JP6098696B1 - 衣類メンテナンス装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】衣類のメンテナンス対象部位に対して空気の吸引及び送風を含むメンテナンスを行うことができ、かつ、装置全体のサイズの縮小及び軽量化を図ることが可能である衣類メンテナンス装置を提供する。【解決手段】衣類メンテナンス装置において、衣類を保持するハンガー4を有するベース部2と、ベース部2に対して相対的に移動可能に設けられたメンテナンスユニット3と、を備える。メンテナンスユニット3は、衣類100の外面にそれぞれ対向する吸引口及び送風口と、吸引口と送風口とを連通する風路と、が形成され、風路内に吸引口から送風口へと流れる気流を生成するためのファンと、前記気流中から汚れを除去するフィルタと、を備える。【選択図】図3

Description

この発明は、衣類メンテナンス装置に関するものである。
従来の衣類メンテナンス装置としては、衣類を広げた状態で支持するための枠体と、枠体の下側に各種の機器を収容するための本体とを備え、臭気検出手段により衣類の臭気濃度を検出し、その検出結果に基づいて衣類に温風を当てる加熱運転を実行するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第5655872号公報
しかしながら、特許文献1に示された従来における衣類メンテナンス装置においては、衣類の大きさに合わせた枠体等が必要となるため、メンテナンスを行う衣類のメンテナンス対象部位の全体と同等の大きさ以上に装置全体が大型化してしまう。また、従来技術の衣類メンテナンス装置は、衣類の内側から温風を当てるものであって、衣類の外側から、衣類に外表面に付着した埃を除去する等のメンテナンス機能を備えていない。このため、このような衣類に外表面のメンテナンスを行うことができない。
この発明は、このような課題を解決するためになされたもので、メンテナンスを行う衣類のメンテナンス対象部位に対して空気の吸引及び送風を含むメンテナンスを行うことができるとともに、衣類のメンテナンス対象部位の全体と比較して、メンテナンスユニットの少なくとも一方向における寸法を小さくすることができ、ひいては、衣類メンテナンス装置全体のサイズの縮小及び軽量化を図ることが可能である衣類メンテナンス装置を得るものである。
この発明に係る衣類メンテナンス装置においては、衣類を保持するハンガーを有するベース部と、前記ベース部に対して相対的に移動可能に設けられたメンテナンスユニットと、を備え、前記メンテナンスユニットは、前記ベース部と前記メンテナンスユニットとの相対的な移動方向と交わる断面において、前記衣類の外側全周を囲うように配置され、前記衣類の外面にそれぞれ対向する吸引口及び送風口と、前記吸引口と前記送風口とを連通する風路と、が形成され、前記風路内に前記吸引口から前記送風口へと流れる気流を生成するためのファンと、前記気流中から汚れを除去するフィルタと、前記衣類の前側及び後側にそれぞれ対向する平坦部と、前記衣類の左側及び右側にそれぞれ対向する湾曲部と、を備え、前記吸引口は、前後の前記平坦部の一方に配置され、前記送風口は、前後の前記平坦部の他方に配置された構成とする。
または、この発明に係る衣類メンテナンス装置においては、衣類を保持するハンガーを有するベース部と、前記ベース部に対して相対的に移動可能に設けられたメンテナンスユニットと、を備え、前記メンテナンスユニットは、前記ベース部と前記メンテナンスユニットとの相対的な移動方向と交わる断面において、前記衣類の外側全周を囲うように配置され、前記衣類の外面にそれぞれ対向する吸引口及び送風口と、前記吸引口と前記送風口とを連通する風路と、が形成され、前記風路内に前記吸引口から前記送風口へと流れる気流を生成するためのファンと、前記気流中から汚れを除去するフィルタと、前記衣類の前側及び後側にそれぞれ対向する平坦部と、前記衣類の左側及び右側にそれぞれ対向する湾曲部と、を備え、前記吸引口として、第1の吸引口と第2の吸引口とが形成され、前記送風口として、第1の送風口と第2の送風口とが形成され、前記風路として、前記第1の吸引口と前記第1の送風口とを連通する第1の風路と、前記第2の吸引口と前記第2の送風口とを連通する第2の風路と、が形成され、前記第1の吸引口及び前記第2の送風口は、前後の前記平坦部の一方に配置され、前記第2の吸引口及び前記第1の送風口は、前後の前記平坦部の他方に配置された構成とする。
この発明に係る衣類メンテナンス装置においては、メンテナンスを行う衣類のメンテナンス対象部位に対して空気の吸引及び送風を含むメンテナンスを行うことができるとともに、衣類のメンテナンス対象部位の全体と比較して、メンテナンスユニットの少なくとも一方向における寸法を小さくすることができ、ひいては、衣類メンテナンス装置全体のサイズの縮小及び軽量化を図ることが可能であるという効果を奏する。
この発明の実施の形態1に係る衣類メンテナンス装置の正面図である。 この発明の実施の形態1に係る衣類メンテナンス装置の側面図である。 この発明の実施の形態1に係る衣類メンテナンス装置の斜め前上方から見た斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る衣類メンテナンス装置の斜め後上方から見た斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る衣類メンテナンス装置が備えるメンテナンスユニットの上面図である。 この発明の実施の形態1に係る衣類メンテナンス装置が備えるメンテナンスユニットを斜め前上方から見た斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る衣類メンテナンス装置が備えるメンテナンスユニットを斜め後上方から見た斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る衣類メンテナンス装置が備えるメンテナンスユニットの内部構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る衣類メンテナンス装置の制御系統の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る衣類メンテナンス装置を衣類とともに示す正面図である。 この発明の実施の形態2に係る衣類メンテナンス装置が備えるメンテナンスユニットを斜め前上方から見た斜視図である。 この発明の実施の形態2に係る衣類メンテナンス装置が備えるメンテナンスユニットを斜め後上方から見た斜視図である。 この発明の実施の形態2に係る衣類メンテナンス装置が備えるメンテナンスユニットの内部構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態2に係る衣類メンテナンス装置が備えるファンユニット部分の第1のモード時の内部状態を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る衣類メンテナンス装置が備えるファンユニット部分の第2のモード時の内部状態を示す図である。 この発明の実施の形態3に係る衣類メンテナンス装置が備えるメンテナンスユニットの内部構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態4に係る衣類メンテナンス装置が備えるメンテナンスユニットの内部構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態5に係る衣類メンテナンス装置が備えるメンテナンスユニットの内部構成を示す斜視図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面を参照しながら説明する。各図において、同一又は相当する部分には同一の符号を付して、重複する説明は適宜に簡略化又は省略する。なお、本発明は以下の実施の形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
実施の形態1.
図1から図10は、この発明の実施の形態1に係るもので、図1は衣類メンテナンス装置の正面図、図2は衣類メンテナンス装置の側面図、図3は衣類メンテナンス装置の斜め前上方から見た斜視図、図4は衣類メンテナンス装置の斜め後上方から見た斜視図、図5は衣類メンテナンス装置が備えるメンテナンスユニットの上面図、図6は衣類メンテナンス装置が備えるメンテナンスユニットを斜め前上方から見た斜視図、図7は衣類メンテナンス装置が備えるメンテナンスユニットを斜め後上方から見た斜視図、図8は衣類メンテナンス装置が備えるメンテナンスユニットの内部構成を示す斜視図、図9は衣類メンテナンス装置の制御系統の構成を示すブロック図、図10は衣類メンテナンス装置を衣類とともに示す正面図である。
この発明の実施の形態1に係る衣類メンテナンス装置は、後述するハンガー4に掛けられた衣類100をメンテナンスするものである。図1から図4に示すように、この発明の実施の形態1に係る衣類メンテナンス装置は、ベース部2、メンテナンスユニット3及びハンガー4を備えている。
なお、ここでは、ベース部2からみて、メンテナンスユニット3及びハンガー4が存在する方向を「前方(前側)」と表記し、これと逆の方向を「後方(後側)」と表記する。また、前後方向と直交するベース部2の長手方向を「上下方向」と表記する。そして、前後方向及び上下方向と直交するメンテナンスユニット3の長手方向を「左右方向」と表記する。
ベース部2は、衣類メンテナンス装置の本体部分を構成するものである。ベース部2は、ここでは上下方向に細長く延びた中空の柱状体として形成されている。ベース部2には、メンテナンスユニット3が取り付けられている。ベース部2における上端部分及び下端部分を除く中央部分の前面側は平面状になっている。メンテナンスユニット3は、この平面状の部分に取り付けられる。メンテナンスユニット3は、例えば扁平な環状すなわち長円形状に形成される。メンテナンスユニット3は、衣類メンテナンス装置の左右方向に細長く延びている。
メンテナンスユニット3は、ベース部2に対して予め設定された移動方向に沿って相対的に移動可能に設けられている。この移動方向は、ここでは、上下方向である。換言すると、ベース部2とメンテナンスユニット3との相対位置は変更可能である。この相対移動を実現するため、ここでは、ベース部2の平面状部分の両側面部にスリット2bがそれぞれ形成されている。スリット2bは、ベース部2とメンテナンスユニット3との相対移動方向すなわち上下方向に沿って形成されている。
メンテナンスユニット3の後側には、ユニット支持部3aを介して、ユニット取付部3bが取り付けられている。ユニット取付部3bは、平面視コ字状を呈する部材である。ユニット取付部3bのコ字状の両端部には、突起体3cがそれぞれコ字状の内方に向けて突出して設けられている。これらの突起体3cは、それぞれスリット2bを通されてベース部2の内部に設けられた後述する直動機構に連結されている。
ベース部2の上端部は、中空のハンガー取付部2aとして形成されている。ハンガー取付部2aは、ベース部2の中央部分よりも前方に向けて突出している。ハンガー取付部2aは、メンテナンスユニット3の上方に配置される。
ハンガー取付部2aの下部には、ハンガー4が取り付けられている。ハンガー4は、後述する衣類100を保持するためのものである。ここでは、ハンガー4には、スーツの上着等が掛けられる。ハンガー4は、衣類100のベース部2に対する相対的な位置が変化しないように、衣類100を保持する。なお、ハンガー取付部2aの下部にハンガー4を係止させる係止部を例えば棒状の部材で設けるとともに、ハンガー4の部分に鉤状のフック部を設け、係止部にフック部を掛けることでハンガー4を係止するようにしてもよい。
次に、同じく図1から図4を参照しながら、ベース部2の内部構成について説明する。前述したように、ベース部2とメンテナンスユニット3とは相対的に移動可能である。そして、この発明に係る衣類メンテナンス装置は、ベース部2に対してメンテナンスユニット3を相対的に移動させる移動手段を備えている。この移動手段は、例えば、ベース部2の内部に設けられた直動機構を備えている。この直動機構の一例として、ここでは、ベルト・アンド・プーリー機構(巻掛伝動機構)を用いたものについて説明する。
ベース部2の内部に設けられた直動機構は、タイミングベルト10、駆動プーリ11、従動プーリ12、アイドラ13、モータ14、伝達ベルト15及びギヤ16を備えている。タイミングベルト10は、環状(無端状)のベルトである。駆動プーリ11は、ベース部2の例えば下部側に回転可能に取り付けられている。従動プーリ12は、ベース部2の上部側に回転可能に取り付けられる。タイミングベルト10は、駆動プーリ11と従動プーリ12との間に巻き掛けられている。タイミングベルト10には、スリット2bを通されたメンテナンスユニット3の突起体3cが連結されている。
アイドラ13は、タイミングベルト10の張りを調整するものである。アイドラ13は、駆動プーリ11側及び従動プーリ12側のタイミングベルト10の外側にそれぞれ接して配置されている。モータ14は、メンテナンスユニット3を駆動するための駆動源である。モータ14の駆動軸は、伝達ベルト15及びギヤ16を介して駆動プーリ11と連結されている。
モータ14の正逆の回転は、以上のように構成された巻掛伝動機構により、ベース部2に対するメンテナンスユニット3の相対的な上下方向の移動へと変換される。このようにして、ベース部2に対してメンテナンスユニット3を相対的に移動させる移動手段が構成されている。この移動手段は、ベース部2とメンテナンスユニット3との相対位置を変更する相対位置変更手段であると言い換えることもできる。
なお、直動機構として、以上で説明したベルト・アンド・プーリー機構の他に例えば、ラック・アンド・ピニオン機構、ボールねじ機構、あるいは、リニアモータによる駆動等を用いて、移動手段を構成することも可能である。
次に、図5から図8を参照しながら、メンテナンスユニット3の構成について説明する。メンテナンスユニット3には、ベース部2とメンテナンスユニット3との相対移動方向、すなわち、上下方向にメンテナンスユニット3を貫通する孔が形成されている。すなわち、この貫通孔によりメンテナンスユニット3の上下方向の両側は開口している。また、この貫通孔は、ベース部2とメンテナンスユニット3との相対移動方向に直交する断面において、メンテナンスユニット3の内側中央に配置されている。
メンテナンスユニット3は、前述したようにここでは長円形状であり、平坦部3d及び湾曲部3eを備えている。平坦部3dは、メンテナンスユニット3の内周面が平面状に形成された部分である。平坦部3dは、メンテナンスユニット3の前側及び後側にそれぞれ形成される。湾曲部3eは、メンテナンスユニット3の内周面が曲面状に湾曲された部分である。湾曲部3eは、メンテナンスユニット3の左側及び右側にそれぞれ形成される。
メンテナンスユニット3は、衣類100の外面側のメンテナンスを行うものである。このため、衣類100に付着した汚れを衣類100の外側から除去するメンテナンス手段を備えている。ここでいう汚れとは、埃、塵及び花粉、並びに、ある種の臭気物質を含んでいる。また、衣類のメンテナンスとは、衣類に付着した皮脂汚れに起因する黄ばみの抑制、衣類に付着した埃、塵、花粉等の除去、衣類の脱臭、並びに、衣類の除菌及び乾燥等のうち、少なくとも1つの処置を行うことを意味している。したがって、メンテナンスユニット3が備えるメンテナンス手段は、前記4つの処置のうちの少なくともいずれか1つを実施する。
ここで説明する実施の形態1に係るメンテナンスユニット3のメンテナンス手段は、衣類に付着した汚れの除去の処置を行うものとして説明する。この処置を行うメンテナンス手段の構成するものとして、メンテナンスユニット3は、特に図8に示すように、ファンユニット22及びフィルタ24を内蔵して備えるとともに、吸引口21、流入側風路23、送風口25及び流出側風路26が形成されている。
吸引口21は、衣類100の外表面に付着した汚れを吸い込むための開口部である。吸引口21は、メンテナンスユニット3の例えば前側の平坦部3dの内周面に開口している。吸引口21は、左右方向に細長く延びて形成されている。また、吸引口21は送風口25よりも下方に配置される。好ましくは、吸引口21はメンテナンスユニット3の内周面の下端部に配置される。これにより、例えばメンテナンスユニット3が下向きに移動しながら衣類100のメンテナンスを行うときには、吸引口21により衣類100の汚れを除去した後に、送風口25から風を吹き付けることができるように構成されている。
ファンユニット22は、ファンケース22aと、このファンケース22aの内部に収容されたファン22bとを備えている。ファンユニット22(ファン22b)は、吸引口21から空気を吸い込むためのものである。吸引口21とファンユニット22とは、図8に示す流入側風路23により接続されている。ファン22bが動作することで、流入側風路23内が負圧となり、吸引口21から流入側風路23に空気が流入する。流入側風路23には、吸引口21から空気と共に吸い込まれた埃等の汚れを捕集するフィルタ24が配置されている。
送風口25は、フィルタ24により清浄化された空気を衣類100に向けて吹き付けるための開口部である。送風口25は、メンテナンスユニット3の例えば後側の平坦部3dの内周面における上端部に開口している。送風口25はメンテナンスユニット3の左右方向に細長く延びて形成されている。そして、送風口25とファンユニット22とは、図8に示す流出側風路26により接続されている。
以上のようにして、メンテナンスユニット3に形成された流入側風路23及び流出側風路26は、吸引口21と送風口25とを連通する風路を構成している。メンテナンスユニット3に内蔵されたファンユニット22(ファン22b)は、前記風路内に吸引口21から送風口25へと流れる気流を生成するためのものである。メンテナンスユニット3に内蔵されたフィルタ24は、前記風路内に生成された気流中から汚れを除去するものである。
そして、このように構成されたメンテナンスユニット3は、吸引口21から衣類100の外表面に付着した汚れを吸い込み、送風口25から空気を衣類100に吹き付けて衣類100の外表面に付着した汚れを吹き飛ばすことにより、衣類100に付着した汚れを処置するメンテナンス手段を備えている。
次に、図9を参照しながら、以上のように構成された衣類メンテナンス装置の制御系統について説明する。この図9に示すように、衣類メンテナンス装置は、制御部50及び操作部53を備えている。制御部50は、例えばマイクロコンピュータにより構成され、プロセッサ51及びメモリ52を備えている。制御部50は、メモリ52に記憶されたプログラムをプロセッサ51が実行することにより、予め設定されたメンテナンス処理を実行し、衣類メンテナンス装置を制御する。なお、制御部50は、例えばベース部2又はメンテナンスユニット3等の内部に配置されている。
制御部50の出力側には、衣類メンテナンス装置が備える各種のアクチュエータが接続されている。このアクチュエータには、メンテナンスユニット3のファン22b及びベース部2のモータ14が含まれている。また、制御部50は、ユーザーが衣類メンテナンス装置の動作、設定等を変更するための操作部53と相互通信可能に接続されている。制御部50は、操作部53の操作内容と前記プログラムとに基づいて、各アクチュエータを制御する。
以上のように構成された制御部50は、ファン22bの動作を制御することでメンテナンスユニット3のメンテナンス手段の動作を制御する。また、モータ14の動作を制御することで移動手段の動作を制御する。すなわち、制御部50は、メンテナンス手段及び移動手段の動作を制御する制御手段である。
この制御部50によるメンテナンス工程におけるメンテナンス手段及び移動手段の動作制御について次に説明する。制御部50は、メンテナンス工程において、メンテナンス手段を動作させながら、ベース部2に対して相対的にメンテナンスユニット3を移動させるように移動手段を制御する。この際、制御部50は、1回のメンテナンス工程において、ベース部2に対して相対的にメンテナンスユニット3を開始位置から終了位置まで一方向に移動させるように移動手段を制御する。1回のメンテナンス工程にかかる時間は、具体的に例えば30分程度である。
開始位置及び終了位置は、メンテナンス工程の実施に先立って予め設定される。開始位置は、例えば、ベース部2に対して相対的にメンテナンスユニット3が移動可能な範囲の最も上の位置に設定される。終了位置は、例えば、ベース部2に対して相対的にメンテナンスユニット3が移動可能な範囲の最も下の位置に設定される。
以上のように構成された衣類メンテナンス装置において、衣類のメンテナンス工程の実施時には、図10に示すように、メンテナンス対象の衣類100を衣類メンテナンス装置にセットする。すなわち、衣類100をハンガー4に掛けてセットする。
この衣類100がセットされた状態において、衣類100は、メンテナンスユニット3の貫通孔の内側に配置される。換言すれば、メンテナンスユニット3は、移動手段による移動方向(ここでは上下方向)と交わる断面において、衣類100の外側全周を囲うように配置される。したがって、メンテナンスユニット3の内周面に配置された吸引口21及び送風口25は、それぞれが衣類100の外面に対向する。なお、メンテナンスユニット3は、移動手段による移動方向と特に直交する断面において衣類100の外側全周を囲うように配置されることが好ましく、ここではそのように配置されている。
また、メンテナンスユニット3の前側及び後側に形成された平坦部3dは、衣類100がセットされた状態において、衣類100の前側及び後側にそれぞれ対向する。そして、メンテナンスユニット3の左側及び右側に形成された湾曲部3eは、衣類100がセットされた状態において、衣類100の左側及び右側にそれぞれ対向する。
メンテナンス工程の開始時には、メンテナンスユニット3は前述した開始位置にある。メンテナンス工程を開始すると、制御部50は、ファン22bを駆動させてメンテナンスユニット3のメンテナンス手段を動作させる。また、制御部50は、モータ14を駆動させて、移動手段によりベース部2に対してメンテナンスユニット3を相対的に下方へと移動させる。
メンテナンスユニット3がベース部2に対して相対的に下方に移動するにつれ、メンテナンスユニット3は、ベース部2に保持された衣類100に対しても相対的に下方へと移動する。したがって、メンテナンスユニット3の移動に伴い、メンテナンスユニット3のメンテナンス手段により汚れの処置を行う衣類100の箇所が下方へと移動していく。
ここで、対象となる衣類100は、一般的に上下左右方向に広く前後方向の厚みが薄くなっている平たい形状のものがほとんどである。このため、メンテナンスユニット3の平坦部3dが衣類100の前側及び後側にそれぞれ対向しており、平坦部3dにメンテナンス手段の吸引口21及び吸引口21が配置されていることから、メンテナンスユニット3がある上下位置においては、特に衣類100の前面及び後面を含む外周の全般について、メンテナンスを行うことができる。
そして、メンテナンスユニット3が前述した終了位置までくると、制御部50はファン22b及びモータ14の動作を停止させ、すなわち、メンテナンス手段及び移動手段の動作を停止させて、1回のメンテナンス工程が終了となる。
このようにすることで、衣類100よりも小さい大きさのメンテナンスユニット3により、衣類100の外表面の全体についてメンテナンスを行うことができる。より詳しく言えば、メンテナンスを行う衣類100のメンテナンス対象部位の全体と比較して、メンテナンスユニット3の少なくとも一方向(ベース部2に対する相対移動方向、ここでは上下方向)における寸法を小さくすることができ、ひいては、衣類メンテナンス装置全体のサイズの縮小及び軽量化を図ることが可能である。また、衣類100の上下方向の大きさが変わっても、同じ大きさのメンテナンスユニット3によりメンテナンスを行うことができる。
また、1回のメンテナンス工程において、メンテナンスユニット3を開始位置から終了位置まで一方向に移動させるようにすることで、衣類100の捲れ上がりを防止し、メンテナンスを円滑に行うことができる。加えて、メンテナンス工程の経過に応じてメンテナンスユニット3が一方向にのみ移動するため、ユーザーは、メンテナンスユニット3の位置から直観的にどの程度の進捗なのかを知ることができる。さらに、メンテナンスユニット3を上から下へと一方向に移動させるようにすることで、メンテナンスユニット3を重力に逆らって持ち上げる必要がなく、消費エネルギーの削減も期待することができる。
なお、ここでは、吸引口21をメンテナンスユニット3の前側に配置し、送風口25をメンテナンスユニット3の後側に配置した場合について説明した。しかしながら、吸引口21及び送風口25の配置についてはこれに限られず、他に例えば、吸引口21をメンテナンスユニット3の後側に配置し、送風口25をメンテナンスユニット3の前側に配置してもよい。
すなわち、吸引口21は、前後の平坦部3dの一方に配置され、送風口25は、前後の平坦部3dの他方に配置されるようにすればよい。そして、吸引口21と送風口25とを連通する風路の中途においてファンユニット22(ファン22b)を、左右の湾曲部3eの一方に内蔵するようにすることで、吸引口21、送風口25、風路及びファンユニット22(ファン22b)からなるメンテナンス手段を、メンテナンスユニット3の内部のスペースを効率よく活用してメンテナンスユニット3内に収めることができ、メンテナンスユニット3の小型化を図ることができる。また、メンテナンスユニット3内に形成される風路の形状を単純化し、風路における圧損を低減して風量を確保し、清浄性の向上を図ることができる。
なお、この実施の形態1に係るメンテナンスユニット3は、これまでに説明したような前後両方の平坦部3dと左右一方の湾曲部3eが少なくとも備えられていればよく、左右の両方に湾曲部3eが備えられていなくともよい。
以上のように構成された衣類メンテナンス装置においては、メンテナンスを行う衣類のメンテナンス対象部位に対して空気の吸引及び送風を含むメンテナンスを行うことができる。そして、さらに、衣類のメンテナンス対象部位の全体と比較して、メンテナンスユニットの少なくとも一方向における寸法を小さくすることができ、ひいては、衣類メンテナンス装置全体のサイズの縮小及び軽量化を図ることが可能である。
実施の形態2.
図11から図15は、この発明の実施の形態2に係るもので、図11は衣類メンテナンス装置が備えるメンテナンスユニットを斜め前上方から見た斜視図、図12は衣類メンテナンス装置が備えるメンテナンスユニットを斜め後上方から見た斜視図、図13は衣類メンテナンス装置が備えるメンテナンスユニットの内部構成を示す斜視図、図14は衣類メンテナンス装置が備えるファンユニット部分の第1のモード時の内部状態を示す図、図15は衣類メンテナンス装置が備えるファンユニット部分の第2のモード時の内部状態を示す図である。
ここで説明する実施の形態2は、前述した実施の形態1の構成において、吸引口及び送風口の対を2つ設け、メンテナンスユニットの前側及び後側の両方に、それぞれ吸引口及び送風口の両方を設けるようにしたものである。すなわち、図11から図13に示すように、この実施の形態2に係る衣類メンテナンス装置のメンテナンスユニット3には、吸引口として、第1の吸引口21aと第2の吸引口21bの2つが形成されている。また、送風口として、第1の送風口25aと第2の送風口25bの2つが形成されている。
そして、第1の吸引口21a及び第2の送風口25bは、前後の平坦部3dの同じ一方に配置される。ここでは、第1の吸引口21a及び第2の送風口25bは、図12に示すように前側の平坦部3dに配置されている。また、第2の吸引口21b及び第1の送風口25aは、前後の平坦部3dの同じ他方に配置される。ここでは、第2の吸引口21b及び第1の送風口25aは、図11に示すように後側の平坦部3dに配置されている。
この実施の形態2に係るメンテナンスユニット3の内部は、図13に示すように構成されている。すなわち、第1の吸引口21aとファンユニット22とは、第1の流入側風路23aにより接続されている。第1の流入側風路23aには、第1の吸引口21aに吸い込まれた汚れを捕集する第1のフィルタ24aが配置されている。同様に、第2の吸引口21bとファンユニット22とは、第2の流入側風路23bにより接続されている。第2の流入側風路23bには、第2の吸引口21bに吸い込まれた汚れを捕集する第2のフィルタ24bが配置されている。
また、第1の送風口25aとファンユニット22とは、第1の流出側風路26aにより接続されている。同様に、第2の送風口25bとファンユニット22とは、第2の流出側風路26bにより接続されている。このようにして、第1の風路と第2の風路の2つの風路がメンテナンスユニット3内に形成されている。第1の風路は、第1の吸引口21aと第1の送風口25aとを連通する風路である。第2の風路は、第2の吸引口21bと第2の送風口25bとを連通する風路である。
ファンユニット22は、メンテナンスユニット3の左右の湾曲部3eの一方に内蔵される。ファンユニット22は、図14及び図15に示すように、ファンケース22a、ファン22b及び切替弁22cを備えている。ファン22b及び切替弁22cは、ファンケース22a内に収容されている。
ファン22bは、ファンケース22a内の中央に配置されている。ファン22bは、回転することにより気流を生成する。ファン22bは、正逆両方向に回転可能であり、正方向と逆方向の両方に送風方向を切替可能である。
切替弁22cは、リング状の部材でリング状の中心に対して点対称な部分に切り欠かれて切替弁22cは、ファンケース22a内におけるファン22bの外周に配置される。逆に言えば、切替弁22cのリング状の内側にファン22bが配置されている。切替弁22cは、ファンケース22aの壁に接触した状態で、リング状の中心を軸として回転可能に取り付けられている。
切替弁22cは、回転することで、図14に示す第1の状態と図15に示す第2の状態とに遷移可能である。図14に示す第1の状態では、切替弁22cの2つの切欠部が、ファンケース22aへの第1の流入側風路23aの接続部分とファンケース22aへの第1の流出側風路26aとにそれぞれ対向した位置に配置される。この状態では、第1の吸引口21aと第1の流入側風路23aとファンケース22a内の空間と第1の流出側風路26aと第1の送風口25aとが一続きに繋がる。この状態でファン22bを、第1の吸引口21a側が吸込側になり、第1の送風口25a側が吐出側になる向きに回転させると、ファンユニット22のファン22bにより生成された気流が図14の矢印で示すように前記第1の風路に流れる。この状態を第1のモードと呼ぶことにする。
また、図15に示す第2の状態では、切替弁22cの2つの切欠部が、ファンケース22aへの第2の流入側風路23bの接続部分とファンケース22aへの第2の流出側風路26bとにそれぞれ対向した位置に配置される。この状態では、第2の吸引口21bと第2の流入側風路23bとファンケース22a内の空間と第2の流出側風路26bと第2の送風口25bとが一続きに繋がる。第1のモードとは逆方向にファン22bを回転させると、図15の矢印で示すように、ファンユニット22のファン22bにより生成された気流が前記第2の風路に流れる。この状態を第2のモードと呼ぶことにする。
なお、図14においては、便宜上、第2の流入側風路23b及び第2の流出側風路26bの図示は省略している。同様に、図15においては、便宜上、第1の流入側風路23a及び第1の流出側風路26aの図示は省略している。
このように、切替弁22cは、ファン22bにより生成された気流が前記第1の風路に流れる第1のモードと、ファン22bにより生成された気流が前記第2の風路に流れる第2のモードと、を切り替える切替手段を構成している。
この際に、前述したようにファン22bを正逆両方向に送風可能とすることで、吸引口と送風口とがそれぞれ互いに前後の反対側になる2系統の風路について1つのファンユニット22で気流を送るようにする際に、風路の配置を単純化することができ、メンテナンスユニット3に必要な部品数の削減、メンテナンスユニット3の構成が複雑化することの抑制及び小型化を図ることが可能である。また、風路の配置を単純化することで、風路における圧損を低減して風量を確保し、清浄性の向上を図ることができる。
衣類のメンテナンス工程の実施時には、実施の形態1と同様にメンテナンス対象の衣類100を衣類メンテナンス装置にセットする。そして、メンテナンスユニット3のメンテナンス手段を動作させながら、移動手段によりベース部2に対してメンテナンスユニット3を相対的に下方へと移動させて、衣類100のメンテナンスを実施する。
この際、前記第1のモードであれば、衣類100の後側から風を当てて前側から汚れを吸引するメンテナンスを実施することになる。また、前記第2のモードであれば、衣類100の前側から風を当てて後側から汚れを吸引するメンテナンスを実施することになる。すなわち、モードを切り替えることで、衣類100の前側及び後側の両方について吸引と送風によるメンテナンスを行うことができる。
さらに、ベース部2に対してある位置にメンテナンスユニット3がある状態で、前記第1のモードと前記第2のモードの両モードでのメンテナンスを実施した後、メンテナンスユニット3を次の位置に移動させて、同じように前記第1のモードと前記第2のモードの両モードでのメンテナンスを実施する。このようにすることで、1回のメンテナンス工程で、ベース部2に対してメンテナンスユニット3を一方向に移動させるだけで、衣類100の前側及び後側の両方について吸引と送風によるメンテナンスを同時に行うことができる。
ここで、図12に示すように、第1の吸引口21aは、第2の送風口25bより下側に配置されている。また、図11に示すように、第2の吸引口21bは、第1の送風口25aより下側に配置されている。すなわち、第1の吸引口21aは、第2の送風口25bよりも移動方向(ここでは上下方向)の一方側に配置されている。また、第2の吸引口21bは、第1の送風口25aよりも移動方向(上下方向)の同じく一方側に配置されている。そして、特に、ここでいう「一方側」というのは、1回のメンテナンス工程においてベース部2に対してメンテナンスユニット3が相対的に移動する方向の側、すなわち下側である。
このようにすることで、衣類100のある箇所に着目すると、先に第1の吸引口21a又は第2の吸引口21bにより表面の汚れが吸引された後に、第2の送風口25b又は第1の送風口25aからの風が当たることになる。このため、送風口からの風により衣類100から吹き飛ばされる汚れの量を低減し、吹き飛ばされる汚れが衣類100に再度付着することを抑制でき、メンテナンスユニット3による衣類100の清浄性を向上することができる。
なお、他の構成、動作等については実施の形態1と同様であって、その詳細説明は省略する。
以上のように構成された衣類メンテナンス装置においては、実施の形態1と同様の効果を奏することができるのに加えて、吸引口と送風口とがそれぞれ互いに前後の反対側になる2系統の風路を備え、ファンの気流を送り先をどちらの系統の風路にするかを切り替える手段を備えることで、装置を小型化しつつ、衣類の前側及び後側の両方について吸引と送風によるメンテナンスを行うことができる。
実施の形態3.
図16は、この発明の実施の形態3に係るもので、衣類メンテナンス装置が備えるメンテナンスユニットの内部構成を示す斜視図である。
ここで説明する実施の形態3は、前述した実施の形態1の構成に加えて、メンテナンス手段として蒸気生成ユニットを備えるようにしたものである。すなわち、図16に示すように、この実施の形態3のメンテナンスユニット3は、蒸気生成ユニットを備えている。蒸気生成ユニットは、左右の湾曲部3eの他方、すなわち、左右の湾曲部3eのうちファンユニット22が内蔵されていない方、に内蔵されている。
蒸気生成ユニットは、IHヒータ28、給水タンク29及び給水管30を備えている。給水タンク29には、予め蒸気生成用の水が貯められている。IH(Induction Heating)ヒータ28は、電磁誘導を利用したヒータである。IHヒータ28は、給水タンク29に貯留された水を加熱し、衣類100に吹き付けるための蒸気を生成する。IHヒータ28と給水タンク29とは、給水管30を介して接続されている。給水管30は、給水タンク29内の水をIHヒータ28へと導出するためのものである。
また、メンテナンスユニット3には、蒸気通路31が形成されている。蒸気通路31は、蒸気生成ユニットにより生成された蒸気を風路に導出するための通路である。IHヒータ28の蒸気吹出口は、蒸気通路31を介して流出側風路26に接続されている。
これにより、IHヒータ28から発生した蒸気は、蒸気通路31を経由して流出側風路26に導入される。なお、蒸気生成に用いるヒータはIHヒータ28に限定されるものではないが、IHヒータ28を用いた場合には、最低限の消費電力で蒸気を効率よく発生することができる。
このようにして、蒸気生成ユニットにより生成した蒸気は、送風口25から空気流とともに衣類100に噴きつけられる。これにより、温度が高い蒸気を利用して、衣類100の脱臭を行うことができる。なお、蒸気を噴きつける量としては、例えば100mL/30分程度が好ましい。
なお、他の構成については実施の形態1と同様であって、その詳細説明は省略する。
以上のように構成された衣類メンテナンス装置においては、実施の形態1と同様の効果を奏することができるのに加えて、メンテナンス手段として、さらに蒸気生成ユニットを備えたことで、高温の蒸気を衣類に噴きつけて衣類の脱臭の処置を行い、メンテナンスユニットによる衣類の清浄性を向上することができる。また、メンテナンスユニットにおける、左右の湾曲部の一方にファンユニット、他方に蒸気生成ユニットを内蔵するようにすることで、このような清浄性向上を図りつつも、装置の小型化も図ることができる。
実施の形態4.
図17は、この発明の実施の形態4に係るもので、衣類メンテナンス装置が備えるメンテナンスユニットの内部構成を示す斜視図である。
ここで説明する実施の形態4は、前述した実施の形態2の構成に加えて、メンテナンス手段として蒸気生成ユニットを備えるようにしたものである。すなわち、図17に示すように、この実施の形態4のメンテナンスユニット3は、蒸気生成ユニットを備えている。蒸気生成ユニットは、左右の湾曲部3eの他方、すなわち、左右の湾曲部3eのうちファンユニット22が内蔵されていない方、に内蔵されている。
蒸気生成ユニットは、第1のIHヒータ28a、第2のIHヒータ28b、給水タンク29、第1の給水管30a及び第2の給水管30bを備えている。給水タンク29には、予め蒸気生成用の水が貯められている。第1のIHヒータ28a及び第2のIHヒータ28bは、それぞれが給水タンク29に貯留された水を加熱し、衣類100に吹き付けるための蒸気を生成する。
第1のIHヒータ28aは、メンテナンスユニット3内の給水タンク29の後方に配置されている。すなわち、第1のIHヒータ28aは、給水タンク29と第1の送風口25aとの間に配置されている。第2のIHヒータ28bは、メンテナンスユニット3内の給水タンク29の前方に配置されている。すなわち、第2のIHヒータ28bは、給水タンク29と第2の送風口25bとの間に配置されている。
第1のIHヒータ28aと給水タンク29とは、第1の給水管30aを介して接続されている。第1の給水管30aは、給水タンク29内の水を第1のIHヒータ28aへと導出するためのものである。第2のIHヒータ28bと給水タンク29とは、第2の給水管30bを介して接続されている。第2の給水管30bは、給水タンク29内の水を第2のIHヒータ28bへと導出するためのものである。
メンテナンスユニット3には、第1の蒸気通路31a及び第2の蒸気通路31bが形成されている。第1の蒸気通路31aは、蒸気生成ユニットにより生成された蒸気を第1の風路に導出するための通路である。第2の蒸気通路31bは、蒸気生成ユニットにより生成された蒸気を第2の風路に導出するための通路である。第1のIHヒータ28aの蒸気吹出口は、第1の蒸気通路31aを介して第1の流出側風路26aに接続されている。第2のIHヒータ28bの蒸気吹出口は、第2の蒸気通路31bを介して第2の流出側風路26bに接続されている。
ここで、前述した実施の形態2では、前記第1のモードと前記第2のモードとがあった。前記第1のモードでは、ファン22bにより生成された気流が前記第1の風路に流れ、第1の吸引口21aにより吸引した空気を清浄化した上で第1の送風口25aが送風する。前記第2のモードでは、ファン22bにより生成された気流が前記第2の風路に流れ、第2の吸引口21bにより吸引した空気を清浄化した上で第2の送風口25bが送風する。そして、これらの前記第1のモードと前記第2のモードとを切り替える切替手段を備えていた。
この実施の形態4においては、切替手段により、さらに、前記第1のモードである場合、給水タンク29内の水は、第1の給水管30aから第1のIHヒータ28aに供給される。そして、前記第2のモードである場合、給水タンク29内の水は、第2の給水管30bから第2のIHヒータ28bに供給されるように構成されている。このような構成を実現するため、具体的に例えば、第1の給水管30aの給水タンク29への接続部分と第2の給水管30bの給水タンク29への接続部分とにそれぞれ弁を備えることが考えられる。そして、これらの弁は前記のモードに応じて連動して開閉されるようになっている。
このようにして、この実施の形態4に係る切替手段は、前記第1のモードにおいて第1の蒸気通路31aを介して前記第1の風路に蒸気を導出させ、前記第2のモードにおいて第2の蒸気通路31bを介して前記第2の風路に蒸気を導出させるように構成されている。
すなわち、蒸気生成ユニットにより生成した蒸気は、衣類100の前と後のどちらに送風するのかというモード(前記第1のモード及び前記第2のモード)に応じて、第1の送風口25a又は第2の送風口25bから空気流とともに衣類100に噴きつけられる。これにより、温度が高い蒸気を利用して、衣類100の前後両方から脱臭を行うことができる。
なお、他の構成については実施の形態2と同様であって、その詳細説明は省略する。
以上のように構成された衣類メンテナンス装置においては、実施の形態2と同様の効果を奏することができるのに加えて、メンテナンス手段として、さらに蒸気生成ユニットを備えている。このため、衣類の前と後の両方について、高温の蒸気を衣類に噴きつけて衣類の脱臭の処置を行い、メンテナンスユニットによる衣類の清浄性を向上することができる。また、メンテナンスユニットにおける、左右の湾曲部の一方にファンユニット、他方に蒸気生成ユニットを内蔵するようにすることで、このような清浄性向上を図りつつも、装置の小型化も図ることができる。
実施の形態5.
図18は、この発明の実施の形態5に係るもので、衣類メンテナンス装置が備えるメンテナンスユニットの内部構成を示す斜視図である。
ここで説明する実施の形態5は、前述した実施の形態1から実施の形態4のいずれかの構成に加えて、メンテナンス手段に回転ブラシを設けるようにしたものである。ここでは、実施の形態4の構成において回転ブラシを設けたものを例に挙げて説明する。
すなわち、図18に示すように、この実施の形態5に係る衣類メンテナンス装置のメンテナンスユニット3には、第1の回転ブラシ20a及び第2の回転ブラシ20bが設けられている。これらの回転ブラシは、メンテナンスユニット3の前後の内周面にそれぞれ設けられる。より詳しくは、実施の形態1で前述した前後の平坦部3dのそれぞれに回転ブラシが取り付けられている。
ここで、実施の形態1で前述したように、メンテナンスユニット3の平坦部3dは、ベース部2に保持された衣類100の前側及び後側にそれぞれ対向している。したがって、平坦部3dに設けられた第1の回転ブラシ20a及び第2の回転ブラシ20bも衣類100の前側及び後側にそれぞれ対向する。さらに、第1の回転ブラシ20a及び第2の回転ブラシ20bは、衣類100の前面及び後面に、それぞれ接触し得るように構成されている。これらの回転ブラシは、衣類100の前面及び後面に接触した状態で回転することにより、前面及び後面をブラッシングし、衣類100に付着した埃等の汚れを掃き取る。
第1の回転ブラシ20aは、第1の吸引口21aの内側から外側を臨んで配置されている。第2の回転ブラシ20bは、第2の吸引口21bの内側から外側を臨んで配置されている。これらの回転ブラシは、左右方向に延びる回転軸を中心として回転する。これらの回転ブラシは、メンテナンスユニット3に搭載されたモータ(図示せず)によりそれぞれが独立して駆動することができるように設けられている。そして、第1の吸引口21aは、第1の回転ブラシ20aにより掃き取られた汚れを吸い込む。また、第2の吸引口21bは、第2の回転ブラシ20bにより掃き取られた汚れを吸い込む。
なお、他の構成、動作等については実施の形態4等と同様であって、その詳細説明は省略する。
以上のように構成された衣類メンテナンス装置においては、実施の形態1から実施の形態4のいずれかと同様の効果を奏することができるのに加えて、メンテナンス手段として、さらに回転ブラシを備えたことで、衣類に付着した埃、塵、花粉等の汚れの除去をより効率的に行うことが可能である。
2 ベース部
2a ハンガー取付部
2b スリット
3 メンテナンスユニット
3a ユニット支持部
3b ユニット取付部
3c 突起体
3d 平坦部
3e 湾曲部
4 ハンガー
10 タイミングベルト
11 駆動プーリ
12 従動プーリ
13 アイドラ
14 モータ
15 伝達ベルト
16 ギヤ
20a 第1の回転ブラシ
20b 第2の回転ブラシ
21 吸引口
21a 第1の吸引口
21b 第2の吸引口
22 ファンユニット
22a ファンケース
22b ファン
22c 切替弁
23 流入側風路
23a 第1の流入側風路
23b 第2の流入側風路
24 フィルタ
24a 第1のフィルタ
24b 第2のフィルタ
25 送風口
25a 第1の送風口
25b 第2の送風口
26 流出側風路
26a 第1の流出側風路
26b 第2の流出側風路
28 IHヒータ
28a 第1のIHヒータ
28b 第2のIHヒータ
29 給水タンク
30 給水管
30a 第1の給水管
30b 第2の給水管
31 蒸気通路
31a 第1の蒸気通路
31b 第2の蒸気通路
50 制御部
51 プロセッサ
52 メモリ
53 操作部
100 衣類

Claims (10)

  1. 衣類を保持するハンガーを有するベース部と、
    前記ベース部に対して相対的に移動可能に設けられたメンテナンスユニットと、を備え、
    前記メンテナンスユニットは、
    前記ベース部と前記メンテナンスユニットとの相対的な移動方向と交わる断面において、前記衣類の外側全周を囲うように配置され、
    前記衣類の外面にそれぞれ対向する吸引口及び送風口と、
    前記吸引口と前記送風口とを連通する風路と、が形成され、
    前記風路内に前記吸引口から前記送風口へと流れる気流を生成するためのファンと、
    前記気流中から汚れを除去するフィルタと、
    前記衣類の前側及び後側にそれぞれ対向する平坦部と、
    前記衣類の左側及び右側にそれぞれ対向する湾曲部と、を備え
    前記吸引口は、前後の前記平坦部の一方に配置され、
    前記送風口は、前後の前記平坦部の他方に配置された衣類メンテナンス装置。
  2. 記ファンは、左右の前記湾曲部の一方に内蔵された請求項に記載の衣類メンテナンス装置。
  3. 衣類を保持するハンガーを有するベース部と、
    前記ベース部に対して相対的に移動可能に設けられたメンテナンスユニットと、を備え、
    前記メンテナンスユニットは、
    前記ベース部と前記メンテナンスユニットとの相対的な移動方向と交わる断面において、前記衣類の外側全周を囲うように配置され、
    前記衣類の外面にそれぞれ対向する吸引口及び送風口と、
    前記吸引口と前記送風口とを連通する風路と、が形成され、
    前記風路内に前記吸引口から前記送風口へと流れる気流を生成するためのファンと、
    前記気流中から汚れを除去するフィルタと、
    前記衣類の前側及び後側にそれぞれ対向する平坦部と、
    前記衣類の左側及び右側にそれぞれ対向する湾曲部と、を備え、
    前記吸引口として、第1の吸引口と第2の吸引口とが形成され、
    前記送風口として、第1の送風口と第2の送風口とが形成され、
    前記風路として、前記第1の吸引口と前記第1の送風口とを連通する第1の風路と、前記第2の吸引口と前記第2の送風口とを連通する第2の風路と、が形成され、
    前記第1の吸引口及び前記第2の送風口は、前後の前記平坦部の一方に配置され、
    前記第2の吸引口及び前記第1の送風口は、前後の前記平坦部の他方に配置され衣類メンテナンス装置。
  4. 前記ファンは、左右の前記湾曲部の一方に内蔵された請求項3に記載の衣類メンテナンス装置。
  5. 前記ファンにより生成された気流が前記第1の風路に流れる第1のモードと、前記ファンにより生成された気流が前記第2の風路に流れる第2のモードと、を切り替える切替手段をさらに備えた請求項4に記載の衣類メンテナンス装置。
  6. 前記第1の吸引口は、前記第2の送風口よりも前記移動方向の一方側に配置され、
    前記第2の吸引口は、前記第1の送風口よりも前記移動方向の前記一方側に配置される請求項に記載の衣類メンテナンス装置。
  7. 前記ファンは、正方向と逆方向の両方に送風方向を切替可能である請求項又は請求項に記載の衣類メンテナンス装置。
  8. 前記メンテナンスユニットは、
    左右の前記湾曲部の他方に内蔵され、水を貯める給水タンクと、前記給水タンクから水を導出する給水管と、前記給水管の水を加熱して蒸気を生成するヒータと、を有する蒸気生成ユニットをさらに備え、
    前記蒸気生成ユニットにより生成された蒸気を前記風路に導出する蒸気通路がさらに形成された請求項に記載の衣類メンテナンス装置。
  9. 前記メンテナンスユニットは、
    左右の前記湾曲部の他方に内蔵され、水を貯める給水タンクと、前記給水タンクから水を導出する給水管と、前記給水管の水を加熱して蒸気を生成するヒータと、を有する蒸気生成ユニットをさらに備え、
    前記蒸気生成ユニットにより生成された蒸気を前記第1の風路に導出する第1の蒸気通路と、前記蒸気生成ユニットにより生成された蒸気を前記第2の風路に導出する第2の蒸気通路と、がさらに形成され、
    前記切替手段は、前記第1のモードにおいて前記第1の蒸気通路を介して前記第1の風路に蒸気を導出させ、前記第2のモードにおいて前記第2の蒸気通路を介して前記第2の風路に蒸気を導出させる請求項から請求項のいずれか一項に記載の衣類メンテナンス装置。
  10. 前記メンテナンスユニットは、前記吸引口に設けられ、前記衣類の外面に接触可能なブラシ部を備えた請求項1から請求項のいずれか一項に記載の衣類メンテナンス装置。
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