JP2005117108A - アクティブフェーズドアレイアンテナ装置 - Google Patents

アクティブフェーズドアレイアンテナ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 航空機搭載時にも同時に搭載される他の各種機材との良好な外形の整合性を有する小型軽量化されたアクティブフェーズドアレイアンテナ装置を得る。
【解決手段】 電源信号配線ボード5、高周波信号配線ボード6、及び制御信号配線ボード7のそれぞれの断面形状に基づいて、1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニット41に切り欠き部471a、471b、及び471cを形成する。そして、1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニット41に設けられた電源信号コネクタ441、高周波信号コネクタ451、及び制御信号コネクタ461と、電源信号配線ボード5、高周波信号配線ボード6、及び制御信号配線ボード7とをそれぞれ接続したときに、これら3つの配線ボード5、6、7をそれぞれ切り欠き部471a、471b、及び471cに収め、アンテナ筐体1の背面方向への突出をなくして、背面カバー3を平面状にする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、特定方向に配列されたアンテナ素子や送受信モジュール等がユニット化された、航空機等に搭載するアクティブフェーズドアレイアンテナ装置の構造に関する。
アクティブフェーズドアレイアンテナは、多機能なレーダシステム等において活用されている。この種のアンテナでは、複数のアンテナ素子を2次元に配列し、各アンテナ素子で送受信される信号に対して所定の振幅及び位相制御を行なうことによって電子的に2次元のビーム走査を行なっている。
このように、2次元のビーム走査を可能としたアクティブフェーズドアレイ空中線の事例が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1に開示された事例は、複数の放射素子とその各放射素子に対応して設けられる複数の送受信モジュールとが同一平面上に実装されるとともに、前記複数の放射素子が前記平面内で円周上に配列される1次元ビーム走査アクティブフェーズドアレイ空中線を複数備えるアクティブフェーズドアレイ空中線であって、前記1次元ビーム走査アクティブフェーズドアレイ空中線を等間隔に並列に配置するとともに、前記各1次元ビーム走査アクティブフェーズドアレイ空中線の開口中心を、その1次元ビーム走査アクティブフェーズドアレイ空中線の各放射素子の実装面に対して垂直な平面内で円周上に配列している。
すなわち、ユニット化された複数の1次元ビーム走査アクティブフェーズドアレイ空中線を並列に配置することにより、上記の事例では各放射素子を楕円球面状に2次元配列した開口面を構成し、これら各放射素子に対して振幅・位相ウェイトを制御することにより所望の送信または受信ビームを形成している。そして、振幅・位相ウェイトを制御するためのビーム走査制御信号などは、各1次元ビーム走査アクティブフェーズドアレイ空中線の開口面とは異なる周縁部に凸状に設けた信号入力端子を経由して、他装置と授受されている。
一般に、このようなユニット化された構成品によりアンテナ装置を構成する場合、設計の独立性や製造の容易性を考慮して、構成品の外形は例えば方形など、簡素な形状とすることが多い。また、他装置との各種信号の授受には、上記した事例のように、ユニット化された各構成品の周縁部に接続用のコネクタを設けている。このようにして構成した従来のアクティブフェーズドアレイアンテナ装置の一例を図4及び図5に示す。図4は、従来のアクティブフェーズドアレイアンテナ装置の外観の一例を示す斜視図、及びB−B面における断面図、また、図5は、従来の1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニットの構成の一例をモデル化して示す説明図である。
図4に示すように、このアクティブフェーズドアレイアンテナ装置は、アンテナ筐体11、レドーム12、背面カバー13、複数(n)個の1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニット141〜14n、及び配線ボード15から構成されている。ここで、1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニット141〜14nは、いずれも図5に示すように、所定の間隔で直線状に配列された複数(m)個のアンテナ素子1411〜141m、これら複数(m)個のアンテナ素子に対応して設けられ、送受信信号の位相制御及び増幅を行なう複数(m)個の送受信モジュール1421〜142m、送信信号を複数(m)個の送受信モジュール1421〜142mに分配するとともに複数(m)個の送受信モジュール1421〜142mからの受信信号を合成する分配合成器1431、及び信号コネクタ1441から構成され、これらが方形の基板1451上に実装されている。
アンテナ筐体11の前面には、レドーム12が取り付けられており、アンテナ筐体11の内部には、複数(n)個の1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニット141〜14nが、アンテナ素子1411〜141mを前面側に向けて所定の間隔で水平方向に並列に配置され、2次元(m*n)のアンテナ開口面を形成している。また、アンテナ筐体11の背面側には、各1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニット141〜14nの信号コネクタ1441に共通に接続され各種の入出力信号を授受する配線ボード15が配置されており、さらにその外側は背面カバー13により覆われている。
次に、上記のように構成した従来のアクティブフェーズドアレイアンテナ装置の動作について説明する。まず送信時は、送信器(図示せず)からの送信種信号が配線ボード15、及び信号コネクタ1441を経由して複数(n)個の1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニット141〜14n内の分配合成器1431に入力される。この送信種信号は分配合成器1431で分配された後、各送受信モジュール1421〜142mに送られる。同時に、各送受信モジュール1421〜142mには、ビーム制御器(図示せず)から同じく配線ボード15、及び信号コネクタ1441を経由して送信ビームを制御するためのビーム制御信号が送られる。送受信モジュール1421〜142mでは、このビーム制御信号に基づいて分配された送信種信号の振幅及び位相を制御した後に電力増幅し、送信信号としてアンテナ素子1411〜141mに送出する。そして、この送信信号は、各アンテナ素子1411〜141mから空間に放射される。
また、受信時は、各アンテナ素子1411〜141mで受信された受信信号は対応して接続された送受信モジュール1421〜142mに送られる。各送受信モジュール1421〜142mには、ビーム制御器(図示せず)から配線ボード15、及び信号コネクタ1441を経由して受信ビームを制御するためのビーム制御信号が与えられている。各送受信モジュール1421〜142mでは、受信信号を低雑音増幅した後に、このビーム制御信号に基づいて受信信号の振幅及び位相を制御し、分配合成器1431に送出する。そして、分配合成器143では各送受信モジュール1421〜142mからの受信信号が合成され、所定の受信ビームで受信した受信信号として信号コネクタ1441及び配線ボート15を経由して受信器(図示せず)に送られる。
特許第3081987号公報(第5頁、図1)
ところで、アクティブフェーズドアレイアンテナ装置を航空機に搭載する場合、機内の限られたスペースに他の各種機材と共に搭載するため、装置の小型化、及び軽量化が強く求められる。また、装置の外形については、同時に搭載される他の各種機材との整合性を考慮して、その筐体の前面を除く各面が、凹凸のない平面で構成された形状であることが望まれる。
しかしながら、上述した従来のアクティブフェーズドアレイアンテナ装置では、アンテナ筐体1の外形を内部に収納する方形をした1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニット141〜14nの外形に沿ったものとして小型化しているが、アンテナ筐体1の背面は、図4(b)に示すように、配線ボード15が配置されるために凸状の部分ができ、平面にならない。また、配線ボード15を内部に含めてアンテナ筐体1の背面を凸状の部分のない平面にすると、内部に不要な空間ができアンテナ筐体が大型化してしまう。
以上述べたように、従来のアクティブフェーズドアレイアンテナ装置を航空機に搭載する場合には、装置の背面が平面状に構成できないため、同時に搭載される他の各種機材の外形との整合がとれず、また、整合のとれる外形にすると小型化が困難となり、航空機内に各種機材を配置する際の制約となっていた。
本発明は、上述の事情を考慮してなされたものであり、内部に収納される1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニットや配線ボート等の構成品の回路構成や回路規模に影響を与えることなく、装置筐体の外形を凸部のない平面で構成することによって、航空機搭載時にも同時に搭載される他の各種機材との良好な外形の整合性を有する小型軽量化されたアクティブフェーズドアレイアンテナ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のアクティブフェーズドアレイアンテナ装置は、同一基板上に複数のアンテナ素子と、これら各アンテナ素子に対応して設けられた複数の送受信モジュールと、これら複数の送受信モジュールに送信信号を分配し前記送受信モジュールからの受信信号を合成する分配合成器と、前記複数の送受信モジュール及び前記分配合成器への入出力信号を接続する信号コネクタとが実装されるとともに、前記複数のアンテナ素子が前記基板の1つの辺の周縁に沿って直線に配列され、前記信号コネクタは前記複数のアンテナ素子が配列された辺と対向する前記基板の辺の周縁に配置された1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニットと、この1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニットを所定の間隔で複数個並列に配置し、二次元のアンテナ開口面を形成して収納する筐体と、前記所定の間隔で並列に配置された複数の1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニットの各信号コネクタに共通に接続され、前記複数の1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニットと入出力信号を授受する平板状に形成された配線ボードとを有し、この配線ボードと対向する前記複数の1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニット側の基板に、前記配線ボードの断面形状に基づいた形状の切り欠き部を形成することにより、前記複数の1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニットの配線ボードを配置した側の前記筐体面を平面としたことを特徴とする。
本発明によれば、装置内部に収納される構成品の回路構成や回路規模に影響を与えることなく装置筐体の外形を凸部のない平面で構成しているので、航空機搭載時にも同時に搭載される他の各種機材との良好な外形の整合性を有する、小型軽量化されたアクティブフェーズドアレイアンテナ装置を得ることができる。
以下に、本発明に係るアクティブフェーズドアレイアンテナ装置を実施するための最良の形態について、図1乃至図3を参照して説明する。
図1は、本発明に係るアクティブフェーズドアレイアンテナ装置の一実施例における外観を示す斜視図、及びA−A面における断面図である。本実施例では、1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニットと入出力信号を授受する配線ボードは複数で構成し、信号の種類に対応させて高周波信号配線ボード、電源信号配線ボード、及び制御信号配線ボードの3枚としている。
このアクティブフェーズドアレイアンテナ装置は、アンテナ筐体1、レドーム2、背面カバー3、複数(n)個の1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニット41〜4n、電源信号配線ボード5、高周波信号配線ボード6、及び制御信号配線ボード7から構成されている。
アンテナ筐体1は、後述するが、所定の間隔で水平方向に並列に配置された複数(n)個の1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニット41〜4nとこれらに共通に接続される電源信号配線ボード5、高周波信号配線ボード6、及び制御信号配線ボード7とを内部に収納する略長方体の筐体である。このアンテナ筐体1には、後述する複数のアンテナ素子411〜41mによりアンテナ開口面が形成される側の面を前面として、この面にレドーム2が取り付けられている。レドーム2は、送信信号及び受信信号をアンテナ筐体1の内部と外部の空間との間で損失無く透過させるとともに、アンテナ筐体1の内部を保護している。
また、アンテナ筐体1の背面側には3枚の配線ボード、すなわち電源信号配線ボード5、高周波信号配線ボード6、及び制御信号配線ボード7が互いに所定の距離をおいて配置されており、いずれも複数(n)個の1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニット41〜4nに接続されて、それぞれ電源信号、送受信信号としての高周波信号、及び制御信号を授受する。そして、アンテナ筐体1の背面には平面状の背面カバー3が取り付けられ、内部を保護している。
次に、図2を参照して、1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニット41〜4nの構成について説明する。
図2は、1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニット41の構成の一例をモデル化して示す説明図である。この1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニット41は、図2に示すように、基板471の1辺の周縁に沿って所定の間隔で直線状に配列された複数(m)個のアンテナ素子411〜41m、これら複数(m)個のアンテナ素子に対応して設けられ、送受信信号の振幅・位相制御及び増幅を行なう複数(m)個の送受信モジュール421〜42m、各送受信モジュール421〜42mに分配するとともに各送受信モジュール421〜42mからの受信信号を合成する分配合成器431から構成され、これらはいずれも基板471上に実装されている。
ここで、分配合成器431は、本実施例においては、高周波信号を2分配、または2つの高周波信号を1つに合成するウィルキンソン型分配合成器4311を分配・合成数に応じてトーナメント型に複数(m−1)個接続した構成としている。
また、アンテナ素子411〜41mを配した側の辺と対向する基板471の辺の周縁には、電源信号コネクタ441、高周波信号コネクタ451、及び制御信号コネクタ461の3つの信号コネクタが、同じく基板471上に実装されている。これら3つの信号コネクタは、それぞれ、電源信号配線ボード5、高周波信号配線ボード6、及び制御信号配線ボード7に接続される。
基板471には、3つの切り欠き部471a、471b、及び471cが形成されている。切り欠き部471aは、電源信号コネクタ441が電源信号配線ボード5に接続されたときに電源信号配線ボード5がアンテナ筐体1の背面方向に突出しないように、この電源信号配線ボード5と対向する基板471の周縁部位に、電源信号配線ボード5の断面形状に基づいた形状に形成されている。同様に、切り欠き部471bは、高周波信号コネクタ451が高周波信号配線ボード6に接続されたときに高周波信号配線ボード6と対向する基板471の周縁部位に、この高周波信号配線ボード6の断面形状に基づいた形状に形成されている。また、切り欠き部471cは、制御信号コネクタ461が制御信号配線ボード7に接続されたときに制御信号配線ボード7と対向する基板471の周縁部位に、この制御信号配線ボード7の断面形状に基づいた形状に形成されている。
このように構成された1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニット41は、アンテナ筐体1の内部において所定の間隔で水平方向に複数(n)個並列に配置され、さらに電源信号配線ボード5、高周波信号配線ボード6、及び制御信号配線ボード7と接続される。このときの、アンテナ筐体1の内部をモデル化した斜視図を図3に示す。
図3に示すように、複数(n)個の1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニット41〜4nが並列に配置されることにより、アンテナ素子411〜41mが2次元(m*n)に配列されたアンテナ開口面がアンテナ筐体1の前面側に形成される。一方、アンテナ筐体1の背面側では、複数(n)個の1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニット41〜4nと電源信号配線ボード5、高周波信号配線ボード6、及び制御信号配線ボード7とが接続される。そして、これら3つの配線ボード5、6、及び7は、それぞれ、各1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニット41〜4nに形成した切り欠き部471a、471b、及び471cに収まるため、アンテナ筐体1の背面方向への突出はない。
次に、上述のように構成された本実施例のアクティブフェーズドアレイアンテナの動作について図2及び図3を参照して説明する。
まず、送信時は、送信器(図示せず)からの送信種信号が、高周波信号配線ボード6から複数(n)個の1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニット41〜4nの高周波信号コネクタ451を経由して、分配合成器431に入力される。この送信種信号は、分配合成器431で分配された後、各送受信モジュール421〜42mに送られる。
同時に、各送受信モジュール421〜42mには、ビーム制御器(図示せず)から制御信号配線ボード7及び制御信号コネクタ461を経由して、送信ビームを制御するためのビーム制御信号が送られる。各送受信モジュール421〜42mでは、このビーム制御信号に基づいて、分配合成器431からの送信種信号の振幅及び位相を制御した後に電力増幅し、送信信号として各アンテナ素子411〜41mに送出する。そして、この送信信号は各アンテナ素子411〜41mから所定の送信ビームで空間に放射される。
一方、受信時は、各アンテナ素子411〜41mで受信された受信信号は、各アンテナ素子に対応して接続された各送受信モジュール421〜42mに送られる。各送受信モジュール421〜42mには、ビーム制御器(図示せず)から制御信号配線ボード7及び制御信号コネクタ461を経由して、受信ビームを制御するためのビーム制御信号が与えられている。各送受信モジュール421〜42mでは、各アンテナ素子411〜41mからの受信信号を低雑音増幅した後に、このビーム制御信号に基づいて、受信信号の振幅及び位相を制御し、分配合成器431に送出する。分配合成器431では、各送受信モジュール421〜42mからの受信信号が合成される。そして、所定の受信ビームで受信した受信信号として、高周波信号コネクタ451及び高周波信号配線ボード6を経由して受信器(図示せず)に送られる。
また、各1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニット41〜4nへの電源信号は、電源部(図示せず)から電源信号配線ボード5及び電源信号コネクタ441を経由して供給される。
以上説明したように、本実施例においては、電源信号配線ボード5、高周波信号配線ボード6、及び制御信号配線ボード7のそれぞれの断面形状に基づいて、1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニット41〜4nに切り欠き部471a、471b、及び471cを形成している。そして、各1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニット41〜4nに設けられた電源信号コネクタ441、高周波信号コネクタ451、及び制御信号コネクタ461と、電源信号配線ボード5、高周波信号配線ボード6、及び制御信号配線ボード7とをそれぞれ接続したときに、これら3つの配線ボード5、6、7がそれぞれ切り欠き部471a、471b、及び471cに収まり、アンテナ筐体1の背面方向へ突出しないため、背面カバー3を平面状に形成することができる。
従って、1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニット41〜4nの回路構成や回路規模に影響を与えることなく、アンテナ筐体1の背面を凸部のない平面で構成できるので、航空機搭載時にも同時に搭載される他の各種機材との良好な外形の整合性を有する小型軽量化されたアクティブフェーズドアレイアンテナ装置を得ることができる。
また、1次元フェーズドアレイアンテナユニット41〜4nと授受する入出力信号の種類に対応させて、電源信号配線ボード5、高周波信号配線ボード6、及び制御信号配線ボード7の3枚とし、これらを互いに距離をおいて配置しているので、装置内部における各種信号相互間の干渉が少ないアクティブフェーズドアレイアンテナ装置を得ることができる。
本発明に係るアクティブフェーズドアレイアンテナ装置の一実施例における外観を示す斜視図及び断面図。 1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニット41の構成の一例をモデル化して示す説明図。 アンテナ筐体1の内部をモデル化して示す斜視図。 従来のアクティブフェーズドアレイアンテナ装置の外観の一例を示す斜視図及び断面図。 従来の1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニットの構成の一例をモデル化して示す説明図。
符号の説明
1 アンテナ筐体
2 レドーム
3 背面カバー
41〜4n 1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニット
5 電源信号配線ボード
6 高周波信号配線ボード
7 制御信号配線ボード
411〜41m アンテナ素子
421〜42m 送受信モジュール
431 分配合成器
441 電源信号コネクタ
451 高周波信号コネクタ
461 制御信号コネクタ
471 基板

Claims (3)

  1. 同一基板上に複数のアンテナ素子と、これら各アンテナ素子に対応して設けられた複数の送受信モジュールと、これら複数の送受信モジュールに送信信号を分配し前記送受信モジュールからの受信信号を合成する分配合成器と、前記複数の送受信モジュール及び前記分配合成器への入出力信号を接続する信号コネクタとが実装されるとともに、前記複数のアンテナ素子が前記基板の1つの辺の周縁に沿って直線に配列され、前記信号コネクタは前記複数のアンテナ素子が配列された辺と対向する前記基板の辺の周縁に配置された1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニットと、
    この1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニットを所定の間隔で複数個並列に配置し、二次元のアンテナ開口面を形成して収納する筐体と、
    前記所定の間隔で並列に配置された複数の1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニットの各信号コネクタに共通に接続され、前記複数の1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニットと入出力信号を授受する平板状に形成された配線ボードとを有し、
    この配線ボードと対向する前記複数の1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニット側の基板に、前記配線ボードの断面形状に基づいた形状の切り欠き部を形成することにより、前記複数の1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニットの配線ボードを配置した側の前記筐体面を平面としたことを特徴とするアクティブフェーズドアレイアンテナ装置。
  2. 前記配線ボードを複数備え、互いに所定の距離をおいて配置したことを特徴とする請求項1に記載のアクティブフェーズドアレイアンテナ装置。
  3. 前記複数の配線ボードは、前記複数の1次元アクティブフェーズドアレイアンテナユニットと授受する入出力信号の種類に対応させたことを特徴とする請求項2に記載のアクティブフェーズドアレイアンテナ装置。
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