JP6099093B2 - 音響ダンパ装置 - Google Patents
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Description
ガスタービンの車室に複数挿入された燃焼器の外周面に配設され、互いに壁を隔てて接する複数の音響ダンパを備える音響ダンパ装置において、
前記燃焼器のハウジング側でない側に配設され、前記燃焼器と連通する管路である第1音響ダンパ管路と、
前記第1音響ダンパ管路に連通するように配設され、前記第1音響ダンパ管路に対して、対象とする振動数の燃焼振動を減衰することが可能な拡径率で、前記ハウジング側に向けて拡径された第1音響ダンパ拡径部と
を有する第1音響ダンパを備える
ことを特徴とする。
上記第1の発明に係る音響ダンパ装置において、
前記燃焼器のハウジング側に配設され、当該ハウジング側に全体が拡径された管路を有する第2音響ダンパをさらに備え、
前記第1音響ダンパは、さらに、前記第1音響ダンパ拡径部にて前記第2音響ダンパと接し、前記第1音響ダンパ拡径部と前記第2音響ダンパとが接する面において、前記第1音響ダンパ拡径部の前記燃焼器径方向の幅が、前記第2音響ダンパの前記燃焼器径方向の幅と一致する
ことを特徴とする。
上記第2の発明に係る音響ダンパ装置において、
前記燃焼器のハウジング側でない側に配設され、前記燃焼器と連通する管路を有し、当該管路は、外周面が前記第1音響ダンパ管路の外周面と同一円周上に位置する管路径である第3音響ダンパをさらに備え、
前記第2音響ダンパの、前記第3音響ダンパと接する面における前記燃焼器径方向外側へ突出した角と、前記第3音響ダンパの外周面との間に介装される板をさらに備える
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第4の発明に係る音響ダンパ装置は、
上記第2の発明に係る音響ダンパ装置において、
前記燃焼器のハウジング側でない側に配設され、前記燃焼器と連通する管路である第3音響ダンパ管路と、
前記第3音響ダンパ管路に連通するように配設され、前記第3音響ダンパ管路に対して、対象とする振動数の燃焼振動を減衰することが可能な拡径率で、前記ハウジング側に向けて拡径された第3音響ダンパ拡径部とを有する第3音響ダンパをさらに備え、
前記第3音響ダンパ管路は、外周面が前記第1音響ダンパ管路の外周面と同一円周上に位置する管路径であり、
前記第3音響ダンパは、前記第3音響ダンパ拡径部にて前記第2音響ダンパと接し、前記第3音響ダンパ拡径部と前記第2音響ダンパとが接する面において、前記第3音響ダンパ拡径部の前記燃焼器径方向の幅が、前記第2音響ダンパの前記燃焼器径方向の幅と一致する
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第5の発明に係る音響ダンパ装置は、
上記第3又は4の発明に係る音響ダンパ装置において、
前記第1音響ダンパと前記第3音響ダンパとは、前記燃焼器径方向断面視において、前記第2音響ダンパと接する面と周方向反対側の面が、互いに接している
ことを特徴とする。
上記第4の発明に係る音響ダンパ装置によれば、前記燃焼器のハウジング側でない側に配設され、前記燃焼器と連通する管路である第3音響ダンパ管路と、前記第3音響ダンパ管路に連通するように配設され、前記第3音響ダンパ管路に対して、対象とする振動数の燃焼振動を減衰することが可能な拡径率で、前記ハウジング側に向けて拡径された第3音響ダンパ拡径部とを有する第3音響ダンパをさらに備え、前記第3音響ダンパ管路は、外周面が前記第1音響ダンパ管路の外周面と同一円周上に位置する管路径であり、前記第3音響ダンパは、前記第3音響ダンパ拡径部にて前記第2音響ダンパと接し、前記第3音響ダンパ拡径部と前記第2音響ダンパとが接する面において、前記第3音響ダンパ拡径部の前記燃焼器径方向の幅が、前記第2音響ダンパの前記燃焼器径方向の幅と一致するようにしたので、ガスタービンの車室に配設される燃焼器の本数が多くなったとしても、車室内の限られたスペースにおいて、より周囲の圧縮空気の流れを阻害することなく、音響ダンパ装置の性能を維持することができる。
上記第5の発明に係る音響ダンパ装置によれば、前記第1音響ダンパと前記第3音響ダンパとは、前記燃焼器径方向断面視において、前記第2音響ダンパと接する面と周方向反対側の面が、互いに接しているようにしたので、車室内の限られたスペースにおいて、より周囲の圧縮空気の流れを阻害することなく、音響ダンパ装置の性能を維持することができる。
2 圧縮機
3 タービン
4 ハウジング
5 車室
6 (従来の)音響ダンパ装置
7 音響ライナ装置
11 燃焼器
12a 第1音響ライナ
12b 第2音響ライナ
12c 第3音響ライナ
13 第1音響ダンパ
13a 第1音響ダンパ連通口
13b 第1音響ダンパ管路
13c 第1音響ダンパ拡径部
14 第2音響ダンパ
14a 第2音響ダンパ連通口
14b 第2音響ダンパ管路
15 第3音響ダンパ
16 多孔板
17 板
Claims (5)
- ガスタービンの車室に複数挿入された燃焼器の外周面に配設され、互いに壁を隔てて接する複数の音響ダンパを備える音響ダンパ装置において、
前記燃焼器のハウジング側でない側に配設され、前記燃焼器と連通する管路である第1音響ダンパ管路と、
前記第1音響ダンパ管路に連通するように配設され、前記第1音響ダンパ管路に対して、対象とする振動数の燃焼振動を減衰することが可能な拡径率で、前記ハウジング側に向けて拡径された第1音響ダンパ拡径部と
を有する第1音響ダンパを備える
ことを特徴とする音響ダンパ装置。 - 前記燃焼器のハウジング側に配設され、当該ハウジング側に全体が拡径された管路を有する第2音響ダンパをさらに備え、
前記第1音響ダンパは、さらに、前記第1音響ダンパ拡径部にて前記第2音響ダンパと接し、前記第1音響ダンパ拡径部と前記第2音響ダンパとが接する面において、前記第1音響ダンパ拡径部の前記燃焼器径方向の幅が、前記第2音響ダンパの前記燃焼器径方向の幅と一致する
ことを特徴とする請求項1に記載の音響ダンパ装置。 - 前記燃焼器のハウジング側でない側に配設され、前記燃焼器と連通する管路を有し、当該管路は、外周面が前記第1音響ダンパ管路の外周面と同一円周上に位置する管路径である第3音響ダンパをさらに備え、
前記第2音響ダンパの、前記第3音響ダンパと接する面における前記燃焼器径方向外側へ突出した角と、前記第3音響ダンパの外周面との間に介装される板をさらに備える
ことを特徴とする請求項2に記載の音響ダンパ装置。 - 前記燃焼器のハウジング側でない側に配設され、前記燃焼器と連通する管路である第3音響ダンパ管路と、
前記第3音響ダンパ管路に連通するように配設され、前記第3音響ダンパ管路に対して、対象とする振動数の燃焼振動を減衰することが可能な拡径率で、前記ハウジング側に向けて拡径された第3音響ダンパ拡径部とを有する第3音響ダンパをさらに備え、
前記第3音響ダンパ管路は、外周面が前記第1音響ダンパ管路の外周面と同一円周上に位置する管路径であり、
前記第3音響ダンパは、前記第3音響ダンパ拡径部にて前記第2音響ダンパと接し、前記第3音響ダンパ拡径部と前記第2音響ダンパとが接する面において、前記第3音響ダンパ拡径部の前記燃焼器径方向の幅が、前記第2音響ダンパの前記燃焼器径方向の幅と一致する
ことを特徴とする請求項2に記載の音響ダンパ装置。 - 前記第1音響ダンパと前記第3音響ダンパとは、前記燃焼器径方向断面視において、前記第2音響ダンパと接する面と周方向反対側の面が、互いに接している
ことを特徴とする請求項3又は4に記載の音響ダンパ装置。
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JP2013085372A JP6099093B2 (ja) | 2013-04-16 | 2013-04-16 | 音響ダンパ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013085372A JP6099093B2 (ja) | 2013-04-16 | 2013-04-16 | 音響ダンパ装置 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013085372A Active JP6099093B2 (ja) | 2013-04-16 | 2013-04-16 | 音響ダンパ装置 |
Country Status (1)
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- 2013-04-16 JP JP2013085372A patent/JP6099093B2/ja active Active
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