JP6096827B2 - ワーク保持装置および超仕上装置 - Google Patents

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Description

本発明は、円柱状のワークの周面を研削するときのワークを保持する装置およびこの装置を備えた超仕上装置に関する。
ワークにおける外観が円柱状部分の周面を研削または研磨(以下、これらを「研削」という)する方法として、センターレス加工が知られている。センターレス加工では、いずれも断面が円形の砥石および調整車の間に工作物を挟み、これらを略同方向に回転させながらワークの周面の研削を行う(非特許文献1)。センターレス加工は、ワークのセンター(軸心)を特定(支持)することなく断面円形のワークを回転させて周面を均一に研削できる利点を有する。
センターレス加工の例として、エンジンのバルブ表面を研削する方法および装置が提案されている(特許文献1)。特許文献1で提案されたエンジンのバルブ表面を研削する方法は、砥石と調整車との間にバルブの円柱部分を収め、この部分を研削しながら同時にバルブの弁本体(円柱部分の一方の端における朝顔状に拡がる部分)の外周を別の砥石(砥石11)で研削する。バルブは、砥石と調整車との間のブレード13により円柱部分が保持(下方への落下が防止)される。軸方向については、弁本体側への移動が砥石11により制限され、弁本体とは逆側への移動がストッパ14により制限される。つまり、バルブは、その表面の研削処理において、ブレード13、弁本体研削用砥石11およびストッパ14によって研削環境に維持される。
特開2005−193359号公報
URL:https://www.techplaza.city.higashiosaka.osaka.jp/word/centerless_grinding.html、センターレス研削(心なし研削)
特許文献1に提案されたセンターレス研削方法は、研削中にワークを軸方向に移動させ
ない、停止研削と呼ばれるものである。ここでは砥石11およびストッパ14は、研削環境にワークを維持する重要な役割を有する。すなわち、特許文献1に提案された研削方法は、ワークの軸方向の両端、つまり一方の端面および他方の弁本体をそれぞれ砥石11およびストッパ14に当接させることで軸方向への移動を制限する。
しかし、この方式では、エンジンのバルブのような重量物でなくワークが軽量な場合には、(その回転の運動エネルギが小さいために)軸方向両端とこれらに接して移動を制限するストッパ等との摩擦抵抗の影響を受けやすく、ワークの円滑な回転が妨げられて研削に支障が生ずるおそれがある。この問題は、エンジンのバルブに限られず、円柱状部分の軸心を直接に支持しないでワークを回転させ、ワーク周面を研削等する場合に共通する。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、ワークの外周を研削する場合等の、ワークを円滑に回転させるワーク保持装置を提供することを目的とする。
本発明に係るワーク保持装置は、断面が円形の周面を有してその一方の端面に断面円形の孔が開口するワークをその周方向に回転可能に保持するためのものである。
ワーク保持装置は、一対のローラ、端面係止装置および押圧装置を備える。
一対のローラは、いずれも回転可能で回転軸に直交する断面が円形であって互いの回転軸が平行であり、かつそれぞれの周面が間隔を有して対向するように配置されて、対向するそれぞれの周面が協働してワークの周面を保持可能に構成される。
端面係止装置は、ローラに保持されたワークの一方の端に接して当該一方の方向へのワークの移動を制限する凸状の係止面を有する。
押圧装置は、係止面から離れて係止面に対向し係止面に向けて流体を吐出するノズルを有し、一対のローラがワークを保持するときノズルの先端が孔に進入可能に構成される
本発明に係る他のワーク保持装置は、断面が円形の周面を有するワークをその周方向に回転可能に保持するワーク保持装置である。その基本的構成は前記ワーク保持装置と共通する。この他のワーク保持装置は、そのノズルが、先端の開口周囲から径方向に鍔状に拡がる円環状のフランジ部を有する。
端面係止装置の係止面は、球面状、楕円面状またはワークにその頂角が接する円錐もしくは角錐の錐面であることが好ましい。
本発明に係る超仕上装置は、上述したワーク保持装置を有する。
本発明によると、例えば軽量なワークの外周の研削処理における、ワークを円滑に回転させるワーク保持装置を提供することができる。
図1はワーク保持装置の平面図である。 図2は図1におけるA−A矢視図である。 図3は図1におけるB−B矢視図である。 図4は図3におけるワーク周辺の拡大図である。 図5はワーク周辺の正面図である。 図6はワーク周辺の側面部分断面図である。 図7は他のワーク保持装置のワークを保持する部分の側面図である。 図8は他のワーク保持装置の概略を示す図である。
図1はワーク保持装置1の平面図、図2は図1におけるA−A矢視図、図3は図1におけるB−B矢視図、図4は図3におけるワークW周辺の拡大図である。
ワーク保持装置1は、ワーク回転装置2、端面係止装置3および押圧装置4からなる。ワーク保持装置1は、ワークWを回転させ、かつワークWの回転軸方向への移動を防止しながらワークWを保持する装置である。
ワーク回転装置2は、肉厚円板状の一対のローラ11a,11b、一対のローラ回転装置12,12等で構成される。一対のローラ11a,11bは、それぞれローラ回転装置12,12により回転し、これらの回転軸は平行である。一対のローラ11a,11bの
厚みは略等しく、これらの周面は凹凸のない湾曲面(円柱の周面)である。一対のローラ11a,11bは、周面を対向させて、それぞれの周面間の最短距離LがワークWの研削対象周面の外径Dよりも小さくなるように設計される(図4参照)。
ローラ回転装置12は、ローラ11a(,11b)を任意の回転数で回転させるためのサーボモータを有する。ワーク保持装置1では、一対のローラ11a,11bのそれぞれに異なるローラ回転装置12,12が連結され、ローラ回転装置12,12は、常に二つのローラ11a,11bの回転時における周速が同じになるように動作する。したがって、一対のローラ11a,11bの外径は等しいのが好ましいが、異なる外径のローラを周速が同一となるように動作させることも可能である。それぞれのローラ回転装置12,12は、連結されるローラ11a,11bを同じ方向に回転させる。
ローラ回転装置12において、一対のローラ11a,11bの一方のみにサーボモータを使用し、他方を、制約を受けずに自由に回転(従動、遊動)するものとしてもよい。
端面係止装置3は、ワークWの軸方向における一方の端面に接して、この一方の側へのワークWの移動を制限する。ワーク保持装置1における端面係止装置3は、全体として棒状であり、ワークWに接する前記一方の端面(以下「係止面15」という)が球面の一部で形成された凸状の湾曲面(球面状)である。球面状に湾曲する係止面15は、その曲率中心が棒状である端面係止装置3の軸心に一致する。端面係止装置3は、少なくとも、ワークWに研削等の処理が加えられるあいだは、位置が変化しない。
端面係止装置3の係止面15側における軸心周りの部分(以下「係止部16」という)は、端面係止装置3の他の部分に比べて硬い材料で形成されている。係止部16は、全体として形状が円柱であり、一方の底面に相当する球面が係止面15の中央部分に露出する。係止部16は、ワークWよりも硬い材料、端面係止装置3ではダイヤモンドの焼結体(コンパックス)で形成されている。
端面係止装置3は、一対のローラ11a,11bのそれぞれの外径、ワークWの被研削面(円註状部分の周面)Wsの外径D、および一対のローラ11a,11bの周面間の距離Lの3つにより一義的に定まるワークWの回転中心(回転軸)の延長上に、その係止部16の軸心が位置する。端面係止装置3の軸心および係止部16の軸心は一致し、この軸心はローラ11a,11bの回転軸に平行である。
端面係止装置3は、係止面15がローラ11a,11bから離れた位置でローラ11a,11bの間を向くようにして、ワーク保持装置1に組み入れられる。
押圧装置4は、研削処理のあいだ、ワークWが端面係止装置3(係止面15)に接し続けるように、ワークWを端面係止装置3側に押圧する。押圧装置4は、本体21およびノズル22を有する。本体21は、全体としてブロック状であり、内部に空気の流路が設けられている。この空気の流路の一端は、コンプレッサ等に連結され、他端はノズル22に連通する。
ノズル22は、真っ直ぐな円筒で、一端が本体21に固定されて空気の流路に連通し、全体として外部に突出する。ノズル22は、端面係止装置3の軸心(係止部16の軸心)の延長上にその軸心を一致させて、係止面15から離れた位置においてその開口が係止面15に対向する。
押圧装置4は、エアシリンダ装置によりノズル22の軸心方向に往復移動する。押圧装置4が大型の場合、サーボモータおよびボールネジによりノズル22の軸心方向に往復移動させてもよい。押圧装置4(ノズル22)は、往復移動方向に直交する二方向、すなわち鉛直方向および水平方向に手動で移動させることができ、これらの任意の位置に移動不能に固定することができる。
次に、ワークWを研削するときのワーク保持装置1の作用を説明する。
図5はワークW周辺の正面図、図6はワークW周辺の側面部分断面図である。
図5および図6におけるワークWは、ハードディスクのスピンドルモータにおける動圧軸である。ハードディスクの動圧軸は、長さおよび軸径がそれぞれ数mmであり、重量が1g以下と軽量である。
ワークWは、全体として円柱状であり、一端に鍔状の径大部51を有し、他端に開口す
る雌ねじ52が設けられている。ワークWは、一対のローラ11a,11bの間に、その被研削面(周面)Wsをそれぞれのローラ11a,11bの周面に接するように置かれる。このとき、ワークWにおける径大部側の端面は、端面係止装置3の係止面15に対向する。
離れた位置から押圧装置4がワークWに向けて移動して、押圧装置4のノズル22がワークWの雌ねじ52に挿入される。なお、ノズル22は、挿入時にワークW(雌ねじ)に接しないように、事前にその鉛直方向位置および水平方向位置が調整される。
ワークWは、一対のローラ11a,11bが回転することにより回転する。一対のローラ11a,11bは、これらの周面間の距離LがワークWの被研削面Wsの外径Dよりも狭く設計される。これにより、ワークWは、「ローラ11aがワークWの被研削面Wsに接する部分(図4のS)とローラ11aの回転中心(回転軸、図3のP)とを含む平面(図3の線PSの延長)」、および「ローラ11bがワークWの被研削面Wsに接する部分(図4のT)とローラ11bの回転中心(回転軸、図3のQ)とを含む平面(図3の線QTの延長)」が交わる線(図3,4のO)を中心に回転する。前述したように、ローラ11a,11bの外径、ローラ11a,11bの周面間の距離、およびワークWの被研削面Wsの外径により、ローラ11a,11bに保持されるワークWの位置(ワークWの回転軸)は一義的に定まる。
ローラ11a,11bの回転開始と略同時に、砥石GsがワークWの被研削面Wsに当接するまで下降し、空気がノズル22からワークWの雌ねじ52内に吐出される。砥石Gsは、エアシリンダ装置により上下し、エアシリンダ装置の作動空気圧を調節することで、研削過程における被研削面Wsへの押圧力を任意に変更できる。
砥石Gsは、砥石ホルダーおよびエアシリンダ装置等を含む砥石Gsの保持手段ごと、ワークW(動圧軸)の軸方向に、数Hz〜数十Hzの範囲の任意の振動数で振動する。すなわち、砥石Gsは、いわゆる超仕上を行うための超仕上砥石であり、ワーク保持装置1は、超仕上装置に付属する、ワークWを回転させながら保持する装置である。
ワークWの被研削面Wsの超仕上において、ワーク保持装置1における一対のローラ11a,11bは、落下しないようにワークWを実質的に支え、かつ被研削面Wsが均一に研削(超仕上)されるようにワークWを回転させる。
端面係止装置3は、押圧装置4のノズル22から雌ねじ52内に吐出される空気により径大部51側に押されるワークWの(径大部51側)端面を係止し、更なる移動を阻止する。球面状の湾曲面である係止面15は、略平面であるワークWの(径大部51側)端面に常に点でまたは最小の面積で接するので、端面係止装置3は、ワークWの回転を妨げることなくその移動を防止することができる。
押圧装置4は、ノズル22から(加圧)空気を吐出して雌ねじ52の底に当て、ワークWを常に端面係止装置3に押圧することにより、超仕上のための砥石Gsの振動等によるワークWの移動(振動)を防止する。なお、雌ねじ52内に吐出された空気は、ノズル22と雌ねじ52との隙間を通り外部に排出される(図6)。
図7は他のワーク保持装置1BにおけるワークWBを保持する部分の側面図である。ワークWBは、上述した動圧軸(ワークW)よりも大きく重い、中実の円柱の形態を有する。
ワーク保持装置1Bは、ワーク回転装置2、端面係止装置3Bおよび押圧装置4からなる。
ワーク回転装置2および押圧装置4は、ローラ11a,11b等の大きさを除きその構成はワーク保持装置1におけるものと同一であるので、図7ではワーク保持装置1における各部と同一の符号を付し、説明を省略する。
端面係止装置3Bは、係止面15Bが円錐の周面状(錐面)である。円錐の軸心は、棒状である端面係止装置3Bの軸心に一致し、この軸心は、ローラ11aの回転軸に平行である。係止面15Bの錐面の頂点を含む端面係止装置3Bの係止面15B側における軸心部分(係止部16B)は、端面係止装置3と同様に、ワークWBよりも硬い材料で形成される。端面係止装置3Bの他の構成は、ワーク保持装置1における端面係止装置3と同じ
であり、その説明を省略する。
ワーク保持装置1Bでは、ノズル22Bから吐出される空気が、ノズル22Bの対向する位置のワークWBにおける平らな端面(円柱の底面)を、端面係止装置3B側に押圧する。ノズル22Bからの空気の(単位時間当たりの)吐出量は、ワークWBの重さに応じて変更され、重いワークWBほど空気の吐出量が多い。その他のワーク保持装置1BによるワークWBの保持作用は、ワーク保持装置1によるものと同じである。
図8は他のワーク保持装置1Cの概略を示す図である。図8において、(a)はワークWBを保持する部分の側面図、(b)はワークWB保持する部分の正面図である。
図8におけるワークWBは、図7における円柱状のワークWBである。
ワーク保持装置1Cは、ノズル22Cの形状が異なる点を除き、ワーク保持装置1Bと同じ構成である。ワーク保持装置1Cにおけるノズル22Cは、先端の開口周囲から径方向に鍔状に拡がる円環状のフランジ部25Cを有する。フランジ部25Cは平板で形成される。ワーク保持装置1Cは、保持するワークWのノズル22Cに対向する端面の径が大きく略平らな場合に用いられる。
フランジ部25Cの外径は、ノズル22Cの流路断面の相当直径(「4×流路面積÷断面周長さ」で求められる)と被研削面WBsの外径との平均値以上、被研削面WBsの外径以下が好ましい。ノズル22Cは、ワーク保持装置1Bにおけるノズル22Bに比べて、ワークWBにより近い位置で空気を吐出する。
ワーク保持装置1Cにおいても、ワークWBを一対のローラ11a,11bにより回転させてその周面を研削するとき、ワーク保持装置1,1Bと同様に、ノズル22Cから空気がワークWBに向けて吐出される。ワーク保持装置1Cでは、ノズル22Cから吐出された空気は、ワークWBにおけるノズル22Cに対向する端面に当たってワークWBを押圧し、続いて狭いワークWBとフランジ部25Cとの間を径方向に移動する。ワークWBとフランジ部25Cとの間を径方向に移動する空気は大気圧より圧力が高く、ノズル22Cはノズル22Bに比べてワークWBの端面をより広い範囲で押圧する。ワーク保持装置1Cは、フランジ部25CをワークWBに近づけることにより吐出される空気を効率的に活用でき、ノズル22Cに供給する空気量を減らすことができる。
ワーク保持装置1,1B,1Cは、回転するワークW,WBの一方の端面のみを端面係止装置3,3Bに接しさせ、他方の端面には空気(流体)を吹き付けて他方の側への移動を制限する。そのため、ワークW,WBの回転は、端面係止装置3,3Bに接する端面でのみ摩擦抵抗を受け、他方の端面(または端面側)では摩擦抵抗を回避できる。これにより、ワーク保持装置1,1B,1Cは、ワークが小さく軽量であってもその回転を妨げることなく一定の速度でワークを回転させることができる。
上述の実施形態において、ワーク保持装置1,1B,1Cにおけるノズル22,22B,22Cの断面形状を、円以外の他の形状、例えば正n角形(n=3,4,…)とすることができる。ノズル22,22B,22Cから吐出する流体は、吐出後の回収、処理が不要であることから空気が望ましいが、例えばワークが重量物の場合には、流体として水、潤滑液等のクーラントを使用することができる。いずれのノズル22,22B,22Cも係止面15,15Bに対向して配され、係止面15,15Bに向けて空気またはクーラントを吐出可能である。
吐出の目標であるワークW,WBの対象端面の面積が大きな場合等には、吐出量の割に吐出速度を速めるため、ノズル22,22Bを複数有する押圧装置4,4Bとすることができる。
ワーク保持装置1,1B,1Cにおける係止面15,15Bの形状を、球面状、円錐の錐面以外の、楕円面状またはその頂角がワークW,WBの端面に接する角錐の錐面としてもよい。
その他、ワーク保持装置1,1B,1C、およびワーク保持装置1,1B,1Cの各構成または全体の構造、形状、寸法、個数、材質などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
本発明におけるワーク保持装置は、例えば円柱状のワークの周面を研削する超仕上装置におけるワークの保持手段として利用することができる。
1,1B,C ワーク保持装置
3,3B 端面係止装置
4,4B,4C 押圧装置
11a,11b ローラ
15,15B 係止面(端面係止装置の一方の端面)
22,22B,22C ノズル
W,WB ワーク
Ws,WBs 被研削面(ワークの周面)

Claims (4)

  1. 断面が円形の周面を有してその一方の端面に断面円形の孔が開口するワークをその周方向に回転可能に保持するワーク保持装置であって、
    一対のローラ、端面係止装置および押圧装置を備え、
    前記一対のローラは、
    いずれも回転可能で回転軸に直交する断面が円形であって互いの前記回転軸が平行かつそれぞれの周面が間隔を有して対向するように配置されて、対向するそれぞれの前記周面が協働して前記ワークにおける前記周面を保持可能に構成され、
    前記端面係止装置は、
    前記ローラに保持された前記ワークの一方の端に接して当該一方の方向への前記ワークの移動を制限する凸状の係止面を有し、
    前記押圧装置は、
    前記係止面から離れて前記係止面に対向し前記係止面に向けて流体を吐出するノズルを有し、
    前記一対のローラが前記ワークを保持するとき前記ノズルの先端が前記孔に進入可能に構成された
    ことを特徴とするワーク保持装置。
  2. 断面が円形の周面を有するワークをその周方向に回転可能に保持するワーク保持装置であって、
    一対のローラ、端面係止装置および押圧装置を備え、
    前記一対のローラは、
    いずれも回転可能で回転軸に直交する断面が円形であって互いの前記回転軸が平行かつそれぞれの周面が間隔を有して対向するように配置されて、対向するそれぞれの前記周面が協働して前記ワークにおける前記周面を保持可能に構成され、
    前記端面係止装置は、
    前記ローラに保持されて回転する前記ワークの一方の端に接して当該一方の方向への前記ワークの移動を制限する凸状の係止面を有し、
    前記押圧装置は、
    前記係止面から離れて前記係止面に対向し前記係止面に向けて流体を吐出するノズルを有し、
    前記ノズルは、先端の開口周囲から径方向に鍔状に拡がる円環状のフランジ部を有する
    ことを特徴とするワーク保持装置。
  3. 前記係止面が、球面状、楕円面状または前記ワークにその頂角が接する円錐もしくは角錐の錐面である
    請求項1または請求項2に記載のワーク保持装置
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のワーク保持装置を有する
    超仕上装置。
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