JP6099634B2 - 半導体化合物 - Google Patents
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Description
本願発明と同日にセンター・フォー・プロセス・イノベーション・リミテッド社によって出願された「トランジスタ及びその形成方法」という名称の台湾国同時継続特許出願は、本発明に関連する情報を提供する。この同時係属出願と本件出願は、2011年5月26日及び2011年11月1日の共通の優先日を共有しており、英国における優先権主張の出願番号は、それぞれ第1108865.5号及び第1108867.9号である。
化学式(I)
j及びlは各生起において独立して0〜4であり、
kは各生起において独立して0〜5であって、より好適には、異なったモノマー単位毎に異なる添え字の合計(j+k+l)がモノマー単位の少なくとも10%において少なくとも1とする。
aは、ポリトリアリールアミン化合物における化学式(II)のモノマー単位数であり、ただしポリマーがホモポリマーである場合、ポリマーは化学式(II)のモノマーを100%有するものとする。好適には、コポリマーは、化学式(II)のモノマーを5〜100%、より好適には化学式(II)のモノマーを10〜80%、さらにより好適には化学式(II)のモノマーを30〜70%有するものとする。
bは、ポリトリアリールアミン化合物における化学式(III)のモノマー単位数であり、場合によっては、bは0となることがある。
Xはハロゲン、例えば、Br又はIとし、より好適には、Clである。
*(アスタリスク)‐は、ハロゲン原子又は適当な脱離基を表す。
化学式 (IIa)
ここで、基Dは、独立して結合基によって芳香環に取付いたCN基を有するCN基である、及び/又はDはアルコキシ基である。
NMRデータはジョエル(JEOL)社により供給される機器、とくに、モデルECX及びECX400を使用して収集した。
使用したすべての溶剤は、他に明記しない限り、HPLC等級とした。
シリカゲル精製は、他に明記しない限り、グレース・ダビソン・ディスカバリー・サイエンシーズ(Grace Davison Discovery Sciences)社製品のDavison(登録商標)60Å40〜63μmを使用して行った
実施例1〜9及び比較例10〜15における半導体ポリマーの誘電率は、以下に詳細に説明する方法に従うキャパシタを作製することによって測定した。
50nmチタン底部接点パッドを、スパッタコーティング及び標準フォトリソグラフィ及び湿式エッチング技術を使用して調製した。つぎに、関心のある半導体ポリマーを、スピン塗工機を使用しT溶液から被覆し、代表的に500nmより大きい膜厚にした。材料を溶解するのに使用した溶剤は後で本明細書に示す。この後、約50nmアルミニウムの頂部接点パッドを、シャドウマスク蒸着を使用して堆積した。キャパシタンスは、アジレント(Agilent)社の較正したプレシジョンLCRメータE4980Aのセットを使用して、1000Hzの周波数で測定した。膜厚測定は、デクタック(Dektak)社の表面形状測定装置を使用して行い、またテイラー・ホブソン・タリサーフ(Taylor Hobson Talysurf)CCI社の白色光干渉計により相互相関付けした。2つの技術によれば、検討したすべての薄膜に対して±3%の範囲内で一致することが分かった。頂部及び底部接点パッドのオーバーラップ面積、すなわち形成されたキャパシタ面積は、画像分析ソフトウェアを装備したツアイス(Zeiss)社の立体顕微鏡を使用して測定した。これら値を使用して、誘電率は、以下の等式を使用して計算した。
等式1:誘電率の計算
ここで、
εr は、ポリトリアリールアミン類似物の誘電率、
Cは、キャパシタの測定キャパシタンス、
dは、ポリトリアリールアミン類似物の膜厚、
Aは、キャパシタ面積、及び
εo は、自由空間の誘電率(8.854×10−12F/mの値で一定)
である。
使用したキャパシタのアレイは64個のキャパシタであり、それぞれ0.11cm2及び0.06cm2の面積を有する(各サイズは32個)。各アレイの誘電率の値の標準偏差を計算した(キャパシタンス、膜厚、及び組合せ面積測定の標準偏差も含む)。さらに、可能であれば、各半導体ポリマーを2つの異なった膜厚で検査し、誘電率が膜厚で変化しないことを確認するため、各半導体ポリマーを2つの異なった膜厚で検査した。
上述の方法を使用して、以下の表1に示したデータを得た。
a テトラリンで調製し、300rpmで20秒被覆した5重量(wt)%ポリマー
b テトラリンで調製し、500rpmで20秒被覆した5重量%ポリマー
C o−ジクロロベンゼンで調製し、300rpmで20秒被覆した5重量%ポリマー
d o−ジクロロベンゼンで調製し、300rpmで20秒被覆した10重量%ポリマー
e ジクロロメタンで調製し、300rpmで20秒被覆した3重量%ポリマー
f ジクロロメタンで調製し、300rpmで20秒被覆した2重量%ポリマー
g 金の頂部及び底部の接点及び面積0.24cm2のキャパシタを使用して準備した
h トルエンで調製し、700rpmで20秒被覆した10重量%ポリマー
i 金の頂部及び底部の接点及び面積0.15cm2のキャパシタを使用して準備した
j テトラリンで調製し、500rpmで20秒被覆した10重量%ポリマー
k 金の頂部及び底部の接点及び面積0.11及び0.06cm2のキャパシタを使用して準備した
l トルエンで調製し、500rpmで20秒被覆した10重量%ポリマー
m 50/50THF/シクロヘキサノンで調製し、300rpmで20秒被覆した5重量%ポリマー
o トルエンで調製し、300rpmで20秒被覆した5重量%ポリマー
p トルエンで調製し、500rpmで20秒被覆した5重量%ポリマー
q o−ジクロロベンゼンで調製し、500rpmで20秒被覆した5重量%ポリマー
r ブロモベンゼンで調製し、300rpmで20秒被覆した5重量%ポリマー
s ブロモベンゼンで調製し、500rpmで20秒被覆した5重量%ポリマー
u フェネトールで調製し、100rpmで20秒被覆した3重量%ポリマー
v フェネトールで調製し、200rpmで20秒被覆した3重量%ポリマー
w テトラリンで調製し、300rpmで20秒被覆した7重量%ポリマー
x テトラリンで調製し、500rpmで20秒被覆した7重量%ポリマー
y トルエンで調製し、400rpmで20秒被覆した5重量%ポリマー
OTFTは、ガラス基板を使用して頂部ゲート構造(図1参照)に作製した。作製方法を以下に説明する。
4インチ(10.16cm)ガラス基板(例えば、コーニング社製Eagle2000)を、Deconex[登録商標](3%水溶液)内で超音波を使用して20分間洗浄し、その後超純水ですすぎ、圧縮空気を使用して乾燥した。ソース及びドレインの金属(Ti5nmの頂部におけるAu50nm)をガラス上にスパッタ被覆した。ソース−ドレイン(SD)電極を、標準のフォトリソグラフィ及び湿式化学エッチングを使用してパターン形成した。リソグラフィマスク上のトランジスタSDパターンは、4μm、10μm、30μm及び100μmからの範囲にわたるチャネル長さ及び0.5mm、3mm、及び15mmのチャネル幅を有する電極を構成する。このパターンはアレイ状にし、36個のトランジスタを生じ、それぞれのチャネル長は4インチ四方の基板にわたる。エッチングしたパターンの点検に続いて、フォトレジスト材料を化学的に剥離し、化合物顕微鏡を使用したSDチャネル長を測定した。つぎに、基板に対して、50sccmアルゴン/50sccm酸素プラズマ及び250WのRF電力を使用して、60分間(例えば、プラズマエッチ社のモデルPE100により)プラズマ処理した。OSC溶液のスピンコーティングをする前に、ペンタフルオロベンゼンチオールの10mM溶液を1分間電極表面に塗布し、この後スピンコーティングし、そして2プロパノールですすぎ、続いてホットプレート上で100゜Cの温度にして乾燥した。有機半導体(OSC)調製物をSD電極上に、1000rpmに設定したサス(Suss)社のRC12塗工機(スピナ)を使用してスピンコーティングし、これに続いてホットプレート上で100゜Cの温度にして60秒ベイクした。FC43溶剤(アクロス・オーガニクス社製)の1パートに対してCytopCTL809M(旭硝子社製)を2パートにした溶液を1500rpmでスピンコーティングし、このサンプルをホットプレート上に60秒間100゜Cにしてベイクした。ゲート電極は、熱蒸着システム内でシャドウマスクを介して金を蒸着することによって画定した。
OTFTは、ウェントワース(Wentworth)社のPegasus300Sの半自動プローブステーションをケイスレイ(Keithley)社のS4200半導体パラメータアナライザと組合せて使用し、検査を行った。このことにより、統計的に有意な回数のOTFTデバイス測定を各基板に対して行うことができた。ケイスレイ社のシステムにより、以下の等式2に従ってリニア移動度を計算した。
磁気撹拌装置、温度計、冷却器及びアルゴン流入口を装備した、500ミリリットル(mL)の3ネック丸底フラスコに250mLのN−メチルピロリジノン(シグマ・オールドリッチ(Sigma Aldrich)社製GPR等級)を投入し、次に15分間脱気した。24.2グラム(g)の2−フルオロベンゾニトリル(フルオロケム(Fluorochem)社製)、23.8gのビス(4−クロロフェニル)アミン(実施例3)、及び30.4gの(アルファ‐アエザー(Alfa Aesar)社製)フッ化セシウムを容器に添加し、175゜Cにして18時間加熱してから、室温まで冷却した。この混合物を水(1800mL)に注入し、トルエンで抽出した。有機相を乾燥し(硫酸マグネシウムMgSO4で)、茶色の固形物を生ずるまで濃縮した。この材料をメタノールでスラリー状にし、黄褐色の固形物にし、これをさらにメタノール及びチャコールから再結晶化することによって生成し、黄褐色固形物の生成物を得た。収量:21g。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ7.6(1H,m,ArH),7.5(1H,m,ArH),7.3〜7.15(6H,m,ArH),6.9(4H,m,ArH)
500mL3ネック丸底フラスコに、オーバーヘッド撹拌装置、温度計、空気冷却機、クライゼンアダプタ及びセプタム(隔壁)付き入口を装備した。この装置をアルゴンでフラッシュ洗浄した。200mLの無水N,N−ジメチルアセトアミド(シグマ・オールドリッチ社製)を容器内にカニューレ針によって注入し、15分間アルゴンで脱気した。トリフェニルホスフィン(7.78g、シグマ・オールドリッチ社製)、2,2′−ビピリジル(368ミリグラム(mg)、シグマ・オールドリッチ社製)、亜鉛(11.38g,アルファ‐アエザー社製)及び塩化ニッケル(II)(253mg、シグマ・オールドリッチ社製)を容器に添加した。内容物を70〜80゜Cに加熱し、この混合物を赤茶色に変化させた。若干のヨード(ヨウ素)結晶を添加し、この反応物を1時間にわたり撹拌しながら放置した。モノマー(19.95g)を容器に添加した。無水トルエン(29mL,シグマ・オールドリッチ社製)を添加し、この反応物を70〜80゜Cにして19時間にわたり撹拌しながら放置し、その後室温まで冷却した。この反応物をセライト(登録商標)によりN,N−ジメチルアセトアミド(50mL)で溶離しながら濾過した。この濾液をメタノールの撹拌部分(1.5リットル(L))に滴下添加した。この懸濁液を1時間にわたり撹拌し、真空濾過によって収集し、またメタノールで洗浄した。濾過ケーキを、ジクロロメタン(500mL)内に溶解し、1M含水水酸化ナトリウム溶液(250mL)、3倍の水(3×250mL)で洗浄し、乾燥(硫酸ナトリウムNaSO4で)し、オレンジ色の固形物となるように濃縮した。この材料の溶液を、120mLのテトラヒドロフランで生成物を50゜Cにして溶解し、また60mLのトルエンで希釈することによって調製した。この溶液を、シリカゲルによってテトラヒドロフラン:トルエンが2:1の混合物(800mL)で溶離させながら濾過した。複合濾液を濃縮し、黄色の固形物を生じた。この材料をテトラヒドロフラン(180mL)に溶解し、また磁気撹拌装置、及び冷却器を装備した、500mL丸底フラスコに投入した。活性炭(1.8g)を添加し、この混合物を60゜Cにして35分間加熱した。この混合物をブフナー漏斗内の濾紙で濾過し、テトラヒドロフランで洗浄した。炭素スクリーニングを合計3回繰り返し、3回目の処理でガラス焼結漏斗により濾過した。この濾液を濃縮して黄橙色の固形物を生じた。この材料の溶液を、テトラヒドロフラン(100mL)内で調製し、またメタノールの撹拌部分(400mL)に滴下添加した。この懸濁液を1時間にわたり撹拌し、真空濾過によって収集し、そしてメタノールで洗浄し、一定重量になるまで乾燥し、黄色の固形物としての生成物を生じた。この後、この沈殿を、120mLのLCテトラヒドロフラン及び400mLのメタノールを使用して繰り返し、黄色の粉末としての生成物を生じた。収量:12.72g。Mn=2514g/モル。n=9.4。多分散性=2.0
ポリマー(1)の誘電係数は3.8であった。
磁気撹拌装置、温度計、アルゴン流入口及び冷却器を装備した、2リットル(L)の3ネック丸底フラスコに875mLのトルエンを投入し、15分間脱気した。5.12gの酢酸パラジウム(II)(プレシャス・メタルズ・オンライン(Precious Metals Online)社製)及び13.19gの4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン(アルファ‐アエザー社製)を容器に投入した。この混合物を撹拌しながら50゜Cになるまで加熱し、内部温度が50゜Cに達した後、室温まで冷却した。この混合物を1時間にわたり撹拌しながら放置した。2,4−ジメトキシアニリン(35g、アルファ‐アエザー社製),4−クロロヨードベンゼン(119.70g、アポロ・サイエンティフィック(Apollo Scientific)社製))及びナトリウム tert-ブトキシド(48.25g、アルファ‐アエザー社製)を添加し、この反応物を95゜Cにして18時間加熱した。この反応物を室温まで冷却し、そしてシリカパッドにより濾過した。濾液を濃縮して茶色の固形物を生ずるまで濃縮した。この材料をイソプロピルアルコール/アセトンから再結晶化した。冷却後、固形物を真空濾過によって収集し、また冷たいイソプロピルアルコール/アセトンで3回洗浄した。固形物をさらに、ジクロロメタン/メタノールから再結晶化し、茶色の固形物としての生成物を生じた。収量:30.95g。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ7.1(4H,m,ArH),6.8(4H,m,ArH),3.8(3H,s,ArOMe),3.6(3H,m,ArOMe)
500mLの3ネック丸底フラスコに、オーバーヘッド撹拌装置、温度計、空気冷却機、クライゼンアダプタ及びセプタム(隔壁)付き入口を装備した。この装置をアルゴンでフラッシュ洗浄した。150mLの無水N,N−ジメチルアセトアミド(シグマ・オールドリッチ社製)を容器内にカニューレ針によって注入し、15分間アルゴンで脱気した。トリフェニルホスフィン(5.36g、シグマ・オールドリッチ社製)、2,2′−ビピリジル(250ミリグラムmg、シグマ・オールドリッチ社製)、亜鉛(8.1g,アルファ‐アエザー社製)及び塩化ニッケル(II)(150mg、シグマ・オールドリッチ社製)を容器に添加し、内容物を70〜80゜Cに加熱した。この溶液は赤茶色に変化し、またヨード(ヨウ素)の結晶を2,3個この混合物に添加した。この反応物をこの温度で1時間にわたり撹拌しながら放置してから、モノマー(15g)及び無水トルエン(24mL、シグマ・オールドリッチ社製)を添加した。この反応物を70〜80゜Cにして19時間にわたり撹拌しながら放置した。この反応物を室温まで冷却し、セライトパッドを通してN,N−ジメチルアセトアミド(50mL)で溶離しながら濾過した。この濾液をメタノールの撹拌部分(1250mL)に滴下添加した。この懸濁液を1時間にわたり撹拌してから、真空濾過によって収集した。この固形物をジクロロメタン(250mL)内に溶解し、1M含水塩酸(200mL)、水(2×200mL)とともに洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウムで)、濃縮してオレンジ−黄色の固形物を生じた。これをテトラヒドロフラン(200mL)に溶解し、またシリカゲルによってテトラヒドロフランで溶離させながら濾過した。濾液を組合せて濃縮し、オレンジ色の固形物を生じた。この材料をテトラヒドロフラン(250mL)に溶解し、また磁気撹拌装置、及び冷却器を装備した、500mL丸底フラスコに投入した。活性炭(1.14g)を添加し、この混合物を60゜Cにして30分間加熱した。この混合物をブフナー漏斗内の濾紙で濾過し、テトラヒドロフランで洗浄した。炭素スクリーニングを合計3回繰り返し、3回目の処理でガラス焼結漏斗により濾過した。この濾液を濃縮して黄橙色の固形物を生じた。この材料の溶液を、テトラヒドロフラン(64mL)内で調製し、またメタノールの撹拌部分(320mL)に滴下添加した。この懸濁液を45分間撹拌してから、真空濾過によって収集し、そしてメタノールで洗浄し、乾燥した。この沈殿手順を2回目は、テトラヒドロフラン(95mL)及びメタノール(475mL)を使用して繰り返し、黄色の固形物を生じた。つぎに、この固形物をメタノール(350mL)内で2時間にわたり撹拌し、濾過した。テトラヒドロフラン(60mL)及びメタノール(300mL)を使用する最終沈殿を行い、乾燥後に黄色の固形物を生じた。収量:6.3g。Mn=3471g/モル。n=11.5。多分散性=2.6。
ポリマー(2)の誘電係数は3.9であった。
オーバーヘッド撹拌装置、温度プローブ、アルゴン流入口及び冷却(凝縮)器を装備した10Lのジャケット付き容器に、6.6Lの無水トルエン(シグマ・オールドリッチ社製)を投入し、つぎに、これを15分間脱気した。7.46gの酢酸パラジウム(II)(プレシャス・メタルズ・オンライン社製)及び20.64gのラセミ化合物の2,2′−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1′−ビナフチル(アルファ‐アエザー社製)を容器に添加し、そして内容物を撹拌しつつ50゜Cまで加熱し、内部温度が50゜に達した後に冷却し、室温に戻し、そして1時間にわたり撹拌しつつ放置した。4−クロロアニリン(443.98g、アルファ‐アエザー社製)、4−クロロヨードベンゼン(794.49g、アポロ・サイエンティフィック社製)及びナトリウム tert-ブトキシド(318.63g、アルファ‐アエザー社製)を容器に投入し、内容物を加熱し2時間還流させ、この場合、HPLC分析は残留出発原料物質が残存しないことを示した。この反応物を室温に冷却し、水(3.3L)、2Mの含水塩酸(3.3L)、水(3.3L)、及び食塩水(3.3L)で洗浄した。有機相を乾燥し(硫酸ナトリウムで)、茶色の固形物を生ずるまで濃縮した。これを、メタノール:水が6:1の混合物(総体積は6.53L)内で再結晶化し、明るい茶色の固形物としての生成物を生じた。収量:362g。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ7.22〜7.20(4H,m,ArH),6.96〜6.94(4H,m,ArH),5.62(1H,s,Ar2NH)。
ポリマー(3)の誘電係数は5.9であった。
オーバーヘッド撹拌装置、温度プローブ、アルゴン流入口及び冷却器を装備した10Lのジャケット付き容器に、4.5Lの無水トルエンを投入し、つぎに、これを15分間脱気した。5.56gの酢酸パラジウム(II)(プレシャス・メタルズ・オンライン社製)及び15.47gのラセミ化合物の2,2′−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1′−ビナフチル(アルファ‐アエザー社製)を容器に投入した。この混合物を撹拌しつつ50゜Cまで加熱し、内部温度が50゜に達した後に冷却し、室温に戻した。この混合物を室温で1時間にわたり撹拌しつつ放置した。2,4−ジメチルアニリン(300.03g、アルファ‐アエザー社製)、4−クロロヨードベンゼン(1306.51g、アポロ・サイエンティフィック社製)及びナトリウム tert-ブトキシド(523.87g、アルファ‐アエザー社製)を容器に添加し、反応物を還流で24時間加熱し、この場合、HPLC分析は完全に反応したことを示した。この反応物を室温に冷却し、水で2回(2×4L)洗浄し、有機相をセライトに通して濾過し、2回目の分離部分を生じ、これを分離した。つぎに、有機物を濃縮して茶色の固形物を生じた(935.5g)。この材料838.46gを、オーバーヘッド撹拌装置、温度プローブ、アルゴン流入口及び冷却(凝縮)器を装備した6Lのジャケット付き容器内で、工業用変成アルコール(IMS):酢酸エチルの割合が3:1となる混合物(4450mL)から再結晶化した。この懸濁液を0゜Cにして1時間冷却し、つぎに固形物を真空濾過によって収集し、IMS:酢酸エチルの割合が3:1の冷混合物で3回(3×840mL)洗浄した。固形物を一晩かけて乾燥し、灰色の固形物としての生成物を生じた。収量:699g。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ7.16〜6.85(11H,m,ArH),2.35(3H,s,ArH),1.99(3H,s,ArMe)。
500mLの3ネック丸底フラスコに、オーバーヘッド撹拌装置、温度計、空気冷却機、クライゼンアダプタ及びセプタム(隔壁)付き入口を装備した。この装置をアルゴンでフラッシュ洗浄した。200mLの無水N,N−ジメチルアセトアミド(シグマ・オールドリッチ社製)を容器内にカニューレ針によって注入し、15分間アルゴンで脱気した。トリフェニルホスフィン(6.5g、シグマ・オールドリッチ社製)、2,2′−ビピリジル(0.29g、シグマ・オールドリッチ社製)、亜鉛(9.52g,アルファ‐アエザー社製)及び塩化ニッケル(II)(0.19g、シグマ・オールドリッチ社製)を容器に添加した。この内容物を70〜80゜Cに加熱した。ヨード(ヨウ素)の結晶を2,3個添加し、触媒形成を容易にし、この溶液は赤茶色に変化した。この混合物をこの温度でさらに1時間にわたり撹拌した。2,4−ジメチルモノマー(8.12g)及び4−イソプロピルシアノモノマー(9g)を容器に添加し、ついで無水トルエン(27.5mL、シグマ・オールドリッチ社製)を添加した。この反応物を、70〜80゜Cにして20時間にわたり撹拌してから室温にまで冷却した。この固形物を真空濾過によって収集し、50゜Cにしてトルエンに再溶解させた。この混合物を冷却し、濾過により過剰な亜鉛を除去した。濾液を1M含水水酸化ナトリウム溶液(250mL)、水(250mL)及び10%塩化ナトリウム溶液(250mL)で洗浄し、乾燥して(硫酸ナトリウムNaSO4で)黄色の固形物となるように濃縮した。この材料をトルエン(100mL)に溶解し、トルエンで溶離しながらシリカを通して濾過した。この濾液を濃縮して黄色の固形物を生じた。この材料は、トルエン(250mL)に溶解し、また磁気撹拌装置及び冷却器を装備した500mLの丸底フラスコ内に投入した。活性炭(0.4g)を添加し、この混合物を50゜Cにして30分間加熱した。この混合物をブフナー漏斗内の濾紙で濾過し、トルエンで洗浄した。炭素スクリーニングを合計3回繰り返し、3回目の処理でガラス焼結漏斗により濾過した。この濾液を濃縮して黄色の固形物を生じた。この材料の溶液を、テトラヒドロフラン(80mL)内で調製し、またメタノールの撹拌部分(400mL)に滴下添加した。この結果得られた懸濁液を1時間にわたり撹拌してから、真空濾過によって収集し、そしてメタノールで洗浄し、一定重量になるまで乾燥し、黄色粉末としての生成物を生じた。収量:2.6g。Mn=15091g/モル。n=26。多分散性=1.18
ポリマー(4)の誘電係数は4.1であった。
シアン化カリウム(33.23g、シグマ・オールドリッチ社製)及び4−臭化ヨードベンジル(101g、アポロ・サイエンティフィック社製)を、IMS/水の割合が3:1の混合物(1L)内に混合させたものを加熱して2時間還流させ、つぎに室温まで冷却した。有機物を真空内で除去し、水性物をEtOAc(2×750mL)で抽出した。複合有機物を食塩水(300mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸マグネシウム)、真空内で濃縮してオイルとしての生成物を生じ、このオイルを自立する状態まで固形化した。収量:78.4g。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ7.71(2H,d,ArH),7.08(2H,d,ArH),3.66(2H,s,ArCH2CN)。
NMP(197mL、シグマ・オールドリッチ社製)を、THF(197mL、ユニバール社製)におけるナトリウム tert-ブトキシド(124.0g、アルファ‐アエザー社製)の懸濁液にアルゴンの下に添加した。この混合物は、0゜Cに冷却し、またNMP/THFの割合が50:50の混合物(173mL)における、ヨードメタン(87.9mL、シグマ・オールドリッチ社製)及び4−ヨードフェニルアセトニトリル(78.4g)の溶液を内部温度が10゜未満に維持されるよう滴下添加した。この混合物を室温まで温め、また一晩かけて撹拌した。つぎに、2MのHCl(930mL)及びトルエン(930mL)を添加し、水性層を分離し、トルエン(2×465mL)で抽出した。複合有機物を飽和重炭酸ナトリウム(930mL)、食塩水(930mL)、2Mのチオ硫酸ナトリウム(930mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸マグネシウムで)、真空で濃縮し、黄色/オレンジ色の固形物にした。EtOAc/ヘプタン混合物で溶離しつつカラム・クロマトグラフィによる精製により、標題化合物を淡黄色オイルとしての生成物を生じた。収量:4.55g。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ7.71(2H,d,Ar−H),7.23(2H,d,Ar−H),1.70(6H,s,CH3)。
酢酸パラジウム(261mg、プレシャス・メタルズ・オンライン社製)及び(±)2,2′−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1′−ビナフチル(BINAP)(723mg、アルファ‐アエザー社製)を、400mLの脱気トルエンに添加し、つぎに、アルゴンの下で45゜Cに30分間加熱した。この溶液を冷却し、また2−(4−ヨードフェニル)−2−メチルプロパンニトリル(28.6g)、ビス−(4−クロロフェニル)アミン(25.12g)及びナトリウム tert-ブトキシド(11.15g)を10分間にわたり添加した。この添加が完了した後、反応混合物を加熱し、20時間還流した。この反応混合物を冷却し、シリカプラグを通して濾過し、溶剤を減圧下で除去した。EtOAc/ヘプタン混合物を使用するカラム・クロマトグラフィによる精製により、黄色の固形物としての生成物を生じた。この生成物をメタノール(150mL)で還流し、濾過し、クリーム色の熱い固形物を生じた。濾液からの固形物を収集し、複合固形物をアセトニトリルから再結晶化し、固形物をアセトニトリル(×2)で洗浄した。収量:10.5g。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ7.31(2H,d,Ar−H),7.21(4H,d,Ar−H),6.97〜7.02(6H,m,Ar−H),1.71(6H,s,2xCH3)。
500mLの3ネック丸底フラスコに、オーバーヘッド撹拌装置、温度計、空気冷却機、クライゼンアダプタ及びセプタム(隔壁)付き入口を装備した。この装置をアルゴンでフラッシュ洗浄した。N,N−ジメチルアセトアミド(278.5mL、シグマ・オールドリッチ社製)を注入し、15分間アルゴンで脱気した。トリフェニルホスフィン(10.74g、シグマ・オールドリッチ社製)、2,2′−ビピリジル(500mg、シグマ・オールドリッチ社製)、亜鉛(15.85g,アルファ‐アエザー社製)及び塩化ニッケル(II)(300mg、シグマ・オールドリッチ社製)を容器に添加した。内容物を70〜80゜Cに加熱し、これによりこの混合物は赤茶色に変化した。ヨード(ヨウ素)の結晶を2,3個この混合物に添加し、混合物を1時間にわたり撹拌しながら放置した。2,4−ジメチル(18.87g)及び4−イソプロピルシアノ(8.99g)モノマーを容器に添加した。この反応物を70〜80゜Cにして19時間にわたり撹拌しながら放置してから、室温まで冷却した。この反応物を濾過し、固形物をN,N−ジメチルアセトアミドで洗浄した。濾過ケーキをトルエン(500mL)に溶解させ、またセライトを通して濾過した。この濾液を1Mの水酸化ナトリウム溶液(250mL)、水(250mL)及び10%NaCl溶液(250mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウムで)、濃縮して黄色の固形物を生じた。この材料をトルエン(250mL)に溶解させ、シリカを通してトルエンで溶離しつつ濾過した。このシリカもテトラヒドロフランでフラッシュ洗浄し、すべての生成物をパッドから除去した。生成物の一部を組合せ、濃縮し、黄色の固形物(14.5g)を生じた。これをトルエン(500mL)に溶解させ、活性炭処理した。濾液を濃縮し、黄色の固形物を生じた。この材料は、テトラヒドロフラン(80mL)内に溶解させ、撹拌するメタノール(400mL)に滴下添加した。1時間の撹拌後、結果として得られた懸濁液を濾過によって収集し、淡黄色粉末を生じた。収量:9.9g。Mn=9694g/モル。n=34。多分散性=1.9
ポリマー(5)の誘電係数は3.7であった。
テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(Pd(PPh3)4)(6.62g、ピークデール・モレキュラー社製)を、テトラヒドロフラン(1120mL)及び水(750mL)における4−ブロモ−N,N−ビス(4−クロロフェニル)アニリン(実施例7a(i))(75g)、2,4−ジメトキシボロン酸(38.2g、アルファ‐アエザー社製)及び炭酸ナトリウム(64.7g)の混合物にアルゴンの下に添加し、この混合物を加熱して一晩かけて還流した。有機物を分離し、水性層を酢酸エチル(×2)で抽出し、複合有機物を乾燥し、黒色の固形物に濃縮した。この固形物をシリカに吸着させ、酢酸エチル/ヘプタン混合物を溶離しつつ柱状化し、緑/茶色の固形物を生じた。メタノールを添加し、混合物を20分間撹拌し、ついで濾過し、メタノール(×2)で洗浄した。メタノールを添加し、混合物を40゜Cに加熱し、ジクロロメタンをすべての固形物が溶解するまで小分けに添加した。溶液を10分間撹拌し、氷槽内で1時間冷却し、次いで、固形物を濾過し、メタノール/ジクロロメタンの割合が50:50の混合物(×2)で洗浄し、乾燥して明るい緑/茶色の固形物として生成物を生じた。収量:40.8g。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ7.40(2H,d,ArH),7.19〜7.25(5H,m,ArH),7.00〜7.05(6H,m,ArH),6.55(2H,m,ArH),3.84(3H,s,OMe),3.81(3H,s,OMe)
500mLの3ネック丸底フラスコに、オーバーヘッド撹拌装置、温度計、空気冷却機、クライゼンアダプタ及びセプタム(隔壁)付き入口を装備した。この装置をアルゴンでフラッシュ洗浄した。N,N−ジメチルアセトアミド(150mL、シグマ・オールドリッチ社製)を投入し、15分間アルゴンで脱気した。トリフェニルホスフィン(4.54g、シグマ・オールドリッチ社製)、2,2′−ビピリジル(210ミリグラムmg、シグマ・オールドリッチ社製)、亜鉛(6.71g,アルファ‐アエザー社製)及び塩化ニッケル(II)(130mg、シグマ・オールドリッチ社製)を容器に添加し、内容物を70〜80゜Cに加熱し、この溶液は赤茶色に変化した。ヨード(ヨウ素)の結晶を2,3個この混合物に添加し、この反応物を1時間にわたり撹拌しながら放置した。モノマー(15g)を容器に添加し、ついで無水トルエン(24mL、シグマ・オールドリッチ社製)を添加した。この反応物を15時間にわたり撹拌しながら放置してから室温まで冷却した。この反応物を濾過し、固形物をN,N−ジメチルアセトアミドで洗浄した。濾過ケーキをジクロロメタン(500mL)内に溶解し、セライトを通して濾過した。濾液を1M塩酸(250mL)、水(250mL)及び10%食塩水溶液(250mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸マグネシウムで)、濃縮して黄色の固形物を生じた。この材料をジクロロメタン(500mL)内に溶解し、シリカによってジクロロメタンで溶離させながら濾過した。生成留分を集めて濃縮し、黄色の固形物を生じた。この固形物をクロロホルム(250mL)に溶解させ、活性炭処理した。つぎに濾液を濃縮して黄色の固形物を生じた。この材料をクロロホルム(150mL)に溶解させ、メタノールの撹拌部分に滴下添加した。この結果得られた懸濁液を1時間にわたり撹拌してから、濾過によって収集し、淡黄色粉末を生じた。収量:6.67g。Mn=3368g/モル。n=8.8。多分散性=2.4。
ポリマー(6)の誘電係数は3.5であった。
(i)4−ブロモ−N,N−ビス(4−クロロフェニル)アニリン
冷却器、温度計及びアルゴン流入口を装備した5Lの3ネック平底フラスコをアルゴンでフラッシュ洗浄した。つぎに、このフラスコにトルエン(1.4L)、ビス(4−クロロフェニル)アミン、実施例3(c)の化合物(40g)、4−ブロモヨードベンゼン(52.3g、アポロ・サイエンティフィック社製)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)Pd2−(dba)3)(461mg、アクロス社製)、(±)−2,2′−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1′−ビナフチル(1.05g、アルファ‐アエザー社製)、及びナトリウム−tert−ブトキシド(35.5g、アルファ‐アエザー社製)を投入した。この結果得られた黒色溶液を100゜Cにして48時間加熱し、ついで冷却し、またセライトパッドを通して、トルエンで洗浄しながら濾過した。濾液を濃縮し、約半分の体積にしてから水(1L)、飽和食塩水(1L)で洗浄し、MgSO4で乾燥し、緑色の固形物に濃縮した。酢酸エチル/ヘプタン混合物で溶離させながら乾式フラッシュカラム・クロマトグラフィによる精製、これに続くアセトニトリルからの再結晶化により、目標化合物を生じた。収量:32g、オフホワイト色の固形物。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ7.35(2H,m,Ar−H),7.20(4H,m,Ar−H),6.98(4H,m,Ar−H),6.92(2H,m,Ar−H)。
3ネック丸底フラスコに温度計、アルゴン流入口及び均圧化投下漏斗を装備した。フラスコに、無水2−メチルテトラヒドロフラン(1.1L)及び4−ブロモ−N,N−ビス(4−クロロフェニル)アニリン(60.9g)を投入してから、−78゜Cまで冷却した。n−ブチルリチウム(ヘキサン95.4mL内の1.95M溶液を滴下添加し、溶液を−78゜Cにして1時間にわたり撹拌した。つぎに、ホウ酸トリメチル(26mL、シグマ・オールドリッチ社製)をシリンジによって滴下添加し、−78゜Cにして1時間にわたり撹拌しながら放置し、ついで一晩かけて室温まで温めた。1Mの塩酸(630mL)を小分けに添加して反応混合物にし、層分離させ、有機物を水(600mL)、食塩水(600mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥し、淡黄色の固形物になるまで濃縮した。この固形物は、ヘプタン内でスラリー状にし、室温で1時間にわたり撹拌した。この固形物を濾過し、ヘプタンで洗浄してから真空下で乾燥し、淡黄色の粉末を生じた。収量:39.3g。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ8.02(2H,m,Ar−H),7.27(4H,m,Ar−H),7.05(6H,m,Ar−H)。
アルゴン流入口及び冷却器を装備した2Lの平底フラスコに、4−(ビス(4−クロロフェニル)アミノ)フェニル)ボロン酸(39.3g)、2−(4−ヨードフェニル)−2−メチルプロパンニトリル、実施例5(c)の化合物(27.1g)及びテトラヒドロフラン(591mL)を投入した。炭酸ナトリウム(33.9g)を水(393mL)に溶解させ、これをテトラヒドロフラン混合物に添加した。反応混合物を75゜Cにして16時間加熱した。酢酸エチル(200mL)及び水(200mL)を添加し、混合物をセライトパッドで濾過した。層分離させ、有機層を食塩水(600mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥し、また濃縮した。この結果得られた材料を、酢酸エチル/ヘプタン混合物で溶離させながら、フラッシュカラム・クロマトグラフィにより精製した。留分を粘度が高いスラリーまで濃縮し、また固形物を濾し取り、ヘプタンで洗浄し、真空の下で乾燥し、オフホワイト色の固形物を生じた。収量:27g。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ7.56〜7.42(6H,m,Ar−H),7.21(4H,m,Ar−H),7.15〜7.02(6H,m,Ar−H)、1.77(6H,s,CH3)。
250mLの3ネック丸底フラスコに、オーバーヘッド撹拌装置、温度計、空気冷却機、クライゼンアダプタ及びセプタム(隔壁)付き入口を装備した。この装置をアルゴンでフラッシュ洗浄した。N,N−ジメチルアセトアミド(128mL、シグマ・オールドリッチ社製)を投入し、15分間アルゴンで脱気した。トリフェニルホスフィン(4.17g、シグマ・オールドリッチ社製)、2,2′−ビピリジル(191ミリグラムmg、シグマ・オールドリッチ社製)、亜鉛(6.16g,アルファ‐アエザー社製)及び塩化ニッケル(II)(120mg、シグマ・オールドリッチ社製)を容器に添加した。内容物を70〜80゜Cに加熱し、この溶液は赤茶色に変化した。ヨード(ヨウ素)の結晶を2,3個この混合物に添加し、この反応物を1時間にわたり撹拌しながら放置した。2,4−ジメチルモノマー(5.8g)及び2−(4′−(ビス(4−クロロフェニル)アミノ)−[1,1′−ビフェニル]−4−イル)−2−メチルプロパンニトリル(7.0g)を反応物に添加し、ついで無水トルエン(21mL、シグマ・オールドリッチ社製)を添加し、この反応物をこの温度で16時間にわたり撹拌した。この反応物を冷却し、固形物を濾し取り、N,N−ジメチルアセトアミドで洗浄した。トルエン(600mL)を添加し、及び混合物を50゜Cに加熱し、セライトのパッドを通して濾過した。残留固形物をジクロロメタン(500mL)内に溶解し、40゜Cにまで温め、つぎに、セライトのパッドを通して濾過した。トルエンを含む濾液を粘り気のある固形物となるまで濃縮し、ジクロロメタン(500mL)を添加し、前回のジクロロメタンを含む濾液と組合わせる。組合せ有機物を1Mの含水水酸化ナトリウム(800mL)、水(800mL)、10%食塩水(800mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥し、濃縮した。この結果得られた固形物をジクロロメタン(250mL)に溶解させ、シリカパッドの通過させ、ジクロロメタンで洗浄した。組合せた留分を固形物となるまで濃縮し、この固形物をテトラヒドロフラン(400mL)に溶解させ、活性炭処理し、黄色の固形物となるまで濃縮した。この固形物をテトラヒドロフラン(100mL)に溶解させ、メタノール(500mL)に滴下添加し、濾過し、真空下で乾燥し、目標化合物を生じた。収量:4.85g。Mn=7139g/モル。n=10.8。多分散性=1.59。
ポリマー(7)の誘電係数は4.0であった。
1−(4−ヨードフェニル)シクロヘキサンカルボニトリル
N−メチルピロリジノン(NMP)(197mL、シグマ・オールドリッチ社製)を、テトラヒドロフラン(THF)(197mL、ユニバール社製)におけるナトリウム tert-ブトキシド(124.0g、アルファ‐アエザー社製)の懸濁液にアルゴンの下に添加した。この混合物を0゜Cに冷却し、NMP/THFの割合が50:50の混合物(173mL)における1,5−ジブロモペンタン(87.9mL、シグマ・オールドリッチ社製)及び4−ヨードフェニルアセトニトリル(78.4g)の溶液を、内部温度が10゜Cに維持されるよう滴下添加した。この混合物を室温まで温め、一晩かけて撹拌した。2Mの塩酸(930mL)及びトルエン(930mL)を添加し、水性層を分離し、トルエン(2×465mL)で抽出した。組合せの有機物を飽和炭酸ナトリウム(930mL)、食塩水(930mL)、2Mのチオ硫酸ナトリウム(930mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸マグネシウムで)、真空下で濃縮し、黄/橙色の固形物を生じた。ジクロロメタンを添加し、また固形物を濾過し、ジクロロメタンで洗浄し、白色の固形物としての生成物を生じた。収量:22.55g。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ7.70〜7.72(2H,m,ArH),7.22〜7.25(2H,m,ArH),2.10〜2.13(2H,m,−CH2−),1.67〜1.89(7H,m,−CH−),1.22〜1.32(1H,m,−CH−)。
トルエン(338mL)における酢酸パラジウム(179mg)及び(±)−2−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1′−ビナフチル(496mg)の溶液を50゜Cに加熱し、つぎに、室温に冷却した。1−(4−ヨードフェニル)シクロヘキサンカルボニトリル(22.55g)、ビス(4−クロロフェニル)アミン(17.26g)及びトリウム−tert−ブトキシド(7.66g)を添加し、この混合物を加熱し、一晩かけて還流させた。この混合物を室温に冷却し、シリカパッドにより濾過し、次いで真空下で濃縮し、オイルを生じた。酢酸エチル/ヘプタン混合物により溶離しつつカラム・クロマトグラフィによる精製を行い、これに続いてIPAからの再結晶化によって白色の固形物としての生成物を生じた。収量:12.5g。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ7.31〜7.35(2H,m,ArH),7.19〜7.23(4H,m,ArH),6.97〜7.04(4H,m,ArH),2.14〜7.17(2H,m,−CH2−),1.68〜1.86(7H,m,−CH2−),1.20〜1.32(1H,m,−CH−)。
500mLの3ネック丸底フラスコに、オーバーヘッド撹拌装置、温度計、空気冷却機、クライゼンアダプタ及びセプタム(隔壁)付き入口を装備した。この装置をアルゴンでフラッシュ洗浄した。N,N−ジメチルアセトアミド(125mL、シグマ・オールドリッチ社製)を投入し、15分間アルゴンで脱気した。トリフェニルホスフィン(4.04g、シグマ・オールドリッチ社製)、2,2′−ビピリジル(200mg、シグマ・オールドリッチ社製)、亜鉛(6.00g,アルファ‐アエザー社製)及び塩化ニッケル(II)(120mg、シグマ・オールドリッチ社製)を容器に添加し、内容物を70〜80゜Cに加熱し、この溶液は赤茶色に変化した。ヨード(ヨウ素)の結晶を2,3個この混合物に添加し、この反応物を1時間にわたり撹拌しながら放置した。4−シクロヘキシルシアノモノマー(12.5g)を容器に添加し、ついで無水トルエン(20mL、シグマ・オールドリッチ社製)を添加し、この反応物を19時間にわたり撹拌しながら放置してから、室温まで冷却した。この反応物を濾過し、固形物をN,N−ジメチルアセトアミドで洗浄した。濾過ケーキをジクロロメタン(250mL)内に溶解し、セライトを通して濾過した。濾液を1Mの水酸化ナトリウム(250mL)、水(250mL)、10%NaCl溶液(250mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウムで)、濃縮し、黄色の固形物を生じた。この材料をジクロロメタン(250mL)に溶解させ、またジクロロメタンで溶離させながらシリカを通して濾過した。生成物留分を組合せて濃縮し、オフホワイト色の固形物(8g)を生じた。この固形物をクロロホルム(250mL)に溶解させ、3回活性炭処理した(3×0.8gの活性炭)。つぎに、濾液を濃縮してオフホワイト色の固形物を生じた。この材料をクロロホルム(125mL)に溶解させ、メタノール(625mL)の撹拌部分に滴下添加した。この結果得られた懸濁液を1時間にわたり撹拌してから、濾過によって収集し、オフホワイト色の粉末を生じた。収量:6.5g。不溶性のため、GPCデータは得られなかった。
ポリマー(8)の誘電係数は4.1であった。
(i)2−(4−(ジフェニルアミノ)フェニル)−2−メチルプロパンニトリル
酢酸パラジウム(II)(3.01g、プレシャス・メタルズ・オンライン社製)及び4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン(7.76g、マンチェスター・オーガニクス(Manchester Organics)社製)をトルエン(550mL)内に溶解させ、この溶液を脱気した。ジフェニルアミン(22.7g、アルファ‐アエザー社製)、ナトリウムtert−ブトキシド(28.4g、アルファ‐アエザー社製)、及び2−(4−ヨードフェニル)−2−メチルプロパンニトリル(40g)を添加し、この溶液を90゜Cにして18時間加熱した。この反応物を冷却し、セライトパッドを通して濾過し、水、食塩水で洗浄し、乾燥し(MgSO4で)、濃縮した。残留物を、酢酸エチル/ヘプタン混合物で溶離しながらフラッシュカラム・クロマトグラフィにより精製してオイルを生じた。ヘプタンをオイルに添加し、この結果得られた固形物を濾過して白色固形物としての生成物を生じた。収量:17.5g。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ7.22〜7.32(9H,m),7.00〜7.10(6H,m),1.71(6H,s)。
2−(4−ジフェニルアミノ)フェニル−2−メチルプロパンニトリル(7.5g)を酢酸エチル(128mL)に溶解させた。N−ブロモコハク酸イミド(NBS)(8.55g、アポロ・サイエンティフィック社製)を小分けにして添加してから、その反応物を室温にして18時間にわたり撹拌しながら放置した。反応混合物を水、炭酸ナトリウム、食塩水で洗浄し、乾燥し(MgSO4で)、濃縮した。ヘプタンを残留物に添加し、この結果得られた固形物を濾し取り、灰色の固形物としての生成物を生じた。収量:6.4g。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ7.30(6H,m),7.04(2H,d),6.93(4H,d),1.71(6H,s)。
(i)2,4−ジメチル−N,N−ジフェニルアニリン
トルエン(735mL)を10分間脱気し、ついで、ジフェニルアミン(15g、アルファ‐アエザー社製)、4−ヨードキシレン5(21.6g、アルファ‐アエザー社製)、及びナトリウムtert−ブトキシド(10.65g、アルファ‐アエザー社製)を添加してから、さらに5分間脱気した。Pd2(dba)3(812mg、アクロス社製)及びトリ−tert−ブチルホスフィン(1.08mL、アルファ‐アエザー社製)を添加し、この混合物を95゜で3.5時間加熱した。ほの反応物を冷却し、水(750mL)で急冷し、10分間撹拌し、ついでセライトを通して濾過した。有機層を分離し、食塩水(2×500mL)で洗浄し、茶色のオイルになるまで濃縮した。収量:24.46g。オイルをトルエンに溶解させ、シリカプラグに通過させた。濾液を濃縮して標題の化合物を茶色のオイルとして生じた。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ7.16〜7.23(4H,m,ArH),6.86〜7.05(9H,m,ArH),2.33(3H,s,CH3),2.00(3H,s,CH3)。
NBS(31.55g、アポロ・サイエンティフィック社製)を、EtOAc(410mL)における2,4−ジメチル−N,N−ジフェニルアニリン(24.23g)の溶液に添加した。この混合物を5分間にわたりゆっくりと温め、溶液が再び冷却するまでさらに1時間にわたり撹拌した。この混合物を水(250mL)、Na2CO3(2×375mL)、食塩水(250mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO4で)、暗褐色の固形物になるまで濃縮した。THF/MeCNからの再結晶化により、灰色の固形物としての標題の化合物を生じた。収量:27.7g。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ7.22〜7.30(4H,m,ArH),7.05(1H,d,ArH),7.00(1H,dd,ArH),6.95(1H,d,ArH),2.33(3H,s,CH3),1.97(3H,s,CH3)。
2−(4−(ビス(4−ブロモフェニル)アミノ)フェニル)−2−メチルプロパンニトリル(実施例9a(ii))(537.4mg)、N,N−ビス(4−ブロモフェニル)−2,4−ジメチルアニリン(実施例9b(ii))(328.5mg)、及び2,4−ジメチル−N,N−ビス(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)アニリン(実施例9(c))(1.01g)を、トルエン:ジオキサン:水(9.3mL:4.6mL:4.6mL)による混合物に添加し、これに続いてリン酸カリウム(1.61g、アルファ‐アエザー社製)及びアリコート336(4滴、アルファ‐アエザー社製)を添加した。この混合物を10分間脱気し、次いでPd2(dba)3(8.8mg、アクロス(Acros)社製)、及びトリ(o−トリル)ホスフィン(17.4mg、シグマ・オールドリッチ社製)を添加し、この混合物を必要なMnに達するまで、90゜Cに加熱した。Mnは、反応物を1時間毎にサンプリングし、またGPCを分析することによって決定した。この時点で、ピナコレートボロン構成成分は、ブロモベンゼン(1.5g、シグマ・オールドリッチ社製)を添加し、また混合物を90゜Cにして一晩かけて加熱することによって置換した。この混合物を冷却し、MeOH(92.5mL)内に注入し、この沈殿物を濾過し、トルエン(100mL)に溶解した。この溶液を1MのNaOH(92.5mL)、水(92.5mL)、食塩水(92.5mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸マグネシウムで)、オレンジ色の固形物になるまで濃縮した。この固形物をトルエン(10mL)に溶解し、THF:トルエン(50:50)で溶離しつつシリカプラグを通して濾過した。濾液をオレンジ色の固形物になるまで濃縮し、この固形物をTHF(10mL)に溶解し、MeOH(50mL)に滴下添加した。懸濁液を15分間撹拌し、つぎに濾過して黄色の固形物を生じ、この固形物をトルエンに溶解し、活性炭(3×80mL)で処理し、濾液を濃縮した。固形物をTHF(10mL)に溶解し、MeOH(50mL)に滴下添加した。この結果得られた固形物を濾過し、乾燥し、黄色の固形物としての標題の化合物を生じた。収量:620mg。Mn=3900mg/モル。n=13.8。多分散性=2.29。
トルエン(170mL)を10分間脱気し、ついで2−(4−(ビス(4−ブロモフェニル)アミノ)フェニル)−2−メチルプロパンニトリル(2.70g)、N,N−ビス(4−ブロモフェニル)−2,4−ジメチルアニリン(1.66g)、及び2,4−ジメチル−N,N−ビス(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)アニリン(5.01g)を添加し、これに続いて(Ph3P)4Pd(27.7mg、ピークデール・モレキュラー社製)及び1MのNa2CO3(95mL)を添加した。この混合物を必要なMnに達するまで95゜Cに加熱した。Mnは、反応物を1時間毎にサンプリングし、またGPCを分析することによって決定した。この時点で、ピナコレートボロン構成成分は、ブロモベンゼン(7.5g、シグマ・オールドリッチ社製)を添加し、また混合物を95゜Cにして一晩かけて加熱することによって置換した。この混合物を冷却し、メタノール(1325mL)内に注入した。この結果得られた懸濁液を濾過によって収集し、トルエン(250mL)に溶解し、セライトに通して濾過した。この濾液を1MのNaOH(250mL)、水(250mL)、食塩水(250mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO4で)、黄色の固形物になるまで濃縮した。臭化物の構成成分を除去するため、この固形物を脱気したトルエン(170mL)に溶解し、1MのNa2CO3(95mL)、(Ph3P)4Pd(27.7mg、ピークデール・モレキュラー社製)及びフェニルボロン酸(5.81g、アポロ・サイエンティフィック社製)を添加した。上述の作業を繰り返し、150mLまで濃縮した。これを50:50の割合としたトルエン:THFの混合物で溶離させながらシリカに通して濾過した。濾液を茶色の固形物になるまで濃縮し、この固形物をトルエン(100mL)に溶解し、活性炭(3×500mL)で処理し、濾液を濃縮した。固形物をTHF(50mL)に溶解し、MeOH(250mL)内で沈殿させた。この結果得られた懸濁液を濾過し、灰色の固形物としての標題の化合物が得られた。収量:4.0g。Mn=1992g/モル。n=7.0。多分散性=3.35。
ポリマー9の誘電定数は3.6であった。
トルエン(34mL)を10分間脱気し、つぎに2−(4−(ビス(4−ブロモフェニル)アミノ)フェニル)−2−メチルプロパンニトリル4(537.4mg)、N,N−ビス(4−ブロモフェニル)−2,4−ジメチルアニリン7(328.7g)、及び2,4−ジメチル−N,N−ビス(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)アニリン8(1.00g)を添加し、これに続いて(Ph3P)4Pd(5.7mg、ピークデール・モレキュラー社製)及び1MのNa2CO3(19mL)を添加した。この混合物を95゜Cにして18時間にわたり加熱し、ブロモベンゼンを添加し、また混合物を一晩かけて95゜Cにして加熱することによって、ピナコレートボロン成分を置換した。フェニルホウ酸(1.16g、アポロ・サイエンティフィック社製)を添加し、また混合物を一晩かけて加熱することによって、臭化物成分を置換した。上述のような精製により灰色の固形物としての生成物を生じた。収量:825mg。Mn=2300g/モル。n=8.1。多分散性=3.31。
1Lの3ネック丸底フラスコに、オーバーヘッド撹拌装置、温度計、空気冷却機、クライゼンアダプタ及びセプタム(隔壁)付き入口を装備した。この装置をアルゴンでフラッシュ洗浄した。500mLの無水N,N−ジメチルアセトアミド(シグマ・オールドリッチ社製)をカニューレ針を使用して容器に注入し、この溶液を15分間アルゴンで脱気した。トリフェニルホスフィン(19.65g、シグマ・オールドリッチ社製)、2,2′−ビピリジル(0.92g、シグマ・オールドリッチ社製)、亜鉛(29.65g,アルファ‐アエザー社製)及び塩化ニッケル(II)(0.51g、シグマ・オールドリッチ社製)を添加し、反応物を70〜80゜Cに加熱し、この混合物は赤茶色に変化した。20分後、ヨード(ヨウ素)の結晶を2,3個添加し、この混合物を70〜80゜Cにしてさらに40分間撹拌しながら放置した。2,4−ジメチルPTAAモノマー(49.88g、実施例4参照)を添加し、次いで無水トルエン(75mL、オールドリッチ社製)を添加した。反応物を70〜80゜Cにして19時間にわたり撹拌しながら放置した。この反応物を室温まで冷却し、濾過した。この固形物を濾液で洗浄してから、容器に戻し、トルエン(500mL)内に50゜Cにして溶解した。この混合物を室温に冷却し、濃縮した塩酸(80mL)をゆっくりと添加することによって冷却した。層分離し、有機相を10%含水塩化ナトリウム溶液(3×250mL)で洗浄した。つぎに、有機相を乾燥し(硫酸ナトリウムで)、セライトパッドを通して濾過した。濾液を濃縮し、黄色の固形物を生じた。この固形物をトルエン(200mL)に溶解し、TLCプレート上のUVスポットによって他に生成物が見られなくなるまでトルエンで溶離しながらシリカゲル(100g)のパッドを通して濾過した。150mLノテトラヒドロフランにおける固形物の溶液を準備し、これをメタノール(750mL)の撹拌部分に1時間にわたり添加した。懸濁液を1時間にわたり撹拌してから、濾過し、メタノール(2×100mL)で洗浄し、乾燥して黄色の粉末を生じた。収量:25.78g。Mn=3263g/モル。n=12.0。多分散性=1.7。
磁気撹拌装置を装備した1Lのオートクレーブに、11.22gの2,4−ジメチル−ポリトリアリールアミンポリマー及び500mLのトルエン(フィッシャー・サイエンティフィック(Fisher Scientific)社製)を投入した。これに水(90mL)における10%炭素担持パラジウム(5.6g、シグマ・オールドリッチ社製)のスラリーを添加した。トリエチルアミン(17mL、アルファ‐アエザー社製)をこの撹拌溶液に添加し、また反応混合物を21.09kg/cm2(350psi)/50゜Cにして72時間にわたり水素化した。冷却及び通気後、混合物をセライトを通してトルエンで溶離させながら濾過した。濾液を水(4×500mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウムで)、濃縮して黄色の固形物を生じた。この材料をトルエン(100mL)に溶解し、シリカパッドを通してトルエンで溶離しながら、TLCプレート上のUVスポットによって生成物が見られなくなるまで濾過した。つぎに濾液を濃縮して黄色の固形物を生じた。500mLの丸底フラスコに、トルエン(250mL)及び活性炭(1.2g)における生成物溶液を投入した。この混合物を60゜Cにして30分間加熱し、次いで熱い状態のままブフナー漏斗を通して濾過し、最小の量のトルエンで洗浄した。この炭素スクリーニングプロセスを2回以上繰り返し、3回目の処理物をガラス焼結体に通して濾過した。濾液を濃縮し、暗黄色の固形物を生じた。この材料のテトラヒドロフラン(60mL)における溶液を準備し、メタノール(300mL)の撹拌部分にゆっくりと添加した。この結果得られた懸濁液を1時間にわたり撹拌し、真空濾過によって収集し、メタノール(3×50mL)で洗浄し、乾燥し、淡黄色の粉末を生じた。収量:9.75g。Mn=3138g/モル。n=11.6。多分散性=1.8。塩素含量=19ppm。
2,4−ジメチルPTAAポリマー(10)の誘電率は3.0であった。
機械的撹拌装置、温度計、冷却器及びアルゴン流入口を装備した2Lの3ネック丸底フラスコに、トルエン(1.125L)、酢酸パラジウム(494.4mg、プレシャス・メタルズ社製)及び(±)−2,2′−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1′−ビナフチル(1.37g、アルファ‐アエザー社製)を容器に投入し、内容物を50゜Cに加熱し、次いで室温になるまで冷却し、室温に達した後、1時間にわたり撹拌しながら放置した。3,5−ビス(トリフルオロメチル)ヨードベンゼン(75g、メイブリッジ(Maybridge)社製)、ビス(4−クロロフェニル)アニリン(52.5g)及びナトリウム-tert-ブトキシド(23.28g、アルファ‐アエザー社製)を容器に添加し、110゜Cにして8時間加熱した。この反応物を冷却し、水(750mL)を添加した。この混合物を濾過し、層分離した。有機相を水で洗浄し、セライトパッドに通して濾過し、濃縮した。粗生成物を、溶離液としてヘプタンを使用するクロマトグラフィによって、次いでメタノールから2回の再結晶化をすることによって精製した。収量:35g。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ7.31〜7.29(7H,m,ArH),7.04〜7.02(3H,m,ArH)。
1Lの3ネック丸底フラスコに、オーバーヘッド撹拌装置、温度計、空気冷却機、クライゼンアダプタ及びセプタム(隔壁)付き入口を装備した。この装置をアルゴンでフラッシュ洗浄した。N,N−ジメチルアセトアミド(250mL、シグマ・オールドリッチ社製)を投入し、15分間脱気した。トリフェニルホスフィン(7.58g、シグマ・オールドリッチ社製)、2,2′−ビピリジル(364.2mg、シグマ・オールドリッチ社製)、亜鉛(11.17g,アルファ‐アエザー社製)及び塩化ニッケル(II)(216.7mg、シグマ・オールドリッチ社製)を容器に添加した。この内容物を70〜80゜Cに加熱し、これによりこの混合物は赤茶色に変化した。ヨード(ヨウ素)の結晶を2,3個添加し、この反応物を1時間にわたり撹拌しながら放置した。3,5−ビス(トリフルオロメチル)モノマー(24.98g)を容器に添加した。無水トルエン(41mL、シグマ・オールドリッチ社製)を添加し、この反応物を、70〜80゜Cにして19時間にわたり撹拌してから室温にまで冷却した。この反応物を濾過し、固形物をN,N−ジメチルアセトアミド(100mL)で洗浄した。濾過ケーキをテトラヒドロフラン(300mL)に溶解し、セライトに通して濾過し、濃縮した。この材料をテトラヒドロフラン(250mL)に溶解し、シリカに通してテトラヒドロフランで溶離させながら濾過した。生成留分を組合せ、濃縮して黄色の固形物を生じた。この固形物を2−メチルテトラヒドロフラン(230mL)に溶解し、1Mの水酸化ナトリウム溶液(200mL)、水(200mL)、10%塩化ナトリウム溶液(200mL)及び水(200mL)で洗浄してから、黄色の固形物(8.5g)を生じた。この固形物をテトラヒドロフラン(50mL)に溶解し、3回の活性炭(3×0.85g)による活性炭処理をし、次いで濃縮した。この材料をテトラヒドロフラン(60mL)に溶解し、メタノール(300mL)の撹拌部分に滴下添加した。この結果得られた懸濁液を1時間にわたり撹拌してから、濾過によって収集し、乾燥した。収量:7.5g。Mn=5350g/モル。n=14.1。多分散性=1.3
ポリマー(13)の誘電係数は2.8であった。
(a)4−クロロ−2−メトキシアニリンの合成
MeOH(10mL)における5−クロロ−2−ニトロアニソール(1.0g、シグマ・オールドリッチ社製)、ギ酸アンモニウム(3.36g、アルファ‐アエザー社製)及び10%炭素担持プラチナ(100mg)の混合物を加熱し、45分間にわたり還流させ、次いで室温に冷却し、セライトに通して濾過し、MeOH洗浄した。濾液を濃縮し、残留物をEtOAc及び水に溶解した。有機物を乾燥し(MgSO4で)、茶色のオイルになるまで濃縮した。この材料をシリカに吸着させ、酢酸エチル/ヘプタン混合物で溶離しながらカラムクロマトグラフィ処理し、茶色のオイルとしての生成物を生じた。収量:0.7g。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ6.72〜6.78(2H,m,ArH),6.58〜6.62(1H,m,ArH),3.83(3H,s,OMe)。
トルエン(1000mL)における酢酸パラジウム(II)(949mg、プレシャス・メタルズ・オンライン社製)及び(±)−2−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1′−ビナフチル(2.63g、アルファ‐アエザー社製)の溶液をアルゴンの下に50゜Cに加熱し、つぎに、室温に冷却した。4−クロロ−2−メトキシアニリン(66.6g)、4−ヨードクロロベンゼン(105.81g、アポロ・サイエンティフィック社製)及びナトリウム-tert-ブトキシド(44.68g、アルファ‐アエザー社製)を添加し、またこの混合物を加熱して90分間にわたり還流した。この混合物を室温に冷却し、水(500mL)で急冷し、有機物を分離し、乾燥し(MgSO4で)、濃縮した。残留物をシリカに吸着させ、酢酸エチル/ヘプタン混合物で溶離しながらカラムクロマトグラフィ処理し、暗橙色のオイルとしての生成物を生じ、このオイルを自立状態になるまで固形化した。収量:97.86g。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ7.18〜7.23(2H,m,ArH),7.12(1H,d,ArH),7.00〜7.05(2H,m,ArH),6.82〜6.85(2H,m,ArH),6.00(1H,brs,NH),3.87(3H,s,OMe)。
酢酸パラジウム(II)(3.84g、プレシャス・メタルズ・オンライン社製)及び4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9′−ジメチルキサンテン(9.91g、マンチェスター・オーガニクス社製)をトルエン(690mL)に溶解し、アルゴンの下に室温で1時間にわたり撹拌した。4−クロロ−N−(4−クロロフェニル)−2−メトキシアニリン(45.9g)、ヨードクロロベンゼン(47.9mg、シグマ・オールドリッチ社製)及びナトリウム-tert-ブトキシド(42.78g、アルファ‐アエザー社製)を添加し、またこの混合物を85゜Cにして一晩かけて加熱した。この混合物を室温に冷却し、水(690mL)で急冷し、セライトに通して濾過した。有機物を分離し、乾燥し(MgSO4で)、黒色のオイルになるまで濃縮した。この材料をシリカに吸着させ、酢酸エチル/ヘプタン混合物で溶離しながらカラムクロマトグラフィ処理し、茶色のオイルを生じた。MeOHを添加し、この混合物を0゜Cに冷却し、1時間にわたり撹拌した。固形物を濾過し、DCM/MeOHから再結晶化し、白色の固形物としての生成物を生じた。収量:14.5g。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ7.18〜7.23(2H,m,ArH),7.10〜7.15(2H,m,ArH),7.05(1H,d,ArH),6.89〜6.99(5H,m,ArH),6.84〜6.88(2H,m,ArH),3.63(3H,s,OMe)。
500mLの3ネック丸底フラスコに、オーバーヘッド撹拌装置、温度計、空気冷却機、クライゼンアダプタ及びセプタム(隔壁)付き入口を装備した。この装置をアルゴンでフラッシュ洗浄した。N,N−ジメチルアセトアミド(150mL、シグマ・オールドリッチ社製)を投入し、15分間脱気した。トリフェニルホスフィン(5.75g、シグマ・オールドリッチ社製)、2,2′−ビピリジル(263.1mg、シグマ・オールドリッチ社製)、亜鉛(8.48g,アルファ‐アエザー社製)及び塩化ニッケル(II)(163.8mg、シグマ・オールドリッチ社製)を容器に添加し、この内容物を70〜80゜Cに加熱し、これによりこの混合物は赤茶色に変化した。ヨード(ヨウ素)の結晶を2,3個添加し、この反応物を1時間にわたり撹拌しながら放置した。モノマー(14.5g)を容器に添加し、無水トルエン(24mL、シグマ・オールドリッチ社製)を添加し、この混合物を一晩かけて撹拌しながら放置してから、室温まで冷却した。反応物を濾過し、濾液をMeOH(1150mL)に滴下添加した。固形物を濾過し、MeOHで洗浄し、乾燥してからトルエン(750mL)に溶解した。溶液を1Mの塩酸(250mL)、水(250mL)、10%食塩水(250mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO4で)、濃縮して黄色の固形物を生じた。これをトルエンに溶解し、50:50のトルエン:THFの混合液によるトルエン溶離しながらシリカパッドに通過させた。この濾液を濃縮し、つぎにトルエンに再溶解し、活性炭(3×1.24g)で処理をした。この濾液を濃縮して黄色の固形物を生じた。この材料をTHF(250mL)に溶解し、メタノール(1250mL)の撹拌部分に滴下添加した。この結果得られた懸濁液を30分間にわたり撹拌してから、濾過によって収集し、淡黄色の粉末を生じた。収量:8.93g。Mn=3221g/モル。n=11.8。多分散性=2.43
ポリマー(14)の誘電係数は3.29であった。
磁気撹拌装置、温度計、冷却器及びアルゴン流入口を装備した1Lの3ネック丸底フラスコに、300mLのトルエン、酢酸パラジウム(250mg、プレシャス・メタルズ社製)及び(±)−2,2′−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1′−ビナフチル(0.69g、アルファ‐アエザー社製)を容器に投入し、内容物を50゜Cに加熱し、次いで室温になるまで冷却し、室温に達した後、1時間にわたり撹拌しながら放置した。4−フェノキシアニリン(20.02g、アルファ‐アエザー社製)、4−クロロヨードベンゼン(59.96g、アポロ・サイエンティフィック社製)及びナトリウム-tert-ブトキシド(22.83g、アルファ‐アエザー社製)を容器に添加し、110゜Cにして54時間加熱した。この反応物を冷却し、水(200mL)を添加した。この混合物を濾過し、層分離した。有機相を水で洗浄し、セライトパッドに通して濾過し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。粗生成物を、溶離液として2%酢酸エチルを使用する自動化クロマトグラフィにより、次いで不純物を除去するためのヘプタン、及びヘプタン内における10%酢酸エチルを使用してシリカにより、精製した。生成物留分を組合せ、濃縮した。収量:29g。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ7.5〜6.9(17H,m,ArH)。
500mLの3ネック丸底フラスコに、オーバーヘッド撹拌装置、温度計、空気冷却機、クライゼンアダプタ及びセプタム(隔壁)付き入口を装備した。この装置をアルゴンでフラッシュ洗浄した。N,N−ジメチルアセトアミド(130mL、シグマ・オールドリッチ社製)を投入し、15分間アルゴンで脱気した。トリフェニルホスフィン(1.50g、シグマ・オールドリッチ社製)、2,2′−ビピリジル(69.8mg、シグマ・オールドリッチ社製)、亜鉛(2.24g,アルファ‐アエザー社製)及び塩化ニッケル(II)(42.4mg、シグマ・オールドリッチ社製)を容器に添加した。内容物を70〜80゜Cに加熱し、この混合物は赤茶色に変化した。ヨード(ヨウ素)の結晶を2,3個この混合物に添加し、この反応物を1時間にわたり撹拌しながら放置した。モノマー(13g)を容器に添加し、ついで無水トルエン(45.5mL、シグマ・オールドリッチ社製)を添加した。3時間後、さらに塩化ニッケル(II)(42.8mg)を添加し、反応物を15分間にわたり撹拌しながら放置してから、室温になるまで冷却した。反応物をN,N−ジメチルアセトアミド(50mL)で溶離しながらセライトに通して濾過した。濾液内で固形物が沈殿し始め、これを濾過によって収集した。濾液を測定氏(350mL)、メタノール(1750mL)の撹拌部分に滴下添加した。懸濁液を1時間にわたり撹拌し、真空濾過によって収集し、メタノールで洗浄した。固形物を、セライト濾過から収集した固形物に組合せてテトラヒドロフラン(250mL)に溶解し、3回にわたり10%塩化ナトリウム溶液(200mL)で洗浄し、濃縮して黄色の固形物を生じた。この材料をテトラヒドロフラン(250mL)に溶解し、シリカに通してテトラヒドロフランで溶離させながら濾過した。生成物留分を組合せ、濃縮して黄色の固形物(15g)を生じた。この材料をテトラヒドロフラン(250mL)に溶解し、活性炭(3×1.5g)により活性炭処理した。濾液を濃縮した。この材料をテトラヒドロフラン(120mL)に溶解し、メタノール(120mL)の撹拌部分に滴下添加した。この結果得られた懸濁液を1時間にわたり撹拌してから、濾過によって収集し、乾燥した。収量:8.6g。Mn=2047mg/モル。n=6.1。多分散性=2.1。
ポリマー(15)の誘電定数は2.7であった。
Claims (3)
- その誘電率が、1000Hzで3.4より高く、またその電荷移動度が、純粋状態で10−7cm2V−1s−1より高い半導体ポリマーであって、置換されたトリアリールアミンの反復単位を含み、前記置換されたトリアリールアミンの反復単位が、
- 請求項1記載の半導体ポリマーにおいて、以下の式で表される共重合体である、半導体ポリマー。
- 前記エンドキャッピング基が水素又はハロゲンである、請求項2記載の半導体ポリマー。
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