JP6102603B2 - 燃料電池システムのタンク搭載ユニット - Google Patents

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Description

この発明は、燃料電池にアノードガスを供給するためのタンクを車両に搭載するタンク搭載ユニットに関する。
従来の燃料電池システムとして、高圧タンクからアノードガスを燃料電池に供給するものがある(特許文献1参照)。
特開2005−243476号公報
現在開発中の燃料電池システムでは、車体の後方に、高圧のアノードガスを充填した円筒状の高圧タンクを4本横に並べて搭載する。これらの高圧タンクのうち前方の2本は、後部座席の下に隣接して配置され、後方の2本は、後輪のサスペンションと干渉しないように前方の2本よりも高い位置に隣接して配置される。
高圧タンクの両端には、4本の高圧タンクを支持するフレームが互いに平行に設けられている。両端の各フレームは、車両の配置スペースの制約から、前方の2本の高圧タンクを連結するフレーム部分と、後方の2本の高圧タンクを連結するフレーム部分とによって階段状に形成される。
各フレームの先端部分と末端部分には、フレーム同士を連結する連結フレームが高圧タンクに対して平行に設けられている。また、前方の高圧タンクと後方の高圧タンクとの間には所定のスペースが開いているため、スペースが開いた部分にも、フレームの強度を確保するために、連結フレームが設けられている。
このようなタンク搭載ユニットでは、車体の側面に設けられた充填口から1本目の高圧タンクのバルブまでガス管が接続されると共に、1本目のバルブから4本目のバルブまで1本ずつガス管が接続される。そして4本目の高圧タンクから減圧弁までガス管が接続され、この減圧弁によって減圧されたアノードガスが燃料電池へ供給される。
このタンク搭載ユニットの配管に関しては、配管に伴うアノードガスの圧力損失を極力小さくするために、隣接する高圧タンク同士をガス管で連続して接続しようとすると、全体の管路長は短くなるものの、車両の振動によって生じるガス管の振動を吸収しにくくなる。特に、車両が衝突したときには、前方の高圧タンク同士と後方の高圧タンク同士との間隔が大きく変動するため、2本目の高圧タンクと3本目の高圧タンクとを結ぶガス管に亀裂が入りやすくなってしまうという問題がある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであり、高圧タンク間の配管に伴う圧力損失の増加を抑制しつつ、配管の耐久性を確保する燃料電池システムのタンク搭載ユニットを提供することを目的とする。
本発明は以下のような解決手段によって前記課題を解決する。
本発明による燃料電池システムのタンク搭載ユニットのある態様は、燃料電池にアノードガスを供給する少なくとも4本の高圧タンクを車両に並べて搭載する。このタンク搭載ユニットは、前記4本の高圧タンクに設けられた各バルブの間を結ぶ3本の配管と、前記高圧タンクのバルブ位置に対して反対側に配置された充填口と、いずれかの高圧タンクのバルブとの間を結ぶ充填管と、を含む。そしてタンク搭載ユニットは、前記4本の高圧タンクの両端にそれぞれ設けられる固定フレームを含む。2本の固定フレームのそれぞれは、前記アノードガスの調圧弁から後方に配列される第1高圧タンクと第2高圧タンクとを連結する前方フレーム部と、さらに後方に配列される第3高圧タンクと第4高圧タンクとを連結する後方フレーム部とで構成される。またタンク搭載ユニットは、前記後方フレーム部のうち前記第3高圧タンクよりも前記第2高圧タンク側の部分に設けられ、前記2本の固定フレームを連結する連結フレームを含む。そして前記充填管は、前記充填口から前記固定フレームの上に沿って前記第3高圧タンクのバルブに接続され、第1配管は、前記第3高圧タンクのバルブから前記第4高圧タンクのバルブに接続される。そして第2配管は、前記第4高圧タンクのバルブから前記第2高圧タンクのバルブに接続され、第3配管は、前記第2高圧タンクのバルブから前記第1高圧タンクのバルブに接続されることを特徴とする。
この態様によれば、充填管は、高圧タンクのバルブと反対側の充填口から、連結フレームの上に沿って第3高圧タンクのバルブに接続される。これにより、車両の振動に伴う充填管の振動を連結フレームによって抑制することができる。
さらに第1配管が、後方フレーム部において第3高圧タンクから第4高圧タンクに接続され、第2配管が、第4高圧タンクから前方フレーム部の第2高圧タンクに接続され、第3配管が、第2高圧タンクから第1高圧タンクに接続される。
これにより、第2配管の管路長は、第2高圧タンクと第3高圧タンクとを結ぶ管路に比べて長くなるので、車両の振動をより吸収しやすくなる。このため、万一車両の衝突よって、前方フレーム部で連結される高圧タンク同士と、後方フレーム部で連結される高圧タンク同士とが共に大きく振動しても第2配管に亀裂が入り難くなり、配管の耐久性を確保することができる。
また、第1配管を第3高圧タンクから第4管路に接続することにより、第3高圧タンクから第2高圧タンクに接続する場合に比べて、第1配管から第3配管までの全体の管路長は短くなるので、配管に伴う圧力損失の増加を抑制することができる。
したがって、高圧タンク間の配管に伴う圧力損失の増加を抑制しつつ、配管の耐久性を確保することができる。
図1は、本発明の実施形態における燃料電池システムに関する概略構成図である。 図2は、燃料電池システムで用いられるタンク搭載ユニットを示す図である。 図3は、本発明の実施形態におけるタンク搭載ユニットの配管手法を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態における燃料電池システム1に関する概略構成図である。
燃料電池システム1は、燃料電池スタック2にアノードガス及びカソードガスを供給して、燃料電池スタック2に接続される負荷に応じて発電する電源システムである。本実施形態では、燃料電池システム1は車両に搭載される。
燃料電池システム1は、燃料電池スタック2と、アノードガス供給装置3と、コントローラ4と、を備える。
燃料電池スタック2は、複数枚の燃料電池を積層したものである。燃料電池スタック2は、車両を駆動する駆動モータなどの負荷に必要な電力を発電する。
燃料電池は、電解質膜をアノード電極(燃料極)とカソード電極(酸化剤極)とで挟み、アノード電極に水素を含有するアノードガス(燃料ガス)と、カソード電極に酸素を含有するカソードガス(酸化剤ガス)とを外部から供給することによって発電する。アノード電極及びカソード電極の両電極において進行する電極反応は以下の通りである。
アノード電極 : 2H2 →4H+ +4e- …(1)
カソード電極 : 4H+ +4e- +O2 →2H2O …(2)
この(1)及び(2)の電極反応によって燃料電池は1ボルト程度の起電力を生じる。
燃料電池を自動車の動力源として使用する場合には、駆動モータから要求される電力が大きいため、燃料電池を数百枚積層させている。
燃料電池スタック2にカソードガスを供給・排出するカソードガス給排装置、及び燃料電池スタック2を冷却する冷却装置については、本発明の主要部ではないので図示を省略している。
アノードガス供給装置3は、高圧タンク31と、アノードガス供給通路32と、調圧弁33と、圧力センサ34と、アノードガス排出通路35と、バッファタンク36と、パージ通路37と、パージ弁38と、を備える。
高圧タンク31は、燃料電池スタック2に供給するアノードガスを高圧状態に保って貯蔵する。
アノードガス供給通路32は、高圧タンク31から排出されたアノードガスを燃料電池スタック2に供給するための通路である。アノードガス供給通路32の一端部が高圧タンク31に接続され、他端部が燃料電池スタック2のアノードガス入口孔21に接続される。
調圧弁33は、アノードガス供給通路32に設けられる。調圧弁33は、高圧タンク31から排出されたアノードガスを所望の圧力に調節して燃料電池スタック2に供給する。調圧弁33は、連続的又は段階的に開度を調節することができる電磁弁であり、その開度はコントローラ4によって制御される。
圧力センサ34は、調圧弁33よりも下流のアノードガス供給通路32に設けられる。圧力センサ34は、調圧弁33よりも下流のアノードガス供給通路32を流れるアノードガスの圧力を検出する。
アノードガス排出通路35の一端部は燃料電池スタック2のアノードガス出口孔22に接続され、他端部がバッファタンク36の上部に接続される。アノードガス排出通路35には、電極反応に使用されなかった余剰のアノードガスと、カソード側からアノードガス流路にクロスリークしてきた窒素や水蒸気などの不純ガスと、の混合ガス(以下「アノードオフガス」という。)が排出される。
バッファタンク36は、アノードガス排出通路35を通って流れてきたアノードオフガスを一旦蓄える。アノードオフガス中の水蒸気の一部は、バッファタンク36内で凝縮して液水となり、アノードオフガスから分離される。
パージ通路37の一端部は、バッファタンク36の下部に接続され、パージ通路37の他端部は、開口端となっている。バッファタンク36に溜められたアノードオフガス及び液水は、パージ通路37を通って開口端から外気へ排出される。
パージ弁38は、パージ通路37に設けられる。パージ弁38は、連続的又は段階的に開度を調節することができる電磁弁であり、その開度はコントローラ4によって制御される。
コントローラ4は、中央演算装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)及び入出力インタフェース(I/Oインタフェース)を備えたマイクロコンピュータで構成される。
コントローラ4には、前述した圧力センサ34の他にも、燃料電池スタック2から取り出される出力電流を検出する電流センサや、アクセルペダルの踏み込み量を検出するアクセルストロークセンサなどの各種センサからの信号が入力される。
コントローラ4は、これらの入力信号に基づいて調圧弁33やパージ弁38の開度を調節してバッファタンク36から排出するアノードオフガスの流量を調節し、バッファタンク36内のアノードガス濃度を一定以下に保つ。
図2は、本発明の実施形態におけるタンク搭載ユニット10を例示する斜視図である。
タンク搭載ユニット10は、図1に示したような燃料電池システムに用いられる。タンク搭載ユニット10は、調圧弁33よりも後方に4本の高圧タンク311〜314を順に並べて搭載するものである。本実施形態では、タンク搭載ユニット10は、高圧タンク311〜314が車両の前方FR、すなわち車両の進行方向に対して横方向に配列されるように車両に据え付けられる。
高圧タンク311〜314は、図1に示した高圧タンク31に対応する。高圧タンク311は、高圧タンク312〜314よりも内部の容積が大きく、高圧タンク312〜314の各々の容積は、互いに同一である。高圧タンク311〜314の先端部分には、それぞれバルブ装置311a〜314aが設けられている。
バルブ装置311a〜314aは、高圧タンク311〜314を開閉するものである。バルブ装置311a〜314aは、コントローラ4によって制御される。バルブ装置311a〜314aを開けることにより、高圧タンク311〜314から調圧弁33を介して燃料電池スタック2にアノードガスが供給される。一方、バルブ装置311a〜314aを閉じることにより、アノードガスの供給が停止される。
バルブ装置311aには、逆止弁と電磁弁とが並列に設けられており、逆止弁によって高圧タンク311にアノードガスが充填され、電磁弁に対する開閉制御によって高圧タンク311から燃料電池スタック2にアノードガスが供給される。
また、バルブ装置311aには、アノードガスを通すガス管が接続されるコネクタが左右に1個ずつ設けられている。ここでは、高圧タンク312側のコネクタを「第1コネクタ」といい、調圧弁33側のコネクタを「第2コネクタ」という。第1コネクタと第2コネクタとは、バルブ装置311aの内部で連通している。バルブ装置312a〜314aについても、バルブ装置311aと同様の構成である。
タンク搭載ユニット10は、調圧弁固定部11と、タンク先端固定部12a〜12dと、タンク末端固定部12e〜12hと、固定フレーム13a及び13bと、連結フレーム14a〜14eと、を有する。
固定フレーム13a及び13bは、高圧タンク311〜314の両端に互いに平行に設けられる。
固定フレーム13aは、高圧タンク311〜314の先端同士を連結するフレームである。固定フレーム13aには、タンク先端固定部12a〜12dが設けられている。
タンク先端固定部12a〜12dは、それぞれ高圧タンク311〜314の先端部分を固定フレーム13aに固定する。
固定フレーム13aは、前方フレーム部131a、後方フレーム部132a、及び連結部133aにより形成される。
前方フレーム部131aは、車両の後部座席の下部に配置され、高圧タンク311及び高圧タンク312を隣接して連結する。
後方フレーム部132bは、車両後輪のサスペンションの上部に配置され、高圧タンク313及び高圧タンク314を隣接して連結する。後方フレーム部132bは、前方フレーム部131aよりも所定の距離だけ高い位置に配置される。このため、高圧タンク312と高圧タンク313との間隔は、他の高圧タンク同士(例えば高圧タンク311及び312)の間隔よりも広い。
連結部133aは、後方フレーム部132bを前方フレーム部131aよりも高くするために設けられており、前方フレーム部131aと後方フレーム部132aとを連結する。
一方、固定フレーム13bは、高圧タンク311〜314の末端同士を連結するフレームである。固定フレーム13bには、タンク末端固定部12e〜12hが設けられている。
タンク末端固定部12e〜12hは、それぞれ高圧タンク311〜314の末端部分を固定フレーム13bに固定する。
固定フレーム13bは、前方フレーム部131b、後方フレーム部132b、及び連結部133bにより形成される。固定フレーム13bは、先端側の固定フレーム13aと同じ構成であるため、ここでの説明を省略する。
連結フレーム14a〜14eは、固定フレーム13aと固定フレーム13bとの間隔を固定する。また、連結フレーム14a〜14eには、固定フレーム13a及び13bを車体に締結する締結穴141が設けられている。さらに、連結フレーム14a〜14eには、軽量化を図るために複数の孔142が形成されている。
連結フレーム14aは、調圧弁33と高圧タンク311との間に設けられ、タンク先端側の前方フレーム部131aと、タンク末端側の前方フレーム部131bとを連結する。連結フレーム14bは、高圧タンク311と高圧タンク312との間に設けられ、タンク先端側の前方フレーム部131aと、タンク末端側の前方フレーム部131bとを連結する。
連結フレーム14cは、高圧タンク312と高圧タンク313との間に設けられ、タンク先端側の後方フレーム部132aと、タンク末端側の後方フレーム部132bとを互いに連結する。具体的には、連結フレーム14cは、高圧タンク313よりも高圧タンク312側の後方フレーム部132a及び132bに設けられる。
これにより、高圧タンク312と高圧タンク313との間隔が、他の高圧タンク同士に比べて広いことに起因する、高圧タンク312と高圧タンク313との間の固定フレーム13a及び13bの変形を抑制することができる。
連結フレーム14dは、高圧タンク313と高圧タンク314との間に設けられ、タンク先端側の後方フレーム部132aと、タンク末端側の後方フレーム部132bとを連結する。連結フレーム14eは、後方フレーム部132a及び132bの先端部分に設けられ、タンク先端側の後方フレーム部132aと、タンク末端側の後方フレーム部132bとを連結する。
このようにタンク搭載ユニット10によって、車両の前方FRから、第1の高圧タンク311、第2の高圧タンク312、第3の高圧タンク313、第4の高圧タンク314が順番に配列される。また、車両の搭載スペースの制約から、高圧タンク311及び312の高さと高圧タンク313及び314の高さとを変える必要があるため、高圧タンク312と高圧タンク313との間には、水平方向及び垂直方向の各方向に所定のスペースが開いている。
タンク搭載ユニット10に配置される4本の高圧タンク311〜314を互いに連通するには、5本のガス管が必要となるが、これらの配管についてはアノードガスの圧力損失を極力小さくするために、配管全体の管路長を短くすることが望ましい。
例えば、1本目のガス管を、車体に設けられた充填口からバルブ装置314aに接続し、2本目のガス管を、バルブ装置314aからバルブ装置313aに接続し、3本目のガス管を、バルブ装置313aからバルブ装置312aに接続する。そして4本目のガス管を、バルブ装置312aからバルブ装置311aに接続し、5本目のガス管を、バルブ装置311aから調圧弁33に接続する。このように5本のガス管を調圧弁33から遠い位置にある高圧タンク314から順に接続しようとすると、全体の管路長は短くなるものの、車両の振動を吸収しにくくなる。
特に高圧タンク312及び313間には所定のスペースが開いているため、車両が大きく揺れたときには、高圧タンク311及び312と、高圧タンク313及び314との振動によって、スペースが開いた部分の固定フレーム13a及び13bが変形しやすい。万一車両が衝突したときには高圧タンク312と高圧タンク313との間隔(車両の進行方向の間隔)が大きく変動するため、高圧タンク312と高圧タンク313とを結ぶガス管には亀裂が入りやすい。
そこで本実施形態では、高圧タンク312と高圧タンク313とをガス管で直接結ぶことなく、タンク搭載ユニット10の配管による圧力損失の増加を抑制しつつ、配管の耐久性を確保できるようにガス管を接続する。
図3は、本実施形態におけるタンク搭載ユニット10の配管手法を示す模式図である。
高圧タンク311〜314には、アノードガスを充填するための1本の充填管15と、アノードガスを供給するための4本の配管16a〜16dとが接続される。充填管15及び配管16a〜16dに用いられる材料は、金属等の硬性材料である。
充填管15は、充填口(レセプタ)20と、高圧タンク311〜314のうちいずれか1本の高圧タンクとを結ぶガス管である。充填口20は、水素ステーションと接続される。
配管16a〜16dは、バルブ装置311aからバルブ装置314aまでのバルブ装置間を結ぶガス管である。充填口20から充填されるアノードガスが配管16a〜16cを介して高圧タンク311〜314に充填される。また、高圧タンク311〜314から配管16a〜16dを介して調圧弁33にアノードガスが供給される。
なお、充填管15及び配管16a〜16dについては、実際には固定フレーム13aに沿って配設されるが、ここでは配管を見やすくするために観念的に示している。
図3(A)は、タンク搭載ユニット10を上から見たときの平面図である。図3(A)では、調圧弁33から高圧タンク311の方向が車両の後方であり、車両の左側面に充填口20が設けられている。図3(B)は、図3(A)に示したタンク搭載ユニット10を高圧タンク311〜314の先端側から見たときの側面図である。
図3(A)に示すように、充填口20は、高圧タンク311〜314に設けられたバルブ装置314aに対して反対側に配置される。
まず、充填管15の一端は、充填口20に接続され、他端は、高圧タンク313のバルブ装置313aの第1コネクタに接続される。充填管15は、連結フレーム14cの上面を這うように配設される。
充填管15を連結フレーム14cの上面に這わせることにより、車両の振動による充填管15の撓みの発生を抑制することができる。仮に、充填管を連結フレーム14d又は14eの上面に這わせようとすると、車両の衝突時に高圧タンク313及び314の位置が変動することによって充填管が踏みつぶされて損傷する可能性がある。これに対して充填管15を連結フレーム14cの上面に這わせることにより、高圧タンク313又は314の変動による充填管15の損傷の可能性を排除することができる。
さらに充填管15を連結フレーム14cの上面に這わせることにより、車輪によって下から上に飛来する飛び石から充填管15を保護することができる。また、車両が縁石に乗り上げたときに縁石が充填管15に接触して撓むことも防止できる。
また、充填管15の他端をバルブ装置313aに接続することにより、他のバルブ装置311a、312a及び314aに接続する場合に比べて、配管16aから16dまでの全体の管路長が最も短くなり、配管による圧力損失を最小限に抑えることができる。
仮に充填管をバルブ装置314aに接続しようとすると、1本目の配管でバルブ装置314aとバルブ装置313aとを接続し、2本目の配管でバルブ装置313aとバルブ装置311aとを接続することになる。さらに3本目の配管でバルブ装置311aとバルブ装置312aとを接続し、4本目の配管でバルブ装置312aと調圧弁33とを接続することになる。この場合には4本目の配管が長くなってしまう。
あるいは充填管をバルブ装置312aに接続しようとすると、1本目の配管でバルブ装置312aとバルブ装置314aとを接続し、2本目の配管でバルブ装置314aとバルブ装置313aとを接続することになる。さらに3本目の配管16でバルブ装置313aとバルブ装置311aとを接続し、4本目の配管でバルブ装置311aと調圧弁33とを接続することになる。この場合には、1本目の配管と3本目の配管とが共に長くなってしまう。
このように、充填管15をバルブ装置313aに接続することにより、バルブ装置312aとバルブ装置313aとを直接結ぶことなく、全体の管路長を短くすることができる。
次に、配管16aの一端は、バルブ装置313aの第2コネクタに接続され、他端は、バルブ装置314aの第1コネクタに接続される。すなわち、配管16aは、高圧タンク314のバルブ装置314aから、高圧タンク312のバルブ装置312aに接続される。
図3(B)に示すように、高圧タンク313と高圧タンク314とは隣接して連結されるので、バルブ装置313aとバルブ装置314aとの間隔は、車両が振動しても変動しにくい。このため、配管16aの他端をバルブ装置314aに接続することにより、バルブ装置311a又は312aに接続する場合に比べて、車両の振動による配管16aの伸縮が小さくなるので、配管16aの耐久性能の低下を抑制することができる。
次に、配管16bの一端は、バルブ装置314aの第1コネクタに接続され、他端はバルブ装置312aの第2コネクタに接続される。すなわち、配管16bは、高圧タンク314のバルブ装置314aから高圧タンク312のバルブ装置312aに接続される。
配管16bの他端をバルブ装置312aの第2コネクタに接続することにより、図3(B)に示すように、バルブ装置312aとバルブ装置313aとを直接結ぶ場合に比べて、配管16bの管路長を長くすることができる。これにより、車両の振動による配管16bの撓みが軽減されるので、配管16bの耐久性の低下を抑制することができる。また、配管16bの管路長を長くすることで、配管16bの接続がしやすくなる。このため、タンク搭載ユニット10に設置される高圧タンク311〜314の設置誤差が原因で配管16bを接続できなくなることを防止できる。
さらに、配管16bの他端をバルブ装置312aに接続することにより、バルブ装置312aの第1コネクタに接続する場合やバルブ装置314aの第2コネクタに接続する場合に比べて、配管16bの管路長が長くなるので、車両の振動をより吸収しやすくなる。また、バルブ装置311aに接続する場合に比べて、配管16bから16dまでの全体の管路長が短くなるので、アノードガスの圧力損失を低減することができる。
次に、配管16cの一端は、バルブ装置312aの第1コネクタに接続され、他端はバルブ装置311aの第1コネクタに接続される。すなわち、配管16cは、高圧タンク312のバルブ装置312aから高圧タンク311のバルブ装置311aに接続される。
図3(B)に示すように、高圧タンク311と高圧タンク312とは隣接して連結されるので、バルブ装置311aとバルブ装置312aとの間隔は、車両が振動しても変動しにくい。このため、配管16cの他端をバルブ装置311aに接続することにより、車両の振動による配管16cの伸縮が小さくなるので、配管16cの耐久性の低下を抑制することができる。
そして配管16dの一端は、バルブ装置311aの第2コネクタに接続され、他端は調圧弁33に接続される。これにより、高圧タンク311から調圧弁33までの管路長が最も短くなるので、配管16dによる圧力損失を最小限に抑えることができる。
このように本実施形態では、充填口20に接続された充填管15を連結フレーム14cの上を這わせてバルブ装置313aに接続する。これにより、車両の振動による充填管15の撓みを抑制し、充填管15の耐久性の低下を抑制することができる。
また、配管16aをバルブ装置313aからバルブ装置314aに接続し、配管16bをバルブ装置314aからバルブ装置312aに接続する。これにより、バルブ装置312aとバルブ装置313aとをガス管で直接結ぶことなく、バルブ装置311a〜314aの配管の管路長の短縮化を図ることができる。
本発明の実施形態によれば、タンク搭載ユニット10は、4本の高圧タンク311〜314の両端に平行に設けられた固定フレーム13a及び13bと、2本の固定フレーム13a及び13bを互いに連結する連結フレーム14cと、を有する。
タンク先端側の固定フレーム13aは、前方フレーム部131aと後方フレーム部132aとで構成される。タンク末端側の固定フレーム13bは、前方フレーム部131bと後方フレーム部132bとで構成される。
前方フレーム部131a及び131bのそれぞれは、調圧弁33よりも後方に順番に配列される第1高圧タンク311と第2高圧タンク312とを連結する。後方フレーム部132a及び132bは、高圧タンク312の後方に順番に配列される第3高圧タンク313と第4高圧タンク314とを連結する。
連結フレーム14cは、高圧タンク312と高圧タンク313との間にスペースが存在するため、後方フレーム部132a及び132bのうち高圧タンク313よりも高圧タンク312側の部分に設けられる。
このようにタンク搭載ユニット10では、車両の搭載スペースの制約から4本の高圧タンク311〜314の全てを連接させることができず、2本ずつ連結される。そのため、高圧タンク311及び高圧タンク312の隣接タンク群と、高圧タンク313及び高圧タンク314の隣接タンク群との間にはスペースが開いている。
タンク搭載ユニット10が据え付けられた車体には、高圧タンク314のバルブ装置314aとは反対側に充填口20が設けられており、充填口20と接続される充填管15は、連結フレーム14cの上を這わせて高圧タンク313のバルブ装置313aに接続される。
充填管15を連結フレーム14cの上を這わせることにより、車両の振動に伴う充填管15の振動を連結フレーム14cによって抑制することができると共に、車輪による飛び石などから充填管15を保護することができる。
また、充填管15をバルブ装置313aに接続することにより、連絡フレーム14eを経由してバルブ装置314aに接続する場合に比べて、充填管15の管路長が長くなるため、車両の振動を吸収しやすくなると共に、充填管15をバルブ装置313aに接続することが容易になる。
また本実施形態では、第1配管16aは、バルブ装置313aから、高圧タンク313と隣接する高圧タンク314のバルブ装置314aに接続され、第2配管16bは、バルブ装置314aから、高圧タンク312のバルブ装置312aと接続される。そして第3配管16cは、バルブ装置312aから高圧タンク311のバルブ装置311aに接続される。
このように、配管16bをバルブ装置314aからバルブ装置312aに接続することにより、配管16bの管路長を、バルブ装置312aとバルブ装置313aとを結ぶ管路よりも長くしている。
その理由は、搭載スペースの制約によって、前方フレーム部131a及び131bで連結される高圧タンク311及び312と、後方フレーム部132a及び132bで連結される高圧タンク313及び314との間に所定のスペースが設けられているからである。このスペースによって車両の衝突時などに高圧タンク312と高圧タンク313との間隔が大きく伸縮する。
この対策として、配管16bの管路長を長くすることにより、車両の振動をより吸収しやすくして、配管16bを撓みにくくしている。このため、車両の衝突時に、高圧タンク311及び312の固まりと、高圧タンク313及び314の固まりとが互いに大きく振動しても、配管16bに亀裂が入り難くなる。
また、充填管15をバルブ装置313aに接続することにより、バルブ装置312a又は314aに接続する場合に比べて、配管16aから配管16dまでの全体の管路長を短くするこができる。
仮に充填管をバルブ装置312aに接続しようとすると、1本目の配管でバルブ装置312aとバルブ装置314aとを接続し、2本目の配管でバルブ装置314aとバルブ装置313aとを接続することになる。さらに3本目の配管16でバルブ装置313aとバルブ装置311aとを接続し、4本目の配管でバルブ装置311aと調圧弁33とを接続することになる。この場合には、1本目の配管と3本目の配管との管路長が共に長くなってしまう。
あるいは充填管をバルブ装置314aに接続しようとすると、1本目の配管でバルブ装置314aとバルブ装置313aとを接続し、2本目の配管でバルブ装置313aとバルブ装置311aとを接続することになる。さらに3本目の配管でバルブ装置311aとバルブ装置312aとを接続し、4本目の配管でバルブ装置312aと調圧弁33とを接続することになる。この場合には4本目の配管が長くなってしまう。
このように、充填管15をバルブ装置313aに接続することにより、バルブ装置312aとバルブ装置313aとをガス管で結ぶことなく、全体の管路長を最も短くすることができる。
したがって本実施形態によれば、タンク搭載ユニット10での配管に伴う圧力損失の増加を抑制しつつ、配管の耐久性を確保することがきできる。
また、高圧タンク311〜314を互いに連通させてアノードガスを燃料電池スタック2に供給するシステムでは、高圧タンク311〜314の各内圧が互いに等しいときには、一般的に容積が最も大きな高圧タンク311から最も多くのアノードガスが供給される。
このため、本実施形態では、高圧タンク311〜314のうち、タンク内部の容積が最も大きな高圧タンク311を調圧弁33の隣に配置し、第4配管16dによって高圧タンク311のバルブ装置311aを調圧弁33に接続する。
これにより、高圧タンク311から最も多くのアノードガスが供給される状況で、高圧タンク311から調圧弁33までの管路長を、高圧タンク312〜314から調圧弁33までの各管路長よりも短くできる。
このため、高圧タンク311から供給されるアノードガスの圧力損失が最も小さくなるで、全体的に調圧弁33の圧力制御に対する応答性が良くなり、アノードガスの最大流量の低下を抑制できる。その結果、車両の加速時に燃料電池スタック2に素早く、かつ、大量にアノードガスを供給できるようになり、車両の加速に必要な大きな電力を燃料電池スタック2から迅速に駆動モータに供給することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
例えば、本実施形態では、タンク搭載ユニット10をアノードガス非循環型の燃料電池システム1で使用する例について説明したが、タンク搭載ユニット10をアノードガス循環型の燃料電池システムで使用することも可能である。
また、本実施形態では、前方フレーム部131a及び131bと、後方フレーム部132a及び132bとの高さが互いに異なる固定フレーム13a及び13bについて説明したが、これに限られるものではない。高圧タンク311及び312の隣接タンク群と、高圧タンク313及び314の隣接タンク群との間にスペースが存在するものであれば、本実施形態と同様の効果が得られる。
また、本実施形態では、タンク搭載ユニット10によって4本の高圧タンク311〜314を搭載する例について説明したが、タンク搭載ユニット10に5本以上の高圧タンクを固定するようにしてもよい。例えば、前方フレーム部131a及び131bで2本の高圧タンクを連結し、後方フレーム部132a及び132bで3本の高圧タンクを連結するタンク搭載ユニットを使用してもよい。
例えば、調圧弁33から順番に1番目、2番目、3番目、4番目、5番目の高圧タンクが配列されている場合には、充填管によって、充填口20から3番目の高圧タンクのバルブ装置を接続する。次に第1配管によって、3番目のバルブ装置から4番目のバルブ装置を接続し、第2配管によって、4番目のバルブ装置から5番目のバルブ装置に接続し、第3配管によって、5番目のバルブ装置から2番目のバルブ装置に接続する。そして第4配管によって、2番目のバルブ装置から1番目のバルブ装置に接続し、第5配管によって、1番目のバルブ装置から調圧弁33に接続する。これにより、本実施形態と同様の効果が得られる。
なお、上記実施形態は、適宜組み合わせ可能である。
1 燃料電池システム
2 燃料電池スタック
10 タンク搭載ユニット
13a、13b 固定フレーム
131a、131b 前方フレーム部
132a、132b 後方フレーム部
14c 連結フレーム
15 充填管
16a〜16d 配管
20 充填口
33 調圧弁
311〜314 高圧タンク(第1高圧タンク〜第4高圧タンク)
311a〜314a バルブ装置(バルブ)

Claims (2)

  1. 燃料電池にアノードガスを供給する少なくとも4本の高圧タンクを車両に並べて搭載する燃料電池システムのタンク搭載ユニットであって、
    前記4本の高圧タンクに設けられた各バルブの間を結ぶ3本の配管と、
    前記高圧タンクのバルブ位置に対して反対側に配置された充填口と、いずれかの前記高圧タンクのバルブとの間を結ぶ充填管と、
    前記4本の高圧タンクの両端にそれぞれ設けられ、前記アノードガスの調圧弁よりも後方に配列される第1高圧タンクと第2高圧タンクとを連結する前方フレーム部と、さらに後方に配列される第3高圧タンクと第4高圧タンクとを連結する後方フレーム部とで構成される固定フレームと、
    前記後方フレーム部のうち前記第3高圧タンクよりも前記第2高圧タンク側の部分に設けられ、前記2本の固定フレームを連結する連結フレームと、を含み、
    前記充填管は、前記充填口から前記固定フレームの上に沿って前記第3高圧タンクのバルブに接続され、
    第1配管は、前記第3高圧タンクのバルブから前記第4高圧タンクのバルブに接続され、
    第2配管は、前記第4高圧タンクのバルブから前記第2高圧タンクのバルブに接続され、
    第3配管は、前記第2高圧タンクのバルブから前記第1高圧タンクのバルブに接続される、
    燃料電池システムのタンク搭載ユニット。
  2. 請求項1に記載の燃料電池システムのタンク搭載ユニットにおいて、
    前記第1高圧タンクは、前記4本の高圧タンクのうち最も容積が大きな高圧タンクであり、
    前記調圧弁は、前記第1高圧タンクから前記燃料電池に供給されるアノードガスの圧力を調整する、
    燃料電池システムのタンク搭載ユニット。
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