JP6102537B2 - アレーアンテナおよびアレーアンテナのアンテナ開口の拡大方法 - Google Patents
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Description
間引きとは、空間へ放射させない非励振素子アンテナを設けることで、励振素子アンテナと前記非励振素子アンテナを組み合わせてアンテナ開口に密度分布を形成する技術である。
この間引き技術を用いたアレーアンテナは、熱に変換される可変減衰器を設ける必要がなくアンテナ開口に密度分布を形成できるため、雑音指数(以下NF)の劣化が小さいという特長である。特許文献2のアンテナ構成においては、励振する素子アンテナの位置を予め決めておいた複数種類の電子ユニットを用意し、所望な密度分布が得られるよう前記複数種類の電子ユニットを組み合わせることで所望な密度分布を形成し、サイドローブレベルの上昇を抑えるアレーアンテナとなる。
この発明の実施の形態1に係るアレーアンテナ100について、図1〜図8を用いて説明する。
図1、2において、1は素子アンテナ、2は素子アンテナと送受信モジュールを接続するインターフェース部、3は電子ユニットを示す。
電子ユニット3はインターフェース部2と、取り付けまたは取り外しが可能である。
例えば図2に示すように、電子ユニット3を構成する送受信モジュール7a〜7gはそれぞれコネクタ25を有しており、インターフェース部2に備えられた対応コネクタ26との間で着脱可能となっている。
また、素子アンテナ1は電子ユニット3から独立するような構成とする。
インターフェース部2の一方の面には例えば平面に沿って2次元マトリックス状に配列された複数の素子アンテナが接続される。インターフェース部2の他方の面には、電子ユニットが配置され、コネクタ25、26を介して各送受信モジュール7(送受信モジュール7a〜7g)が接続される。また、インターフェース部2の内部には接続ケーブル8が配置され、後述する励振素子アンテナ4とコネクタ26との間を電気的に接続する。また、インターフェース部2の内部には終端抵抗が配置され、この終端抵抗は一部の素子アンテナ1(後述する非励振素子アンテナ5)と接続される。
前記非励振素子アンテナ5は、前述の終端抵抗6が接続された素子アンテナ1であり、放射には寄与しない素子アンテナとなる。
本アレーアンテナは、励振素子アンテナ4と非励振素子アンテナ5と後述するRF信号の送受出力が異なる2種類もしくは2種類以上の電子ユニットを組み合わせることで所望な密度分布を有するアンテナ開口となる。
素子アンテナ1と送受信モジュール7を接続するインターフェース部2には、励振素子アンテナ4と電子ユニット3の内部に設けられた送受信モジュール7とを接続するための接続ケーブル8が具備されており、非励振素子アンテナ5とは接続することなく励振素子アンテナ4と送受信モジュール7を接続できる。
信号出力が低い電子ユニットを、低出力な送受信モジュールを有する電子ユニット9とする。信号出力が高い電子ユニットを、高出力な送受信モジュールを有する電子ユニット10とする。
図3において、まず、間引き技術を用いて、所望な小開口用の密度分布11(図のy方向)及び密度分布12(図のx方向)に従う小アンテナ開口の励振素子アンテナ分布13を得る。ここで得た小アンテナ開口の励振素子アンテナ分布13は、高い密度を有するアンテナ開口の中心部には小アンテナ開口の高出力な素子アンテナ17を配置し、アンテナ開口のから広がるに連れ、小アンテナ開口の低出力な素子アンテナ18を配置し、最終外においては非励振素子アンテナ5を配置した図3のアンテナ開口分布となる。
図3の小アンテナ開口の励振素子アンテナ分布13に従い、図4に示すように、小アンテナ開口の低出力な素子アンテナ18と、低出力な送受信モジュールを有する電子ユニット9を、インターフェース部2を介して接続する。
また、小アンテナ開口の高出力な素子アンテナ17と、高出力な送受信モジュールを有する電子ユニット10を、インターフェース部2を介して接続する。
仮に、励振素子アンテナの位置や、素子アンテナ1と送受信モジュールを接続するインターフェース部2のケーブルの接続を変えてしまうことになれば、電子ユニットの数を増すだけでは、アンテナ開口の拡張が困難となり、拡張性を損なうアレーアンテナとなってしまう。
つまり、小アンテナ開口13で接続した低出力な送受信モジュールを有する電子ユニット9を全て取り外し、高出力な送受信モジュールを有する電子ユニット10に置き換える。
次に、前記拡張したアンテナ開口における高出力な素子アンテナ20の周囲に、拡張したアンテナ開口における低出力な素子アンテナ21を間引き技術を適用して配置し、所望な拡張用の密度分布16及び17に従うような拡張したアンテナ開口の励振素子アンテナ分布14を実現する。
図5の拡張したアンテナ開口の励振素子アンテナ分布14に従い、図6に示すように、拡張したアンテナ開口における高出力な素子アンテナ20と、高出力な送受信モジュールを有する電子ユニット10を、インターフェース部2を介して接続する。また、拡張したアンテナ開口における低出力な素子アンテナ21と、低出力な送受信モジュールを有する電子ユニット9を、インターフェース部2を介して接続する。
両方の開口において約25dBの良好なサイドローブ特性が得られており、間引き技術を適用したアンテナ開口の特長であるサイドローブ上昇も抑制されていることがわかる。
Claims (1)
- 配列された複数の素子アンテナと、前記素子アンテナと接続され前記素子アンテナにRF信号を出力する送受信モジュールとの間に設けられたインターフェース部と、前記インターフェース部と着脱可能に接続され、RF信号の送受信出力が低出力である送受信モジュールを有する複数の低出力電子ユニットと、前記インターフェース部と着脱可能に接続され、RF信号の送受信出力が複数の前記低出力電子ユニットの送受信モジュールよりも高出力な送受信モジュールを有する高出力電子ユニットと、前記インターフェース部と着脱可能に接続された複数の終端抵抗を備え、
前記インターフェース部は、前記素子アンテナのうち電波を空間へ放射する励振素子アンテナと前記送受信モジュールとを接続するための接続ケーブルと、前記素子アンテナのうち間引きにより電波を空間へ放射しない非励振アンテナと接続される内部終端抵抗を有し、
前記インターフェース部の中央部分に前記高出力電子ユニットが接続され、前記インターフェース部における前記高出力電子ユニットの周囲に前記低出力電子ユニットが接続され、前記インターフェース部における前記低出力電子ユニットの外周に前記終端抵抗が接続されたアレーアンテナのアンテナ開口を拡大する拡大方法であって、
前記インターフェース部の接続ケーブルに接続された複数の前記低出力電子ユニットのうち所定の低出力電子ユニットを前記高出力電子ユニットに置き換えて前記インターフェース部の接続ケーブルに接続し、
前記インターフェース部の接続ケーブルに接続された複数の前記終端抵抗のうち所定の終端抵抗を前記低出力電子ユニットに置き換えて前記インターフェース部の接続ケーブルに接続する
ことを特徴とするアレーアンテナのアンテナ開口の拡大方法。
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