヘッダに後続するデータ(ペイロード)は“FF”あるいは“00”(16進数)とする。
このように、送信伝送装置402から送出した変調信号は受信伝送装置403に入力され、復調処理や誤り訂正処理などを行い、TSパケットデータを出力する。
受信伝送装置403からのTSパケットは映像デコーダ404に入力され、TSパケットデータを伸長し、映像信号が再生される。
特開2005−130277号公報
ARIB STD−B31 2.0版、地上デジタルテレビジョン放送の伝送方式、社団法人電波産業会、平成23年3月28日改定、[平成25年4月18日検索]、インターネット<URL:http://www.arib.or.jp/english/html/overview/doc/2-STD-B31v2_0.pdf> ARIB STD−B33 1.1版、テレビジョン放送番組素材伝送用可搬形OFDM方式デジタル無線伝送システム、社団法人電波産業会、平成17年11月30日改定、[平成25年4月18日検索]、インターネット<URL:http://www.arib.or.jp/english/html/overview/doc/2-STD-B33v1_1.pdf>
しかし、移動体で運用するFPUでは、伝送路の特性は時々刻々変動するため、伝送路の状況によっては伝送誤りが発生してしまうことがある。図4に示す受信伝送装置403では誤り訂正復号処理機能を有しているが、誤り訂正復号後に誤りが残留してしまうこともあり、この様な場合には後続する映像デコーダ404で映像伸長処理が不可能となり、ブロックノイズの発生や、映像フリーズが生じてしまうことがある。
特に、生中継放送で運用する場合には、誤りが生じても再送を行うことができないため、フリーズした映像が放送されてしまうことになる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、TSパケットフォーマットの映像信号を伝送する映像データ伝送装置において、伝送路の状況が悪く、伝送誤りが生じやすい場合であっても、誤り訂正性能を向上させ、安定的な伝送を実現させることが可能な映像データ伝送装置及び映像データ伝送方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の一態様の映像データ伝送装置は、TS(Transport Stream)パケットフォーマットの映像信号を伝送する映像データ伝送装置において、TSパケットの順序を少なくとも2つのTSパケット以上の長さに分散するように並べ替えるインターリーバと、前記インターリーバのデータに対して誤り訂正符号化する誤り訂正符号化手段と、前記誤り訂正符号化手段の出力データを伝送する送信手段と、前記送信手段から送信された伝送信号を受信する受信手段と、前記受信手段で受信した受信信号に対して、前記誤り訂正符号化手段で誤り訂正符号化されたデータに対して誤り訂正復号化する第1の誤り訂正復号化手段と、前記第1の誤り訂正復号化手段で誤り訂正復号化された誤り訂正復号結果に対して前記インターリーバで並べ替えたデータの順序を元に戻すデインターリーバと、前記デインターリーバの出力データであるTSパケットを解析し、有効なTSパケットであるか無効なTSパケットであるかを判断するTSパケット解析手段と、前記TSパケット解析手段での判断結果に基づき、無効なTSパケットである場合には、当該TSパケットを既知パケットに置換えることで無効TSパケットに対して誤り修正を行う無効TSパケット置換手段と、前記無効TSパケット置換手段の出力の順序を再度並べ替えるインターリーバと、前記インターリーバでのインターリーブ結果に対して二度目の誤り訂正を行うことで、誤り率の改善を行う第2の誤り訂正復号化手段と、前記第2の誤り訂正復号化手段の出力のデータ順序を再度元の順序に戻すデインターリーバと、を備え、誤り訂正能力を向上させることを特徴とする。
また、上記目的を達成するための本発明の一態様の映像データ伝送装置は、上記した映像データ伝送装置において、前記第1の誤り訂正復号化手段の入力データに対して、TSパケットを解析し、TSパケット中の既知データを置換える既知データ置換え手段と、前記無効TSパケット置換手段で無効TSパケットを既知パケットに置換えた信号に対して、TSパケット中の既知信号であると推測されるデータに対して、既知信号に置換える既知データ置換え手段と、を備え、誤り訂正能力を向上させることを特徴とする。
また、上記目的を達成するための本発明の一態様の映像データ伝送方法は、TS(Transport Stream)パケットフォーマットの映像信号を伝送する映像データ伝送装置の映像データ伝送方法において、TSパケットの順序を少なくとも2つのTSパケット以上の長さに分散するように並べ替えるインターリーバステップと、前記インターリーバステップのデータに対して誤り訂正符号化する誤り訂正符号化ステップと、前記誤り訂正符号化ステップの出力データを伝送する送信ステップと、前記送信ステップで送信された伝送信号を受信する受信ステップと、前記受信ステップで受信した受信信号に対して、前記誤り訂正符号化ステップで誤り訂正符号化されたデータに対して誤り訂正復号化する第1の誤り訂正復号化ステップと、前記第1の誤り訂正復号化ステップで誤り訂正復号化された誤り訂正復号結果に対して前記インターリーバステップで並べ替えたデータの順序を元に戻すデインターリーバステップと、前記デインターリーバステップの出力データであるTSパケットを解析し、有効なTSパケットであるか無効なTSパケットであるかを判断するTSパケット解析ステップと、前記TSパケット解析ステップでの判断結果に基づき、無効なTSパケットである場合には、当該TSパケットを既知パケットに置換えることで無効TSパケットに対して誤り修正を行う無効TSパケット置換ステップと、前記無効TSパケット置換ステップの出力の順序を再度並べ替えるインターリーバステップと、前記インターリーバステップでのインターリーブ結果に対して二度目の誤り訂正を行うことで、誤り率の改善を行う第2の誤り訂正復号化ステップと、前記第2の誤り訂正復号化ステップの出力のデータ順序を再度元の順序に戻すデインターリーバステップと、を備え、誤り訂正能力を向上させることを特徴とする。
また、上記目的を達成するための本発明の一態様の映像データ伝送方法は、上記した映像データ伝送方法において、前記第1の誤り訂正復号化ステップの入力データに対して、TSパケットを解析し、TSパケット中の既知データを置換える既知データ置換えステップと、前記無効TSパケット置換ステップで無効TSパケットを既知パケットに置換えた信号に対して、TSパケット中の既知信号であると推測されるデータに対して、既知信号に置換える既知データ置換えステップと、を備え、誤り訂正能力を向上させることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、TSパケットフォーマットの映像信号を伝送する映像データ伝送装置において、伝送路の状況が悪く、伝送誤りが生じやすい場合であっても、誤り訂正性能を向上させ、安定的な伝送を実現させることができる。
本発明の実施形態1に係る映像データ伝送装置の構成の一例を示す図である。 図1に示す映像データ伝送装置の各部の信号を説明するための図である。 本発明の実施形態2に係る映像データ伝送装置の構成の一例を示す図である。 従来方式による映像データ伝送システムの構成の一例を示すブロック図である。 TSパケットフォーマットを示す図である。 無効TSパケットを挿入するスタッフィング処理を説明するための図である。 バイト/ビット単位とそれに適した誤り訂正符号化の一例を示す図である。 アダプテーションフィールドで構成されるTSパケットを示す図である。
<実施形態1>
(映像データ伝送装置100の構成及び動作・処理)
以下、本発明の実施形態1に係る映像データ伝送装置について、図1及び図2を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態1に係る映像データ伝送装置の構成の一例を示す図である。図2は、図1に示す映像データ伝送装置の各部の信号を説明するための図である。
また、図1には信号名として(a)〜(i)を付しているが、これらの各信号の構成の詳細を図2に示している。図2において、太線で囲まれた長さが1TSパケットを示しており、白抜きのブロックは有効TSデータ、網掛けしたブロックは無効TSデータを示している。
本発明の実施形態1に係る映像データ伝送装置100は、図1に示すように、パラレル/シリアル変換器1と、第1インターリーバ2aと、外符号化器3と、第2インターリーバ4と、送信部5とを備える送信伝送装置101と、受信部6と、第2デインターリーバ7と、外復号化器8aと、第1デインターリーバ9aと、TSパケット解析器10と、無効TSパケット置換器11と、第1インターリーバ2bと、外復号化器8bと、第1デインターリーバ9bとを備える受信伝送装置102とから構成され、送信伝送装置101の送信部5と受信伝送装置102の受信部6との間は無線または有線で接続される。
映像データ伝送装置100では、図1に示すように、図示しない映像エンコーダからのスタッフィングされたTSパケットは、パラレル/シリアル変換器1に入力される。パラレル/シリアル変換器1では、動作モードとしてビット単位かバイト単位であるかを切り替えて、2種類のモードで動作する。動作モードがビット単位の場合、バイトデータをシリアルのビットデータに変換し、動作モードがバイト単位の場合には、入力データをバイパスしてバイトデータをそのまま出力する。この動作モードの切り替えにより、パラレル/シリアル変換器1の出力がバイト単位あるいはビット単位となるが、以降では特に明記しない限り、その両方のデータを取り扱うこととする。またこの動作モードの切り替えについては誤り訂正方式に係わり、詳細については後述する。
パラレル/シリアル変換器1の出力信号(a)は第1インターリーバ2aに入力されるが、図2では左から2番目のパケットに無効TSパケットが挿入されている。第1インターリーバ2aでは、入力されたTSパケットを分散するようにその順序を入れ替える機能を有している。ここで、TSパケットの分散は少なくとも2つ以上の複数のTSパケットにまたがるような分散処理を行う必要がある。この分散されたデータは、図2の信号(b)に示すように、無効TSデータが有効TSデータと混ざり合う状態になっている。第1インターリーバ2aでは、有効なTSデータと無効なTSデータの割合が全てのパケットで同一になるように分散処理を行うことが望ましい。この理由は、後述する受信伝送装置102側での誤り訂正の訂正能力を最大限に高めるためである。また、第1インターリーバ2aでの分散処理で生じる時間遅延を短くするために、スタッフィング処理に関しても無効TSパケットを集中的に挿入するのではなく、平均的に挿入されていることが望ましい。
第1インターリーバ2aで分散されたTSパケットは外符号化器3に入力され、外符号化器3では誤り訂正符号化処理が施される。入力データがバイト単位であれば、バイト単位の処理に適したRS(Reed-Solomon)符号化などが用いられ、入力データがビット単位であれば、ビット単位の処理に適したBCH符号化などが用いられる。例えば、入力データがバイト単位の場合、前述したように非特許文献1及び2では、RS符号を用いて188バイトのTSパケットに対して誤り訂正用の冗長バイトとして16バイトを付加し、合計204バイトのTSパケットとしてTSパケットを再構成する。誤り訂正用の冗長バイトを増やすほど、誤り訂正能力は向上するが、正味の伝送レートは低下してしまうというトレードオフの関係にある。ここでは、非特許文献1及び2に記載してあるRS(204,188)符号を例に説明したが、もちろん他の符号化方式を用いても差し支えない。
外符号化器3で符号化されたTSパケットは、第2のインターリーブ処理である第2インターリーバ4に入力される。第2インターリーバ4では、外符号化器3で再構成されたTSパケットに対して再度インターリーブ処理を施す。第2インターリーバ4も第1インターリーバ2aと同様にデータの順序を並べ替えるが、第1インターリーバ2aでは無効TSパケットを分散させることを目的としていたのに対し、第2インターリーバ4では無線伝送路で生じるバースト(集中)的な誤りに対して効率的な誤り訂正を行うことを目的としている。
従って、有線の伝送路や、無線伝送路であっても伝送路特性が安定的であり、バースト誤りが生じることがなければ第2インターリーバ4を搭載する必要はない。また、分散処理後のデータもTSパケットフォーマットであることが望ましいが、必ずしもその限りではない。
第2インターリーバ4の出力は送信部5に入力され、送信部5では、入力データがバイト単位である場合には、パラレル/シリアル変換を行い、ビットデータに変換して扱うことが多い。このビットデータに対して、送信部5では内符号と呼ばれる第2の誤り訂正符号化や変調処理を行い、伝送路に変調信号を送出する。ここで、第2の誤り訂正符号としては畳み込み符号やLDPC符号等が用いられることが多い。
送信部5からの変調信号は、無線あるいは有線の伝送路を経由して受信伝送装置102の受信部6に入力される。受信部6で受信した変調信号は、復調処理及び誤り訂正復号化処理が施されるが、伝送路の状況により誤り訂正復号(内符号)化処理結果に伝送誤りが生じることがある。
送信部5で用いる誤り訂正符号化として、畳み込み符号を用いた場合、その誤り訂正復号化方式としてはビタビ復号が用いられることが多い。ビタビ復号化処理の特徴として、伝送路で生じた誤りを訂正しきれなかった場合には、ビタビ復号化器の出力データには誤りが集中することが多い(バースト誤り)。
また、送信部5での誤り訂正符号化としてLDPC符号を用いた場合、LDPC復号の特徴として、伝送路で生じた誤りを訂正しきれなかった場合の誤りは分散的になる場合が多い(ランダム誤り)。
このように、映像データ伝送装置100で用いる誤り訂正符号(内符号)化方式により、受信部6の出力データに生じる誤りに偏りが生じることがある。この誤りの偏りと、取り扱うデータの単位(バイトあるいはビット)は外符号化器3と密接な関係にあり、これについての詳細は後述する。
また、受信部6では、バイト単位のデータを取り扱う場合には、送信部5と逆にシリアル/パラレル変換によりバイト単位のデータに変換した結果を出力する。ここで、ビットデータからバイトデータへの変換タイミングは、映像データ伝送装置100のフレーム同期タイミングを用いるなどして送信部5と同期を取っておく必要がある。
受信部6の出力は第2デインターリーバ7に入力され、第2デインターリーバ7では第2インターリーバ4と逆の並べ替えを行い、データ順序を元に戻す。この処理により、伝送路で生じたバースト誤りは分散され、ランダム化される。図2の信号(c)では誤りが生じているデータには×を記載している。
第2デインターリーバ7の出力は外復号化器8aに入力される。外復号化器8aではバイト単位あるいはビット単位で誤り訂正復号を行う。外符号化器3で説明したように、バイト単位ではRS符号などが用いられ、ビット単位ではBCH符号などが用いられることが多い。
ここで、送信側の誤り訂正復号(内符号)にバースト誤りが残留しやすいビタビ復号を用いた場合、バイト単位に訂正可能なRS復号を用いた方が効率の良い誤り訂正が可能である。逆に、LDPC復号のように誤りがランダム的に生じる場合には、ビット単位の誤り訂正であるBCH復号が好適である。このような理由から、取り扱うデータをバイト単位とビット単位で切り替える。これらの符号構成例を図7に示す。図7は、バイト/ビット単位とそれに適した誤り訂正符号化の一例を示す図である。
外復号化器8aの一例として、RS(204,188)符号を用いた場合、8バイトまでの誤りを訂正可能である。しかし、伝送路の状況が悪く、TSパケット内に8バイト以上の誤りが存在すると、RS復号の訂正能力を超え、そのTSパケットの誤り訂正は不可能となってしまう。
この誤り訂正復号の一例として、図2の信号(d)は、外復号化器8aで誤り訂正した結果を示している。図2の例では、外復号化器8aの誤り訂正能力として1TSパケット中2バイト(あるいはビット)までのデータは訂正できるものとしている。従って、図2(d)では、左から2番目と4番目のTSパケットは誤りが全て訂正されており、1番目と3番目のTSパケットは外復号化器8aの誤り訂正能力を超えているため、誤りはそのまま残留している。
外復号化器8aの出力信号は第1デインターリーバ9aに入力され、第1インターリーバ2aと逆の並べ替えを行い、入力データの順序に戻す(図2の信号(e))。この第1デインターリーバ9aでの並べ替えを行うことにより、TSパケットの順序は入力された元のTSパケットの順序となっている。そのため、伝送路の状況が良好で誤りが少なく、外復号化器8aで全ての誤りを訂正することができている場合には、この信号を最終的な映像デコーダへの出力信号としても問題ない。
本発明は、外復号化器8aで誤りが訂正しきれない場合に有効であり、以下に本発明による誤り訂正手法について説明する。
第1デインターリーバ9aの出力(図2の信号(e))は、TSパケット解析器10に入力され、入力されたTSパケットを解析し、有効TSパケットと無効TSパケットを識別する。具体的な手法としては、TSパケットの先頭部分のデータ(TSヘッダ)の情報を読み取り、TSヘッダの内容により、そのTSが有効か無効であるかを判断する。また、TSヘッダに誤りが生じている場合もあるため、TSパケットの後半部分データが“FF”、“00”(16進数)である場合にはTSヘッダが有効TSパケットであると示していても、そのTSパケットは無効であると判断し、逆にTSヘッダを修正する。
第1デインターリーバ9aからのTSパケットデータとTSパケット解析器10で判断されたTSパケット情報は無効TSパケット置換器11に入力され、無効TSパケット置換器11では、TSパケット解析器10で無効TSパケットと判断されたTSパケットは全て既知データである無効TSパケットデータに置き換える。伝送路状況が悪く、外復号化器8aで誤り訂正が不可能であり、無効TSパケットに誤りが残留していたとしても、この置き換え処理により無効TSパケットの誤りは修正される。図2に示すように、信号(f)は、信号(e)に対して無効TSパケットを既知データに置換えたことで、無効TSパケットに対して誤り修正が施されていることを示している(左から2番目の無効TSパケットの誤りを訂正)。
この処理により、無効TSパケットに対して誤り修正がなされるが、無効TSパケットは映像デコードには何ら影響を及ぼさないため、この段階では実質的に誤り修正の効果は得られない。
そのため、無効TSパケット置換器11の出力データを再度送信伝送装置101側の第1インターリーバ2aと同じ順序並べ替え処理を行う第1インターリーバ2bに入力し、インターリーブ処理を行う。このインターリーブ処理により、無効TSパケット置換器11で誤り修正された無効TSパケットは複数のTSパケットに分散されることになる(信号(g))。信号(g)と信号(d)はデータの順序は同一であるが、信号(g)の無効データは正しく誤り修正され、無効データに誤りは生じていない。
第1インターリーバ2bの出力信号は、外復号化器8bに入力され、再度誤り訂正復号が施される。この誤り訂正処理は、第一回目の誤り訂正処理である外復号化器8aと同じ機能を有するが、誤りの生じている無効TSパケットに対して、無効TSパケット置換器11で誤り修正がなされているため、第1回目の誤り訂正時よりも誤りが軽減された状態で誤り訂正処理される。これにより、外復号化器8bでの第2回目の誤り訂正で更に誤りを訂正することが可能となる(図2の信号(h))。信号(h)では、信号(g)に対して再度外復号を行うことで残留している誤りを更に軽減することができていること示している。
最後に、外復号化器8bの出力は、第1デインターリーバ9bに入力され、第1インターリーバ2bで並べ替えたデータ順序を元に戻し(図2の信号(i))、映像データとして図示しない映像デコーダにTSパケットデータを出力する。
以上説明したように、本発明の実施形態1に係る映像データ伝送装置によれば、従来と同様の運用性を保持したまま、誤り訂正能力を向上させ、安定的な映像伝送を実現することができる。
本発明の誤り訂正能力の改善に関して、例えば、スタッフィングによる無効TSパケットの割合が約1%の場合、無効TSパケットを理想的に分散すると、1TSパケット中に約1バイトが無効データとなる。この無効データを置換えることによる映像データ伝送装置の所要C/N(画像フリーズが生じることのない限界のC/N)は約0.2dB改善することができる。更に、無効TSパケットの割合が増す度にこの改善度は大きくなる。
<実施形態2>
(映像データ伝送装置200の構成及び動作・処理)
以下、本発明の実施形態2に係る映像データ伝送装置について、図3を参照して詳細に説明する。
図3は、本発明の実施形態2に係る映像データ伝送装置の構成の一例を示す図である。
本発明の実施形態2に係る映像データ伝送装置200は、図3に示すように、パラレル/シリアル変換器1と、第1インターリーバ2aと、外符号化器3と、第2インターリーバ4と、送信部5とを備える送信伝送装置101と、受信部6と、第2デインターリーバ7と、既知信号置換器20aと、外復号化器8aと、第1デインターリーバ9aと、TSパケット解析器10と、無効TSパケット置換器11と、既知信号置換器20bと、第1インターリーバ2bと、外復号化器8bと、第1デインターリーバ9bとを備える受信伝送装置202とから構成され、送信伝送装置101の送信部5と受信伝送装置202の受信部6との間は無線または有線で接続される。なお、図3中、図1と同一構成部分には同一符号を付している。
つまり、映像データ伝送装置200は、実施形態1の映像データ伝送装置100に対して、第2デインターリーバ7と外復号化器8aとの間に既知信号置換器20aを挿入し、また、無効TSパケット置換器11と第1インターリーバ2bとの間に既知信号置換器20bを挿入した構成となっている。既知信号置換器20a及び既知信号置換器20b以外は実施形態1と同様の動作・処理であり、これらの動作・処理については説明を割愛する。
前述したように、TSパケットはTSヘッダと本体データであるペイロード部分に分かれているが、図8に示すように、必要に応じてアダプテーションフィールドと呼ばれる拡張ヘッダが付加される場合がある。このアダプテーションフィールドでは、アダプテーションフィールドレングスで指定されている長さのデータは有効データであるが、それ以外のデータは無効データとなっている。映像データ伝送装置200では、TSパケットを実施形態1で説明した有効TSパケットと無効TSパケットの解析を行い、無効TSパケットを置換えるだけではなく、これらTSヘッダやアダプテーションフィールド等についても解析を行い、既知信号と判断できるデータについては可能な限りデータの置換えを行うことで、誤り訂正効果を更に向上させようと試みるものである。
第2デインターリーバ7の出力データは、図2の信号(c)に示すように、正しいTSパケットのフォーマットを呈していない。しかし、TSパケットの先頭には同期ワード“47h”が挿入されており、既知信号置換器20aでは、少なくともこの同期ワードは既知信号であるため同期ワードの置換を行う。また、同期ワード以外の既知信号を置換えることも可能である。この既知信号置換器20aでの既知データの置換え処理により、後続する外復号化器8aでの誤り訂正性能を向上させることができる。
次に、既知信号置換器20bの処理に関して、無効TSパケット置換器11の出力では、図2の信号(f)に示すように、TSパケットフォーマットを呈しているため、既知信号置換器20bでは既知信号置換器20aよりも詳細にTSパケットを解析することが可能となり、更なる既知信号の置換えを行うことができる。例えば、前述した図8に示すTSヘッダのアダプテーションフィールドコントロール部を解析することで、そのTSパケットにアダプテーションフィールドが挿入されているかを判定し、アダプテーションフィールドが挿入されている場合にはその長さ(アダプテーションフィールドレングス)を知ることができる。このアダプテーションフィールドパケットの後半には無効データが挿入されることがあり、このような場合にも既知信号に置換えることが可能である。
以上説明したように、本発明の実施形態2に係る映像データ伝送装置によれば、既知信号置換器20a及び既知信号置換器20bによりTSパケットを解析し、実施形態1に係る映像データ伝送装置で行う無効TSパケットの置換えのみならず、更に多くの既知データを置換えることで、誤り訂正能力を改善することができる。
なお、本発明の範囲は、図示され記載された例示的な実施形態に限定されるものではなく、本発明が目的とするものと均等な効果をもたらすすべての実施形態をも含む。さらに、本発明の範囲は、すべての開示されたそれぞれの特徴のうち特定の特徴のあらゆる所望する組み合わせによって画されうる。
1:パラレル/シリアル変換器、2a:第1インターリーバ、2b:第1インターリーバ、3:外符号化器、4:第2インターリーバ、5:送信部、6:受信部、7:第2デインターリーバ、8a:外復号化器、8b:外復号化器、9a:第1デインターリーバ、9b:第1デインターリーバ、10:TSパケット解析器、11:無効TSパケット置換器、20a:既知信号置換器、20b:既知信号置換器、100:映像データ伝送装置、101:送信伝送装置、102:受信伝送装置、200:映像データ伝送装置、202:受信伝送装置、401:映像エンコーダ、402:送信伝送装置、403:受信伝送装置、404:映像デコーダ。

Claims (4)

  1. TS(Transport Stream)パケットフォーマットの映像信号を伝送する映像データ伝送装置において、
    TSパケットの順序を少なくとも2つのTSパケット以上の長さに分散するように並べ替えるインターリーバと、
    前記インターリーバのデータに対して誤り訂正符号化する誤り訂正符号化手段と、
    前記誤り訂正符号化手段の出力データを伝送する送信手段と、
    前記送信手段から送信された伝送信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した受信信号に対して、前記誤り訂正符号化手段で誤り訂正符号化されたデータに対して誤り訂正復号化する第1の誤り訂正復号化手段と、
    前記第1の誤り訂正復号化手段で誤り訂正復号化された誤り訂正復号結果に対して前記インターリーバで並べ替えたデータの順序を元に戻すデインターリーバと、
    前記デインターリーバの出力データであるTSパケットを解析し、有効なTSパケットであるか無効なTSパケットであるかを判断するTSパケット解析手段と、
    前記TSパケット解析手段での判断結果に基づき、無効なTSパケットである場合には、当該TSパケットを既知パケットに置換えることで無効TSパケットに対して誤り修正を行う無効TSパケット置換手段と、
    前記無効TSパケット置換手段の出力の順序を再度並べ替えるインターリーバと、
    前記インターリーバでのインターリーブ結果に対して二度目の誤り訂正を行うことで、誤り率の改善を行う第2の誤り訂正復号化手段と、
    前記第2の誤り訂正復号化手段の出力のデータ順序を再度元の順序に戻すデインターリーバと、を備え、
    誤り訂正能力を向上させることを特徴とする映像データ伝送装置。
  2. 請求項1記載の映像データ伝送装置において、
    前記第1の誤り訂正復号化手段の入力データに対して、TSパケットを解析し、TSパケット中の既知データを置換える既知データ置換え手段と、
    前記無効TSパケット置換手段で無効TSパケットを既知パケットに置換えた信号に対して、TSパケット中の既知信号であると推測されるデータに対して、既知信号に置換える既知データ置換え手段と、を備え、
    誤り訂正能力を向上させることを特徴とする映像データ伝送装置。
  3. TS(Transport Stream)パケットフォーマットの映像信号を伝送する映像データ伝送装置の映像データ伝送方法において、
    TSパケットの順序を少なくとも2つのTSパケット以上の長さに分散するように並べ替えるインターリーバステップと、
    前記インターリーバステップのデータに対して誤り訂正符号化する誤り訂正符号化ステップと、
    前記誤り訂正符号化ステップの出力データを伝送する送信ステップと、
    前記送信ステップで送信された伝送信号を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップで受信した受信信号に対して、前記誤り訂正符号化ステップで誤り訂正符号化されたデータに対して誤り訂正復号化する第1の誤り訂正復号化ステップと、
    前記第1の誤り訂正復号化ステップで誤り訂正復号化された誤り訂正復号結果に対して前記インターリーバステップで並べ替えたデータの順序を元に戻すデインターリーバステップと、
    前記デインターリーバステップの出力データであるTSパケットを解析し、有効なTSパケットであるか無効なTSパケットであるかを判断するTSパケット解析ステップと、
    前記TSパケット解析ステップでの判断結果に基づき、無効なTSパケットである場合には、当該TSパケットを既知パケットに置換えることで無効TSパケットに対して誤り修正を行う無効TSパケット置換ステップと、
    前記無効TSパケット置換ステップの出力の順序を再度並べ替えるインターリーバステップと、
    前記インターリーバステップでのインターリーブ結果に対して二度目の誤り訂正を行うことで、誤り率の改善を行う第2の誤り訂正復号化ステップと、
    前記第2の誤り訂正復号化ステップの出力のデータ順序を再度元の順序に戻すデインターリーバステップと、を備え、
    誤り訂正能力を向上させることを特徴とする映像データ伝送方法。
  4. 請求項3記載の映像データ伝送方法において、
    前記第1の誤り訂正復号化ステップの入力データに対して、TSパケットを解析し、TSパケット中の既知データを置換える既知データ置換えステップと、
    前記無効TSパケット置換ステップで無効TSパケットを既知パケットに置換えた信号に対して、TSパケット中の既知信号であると推測されるデータに対して、既知信号に置換える既知データ置換えステップと、を備え、
    誤り訂正能力を向上させることを特徴とする映像データ伝送方法。

JP2013102251A 2013-05-14 2013-05-14 映像データ伝送装置及び映像データ伝送方法 Active JP6104044B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013102251A JP6104044B2 (ja) 2013-05-14 2013-05-14 映像データ伝送装置及び映像データ伝送方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013102251A JP6104044B2 (ja) 2013-05-14 2013-05-14 映像データ伝送装置及び映像データ伝送方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014222839A JP2014222839A (ja) 2014-11-27
JP6104044B2 true JP6104044B2 (ja) 2017-03-29

Family

ID=52122181

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013102251A Active JP6104044B2 (ja) 2013-05-14 2013-05-14 映像データ伝送装置及び映像データ伝送方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6104044B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6463575B2 (ja) * 2015-01-22 2019-02-06 日本放送協会 送信装置及び受信装置
JP6463574B2 (ja) * 2015-01-22 2019-02-06 日本放送協会 送信装置及び受信装置
JP6519325B2 (ja) * 2015-06-08 2019-05-29 株式会社デンソー 通信装置
CN111901070B (zh) * 2020-08-28 2022-09-09 上海国微思尔芯技术股份有限公司 一种数据传输方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003304510A (ja) * 2002-04-12 2003-10-24 Mitsubishi Electric Corp デジタル放送システム、デジタル放送送信機およびデジタル放送受信機
JP2005117555A (ja) * 2003-10-10 2005-04-28 Toshiba Corp 復調データ処理回路及び半導体集積回路
JP2008294511A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Sumitomo Electric Ind Ltd 光信号受信機及び受信方法
JP2009016923A (ja) * 2007-06-29 2009-01-22 Toshiba Corp 連結送信装置と連結送信方法
JP5354985B2 (ja) * 2007-07-30 2013-11-27 パナソニック株式会社 符号化装置及び復号化装置
JP4970227B2 (ja) * 2007-12-07 2012-07-04 シャープ株式会社 Ofdm復調装置、ofdm復調方法、ofdm復調プログラム、及び、記録媒体
JP5060343B2 (ja) * 2008-02-28 2012-10-31 日本放送協会 パケット受信装置
JP5320260B2 (ja) * 2009-10-29 2013-10-23 日本放送協会 Ofdm信号送信装置
JP4859989B2 (ja) * 2010-01-22 2012-01-25 三菱電機株式会社 デジタル放送復調装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014222839A (ja) 2014-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7480851B2 (en) Robust error correction encoding/decoding apparatus and method of digital dual-stream broadcast reception/transmission system
EP2268042B1 (en) A decoder architecture for optimized error management in streaming multimedia
JP3179060B2 (ja) 情報データ多重化伝送システムとその多重化装置及び分離装置
US8189627B2 (en) System and method for digital communications using multiple parallel encoders
US7930618B2 (en) Outer encoder and outer encoding method thereof
JP5374768B2 (ja) 追加的なネットワーク抽象化層(nal)を用いるマルチメディア・データの保護方法
KR100998454B1 (ko) 인 밴드 에러 패턴을 사용한 에러 복원
US7739580B1 (en) System, method and apparatus for reducing blockage losses on information distribution networks
US8458569B2 (en) Apparatus and method for improving error correction capability using stuffing byte
JP6104044B2 (ja) 映像データ伝送装置及び映像データ伝送方法
KR20110005660A (ko) 순방향 오류 정정 부호화 및 복호화 방법과 그 장치, 디지털 방송 수신 장치 및 그의 복호화 방법
JP5553663B2 (ja) 映像送信装置、映像受信装置、映像伝送システム
CN1863311A (zh) 传输视频数据的方法
KR100916702B1 (ko) 전송 스트림 패킷의 채널 디코딩 장치 및 그 방법
JP2005328397A (ja) インターリーブ伝送システム、送信装置、及び受信装置
JP2011109316A (ja) 伝送装置
JP2010273229A (ja) 映像伝送システム、映像送信装置、映像受信装置
JP2008271190A (ja) 誤り訂正符号化方法および誤り訂正装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160331

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170223

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6104044

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250