JP6102343B2 - 圧縮機 - Google Patents

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Description

ここに開示される発明は、流体を圧縮するヘリカル式の圧縮機に関する。
特許文献1は、螺旋状(ヘリカル状)の螺旋部材(ブレード)をもつヘリカル式の圧縮機を開示する。ヘリカル式の圧縮機においては、螺旋部材を支持するローラとシリンダとが接触することにより、螺旋部材に沿って少なくともひとつの可変容積室が区画される。このため、螺旋部材とシリンダとの間の密封性(シール性)だけでなく、ローラとシリンダとの間の密封性が重要である。
特許文献2は、ベーンとシリンダとの間の密封性を改善したいわゆるベーン式の圧縮機を開示する。
特開2005−325827号公報 特開2002−257067号公報
従来のヘリカル式の圧縮機では、シリンダとローラとの間の密封性を高めることが困難であった。また、ベーン式の圧縮機にみられる技術でも、ヘリカル式の圧縮機に特有のシリンダとローラとの間の密封性の改善には貢献できない。このような観点から、ヘリカル式の圧縮機にはさらなる改良が求められている。
発明の目的は、シリンダとローラとの間の密封性を向上したヘリカル式の圧縮機を提供することである。
本発明は上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。なお、特許請求の範囲およびこの項に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
開示された発明のひとつは、円筒内壁面を提供するシリンダ227、228)と、円筒内壁面の内径より小さい外径を有し、シリンダ内の内壁の一部との間に密封部(25)を形成するようにシリンダ内に配置され、回転可能に支持されたローラ(22)と、ローラに支持されるとともに、円筒内壁面に接触しながら螺旋状に延在し、シリンダとローラとの間において複数の容積室(26)を区画する螺旋部材(23)とを備え、シリンダは、シリンダの軸方向に沿って延在するように設けられ、ローラの径方向に変位可能であるとともに、ローラの外壁面に弾性的に接触することにより密封部を形成する密封部材(228)を有し、密封部材は、径方向に弾性的に変形することにより径方向の変位を可能とする径方向の厚さが薄い薄肉部(228)であり、シリンダは、シリンダボディ(227)、およびシリンダボディに収容され円筒内壁面を提供するスリーブ(228)を有し、薄肉部はスリーブであることを特徴とする。
この構成によると、シリンダは、ローラの外壁面に弾性的に接触する密封部材を有するから、シリンダとローラとの間の密封部において高い密封性が得られる。このため、螺旋部材を有するヘリカル式の圧縮機における密封性を向上することができる。
開示された発明のひとつは、円筒内壁面を提供するシリンダ(21、227、228)と、円筒内壁面の内径より小さい外径を有し、シリンダ内の内壁の一部との間に密封部(25)を形成するようにシリンダ内に配置され、回転可能に支持されたローラ(22)と、ローラに支持されるとともに、円筒内壁面に接触しながら螺旋状に延在し、シリンダとローラとの間において複数の容積室(26)を区画する螺旋部材(23)とを備え、シリンダは、シリンダの軸方向に沿って延在するように設けられ、ローラの径方向に変位可能であるとともに、ローラの外壁面に弾性的に接触することにより密封部を形成する密封部材(228、429、521a)を有し、密封部材は、容積室が区画される範囲の一部においてシリンダの軸方向に沿って延在することを特徴とする。
開示された発明のひとつは、円筒内壁面を提供するシリンダ(21、227、228)と、円筒内壁面の内径より小さい外径を有し、シリンダ内の内壁の一部との間に密封部(25)を形成するようにシリンダ内に配置され、回転可能に支持されたローラ(22)と、ローラに支持されるとともに、円筒内壁面に接触しながら螺旋状に延在し、シリンダとローラとの間において複数の容積室(26)を区画する螺旋部材(23)とを備え、シリンダは、シリンダの軸方向に沿って延在するように設けられ、ローラの径方向に変位可能であるとともに、ローラの外壁面に弾性的に接触することにより密封部を形成する密封部材(21a、228、429、521a)を有し、シリンダは、密封部材(21a、228、429、521a)の背後に設けられ、密封部材をローラの外壁面に向けて弾性的に押し付ける押圧手段(31、731)を収容する押圧室(21b、221b、421b、521b)を有し、押圧手段は押圧室に導入された加圧流体(31)を含み、加圧流体は、潤滑油であることを特徴とする。
開示された発明のひとつは、円筒内壁面を提供するシリンダ(21、227、228)と、円筒内壁面の内径より小さい外径を有し、シリンダ内の内壁の一部との間に密封部(25)を形成するようにシリンダ内に配置され、回転可能に支持されたローラ(22)と、ローラに支持されるとともに、円筒内壁面に接触しながら螺旋状に延在し、シリンダとローラとの間において複数の容積室(26)を区画する螺旋部材(23)とを備え、シリンダは、シリンダの軸方向に沿って延在するように設けられ、ローラの径方向に変位可能であるとともに、ローラの外壁面に弾性的に接触することにより密封部を形成する密封部材(21a、228、429、521a)を有し、シリンダは、密封部材(21a、228、429、521a)の背後に設けられ、密封部材をローラの外壁面に向けて弾性的に押し付ける押圧手段(31、731)を収容する押圧室(21b、221b、421b、521b)を有し、押圧手段は押圧室に導入された加圧流体(31)を含み、さらに、加圧流体を加圧するポンプ(32)を備えることを特徴とする。
発明の第1実施形態に係る圧縮機の断面図である。 図1の2−2断面における断面図である。 発明の第2実施形態に係る圧縮機の断面図である。 図3の4−4断面における断面図である。 発明の第3実施形態に係る圧縮機の断面図である。 図5の6−6断面における部分拡大断面図である。 発明の第4実施形態に係る圧縮機の断面図である。 図7の8−8断面における部分拡大断面図である。 発明の第5実施形態に係る圧縮機の断面図である。 発明の第6実施形態に係る圧縮機の断面図である。 発明の第7実施形態に係る圧縮機の部分拡大断面図である。
以下に、図面を参照しながら発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。また、後続の実施形態においては、先行する実施形態で説明した事項に対応する部分に百以上の位だけが異なる参照符号を付することにより対応関係を示し、重複する説明を省略する場合がある。各実施形態で具体的に組合せが可能であることを明示している部分同士の組合せばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、明示してなくとも実施形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
(第1実施形態)
図1および図2において、冷凍サイクル10は、圧縮機14を利用する流体システムを提供する。冷凍サイクル10は、放熱器11、減圧器12、吸熱器13、および圧縮機14を備える。冷凍サイクル10は、冷媒蒸気圧縮式の冷凍サイクルである。放熱器11は圧縮機14によって圧縮された高温高圧の冷媒と熱媒体との間の熱交換を提供する。放熱器11は凝縮器とも呼ばれる。冷凍サイクル10が温熱供給用サイクルとして利用される場合、放熱器11は利用側熱交換器を提供する。冷凍サイクル10が冷熱供給用サイクルとして利用される場合、放熱器11は、非利用側熱交換器を提供する。減圧器12は、放熱器11から供給される高圧冷媒を減圧し、低圧冷媒を吸熱器13に供給する。吸熱器13は減圧器12から供給される低温低圧の冷媒と熱媒体との間の熱交換を提供する。吸熱器13は蒸発器とも呼ばれる。冷凍サイクル10が温熱供給用サイクルとして利用される場合、吸熱器13は非利用側熱交換器を提供する。冷凍サイクル10が冷熱供給用サイクルとして利用される場合、吸熱器13は、利用側熱交換器を提供する。圧縮機14は、吸熱器13から低圧冷媒を吸入し、吸入した冷媒を圧縮し、圧縮された高圧冷媒を吐出する。
圧縮機14は、駆動機構15を備える。駆動機構15は、動力源である内燃機関の回転力を圧縮機14に伝達するベルト伝達機構、またはギヤ機構を含むことができる。また、駆動機構15は、動力源である電動モータを含むことができる。
圧縮機14は、ヘリカル式の圧縮機である。圧縮機14は、ハウジング20を有する。ハウジング20は、圧縮対象となる流体としての低圧冷媒を吸入する入口20aを有する。ハウジング20は、圧縮された加圧流体としての高圧冷媒を吐出する出口20bを有する。さらに、ハウジング20は、後述する加圧流体としての潤滑油を供給するための供給口20cおよび20dを有する。供給口20cは、後述する押圧室21bに連通しており、高圧用の潤滑油を供給するために用いられる。供給口20dは、後述する機械室に連通しており、潤滑用の潤滑油を供給するために用いられる。
圧縮機14は、円筒内壁面を提供するシリンダ21を備える。シリンダ21は、ハウジング20の一部である。ハウジング20は、さらにエンドプレートを有することができる。シリンダ21は、金属製であって、円筒状に形成されている。入口20aは、シリンダ21が区画する円筒空間の一端に連通する。出口20bは、シリンダ21が区画する円筒空間の他端に連通する。シリンダ21が提供する円筒内壁面は、後述する容積室26を区画する外壁を提供する。シリンダ21の円筒内壁面は、中心軸ACをもつ。
圧縮機14は、ローラ22を備える。ローラ22は、円筒内壁面の内径より小さい外径を有する。ローラ22は、シリンダ21内の内壁の一部との間に密封部25を形成するようにシリンダ21内に配置されている。ローラ22は、ハウジング20に回転可能に支持されている。ローラ22は、円柱状である。ローラ22は、回転軸AEをもつ回転体である。回転軸AEは、中心軸ACに対して偏心して位置付けられている。回転軸AEは、中心軸ACに対して、密封部25の方向へ偏心している。
ローラ22は、後述する螺旋部材23を支持するための螺旋状の溝22aを有する。溝22aは、ローラ22の円柱外周面から凹むように形成されている。溝22aは、螺旋部材23を支持するための支持部を提供する。
圧縮機14は、ローラ22に支持された螺旋部材23を備える。螺旋部材23は、シリンダ21の円筒内壁面に接触しながら螺旋状に延在している。螺旋部材23は、シリンダ21とローラ22との間において複数の容積室26を区画する。螺旋部材23は、溝22a内において径方向へ出没自在に支持されている。螺旋部材23は、密封部25においては、溝22a内に完全に収容される。螺旋部材23は、密封部25と対向する位置において溝22aから最も突出する。螺旋部材23は、この対向位置においても、溝22a内に支持されている。螺旋部材23の径方向内側部位は、常時、溝22aの中に位置付けられている。螺旋部材23は、ブレードとも呼ばれる。
螺旋部材23は、シリンダ21の円筒内壁面に沿って螺旋状の空間を区画する。さらに、ローラ22の外壁面がシリンダ21の円筒内壁面に接触することにより、密封部25が形成される。密封部25は、中心軸ACおよび回転軸AEと平行に位置する。密封部25は、中心軸ACおよび回転軸AEの軸方向、すなわち長手方向に沿って延在している。螺旋部材23が提供する螺旋状の空間は、密封部25において区画される。この結果、螺旋部材23に沿って、複数の容積室26が区画形成される。複数の容積室26の容積は、入口20a側から出口20b側へ向けて徐々に減少する。
圧縮機14は、シャフト24を備える。シャフト24はハウジング20によって回転可能に支持されている。シャフト24は、ローラ22に連結されている。シャフト24は、駆動機構15に連結されている。シャフト24は、駆動機構15から供給される回転をローラ22に伝達する。
シリンダ21は、シリンダ21の軸方向に沿って延在するように設けられた薄肉部21aを有する。薄肉部21aは、密封部材を提供する。薄肉部21aは、シリンダ21の周方向において、密封部25が形成される位置に位置付けられている。薄肉部21aは、ローラ22の径方向に変位可能である。薄肉部21aは、ローラ22の外壁面に弾性的に接触することにより密封部25を形成する。
薄肉部21aは、押圧室21bと円筒内壁面との間に形成された薄い部分である。薄肉部21aの厚さは、押圧室21bより径方向外側のシリンダ21の厚さよりも明らかに薄い。押圧室21bは、円筒内壁面を径方向内側へ向けて弾性変形可能とするために周方向に沿って長手方向を有する断面を有する。図示の例では、押圧室21bは、長円形の断面を有する。径方向の厚さが薄い薄肉部21aは、径方向に弾性的に変形することにより径方向の変位を可能とする。図示されるように、薄肉部21aはシリンダ21を提供する部材の一部に形成されている。この構成は、少ない部品点数で密封部材を提供することを可能とする。
図示されるように、薄肉部21aは、容積室26が区画される範囲にわたってシリンダ21の軸方向に沿って延在する。図示の例では、薄肉部21aは、シリンダ21の全長にわたって形成されている。薄肉部21aは、複数の容積室26が区画される範囲を越えて延在している。言い換えると、薄肉部21aは、螺旋部材23が接触可能な範囲の全体にわたって延在している。
シリンダ21は、薄肉部21aの背後に設けられた押圧室21bを有する。押圧室21bは、シリンダ21の円筒内壁面と平行に形成された穴によって提供される。図示の例では、押圧室21bは、シリンダ21を軸方向に貫通して延在している。押圧室21bは、密封部材を提供する薄肉部21aを残すようにシリンダ21に形成されている。
押圧室21bは、薄肉部21aをローラ22の外壁面に向けて弾性的に押し付ける押圧手段を収容する。押圧手段は押圧室21bに導入された加圧流体31である。加圧流体31は、潤滑油である。潤滑油は、シリンダ21とローラ22と螺旋部材23との間の潤滑を提供する。
加圧流体31は、加圧機構30によって提供される。加圧機構30は、加圧流体31を加圧するポンプ32を備える。ポンプ32は、油槽33に溜められた潤滑油を加圧し供給口20c、20dに供給する。油槽33には、圧縮機14を潤滑した潤滑油が戻される。ポンプ32は、加圧流体31の圧力を調節するように制御装置(ECU)34によって調節される。例えば、押圧室21bにおける加圧流体31の圧力を目標圧力に維持するようにポンプ32は制御される。目標圧力は、圧縮機14における高圧から低圧への冷媒漏洩量を抑制するように可変設定することができる。
加圧機構30は、圧縮機14の一部として圧縮機14に包含される機器として構成することができる。また、加圧機構30は、圧縮機14に接続される外的な機器として構成することもできる。
駆動機構15によってシャフト24が回転されると、ローラ22が回転する。ローラ22の回転に伴って、螺旋部材23も円筒内壁面に接触しながら回転する。ローラ22は、シリンダ21の円筒内壁面の上に接触しながら回転する。螺旋部材23は、密封部25の上を、入口20aが配置された低圧端から、出口20bが配置された高圧端に向けて推移してゆく。この過程において、螺旋部材23が区画する複数の容積室26の容積は、容積室26が低圧端から高圧端に向かうにつれて、徐々に減少してゆく。言い換えると、容積室26に導入された冷媒は徐々に圧縮されてゆく。出口20bから吐出された冷媒は、放熱器11、減圧器12、吸熱器13を順に流れ、熱運搬作用を提供する。吸熱器13を通過した冷媒は、再び入口20aから吸入される。
加圧機構30によって加圧された加圧流体(潤滑油)31は、供給口20dからシリンダ21内に供給される。この結果、シリンダ21内に配置された機械部品の潤滑が図られる。
さらに、加圧機構30によって加圧された加圧流体(潤滑油)31は、供給口20cから押圧室21bに供給される。押圧室21bに供給された加圧流体31は、薄肉部21aを弾性変形させることができる圧力を有する。言い換えると、薄肉部21aは、加圧流体31によって弾性的に変形することができるように、その厚さと、その面積とが設定されている。加圧流体31は、薄肉部21aを円筒内壁面の径方向内側へ向けて突出させるように変形させる。この結果、薄肉部21aは、ローラ22の外壁面に向けて押しつけられる。言い換えると、密封部25に位置する薄肉部21aが、ローラ22の外壁面に向けて押しつけられる。
これにより、密封部25において高度の密封性が得られる。また、ローラ22の形状誤差、回転軸AEのずれなどの誤差があっても、密封部25において高度の密封性を得ることができる。
この構成によると、シリンダ21は、ローラ22の外壁面に弾性的に接触する薄肉部21aを有するから、シリンダ21とローラ22との間の密封部25において高い密封性が得られる。このため、螺旋部材23を有するヘリカル式の圧縮機14における密封性を向上することができる。しかも、密封部材は、シリンダ21に形成された薄肉部21aによって提供されるから、比較的簡単な構成で密封性を向上できる。さらに、薄肉部21aの背後に加圧流体31が導入されるから、ローラ22と薄肉部21aとの接触を確実化することができる。しかも、加圧流体31によって弾性的な接触を提供できる。
加えて、図示の構成では、薄肉部21aおよび押圧室21bは、シリンダ21の全長にわたって形成されている。言い換えると、薄肉部21aおよび押圧室21bは、複数の容積室26が区画される範囲の全体にわたって形成されている。よって、すべての容積室26において高い密封性を提供できる。
(第2実施形態)
この実施形態は、先行する実施形態を基礎的形態とする変形例である。上記実施形態では、シリンダ21に薄肉部21aを設けることによって密封部材を形成した。これに代えて、薄いスリーブ228によって密封部材を形成してもよい。
図3および図4において、シリンダ21は、シリンダボディ227、およびシリンダボディ227に収容され円筒内壁面を提供するスリーブ228を有する。シリンダボディ227は、円筒状の部材である。シリンダボディ227は、径方向内側に開き、軸方向に沿って延びる溝221bを有する。溝221bは、密封部25に対応して延在するように形成されている。スリーブ228は、シリンダボディ227内に配置され、固定されている。スリーブ228は、径方向の厚さが薄い薄肉部をシリンダ21において形成する。スリーブ228は、径方向に弾性的に変形することにより径方向の変位を可能とする。
スリーブ228は、溝221bの径方向内側にも位置付けられ、溝221bの内側開口を閉塞する。この結果、溝221bは、スリーブ228の背後において押圧室を形成する。溝221bの縁におけるシリンダボディ227とスリーブ228との間には、加圧流体31を封止するためのシール部材229が設けられている。スリーブ228の一部分は、溝221bの径方向内側に位置する。このスリーブ228の一部分は、薄肉部を提供するとともに、密封部材を提供する。
この構成では、押圧室221bに導入される加圧流体31によってスリーブ228が径方向内側へ弾性的に変形する。この結果、スリーブ228がローラ22に押し付けられる。
(第3実施形態)
この実施形態は、先行する実施形態を基礎的形態とする変形例である。上記実施形態では、押圧室21bは供給口20cのみを開口として有する。これに代えて、押圧室21bからシリンダ21内へ潤滑油を供給してもよい。
図5および図6において、シリンダ21は、押圧室21bに導入された潤滑油を円筒内壁面の内部に供給する通路320fを有する。通路320fは、薄肉部21aを径方向に貫通するように形成されている。通路320fは、加圧流体31の圧力低下を招くことがないように絞り通路として形成される。図示の例においては、シリンダ21の全長にわたって等間隔に複数の通路320fが設けられている。
なお、通路320fは、低圧側の一部範囲にのみ、または高圧側の一部範囲にのみ設けられてもよい。通路320fの位置、および数は、シリンダ21内における潤滑の必要性に応じて設定することができる。また、通路320fは、上述の実施形態におけるスリーブ228に形成されてもよい。
(第4実施形態)
この実施形態は、先行する実施形態を基礎的形態とする変形例である。上記実施形態では、シリンダ21の一部分21a、228を弾性的に変位可能な密封部材として利用した。これに代えて、径方向に変位可能となるように、シリンダ21に設けられた、シリンダ21とは別の可動部材429によって密封部材を提供してもよい。
図7および図8において、シリンダ21は、径方向内側に開き、軸方向に沿って延びる溝421bを有する。溝421bは、密封部25に対応して延在するように形成されている。
可動部材429は、角柱状の部材である。可動部材429は、ローラ22に摺動接触可能な材料によって製造されている。可動部材429は、シールバーとも呼ぶことができる。可動部材429は、溝421b内に配置される。可動部材429は、溝421b内においてシリンダ21の径方向に沿って移動可能に支持される。さらに、可動部材429は、溝421bの径方向内側を閉塞するように配置されている。
この実施形態では、径方向に移動することにより径方向の変位を可能とする可動部材429によって密封部材が提供される。さらに、シリンダ21に形成された溝421bは、可動部材429によって閉塞されることにより、押圧室を形成する。この押圧室は、可動部材429によって提供される密封部材の背後に設けられている。押圧室は、密封部材をローラ22の外壁面に向けて弾性的に押し付ける押圧手段としての加圧流体31を収容する。
さらに、シリンダ21は、押圧室に導入された潤滑油を円筒内壁面の内部に供給する通路420fを有する。通路420fは、溝421bの軸方向に沿って広がる側面に形成された浅く細い溝によって提供される。通路420fは、可動部材429が溝421b内に配置された状態においても、溝421b内に導入された加圧流体、すなわち潤滑油をシリンダ21内に漏洩可能とする。
(第5実施形態)
この実施形態は、先行する実施形態を基礎的形態とする変形例である。上記実施形態では、シリンダ21の全長にわたって密封部材(21a、228、429)を設けた。これに代えて、シリンダ21の全長における一部分にのみ密封部材を設けてもよい。
図9において、薄肉部521aおよび押圧室521bは、シリンダ21の軸方向の全長のうち、一部分だけに形成されている。薄肉部521aは、容積室26が区画される範囲の一部においてシリンダ21の軸方向に沿って延在する。図示の例では、薄肉部521aおよび押圧室521bは、出口20bに近い高圧端を含む高圧範囲にのみ形成されている。この構成は、容積室26内の圧力が高くなる高圧端において、加圧対象となる流体、すなわち冷媒の漏れを抑制するために有効である。
図示の例では、密封部材は薄肉部521aである。これに代えて、可動部材429に相当する密封部材をシリンダ21の全長の一部分にのみ設けてもよい。
(第6実施形態)
この実施形態は、先行する実施形態を基礎的形態とする変形例である。上記実施形態では、加圧流体31を供給するポンプ32を採用した。これに代えて、冷凍サイクル10内の圧力を利用して加圧流体31を供給してもよい。
図10において、冷凍サイクル10は、圧縮機14と放熱器11との間にオイルセパレータ632を有する。オイルセパレータ632は、圧縮機14から吐出される冷媒中に混入している潤滑油を捕捉し、貯める。オイルセパレータ632は、冷媒と潤滑油との混合流体から、潤滑油を分離する分離機構を有する。分離機構は、混合流体を壁または多孔質部材に衝突させて潤滑油を分離する衝突式、または混合流体を旋回流として流すことにより潤滑油を遠心分離する遠心式といった分離機構により提供される。オイルセパレータ632の油槽と供給口20cとは連通されている。これにより、潤滑油は加圧流体31として押圧室21bに供給される。
この構成によると、加圧流体31は容積室26において加圧された流体、すなわち潤滑油である。潤滑油だけを導入する図示の構成に代えて、高圧冷媒のみ、または混合流体を押圧室21bに導入してもよい。かかる構成においては、圧縮機14自身によって加圧された流体が利用される。
(第7実施形態)
この実施形態は、先行する実施形態を基礎的形態とする変形例である。上記実施形態では、加圧流体31によって密封部材21a、228、429、521aをローラ22の外壁面に向けて弾性的に押し付けた。これに代えて、弾性部材731を利用してもよい。
図11は、図8に相当する断面図である。図示されるように、押圧室を提供する溝421bには弾性部材731が設けられている。弾性部材731は、密封部材である可動部材429を径方向内側へ向けて押圧する。弾性部材731は、ばね部材、またはゴムなどの弾性材料によって提供することができる。図示の例では、金属製のばね部材が採用されている。ばね部材は、ひとつまたは複数のコイルスプリング、またはひとつまたは複数の板ばねによって提供することができる。
この構成では、加圧流体31に代えて弾性部材731が設けられている。これに代えて、加圧流体31と弾性部材731とを併用してもよい。よって、押圧手段は押圧室に設けられた弾性部材731を含むことができる。
(他の実施形態)
以上、発明の好ましい実施形態について説明したが、発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、種々変形して実施することが可能である。上記実施形態の構造は、あくまで例示であって、発明の技術的範囲はこれらの記載の範囲に限定されるものではない。発明は、実施形態において示された組み合わせに限定されることなく、それぞれ独立して実施可能である。発明のいくつかの技術的範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含むものである。
例えば、上記の実施形態では、加圧流体31または弾性部材731を押圧手段として設けることによって密封部材を弾性変形させた。これに代えて、密封部材それ自身の弾性変形によって密封部材を弾性的にローラの外壁面に押し付けてもよい。この構成においては、押圧手段を設けることなく密封部25における密封性を改善することができる。
10 冷凍サイクル、 11 放熱器、 12 減圧器、 13 吸熱器、
14 圧縮機、 15 駆動機構、 20 ハウジング、 21 シリンダ、
320f、420f 通路、 21a、521a 薄肉部(密封部材)、
21b、521b 押圧室、 221b、421b 溝(押圧室)、
22 ローラ、 23 螺旋部材、 24 シャフト、
25 密封部、 26 容積室、
227 シリンダボディ、 228 スリーブ(薄肉部、密封部材)、
429 可動部材(密封部材)、
30 加圧機構、 31 加圧流体(押圧手段)、
32 ポンプ、 33 油槽、 34 制御装置、
632 オイルセパレータ、 731 弾性部材(押圧手段)。

Claims (22)

  1. 円筒内壁面を提供するシリンダ227、228)と、
    前記円筒内壁面の内径より小さい外径を有し、前記シリンダ内の内壁の一部との間に密封部(25)を形成するように前記シリンダ内に配置され、回転可能に支持されたローラ(22)と、
    前記ローラに支持されるとともに、前記円筒内壁面に接触しながら螺旋状に延在し、前記シリンダと前記ローラとの間において複数の容積室(26)を区画する螺旋部材(23)とを備え、
    前記シリンダは、
    前記シリンダの軸方向に沿って延在するように設けられ、前記ローラの径方向に変位可能であるとともに、前記ローラの外壁面に弾性的に接触することにより前記密封部を形成する密封部材(228)を有し、
    前記密封部材は、前記径方向に弾性的に変形することにより前記径方向の変位を可能とする前記径方向の厚さが薄い薄肉部(228)であり、
    前記シリンダは、シリンダボディ(227)、および前記シリンダボディに収容され前記円筒内壁面を提供するスリーブ(228)を有し、
    前記薄肉部は前記スリーブであることを特徴とする圧縮機。
  2. 前記密封部材は、前記容積室が区画される範囲にわたって前記シリンダの軸方向に沿って延在することを特徴とする請求項1に記載の圧縮機。
  3. 円筒内壁面を提供するシリンダ(21、227、228)と、
    前記円筒内壁面の内径より小さい外径を有し、前記シリンダ内の内壁の一部との間に密封部(25)を形成するように前記シリンダ内に配置され、回転可能に支持されたローラ(22)と、
    前記ローラに支持されるとともに、前記円筒内壁面に接触しながら螺旋状に延在し、前記シリンダと前記ローラとの間において複数の容積室(26)を区画する螺旋部材(23)とを備え、
    前記シリンダは、
    前記シリンダの軸方向に沿って延在するように設けられ、前記ローラの径方向に変位可能であるとともに、前記ローラの外壁面に弾性的に接触することにより前記密封部を形成する密封部材(228、429、521a)を有し、
    前記密封部材は、前記容積室が区画される範囲の一部において前記シリンダの軸方向に沿って延在することを特徴とする圧縮機。
  4. 前記密封部材は、前記径方向に弾性的に変形することにより前記径方向の変位を可能とする前記径方向の厚さが薄い薄肉部(228、521a)であることを特徴とする請求項3に記載の圧縮機。
  5. 前記薄肉部は前記シリンダを提供する部材の一部521a)に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の圧縮機。
  6. 前記シリンダは、シリンダボディ(227)、および前記シリンダボディに収容され前記円筒内壁面を提供するスリーブ(228)を有し、
    前記薄肉部は前記スリーブであることを特徴とする請求項4に記載の圧縮機。
  7. 前記密封部材は、前記径方向に移動することにより前記径方向の変位を可能とする可動部材(429)であることを特徴とする請求項3に記載の圧縮機。
  8. 前記シリンダは、前記密封部材(228、429、521a)の背後に設けられ、前記密封部材を前記ローラの前記外壁面に向けて弾性的に押し付ける押圧手段(31、731)を収容する押圧室(221b、421b、521b)を有することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の圧縮機。
  9. 前記押圧手段は前記押圧室に導入された加圧流体(31)を含むことを特徴とする請求項8に記載の圧縮機。
  10. 前記加圧流体は前記容積室において加圧された流体であることを特徴とする請求項9に記載の圧縮機。
  11. 前記押圧手段は前記押圧室に設けられた弾性部材(731)を含むことを特徴とする請求項8または請求項9に記載の圧縮機。
  12. 円筒内壁面を提供するシリンダ(21、227、228)と、
    前記円筒内壁面の内径より小さい外径を有し、前記シリンダ内の内壁の一部との間に密封部(25)を形成するように前記シリンダ内に配置され、回転可能に支持されたローラ(22)と、
    前記ローラに支持されるとともに、前記円筒内壁面に接触しながら螺旋状に延在し、前記シリンダと前記ローラとの間において複数の容積室(26)を区画する螺旋部材(23)とを備え、
    前記シリンダは、
    前記シリンダの軸方向に沿って延在するように設けられ、前記ローラの径方向に変位可能であるとともに、前記ローラの外壁面に弾性的に接触することにより前記密封部を形成する密封部材(21a、228、429、521a)を有し、
    前記シリンダは、前記密封部材(21a、228、429、521a)の背後に設けられ、前記密封部材を前記ローラの前記外壁面に向けて弾性的に押し付ける押圧手段(31、731)を収容する押圧室(21b、221b、421b、521b)を有し、
    前記押圧手段は前記押圧室に導入された加圧流体(31)を含み、
    前記加圧流体は、潤滑油であることを特徴とする圧縮機。
  13. 前記シリンダは、前記押圧室に導入された前記潤滑油を前記円筒内壁面の内部に供給する通路(320f、420f)を有することを特徴とする請求項12に記載の圧縮機。
  14. さらに、前記加圧流体を加圧するポンプ(32)を備えることを特徴とする請求項12または請求項13に記載の圧縮機。
  15. 前記加圧流体は前記容積室において加圧された流体であることを特徴とする請求項12または請求項13に記載の圧縮機。
  16. 円筒内壁面を提供するシリンダ(21、227、228)と、
    前記円筒内壁面の内径より小さい外径を有し、前記シリンダ内の内壁の一部との間に密封部(25)を形成するように前記シリンダ内に配置され、回転可能に支持されたローラ(22)と、
    前記ローラに支持されるとともに、前記円筒内壁面に接触しながら螺旋状に延在し、前記シリンダと前記ローラとの間において複数の容積室(26)を区画する螺旋部材(23)とを備え、
    前記シリンダは、
    前記シリンダの軸方向に沿って延在するように設けられ、前記ローラの径方向に変位可能であるとともに、前記ローラの外壁面に弾性的に接触することにより前記密封部を形成する密封部材(21a、228、429、521a)を有し、
    前記シリンダは、前記密封部材(21a、228、429、521a)の背後に設けられ、前記密封部材を前記ローラの前記外壁面に向けて弾性的に押し付ける押圧手段(31、731)を収容する押圧室(21b、221b、421b、521b)を有し、
    前記押圧手段は前記押圧室に導入された加圧流体(31)を含み、
    さらに、前記加圧流体を加圧するポンプ(32)を備えることを特徴とする圧縮機。
  17. 前記密封部材は、前記径方向に弾性的に変形することにより前記径方向の変位を可能とする前記径方向の厚さが薄い薄肉部(21a、228、521a)であることを特徴とする請求項12から請求項16のいずれかに記載の圧縮機。
  18. 前記薄肉部は前記シリンダを提供する部材の一部(21a、521a)に形成されていることを特徴とする請求項17に記載の圧縮機。
  19. 前記シリンダは、シリンダボディ(227)、および前記シリンダボディに収容され前記円筒内壁面を提供するスリーブ(228)を有し、
    前記薄肉部は前記スリーブであることを特徴とする請求項17に記載の圧縮機。
  20. 前記密封部材は、前記径方向に移動することにより前記径方向の変位を可能とする可動部材(429)であることを特徴とする請求項12から請求項16のいずれかに記載の圧縮機。
  21. 前記密封部材は、前記容積室が区画される範囲にわたって前記シリンダの軸方向に沿って延在することを特徴とする請求項12から請求項20のいずれかに記載の圧縮機。
  22. 前記密封部材は、前記容積室が区画される範囲の一部において前記シリンダの軸方向に沿って延在することを特徴とする請求項12から請求項20のいずれかに記載の圧縮機。
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