JP6100093B2 - 精米機の除糠金網の着脱構造 - Google Patents

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本発明は、前後方向に延長する筒状の搗精室と、搗精室内に収容される搗精ロールと、搗精ロールを回転させる回転装置を備える搗精装置が、前及び左右のパネルを着脱可能な筐体内に収容されている精米機において、搗精室を構成する要素の一つである除糠金網を着脱する構造に関する。
精米機の搗精室を構成する主要部品の一つとして、筒型の除糠金網がある。除糠金網の内側で搗精ロールが回転することにより、玄米が除糠金網に押し付けられ、除糠金網は玄米から糠を擦り取る。糠を擦り取る際に除糠金網は磨耗し、磨耗が進行すると精米性能に変化が現れるため、所定の精米量に達すると交換する必要がある。また除糠金網は、精米性能に与える影響が大きいため、精米量に関係なく、定期的に点検や目詰まりの掃除などメンテナンスを必要とする。このようにメンテナンスを要することや製作上の関係で従来の精米の一例として、除糠筒と称する除糠金網について、ほぼ半筒型の網板を左右に突き合わせて筒型に一体化する構造が採用されている(特許文献1)。
また除糠金網の内周側には精白ロールと称する搗精ロールが回転可能に収容されており、砕米や精米ムラが生じないようにするために搗精ロールの回転中心と除糠金網の筒の中心とは、一致するようなっている。具体的には除糠金網の外周側には前後方向の前・中・後にフランヂと称する円形の金網枠が取り付けられており、除糠金網と金網枠とは一体の搗精室本体を形成している。搗精室本体は、内筒と称する送穀室に対して、互いの筒の中心が一致するように取り付けるために、外筒と称する支持枠に対して位置決めされるようになっている。支持枠は、円環と称する前枠及び後枠が前後に対向して配置され、前枠と後枠を互いの上部で連結ロッドで連結する構造となっている。このような支持枠に対して前後方向に抜き差し可能に搗精室本体は構成され、前枠と後枠の内側に搗精室本体は位置決めされて収容されている。
実開昭56−164029号公報
ところで水分の多い玄米や誤って既に精米済みの白米が精米機に投入されて精米されることがあり、場合によっては除糠金網が米詰まりすることがある。この場合もメンテナンス時と同様に搗精室本体を手前側に引き出して米詰まりを解消しようとする。但し米詰まりが酷くなると、餅状になった米で除糠金網と搗精ロールとが密着することがあり、搗精室本体を前側に中々引き抜けなくなり、もっと大掛かりな分解作業が必要になる。
そこで米詰まりの場合には搗精室本体を前側に引き抜くのではなく、一対の網板を左右に引き離すように分解できないかと本発明者は思った。しかしながら前枠と後枠の中にはフランヂが収容されて位置決めされており、しかもフランヂを除糠金網から引き抜いてからでないと、一対の網板を左右に引き離すことはできない。
本発明は、上記実情を考慮したもので、搗精室本体を支持枠に対して前側に引き抜いて取り外せるようにすると共に、除糠金網の一対の網板を左右に引き離すように分解できるようにすることを目的とする。
本発明の精米機の除糠金網の着脱構造は、前後方向に延長する筒状の搗精室と、搗精室内に収容される搗精ロールと、搗精ロールを回転させる回転装置を備える搗精装置が、前及び左右のパネルを着脱可能な筐体内に収容されている精米機を前提とする。
また本発明の一例としての精米機の除糠金網の着脱構造は、以下の通りである。
搗精室は、筒状の送穀室と、送穀室の径方向外側から前方へ突出する支持枠と、前後方向へ抜き差し可能に支持枠の内側に収容される筒状の搗精室本体とを備える。
支持枠は、前後に対向する環状の前枠及び後枠と、前枠及び後枠を上下の少なくとも一方で連結する連結ロッドとを備え、前枠と後枠の間であって径方向外周部には搗精室本体の左右側面に対向する位置に左右の着脱空間が形成される。
搗精室本体は、前後方向に延長する筒型の除糠金網と、除糠金網の外周側を補強する金網枠と、前枠及び後枠の径方向内側にそれぞれ保持される前部ガイド及び後部ガイドと、除糠金網と金網枠と前部ガイドと後部ガイドとを一体化する連結部材とを備える。
除糠金網は、ほぼ半筒型の網板を左右一対備える。
金網枠は、除糠金網の外周を半周ずつ囲む左右一対の半枠を備える。
そして前枠及び後枠に収容されている前部ガイド及び後部ガイドに対して、左右の着脱空間側から連結部材及び左右一対の網板及び半枠を着脱可能としてある。
連結部材の設け方は特定しないが、具体的には次のようにすることが望ましい。
すなわち連結部材として、除糠金網と金網枠とを連結する第1の連結部材と、前部ガイドと金網枠とを連結する第2の連結部材と、後部ガイドと金網枠とを連結する第3の連結部材とを備えることである。
また本発明の他の例としての精米機の除糠金網の着脱構造は、以下の通りである。搗精室は、先の例と同じ構成を備えている。支持枠も、先の例と同じ構成を備えている。
搗精室本体は、先の例では存在した後部ガイドを備えていない。すなわち搗精室本体は、前後方向に延長する筒型の除糠金網と、除糠金網の外周側を補強する金網枠であって後枠の径方向外側に保持される金網枠と、前枠の径方向内側に保持される前部ガイドと、除糠金網と金網枠と前部ガイドとを一体化する連結部材とを備える。
除糠金網は、先の例と同じ構成を備えている。金網枠は、先の例と同じ構成を備えている。そして前枠に収容されている前部ガイド及び後枠に対して、左右の着脱空間側から連結部材及び左右一対の網板及び半枠を、先の例と同様に着脱可能としてある。
連結部材の設け方は特定しないが、具体的には次のようにすることが望ましい。
すなわち連結部材として、除糠金網と金網枠とを連結する第1の連結部材と、前部ガイドと金網枠とを連結する第2の連結部材とを備えることである。
精米すると搗精装置から糠が生じる。従って精米機は糠を吸引する除糠装置を備えているものである。また除糠装置は、糠の回収率を高めるため支持枠の外側において支持枠ごと搗精室本体を取り囲む搗精室本体を取り囲む除糠ケースを備えているものである。除糠ケースの着脱構造については問わないが、次のようにすることが望ましい。
すなわち除糠ケースは、左右の着脱空間に面する着脱可能な左右の側面板を備えていることである。
本発明によれば、搗精室本体が除糠金網と金網枠と前部ガイドと後部ガイドと連結部材とを備えている場合には、筐体の左右のパネルを外せば、前枠及び後枠に前部ガイド及び後部ガイドが収容されているにも関わらず、左右の着脱空間側から連結部材及び各々左右一対の半枠及び網板を外すことができる。また筐体の前のパネルを外し、支持枠に対して搗精室本体を前側に引き抜いて取り外すこともできる。
また、搗精室本体が除糠金網と金網枠と前部ガイドと連結部材とを備えている場合には、筐体の左右のパネルを外せば、前枠に前部ガイドが収容されているにも関わらず、左右の着脱空間側から連結部材及び各々左右一対の半枠及び網板を外すことができる。また筐体の前のパネルを外し、支持枠に対して搗精室本体を前側に引き抜いて取り外すこともできる。
また除糠装置を備える場合には、支持枠ごと搗精室本体を取り囲む除糠ケースの左右側面板を左右の着脱空間に面するようにしてあるので、左右の側面板を取り外すことによって、左右の着脱空間側から各々左右一対の半枠及び網板の着脱作業を行いやすい。
搗精室の要部についての分解状態を示す斜視図である。 搗精室の要部についての組立状態を示す斜視図である。 搗精装置の要部についての縦断面図である。 搗精室の支持枠から搗精室本体を前に引き抜いた状態を示す縦断面図である。 搗精室から除糠金網と金網枠を取り外した状態を示す縦断面図である。 搗精室を除糠ケースで取り囲んでいる状態を示す側面図である。 精米機の概要を示す縦断面図である。 精米機の要部についての他の例を示す縦断面図である。
本発明が適用された第一実施例の精米機は、図7に示すように、玄米投入用のホッパー1、精米用の搗精装置2、搗精装置2で精米時に生じる糠を吸引する除糠装置3、搗精装置2と除糠装置3の各駆動を制御する制御装置5、制御装置5に各種の信号を与える操作装置4、及びこれらを収容する筐体6を備えている。
筐体6は、前後左右上下の六面を構成する各パネルより形成される直方体形状である。また図示しないが、各パネルをフレームにネジで外側から着脱可能に連結してある。なおフレームに対して各装置等が取り付けられている。
ホッパー1は、漏斗形状のホッパー本体11と、ホッパー本体11と搗精装置2の搗精室20とを繋ぐ連結管12を備えている。ホッパー本体11は筐体6の上パネルを貫通するように取り付けられている。
また連結管12の高さ中間部の周面には開口部が形成されており、開口部から連結管12内に出入りするシャッター13が設けられ、シャッター13が図示しない駆動機構によって往復動する。
搗精装置2は、図3、図7に示すようにホッパー1の出口(より詳しく言えば連結管12の下端の出口)に連通する搗精室20、搗精室20内において回転可能に支持される搗精ロール21、搗精ロール21を回転させる回転装置22、搗精室20の出口を開閉する抵抗板23、精米の精白度合を調整する抵抗装置30を備えている。
搗精室20は、全体として筒型であって、筒の貫通方向が前後方向となるように取り付けられている。より詳しく言えば筒型をなす搗精室20の一端側(前端側)が他端側(後端側)よりも低くなるように傾斜して取り付けられている。この前端側の開口端が搗精室20の出口であり、後端側の外周面の上側に玄米の供給口24aが形成されている。構成について言えば搗精室20は、供給口24aを上面に有する筒状の送穀室24と、送穀室24の径方向外側から前方に突出する支持枠25と、前後方向に抜き差し可能に支持枠25の径方向内側に収容されると共に送穀室24の前端に突き合わせる筒状の搗精室本体40とを備えている。搗精室本体40と送穀室24の互いの筒の中心は、一致している。
送穀室24は、上面に供給口24aを備える筒状であって、前端側が搗精室本体40に連通する。
支持枠25は、図1、図2又は図3に示すように、前後に対向する環状(円形のリング状)の前枠25a及び後枠25bと、前枠25a及び後枠25bを互いの上下において連結すると共に前後方向に延長する連結ロッド25cとを備えている。後枠25bを送穀室24の前端部のフランジに固定する。これにより、前枠25aと後枠25bとの間(前後間)であって且つ上下の連結ロッド25cとの間すなわち径方向外側には搗精室本体40の左右側面に対向する位置に左右の着脱空間25dが形成される。なお前枠25aの前端面は径方向外周部が後ろ側に窪んでおり、この窪んだ箇所に除糠ケース3dの前面板3hが嵌まり込んで位置決めする形態となっており、前枠25aに前面板3hがネジで固定されている。
搗精室本体40は、図1、図2、図3に示すように、前後方向に延長する多角形の筒型の除糠金網41と、除糠金網41の外周側を補強する骨組状の金網枠42と、前枠25a及び後枠25bの径方向内側に保持される筒状の前部ガイド43及び後部ガイド44と、前部ガイド43の前面側に順次配置される板状のカバー45及び環状の出口部材46及び排出シュート47とを主要な部品として備え、これら主要な部品を一体化する連結部材をも備えている。
除糠金網41は、恰も筒を半分に割ったようなほぼ半筒型の網板41aを左右一対備えている。図示の例では除糠金網41は正多角形(正六角形)の筒状である。各網板41aは、孔が多数形成された半筒型の網板本体41bと、網板本体41bの径方向外周端である上下から上下に突出する連結片41cとを備えている。各連結片41cは、網板本体41bの長手方向(前後方向)に沿って延長する。一対の網板41aは、上側の連結片41c同士及び下側の連結片41c同士を左右方向に重ね合わせることによって、多角形の筒型となる。
金網枠42は、除糠金網41の外周を半周ずつ左右から囲む一対の半枠42aを備えている。各半枠42aは、前後に延長する上下の枠桟42bと、上下の枠桟42bをその前端から後端にかけて間隔をあけて接合する複数の半鍔42cとを備えている。左右一対の枠桟42bは、左右方向の内面側に上下各一対の連結片41cを挟むもので、左右方向の内面側であって上下方向の内側には連結片41cを位置決めするための凹部42dが形成されている。また各半鍔42cは、網板41aの外周形状(半角筒形状)に沿う半環形状をしている。
後部ガイド44は、筒状のガイド本体44aと、ガイド本体44aの前端部から径方向外側に突出するフランジ44bを備える。フランジ44bの前面は、金網枠42に対する位置決め部として、径方向内周部を前方に突出する形状としてある。それに合わせて金網枠42の最も後側の半鍔42cの後面は、後部ガイド44に対する位置決め部として、径方向中間部を後方に突出する形状としてある。従って後部ガイド44の前面の位置決め部は、金網枠42の後面の位置決め部に対して径方向内側に配置されている。
前部ガイド43は、円盤である。また前部ガイド43の後面、及び金網枠42の最も前側の鍔の前面にも、互いに対する位置決め部が、同様に形成されている。つまり前部ガイド43の後面の位置決め部は、金網枠42の前面の位置決め部に対して径方向内側に配置されている。
カバー45は、前部ガイド43よりも径の小さな開口が円形に形成された板であり、この開口は前部ガイド43の円形状の内部空間の中心に対して下側に偏心した位置に配置される。カバー45の後面、及び前部ガイド43の前面にも、互いに対する位置決め部が形成されている。
出口部材46は、筒状の出口部材本体46aと、出口部材本体46aの貫通方向における中間部から径方向外側に突出するフランジ46bを備える。出口部材本体46aは、フランジ46bよりも後部をカバー45の開口に差し込んで位置決めする。
排出シュート47は、出口部材46の前面側に配置されると共に出口部材46をカバー45との前後間に挟むもので、カバー45の前面側に配置される中央板47aと、中央板47aの左右側部から前方に突出する一対の保持板47bとを備えるものである。中央板47aの上部に対して下部は、下方に向かうにつれて前方へ突出するように屈曲している。また中央板47aの上部には開口が形成されており、この開口の内側に出口部材46の前部が差し込まれて位置決めされる。従って中央板47aとカバー45との間には出口部材46のフランジ46bが挟持される。また中央板47aから前側に出口部材46は突出していることから、出口部材46が搗精室本体40の前部を構成しており、出口部材46の前端開口が搗精室本体40の出口となる。また除糠金網41の後側に位置する部材すなわち後部ガイド44が搗精室本体40の後部を構成しており、後部ガイド44の前端開口が搗精室本体40の入口となり、後部ガイド44の後部を後枠25bの内周面に沿うように挿入してある。
連結部材は、図1、図2に示すように、除糠金網41と金網枠42と前部ガイド43と後部ガイド44とカバー45と出口部材46と排出シュート47とを一体化する。連結部材として、対となるオネジとメネジが複数用いられる。より詳しく言えば、オネジの連結部材として、除糠金網41と金網枠42とを連結する第1の連結部材R1と、前部ガイド43と金網枠42とを連結する第2の連結部材R2と、後部ガイド44と金網枠42とを連結する第3の連結部材R3と、カバー45と出口部材46と排出シュート47とを連結する第4の連結部材R4と、カバー45と前部ガイド43とを連結する第5の連結部材R5と、カバー45と除糠ケース3dの前面板3hとを連結する第6の連結部材R6とを備えている。各連結部材は、除糠金網41等の筒の周方向に間隔をあけて複数設けられている。
第1の連結部材R1のため金網枠42の上下において対向する左右一対の枠桟42bにはオネジ軸部挿通用の貫通孔R11とメネジR12とが対向する位置に形成されている。 第2の連結部材R2のため前部ガイド43にはメネジR22が、金網枠42の最も前側の鍔にはオネジ軸部挿通用の貫通孔R21が、互いに対向する位置に形成されている。
第3の連結部材R3のため後部ガイド44にはフランジ44bの外周部にメネジR32が、金網枠42の最も後側の鍔にはオネジ軸部挿通用の貫通孔R31が互いに対向する位置に形成されている。
第4の連結部材R4のため出口部材46のフランジ46bと排出シュート47の中央板47aにはオネジ軸部挿通用の貫通孔(図示略)が、カバー45にはメネジ(図示略)が、互いに対向する位置に形成されている。
第5の連結部材R5のためカバー45にはオネジ軸部挿通用の貫通孔R51が、前部ガイド43にはメネジR52が、互いに対向する位置に形成されている。なお図1の例では、第5の連結部材R5用のメネジR52は、第2の連結部材R2用のメネジR22と、同じ孔に形成されており、孔の後部側が第2の連結部材R2用のメネジR22であり、孔の前部側が第5の連結部材R5用のメネジR52となっている。
第6の連結部材R6のためカバー45にはオネジ軸部挿通用の貫通孔R61が、除糠ケース3dの前面板3hにはメネジR62が、互いに対向する位置にされている。
搗精ロール21は、図3に示すように、送穀室24に収容される送穀ロール21aと、搗精室20に収容される搗精ロール本体21bとを備え、送穀ロール21aと搗精ロール本体21bとを一直線に連結したものである。
送穀ロール21aは、その外周面においてホッパー1の真下側にはスクリューが形成されている。また送穀ロール21aは、スクリューよりも後側において段付きの大径部21cを備え、大径部21cの外周面と送穀室24の内周面との間を玄米が通過しないようにしてある。さらに送穀ロール21aは、大径部21cよりも後側において送穀ロール21aと送穀室24との間にベアリング21dを収容してある。従って送穀ロール21aひいては搗精ロール21は回転可能に支持されている。
搗精ロール本体21bは、円柱状の外周面には搗精片を放射状に突出しており、搗精片は前後方向に延長している。また搗精ロール本体21bは、除糠金網20d内に収容されている。
回転装置22は、図7に示すように、搗精ロール21を回転させるメインモータ22aを主としており、送穀ロール21aから後方に突出する軸部とメインモータ22aの出力軸とにプーリをそれぞれ固定し、互いのプーリにベルト22bを掛けたものである。
抵抗板23は、搗精室本体40の出口を塞ぐために、その出口よりも大きい板が用いられている。
抵抗装置30は、精米の精白度合を調整するものであって、抵抗板23を揺動可能に支持する揺動機構31と、抵抗板23を搗精室20の出口へ向かって押し付ける力すなわち抵抗力を調整する抵抗装置本体32とを備えている。
揺動機構31は、排出シュート47の左右の保持板47bと、一対の保持板47b間に架け渡される支軸31aと、支軸31aに長さ中間部を挿通して支持されるアーム31bとを備えている。アーム31bの下端部の前側には抵抗板23が連結されている。またアーム31bの上端部は二又に分岐するU字状となっている。
抵抗装置本体32は、抵抗モータ33と、抵抗モータ33の出力軸に一直線に連結するネジ軸34と、ネジ軸34に螺合するナット体35と、ネジ軸34に挿通するバネ36(コイルスプリング)とを備え、ネジ軸34に上端部が螺合されるナット体35とネジ軸34に上端部(U字状の部分の内側)が挿通されるアーム31bとの間にバネ36を挟んでいる。
なお抵抗装置本体32は、除糠ケース3dの天面板3kの上に固定されている。
ナット体35は、図示しない保持部材によりネジ軸34の周方向に回転不能に保持されている。従って抵抗モータ33によりネジ軸34を正転又は逆転回転させると、それに伴なってナット体35は前進又は後退する。ナット体35が前進又は後退する位置によってバネ36の前端の位置が変化し、アーム31bが揺動し、抵抗板23が搗精室20の出口に強く又は弱く押し付けられる。従ってナット体35の位置を調整することによって抵抗力が調整される。
除糠装置3は、図3、図6又は図7に示すように、搗精室20の周囲を下向きに開口する状態で覆う除糠ケース3dと、除糠ケース3dの下部に接続する糠回収ダクト3aと、糠回収ダクト3aの途中の部屋に収容される除糠ファン3bと、除糠ファン3bを回すファンモータ3cと、糠回収ダクト3aの末端側に接続される回収装置としてのサイクロン(図示せず)とを備えている。
除糠ケース3dは、下向きに開口するもので、支持枠25の外側において支持枠25ごと搗精室本体40を取り囲む状態に固定されている。より詳しく言えば除糠ケース3dは、前後の面板3h,3iと、左右の面板3jと、上側の面板3kから構成されている。後枠25bと送穀室24の前後間には後面板3iが径方向外側に突出する状態で挟まれて固定されており、前枠25aの前側には前記したように前面板3hが径方向外側に突出する状態で固定されている。この前後の面板3h,3iはその上端から水平方向に屈曲する片をそれぞれ備えており、両片の上に天面板3kが固定されている。また前後の面板3h,3iは左右の両側端から水平方向に屈曲する片をそれぞれ備えており、左右の同方向における両片に左右の側面板3jがそれぞれ着脱可能に連結されている。しかも左右の側面板3jは、その外周部を構成する取付枠3sと、取付枠3sの内側に形成される窓3tを塞ぐメンテナンス板3uとを備え、メンテナンス板3uを取付枠3sに対して着脱可能としてある。窓3tは、着脱空間25dに面しており、それゆえメンテナンス板3uを外せば、金網枠42全体が側方から見え、前部ガイド43と後部ガイド44とが金網枠42にそれぞれ連結している部分も見える。このような除糠ケース3dの下部に糠回収ダクト3aが接続されている。
また除糠装置3は、ファンモータ3cで除糠ファン3bを回し、糠回収ダクト3a内に生じる吸引作用によって糠は、除糠金網41の孔を通過し、サイクロンに回収される。
操作装置4は、操作パネルであり、運転開始部、運転停止部、精白度合を設定する精白度合操作部としての減圧操作部及び加圧操作部、精白度合を表示する精白度合表示部を備えている。運転開始部を操作すると、メインモータ22a、ファンモータ3cを制御装置5が駆動させ、精米を開始し、運転停止部を操作すると、メインモータ22a、ファンモータ3cを制御装置5が停止させる。また減圧操作部を操作すると、制御装置5が抵抗モータ33を所定方向に所定角度回して抵抗板23が搗精室20の出口を塞ぐ力を弱め、加圧操作部を操作すると制御装置5が抵抗モータ33を所定方向に所定角度回して搗精室20の出口を塞ぐ力を強める。そして、現在の精白度合を制御装置5が精白度合表示部に表示させる。
制御装置5は、入力インターフェースと、出力インターフェースと、CPU・メモリを備えるいわゆるマイクロコンピュータとを備えている。メモリには所定のプログラムデータが記録されており、操作装置4から出力される信号を、入力インターフェースを介してCPUに取り込み、プログラムデータに基づく処理をCPUが実行し、処理後の信号をCPUから出力インターフェースを介して各種装置に出力する。
上記した第一実施例の精米機には、本発明の第一実施形態の除糠金網41の着脱構造が含まれており、2通りの方法で、除糠金網41を着脱することができる。組み立てられた状態の精米機から除糠金網41を取り外す手順を各方法について以下に説明し、除糠金網41を取り付ける手順については取り外す手順の逆なので割愛する。
第1の方法は、除糠金網41を着脱空間25d側から外す方法である。
(1)筐体6の左右のパネルのうち片側を外し、図6に示すように、除糠ケース3dが片側の側面から見えるようにする。
(2)除糠ケース3dの左右のうち片側の側面板3j又はメンテナンス板3uを外す。ここではメンテナンス板3uを外すものとする。すると、窓3tから図1で示した金網枠42及び第1、第2、第3の連結部材R1,R2,R3のオネジが見える。
(3)窓3tから着脱空間25dに作業工具を挿入し、見えたオネジを回して外し、金網枠42の片側の半枠42a及び網板41aを着脱空間25dから引き抜く。ここで反対側の半枠42aは前部ガイド43及び後部ガイド44に対して反対側の着脱空間25d側において第2、第3の連結部材R2,R3で連結されているので、落下することは無い。
(4)前記した(1)、(2)、(3)と同様の手順で、左右のパネルのうち反対側、メンテナンス板3u、第2、第3の連結部材R2,R3のオネジを順次外し、反対側の半枠42a及び網板41aを着脱空間25dから引き抜く。すると図5に示すように、前枠25aには前部ガイド43が収容され、後枠25bには後部ガイド44が収容されている状態となっている。
第2の方法は、搗精室本体40を支持枠25に対して前後方向に抜き出す方法である。
(1)筐体6の前パネルを外し、図3に示すように、排出シュート47が見えるようにする。
(2)支軸31aを排出シュート47から外し、アーム31bを下方に移動させることによりネジ軸34からアーム31bの上端部(U字状の部分)を抜き外して、抵抗板23が以後の作業に支障の無いようにする。
(3)また(2)と相前後して図2に示すように、排出シュート47の前側から第6の連結部材R6のオネジを外し、搗精室本体40と支持枠25との連結を解除する。
(4)図2、図4に示すように、搗精室本体40を前側に引き抜く。これによって送穀室24に連結されている支持枠25と、搗精室本体40とは分解される。
(5)図1に示すように、第1、第2、第3、第4、第5の連結部材R1〜R5のオネジを回して外す。これにより除糠金網41(一対の網板41a)、金網枠42(一対の半枠42a)、前部ガイド43、後部ガイド44、カバー45、出口部材46、排出シュート47を分解することができる。
本発明の第二実施形態の除糠金網の着脱構造は、図8に示すように、搗精室本体40と支持枠25との関係が第一実施形態の除糠金網の着脱構造と相違している。
搗精室本体40は、除糠金網41と金網枠42と前部ガイド43と出口部材46と排出シュート47、及びこれらを連結する連結部材とを備えている。従って、搗精室本体40には第一実施形態での独立した部品としての後部ガイド44は無く、その代わりに第一実施形態での後部ガイド44と支持枠25の後枠25bに相当する部分が一体となった後枠25bとなっており、それ故第3の連結部材R3も無い。なお金網枠42は後枠25bの径方向外側に位置決めして保持される。
また搗精室本体40には、第一実施形態での独立した部品としてのカバー45も無いが、その代わりに第一実施形態でのカバー45と前部ガイド43に相当する部分が一体となった一部品としての前部ガイド43となっており、それ故第5の連結部材R5も無い。なお前部ガイド43は前枠25aの径方向内側に位置決めして保持される。
従って連結部材としては、図示しないが、第1、第2、第4の連結部材R1,R2,R4のみが存在する。
上記した本発明の第二実施形態の除糠金網41の着脱構造でも、第一実施形態の場合と同様に、2通りの方法で、除糠金網41を着脱することができる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。例えば除糠ケース3dの左右側面板3jはメンテナンス板3uの無い一枚板で構成されるものであっても良い。
1 ホッパー
11 ホッパー本体
12 連結管
13 シャッター
2 搗精装置
20 搗精室
21 搗精ロール
21a送穀ロール
21b搗精ロール本体
21c大径部
21dベアリング
22 回転装置
22aメインモータ
22bベルト
23 抵抗板
24 送穀室
24a供給口
25 支持枠
25a前枠
25b後枠
25c連結ロッド
25d着脱空間
30 抵抗装置
31 揺動機構
31a支軸
31bアーム
32 抵抗装置本体
33 抵抗モータ
34 ネジ軸
35 ナット体
36 バネ
3 除糠装置
3a糠回収ダクト
3b除糠ファン
3cファンモータ
3d除糠ケース
3h前面板
3i後面板
3j側面板
3k天面板
3s取付枠
3t窓
3uメンテナンス板
40 搗精室本体
41 除糠金網
41a網板
41b網板本体
41c連結片
42 金網枠
42a半枠
42b枠桟
42c半鍔
42d凹部
43 前部ガイド
44 後部ガイド
44aガイド本体
44bフランジ
45 カバー
46 出口部材
46a出口部材本体
46bフランジ
47 排出シュート
47a中央板
47b保持板
4 操作装置
5 制御装置
6 筐体
R1 第1の連結部材
R11貫通孔
R12メネジ
R2 第2の連結部材
R21貫通孔
R22メネジ
R3 第3の連結部材
R31貫通孔
R32メネジ
R4 第4の連結部材
R5 第5の連結部材
R51貫通孔
R52メネジ
R6 第6の連結部材
R61貫通孔
R62メネジ

Claims (5)

  1. 前後方向に延長する筒状の搗精室と、搗精室内に収容される搗精ロールと、搗精ロールを回転させる回転装置を備える搗精装置が、前及び左右のパネルを着脱可能な筐体内に収容されている精米機において、
    搗精室は、筒状の送穀室と、送穀室の径方向外側から前方へ突出する支持枠と、前後方向へ抜き差し可能に支持枠の内側に収容される筒状の搗精室本体とを備え、
    支持枠は、前後に対向する環状の前枠及び後枠と、前枠及び後枠を上下の少なくとも一方で連結する連結ロッドとを備え、前枠と後枠の間であって径方向外周部には搗精室本体の左右側面に対向する位置に左右の着脱空間が形成され、
    搗精室本体は、前後方向に延長する筒型の除糠金網と、除糠金網の外周側を補強する金網枠と、前枠及び後枠の径方向内側にそれぞれ保持される前部ガイド及び後部ガイドと、除糠金網と金網枠と前部ガイドと後部ガイドとを一体化する連結部材とを備え、
    除糠金網は、ほぼ半筒型の網板を左右一対備え、
    金網枠は、除糠金網の外周を半周ずつ囲む左右一対の半枠を備え、
    前枠及び後枠に収容されている前部ガイド及び後部ガイドに対して、左右の着脱空間側から連結部材及び左右一対の網板及び半枠を着脱可能としてあることを特徴とする精米機の除糠金網の着脱構造。
  2. 連結部材として、除糠金網と金網枠とを連結する第1の連結部材と、前部ガイドと金網枠とを連結する第2の連結部材と、後部ガイドと金網枠とを連結する第3の連結部材とを備えることを特徴とする請求項1記載の精米機の除糠金網の着脱構造。
  3. 前後方向に延長する筒状の搗精室と、搗精室内に収容される搗精ロールと、搗精ロールを回転させる回転装置を備える搗精装置が、前及び左右のパネルを着脱可能な筐体内に収容されている精米機において、
    搗精室は、筒状の送穀室と、送穀室の径方向外側から前方へ突出する支持枠と、前後方向へ抜き差し可能に支持枠の内側に収容される筒状の搗精室本体とを備え、
    支持枠は、前後に対向する環状の前枠及び後枠と、前枠及び後枠を上下の少なくとも一方で連結する連結ロッドとを備え、前枠と後枠の間であって径方向外周部には搗精室本体の左右側面に対向する位置に左右の着脱空間が形成され、
    搗精室本体は、前後方向に延長する筒型の除糠金網と、除糠金網の外周側を補強する金網枠であって後枠の径方向外側に保持される金網枠と、前枠の径方向内側に保持される前部ガイドと、除糠金網と金網枠と前部ガイドとを一体化する連結部材とを備え、
    除糠金網は、ほぼ半筒型の網板を左右一対備え、
    金網枠は、除糠金網の外周を半周ずつ囲む左右一対の半枠を備え、
    前枠に収容されている前部ガイド及び後枠に対して、左右の着脱空間側から連結部材及び左右一対の網板及び半枠を着脱可能としてあることを特徴とする精米機の除糠金網の着脱構造。
  4. 連結部材として、除糠金網と金網枠とを連結する第1の連結部材と、前部ガイドと金網枠とを連結する第2の連結部材とを備えることを特徴とする請求項3記載の精米機の除糠金網の着脱構造。
  5. 搗精装置で精米時に生じる糠を吸引する除糠装置を備え、
    除糠装置は、支持枠の外側において支持枠ごと搗精室本体を取り囲む除糠ケースを備え、
    除糠ケースは、左右の着脱空間に面する着脱可能な左右の側面板を備えていることを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の精米機の除糠金網の着脱構造。
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