JP6350916B2 - ロータリ圧縮機 - Google Patents

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Description

本発明は、空調機、冷凍機、ブロワ、給湯機等に使用されるロータリ圧縮機に関する。
従来、冷凍装置や空気調和装置などにおいては、蒸発器で蒸発したガス冷媒を吸入し、凝縮するために必要な圧力まで圧縮して、冷媒回路中に高温高圧の冷媒を吐出する圧縮機が使用されている。このような圧縮機の一つとして、ロータリ圧縮機が知られている。
図18は従来のロータリ圧縮機の要部断面図である。
図18に示すように、ロータリ圧縮機は、電動機(図示せず)と圧縮機構部3を、クランク軸31で連結して、密閉容器1内に収納している。そして、圧縮機構部3は、圧縮室39と、ピストン32と、ベーン(図示せず)とを備えている。圧縮室39は、シリンダ30とこのシリンダ30の両端面を閉塞する上軸受34と下軸受35とで形成される。ピストン32は、圧縮室39内に在って、上軸受34及び下軸受35に支持されたクランク軸31の偏心部31aに嵌合する。ベーンは、ピストン32のピストン外周面32aに当接し、ピストン32の偏心回転に追従して往復運動し、圧縮室39内を低圧部と高圧部とに仕切る。
シリンダ30には、圧縮室39内の低圧部に向けてガスを吸入する吸入ポート40が開通されている。そして、上軸受34には、圧縮室39内の低圧部から転じて形成される高圧部からガスを吐出する、吐出ポート38が開通されている。そして、ピストン32は、上軸受34及び下軸受35とこれらに上下を閉塞されているシリンダ30とが形成する圧縮室39に収容されている。吐出ポート38は、上軸受34を貫通する平面視円形の孔として形成されている。そして、吐出ポート38の上面には、所定の大きさ以上の圧力を受けた場合に解放される吐出弁36が設けられている。また、上軸受34の上方には、吐出されたガスを消音するためのカップマフラー37が設けられている。
上述した構成のロータリ圧縮機において、低圧部側では、ピストン32の外周面摺動部が吸入ポート40を通過して離れていくと、吸入室が徐々に拡大する。そして、吸入ポート40から吸入室内にガスが吸入される。一方、高圧部側では、ピストン32の外周面摺動部が吐出ポート38へ近づいていくと、圧縮室39が徐々に縮小する。そして、所定圧力以上になった時点で吐出弁36が開いて、吐出ポート38から圧縮室39内のガスがカップマフラー37内に吐出される。
このようなロータリ圧縮機においては、ピストン外周面32aとシリンダ内周面30aとが強く接触することにより、焼き付きや摩耗の問題が発生したり、入力が増加して圧縮機の効率を低下させたりするという懸念がある。このため、図16に示すように、ピストン外周面32aとシリンダ内周面30aとの間には、運転時最小隙間Wが設けられている。そして、この運転時最小隙間Wと圧縮室39の高さHとにより求められる漏れ面積Sの大小が、圧縮機の効率に影響を及ぼすこととなる。
ここで、運転時最小隙間Wを大きく設定すると、この運転時最小隙間Wを通って高圧部から低圧部へ流出する圧縮流体の量が増加する。そのため、圧縮した冷媒ガスが運転時最小隙間Wから漏れて、損失(以下、「漏れ損失」と呼ぶ。)が増すので、圧縮機の効率を低下させる。
一方、この運転時最小隙間Wを小さく設定すると、漏れ損失は低減するが、ピストン外周面とシリンダ内周面とが強く接触する。これによって、損失(以下、「摺動損失」と呼ぶ。)が増すので、圧縮機の効率を低下させる。さらには、ピストン外周面とシリンダ内周面とが強く摺動することによって、焼き付きや摩耗の問題が発生する。
従って、ピストン外周面とシリンダ内周面とが互いに強く接触しないよう、両者間の運転時最小隙間Wを大きく設定し、焼き付きや摩耗の問題の解消と摺動損失の低減が図られていた。
図17は、特許文献1に記載された、従来のロータリ圧縮機における非円形(複合円)断面のシリンダ形状を示す模式図である。
例えば、図17に示すように、圧縮室を複数の曲率よりなる非円形の断面形状とした。そうすることで、軸心軌跡等の影響によってピストン外周面の包絡軌跡が非円形となっても、一回転する間の運転時最小隙間Wを一定に保つことを可能にした。その結果、漏れ損失の低減と摺動損失の低減を図っていた。
更に、近年においては、圧縮機により冷媒を循環させる空気調和装置等の高効率化が望まれていた。そのため、圧縮機の更なる高効率化が重要となっていた。
特開2003−214369号公報
しかしながら、上述した従来構造のロータリ圧縮機において、シリンダ内周面の断面形状が複数の曲率からなる非円形であるため、数μmオーダーの精度が必要となり、加工が非常に困難である。また、シリンダ内周面の表面粗さやうねりなどの加工誤差が、圧縮機の効率に大きく影響を与え、性能のバラつきの要因となっている。
したがって本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、信頼性面を悪化させずに、運転時最小隙間Wからの漏れ損失を徹底的に低減し、かつ摺動損失も増加させずに、圧縮機の更なる高効率化を図ることを目的としている。
さらには、シリンダ内周面の加工精度や表面粗さなどの断面形状によらずに、容易に加工を行える高効率ロータリ圧縮機を提供することを目的としている。
請求項1記載のロータリ圧縮機に係る発明は、電動機と圧縮機構部とを密閉容器内に備え、前記電動機とクランク軸で連結された前記圧縮機構部は、シリンダと、前記シリンダの両端面を上下から閉塞して圧縮室を形成する上軸受及び下軸受と、前記シリンダ内に設けられた前記クランク軸の偏心部に嵌合されたピストンと、前記ピストンの偏心回転に追従し前記シリンダに設けられ、スロット内を往復運動して前記圧縮室を低圧部と高圧部とに仕切るベーンと、前記低圧部に連通される吸入ポートと、前記高圧部に連通される吐出ポートと、からなるロータリ圧縮機において、前記ロータリ圧縮機の組み立て時に、前記偏心部を前記ベーンの位置から所定のクランク角度の位置に配置し、前記ピストンを前記偏心部の最も偏心した位置に当接させ、前記上軸受の内周面を前記クランク軸の主軸部外周面に当接させた状態で、前記ピストンの外周面と前記シリンダの内周面との間に形成する隙間をδとした時、前記ピストンと前記偏心部との間に第1の軸受隙間を形成し、前記上軸受と前記クランク軸の主軸部との間に第2の軸受隙間を形成し、各クランク角度において、前記クランク軸を運転時の荷重方向に前記第1の軸受隙間だけ移動し、かつ、前記ピストンを運転時の荷重方向に前記第2の軸受隙間だけ移動し、クランク角45度付近と、225度付近の隙間βが略同等となるように最小値δminの方向を設定することを特徴とする。
請求項2記載に係る発明は、請求項1に記載のロータリ圧縮機において、前記圧縮室が2つある2ピストンロータリ圧縮機であることを特徴とする。
請求項3記載に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載のロータリ圧縮機において、前記δminが5μm〜10μm程度であることを特徴とする。
一般的に、運転時にはクランク軸は最大負荷方向に移動するため、最大負荷方向と反対側のクランク角度において運転時最小隙間Wが大きくなる。本発明によれば、予め最大負荷方向と反対側のクランク角度に最小隙間δminを設定しているため、運転時最小隙間Wが小さくなることから漏れを低減でき、高効率化を図ることができる。よって摺動損失を増加させることなく、運転時最小隙間Wを縮小して漏れ損失を低減できることから、更なる圧縮機の高効率化を図ることができる。
本発明の一実施例におけるロータリ圧縮機の縦断面図 ロータリ圧縮機の組み立て時における同ロータリ圧縮機のピストンとクランク軸の隙間の関係を示す要部断面図 ロータリ圧縮機の組み立て時における同ロータリ圧縮機の圧縮室を示す要部平面図 図3において上軸受の配置を示す要部平面図 図4におけるV−V線断面図 ロータリ圧縮機の運転時における同ロータリ圧縮機の圧縮室を示す要部平面図 ロータリ圧縮機の運転時における各隙間を示した断面図 1ピストンロータリ圧縮機におけるクランク軸の負荷の大きさと方向を示す図 1ピストンロータリ圧縮機における最小隙間δminが一般的な角度におけるピストン外周面の軌跡を示した図 1ピストンロータリ圧縮機における45度と225度付近の最小隙間βが等しくなるように最小隙間δmin方向を設定した時のピストン外周面の軌跡を示した図 2ピストンロータリ圧縮機におけるクランク軸の負荷の大きさと方向を示す図 2ピストンロータリ圧縮機における最小隙間δminが一般的な角度におけるピストン外周面の軌跡を示した図 2ピストンロータリ圧縮機における45度と225度付近の最小隙間βが等しくなるように最小隙間δmin方向を設定した時のピストン外周面の軌跡を示した図 2ピストンロータリ圧縮機における最小隙間δminが一般的な角度で最小隙間δminを5〜10μm程度に縮小した時のピストン外周面の軌跡を示した図 2ピストンロータリ圧縮機における45度と225度付近の最小隙間βが等しくなるように最小隙間δmin方向を設定し、最小隙間δminを5〜10μm程度に縮小した時のピストン外周面の軌跡を示した図 漏れ面積Sを示す模式図 従来の圧縮機における非円形(複合円)断面のシリンダ形状を示す模式図 従来のロータリ圧縮機の要部断面図
1 密閉容器
2 電動機
3 圧縮機構部
4 上シェル
5 冷媒吐出管
22 固定子
24 回転子
26 エアギャップ
28 切欠部
30 シリンダ
30a シリンダ内周面
31 クランク軸
31a 偏心部
31b 偏心部外周面
31c 主軸部
32 ピストン
32a ピストン外周面
32b ピストン内周面
33 ベーン
34 上軸受
34a 上軸受34の内周面
35 下軸受
36 吐出弁
37 カップマフラー
38 吐出ポート
39 圧縮室
40 吸入ポート
本発明の第1の実施の形態によるロータリ圧縮機は、ロータリ圧縮機の組み立て時に、クランク軸の偏心部をベーンの位置から所定のクランク角度の位置に配置し、ピストンをクランク軸の偏心部の最も偏心した位置に当接させ、上軸受の内周面をクランク軸外周面に当接させた状態で、ピストンの外周面とシリンダの内周面との間に形成する隙間をδとした時、ピストンとクランク軸の偏心部との間に第1の軸受隙間を形成し、上軸受とクランク軸の主軸部との間に第2の軸受隙間を形成し、各クランク角度において、クランク軸を運転時の荷重方向に第1の軸受隙間だけ、かつ、ピストンを運転時の荷重方向に第2の軸受隙間だけ移動し、クランク角45度付近と、225度付近の隙間βが略同等となるように最小値δminの方向を設定したものである。本実施の形態によれば、クランク角度45度付近と、225度付近の運転時最小隙間Wが略等しくなり、クランク軸の負荷方向の仮想線を対称として隙間がバランス化されることから、大きな摺動ロスにならない。従って、磨耗や焼き付きなどの信頼性面の低下を抑制しながら、運転時最小隙間Wからの漏れを低減し、高効率化を図ることができる。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態によるロータリ圧縮機において、圧縮室が2つある2ピストンロータリ圧縮機としたものである。本実施の形態によれば、1ピストンロータリと比べて2ピストンロータリの方が、負荷方向が略一定かつ、負荷が大きくなる。そのため、より一層、磨耗や焼き付きなどの信頼性面の低下を抑制しながら、運転時最小隙間Wからの漏れを低減し、高効率化を図ることができる。
本発明の第3の実施の形態は、第1又は第2の実施の形態によるロータリ圧縮機において、δminが5μm〜10μm程度とする。本実施の形態によれば、クランク軸の負荷方向の仮想線を対称として隙間がバランス化される。そのため、最小隙間δminを過度に縮小しても、運転時にクランク角度45度付近と、225度付近で大きな摺動ロスにならない。従って、磨耗や焼き付きなどの信頼性面の低下を抑制しながら、運転時最小隙間Wからの漏れを低減し、高効率化を図ることができる。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施例によって本発明が限定されるものではない。
図1は本発明の一実施例におけるロータリ圧縮機の縦断面図、図6は運転時における同ロータリ圧縮機の圧縮室を示す要部平面図である。
図において、本実施例のロータリ圧縮機は、電動機2と圧縮機構部3とを密閉容器1内に収納している。電動機2と圧縮機構部3とはクランク軸31で連結されている。電動機2は、固定子22と回転子24とから構成されている。圧縮機構部3は、シリンダ30と、ピストン32と、ベーン33と、上軸受34及び下軸受35とから構成されている。
圧縮室39は、シリンダ30と、このシリンダ30の両端面を閉塞する上軸受34及び下軸受35とで形成されている。ピストン32は、この圧縮室39内に収容され、上軸受34及び下軸受35に支持されたクランク軸31の偏心部31aに嵌合している。ベーン33は、シリンダ30に設けられたスロット33a内を往復運動してピストン外周面32aに常に当接することによって、圧縮室39内を低圧部39aと高圧部39bとに仕切っている。圧縮室39はベーン33と運転時最小隙間Wとで2つの空間が形成される。吸入ポート40とつながっている空間が低圧部39aを、吐出ポート38とつながっている空間が高圧部39bとなる。ここで運転時最小隙間Wは、ピストン32がシリンダ30に最も近接している位置に生じる運転時の隙間である。
シリンダ30には吸入ポート40が開通され、吸入ポート40は、圧縮室39内の低圧部39aに冷媒ガスを吸入(供給)する。上軸受34には吐出ポート38が開通され、吐出ポート38は、高圧部39bからガスを吐出する。吐出ポート38は、上軸受34を貫通する円形の孔として形成されている。この吐出ポート38の上面には吐出弁36が設けられ、吐出弁36は所定の大きさ以上の圧力を受けた場合に開放される。この吐出弁36はカップマフラー37によって覆われている。
圧縮機構部3の低圧部39aは、運転時最小隙間Wが吸入ポート40から離れるに従って、容積を徐々に拡大する。そして、容積の拡大によって、冷媒ガスが吸入ポート40から流入する。低圧部39aは、ピストン32の偏心回転によって容積を変えながら移動し、容積が減少に転じることで高圧部39bとなる。
一方、高圧部39bは、運転時最小隙間Wが吐出ポート38へ近づくに従って、容積を徐々に縮小し、容積の縮小によって圧力が高まる。高圧部39bは、所定圧力以上に圧縮された時点で吐出弁36が開いて、高圧冷媒ガスが吐出ポート38から流出する。
そして、冷媒ガスは、カップマフラー37より、密閉容器1内に吐出される。そして、固定子22と密閉容器1内周とで形成された切欠部28と、電動機2のエアギャップ26とを通って、電動機2の上部の上シェル4内に送り出される。そして、冷媒吐出管5から密閉容器1の外に吐出される。図1中の矢印は、冷媒の流れを示す。
また、偏心部31aの上端面と上軸受34とピストン32の内周面との間には空間46があり、偏心部31aの下端面と下軸受35とピストン32の内周面との間には空間47がある。その空間46、47には油穴41から給油穴42、43を経て油が漏れ込む。またこの空間46、47の圧力はほとんど常に圧縮室39内部の圧力より高い状態にある。
一方、シリンダ30の高さはピストン32が内部で摺動できるように、ピストン32の高さよりやや大きめに設定しなければならない。その結果として、ピストン32の端面と上軸受34の端面との間、ピストン32の端面と下軸受35の端面との間に隙間がある。そのため、この隙間を介して空間46,47から圧縮室39へ油が漏れる。
図2は組み立て時における本実施例のロータリ圧縮機のピストンとクランク軸の隙間の関係を示す要部断面図、図3は組み立て時における同ロータリ圧縮機の圧縮室を示す要部平面図、図4は図3において上軸受の配置を示す要部平面図、図5は図4におけるV−V線断面図である。
本発明のロータリ圧縮機において、図2、図3に示すように、ピストン32のピストン内周面32bとクランク軸31の偏心部31aの偏心部外周面31bとの間の隙間を第1の軸受隙間c1とする。その際、同ロータリ圧縮機の組み立て時には、図3に示すように、クランク軸31を、その偏心部31aがベーン33から角度θとなるように配置する。角度θはクランク軸31の最大負荷方向と略反対側の角度とする。更に、後述する最小隙間δminが、ベーン33とクランク軸31の中心とを結ぶ仮想線よりも、吐出ポート38側となるように配置している。このように偏心部31aを角度θの位置に配置した状態で、ピストン32を偏心部31aの最も偏心した位置に当接させる。その結果、角度θの位置において、ピストン外周面32aとシリンダ内周面30aとの間には最小隙間δminが形成される。また、角度θの位置において、ピストン内周面32bと偏心部外周面31bとの間には第1の軸受隙間c1が形成される。
図3の配置を保った状態で、図4に示すように上軸受34を配置する。
すなわち、上軸受34を、ベーン33と角度θの方向でクランク軸31の主軸部31c(偏心部31aの最も偏心していない位置)に当接させることで、上軸受34の内周面34aとクランク軸31の主軸部31cとの間に第2の軸受隙間c2を形成する。
上記の組み立てによって、ベーン33と角度θの仮想線上に、最小隙間δmin、第1の軸受隙間c1、及び第2の軸受隙間c2が配置される。
図5は、最小隙間δmin、第1の軸受隙間c1、及び第2の軸受隙間c2の配置状態を示している。
一般的にロータリ圧縮機においては、ピストン外周面32aとシリンダ内周面30aとが強く接触することにより、焼き付きや摩耗の問題が発生するという懸念がある。
このため、図16に示すように、ピストン外周面32aとシリンダ内周面30aとの間には運転時最小隙間Wが設けられている。そして、この運転時最小隙間Wと圧縮室39の高さHとにより求められる漏れ面積Sの大小が、圧縮機の効率に影響を及ぼすこととなる。
例えば、運転時最小隙間Wを大きく設定すると、この運転時最小隙間Wを通って高圧部から低圧部へ流出する圧縮流体の量が増加する。そのため、圧縮した冷媒ガスが運転時最小隙間Wから漏れて、漏れ損失が増すので、圧縮機の効率を低下させる。
一方、この運転時最小隙間Wを小さく設定すると、漏れ損失は低減するが、ピストン外周面32aとシリンダ内周面30aとが強く接触する。これによって、摺動損失が増すので、圧縮機の効率を低下させる。さらには、ピストン外周面32aとシリンダ内周面30aとが強く摺動することによって、焼き付きや摩耗の問題が発生する。
上記のように組み立てられた圧縮機構部の運転時の状態について、図6及び図7を用いて説明する。
まず、図6を用いて、圧縮機構部の運転時における、最小隙間δminと運転時最小隙間Wとの関係について説明する。
既に説明した通り、組み立て時には、ピストン外周面32aとシリンダ内周面30aとの間には最小隙間δminを形成している。
運転時には、図6の矢印で示すように、ピストン32には差圧力Xが付加される。差圧力Xは、圧縮室39内が低圧部39aと高圧部39bを形成しているために、高圧部39b側から低圧部39a側に向かって作用する。そして、この差圧力Xによって、ピストン32は低圧部39a側に押圧されて変位する。そのため、運転時には、組み立て時に設定した最小隙間δminの位置で運転時最小隙間Wとはならず、角度(θ+α)の位置が、ピストン外周面32aとシリンダ内周面30aとが最も近接する運転時最小隙間Wとなる。また、この運転時最小隙間Wは、最小隙間δminよりも狭い隙間となる(αは運転状態によって変化する微小角)。
次に、図7を用いて、圧縮機構部の運転時における運転時最小隙間Wと第1の軸受隙間c1と第2の軸受隙間c2との関係について説明する。
図7に示すように、運転時において、ピストン32の内側にあるクランク軸31の偏心部31a、および上軸受34の内側にあるクランク軸31が、それぞれ油膜圧により中心に移動する。従って、組み立て時に設定した最小隙間δminは、運転時には、第1の軸受隙間c1の1/2、及び第2の軸受隙間c2の1/2だけ狭まる。それにより、理論上はゼロに近い運転時最小隙間Wが形成されることになり、現実的には油膜分だけの隙間寸法で運転される。
一般的には運転時にはクランク軸31は最大負荷方向に移動するため、最大負荷方向と反対側のクランク角度において運転時最小隙間Wが大きくなる。本実施の形態によれば、予め最大負荷方向と反対側のクランク角度に最小隙間δminを設定しているため、最大負荷方向と反対側のクランク角度において、運転時最小隙間Wを小さく保つことができ、漏れが低減される。また、その他のクランク角度においても、運転時最小隙間Wが小さくならないため、入力の上昇もなく、高効率化を図ることができる。
ここで、図8は1ピストンロータリ圧縮機のクランク軸31に掛かる一回転中の荷重で、各クランク角度における荷重の大きさと方向を示す(ベーンの方向はy軸プラス側、吸入の方向はx軸マイナス側・y軸プラス側)。図示されているように、クランク角度225度付近で最大の荷重となっている。
また、図9、図10は各クランク角度において、シリンダ30が無いものと仮定し、クランク軸31を運転時の荷重方向に第2の軸受隙間c2だけ移動し、かつ、ピストン32を運転時の荷重方向に第1の軸受隙間c1だけ移動した時の、ピストン外周面32aの軌跡とシリンダ内周面30aの位置関係を示す(各クランク角度において、ピストン外周面32aとシリンダ内周面30aの仮想線との間に形成する最小隙間をβとする。最小隙間βはシリンダ内周面30aよりも外側に広がった時の隙間を略0(油膜保持)とした時は、運転時最小隙間Wと略同等となる。)。図9は一般的な方向に最小隙間δminの方向を設定し、図10はクランク角が、45度付近と、225度付近の最小隙間βが略同等となるように最小隙間δminの方向を設定したものである。図9と図10を比較すると、シリンダ内周面30aよりも外側に広がった部分は油膜で保持されるため実際はシリンダ内周面30aに沿いながら運転する。ただし、摺動部の長さは明らかに図10の方が小さくなり、摺動損失の増加を極力抑制できる。このため、クランク角度の広い範囲で最小隙間βを均一化できるようになり、漏れ損失が低減でき、高効率化することができる。
また、図11は2ピストンロータリ圧縮機(図示せず)のクランク軸31に掛かる一回転中の荷重で、各クランク角度における荷重の大きさと方向を示す。図示されているように、クランク角225度付近で最大の荷重となっている。
図12、図13は、各クランク角度において、シリンダ30が無いものと仮定し、各クランク角度において、クランク軸31を運転時の荷重方向に第2の軸受隙間c2移動し、かつ、ピストン32を運転時の荷重方向に第1の軸受隙間c1移動した時の、ピストン外周面32aの軌跡とシリンダ内周面30aの仮想線との位置関係を示す(片側のシリンダ30のみを記載)。図12は一般的な方向に最小隙間δminの方向を設定する。図13はクランク角度45度付近と、225度付近の最小隙間βが略同等となるように最小隙間δminの方向を設定する。図12と図13を比較すると、シリンダ内周面30a仮想線よりも外側に広がった部分は油膜で保持されるため、実際はシリンダ内周面30aに沿いながら運転する。ただし、摺動部の長さは明らかに図13の方が小さくなり、摺動損失の増加を極力抑制できる。このため、クランク角度の広い範囲で最小隙間βを均一化できるようになり、漏れ損失が低減でき、高効率化できる。また、1ピストンロータリと比較すると、軸受負荷方向が略一定方向にあり、よりバランス良くクランク角45度付近と、225度付近の最小隙間βを均一化できるため、更に高効率化できる。
また、図14は一般的な方向に最小隙間δminの方向を設定し、最小隙間δminを5〜10μmに極小化した時の図、図15はクランク角45度付近と、225度付近の最小隙間βが略同等となるように最小隙間δminの方向を設定し最小隙間δminを5〜10μmに極小化した時の図である。図14と図15を比較すると、図14では摺動部の長さが大幅に増加するのに対して、図15の方が全周に渡って最小隙間βが均一化される。また、図14では最小隙間δminを縮小した割に、最小隙間βが縮小しないため、体積効率の向上にもならず、入力のみ上昇する。図15では、それほど入力上昇せず、体積効率が大幅に向上する。一般的に最小隙間δminを縮小すると、体積効率が向上すると考えられているが、10μm程度が限界値である。本実施例のようにクランク軸31の最大負荷方向と略反対側方向に最小隙間δminを設定すると、最小隙間δminを10μm以下にしても更なる効率向上を図ることができる(図13と図15とを比較)。
以上のように、本発明のロータリ圧縮機は、磨耗や焼き付きなどの信頼性面の低下を抑制するとともに、漏れ損失と摺動損失を同時に低減し、圧縮機の高効率化を図ることが可能となる。これにより、HFC系冷媒やHCFC系冷媒を用いたエアーコンディショナー用圧縮機、自然冷媒である二酸化炭素を用いたエアーコンディショナーやヒートポンプ式給湯機などの用途にも適用できる。

Claims (3)

  1. 電動機と圧縮機構部とを密閉容器内に備え、
    前記電動機とクランク軸で連結された前記圧縮機構部は、
    シリンダと、
    前記シリンダの両端面を上下から閉塞して圧縮室を形成する上軸受及び下軸受と、
    前記シリンダ内に設けられた前記クランク軸の偏心部に嵌合されたピストンと、
    前記ピストンの偏心回転に追従し前記シリンダに設けられ、スロット内を往復運動して前記圧縮室を低圧部と高圧部とに仕切るベーンと、
    前記低圧部に連通される吸入ポートと、
    前記高圧部に連通される吐出ポートと、
    からなるロータリ圧縮機において、
    前記ロータリ圧縮機の組み立て時に、前記偏心部を前記ベーンの位置から所定のクランク角度の位置に配置し、前記ピストンを前記偏心部の最も偏心した位置に当接させ、前記上軸受の内周面を前記クランク軸の主軸部外周面に当接させた状態で、前記ピストンの外周面と前記シリンダの内周面との間に形成する隙間をδとした時、
    前記ピストンと前記偏心部との間に第1の軸受隙間を形成し、
    前記上軸受と前記主軸部との間に第2の軸受隙間を形成し、
    各クランク角度において、
    前記クランク軸を運転時の荷重方向に前記第1の軸受隙間だけ移動し、
    前記ピストンを運転時の荷重方向に前記第2の軸受隙間だけ移動し、クランク角度が、45度付近と、225度付近の隙間βが略同等となるように最小値δminの方向を設定することを特徴とするロータリ圧縮機。
  2. 前記圧縮室が2つあること特徴とする請求項1に記載のロータリ圧縮機。
  3. 前記δminが5μm〜10μm程度であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のロータリ圧縮機。
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