JP6102225B2 - レインセンサ - Google Patents

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Description

本発明は、透明基板に装着されるレインセンサに関するものである。
従来、例えば特許文献1に示されるように、ウインドシールドの内壁側に光を照射する発光素子と、ウインドシールドで反射された光を計測する受光素子と、を有し、受光素子の受光量に基づいて、ウインドシールドの外壁面に付着した雨滴の量を検出する雨滴検出装置が提案されている。
特許第4241553号公報
上記したように、発光素子からウインドシールドの内壁面に光が照射されるが、雨滴の検出範囲を広く取ろうとして、光の照射領域を広くすると、照射領域の光の強度が全体的に弱くなり、この領域に当たる雨滴による光強度が弱くなる可能性がある。
これに対して、特許文献1に示される雨滴検出装置は、1つの発光素子に対して1つの受光素子を備えている。そのため、1つの照射領域に対して1つの受光素子が対応することとなり、光の照射領域を広くすると、雨滴の検出精度が低下する虞がある。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、雨滴の検出精度の低下が抑制されたレインセンサを提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明のひとつは、透明基板(WS)に装着されるレインセンサであって、透明基板に光を照射する発光素子(10)と、透明基板にて反射された発光素子の光を受光する受光素子(20)と、受光素子の出力信号に基づいて、雨量を検出する検出部(30)と、を有し、発光素子は、透明基板における1つの照射領域(IR)に光を照射し、1つの照射領域に対して、複数の受光素子が対応しており、検出部は、1つの照射領域に対応する複数の受光素子の出力信号に基づいて雨量を検出し、検出部は、透明基板に付着物が無い状態において、複数の受光素子それぞれの検出感度が近づくように、複数の受光素子それぞれに入射する光の強度分布に応じた重みを、受光素子の出力信号に付ける重み付け部(31)を有することを特徴とする。
このように本発明によれば、1つの照射領域(IR)に対して複数の受光素子(20)が対応している。これによれば、1つの照射領域(IR)に対して1つの受光素子(20)が対応する構成とは異なり、光の照射領域(IR)を広くしても、1つの受光素子(20)にて検出される雨滴の検出精度の低下が抑制される。
また、本発明では、1つの照射領域(IR)に対応する複数の受光素子(20)の出力信号に基づいて雨量を検出する。上記したように、1つの受光素子(20)にて検出される雨滴の検出精度の低下が抑制されているので、1つの照射領域(IR)に対して1つの受光素子(20)が対応する構成と比べて、雨量の検出精度の低下が抑制される。
また、発光素子(10)から発せられた光には強度分布があるので、照射領域(IR)にて反射され、受光素子(20)に入射する光にも強度分布がある。したがって、受光素子(20)それぞれにおいて、各受光素子(20)の検出感度が近づくように、光の強度分布に応じた重み付けを行えば、各受光素子(20)の検出感度のばらつきによる雨量の検出精度の低下が抑制される。
検出部は、重み付け部によって重み付けされた、複数の受光素子の出力信号それぞれと閾値電圧(Vth)とを比較し、出力信号が閾値電圧よりも低い場合に第1信号、出力信号が閾値電圧よりも高い場合に第2信号を出力する比較部(32)と、該比較部から出力される第1信号若しくは第2信号の数をカウントするカウント部(33)と、カウント部(33)にてカウントされたカウント数に基づいて、雨量を検出する雨量検出部(34)と、を有する構成が良い。
上記したように、1つの受光素子(10)にて検出される雨滴の検出精度の低下が抑制されている。そのため、これら受光素子(10)の出力信号に基づく第1信号若しくは第2信号の数に基づいて雨量を検出することで、雨量の検出精度の低下が抑制される。
比較部は、閾値電圧として、値の異なる複数の閾値電圧(Vth1〜Vth3)を有し、順次、異なる閾値電圧と複数の受光素子の出力信号それぞれとを比較した第1信号若しくは第2信号をカウント部(33)に出力し、雨量検出部(34)は、値の異なる複数の閾値電圧それぞれに対応するカウント数に基づいて、雨量を検出する構成が好適である。
これによれば、比較部(32)が1つの閾値電圧(Vth)を有する構成と比べて、雨量をより詳細に検出することができる。
上記した目的を達成するために、本発明の他のひとつは、透明基板(WS)に装着されるレインセンサであって、透明基板に光を照射する発光素子(10)と、透明基板にて反射された発光素子の光を受光する受光素子(20)と、受光素子の出力信号に基づいて、雨量を検出する検出部(30)と、を有し、発光素子は、透明基板における1つの照射領域(IR)に光を照射し、1つの照射領域に対して、複数の受光素子が対応しており、検出部は、1つの照射領域に対応する複数の受光素子の出力信号に基づいて雨量を検出し、検出部は、透明基板に付着物が無い状態において、複数の受光素子それぞれの検出感度が近づくように、複数の受光素子それぞれに入射する光の強度分布に応じた重みを、受光素子の出力信号に付ける重み付け部(31)と、重み付け部によって重み付けされた、複数の受光素子の出力信号それぞれと閾値電圧(Vth)とを比較し、出力信号が閾値電圧よりも低い場合に第1信号、出力信号が閾値電圧よりも高い場合に第2信号を出力する比較部(32)と、該比較部から出力される第1信号若しくは第2信号の数をカウントするカウント部(33)と、カウント部(33)にてカウントされたカウント数に基づいて、雨量を検出する雨量検出部(34)と、を有し、比較部は、閾値電圧として、値の異なる複数の閾値電圧(Vth1〜Vth3)を有し、順次、異なる閾値電圧と複数の受光素子の出力信号それぞれとを比較した第1信号若しくは第2信号をカウント部(33)に出力し、雨量検出部(34)は、値の異なる複数の閾値電圧それぞれに対応するカウント数に基づいて、雨量を検出することを特徴とする。
上記構成において、重み付け部は、複数の受光素子における、入射光の強度が高い受光素子の出力信号の強度に近づけるように、入射光の強度の低い受光素子の出力信号に重み付けを行う構成が好ましい。
上記したように、受光素子(20)に入射する光に強度分布がある。そのため、入射光の強度が高い受光素子(20)の出力信号は、入射光の強度の低い受光素子(20)の出力信号よりも強度(電圧レベル)が高くなる。そこで、上記したように、入射光の強度が高い受光素子(20)の出力信号の電圧レベルに近づけるように、入射光の強度の低い受光素子(20)の出力信号に重み付けを行う。こうすることで、入射光の強度差による受光素子(20)の検出感度の差を小さくすることができる。この結果、各受光素子(20)の検出感度のばらつきによる雨量の検出精度の低下が抑制される。また、入射光の強度の低い受光素子(20)の検出感度が高まるので、重み付けが行われない場合に、検出できないほどに微量な雨滴が透明基板(WS)に付着した場合においても、その雨滴を検出することができる。これにより、検出範囲が拡大される。
更に、上記構成において、重み付け部は、複数の受光素子の出力信号それぞれの強度が同一となるように、複数の受光素子の出力信号それぞれに重み付けを行う構成が好ましい。
これによれば、複数の受光素子(20)それぞれの検出感度が同一となる。この結果、各受光素子(20)の検出感度のばらつきによる雨量の検出精度の低下が抑制される。
第1実施形態に係るレインセンサの概略構成を示す上面図である。 レインセンサの概略構成を示す断面図である。 反射光の強度分布と受光素子の配置を示すイメージ図である。 重み付け部によって重み付けされた受光素子の検出感度を示すイメージ図である。 レインセンサの変形例を示す上面図である。 図5に示すレインセンサの断面図である。
以下、本発明を、車両のウインドシールドに装着された場合の実施形態を図に基づいて説明する。このウインドシールドが、特許請求の範囲に記載の透明基板に相当する。
(第1実施形態)
図1〜図4に基づいて、本実施形態に係るレインセンサを説明する。なお、図2では、後述する検出部30を省略している。
レインセンサ100は、要部として、発光素子10と、受光素子20と、検出部30と、を有する。発光素子10から発せられた光がウインドシールドWSにて反射され、反射された光が受光素子20に入射される。受光素子20は、受光した光を電気信号に変換して、その変換した電気信号を検出部30に出力する。検出部30は、受光素子20の出力信号に基づいて、ウインドシールドWSに付着した雨滴の量、すなわち、雨量を検出する。
ウインドシールドWSに水が付着している場合、その水の付着領域に光が入射すると、ガラスと水との界面にて反射が起こらず、そのまま光は外へと透過する。この結果、受光素子20にて受光する光の量が低減され、検出部30に入力される受光素子20の電気信号が低減される。このような現象が起こるので、受光素子20の電気信号の減少量に基づくことで、雨量を検出することができる。なお、本実施形態では、上記した主要素10〜30が、一つの基板40に搭載されており、該基板40は、取り付け部(図示略)によって、ウインドシールドWSの内面に取り付けられている。
発光素子10は、ウインドシールドWSの内面へ光を照射するものである。発光素子10はLEDであり、基板40に対して1つの発光素子10が設けられている。発光素子10は、図2に破線で囲まれた1つの領域(照射領域IR)に光を照射する機能を果たす。本実施形態では、照射領域IRの面積を確保するために、発光素子10から発せられた光がウインドシールドWSに対して斜めに照射される。
受光素子20は、ウインドシールドWSにて反射された発光素子10の光を受光するものである。受光素子20は、PDであり、基板40に対して複数の受光素子20が設けられている。図2に示すように、照射領域IRに対して複数の受光素子20が対応しており、本実施形態では、照射領域IRに対して9つの受光素子20が対応している。これら9つの受光素子20それぞれが、照射領域IRにて反射された光(以下、反射光と示す)を受光する機能を果たす。
図1に示すように、9つの受光素子20それぞれは、3行3列に配置されている。そして、図2に示すように、受光素子20の形成された半導体基板21上には、透過膜22と、遮光膜23と、が積層されている。透過膜22は、反射光を透過し、受光素子20を保護する機能を果たすものであり、遮光膜23は、反射光を遮光し、受光素子20の電極としての機能を果たすものである。
上記したように、発光素子10から発せられた光がウインドシールドWSに対して斜めに照射される。したがって、反射光を受光素子20に入射させるために、発光素子10と受光素子20とは、所定距離離れている。
検出部30は、照射領域IRに対応する複数の受光素子20の出力信号に基づいて、雨量を検出するものである。本実施形態に係る検出部30は、図1に示すように、重み付け部31と、比較部32と、カウント部33と、雨量検出部34と、を有し、発光素子10と受光素子20との間に配置されている。
重み付け部31は、受光素子20の出力信号に重み付けを行うものであり、比較部32は、重み付け部31によって重み付けされた受光素子20の出力信号それぞれと閾値電圧Vthとを比較し、第1信号若しくは第2信号を出力するものである。そして、カウント部33は、比較部32から出力される第1信号若しくは第2信号の数をカウントするものであり、雨量検出部34は、カウント部33にてカウントされたカウント数に基づいて、雨量を検出するものである。
重み付け部31は、ウインドシールドWSに付着物が無い状態において、複数の受光素子20それぞれの検出感度が近づくように、複数の受光素子20それぞれに入射する入射光(反射光)の強度分布に応じた重みを、受光素子20の出力信号に付加するものである。具体的に言えば、重み付け部31は、ウインドシールドWSに付着物が無い状態において、複数の受光素子20における、反射光の強度が高い受光素子20の出力信号の強度(電圧レベル)に近づけるように、反射光の強度の低い受光素子20の出力信号に重み付けを行う。更に具体的に言えば、重み付け部31は、ウインドシールドWSに付着物が無い状態において、複数の受光素子20の出力信号それぞれの電圧レベルが同一となるように、1つの照射領域IRに対応する複数の受光素子20の出力信号それぞれに重み付けを行う。
図3に、各受光素子20に入射する反射光の強度分布をドットで示す。ドットの密度が濃いほどに反射光の強度が高いことを示している。したがって、反射光の強度が高い受光素子20とは、図3で言えば、2行2列に位置する受光素子20であり、反射光の強度の低い受光素子20とは、1行1列、1行3列、3行1列、3行3列それぞれに位置する受光素子20である。上記したように、重み付け部31は、複数の受光素子20の出力信号それぞれの電圧レベルが同一となるように重み付けを行う。そのため、3行3列に配置された受光素子20それぞれの出力信号の電圧レベルは、だいたい、9つの受光素子20に入射する反射光の強度の平均である、1行2列、2行1列、2行3列、3行2列それぞれに位置する受光素子20の出力信号と略同一の電圧レベルに調整される。これにより、各受光素子20の検出感度は、図4にドットで示すように、重み付け部31によって均一とされる。なお、重み付け部31は、具体的に言えば、アンプである。そして、上記した重みとは、アンプの増幅度に相当し、各受光素子20に対して1つの重み付け部31が設けられている。
比較部32は、重み付け部31によって重み付けされた受光素子20の出力信号それぞれと閾値電圧Vthとを比較し、出力信号が閾値電圧Vthよりも低い場合に第1信号、出力信号が閾値電圧Vthよりも高い場合に第2信号を出力するものである。具体的に言えば、比較部32は、コンパレータであり、第1信号はHi信号、第2信号はHi信号よりも電圧レベルの低いLo信号である。各受光素子20と比較部32とは、対応する重み付け部31とスイッチ(図示略)とを介して電気的に接続されており、スイッチを切り替えることで、順次、受光素子20と比較部32とが電気的に接続される。この結果、順次、比較部32からHi信号若しくはLo信号がカウント部33を介して雨量検出部34に入力される。
比較部32は、閾値電圧Vthとして、値の異なる複数の閾値電圧Vthを有している。そこで、比較部32は、ある閾値電圧Vthと、複数の受光素子20それぞれの出力信号とを比較した後、閾値電圧Vthを切り替えて、切り替えられた閾値電圧Vthと、複数の受光素子20それぞれの出力信号とを比較することを順次繰り返す。この閾値電圧Vthの切り替えは、後述する雨量検出部34にて行われる。そのため、雨量検出部34には、切り替えた閾値電圧Vthに対応した比較部32のHi信号とLo信号(後述するカウント数)が入力される。
カウント部33は、比較部32から出力されるHi信号若しくはLo信号の数をカウントして、そのカウント数を含むカウント信号を雨量検出部34に出力するものである。
雨量検出部34は、閾値電圧Vthとカウント数とに基づいて、雨量を検出するものである。上記したように、比較部32は、順次、値の異なる複数の閾値電圧Vthと複数の受光素子20の出力信号それぞれとを比較し、出力信号が閾値電圧Vthよりも低い場合にHi信号、出力信号が閾値電圧Vthよりも高い場合にLo信号を出力する。以下においては、雨量の検出を説明するために、値の異なる複数の閾値電圧Vthの内、最も電圧レベルの高い閾値を第1閾値電圧Vth1とし、以下、電圧レベルが低くなる毎に、ナンバーリングを高くして表示する。
先ず、雨量検出部34は、第1閾値電圧Vth1と9つの受光素子20それぞれの出力信号とを比較した結果を、カウント部33のカウント信号(カウント数)として、受信する。ウインドシールドWSに何も付着物が無い場合、反射光の強度は最も高いので、9つの受光素子20それぞれの出力信号の電圧レベルも最も高い。したがって、閾値電圧Vthが第1閾値電圧Vth1のときにおいて、例えば、Hi信号のカウント数が最小の0(Lo信号のカウント数が最大の9)である場合、雨量検出部34は、ウインドシールドWSに雨滴は付着していないと判定して、雨量がゼロ、すなわち、雨は降っていないと判定する。しかしながら、閾値電圧Vthが第1閾値電圧Vth1のときにおいて、Hi信号のカウント数がLo信号のカウント数を上回った場合、雨量検出部34は、ウインドシールドWSに雨滴が付着していると判定して、雨が降っていると判定する。また、雨量検出部34は、小雨が降っていると判定する。ちなみに、上記した、Hi信号のカウント数がLo信号のカウント数を上回った場合とは、カウント部33がHi信号をカウントする構成の場合、カウント数が、過半数を上回る5〜9の場合であり、カウント部33がLo信号をカウントする構成の場合、カウント数が、過半数を下回る0〜4の場合である。
更に、閾値電圧が、第1閾値電圧Vth1よりも電圧レベルの低い第2閾値電圧Vth2に切り替わったときにおいて、Hi信号のカウント数がLo信号のカウント数を上回った場合、雨量検出部34は、ウインドシールドWSに雨滴が付着していると判定しつつ、通常の雨が降っていると判定する。
また、閾値電圧が、第2閾値電圧Vth2よりも電圧レベルの低い第3閾値電圧Vth3に切り替わったときにおいて、Hi信号のカウント数がLo信号のカウント数を上回った場合、雨量検出部34は、ウインドシールドWSに雨滴が付着していると判定しつつ、大雨が降っていると判定する。
ちなみに、上記した第1閾値電圧Vth1は、ウインドシールドWSに雨滴が付着していない場合において、受光素子20から出力されることが期待される出力信号(以下、期待信号と示す)の電圧レベルの99%の値である。また、第2閾値電圧Vth2は、期待信号の電圧レベルの95%の値であり、第3閾値電圧Vth3は、期待信号の電圧レベルの90%の値である。
したがって、過半数を上回る5つ以上の受光素子20の出力信号それぞれの電圧レベルが1%以上5%未満ほど下がる雨滴が、ウインドシールドWSの照射領域IRに付着している場合、雨滴検出部34は、小雨が降っていると判定する。また、雨滴検出部34は、過半数を上回る5つ以上の受光素子20の出力信号それぞれの電圧レベルが5%以上10%未満ほど落ちる雨滴が、ウインドシールドWSの照射領域IRに付着している場合、通常の雨が降っていると判定する。そして、雨滴検出部34は、過半数を上回る5つ以上の受光素子20の出力信号それぞれの電圧レベルが10%以上落ちるほどの雨滴がウインドシールドWSの照射領域IRに付着している場合、大雨が降っていると判定する。
以上、示したように、雨量検出部34は、閾値電圧Vthの電圧レベルと、カウント数とに基づいて、雨滴の有無と雨量の程度を判定する。なお、本実施形態のように、レインセンサ100が車両に搭載される場合、雨量検出部34は、車両に設けられたワイパーの駆動を指令する駆動信号を、車両のCPUに伝達する機能も果たす。雨量検出部34は、小雨が降っていると判定した場合、第1駆動信号をCPUに出力し、通常の雨が降っていると判定した場合、第2駆動信号をCPUに出力する。そして、雨量検出部34は、大雨が降っていると判定した場合、第3駆動信号をCPUに出力する。第1駆動信号は、ワイパーを第1速さで動作させる指令を含み、第2駆動信号はワイパーを第1速さよりも早い第2速さで動作させる指令を含む。そして、第3駆動信号は、ワイパーを第2速さよりも早い第3速さで動作させる指令を含む。
次に、本実施形態に係るレインセンサ100の作用効果を説明する。上記したように、1つの照射領域IRに対して9つの受光素子20が対応している。これによれば、1つの照射領域に対して1つの受光素子が対応する構成とは異なり、光の照射領域IRを広くしても、1つの受光素子20にて検出される雨滴の検出精度の低下が抑制される。
また、検出部30は、1つの照射領域IRに対応する9つの受光素子20の出力信号に基づいて雨量を検出する。上記したように、1つの受光素子20にて検出される雨滴の検出精度の低下が抑制されているので、1つの照射領域に対して1つの受光素子が対応する構成と比べて、雨量の検出精度の低下が抑制される。
重み付け部31は、ウインドシールドWSに付着物が無い状態において、複数の受光素子20それぞれの検出感度が近づくように、複数の受光素子20それぞれに入射する反射光の強度分布に応じた重みを、受光素子20の出力信号に付ける。
図3に示すように、受光素子に入射する光(反射光)には強度分布がある。したがって、受光素子20それぞれにおいて、複数の受光素子20それぞれの検出感度が近づくように、光の強度分布に応じた重み付けを行えば、各受光素子20の検出感度のばらつきによる雨量の検出精度の低下が抑制される。
上記構成として、具体的には、重み付け部31は、ウインドシールドWSに付着物が無い状態において、複数の受光素子20における、反射光の強度が高い受光素子20の出力信号の電圧レベルに近づけるように、反射光の強度の低い受光素子20の出力信号に重み付けを行う。
上記したように、受光素子20に入射する反射光に強度分布がある。そのため、反射光の強度が高い受光素子20の出力信号は、反射光の強度の低い受光素子20の出力信号よりも電圧レベルが高くなる。そこで、上記したように、反射光の強度が高い受光素子20の出力信号の電圧レベルに近づけるように、反射光の強度の低い受光素子20の出力信号に重み付けを行う。こうすることで、反射光の強度差による受光素子20の検出感度の差を小さくすることができる。この結果、各受光素子20の検出感度のばらつきによる雨量の検出精度の低下が抑制される。また、反射光の強度の低い受光素子20の検出感度が高まるので、重み付けが行われない場合に、検出できないほどに微量な雨滴がウインドシールドWSに付着した場合においても、その雨滴を検出することができる。これにより、検出範囲が拡大される。
上記構成として、更に具体的には、重み付け部31は、ウインドシールドWSに付着物が無い状態において、複数の受光素子20の出力信号それぞれの電圧レベルが同一となるように、複数の受光素子20の出力信号それぞれに重み付けを行う。これによれば、複数の受光素子20それぞれの検出感度が同一となる。この結果、各受光素子20の検出感度のばらつきによる雨量の検出精度の低下が抑制される。
検出部30は、重み付け部31によって重み付けされた受光素子20の出力信号それぞれと閾値電圧Vthとを比較する比較部32と、比較部32の出力信号の数をカウントするカウント部33と、カウント部33にてカウントされたカウント数に基づいて、雨量を検出する雨量検出部34と、を有する。
上記したように、1つの受光素子20にて検出される雨滴の検出精度の低下が抑制されている。そのため、これら受光素子20の出力信号に基づくHi信号若しくはLo信号の数(カウント数)に基づいて雨量を検出することで、雨量の検出精度の低下が抑制される。
比較部32は、閾値電圧Vthとして、値の異なる複数の閾値電圧Vthを有している。そして、比較部32は、ある閾値電圧Vthと、受光素子20の出力信号それぞれとを比較した後、閾値電圧Vthを切り替えて、再び、受光素子20の出力信号それぞれと閾値電圧Vthとを比較することを順次繰り返す。雨量検出部34には、切り替えた閾値電圧Vthに対応した比較部32のHi信号とLo信号(カウント数)が入力される。そこで、雨量検出部34は、閾値電圧Vthの電圧レベルと、カウント数とに基づいて、雨滴の有無と雨量の程度を判定する。これによれば、比較部が1つの閾値電圧を有する構成と比べて、雨量をより詳細に検出することができる。
検出部30は、発光素子10と受光素子20との間に配置されている。照射領域IRを広くするためには、発光素子10から発せられた光を、ウインドシールドWSに対して斜めに照射しなくてはならない。そのため、発光素子10から発せられ、ウインドシールドにて反射された光は、斜めになる。したがって、ウインドシールドWSにて反射された光(反射光)を受光素子20に入射させるためには、発光素子10と受光素子20との間の距離をある程度確保しなくてはならず、その領域がデッドスペースとなる。これに対して、上記のように、このデッドスペースとなる発光素子10と受光素子20との間に、検出部30が配置されている。これによれば、デッドスペース以外の領域に検出部30が配置される構成と比べて、レインセンサ100の体格の増大が抑制される。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
本実施形態では、9つの受光素子20が基板21に形成されている例を示した。しかしながら、受光素子20の数としては、上記例に限定されず、複数であれば良い。例えば、図5に示すように、受光素子20の数としては、2つでも良い。
本実施形態では、特に言及しなかったが、図1に示すように、9つの受光素子20それぞれの平面形状が正方形である例を示した。しかしながら、図5に示すように、受光素子20の平面形状としては、上記例に限定されない。受光素子20の配置や平面形状としては、受光素子20に入射する光の強度分布に応じて設定されればよい。
本実施形態では、図1に示すように、ウインドシールドWSにて反射された反射光が、透過膜22を介して受光素子20に入射される例を示した。しかしながら、図6に示すように、レインセンサ100が、受光素子20に入射する光の入射角度を調整するレンズ35を有し、このレンズ35と透過膜22を介して、受光素子20に反射光が入射する構成を採用することもできる。これによれば、本実施形態とは異なり、反射光を受光素子20に入射させるために、発光素子10と受光素子20とを所定距離離さなくともよくなる。
本実施形態では、特に、基板40と基板21との関係について述べなかったが、これらは同一部材であっても良いし、異なる部材であっても良い。
本実施形態に係る重み付け部31は、ウインドシールドWSに付着物が無い状態において、複数の受光素子20の出力信号それぞれの電圧レベルが同一となるように、複数の受光素子20の出力信号それぞれに重み付けを行う例を示した。しかしながら、重み付け部31は、ウインドシールドWSに付着物が無い状態において、複数の受光素子20における、反射光の強度が高い受光素子20の出力信号の強度(電圧レベル)に近づけるように、反射光の強度の低い受光素子20の出力信号に重み付けを行う構成を採用することもできる。重み付け部31の機能としては、ウインドシールドWSに付着物が無い状態において、複数の受光素子20それぞれの検出感度が近づくように、複数の受光素子20それぞれに入射する入射光(反射光)の強度分布に応じた重みを、受光素子20の出力信号に付加するものであれば良い。
本実施形態では、第1信号はHi信号、第2信号はLo信号である例を示した。しかしながら、第1信号はLo信号、第2信号はHi信号でも良い。
本実施形態では、比較部32は、閾値電圧Vthとして、値の異なる複数の閾値電圧Vthを有する例を示した。しかしながら、比較部32は、少なくとも1つの閾値電圧Vthを有していればよい。ちなみに、比較部32が閾値電圧Vthを1つだけ有する場合、雨量検出部34は、カウント数のみによって、雨滴の有無と雨量の程度とを判定する。
本実施形態では、第1閾値電圧Vth1は、期待信号の電圧レベルの99%の値、第2閾値電圧Vth2は、期待信号の電圧レベルの95%の値、第3閾値電圧Vth3は、期待信号の電圧レベルの90%の値である例を示した。しかしながら、これは一例に過ぎず、閾値電圧Vthの値としては、上記例に限定されない。
10・・・発光素子
20・・・受光素子
30・・・検出部
IR・・・照射領域
100・・・レインセンサ

Claims (9)

  1. 透明基板(WS)に装着されるレインセンサであって、
    前記透明基板に光を照射する発光素子(10)と、
    前記透明基板にて反射された前記発光素子の光を受光する受光素子(20)と、
    前記受光素子の出力信号に基づいて、雨量を検出する検出部(30)と、を有し、
    前記発光素子は、前記透明基板における1つの照射領域(IR)に光を照射し、
    1つの前記照射領域に対して、複数の前記受光素子が対応しており、
    前記検出部は、1つの前記照射領域に対応する複数の前記受光素子の出力信号に基づいて雨量を検出し、
    前記検出部は、前記透明基板に付着物が無い状態において、複数の前記受光素子それぞれの検出感度が近づくように、複数の前記受光素子それぞれに入射する光の強度分布に応じた重みを、前記受光素子の出力信号に付ける重み付け部(31)を有することを特徴とするレインセンサ。
  2. 前記検出部は、前記重み付け部によって重み付けされた、複数の前記受光素子の出力信号それぞれと閾値電圧(Vth)とを比較し、前記出力信号が前記閾値電圧よりも低い場合に第1信号、前記出力信号が前記閾値電圧よりも高い場合に第2信号を出力する比較部(32)と、該比較部から出力される第1信号若しくは第2信号の数をカウントするカウント部(33)と、前記カウント部(33)にてカウントされたカウント数に基づいて、雨量を検出する雨量検出部(34)と、を有することを特徴とする請求項1に記載のレインセンサ。
  3. 前記比較部は、前記閾値電圧として、値の異なる複数の閾値電圧(Vth1〜Vth3)を有し、順次、異なる前記閾値電圧と複数の前記受光素子の出力信号それぞれとを比較した前記第1信号若しくは前記第2信号を前記カウント部(33)に出力し、
    前記雨量検出部(34)は、値の異なる複数の前記閾値電圧それぞれに対応するカウント数に基づいて、雨量を検出することを特徴とする請求項2に記載のレインセンサ。
  4. 透明基板(WS)に装着されるレインセンサであって、
    前記透明基板に光を照射する発光素子(10)と、
    前記透明基板にて反射された前記発光素子の光を受光する受光素子(20)と、
    前記受光素子の出力信号に基づいて、雨量を検出する検出部(30)と、を有し、
    前記発光素子は、前記透明基板における1つの照射領域(IR)に光を照射し、
    1つの前記照射領域に対して、複数の前記受光素子が対応しており、
    前記検出部は、1つの前記照射領域に対応する複数の前記受光素子の出力信号に基づいて雨量を検出し、
    前記検出部は、前記透明基板に付着物が無い状態において、複数の前記受光素子それぞれの検出感度が近づくように、複数の前記受光素子それぞれに入射する光の強度分布に応じた重みを、前記受光素子の出力信号に付ける重み付け部(31)と、前記重み付け部によって重み付けされた、複数の前記受光素子の出力信号それぞれと閾値電圧(Vth)とを比較し、前記出力信号が前記閾値電圧よりも低い場合に第1信号、前記出力信号が前記閾値電圧よりも高い場合に第2信号を出力する比較部(32)と、該比較部から出力される第1信号若しくは第2信号の数をカウントするカウント部(33)と、前記カウント部(33)にてカウントされたカウント数に基づいて、雨量を検出する雨量検出部(34)と、を有し、
    前記比較部は、前記閾値電圧として、値の異なる複数の閾値電圧(Vth1〜Vth3)を有し、順次、異なる前記閾値電圧と複数の前記受光素子の出力信号それぞれとを比較した前記第1信号若しくは前記第2信号を前記カウント部(33)に出力し、
    前記雨量検出部(34)は、値の異なる複数の前記閾値電圧それぞれに対応するカウント数に基づいて、雨量を検出することを特徴とするレインセンサ。
  5. 前記重み付け部は、複数の前記受光素子における、入射光の強度が高い受光素子の出力信号の強度に近づけるように、入射光の強度の低い受光素子の出力信号に重み付けを行うことを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載のレインセンサ。
  6. 前記重み付け部は、複数の前記受光素子の出力信号それぞれの強度が同一となるように、複数の前記受光素子の出力信号それぞれに重み付けを行うことを特徴とする請求項5に記載のレインセンサ。
  7. 前記検出部は、前記発光素子と前記受光素子との間に配置されていることを特徴とする請求項1〜6いずれか1項に記載のレインセンサ。
  8. 前記透明基板に設けられ、前記受光素子に入射する光の入射角度を調整するレンズ(35)を有することを特徴とする請求項1〜7いずれか1項に記載のレインセンサ。
  9. 複数の前記受光素子は、同一の半導体基板(21)に形成されていることを特徴とする請求項1〜8いずれか1項に記載のレインセンサ。
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